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はてなキーワード: 毛細管現象とは

2023-12-31

例えば毛細管現象で岩に浸透する水はPull型でもPush型でもあるめえ

浸透するという単語Pushモデルでのみ使っていいってのが単なる俺ルールに過ぎないってはっきり分かるんだね

2022-11-10

anond:20221110000729

そもそも熱意とか伝わて嬉しいか

俺は嬉しくない。

人間温度がする文章気持ち悪い。

人間の体温そのもの気持ち悪いではないか

たとえば君が電車椅子に座ったとき、前に座った誰かの体温が尻から伝わったら嫌じゃないだろうか?

少なくとも私は嫌だ。

うっすらとアンモニア臭がする老人の座った直後、君はその温かさの何割かが老人の猿股から染み出した尿なのではという疑いを持たずにいられるだろうか?

モケットに染みついた他人尿素がウールやポリエステル毛細管現象で伝わって君のお尻にそっと辿り着くのではという不安が1ミリも無いと言い切れるか?

反対に、他人の体温が自分の方へと移ることに対して、他人勝手に嫌がってくるのではないという不安もないだろうか?

同じく電車座席を例にとれば、顔立ちの良い女学生が座った直後、女性特有の体温の高さを感じるとき、そこに変態じみた欲望見出していると疑わる不安に駆られることはないだろうか?

私はある。

醜い中年オヤジが、せめてうら若き人肌の温かさだけでも感じ取りたいと、内心必死の思いでその席に腰掛けたと疑われるのではと怖くなることがある。

ドアの向こうに消えた少女が私の方に振り向き「うわ……キモ……」と目で訴えかけるのではという恐怖で腰掛けて暫くは顔をふせっってしまうほどだ。

人の温もりなんてものは余計な幻を人間に見せるだけだ。

無い方がいい。

君の言葉が「温度を感じさせない」というならそれは最高の才覚だ。

大事しろ

ないものを求めずあるものを敬え。

背の高い人間が梁に頭をぶつけるたびに我が身の不便さを恨むように、豊かな家庭に生まれもの自分努力証明邪魔になると疎むように、自分が恵まれていることに人は気づかないものなのだ

言葉温度なんて必要ない。

気持ち悪いだろう?

体温を感じるような言葉というものは。

怪談話で語られる生暖かい風のようなものじゃないか

全くもって不気味そのものだ。

他人の人肌なぞ気持ち悪いだけだ。

2022-05-07

anond:20220507034815

>船底の傷、ひび割れは毎年あって、中に入った水を抜いていた(中略)毎年、修理していたが、今年は間に合わず、修理せずに出航していた(中略)毎年、水は溜まっていても、動いていた

これはもう進水37年のKAZU1は、材料であるFRPガラス繊維強化ポリエステル樹脂)が完全に老朽化して耐水性がなくなり、海水が滲み込んでくる状態になっていた証拠だ。プラスチックから浮くが、ガラス繊維は毛細管現象で水を吸込むので海水が入ってくる。そのように劣化老朽化したFRPは耐衝撃性も弱く、大きな船揺れだけでも割れしまうことは十分にある。

このような状態の船が運航できること自体おかしい。

今後観光事業に関しては、事業者の適性や人格と、船の材料基準を厳しく設定して準拠させなければならない。

来年「陸に上げる」老朽船をメンテもせず大勢の客を乗せて荒海に出すなど、安全性どころか何の責任感もない体たらくだ。

2021-10-16

anond:20211015225401

初心者おすすめできるのは、

植木鉢】

・鉢底に水の流れる穴の開いてるタイプ+受け皿

無印とかで売られている底面給水鉢

(穴なし植木鉢は難しい)

肥料

園芸用の有名なもの適当店員に聞いて買う

規定量より若干量頻度ともに少なめでOK

【水やり】

鉢底に穴の開いてる植木

・水やりは土がカラカラに乾ききってから1日後(水を好む種類の場合普通観葉植物で3~4日、乾燥を好む種類なら1週間~1か月後(サボテンクラス))(土の中に空気がないとおぼれて死ぬ

・水が鉢の中の土を全部濡らして不要物を軽く流すくらい、鉢の下に流れるまでたっぷりとかけて

中途半端な水量をチョロチョロ中途半端な時期にあげるのはNG(常に微妙な水分が停留しているような状態だと根が腐る)

底面給水鉢

・下の水溜部分に水を入れておく

・土が乾ききっても1週間程度なら死なないから乾いてもいい

・乾ききったら毛細管現象で水を吸わなくなるので上から水をかけて下の水溜部分にたまるまで流す

・下の水たまり部分にはゴミたまるので半年に一回くらい掃除する

2021-08-10

anond:20210809210539

引火点250℃は引火性液体のうちの指定可燃物の下限で危険物との境やね

250℃で引火するような製品環境次第で危険物になるからよう売らへんわ

から一般的食用油もっと引火点が高くて300℃以上にならんと引火はほとんどせーへんよ

 

