はてなキーワード: 歌番組とは
ショーとしてよく練られていたし、歌やダンスのレベルも高くて楽しかった。
これからもライブビューイングは見たいと思うけど、たぶん実際に会場に足を運ぶことはもうない。
連日の公演で疲れているのは仕方ない。
歌の比重が大きくて十分に踊れないのもわかる。
それでも、初めて生のライブを観に行った身としては
「ドームでやってるのにこんなパフォーマンスなんだ」と正直失望した。
テレビの歌番組でまともに踊っている姿を見ていると、金を払ってライブを観に行くのが馬鹿らしくなった。
全国放送の場では頑張って、ファンが集まるライブでは適当に流すという切り替え方が嫌だった。
自分がよく観に行くあるアイドルグループは、メンバーが学生だということもあり、ライブが年間で10回程度しかない。
メンバー達は、たった10回のためにレッスンを受け、リハーサルを行い、全力で歌って踊る。
どうしても寂しい夜がある。
誰かと一緒にいたくて、触れられたい夜がある。
ひとりでいるのがいやで、寂しくて、虚しい。
そんなときドラマや漫画では彼氏や親友に電話をしているけれど、現実の私はそんな素敵なもの持っていない。
大好きなソロ曲も、メンバーのわちゃわちゃ曲も、かっこいいダンス曲も全部飛ばして、見るのは最後のあいさつ。
バラエティでも歌番組でもドラマでも見れない、コンサートでしか見れないキラキラの笑顔で、彼らは私に言う。大切だよ、かわいい、大好き、と。
よかった、私、ひとりじゃない。
この人たちを好きでいる限り、私は彼らの大切で大好きなひとでいられる。しあわせ。
ひとりぼっちでさみしくてむなしい夜も、彼らが私を大切に思ってくれるから、ひとりじゃないしさみしくないしむなしくない。
つらいことも悲しいことも忘れさせて、楽しくて幸せな時間をくれる。
麻薬みたいだ。
( 2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2 からの続き )
ハイファンタジー世界の学校生活。Cygamesお抱えの新規アニメスタジオ、CygamesPicturesによる初制作アニメ。Cygamesアプリ「神撃のバハムート」のアニメ化企画を立ち上げた頃から自社制作を構想し始め、神撃のバハムート内イベント「マナリアフレンズ」をアニメ化することに。ところが諸事情で放送が延期され、ついでにスタッフも刷新(制作:スタジオ雲雀→CygamesPicturesに)という紆余曲折を経て、今期ショートアニメとして放送開始。d'アニメストア等配信サイトでは2分程度のショートアニメが追加されたロングバージョンが配信されている。ショートアニメの内容は、主人公のお姫様に仕えるパラディン君が主人公の物語。
本作の監督は、百合姫Sの漫画原作アニメ「このはな綺譚」で監督を務めた岡本英樹。お察しの通り百合アニメ。非常に丁寧な作画、演出によって主人公の心情を非言語的に描くハイクオリティ作品。魔法学校が舞台なので魔法使うシーンもあるけど、そういう特殊効果なんかも綺麗。埃がキラキラしてるの良いよね。
主人公の心情を描くシーンで一番好きなのが、図書館での騒動が終わったあとの会話。「あの、他になにか手伝えることがあれば…」という主人公のセリフに「大丈夫」という優しい拒絶からの、突っ立ってる主人公に目配せもせず黙々と業務に戻る司書さん。トボトボ帰る主人公のロングのバックショットは、彼女の心情が痛いほど伝わるシーン。ピアノが中心の優しい音楽が心に響く(音楽:渡邊崇)。
今期のアニメの中でも特に背景がすごい(背景:草薙)。基本的に学校の校舎くらいしか映らないけど「さよならの朝に約束の花をかざろう」みたいなハイファンタジー世界みを強く感じる。いかにつくり手が(神撃のバハムートの)世界観を大事にしているかがわかる。もうね、騒動収束後、主人公が帰ってきた食堂の静寂感が最高に美しい。
2018年冬アニメ「刀使ノ巫女」大ヒット御礼につきショートアニメ化。登場人物のうち半分はゲームアプリからなので、ストーリーを追うならまずはアプリをDLしてみてね!
ノリは「てーきゅう!」みたいな高速コント。アプリネタもアニメネタも拾ってくれるシナリオ好き。細かい事だけど、アニメでは登場しなかった夏服に衣替えしてて、制作陣の愛を感じた。
「生徒会役員共」横島ナルコ先生の中学生時代。10分位のショートアニメ。きたないシモネタ全開のラブコメ。
中学生どうしのラブコメを描いた作品でいうと「からかい上手の高木さん」を思い出すけど、高木さん(理性的、積極的だけど表面上は慎ましい)と西片(直情的、積極的だけど恥ずかしがり)に対して、上野さん(直情的、理性が限界を迎えている、きたない)と田中(鈍感、打っても響かない)みたいな。特に田中の響かなさが好き。キャラデザ的にもっと感情表現を豊かにできるポテンシャルがあるのに、どんなにちょっかいを出されても表情がほぼ(´・_・`)で笑う。西片の反応が面白すぎてからかいがエスカレートする高木さんに対し、いくら打っても全く反応が返ってこない田中のせいで理性が限界を迎え、どんどんからかいが雑になる上野さん。何故か、からかう側が追い詰められていく。からかい上手の高木さん2期おめでとう。
動画工房による、ロリコン大学生と幼女(小5)のラブコメ。幼女?原作は百合姫コミックス。
動画工房は先の10月クールで幼女が主人公のアニメ「うちのメイドがうざすぎる!」を放送してたけど、本作と幼女の描かれ方がかなり違う。うざメイドは主人公の幼女が成長する姿を、ロリコンと変態が見守るハートウォーミングコメディだったのに対し、本作は原作が百合姫ゆえ、幼女の描き方が完全に恋してる人からの視点。幼女の立ち位置も、うざメイドはロリコンと変態の奇行に対して主人公の幼女が何らかのリアクションを返す形式で進むコメディなのに対し、本作は幼女の愛らしい行動に対して主人公のロリコンが悶絶するという流れ。まさに恋。物語も基本的に主人公の家の中で進み、家の外を描いた背景だけが淡い感じ(背景:スタジオオリーブ)になっているのが、「秘密の園」とか「楽園」とか「家の外は外界」みたいな雰囲気に包まれている。そういえばタイトルで天使って言ってるし。
