はてなキーワード: 説明書とは
最近メンズライクな格好をするようになったのでキリッとした男性的な眉毛が描きたく、メンズ用化粧品ブランドのリキッドアイブロウにたどり着いた。
https://leva.jp/products/eyebrow/
パッケージを開けると、Google製品についてくるようなじゃばらの手順書が出てきた。ご丁寧に実写の男性の顔で塗り方の説明が書いてあった。
私が求めてたのってこれだ〜〜!!
化粧品って基本的に詳しい説明書がない。化粧品メーカーのサイトに行けば説明動画などもあるが、そういった情報にアクセスしづらい男性向けに紙の取説を入れたんだろうな。
岸田総理の総裁選不出馬で自民党の総裁選が混沌としてきそうだ。(修正。御指摘感謝)
元霞が関の実務者で、候補者とされている者のうち複数名と接点があったため、寸評を備忘録的に。
政策の是非は問わない。
説明に行った際、こちらの一言目が終わる前(開始3秒くらい)に怒鳴りつけられたのをまだ根に持ってる。
というか役人は政治家やマスコミを相手にするときは録音しないのが不文律(若い頃議事録起こしのためにICレコーダ使おうとしたら上司に止められた。また、政治家はともかくマスコミは自身は録音するのにこちらが録音しようとすると嫌な顔するのは何故だろうか。)だが、この御時世皆がそれを守ってるわけではないだろう。河野太郎に限らず怒鳴りつける政治家たちはそれを考慮していないのだろうか。
タイトなスケジュールでかぎりなく満点に近いものを求めるので直接関わると業務的に追い込まれる。
ただ、嫌味を言われたり怒鳴られるなど、業務のデキ以外で追い込まれたことは無いのでパワハラな人たちと違って絶対嫌とまでは思わない。
部下への期待値をもう少し下げて欲しい。
少なくとも怒鳴るとかのパワハラはない。
上川陽子ほどではないが精力的に働きたがるので下は大変。
機嫌が悪くなると大変と聞いたこともあるがその状態にあたったことはない。
悪い印象はない。
というか全く印象が残ってないから少なくとも嫌な記憶にはなってない。
良く知らないのでニュートラル。
直接の接点はないがカウンターパートが強く接点を持っていた。何故か支えたくなるタイプらしい。怒鳴られたことはないそうだ。
接点はないが同僚達の噂や報じられた取扱説明書が本当ならば典型的なパワハラな人、しかも業務外での御機嫌取りが多すぎて勘弁。
パワハラの傾向的に、菅直人に近いか。(こちらにはひどい目にあった)
ちなみに取扱説明書の存在自体は、茂木敏充だけではなく他の政治家にも、また役人にもあったりするのでそこまで不思議なものではない。(あくまで内容次第)
良く知らないのでニュートラル、パワハラの噂は聞いたことがない。
怒鳴るとかのキレるとか嫌味を言うとか、また職務外での要求/忖度の必要性などのわかりやすいパワハラはともかく、職務上の過大な要求ってのもハラスメントではあるよね。
ただ政治家自身は土日深夜早朝を含めてどれだけでも働ける(それに付き合うのが好きだったり、そこまでいかなくとも当然と認識している役人も多い)から、そのラインの見極めは難しいけど。
働かされるのがハラスメントだと思うなら役人どころか会社員も出来ないよ。期待値を現在の能力の少し上に置くのは上司として正しい。ただ、この増田はコタツ役人や釣り人だと思うけど。
衣服も体臭の一部ということで、私(39歳男)が担当するね。口臭編やシャンプー編、荷物編、食事編は他の人よろしくぅー。
服は定期的に買い替えないといけない。同じカテゴリーのものを10枚以上所有していると買い替えのサイクルに無頓着となり、結果的に腐った服を何年も着続けることになる。「数を絞って買い替える(捨てる)」という考え方が大切だ。
ホムセンで5リットルサイズのバケツを3つ購入して、それぞれ肌着用、パンツ用、靴下用にする。で、オキシクリーンを付属のスプーン1杯と60度前後のお湯を入れ、1時間程度漬ける。私は湯温を若干高めにしている関係でバケツを別にしているけど、面倒な人は全部まとめて浴槽でもいいと思う。オキシ漬けした後は普通の洗濯をする。これで大抵の臭いは消えるし、予防にもなる。蓄積された皮脂が分解されるイメージ。
朝シャワーを浴びる時間的余裕がない人も、着替えのルーティーンとして組み込もう。当然、一晩履いたパンツも新しいものに替える。
デオドラントシートで拭いている人は多いけど、ついでに着替えてしまえば気分もすっきり爽快なのだ。持ち帰るが少し面倒だけれど、会社でシャワーを浴びたような爽快感には勝てない。
弊社はオフィスカジュアルが許されているので、お店でのクリーニングが必要なスーツは着ない。ユニクロ等のスーツ風の何かを買って、毎日洗濯してる。
すすぎ1回でOK!のような広告は無視する。水の多さとすすぎの回数は正義。
乾燥に時間がかかると雑菌が繁殖するから、とにかく早く乾かすのが大事。うちは除湿器+サーキュレーター1つで運用してたけど、数年前に電気代が上がってから除湿器を封印してサーキュレーター2つ体制になった。1つは真下から、もう1つは横から。
説明書に書いてあるはず。うちはドラッグストアで売ってる衣類用塩素漂白剤を200ml入れて、10時間コースの槽洗浄してる。忘れないように毎月末にやるのがいいね。
衣服とは違うけれど。もちろん布団のシーツも週に2回洗濯するよ。
私はたぶん臭いとは思われてないけど、自己認識が周りからの認識と同一とは限らないので、気にしすぎなくらいがちょうどいいと思う。ちなみに嫁と子供もいるけど、洗濯は私の担当なので上記の取り組みにより洗濯物の量や回数が増えても迷惑はかからない。業種や勤務形態、家族構成によってできることも変わるけど、みんなできる範囲で頑張ろう。何か「これもやるといいよ!」というものがあったら教えてね。
なんだかねぇ……。
小学館の報告書読めば芦原先生の様子が危ない状態になったタイミングはハッキリこう書いてあるわけよ。
ドラマ制作中のやりとりで引用される芦原先生の言葉の語気が強いからがそこが死の原因のような印象を与えるけど、
その時点では脚本読んで連絡を取って修正して指示を出してという複雑な仕事が出来ていたし、
苦しい戦いを終えて無事自分の脚本で放映できたあとは+の感情を見せてすらいた。
以上の経過を経て、放映も順調に進み、評判も良く、芦原氏も喜んでいた。
そこから精神状態が一気に落ち込んで「仕事が出来ない」という明確な異常、SOSサインを発し始めたきっかけが、件の脚本家の投稿。
