はてなキーワード: 楽器とは
ちなみにオークはブナ科コナラ属の木の総称で、日本で言うところの楢と樫の両方を包含する。
そんでオークのうち、一般的に落葉樹が楢で常緑樹が樫と呼ばれる。
なおヨーロッパで樫が生えているのは南欧に限られ、イギリス含む中欧・北欧は楢ばっかり生えていると。
これが最初に書いた、オークを樫と訳すのが基本不適切な理由らしい。
実際英語でオークのうち樫だけを指すときは"live oak"と言うみたいだし。
ではなぜこのような誤訳が起きたかと言えば、ヨーロッパにおけるオークの価値が、明治に和訳された時分に、翻訳者含め日本で十二分に理解されていなかったからと推測される。
というのも日本では古来、杉とか檜とかの針葉樹に高い価値があって、広葉樹は欅とか桐みたいな例外を除いて、近年まで雑木扱いだったイメージ。
これは従来日本における木材の用途が主に「建築材」であり、あとは桐箪笥に楽器や漆器、床の間と上がり框を飾る程度だったことが関係しそう。
何しろ明治維新まで椅子に座る文化は定着していなかったし、侘び寂びな空間を木材で飾る話でもない。
裸足や足袋で歩くんだったら床も杉板のほうが足に馴染むし…というわけでオークの出る幕はなかっただろう。
一方、机椅子に始まりキャビネットに床板化粧板と、木材の「内装材」「家具材」における需要も極めて大きかったヨーロッパ。
そしてオークは内装材・家具材として、ヨーロッパでは長い歴史と伝統を持つ一級品。
この用途でこれ以上の高級材といったらウォルナット(胡桃)・チーク・マホガニー(合わせて世界三大銘木)くらいしかない。
あとはヨーロッパの酒造において、オーク樽は原料の一部と言っていいくらい不可欠だったり。
そうした重要性から遂にはThe King of Forestと称されるほどに。
したがって当時の翻訳者が
「楢なんて、あんな箸にも棒にもかからない木がヨーロッパでは高級木材とかありえないっしょ」
みたいな思い込みで、オークを樫と訳したとしても不思議はない。
(まだ樫のほうが金槌の柄や鉋台とか、強度が求められる部材で価値があったと思われる)
これが大いなる勘違いだと判明するのに、今日に至るまで相当な時間を要したと。
そしてこういうややこしい事情を避けるためか、今はもうオークはオークのまま訳さなくなったっぽい?
(ファンタジー物で登場する、ヒューマノイドの方のオークは昔っからオークのままなのはさておき)
それにしても今振り返るとファンタジー系の小説で「樫の木の扉」とか書かれていたのは噴飯ものだし、少し前までは
「欧米では硬くて加工困難な樫の木から立派な家具をたくさん作っている。その点日本の木工はダメだな」
まあでも、そういう諸々を笑い話にできるくらい適切な情報が広まったのは喜ばしい。
視聴者コメも楽しみでしたし、なによりGigaByteとAsus,DynabookとNECパーソナルコンピュータとVAIO、富士通が同席するとどうなるんだろという期待感で見てみました。
休憩を挟んで3時間超くらいの時間配分で、最初は各担当者さん思い出のメモリアルPCの紹介から始まり、本題の前もって200くらい集まった要望のなかから各社がチョイスした要望の紹介、締めは各社力を入れてる製品の紹介で終わりました。
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"ノートPCからモニタもキーボードもタッチパッドも全部取っ払ってタブレットとかスマホと連携するPC”
"VAIO P の正当後継機がほしい"
”Core UやPのCPUと控えめなTDPに設定したdGPUを組み合わせたライトゲーミングノートPC”
”かつてのモバイルギアのような小型軽量でバッテリのもちがよくフルキーボードに近い打ち心地のキーボードを備えたPCがほしいです”
”軽量金属やカーボンをフレームにつかった軽量フルタワーPC”
”家中どこでもモニタたけ運べば使える、全てがワイヤレスのハイスペックデスクトップPC”
”一つの端末を長く使う時代が来ると思うので、少なくともバッテリーは取り外しができる端末”
”誰かVAIO HXかVAIO Type Masterを蘇らせて”
"バッテリと入出力、5G / WiFi のみを備えた純粋なシンクライアント”
"キーボード型PCは最近みないので、最新のAPU搭載で作ってほしい”
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ドラえもんがいないと無理じゃんという要望があった一方で、既に製品化されてんじゃん
ソフトウェア的にできてるじゃん、みたいな要望がでてきましたが、
コメ欄はとにかく平和でした。どうしてそんなに平和だったのでしょう?