動画工房作品はコミカルでヌルヌルしたアニメーションが印象的な作品が多いけど、本作は比較的おとなしい。幼女こそ元気ハツラツだけど、主人公があんまり動かない。一方で静かなアニメーションはすごく丁寧で、特に髪の毛の演技は主人公の心が揺れ動く様子が伝わってくる感じが良い。2話の「好きな子が迫ってきて、間近で見た髪の毛があまりに綺麗だったのでつい視線を集中してしまう様子」を描いてるところが好き。
本編とあんま関係ないけど、母ちゃんが電子タバコ持ってるシーンがすごく自然なの良いよね。最近だと「ひそねとまそたん」で小此木さんが喫煙スペースで吸ってたっけ。
ディスガイアの2週目。STUDIO五組(制作)xかおり(監督)xあおしまたかし(脚本)xなもり(キャラ原案)によるオリジナルアニメ。いい最終回だった。
インタビュー記事で監督曰く「前のめりで正座しながら観なきゃいけない……というよりはTVの前でゆったりだらっと、大人の方はお酒を飲みながら観ていただけると嬉しいです(笑)。」とのこと。割と何でもありのファンタジー日常アニメ。ゆるい。このすばよりゆるい。監督繋がりで「ゆゆ式」っぽいノリ。
飯塚晴子のキャラデザ好き。原案こそなもり先生だけど「クジラの子らは砂上に歌う」に近い、柔らかい色味とデザインになっている。ちなみにクジラの子は微塵もゆるくないアニメ。
物語は勇者パーティvs人生2周目の魔王による戦いが中心なのだけれど、魔王の方に感情移入しちゃう作りになっている。魔王マジ不憫。なので、魔王ががんばる→勇者が苦戦する→やったか!?→なんか主人公補正で勇者パーティが勝つ(オチ)という、勇者パーティーの成長物語が一転して「今回もだめだったよ…」というコントになってるのが面白い。ノリが「秘密結社鷹の爪」に似てるかも。デラックスボンバー(オチ)とか。
やっぱ音楽すげー好き。音楽は「となりの吸血鬼さん」に引き続き藤澤慶昌。このすばもだけど、日常パートの音楽と戦闘パートの音楽が両方良い(このすば音楽:甲田雅人)。シリアスパート向けの音楽を日常パートのネタとして使うセンスよ。
EDはメイ役・水瀬いのり個人名義による楽曲。ほんと歌うっまいよね。「僕らが目指した」の部分が意図せず脳内再生される。
AmazonPrimeVideo独占
「ガーリッシュナンバー」の監督が送る、クズの本懐。ディオメディアって、エロい女の子を描くアニメ作りがちだよね。本作は(3話まで)原画をほぼ自前でやってて、かなり気合が入っている模様。背景もスタジオちゅーりっぷだし。
クズの本懐はいろんなクズ同士の物語なので相関図がカオスだったけど、本作はひとつ屋根の下なのでかなりわかりやすい。わかりやすい?1話は関係性の判明までだったけど、恋愛モノのお約束っぽい展開(が若干こじれた感じ)。
主人公と瑠衣が割とリアルな高校生しててかわいい。School Daysの誠くんみたい。青春がテーマではあるけれど、徐々に先生や瑠衣が心を開いていく様子を丁寧に描いていく部分が重要なテーマなのかな。先生が彼氏と話す時、声がワントーン低くなるの凄く良かった。
草。Vtuber文化祭。制作の株式会社リド…株式会社ドワンゴ、株式会社KADOKAWA、株式会社カラー、株式会社インクストゥエンター、アソビシステムホールディングス株式会社が共同で2018/12/14に設立した、Vtuber特化した事業をする会社とのこと。本作は同社のアドバルーンみたいな感じ?
各Vtuberはそもそもツールが同じじゃないと共演できないという技術的ネックがあった的な話を聞いたけど、そこらへんを克服したと言う意味で画期的なのかな。「へー、こんなことできるんだー」っていう、知らない人向けのショーケース的側面が強そう。
内容はアドリブでわちゃわちゃするのではなく、(ある程度ベタを踏襲して)作ったショートコント。色んなVtuberが出演するが、全員が全力でやりきってくるところを見ると流石プロフェッショナルのエンターテイナーって感じ。
ニコニコ生放送では各話の放送前後で生配信をしていて、そこにVtuberが直々に参加している。本編上映中もコメント参加してたり非常にアットホームな内輪ノリで楽しい。割とこっちが本編な気がするくらい、作品を通して身内ネタが豊富。Vtuber界隈の空気を描いた作品っていう意味もあるのかな。
Vtuber全く知らない勢の印象として、現時点でVtuberはゲーム生配信が主戦場なので、こういう動画形式は彼らの魅力が一切伝わらないんじゃ?という感じなのだけれど、一方で株式会社リドとしてはそこに頼らない、別の戦場を探しているのかなぁとも思う。簡単に言うとバーチャルアイドルが活躍する場所づくり。Vtuberの歌番組、Vtuberのニュースコメンテーター、Vtuberの写真集、Vtuberのラジオ番組、Vtuberのコント番組(これ)、Vtuberのスポーツ大会とか作られてそう。
空軍版「蒼き鋼のアルペジオ」。マクロスやシンフォギアでお馴染みサテライト制作のオリジナルアニメ…ではなく、電撃文庫のラノベ原作アニメ。
未知の脅威(メカ)と、脅かされる日常、そして突如現れた、謎の戦う少女(メカ)っていうサテライトらしさを感じるシナリオ。ちなみに河森正治デザインのロボは出てこない。監督、脚本はシンフォギアの人。シンフォギアと比べると、主人公は多感なお年頃の少年なのでラブ要素があるっぽいけど、ライブ要素は無いみたい。
サテライト制作だけあって、戦闘シーンはやっぱりすごい。戦闘機が戦うアニメなので敵も味方も見た目は実在の戦闘機だが、コックピットでバターが作れるレベルの超人的なハイスピードバトルを繰り広げている(乗ってる少女は特別な訓練を受けているんだよーっていうくだりは2話以降で)。直線的にカメラの手前→奥に移動からの急旋回で直角に曲がりカメラに向かって飛んでくるミサイルとか、めっちゃサテライトっぽい。
特に2話は(アルペジオのイ401よりもおしゃべりな)戦闘機ちゃんとのデート回だけど、同時に「人間らしさ」「兵器らしさ」の間にある存在としてのアイデンティティを掘り下げていくキッカケになっていて面白かった。
2期。制作はヤオヨロズから別の会社(トマソン)に。OPは引き続きおーいしおにいさん。