古今東西で発生する望まれない原作改変の中でも希に見る人命が失われたという本件において、
自殺に与えた影響が大きい出来事であると考えるのは自然なことだ。
さらに言えば死の直前にやりとりをしていたのは小学館の担当者達。
芦原氏の投稿は反響を呼んだ。芦原氏の苦労に同情が集まり、反面、本件脚本家への非難が集中した。
翌 27 日 16 時頃、社員 A、社員 B、社員 C は芦原氏とオンライン会議を開き、大きな反響が起きているが大丈夫か、今後どうしたいかなど、芦原氏のケアに努めた。
18 時頃、社員 A から、社員 F に対して、芦原氏が思いは果たしたので、予期していなかった個人攻撃となったことを詫びるコメントを出して、
投稿を取り下げることになったとの連絡があった。社員 F は、削除はかえって炎上が進むこともあり得るとして制止するように言うとともに、
すでに全社マターになっているとして、担当者だけで判断しないように強く指示した。
社員F は、週明けの会議に備えて社員 A の協力を得て、「経緯説明書」を用意した。
ところが 28 日 16 時過ぎ芦原氏は、謝罪コメントを出 して、X の投稿を削除、ブログを閉鎖し、以後連絡が取れなくなった。
この27日のオンライン会議から急速に事態が自殺という結果へ向かって進んだわけだが、
社員が漫画家を囲んでSNSの書き込みを取り下げさせる……というのはしろくまカフェ作者のヒガアロハ先生の件を思い出してしまう。
そういった連想もあり、自殺の真相解明のために最も検証されるべきフローはこの部分になるはずなんだけど……。
まあ、一人の漫画家の心情を真面目に考えるより“原作レイプ”という社会問題の象徴となってもらう方が今生きている色んな人にとって幸せなんだろうけどねぇ…
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/qiita.com/YUUUUUUUUUNA/items/278397b273860806cc46
当然ながら顔判断の研究は現役で様々なアプローチが行われているんだが
それはさておき、この件での問題点は
1. 当人の浅慮さ
まあワナビーがただただ興味あることに邁進しようとするのはしゃあない
2. 指導員の役に立たなさ
お前だよお前 技術的な補助だけで満足すな お前が止めるべきだろ
何年やってんだよ?学習者も指導員もAI倫理くらいちゃんとやれ 誰の指導であっても今回の事例はせめて2で止められるようにしろ
そのうえで
1. アプリを公開するならどんなバカでも正しい使い方が分かるように誤解と誤用を避けるための懇切丁寧詳細な説明書が必要
2. その説明書をアプリ起動時にチェックさせ理解度テストも行い、クリア後に利用させた方が良い
3. 注意書きは常時目立つ場所に表示しなさい
可能性の提示、診断、断定の違いを理解できていないバカが多すぎるだろ
30代中盤で診断された。
それまでは発達障害を専門にしていない心療内科でうつ病として治療を受けていた。
全IQ=89
知覚推理=97
ワーキングメモリ=79
処理速度=79
高卒。
年齢は30代後半。性別は男。
音に弱い。
例えば電車で会話する人や咳をする人が近くにいると逃げ出してしまう。
全ての音を同時並行で脳が処理している気がする。
人の動きに敏感。
仕事中も向かいの席の人の挙動や、席を立ってトイレに行く人の動きに常に気を取られている。
一つの物事を頭に入れると一つ前の物事が頭から消えるし、同時に何かを処理しようとすると脳が硬直する。
例えば電話応対では受け答え自体は人並みにできるけどメモ取りが壊滅的になる。
ADHDの特性として、将来の報酬より目の前にある欲求を重視してしまう。
単純に物欲に弱いというのもそうだし、スポーツなどでは練習を詰め込みすぎてすぐに足を壊したりする。
「ほどほど」が見極められない。
常に頭の中が混雑している。
やらなきゃいけないことが山積しているのはわかるが、その中の何を優先していいのか決めるのに時間がかかる。
「思い立ったら即行動」という行動原理が過ぎる。
瞬発力が人並み以上に高いのでそれで得をすることもあるにはあるが、大抵は思慮が足らず失敗する。
ある程度の道筋はつけられるが、厳密に計画するということができない。
例えば旅行などは常に行き当たりばったりで、スケジュールをきちんと組んだためしがない。
視覚的な情報を記憶する場合はディティールが著しく低下するので、動画として何度も見たりしないと頭に入らない。
どれだけ懇切丁寧に説明されても一度でそれを理解するのは困難なので、いつも必死に反芻と類推を駆使して乗り切っている。
聞こえてくる情報が断続的に途切れる。脳に入ってこなくなる。
聴覚の問題なのか集中力の問題なのか記憶力の問題なのかわからない。全部かもしれない。
常にカクテルパーティ効果のような状態で、断片的な情報から類推して会話している。
会話の途中で「え、それってどういう意味?」と聞きたくなる場面が多々ある。
でもそういう時に一々質問していたら会話にならず相手にストレスをかけるので、スルーする癖がついている。
上記の特性と相まって意味もわからず相槌をうっていると会話についていけなくなって頻繁に困る。
こうしたらコミュニケーションが円滑になるな、という嘘を思いついたらついついそれを口にしてしまいがち。
些細な嘘であれば方便として有用かもしれないが、その嘘をつき通せるほど能がないので大体は詰む。
これでも子供の頃よりはだいぶ自制できるようになった。昔はもっと突拍子も無い嘘をついていた。
相手が何の意図もなくそっけない返事をした時、「自分が何か悪いことしたんだ」とか思いがち。
朝の挨拶で返事が返ってこないだけで「嫌われたんじゃないか」とか心配する。
もちろんそれは認知の歪みでその都度修正するわけだけど、人との接触は常にそういうストレスがある。
ASDの特性としてよく「空気が読めない」みたいなことを言われるが、別に空気が読めないわけではない。
空気が悪くなった時は敏感に悟れるし、できるだけ変なことを言わないように意識することもできる。
ただこれまで述べてきた特性によって咄嗟に変なことを言ってしまう時がある。
側から見ると「空気が読めない奴」なのかもしれないが、後悔の念自体はある。
物腰自体は落ちつてる方だし、あまり喋る人間じゃないのでそう思われるのかもしれない。
診断を受けてからは治療薬を飲んでいるので多動はかなり抑え込めていると思う。
