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はてなキーワード: 寿退社とは

2017-02-05

どういう気持ちで話してるんだろう

同期の女性

入社10

異動回数6回

(同期では最多の異動回数)


1月にまた異動となった

在籍半年での異動

同期だけではなく先輩や後輩までも

いらない子ってことだよね』と思ってる




今回の異動が他県への異動となったため

数人の同期で送別会をした

その時に彼女が言っていたこ




部署送別会で、「お前がいないと仕事回らないのに…部長はなんにも分かってないから」って言われてさぁー』

影武者に徹し過ぎて、私が居なくても大丈夫って思われちゃったんだろうね』

『それやったの私ですってもっとアピールすれば良かったんだよねー』

『色んな部署で色んな知識身に付けたから正直どこ行っても最初から使える人間だよね。異動させやすダントツじゃない?』

『異動先の部長に「俺が引っ張ったんだぞ」って言われたけどそんなの嬉しくナイナイ(ヾノ・∀・`)』




同期一同キョトン

お前がいないと仕事回らない

俺がお前を引っ張ったんだぞ

常套句というか、どこの部長でも言う

真に受ける人を初めて見た


彼女基本的に飲みの席で仕事の話ばかりする

みんな部署が違うんだから、詳しく話をされても全く分からないし、最終的に『私がいたから良かったものをー』になる。



同期の中には一度も異動したことない人もいて、それはそれは上司必死で異動を阻止している。

それもそれでその人のためにならない気もするが、10年で6回…

『色んな知識』というが、薄っぺら知識をさもそれが全てであるかのように他部署にもっていかれても迷惑しかない。



彼女と同じ部署にいた同期(寿退社済み)が

『私がやります私がやりますって言うくせに周りを巻き込んで騒ぐだけ騒いで最後までやり遂げたことないし嫌いなんだよね』

と言っていたことを思い出した。

今になると容易にその光景想像できる





本当は自分が[たらい回し]にされていることに気付いているのか

もしくは本当に[取り合われている]とと思っているのか


異動から1ヶ月

前にいた部署は当たり前だが彼女がいなくてもスムーズに回っている

2017-01-23

http://anond.hatelabo.jp/20170123160725

寿退社って自己都合だけどすぐに失業保険受給できなかったっけ?なんか特例あったきがする。

2016-12-01

ペニス駆動開発の何が悪いのか

弊社は以前、エンジニアマネジメントにとても苦労していた。

どうしてもエンジニアモチベーションが低く、最低限言われたことしかやらない。

いや、もちろんマネージャー責任もあるのだけど1から100まで指示しろなんてそりゃ無理だ。

まぁそんな問題があったんだけど、あるときロリ系のディレクターが入って変わった。

エンジニアが人が変わったかのようにモチベーション高く仕事をするようになったのだ。

労働時間は変わらず、むしろ短くなった。

タバコ休憩がなくなったし、無駄オタク雑談などもなくなった。

ディレクターに気を利かせて、プロジェクト全体のことを考えられるようになった。

まだ未熟なディレクターの為に、社内で勉強会を開くなど意識が高まった。

残念なことに、取り巻きの一人が姫と結婚し姫は寿退社をしてしまった。

その後にエンジニアたちはもとのふにゃふにゃエンジニアになってしまった。

それ以来、私はディレクターや後輩エンジニアとしてロリ系の女の子を入れるようにしている。

これが私が考えるペニス工藤開発のメリットであり、弊社はそのおかげで今年度も最高益を記録できそうだ。

2016-11-25

http://anond.hatelabo.jp/20161124142558

やっぱり同じようなことを思ってるのか

いつか結婚退職or産休育休するかもしれないという目で見られると出世は遅くなる。

会社がそう考えてしまうのは仕方ないとも思うけどこちとら既に家庭があって人を養ってる身なんだよなあ…

なんでそんなに仕事頑張ってるの~結婚しないの~寿退社すればいいじゃん~という同期女子とは打ち解けられない

大黒柱役の人が男と結婚してしまうのは最前線で頑張り続けるのに疲れてしまったのかもしれないね。心身共に強くないと社会に出てレズなんかやってらんねーよなって思う

ルームシェアブームがありがたいのも一緒。

我が家はフェム同士で誰にも疑われないし、家族にも仲が良すぎる親友で通ってる。このまま永遠にルームシェアがはやり続けて欲しい

2016-11-15

女子東大行くな

女子早慶MARCHあたりを出て、東大卒総合職花嫁候補として寿退社を前提に配属されればいいのだ。

男が理系なら東大卒研究員花嫁候補かな。

2016-10-18

子供を産む人生と産まない人生、どちらがよかったのかな

高校卒業後すぐに就職した会社の同僚、Mちゃんの話をさせてほしい。

Mちゃんと私は、県立の商業高校卒業して自動車部品関連の会社就職した。

高校時代のMちゃんとの関係性は、友達の友達くらいの間柄でそれほど深い関係ではなかったものの、就職後すぐに仲良くなった。

彼女はとっても美人というわけではないけど、ブスでもない。おしゃれと洋服が好きな70点くらいの女子だ(因みに私は20点くらいのブスな女だ)

私たちはいつも一緒に居た。

彼女は明るい容姿とは裏腹にネガティブで、そこが当時無駄ポジティブだった10代の私と引き合った。

業務内の宿泊を伴う研修は必ず2人で行っていたし、慰安旅行でもいつも一緒だった。仕事帰りに定期的にお茶をしたし、先輩を交えてご飯に何度も行った。

取るに足らない無駄話や妄想話を何時間も続け、とても楽しかった事を今でも覚えている。

私たちはいつも一緒に居た。

ただ、私は思う。Mちゃんは友達ではなかった、と。

Mちゃんと一緒にご飯に行っていた先輩は後に友達になれた。それなのに、Mちゃんとは最後まで友達になれなかった。

Mちゃんとの距離が離れていったのは、Mちゃんの結婚きっかけだった。所謂おめでた婚である

私とMちゃんの共通の知人の弟とMちゃんは結婚した。

MちゃんとMちゃんの旦那と私は同じ年で、セッティングされた飲み会で知り合った(因みにその飲み会一言で称するとクソ)

Mちゃんはその時旦那を好きになり、数か月後めでたく付き合うことになった。

告白からの初セックスの流れを事細かに説明してくれたMちゃんの恥ずかしそうな顔は忘れられない。おかげで雨の日にタクシーに乗ることを数年間拒否したほどだ。

結婚式にも一応参列した。少しお腹が膨らんでいたものの、Mちゃんは純白のドレスがとても似合っていた。おめでとう、と当時の私は声を発せたはずだ。

Mちゃんは綺麗で、とても幸せそうに見えた。

ビンゴの景品でコンドームと精力剤が当たるような2次会を終え、私は帰宅するためにタクシーに乗った。見知った街並みを眺めながら、タクシーの中で声を殺して泣いた。

しかったのだ。結婚できない自分が。何かの烙印を押され、欠陥ができてしまったような自分が許せなかったのだ。

今となってはお笑い草だが、あの頃は結婚できない自分か最下層だと思っていたのだ。

結婚さえできれば、人間的に評価される。結婚できない自分は不出来であると。我ながら、小さな世界しか生きていなかったと今なら思える。

ただ、その頃は全く思えなかったのだ。

結婚式から数か月後、Mちゃんから子供が産まれたとの報告があった。悩んだが、仲良くしていた先輩と一緒に赤ちゃんの顔を見に行くことに決めた。

地元から車を飛ばして数百キロ、1DKの荷物が多めのアパートの一部屋にMちゃんと子供がいた。

キラキラネームを多少かすったような女児名前を伝えられ、口にするたび澱が溜まっていくように感じた。

決して子供が嫌いとかそんなことではない。子供に害はないのに、Mちゃんの子供というだけで何だか存在不快のものになった。

子供を抱いてみるか、と言われやんわりと拒否をしたのは、赤ちゃんという物体への恐怖心だけではなかった。

やわらかさやあたたかみに触れて、自分がちっぽけでみじめな存在だと再確認したくなかったからだ。

そして子供を産み、多少ふっくらして母となったMちゃんが心底羨ましく思えたのだ。

そうだ。羨ましかったのだ。

結婚出産自分には叶わない事をMちゃんはいとも簡単に手に入れた事に。

赤ちゃんを見に行った数日後、Mちゃんから来た御礼メールに返信をしてそれ以降Mちゃんとの連絡は暫く途絶えた。

それから約7年の月日が経つ。

その間、私には色々変化があった。

まず地元を離れ、首都圏に移り住んだ。様々な仕事転々とした結果、現在は在宅で仕事をしている。

まだまだ雀の涙くらいの収入だが朝晩の通勤ラッシュと煩わしい人間関係から解放されることができ、とても快適な毎日だ。

そして数か月前、1年半同棲していた彼氏結婚をした。7年前の私だったら結婚した事実だけでうれしくて死にたくなっていたかもしれない。

7年前の私に言ってやりたい。結婚なんて呆気ないよ、と。

あと、結婚しても大して何も変わりはなしないよ、と。

同棲から結婚だったし、結婚しても引っ越すことなく同じ家に住み続けているし、結婚式新婚旅行も互いの仕事の都合と飼っている2匹の猫と片時も離れたくないという理由でしなかった。

