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はてなキーワード: 区画とは

2021-02-06

anond:20210206101429

町内会制強いとこだと区画全員知り合いとかあるから普通に挨拶しといたほうがいいよ

2021-02-03

anond:20210203094954

子ども部屋必要!って考えの人が意外と多い

2階建てでそういう設計前提で分譲の坪数も割りつけられてたりするから平屋だと1区画じゃ足りない‥

子ども部屋が必要になるのは実際には10年に満たないぐらいだったりするんだけど‥子供まだいねーじゃんって夫婦でも、子ども部屋入れておかないと売れないのよ

平屋いいよね

憎悪研究所 匿名実験区画の皆様へ

憎悪研究所 人間性センターより 緊急連絡です

ただいま 匿名実験区画の 憎悪量が 要求値を下回っております

より一層の憎悪を よろしくお願いしま

2021-01-29

anond:20210129092427

最低単位は?って聞かれたから、偉い人からも見えやすいように、会計単位を10億にそろえて、単位を1区画区画に みえるようにしておきました

anond:20210129092324

ほしい数量は1って、エリア1個だよね? みなとの倉庫区画区画ならなんとか・・・

2020-12-19

永劫 (グレッグ・ベア)

飛来した小惑星は直径100kmで内部が複数区画に分かれていて、

人類が住んでいたような形跡があった。

人気のない未来都市工業地帯

最後区画は明らかに小惑星の大きさよりも長い、遥か彼方へ伸びる一直線の廊下、≪道≫ だった。

誰が小惑星を作ったのか、≪道≫ は一体なんなのか。

調査団一行は当時の地球最先端テクノロジーで作った飛行機で ≪道≫ を探索することになる。

今年読んだ SF小説の中では ネクサス (ラメナム) と二位を争う面白さだった。

ちなみに一位は 三体Ⅱ 黒暗森林 (劉 慈欣) です。

anond:20201218190802

2020-12-01

anond:20201201184650

まあお前みたいなのはすでに遺伝子が都会でしか生きれないようにロックインされてるから似たようなのと子供もつくってその三軒長屋みたいな住まいうまいもん食って効率的にケツからクソを生み出すために立体的に考え抜かれ設計して与えられた区画テポドン首都直下隕石かしらんけど破滅の日まで延々と何代も何代もアーバンライフ(笑)暮らしてればいいと思うで

やってることは江戸町人とたいして変わりはしねえわな。勝手に生かされて毎年毎年芝浜でも見てやっすい涙でも流して死んでいけ

anond:20201130124718

こんにちは、高気密高断熱警察です。

日本四季があって高温多湿云々 → そんな地域世界中にあります

高断熱高気密の家はカビや腐食が起こる → 隙間風だらけの昭和の家と同じような構造でハリボテのように高気密高断熱やったらそうなる。住宅性能に合わせた建て方に対応できていないだけです。

コタツがあれば充分 → 宅内温度そもそも低いと血圧も上がるし、呼吸器疾患や循環器系疾患のリスクが上がります暖房代や建築ケチって寒い家に住んで高い医療費支払ってるだけです。

樹脂サッシにしたけどやっぱり寒い → 残念。第三種換気の吸気口から寒い空気が入りっぱなしでした。窓の次は換気方式にこだわりましょう。

個人的には、コスト、気密断熱、耐震性の面から考えて、2x4(最近は2x6)がベストと考えている。

最近は壁線区画を広く取れるから一般家庭の広さであればリフォーム時の制約もあまりないし。

異論は認める

2020-11-30

渋谷区民の宮下公園

宮下公園媒介してNIKEがたたかれているみたいだね。ブクマカたちは安全からいつも通りいい子ちゃんぶって正論罵詈雑言を浴びせてくるけどもう慣れちゃった。

自分はもう何年も渋谷仕事して渋谷生活している。渋谷って一口に言ってもいろいろな区画があって、それぞれの区画治安が良かったり悪かったりする。道玄坂ホテル街は相変わらずラブホが立ち並んでてカップル風俗客と風俗嬢がうろうろしてるし、スクランブル交差点はいつも関ヶ原で、センター街リアルエクバ、宇田川町DJリアルGTAだし、宮益坂はいだって坂がきつく、マークシティは死相のあらわれたホームレスがベンチみたいなところで寝転がってたし、南平台はいだって渋谷と呼んでいいのか分からない。その中でも、宮下公園だけはあからさま近寄ってはいけないムードがただよっていた。それはホームレスがいっぱいいるからっていうのもあるけど、公園では何が行われてるか分からないし、犯罪の噂をしこたま聞くからだ。よく分からないけどなんかやばそうな空気宮下公園からはいつも感じていた。

実際のところ、ホームレスの母数は統計上減っている。ガチ貧困者がホームレスにならずにネカフェ難民などに移行してるそうだが、それでもジュリーみたいなルンペン体感で見てもここ数年で明らかに見なくなった。宮下のところや駅のところで高架下にはダンボールを毛布がわりにしたホームレスがいるけど、本当に見かけるのはそのくらいだ。マークシティからもいなくなった。あと、ホームレス一般市民と比べて結核持ちが多いから、公衆衛生的にもよろしくない。

ところで、Base Ball BearってバンドのSAYONARA-NOSTALGIAって曲にミュージックビデオがついてて、2004年渋谷舞台になっているんだけど、ナンバガに憧れた男女がビル屋上演奏してる裏で、ヒカリエができる前の治安の悪い宮下公園治安の悪そうなJK治安の悪そうなことをしてるなんだかよく分からないミュージックビデオだった。2004の頃からしてもそんなに治安の良い空間じゃあなかったのだろう。

そしていま、ちょくちょく宮下公園を通過している。あのあたりに限定すれば、本当に治安が良くなったと思う。安心して宮下を通過できるので治安が良くなったことを体感している。ホームレスの村よりはパリピインスタ映えを求めてウェイウェイしてる方が明らかに平和だ。

もちろん単にホームレスの母数が減ったからって貧困がなくなったわけでもないけど、行政ナイキが結託して弱者排除してるっていう単純なストーリーには区民の立場からノーと言いたい。

2020-11-21

https://anond.hatelabo.jp/20201121115655

ヨーロッパ在住者からこの議論検証してみる。

流石にこの内容は違和感しかなかった。なんだか頭でっかちで考えた日本から一切出たことのない人が書いたんだろうなって感じ。

海外に住んでいる立場から書いてみる。

差別排除には覚悟がいる」が主題なのかもしれないが、海外だとそもそも差別ナチュラルにされていて

当然そこに根拠があるのだが、それだと本当に困るので落としどころを探しながら現在進行形差別排除を声高に訴えている。

BLMで浮き上がったような、ヌルイ考え方の「ファッション差別反対者」も当然いるが、性犯罪者にはちゃん位置情報

タグ付けされているし、ゆるふわ差別反対者などの首根っこは押さえつけれれるぐらいに法制度はしっかり組まれている。

高度スキル移住者としては日本で伝わっているような「ゆるふわ差別反対活動のTV報道」みたいなものではなく、

ソリッドに議論された【法制度】に向き合うことになるので、ヌルファッション差別反対とかとは違う世界をお伝えする。

海外ではそもそもナチュラル差別が織り込まれている

統計的に優位にでている事象無視してくれるほど甘くはない。不動産を探すとき人種差別してくるし

(他の要素で優位にたっていないとそうなる)、職探しでもアジア人はまじめという要素は(知っているひとは)見てもらえる。

移民に出すビザにもこれまでの国同士の関係性、移住者の傾向ややらかし具合で区別の条件が盛り込まれている。

住むエリア黒人が多いエリアナチュラル家賃が下がるので、治安が悪くなるし、ゴミが多かったりする。

中国人が住むエリアとか、色々、勝手区画が分かれている。

それが差別になっているというより、完全に体験値として織り込まれているし、実際そういうアウトプットとして現れる。

日本ほど、生まれた時からほとんど死ぬまで、日本にのみ囲まれているという状態は定常的に存在しない。

(といいつつアメリカの内部とかもそういかもしれない)