1期で「フレンズって?」「ジャパリパークって?」「ヒトって?」「セルリアンって?」等あらかたネタを彫り尽くしたので、そこら辺を知っているテイで話が進む。序盤の展開は1期と同様「見たことのないフレンズ(主人公)がサーバルちゃんに出会い、パーク内を観て回る」っていう感じ。ノリは軽め。1話あたりに登場するフレンズがまだ少ないので、もっとたくさん出てくれないかな。
1期から続投してるのはPPP、アルパカ等。カラカルはアプリのシナリオでお馴染み。彼らがどの世界線のフレンズかは明言されていない(1期はアプリと同じ世界線)が、強いて言えば1期を見てから2期を見ると非常に悲しくなるので注意(ここは1期「ろっじ」においてアニメサーバルとアプリサーバルの関係を描いた、早起きのシーンを踏襲してるのかな)。
1期と同じBGM使ったり(音楽:立山秋航)、同じ構図を使ったり、「すっごーい!」等節回しが健在だったり。1期を通じて「けもフレらしさ」がアップデートされている感じがある。らしさといえば、些細な仕草にも動物だった頃の仕草が反映されている仕様はけもフレらしさを強く感じた。特に2話のジャイアントパンダ、レッサーパンダめっちゃかわいい。あとAとBパートの間にちゃんと本編もあるよ。へー。
吉崎観音が言ってた「けものフレンズは原作:実在の動物で、すべてのけものフレンズプロジェクトは二次創作」を思い出す。プロジェクト自体ずっと続くと良いね。
みんなあの5人に何をわーきゃー言ってんの?
歌番組でたらたらたら踊ってどれも特徴のない似たような曲歌って。
「ジャニーズだから」ということで何の芸もないのに持ち上げられる。
ほんとにわけわからん。
女だとAKBまわり。
とにかくのっぺりのっぺり。
よくわからん選挙やって勝った負けた客観性のない出来レースにあれこれいうて。
ほんと「何をよい」と思ってんの?
がんばってる姿が尊いいうなら、ほんとに学業なりスポーツなりほんとに
がんばってる人を応援して欲しいわ。
ももクロも友人がすごく良いから!というので一度ライブ行ったら
まず声出てないから何歌ってるかわからんし。もちゃもちゃ踊ってて
あと声優まわりな。一番ひどい。
誰が聞いてもわかるくらいに信じられんほど歌ヘタクソやったのに
あほみたいに音数つめこんで各楽器何鳴ってるかわからんミックスばかり。
というわけでジャニーズ、AKB系、声優は音楽活動を一切やめてほしい。
小さい頃から逃げてばかりいた。
近所の子供たちが遊んでいるのを離れたところから見ているだけの自分に、親は「よして」と言うように教えてくれた。漢字で書くと「寄せて」になるのだろうか、仲間に入れてほしいというような意味だ。ついに一度も言わなかった。
家の中でばかり遊んでいた。本もゲームもそれなりに与えられてたので退屈はしなかった。テレビはアニメか特撮をやってるときだけ見ていたが、ドラマや歌番組には興味がわかなかった。
幼稚園と小学校は真っ暗なジャングルだった。そこら中に猛獣が潜んでいて、油断すると噛みつかれる。顔も名前もわからない「ともだち」たちから笑われ、小突かれ、追い回された記憶ばかり残っている。
教室にいると何が飛んでくるかわからないから、隠れ場所を探して校内をさまよった。目を閉じたら何をされるかわからないから、まばたきするのも怖かった。
このまま公立中学に行ったら殺されるに違いないという親の判断で進学校を目指すことになった。進学校が何なのかもよく分からなかったが、言われるままに頑張った結果まあまあそこそこの私立に引っかかった。
公立を知らないので私立がマシだったのかどうかは分からない。同級生は相変わらず猛獣の群れだったが、目立った不良グループとかはいなかった。大きな図書室があったので、空いた時間に通いつめた。帰り道にあった古本屋もお気に入りの場所だった。家からはバスで一時間くらいかかったが、本を読むには丁度よくて時々乗り過ごした。
せっかく入った進学校だが、勉強を頑張った記憶は無い。授業中は教科書に落書きばかりして、溜まった妄想を秘密のノートに描き連ねた。入学後に部活を選ぶ機会があったが、入ろうとした部の先輩に初回で約束をすっぽかされてそのまま無かったことになった。中高一貫だったので何の区切りもなくただ学年の数字だけ増えていった。
高校を出たら大学へ行くものらしいとは聞いていたが、受験の仕組みとかはまるで理解しておらず模試とセンター試験の区別もついてなかった。どの大学に行きたいのかと言われても特に思いつかなかったので、自分の成績で向いていそうな学部を適当に受けた。
一浪して隣県の国立に入り、仕送りもらってアパートで一人暮らしを始めた。山と田んぼばかりの実家と比べるとずいぶん都会だったが、主に利用したのはスーパーと百均と古本屋古ゲーム屋くらいだった。アルバイトはせず、与えられた金額の範囲でいかに生活するかばかり考えていた。
講義はどれも興味深かったし、図書館も大きかった。パソコンとインターネットにも初めて触れた。けれど溜まっていくのは雑学ばかりで、何を目指して進めばよいのかが分からないままだった。
この頃には周りの人間も猛獣ではなくなったが、自分から近づく気にはなれなかった。声をかけてくれる人もいてサークル活動などもやってみたが、結局はどの付き合いも長続きしなかった。人と関わって舞い上がる自分への嫌悪感と、夢や目標をもって進む人への劣等感で押しつぶされそうだった。
ノートの落書きは続いていたが、書けば書くほど自分の空っぽさを見せつけられた。オリジナルだと思っていた設定もデザインも誰かの真似でしかなかった。愛も理想も言葉だけで、何一つ信じてなんかいなかった。
つまづきながら単位は取っていったが、論文が書けなかった。研究したいテーマなんて何一つ思いつかない。自分がやりたいことも、やるべきことも、できることも何も見えなかった。院に行けるような頭が無いのは分かっていたし、学んだことを社会で役だてるイメージもまるで出来なかった。
あてがわれた研究室で無意味に悩んでくすぶって、二回留年してから卒業した。教授に与えられたテーマそのままに本とネットでかき集めた文章をつぎはぎしただけの卒論を提出して、実家へ逃げ帰った。
家でただ寝ているわけにもいかないので就職活動をはじめたが、大卒の肩書きしかない、やりたい仕事もできそうな仕事も分からない人間を雇ってくれる会社など見つかる訳がない。取りあえずどこでも良いので働いてみてから考えればという助言に従って、隣町の食品倉庫で時給労働をすることにした。取りあえずのはずだったが、そのまま十数年たった。
