はてなキーワード: 陣営とは
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 126 | 18874 | 149.8 | 37.5 |
01 | 123 | 17723 | 144.1 | 69 |
02 | 43 | 9111 | 211.9 | 80 |
03 | 54 | 13628 | 252.4 | 49 |
04 | 41 | 7152 | 174.4 | 110 |
05 | 66 | 3854 | 58.4 | 41 |
06 | 54 | 3992 | 73.9 | 47 |
07 | 86 | 12305 | 143.1 | 41 |
08 | 97 | 10403 | 107.2 | 33 |
09 | 123 | 14284 | 116.1 | 53 |
10 | 159 | 16629 | 104.6 | 54 |
11 | 145 | 18866 | 130.1 | 52 |
12 | 189 | 21573 | 114.1 | 53 |
13 | 129 | 16417 | 127.3 | 41 |
14 | 117 | 11738 | 100.3 | 40 |
15 | 119 | 12351 | 103.8 | 37 |
16 | 103 | 10537 | 102.3 | 50 |
17 | 144 | 13293 | 92.3 | 47.5 |
18 | 175 | 21816 | 124.7 | 37 |
19 | 177 | 14246 | 80.5 | 36 |
20 | 128 | 12758 | 99.7 | 31 |
21 | 175 | 12542 | 71.7 | 33 |
22 | 208 | 31894 | 153.3 | 28 |
23 | 199 | 24292 | 122.1 | 39 |
1日 | 2980 | 350278 | 117.5 | 43 |
軍団長(4), シワクチャ(3), 四股名(3), 旭区(3), 特出(3), 色づい(3), ウィズコロナ(3), モチロン(3), 👂(3), エアロ(3), 15分(4), 清潔感(31), 自己肯定感(37), 清潔(14), リモートワーク(8), 安楽死(22), 不潔(9), 失業(11), 非モテ(33), お見合い(6), 遅刻(8), 連休(12), 妊婦(9), 他者(21), 消化(10), そっと(8), Vtuber(9), モテ(27), ブス(30), がんばっ(17), 自己(28), 恋愛(38), 髪(16), ストーリー(19), 自分自身(15)
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全然関係ないけど限定ガチャからしか出ないキャラが「ワイ、お前の陣営におるやで~」みたいな顔でストーリーに絡んでくるのクッソむかつく
お前5万かけて出なかったから俺の中では死んだんだが?
表題のとおり。
まあコンシューマーゲームの意識がまだ抜けてないんだろうけど、俺はちょっと気持ち悪いんだなあ。これ。
お前(当該キャラ)いまストーリー上めっちゃ敵対してるやん、とか。
お前まだ出てきてないやん、っていう。
PTから外すなり、じゃあ自分で勝手に縛れや、って言われると、「いやあ、でも強いしかっけぇし使いたいじゃん」とかモゴモゴ言うだけなんだけど。
極端な場合だと、ストーリー上の敵キャラとガチャで引いた同じキャラが戦闘してたりして、どういう状態?になる。
こんなん昔のゲームだったら起きなかった事態じゃない。知らんけど。
ストーリーの進行に合わせて解禁していく、もしくはいま戦ってるキャラクターは別の次元の存在云々、的なトンチを利かせる。
プレイヤーが自分でこれはもうそういうもんなんだって脳に迷彩かけない限り、なんかそういう工夫が必要になるんだと思うんだけど、公式にうまいこと処理してるゲームとかあんのかな、と思った。
…
追記。
やっぱ代表的、かつキレイに処理してるのはFGOなのかな?(疑問形なのは俺がFateの世界観をよく知らないから)。
オルタ? っていう同一人物の別属性だったり、別の時間軸から同じ人物を引っ張ったりしてこれるってのは、確かに帳尻合わせやすいよね。
というか、こういう世界観でもないと、基本ツジツマは合わなくなるんだろう。ソシャゲってそういう重箱の隅をつついていくようなもんか? ってのは別として。
たぶん大抵は、どんなめちゃくちゃな編成でクリアしようと、ストーリー上は既出の味方キャラクターが活躍しました、って展開で話が進んでくよね。このとき戦闘で運用された各キャラクターは、キャラクターっていうよりエネルギー?みたいな感じにとらえたらいいだろうか…とか、そんなことを考えてしまうので、俺は古風なんだろうかな。
https://note.com/harukazechan/n/nb572c1e4cac0
まずいいところ。
こういう理不尽な物言いに対してちゃんと毅然と言い返そうとするところ。その相手が無神経な男であれキチフェミであれ、自分がおかしいとおもったらちゃんと言い返す。勝手に自分を利用させようとしないところ。そのせいではるかぜちゃんを自分の陣営のために利用しようとしたけど思い通りにならない若者応援おじさんとキチフェミにめっちゃ嫌われてるらしいけどな。はるかぜちゃん悪いことは言わないからあの界隈人たちにはうかつに触れない方がいいと思うよ。この世で一番陰湿な存在だから。陰湿であることに自信がある増田の俺ですらドン引きするレベルだから。組織化したやつはネット破防法(そんなものはない)適応されてもいいような奴らだから。
ダメなところ。事情を考えたら致し方ないとは思うけれど、被害者意識がめっちゃ強くてこの意識がドライブすると言っちゃいけないことを平気で言うし自分が被害者の立場から発した言葉で人を傷つけるということをあんまり考えてないこと。
今回でいうとこの表現から続く部分。殆どの人はわかってると思うよ。さすがに成長したのか今回のnoteではなかったけれどはるかぜちゃんの無神経な発言で傷ついた人はそれなりに多くいたと思う。それについて反省とか謝罪みたいなのをしてるのを見たことがない。これは子供だから仕方ないけれど、周りの大人がちゃんといさめるべきだったと思う。
いいところ。勝手に自分を利用させようとしないところ。(さっきも言った)
僕のニュースをみて「悪口バンバン訴えて稼ぐぞー!!」って思っている人がいたら、それはちょっと甘いと思う。裁判所も警察もそんなに馬鹿じゃないから。きちんと傷ついた人に、それ相応の対価が認められることはあっても、法は、面白半分やお金儲けで訴訟をしているような人の味方じゃない。ヘタすると相手から逆に訴え返されて負ける可能性だってあることは忘れてはいけないし、慰謝料を払わされるのは、もしかしたらあなたの方かもしれない。特にネットでアンチに対して過剰に脅しをかけたり、無駄にファイティングポーズをとっている人は、相手だってその行為によって傷ついているし、あなたを訴える権利を持っていることを忘れないで。訴訟はゲームやビジネスじゃないし、自分に取って都合の悪い意見を封じ込めるための武器でもない。仮にあなたの主張が認められたとしても、やはりそれなりのお金しか貰えないと思うんだよ
また教えてください。
☆今週読んだもの
推理小説を趣味で書くお父さんがその知識を総動員し、娘のために裏組織と戦う話。
今まで読んだミステリ?漫画中でもダントツに面白い。息もつかせぬスピード感と展開。読み終わるまで眠れない。
お父さんがすごすぎて悪漢がかわいそうになるレベル。絵が細密でうまいしキャラの性格に沿った描き分けがいい。
この作の方、推理小説とか書いてないのかな。最新刊読んだら検索してみる。面白い。
【異世界失格】
ハーレムというとそんな都合いい女いるかという気分になるが転生者が太宰治というだけで納得いく。
いやこんな女いるなー。私が間違ってた。絵は綺麗。内容はちょっと薄め。あんまり濃くできない理由はわかる。
同時期に太宰治が転生してると聞き検索して見たけど多分なろう連載小説かな?
