2024-08-08

芦原先生自殺は結局実写化の教訓話としてだけ残っていきそうだが…

なんだかねぇ……。

小学館報告書読めば芦原先生の様子が危ない状態になったタイミングはハッキリこう書いてあるわけよ。

芦原氏は、本年 1 月 10 日、面談した社員 C に対して、

本件脚本家投稿に対してストレスを受け、原稿が書けないほどになっているとの心情を話し、アンサーの公表を強く望んだ。

ドラマ制作中のやりとりで引用される芦原先生言葉の語気が強いからがそこが死の原因のような印象を与えるけど、

その時点では脚本読んで連絡を取って修正して指示を出してという複雑な仕事が出来ていたし、

苦しい戦いを終えて無事自分脚本で放映できたあとは+の感情を見せてすらいた。

以上の経過を経て、放映も順調に進み、評判も良く、芦原氏も喜んでいた。

念のため言っとくけどこれも小学館報告書引用ね。

そこから精神状態が一気に落ち込んで「仕事が出来ない」という明確な異常、SOSサインを発し始めたきっかけが、件の脚本家投稿

古今東西で発生する望まれない原作改変の中でも希に見る人命が失われたという本件において、

最も特徴的な出来事がこれであることを考えても、

自殺に与えた影響が大きい出来事であると考えるのは自然なことだ。

さらに言えば死の直前にやりとりをしていたのは小学館担当者達。

芦原氏の投稿反響を呼んだ。芦原氏の苦労に同情が集まり、反面、本件脚本家への非難が集中した。

翌 27 日 16 時頃、社員 A、社員 B、社員 C は芦原氏とオンライン会議を開き、大きな反響が起きているが大丈夫か、今後どうしたいかなど、芦原氏のケアに努めた。

18 時頃、社員 A から社員 F に対して、芦原氏が思いは果たしたので、予期していなかった個人攻撃となったことを詫びるコメントを出して、

投稿を取り下げることになったとの連絡があった。社員 F は、削除はかえって炎上が進むこともあり得るとして制止するように言うとともに、

すでに全社マターになっているとして、担当者だけで判断しないように強く指示した。

社員F は、週明けの会議に備えて社員 A の協力を得て、「経緯説明書」を用意した。

ところが 28 日 16 時過ぎ芦原氏は、謝罪コメントを出 して、X の投稿を削除、ブログを閉鎖し、以後連絡が取れなくなった。

この27日のオンライン会議から急速に事態自殺という結果へ向かって進んだわけだが、

社員漫画家を囲んでSNS書き込みを取り下げさせる……というのはしろくまカフェ作者のヒガアロハ先生の件を思い出してしまう。

そういった連想もあり、自殺真相解明のために最も検証されるべきフローはこの部分になるはずなんだけど……。

まあ、一人の漫画家の心情を真面目に考えるより“原作レイプ”という社会問題象徴となってもらう方が今生きている色んな人にとって幸せなんだろうけどねぇ…

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん