はてなキーワード: 経理部門とは
仕事は管楽器の修理だ。ずっと修理をしていたわけではないが、業界には15年ほどいる。
気持ちの整理をしつつ、あわよくば誰かに聞いてもらいたいような気もするのでここに書くことにした。
この仕事をしているほとんどの人間が、専門学校を卒業して楽器店に就職する形で業務に就く。
大抵は店頭で接客販売をしながらであったり、学販営業と呼ばれる学校の音楽の先生のパシリみたいなことをしながら、手の空いたときにお客さんから預かったフルートだのトランペットだののメンテナンスや修理をしている。
因みに楽器店の売上の柱は音楽教室だ。ヤマハ音楽教室が有名だが、これは各地のヤマハの特約店がヤマハの看板を借りて運営している。もちろん自店オリジナルレッスンを展開している楽器店も多い。いずれにしろほとんどの楽器店で音楽教室が稼ぎ頭なことに変わりはなく、それ以外の部署の地位は低い。
管楽器などというものはピアノやヴァイオリンのような人気はなく、当然その修理人の扱いはカス以下の以下だ。
などという話をしておいて何だが、私はそういう一般的な楽器店では働いていない。何人もの同業者から聞いた話をまとめるとこうなる。みんな同じようなことを言うのだから、多分正しいのだろう。
私が働いているのは工房とでも呼べばいいのだろうか、管楽器の修理をメインの業務としている会社だ。管楽器は売っているような売っていないような、申し訳程度に何本か置いてはあるが売れたのを見たことがない。それどころか客が来ない。
当然音楽教室などという稼ぎ頭もいない。必死で楽器を直しまくるしかない。
客が来ないのにどうやって修理品を集めてくるかというと、下請けである。
その辺の楽器店にいる管楽器の修理ができるスタッフ、彼らが忙しいときや修理に必要な設備がお店にないとき、あるいは手に負えなさそうなヤバい壊れ方をしているときに我々が必要とされる。
そうやってたくさんの楽器店からヤバい楽器を集めてくると、薄利で地位の低い管楽器の修理だけでも食っていける。らしい。私は経理部門の人間じゃないので、バランスシートの右と左がどうなってるかは知らない。毎月給料がしっかり振り込まれればそれでOKだ。
さて、やたら前置きが長くなったがそろそろ本題に入りたい。気持ちもだいぶ落ち着いてきたし。
一般的な楽器店にしろ全国に点在する工房にしろ、とにかく労働環境が悪い。
数行前に薄利と書いたが、性質上ほとんどが技術料のはずなのに薄利なのは単純に適正価格をつけられていないからで、原因はいろいろあるがしかしとにかく労働環境は悪い。
単純に薄給激務の場合もあれば、パワハラとセクハラが蔓延している場合もあるし、ほぼ毎日飲み会に付き合わされて終電がなくなり、会社の近くで一人暮らしを余儀なくされたなんてパターンもある。
そのため専門学校を卒業して首尾よく楽器店に就職できたとしても、大抵の人間は20代のうちに業界を去る。
20代なら得体のしれない専門学校卒でサービス業の経験しかなくてもいくらでもやり直しできるが、私はもう30代半ばである。詰んだ。因みに理解ある彼くんも現れなかったので、死ぬまで働くしかない。
私は頭が良くないので、自分に管楽器の修理という仕事が向いていないことに気付くのにこれだけ時間が掛かってしまった。
なぜ今更こんなことを言っているかというと、最近まで営業部門にいたからだ。
営業はいい。サボり放題だ。毎日コンビニでアイス買ってお昼寝できる。
楽器などロクに直せなくても、取引先の楽器店でそこの修理スタッフの話を神妙な顔で聞いて、持って帰ってきた楽器を社内の技術者に丸投げするだけである。
たまに問題が発生することもあるがやることは一緒で、取引先で神妙な顔で頭を下げるだけである。最悪でも赤伝切ればみんな許してくれるし。
修理部門に異動になった理由は何となく想像がつく。会社は間違いなく親切でそうしてくれたのだ。そして私も一旦は受け入れて、何年ぶりかの修理をやっている。
でも一日中机に向かって黙々と作業を続けていると発狂しそうになるんだ。
担当楽器について同僚たちのように情熱を持って語ることなどできないし、かろうじて吹奏点検に支障がない程度の演奏技能から一向に上達しない。
それに思うように手が動かない。
10年前、新卒で入った工房では基本が10時間労働、繁忙期には毎日日付が変わるまで働かされていたので、早く帰りたい一心でみなとても作業が速かった。
今の会社は労務管理にとても気を遣っていて、社員に無理をさせない。仕事が終わらないなら納期を延ばそうという考え方で、そりゃたまには無理をすることもあるけど、日常的に尻を叩かれることはない。そんな環境で育ってきた社員は、そこまで忙しなく動くことはない。