こちらは文体から凝ってて読み応えありそう。一緒に読むと2度おいしくていいと思う。
書籍化は川端康成サイドとの折衝にかかってると思うけど難しそうな気はする。
【応天の門】
まだ学生の菅原道真と在原業平が今日の都で起こる問題を解決する推理もの。
大河ドラマの時代考証やってるプロがついてるらしく、挟まれる講釈がためになって面白い。
漫画としての面白さよりなんかこう、知的好奇心で読むと良さそう。エンタメとしては薄味?
絵はざっくりした感じで好みは分かれそう。
幼馴染が都会にでて歌手になるのに利用され、貢いで尽くした挙句捨てられた少女が自分もアイドルになって見返そうとする話。
エキセントリックで体当たりなヒロインが自力で成り上がる姿が清々しい(?)
この作者さん、全作通して普通の王子様を待つ少女漫画なぞ描かないわよ、という気概があって、あんま少女漫画好きじゃなくても楽しく読めてたんだけど、最近はちょっとヒロイン上げが鼻につくような。典型的はわわヒロインになってる気がする。
でも夢小説が大流行だからそういうヒロインの方が世間受けはいいのかもしれない。仕方ない時代の流れ。
【ゴールデンカムイ】
あらすじ書くまでもない人気漫画。
最新刊読んだ。杉本かっこいい。妙に乙女なおっさんなだけではないところをたまには見せてくれる。
敵味方入り乱れすぎて似たような顔のキャラはどこ陣営なのかよくわからんくなってきた。
【ファブル】
なにわ友あれの作者の漫画。前回タイトル間違えててすいません。
殺し屋ファブルがボスの命令で一時休業し、一般社会で一般人として暮らそうとする話。
正体を隠したファブルが悪漢に囚われた美女を救う話で、こういう話を嫌いな人間がいるだろうか、いやいない。
相棒の小悪魔美女が暇つぶしにヤリチン男をうんちに沈める回も楽しい。
野党の両面待ちリーチって、支持を広げる役に立ってないんだよね。
野党は「感染拡大を引き起こす」「経済をもっと回せ」の両面待ちリーチを掛けた。
あらゆることについて「両面待ちリーチ」を仕掛けてるけれど、政治は麻雀とは異なって、両面待ちリーチだと支持が得られない。
どちらかに一徹して、「経済を犠牲にしても感染を減らす」か「ある程度の感染は許容して経済を回すか」の立場に立った方が支持を得られる。
両面待ちだと、政府批判はどう転んでも可能だけれど、支持するとなると、野党の主張が定まらず非常に主張しにくい。
10万円にしても、「困ってる人にまわせ」「一人当たり10万のほうがいい」という両面待ちリーチを仕掛けて、1家族30万を痛烈に批判しながら、1人10万に方針転換したら、急に「30万のほうがよかった」という。
自分は、ある程度経済を犠牲にして感染を減らしたほうが良いと思う立場だが、いまの野党は腰が定まらず、じゃあ野党を支持したらきちんと感染拡大防止の取り組みをしてくれるのかと言えば、全く思えない。
ただ、「どこに投票するかは自分で考えろ」という態度で、闇雲に「選挙に行こう」と言う人が理解できない
なぜなら、その行為は多数決である選挙を誰も望まないものにする行為だと思うからだ
昔から多数決において、必ずどこかに票を入れなければいけないというシステムが気に食わなかった
例えば、修学旅行で北海道か沖縄のどっちに旅行に行くか、議論を尽くし最後に投票で決めるケースを考える
「北海道(沖縄)が良い」と強い意志と考えを持って投票する人もいれば
「旅行先なんてどうでも良い」という軽い気持ちで投票する人ももちろんいる
するとどういったことが起こるか
北海道派が6人、沖縄派が4人、どこでもいい派が90人いるケースだと
多数を占めるどこでもいい派が、その場の気分で北海道か沖縄のどちらに傾くかで結果が決まる
北海道(沖縄)派から見ても、運で旅行先が決まることは望まないし
どこでもいい派から見ても、自分達のその場の気分で旅行先が決まることは
真剣に考えている北海道(沖縄)派に対して申し訳ないと思うだろう
自分達の未来や日本社会の未来を真剣に考えている人の一票の価値を薄める行為であり
「選挙に行こう」という人は、せめて「どこに投票するべきか」を説明しなければいけない
それによって、投票したいと思わせることができれば、その一票は意義のある一票になるだろう
実際の選挙に関しては、そういったどうでもいい派の浮動票はランダム化ではなく固定化(自民党)を招くと個人的には思う
どちらにしろ、選挙に真剣な人の票が薄まる効果があるので妨害行為だろう
組織票は選挙に興味のない人の一票よりかは、だれかの思いが反映された意義ある一票だと思う
間違った方向に進むかもしれないが、ランダム化・固定化よりもマシで
そうやって紆余曲折しながら、正しさを追求していくのが選挙の本来あるべき姿だろう
組織票には組織票で戦うべきで、どこに投票するべきかということを多くの人と議論して自陣営を増やしてほしい
「失言の裏には差別的な思想が潜んでる!政治家にふさわしくない!議員辞職すべき!」
なのに、枝野の今回のツイートは脱法的な行為でちょっとした失言以上に国会議員にふさわしくない行為なんだけど、呆れたとか失望したとかはあっても議員辞職すべきって声は左派からは上がってない。
結局右派も左派も自陣営には甘いんだからパーフェクトな野党を求める与党支持者vsパーフェクトな与党を求める野党支持者で批判しあっていくしかない。
なのに右派も左派も与党野党の政治家よりもその支持者を叩くのに熱心な層が多すぎる。
特に野党支持者に声を大にして言いたいんだけど、与党支持者を叩いても野党の支持は拡大しねーから!
ぶっちゃけ今の情勢だとどんだけ与党を批判しても大勢に影響はない。
野党の政治家はこの問題にはこんな声を上げているとか、この政治家はどんな分野のスペシャリストだとか。
自分が好きな作品について考える時は大体現実での価値観や倫理観を持ち出して「もし自分がその世界に居たら?」という前提で語る事が多い
だから主役側であっても現実での立ち位置を考えると自分に危害を加えてくるかもしれない陣営は好きになれないし、逆に悪役であっても自分を庇護下に置いてくれるだろう陣営の事は好きになってしまう事が時々ある。
夢女子が好きな作品に出てくる「推し」キャラクターと自分が恋愛関係だったら…と想像したり、その「推し」が死んでしまった時に現実で非常に強いショックを受けるのと似ているかもしれない。あるいは全く違うかもしれない。
好きな作品に登場するキャラクターが「もし現実に居たら」という前提で語る事もあるので、創作の話でありながらとても熱が入ってしまう事もある。
こういう「もし現実でもこうだったら」「もし自分が創作の世界に居たら」と真剣に考える事は「現実と創作の区別が付いていない」危ない人間だと一般的に思われている事に他の人から指摘を受ける事でようやく自覚出来た
言われてみると「もしテロリストが学校を襲撃したら?」という妄想をずっと続けているような物…と言えなくもないもんなあ。でも自分は好きな作品について入れ込むときっとこの考え方を止められないと思う。現実と創作の区別が付いてなくともそれが悪い事だとも思えないのでやめたいとも思えない。ただ好きな作品やキャラを馬鹿にされた程度の事で不快になったり怒ってしまうと人間関係なんて築けそうにないので、やっぱり自分という人間の欠点なんだろうなあ…とは思う。
でソレスタルビーイングとアンドレイについて僕が思っていた事は結構書けた。僕が00についてこんな思っていた事を書き出すのはこれが初めてだと思う。まだまだこの作品について書きたい事はあるかもしれない。
沙慈・クロスロードというキャラクターが居る。三大国家群の一つ「ユニオン」に属する経済特区・日本で両親の遺してくれた保険金などを頼りに姉と二人で暮らす工学部の学生で、日本に引っ越してきた刹那のお隣さんでもあった。
彼にはルイス・ハレヴィという仲の良いガールフレンドが居た。スペインからの留学生であり、沙慈は彼女のお母さんから公認を受けお付き合いをしていた。沙慈とルイスとお母さんのやり取りは、00の本編には珍しく底抜けに明るい。
視聴者目線の平凡な立ち位置のキャラクターなのかな?と思いきや、ルイスが何か事故に巻き込まれたと聞くや否や居ても立ってもいられず単身日本からスペインまで飛ぶなど行動派である。ペアリングを渡して愛の告白もする。
ルイスはソレスタルビーイングの実働部隊である「チームトリニティ」の襲撃により両親と親戚を失い、自身も左手首から先を失った。ガンダムのビーム兵器に含まれる毒性により、再生医療も受けられない程の障害を肉体に負った。
報道機関に勤務する沙慈の姉であり唯一の肉親「絹江・クロスロード」は、ソレスタルビーイングとその創設者「イオリア・シュヘンベルグ」の謎を追いイオリアの追跡取材をする内に真実へ近づいてしまい、傭兵サーシェスに殺害される。
この二つの事件が立て続けに起こった事から、沙慈はそれまであくまでその存在を疑問視するだけだったソレスタルビーイングという組織に対して明確な悪意を持つようになる。プトレマイオスチームが直接の犯人という訳では無いけど…。
二期でも彼はメインキャラクターとして登場する。日本を離れスペースコロニーで若き技術者として働いていた彼は、地球連邦政府の保安局に反政府勢力に加担している嫌疑をかけられある日突然逮捕された。お、Zガンダムみたい。
沙慈は囚人を収容するコロニーで反連邦政府勢力を専門に対応する特殊部隊「アロウズ」の囚人掃討作戦に巻き込まれ、対人兵器ロボットにもう殺される!という危うい所で刹那に救出される。刹那、生身でロボット倒したよ!