ついでにいうとイニシャルだって結婚前と結婚後、変わらない。

結婚に付随するイベントほとんど回避し、浮いたお金電化製品家具、寝具を一新した。

家に居ることが多い私は、お気に入りのものに囲まれながら猫と昼寝することを何よりの楽しみにしている。

からは、何度か孫の催促をされているが、やんわりと流し続けている。

おそらく、今後自分の子供は産むことはないだろう。

から、Mちゃんと同じ階層に立つことはない。

Mちゃんの情報は、周りから少しだけ聞いていた。

Mちゃんは第1子を出産した2年後、第2子を授かった。今度は男の子らしい。

旦那免許停止になり失職し、人に言えない仕事をすることになった結果「これまで経験したことのないような貧乏」に陥ったと聞いた。

どれほど貧乏かは知らないが、Mちゃんの父親公務員母親専業主婦という比較富裕層に属していたので、貧乏経験したことがなかったのだろう。

Mちゃんは寿退社した会社パート復職し、時給950円で頑張っているらしい。おそらく、いまも。

これから子供が大きくなるにつれ、養育費が更にかかるんだろうな。大変だろうな、ってMちゃんのLINEアイコンの中で笑ってる子供写真を見ながらふと考える。

LINEで一応友達登録をしているが、連絡しあったことは一度もない。ただ、ブロックはしていない。Mちゃんもブロックしていないので、Mちゃん家族の成長をLINEアイコン確認している。

お金には苦労するかもしれないけどしあわせでいてほしいな、と今ならそう思える。

子供を産む人生と産まない人生、どちらがよかったのかな。

これに関しては、まだ答えがでない。おそらく一生でないだろう。

子供を産む人生と産まない人生、ひとりで生きる人生と誰かと生きる人生選択するのは自分自身だ。

私は子供を産まず、誰かと生きる人生を選んだ。

後悔はしていない、今は。

あぁ、つらつらと書いていたらこんな時間になってしまった。

カレーでも作りながら旦那の帰りを待とうと思う。

2016-10-10

長谷川豊氏の意見と反対の情報を見つけた。

最近話題フリーアナウンサー長谷川豊氏が、男性保育士海外ではほぼ100%近くいないというような趣旨のことを少し前に言っていました。しかし、反対の情報を見つけました。

まず、長谷川豊氏の発言は下記です。

http://oshiete.goo.ne.jp/watch/entry/68be0bb2f1d1029c2ea87f4dd67eccdc/

長谷川豊男性保育士が少ないのは「偏見だ」って?んなアホな。

私は海外での取材経験も恐らくそこらのジャーナリスト気取りの方々よりは圧倒的にあるはずですが、海外で、少なくともDayCare施設(=保育園に当たる施設です)で……

男性保育士なんてほぼ100%近くいませんぜ? そんなことも知らずに記事を書いてるのでしょうか?

(略)そもそも、小さな女の子を持つ親にとって、男性保育士など……世界的には「絶対にありえない存在」です。



下記は反対の資料です。

http://www.ohtabooks.com/publish/2016/08/16112530.html

THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本 2016.8.16

ブレイディみかこ (著) ページ106,107

こじんまりとしてアットホーム私立つくし保育園では、男性園長先生に会った。日本にも男性保育士さんが増えているのかなと思って尋ねると、「いや、やはり難しいです。家庭を持ってやっていこうとなると、給料が低いので辞める人が多い」と言う。

 英国でも保育士給料最低賃金に限りなく近いので、わたしの同僚や知人のなかに男性は何人もいたが、やはりみんな辞めるか、自宅で子供を預かるチャイルドマインダーとして独立するか、フリーランス的な別の仕事をしながら趣味程度に週に何日か託児所で働いていたりする。いまでも働いている人は、妻やパートナー収入が高い人々で、保育士男性育児スキルは高所得キャリア女性には重宝されているという一面もある。その点では、日本のように寿退社する男性保育士は少ないかもしれない。

こちらの記事によると、海外にも男性保育士はいるようです。

どちらの情報が正しいかとは言いません。

長谷川氏の記事の書き方が、「海外で」「少なくともDayCare施設(=保育園に当たる施設です)」となっているので、厳密な比較は難しいかもしれませんが。

この記事では情報提供のみにとどめます

2016-10-08

言の葉の庭自分語り

※ 一部新海監督作品のネタバレを含むので注意してほしい

  • 前 ---

君の名は。人気はまだ続くのだろうか。自分は公開2週目位に一度見たきりなのだが、Web上で展開されている

様々な解釈念頭に置いて、もう一度くらいは劇場に足を運ぼうと思っている。

新海監督の作品は「ほしのこえからの自分だが、その中では前作「言の葉の庭」が一番好みである

50分弱という過不足無い尺。今作では少し鳴りを潜めた、現実よりやや過剰に高められた光の輝き。

ヒロインを失意の闇から救済し、精神的な絆を結びつつも、直接の対価を得ることが無い幕引き。

どれをとっても、新海誠という人物が長年その心象世界に持つ純粋な「私の世界」。

君の名は。を彼のベスト盤であると評した人がいた(本人?)ように思ったが、自分は「言の葉の庭」こそが、

最も正確に彼そのものを表しているように思う。

ただ、そういった作品性とは別に、自分が言の葉の庭を特別なものとして見るのにはもう一つ大きな理由がある。

全くもって個人的な体験に基づくもので、それを他人と共有する事に価値は無いのだとは思うのだが、

40を目前とした今、その記憶がゆるやかに風化していくにつれ、どこかにその記憶を刻んでおきたいという欲求に駆られ、

1日だけの日記としてここに記しておこうと思う。

創作では無い為物語の構成は酷く、起伏にも全く欠けるが、偶然目にする人がいたら、息抜きのつもりで読んでみて欲しい。

  • 序 ---

20年ほど前、自分は地方私立大学に通う大学生だった。高校を出て何となくの流れに乗って通う大学生活は、

地方であること。理系であること。あまりハイブロウ属性でないことなから大きな刺激も無く、

かといって腐ってしまうという程の退屈さもなく、毎日がそこそこのルーティーンとそこそこのイベントによって消費される、

どこにでもある普通日常だった。

卒業校は大学とほど近い場所にあるため、自分は時折高校時代の恩師の元を訪れ、近況の報告や、

(当時のPC弄りが好きな学生がしばしばそうであるように)師のPCメンテナンスなどを請け負っていた。

ある日いつものように師の元を訪れると、師の隣席に初めて見る顔があった。

師は、新任の先生だと言って彼女を紹介してくれた。

「今度新しく入ったH先生だ。」

「どうも初めまして。Sといいます。」

学校行事でスーツを着ていた自分を、おなじ新任か関連業者の人間と思ったのかもしれない。

彼女…H先生は突然勢いよく椅子から立ち上がり、コンシェルジュのような角度でお辞儀をしながら

「新任のHと、も、申します!よ…よろしくおねがいします!」

と、およそその完璧お辞儀からは相応しく無い焦り具合で挨拶をしてくれた。

新任教師ということだから、歳の頃は24、5だったと思う。

少しだけ長めのボブカット

新任らしいカチッとしたスーツタイトスカート

そして何より、整った、育ちのよさそうな顔立ち。

(ははぁ。これは生徒に人気がでるだろうなぁ…。)