全然知識もない素人考えなんやけど頭の体操適当に書いてみるわ

床に撒いた食用油ライターで引火させられへんのは

加熱対象が油だけではすまへんから

油と床と周囲の空気がすべて引火点を超えな引火はせえへん

床が冷えとったら熱した端から冷えるわな

夏やし空いとる電車なら冷房で床も空気も冷え冷えやろ

さらにはライターの炎の最高温度となる先端部分が床面の油に接触せえへんから

加熱温度はせいぜい600℃かそこらになるしもっと歩合が悪いわ

油と周辺が300℃超える前にガス欠か熱くて持ってられんようになるわな

現実問題、床に撒いた食用油ライターで燃やすのは無理やわ

ガストーチならできるかもしらんね

 

揚げ物で火災になるんは引火点とは別に発火点があるからやな

うろおぼえやけど380℃くらいやったか

燃焼は可燃物が酸素と結合する現象

発火点を超えると油と酸素が結びつきやすくなって火元が無くても燃えだすんや

これが増田のいう活性化エネルギーの話につながるんやな

しらんけど

 

ろうそくは芯材に主に使われる木綿の特性があって

木綿は熱に強いんやけど油を吸うと発火点が120℃くらいまで下がるんや

ここまで低くなると時間はかかるがドライヤーの熱風でも発火させられるんよ

から火を近づけたらすぐ燃え

もうちょいこまかいこというと油がなくとも芯の先をほぐすと体積がものすごー小さいから瞬時に引火点まで達するんよ

油が染みとったら油の体積も小さくなっとるからおんなじことが起きるんやね

さらに束ねられた繊維は毛細管現象で油を吸い上げるから燃える端から油が吸い上げられて

炎に熱されて気化して燃えてを繰り返すから油がある限り芯は燃え切らずに油だけが燃え続けるんよ

同じことが起きればええから束ねた針金とか折り方工夫したアルミホイルでも芯の代わりにはなるんよ

キャンプ災害の時に役立つから覚えとき

2021-07-21

室外機を冷やす方法

買ったばかりのエアコンが効かない

いや効いているんだが冷えない

いやそこそこ冷たい風が出るんだけど部屋が冷えない

 

室外機が直射日光が当たる位置なんだよな

室外機を冷やしたいがどうしたらいいんだろうか

なんかタオル毛細管現象を利用して

タオルの片側は室外機の上にペターっと広げ、もう片側は水の入ったバケツの中に突っ込む

こうするとバケツの水が室外機の上に引っ張られるので、気化熱で室外機を冷やし続けることができるらしい

めんどくさっ!!

2021-06-16

食器洗う用のスポンジ(未使用)を適当な容器(豆腐の入れ物とか)に入るように切って入れて、

スポンジ水を染み込ませて、

その上に野菜の種まいて、

乾燥防止のためと毛細管現象を利用するために上からトイレットペーパーかけて、

窓際に置いておいたら数日で種が発芽した

  

発芽までの日数の短さに驚いた。

  

そして、土なんていらなかったんや。

このまま液肥を足して育てて葉物野菜とか食べられるようにしようと思う。

2020-08-27

anond:20200827011835

ぜひVIゾーン脱毛をしてくれ。ついでにOもしとけ。

毛細管現象のように拡散する経血が、テレビCMのように中央部分に琵琶湖形成するのみになる。

あれは感動もの

2020-08-24

(ちょこっとだけグロ)

10年以上手前だけ使って

奥の方をそのままにしていた台所下の収納

やっと整理しようとモノを出したら

乾物しか入っていなかったはずなのに謎の液体系の汚れ

ちょい甘目のにおい

15年ものみかんかんづめ

持ち上げてみたら軽い

中身なんにも入っていない

缶切り不要タイプでぱかっと開封されている

でも固形物どこにもない

敷物剥がしてみたら粘ついていたので缶汁は毛細管現象的に広がったのかも

でも果肉的な痕跡殆ど無い

虫的なもの大量発生した記憶もなくて

どういう過程でそうなったのかがわからなくてこわい

れいに拭いて新しい敷物敷いて

うそういう可能性のあるもの収納しないようにして

缶切り必要タイプ

上下がぱんぱんに膨らんでいたのが有った

これが暴発しなくて良かった

夏の暑さでそうなったかというと

猛暑日かにはならない地域なので

それは違う気がするけど

暑い地域の人はちょっと気にしてみた方が良い気がする

缶詰はかなり安全に保管できる信頼があるけど

平均気温が上がりつつあるとどうなるのかな

(ここでちょこっと検索)

わあ、「台所の時限爆弾」って事例がやっぱり存在するんだ

2020-07-10

anond:20200710104649

おっさっんがアイドルするとか

おっさっんが幼女になるとか

思い浮かんだけど

おっさん趣味をさせるヤツは思い浮かばんな


鉄子の旅

ダンベル何キロ持てる?