けれども頭の中はいつもとっちらかっているので、外見的な行動だけじゃADHDかどうかは分からない。
マルチタスクができない特性の裏返しなのか、普通の人が緊張するような場面でやたら自然体で臨める。
練習より本番に強い。
思いつきで行動する特性と相まってファーストペンギンになりがち。
なので人からの印象は初対面が好印象のピークになる。面接のような場面では強みになるが、段々メッキが剥がれる苦しみもある。
ネガティヴな感情を抱かない作業であれば人よりルーチンワークに強い。
学業も高校以降はドロップアウトしてしまったが、小中の単純な問題を大量に解くような作業は得意だった。
運動も瞬発力を競うものより持久力が問われる種目の方が断然好き。
他の人の会話をBGMにしながらわりと楽しく働いている。
就活のイロハやコミュニケーションのコツなんかを面白おかしく学んでた。
企業の見学や実習も手当たり次第に参加したので、いい経験になったと思う。
肉体労働の仕事の説明会で「福利厚生として塩飴が支給されます」とか言われた時はどんな顔していいか分からなかった。
まあ自分の経歴からすると「だよねー」という感じだけど、大学出ててスキルもある人が同じ条件で働いてたりするので闇だなと思う。
フルタイムじゃないので月給にすると12万円程度だし、一人暮らしは無理な水準という感じ。
1年も就活してるといろんな学びがあった。
まず給与の高い仕事は身体障害の人を求めてる。体の困難さえ調整すれば一般人と同じパフォーマンスが出せるからなんだろうね。
特に市役所とかの求人は「身体障害以外は要りません」と最初から言われる。謎。
肉体労働系だと知的障害が求められてる。仕事が過酷でもタフネスがあるからだと思う。
じゃあ精神障害はどうかというとよく分からない。強いて言えば清掃系とかが多い。人との関わりが少ないからかな。
事務系は競争率が高い印象がある。説明会とかに行くと意識高そうな人たちが集まってる。
でもなんというか、障害者雇用の採用で一番重視されてるのは「人柄」だと思う。
職場の輪を乱さず当たり障りなく仕事ができるコミュニケーション方法を身につけてる人が一番強い。
企業にとって最も大切なのは仕事がよく出来るかどうかよりも「長く働いてくれるかどうか」なので、より困難の少ない人を選ぶ。
働いてるこっちも分からない。
自分の場合は「優先順位を指示してもらう」とか「マルチタスクの状態にしない」とかがある。
でもこれは内容どうこうより職場の水準が全てだと思ってる。
今の職場は周囲がみんな正社員だし、営業やってた人たちだから話も上手くて大した苦労をしないけど、
これが指示を出す人もパートだったりして変化の多い職場だとどれだけ詳細に条件を詰めても働くのはしんどいと思う。
最初の2、3年は定着支援として月1で支援機関を交えた面談をしたりするので、そこできちんと自分の困りごとなどを相談するのが大切。
炊事は得意だ。昔は全然わからなかったけど、今は大抵の人より上手くこなすと思う。
YouTubeに感謝してもしきれない。料理の全てをYouTubeで学んだ。特にイタリアンは専門のYouTuberが多いので話題に事欠かない。
大体母と交代で炊事に当たっている。
自分はものを捨ててどんどんシンプルにしたい人間なので、それができない現状にはストレスを感じている。
金がかからないし健康にもいい。歩く時は10kmくらい歩く。ADHDの特性とも相性がいいのだと思う。もう10年くらいハマってる。
あとは漫画をよく読む。職場への通勤時間は大抵電子書籍を読んでる。
アニメもそこそこ見るけど、最近はなろう系がやたら多くて辟易している。いつまでブームが続くんだろうか。
そこそこ好きな方だが、持っている服は100%ユニクロとGUだ。他の店で買ったことが無い。
スタバによく行く。
と言っても甘いものは苦手だし太るのでホットコーヒーしか頼まない。
家でじっとしてるより適当に散歩したあとスタバに入ってスマホやPCで時間を潰すのがルーチンワークになっている。
コーヒーはお通じにもいいので百薬の長だと思っている。
どこから話したもんかねという感じだが、1つ言いたいのは「人より成長が10年くらい遅れてる」という感覚があることか。
20代の自分と30代後半の自分はほぼ別人だし、障害との付き合い方も全く違ってくる。
よくネットで特性が顕著に出てる人を指して何かしら論ったりするけど、その人も10年経つとだいぶ別人になると思う。
人は成長する。それは発達障害を持つ人も同じだし、俺たちは日々何かを学び取って生きている。
学校か、支援機関か、病院か、就労か、それがどの時点であれ、「こうすれば生きやすくなるな」と分かるタイミングがある。
生きづらさや苦しみはあるけど、チャンスを逃さずどんどん挑戦していってほしい。
少し前に、精子観察キットで自分が放った精子を眺める増田を書いた。
https://anond.hatelabo.jp/20240711233856
相変わらず仕事漬けの日々で、なかなか友達に会うとか旅行に行くような時間も取れず、最近は夜な夜な性教育の実技というか実験を試すのが楽しみになってしまっている。少し成果があったので、学んだことを書こうと思う。
前回の記事で、ロート製薬が発売している精液検査キット・ドゥーテストという商品が気になっていると話した。ドゥーテストというのはもともと妊娠検査薬のブランドのようで、そこに精液検査ができるキットが追加されたようだ。2回測定できて、5500円というやや高価なセットであるが、そこそこきちんとしたセルフ検査キットとなると、それくらいの値段が相場なのだらうなと言う感覚を受けた。
なぜ、このドゥーテストが気になったのか。それは他の精子観察キットにはないレンズに魅力を感じたからである。これまで試してきたSeemやメンズルーペは、小さなレンズをスマートフォンに貼り付ける方式を採用していた。しかしドゥーテストは置き型の筒状のレンズを採用している。しかも他の製品にはできなかったピント調節機構を有している。メンズルーペは安価に精子を観察できると言う特徴を有していたが、反面、精子の解像度には弱点があった。seemがサービスを停止したいま、高解像度な精子観察キットを探すことが筆者の中で大きな課題なのである。
ドゥーテストはロート製薬の通販で発売している商品だが、Amazonで購入できるようになっていた。実家ならしながらこんな研究に興味を持ってしまった筆者はAmazonの宅配ロッカーを愛用している。速さでいえばヨドバシに軍配が上がるとはいえ、ナイショなものはAmazonで買うに限る。