刹那に救出された後、沙慈はプトレマイオスに保護されるのだが…刹那がソレスタルビーイングのガンダムマイスターであり、5年前から武力介入を行っていた事を知り沙慈は怒る。沙慈の関係者を傷付けたのがプトレマイオスチームではないにしても、同じ組織に属していた相手だからしょうがないと思う。一期でロックオンも自分の家族を殺した仇と同じ組織に属していた、というだけで自爆テロとは直接関わりない刹那に怒ったので、これはもう感情の問題だと思う。
沙慈は刹那の同僚であり生まれ付いてのガンダムマイスターである「ティエリア・アーデ」に「君は現実を知らなすぎる」と叱られる。プトレマイオスチームで沙慈を叱る事が出来るのがティエリアだけだったのは、彼が沙慈とは真逆に戦いの中で生きてきた戦いしか知らない人間だった事もあるんだと思う。他のメンバーは沙慈のように平和な日常の中で生きてきた経験もあるので、大切な人と日常を奪われて怒る沙慈を本気で叱る事は出来なかったんだろうか…?と思った。
ソレスタルビーイングの武力介入とその影響で大切な人間を失った遺族の立場から、沙慈はソレスタルビーイングに辛辣な言葉をぶつける。ソレスタルビーイングが掲げる「紛争根絶」という理念とは全く関わりのない事で親しい人間が傷付いたのだから、当然だと思う。ソレスタルビーイングのメンバーもそんな沙慈に「わかってもらおうとは思わない。恨んでくれても構わない」という態度しか取れない。ここら辺はWのヒイロとノベンタ元帥のお孫さんの話を少し思い出すな…。
ところがある時沙慈の立ち位置が変わる。ソレスタルビーイングから反政府勢力「カタロン」の施設に預けられた彼は、脱走を決意する。元々沙慈はカタロンの構成員だと誤解されて死にかけたのだから良い感情なんてある訳がない。
カタロンの構成員に嘘をつき上手く脱走に成功した沙慈は連邦軍に見つかり、カタロン関係者だと思われ連行される。そこで連邦軍屈指の人格者セルゲイ大佐に、自分にかかった嫌疑を解いてもらうためこれまでのいきさつを話した。
そこからカタロンの地下施設の情報が漏れ、アロウズの攻撃を受けたカタロンに数えきれない犠牲者が出てしまう。沙慈はこの時、自分がこれまで非難してきたソレスタルビーイングと同じ加害者側になってしまった。間接的にだけど。
これ以降沙慈は自分を責めるようになり、被害者としてソレスタルビーイングを責める事を控えるようになった。それどころか人員不足のプトレマイオスの戦力を補うために、ダブルオーガンダムの支援戦闘機「オーライザー」のパイロットを務めるようにもなる。一期で戦いを傍観する第三者だったキャラが、二期では自分も戦いに加わる当事者になった。これはソレスタルビーイングの起こした変革であり、戦いは誰にとっても他人事では有り得ないというメッセージだと思う。
…けれど。沙慈の複雑なところは当人も勿論ソレスタルビーイングの活動による犠牲者なんだけど、一期でソレスタルビーイングの出した名もない犠牲者達の代弁者でもあった事だと僕は思っている。沙慈以外に「自分達は武力行使なんかしていなかったのに貴方達の活動の犠牲になった!」とソレスタルビーイングに怒りをぶつけるキャラクターが00には居なかった。ガンダムだから出てくるのはどうしても軍人ばかりで、そういう意味でも沙慈みたいなキャラは珍しかった。
その沙慈がソレスタルビーイングに与するようになったので、機動戦士ガンダム00には「ソレスタルビーイングの犠牲者」という立ち位置の存在が居なくなってしまった。勿論プトレマイオスのメンバー達は自分達の行動が多数の犠牲者を生み出している事を重々承知して、戦術予報士の「スメラギ・李・ノリエガ」が半ばアルコール依存症になっているのはそういう理由から、だと僕は思っている。軽く見返すとスメラギさんはいつでも酒を飲んでる気がする…作戦後とか。
ただ沙慈がオーライザーに乗った事で救われた人間はあの世界に多く存在するし、黒幕の策略でアロウズ側に付いてしまったルイスが最後には沙慈と結ばれたのも沙慈が「ルイスを取り戻すために」刹那達と力を合わせて戦ったからだ。
二期での戦いを終えた後、沙慈はソレスタルビーイングを離れ軌道エレベーターの整備士として働いている。アロウズと戦うソレスタルビーイングの活躍を称える新政権のプロパガンダ映画にも沙慈に相当する人物は出て来なかった。
これは機動戦士ガンダム00という作品において「沙慈はソレスタルビーイングと共に戦った」けど「沙慈はソレスタルビーイングの一員ではない」という表現だったんだろうか?と今になって気付いた。沙慈は戦いをする人ではなかった。
この日記を書くために00を軽く見返していて、「ソレスタルビーイングのメンバーには守る物が無い」事が共通点としてあるのかもしれない…と思った。二期の沙慈は姉を亡くしルイスとも離れ離れでもう失う物がないから命懸けで戦えた。劇場版の沙慈はルイスという大切な人を取り戻せたので戦いから離れた。アレルヤはマリーという大切な人と再会出来たので一時プトレマイオスを降りた。と考えると何だか僕の中では腑に落ちるような気がする…全く根拠はないけど。
グラハム・エーカーというキャラクターが居た。1話でAEUのスペシャルで2000回で模擬戦なエースを倒した主人公刹那を2話のラストで襲う相手で、ガンダム00でアリー・アル・サーシェスと並んで人気が高かった敵役の一人だと思う。
MSに乗らない1話から「失礼!」と断りを入れながら本当に失礼な事をする愉快な人だった。僕は00を視聴する前からこのグラハムという人が人気である事を知っていたし、実際に本編を見てなんと魅力的なキャラだ!と惚れ込んだ。
このグラハムは三つの超大国家群の一つ「ユニオン」の軍隊、ユニオン直属米軍第一航空戦術飛行隊通称MSWADに所属する軍人で、ユニオンの最新鋭MS「ユニオンフラッグ」を与えられたエースパイロットであり、操縦技術も高い。
00に登場したキャラクターの中でも最もガンダムと交戦した回数が多いパイロットだろうし、その度にちゃんと生還しているので操縦技術だけでなく判断力が優れている事が分かる。登場回は大体善戦してるし流石ですグラハム中尉!