アメリカで年齢による差別がないとかいっているが、業務経歴みれば大体何歳かわかる

逆にキッズでそういうステレオタイプが生まれない状態で、小学校であった他の人種の仲の良い友達なんかが

いると、差別なんてない本当に神々しいまでのフラットな付き合いが生まれている。そういう融合というのもしながら

差別と融合を繰り返していると思う。

そうした根底にあるナチュラル差別の揺り戻しとしての「差別をしてはいけない」が海外現在進行形移民問題

本日本とは全く違う、どんな学校にいきどこに住み、どこで就職するかそのあらゆる場面で人種

国籍、色んな「緩やかな違い、差別」を受け続けるのが海外なのだ

誰かが誰かを差別してはいけないでは全くすまないぐらいにそういうものがあるので、そのアファーマティブ

アクションとして「差別をしない」というアクションも逆に常に意識するのが海外なのだ

そして、個人的には日本でよくある移民問題みたいなのが頭でっかちに思えるぐらい、数世代からその

問題を「体感」として織り込みながら生きているのが欧米だと思う。問題が出ながらその問題をなんとか

クリアしながらダイナミックに成長を続けている。

移民いるかいらないかなんていう問題はなし崩し的に議論は終わってしまい、「差別あるかないか」なんて

問題議論しているうちにどんどん個別具体的な解決策を見出しながら次のフェーズに行っているそんな感じだ。

そのために、法律もころころ変わる。

シェアハウスして横に住んでいる人が数か月ごとに違う人種になるような状態で彼らとうまくやるには

差別意識は持っていても、出してはいけない。当たり前だ。仲良くやるのが一番というのは誰もが

分かることだ。

まり、常に「差別をされながら、差別をしないためにどうするか」を考え続けている。

また、そういうのが面倒な人は結局、高級なエリア引っ越して、早々に白人どうしでよろしくやっている。

このあたりは国や街、いろんなパラメーターによっても相当に変わってくる。

しかし、基本的に「XX人」は「YY」な特性を持っているというステレオタイプは実際にその通りに発動することを体験として知っているし、

常々そういう風に考えることは良くないなと思いながら実際にはそういう形で発動してしまうやりきれなさをギャグにしたり、色々解釈しながら

法改正ルール改正をしながら差別を生ものとして向き合っている生きているのが海外なのだ

島国で「差別問題」を肌感覚として捉えられないのは至極全うだが思考実験すぎる青臭さが目についた

日本が悪いとかダイバースではないとか言いたいわけではないが、基本的に、地続きでない国で

こういう問題体感しづらい。

レスでいっている「原理主義者によるテロが頻繁に起きている宗教信者入国拒否したり、彼らを集中的にスクリーニングすれば、多くの人がテロから救われるだろう。」

はまるで今されていないような言い方だが、アメリカでは滅茶苦茶されている。

そうでもない人にまでトランプビザを発行しなくなったり生活生殺与奪にまで以前の同胞やらかしが思いっき差別として現在進行形で影を落している。

うっかりイスラエルに行ってしまって、パスポートイスラエルスタンプがあれば

中東の多くの国には入れない。移民ビザを取るときパスポートスタンプ数はチェックされる。

黒人犯罪者は多いことは当然知られているので、当然多めにチェックされるが、そもそもそういった人の住んでいるエリア

は固定されており、犯罪率も高いので、白人50%、黒人50%のエリアがあって、そこで1:9でチェックが黒人で厳しいなんていう

ことはない。もともとパトカー巡回率も高いし、犯罪率も高いので、当然黒人の方に検査が多くなる。

自分も100%分かっているわけではないが、元スレは、思考実験だけで書いているのか、不自然すぎるところが多すぎる。

2020-11-06

ソープ備忘録

行くまで

 某日、仕事が早く終わったため、何かやることを考える。晩飯を食うには早く、すぐ帰るのも面白くない。帰りの電車で何かないかと探っていると風俗街のある駅が次の停止駅だった。思い立ったが吉日、ソープに行くことを決めた。この時点でノープランである。とにかく目的の駅で降りたはいものの行くべき場所も何もわからない。道端でググって紹介サイトを巡り良さそうな店を探し、昔の記憶を頼りに「そういう区画」を目指す。縁がないと思っていたが「そういう区画特有の暗さの中に目立つ明るさのおかげで掘り当てることができた。

ついた

 初ソープなので無難に60分で22k。店はおっぱい重視で系列店もある規模も小さくないという初心者にしては悪くないところを選んだと思う。足を運んでドアを開ける。今まで見たことのない向こう側はピンク色だった。

 あれよあれよという間にテンションの高い黒服説明をされながら女の子を選ぶことに。写真とその他数値を見つつ選べた。ここで表示されるパラメータ、実物と違うやつだ。顔も加工がありそう。本物がモビルスーツみたいな人かもしれないこともある。これらはTwitterで学んだ。写真と数値の補正脳内で解除しつつ、よさそうなOさんを選ぶ。運良く一番待ちも短く、入浴料を払ってから30分ほど待ち。

 待合室に入ると30-40代男性が3人ほど。平日の夕方、ちょうど仕事終わりたてか?彼らは呼ばれた瞬間、そそくさとこの部屋を去っていく。わかる、見られたくないもんな……。目の前のテレビ大統領選ニュースをずっとしていた記憶がある。俺の心は初めてのソープでこんなに緊張しているというのに、アメリカトップなどどうでもいいのだ。この時の緊張具合といったらない。以前、気まずさとか気持ち問題で全く勃たなかった事があったのでトラウマになっている。今回もそうなれば金払って何しに来ているかからなくなってしまうので友人へのウザ絡みLINEテンション普段に戻しにかかる。「いきなりソープ来た報告をする狂った人間にどうコメントしろと言うのだ」と一蹴された。

入った

 お手洗いを済ませ、少しすると番号を呼ばれた。向かう先ににOさんがいる…。廊下に出るといくつかの確認運命の瞬間。「はい、ではごゆっくり〜」とスタッフの掛け声とともにカーテンが開けられる。「どうも〜Oです!私で良かったですか?」顔を向けるとカーテンの奥にはカワイイ系のお姉さんがいた。モバマスの誰とか言われても履修してないしテレビは数年見てないので例えろとか言われてもわからないが可愛いと思った。細くはないくらいの体型で好み。服うっす。おっぱいでっか。見ていいんか?倫理観おかしくなるぞ?電車でも目の前に女性がいたら目を逸らすし近寄られたら逃げるくらいの気概でいる俺が見てもいいのか?

 敬語の抜けないたどたどしい挨拶を返すと差し出される手。これは何だ?戸惑っているとどうやら手をつないで移動するようだ。指を絡めて、一歩を踏み出す。どんな距離感で行けばいいのかわからない。初めてのソープであることをネタにすることと手が冷たいことをネタに無言の間を埋めつつ、部屋に向かう。

 初めて入った部屋は異世界だった。寝床風呂場が合体した部屋は普通物件にない構造なので常識の違うパラレルワールドに迷い込んだかと思った。しかもここで本番までするわけで。倫理観の壊れた世界に来たのかと思ってしまう。

風呂の流れ

 湿気と倫理の高低差にやられている間にそそくさと服を脱がせてくれる。Oさんと身長差が結構あるので上は自分で脱ぎ、下は脱がせられた。下を脱がせられるのはいつ頃ぶりだろうか。親よ、俺ソープで服脱がせられてるよ。

 今度は逆に脱がせる。パッパと済ませ、ブラジャーホックを外して。ブラジャーホック構造が見てわかりにくい。外すのに力入れていいんですか? おっぱいでっけ〜。外した瞬間にかさが増したかのように広がるおっぱい。でっか。これ見てていいんですか?でけえ。スタイルも悪くない。ちょうどいいくらいの肉付きでむしろ好きなくらい。なんかい匂いするし肌もきれいだし世の中にこんな生き物いるか?という気持ち五感で生と性を実感する。

