はてなキーワード: 作用とは
ここ最近の労組関連の増田やはてブコメントを見ていると、どうも労組の内部(?)事情というのは思ったより知られてないようだぞ、と感じたので少し知見を共有したいです。なお、当方は小規模な単組の執行部経験者です。また、ここで記述する内容はどの組織のオフィシャルな見解でもなく、個人の理解をまとめているだけです。
「労働組合」という同じ名称で呼ばれる組織でも、大きく分けて2種類に分かれます。「企業内労組(単組)」あるいは「ユニオン」と呼ばれるような、直接的に組合員が所属する組織と、「産別組織」「上部団体」と呼ばれるような労働組合を束ねる組織です(名称の揺れは多少有ります、特に後者はまとめてどう呼べば良いのか私はよく分かっていません...)。
多分、皆さんが「労働組合の本来の任務」と思うような、会社との交渉・折衝を行う組織は前者の「企業内労組」「ユニオン」になります。ただし、(当然ですが)基本的には組合員が所属する会社以外のことには口出ししませんし、出来ません。
「産別組織」「上部団体」にも階層があって、例を出すと自動車産業の単組が集まった「自動車総連」、その上部団体の「日本労働組合総連合会(連合)」や「金属労協」、といった具合にツリー上の組織構成になっています。大体、「産別」と呼ばれる団体が単組が1次加盟する組織だと私は理解しています。この産別から、すでに個々の会社とのやりとりはしませんが、大体企業側も対になるような組織(何度も例に出して申し訳ないのですが、自動車総連に対しては「日本自動車工業会」など)を作っているので、そこと大枠の交渉・折衝をしています。イメージとしては、個々の企業・単組に対するガイドライン出しをする感じです。産業別、言い換えると同業界ですから、景況感などが概ね共通するため、割と単組と会社の折衝でも使えるようなアウトプットが出てきます。ただし、拘束力は皆無だという感触ですが...
(追記・ここは書き方が悪く誤解を与えてしまいすみません。産別で出されたアウトプット、例えばお互いのトップコメントなどはガイドラインになりますが拘束力はないと感じる、と言う意味です。上部からの要請、例えばイベントの人だしは人数必達で、バリバリ拘束力あります…)
さらに上部の連合などまで行くと、もはや単組や個々の企業など見えていないですね。じゃあ何が任務となるかというと、「政治活動」「平和活動」などの、労組活動じゃないでしょ、と思われがちな(最近評判の悪い)ところをやっています。実際の行動および結果に対する評価は別としますが、理念としては、労働者の数を束ねに束ね、圧力団体として労働者に有利なロビー活動をしよう、あるいは労働者に有利な社会を作ろう、と言うことだと理解しています。
続いて、簡単に単組の活動について触れていきたいのですが、その前に少しご質問。労働組合という組織は、会社にとって有益か無益か?色々な角度から考えることが出来ると思いますが、労働組合は会社にとってメリットをもたらす側面があります。その一つが、対労働者の折衝窓口の一本化。労働協約、労使協定と企業が人を使う上では労働基準法が定めるとおりにいろいろな取り決めを労働者と結ぶ必要がありますが、全労働者の明示的合意を都度取るのも結構大変です。なので、法律上は「労働者の過半数以上で組織する労働組合」あるいはそれがない場合は「労働者の過半数を代表する者」との間で合意を取ればOK、となっています((法の意図するところが違ったら訂正コメントください))。過半数代表者は真実1名だけが選出されるので全員の意見集約は実質的に難しいと思いますが、労働組合は一応意見を吸い上げるシステムを作っている場合が多いです。なので労働組合と折衝して決めた事項については、話す相手は1つで済む反面、後から個別の労働者から文句が出にくい、という利点があります ((ただ、これが悪用されて、労働者の大半の意見が無視されて労働組合が勝手に企業の良いような条件を飲んで協定・協約を交わしてしまう、というのがいわゆる御用組合の問題ですね。また、そこまで邪悪でなく、己の怠慢で聞き漏らした声に対しても、事後に上がった声に対しては組合は冷淡な傾向があると思います。)) 。
前置きが長くなりましたが、そういう背景があるので、大体の単組は企業の(あるいは各事業所の)総務部門と密にやりとりをしながら、時に(と言うか大体)労使協調して諸々の業務に当たります。実際の内容については、単組で結構異なるかもしれないので詳述を避けますが、概ね、個人レベルまで見る粒度で企業(あるいは各事業所)の労働環境が適正になるような活動をしているのは共通していると思います。例えば、36協定がらみで特別条項の適応申請があった人とかは、過去の残業時間をチェックしたりして本当に認めて大丈夫か判断したりします((しますよね?これは共通でなされていると思いたいのですが...))。