そう、思った。

「そう言えばH君、パソコンの調子が悪いと言っていたじゃないか。せっかくだからSにみてもらったいい」

これをきっかけに、ほんの短い間ではあるものの、自分とH先生に関係が生まれた。

  • 二 ---

その後数か月間、自分はH先生のPC周りの面倒を見ることになった。勿論、数か月といっても頻繁では無い。

実のところは、精々5・6度の話でしかなかったと記憶している。そうとは言え、ほんの少しだけ年上の

とびきり可愛らしい女性が相手だ。いつもわくわくしながら通ったのを覚えている。

見かけ通り、H先生はとても可愛らしく純粋だった。

明かりの落とされた職員室。

冷陰極管の青白い光に浮かび上がる横顔。

買ってくれた缶コーヒーの温もり。

年下の自分に中途半端な敬語交じりで話し、ソフトの使い方を教えたり、FEPの不調をメンテしたり、

壊れたFATテーブルエディタで書き直す程度の事で、H先生はとても喜んでくれた。

見かけによらず、頑固でもあった。

突然の夕立に「いい」と言うのに頑として聞かず、駅まで車に乗せられた。

H先生らしい、深いグリーンのK11マーチ

エアコンが効かず、少し蒸した車内。

シフトレバーにかける細く白い腕。

まるで童貞妄想のものだった。

一度、何かの為にソフトを借りに実業系科目の教師の所へ顔を出したとき

「お前、あの人はお嬢なんだから丁重に扱えよ」

と、冗談とも真面目ともとれない顔で言われたこともあった。

…その通りだと思った。

あの時自分はどうして恋に落ちなかったのだろう?

高校時代淡い好意を持っていたクラス女の子を忘れられなかったからだろうか?

卒業校とは言え、教師という立場の相手に対しての遠慮だったのだろうか?

今となっては思い出すことができない。

ただとにかく、会いに行く時間の胸の高鳴りとは裏腹に、

自分がH先生に対して恋心を抱いたことは無かったように思う。

時が経つにつれて、H先生とは疎遠になった。卒業からしばらくOBとして顔を出していたやつが

つの間にか顔を見なくなるという、ごくありふれた、普通の流れだった。

勿論、心のどこかで気になってはいたが、明確なきっかけも無いのに顔を出すのも気恥ずかしく、

また、自分という存在が順調に過去となっていく高校に窮屈さを感じ、足が向かなくなるにつれ、

しばらくの後には思い出すことも無くなっていった。

  • 三 ---

それから季節が一巡…二巡くらいしたかもしれない。

大学生活は相変わらず少々退屈で、授業とバイトの日々が続いていた。バイト先にはコケティッシュに笑う

年下のあざと可愛い女子大生が入り、自分はその子に相当入れあげていた。

そんなある日。

高校の「部室」へ顔を出した。

自分は高校時代ややヲタクサークルに顔を出していた。それはよくあるアニメゲーム好きが集まるような

内輪志向趣味サークルで、正規の部員でこそ無かったものの、殆どコアメンバーのような立場メンバーとつるんでいた。

先輩も、後輩も、同級生も、自分の高校生時代の交友の半分は、そのサークルに由来している。

部室にはYがいた。

Yは自分が卒業する年に入学した後輩で、少々エキセントリック性格ではあるものの、

当時の世相でそういったサークル志向していた女子には珍しく、並以上とは言える容姿と、

その予測不能な反応を示す性格から、OB現役を問わず大層人気があった。当時から近い表現はあったように思うが、

ヲタサーの姫がベターワードチョイスだ。正確にはサークラ的要素も多分に混じるのだが、

方々穴兄弟にはなったものの、サークルクラッシュされなかったので、二択であればやはり姫の方が無難であろう。

Yや他の部員たちと軽く挨拶を交わし、部室に置き去りにしたPCエンジンで縦スクロールシューティングに興じていると、

唐突にYが話題を振った。

「先輩先輩。先輩はH先生知ってますか?」

驚いた。彼女が新任教師として赴任したのは自分が卒業した後であり、現役生であるYもそれは承知だろう。

卒業後に赴任した教師話題にあげるという事は、普通滅多なことではしない筈だ。

「ああ、実はちょっとした絡みがあって少しだけ知ってるよ」

事実を答えた。Yが続けた。

「H先生、辞めちゃったんですよ」

公立高校と違い、私立高校では異動というものが殆どない。私立主体の都会では事情が異なるかもしれないが、

地域内に同業が少ないこともあって、転職という選択をする教師も(教師という手堅い職を選ぶ本人の性向もあってか)