+チック姉さん(あまり関係ない不条理ギャグ)

プニプニとサラサラ―あるいは模型部屋の少年少女における表面張力毛細管現象

こういうのは違う?

2020-05-22

ニーソって

足の裏の臭い毛細管現象で膝の上まで昇ってきそう

2017-07-21

https://anond.hatelabo.jp/20170721225403

脇毛はあったほうが表面積とか毛細管現象とかで脇汗の蒸発がよくなるんじゃないの?

蒸発量が多ければ気化熱で脇周りが冷えて雑菌の繁殖も抑えられるような

それに剃ると皮膚に傷がついて化膿し敗血症になって死に至るリスクもある

2016-12-07

字をきれいに書く方法

原稿に行き詰ったので書く

1 万年筆を買う

万年筆は力を入れずに書くことができる。毛細管現象によって紙が勝手インクを吸ってくれるから。そのため慣れると書くのが楽しくなる。この点ボールペンは紙にボール押し付けて書く仕組みのため、力を入れざるを得ない。書いていてすぐ疲れてしまい、続かない。

万年筆は滑りがいい。ボールペンよりインクがどばどば出るから。なので最初は太いのを買うと効果をより実感できる。

・色の濃淡が出る。力を込めて書いたところとすらすら書いたところで露骨に色の濃淡が出る。字が下手な人もこれだけで割とかっこよく見える。

・安いのでいい。カクノなら1000円で買える。

2 ノートを買う

・1行が10mmのノートを買おう。市販大学ノートは6mm~7mmがスタンダードだけど、これは万年筆で書くには細い。

3 たくさん書く

・たくさん書こう。別に丁寧に書こうとか思わなくてもおk万年筆で書くのが楽しくなってくると、自然と美しい字を追及し始める。

おわり

2016-10-11

字が上手くなるためには

http://anond.hatelabo.jp/20161011151554

自分も小さいこからめちゃくちゃ字が汚かったんだけど、ある出来事きっかけで急に字が上手いと褒められるようになった。

それは、万年筆を買ったことだ。

万年筆ボールペンと仕組みが異なる。

ボールペンは紙の上にペン先ボールを転がすことで字を書くものだ。他方、万年筆毛細管現象によって書く。

その結果、万年筆だと力を全く入れなくて済む。ペン先を紙の上に滑らせれば、紙が勝手インクを吸ってくれるからだ。

万年筆を買う以前は、長年鉛筆シャーペンボールペンを使っていたせいで、力を入れて書くのが当たり前になっていた。そのため力を入れないで書くというのに慣れず、最初ものすごく苦労した。

しかし慣れてしまうとすらすら書けるようになった。同時に字が上手くなった。

万年筆を買う以前は、不要な力を入れて書くために字が汚くなってしまっていた。それが力を入れずに書ける万年筆を使うことによって治ったということらしい。

強い力を込めて書いてしまう人にはぜひ万年筆を使ってもらいたい。

2016-02-01

今年中に金ペン国産万年筆を買いそうなので方針メモ

ここ最近、急に筆記具(フェルト・筆ペンなど除く)にハマりだし、

会社の引き出しを100本以上のボールペンシャーペンであふれさせたり、

http://anond.hatelabo.jp/20151130141144

低価格万年筆を何種類か買ったりしていたのだが、

http://anond.hatelabo.jp/20160104182332

どうも終わりが見えてきた。

もうボールペンシャーペンは新しいの買う気がしないし、低価格万年筆もまあこんなもんかな感が出てきて、まだ体験していない新しい筆記感というとペン先が金の万年筆けが残ってしまったので、これを手に入れることによって筆記具への熱が冷めるだろう、という予感がある。

まあ今年中には買うんじゃないかな、と思うのでうっかり高額の奴を買わないように今のうちに方針メモする。

1.細字がよいのとコスパ国産一択、以下各メーカーの特徴

(1)PILOT フリクションハイテックCシリーズなどで有名、大企業インクが近場でも手に入る。文字の大きさに対してペンポイントが小さく、インク量が多いためぼやけた書き味になりやすいとの噂。今年、コンバーターのCON-20とCON-50が廃番になって新しいCON-40に統一になった。40は全身透明のコンバーターなのでこれに合わせた透明カクノとか新発売するんじゃないのと思っている、買わないけど