それから、当然ですが組合員の皆さんとの情報共有・吸い上げも重要ですので、そのための業務をします。多分、ほとんどの単組は代議員会というシステムを持っているかと思います。個々の組合員の皆さんは、一旦意見を代議員の方に集め、その意見を持って代議員さんが代議員会に臨み、議案に対して賛成反対を述べる、あるいは代議員会で連絡のあった事項について代議員さんが個々の組合員の皆さんに展開する、と言った具合に、ここでもツリー上の構成を持っています。このシステムを以て、「全組合員の意見を集約した」形を作っているので、この存在は非常に重要です。ですので、各単組は定期的に代議員会を開催するのはもちろんのこと、代議員さんが適正に任務を果たせるような教育を施したりフォローをしたりします。
後は、ろうきんとか全労済とかの労働者の互助会的な出自の金融機関の窓口にもなります。
ここまで明示的に述べていなかったのですが、色々な行為の主体が「単組」と表記されていることに違和感を持たれた方もいらっしゃると思います。正確には、「各単組の執行部」がこれらの実際の仕事をこなしており、その構成員には執行部活動だけをして通常の企業の営利活動に関わる業務を行わない「専従」の人と,どっちもやる「非専従」の人がいます。これらの人の人数は単組によりバラバラで,全員専従の単組もいれば、全員非専従の単組もあります。
さて、長文を書き慣れていないので大分時間がかかってしまいましたが、上記は最近見かけて思うところのあった匿名ダイアリーやニュースへの意見として書いた側面もありますので、ちょっとコメントを書かせてください。
https://anond.hatelabo.jp/20190328211509
NTT労組の話で、私はこの記事以外に内情を知らないんだけど、ここまで分かり易く強制力を出すんならユニオンショップ制に出来ないのかな、とか思っちゃいます。ただ、ここまで書き連ねて来たとおり、組織率が高いことが単組活動の暗黙の前提みたいなところがあって、非組合員の労働者がいるとその人には会社が個別アプローチしないといけないとか、最悪過半数割れすると協定を結ぶ権利すらなくなるとかで、全員加入は必達になるのもよく分かります。でも初っぱなから悪印象を持たれちゃうと、執行部としても後々やりづらくなるので、こういう形になっているのは非常にモヤモヤしながら読みました。
ところで、個々人の組合員が、単組を評価して「こいつら居なくても良いんじゃないの?」という感想と、自分の労働環境を評価して「まぁ今の待遇は特に不満無いかな」という感想を両立して持っているなら、単組の活動としては概ね成功しています。労働組合は基本的に、有事の際、すなわち労働者の権利が侵害されたときにその真価を発揮する組織であって、実は会社側に切れるカードは結構な枚数を持っています。ので,有事には頼れる組織なのですが、残念なのはそのカードを切るより組織を維持することの方に莫大なコストがかかってしまうことです。つまり、活躍していてもしていなくても大体かかるお金は一緒です。上記のように平常運転でもそれなりに業務が発生するもので、その人件費が馬鹿になりません。自分が払っている組合費と、自分の事業所の人数をかけ算してみて、人が何人雇えるか考えて見るとイメージがつくかと思います。もし、今の待遇に不満を持っているならそれは執行部に(というか代議員に)伝えましょう。それが出来るのが、組合費の対価だと私は考えます。...なので、あんまり組合のことを悪く思わないでね...
https://www.asahi.com/articles/ASM4J55H4M4JULFA021.html
ニュース記事へのリンクですが、港湾労働者のストライキの話。正直すごいと思いました。ストを打つとなると、当然組合員にはもれなく業務を放棄してもらわないといけないのですが、私の肌感覚ではまぁこの理解を得ることが無理だろうな、と思っていたので。みんな、業務に対する責任感がすごいですよね。メンバーシップ雇用型の作用かもしれませんが、上が一元で責任を持たないので、割と組合員層まで責任を感じて仕事に励む傾向があると思います。会社の発展のためとか、本人のモチベーション維持的には良いと思うのですが、この状態だとスト中の逸失利益とかも自分の責任と感じますし、だから業務放棄したくないですよね。私が執行部だとすると、説得する自信がありません。まぁ業界とか色々あるのかもしれません。
と言うことで、お願いなのですが、「港湾でスト打てたんだから他産別・他単組で打てないのは労組の怠慢だ!戦え!」とは言わないでくださいね(まだそういう意見は見かけていませんが)。
https://anond.hatelabo.jp/20190504184608
さて、本当に長くなりました。直接的にこの匿名ダイアリーを書こうと思った理由の記事です。とは言っても、もう結構な前半でこれに対するアンサーは書いていて、ここで言う「労働組合の本分」は各単組がやっています。で、反戦活動や平和活動は上部団体がやっています。役割分担。ただ、当然、個々の賃上げに資するような活動も上部団体のミッションなので、そういうロビー活動はやるべきです。ただ正直、もはや連合レベルまで行くと、単組の交渉で使えるようなアウトプットがない気がするんですよね。高プロの件だって阻止できなかったし(なので、単組レベルで阻止するしかないですよね。自分の企業が労働協約を改悪しないようにする形で)。ただ、生臭い話ですが、圧力団体・ロビー団体は政局に影響を与えられるレベルの集票力が背景に無いと成立しないので、支持政党の民進党(か立憲民主党?正直どっちになったかよく分からない)をもっと当選させられる集票力が無いとそういうことが出来ないんでしょう。