もっと大荒れになったほうが楽しめたです。
※ 残念ながらリアルタイムで見た人しかコメント欄は見れません、
(その2)とっくに解決済みであろう案と、印象に残った案について
アメリカの田舎町で暮らし始めて1ヶ月が経ちました。英語力はほとんど向上していませんが、アメリカ暮らし自体には慣れてきました。そんな前置きはさておき、この1ヶ月で感じたことを色々と書いていきます。
## はじめに
簡単に自己紹介をします。私はノースカロライナ州で交換留学中の高校1年生です。州北部の公立高校で12年生(日本の高3に相当)に所属しています。渡米前の英語力は 英検2級 < 私 < 英検準1級 といった感じです。
### ハードウェア
平屋建てでかなり広いです。また、フットボールやサッカーのコート、巨大な駐車場もあります。土地の使い方が余裕にあふれていて、私が通っていた都心の高校とは対照的です。
### 授業
毎日90分 x 4コマですが、実質45分 x 4コマくらいの密度です。私はアメリカ史と英語、マーチングバンド、ビジュアルデザインをとっています。正直、アメリカ史と英語の授業はあまり理解できていません。が、意外となんとかなっています。
### 課外活動
マーチングバンドに所属しています。楽器はサックスです。9月から11月にかけて、毎週金曜日に開催されるフットボールの試合で演奏します。バンドはある程度人間関係が確立されており、まだあまり馴染めていない感があります。
## 食べ物
### 家での食事
ホストマザーが作る or テイクアウト/外食 (5:1くらい)です。基本的にかなり美味しいです。
### 朝食
どうやらアメリカ人は基本的に朝食を摂らないようですが、私はサンドウィッチと果物を食べています。
### 昼食
高校の給食を食べています。授業の合間にはナッツバーやりんごを食べてます。
### 日本食
味そのものは悪くないことが多く、ジャパニーズディッシュとして食べると納得できます。ただ一つ不満を挙げるとすれば、日本食にはジャポニカ米を使ってほしいといつも思います。
## 暮らし
### 部屋
オランダ人の留学生と同居しており、盛大に軋む二段ベッドで寝ています。部屋は広くないですが、特に困るほど狭くもありません。椅子の座り心地は悪いです。また、全体的に暗いのでデスクライトを購入して取り付けていたりします。
### 洗濯
私のステイ先ではホストマザーがまとめて洗濯してくれます。圧倒的感謝です...!
### 物価
円安の影響もあり、全般的にかなり高いです。この記事を書いている現在、クレジットカードで決済すると ¥150/$1 程度になります。留学費用を負担してくれている両親に圧倒的感謝です...! (コピペ)
## 勉強
### 英語
そもそも単語がわからないので、英単語アプリの mikan を使ってポリポリと勉強しています。また、文法がわからなくなったときは「マーフィーのケンブリッジ英文法」を参照しています。
帰国後、理系に進む予定なので独学で勉強しています。(数3の極限・関数までは独学で勉強する予定です)。Focus Gold は重いですが、1冊あれば解く問題に困らないのでとても便利です。「新数学スタンダード演習」「物理/化学 重要問題集」なども持ってきています。
## 終わりに
先日の安倍元総理の国葬を、ちょっとした施設の休憩スペースに設置されたテレビで知り合いと見ていた
管前総理の弔辞に思わず目頭が熱くなり、お互いに涙ぐんだのを気取られまいと、少し体をひねり親指の腹で薄く濡れた目頭を拭った
献花場まで赴くにはいろいろと調整が必要な遠方に住んでいることもあり、黙祷を捧げることしかできずに歯痒かった
来賓の献花が始まったころ、テレビの映像は献花場へと続く列を作る、弔意を伝えるために粛々と進む人々の姿を映していた
しっかりとした喪服のご婦人や、散歩途中のようなポロシャツ姿の老人、仕事を抜け出したかのようなワイシャツ姿の男性に、学生服に身を包んだ子どもなど、
まさに老若男女、偏ることなくさまざまな人によって列が形成されていた
その時、私たちの斜め前方に座って同じくテレビを見ていた70歳前後の老人が、その列の映像を見ながら「はっ、蟻みたいだな!何も考えてない働き蟻だわ!」と吐き捨てるようにいった
思えば弔辞の最中にもぶつぶつと文句を言っていて、周囲の人に静かにするようにたしなめられていた
注意されてからしばらくは居心地が悪そうに静かにするものの、数分経つと安倍元総理や弔問に向かう人々を貶める言葉を呪詛のように吐き出していた
弔問の列に並ぶ人々は黒っぽい服装に黒髪の方が多く、本能に従い花を運ぶようだと揶揄するために「働き蟻」と表現したのだろう
その発言をした本人は興奮しながら周囲を見回していて、うまくいってやったとばかりの表情だった
その後、テレビには反対派が映し出された
色とりどりの「のぼり」や看板を掲げ、ステージの周りに集まり、太鼓を叩いたり楽器を演奏したり、口々に何かを叫んでいた
その映像をみた私はつい「あっちが働き蟻扱いなら、こっちはシロアリの群れだな」と口を滑らせてしまった
知り合いは驚いた顔をしながらもこちらを見て笑いを押し殺していた
私の独り言が聞こえたのか、「シロアリ…」と少しの笑いで賛同してくれた方もいた
そして、このシロアリ発言は斜め前方に座っていた件の老人にも届いたようで、落ち窪んだ目でこちらを凝視していた
残りいくばくもない寿命を怨念に変換したかのようなエネルギーと怒気がこもった目線にさらされて少し困惑したが、何かあれば受けて立とうという感情が湧き出した
その老人はバン!と机を叩くとこちらに体を向け、かぶっていた帽子を剥ぎ取り「お前!」と勢いよく立ち上がろうとした
その老人の知り合いが落ち着かせようとしたが、老人の怒りは怒髪天を衝くばかりのようで、制止を振り切り立ち上がりこちらに向かってきた
