最近話題のフリーアナウンサーの長谷川豊氏が、男性保育士は海外ではほぼ100%近くいないというような趣旨のことを少し前に言っていました。しかし、反対の情報を見つけました。
http://oshiete.goo.ne.jp/watch/entry/68be0bb2f1d1029c2ea87f4dd67eccdc/
私は海外での取材経験も恐らくそこらのジャーナリスト気取りの方々よりは圧倒的にあるはずですが、海外で、少なくともDayCare施設(=保育園に当たる施設です)で……
下記は反対の資料です。
http://www.ohtabooks.com/publish/2016/08/16112530.html
THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本 2016.8.16
ブレイディみかこ (著) ページ106,107
こじんまりとしてアットホームな私立のつくし保育園では、男性の園長先生に会った。日本にも男性の保育士さんが増えているのかなと思って尋ねると、「いや、やはり難しいです。家庭を持ってやっていこうとなると、給料が低いので辞める人が多い」と言う。
英国でも保育士の給料は最低賃金に限りなく近いので、わたしの同僚や知人のなかにも男性は何人もいたが、やはりみんな辞めるか、自宅で子供を預かるチャイルドマインダーとして独立するか、フリーランス的な別の仕事をしながら趣味程度に週に何日か託児所で働いていたりする。いまでも働いている人は、妻やパートナーの収入が高い人々で、保育士の男性の育児スキルは高所得のキャリア系女性には重宝されているという一面もある。その点では、日本のように寿退社する男性保育士は少ないかもしれない。
長谷川氏の記事の書き方が、「海外で」「少なくともDayCare施設(=保育園に当たる施設です)」となっているので、厳密な比較は難しいかもしれませんが。