労働組合の話題については、正規/非正規の問題や、同一労働同一賃金の話題とか、同じ労働者の中で対立が生じる矛盾もあり、当然批判はあるべきかと思っています。ただ、政治参加の話と同じことで、コメントしている人が労働者であれば、その人も労働活動の一端を担っているわけです。多分、政治家になるよりは遙かに簡単に、労働組合組織の中でステップアップが出来るんじゃ無いかと思います。労働者が、労働組合の活動を「享受するサービス」ではなく、「共に行う活動」と考えてくれることを祈り、本稿を終えたいと思います。
腸管には多様な微生物が大量に住み着いており、これらを総称して腸内微生物相という。腸内微生物相は、特に代謝や免疫の発達において、宿主に重要な恩恵をもたらすが、微生物相と宿主の関係が乱れると、炎症性腸疾患やメタボリックシンドロームと総称される肥満関連疾患群など、多くの慢性炎症性疾患に結び付く。腸管を微生物相から守る第一の障壁は腸管表面を覆う多層構造の粘液で、これによって腸管内壁を覆う上皮細胞は、大部分の腸内細菌と安全な距離を保つことができる。つまり、粘液と細菌との相互作用を破壊する薬品は、腸内炎症が関わる病気を助長する可能性がある。従って、加工食品に広く使われている乳化剤(洗剤に似た性質の分子で、in vitroで細菌の上皮通過を促進する作用を持つ)が、20世紀半ば以来の炎症性腸疾患の増加を促進しているとの仮説が出されている。今回我々は、一般に使われている2種類の乳化剤、カルボキシメチルセルロースとポリソルベート80が、比較的低濃度で野生型マウスに軽度の炎症と肥満/メタボリックシンドロームを引き起こし、これらの疾患の素因を持つマウスでは重度の大腸炎になることを明らかにした。乳化剤が引き起こすメタボリックシンドロームは、微生物相の侵害、微生物種の構成の変化、炎症促進作用の上昇につながる。無菌マウスを用いて糞便移植を行ったところ、このような微生物相の変化は、軽度の炎症とメタボリックシンドロームの発生に必要かつ十分な条件であることが示された。軽度の炎症につながる宿主–微生物相の相互作用の乱れが、肥満やそれに関連する代謝作用を助長するという見方が最近出てきている。今回の結果は、この見方を裏付けるものであり、さらに、乳化剤の広範な使用が、肥満/メタボリックシンドロームや他の慢性炎症性疾患の社会的な増加要因の1つとなっている可能性を示唆している。
3일
3日目
日本でいうところの令和2日目。
光州の朝は晴天だ。
香港で見た夢は習近平と麻生太郎が出てくるというぶっ飛んだものだったが、光州で見たのは同僚に「韓国旅行どうでした?」と聞かれて「良かったよ」と答えるという現実的なものだった。
今の所、インプレッションは上々だ。
今日はまず光州で起き、映画「タクシー運転手」のテーマにもなった民主化運動の記念碑が立つ、5.18記念公園に向かう。
オシャレだが簡素なhotel stay 53では朝食もない。
行きすがら何か食べようと、街を歩くが、朝9:30の光州では空いている店もまばら。歩いている人も多くない。
やっぱりノンビリした街だなぁ。
韓国ではキャッシュカードやT-money、普及中のバーコード決済でキャッシュレスが進んでいるという。
光州の街は人口で言えばちょうど京都市と同じくらいなのだが、緑が多さと人口密度の薄さを考えると、札幌市の印象に近い。
しばらく歩くと公園に到着した。
民主化運動の聖地というが、緑豊かな市民の憩いの場という感じで、丘状の公園の中腹にある人場では、設置された宙に浮いて足踏みをするタイプの運動器具でオバちゃんが健康づくりに励んでいた。
予想外に日常的で平和な光景に少し驚いたが、公園をグルリと一周すると、3人の男性が宙に手を伸ばす民主化運動のモニュメントに出会った。
筋骨隆々としていて、さすがにちょっと理想化されてるんじゃないかと思ったが、その自由を求めて闘う表情には迫力があった。
中に入って一瞬目を見張った。
この闘争で亡くなった人か。
平和な光景の地下に、この日常を目指して亡くなった人たちの記憶が眠っている。
さすがに空腹になったので、近くの店に入ってソルロンタンで昼食をとる。
オバちゃんの指摘は優しく控えめな感じだった。
エネルギッシュな印象のある韓国人だが、光州の人はどこか柔和な感じがする。
8000ウォンを支払い、歩いて行けそうなカラフルな集落、「青春発散村」に向かった。
20分ほど歩くと、川沿いの坂道にカラフルな集落が出現した。「青春発散村」だ。
坂道に張り付くような民家がカラフルなペンキアートで彩られている。
らしいと言えばらしいのだが、パステルカラーの家々ではどう見ても普通に生活が営まれており、どでかい少年のコンクリ像のすぐそばの家からは小学生程の少年が飛び出してくる。
学習塾か何かだろうか?