肉体労働は苦痛だったが何年かすると慣れた。基本的には書かれた数字にあわせて箱を動かすだけなので頭を使う必要は無い。周囲に人はいるが朝の挨拶とトラブルの報告以外で話すことは無い。毎日たくさんの箱が出荷されていくが、買い手のことはラベルに書かれた名前しか分からない。ただただ箱を運び続けている。
学生のアルバイトでも務まるような仕事だから給料もその程度だ。実家住まいのおかげで多少の貯金はできたが、病気などで大きな出費があれば簡単に消し飛ぶだろう。別の仕事を探すべきだったが、こんな簡単な仕事ですら苦労する自分に他の仕事などできるだろうかと思うと身動きが取れなくなった。
日々の暮らしそのものには不満は無い。食べるには困らないし、仕事上のストレスくらいなら家でお菓子を食べてゲームしていれば解消できる。会社以外で人に会うことがないので服にも身だしなみにもこだわる理由が無い。特に行きたい場所もないし会いたい人もいない。飲まないし打たないし買わない。
このあいだ四十歳になった。独りのまま四十を過ぎると妖精になるなんて言ったもんだが、実際に妖精郷というのはこんなふうかも知れない。苦労が無い代わりに、新しいことも起こらない。小雨の降る午後のように、静かにただ夜を待つだけの時間。
今週は先週と似たような週だった。来週も同じだろう。来月も、来年も、かわりばえのしない日々がただ続いていく。そうする内にいずれ親が倒れる。そして自分が。人生に残された大きなイベントは、もうそれくらいしか無い。
すでに自分の人生は終わった、と思う。死んでいないだけで生きてもいない。小さな目標はいくらでも立てられるけど、それが他の何かにつながっていくことが無い。
何も知らずにログインしたけど 何を書くやら 何で書くやら
それがごっちゃになりまして
ワイほんまによう書けんわ ワイほんまによう書けんわ
ワイほんまによう書けんわ ワイほんまによう書けんわ
スペース空けたら 悪目立ちすると思うだけ
ワイほんまによう書けんわ ワイほんまによう書けんわ
なんぼかバズるやろ
ワイほんまによう書けんわ
恐ろし 恐ろし 恐ろし 恐ろし
ああ 恐ろし
お子さん お子さん お子さん お子さん
お子さん お子さん お子さん お子さん
お子さん お子さん お子さん お子さん
ワシャ ろう者で聞こえまへん
ワイほんまによう書けんわ ワイほんまによう書けんわ
そんなら 向かいのおばはんよ
ちょっとお題だけ おくんなはれ
ノートを出したら おばあはん
これまたイメクラ こけまへん
嘘マジ半分 妙ちきりん
ワイほんまによう書けんわ ワイほんまによう書けんわ
あと一つは?
『第二陣の勝負は……』
「おい、いきなり変えるなよ。第二陣の結果がまだだったのに」
確かにそうだが、それでもキリの悪いところでやられたら気持ち悪い。
「どうしても結果を知りたいなら、ネットとかで検索すれば分かることじゃん」
別にそこまでして知りたいことでもないんだよなあ。
年末にこの文章をまとめている私は、デビュー組しか詳しく知らなかった数か月前に、SixTONESそしてなにわ男子を知った。
めちゃくちゃ最近、関西ジャニーズJr.の大橋和也くんを知った。デビュー組のファンだったのだけど数年ぶりに熱量高く「この子のファンだ私は!!!!」という気持ちで雑誌を買っている。アンケートなんてものも初めて出している。
もっと大橋くんが歌って踊って演技している姿を見たい。とにかく雑誌ラッシュを逃さないよう買ってはがきを書いて送っている。
大橋くんに関しては、関西ジャニーズJr.に4年ぶりに結成されたユニット・なにわ男子のメンバーになってからきちんと知った。大西畑とるたこじ、高橋・道枝・長尾が「信号トリオ」と呼ばれているのは知ってたけど、藤原丈一郎くんのことは知らなかった。
色んなことを知りたくて、ネットで検索した。ツイッターの検索でもネット検索でヒットするブログ内容でも、以下の言葉がたくさん見られた。
「丈橋」「ダンス」「歌声」「声」「るたこじ」「funky8」「メイン4人」「三列目の逆襲」
ここ1ヵ月ほどは睡眠時間もそこそこに、動画も含めて色々見たり読んだりした。大橋くんはやはりダンスが素晴らしく好みで歌も特徴的な声で目立つし、なによりかわいくて抜群にアイドルだった。丈橋という沼シンメはそれこそほんとやばくて、1日が24時間じゃ足りな過ぎて日々寝不足のまま年末を迎えるわけである。
ただ、他のキーワードで綴られた色々な話題の中で、疑問に思うことがある。
彼らは、ユニットとして曲を貰え、衣装を貰え、メンバーカラーが決まった。ジャニーズJr.、関西ジャニーズJr.という枠の、さらにもう一つの「ユニット」という枠に選抜されたことを、メンバーそれぞれきちんと受け止めているように思う。
私は本当に詳しく知らなかったが、東京のJr.がYoutubeチャンネルを配信しテレビ局のイベントサポーターなどを任されている中で、関西ジャニーズJr.には長らくユニットが存在しなかったことは、めちゃくちゃ焦りがあっただろうなと思う。その中で組まれたユニットは、私には「デビューを見据えたメンバー」にちゃんと見えた。
いやこれ、知らないくせに、とか関ジュちゃんと見ろとか言われるだろうけどさ、やっぱそうだよなって思う選抜メンバーですよ。とくに、トリオと呼ばれる3人組み(髙橋・道枝・長尾)が入っていることが、めちゃくちゃリアルで具体的だと思っている。
ジャニーズってとっても面白い事務所で、歴の長さとか実力の高さとか顔面力とかだけでデビューが決まるわけじゃない。運とかタイミングとかがとても作用されていると思う。誰と誰が組むかも、いつデビューするのかもすべて決まりなんてない。もしかしたらあるかもしれなくても、デビュー時のグループの完成度なんてバラバラだ。すごく完成されたグループもあれば、年齢差がありすぎてしゃべるのが初めてなメンバーがいる場合だってある。
実力があって選ばれて報われた人もいるし、右も左も分からないままデビューして様々なことが起こった後に誰が聞いても顔が浮かぶぐらいに有名になった人だっている。そしてもちろん、大前提として「ビジネス」だ。エンターテイメントという売り物で成り立っている職業。売れなければいけないし求め続けられなければいけない。