転職してきたばかりのときは何てゆっくり仕事をする人たちだろうと思っていたのに、今ではその人たち以下のスピードでしか仕事が進まない。何年も営業をやっていて現場を離れてたとはいえ、あんまりだ。
今の会社に転職してきた理由は、ダブルリードの経験を積みたかったから。というのは表向きで、本音は前の会社が2年間で3度めの労働基準監督署に踏み込まれてついにタイムカードをなくすという暴挙に出たからだ。そういう会社に未来はない。と思ったけどあれから10年経っても普通に営業してる。まあ世の中そんなもんだな。
入社して半年ほどで営業に異動になった。引き抜かれた理由は「陰キャじゃなさそうだったから」。
管楽器の修理をやろうとする人間は陰キャが多い。陽キャは音大に行く。音大はヤバい。毎晩酒盛りと蘭光パーティーだ。特に金管専攻はウワバミしかいない。私は陰キャなのでこれらはもちろん聞いた話だ。本当のところは知らない。だがこの業界にたくさんいる音大出身の人間を見ていると、嘘とも言いきれなさそうではある。もちろん大学による。溝の口はやばい。ヤリチンしかいねえ。庄内もヤバい。酒の飲みすぎで本番に遅刻してくる。上品なのは上野の森だけだ。
しかし私は修理の専門学校を選んだ人間だ。すなわち陰キャだ。何なら吹奏楽部出身ですらない。
この業界には40代50代になっても高校のときに吹奏楽コンクールで全国大会金賞を取ったことを自慢してくるヤバい奴がゴロゴロいるので、吹奏楽部じゃないことには話にならない。営業なんてできるはずもないと思っていた。
しかしできたのだ。リレーション営業というものは私に向いていたらしい。楽しかった。
私を営業に連れてきた上司はとても私のことを可愛がってくれた。
泣ける。何で辞めることにしたんだっけ。
修理を今更やる気になれない。ダブルリードの経験も積めず、転職してきたとき以下の能力に落ちぶれ、業務報告以外で口を開くことは一切なく、それでも目の前にある楽器を直すために黙々と手を動かし続ける。
営業経験者の女というのは比較的引き合いがあるらしい。中小企業のアファーマティブアクション求人に応募すると、大抵は「おじさんの相手は得意か?」ということをやんわり訊かれる。
平均年齢が高く男性の多い中小企業では、新卒で女性を採用しようにもなかなか応募がない。営業職なら尚更だ。そんな訳で私のようなそれなりに歳いってて営業に抵抗がない人間は多分丁度いいのだと思う。めちゃくちゃ内定もらった。
おじさんの相手は得意だからな。楽器業界なんて未だにメールが使えなくてFAXで写真送れとか言ってくるトンチキなおじさんたちが幅を利かせてるんだぜ。楽器店も中小企業であることが多いからね。
それで、いくつか内定をくれた会社の中で一番条件の良さそうなところに転職することにした。
育成前提で業界未経験可、という求人にもかかわらず、現職より100万も年収が上がってしまうようだ。
悲しすぎる。今の会社、業界の中では結構待遇いい方だと思うんだけど。
そういえば新卒のときの月給は12万だった。地方。総支給。ナスなし。なあ楽器店でボーナス出るとこあるの?あったら教えてくれ。私の周りには一人しかいない。
つらつら書いてきたけど、終わりが見えなくなってきた。
結論としては、三度の飯より楽器が好きという変態以外はこの仕事を目指すべきじゃないよ。というところか。
そんなことより明日は休みなので阪神の優勝セールに行くんだ。好きなことを楽しむには時間とお金がいる。好きなことは仕事にするべきじゃないんだ。好きじゃなくなってしまうから。
でも私に営業の楽しさを教えてくれた上司のことは本当に尊敬していたし感謝している。ずっとこの人の下で働きたいと思っていた。自分で辞めるって決めたのに、悲しくて泣いてる。
わい増田、発達とかスペクトラムじゃなくてアスペを名乗っちゃう世代のアスペ、大学中退してクローズ就職が無理で、就労支援施設から障害枠雇用×転職2回という典型的発達さん@都内企業。
まず第一に、(地方じゃ難しいかもしれないけど)障害枠専門の転職エージェントを使うといいと思う。
ハロワの障害枠に比べて、採用コストかけられる程度にはちゃんとした企業が募集している。総合商社、メーカー、保険金融が多かったかな。
有名な大きい会社は勤めてる人の大半が「論理的思考が可能で話の通じる人」なので働きやすい。わざわざエージェント使って障害枠を採用するくらいなので、企業側も慣れてるし。
そんで都内の大企業はテレワークしてるところも多いので、今なら地方でも応募できると思う。あと半年したら、テレワーク下火になってるかもしれないけど今ならワンチャンあるかも。
ベンチャーも福祉も、業務に占める人物や情緒をどうこうする作業の割合が大きくて、アスペにはきっと向いてない…。ハロワ経由で入った福祉業界と中小ベンチャーは、根回し忖度めんどくさかった…。