滅多にいなかったと思う。とにかく、短期での退職というものはあまり例が無さそうに思えた。

Yは表情を変え、ゴシップ好きの主婦のような声色を作って次を継いだ。

「それがね、聞いてくださいよ先輩。H先生寿退社…ってことになってるんですが、本当は…」


「本当は、生徒に強姦されて辞めたんです。」

  • 四 ---

それから数年の年月が過ぎた。

大学卒業後、氷河期のどん底という頃に地元の小企業就職したが、ワンマン社長の横暴に嫌気がさし2年と少しで退職。

しばらくアルバイトをしながら職を探したが、高卒でブルーカラー職についたり土建業に入るならともかく、

大卒が志向するようなサービス業的業種にまともな就職先はとても少なく、わずかにある条件のよいポジション

新卒で滑り込んだ者が既得権化しており、あとはそれこそ公務員くらいしか不満の少ない就職は困難だった。

それを期に、意を決して東京へ出た。

友人の家に転がり込み、転職エージェントを頼りにいくつかの会社を受けた。東京での活動は思いの外順調で、

面接したいくつかの会社から採用通知を受け、そのうち、条件はあまり良く無いものの、基盤の堅い中小企業に入社した。

入社後上司との性格の不和に苦しんだが、前職の事を思えばその程度の問題に対処することは苦労のうちには入らなかった。

給料はとても安(250程度だったと思う)かったが、それも前職に比べれば不満は少なく、初めての東京生活エンジョイし始めることができた。

そんな矢先。

アキバメイド始めたんで、良かったら遊びに来てください』

Yからメールだった。

当時の秋葉原メイドカルチャー黎明期の出店ラッシュがひと段落し、金の匂いに感づいた風俗業の面々が

続々と出店を始めた位の頃だったと思う。高校卒業したYは東京大学へ進学したが、

生来の不安定性格故順調にメンヘラ属性を手に入れ、真面目な大学生という路線は早々に離脱。

生活の為か趣味かは聞かなかったが、アルバイトとしてメイドを始めた、ということだった。

メールには多少面食らったが、Yの人と成りからすれば、想像には難くなかった。

自分の秋葉原に対するスタンスは単なるパソコンショップ詣の場所で、メイドカフェへ行くことに多少の

戸惑いはあったのだが、後輩に会いに行くと思えばいい。了承の返事を送信した。

  • 五 ---

「おかえりなさいませ、ご主人様~」

Yの働く店は正確にはカフェではなく、バーだった。

万世橋渡り少し裏手の路地の扉を開けると、今では手垢どころか擦り切れて表皮が

ボロボロになったような定型のコールで迎えられた。

やや珍しい青と白の照明で彩られた店内(まるで自作PC筐体のようだ)は、多少の安っぽさはあるものの、

常連客との適度なゾーニングもされていて、居心地は悪くなかった。カウンターの向こうで客の相手をする

Yに目配せだけをして、入り口に近いスツールに腰をかけた。

隣では、この場所にはやや不釣り合いな女性が独り呑んでいた。

「君、初めて?」

声をかけられた。

「そうですよ。高校時代の後輩がいるんで、まぁ付き合いです。」

「そうなんだ。じゃあ私と一緒ね。」

女性(T)は銀座ホステスをしていた。非番今日は、ここで働く自分の彼女の仕事が終わるまで待っているのだ、

と教えてくれた。自分も自己紹介をし、それからしばらく話をした。ホステスの会話術は流石に巧みで、

後輩に会いに来たことなどすっかり忘れ、仕事の話や高校時代のことなどを話し込んだ。

2杯目のジントニックの氷が溶けるころ、Tがはたと気付いたように自分に聞いた。

「ねぇ、SはYの先輩なんだから、N高校なんだよね?」

「そうですよ。Yは3つ以上下から、直接一緒になったことはないですけどね」

「そっか。そしたら君…」


「H先生って…、知ってる?」

  • 六 ---

ドキリとした。

自分の中で風化し、消えかけていた「H先生」という単語の響きが、急速に記憶の色を取り戻させた。

しかし、こんな偶然があるのだろうか?ここは00年代も半ばの秋葉原。しかも場末メイドバーだ。

これが地元のバーでの出来事であったとしたら不思議ではない。

100歩を譲って、自分達の高校埼玉神奈川にあったとすれば分からなくもない。

だが、自分達の高校は十分に遠方にあり、増してや、彼女がH先生であったのは6年も7年も前の話なのだ

心臓が早鐘を打つのを感じた。自分はTに話をした。

卒業生ではあるものの、偶然新任教師として紹介されたこと

ボブのかわいい初々しい先生だったこと

人の消えた職員室で一緒にコーヒーを飲んだこと

たった徒歩10分の道程緑色マーチで送ってくれたこと

大した話ではない。読んでくれている人がいたら申し訳ないが、当事者以外が聞いても何の感慨もない日常出来事だろう。

Tは、そんな自分の話を穏やかな顔で聞いていた。ひとしきり話を聞いてから、話をしてくれた。

彼女とは夜の世界で知り合ったこと

髪型が全然違うこと 化粧が派手だったこと

プレリュードに乗っていたということ

…そして、1年程前まで、自分の彼女だったということ

少しジメジメした夏の終わり頃だったように思う。

日付なんて全く覚えていない。

でも、それくらい、自分にとって忘れられない日の出来事である

  • 結 ---

言の葉の庭」は、ヒロインである雪野先生が、想いを寄せられた男子生徒への対応を誤ったことを

きっかけに物語が構成されている。劇中、男子生徒を奪われ、腹いせに雪野先生の退職を画策

(そしてそれは成功する)した女生徒主人公が抗議をするシーンがある。

客観的に見るとやや時代錯誤と青臭さがあり、本作で唯一落ち着かない場面ではあるのだが、

このシーンを見ていると、雪野先生とH先生をどうしても重ねてしまう。

勿論、自分が孝雄になる妄想を出来る程今の自分は若くない。ただ、物語は悲恋として終わるものの、

孝雄の存在は、雪野先生の人生において彼女のレールを想定の範囲内におさめる為強力に機能した筈だ。

では彼女は、H先生はどうだ?

H先生に関して一つ書き忘れたことがある。彼女は県下一の、ある業種の創業家の息女である

実業科教師の「お嬢だから」は冗談ではなく、本当だったのだ。

名士の娘が地元の高校で教壇に立つ。頃合いをみて結婚。家に入る。

時代錯誤ではあるのだろうが、そんなルート彼女の想定の範囲だった可能性は高い。

もっとも、実はそれが嫌で飛び出したということも考えられる。

これを読んで、「だからだよバーカ」と舌を出しているかもしれない。

それならそれで、構わない。彼女が想定の範囲人生を受け入れていたかどうかなどわかるはずもないし、

想定されたルート幸せだったなど、他人人生価値判断想像でするべきではない。

ただ、人生ターニングポイントにおいて、1人の人間の存在が他の1人の人生に与えうるインパクトの大きさというものは、

現実であっても、いや、現実こそ想像以上に大きい。花澤香菜がワンテイクで録ったというクライマックスを見る度、

そこに感情をぶつける肩のあった雪野先生と、もしかしたら無かったのかもしれないH先生とで、

いつも必要以上の涙が溢れてしまうのだ。

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自分語りはこれで終了だ。

最後に少しだけ、素人の新海誠評を書いてみたい。

あくま想像だと前置きするが、新海監督は幼少から無理目な恋愛ばかりをしてきたのではないだろうか?

恋愛という通常とは比較にならないエネルギー必要とする行為において

その力を一方的放出還流を受けることのできない状況は、人を極端に消耗させる。

ある者は力尽き、ある者は別の誰かから力を得た。

またある者は、運良く力の循環に出逢えることもあるだろう。

監督はどうだ?