 お互いが裸になった段階で二人で風呂場へ。といっても2歩歩けば風呂であるバスタブ、シャワー、そしてあの椅子がある。流されるままに噂に聞くスケベ椅子に着席。スケベ椅子のものは別のところで座ったことがあるので初めてではない。玉袋が宙にある感覚面白い。

 泡で身体を洗ってもらう。体を洗われるのも何年ぶりか。全身ということでちんこも含めて洗われる。それはそれとして、手持ち無沙汰なのが困る。手を動かせば胸に手が当たるし。いやこのあとそういうことするんだろうと思うけどそういう雰囲気ではないし。仕方ないのでめちゃめちゃおっぱいを見る。でけー。ロケット型、とか呼ばれるタイプだと思うが、生で見ると構造と動きからそういう形になるのも納得する。重くて密度があるのだろう。

 この辺までの雑談自分と年が同じことが判明(20前半)。ちょっと話しやすくなる。雑談の内容はとりとめのないもの。「仕事帰りに思いつきで行きたくなって初ソープ」とか「一人〇〇で何かする行動力がほしい話」とか「冬に入るから上着お金がほしい話」とか「お店の子みんな仲いい話」とか。思ってたより普通日常してるんだな、と思いつつ。

 バスタブに浸かりつつ歯磨きとうがい。実家みたいなムーブだが、目の前には体を洗うOさん。動作光景による日常と非日常コントラストが美しい。後からバスタブにOさんも入ってくる。俺の図体がでかいので足でマルを作り、Oさんを囲むようにして密着、絡むように二人で入る。狭くねえか?これ大丈夫なやつ?やわらかいけど。この間もちまちま雑談。話すのが好きじゃない俺に対してOさんは話すのが上手い。気まずくなりたくない俺が開いた間を埋めようと話を振ってもほどよく返してくれる。会話のキャッチボールの返しやす場所に玉を投げてくれる。ちらっと大変そうな話もした。

ベッドで本番

 そしてこの段階でちんこは全く反応していない。とてもエロい環境にいるのは間違いないし実際そう思ってはいるけど勃たん。申し訳ないしもったいないよ…。前日全く予定に入れていなかったので普通に昨日シコったのも良くなかったか

 プレイ希望は「初めて」をタテに攻めてもらうことに。ベッドで横になり、Oさんが上からかぶさる。この時点でOさんの陰毛がないことに気がつく。胸を見過ぎ。キスからまり体重はかけてもらいつつ(好き)乳首舐めと手コキ。きもちえぇ……。俺は強めに扱いてもらうのが好きかと思っていたが、ゆるくしてもらう方が好みだったのかもしれない。そもそも普段自慰圧が強すぎたのか。勃ってきてからそのまま咥えてもらう。 体で感じる柔らかさと刺激でちんこも元気になる。あんなに「いや、俺は清純派から」みたいな顔してちょこんといただけだった息子が存在を主張する。自我の芽生えか?それもそう、ちょっと顔を下に向ければいい匂いするしくちゅくちゅ音するし全身にほどよく圧かかってるしすごい光景がある。性の宝石箱である。途中でおっぱいを触らせてくれと懇願。やわらけ〜。こんなに柔らかくてモチモチしたものある?安心感しかない。片乳を乳首舐めさせてもらいながら片乳揉む時間で一生を埋めたい。

 ほどよく中断してフェラの続き少しと本番。慣れた手付きでテロテロ(このオノマトペが最適)とゴムをつけ、挿入。あったけえよ……。挿入の感覚を口頭で説明するのは難しい。ちんこがヌププ…と包まれていく。どちらかというとビジュアルを楽しむやつかもしれない。胸も一生揺れてる。騎乗位で足を開いてもらいつつ腰を振ってもらう。耳元には吐息がかかる。天井のシミを数えていると終わってしまう。景色を目に焼き付けた方が良かったが、インパクトが強すぎて逆に忘れた。

 一度止まって、再びちょっと触らせてもらいつつ感動。肌も綺麗だし体のメンテ大変なんだろうなとか考える。Oさんも手コキで続けてくれていたのでちんこ全然余裕だった。開始前の心配杞憂であった。

 ちょっと出そうな感覚があったため、ペース配分の意識のため報告。すると突如競馬最後の追い込みの如く腰の振りを早め、深くまで腰を落としてくる。え、自分から射精するんですか?急にガチ射精させるモードに切り替わった。腰の運動がうますぎる。もうちょっとのんびりと行こうと思ったがこれは耐えられない。唐突すぎて「えっ!?ごめん!!!」と大きめの声を出して腰を抱えて奥に入れさせてもらいながらそのまま果てる。めっちゃ出た感覚を残してしばらく繋がったままでいてくれた。

 それはそれとして唐突に出そうになった謎の驚きでちょっと声が大きくなってしまった。それに射精の瞬間に謝るのもなんかやばいやつな気がする。でかい声については謝った。

終わり、退店

 終わったけどここから何するんだろうか……。ちらっと見た時計微妙時間がある。大体のソープレポはあまり事後の話を書いていなかったのでここからは未知のエリア。終わりにはベッドで添い寝してもらいつつちょっとおしゃべりをする。手を繋いでもらいつつ足を絡めて抱きついてくれた。人肌を感じるのも久しぶりだ。「初めてで緊張してたけど普通に楽しめて良かった」と伝えると「普通の兄ちゃんって感じだったしわかんなかったよ」と返され、まだまだ俺も人として生活できる権利はあるなと安心するなど。他のお客さんの話とか帰りの話もしていた気がする。聞いてまずいことは無かったが、知らない世界があった。

 そんな感じで雑談をしているとタイマーが鳴った。馴染みの深いカラオケの内線コールと同じ音だ。音を聞いてOさんが起き上がり、そそくさとシャワーの用意を始めた。ベッドに入る前の流れと同じように体を洗うようだ。先ほどより軽めに洗い直す。股間周りのみさっぱりするように少し念入りに。洗うためと言えどもイった後に触られるやつ、明確に性器を触りにきている感が強いのでまた別の趣がある。体も拭き服を着る。人がシャワーを浴びているのを直に見ながら服を着るのも新鮮である

 荷物を整理してお金を払って退室。致した後の虚無の時間に財布から出る野口漱石は重みが違う。部屋を出る。帰りも手をつないでカーテンのあったところまで戻る。服を着て自分のにおいが戻ってきたこともあり、Oさんの甘い匂いが引き立つ。長い階段を降りていくと現実との境目が見えてきた。「またきてね?」「もちろん。ありがとう」などと社交辞令をしつつキスハグをして出た。『キスハグをして出た』などとあっさりした一文で済ませるべき事象ではないのだが、感覚麻痺している。受付には最初に見た黒服の人にアンケート差し出されたので記入し、そそくさと退店。外にはすっかり冷えこんだ街の空気外套からふわっと現れるOさんの移り香がそこにはあった。明日もがんばろう。