なにわ男子結成にあたって色んなツイートを見た。メンバーは誰がよかったとか、いまのグループは成り立ってないとか。その中でも意見としてそれはなと思ったのはデビューに関するツイートだった。
私の個人的な意見として強く思っているのはひとつ。「デビューに早すぎるはない」ということ。大橋くんにだけ関していえば、デビューしちゃえばこっちのもんだと乱暴だけど思っている。それぞれがちゃんとアイドルとして頑張ってくれれば、いつの日か素敵な歴史を振り返るアニバーサリーイヤーが訪れるよ、と勝手に思ってる。トリオの子たちの実力が、とか意識が、とかいう意見については言いたくなる気持ちも分かけどそれも別に気にしていない。
甘いかな。いやでも、デビュー組のアニバーサリーイヤーを、それも15周年とか20周年とかを見ていると、本当にそう思うんだよ。嵐なんて、5人中3人が「辞めたい」と思っていたメンバーだった。
とにかく大橋くん藤原くん西畑くんファンの人が「デビューは早い」といっているのはものすごくよく分からない。
え、だってデビューって誰でもできるもんじゃないんだよ????今のジュニアの成熟度や年齢層、展開しているコンテンツの領域なんかを見ていると、デビュー組とJr.の境界線が引きづらくなっているぐらいに色々なことをやってて、それでも全員、見方を変えちゃえば「デビューしていないJr.」なんだよ。
私は、大橋くんの歌声が収録されたCDが欲しいし、Mステに新曲のたびに出てほしいし、年末歌番組当たり前にメドレーに参加してほしいし、公式サイトがオープンしてほしい。アルバムが出たらそれに伴ったツアーが発表されて、公演が終わったら円盤化される。そんなデビュー組が毎年楽しみにしているルーティーンを、大橋くんが加入しているグループで楽しみたい。
だから、とにかくデビューしてほしい。現場にたくさんいけない環境だからかもしれないけど、「近くてたくさん会える数の公演をしてくれるJr.のユニット」じゃなくて「アルバム発売した後に単独コンサートをやって特典つけて円盤を発売してくれる」デビュー組になってほしい。
会えるアイドルとか、握手会を頻繁にやるとか、そういうので顧客層を増やしていったり、特色をつけてアイドル時代を生きていくっていう形もあるとは思う。ただ、彼らが所属しているのがジャニーズ事務所であり、大橋くんが目指しているのが「スーパーアイドルになること」なのであれば、やっぱり確実にデビューして手の届かないアイドルになってほしい。本人の口から「CDデビューがスタート地点」という発言が出たのはめちゃくちゃ素直だなと思う。
なにより私は、長くアイドルとして活動してほしいから、デビュー組の枠を勝ち取ってほしい。
カウコン前の今日、なにわ男子の東京ドーム付近での目情があり、音漏れで持ち歌が聴こえた、というツイートが拡散されている。それに対して「デビューは早い」というつぶやきが多くて、しかもそれが該当担だったりしてめちゃくちゃ驚いている。東京Jr.担じゃなくて該当担。「2~3年後にして」って、その2,3年後にデビューできる確約ないじゃん。west以降、あれだけたくさんのユニットが活躍して、デビューできたのはキンプリ6名だけ。狭き門すぎるのに「今はしないで」って、どれだけデビューが難しくて貴重か分からないのかな。
デビューを(今は)望まない、の意味がわからないのは私がジュニア担になったことないからかな。でもさ、あれだけアイドルな大橋くんが関西ジャニーズJr.として関西ローカルで人気で席によっては触れられる現場で公演数を重ねることより、「なにわ男子なにそれ??顔は西畑って子ぐらいしか知らないな、大丈夫なの?」と言われまくったとしてもカウコンでデビュー発表されるほうが私は嬉しい。大橋くんにデビューする実力なくないかと言われてもそれはアイドルファンとしては気にしてない。大橋くんには「大橋くんファンを幸せにできる実力」は十分に備わっていると思うし、新規獲得チャンスもあるはずだって思ってる。そう、なにわ男子メンバー全員に思うのは、「知らない新規層を勝ち取ってきそうな部分がある」ってところ。そこがすごくデビューを見据えた人選ぽくてわくわくしている。
あぁ本当に、どうなるんだろうなにわ男子。デビュー発表じゃなくてもいいんだけど、いつかデビューは絶対してほしいしなにわ男子でデビューするならとにかくトリオが若くて経験値が浅いうちだと思っている。未熟でいいじゃん。ジャニーズの醍醐味じゃん。色々言われるだろうけど、もしデビューが決まったら全力で応援するから、たなぼたでもいいからしちゃいなよって、年越しそばの準備もせずに考えている年末です。
12月も終わりを迎えようとしている。
新年を迎えようとしている、と言い換えてもいい。
この時期になると、多くの人々はその新年を歓迎する準備に入る。
日が過ぎることに無理やり特別な意味を持たせなくてもいいだろうに。
一方的にハッピー扱いされるニューイヤーくんもいい迷惑だろう。
だが社会とは大なり小なり、望むと望まざるにかかわらず、そういったものに順応したほうが楽な時もある。
別にしたくてやってるわけじゃない。
だが、そう声高に主張しても意味がないんだ。
両親の「じゃあ、いつやるの?」という質問にマトモな答えを返せないのだから。
こうして毎年、年末にやらなくてもいい大掃除を、「年末だから」という理由でやる羽目になるわけだ。
「なあ兄貴、こんなん出てきたけど」
「俺はそんなの知らないぞ。今まで知らなくても過ごせたんだから、あってもなくてもいいものだろ。捨てるの一択」
元からやる気がなかったものだから、大掃除の進みは非常に遅い。
8割ほど綺麗になったときには、新年まで数時間前という状況だった。
まあ、その残り2割は弟の箇所だけで、その弟の集中力は切れかけていたが。
「ダメだ、気が散る」
今テレビなんて流したら、掃除の進みが遅くなるどころか止まるに決まっている。
「えー、もうすぐ『魔法使いじゃありませんわよ!』の放送なのにぃ」
ここで俺が手伝ってやれば早く終わるだろうが、それでは教育上よくない。
「仕方ないな。テレビをつけてやる」
「やったぜ、兄貴!」
『さあ今年も、年末の風物詩、アカハク歌戦争の開始を告げまする~!』