メルヘン大盛りの集落で少年時代を過ごしたあの子達は、どういう記憶でこの日々を振り返るのだろう。
路線番号518
当初の予定には無かったが、時間的に間に合いそうだったので、光州事件の犠牲者が眠る5.18民主墓地に向かう。
外国の市内バスは何が何だかわからないのだが、このバスに限っては間違いようがない。多数の路線の中でただ1つの3桁ナンバー、ズバリ518なのだ。
緑豊かな山の上に、モニュメントが建っている。
天を衝く槍のようなその下に、民主化に立ち上がって倒れた人々が眠る墓があった。
仄暗い空間を見渡す限りの壁一面に、額に入った遺影が並べられていた。
歩いたし、衝撃も受けたので腹も減っている。
コーヒーでも飲みながら友達とSNSで話そうかと思ったが、夜に早い光州のこと、急がないとまた行きたい店が閉まってしまう。
バスを降りてすぐに光州松汀駅に向かった。
途中、T-moneyカードをチャージしよう思ったが上手くいかない。
身振りぶりで行き先を示すと、切符の買い方や乗るべきホームまで教えてくれた。
相手が何語だろうと自国の言葉で臆せず押し切るのは、万国共通のオバちゃんフォームなのかもしれなかった。
俺は一体この旅行記で何回「オバちゃん」というワードを書いたのだろう。
店に入っても日本語メニューなどは無かったので、壁のハングルを指差して注文、相手はもちろんオバちゃんだ。
やがて、10皿ほどの小皿おかずと、牛モツ煮込みスープ、山盛りの青菜がやって来た。
やがて焼きたてのトッカルビがやって来た。
小皿のキムチなどをつまみながら、トッカルビを青菜に包んで食う。
トッカルビは肉の味なのか、一緒に練りこんだ調味料の味なのか、少し甘い。
いい意味で見た目通りの味がする。
そしてキムチは辛い。
全羅南道のキムチは辛いと聞いていたが、辛さのアタック力が日本で売られているキムチとは違うし、もっとシンプルな味がする。
韓国人からしたら、日本のキムチは辛くない上にしつこく感じるだろう。
テーブルに乗せられた料理は一瞬圧倒されそうな量だったが、空腹のためか、ついでに頼んだビールの作用かどんどん食い進めることができた。
食の都といわれる光州、これだけ食えば上出来だ。
新幹線での移動の際、たまたま貰い物のアイマスクが鞄に入っていたのでそれをつけて仮眠を取ったらすごくよく眠れた気がして、なんとなく夜ベッドで寝るときにもアイマスクをして寝てみたんだけど、わりと誇張抜きに世界が変わり始めたかもしれない。アイマスクをして寝た日とアイマスクをしないで寝た日の次の日のコンディションには雲泥の差がある。目元の煩わしさとか寝返りの打ちにくさとかが全く霞んでしまうぐらい、アイマスクをして寝た次の日はほとんど例外なく調子がいい。
そう気づいたのが約半年前。
これまで自分の寝室が明るいという意識は全くなかったのだけど、カーテンの隙間からごくわずかに入ってくる街灯の明かりや部屋の隅で小さく光る電気製品等の明かりも、実は自分の睡眠の質を邪魔するものだったようで、それらの光源に一つずつ対策を打ち「真っ暗」な寝室を作ったのだが、本当の本当に生活の質が上がった。真っ暗な寝室を作ってからも、あえて少し元の状態に戻してみたり、気温や季節的な要因もあるのかなぁなどと色々試したり観察しながら半年経ったが、自分の睡眠の質を左右するのはダントツで「光量」なのだという結論に至った。もう元の環境には戻れない、というかよくあんなに劣悪な睡眠で毎日やっていたなと思うくらいになってしまった。
これって皆にとっては常識なんだろうか?豆電球とか間接照明で寝てるというような人は特に何か強いこだわりがあるとかじゃなかったら一度全ての光を断って寝てみてくれ。翌日の頭の冴え方が段違いで、冗談じゃないくらい世界が変わるぞ。
ここまで書いてて不安になってきたんだけど、これって自分の体質にうまくハマっただけなのか?あとはプラシーボ的な思い込みがいい作用をしているとかもあるのか?