その他感想まとめ

雑談苦手マンだけど向こうが喋ってくれるので助かった

・むしろ本番より自分普通に会話してたことの方が驚き

・「行くとなんか変わるよ」というのをどこかで読んだがあれは嘘。陰の者は陰の者

・知らない世界を見るという体験なら良い

・また行くかはわからない。お金がない

・これから行く人間の参考になれば

おっぱいはでかい方がいい

2020-10-03

テクテクテクテクテクテクライフになって3日目で、これ札幌でやってるの俺以外に見かけないんだけど」

はい

JR札幌南口のとこでみんなが100人くらいワーッて集まってプレイしてくれるのが夢なんだけど」

「それポケモンGO期間限定レイドですよね」

「こう、JR札幌駅のチェックインをみんなで」

「あれボタン押して1秒で終わるじゃないですか」

「というか、このゲーム思ったほど楽しいことが起きない」

「はあ」

「塗るのはいい。新規エリアをげんちぬりで塗るのだけとても楽しい新規エリアに全く行かなかった日は家でやることないのでつらい」

「うーん」

「はなれぬりは、溜まったTTPを消費するために仕方なくやってる行為に見える」

課金石200円でする街区ガチャでもらえる、日本のどこかの起点から知らない街を塗っていくのはどうですか」

本州区画のしがらみが残ってて大変そうだなあと思いながら塗ってる。碁盤の目の街でよかった。迷わないし」

「はあ」

「不意に街区コンプリートになってTTPがわっと増えて、それは新鮮味なんだけど、どんな街の区分けなのか知らない状態で手探りで塗るので挑戦のカタルシスを感じない」

町名街区ボーダーもっときっちり表示されて、街区がどのあたりまで続いているか想像できたらやりがいありますか?」

「それならまあ」

「前作からここまでそぎ落としてシンプル構造リリースされたことは褒められてもいいと思うのですが」

「そこはすごいと思うんだけど、それ、前作経験者が感心してるだけじゃないかなという」

はい

2020-10-02

保護犬と過ごしたリモートワーク生活

https://anond.hatelabo.jp/20200324160510

保護犬の成犬を引き取った話の続きです。

このご時世なのでリモートワーク暮らしとなって以来、今年初めて飼い始めた犬と接する時間が増え、様々な経験発見があったのでここに記す。なお俺も嫁も子供の頃から犬も猫も大好きで子供の頃は住宅事情大人になってから仕事事情も加わり一度も飼う機会のないまま歳月が過ぎ、今年念願の初めての犬を飼い始めたのだ。なので「そんなことも知らなかったのか」とか「そんなの当たり前だろ」とか思うことも書くかも知れないがそこはご容赦頂きたい。なお「保護犬と過ごした」と過去形で書いたのは単にリモートワークが終わって今は出社しているからで、犬が死んだわけではない。元気いっぱいである。

名前

嫁は最初から「〇〇〇〇」と名づけて日常ではそれをもじって「〇〇ちゃん」と呼ぶつもりだった。要するに例えば「八兵衛(仮)」と名づけて「はっちゃん(仮)」と呼ぶようなものである。俺は保護施設で呼ばれていた名前の方が本犬が混乱しないんじゃないかと思ったが、実際には杞憂であった。

犬は自分名前何となくではあるがすぐ認識した。いやこの犬が並外れて賢いだけなのかもしれないが、響きとアクセント認識したのだ。窓際のカーテンの下に寝そべる犬を「こうすけ(仮)!」と呼んでもキョトンとした顔でこっちを見ている。だが自分名前である「八兵衛(仮)!」と呼ぶと尻尾をびたんびたんと床に叩きつけ始める。「はっちゃん(仮)」と呼んでもだ。ただ「こうちゃん(仮)!」と呼ぶと同じようにびたんびたん始めるので、そこまで精密な理解ではなさそうである。そして俺が「呼んだだけだよ」と言うとやがて「用もないのに呼ぶなよ」と言いたげに前足に顎を乗せそっぽを向くか「まあそう言うなって、ほらボールだ」とボールを咥えて寄って来る。

抱っこ

大好きである。ただしこの犬、体重が27キロある。それでもお構いなしに乗ってきて抱っこをせがむ。向かい合うように縦にする抱っこでもいいのだが、人間で言うお姫様抱っこが好きだ。ただし俺たち(特に嫁が)が立った状態では瞬間的な抱っこしかできないことを学んだか、ソファ椅子に座っているときに膝の上に無理やり乗って抱っこさせる。この習慣があるから後述のSkype中での乱入もし始めたのかもしれない。

動物は相当リラックスした状態でもない限り仰向けにならないと思うのだが、この犬はいつまでもお姫様だっこ仰向けになって反り返る。それをこちらがしばらく放置していると顔をこっちに向けて「おい、なでなではどうした」と催促してくるのだ。ちなみにひとしきり撫でてもらうと体を反転して「今度はこっちね」となる。

スカイプ

リモートワークになって以来、家のPCSkypeを使うようになった。基本的にはチャットを開きっぱなしで通話はあまりしないのだが、たまに通話していると犬が不思議そうに寄ってくるようになった。何か四角い画面に向かって俺がペラペラ喋っているのをずっと観ていたからだとは思うが、やがてあの着信の「ぽんぴんぽんんぴんぽんぴんん(わかる?)」アラームが鳴るといそいそと隣の部屋から来るようになった。始めは遠慮がちに机の下にもぐり込み、俺の膝の間から俺の顔を見上げてるだけだったのだが。やがて俺の膝の上に飛び乗り無理やり座るようになった。

ちなみにこの犬、レトリバーポインター雑種と思われ結構大きい。そして俺もやや大柄ではあるもの大型犬を膝で愛でるほどの巨人ではない。と言うことは犬にとって俺の膝の上でこの姿勢は窮屈だしおさまりが悪いはずなのだしかし無理やり俺の膝の間に無理やり座ると画面に向かって「こんにちは犬です」とやるようになった。画面の向こうの相手は高確率で「おお!可愛い」と笑顔になっているはずだ。なぜ「はず」なのかと言うと俺の視界は犬の後頭部で阻まれいるからよく見えない。

定時連絡も含め一日4~5回のアラームが鳴るたびに犬は家のどこにいても駆け寄って来て、そのうち2~3回はこのように割り込んで来るようになった。

散歩とお供

犬は散歩が好きである。もちろん運動が嫌いな犬もいるだろうが概ね犬は散歩が好きであり、うちの犬も好きだ。しか毎日朝晩の散歩をしているうちに気づいたことがある。それは散歩大事なのは距離よりルーティンであることだ。うちの犬散歩道路に出て左に曲がり、家のある区画を一周するショートバージョンと、同じく右に曲がって河原まで行くロングバージョンがあるのだが、いずれのコースときも上機嫌である。まるでパトロールをするかのように「うむ、この電柱今日もいい匂いだ。この草むらもいい匂いだ。よしここでうんちすることするからちょっと待ってくれ」と言った具合にだ。蛇足だがうんちしてる所をこちらが凝視していると「何見てんだよぉお前はうんちしないのかよぉ」と、上目遣いのとても情けない表情になって面白いからつい凝視してしまう。ちなみにおしっこときはそうでもない。

そんな日々のルーティンコースから、たまに飼い主の都合でちょっと寄り道するため違う道に行くと、犬がこっちを見上げる回数が増える。さすがに踏ん張って抵抗まではしないものの「ん?こっちか?どうした?」と何度も見上げてくる。その寄り道が犬とは関係のない飼い主のランダムルーティンで、やがてその道を覚えたとしてもそれでも犬にとってはそれは「散歩から「ご主人のお供」に切り替わるのだ。実際寄り道をすると犬はトイレをしない。

いずれの散歩から帰宅でも犬は家が近づくと引っ張り気味に前に出て、道路から正確に俺の家に入り玄関でばっちゃばっちゃと水を飲む。そうだよな、わかってるんだよな、ここはお前の家だから当たり前だよな。

獣医

好きでも嫌いでもないが、他の犬が吠えても「ん?犬が吠えてるぞ?」と言った様子で相手にせず、おとなしくおすわりしている。だが俺のそばにぴったり体を寄せて座ってる所を見ると緊張はしているようだ。ちなみに俺も嫁も緊張している。獣医に来たのは、昨日の夜の散歩で何かを踏んだらしく後ろ足の猫で言う肉球と呼ばれるゴワゴワプニプニした所から血を流していたからだ。帰宅してからすぐにお湯で洗ったし血も止まったが大事を取って獣医に来たわけだ。リモートワークで良かった。