ある程度の金額を購入すると送料が安くなるため、今回のような高額商品は細かいアダルトグッズと抱き合わせで買うようにしている。今回は女性が立小便するときに使える使い捨てトイレ用品を抱き合わせで購入した。このレビューはいつか別の記事で紹介しようと思うが、そんなふうにあれやこれやを買っては秘密のレンタルロッカーに収納していける、便利な時代に生まれたことをこんなに喜べる瞬間があるだろうか。そうやってこの日も、時折コンビニに行ってはこそこそと不透明な紙袋を受け取った。ネカフェで開封して取扱説明書を読む。
箱の中身は至って普通の精子観察キットである。至って普通とは、精子を貯めるカップ、観察するためのプレート、レンズ、説明書、という組み合わせだ。取扱説明書は注意事項だけ書いてあり、主な使い方はスマホアプリでグラフィカルに誘導すると言う流れもだいたい共通している。そこで手が止まる。説明には「2〜7日の禁欲をすること」と書いてあった。しかし筆者は息子ともども我慢ができない。早くこのキットの真価を見たいのである。
そうは言っても、筆者の足を引っ張るのが、まさに股間の息子張本人である。男性諸君には理解してもらえると思うが、ちんちんとは自身の身体の一部ながら、自らの意思を全く尊重してくれない気まぐれな生物である。カメラを向いてくれない子供をオモチャで気を引くように、オカズを用意してみてもちっとも反応しない。ところが仕事で退屈な会議を聞いていると、突如として下腹部が突っ張り始めるのである。そして帰宅する頃にはすっかり眠ってしまう。まるで駅ではトイレに行かないくせに電車に乗った途端モジモジし始める子供のようではないか。
そんな息子を、まず「やる気」にさせる必要がある。別に、やる気にならなくとも、手で刺激すれば時代に勃起し、射精まだ持っていくことはできる。しかし筆者の体感として、射精時の精液の量はメンタルに大きく関係していると思う。
自慰行為において、快感と射精は必ずしも同時に起こらない。物理的に射精できたとしても、残尿感のように精液が出てこず中途半端な感覚を覚えたり、真逆に全く快感なく精液だけ放出してどっと疲れることもある。漠然と右手でシコるよりも、交際相手とキスをしながら手コキをしてもらった方が、快感も上回るし、コンドームを付けて出された精液の量も比べても気持ち多めのように感じる。精子の量が変わらないとしても潤滑剤になる前立腺液などが多ければ精子は活き活きするのだから、出せるものは出しておいた方がいいのである。
なにより、2発で5500円の高級キットを購入したからには、なんとしてでも"質の高い精液"を生み出したいのは、誰もが思うことであろう。出したい、けど、出せない。筆者の欲望と体力、そしてちんちんの意思が重なる時が訪れるのを待たなくてはならない。
某日、家族も寝静まった夜、漠然とテレビを見ていた時、それは来た。股間に建ったテントの中で遊んで欲しいと誘っている。時はきた。早速準備をするのだが、手間取るとあっという間に萎えてしまう。いざ挿入しようとコンドームを箱から取り出すうちに萎えてしまった経験はないだろうか。そこで、キットを準備する前にスキンシップを図る。
こんなこともあろうかと、あらかじめdlsiteでオナサポASMRを購入しておいた。これはダミーヘッドマイクと言う特殊なマイクを使って、耳を舐められる感覚を再現したり、耳元で囁かれるシチュエーションを再現した音声作品だ。「気持ちよくなっちゃうね」などと囁かれながら息子はご満悦だ。右手を竿に当て、左手に探し物をさせる。パッケージの封は予め開けておいたから片手で採精カップさえ取れればいい。
準備は整った。あとは耳舐めお姉さんにリードされながら竿に当てた手を動かすだけである。刹那、疼いていた下腹部がぎゅっと強張った。裏筋を抑えて漏れないように気をつけながらながら採精カップの底を尿道口にあてがって精液を注ぎ込む。これはseemと同じ使い捨てのプラスチックカップだ。計量はできない仕組みになっている。
出した精液を20分以上放置して、粘度がなくなるのを待つ。酸性の膣内に放たれた精子たちは長く生きられない。アルカリ性の粘液に包まれながら、子宮への道が中和されるのをじっと待っているのである。しばらくして子宮からもアルカリ性の体液が出ることで中和され、精液をエネルギー源にして精子たちは卵子は向かって泳いで行く。別々の生き物を繋げる仕組みとしてよくできていると感じる。
その待機中に機材のセットアップを行う。股間の息子はもう一仕事をおえて、もう筆者の眼中にもないほどに存在感を失っている。まず射精に専念し、そのあと機材の設定を行う。これこそが賢者のベストプラクティスというものだ。
前回の精子観察の課題として、スマートフォンのレンズの大型化を挙げた。今時のiPhoneはレンズが大きく、机に置いても水平にならないため、上に検査キットを置くと精液が流れてしまう。すると死んで流されている精子と泳いでいる精子の見分けが難しくなってしまう。
この対策を考えていたのだが、先日大手300円均一ショップでスマホスタンドが売られているのを発見し、300円なら失敗しても痛手がないと思い購入して試した。しっかり水平になった。そしてレンズを取り付け、ピント調節を行う。スマホのインカムの周りに滑り止めの両面シールを貼り、その上にレンズを貼り付けるのだが、ピント調節のためにクルクル回せば簡単にシールが剥がれてしまう。デモの映像はスムーズに回していたがどうやって対策しているのであろうか。
しばらく待っていると、スマホがカタカタと震え出した。固定がイマイチだったのかとスマホスタンドを確かめていると、今度は床が揺れ出した。地震だ! よりにもよってこんな時に揺れるのか。筆者の心臓は爆発しそうであった。家族が気にかけてやってきたら、こんな光景を目にしたらどうする。慌てて精液カップを物陰に隠し、寝室の動きを警戒しながら、セットアップを続けた。レンズを装着し、試料台に模様が映っていることを確認した。どうやら試料台に等間隔に溝が掘ってあり、この模様をゲージとして1区画に何個の精子が存在するかで精子濃度を測っているようだ。