監督は恐らく、無から力を生み出すことを選んだ。それが新海誠作品性の源流であり、

彼の心象世界価値観なのだと自分は思う。

君の名は。の2人は、時空を超えて尚力の循環を得ることが出来たように描かれている。

これをもってして彼の心象世界との乖離を突き、不安視する声がある。かく言う自分も少しばかりは、心配だ。

だが、監督は既に力の循環を知っている。言の葉の庭の2人は、実態としての結末こそハッピーではなかったかもしれないが、

雨の非常階段の2人には、明らかな力の循環があった。君の名は。は、それを実態に反映させたに過ぎない。

からきっと、大丈夫だ。また気負わずに描きたいものを描いて欲しい。

2016-10-05

社長の怒鳴り声が頭にこびりついてる

退職して2ヶ月がたった。

1年半の勤務で痛めつけられて消化不良がデフォルトだった胃腸も毎朝止まらなかった吐き気も、

家を出ようと靴を履くと止まらない足の震えも抜け毛も少しマシになったし、

日曜の夜になると怖い怖いと泣きじゃくることもなくなった。

ただ、まだ退職間際の社長の声がぐるぐる巡ってて消えてくれない。

社長は私に数分間怒鳴り散らし、最後に大声で「死ね」と言った。

ストレス胃腸炎悪化して診断書を書いてもらい、

会社半日有給を使って実費で受けた健康診断(しかも受けた後「休んでたんだから!」と4時間以上の残業押し付けられた)の結果は

ストレスにより赤血球が増えていますと書かれてあったので、

それも一緒に持っていって「もう、身体限界です。就業規則に則り来月末で辞めさせてください」と経理部長に言いにいった。

その後、社長から明後日で終わりだ。2日で引き継ぎをしろ」と連絡が来た。

専門学校卒業し2年ほどフリーターしながら就活し初めて就職できた会社社員は30人ほどの中小企業

周りの女性は全員40代。一人20代の私はとにかくいじられた。職場に行けばブスだ、とろい、クソガキ、仕事向いてない。などと毎日

まあ、いかんせんデブなので仕方ないのだけど会社の(強制)飲み会に行ってサラダを食べていると食え食えとご飯をよそられたり

逆に、全く食べさせてもらえなかったり先輩の気分によりまちまちで、つらかった。

(強制)飲み会の後、強制カラオケに行くとおっさんに肩を抱かれる、抱きつかれる、キスされそうになる、無理矢理酒を飲まされる。

もちろん、デブなのと上記のいじられキャラなこともあって別に色っぽい展開に持ち込みたいわけではないんだろうと思いながらも

私も一応20代女の端くれ。正直、すごく気持ち悪かった。

通勤に1時間かかる中、終電まで返してもらえずたまに終電を逃し実家の兄に泣きついて家まで送ってもらったことも1度や2度じゃなかった。

朝は6時半に家を出て、帰るのは10時や、11時。

デブデブなりに肌に気を使っていたつもりだったのに気付けば吹き出物だらけでボロボロ

新人なんだから、当たり前だろう」と毎日20キロぐらいある荷物を無理矢理持たされたり

胃腸炎になりお腹が痛い中上着も着せてもらえず、外の草むしり強要され倒れてしまったこともある。

この件については、ゆとり教育の弊害か?最近のコは身体が弱いわねぇ、と言っていたのが聞こえた。

先輩から休むなんて社会人失格だと電話が来たので嘔吐しながら出勤した。

寒いのはまだ耐えられたけれど、7月中旬カンカン照りの真夏日

いつも通り仕事をしていたら「新人なんだから外に草が生えてたら走って向かいなさいよ」といつも通り嫌味を言われたので

ペットボトルを持っていこうとすると「そんなもの必要!?すぐ終わらせて帰ってきなさい!」と水分も持たされず外へ放り出された。

先程から何度も書いているけれど、私はデブなので(汗かきじゃない人がいたら、ごめんなさい)汗かきである

草をむしりながら、滴り落ちる汗、汗、汗。

結局誰も手伝いに来てくれないまま、2時間がたち「そろそろ戻ってきたら」と言われ戻った。

帰り際に「あっ、車道のところにタバコが落ちてる。あれもウチの敷地内なの。拾ってきて」と車がビュンビュン走っている道路に落ちているタバコを拾わされた。

多分、私はその日にプツンと切れたのかもしれない。

家に帰って、カバンを置くなり母に抱きついて泣きじゃくった。

何でそんなことばかりするのとか、私だって人間だだとか、そういうことを言いながらとにかく泣いた。

そして2日後、退職を申し出た結果、先程書いたように社長に「死ね」と言われた。

退職を申し出て次の日、朝礼で一言ますださんが辞めることになりました。今までお疲れ様身体には気をつけて」と、常務

一緒に働いていた営業さん、先輩たちはもちろん、何も言わなかった。

朝の挨拶仕事の引き継ぎの件で話しかけても無視されたし、もう辞めるからどうでもいいやという気持ちでこちらも話しかけなかった。

さすがに礼儀だと熨斗をつけて、菓子折りを持っていき「また皆さんで召し上がってください。短い間でしたが本当にお世話になりました」と頭を下げると

「じゃまになるから捨てて帰って?」と言われ中身を無理矢理個々の机に配り、熨斗はわざと見えるようにゴミ箱の一番上に放り込んできた。

最後最後までこれかぁ、と笑うしかなかった。

そんな扱いだったけれど、私が辞める一週間前に入ってきた中国人の女の人だけは何も事情を知らないので、

社長に「死ね!」と言われる私を見てぎょっとしながら「大丈夫?どうして泣いてるの…?」と背中を撫でてくれて給湯室からお茶を入れて持ってきれくれた。

しゃくりあげながら軽く事情説明すると「かわいそうに」と抱きしめられてドキドキした。天使に見えた。

あ、これ私男だったら惚れてる。いやデブから相手にされないけど。と思いながら、いい匂いする…とドキドキしていた。

(私は汗かきなので、悲しいことに身体を拭くシートの匂いしかしない)

初出勤の日、社長に言われた言葉がある。

「うちの会社は、8割が3ヶ月で合わずに辞めていく。

そんなくだらない奴らは切り捨てて、残ったのが今会社に残っている猛者たちだ。

君たちはそんなくだらない奴らのように成り下がらず、我が社に貢献してくれたまえ」

初めて就職できた、と喜んでいた頭にもガツンと響くパワーワードだった。

3ヶ月後、試用期間が終わり先輩たちに「試用期間が終わりました。これから何卒宜しくお願い致します」と報告しに行った。

ある人は「3ヶ月も続くなんて…増田さん、すごいね!」と驚いた。

ある人は「マジで辞めていく人多すぎだしせっかく20代入ったんだから辞めないでよー」と肩を叩いてきた。

だって猛者になれる!がんばる!と同期と鼻息を荒くしていたけれどそこから1年3ヶ月後私はあえなくリタイアすることになってしまったが。

私と同じくつらい思いをしていた同期は「先抜けずるい!!」と怒っていた。

「1年半で辞めちゃうとか、やっぱりゆとりだよー」と嫌味を言われたので腹が立って

「そうですね、同期さんはこの会社でずっとずっとがんばってくださいね」と笑顔で言ったら

「いや?私は今年中に寿退社するから♡」と返され、ここにハリセンがあったら全力の「どないやねん!!」を御見舞してやるのにとぼんやり思った。

会社を出る時、もう一度「短い間でしたが、大変お世話になりました。ありがとうございました」と頭を下げた。

数人、積極的にいびってこなかった先輩が小さく小さく手を振ってくれたのを確認して少し嬉しい気持ちになりながら退社した。

幸い、今は母も少しゆっくりしなさいと言ってくれているので

家にお金を入れつつ家事をしているが、合間にこうして日記を書いたりと休ませてもらっているので、

上記の通り体調不良はましになった。

ただ、社長の怒鳴り声が、目を剥いて怒りに身を震わせながら「社会人失格だ!!死んでしまえ!!」と連呼する様子が頭から消えない。

昨日も夢で、先輩が早く会社来て!!遅刻だよ!!と私の腕を引いて走り出そうとして「私はもう辞めたんです!!」と泣き叫ぶという夢を見た。

すっかりとトラウマになってしまったのか、日常生活を送っているとガツン!と思い出すので正直、しんどい

正直腹が立ちすぎて、会社名前をぶちまけてあそこは新人イビリが横行している会社!!とここで吐き出したいぐらいだ。

ただ、傷付きすぎて何があったのか思い返せないぐらいだったのに

吐き出したら楽になるかも!とこうして文章にできるぐらいなのだから、少し回復したのかもしれない。

早く脳内社長が消えてくれますように。

***

初めての日記なので仕様がわからないのですが何かマナー違反とかあったらすみません

吐き出して少し楽になりました。長文ですみません

ブクマコメ拝見してて、とても嬉しかったのでここでお礼を言わせてください。

よくがんばったね、カウンセリングをうけてはどうか?などなどありがたいお言葉をいただいて、泣いています

本当にさっくりと突然の退職でしたし、1年半のみの勤務だったのでそのような言葉をなかなかかけてもらうこともなかったですし、

今もう「そろそろ次の仕事探せよ」と父にはせっつかれているので、少し息が詰まっていたので

本当にブクマコメでいただいたお言葉に救われていますありがとうございます

正直、ハローワークで何社か紹介してもらい履歴書を書いたり面接したりはしていたのですが、どうにも次に進むのが怖くて。

カウンセリングを受けることも視野に入れております。皆さん、ありがとうございます

2016-07-10

僕の初恋幼稚園先生だった

僕は幼稚園のころもてていた。でも大人びていた僕は同年代女児に興味がわかなかった。

僕が惹かれたのは年中の頃の幼稚園先生だった。ちょっと釣り目の、黒髪がとても綺麗な人だった。

僕は先生告白した。いや、プロポーズをした。「ぜひ僕と結婚してください」答えは「はい」だった。

それから数ヶ月して、先生寿退社をしたときが僕が一番最初に病んだ時である

2016-07-09

声優キャリアプラン

深夜アニメに出ているような声優って基本的若いしかいないけど、年をとってきたらどうやって食っていくのだろう?

ときどき、ある時期をピークに仕事だんだん減っていく声優がいるけど、フェードアウトしていくのだろうか。女性結婚して寿退社的なコースが想定されているんだろうか?

きっとスポーツ選手プロレスラーみたいに、一生できる仕事じゃなさそうなのでどうやって生きていくのだろうか。他人ごとながら、心配ちゃう

浅野真澄多角経営でゼニゲバ声優という地位を得たし、沢城みゆきルパンとか長続きしそうな仕事があるよね。田村ゆかり堀江由衣みたいに永遠の17歳で売っていくこともできるんだろうけど、これは誰にでもできることじゃないしな。井上喜久子は2代目が出てきていてビックリしたよ、これはいずれ「この度、5代目井上喜久子襲名する...」な未来が見えるぞい。

= 追記

みんな優しく教えてくれてありがとう。誰もがしぶとく生き残っていくんだなあ

2016-05-16

LGBT日本大企業では出世できない(バイ例外)

多様性とか言ってるけど、LGBT日本大企業では出世できない。(バイ例外)

課長ぐらいにはなれるかもしれないが、部長役員は無理。

何故ならば日本大企業では男女に求められていることが違うから

男は結婚して子どもを作って住宅ローンを組んで会社奉公することが求められている。

配偶者子どもも家も会社を辞めないための担保

担保を供出して会社への忠誠を誓った男だけが出世できる。

女は男と結婚して寿退社して、男を支えることがその求められている。

-----------------

以上、男女に求められている役割考慮した上で、LGBTに当てはめてみる。

女性から男の配偶者候補として採用されているにも関わらず、結婚しないため会社の求める人材ではない。アウト。

配偶者子どもマイホーム担保「3点セット」を供出できないためアウト。

男はカミングアウトせずに、結婚子どもマイホームまで担保を出せば出世できる可能性有り。

女は無条件に無い。

FtMMtFのどちらにしても、「子どもを作る」ということが出来ないので無理。

2016-05-07

大学時代の友人とびっくりするくらい話が合わない

3月大学院修士課程)を修了して、4月から働き始めたんだけど、一足先に社会に出ていた学部時代の友人と話が合わなくなってきた。

大学東海地方大学院北陸地方の別の大学の院に行って、就職でまた東海地方に戻ってきた。

友人たちは就職東海地方のままだったので、私が就職して以来、よく連絡をくれるようになった。飲みに行ったりもする。

そこでの話題が、旅行の話、仕事愚痴上司がムカつくとか、お局がどうとか、そういう話)、彼氏愚痴、さっさと結婚して寿退社したーいっていう話。

みんなが働いてお金稼いで旅行とか行ってる間、のんびり学生やってたから、まあ、旅行だなんだの話は聞き役に徹しているけど、みんなあんなに就活頑張ってたのになんで2,3年で辞めたいって口を揃えて言うんだろう。

今やっている仕事に憧れて、大学学部も選んで大学院まで行った自分にはどうしても理解が出来ないでいる。

今の私にはさほど結婚願望も無いし、もし万が一縁があって結婚することになっても仕事は続けたいし、そうじゃなかったとしてもこの収入なら自分の食い扶持は稼げるし、その上で貯金も出来ると思う。仕事はつらいけどずっと夢見てた職種から楽しいし、ようやく経済的に自立出来たからやりたいこともたくさんある。

だけどその分、久しぶりにあった友人たちとの間に大きな隔たりが出来たようで悲しいし、それ故に誘ってもらっても気が重くなってしま自分がすごく嫌だ。

それとも、私も彼女たちと同じくらい働いてみたら、いつか「仕事辞めたいなー」ってお酒呑みながら言う日が来るのかな。

2016-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20160418133904

というか寿退社する女が大学までいって就活する意味わからん

ピチピチな10代のうちから婚活したほうが余計な勉強もしないで勝ちまくりだろうに

結局遊びたいから結婚しなかったし就職しただけっていう

女性の早期寿退社を阻止したいならブスを採用すればいいのでは?