ちなみにここの獣医患者を呼ぶとき増田さん」とは呼ばず「増田さん、犬くん」と呼ぶ。そうして呼ばれて診察室に入ると、いかにも動物大好きって顔に書いてある初老先生と、奥さんだろうか険しい表情の看護師さんがいる。とりあえずライス国務長官イメージして欲しい。俺が抱きあげて犬を診察台に載せ、ライスが犬の頭の横から肩にかけてなだめるように撫でると犬も落ち着いたようで軽く尻尾を振った。すごいぞライス

昨日起きたことを説明して、そしてこの犬の出自や、俺たち夫婦が犬をずっと飼いたくて遂に飼い始めたんだけど飼い方がおっかなびっくりになりがちなことまで話すと、先生はまず犬の傷口を診て「傷もふさがってるし綺麗ですね。問題ないと思いますがしばらく無理させないように」と言ってくれた。そして「僕は犬猫にはどんな症状でも必ずやるんで」と触診を始めた。するとライスが青いピッタリした手袋の包みを取り出して先生に渡すと、犬の向きを変えて正面から軽く犬の上半身を抱く押さえる感じで抱きしめた。「はい犬くんお尻を失礼」と手袋をはめた先生がも尻に指を突っ込んだ。ライスの肩越しから見える犬の表情は絶望的になり「おい!ご主人助けて!こいつ俺のお尻を!俺のお尻が!!」と言わんばかりに、暴れたり唸ったりはしなかった分、目だけが鬼気迫る圧力必死に訴えていた。

最後に犬にあげてはいけない食べ物リストという小さな紙を渡して診察は終わった。やはり初めて飼うことを伝えておいて良かった。このリストを見ると「まあそうだろうな」という品目が並んでいたので、俺が「これに書いてませんが魚の骨とかはいいんですか?鶏の骨はなんかガラスみたいに胃の粘膜を傷つけるとか聞きますが」と言うと「一番怖いのは中毒です。そのリストにあるものを与えると高確率中毒症状が出ます。あとはあげ過ぎです。それと鶏の骨の成分で内蔵を傷つけるなんてありません」と言う意味の答えを頂いた。嫁が真顔で「ケンタッキーの骨と〇〇の手羽先はあげていいんですね」と俺の家の食生活をつまびらかにするような質問をするとライスが「あそこの手羽先おいしいですよね!」と笑った。ライスもあそこの手羽先を食べるのか。

犬との暮らし

実は俺たちはそろそろ子供を作ろうと思ってる。いわゆる妊活って奴だ。しかし、すぐにできると思ってたのだが少し時間がかかっている。まだ医者相談するほど深刻なそれではないものの、嫁がほんの少し不安に思っているようだ。なので俺は嫁を安心させる意味本心の両方からこう言っている。

「犬がいる暮らしって本当に楽しいなあ!面倒なことも含めて楽しい!」

だって本当なんだから

2020-09-29

anond:20200928204927

別に呼んだって構わないが

山陽道北陸道などの「道」道路のことではなくて地方区画のこと。街道も同じ名前なのでややこしい。

「道」を略して山陽北陸などと呼ぶことは昔からあったけど、

北海道明治時代に出来たのでそういう習慣がないだけでは?

なお街道中山道江戸時代に出来たのもので、中山道が通ってる地域東山道東山はあまり使われない。

ついでに東海地方東海東海道の一部だけ。地方区画東海道だと千葉茨城東海

2020-09-20

anond:20200920141645

日本人の知る中国って、北京香港深セン等の一部の工業都市くらいのイメージしかないと思うんだよね。

中国の内陸奥深くまで見に行くと、近代都市区画農村の発展途上エリアが無数にある。

そのあたりが、それなりに発展を終えるまでには、あと20年くらいは掛かりそうな予感があって、

完全なバブル崩壊はまだまだ先かなと思う。

2020-09-04

anond:20200904093153

そうか、

そういわれたら、ワイ(二十年まえまでに十年ほど洛中で過ごした)のイメージする京都中心部、てどこやろな...

やっぱ(当時の)河原町三条四条間かなぁ

・・・御所はなぁ、なんか「この直進できん邪魔な超イラつく区画は何なの」て感覚だったなぁ

2020-09-02

瀬田文学

 二十三時過ぎ、ホテルを出て近所にある和食さとへ向かった。道中、大通りをまたぐ信号を待つ間に何となく周りに目を向けると左方のフェンスに簡易な近隣の地図が括られている。近くに池がいくつもあるようだ。興味を惹かれたので食後に出向くことにした。地図を眺めつつ待つも一向に信号が変わらない。押しボタン式だった。ボタンを押ししばらく待つがやはり青にならない。車の通りが収まっていたので無視して渡った。

 和食さとでは刺身天ぷらいくらかの小鉢のついたようなセットを食ったが大して美味くもなく、胸焼けに似たような妙な不快感が残った。

 店を出て先の地図記憶を頼りに池を目指す。時折地図アプリを参照しつつ最寄りの池を目指すとすぐに着いた。四方を柵で囲まれセメントで岸を固められた、実用を旨とした何の風情もない水たまりだった。過度な期待をしていたわけでもないので、特段失望もなくしばらく柵に肘をついて暗いばかりの水面を眺めた。

 次の池を探して再び地図アプリを開く。目についたのは一つの長方形区画で、短辺に平行に三等分すると、端の三分の一が池で、残りは陸になっており、碁盤の目に道が走っている。また道の周囲が緑色で表されていることから樹木が茂っていることが窺われる。最も目を惹くのは池の中央に浮かぶ円形の陸で、そこへは陸から小路が一本延びている。いかなる場所だろうかと地図をよく見れば霊園だという。深夜に何の縁もない自分が訪ねるのも罰当たりな気がしたけれども、近隣の住民迷惑のないよう静かに立ち入る分には問題ないだろうと自分を納得させ墓地へと向かう。

 その区画境界まで着いたが周囲にはフェンスが張り巡らされており入れない。どこかに切れ目はないかと沿って歩くうち、フェンスに括られた地名表示板を見つけた。ここは月輪つきのわ)だという。

 この名前に触発されて月を見る。今夜は多少雲がかかっているけれども月は八分以上満ち、月明かりを確かに感じる。この優れた月の晩に月輪で池と共に月を眺めるのは非常にふさわしい気がして、池への期待が一層高まった。しかし一向にフェンスの切れ目は見つからず結局フェンスに沿って立つ人家に突き当たってしまった。どうにか入れないか迂回路を探すが地図を見る限り確実に入ることのできそうな場所はあれど、霊園を跨いだ対角側にあり遠い。そこまで行くのは面倒だが、諦めるのも早い気がして、回り道しつつ再びフェンス沿いへと歩き戻るうち気づけば他の池の近辺まで来ていた。その池の名を見ると月輪大池とあり、名前から言ってこちらの池の方がよっぽど立派そうなので、霊園の方はやめ、こちらの池に向かうことにした。

 その池は名に違わぬ立派な池で、近くまで寄ると鳥居が目に入った。その上部に掲げられた文字を見れば龍王神社だという。龍と池という組み合わせが不穏で、気味は悪いが入って見ることにした。鳥居をくぐると白い石の敷き詰められた参道が長く伸び、道の両脇には石灯籠が一列ずつ密に立ち並び、周囲の闇の中でそれらのみが微光を発するように浮き上がっている。それは幽玄さを感じさせるものではあれど古典的怪談舞台のようでもあり、すっと背筋が寒くなる思いがした。足を踏み出すと砂利は一歩一歩が僅かに沈みこむほどに厚く、粉を纏う玉砂利を踏んだときのあの軋む感覚が足の裏を伝わった。参道を歩む途中振り返ると、石灯籠の列が遥かに見え、正面を向き直るとやはり前方にも石灯籠に縁取られた道が長く続く。私は明らかに恐怖を感じた。それでも時折振り返りつつ歩みを進めた。