木村昴のインタビュー読んで、名前だけ知ってはいたけど今まで全く興味のなかった『ヒプノシスマイク』の曲を初めてYouTubeで聞いてみた。
ラップやヒップホップ自体嫌いではなかったけど、いまいちハマれないと思っていたのがヒプノシスマイクを聞いて、曲の構成次第でどんなジャンルでも自分の好みに当てはまるものがあるんだなあという考えに変わった。せっかくだからキャラの背景やストーリーについても知りたいと思い、Wikipediaをのぞいてみたら、ストーリーとその世界観設定のぶっ飛び具合に唖然とした。
大まかな概要は、武力による戦争がなくなって、なぜか女性が覇権を握り、「男性を完全排除」した中王区(ちゅうおうく)と呼ばれる区画があるとのこと。武器が完全に排除されたにも関わらず、争いがなくならないという。そこで、『争いは武力ではなく、人の精神に干渉する「ヒプノシスマイク」』にとって代わられ、このマイクは『人の交感神経・副交感神経等に作用し、様々な状態にする力を持つ』という。ここまで読んでツッコミ満載なんだけど、その「ヒプノシスマイク」だって完全に武器ですよね。
男性は中王区外のシンジュク・ディビジョン、シブヤ・ディビジョン、イケブクロ・ディビジョン、ヨコハマ・ディビジョン等の区画で暮らし、ラップバトルして勝ったら、『決められた分の他の領土を獲得することができる』らしい。最後の締めは『兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で今、男たちの威信をかけたテリトリーバトルが始まる』ストーリーとのこと。
曲を聴いて単純にキャラについて知りたかったからストーリーを調べた女の感想としては、「男性を完全排除」した地区を作った理由はなんですか?武器排除したところで争いの根源が社会において解決されなければ争いがなくならないのは当然として、女性が覇権を握ったからこんなヘンテコな政策に至ったとでも言いたいのかな?なんで8mileみたいに普通にラップバトルして下から上に上り詰めていく各ディビジョンの人間味に力を入れやすそうな設定にしなかったのかな。ヒプノシスマイクの漫画化が炎上したという話を見たけど、こんなめちゃくちゃな設定を可視化することになったら、よほど腕のある描き手でも苦心するわ。
それを「罪」として、フェミニズムは男から奪ってきたのだろうが。(そして男は有利ですらなかった)
社会構造としての「女性差別」については、程度や他の差別より優先して解消すべきかはともかく、あるのは確からしいと私は考えています。
その根拠は?ないでしょう。
上野の主張は「男社会は不当に独占してきた政治経済社会上の地位を女に返せ」がメインであって「男が他の男を責めて自浄作用を発揮しろ」ではないので。
「不当に独占してきた地位」なんてありはしないので、そこからして上野は間違ってるんだよ
そこは「支障をきたしてでも」と書くべきだろう。本邦フェミニズムの第一人者たる自負を感じるならば。フェミニズムという思想の信頼を得る為なら。
同じだよ、この書き換えは。
個人の好みの問題を「女性差別構造」とすり替えて叩くのならば、ありとあらゆる選ばれないものは「差別構造」を主張できる。
KKOを選ばない女性は「差別構造に則った行動」ということになるぞ?
ほら、変わらない。
元増田です。
>それを「責めてる」と言うんだが。
私は単なる「指摘」と解します。ある社会構造の中である面で有利であることは、それ自体では罪ではないので。
いわゆるツイフェミには「男性であるだけで原罪!」みたいなことを言う人も多いですが、東大公式サイトに掲載された上野の祝辞の文字起こしの中には、そういった言葉ありません。
有利な立場を自覚してそれをより弱いものを引き上げるために活かしてほしいというのは、祝辞としてよくある範囲です。教員が新入生に対して、大学で身につけてほしいことを伝えているので。念のために申し添えると、恵まれた環境と能力を〜〜は女子学生にも向けられています。
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もしかして増田さんは「差別」を、「ある個人が別の個人または集団を、わざと悪く扱うこと」のような意味で使っていらっしゃるのでしょうか。だとすると、上野の「差別」は社会構造を指しており、私もそれに従っているので、話がかみ合わないのは当然です。用語の定義をすり合わせずに議論を進めて申し訳ありません。
社会構造としての「女性差別」については、程度や他の差別より優先して解消すべきかはともかく、あるのは確からしいと私は考えています。
上野の主張が全て正しいがどうかは、統計の恣意的で雑な扱いや論理の飛躍などが散々指摘されてきましたから、「証明されていない」のは増田さんのおっしゃる通りです。
だからと言って、上野に他のフェミニストの意見を変えさせる責任があるとは、やはり私は考えません。上野の主張全てが事実無根ではないし、上野はすでに他のフェミニストと論争してきた(そして完全には説得は出来なかった)し、上野の主張は「男社会は不当に独占してきた政治経済社会上の地位を女に返せ」がメインであって「男が他の男を責めて自浄作用を発揮しろ」ではないので。もし上野が他の仕事に支障を来させることなく表現規制を唱えるツイフェミに諌めるレスなどするならば、よりよいとは思います。
増田さんが上野を責めることを止めもしません。ここは平行線になりそうですね。