入社して3年以内に辞める人が多い。

その内女性割合も多いとされ、その中でも早期寿退社が大半を占めると女性誌に書いてあったのを見た事がある。

なんで女性は直ぐに退職していくのだろうか。

これを考えるよりも企業意識改革の方が重要だと感じる。

まり採用選考の段階で受付嬢化粧品会社でもない限り美人を雇わない方が良いのではないか。

結局の所美人から早期に退職するのだろうと思う。

発想を変えブスなら早期退職する心配がないと考え、ブスを優先的に採用してみてはいかがだろうか?

結婚早期退職する女性の多くは平均以上の顔の女性だと思えばいい。

基準としては平均以下の顔の女性採用すると早期退職は著しく減少すると思われる。

結婚早期退職は顔の良い女性から順番にと考えれば自ずとこの発想に転換していくと思われるのに

何故美人採用するのだろう。

辞めて欲しくなければブスを採用すればいいのだが・・・

2016-04-15

それです。ついでにいうと、穴モテありきな戦略に走ってる人に限って穴モテ狙いの男を批判して『私、こんな経験あるんやで』が多すぎるから『節子、それ経験やない!ただの消費行動や』と三沢文也a.k.a.青二才さんが追加

>言ってる意味全然からないんですけど「穴モテしてるだけの、たいして恋愛経験のない女が偉そうに恋愛論を語るな」ってこと?

アレだけやったんだから、もうやらんからね。

君のリクエストに最大限お答えして、はあちゅう記事なんかとは比べ物にならない程のゲスさと、両名へのIDコールまでやったら、僕は色々な意味で期待してたアオヤギさんからブロックされて軽く凹んだよw

男の友情を優先させすぎると、そのせいでモテなくなるから程々にしておこうと思った。一応、ちゃんと読めばちゃんと中身があるし、今のインターネットをきっちりと切り取った記事を書いただけに、すごく聡明な彼女からブロックされたことに「え?」とはなったけど…落ち度は僕にあるしなぁ〜

あとさ…あの記事って、そもそもゲス女系シンパシーのある女性が読めば、

あなたモテないのはあなた気持ち悪いから」の法則で、論理が正しいとか正しくない以前にレトリックで「ああ、こいつはコンプレックスの塊だからそこから女を批判してるんだ」とか議論すり替えるのよね…つまり不毛

オヤギ・トイアンナ両名にツイートされてからついたブコメが「青二才童貞」「コンプレックスの塊」だといった資質を問う声があるわけだが…童貞ではないけど、経験が少ないからあんまり恋愛の話をしないようにしているんでしょ?

まして、人の恋路にアドバイスできるほど僕は上手じゃないでも、上手じゃないからこそ「いい理論があればうまくなりたいなぁ〜」と思って、本や記事をぐらい読む程度には興味はあるわけさ。でも、その大半は自己肯定欲の低い男性説教して安心させる記事か、女性同士の世間話メディアに載せただけ

「泣けば許されると思ってる女がいる」

とまでは言いません。ただ、ゲスなことを言うだけ言って、支持するだけして、そのことを批判された時に「私が悪かった」感が一ミリもないはあちゅうとか峰なゆからへんのひとを見てたら、

女の子いじめたらかわいそうでしょ】待ちなんだなぁ〜」と。

一応、二村ヒトシメソッドと、恋愛工学理論を重ねながら語ったのは、(当然ながら男女問わず、)ある程度理屈っぽく考えられる人なら「二村ヒトシの言い方でたいていのことは批判できるし、(著書を読んでいる人なら気づいたと思うが)都合のいいように出し入れできれば、無敵の論法」と気づくため

ただ、僕はいわゆる「ゲス女」にイラときた時に言うのはコンプレックスというよりも、自分母親がバブリーな価値観に染まって、早々と寿退社した分際で、男の趣味昭和から出てないのに、それを押し付けられて子どもの時にすげー迷惑たから。そういう女が増えると僕が生きづらくなるんよ…

ただ、自分の中で「子どもの時にされてすごく嫌な思いをしたことをしてる女を増殖させる出版社二村ヒトシは大半の人が生きていくのをしんどくする」と思って言えば言うほど…僕の身の周りの女性自己肯定を低くしちゃうんだよなぁ…。

いや、僕も男は99.99%死ねばいいと思ってる派だけどさ

僕は「男は競争に勝って1万人に一人にならないと幸せになれない」と思ってるけど、女性については「考える事をめんどくさがらなかったら幸せになれる」と思ってる派なんですよね…。意外とわかってもらえないというか逆に取られがちだけど

僕が男の人に「好きなことを大事にしよう」だの「楽しめ」だのと言うのは、競争の勝ち負け、モテお金のあるなしを幸せ基準にしちゃったら、男の大多数は競争に負けて幸せになれないから

女性に対して「考えるのがめんどくさいからって共感できることに乗っかってない?」と言うのも、逆

ただ、僕に近づいてくる女て、僕が「考えるのがめんどくさって共感できそうなことを言う人」じゃない代わりに、僕と同じように「私の性では1万人に一人しか競争に勝ち抜けず、そういう人しか幸せになれないから大半の人は死ぬか、生きている以上最大限の現実逃避をするしかない」的な人なんだよね

で、僕はすごく話があって心地よいんだけど…ただ、あまりにも僕に都合が良すぎてと言うか、自己肯定欲が低すぎて「趣味があるから生きてるけど、それがなかったら死んじゃうんじゃないの?」という女の子とばかり会うのよね。心の穴の一致?うん

「遊んで暮らしたい」じゃなくて、「遊んで暮らしますビジネスマンマッチョイズムとか、キッチリ感がないから、とことんちゃらんぽらんかつ現実逃避して凡人らしく生きます。そりゃ、マネタイズのことは考えるけど、お金について考え過ぎると病むからあくまでもほどほどに。

最近の交友関係見てると、男の方はい意味でも悪い意味でも現実を生きてないか、社会舐めてるかで競争自体拒否してる人にいっぱい会う。

なんか、自分のいいところをもっと尖らせたような人に会える。

でも、コレが女性になると、ネット上見てる限り自分の危うさの部分を尖らせてるのよね…

2016-04-13

豚まんって今本当に26歳なんだろうか。どう考えてもロスジェネの35歳すぎのおっさん非モテ語りなんだが。

99.99%の男は汚い。汚いから女の子がやると官能的だったり、幼さが際立つことも、男がやると不愉快なだけ。だから、男は女の子が化粧とダイエットに力入れるぐらいには面白い・頭いい・すごいにステ振りして殴りつけないと幸せになれない

こういうこと書くと、ネトフェミから「男だってイケメンになったらモテるんだから女の子みたいにキレイにする努力をしたらいいじゃないか」と言われそうだけど…男のキレイ枠ってもっと狭き門だと…いや、説明しなくてもわかるだろ?そんぐらい

合コン高学歴以外に「女子大」といえば、お株があがるけど、男は東大早慶以上じゃないとお株が上がらない。(しかも、文系でお誘いをウケる程度に見てくれがいい人しか上がらない。)キレイ枠の狭さをそこからも感じ取ってほしいと思う限り。

いい意味チヤホヤする意味での「○○女子」は多いけど、「○○男子」はものすごく少ないことからも、「女子の枠の方が多い」ことをいい加減に理解して欲しい。

(99.99%の才能があるわけでも、キレイ枠でもない男は)みんな死ぬしかないじゃない!