 やがて参道が果て、二つ目鳥居に辿り着いた。それをくぐり、二、三歩進み周囲を見渡す。正面には拝殿があり、周囲は薄く木々で覆われており暗いが、左方の木立の隙間からわずかに月明かりが漏れ、その先に池が垣間見える。目が慣れるまで待とうと立ち止まって周囲を見ていると、突然右方からかにふうふうと浅く早い吐息のような音が聞こえた。慌ててそちらに目を向けるが何もいない。そこには背の低い茂みがあり、その陰に何らかの獣でもいる可能性は否定できないものの、茂みの大きさからいってあまりありそうもない。微かな音だったか幻聴かもしれない。ともかくしばらくその方向を睨んだ後、気にしないことにした。

 正面の拝殿に参拝し、木立の隙間から池の方へ抜けようとそちらに向かうと、途中に小さな社があった。そこにも参拝した後、岸へと抜けた。月輪大池は非常に大きく、正面を向くと視界に収まらないほどの横幅がある。奥行きは向こう岸一帯が闇に融けているためはっきりとはしないが、その先にある人家のシルエットの大きさから推するに、それほど深い訳ではないだろう。それでも立派な池だ。月は私の背面にあり先ほどよりもやや濃く雲に覆われ、ぼやけていた。月と池を同時に眺められないのは残念ではあるがしばらくそこに佇み、交互に見た。そろそろ戻ろうと思いつつ、ふと脇に目を遣ると池を跨いで石灯籠の列が見えた。またあの道を行くと思うと気が進まない。「行きはよいよい・・・」などとふざけて呟き、気を紛らわせつつ帰路につく決心を先延ばしにしながら周りを見渡していると岸に沿って道が伸びているのに気が付いた。先を覗くとずっと続いており、先には低い丘とその上には東屋が見える。そちらから抜けることにした。

 東屋まで行くと、隣接して高いフェンスで囲まれた芝生のグラウンドがあった。無論人はいない。グラウンドへ入りずんずんと歩く。微風が吹き抜けている。中央辺りで芝生に触れると僅かに湿り気を含んでいるが濡れるほどではない。尻をついて座り、月を眺める。月は一層雲に覆われ今や輪郭も寸断され最早奇形の灯が天に浮かんでいるばかりだ。明瞭に見えたならばどれだけいいだろうと思いつつ、眺めているとしかしこの月も美しく見えて来、私は今更になって朧月なる観念を再発見したのだった(*1)。普段酒を飲まないけれども、この時ばかりはあたりめもつまみながら飲めたらどれだけ気分がいいだろうかと感じた。準備をしてまた来るのを心に決めた。

 ひとしきり眺めた後、地図で帰り道を探す。グラウンドの逆側から抜け、道路下りつつ戻る道を見つけた。グラウンドを抜けると、公衆便所があり煌々と光を放っていた。少し尿意はあったがまだ余裕があるためそのまま過ぎた。淡々ホテルへと向かう。

 しばらく歩いたのち尿意が強まってきた。近くに便所が無いため立ち小便も考えるが違法なので出来る限りは避けたい。しかし同時に私が立ち小便をしたところで、ばれる筈もなく誰が咎めることができるだろうかという不敵な気分もあった。歩き続けるうち住宅地の間に公園を見つけた。それは家屋の列と列の間に取り残された三日月状の領域に造られた小さな公園で簡易な遊具が並んでいる。ここの公衆便所を使おうと外縁に沿って歩きつつ中を伺うが見つけられない。どうやら無いらしい。私は憤慨した。便所のない公園などありふれていることは承知しているけれども、わざわざ今現れなくてもいいだろうと怒りが湧き、本来ならば便所のあってしかるべき空白に、あてつけに尿を撒いてやろうかと考えたが、この静寂の中放尿すればそれなりに音が響くに違いなく、周囲の住人に聞かれることを考えると不安になり止した。私の尿意限界近くまで高まっていた。地図アプリを見るとまだ二十分以上は歩かなくてはならない。どう考えてもホテルまでもつとは思えないが、ともかく足を進めると、見覚えのある道に出た。行きに通った道だ。記憶を辿ればこの先は道路建物が立ち並ぶばかりで立ち小便できるような茂みはない。一度足を止める。地図アプリを見るとすぐ右に行けば公園があることが分かったので、歩道脇の草むらを横切り、駐車場を過ぎ、公園へと向かう。この公園は先のとは異なり、庭園やら広い芝生やらがある大規模な公園だった。どこに便所がありそうか見当もつかないが、ひとまず建物が目についたのでそこへ向かった。しかしそこには施錠された建物があるのみで便所は見当たらない。建物に挟まれた道の奥へ行くと芝生が敷いてあり、奥に池、周囲には植え込みがある。この植え込みの陰で済まそうかと考えながら歩いているとある看板が目に入った。曰く、「山の神池では釣りをしないでください」。なんという名前だろうか。信仰心のない私でも山の神を冠する池で立ち小便をするのは流石に気が引けた。道を戻る。もう限界が近く、考える余裕もない。諦念が私を支配した。自らの限界、ただそればかりのためにどんな平行世界においても便所存在しないような場所を私は尿で汚すのだと、敗北感を感じつつ、間近の立ち小便に都合のいい場所を探して歩くうち、左手に蔦で上方が覆われたプレハブが現れ、「公衆」の文字が目に入った。慌ててその文字の続きを追うと、蔦で部分的に隠れているけれども確かにトイレ」の文字が続いていた。降って湧いたような都合のいい便所に驚いたが、ありがたく使うことにした。入り口のドアには窓がついており中は真暗だ。スライドドアを開き、中をスマートフォンライトで照らすが照明のスイッチは見つからない。もしや時間帯によっては電気がつかないのだろうかと不安を感じるも、これ以上我慢できないので闇の中でも済ませるつもりで足を進めるとカチとスイッチの入る音がし、灯りがついた。人感センサーがついていたようだ。無事に用を足した。非常な安堵を感じ、軽快な気分でホテルへと帰った。

 風呂に入るなどしつつ明日のことを考えた。出来れば龍王神社を改めて太陽の下で見たい。しかしすでに四時近くになっている。明日のチェックアウトは十一時までで、今から寝るとなるとぎりぎりまで眠ることになるだろう。午後のバイトを考えると十二時頃には瀬田を出なくてはならず、一時間で往復するのは不可能なので恐らくは無理だろうと諦め半分で床に就いた。

 翌朝九時過ぎに目が覚めた。まだ眠気はあり、もう一寝入りしようとするも寝付けない。それならばということで、龍王神社を見に行くことにした。

 日の光の下では龍王神社はありふれた田舎神社だった。あの幽玄さを湛えていた石灯籠は改めて見れば妙に小綺麗でそれ故安っぽさを感じさせるもので、大粒の玉砂利に思えた敷石は粒が大きめのバラスに過ぎなかった。しかし歩き心地さえ違って感じるのは不思議だ。昨日は沈み込むようにさえ感じたのが今や普通の砂利道と変わらない。あれだけ長く感じた参道も晴天の下では容易に見渡すことのできる程度のものだった。再び拝殿とその脇の社を拝み、木立を抜けて池の岸へ出る。昨日は闇に融けていた向こう岸も、今や明らかに見え、昨日よりもずっと小さな池に見える。しかし僅かに波打ちつつ光を反射する湖面は凡庸ではあれど清々しく、美しくはあった。

(*1 実際には朧月は春の月に対してのみ言うらしい。)