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花王の柔軟剤「フレア フレグランス」を例にとると、有効成分は(1)エステル型ジアルキルアンモニウム塩だ。このほか(2)ポリオキシエチレンアルキルエーテルや(3)香料が含まれている。
このうち、(1)は「陽イオン型」の界面活性剤で、洗剤などに使われる「陰イオン型」の界面活性剤より皮膚などへの刺激性・毒性がはるかに強い。
(1)は別の分類では「第4級アンモニウム化合物」の1つだ。この化合物は生物の細胞膜を不安定にして細胞を殺す作用を持ち、殺菌剤などに使われているが、人の細胞にも同じく作用し、アレルギー・皮膚炎・角膜障害などの原因になる。
また(2)は、「人の健康を損なうか、動植物の生育に支障を及ぼすおそれのある物質」と政府が判断し、監視している462物質の1つだ。
これらはPRTR法(化学物質排出把握管理促進法)の「第一種指定化学物質」と呼ばれる。
(3)の「香料」は、3000以上もある成分(物質)からメーカーが複数(数種~数十種)を選んでブレンドした調合香料である(個々の物質名は明らかにされていない)。
香料成分の中には、アレルギーやぜんそくの原因になる成分、ホルモンかく乱作用や発がん性を持つ成分などがあることが明らかになっている。
柔軟剤が肌に悪いのは、番組に出たアナウンサーが手袋をつけて柔軟剤を扱っていたことからも明らかだ。
へーへーへー。
東京大学入学式における上野千鶴子氏の祝辞が大変話題になっている。
上野氏の祝辞の内容について、簡単に要約させてもらうと、以下の用になるのだろう。
「東大合格者の8割は男子学生となっている。これは社会の中の目に見えない差別が作用した結果なのだろう。あなたたちは自分の実力以上に、男性として生まれた特権によって合格することが出来たのだから、それを忘れないようにね」
実際に上野氏は「特権」という言葉は使わず、「環境」という言葉を用いているが、まあ同じ意味として捉えていいだろう。
このようなことを直接言われたのだから、新入生たちも父兄もいい気はしないだろう。
しかしここで気になったのは、世の中に「男性の特権」は本当に存在しているのだろうか、ということである。
建前としては憲法第14条で男女平等条項は既に存在していて、男性に生まれただけで特権を持っていると言われてもピンとこない。
日常生活レベルにおいては、男性の方が有利な事象は確かに多い。
仮に、男性の特権が多く存在しているとしても、それを是正するというのは途方もない労力と時間がかからないだろうか。
上野氏が祝辞の中で述べている「息子は大学まで、娘は短大まで」の個所であるが、これを是正するとなると、個人の思想信条や主義主張まで干渉することになる。
それに私が「上野氏は逃げている」と思っていることとして、男性の特権を放棄する代わりに、男性側にとって一体何のメリットがあると言うのかということである。
ワクチンはあくまで体に作用するもの、で、副作用で体を害する人もごく少数だがいる。
でも、その極小数な人一人にしてみればかけがえのない自分の体だし、その親にしてもかけがえのない一人の子供なんだよ。
では、どのぐらいごく少数なのが良いか?新しい薬剤についてはそれはわからない。新しい物の人体に関わる因果関係なんてわからなくて当然。更に、カネがかかる話だから、双方捻じ曲げようという圧力がかかる。
その少し前に「道徳警察をすると快楽物質がでる」みたいな話もバズっていた。
他人を叩いてストレス発散するのがコスパのいい娯楽なのは分かるし、それのせいで他者に不寛容な社会になっているのも分かる。
ポリコレ棒と言われるような揚げ足取りみたいな炎上とか、善悪よりだれかを批判したいというのが先にきているのだと感じる。
炎上していろんなところで批判されたことで、今後バイトテロをしようとする人達への牽制になればいい。
正義は社会の自浄作用に必要不可欠なものなのに、自分の思う正義を訴えると「正義を振りかざして気持ちよくなってる」と嘲笑されるなんて不誠実。
それに、そもそもワイドショーやネットの炎上なんて一過性のもの。
怒りの娯楽に危機感を感じてるひとは、そういうものよりも日本に根付ききってしまったテーブルマナーとかビジネスマナーとかを無くす運動をしてくれないかな…
「マナーがなってない!」って怒りの娯楽の最大の温床だと思うんですよね…
アルコールですら、少量摂取が健康に良い、と言われていたのがそうではなかった、という論文が去年の夏の Lancet に出て話題になった位だから。
本当に読んだのか疑問だね。これは作用がどうこうではなくて、統計の取り方に誤りがあったということだろ。
カンナビノイドの合成が13年前だから、大麻の安全性を保証する統計は無視するべきとでも言いたいのか?筋違いだよ。
だいたい農産物である大麻に含まれるカンナビノイドと危険ドラッグに添加された成分は別物で同一視するのは無理がある。
危険ドラッグが流通した背景には、比較的安全である大麻の有効成分であるTHCを違法薬物に指定しているために、
安全性の確認されていない薬物を添加したものが「合法ドラッグ」として出てきてしまったからで、
もとを糺せば、非科学的な法律によって国民に被害を与えたって見方もできるし、他国ではそういう観点から大麻の非犯罪化、合法化が進んでいるんだよ。
Therapeutic uses of cannabinoids