あと、入社後の心構え。
就労支援施設でもよく見たし、自分自身そうでもあるのだが、アスペにありがちな「仕事を通して社会に貢献!」とか「人の役に立とう!」とかを一回お腹の奥の方に飲み込んだほうがいいと思う。義憤に駆られることは自分もとても多いし、まあ正直いうと、過去の転職理由は義を見てせざるは勇無きなりなんて思って余計なこと言って、人間関係揉めたためなのだ。そんでしばらく経った後で、その「一言」は「自分の業務」ではなかったと思うし、言われてる方もそんな大層なご忠告を言われるのは業務外だったと思うし、さらに言えば雇用主側もアドバイザーとしてアスペを雇っているわけではない。
アスペは「こうあるべきなのでは???」と常日頃から考えがちだけど、ほかのみんなは全然思ってなくて、会社では「業務」だけに従事していた方がいい…
というわけで、大きい事業会社のDX推進部門とか経理部門とかに潜り込んで、会社では仕事だけして、やりたかったら別の場所でボランティアとかするといいんじゃないかなと思いました。
そんでこの話のオチは、この日記自体がアスペの義憤に駆られた業務外の余計なご助言だってことだよ! これをうっかり会社でやると、まーた転職コースだぜ! ひゃっはー!
最近、うちの職場にSalesforceというツールが導入されました。
テレビCMで「変化にフォースを」といっているあのツールです。
原価管理がどんぶり勘定になっていて案件ごとの原価率がわからないから、営業や生産管理はすべての情報をSalesforceに入れることになったそうです。
これで営業と一緒に手作業で整理していた案件ごとの利益率計算が楽になる。
そんな期待感があり、導入が決定した際にはみんなすごく喜んでました。
そんなこんなで導入からしばらく経った先日、直近の案件の利益率はどんなもんだろうと思いログインをしてみたら、びっくりしました。
誰も・・・
全く入力されていないわけではないんですが、必要な情報は10%ほどしかなく、見ても何もわからない状態です。
案件で使用する材料の規格、量、金額は入力されていないし、そもそも登録されていない案件がいっぱいある。
これってもしかして・・・案件ごとの利益率計算まだ手作業でやらないといけないの!?
誰か助けてくれーーーー!
コロナのご時世ですが、リモートの「リ」も聞いたことありません。
万が一、データー漏洩した場合とんでもないことになりますからね(しらんけど
お堅い職場ゆえに息苦しさもありますが、それが心地よかったりもします。
というよりも派遣という気軽な身分が合っているのかもしれません。
さて本題に。
もちろん派遣です。
Aさんはどうにも「優秀ではないエンジニア」のようでした。
かろうじてプログラミングはできるけど、IDEの使い方、フレームワーク等はほとんど経験がないご様子。
何でもかんでもプロパーさんに聞いて回るので、「そんなことくらい自分で調べて!」と怒られていました。
Aさんはそんな感じの方です。
で、案の定。
着任して3日でドキュメント整理という名の戦力外通告をされていました。
そんな時、事件は起こりました。
会社の役員様から「こんなメールが届いたけど、どうしたらいいの?」とシステム部門に連絡があったのです。
それは決算に関わる重要なメールだけど、身に覚えがないのだそうです。
私のチームがその担当システムだったため、すぐに調査をしました。
その調査中にも、ほかの役員様から「なんだこのメールは?」と問い合わせが入ります。
チームは慌てふためきます。
時間が経つにつれ、経理部のプロパーの方々が駆けつけ、システム部長、経理部長まで駆け付け、一大事になったのは、社内事情に詳しくない僕から見ても明らかでした。
原因究明は長引きました。
というのも。
その決算プログラムは、15年前に作られたPHPプログラムで、度重なる改修の結果「よくぞここまで!」というくらいのスパゲッティになっていたからです。
社内にシステムの詳細を知る人間はおらず、ドキュメントも歯抜け状態。
その結果、1つの仮説が導き出されました。
「あいつ」というのは、例のベテラン新人エンジニアAさんです。
翌日、出勤してきたAさんは問い詰められました。
「私はまだ着任したばかりで、そんなことできっこない」と。
確かにその通りです。
「これをクリックしただろ?」
その中に、1つのURLが書かれていました。
そのURLは、決算システムの年次バッチを臨時に走らせる大変恐ろしい物だったのです。
Aさんはプロパーに激詰され、システム部門の臨時会議で罵倒され、経理部門でも罵倒され、役員の方々への謝罪行脚に出かけていきました(プロパーさん、システム部長、経理部長を伴って
Aさんはまだ帰ってきません。
僕はAさんになんて声をかければいいのでしょうか?