年齢が上がった時にしんどくなるのは女性の方なんですよね。(若いころに「枠」に救われる人が多かったとしても、中身をつけるか、争いから上がらないとしんどくなるのは女性から、そこはとっても難しいですよね…)

男の場合、「結果」がお金のことになるから趣味先駆者名人人間扱いされづらいんですよね…。頭がいい人、ニッチな分野ですごい人はいるけど、その位置だと、社会的にもモテ的にも報われないのが難しい所。一方で、「モテ」に関しては、お金を貰わなくても、何十人に評価される必要もないから抜け道がある。女性場合は「男だらけの趣味仕事学問に行くとモテる」とか。ただ、女性特有の難しさはその後。モテてるうちにあがるか、実力をつけないと積み上げたものも失う危険が。

しゃべってるうちに気づいたけど…これって男の場合受験とか試験の年齢と同じような競争序列世界に生きてるしんどさで、女性場合寿退社時代のしんどさ(ゴールは自体できるけど、ゴールは強制タイムアップゲームオーバー)という別のしんどさなんでしょうね…

結婚しない選択・そういうことに配慮がないぐらい女性が少ない場所にいたら、男並みに仕事を求められていきなり、男的な競争に巻き込まれてしんどそうな気が…。うーん…

言葉足らずだったから補足。年を経るごとに競争に慣れたり、逆に競争に勝てばいくつになってもチャンスがある男にはない辛さが、「いきなり男並みの競争に投げ込まれるか、モテてあがるか」の二者択一になることなんですよね…そこを配慮した言い回ししないとダメだなぁ…僕が

ガチヤリマンは男に依存してるから、男にやさしい&優しくされると一時的に本当に転ぶ心のやさしい人がいるけど、ヤリマン気取りは経験を振りかざして「ゲスな話できる私、素敵」とかやります。実際のところ、後者は「いい肉」ってだけ。前者は共依存して両方ダメになる程度には魔力がある

2016-03-12

誰か私をもらってくれ

25歳、国立大卒、中堅企業(1500人)の事務職です。

寿退社というものにあこがれています

顔は中の下くらいだと思う。

でも目が小さいだけなので化粧すればわりといけるかも。

お酒はあまり飲みません。

タバコは大嫌いなので、吸わない人が良いです。

料理は下手です。自炊はほぼしません。

年収はどうでもいいです。いきなり無職とかにならなければ。

ゲームはほぼしません。

外出は嫌いではありません。

コンサートとかに一緒に行ってくれる人が良いです。

こんな私ですが、誰かもらってくれません?

2016-02-18

同僚が出来婚した

同時入社した同僚……といってもお互い中途だったので私よりも大分年下の女性結婚した。当時妊娠三か月の出来婚。そして寿退社

相手は違う部署の、直属の上司という訳ではないが上の立場役職男性

二人の結婚を知った時、私はその年齢差に正直引いた。彼女は27歳、彼は42歳。15歳差ですか、そうですか。

彼女身長150センチを少し切り、童顔なので実年齢よりもかなり若く見える。彼の方は身長180前後でまあかっこいい部類なのかもしれないがそれでも肌や髪は年相応。

恋愛結婚は個人の自由、個人の自由……分かってるんだけどどうしても気持ち悪い。素直におめでとうとは思えなかった。

これは嫉妬なのかなあ。男は40過ぎても二十代の若い子と結婚できて羨ましいっていう嫉妬(男女逆でもない事はないけれどやはり圧倒的に少数)

「歳の差婚は増えてない、JJIageのマスコミによるステマ」っていうけれど、実際身近なところで歳の差婚はやたら多い。件の同僚以外にも、十歳以上年上の男性結婚した女性は周りに珍しくない。

私は31歳、未だ独身彼氏も無し。この年で二十代の男性となんて到底無理だと思う。若い子と結婚できて男はいいなあ…という嫉妬なのか。

それとも私は多少レズっ気があるのかな。もしかしたら、彼女の事が好きだったのかもしれない。実年齢以上に小さくて童顔で可愛い子だったのに孕まされてボテ腹になっていると思うと正直気持ちが悪い。成人同士が合意セックスしたのは分かっていても、相手が15も年上のおっさんだと思うと、凄く、こう……「汚された」って感じがするんだよ……。実際に彼女のその姿を見てはいないのだけど、もし見ていたら態度に出ていたかもしれない。

それでもやはり同い年や少し上くらいの彼氏結婚して妊娠出産だったら素直に祝福できたんじゃないかなーと思う。実際、仲の良い友達が同世代相手結婚出産した時はそうだったし。

彼女はもうすぐ出産するんだけどどうしても素直におめでとうと思えない。彼女は退社したので会う事はないけれど彼の方は同じ社内にいるので嫌でも様子が聴こえてくる。うー正直きつい。年齢差だけでなく身長差も相当だったから、若くて可愛い子がおっさんに犯されて汚された、って印象がどうしても抜けないんだよな…。あー年齢差があってもせめて彼女が大人っぽく背が高いタイプならまだマシだった。堀北真希山本耕史なんかはビジュアル的にはそこまで気持ち悪くもなかったし。同僚は二十代後半だけどその年齢以上に幼く見える子だったから余計にきつい。

他人の性生活なんてどうでもいい、自分の事だけ考えろ、それは分かっているので直接口に出したりはしないけれどやっぱりキモい

2016-02-17

http://anond.hatelabo.jp/20160217172930

この時代団塊の世代みたいに女が寿退社仕事をやめて家に入れば子供が増えてすべて解決と思ってるなら真性のアホだな

2016-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20160115023358

そういわれても、女性男性同様に昇進とかしたければ、ガチでやらないと難しいよ。

女性はまだまだ腰掛とか、結婚してやめるとか思われることが多いんだから

業界にもよるんだろうけど、特に役職おっさんたちは古い考えだから

恋人がいる=寿退社妊娠出産の可能性あり みたいに言われるわけよ

それに、子供持つ気ないのに婚活するのってどう思う?

2015-12-29

アラサー主腐の悩みとその結論

私は主腐である半年前に寿退社をした。

腐女子歴は15年を過ぎ、これまで何度かか足を洗うタイミングを得た(彼氏ができたり、結婚したりした)が、幸か不幸か環境に恵まれ今に至る。

結婚が決まり、なんとなく主婦になることになったとき、私の心は期待に満ちていた。

これからは好きなだけ漫画を読み、ゲームができる。

これまで同人誌を作ったことがないので、一度は作ってみたいなあ、なんて夢想もしていた。

そんなこんなで、最初の数ヶ月はとても楽しかった。一日中ゲームをしていた日だってあるし、創作活動に勤しんだ日もあった。創作活動自体は思うようには行かなかったけれども、何をしてもいい解放感にうち震えていた。ノーストレス

ところが、半年が経ったあたりで様子がおかしくなった。

私はある日昼寝から目覚め、つまらない生活自覚したのである

時間はいくらでもある。まだまだ積んでいる漫画ゲームだってある。ところがそれらに触れたところで、なんだか心が動かないのである

働いていたときに感じていたような、やりたい!という強い気持ちがないのだった。そして終わった後に得られる面白かった!という気持ちも、以前に比べて格段に薄くなった気がした。