液化した精液を試料プレートに垂らす。プレートは顕微鏡のプレパラートに相当し、カバーガラスが接着されている。精液を棒の先につけて、この棒を試料プレートに載せると、カバーガラスの間に毛細管現象で精液が染み込んでいく。カメラ越しにも、液体が流れ込んで粒々の精子たちがなだれ込んでくるのが見える。かなりの密度だ。しばらくすると浸透して、精子の流れが落ち着く。すると精子たちが四方八方に動き回る様子を見ることができるのである。
青い精子に再び会うことができたことに喜びを感じながら、測定を始める。しばらくして結果が出た。1600万匹/mlと言う数値で、WHOの基準より上回っているとの結果だった。しかし過去のデータを見れば、筆者は2400万匹/mlの濃度で精子を出せていた。あのころから月日が経ち、時代に健康診断で医者から注意される項目も増えてきた。身体の衰えには抗えないのかもしれない、と感じて切なくなってしまった。仕事も忙しいので一過性のものかもしれないが、このまま測定を続けて数値が上がらなかったらどうしようという不安もある。いや嫁もいない男が受精能力のことなど気にしても仕方ないのだが、大切なことは目に見えないのである。
それはそうとして、このレンズが精子をよく拡大してくれるところは面白い。改めて観察するとすでに半分くらい動いていないように見えるが、それを除けば元気に泳ぎ回っている様子を観察して、アプリとは関係なくスマホで動画を撮ってみる。同じような構造のレンズではseemのほうがピントがきっちり合って観察できたように感じるがこれほどの倍率はなかった。
ピントが合いづらい理由を考えてみたが原因はよくわかっていない。スマホの保護フィルムなどの厚みが焦点距離に影響してしまうのだろうか。しかし、精子観察のためにわざわざスマホの保護フィルムを剥がすのは、少し考えものである。真面目にやるならバキバキになってもいいiPhoneSEでも調達して観察した方が良いのではないかと思う。
一通りの観察を終えた。精子は受精卵にたどり着くことを使命とし、精液に守られながら子宮を目指す。したがって厳しい外界では長生きできない。
しかし前回の増田でこの精子にあれやこれや実験をしてみてはというコメントを見た。そして精子はまだ細胞でありながら生命ではない。片付けるついでに気になったことを試してみる。筆者はこの精子たちの生殺与奪を握っている。
試しに、試料台にティッシュペーパーの切れ端を載せてみる。液が吸い寄せられ、精子たちも漂うように吸い寄せられていく。しかし精子たちはそれでも元気に泳いでいる。
次に気になった点として、このキットを水洗いしてみると言うものだ。説明書では使い捨てと書かれているが、正確な数様に影響するにしても精子を見るだけなら洗えば使えるのではないかと思った。ものは試しだ。水につけて洗い流してみて、再びレンズの上に乗せる。
驚くことに、まだ精子がいた。本当に少なくなってしまったが、よろよろと泳ぎ回る個体がところどころ残っている。カバーガラスの間に水を流し込むのは難しいらしいが、水道水に流してもある程度は生きられるのかと驚いた。まだ精液の粘液部分を身に纏って生き続けていたのかもしれないが、筆者が想像する儚い細胞というイメージ覆った。
これではキットを再利用できないということを改めて実感したとともに、一度放たれてしまった精子を完全に追放する仕組みの難しさも感じた。もちろんカバーガラスの中の狭い空間というのは特殊な空間だが、膣内だって広い空間ではない。筆者な単純計算で一発で8000万ほどの精子を送り込むことができる。そんな数の精子たちが膣内に放たれてしまったら、僅かも子宮に辿り着いてしまったら。膣を水洗いするなんて簡単にはできないであろう。よくコーラを流し込めば避妊できるなんて俗説を信じるなという性教育を見かけるが、イメージに反して精子はしぶとく生きることのできる細胞なのかもしれない。
そしてここまで書いて気づいた。せっかくなのだからコーラを垂らして精子が本当に死ぬか確かめてみればよかったのだ。精子はもう片付けてしまったし、うちの冷蔵庫は三ツ矢サイダー派なのだ。なんて愚かなことをしてしまったのだろう。大学時代、理科実験はやり直しが効かないから実験計画の作成が重要であると散々言われたのを、今更思い出した。筆者の2800円がこうして散っていった。
ドゥーテストは、倍率も大きく、精子をよく見ることができた。さらに精子の量を測定してくれる貴重なサービスとなったので、妊活の指標としたい人には向いているかもしれない。
ただ、ピント調節が少し難しく、はっきりと精子を観察できるわけではないという点も課題として感じた。採精カップはメンズルーペが優れていると感じているので、メンズルーペのカップに射精し、ドゥーテストのレンズで観察するのが最も効率よく精子観察ができるのではないかと思った。またカップも使い回すと精子が残ってしまう可能性があるので、入念に洗うことが必要であると学んだ。
また、ドゥーテストの高倍率レンズは精子の動きを観察するのにとても良いので、可哀想だが精子にあれこれ試して動きを観察してみると面白いと思う。酸性の状態にしてどれほど生存できるか、などは特に気になった。しかしこう言う実験をするのであれば、闇雲に料理酢を流し込むなどと言うのはナンセンスで、pHを正確に測らないと意味がない。測定するための試験紙を買うのが良いのか、紫キャベツを煮出すのがよいのか、と頭を抱えながらamazonで調べると、2000円もしないpH測定器が売られているのを見る。ガチャポンを回すくらいの気持ちでオモチャと割り切って買うか、やめておくか。悩ましい。
そして筆者は実際の膣がどれほどに酸性環境なのかを知らない。どうやって測定するのがよいだろうか。一番シンプルなのは交際相手の女性に、「膣内にph測定器を突っ込ませてくれ」と頼むことだが、ひみつ道具の存在すら打ち明けられずにいる相手にこんな話をしたら精子をどうこうするまえに筆者の人間関係がどうにかなってしまうし、女性の性周期を知らない筆者にとって測定するタイミングも難しいと感じてある。どこかに膣のpHを趣味で測っている物好きなレディは居ないものだろうか。
「男性は顕微鏡を買うと精子を観察してみるらしい」とのこと。顕微鏡なんて一般のご家庭にあるわけがないだろうと、試しに500倍の顕微鏡の値段がいかほどのものか調べてみた。するとヨドバシに5000円くらいの子供向け顕微鏡があることを発見してしまった。最初からこれを買えばよかったのではないか……? しかし顕微鏡なんてますます置き場に困る。でも精子観察し放題、好きな時に好きなだけ射精して観察できるのである。20代の筆者がコンスタントに精子を観察して何十年かデータを溜めたら、それこそ何か世の中に役立てることができたりしないだろうか。いや精子よりもっと仕事とか町内会とかできちんと社会貢献した方がいいことはわかっているのだが。