2020-08-26

自分があつまれどうぶつの森をやめた3つの理由

自分は、DSのおいでよ、3DSのとびだせとプレイしてきた程度の、シリーズではまだまだ新参プレイヤーだ。

2作とも猿のようにプレイしたものの、通年プレイは一度も達成していないので、元々飽きっぽい性格だとは思う。

それでも、あつ森の発売はめちゃめちゃ楽しみにしていたのだ。

発売日当日、Amazonから届いたソフト本体差し込み、ワクワクしながら起動した。

そして、その一ヶ月後には既に飽きてしまっていた。

我ながらかなりショックで、シリーズ最速で飽きた原因は何だろう……と、今に至るまでダラダラと考え続けていた。

一時は、あつ森の広告CMを見るだけで「童心を忘れたつまんねぇ大人になりやがって」と言われている気がして辛くなる程だった。

こんな気持ちいつまでも引き摺りたくない……

幸い考えがある程度まとまってきたので、しょーもない罪悪感を吹っ切るべく、あつ森のどこが自分に合わなかったのか、3つの主な理由を述べたいと思う。

これは自分いかにあつ森と相性が悪かったかを延々語る記事です。

ゲーム一方的disってるつもりはないですが、特に誉めたりもしてません。

当たり前だけど、今もあつ森楽しくプレイしてるよ!って人は読まない方がいいです。

1.ロードが一々長い

理由の90%がこれ。堪え性の無い大人になってしま申し訳ない……。

だが正直、仕事で疲れて帰ってきて、寝るまで1時間くらいやるか〜って思った時に、のっけからロードで1分以上持っていかれるのは辛い。

待ってる間に歯磨きすっか〜→戻ってきて朝の放送をA連打、またロード……もしんどい

ロードを待つ間にやれることといえば、真っ暗になったSwitchのツヤッツヤの画面に映る、ツヤなんて欠片も無い自分のフケ顔を眺めるだけ。現実を突き付けてくるのやめて。

しゃーないかスマホツイッターとかしつつ待ってると、今度はそっちに夢中になっちゃって、ロードが終わってもゲームに戻れない。

てかアッチちょこちょこコッチちょこちょこって、どっちにも集中できなくて逆にストレス溜まる。頼むからもっとどう森世界に没入させて。フローさせて。

DS時代は朝起きて真っ先にどう森を起動し、早朝の穏やかなBGMに包まれプレイしながら、徐々に脳に血流を送るのが習慣だったこともあったが、あつ森でコレやろうとしたらロード中に二度寝してしまい無理だった。

2.魚のポップ数が少なすぎる

どうぶつの森の要素で何が一番好きか?と聞かれたら、自分「魚釣りです!」と即答する。

慎重に海岸線を歩き、ルアーを投げ入れ、心を落ち着けて音に集中し、ここだ!と引き上げる。そしてまた海岸を往復し……気付けば持ち物がいっぱいで、店に売りに行き……そうやって無心になれる時間が大好きだ。

あつ森は釣りで無心になれない。なぜなら魚が全然出てこないからだ。

外に家具を置くために描画数の上限が厳しいのか?それともマップが広くなり魚が全体に散らばってしまっているのか?素人には分からない。

とにかく、片方の海岸線を端から端まで歩いて、一匹しか釣れなかったということもザラにある。

釣り時間の大部分は、暗い夜の海に目を凝らし、必死に魚を探している時間だ。

丸一日パソコンの画面とニラメッコして酷使した、私の眼精疲労トドメを刺すのはやめてくれ……。

撒き餌?徒労感が激しすぎるので勘弁してください……。作るのにあんなに時間かかって使い切るのは一瞬って、まるで無課金ソシャゲガチャじゃないですか……。海岸家具置き始めるとアサリ掘り辛い罠もあるし。

3.SNSスクショプレイ動画で満足してしまった

そんなこんなで、予想以上にあつ森に飽きるのが早くて焦っていた4月末。

発売されたら猿のようにプレイして、今度こそどう森世界精神移住完遂するつもりだったのに……!これはマズい。外部からの刺激でモチベを回復せねば。

そこで、島クリに本気出してる人達ツイ垢を片っ端からフォローすることにした。

自分欲求は、それで満たされてしまった。

だって、島クリエイター自分でやろうと思ったら凄まじい労力がかかるんだもの……。

最初から完成形がある程度頭に浮かんで、その通りにモリモリ作っていけるタイプの人なら、あの作業はなかなか中毒性があって楽しいかもしれない。

しか自分のように、チラ裏設計図試行錯誤で一つずつゲーム画面で試しては崩し……をひたすら繰り返すタイプ人間には、あの高度な操作性を要求される島クリの作業は8割方苦行でしかない。

そうやって何となく形になったかな〜と思った作品を、SNSハイセンスな人々は容易く飛び越えていく。

じゃあ、そっち見てた方が、楽しいじゃん!

嫉妬とか挫折じゃなくて。

カントリー島、和風島、ヨーロピアン島、都会島、日本田舎島、廃墟島……一人のプレイヤーでは到底全ては実現できない、あらゆるアイディアが形になった島を日々大量に見られるSNS。最高。

なに?加工しまくりの画像一枚じゃゲームの楽しさは全然伝わらないだって

そこでプレイ動画の登場ですよ。

住民との面白い会話、ダイジェスト気持ちよくまとまった日々の作業風景、そして苦労して完成した島の一区画を歩き回る喜び。

それがコンパクトに、ストレスフルな場面は適度にカットされて、見やすくまとまっている。

正直、自分プレイするよりずーーーっと面白いです……。

なんか今作あつまれどうぶつの森は、

やれることの範囲が狭いので、皆1日のルーティンは大体同じだし、

プレイヤーの個性を出しやす家具レイアウトも、家具が少ないから大体似通った感じにしかならないし、

その割には実際プレイしようとしたら時間ばっかり取られて、

自分でもやってみたい!」という気持ちになりにくいんだよね……。


以上が、自分なりに考えたあつ森に早々に飽きてしまった理由だ。

自分現在の楽しみ方は「あつ森を楽しくプレイしている人々ありき」のものなので、あつ森自体を貶めたり、今も楽しくプレイしている方々を馬鹿にする気持ちは毛頭ない。

あつ森、いいゲームだと思いますプレイヤーの皆様、本当に尊敬しています。いつもありがとうございます


こうやってお気持ち供養することで、「ものの一ヶ月でドロップアウトしちまった……自分はもうダメだ……」とかい意味不明な罪悪感から解放されて、アプデなんかをキッカケに軽い気持ちで「ちょっと久々に起動してみるかな〜」って思えるといいな……と、期待している。

おしまい

2020-08-19

anond:20200819172948

まれ環境だろ

環境による係数のが大きいらしいし、環境って変えようのある要素だぞ

どっかの区画に住む場所制限されてるんか?

2020-08-17

オープンワールドはつまらないこうすれば面白くなる

正直オープンワールドゲーを多くプレイしたわけではないが、ゴーストブツシマが完全にアサクリだときいてオープンワールドという表現方法限界を感じた。オープンワールドは古い例えではロマンシング・サガのような世界構築であり、大きなフラグ以外は非常に散漫な展開が続く。

緊張したメインミッションの途中でいきなり長時間の鹿の狩りを入れたりもできる。いってしまえば締まりがない。一方で一本道RPGで有名なファイナルファンタジーのようにしてしまうと、今度はプレイヤーの遊ぶ幅が狭まってしまい、後半まで延々とチュートリアルをやらされている気分に陥る。この点で古いRPGには見習う点がある。ファミコン時代ドラクエFFは大きな中間点のフラグを用意して、そこそこ歩き回れるフィールドを開放する。この、全開放でなく中途で少しづつ開放するというやり方がいい。広がりすぎて散漫にならず、もどかしさもほどほどあるので、例えばとれないアイテムがあっても後で回収してやる、という気概生まれる。オープンワールドではこうならない。オープンワールドは腕さえあればゴリ押しプレイ可能で、現時点では回収不可能、という仕組みを使いにくい。