(2)プラチナ万年筆 シャーペンプレスマンやプレピー・プレジールで俺に有名、大企業ではないので一点突破型であとはゆるい印象、所有しているプレピーも、個体によってキャップをはめ込むとき感触全然違うし。近場ではカートリッジインクだけは買える、コンバーターの評判悪し。

(3)セーラー万年筆 社長更迭で有名、国産万年筆で一番の老舗らしいが近場で扱ってる店なし。穂先が柔らかくてすぐ曲がるとの噂

2.ペン先細字・極細のみを狙う、以下理由

(1)外国製万年筆は基本太いので、手を出さずにすむ。

(2)細字だと書いた字の色が薄くなりがちでインクの色を楽しむのには向いていないが、それが逆にインクにはまるのを防いでくれそうな気がする。

(3)中字・太字だとペン先イリジウム玉が大きいので、正しい角度で紙に接地させないとかすれたりして、ボールペンになれた現代人にはストレスがかかる。

(4)主な筆記対象日記メモ帳なので太いと字がつぶれる

3.見た目、機能に関する注文

(1)保管場所仕事場なので、真っ黒の葉巻型に金のクリップみたいな、あまりにも万年筆ですよ~ってのは恥ずかしい、部長でも持ってないよそんなの。

(2)かといって完全に透明とかだと汚れが目立ちそう。現在プレラ色彩逢いを使っているが、うっかりキャップを水洗いしてしまったせいで、透明キャップと内側のインナーの間に毛細管現象で水が入り込んでしまい、キャップの分解の仕方が分からないので1ヶ月以上たった今もうすーく残ったままだ。水で、3000円の万年筆からまだいいけど、1万円クラス万年筆でこんな感じに落とせない場所インクが入り込んでしまったりしたらショックでかそうである

(3)キャップねじ式だとめんどくさそうだ

(4)インク本体軸吸引式だとゴム劣化したり、壊れたときだばあってインクをぶちまけそうで怖い。カートリッジコンバーター両用式が無難

(5)でかいよりは小さい方が良いかも

(6)2万は出さな

4.実際の候補金ペン

(1)5千~1万円クラス

 1:PILOT カスタム74 10,000円 14金 葉巻型 ねじ式 カートリッジコンバーター両用

 1-2:PILOT エリート95S 10,000円 14金 ショートタイプ はめ込み式 両用

 2:プラチナ 14Kスタンダード 5,000円 14金 円筒型 はめ込み式 両用

 2-2:プラチナ 3776センチュリー 10,000円 14金 葉巻型 ねじ式 両用

 3:セーラー プロムナード 10,000円 14金 葉巻型 ねじ式 両用

(2)1万~1万5千

 1-3:PILOT カスタムヘリテイジ92 15,000円 14金 円筒型 ねじ式 吸引式 透明軸のみ

 1-4:PILOT キャップレスデシモ 15,000円 18禁 キャップレス型 両用

 2-2:プラチナ 3776 ロジウムフィニッシュ 15,000円 14金 葉巻型 ねじ式 両用

 3-2:セーラー プロフィット 12,000円 14金 葉巻型 ねじ式 両用

 3-3:セーラー プロフェッショナルギアスリム 12,000円 14金 円筒型 ねじ式 両用

 3-4:セーラー プロフィットスタンダード21 15,000円 21金 葉巻型 ねじ式 両用

う~んねじ式ばっかり、めんどくさそうなんだよなあ、かといって5,000円とかの中途半端なヤツ買って熱が冷めるかどうか…

キャップレスインク漏れが怖い上にクリップ側を持つってのがかっこわるそう、やっぱエリート95S(はっぱふみふみ)か?こないだの感想から変わってないな。

う~ん

2015-03-31

今でも知的財産高裁とかには神が居るんだよな

1

平成27年3月11日判決言渡

平成26年(行ケ)第10187号 審決取消請求事件

口頭弁論終結日 平成27年2月25日

判 決

原 告 東芝ライフスタイル株式会社

訴訟代理弁護士 三 山 峻 司

同 松 田 誠 司

同 清 原 直 己

訴訟代理弁理士 蔦 田 正 人

同 中 村 哲 士

同 富 田 克 幸

同 夫 世 進

同 有 近 康 臣

同 前 澤 龍

同 蔦 田 璋 子

被 告 パ ナ ソ ニ ッ ク 株 式 会 社

訴訟代理弁護士 岩 坪 哲

同 速 見 禎 祥

主 文

1 原告の請求を棄却する。

訴訟費用は原告の負担とする。

事 実 及 び 理 由

2

第1 請求

特許庁無効2012-800008号事件について平成26年6月24日

にした審決を取り消す。

第2 事案の概要

特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)

被告は,平成22年8月10日に出願(特願2010-179294号。

平成15年12月22日に出願された特願2003-425862号の分割

出願。優先日同年8月5日)(以下,この優先日を「本件優先日」という。)