「目上の人間をシロアリ扱いとは!」と怒り出したところで、その老人の頭部にほのかに残された白髪に気づき「ああ、ここにもシロアリ」と返したところで、私も知り合いに制止された
その後、興奮しながら何かを捲し立てる老人に周囲の人が「うるさいよ」「騒ぐならよそでやれよな」と聞こえるか聞こえないか微妙な声量で文句がわきたち、その老人は知り合いに捕まり、そのまま退場していった
働き蟻とシロアリなら、私は働き蟻でいい
日本に巣くい、内側を食い散らかすだけシロアリなどになりたくもない
そしてあの老人は国葬が終わった今、いったい何を生きがいに据えたのか
そもそも音楽業界ってDTMが主流になって楽器もほぼいらなくなって、ミックスもソフトで昔と比べてめちゃくちゃ簡単にできるようになって工程とツールがPCだけで完結するくらいここ数年でかなり効率化されたんだよね
それで最後の障壁だった流通もサブスク化、なんならYouTubeや TikTokで自主配信するだけでも十分流通として成立する
ありとあらゆる面で参入障壁が無くなり、(細かいソフトやオーディオインターフェースは必要だけど)PCがあれば誰でも参入できるようになった
そしてクリエイターで溢れ供給過多になり価格は下がり、一曲あたりの利益は下がる
管理会社に言っても何も変わらなかったし
金がなくて引っ越せないならひたすら戦うしかないよ…
楽器禁止のマンションだけど大学が近くて学生が多いからしょっちゅう騒音あるけど、24時過ぎの宴会の音や、日中でも楽器の音なら騒音が出た瞬間に管理会社に即電話した
警察に電話して「今忙しいから緊急じゃなかったら後日確認したらいいですか?」って面倒臭そうに言われたけど相談した経歴を作りたかったからそれで良しとした
警察に電話した時は、朝になってから管理会社に、何時にうるさかった・警察にも相談したと電話した
別のマンションの時は、集合ポストの該当の部屋の場所にA4くらいの紙に手書きで「お宅の騒音に迷惑しています」と書いて他の住人にも見える状態で貼ってみたら、しばらくして相手が転居した(転居はたまたまかもしれない)
まだ楽器入れる箱の中にいるらしい
中華ポータブルオーディオがすごい。
有識者に言わせれば、それこそ「何を今さら」な話題だと思うが、2000年代日本国内で興きたポータブルオーディオブームから数えて二十数年離れていた筆者からすると今の中華ポータブルオーディオは本当にすごい。
ここでさっそく筆者の年代を挙げれば現在30代であり、青春の10代を振り返れば「iPod」が登場し、日本国内で大きなシェアを持っていた「MiniDisk(MD)」が徐々に斜陽化していっていた。
筆者も例に漏れずMDプレイヤー、そしていわゆるiPodに代表されるMP3などを中心に扱った「シリコンオーディオプレイヤー」という遍歴を辿る。
ただ、筆者と同年代であり同時期に青春時代を過ごした者であるならば、Webメディアで語られるポータブルオーディオの歴史とは些か違った遍歴を歩んだという者も少なくないのではないか?(※HDD搭載iPodは厳密にはシリコンオーディオプレイヤーではない)
世の成人したアーリーアダプターたち(主にApple系コミュニティの人たち)がiPodへ熱狂するそのとき、日本で青春時代を過ごした我々が熱狂したのは「Playstation Portable(PSP)」だったのだ。
もしかしたら年代が10歳前後離れているだけで当時のPSPの勢いを肌で感じることは難しかったかも知れない。
一部の成人ゲーマーなどは「モンスターハンターポータブル」あたりでPSPを頻繁に持ち出していた可能性はあるが、実はそのときの学生世代の間ではPSPはiPodと肩を並べ、用途によってはiPodを凌駕するポータブルデジタルメディアプレイヤーとして運用がなされていたと聞くと驚く人も居るかも知れない。
何せ「当時のPSPはゲームソフトを持っていないのにPSP本体は所持していたという女子学生が存在した」くらいなのだ。
これは当時のiPodでは起き得ないことであり、陰鬱としたオタクというイメージが現在のオタクのイメージへ転換していく過渡期の中でPSPは少なからず影響を与えたハードウェアとして記録していく必要があるように思う。
筆者と同世代のオタクであれば「2ちゃんねるニュー速VIP」ブームを経て、YoutubeからのBANや動画の違法アップロード祭りなど古今東西どう考えてもアウトな「ニコニコ動画」のローンチなどを経験したと思うが、怒られ叱られ叩かれ裁かれ逮捕者を出しながらも独自と言って良い文化を形成できた。
当時の動画の違法アップロードで一番の被害者であった角川書店とドワンゴが今では同じ会社になるとは時代の変化とは恐ろしいものだ。
そういった独自の文化の中心にあったのは「東方」「アイマス」「ボカロ」のいわゆる「ニコニコ三大ジャンル」ではあるが、それらとほぼ同時期に萌芽するのが「歌ってみた」「踊ってみた」である。
そして歌ってみた、踊ってみたの興隆を後押しするのが「涼宮ハルヒの憂鬱」であり「ハレ晴レユカイ」なのだ。
先に挙げたPSPが当時の若い世代に支持された理由がMP3のほか、大画面でMP4動画を再生できたからで、しかもPSPの動画プレイヤー機能はコマ戻しコマ送りが物理ボタンで可能だったこともあり、特に踊ってみたジャンルで練習するためのハードウェアとして選択された。
更にPSPには別売のRCA(赤白黄)変換ケーブルによってPSPの画面をTVなどのディスプレイモニターへ出力することも可能で、アニソンや電波ソング、ボカロソング、ゲームソング、同人ソングなどの配信が乏しかったカラオケ店へPSPを持ち込んでカラオケ機材へPSPを接続しカラオケ配信楽曲以外を歌うという手法が現れた。
これへ呼応するように登場したのが勝手に字幕を付けてカラオケ用動画とする「ニコカラ」だ。