中途オープンの中で比較的わかりやすいのがダークソウルシリーズだ。ダークソウル区画が明確に分けられていて、どこまでも広がる世界という広大さをあえて見せないようにしている。このために限られたルートいか攻略するかが大切で、しか攻略パターンはそれほど画一化されていない。世界はやがて広がってゆくが、広がるにしたがって今まで開けなかった扉などが開けるようになってくる。このの仕組みは過去RPG踏襲している。しかしこれで良いと思う。なんでもできて全てに触れるという状況は虱潰しクリア強制させ、ある人はうんざりし、ある人はコンプをやめてしまう。

オープンワールドストーリー進行と相性が悪い。一本の繋がったシナリオと何でもできることは噛み合わない。しか一定区画で区切って、その中を箱庭として遊んでもらう分にはシナリオ破綻することにはならない。シナリオ破綻はなく攻略手法オープンライクで、かつそこそこのもどかしさがある、これがフィールドマップ存在するゲームの最適解だと思う。

2020-08-07

四面楚歌

夫のためにバレンタインフェアに行った。

人気のフェアなのか会場の入り口に入場待機列ができている。

並ぶ。

列の何組か前に見知った顔を見つける。

夫だ。

しかも女連れ。

「誰よその女」と、まるでドラマのような科白で詰め寄る。

周りも気にせず大喧嘩

修羅場を抱えながら列は進む。

入場の順番になったがこっちは全くそんな気分ではない。

しかしせっかく並んだのだ。

一応入場はする。

ブースの1区画をぐるっと歩いた。

怒りでほとんど何も視界に入らない。

思考もろくにできない。

夫が追いかけてくる。

腕を掴まれたが振り払って無茶苦茶に歩いた。

帰ろうという結論に達したところで爺ちゃん鉢合わせる。

ちゃん小学生のころのまま、不器用ながらも優しく語りかけて慰めてくれた。

少しクールダウンになった。

会場から出る。

ひどい雨だ。

傘を差す。

入ったときと違う出入口だ。

この建物は丁字路の右下部分に建っているらしい。

道を渡ろうと横断歩道信号を待つ。

片側一車線ながらも交通量はそこそこあり、車のスピードも速い。

「この横断歩道渡りづらいのよね」と見知らぬ年配が独り愚痴を言う。

信号が変わった。

丁字路とは思えない速度で車が進む。

なるほど渡りづらい。

運良く車の列が途切れた。

さっと渡る。

まっすぐに道を進む。

傾斜はゆるいが長い下り坂だ。

ふと違和感を覚えて上を見る。

傘の骨が折れている。

さらに何か所かつゆ先から布が外れている。

ボロボロだ。

憂鬱になりながらも坂を下り続ける。

どんどん道が細くなる。

車一台となんとかすれ違う。

左右には古い日本家屋が並ぶ。

やはり瓦屋根は良い。

時折小さな畑を挟む。

胡瓜、茄子西瓜

夏野菜だ。

道は続く。

いつしか田が目立つようになる。

丁字路に出た。

左か、右か。

右の道5メートル程のところに、細い脇道がある。

行方向と合う。

あの道を行こう。

しか漠然不安だ。

スマホを取り出す。

位置情報ゲームを起動する。

地図確認する。

よかった、細いもののまっすぐ続いている。

細いあぜ道を進む。

交差点を突っ切る。

急に道がかなり広くなる。

相変わらず地面は土。

だがさっきと違い、しっかりと固められている。

端には草が生えている。

周囲には水田しかない。

6月の稲が青い。

道がまた少し細くなる。

実家に着いた。

いつしか雨は止み、傘も無い。

思い出したかのように怒りや不満が広がる。

ごろんと横になり、例のゲームで遊ぶ。

気付けば隣に父がいた。

だらけた姿勢で父に話す。

ちょっとくらいそんなこともある」なんと父は夫の味方だ。

母と妹がやってくる。

ソファに座る。

同じように愚痴る。

「許してあげなよ」という母に妹が同意する。

ここまできて四面楚歌

居たたまれず飛び出す。

そんな夢を見た。

2020-08-03

anond:20200803115455

爆発物使ってというはなしなら区画ごと爆破して、周囲100mぐらいで焼き切ればいいし

サリン事件などがあったけど毒ガスビルごととかという悪党世界拳銃とかなんか、かわいい

2020-07-27

前の客がコロナでもホテルは同じ部屋に客を入れる

僕ら一家ホテルを潰したばっかりだ。

私たちは、数世代にわたって10名ほどが銀行不動産屋、支配人板前フロントバックヤードブライダルなど、頭がいい奴が経営組の1軍、部長クラスが2軍、パニック障害なっちゃったような奴とかが3軍と、何かしらの職について幸せ暮らしている田舎リゾートホテル経営一家であった。

料理長は別なリゾートホテルバイキングの下ごしらえへ。支配人だった嫁さんは某ビジネスホテルの客室清掃をしつつ、私大ビジネスマナー講座の委託会社に入った。元スッチーとか、経歴の良いのが沢山いるらしく、名刺交換の仕方などを学生に教えているそうだ。

倒産して一家離散とまではいかないが、今はそれぞれ別なホテル等へとアルバイトへ行っている。借金は多いが銀行必死我慢してくれてる。まあそんな感じで全員職にあぶれることなく何とかなったのだが、、、

そんな嫁が客室清掃に入る直前「この部屋の人は陽性だったって。マスクや髪、顔に絶対に触れないこと」とセンパイさらっと言われたそうな。保健所が来て担当者検査するが、それ要員がすでに行ったとのこと。

ルームメイクはどんなに高くても一部屋単価数百円である。どんなに汚くても。ビジホなんてベッドメイク単価50円ってこともある。

まらない、、、たまらない、、あははっ!と笑ってた。転落は仕方ない。いいんだそれは。と、

前の人が陽性だったかどうか。そんなことは誰にもわからない。今回はたまたま知れただけだ。「次の」お客様安全なように、消毒をする。それがホテル仕事である。それさえ徹底していれば予約受け入れを止める必要はない。前の人の痕跡は完全消毒。これがこれから世界なのだと。それを担保するのが使命だと妻は熱く語った。

数日は間を開けるとか、何かしらの対策がなされるものと当初は期待していたが、楽観的過ぎたようだ。考えてみれば当然だ。お客様は全員陽性前提なのである。それが知れたからと言って仕事は変わらない。

妻の掃除した部屋には当日、若い夫婦と立つか立たないか幼児が泊まった。お腹が大きい奥様だったそうだ。

もし、、

もし、私がコロナにかかっても我が家大丈夫だが、その奥様はかかってしまったら子供保育園も、歯医者も、検診も全ていけなくなるだろう。今時の産婦人科食事も部屋もかなり良いらしいが、もしかしたら奥様は県立病院隔離区画引っ越しになることだろう。里帰り出産なら非難されることだろう。リスク承知赤ちゃんのために帰ってきたのだ。

ルームクレンリネスは次のお客様が誰だかなんて知らない。ただ社内規ルーチンをこなすだけである。そして妻は平熱プラス〇度の熱を隠しながら働いている。出勤時の検温は市販の解熱剤でクリアできるしそもそも業界独自基準は弱い。

犯罪ではない。実際本人も詳細は知らない。知らないよ。調べてないし。

僕も熱があるような「気がする」けど測ってはいない。解熱剤を「一応」のんで、銀行には毎日行っている。カゼなんてどうでもいい。とにかく現金が欲しい。税理士のところも、弁護士のところも、役所も、どこだっていかなくちゃいけない。自分は「いしきのひくいひと」ナンデス。

罪悪感はない。治療できないのにわざわざ検査などしない。検査数増やせ?いやいや、心当たりがあれば誰も検査なんか行かないから。

そして今日も、私たち一族は働いたのであった(平熱プラス〇度が2名)

大学生心配であるビジネスマナー講座なんて単位稼ぎのアレでしかないし、若者罹患しても若者は叩きやすいから。

全く同意見。

世の中には検査しかり、〇〇をもっと〇〇しろ!と言う意見が色々あるが全くもって無意味である

あ、やべ、貰ったかもと思った人は普通の神経なら隠す。

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