「……チャンネル違うんだけど」
「“テレビをつけてやる”と言っただけだぞ、俺は」
「歌番組とか興味ね~よ~」
こうやってプレッシャーを与えれば、やる気も出てくるだろう。
「嫌ならさっさと掃除を終わらせるんだな」
「チクショー」
旦那さんから「何をきっかけに性に目覚めたか」という話を聞きました。キズナアイの話をしていたはずが、ずれにずれて。
NHKで放送していた「クイズ面白ゼミナール」という教養番組のアシスタントさん4~5人の美脚だったそうです。
歌番組でのスクールメイツさんと大差ない気もするのですが、旦那にしてみれば色々と違ったようです。
そんな素敵なミニスカお姉さんたちを自在に操れる鈴木アナウンサーすごい!と大興奮だった小学低学年時代の旦那。
ほどなく学校でスカートめくりが流行り、スカートの長さは重要ではないことに気づいて、鈴木アナウンサーに対する畏敬の念などすっかり忘れてしまったとのことです。
(ダイマ)
新たにユニットを結成して新人アイドルとしてデビューしようとしている。
もうずっと興奮が醒めなくて、本当に夢のようなステージで、感動が止まらなくて、今もずっと心がざわざわしている。
本当に幸せをありがとうという気持ちで歌番組をリピしたりyoutubeを見たりしている。
こちらが件のデビュー曲。トンチキ系ではあるが正統派ジャニーズソングでもある。ポップで耳に残りやすい曲だと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=TG9RESkUfpY
こちらカップリング曲のうちの一曲で、上の歌とはうって変わってオサレ系。様々な顔・幅広い魅力を感じることが出来る一曲。
https://www.youtube.com/watch?v=VqdAZiv0F5s
この作品に関しては曲が全てではなく、パフォーマンスやその曲をやることになった経緯、
今更ベテランである二人がわざわざユニットを組んでデビューすることの意味、諸々含めると本当にテレビで見れること、CDが発売されること、
すべてひっくるめて感動の極みすぎるんだ、本当に。
今後もちらほら歌番組やバラエティに露出していくと思うので、気が向いたら目を止めてやって下さい。
彼は私が初めて好きになったアイドルです。
中学生1年生のとき、初めて友達に見せてもらった、男性アイドルばかりを特集する雑誌に彼はいました。デビューしたばかりのそのグループで、1列に並んで、その端っこで、どこか所在なげに微笑む彼は、決して一番好みのタイプではありませんでした。
彼は歌もダンスも本当に下手くそで、どうしてアイドルになったの?と聞かずにはいられないほどの有様で、シングル曲でのポジションや、写真撮影ではいつもグループの端っこです。歌番組ではトークを振られないことも、カメラに抜かれないことだってありました。
彼が、後輩たちがメインのライブ番組にゲストで出演し、番組のトリにソロ曲を歌ったときのあまりにまばらな拍手は今でも覚えてるし、なんならトラウマです。
その人はお芝居もヘタクソでした。たぶん、声が良くないのです。独特のしゃがれ声と、滑舌の悪さと、どこかしらの『振り切れてなさ』は、彼の演技を余計にヘタクソに見せました。
ところで、彼の所属していたグループは、元々9人組だったのですが、脱退や度重なるスキャンダルによって1人減り、また1人減り、さらに1人減って、ほんの2、3年のうちに6人組になってしまいました。
7人から6人になったとき、人生で初めて、フライデーを立ち読みしたのを覚えています。彼と一番仲のよかったメンバーのスキャンダルが、数ページに渡って特集されていました。
それからグループは約1年ほど活動を休止。復活できるのか、そのまま解散してしまうのか、全く定かではない状態でした。
その頃、彼が4番手ぐらいの役柄で出演していたドラマの番宣で出たバラエティにて、司会者に『どのグループに所属しているのか』を問われて、彼はキチンと、今は活動していないのに、そのグループ名を発言しました。これは私にとって感動的な出来事のひとつです。
彼のことが好きでよかったと思いました。
それから無事にそのグループは6人組として復活、リスタートにあたって発売されたシングル曲はとても素敵な、力強い曲で、初めて聞いたときには泣いてしまいました。
それから、彼はグループの中で、『いじられキャラ』というポジションを手に入れました。少し照れが消えたのか、お芝居もちょっとだけ上手になりました。
相変わらず歌とダンスはヘタクソでしたが、彼がコンサートで唄うソロ曲は、その大体を彼が作詞していていて、とてもいい曲が多かったです。どちらかといえばサブカルチャーじみていましたが、その頃、そういうものを受け入れやすい世の中になっていたことも、彼にとってはよかったのかもしれません。
それから、すごくカッコよくなりました。
ここまで言及しませんでしたが、彼はもう、とてもとてもカッコいいのです。くっきりはっきりした濃い顔立ちなのに、品があって、知的で涼やかで、男性的なのにどこか柔らかくて、そんなアンバランスなのにバランスのとれているその顔立ちはもう、奇跡的なのです。
あと言葉の使い方も好きでした。
彼がやっていたモバイルブログや、雑誌で始まった連載など、彼の書く文書はキラキラしていて、瑞々しくて、アイドルらしくない彼だけど、こんなところはアイドルみたいなのかと思って、もっと好きになりました。
そして、それはある日、突然のことでした。
上手くいっていると思っていた6人組が、あっさりと、4人組になってしまったのです。
いなくなった2人はどちらもグループの看板で、4人組となったそのグループは『イチゴのないショートケーキ』と言われていました。
で。
ここまで書くと、もうそのグループがなんなのか。私の好きなアイドルが誰なのか。わかる方もいらっしゃると思います。
どうか、よろしければ、そのグループがまだ好きな方は、これ以上読まないでください。
私がずっと好きだった彼は、4人組になったことで端っこだった立ち位置もどんどんセンターに近づいて、そうしていつしか、アイドル兼作家という立ち位置を確立しました。
アイドルも長く続けていれば、向いていないと思われていた人でも何者かになれるのだなあと、ぼんやり思った記憶があります。