あとは一案として、とりあえず顕微鏡を買って、しばらく精子観察に使ったあと、飽きたら近所の子どもらに寄贈してやろうか。子供を産むか産まないか、それ以外にも未来の世代にできることはあるだろう。
いや、思春期の学生に顕微鏡をプレゼントする財団でも作るなんてアプローチもあったかもしれない。これは教育振興である。まずは花粉とかプランクトンとか観察してもらって、科学に興味を持ってもらう方が重要で、そこからどういった方向に探究心が芽生えようとそれは本人の自由である。科学大国日本を支える若者を増やしたいと願っている筆者の気持ちに偽りはないのだから。
最近、女性用トイレの列の長さを解消するために女性用小便器を導入しろという話が燃えているのを見た。
「体の構造が違うってことをわかっていない」と猛反発にあっていたが、そんな体の構造の違いなんて知る機会がないのだから一方的に攻め立てても仕方がないだろうと思う。
筆者は身も心も男である。証明することは難しいが、男子トイレに「もう一歩前へ」みたいな張り紙があることを知っている。逆にちんちんを使わずに小便をする人々の存在をいまだに受け入れられずにいる。性教育で身体の違いは教えられても、生活の違いを男が知ることはない。いくら身体を交えた経験があったとしても、そこに何も生えていないとしても、排泄は生殖の先にある謎であり、法を犯さぬ範囲ではAVを教材とするほかなかったのだ。
そんなとき、とあるweb広告で「女装用シリコン性転換パンツ」というものが存在することを知った。これなら自分で実験できるではないかと思い、ついamazonにあった商品を購入してしまった。きょうはこの性転換パンツについてのレポートを書き残しておこうと思う。
〜はじめに〜
性転換パンツとは、男性部を目立たない形に収納することで、女性のボディラインを再現することのできるコスプレ用ボディスーツの一種である。今回購入したシリコンパンツには尿道がついており、導尿管というチューブに自分の息子をはめるとそこから擬似性器から排尿が可能だ。
ボディスーツには、胸部に着用するシリコンバスト、全身を覆うボディスーツ、そして臀部を覆うシリコンパンツの3つに大別できるようだが、今回、シリコンパンツを選んだ理由は一つ。「バレずに実験したいから」である。今回実験する公衆トイレというのは、当然男子トイレを利用するので、下半身だけならゆとりのあるズボンを履けば誤魔化すことができるためである。
〜道具の取り扱い〜
隣の大陸からの輸入品に日本語の取説はない。ここでは後学のために道具の買い方と使い方を書き記す。家族に見せられないひみつ道具には受け取りに工夫が必要だ。備品の購入は全てAmazonを利用した。ユーザー名は匿名、受け取りはコンビニだ。対面で受け取りたくないのでロッカー対応の店舗を選んで、わざわざ電車で受け取りに行った。
性転換パンツはシリコンのため、着用前にベビーパウダーで滑りを良くすることが推奨されているが、理由はそれに限らず、シリコンへの汚れの付着や加水分解を防ぐためでもあるらしい。まぶしておかないとベタついてしまうので注意だ。ドンキの乳児用品コーナーで入手したが、パフで塗る固形タイプではなくボトルでサーっとかけられるタイプの方が適していたと後悔している。
次に排尿を試すためにレディースの下着を買う。尿道口の位置が違うので、メンズ下着だと万一漏れた時のリカバリーが難しい。とりあえず使い捨てのつもりで、ニッセンの徳用品を買ってみる。余談だが下着泥棒を演じる動画で似た下着を見かけるので同じように手頃に買う人がいるのだろう。シリコン越しなので着用感を気にする必要はないとは思うが、女性のヒップが大きいことを考慮してもLLがきついと感じる。特に大きなサイズと書いてあるものが良いようだ。
今回は、ネカフェを拠点として着替え、近隣を散歩してみる。ネカフェの良いところは着替えができ、シャワーもできるところだ。
導尿管部分についても、特に取扱説明書はないが、コンドームをはめる要領で巻けばフィットしてくれるので、これでシリコンパンツを履いたまま排尿することができる。
散歩を終えたら、ネカフェでシャワーを浴びる。体に塗り込んだベビーパウダーを洗い流さないと、実家の風呂に浮き上がってしまう。そしてシリコンパンツも入念に洗う。特に尿道と疑似膣はぬるま湯でよくすすいでおく。そしてタオルに包んでおき、ドライヤーで乾燥させ、保管用のジッパー付き袋に入れてロッカーに保管する。
〜実験〜
装着が終わり、鏡越しに見た自分の体は、男性部がなだらかな丘になって、少し柔らかい印象を受けた。しかしズボンを履けばなんの変哲もない男性が出来上がり、ちんちんのない生活を試しているとは誰も気づかない。さっそく公衆トイレに入って排泄を試してみることにした。
最初はなかなか尿を出す勇気がなく、尿がでない。なんとか腹筋に力を入れて尿を押し出し、やっと出すことができた。それでも初めての座り小便は勢いが足りず、ただ下に垂直落下するだけであった。AVで仕入れた知識なら、女性にはもっと勢いがあると思っていたが、パンツの構造上こうなってしまうのだろうか。何もかもが新鮮で頭が真っ白になった。
この身体は尿路をコントロールできないどころか、そもそも尿道口を目視できないため、きちんと排尿できているかどうかは、もう祈るしかない。不安なのでスマホのインカムを車のバックモニターごとく、鏡の代わりに様子を見ながら用を足したが、失敗してトイレを汚したら大変であるからとても緊張した。
洋式の他に和式便器も試してみたが、これも下にチョロチョロと垂れるだけでコントロールが難しかった。
そしてパンツの構造上、残尿がどうしても生ずる。トイレットペーパーで股を拭くという行為を初めて体験したが、凹凸を拭くのはかなり手がかかる。そして尿道の周りに残尿があると立ち上がった時に垂れる。ここをきちんと拭かないと下着が濡れてしまうので不快感も大きい。我々のようにブンブンと振って解消するものではないのだ。
とくに困るのは、大きな排尿音である。水たまりに尿が落ちる音が個室のブースに反響してしまう。男性用トイレの個室でも、あんな音がしたら異常事態だと思うだろう。いくら個室でも恥ずかしい。音姫というものが女性から支持される理由がわかった。正直なところ、筆者もたかだかトイレの音で何を恥ずかしがっているのかと考えていた側だったので反省した。