され,平成23年12月9日に設定登録された,発明名称を「帯電微粒子

水による不活性化方法及び不活性化装置」とする特許第4877410号

(以下「本件特許」という。設定登録時の請求項の数は6である。)の特許

権者である

原告は,平成24年1月31日,特許庁に対し,本件特許の請求項全部に

ついて無効にすることを求めて審判の請求(無効2012-800008号

事件)をした。上記請求に対し,特許庁が,同年8月2日,無効審決をした

ため,被告は,同年9月10日,審決取消訴訟を提起した(知的財産高等裁

判所平成24年(行ケ)第10319号)。その後,被告が,同年12月7

日,特許庁に対し,訂正審判請求をしたことから知的財産高等裁判所は,

平成25年1月29日,平成23年法律第68号による改正前の特許法18

1条2項に基づき,上記審決を取り消す旨の決定をした。

被告は,平成25年2月18日,本件特許の請求項1及び4を削除し,請

求項2を請求項1と,請求項3を請求項2と,請求項5を請求項3と,請求

項6を請求項4とした上で各請求項につき特許請求の範囲の訂正を請求した

(以下「本件訂正」という。)。特許庁は,同年5月8日,本件訂正を認めた

上で無効審決をしたため,被告は,同年6月14日,審決取消訴訟を提起し

知的財産高等裁判所平成25年(行ケ)第10163号),知的財産高等

3

裁判所は,平成26年1月30日,上記審決を取り消す旨の判決をした。特

許庁は,同年6月24日,「訂正を認める。本件審判の請求は,成り立たな

い。」との審決をし,その謄本を,同年7月3日,原告に送達した。

原告は,同年7月31日,上記審決の取消しを求めて,本件訴えを提起し

た。

特許請求の範囲の記載

本件訂正後の本件特許特許請求の範囲の記載は,次のとおりである(甲3

4,39,40。以下,請求項1に係る発明を「本件訂正特許発明1」,請求

項2に係る発明を「本件訂正特許発明2」などといい,これらを総称して「本

件訂正特許発明」という。また,本件特許の明細書及び図面をまとめて「本件

特許明細書」という。)。

請求項1

大気中で水を静電霧化して,粒子径が3~50nmの帯電微粒子水を生成

し,花粉抗原,黴,菌,ウイルスのいずれかと反応させ,当該花粉抗原,黴,

菌,ウイルスの何れかを不活性化することを特徴とする帯電微粒子水による

活性化方法であって,前記帯電微粒子水は,室内に放出されることを特徴

とし,さらに,前記帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,スーパーオキサ

イド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのいずれか1つ以上のラジ

カルを含んでいることを特徴とする帯電微粒子水による不活性化方法。」

請求項2

大気中で水を静電霧化して,粒子径が3~50nmの帯電微粒子水を生成

し,花粉抗原,黴,菌,ウイルスのいずれかと反応させ,当該花粉抗原,黴,

菌,ウイルスの何れかを不活性化することを特徴とする帯電微粒子水による

活性化方法であって,前記帯電微粒子水は,大気中に放出されることを特

徴とし,さらに,前記帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,スーパーオキ

サイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのいずれか1つ以上のラ

4

ジカルを含んでおり,前記帯電微粒子水は,粒子径3nm未満の帯電微粒子

水よりも長寿であることを特徴とする帯電微粒子水による不活性化

法。」

請求項3

「霧化部に位置する水が静電霧化を起こす高電圧を印加する電圧印加部を備

え,当該電圧印加部の高電圧の印加によって,大気中で水を静電霧化して,

粒子径が3~50nmであり,花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかと反応

させて,当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかを不活性化するための帯

電微粒子水を生成し,前記帯電微粒子水は,室内に放出されることを特徴と

する不活性化装置であって,前記帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,ス

ーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのいずれか1

つ以上のラジカルを含んでいることを特徴とする不活性化装置。」

請求項4

「霧化部に位置する水が静電霧化を起こす高電圧を印加する電圧印加部を備

え,当該電圧印加部の高電圧の印加によって,大気中で水を静電霧化して,

粒子径が3~50nmであり,花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかと反応

させて,当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかを不活性化するための帯

電微粒子水を生成し,前記帯電微粒子水は,大気中に放出されることを特徴

とする不活性化装置であって,前記帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのいずれか

1つ以上のラジカルを含んでおり,前記帯電微粒子水は,3nm未満の帯電

微粒子水と比較して長寿であることを特徴とする不活性化装置。」

3 審決の理由

審決の理由は,別紙審決書写しのとおりである。本件訴訟の争点となる部

分の要旨は,① 本件訂正特許発明の粒子径の記載はいずれも明確である

特許法36条6項2号の要件を満たす。),② 本件訂正特許発明の粒子径

5

に関し,発明の詳細な説明に記載されていないとすることはできない(同項

1号の要件を満たす。),③ 本件訂正特許発明の静電霧化の意味は明確であ

るほか,本件訂正特許発明の静電霧化手段に関し,発明の詳細な説明に記載

されていないとすることはできないし,発明の詳細な説明には,当業者が本

件訂正特許発明実施ができる程度に明確かつ十分な記載がなされていない

とすることもできない(同項1号及び2号並びに同条4項1号の要件を満た

す。),④ 本件訂正特許発明1及び3はいずれも,I.Wuled LEN

GGOROら「静電噴霧法による液滴およびイオンの発生」粉体工学会誌V

ol.37,No.10(日本,2000年),753~760頁(甲10。

以下「甲10」という。)記載の発明(以下,審決が本件訂正特許発明1と

対比するに当たり認定した甲10記載の発明を「甲10発明1」と,本件訂

特許発明3と対比するに当たり認定した甲10記載の発明を「甲10発明

2」という。)に,特開平11-155540号公報(甲5。以下「甲5」

という。),特開平7-135945号公報(甲6。以下「甲6」という。)