私は彼の、たぶん、賢いところが好きでした。
物事を見る角度だとか、言葉遣いだとか、その手ずから生み出される文章だとか。私は好きだった人に対して『頭が悪いな』と思った瞬間に一番幻滅してしまうので、ある意味では彼は、好きになるべくしてなったアイドルなのかなと思います。
ちなみにいえば、そのグループも好きでした。イチゴのなくなったショートケーキに、またイチゴが乗ることはなかったけれど、フルーツタルトみたいな楽しさのあるグループでした。
でもね、今はもう、解散してほしい。
つい先日、彼のスキャンダルがすっぱ抜かれました。未成年の女の子とお酒を飲んだ、飲ませた、相手は成人済と言っていた、という、あまりにもありきたりな不祥事でした。
別に、もう、13年間も好きでいたら、女性と付き合ってるから嫌だとか、女性と遊んでいるから嫌だとか、そんな感情はありません。
そもそも彼はベッド写真流失という、スキャンダルの威力としては今回の比じゃないものをフライデーされたことだってあります。
それはいい。それはいいのよ。女の子とセックスしてるの大歓迎。好きにしてほしい。
でも、その、頭の悪さに、あまりにも辟易してしまいました。また、その現場には、メンバー4人中3人がいたといいます。
「バレなきゃいい」。その通りだと思います。
でも、普通の人より当たり前にバレやすい立場であることを理解せず、社会人として、自分の関わるあらゆる機関に対して、あまりに無残なコンプライアンス意識のなさに、正直酷く落胆しました。
私は彼のことが、まだ好きです。
多分どれだけ落胆しようとも、きっとずっと、恐らく死ぬまで好きだし、そうじゃなくても、彼の誕生日は、きっと死ぬまで覚えてる。7/11が来るたびに、その日を特別な日だと思うことでしょう。
だから、これはもう私の好き嫌いの領分ですが、私の嫌いになってしまったグループと、嫌いになってしまった事務所を、もうやめてほしい。
彼のグループ、特にリーダーには、度重なるスキャンダルがありました。公式ブログでの彼女との匂わせ、音声の流失、私の好きだったグループのリーダーには、人望が枯渇しているようです。
そして今回のスキャンダル。今回、一番矢面に立っているのは、私の好きな彼ではなくてそのリーダーです。
あまりに学習能力がなくないですか。昨年彼女バレして、今回は違う女の子とのスキャンダル。一人の女の子相手にすら誠実になれないのかと思いました。もう、スーパーへ取材に行って、ジャガイモを見ながら「これはジャガイモですか?」と聞いたエピソードも笑えません。こわい。
リーダーよりスキャンダルが出ている、背の低い金髪の彼については、そのたびにきちんと釈明しているのでそれでいいです。推しでもないし、たぶん彼はそういうキャラクターなんでしょう。
ただ今回のスキャンダルで言われている『未成年の女の子』の名前が、彼が以前騒がれたスキャンダルで出てきた名前と同じだというのは、そうして彼が今回無罪であるように扱われていることは、甚だ疑問ではあります。
私が13年間好きだった、いやまだ好きな、大好きなアイドル。
できることならば、もうグループも辞めて、事務所も辞めて、イケメン小説家として、小さなファンダムを形成して、たまに小さな講演ホールでファンミーティングしてくれたらそれが一番いいかなと思います。
今朝、毎週金曜日に彼が出演している情報番組で、深々と頭を下げて、情けない言葉を並べながら謝っている彼を見て、うっかり泣いてしまいました。
嫌いになれたらいいのにね。
まずなんといっても金曜日の20時台で30年続く大長寿番組だ。(ミュージックフェアのほうがはるかに長寿だけどあちらは若干の懐メロ感もあるので別枠とする、時間帯も夕方だし)
はるか昔には夜のヒットスタジオ、ベストテン、トップテン、などの人気音楽番組歌番組があったのに、時代の流れとともにそれらはあっさりと終わっていった。音楽番組は深い時間帯の物になり細々とやっているのが現状だと思う。
そんな中でMステは30年続いてるのだ。小沢健二が久しぶりにMステに出た時、「30年前から、今もまだこのような音楽番組があってくれたことが嬉しいです」みたいな事を言っていた。
続けられる理由はいくつか考えられる。ひとつはジャニーズ枠があること。毎週必ずなんらかのジャニーズグループが出るのでこれはもう約束事になってる。お披露目としての意味も出るのでジャニーズとMステの関係はなにかしらの太いパイプになってるはずだ。それとよくわからない街中インタビューやダンスを推しまくる最近の企画傾向、これらはやはり若者に見てもらう番組でありたいという意思だろう。音楽番組は油断するとすぐに懐メロ番組になってしまう。続けるにはなんらかの若返りをはからないといけないのだ。
それらが番組を続けさせるための努力だとしたら、音楽番組としての使命というのもMステは捨てていないと思う。海外アーティストを呼ぶ、バンドには生演奏をさせる、セットも手を抜かない、これからという売り出し中のアーティストを積極的に出す、こういった特徴に音楽番組としてのポリシーを感じる。
確かに昔に比べれば謎のランキングやダンス企画が増えた。これはもう時代として仕方ない。だってオリコンランキングとかやってもアニソンとかが上位で出演者はどんなリアクションすればいいかわからないだろう。
俺はもう、Mステがあってくれるだけでありがたい。最近だとあいみょんみたいな新人をちゃんとフューチャーしてくれたり、チャットモンチーの最期の出演をフォローしてくれたり、そういうのが、金曜20時に流れてくれる事がほんとにありがたい。
かつての音楽番組の華やかさみたいなもの、スタジオできれいなセットを組んでたくさんのカメラワークで見せてくれる、これを今も高いレベルで見せてくれるMステは本当に頑張ってると思う。ジャニーズ全然いいよ、ダンスもいいよ、素晴らしいアーティスト達が輝ける舞台を用意してくれる、紅白ほどじゃないが贔屓のアーティストが出た時に「緊張します」と言ってるのを聞いて一緒にハラハラしちゃう。そういうMステが生き残ってくれてることが本当に嬉しい。
「この曲懐かしい!」
「あ~いいよね、この歌」などと言っていたが
齢10歳の息子は「ふ~ん」と。
そういえばこの息子、夕方キッズアニメの主題歌しか好きにならんな?