〜感想〜
ここまでの実験の結果、女性の排尿が男性に比べいかに難しいかを学んだ。これをもとに回転率を上げる方法について考察する。まずは経験から問題点を挙げる。
・排尿音が大きい
・尿路がコントロールできない
・残尿を拭かなくてはならない
SNSの一件で、回転率を上げるために個室をなくすという案があったが、轟音を響かせながら周囲に顔を見せるのはとても恥ずかしいと思うし、失敗を周りにみられるのも恥ずかしいと思う。
また、男性が丸出しの小便器を利用する理由として、見られても恥ずかしくないからという意見が多く上がるが、一方で男子小学生の間では「ウンコをしていると思われる」という理由からプライバシーのある個室すら嫌がる意見があるともいう。これはもしかすると、見られるよりも音を聞かれることの方が恥ずかしいと言うことを示しているのではないか。
尿路のコントロールは、尿道口から伝う尿が問題なので、サニスタンドのようなかがむ非接触便器では困難かもしれない。
最近では、女性の防災用品として立小便を補助するアイテムが販売されているとも聞く。これなら密着して利用できるので安全に利用できるように見えるが、紹介動画を見ると実際の男性に比べて勢いがないように見受けられる。これには今回の性転換パンツと共通点があり、一度尿道から出た尿をチューブでコントロールすることは難しいのだろう。
局部を拭く問題は、便器だけではどうにかなる問題ではないだろう。海外には宗教的な事情から男性用小便器にもペーパーとゴミ箱を置いたり、シャワーを置いたりする例があるらしい。小便器は紙を流さないので、拭くとなると処理が大変だ。サニスタンドは紙を流すだけでなく吐瀉物の処理にも使えたと言うが、水たまりを作れば騒音の元になる。インフラ整備を考えると姿勢の問題よりも紙の問題が課題になる。
女性用トイレには小便器がないので気軽に試すことは難しいと思うが、立小便補助デバイスで排尿音を軽減でき、コントロールも確保できるとすれば便利ではとも思う。もちろん何十年も自身の体に慣れていれば、わざわざこんなものに頼ろうとは思わないだろうが。
難点はデバイスを持ち歩かなくてはならない点と、洗うための水栓または使い捨てデバイスを捨てるゴミ箱を配置しなくてはならない点だろうか。少し手や金がかかるインフラにはなるが、利用者が短時間に集中するイベント会場のトイレに設置するのであれば、せめて漏らすリスクに対しては保険になるのではないかと考えた。
では、性転換パンツと立小便デバイスを組み合わせて男性用小便器を使ったらどんな困難があるのか。これを試すことは男にしかできない、最も男らしい行為である。シリコンパンツは汗を吸ってくれないので夏は封印して、涼しくなる季節を待って実験してみようと思う。
〜結論〜
女性の体で立ち小便をするのは困難であることがよくわかった。本物の女性なら勢いよく出せば解消するのかもしれないが、性転換パンツには陰唇がないのでより複雑な問題を知ることができない。ただ少なくとも、残尿レベルの排尿で事故になる可能性があることは示されたと思う。つまり体の構造上、洋式便器とトイレットペーパーの組み合わせが手放せないのだ。この構造を保持したまま、他の改善でなんとかやりくりするしかないのだろうと言うのが筆者が体感した上での感想だ。
しかし実験を経て巷の意見を読んでみると、色々疑問が出てくる。そもそも何故トイレに安心感やプライバシーと言う概念を持ち込むのが重要なのだろう。
そんなにトイレで尻を出すのが恥ずかしいのか。我慢ならず駅のホームで漏らしてしまう方が恥ずかしいに決まっている。電車で化粧することが迷惑だろうか。電車で小便する方が迷惑であることに議論の余地などない。安心や快適の前に、漏らさずに済むトイレという本来の役割を、近頃のデザインや居住性を重視したトイレは見失っていないだろうかと思った。
災害時におけるスフィア基準があったところで、同じものを男女平等に食べれば同じものが出る。そしてトイレに使えるスペースは限りがあるのである。公共施設における小便器とは、そうした限られたスペースにおいて、竿を出すことで失禁から人を解放する便器である。したがって女性も小便器を使えと言う思想が「女性を悪い待遇に合わせること」だとは筆者は思っていない。ただ今は体の制約とうまくマッチしないだけで、フェムテックと呼ばれるような分野で技術革新があるかもしれないからだ。
日本でのトイレの平均的な利用時間は、大しか使わない男性に比べて女性の平均値のほうが短いとされている。今回の実験で小便器の配置が混雑緩和に寄与するとは考えにくいと言う結論に至ったが、不適としても、たとえば洋式便器を大小に分離して2列に並ぶだけで混雑緩和に有効かもしれないとか、体の違いを踏まえた改善を試みるべきではないだろうかと思う。筆者が知らないだけですでに女性用トイレがそういう作りになっているのだとしたら申し訳ないが、トイレを拡張するのはそれからでも遅くないだろう。
そしてここまで読んでもサニスタンドを女性に勧めたい男性諸君は、ぜひこのシリコン性転換パンツを履いてみてほしい。1万円ほどで不便な座り小便ライフを体験できるので、そこらの雑学本を送料かけて取り寄せるより良い教材になるだろう。それでもサニスタンドを勧めたいだろうか。現代人にとってこれはもう、外国人に和式便器を強要するようなものなのである。
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2021/08/25 — ENTPは優勢機能に外向的直感(Ne)というADHDと親和性の高い心理機能を持っているため、ADHDの特徴に当てはまる人が比較的多いタイプです。
エルゴをうまくつかいこなせない私からしたらキューズベリーは本当にありがたかった。
とても簡単に使えた
キューズベリーがサイズアウトしてからエルゴを使い始めたが、キューズベリーの構造を理解して使いこなしてきたので、エルゴも楽勝だった
エルゴ初見のときの私と全然ちがった。キューズベリーが小学生向け問題集だったら、エルゴは中学生向けの問題集だった
それからぐにゃぐにゃの赤ちゃんをエルゴでだっこするのと、体がしっかりしてきた1歳児をエルゴでだっこするのでは後者の方が遥かに楽だった(私がもってるエルゴはオムニシリーズだから新生児から使えるものなんだけどな!だから本来キューズベリーは必要ないんだけどな!)