この人は幾度となくガンダムと戦いながら一度も仕留めるに至らず、また共にフラッグを駆る「フラッグファイター」であった部下や愛機を改修してくれた恩人ガンダムとの戦いで失った事から、戦う内にガンダムに対して恨みを抱くようになる。同時にMSという兵器を扱うパイロットとして「ガンダム」の圧倒的な性能に心奪われ、魅了された。ガンダムの性能は作中に出てきた台詞から三大陣営の最新鋭機の6倍以上の性能があるらしく、夢中になっても仕方がないとも思う。
ガンダムに対して歪んた愛憎を持ち一期の最期で主役機「ガンダムエクシア」へ襲い掛かる彼を主人公刹那は歪んでいると見なし、断ち切る事を決意した。グラハムは自分を歪ませたのはガンダムの存在だ、と主張した。正しく愛だね。
結局一期最後の戦いはエクシアとフラッグの相討ちという形で終わる。グラハムは亡くなった二人の部下の仇を取れたと満足し、エクシアとフラッグは大破した。中の人はどちらも生きてたけど、二期で出番があるからこんな所で死ねない。
二期で再登場したグラハムは周囲から「ミスター・ブシドー」と呼ばれ刹那の駆るガンダムと戦い決着をつける事にのみ執着する面白いけど歪んだ人物になっていた。一期で生き延びた後他に生きる意義を見つけられなかったんだと思う。
結局グラハムは刹那との決闘に敗れ、刹那に自分のトドメを刺すように求めるが刹那は「生きて明日を掴む事が自分にとっての戦いである」と言い、グラハムにも「生きて戦え」と告げた。グラハムは一期でも二期でも死ねなかったけど、劇場版まで生き延びられて本当に良かったと思う。グラハムは地球連邦軍に復帰し、フラッグの後継機でもある可変MS「ブレイヴ」を駆る強襲部隊ソルブレイヴスの隊長に就任し大活躍する。劇場版はグラハムファン必見だと思う!
グラハムは劇場版で二期の自分の行いを愚行と呼び、ガンダムではなく刹那を超えたいと言う。そして地球外生命体「ELS」との決戦で刹那の通り道を作るために華々しい最期を遂げた。刹那と対になる主人公のような気がしてくる。
ここからが本題で…グラハムだけでなく沙慈もそうなんだけど、一期の戦いでソレスタルビーイングに恨みを持った人間は二期でソレスタルビーイング寄りの立ち位置になっている気がする。そういう段階は二期で終わったからだろうけどね。
機動戦士ガンダム00では対話と相互理解の重要性が何度も訴えられる。今は敵対していても相手と話し合って分かり合おうと努力した人は何らかの形で努力が実っている。宇宙世紀でニュータイプ達が目指していた物だと思う。
ところで小説版00によると刹那が量子ジャンプを行ってから地球に帰還するまでの50年の間も「世界各地から争いの火は消えなかった。」「大戦に発展しかけた事もある。」とマリナが述懐している。グラハムが主演を務める00の続編もその時代が舞台になると言われている。ELSが平和の象徴である花になっても争いは無くならなかった。コロニー公社と労働者のような問題はELSが居てもどうにもならないだろうし仕方ないのかもしれない。突如現れ地球でも暴走したELSのような存在を人類が受け入れるのも難しかったと思う。その気になれば人間を触れるだけで殺せる存在が、地球全土から集められた軍事力の大半を壊滅させた後何か友好の意思を示してきたとしても、怖いだけだと思うし…。
地球連邦軍の損失率は戦いが終わった後には50%を超えていたと思われる。ELSとの戦いで親族を亡くした遺族は、果たしてELSという存在を許せるだろうか。ELSとは関係なく7年前にソレスタルビーイングが紛争根絶を掲げ武力介入を行っていた時それが原因で親しい相手を亡くした人間はまだ恨みを抱えていたかもしれない。対話や相互理解なんて絶対にごめんだ、という人もひょっとしたら居たかもしれない。作中には出て来ないので僕の想像だけど。
サーシェスやリボンズのように相手と分かり合う気がなく争いをやめる気もない人物は世界から排除される。僕は「劇場版の後だとそういう人は最終的に殺されてしまうんだろうな」と00が好きな人の前で言ってしまった事がある。その時は「どうせ00観てないで言ってるんだろうけど」と相手を怒らせてしまった。確かに劇場版にそういう人物は出ていないから勝手な想像だし、怒らせてしまったこっちの言い方が悪かった。話に水を差してると受け取られても仕方がないと思う。
グラハムが主演が務める続編では、ガンダムマイスターとしてソレスタルビーイングに加わったグラハムがエクシアの改修機に乗り「空白の50年」を戦うと予想されている。ああやっぱり00の続編早く見たいですね!もう楽しみで仕方ない。
【追記】
ソレスタルビーイングは「人類がやがて宇宙に飛び立った時に宇宙で火種にならないように」というイオリアの壮大な願いを実現するための組織…と考えてもいいのかな。実は本編前から結構怖い事もやっていて、ガンダムに搭載するためのGNドライヴは一期が始まる90年くらい前に完成していたんだけど、木星圏で20年以上かけてGNドライヴを作り上げた技術者達を機密保持を理由に皆殺していたり…08MS小隊のギニアス兄さんもやってたけど、悪役っぽいかな。
ところで僕はガンダム00の悪役だとチームトリニティの長男「ヨハン・トリニティ」とイオリアの計画を捻じ曲げていた黒幕「リボンズ・アルマーク」が好きだ。この二人は計画の一部としてやがて死ぬ事が決定されていた。ヨハンは任務以外の何にも興味を示さず狂暴な弟や妹をろくに諫めない人だったけど、ガンダムマイスターとして与えられた使命には誰よりも忠実でストイックな人だったしあの最期にはどうしても同情を禁じえない。リボンズはイオリアの計画を円滑に進めるために生み出された人造人間だけど、使い捨ての駒として終わるのが嫌だったから計画を乗っ取って自分が支配者側になる事を目指すという…冷ややかな性格に見えて実は創造主への反骨心が原動力だったって所がとても良いと思う。
ソレスタルビーイングの計画って人類全体の事を考えてはいても個人の事は全く考えてないんだろうなと思うから…GNドライヴの製作に携わった人達もチームトリニティもプトレマイオスチームもイノベイドも死んで人類のためになってねって扱いなのは正直怖い。だから使われるのではなく自分が使う側になってやるんだってリボンズは悪役だけど「ただ計画に従うだけで終わってたまるか!」ってガッツを感じるのが好きなのかな…と書いていて思った。やってる事は悪役だけど。
ところで機動戦士ガンダム00には「in those days」というキャラクター原案を担当された高河ゆん先生による各キャラクターの内面について掘り下げられた漫画作品があるけれど、僕はこの漫画で描かれたリボンズの解釈が大好きだ。ソレスタルビーイングのスポンサーでもある国連大使「アレハンドロ・コーナー」の小姓をリボンズは結構楽しんでやっていて大使が亡くなった事を本当は少し残念に思っていたり、計画がどんどんズレて次々修整せざるを得ない状況に内心殆ど余裕がなかったり、実は親であるイオリアが人間ばかりを見て子供である自分の方を見ず愛してくれなかった事に大変なコンプレックスを持っていたり…アニメの冷ややかな悪役という雰囲気も良いけど、この漫画の実はとても繊細な内面で打たれ弱いリボンズは人間臭くて「これはこれでとても良い!」と僕は思う。アニメの世界でもリボンズが改心すればまた彼は肉体を作り直して復活できるのだろうか?実際にグラハムは復活したので少しだけ期待しても良いかな。
もしかしてイオリアという人は大切に思える誰か特定個人が居なかったからあんな壮大な計画を思い付き実行出来たのかな?と少し思う。もし居たとしても「世界を良い方向に変革したい」という使命感が勝ったのかもしれないけど。
00の感想を書いている内にやっぱり僕は00が好きなんじゃないだろうか、という気がしてくる。「やっぱり好きな方なんだろうなあ」というこの距離感で00とは末永く付き合っていきたいなあ。
「機動戦士ガンダム00」という作品がある
2007年から放送された、TVガンダムシリーズの中で初めてのハイビジョン制作・一期と二期の分割放送など新たな試みが取り入れられた、完結から10年経つ今でも高い人気を誇る作品である
僕はこの作品を初めて見た時、本当に驚いてしまった。「TVシリーズなのにこの作画の良さはどうなってるんだ!?最近のアニメはクオリティ高いって聞いてたけど劇場版やOVAでもないTV作品でもこんな凄いのか!?」ともう興奮した。
西暦2307年、地球上の国家は大きく三つの超大国家群に別れて終わりの見えない争いを続けていた。そんな不安定の情勢の中、突如機動兵器ガンダムを所有する私設武装組織「ソレスタル・ビーイング」が現れる。彼らは世界から戦争行為を根絶するためにどのような理由があろうとも全ての戦争行為に対して武力による介入を行うと宣言した。何だこの掴みは!?こんなガンダム見た事が無いぞ!世界各地で戦うガンダムから始まる1話はWっぽいかな?