及び「ラジカル反応・活性種・プラズマによる脱臭空気清浄技術マイナ

空気イオンの生体への影響と応用」(株)エヌ・ティー・エス発行,20

02年10月15日,218~231頁,363~367頁,389~39

2頁(甲7。以下「甲7」という。)に記載の技術を組み合わせても,当業

者が容易に発明できたものではない(同法29条2項の規定に反しない。),

⑤ 本件訂正特許発明1及び3はいずれも,特開2002-203657号

公報(甲11。以下「甲11」という。)記載の発明(以下,審決が本件訂

特許発明1と対比するに当たり認定した甲11記載の発明を「甲11発明

1」と,本件訂正特許発明3と対比するに当たり認定した甲11記載の発明

を「甲11発明2」という。)に,甲5ないし7記載の技術を組み合わせて

も,当業者が容易に発明できたものではない(同上),というものである

上記 ④の結論を導くに当たり,審決が認定した甲10発明1及び2の内

6

容,甲10発明1と本件訂正特許発明1及び甲10発明2と本件訂正特許

明3との一致点及び相違点は以下のとおりである

ア 甲10発明1及び2の内容

甲10発明

「液体を静電噴霧して,粒子径が数nmで幾何標準偏差が1.1程度の

イオンを含む液滴を生成する方法

甲10発明

「導電性の細管の先端に位置する液体が静電噴霧を起こす高電圧を印加

する高圧電源を備え,当該高圧電源の高電圧の印加によって,液体を静

電噴霧して,液滴径が数nmで幾何標準偏差が1.1程度のイオンを含

む液滴を生成する静電噴霧装置

イ 本件訂正特許発明1と甲10発明1について

一致点

「液体を静電霧化して,粒子径が3~50nmの帯電微粒子の液滴を生

成する工程を含む方法

相違点

a 相違点10a

「本件訂正特許発明1は,水を静電霧化して帯電微粒子水を生成し,

帯電微粒子水を花粉抗原,黴,菌,ウイルスのいずれかと反応させ,

当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかを不活性化する不活性化

であるのに対して,甲10発明1は,帯電微粒子の液滴が,花粉

原,黴,菌,ウイルスのいずれかと反応し,それらの何れかを不活性

化するか不明である点」

b 相違点10b

「本件訂正特許発明1では,大気中で水を静電霧化し,帯電微粒子水

は,室内に放出されるのに対し,甲10発明1では,大気中で液体を

7

静電霧化するのか,また,液滴が室内に放出されるのか明らかでない

点」

c 相違点10c

「本件訂正特許発明1では,帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのい

ずれか1つ以上のラジカルを含んでいるのに対して,甲10発明1で

は,帯電微粒子の液滴が,そのようなラジカルを含んでいるか不明

ある点」

ウ 本件訂正特許発明3と甲10発明2について

一致点

「霧化部に位置する液体が静電霧化を起こす高電圧を印加する電圧印加

部を備え,当該電圧印加部の高電圧の印加によって,水を静電霧化して,

粒子径が3~50nmである帯電微粒子の液滴を生成する装置

相違点

a 相違点10d

「本件訂正特許発明3は,水を静電霧化して帯電微粒子水を生成し,

花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかと反応させ,当該花粉抗原,黴,

菌,ウイルスの何れかを不活性化する帯電微粒子水による不活性化

であるのに対し,甲10発明2は,帯電微粒子の液滴が,花粉抗原,

黴,菌,ウイルスのいずれかと反応し,それらの何れかを不活性化

るか不明である点」

b 相違点10e

「本件訂正特許発明3では,大気中で水を静電噴霧し,帯電微粒子水

は,室内に放出されるのに対し,甲10発明2では,大気中で液体を

静電霧化するのか,また,液滴が室内に放出されるのか明らかでない

点」

8

c 相違点10f

「本件訂正特許発明3では,帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのい

ずれか1つ以上のラジカルを含んでいるのに対し,甲10発明2では,

帯電微粒子の液滴が,そのようなものであるか明らかでない点」

前記 ⑤の結論を導くに当たり,審決が認定した甲11発明1及び2の内

容,甲11発明1と本件訂正特許発明1及び甲11発明2と本件訂正特許

明3との一致点及び相違点は以下のとおりである

ア 甲11発明1及び2の内容

甲11発明

空気中で水を静電霧化して,0.001μm(1nm)程度の大きさ

である,小イオンを生成し,集塵する方法であって,前記小イオンは,

室内に供給され,さらに,前記小イオンは,水の分子に極小イオンが結

合して水分子クラスターを核としている,小イオンによる集塵方法

甲11発明

放電電極を兼ねる水管の先端から滴下する水滴がコロナ放電により微

細な水滴となって霧散する高電圧を印加する高圧電源とを備え,該高電

圧の印加によって,空気中で水を静電霧化して,0.001μm(1n

m)程度の大きさである,集塵するための小イオンを生成し,前記小イ

オンは室内に供給される装置

イ 本件訂正特許発明1と甲11発明1について

一致点

大気中で水を静電霧化して,帯電微粒子水を生成し,室内の空気を清

浄化する帯電微粒子水による方法であって,前記帯電微粒子水は,室内

放出される方法

相違点

9

a 相違点11a

「本件訂正特許発明1は,帯電微粒子水の粒子径が3~50nmであ

るのに対して,甲11発明1は,小イオンの大きさが1nm程度であ

る点」

b 相違点11b

「本件訂正特許発明1は,帯電微粒子水を花粉抗原,黴,菌,ウイル

スのいずれかと反応させ,当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れか

を不活性化する不活性化方法であるのに対して,甲11発明1は,小

イオンによって集塵する方法である点」

c 相違点11c

「本件訂正特許発明1では,帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのい

ずれか1つ以上のラジカルを含んでいるのに対して,甲11発明1で

は,小イオンがそのようなラジカルを含んでいるか不明である点」

ウ 本件訂正特許発明3と甲11発明2について

一致点

「霧化部に位置する水が静電霧化を起こす高電圧を印加する電圧印加部

を備え,当該電圧印加部の高電圧の印加によって,大気中で水を静電霧

化して空気清浄化するための帯電微粒子水を生成し,前記帯電微粒子

水は,室内に放出される装置

相違点

a 相違点11d

「本件訂正特許発明3では,帯電微粒子水の粒子径が,3~50nm

であるのに対して,甲11発明2では,小イオンの大きさが1nm程

である点」

b 相違点11e

10

「本件訂正特許発明3では,帯電微粒子水が,花粉抗原,黴,菌,ウ

イルスのいずれかと反応させ,当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何

れかを不活性化するためのものであるのに対して,甲11発明2は,

イオンが集塵するためのものである点」

c 相違点11f

「本件訂正特許発明3では,帯電微粒子水が,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのい

ずれか1つ以上のラジカルを含んでいるのに対して,甲11発明2で

は,小イオンがそのようなラジカルを含んでいるか不明である点」

第3 原告主張の取消事由

以下のとおり,審決には,粒子径に関する明確性要件判断の誤り(取消事

由1),粒子径に関するサポート要件判断の誤り(取消事由2),静電霧化手

段に関するサポート要件及び実施可能要件判断の誤り(取消事由3),甲1

0を主引例とする進歩性の判断の誤り(取消事由4)及び甲11を主引例とす

進歩性の判断の誤り(取消事由5)があり,これらの誤りは審決の結論に影

響を及ぼすものであるから,審決は取り消されるべきである

1 取消事由1(粒子径に関する明確性要件判断の誤り)