特にアニソンやゲームソングでは無許可で版権素材を活用した高クオリティで手のこんだニコカラ動画も存在しており、JOYSOUNDがその需要に気付くまで人気を博していた。
稀に「なぜあんなにPSPが売れているのかわからない。モンハンだけじゃ説明付かない」というガジェット好きが居るが、ニコニコ動画を中心としたサブカルという背景があり前述したように「当時のPSPはゲームソフトを持っていないのにPSP本体は所持していたという女子学生が存在した」ほど売れていたのだ。
PSPは当時のSONYが夢想したマルチメディア戦略の中でほんの一部界隈(ほぼサブカル界隈)でだけ成功を収めていた事実は周知されておくべきだろう(UMDやPSP Goとかで失敗してるけど)。
そしてその需要をiPod Touch、iPhoneが奪っていくというのは知られたとおりだ。
多くの人々が音を聴くようになれば良い音質で聴きたいという需要が生まれるのは必然。
iPod登場当初その付属イヤホンの品質の低さが取り沙汰され、MD Walkman派やアジア系ポータブルオーディオプレイヤー派から揶揄されるたびApple信者が「あのイヤホンは音が鳴るか確認するためのオマケ。欧米ではそれが普通。付属品にまでケチ付けるのは日本人だけ」などと言い訳し擁護していたらAppleが競合他社と同等品質まで付属イヤホンの品質を引き上げるというお家芸の梯子外しがあったこともあり、その煽り合いが起きた前後で音の良いイヤホンへ注目が集まり始めた。
最初期に評価されたのはバランスドアーマチュア(BA)型ドライバー本家本元であるEtymotic Researchからリリースされていた「ER-4」だった。
BA型ドライバーは従来のダイナミック型ドライバー(DD)と比較して小型軽量に製造することが可能で、音を発生させる振動板の質量も小さかったため慣性の法則的に非常に反応が良く、iPod付属イヤホンの低品質さも相まって高い評価を受けることになる。
続いて注目されたのがマイクで有名なShureの「E5c」だ。
こちらもBA型ドライバーを何と2基も搭載したリッチなモデルで、BA型ドライバーはその構造上音域が狭くなりがちなのを高音域〜中音域用と中音域〜低音域用に2基とすることで欠点をカバーした製品だった。
更にER-4は現在主流の耳栓型イヤーチップとは形状が違う長めのイヤーチップを採用していたこともあり装着者を選ぶ傾向にあったが、E5cはSONYが売り出して大流行を果たす現在主流の形のイヤーチップを採用しており広い範囲の装着者をカバーできた。
しかしこれら評価の高いイヤホンは学生の懐には大変厳しいという問題があった。
ER-4は約4万円、E5cに至っては約6万円でとてもとても学生には手が出ない高級品であり、着メロの打ち込みから端を発したDTM小僧だった筆者はなけなしのお年玉をはたいて有名ミュージシャンがレコーディングでよく装着しているヘッドホンSONYの「MDR-CD900ST」を約2万円で購入し愛用していた(ちなみにこのMDR-CD900STは修理しながら今でも現役)。
しかし流石にいつでもどこでもMDR-CD900STを常用というのは辛くあり、当時評価の高かったSONYのイヤホン「MDR-EX90SL」を常用するようになる。価格は約1万円。
しかしMDR-EX90SLはBA型ではなく従来どおりのDD型、無論MDR-EX90SLには評価されるだけの音質があり十分に満足していたのだが、BA型イヤホンへの想いは募るばかりであった。
それから二十数年、社会人としてもそこそこ経験を積み、ちょっと頑張ればBA型イヤホンも買えるようになりBA型イヤホンをいくつか購入した後にポータブルオーディオからは距離を置いていたが、何故かふと近年話題の中華ポータブルオーディオへ興味を持った。
調べてみると本当にすごい。技術の進歩と大量生産により当時憧れだったBA型イヤホンが当時のMDR-EX90SLと同等価格どころか下回る価格で販売されているではないか。
これはもう実際に入手して試してみる他ないとさっそく動いた。
最初に入手したのがKZの「AS16 Pro」で、これは以前に「AS16」というイヤホンがありブラッシュアップして登場した製品。価格は約1万円。
AS16 Proはこの記事を懐かしく読んでいて今まで中華ポータブルオーディオへ触れてこなかった読者は驚くはずだ。
なにせAS16 ProはBA型ドライバーを搭載しているが、その搭載数は片側8基、LR両側で合計16基というとんでもない搭載数を誇っている。
これが約1万円で買えるのが中華ポータブルオーディオの世界。
その音の傾向はBA型ドライバーのみを多連装しているだけあり全音域がハイレスポンス、機敏に発声し無駄な余韻なく消音する。音と音がよく分離しており違いをはっきりと聴き分けることができる。
低音域と高音域が少々強調された弱ドンシャリ型のチューニングがなされていて現代のイヤホンでは派手な鳴りが好まれる傾向にありAS16 Proも例に漏れず弱ドンシャリの派手な鳴りだ。
ハイレスポンスで音の分離感が良いと言っても音楽制作用のMDR-CD900STのような分析的な鳴りではない元気でエネルギッシュ、タイトなサウンドの多い電子音楽を聴きたくなる鳴りだ。
ただ逆に言えばレスポンスの良さは空間表現の苦手さにも繋がっており、MDR-CD900STでは継続する余韻がブツ切りするかのように消えてしまうことがあるのは気になった。
ホールの残響感も音楽の一部と捉えるようなオーケストラなどは少々苦手な音楽ジャンルと言って良いだろう。
本当に鳴りがハイレスポンス&タイトなので筆者はボカロソングが多数収録されるリズムゲーム「プロジェクトセカイ」や、電子音楽も多数収録される定番の「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)」、なぜサ終してしまうのか「東方ダンマクカグラ」をプレイし、思った通りリズム隊がよく聴こえる事を確認。
現代のポピュラー音楽リスニングに、リズムゲーム用のイヤホンとしてAS16 Proは非常にオススメだ。
ハイレスポンスなBA型ドライバーだが欠点がないわけではない。
その構造上の制約でBAドライバー単体ごとの音域が狭くなりがちで結果としてBA型ドライバー複数基を多連装することで欠点をカバーしているのだが、音というものは低音域ほど大きく空気を動かす必要がある。
小型軽量のBA型ドライバーは小型軽量であるが故に低音域になればなるほど鳴らすのが苦手という制約を持っており、非常にタイトな低音域を持つが深く沈むような表現が不得意なのだ。
それをAS16 ProとMDR-CD900STの比較でしっかりと認識した筆者が次に手に入れたのがTRNの「VX Pro」だ。
AS16 Proと同様に片側8基、LR両側計16基のBA型を多連装しつつ、従来のDD型を片側1基、両側2基を搭載する、全ドライバー18基ハイブリッド多連装という化物スペックなイヤホンである。
このスペックでVX Proも価格は約1万円。とんでもない価格破壊。
VX Proは高音域から中音域にかけてまで非常にハイレスポンスでありながら、低音域を担当するDD型のお陰で低音が発音する際に大きく空気を動かせてAS16 Proと比較して低音域がよく沈む。
耳が従来のDD型に慣れているというのもあるだろうが、この低音域の感覚は非常に好ましく、万人へAS16 Proとどちらをオススメするか?と言われると筆者はVX Proを推す。
AS16 Proのハキハキとしたタイトな低音域を好む人も少なくはないだろうが、迫力ある豊かな低音域のほうが万人に好まれる傾向があるのは確かだ。
VX Proも現代イヤホンらしく鳴りは派手、高音域と低音域が少々強調された音楽的な弱ドンシャリ型のチューニング。
キラキラと分離感のある高音域と、しっかりと空間を感じられる低音域はあらゆる現代ポピュラー音楽を聴きたい衝動に駆られる。
昔話も絡めて話しているのだからココは様々な楽器音が飛び交って音域も広い「ALI PROJECT」はどうだろうか?もちろん最初に再生するのは「禁じられた遊び」「聖少女領域」だ。
音楽制作でミキシング経験がある者ならばわかるだろうが、別々の楽器であっても担当音域が被ると両方とも目立ちにくくなってしまうことがある。
例えばそれが現代ポピュラー音楽では重要なボーカルと、そのボーカルを支えるバックで流れる楽器の音域が被るとボーカルも聴こえにくくなってしまう。ミュージシャンはそれを経験則的に知っているのでミキシングの時点でイコライジングして聴感上のバランスを取る。
それと同様にミュージシャンが例えイコライジングしていても音域の分離感が悪いイヤホンだと各々の大事な要素が被ってしまい聴こえにくくなるのだが、VX Proはそれがほとんど無い。
ボーカルはボーカル、ブラスはブラス、ストリングスはストリングスとしっかりと"書き分け"ており、オーケストラサウンドをフューチャーしたプログレッシブロックALI PROJECTが誇るバックバンドを聴かせつつ、宝野アリカの表現力のあるボーカルを損なうことがない。
特にDD型によるベースラインの深さは特筆に値する。底がしっかりしているおかげでALI PROJECT全体の音楽が世界観が明確になる。単に目立つ派手な高音域ばかり推せば良いわけではないのだ。低音域の支えによる相対的なコントラストが輝くような高音域を演出するのだとVX Proは教えてくれる。
欠点がないわけでない。
やはりDD型の宿命か、タイトさが求められたときフルBA型構成であるAS16 Proの歯切れの良さが勝る。まさに得手不得手の問題だ。
同時に2つ紹介しているのはKZの「ZAS」とCCAの「CA16 Pro」はハウジング筐体デザインが違うだけの姉妹製品だから。CCAはKZのサブブランドのような立ち位置であるらしい。
実際に購入する場合はハウジング筐体デザインの違いや販売価格を吟味して購入すると良いだろう。
ちなみに1万円以下8千円前後くらいの価格の安さも魅力だ。
筆者が購入したのはKZのZAS。
箱出しで早速聴いてみたが何と音がスッカスカ。事前のレビュー調査では低音域が非常に豊かであると触れ込みだったのだが・・・。
実はZASには罠がありZASの性能を十分に発揮するには付属のイヤーチップが低品質過ぎる。これも多くのレビューで触れられているので筆者も先人の導きによって神奈川県所在の株式会社Finalが販売しているイヤーチップ「TYPE E オールサイズ」を別途購入した。
ZASの優れたコストパフォーマンスがサードパーティイヤーチップを別途購入することで少々損なわれるのは口惜しいが、自身に合ったイヤーチップのサイズ感を調べるきっかけにはなったので良しとする。
Final TYPE Eイヤーチップへ交換し再度ZASで聴いてみると派手を通り越した大げさと言って良いチューニングだ!事前のレビューで読んだ通り低音域は前へ出ており深く深く沈んでいく。
ZASのドライバー構成はBA型が片側7基でLR両側計14基、DD型が片側1基でLR両側計2基、合わせて16基ハイブリッド多連装構成で当然ながら低音域はDD型が担当し、BA型が高音域〜中音域を担当するという仕様だ。
前述した通り、もう本当に低音域がすごい。
試しにTVアニメ「アイドルマスター XENOGLOSSIA」のオープニング曲「微熱S.O.S!!」を聴いてみる。
冒頭一発目から入る超重低音が特徴で、曲中もキックやベースが非常に目立つのだがZASで聴くともうブルンブルンだ。
BA型よりも大きく重いDD型の振動板がこれでもかと震えているのが感じられ、そのせいで耳たぶも一緒に振動してるんじゃないかと錯覚してしまいそうになる。これは笑うしか無い!