Several studies have demonstrated the therapeutic effects of cannabinoids for nausea and vomiting in the advanced stages of illnesses such as cancer and AIDS. Dronabinol (tetrahydrocannabinol) has been available by prescription for more than a decade in the USA. Other therapeutic uses of cannabinoids are being demonstrated by controlled studies, including treatment of asthma and glaucoma, as an antidepressant, appetite stimulant, anticonvulsant and anti-spasmodic, research in this area should continue. For example, more basic research on the central and peripheral mechanisms of the effects of cannabinoids on gastrointestinal function may improve the ability to alleviate nausea and emesis. More research is needed on the basic neuropharmacology of THC and other cannabinoids so that better therapeutic agents can be found.
いくつかの研究は、癌およびAIDSなどの病気の進行段階における悪心および嘔吐に対するカンナビノイドの治療効果を実証している。ドロナビノール(テトラヒドロカンナビノール)は、米国で10年以上前から処方薬として入手可能です。カンナビノイドの他の治療的使用は、喘息および緑内障の治療を含む、抗うつ薬、食欲促進薬、抗けいれん薬および抗けいれん薬としての制御された研究によって実証されており、この分野における研究は続けられるべきである。例えば、消化管機能に対するカンナビノイドの作用の中枢性および末梢性機序に関するより基礎的な研究は、悪心および嘔吐を軽減する能力を改善するかもしれません。よりよい治療薬を見いだすことができるように、THCおよび他のカンナビノイドの基礎的な神経薬理学に関するさらなる研究が必要です。
30代男性。妻子あり。
激昂した感情が漏れ出るではなく、感情の流れをそのまま垂れ流すでもない。ある定型にそった言葉がほぼ無意識にこぼれる。幼少の頃からそうだったのではなく、20代半ばにそのような癖ができた。
何某カナ的に誰それに会いたいであったり、誰それが好きだであったり、最も直接的なものだとセックスしたい、である。
対象となる人物が実在するかは問わない。むしろ実在しない場合の方が多いように思う。
この独り言がどのような心理的作用によって発せられているのか寡聞にして知らないが、独り言でなにかしら情愛の対象となっている人物に対してのその感情に偽りはないのだと思う。
つまり俺は、神戸から転校してきたクラス委員長と結婚したいし、ボクっ娘な真とキャッキャウフフしたいし、みくにゃんとにゃんにゃんしたいにゃあ!
今朝のことである。
昨晩意図せずに早寝したせいか、珍しく誰よりも早く目が覚めた。
先週は任せっきりにしていた朝の家事を今日は妻のぶんまでこなそうと思い、すぐにキッチンに向かった。6時前だった。
朝食の支度をするにはまだ少し早い。
ダイニングに目をやると、麦茶のピッチャーがダイニングテーブルに取り残されたままになっていた。まずは麦茶を作ることにした。
T-falに半分ほど注水してスイッチを入れてから、ピッチャーの底に澱んでいた麦茶をシンクに流す。
じじじじじ、と電熱器が加熱される音が次第に水が沸騰する音にかき消されていく。
熱湯消毒は洗剤で洗う前にした方がよかっただろうか。
そんなことを考えながらピッチャーを洗う後ろで、ぽこぽこぽこと沸騰音が徐々にキッチンを満たしていく。
独り言は環境ノイズが大きくかつ多くなればなるなるほどその存在を主張するがごとく大音量で発せられる。
その刹那。
「●●ちゃんて誰?」
T-falから溢れる沸騰音とシンクの水音を遮る声があった。妻だった。
間髪入れずに、半ばオートで答える。そんな俺を俯瞰している俺がいて、いつの間に分かれたかは知らないが、多分そっちが本物の俺だった。
数秒の間をおいて俺が重なり、同時に焦燥に似た何かが沸き上がってきた。
やっちまった? とうとうやっちまったな。いや何を? やってないぞ俺。いやヤりたくはあるのか。
キッチン脇を抜けてリビングに向かう妻の後を追いながら「恥ずかしいから聞き流してくれよー」と照れ隠しに笑う。
「知らんがな」と顔をこちらに向けずに妻は言い放つ。これ以上的確な受け答えはない、と思った。
「●●」とは誰なのか。
健康アイドル? 姫カットの貧乏お嬢様? 第5世界のイアルの子? FARGO教信者? ICPOのヨーヨー使い?