そもそもAさんのどこに非があったのでしょうか?
Aさんが支給されたパソコンの秀丸は、ワンクリックでURLを開くようになっていました。
もし誰かに非があるとするならば、秀丸ではないかと思うのです。
■追記
僕はAさんを「凄い人だ・・・」と思いました。
「なんでこんなことしたんだ!」
「どうするつもりだ!」
と、激詰めされているにも関わらず、淡々と回答していたからです。
想像してみてください。
コロナにも関わらず、200人以上が常駐している広いフロアの真ん中にあるミーティングスペースで、多くの人がチラ見する中で罵倒される姿を。
会議の出席者の大半が敵であり、仲間であるはずの僕たちは、火の粉が降りかかるのを恐れて何も言えず、たった一人で戦わなくてはいけない状況を。
こんな恐ろしいことはありません。
「どうするんだ!!!?」
「どうやって収めるつもりなんだ!?」
「問題のデータはすでに特定しているので、すぐに修正できるかと・・・・」
「そういうことを聞いてるんじゃない!!!」
「ご迷惑をおかけした方々に、私が直接謝罪します」と、Aさん。
「えっ・・・、おぅ・・・、それもいいかもな・・・」と、システム部長。
その後、Aさんが呼ばれ、謝罪行脚に出かけたのでした。
「会計事務所はブラック」と目に入っただけで、そっ閉じされそうなので補足。
一通り仕事を覚えるまではパートで働くのがお勧め。パートなら割り当てられる仕事も少なく毎日定時帰りできてブラック度をだいぶ減らせる。
小さな会計事務所のパートは近所の主婦が多くて主婦ネットワークで悪い噂を流されたらパートが集まらなくなって困るからブラック事務所でも残業させないように(労働時間が扶養の範囲で収まるように)気を遣っているらしい。
定時までに終わらない量の仕事を振られた時は、顔だけ申し訳無さそうにして社員に渡せば良い。会計事務所の平社員は穏やかで優しい人が多く、パートさんは家事や介護や扶養の制限で残業できないことを理解しているのでたぶん怒らない。
パートのまま「(できれば外資系)法人クライアントの一年間の一通りの業務、年次決算・法人税申告までできるようになりたいです!」と手を上げて、自分のペースで覚えていって決算・申告ができるようになったら、社員(フルタイム)に転換してもらう。
会計事務所の社員の働き方が過酷すぎて自分には無理そうだったら、「会計事務所パートで年次決算・申告までやってました。英語対応もできます!」と職務経歴書や面接でアピールして入れる外資の経理を探す。
直接雇用で採用されなければ、派遣で経理の経験年数を増やしながら求人に応募し続ける。
40代・女性・経理会計未経験でも、日商簿記2級取ったら会計事務所(税理士事務所)パートなら雇われるよ。
税理士の先生の平均年齢は60歳で80歳の所長もいる。40代の新人なんて全然若い。
3級だけでも雇われるかもしれない。とにかく会計事務所は人手不足だから。まず簿記3級取って2級の勉強しつつ週3のパート探したら?