続いてはアニメ「魔法先生ネギま!」からオープニング曲「ハッピー☆マテリアル」だ。
冒頭のバスキック三連打が気持ちよく、そして低音域だけど思われがちなZASだが14基のBA型がタイトにハキハキと高音域〜中音域を発音し、豊かな低音域を更に深めてくれるように感じた。ZASは低音マニアへ是非とも奨めたくなる非常に面白いチューニングになっている。
前提として、子どもが将来必要となる学費などは現金で積み立てておくことにする。投資は余剰資金でやるものなので、十数年後に確実に必要となる資金を突っ込むわけにはいかないからだ。
そうなると、投資の原資はどこから出るのかといえば、ずばり俺の小遣いなわけだ。
30年間、毎月の小遣いを2万円から1万円に減らし、延々とインデックス投資で積み立てる。
運良く年3%の利回りで運用できたとすると、30年後には元金の50%くらいが運用益として得られるので、180万円くらいが手に入るという計算だ。
……正直、180万円ってのはめちゃくちゃ少ない。30年間、小遣い1万円で頑張る代償として全然見合わない。
毎月1万円あれば、子どもが小さいうちは月に8〜9冊くらい絵本を買ってあげられるし、もう少し大きくなったら、子どもが興味をもちそうなもの (本とか画材とか楽器とかPCとか電子工作パーツとか工具とか) を買って一緒に遊ぶことだってできる。2ヶ月我慢すれば、べらぼうに美味い焼肉を家族で食いに行けるし、10ヶ月我慢すれば、家族で温泉旅館にだって泊まりに行ける。
正直、こんな楽しみを全部放棄してまで、老後の180万円を得たいとは到底思えない。こういうことに金を使って楽しめるのは若い時だけなんだから、今のうちに目一杯楽しみたい。
どうせ年を取れば昇給していくんだし、子どもが独立して生活費が激減した後、10年くらいでガッツリ稼げば老後はなんとかなるさ。
もちろん、月に10万ずつ投資に回せるような富豪なら、30年後に1800万円の運用益が出るので話は別なのは理解している。まあ、俺みたいな小市民には関係のない話だ。
mimicなるものが、今Twitterで物議を醸している。タイムラインに浮上するくらいにツイートされていると言うことだ。その中で一つ唸ったツイートがあった。「果たして二次創作をパロディの形で書いたり自身のエゴを満たすのに何の違いがある」とのツイートだ。全員が全員、イラストレーター全員が二次創作で私腹を肥やしたりエゴを満たす訳ではないだろう。中には姉なるもののような、正に理想の姉を描く素晴らしいぽち。先生や単純なラブコメでは説明できない、男女間の性に根差した秀逸なラブコメを描く西沢5㎜先生や、最高に素晴らしい関係を独特で流麗なイラストで描くmatch先生のように、少し思い出しただけでもざっと列挙出来る神クリエーターがいるのは承知している。
が、印象論で語るがコミケのコミックブースでは一次創作ではなく、二次創作で溢れているように見受けた。性質上有志による有志の為の、とまさに趣味性をコミケ全面に押し出している訳だが実際は金をやり取りして、要は商品として作品を扱っている。純然なマーケットである。印刷代の為との反論の向きはあるだろうが、私はなぜ二次創作を電子配信では無料で放出しない、と反論する。別の言い方をすれば、他人の褌で相撲を取るような連中の集まりだと言える。
二次絵ではない戦艦に関する考察本、或いはマイナーな民俗学を扱ったような、実にオリジナルとしか言えないものは本趣旨から完全に外れるのでここでは扱わない。
要はこの問題は、言うまでもないだろうが生活の糧を失いかねない人々の叫びだ。この生活の糧とはイラスト、及びそこから出る利益、である。
が、これは私の完全なる愚痴になるがAV新法が制定されたときイラストレーターは声を上げなかった。それは何故か。自分に降りかかる火の粉が無かったからだ。法律が縛るが故生活の糧を失いかねない人々に声を上げなかった者、その一部が今度は法律が見逃すが故に生活の糧を失いかねない状況に陥っている。世界から目を背け、自分の世界に籠ったが故に危機を察知出来なかった者の末路だ。
ここで私は富野由悠季の言葉を思い出す。漫画業界は、漫画しか興味がない者の集まりです、と。拡大解釈するが、ただの絵を漫画とするならストーリー性を持たせられない者が今回の被害者、となる。遅かれ早かれストーリーテラーそのものもAI、計算機に淘汰されるかも知れないが、これも本趣旨ではないので放置する。
私自身はイラストで食っている人間ではないが、各方面から集中砲火を受けることだろうと覚悟して敢えて言う。「予期出来なかったにせよ、AI如きに取って替わられる仕事を選んだのが悪い」と。また富野由悠季の言葉を引用するが、エンジニアとは元来作ったものが未来どう影響を与えるか、とかは一切考えない人間の集まりで、その最たる例が車でありFacebookでありTiktokでありTwitterであるのだろう。それが偶々イラストに波及しただけの話だ。
更に言うならば、かなり大きく乱暴に括った上で語れば、イラストとは情報である。線が複雑に絡み合って視覚情報に訴える、そのことこそがざっくりと言って情報そのものだ。そもそも情報自体が一種のお布施文化なのである。元々が消費者側のチップにより生活をする、昔で言えば観阿弥世阿弥の構造であろう。或いは新しい作品であれば犬王に近い。言ってしまえばチップで生活を営むものが現代のクリエーターなのである。