働いていた頃は決して仕事が好きではなかったし、残業も多くてしんどかった。

それでも、仕事がうまくいかなかった日に読むBLの読後感たるや、言葉では言い尽くせないものがあった。まさに生きててよかった!である

仕事に限らず、過去15年余りを振り返ってみると、私は常にストレスと隣り合わせであった。

受験勉強アルバイト就活仕事。やりたくないことをやりながら、漫画読みたいなあ、ゲームしたいなあなんて考えながら、いくつかの困難を乗り越えてきたのである

そのことに気づいて、現実と照らし合わせたとき、私は強く就業を決意した。

働くことは好きではない。それでもこのまま、やりたいことをやるだけの生活をしていては、心が死んでしまう。

決意してからの行動は早く、ありがたいことにすぐ就業が決まった。

今は就業までの限りある時間を楽しんでいる。

休みが終わると思うとあれこれとやりたいことが出てきて、私は半年間何をしていたのかと後悔することもあるけれど、やりたい!楽しい!と強く思えることが嬉しい。

私はもう一度、BLを読んで、生きている喜びを感じたいのだ。

2015-11-28

これはもしかして駆け落ち

半年ほど前、同僚女性(同じマンションに住んでいる)がいきなり退職2週間前に結婚するから退職すると言い出し寿退社した。

したはずだが、引っ越しの時に会った両親は「結婚はしない。実家に帰る。」と言うので結婚と言えば退職やすいもんなと納得していた。

だが実際に結婚式の招待状を貰ったし、今日出席した結婚式はきっちり結婚式だった。

ただ彼女親族は兄妹のみの出席で親、親戚は居なかった。

もしかしてこれは駆け落ち

2015-11-09

資生堂ショック報道への反応のズレ

女性に対して酷いとか企業の甘えだみたいなのがブコメでもあって強い違和感がある。

資生堂は、世の中の2歩も3歩も先に行ってて、だからこその今回の報道なんだけど、それが判ってないコメントが多いと思う。

資生堂ショックとは、資生堂美容部員時短勤務者に土日や夕方以降のシフト入れを促す施策の事)

資生堂に対してなにか言う時の前提

資生堂離職率公表しており、2013年度の国内資生堂グループ(管理総合職)で3.2%だ。2014年度4.2%。

しかし、結婚出産育児理由は、0.03%にすぎない。2014年度は、ついに0.00%になった。

美容職で、離職率2013年度 3.1%(結婚出産育児理由0.80%), 2014年度 3.7%(結婚出産育児理由1.00%)。

他にも、育児期間中の転勤への配慮配偶者の転勤に伴う異動考慮、等など。

企業保育所設置!」に「そこは資生堂12年前に通った道だ……」とかやってほしい。

あえて書かないが、ググれば復職率・定着率の高さにたぶんビビると思う。(ヒント、9割は超えてる)

化粧品業界最前線に立つ一万人以上の女性集団コントロールして、離職率をここまで抑えているのは驚異的だと思う。

「守る対象から戦力へ」と言い出したのが、この資生堂だというのは念頭に置く必要がある。

そもそも、なぜ「戦力不足」になるのか

こう言う時、オトコは、とか書くと炎上するのだろうが、一般的目線で見ても「企業は人を採れば良い」となりがちだ。

美容部員想像し辛い人は、化粧品売り場で働く、相手に化粧を施して売り込む店員だと思えば良い。男性も少数だが居る)対象から女性だ、というのは実は本質ではなくて、

これは、男性であっても女性であっても、育児時間勤務が今後一般的になってきた時に、必ず起こる問題になる。

なぜなら

  1. 人間には、生物としての出産適齢期がある。
  2. 男性女性からわず育児に携わる場合性差にかかわらず、子供を育てる期間がある。
  3. 全ての人間に「子を育てる権利」がある場合、「全従業員子供を育てる期間があると想定する」のが企業義務になる。

この場合、「男性社員を雇えば良い」とはならない。男性育児をしないと企業が宣言しているのも同義からだ。

また「育児休暇を取らない社員を雇えば良い。出産育児権利であって義務でないので、使わない人間も居るだろう」というのは退化だ。

採用面接で「女性寿退社or出産or育児で働かなくなるからリスクがある」と言うサラリーマンは、残念なことに未だに一定数居る。

こうすると、

  1. 全員の産休育休短時間勤務を認める。(空気感などで取らせない等コントロールもしない)
  2. 常に誰かが短時間勤務の可能性が高い。(産休育休と違い、期間が長い)
  3. 彼女たち「育児する女性」のキャリアパスを引く必要性がある。

1番は制度として達成している日本企業は増えただろう。

2番が実際に根付いた資生堂は、日本企業としてはかなり進んでいるだろう。(実際、常に10%程度が短時間勤務者)

そして、ついに3番に手を付けた、というのが今回の「資生堂ショック」の話になる。

これは、ほぼ女性のみの美容部員からまれ問題ではあるものの、何れ日本社会全体にこの問題が来る、と信じたい。

(実際には、介護の話が避けがたく先に来るので、そちらから整備されていくのだろうけども……)

補足。実は資生堂は短時間勤務者向けサポート要員は大量雇用している

念の為補足しておくと、美容部員の短時間勤務者のために、夕方以降の店頭活動代替する「カンガルースタッフ」という派遣社員が1600名ほど在籍している。

ただ、このカンガルースタッフ育児犠牲にすれば良いかというと違うので、結局またその店頭活動サポートサポート必要になり……と根本的な解決にはならない。

実態バイトだしキャリア蓄積という意味でも難しい。わりとこのカンガルースタッフは常時募集しているので、はてなでもやってた人がいるかもしれない)

問題キャリアパスだったりする

  1. 子供を産まずにキャリアを蓄積する「(育児犠牲)キャリア重視女性
  2. 子供を産み、時短勤務を取る「(キャリア犠牲)育児重視女性

基本的に、上記の二択だった。(下手すると時短勤務を取れず育児専任女性

当たり前の話だけど、こうするとキャリアを積むのは、育児犠牲にした人か、(育児キャリアも積み上げた)超人だけになる。

(働きたい人だけが働けば良いというのは、キャリアを積みたいなら育児犠牲しろと言ってるのと同義なので意味が無い)

この内、1番の「キャリア重視なら育児犠牲になるのはやむを得ないよね」というのにハッキリ「ノー」と言ったのが資生堂になる。

育児は当然の権利なのでそれは尊重した上で、キャリアを積み重ねるのは、この方法だという方針を打ち出したと言って良い。

「私はキャリアを積み重ねるルートから外れた」と時短勤務者本人や周りに思わせないよう宣言した、とも言える。

キャリアを積み重ねて欲しいと言って採ったのならば、その道筋を引くのが企業の責務だろう。

……たぶんガス抜きだったりもする

理念だけでは回らない現場に寄り添ったガス抜き施策じゃないかな、と思う。

ぶっちゃけた話、出産育児には、個人で大きな差がある。

露悪的に言えば、婚期を逃したお局様みたいなBC(ビューティーコンサルタント)は、キャリア的には実績もあるしバリバリ働く。

あっちで短時間、こっちで短時間、結局土日や遅番は子供の居ない連中で回すんかいという不満が現場に蓄積される。

キャリア指向」だけではなく「育児キャリアも」でやりくりして土日に出ている「育児女性」にも不満が出る。

産後2ヶ月後には私は働いていた!半年も休んだ上に短時間とは軟弱だ!とソコココにそういう空気が流れる。

結果、「出産育児理由では無いんですが」と「職場で働き辛い(一身上の都合)」と、辞めていったりする。

キャリアを積む道筋が無ければ、育児重視で行きたいと思った女性は「バリバリ働きたい人の雰囲気には馴染めず」となりがち)

そういう不満に対して「制度にべったりではなく、出来る範囲努力はしてもらう。そういう内容で啓蒙もしてる」と証拠を見せるのが大きな目的の一つだとは思う。

(繰り返しになるが、たぶんそこらの企業よりよほど産後復帰しやす環境を整えておいて、なお、同じ職場女性に不満が溜まりがち、という事)

まり、「特例」から普通」へ

時間勤務者は、「育児期間中の保護対象社員特別な扱い)」から「一般社員(ただし育児時間中)」になった。

これでもし、「短時間勤務者にしわ寄せが向かう」のであれば、それは「短時間勤務者だけが育児を担っていた」事になる。

資生堂ショック」とは、資生堂で働く女性時間勤務社員に対してではなく、その伴侶であったり、周辺の環境に対しての事だと思う。

この報道で「男性育児休暇推進に向かえよ他の企業は」というコメントで盛り上がらないのは、ちょっとどうかと思う。

男性育児休暇は、別にその男性の就業先に対する甘えでも罰でもなんでもないぞ。

今までの企業が「育児権利」を踏みにじってきただけだ。

資生堂尊重し、さらに一歩進んだ。他の企業はどうだ。

2015-11-04

ネット見てるとあれ?ってなる

ネット上では愛か?コスパか?とか非婚世代!とか堂々と上がっている。

しかし、一度Facebookを開いてみると毎週の様に結婚報告、出産報告。

会社でも結婚報告、寿退社産休報告。

現実ネット世論乖離しているように感じる。

一体、非婚とかコスパとか言っている人間はどこに存在しているのだろうか?

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