今でこそもうそういう物だ、と認識しているけど主人公の名前が「刹那・F・セイエイ」でその口癖が「俺がガンダムだ…」などともう序盤からインパクトが凄かった。主人公達以外も模擬戦男「パトリック・コーラサワー」、口から名言が飛び出す男「グラハム・エーカー」、ところがぎっちょん「アリー・アル・サーシェス」など、視聴前から存在だけは知っていた愛すべき敵役キャラクターも次々と出てきた。序盤からこんなに印象的な敵役がどんどん出てくるガンダムは中々無いと思う。
また、当時僕は活躍されている声優さんについても疎かったので、出演されている人達も「あ、ガンダム00に出ていた人だ!」という感じで覚えていた。宮野さん、神谷さん、吉野さん、中村さん、浜田さん。皆僕にとっては「00の人」だ。
作画が良い、キャラクターも個性的。これに加えて音楽まで良いんだから堪らない。あの川井憲次氏だ!特徴的なコーラスは一度聴いたら忘れられない。僕が川井さんの曲を聞いたのは00が初めてだったのでやっぱり「00の人」だ。
他にもMSのパイロットがヘルメットを被ると音がこもったり、動力炉から漏れ出る特殊な粒子が慣性や重力に作用するガンダムタイプは同じMSと兵器でも三代国家群の機体と挙動が全く異なるなど、細かい所にも力が入っていた。
トランザムというパワーアップも良かった。機体色が赤く変化し、残像が残るほどの高速戦闘が可能になる機体の性能を三倍に引き上げるド派手なシステムだ。赤くて三倍…シャア専用?3倍界王拳?V-MAX?オマージュですよ。
大分後になってトランザムはスライドで誤魔化してるだけだという意見も聞いたがそれがどうした!動いてカッコイイからそれで良いのだ!それにスライドじゃなく普通に動いてる戦闘シーンも多いのだから問題ない!発想の勝利だ!
ちなみに僕は一期のキャラだと人革連の強化人間こと超兵1号「ソーマ・ピーリス」というキャラが好きだった。ガンダムマイスターアレルヤとの因縁や、上司であるセルゲイ大佐との触れ合いなど、色々と先が気になるキャラクターだった。
一期の物語は三大陣営の連帯に生まれた国連軍によりソレスタルビーイングの実働部隊プトレマイオスチームが壊滅し、その国連が地球連邦政府と名前を変えた数年後の世界を舞台に続編を匂わせる形で一旦終了する。
という訳で一期を見終え二期も見た。UVERworldの 『儚くも永久のカナシ』、良い曲だ…もうOPからこれは凄い!と惹き込まれた。やっぱりこれが僕の初UVERworldだったので、僕にとっては『00の儚くも永久のカナシの人達』だ。
二期では遂に満を持して作品のタイトルを機体名に冠する「ダブルオーガンダム」が登場し、一期でソレスタルビーイングの技術が流出した影響でMSの性能が格段に向上した世界で一期より激しい戦いが繰り広げられる事となった。
僕も実際に見てこのガンダムは凄い!と思ったが、やはりリアルタイムで見ていた人達からの評価もとても高く絶大な人気があったらしい。F91から19年ぶりに“ガンダム”完全新作映画が00の続編として製作され、人気を博した。
スロー再生でも目が追いつかない程超高速でありながらみっちりと描き込まれた戦闘シーンや、映像作品では初となる地球外生命の登場など、19年ぶりの完全新作劇場版というファンの期待にも負けない非常に濃いガンダムだった。
そしてその劇場版から10年経った現在、40年以上続くガンダムシリーズで00は初めて舞台化された作品になり、ガンダムマイスターとしてソレスタルビーイングに加入したグラハムが主演の続編が製作される事も既に決定している。
アナザーガンダムでありながらガンダムシリーズ初のTV版の続編としてOVA作品が作られたWの人気も凄いと思っていたけど、00も凄い。ガンダムWとガンダム00はゲーム作品で共演した時も濃密にクロスオーバーする事が多いらしい。
正直な話、僕はこの作品の欠点があまり思い付かない。強いて言うなら一期で登場した一部のキャラ達が二期で退場する際に「え、そんなあっさり?」と思ったくらいで、全体的に非常にクオリティの高い作品だったと思っている。
主観的に見ても客観的に見ても非常に評価が高い、この「機動戦士ガンダム00」という作品。ここからが本題なんだけど…僕はこの作品が大好きか?と考えると案外そうでもない。嫌いではないし好きな方ではあると思うけど。
これは作品の美点欠点の話じゃなくてあくまで僕の好き嫌いの話だけど、僕はこのガンダム00という作品でソレスタルビーイングという組織は最後に壊滅してしまう物だと思っていた。武力介入の際に、目の前の武装勢力の駆逐より人命救助を優先してしまう心優しきガンダムマイスター「アレルヤ・ハプティズム」というキャラクターが居た。彼はガンダムマイスターとして初めて民族紛争には武力介入し人革連の基地へ爆撃した際自分を指し「稀代の殺人者」という言葉を使った。家族を自爆テロで失った過去を持つガンダムマイスター「ロックオン・ストラトス」はその自爆テロの計画犯である傭兵サーシェスにお前も同類のテロリストだ、と煽られた際に「咎は受けるさ」と言い、戦いの果てに亡くなった。
ソレスタルビーイングのメカニック「イアン・ヴァスティ」は自分達は犯罪者であり、戦争をなくしてから罰を受けると言った。これは最終的にソレスタルビーイングは今度こそ本当に壊滅してしまうのだろうな…と薄々僕は思っていた。
二期のラストでかつて憧れた存在であり、自分を拾ってくれたある意味恩人でもある相手を激戦の末倒した刹那は、「自分達は武力を行使してでも抑止力となって生きる」「存在し続けなければいけない。未来のために」と決意する。
僕がこの最終話を見た時には「00は劇場版もやる」という話は既に出ていたので「そうか、今度こそそっちで完結するんだな」と思った。というか逆に「00というガンダムの劇場版が今度公開される」と聞いてTV版を見ていたんだろうか?