梅棹忠夫先生の言葉で語るのならば、農業、工業と二つの時代が代替され、到来した精神産業の時代が今なのである。そしてここからは私の言葉になるが、恐らく精神産業は次の産業に移り変わらねばならない。もう既にデザインの時代は終わったか、終わりが目の前にまで来ている。
イラストを単体で考えた上、頭の中で完結する可能性が極めて高い商品と言える。人間が見、脳に億のイラストを放り込み感覚器官で入出力を繰り返した結果生まれ確立されたもの。楽器演奏とDAWの関係に似ている。私は無知であるのでDAWが出てから食いっぱぐれたスタジオミュージシャンがどれだけいるか知らないが、それでもあらゆるデジタルエフェクトが開発され、果てはDAWで完結したホームレコーディングの作品がグラミー賞を取り、そのアーティストが007の主題歌を歌う現代でも、スタジオミュージシャンからDAWが音楽シーンを破壊した、或いは食いっぱぐれたなんて訴えるのは寡聞故か聞かない。
それでも音楽が今も、昔の勢いこそ削がれたが存在するのはオリジナリティ以上に、アイデアが重要視されるからだろう。今もyoutubeを覗けば昨日アップロードされたばかりの二重の意味で新鮮な音楽に巡り合えることもあるのだから。
問題はそもそもない。デジタルの恩恵に与り生活の糧を得てきたイラスト、画風なんて人間が模倣できるものを売り物にした産業構造、それに乗っかったイラストレーターがいるだけの事だろう。その産業構造の中で生じたmicmicなる癌細胞が産業全体の破壊に掛かっているだけのことだろう。もう次の産業モデルを考えねばならない時代が来ている。
私は予言する。micmicが我々の声で死滅させられたにしても、十年以内にまた、今度は別の強敵となってもしかしたらストーリーテラーでさえも呑み込む強度に成長して広義のコミック文化を破壊しに来る。それよりも少し遠い未来その流れはもしかしたらアニメーションにまで来てしまうのかも知れない。個人の解剖が、趣味や性格の傾向さえも分析される進んだ未来、個々人向けにカスタマイズされた娯楽を一つ一つ出力する未来が必ず来る。そこでは現代我が物顔でマーケットを荒らしまわるディズニーでさえも、単なる人間による珍しいスタジオの一つとして扱われる。特定の個人が最もドーパミンの出るシーンを映すことに特化した、娯楽に特化したAIが確実に出現する。無論、マーベルもDCも太刀打ち出来ない。
それを前提とした上で、漸く本題だ。以上は前置きである。ここまで読んでくれた読者諸君に敬意と心からの謝意を表明する。そしてここから先は、与太話がたんなる一つのアイデアだと思って読んでもらいたい。私には才がないから、実現する力はない。これに触発された、いるか解らない若い君に実現の道を切り開いて欲しい。私にはその時間が割けないので。
例えばArtist Shareと言うものがある。クラファンのアーティスト版と言ったところか。そう言うものを作ればよい。そこでは中抜きを極力排して、要はコミケのオンライン版のように運営にかける費用は抑え、出来るだけイラストレーターや漫画家に支払われる額を大きくする。Boothやfantiaのように、単なる消費者-クリエーターの関係を越えて、youtubeの投げ銭のように金持ちの消費者は好きなクリエーターに幾らでも投げ銭が出来る、その代わりに審査を厳しく、micmicのような精神産業破壊AIの会社と密に連携し、売られた作品を一度AIか人間かどちらでも構わないが審査解析を行い、過去の他人の作品をAIに掛けて描かれていないかを厳密に判断するシステムを作る。人間の描いた作品のみを取り扱う、それを可能にするシステムを構築する。可能ならば、有志達が本気ならばそこに参画したクリエーターを保証する為に、歴史から引用すればメディチ家のようにそのシステムの消費者全員、それは全世界さえも包括する億単位に達するか解らんが多くのスポンサーを受け入れる。その為に出来るだけ多くの言語圏に届けるために翻訳陣を用意する。勿論、ここでAIのGoogle翻訳のような機能を使ってはならない。我々の優位性が失われるし、各文化圏に最適化される必要があり、それは恐らく未だAIでは実現出来ないだろうからだ。まさかエロ漫画のようなオホ声が例えばイスラム圏に最適化されるライブラリは未だAIにはない筈だ。人間の生きた脳で翻訳が必要だ。
エロにフォーカスし過ぎた。エロだけではない、例えば今なろうが流行しているらしいが、そのテキストさえも、要はイラスト、ストーリー、果ては音楽も包括した組織が理想ではあるが、果たしてその組織が正常に作用してくれるかは私の頭では想像できない。要は作品として一から終いまで完結出来るだけのシステムを整える必要がある。
この、Micmicのような精神産業破壊AIは、法律や倫理で縛れるものではないことを前提としなければならない。幸いAV新法のように、今回は法律が縛るのではなく、むしろ縛るものがない。そこを利用し、利益を齎すシステムを作る必要がある。
だが陥ってはならない罠がある。最近で言えば確かネトフリが振るわない番組を製作途中で打ち切った、なんて報道があった。それはプロの観点からである。欧米の道徳である。利益重視である。それはクリエーターが下すべき判断であって、マネージメントの側からは判断してはならぬのである。
現代は高度に断片化され過ぎた。あらゆる音楽で言うところのレーベルが乱立している。集英社だけでも四つ以上はある。私の幼少では考えられぬことだった。