審決は,本件訂正特許発明における「粒子径が3~50nm」とは,凝集

していない個々の粒子のほぼ全てが粒子径3~50nmの範囲分布してい

ることを意味することが明確である判断した。

しかし,審決は,甲10において静電霧化により生成する液滴の粒径分布

が非常に狭く単分散性が高いことを前提としているが,本件特許特許請求

範囲には,粒子のほぼ全てが上記範囲内にあるか否かは何ら記載されてい

ない。

そして,「粒子径が3~50nm」と幅をもって表現された場合に,その

上限,下限の値が,平均粒子径の幅を示しているのか,D50(頻度の累積

11

が50%になる粒子径〔メジアン径〕)の幅を示しているのか,ピーク値

(最大ピークとなる最頻出値)の幅を示しているのか,様々な解釈があり得

るところ,本件特許明細書には,どのような幅を示しているのかの説明はさ

れておらず,本件特許明細書の記載を参酌しても,上記の幅は不明である

現に,本件特許明細書の記載を参酌した場合,粒子径の範囲解釈につい

ては,その記載箇所に応じて,ピーク値の幅と解釈したり(【0024】,粒

子のほぼ全てが範囲内にあると解釈したり(【0038】)する余地があり,

特許請求の範囲画一的に把握することができない。

そうすると,「粒子径が3~50nm」との記載については,本件特許

細書の記載を参酌しても,複数意味解釈される余地があるから,本件特

許の特許請求の範囲は明確とはいえない。

よって,審決の前記判断は誤りである

2 取消事由2(粒子径に関するサポート要件判断の誤り)

審決は,本件特許明細書【0013】,【0024】及び【0052】の記

載等から,帯電微粒子水の粒子径の上限は,粒子の空間内への拡散性や人の

肌への浸透性の観点から100nmが好ましく,抗原の不活性化の作用や空

気中の湿度に影響を与えないという観点から,50nmが好ましいこと,ま

た,粒子径の下限は,粒子の寿命と抗原の不活性化の作用の観点から3nm

が好ましいことが把握されるから,本件特許明細書に実施例として示された

ものが,20nm付近をピークとして,10~30nmに分布を持つ帯電微

粒子水のみであったとしても,粒子のほぼ全てが粒子径10~30nmの範

囲に分布している帯電微粒子水であれば,室内への拡散性が良いことや,長

寿命であること,抗原の不活性化の作用を奏しつつ,空気中の湿度調整に影

響を与えない等の作用効果を奏することは,当業者が明細書及び図面の記載

に基づいて理解できる事項である,と認定判断した。

しかし,審決の判断

12

上記判断は誤りである

そして,「粒子径が3~50nm」の意味はピーク値の幅と解釈する余地

が十分にあり,そのように解釈した場合,本件特許明細書には3~50nm

のうちの20nm付近の粒子径についてしか長寿命化と不活性化効果が示さ

れていないのであるから(【0042】,【0045】~【0048】),かか

実施例を本件訂正特許発明の全体まで拡張ないし一般化することはできな

い。

「粒子径が3~50

nm」との数値は,本件訂正特許発明課題を解決する作用効果に直結する

重要な数値であるところ,本件特許明細書の実施例には,粒子径3~10n

m未満の部分と粒子径30nm~50nmの部分のいずれについても,長寿

命化という効果裏付けデータの記載はない。また,3nm及び50nm

をそれぞれ下限値及び上限値とする不活性化効果については記載されている

ものの,それを裏付けデータも記載されていないし,帯電微粒子水の長寿

命化についても記載されていない。

したがって,本件特許明細書の具体的な実施例をもって,「粒子径が3~

50nm」の全体についてまで長寿命化と不活性化の各効果存在するもの

理解することはできない。

よって,審決の前記判断は誤りである

被告は,粒子径3~50nmという数値限定につき,帯電微粒子水の粒子

径を本件発明課題目的に沿って最適化したものであって,当該上限,下限

値が課題目的を達成し,顕著な作用効果を奏する臨界的意義を有する数値と

いうわけでないから,具体的な測定結果をもって裏付けられている必要はな

い旨主張する。

しかし,本件訂正特許発明の出願時の技術常識に照らすと,本件訂正特許

発明の特徴的な部分は,静電霧化で発生させて殺菌等に用いるラジカルとし

13

て,粒子径が3~50nmの帯電微粒子水に含まれたラジカルを用いる点に

あり,かつ,上記粒子径は,長寿命化と不活性化の双方の技術課題達成の

ために不可欠な特徴であるから,粒子径3~50nmの数値限定は,単に望

ましい数値 Permalink | 記事への反応(0) | 14:35

2013-06-18

男性用小便器がダメな3つの理由

1.拭かない

男性の立位行為場合、事後は指で持ち激しく振って仕上げるが、毛細管現象により必ず最後の一滴が先端部に残る。これが下着に移行して円形の染みを穿つ。もちろん雑菌の温床ともなる。

2.飛沫

微細な曲面処理が発達しても跳弾を100%防げるわけではない。周縁部はミクロサイズの無数の飛沫で汚れ、身体を当てる際に袖や裾に付着する。冬場などはほぼ全ての男性がこの被害に遭っている。

3.見える

見知らぬ人同士と排泄空間を共用する事に激しい抵抗がある。少し角度を変えれば見えてしまうし、音からサイズ(≒口径)を知られてしまう。プライバシー発明されている時代において逆行的と言わざるを得ない。

総論

男性用小便器は洋式個室に順次換装し、全ての男性は座り小便方式に移行すべきである

 
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