劇場版00が公開されてから1年以上経ってようやく僕は視聴出来た。新型主役機クアンタや金属生命体ELSの話は事前に聞いていたのでとてもワクワクしていた。もう凄かった!ただでさえ高品質だった作画の劇場版クオリティだ!
最後はELSとの最終決戦から50年後、離れ離れだった刹那と作品のヒロイン「マリナ・イスマイール姫」がイッツタイムナウしてやっと出逢えたところで終わる。若イオリアとE・A・レイはおまけというか00の前日譚みたいな物だから置いておく。
…ソレスタルビーイングは特に壊滅しなかった。劇場版00の公式ガイドブックに収録されている水島監督と脚本の黒田さんの対談によると「劇場版が決まらなかったらTV版には別のルートもあった」「劇場版は監督が目指したAルートでBルートもあった。どちらも描いている事に大きな差はないけど、死ぬ人がいた」「25話を見直したけど、冷静になってみると、マイスターが死んでもきれいに収まる」との事なので、本来ならマイスターが死亡する筈だったのかな?と思った。
TV版の一期から劇場版まで3年以上作品を応援し続けた作品のファンの事を思うとそれはあんまりな気もする。ただ僕個人の好みからすると、00は作中で匂わされていたソレスタルビーイング壊滅オチの方が好みだったかもしれない。
ここまで書いて、僕は「00の事が大好きではない」と言いながらやっぱりそれはそれで好きなような気がしてきた。「大好き」でないだけで、実は結構気に入っているんだろうか。色々と言いたい事はあっても、やっぱり好きなのかもしれない。
最近公式に配信される機会があったのでまた一期を少し見返した。今のアニメに慣れた目線から見ると作画に関しては思い出補正がかかっていたな、と思ったがキャラクターや音楽の魅力は変わらなかった。何と13年も前の作品だ。
機動戦士ガンダムが40年以上愛されたように、機動戦士ガンダム00もこれから長い間愛される作品になると思う。これからも僕は「00の事がそれなりに好きなつもり」のファンとして00が好きな人達と関わって行けたら良いな、と思った。
【追記】
勢いで書き上げたけど、00が好きな理由は書いても00の事が大好きではない理由は殆ど書いていない事が分かった。壊滅すると思っていたソレスタルビーイングが物語のラストまで普通に健在だった、というのは間違いなくあると思う。
僕がこの作品の中で好きになったキャラクター達があまり良い結末を迎えられなかったり、僕が思っていたのと違う方向に行ってしまった事が「それなりに好き」でも「大好き」ではない大きな理由だと思う。メカニックや戦闘は文句無し。
アンドレイ・スミルノフというキャラクターが居た。ソーマの上官セルゲイ大佐の実の息子であり、幼い頃に軍人であった父セルゲイが作戦中に母を戦死させてしまった事で父を恨み、また父であるセルゲイもアンドレイと向き合う事を恐れたため10年以上父と疎遠であったという、一体どこの富野主人公だ?という青年である。声優さんもブレンパワードで伊佐未勇を演じた白鳥哲さんだし、00の中でも富野チックなキャラクターだと思う。グラハムも台詞は富野っぽいかな。
幼い頃に母を亡くし、また父ともろくに顔も合わせないという親をやってくれる人が居ない環境でアンドレイは育った。彼が父であるセルゲイ・スミルノフと顔を合わせたのは、両親と同じ軍人としての道を歩み、現在父が暮らす士官用宿舎に超兵ソーマ・ピーリス中尉の招聘に訪れた時だった。そこで彼が見たのは、自分と近い年頃の女相手にまるで父親のように振る舞う実父の姿で…これ、ブレンパワードの勇なら「父親ごっこはやめろー!」って叫んでいたと思う。
セルゲイ大佐は軍人として素晴らしい人物で、ソーマにとっても良き上官であり、身寄りのない少女の身元を引き取り人間らしい生活を取り戻させてあげた本当に良い人だと思う。実際視聴者からの人気も高かったし、僕も好きだ。
ただ実の息子とは言葉も交わさず何も父親らしい事をしなかったのに、赤の他人にまるで本当の父親のように愛情を注いだのは…実子に親らしい事をしてあげられなかった代償行為だと思うんだけど…貴方は何をやってんです!?
大佐がそうやってソーマと疑似的に親子関係を築く事で親心を満たしていた数年間も実の子供は親の愛情に飢えていた訳で…セルゲイ大佐の事は好きだけどアンドレイに恨まれても仕方がない、と思う。大半の人は恨むと思う。
その後、セルゲイ大佐は長年の親友が地球連邦政府に対しクーデターを起こし、大佐自身もそのクーデターに関与していたと思われた事から実の息子であるアンドレイに殺害された。大佐自身はクーデターを肯定しなかったが、連邦の軍人として食い止めようと友人へ何かをした訳では無い中立的な立ち位置だったので、人によっては消極的に肯定していたと思われても仕方がない状況だったと思う。アンドレイはセルゲイ大佐がクーデターに関与していたと判断した。
その後、アンドレイは二期の最終決戦でソレスタルビーイングと対峙し、宙域に撒かれたGN粒子の作用もありセルゲイ大佐と疑似的な親子関係を築いていたソーマ・ピーリス(本名マリー・パーファシー)と対話する。そこで彼は「父は何も言ってくれなかった、言い訳も、謝罪も、僕の気持ちなんて知ろうともしなかった」と悲痛な胸の内を明かした。父親が本当は自分を思っていたと聞いて「言ってくれなきゃ何も分からないじゃないか」と彼は子供のように泣いた。
…声は伊佐未勇だけどエピソードは同じ作品に出てくるジョナサン・グレーンみたいだ。間違いなく00で僕の一番好きなキャラクターだと断言出来る。富野風作品なら主人公かライバルかどっちにしてもメインキャラクターになれてたかも。
そんな彼だけど、昔は00のファンから嫌われていた…ような気がする。人気キャラであるセルゲイ大佐を殺したのもそうだけど、その動機が一方的な逆恨みだと思われたのかな。僕は擦れ違いの原因は親である大佐側だと思っている。
それと一期からメインキャラである沙慈・クロスロードの婚約者であったルイス・ハレヴィに横恋慕していたのもあると思う。沙慈とルイスは何年も離れ離れなのに、アンドレイは上官と部下の関係でルイスと近い距離に居たからかな…。
そんな彼も劇場版00で行われた地球外生命体「ELS」との最終決戦で戦死を遂げる。その彼の最期を見て「号泣した」「二期では嫌いだったけど劇場版で好きになった」「何度見ても涙腺が緩む」という人も大勢居たらしい。
僕はアンドレイが好きなので出来れば彼には生きていてほしかった、と思った。劇場版で死んだのも00ファンに嫌われていたから…と考えるのは邪推だとも思う。00ファンに高い人気を誇ったグラハムだって劇場版で一度死んだんだから。
余談ではあるけど、グラハムもELSとの最終決戦において肉体的には完全に死亡したけど、続編では疑似的な蘇生を果たしている。ならアンドレイも…と思わないではないけど無理だろうな、と分かっている。そこまでの人気が無いから。
ここまでアンドレイについて書いていて思ったけど、やっぱり僕は00の事が好きなんじゃないだろうか…?アンドレイというキャラが好みのドストライクなので、そのアンドレイを生み出してくれた00という作品の事もやっぱり好きなんだろうな。
【追記2】も書きたかったんですが、文字数制限に引っかかってしまいました。こんなにこの作品について語りたい事があるとは思わなかった…ような気もしているけど、ひょっとして人間が普段考えている事を文章にするとそれくらいの文字数になってしまうのかな…と思った。機動戦士ガンダムシリーズはとても好きな作品なので、00についてもまた機会があれば日記に書きたいです。4クールと劇場版に加えて外伝や裏設定など、本当に幾らでも語る事があるなあ、00。