と思ったわけ。
歌番組の出演者にB'zが、ミスチルが、ゆずが、モー娘が、あゆが、GLAYが、
歌番組の懐かし映像に松田聖子が、郷ひろみが、光GENJIが、山口百恵が、
兄や母とこの曲好きだと話し、翌日は友人と昨日のMステ見た?と話し、
とりわけ好きなアーティストがいるわけでもない。
そういや歌番組って観ないな。
今地上波で歌番組ってなにがやってる?Mステが変わらずやってることくらいしか知らない。
少なくとも自分は結構そうやって自らの幼き頃と息子を比べてみちゃう。ごめん。
んでさ、息子がこれから先、例えば懐かしい音楽聞いて「うわ~よく聞いたよ」とか
しないんだろうな?って思ったら物足りないって思ったんだよね。
でもね、10年前聞いた曲を懐かしいって思わないことを
物足りないと思うのは息子じゃなくて自分なの。
子供に経験させようとしちゃうことって親ならあると思うんだよね。
そこでふと思い出したの。
男子ってうっかり友達の前でママなんて言おうもんなら一生からかわれるでしょ?
「どうしたら母さんって呼ぶのさ」
フツーか!そうか~~~!!
そんなわけで、10歳の息子は、
好きなアーティストがいなくても懐かしむほど音楽を聞いてなくても
10年後べつにもったいなくないってこと。
私にとって音楽を聞きまくって自ら求めなくても耳に入ってきた時代は
私にとって今はそうではないってこと。
これから書くのは私の主観であり、本人達の意向は知らないし、知る気もないただの新規の戯れ言です。ただ言いたかっただけ。
キラキラして、ギラギラして、てっぺん取るって京セラドームで泣いたあの日から1年半くらい経ちました。てっぺんには近付いたのかな。
私には遠ざかったように見えます。
ツアーの途中でこんなこと言うの違うとは思うけど、でももう耐えきれなくない?私だけ?そんなことないよね?
まず初めに。
変な噂を抜きにしても、どう考えてもやる気が感じられない。仲良し小好しで全国回って地方は旅行気分でヘラヘラやってるようにしか見えない。横浜と関西とその他地域の格差が酷い。
みんな言ってるけど、横浜の扱いは何なの?ツアーの初日は各種取材がいるからちゃんとやるけど、残り6公演はへろへろになってこなしてるだけ。何が楽しいの?東京Jrが付いてくれて、明らかにどう考えてもダンスはバックの方が踊っててしかも上手い。たった7公演のために振りも立ち位置も全部覚えてくれただけでも感謝するべきなのに、その子達よりもどう見ても手を抜いてる。デビューしたから偉いとでも思ってるのかな?
「開演前歌えよ?」問題
これ批判派多いのは皆さんご存知かと思いますが、開演前のアナウンス聞いてる?聞いてないよね?お姉さんが携帯の電源切ってとか言ってるやつ。聞きなれて聞いてない人もたくさんいるけだろうけど、あれだって大切な音なんだと思う。
それをかき消すかのように歌うことに意義はありますか?
自発的に歌ってくれてる、とかテレビで言って半強制的に「歌うよな?」って圧かけてるよね。実際歌ってるのなんて、半分も満たない10代の子くらい。
歌うことは強制することではないと私は思います。24コンの開演前、ええじゃないかが流れて口ずさんでたら音が揃っちゃった、みたいに自然と起きるからこそ特別で価値のあるものなんじゃないかなと、少なからず私は思います。
他のグループでもオーラスでトリプル前に自然と歌いだしたりはあるから、合唱自体に異議を立てたい訳では無いんです。それを"強制すること"に異議がある。
君らやる気なくない?
お金払ってこっちは見に行ってんのに、雑誌で平然と手抜き発言。歌番組で歌詞は間違える。間違えたり事故ったりすると笑って歌わない。おふざけ曲と勝手に決め込んで全く歌わない曲もある。
何を考えてるの????って感じです。
別に間違えるなとか音外すなとか言ってるわけじゃないです。そんなの仕方ないし。それを改善しようとしないことに物申したい。
歌詞は作詞家の方が、振り付けは振り付け師さんが、全部誰かの手で作ってもらったものなのに、当たり前のように歌わない、踊らない、踊っても手抜いて揃える気もない、上手くなろうという気概が見えない。
ツアーの終盤になっても音外し続けてるのどう考えてもおかしいと思わないのかなあ。ボイトレ行く暇もないほど忙しいの?
メンバーが振付したのに、サングラスで辛い顔隠したり、明らかに体がついていかないのは体力が無いからしょうがない?しょうがなくないでしょ、それが仕事なんだから体力くらい付けたらどうなの?そもそも随分休んだあとに踊ってるよね?
この1年でファンが減ったなと思います。Jrに降りた友人が何人いるかわからないくらい。
だって好きになった時に見た「売れてやる!!!」ってギラギラ感が無いんだもん。そんなやっつけで仕事してる人達のことアイドルだとは思えないし、応援したいとも思えない。
下がついにデビューするのにそんなんでいいの?って感じ。
いっそのこと仕事とファンがごっっそり減ったらいいんじゃないかなって思っちゃうくらい。
嫌いになったならファン辞めればいいじゃんって話だけど、私は彼らに売れてほしいと思ってるし、才能が無いとは思ってないから、だからそれを無駄にするのはやめて欲しいって思ってます。
私はそう思うけど、そう思えないようなら「今でもそれなりに売れてるし仕事もあるし困ってないから現状維持で仲良く楽しく可愛い子だけに手振ってればいいや」ってハッキリ言ってほしい。未練も悔いもなくただ嫌いになっておたく辞められるから。
もうすぐ5年。たった5年。まだまだ先は長いよね?まだスタートしたばっかりだよね?