田舎住みだそうだけど、会計事務所は田舎にもたくさんあるから大丈夫。
翻訳会社に勤めたぐらい英語ができるのはすごく武器になるから、できれば県庁所在地なら1つはあると思われる英語対応・外資系対応をうたっている会計事務所に入って、1年目はパートで1社でいいから法人税申告まで担当して1年分の業務を覚えて、2年目から体力が続きそうならフルタイムを希望して、3年目を目途に外資系の経理に転職するのが良い。自分はそうやって人生を立て直した。
俺は10年以上の引き籠りから、簿記2級取って、英語が得意だったから外資系企業が主なクライアントの小さな会計事務所に契約社員で就職して3年も経たずに、外資系の事業会社(非会計事務所という意味ね)の経理に転職して、勢いのある業界で会社にどんどん金が入ってくるのとマネージャーが辞めて会社が無名すぎて金の力でも次の人が雇えなかったらしく繰り上がりでマネージャーに昇進したりと、とても運が良くて、脱引き籠りから7年で年収700万までもらえるようになった。
注意点は、会計事務所はどこもブラックなのでずっと続けるのはお勧めしない。ゴールは外資系の経理部門ね(Financeという名前だったりもする)。
でも、会計事務所に転職する時の面接では「ただの帳簿の入力だけでなく、法人税の申告もやりたいです。税理士になるために一科目ずつ勉強しています」と嘘を吐いてやる気をアピールすること。
会計事務所の所長が最も求めている新人は、「税理士試験の勉強をしながら働かせていただいているから薄給激務の奴隷労働も厭わずにやります」という無資格事務員なので。
とはいえ、会計事務所がブラックだと知れ渡ったおかげで新卒や20代が雇えないので、俺たちのような30代、40代の未経験にも門戸が開かれているわけだが。
俺も一橋には劣るけど名門大学を卒業して最初の会社は大手だったのに鬱ですぐに辞めて10年超引き籠りだったから、本当にニャートさんの最近のブログには身につまされる思いだし、ニャートさんのキャリアが救われればいいなと思って提案してみた。
学歴を「換金」できない|40歳働けない結婚できない私(3回目) - ニャート
https://b.hatena.ne.jp/entry/nyaaat.hatenablog.com/entry/2019/07/18
転職はしたものの、広いくくりでは同じ業界で働いている貴殿に思いがけず展示会場でニアミスしましたが、お気づきになったでしょうか。
まさか経理部門のスタッフであるはずの貴殿が展示会に現れるとは思っておらなかったため、私はいたく動揺しました。
正直なところ貴殿とは確執もなく、良い関係であったので、個人として、であれば笑って話すことは出来るのですが、今となっては貴殿と私を繋ぐものは逆にお兄様という存在しかいないとも言えます。
そして、まさか貴殿は兄上が養育費を払わずにいることを知らないでしょう。
いや、正確には払われていた時期もあるのです。ただ、銀行からの振込人名義欄にアイシテイルとかパパヲワスレナイデとか気持ちの悪い台詞が毎回打ち込まれてきたために、私は弁護士に相談の上、銀行口座を閉じさせていただきました。ちょうど苗字も変わった訳ですし。
そしてそれでも払う気があるのであれば、問い合わせ出来るように、未だに私はメールアドレスも携帯番号も変えず、着拒せずにしておいた(弁護士アドバイスにより)のです。しかし、その後8年間今まで一度も連絡が来たことはありません。
自分の兄上がまさかそんなことをしていたとは知らないであろう貴殿に、私はどんな顔をして会えばいいのかわからないのです。
貴殿に対面した時、笑うべきか、泣くべきか、怒るべきか、未だ答えは出ません。
https://anond.hatelabo.jp/20190612125338
フェイクあり
おっきな組織の話をすればバズ流れが来てるみたいなので。
フェイクあり
俺の中の俺~♫
お給料については国家公務員俸給表 https://www.jinji.go.jp/kankoku/h17/pdf/h18.4houkyuhyou.pdf を見ていただくのがいいと思います。
読み方ですが、高卒はおおむね1級5~15程度からスタートし、大卒(一般職)は1級の25~40程度からスタートし、おおむね4ずつ毎年級が上がっていきます。スタートが違うのは前職での経験を加味することがあるからです。総合職の場合は大卒で2級5号俸~、院卒だと2級15号俸~それぞれの経験を加味した号俸から始まります。
2級というのはいわゆる主任クラスです。1級が平、3級が主任/係長、4級が係長といった具合ですね。
昇給した場合は、その級において前の給料と同程度の号俸+4ぐらいになります。
級が上がるほど責任が増える代わりに毎年の昇給量が増えやすくなるということですね。