機動戦士ガンダム00について書いていて改めて思ったんですが、やっぱりこの作品はとても面白いです。面白いと思うし、「かなり好きだ」とも思うから、どうしても引っかかる所があるのかな…。書き出す内に好きになってきた気がする…。
https://anond.hatelabo.jp/20200612200441
選挙本戦は事前の予想通り、小池百合子の圧勝で終わる。この選挙は「ハズレしかないガチャ」「ジョーカーしかないババ抜き」「罰ゲーム」と散々の言われようで、天候の悪さとコロナ禍ということもあり投票率も5%近く前回から下がる凡戦となった。
エクストリーム競技は小野泰輔が得票率9.99%という絶妙なポイントにより優勝。高田@桜井@誠が準優勝となった。
正直なところもう少し立花が善戦するかと思ったのだが、N国の他の候補と合わせても高田@桜井に遠く及ばなかった。N国の政治ハックの旅もこれで終わりな感じがする。
高田・S・誠は前回から6万票も伸ばしており供託金こそ戻らなかったものの、東京がかなり危険な状況にあることがわかる。幸福実現党やN国が地方議会で議席を取り始めている状況を見れば、彼の日本第一党がどこかの区議会や都議会で議席をとってもおかしくない状況に思われる。古谷経衡がYahooニュースに書いていたが、ネトウヨの内ゲバによる分離により純化した過激派が高田誠に投票したものと思われる
小野泰輔は供託金没収になったとはいえ61万票獲得し、3位の山本太郎とは4万票の僅差で次の国政選挙への地ならしはできたと言える。参院選ならば東京選挙区最後の1枠(音喜多ポジション)、衆院選なら東京1区からの重複立候補で、比例復活も見込めるだろう(東京1区は自民党と旧民主党の接戦区で、両陣営から票を奪えれば比例復活の公算も大きい)。ただし東京を含む南関東で、日本維新の会が政治的影響力を持つレベルの勢力に成長するかどうかは微妙なところである。
エクストリーム競技とは関係ないところでは、東京都内でも地区によって宇都宮・山本と小野の得票率に微妙な差があるところだが、これは別の記事に書く
昼休みに急いで書いたので誤字脱字は御免。
恐らく初代ガンダムのオマージュで「シャアに謀殺されたと思われていたガルマが生きていたら?」という話をやりたかったのがマクギリスとガエリオなんだと思う
改めて本編を振り返ると「もしガエリオが生きていなければ」マクギリスはあんなタイミングで決起を起こさず、セブンスターズの大部分はファリド側に従い、アリアンロッドにはガンダム・バエルに対抗出来る戦力は存在しなかった
つまりガエリオが一期で死んでいれば十中八九マクギリスはラスタルに勝てていた訳だから、マクギリスと鉄華団が敗れる展開を描くためにガエリオは生きていたんじゃないかな?
戦闘シーンを見るとマクギリスは敵機のコクピットには二度剣を突き刺してちゃんとトドメを刺すようにしてるんだけど、ガエリオとの戦いではそれが一度だけだったので…マクギリスとしても親友を殺す事にどこか躊躇していた、と解釈している
これは確かに、言ってみれば鉄骨を超加速させて撃ち出しているだけの非常にシンプルな兵器な兵器だから「いきなり防御不能な何かが飛んできた」くらいの地味さで映像としての面白さはあまり無かったと思う
現実での銃弾や砲弾みたいな物かもしれないけど、ハシュマルのビームの方がインパクトがあって派手だったなあ…作中でもアリアンロッド側の自演ダインスレイヴは目立たせるためか被弾したMSが不自然な爆発を起こしていたし
せめてガンダム・フラウロスのスーパーギャラクシーキャノンは戦艦を一撃で撃墜するなどの活躍はあっても良かった、JPTトラストとの戦いでもショートバレルで戦艦にダメージを与えていたけど地味だったし
二期の結末は鉄華団が敗北するという事でファンからの批難は避けられない物だけど、二期でひたすら鉄華団を翻弄したイオク様が最後の最後で無様に死んだ事で溜飲が下がったって人も結構居るみたいなので…
言ってみれば一人のキャラクターにヘイトを押し付ける事で作品その物に対するヘイトを多少緩和したというか…正直あのやり方はどうかと思うけど、イオク様が死んだ事で満足している人達も居るからアレはアレで有りなんだったと思う
…でもなあ、一人のキャラにヘイトを集めてそのキャラを惨たらしく殺す事でああスッキリ!って解決はどうなんだろうね、とも思う。同じ陣営のガエリオとジュリエッタは明らかに愛されていた事を思うと、哀れで仕方なくなるなあ…。
都知事選の開票立会人をやってきた。なかなか出来ない経験なので備忘録がてら書き残す。開票立会人とは、開票で不正がないかチェックするため、候補者が本人の同意をとって届け出るもの。私もその依頼があるまで存在すら知らなかったが、勉強のためと思い引き受けることにした。ちなみに報酬も少なくない額もらえる(1万数千円)。
やることは、1,投票箱を開ける前に封印を確認する。2,集計した票の束に判子を押す。3,疑問票の判断結果に判子を押す。4,最終的な開票録に判子を押す。5,すべての票を収納した箱の封印に割印を押す。これくらい。あとは、開票所内をウロウロしてるだけ(不正がないかチェックも含めて)。特に2は、500票ごとの束に押すのだが、全部で数十万票ある訳で、こんなに判子押す機会など金輪際ないだろというくらい判子マシーンとなる。
数時間の仕事なのだが、全体通して感じたのは、疑問票が多いということと、選挙の不正は無理だろうなということ、そして選挙は民主主義の根幹であるということ。
無効票については、選管は基本的に一票でも無駄にしない、という方針とのことなのでなるべく誰かの候補に入るようにしている。ただ、法律上無効とされている基準に抵触したら無効票となってしまう。例えば、「♡」や「○」マークは無効。しかし句読点の「。」は有効。その判別で判断が分かれる場合もある。あと、敬称は有効だが、その他は不可。例えば「小池百合子さん」はOKだが、「小池百合子女帝」は他事記載でNG。また、「○○へ」もNG。さらに、余計なことまで書いている票も多かった。桜井票の裏に長文でヘイトな文章を書き連ねているものも見かけたが、これは当然無効。桜井候補は好きではないが、それでも貴重な1票が減る訳でもったいないなあと思った。ちなみに日本語ではない言語で書いても読み取れれば有効となる。過去にはアルファベットやハングルなどでも有効票となったケースもあるらしい。
これらは選管が勝手に決めているものではなく、過去の裁判所の判例などをもとに積み上げてきたものをベースに判定しており、判例集や事例集を置いてある一角があって、専門のスタッフが最終的な様々な職員と議論して判断を下していた。このプロセス自体は非常に信頼が置けると感じた。ただし、疑問に思うこともあった。それは誤字に関してだ。一字以内の誤字は基本的にはどれかの候補者に入るのだが、「山本一郎」や「山田太郎」は一字誤字として認めるのに「山本一太」は当該人物が有名人であるため他人の氏名と判断され無効となる可能性が高い。しかし、誤字の人名が有名人ではない場合は有効票となる可能性が高い。事実、「池田ゆりこ」と書かれた票は「小池百合子」にカウントされていた。
ただ、そうした疑問票は機械の読み取りや人の目によるチェックからはじき出された票たち(全体の数%)で、大多数の票は機械の読み取りによって仕分けされ、さらに人間の目でチェックされ2重に枚数カウントもされる。全体で100人近いスタッフが衆人監視のもとに開票作業を行うなかで、選挙の大勢を左右するような不正は起こりえないだろうという信頼を持てた。そうしたこともあり、集計された票が立会人の前に束になってやってくる際、本来的にはここで1つ1つチェックする権利はあるが、私はノーチェックで判子を押した。(選管スタッフから“円滑な進行”をという催促もあったし)