前はエルゴの取説を読みながら旦那と二人で「あれ?これはどうなってるの?え?ここはどうするの?」と苦労して装着した。
装着が難しい抱っこひもに苦労しているお母さんはぜひキューズベリーデビューしてから難しい抱っこひもへの移行をおすすめしたい
特に何かあったわけではない。
強いて言えば白髪が目立ってきたので何とかしたいと思いつつもただ白髪染めするのも飽きたなぁ…という気持ちがあったから。
ブリーチしてオンカラーで良い感じの落ち着いた色にするのが本命なのだが、市販のブリーチだと1週間は間空けてね、と説明書に書いてるのでやむなしの金髪期間なのである。
使ったのはgot2bのブリーチ。YouTubeでプロの美容がケアブリーチ並みに髪に優しいと評していたものだ。
黒髪に何の不満もないのに、なんか染めたいなぁで染めるには敷居が高い…!
どうせならこの染めた気持ちを共有して吐き出したいのが動機だ。
そして今日仕事を終えて、晩飯を食べる前にとりあえずブリーチで染めたのだが、胡散臭いおっさんが見事に出来上がった。
やはりセルフの難しさか、ツーブロの部分やもみあげはハイトーンの金髪になったが全体的にはオレンジ。
むらが目立たないのは幸いか。
しかし、え?こんなに浮くの?ってくらい浮いてる。
慌てて手持ちの眉マスカラでブラウンにしてみると、まだ見れるようにはなった。
日頃から日焼け止め塗ってるおかげで肌の白さと髪色に違和感はないが、柄本佑が金髪になったらを想像するのが早いか、なんというか真面目そうな奴がイキってしまった感が醸し出されてる。
とりあえず外に出てみた。まだまだ近所の商店街にもまばらに人はいる時間だ。
いつもよりチラ見されてるのは気のせいか。
いつもより人が避けてくれてるの(特に男)は気のせい
か。
大学生の頃にこれくらい染めてたら自己肯定感0だった俺でも少しは世界に影響を与えられたかもしれない。
身を掛けたファッションで自己を表すことの大事さをこの歳になって知った気がする。
いつも、後になって気づいてるのはご愛嬌。
しかし悩む。朝イチで黒染めスプレーを買ってきてとりあえず会社をしのぐレベルで悩む。
会社的にそういう髪色の規則はないが、納得行く感じで合ってないのが躊躇させる。
iPhoneを128GBから256GBに交換したところ、現在利用しているCドライブ、256GBのSSDでは容量が足りずバックアップができなくなったため、1TBのSSDに交換することにした。
パソコンはDELL G3。数年前買った当時のゲーミングノートパソコンのエントリーモデル。
最新のゲームをパソコンでやるにはスペック不足だろうが今ところ不自由していないので、使い続けるつもりでSSDの交換に踏み切った。
レビューサイトで評判が良かった。500GBでも良かったが値段差が3000円くらいだったのでどうせならと1TBにした。
なお2TBは値段が倍近くなるためやめておいた。そもそもオーバースペックでもある。
アマゾンセールでちょうど安く評判が良かった。普段遣いしないのでもっと安いのでも良かったかもしれない。
今回のSSDならいらないというレビューもあったが念の為購入。効果のほどはわからない。
差込口に平行に入れようとしたところ結構力を入れたが入らない。悩んだ末に動画を見ると斜めに入れていたので試してみるとあっさり入った。
普通まっすぐに入れるものだと思うがなぜ斜めなのだろう。説明書の図も確かに斜めに入れていたが、わかりやすくするためだろうと勝手に判断していた。
自分の見識の狭さを感じた。
何度回しても空回りして抜けないネジがあった。
DELLのサポートページを見ると緩めるだけで抜けないネジであるとのこと。そのまま底版を外すことができた。
解体している動画を見てもDELLのページを見ても全然ツメの外し方がわからなかった。
30分くらい格闘し、諦めて壊れるんじゃないかと思うくらいの力を込めてようやく外れた。
無論ツメは無事だった。ネジもあるのにこんなに固くしなくても良くないかと思った。
SSDを止めるネジ穴の位置をずらす必要はあったものの、これ自体は意外と楽だった。
パソコンのハードをいじることになんとなく苦手意識はあったがこれで多少払拭された。
SSDを換装したが、DドライブがBitlockerとやらで暗号化されてしまっていた。
Microsoftアカウントを持っていたのでそこから自分でも覚えていなかったが暗号化の解除キーを登録していたので解除できたが、下手をすれば再度SSDを乾燥しなければいけないところだった。
下調べが不足していた。
SSDを交換したせいで電力不足になってしまい、今までUSB接続で問題なく使えていたブルートゥースレシーバーや無線キーボード、外付けHDDが給電不足で動作が不安定になってしまった。
セルフパワーのUSBハブを購入して解決したが、SSDを交換するときはどのくらい電力を消費するのか、今と比べてどのくらい増えるのかも調べて購入するSSDを決めるべきであった。