たとえばですね、1級25号俸170,200円からスタートして4年目で1級41号俸194,900、次の年に2級に上がったとして1級41号俸は2級7号俸と同じ値なのでそれに4号俸増やして5年目で2級11号俸201,600円となり、その7年後に昇給したら前年が2級35号俸245,300円なので3級13号俸を基準として4号俸増やしての12年目3級17号俸252,600 円、年収にするとボーナスが4.5ヶ月分でるとして416万円ですね。ここから10年3級のままだと3級57号俸324,100円なのでおよそ22年目で年535万円、これを多いと取るか少ないと取るかどうかは個人の感想に任せます。まあ、有能な人ならもっとトントン拍子で上がるでしょうけど。
地方公務員の場合もおおむね同じぐらいなので、基本的に公務員の給料はこれで計算できると思ってください(都市部の場合は国家公務員もそれ相応に補正がつきますし、潤っている自治体はそこを基準に考えるべきですががここでは割愛します。まあとりあえず東京都職員やっぱ羨ましいよねって)
なんだかんだ公務員宿舎は安いですが、値段的にも大手民間の社宅に比べると見劣りはする程度にはなってきてます。設備も古いですし。
むしろ、宿舎に住まなかった場合でも家賃の半額程度は手当してもらえることが大きいですね。
出張の旅費はほぼほぼ全額出ますし、転勤時の引っ越し代も持ってく荷物を服ぐらいにして家具は全部端金で売っぱらってから家電量販店の激安セットで我慢すればトントンになる程度は貰えます(こちらに関しては実質ほぼ赤字ですね)
配置によって残業時間はほぼ0~月200hまで選り取り見取り。残業が多い部署なのに残業代がロクにつかない所もあれば、各省庁の中央に近いところだと謎の権力が働いてアホほど多い残業がしっかり給与明細に反映されてたりと多種多様。
基本的には頭は死ぬほど固くて、リースのクソスペックPCを使って頑なにエクセル方眼紙を手作りマクロで頑張って出力してますし、電子決済なんて意地でも導入しないことに誇りを感じる人種だらけです。
非正規の職員さんがあちこちにいますが、数年おきにコロコロ部署を変えている連中と違って10年20年非正規として働き続けている方ばかりですので非常に高い専門性を持っていて完璧に仕事をこなしていただけるので助かっております。
担当者をコロコロ変えてまで防ぎたかった不正行為ですが……防げているとは言い切れない。というよりもガチガチに固まっていながらも相互にデッドロックをかけあってまともに組織が機能しなくなっている部分が多々ありますので、ある程度は現場の責任によって鉛筆を舌が濡羽色に染まるまで舐め続けなければ何も始まらないという状況が多いです。管理部門、経理部門、実務部門、窓口部門、それぞれが互いに嘘を付き合いながらそれをスルーしあいつつ、そもそもこうなるのはお前らが無駄に細かいせいじゃんと責任転嫁しあってなんとか回っています。時折我に返ると、規則を守るために働いていると言いながら規則を積極的に破り、それを報告するために存在すると言い張りながらそれを自分たちで隠蔽し続け、その対価として自分すらも含めて巻き上げてきた血税を頂いているという姿の情けなさに、本気で俺たちはみんな一度ちゃんと首を吊って詫びるべきなのではと感じますし、時折と言いましたがそう感じざるを得ない瞬間はほぼ毎日襲ってきますので、基本的には己の中にある希死念慮や切腹精神を厚顔無恥によって埋めていくことがワークライフの主成分となります。
上記で述べたようにどこか頭がおかしくならないと自分で自分を殺すか辞めるかの二択しかなくなってしまいますので、大体の人は若干どこか壊れています。多いのは、極端に腰が低いタイプの人(組織の良心です)、世間擦れをカッコイイと思い込んだ勘違い社畜(空気の破壊者です)、特権意識に凝り固まった小役人(実在しますご安心を)辺りでしょうか。多種多様な人間の壊れ方が見れますが、見ていて楽しい壊れ方をしている人は少ないので、それを楽しむ目的での入社はオススメしません。
こんな職場ですが、専門性が身につかないため転職する人は少ないです。これが非常に大事なのですが、転職しない理由は待遇というよりも、専門性が全く身につかないことによる部分が大きいです。ほぼほぼ全てです。専門性どころか、一般的な感覚すら養えないです。強いて言うならば官公庁系との付き合い方を内側から知ることが出来ますが、辞める人の多くはそれが嫌になってやめているのでそれが活きる道は選ばないでしょう。よっぽど若いうちでないなら腰掛けで入るのはオススメしません。
フェイクあり
もはや傾きまくりの日本の製造業にうっかり入社してしまったんだけれど、出張するにあたって必要な手続きがあまりにも多すぎる。どこもこんなものかしら?価値のない仕事に時間がかかり過ぎて早くも辞めたい。
いつどこに何の目的でどの程度の経費を使って出張に行くかを申請するワークフローがある。上長数名の承認に加え、経費を使うからか、何故か経理部門が承認のワークフローに入っている。