とは言え、現代では資本が全てなのが痛いところだ。暗号資産のように、純粋に資本とは言い難いものをベースにするわけにもいかない。何しろクリエータの生活が掛かっている故に、浮ついた貨幣を用いてはならぬので。
先に述べたシステムを生かすのならば、ある程度の出版社の力が必要となる。が、決してコミケのオンライン版と直接に結び付けてはならない。幾ら有志とは言え、ある程度以上となれば確実に企業としての体が求められるし、資金調達が出来なくなる。そうと言っても、本体と利益重視の団体と結び付けては、組織としての気風が崩壊する。それ故下位組織か、いっそ別組織で結びついた方がよい。
何よりも絶対にしなければならぬのが、出版社優位のシステムには絶対にしてはならぬことだ。私は出版業界は知らないが、組織化された集団は必ず利益の下に腐敗することを知っている。もう、出版社は腐敗していると言ってよい。が、彼らの力が最終的に必要になるのも現実だ。
それは考えねばならぬことであるが、現時点では解を得られない。君たち、読むか解らないが若者の頭で、考え出して欲しい。
些か理想に走った青写真であるのは認める。が、私が何よりも言いたのは、積極的に自衛手段を編み出さねばならない、と言うことだ。出来てしまったのは仕方ないし、事実この世界は自動化、効率化の下進んでいっている。それに抗うのは無理だ。第二第三の者が来る。それに対抗するには流れを利用する。幸い現代は資本主義が揺らいでいる。既存の資本構造が正解とは限らない。使える手段は全部使え、自ら生存の為に。それが君らの世代では可能なはずだ。嘆き悲しむのは誰にでも出来る。質で来るなら量で抗え、君らにはそれだけの頭数がいる筈だ。私は知恵が足りぬので出来ず残念だが、君らでも知恵が無ければ最悪大学の先生を使え、使えるものは親でも大学教授でもなんでも使え。
自分もやってみた。
確かに気分が上がる気がする
書いてみただけなので読まないでくれ
・身長が高い
・ニキビができない体質
・歯並びが良かった
・二重
・声が良い(褒められる)
・太っても何故か腹筋が割れていた
・運動が得意
・骨が頑丈
・全般的に体が丈夫
・骨格の均整がとれている
・実家が裕福
・都市部に住んでいた
・引きこもっても勘当されなかった
・〇〇しても勘当されなかった
・親が料理上手だった
・父が温厚だった
・年上の権力者にいつも好かれる
・ラブリーな猫を飼っている
・行動力がある
・好きなことを好きなだけやらせてもらえた
・ピュアラブをくれる友人がいる
・毎年海外旅行に行っていた
・離婚して出戻らせてもらった
・服がもらえるので全部タダ
・ブランド品もらえる(上得意)
・家が豪邸
・健康
・企業歴あり
・美術賞たくさん頂いた
・好きなだけ寝て良い
・いつも周りに褒めてくれる人がいる
・いつも周りに優しくしてくれる人がいる
・楽器が弾ける
・字が綺麗
・綺麗好き
・ファッションコンサルが家族にいるのでただで診断してもらえた
・基本どこ行っても親切に優しくされる
・・・と言っても、100万人クラスのYouTuberの企画動画を見て知ったという流れで、自分で発掘したんじゃあないけどね😝
やっぱ日本もなんだかんだで1.3億人いるんだなぁって
これ完全に今世界で流行ってる EDM・hip-hop シーンでばえる、声質・音域・発声・リズム感やんけ
ただ、今の日本の音楽シーンはこの歌唱力を活かせる曲はぜんぜん流行らんのよな〜
(増田の親世代の時代、歌謡曲やJ-R&Bの全盛期の時代だったなら、あの歌唱力を活かせた気がする)
あと、本人たちも J-POP 大好きっ子なのか洋楽はぜんぜん歌ってないのよな
それとも英語の発音・情感の出し方の問題で J-POP をメインでアップしてるのかな?
例えば、日本のアニソンのカバーをやってる英語圏のアーティストの人も母国語の英語を使った方がなんか世界観や歌詞が伝わる
彼・彼女らは耳が良いので日本語発音は文句なしに完璧なんだけど、
文化の違いなのか言葉の表現に些細な違和感を感じる事がた~まにある (音の響きを優先で詞に意味がない曲だと違和感はない)
耳が良いから日本語ネイティブのシンガーの完コピもちろん余裕で可能で披露もしてくれるけど、
そうすると違和感が消えるかわりに本人の世界観や色も消えてしまって、ただひたすら上手いだけのカラオケになってしまう
似たようなことが英語がネイティブじゃない日本人シンガーが歌うと、もしかして・・・あったり・・するのか・・・?🤔
声を楽器として正しさを最優先した場合はやっぱクラシックだと思う
あるいはこれからの時代はAI歌声合成・補正の時代か → https://youtu.be/R8KK4Bwsm1M
だけど、正しさが最優先事項ではない場合は、シンガーの世界観を見せる・楽曲の世界観を演じるというのが人に刺さるポイントだと思うんだよね
映画を見ていても監督・脚本・役柄以前に、演じてる男優・女優の本人の世界観・色って絶対にある
(もちろん俳優の色や感情を極力消して淡々と事象のみを記録したいスタイルの映画監督とかもいるけどね)
残念ながら絵描きや俳優業と同じで、単純な実力(歌唱力)云々よりも、
この辺がチャンスに繋がりやすいのだろうなと雑に考えるけど、
めちゃくちゃ上手いしいい声だしステキな色を持っているのでなんかそういうプロモーション得意そうな人と組んで
世の中にたくさん歌を届けてほしいなと思いました まる