手書きで候補者名が書かれた1票1票が、100枚の束となり、それが500票の束となり、その束に立会人らが判を押して、判子が押された束たちが集積所にどんどんと積み上がっていく様子を眺めていると、これら1つ1つが有権者の意思表示であることを実感できた。特に香港のニュースを目にした後だと、より一層自由選挙の尊さ、有り難さを噛み締めざるを得ない。はてなーの皆も伝手があれば立会人をやってみてほしい。伝手がなくても、自分の選挙区の開票所なら観覧することができるので行ってみてほしい。
正直、特筆すべき対策はなかったです。スタッフはマスク・手袋着用、スタッフ同士の間隔をあける(人数減らしたらしい)程度。疑問票に関する議論はぶっちゃけ密に近い状態で喧々諤々していた。ただし、選挙区によるかもしれない。あくまで私の行ったところの話。
“選管スタッフから“円滑な進行”をという催促”という部分が気になる。その「催促」の強度次第だが、文面上では邪推の入る余地を感じる
圧力っぽいのを感じたのは、最初の説明会のときに「スタッフと機械で何重に確認しているので信頼してもらって、円滑な進行にご協力ください」と言われたことと、判子を押す際に運び役のスタッフが行列を成すので早くさばかなきゃという気持ちになる、というくらいです。あとは私が勝手に判子を押さなきゃここにいる100人近い人(と自分)の拘束時間を長くしてしまう、という気持ちになりました。ノーチェックとは書いたけど、いくつかの束をバラバラめくっても何も言われなかったし、もっと抜き打ちでチェックをしても多分制止されなかったと思う。意思の強い人なら全チェックしてもいいけど、なかなか難しいかも。
疑問票選り分けで任意の人を緩く、以外を厳しくする人もいるという話
機械で弾かれた票は、リジェクト係という担当が、振り分けていくのだがリジェクト係自体は複数名いるので、特定の候補をゆるくするにはそのスタッフ全員をコントロールしないといけない。だから、実質上は不可能に近いという印象を持ちました。
疑問票係のところに言って、職員同士が話あってるところに口を出すことは出来ました。ただ、判例やガイドラインを出されると引き下がらざるを得なかったです。
「前のヤツがチェックしてるからヨシ!」
私も判子を押してる間に猫の顔が頭をよぎりました…
私は以前、とある陣営の手伝いを1回だけしたことがあったので依頼が来て承諾した、という感じです。候補者は必ずしも全開票所に開票立会人を立てる必要はないので、いない陣営もありました。
公職選挙法で開票立会人は3人以上10人以内と決まっていて、3人に満たなかった場合は選管が選任することになっているそうです。その場合は、選管側からコンタクトできる人に依頼がいくみたいですね。
なので、どこかの陣営でボランティアや寄付をして「立会人やってみたい」と言うか、選挙管理委員会に開票立会人をやりたいので欠員がある場合はやらせてほしいと言えば、いつか機会が回ってくる気がします。
リジェクト係が♡マークを追記しまくってことごとく無効票にすることは出来そうな気がする。特定の候補者への肩入れは出来ないかもしれないが投票の正当性は失われそう
同じことを最初思っていたけれど、作業台の上には赤鉛筆かボールペンしかなく、リジェクト係はお互いの手元を見れて、さらには立会人や選管スタッフが後ろを徘徊しているし、報道や観覧席から望遠鏡で覗いている人もいる状態なので、係員全員が悪意を持つか細工した道具を持たない限り不可能に近いと思いました。
開票立会人のことを知らないというか、どうやっているのか知らない人って選挙行ったことあるのかって思うレベル(絶対見れるじゃん…)と思うんだが、それとも東京の選挙会場が特別なの?
立会人には2つあって、投票立会人と開票立会人。前者は候補者が出すのではなく、選管が各投票所に置くもの。私がやったのは後者です。投票立会人は、投票所にいつもいるので存在を知っていたが、開票立会人は知らなかった。
ただの愚痴なんだけどさ あ、お気持ち長文に入ってしまうかもしれない
いや、でもオタクらしく自己愛が強いから結論は「自分が悲しい」で、話題に上がっているどの人間も悪くないです。繊細やくざな私が悪いのです(これは悪いと思っているわけではなく、悪いと言われたくないという予防線の文言です。)
自己紹介すると現実逃避中のクソニートでーす金と時間を浪費するだけのクソニートでーす
前置きが長くて申し訳ない。
で、脳をとろかすために最近ネット人狼ログの身内RP村を読み流すのが好きなのね。無心で2時間とか読める。ここ1ヶ月で200くらい読んだ。
RP村って普通村と比べて大分わちゃわちゃして和気あいあいだからよい。あとキャラクタとして読めるので中の人を意識しなくてもいいのもよい。
別にうまくなるためでなく、読み物として、エンタメとして読んでいる。野球中継を見るのに近い。内訳全部分かった上で、狼目線に立って、夜会話を聞きながら狼陣営がんばれーと応援する。
狩人を一発で噛めて真占い速抜きして、潜伏役が最後の殴り合いで勝てたときの爽快感。
実生活では何も爽快感も充実感も得られないので、現実離れした電脳の世界で代替的に爽快感を味わうのである。無心で時間が無限に溶けていくのでとてもいい。
ただね、最近狼目線で読んでいるから人狼勝利のログばかり読んでいるのだけれど、人狼が勝ったログって荒れやすいのよね。特に信用勝負で人狼勝ちすると。
「これは狼強かったわ完敗」というログを見たいのであって、「村の進行グダグダだったね」というログを見たいわけではないのだよ。
で、ここからが本題なんですけど、本当前置きが長くて申し訳ない
さっき読んだログ(18A猫)でね、狼初手身内切で信用勝ちPP勝利のログを読んだんだけどさ
初手の身内切された狼は多分いい顔していなかったからやるべきでなかったと終了後荒れていてさ
まあ霊欠けで真占いがゲゲゲした占い狂狼で、村負けは仕方ないというべき布陣ではあったのだけどさ。だからこそ倫理面で荒れてしまって。
私本当に悲しくなっちゃってさっき10分くらい号泣しちゃって。
疲れたからここからきちんと説明する文章は書かずに感情を殴り書きすることとする。
だからやはり特攻も身内切もするべきでない。もういやだ。どうして私が怒られなくちゃいけないの。悲しい。悲しいよぉ。
せっかく信用勝ちして狼と一緒に気持ちよくなるはずだったのに、どうして怒られて悲しい思いをしなくちゃいけないんだよぉ。口直しに過去に読んだ面白ログでもよむもんね。もう悲しい。どうして私が怒られなくちゃいけないの。私は反対したし。実際わたしが感情移入していた騙り役は反対してたし。もういやだ
(いい顔をしていないのに初手身内切はすべきでない)というのはそうだと思っていてでも私がそれをしてしまった悪い子だと認めたくないから癇癪を起している。
やはり共有目線で読む方向に変えるべきかなぁ。でも狩人センサーとか呪殺対応とか噛み筋とか見るのが好きなのになぁ。グレー精査が分かんないから共有目線分からないんだよ。あと共有夜会話の黒字に緑文字読みにくいんだもんなぁ
まあぶー垂れていますがそもそも観客向けにできたログではないし、身内村だし、というか5年も前のログだし、私は悲しい!ということをこんなに長文で支離滅裂に言えたので満足です。
これでもひとしきり騒いだら喉元過ぎてまた別のログを読み流すと思う。