部門の中でグループ別の経費管理をしており、これを毎週メンテナンスしないといけない。出張前は、利用予定の経費を入力し、出張後は実績値を入れなければいけない。部門の中でのみ使われるシートであり、部門全体の経費は月毎に経理に提出。
グループの中で誰がどれだけ経費を使ったかを個人レベルで管理するためのもの。出張先も入力しなければいけない。(2)と違い、都度入力が必要でグループの中でのみ使われる。
(4)勤怠システム1
勤怠システムに出張予定を入力する。これも(1)と同じで上長数名にワークフローが回覧される。
(5)勤怠システム2
出張の際はタイムカードが打刻されないので、出張後、出張時の出勤時間と退勤時間を入力する必要がある。これも上長にワークフローが回る。
(6)カレンダー
出張の日はOffice365の自分のスケジュールに、「★出張」と記載する。★は日帰りを表すのが部門のルールらしい。
部門の電話当番が、一目で部員の勤怠状況を把握するために、専用のExcelに出張の日は、出張のため1日不在と記載する。
営業部門で採用されたはずが、経理部門に配属された。請求書の処理や物品の購入など購買に近い業務が主でそんなにスキルが必要ということではなかったけれども、計算が苦手で大雑把な自分には地獄の新卒からの4年間でした。
理由は主に業務内容のやりがいのなさと、計算を好む同僚たちと馬が合わなかったことです。
毎日数字ばかり打ち込む同じ作業にやりがいを感じることができませんでした。基本的にミスなく作業することが前提の経理の業務。100%正しくやりきっても、感謝されることも評価されることもない。
しかしミスが一つ起こるとかなりの大事になる。他人のミスに気づかないこと自体、自分のミスになる。
褒められることはなく、謝り続ける、自分が悪いのか分からないまま怒られ続ける毎日。
この環境でどうやってモチベーションを保つのか、真剣に悩んで先輩に相談した。
「数字が合った瞬間って気持ち良くない?」と言われた。ごめんなさい、全く理解できなかった。数字はもう見たくないと日々落ち込むだけでした。
ここから下は弊社の先輩が変わっている、という話で全ての経理や購買の人がそうではないと分かっている。
自分のミスはしっかりピックアップされるが、ミスが起きないように新たな施策を実行するのは許されなかった。
当時その部署では複雑な計算も電卓と手書きで行っていた。大雑把な自分は、計算の途中どこかで数字が合わなくなる。エクセルに計算式打ち込んで、数字を入れれば最終金額が出るような簡単なシートを作った。
先輩に「ズルしないでください」と言われ、目が回った。
何かを変える、ということに部署の人たちは猛烈な拒否反応を示すことが多々あった。それゆえ、書類のフォーマットも何年も変わらず、他部署や取引先に対して異常に面倒な手続きを頼まなければいけないことが多かった。その度に嫌みを言われたり、逆上されたりということが何度もあった。自分だって変えたいわ…と思いながらひたすら頭を下げるしかなかった。
残業は30時間程度だったので、身体は問題なかったけれどこのままファーストキャリアを摩り下ろすのってどうなんだろうと悩みに悩み、胃に穴が空いたところで、異動希望が通らなければ退職しようと考えていると上司に打ち明けた。
救いだったのは上司が積極的に人生に介入こそしないけれど、訴えをきちんと汲んでくれる人だったこと。
ちょうどストレスチェックに引っかかり、産業医が後押ししてくださったこともあり、紆余曲折ありましたが今は営業職です。
自分の工夫によって結果が変わり、評価につながるのが本当に楽しい。
経理の仕事を通じて分かったのは、当たり前だけれど人には向き不向きがあるということです。
不向きな面でしか勝負できなければ、達成感がある仕事をするのは難しいし、周りからの評価も低くなる。
羽生結弦はフィギュアで勝負すべきだし、五郎丸はラグビーで勝負するべきです。
自分の得意分野で戦えないとき、努力で苦手分野を乗り越えるのももちろん素晴らしいけれど、土俵を変えた方がいい結果が出ることもあると思いました。
経理の仕事が好きな人には毎回否定されるけれど、不向きな人には特に難しい業務だと思う。
仕事が難しいのではなくて、モチベーションを保って取り組むのが致命的に難しくて辛かった。
株式会社ジャパーン。
安倍社長の抜本的業績改善策が功を奏し、水面下に沈んでいた会社の業績に光が見えてきた。
ここ数年見向きもされなくなった海外企業からも熱い視線が寄せられ、ライバル企業からもやっかまれる。
海外の一流雑誌にも安倍社長の似顔絵が表紙を飾った。社員の給与は極々一部しか増えていないようだが、
先行きは決して暗くないと一部のひねくれ社員以外は考えているようだ。
そんな時、事件が起こる。
麻生副社長(経理部門のトップでもある)がZ銀行からの警告に従い、歴代の馬鹿社長達の失敗によって累積した
会社の赤字をできるだけ早急に返済するため、販売している商品の一斉値上げを予定通り行うよう要望したのだ。
「やっと競争力がついて値段を少しずつ引き上げられるようになった現状で一斉値上げをしたらまた売上が減ってしまう」
会議を開いて形ばかりの検討もしたが、結局一斉値上げは予定通り今年4月から実行されることに。
安倍社長の記者会見前に一斉値上げを断行するとのメディアの報道が流れてしまうという珍事もあった。
余談ながら、一斉値上げは野田前社長(現在は社外相談役)の積年の願いでもあったらしい。
そして4月が訪れた。
ジャパーンの業績はどうか。出先調査をしてみると確かに売上は落ちているようだ。しかし業界新聞の報道は
麻生副社長含め「よし!なんとかいける!」と気合が入る。Z銀行も満足顔だ。
なんとかいけるのではないか・・
との空気が社内にも広がる。アナリストの業績予想も売上落ち込みは軽微との評価。
「今回は想定外の影響もなさそうだから、本当になんとかなるのではないか・・・・」
上層部がそう思った矢先、売上の実態が徐々に判明しはじめる。5月、6月と悪化を示すデータが報告されたが、業界新聞の報道は「想定内」
の一言。それを鵜呑みにしたのか分からないが、本社の判断も想定内で据え置かれる。だが見通しは甘かった。出荷が減り、在庫が膨らむ中で
生産を減らしたにも関わらず、7月のデータでは在庫が膨らみ続けていることが報告されたのだ。
結果は震災時に匹敵する売り上げの大幅低下。年あたりに直すと6.8%の減少というのは痛い。
そういえば同じような事があった。17年前の橋本元社長の事だ。あの時も今ほどではなかったが、o銀行(z銀行の前身)からの勧告に従って一斉値上げを行った
結果は売上の大幅低下。その後ジャパーンは品物の値段を17年間そうじて引き下げ続ける羽目となった。
17年前の4-6月期の業績データを確認すると、年あたりに直して3.5%の減少。17年前と比べると値上げ幅は今回の方が大きいので影響は深刻ともいえたのだが、やはり
そうした見通しを裏付けた格好だ。
アナリストの業績予想は当初4.8%減といったものだったが、7月時点の情報から彼らは素早く予想を引き下げており「想定内だった」と涼しい顔。
中には気をまわしたのか9%を超える売上減を予想したところもあったようだが、それはそれとして。ともあれ知らぬうちに何事もなかったかのように進んでいく
さて6.8%の売上低下という厳しい結果に注目が集まる。
「わが社の1-3月期の決算をみると大幅黒字だった。4-6月期の決算は大幅赤字となったが、だがこれらは特殊要因によるものだ。1-3月期と4-6月期
の決算を平均してみれば、実は昨年10-12月期よりも良い結果だ」
四半期決算の話のはずが、なぜに半期で比較するのかというツッコミが出てこない所がメディアらしいが、4-6月期の決算が悪かったのは既に過去の話で
あるともいえる。
「今後の先行きはどうなのか?」との記者の問いに対する甘利常務への発言に注目が集まる。
本当に対策はあるのだろうか?
甘利常務は少し間をおいて答えた。
「4-6月期の決算は悪かった。だがアナリストの予想によれば、7-9月期の業績予想は4-6月期の決算の悪化を反映して
当初予想以上に改善すると見込まれています。一斉値上げ断行をみこして今年1月に販路開拓策も講じています。
多分大丈夫でありましょう。」
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今年1月の販路開拓策が4-6月期に間に合わなかったことの責任をどう考えるのかという疑問はあるが、株式会社ジャパーンの先行きはどうなるのだろうか?
社長室の菅室長は安倍社長体制をあと3年くらいは続けたいようだ。経済音痴の石破専務が社長にでもなったらジャパーンの経営は再び右肩下がりとなるだろうと
いうのが大方のアナリストの見通しの模様。
「Z銀行としては、ぶっちゃけ社長なんて安倍でも石破でも甘利でも誰でも構わないんです。ただ一斉値上げをしてくれればね。」
来年10月にふたたび一斉値上げを行うとの報道もあるようだが、株式会社ジャパーンの行く末は?
本社前を物憂げに歩いていた野田前社長(現在は社外取締役)に聞いた。現状をどうみているのか。
「私は安倍君が心底うらやましい。なぜって? 一斉値上げをした社長は歴史に残る。竹下さんしかり、橋本さんしかりだ。安倍君は一斉値上げを二度もやることを
予定しているのだからすごい話だよ。・・でもね、それは私がZ銀行さんの協力をいただきながら計画した話。もっとそこんところを強調してもらわないと、私の事を
皆が忘れてしまうじゃないか。」
安倍社長は新たな経営計画の策定を指示しているようだ。形だけのような気もするが、再び経営コンサルタントを集めて会議を開くらしい。