他に誰かいただろうか。それらのキャラクターと俺はセックスしたがっているのだろうか。
自問の答えは出ず、妻にはバツの悪いまま、慌ただしい朝の日常に呑まれていった。
いたというか自分で作り出していた。自分でハニーをセレクトしたカスタムメイドなキャラクターを。
集合的無意識によるものかもしれないし、チュパカブラ様のご神託だったかもしれないし、或いはそれが世界の選択だったのかもしれない。
ともかく、●●という名を持ったセックスしたいキャラクターは存在していたのである。
自身への疑問は解消した。しかしこれをどう妻に説明しようか。既存のキャラクターでも大概だというのに、自分でクリエイトしたキャラクターである。
ただでさえ性的に拗らせた感バリバリなのに、(控えめに言って)もっと面倒なヤツ扱いされはしないだろうか。
いやそれ以前に説明する機会は訪れるのだろうか。
まずもって俺は今日どんな顔をして「ただいま」と言えばいいのだろうか。
ヒプノシスマイクの脚本は、その楽曲の質の高さに比べてかなり質が低い。
彼が手がけた作品は、帯にたくさんの業界人のコメントをつけた大々的な売り出し方に比べても、まったく無名といっていい。そんな百瀬氏の初めてのヒット作がヒプノシスマイクなわけだが、それにしても彼の脚本が評価されてヒットしたわけではない。ヒプノシスマイクがヒットしたことは、百瀬氏の脚本家としての能力の高さを証明するものではないのだ。
ファンが増え始めた時期が物語が大きく動く前(バトルシーズンCD発売前)ということからもそれが分かる。音楽を取り除き、純粋に百瀬氏のシナリオライターとしての力を試されるコミカライズが連載された際、ファンからは激しい拒絶反応が起こったのも記憶に新しい。
これは『解釈違い』という言葉で表されていたが、その言葉選びはファンなりのオブラートであると考えている。『多くのファンの要望に応えられていない』と言うのが正確ではないか。少なくともこのファンの拒絶は、ただのヒステリーではなく評価と捉えられるべきだ。
音楽が一番で、テキストやドラマは二の次の作品だから仕方ない、という人もいるだろう。だが、だとして質が低いことの理由にはなれど、買い手たるファンへの言い訳にはならない。少なくとも、コミカライズにCDを特典でつけるなんてことは、すべきではなかったと思う。この商法によって、音楽第一コンテンツという言葉には説得力がなくなってしまった。本来一番の売りであるはずの音楽をオマケにつけるなら、それに見合うだけのクオリティを求めるのは当たり前の話だ。
さて、この問題にぶち当たったとき、私が知りたいと思ったのは「なぜ彼がシナリオ担当になれたのか?」ということだ。百瀬氏には特に有名な仕事はないし、出資元のひとつであるオトメイトの仕事経験もない。それどころか女性ユーザー向け作品の経験すらない。ではなぜ百瀬氏がシナリオを担うことになったか、その理由のひとつはおそらく『ツテ』だ。
百瀬氏のデビュー作「オール・ジョブ・ザ・ワールド」の帯には先述のとおり多くの業界人のコメントがある。その中にヒプマイの速水奨氏、斎藤壮馬氏の名前がある。ヒプマイのキャスト内でもかなり売れっ子のお二人に帯を書いてもらえるほどの縁ならば、参加する新しいプロジェクトのライターとして名前を挙げてもらえる可能性は高い。
もっともそれだけではなく、普段からラップと親しんでいるだとか、ある程度ドラマCDでもマンガ原作でも書ける脚本家であるとか、様々な理由はあるだろう。だがやはり初めの一手はツテではないかと思う。(もちろんツテで仕事をもらうのが悪いとは言えない。ヒプマイであれば野津山幸宏氏も速水奨氏経由での採用だと思われるが、野津山氏は同作キャストにも言及されるほどラップに優れている)
正直ずっと「もっと他に適した脚本家を探せなかったのか? 現在のこのシナリオは、本当にきちんと監修されブラッシュアップされたものなのか?」という疑問が続いている。女性ファン界隈は良くも悪くも自浄作用が強く、ファンが苦言を呈することをよしとしない。嫌なら見るなの考えが非常に強い。そのため愚痴垢以外ではこういう話は出てこないが、早めに問題点についてはっきり表面化させた方がよいのではないかと思ってこのエントリを書いた。自浄作用に抑圧されたファンの行く先は、他の新しい作品に移ることだけだ。公式にはあまり胡座をかかずに作品の質と売り方について考えてほしい。百瀬さん、もうちょっとなんとかマシな話書いてくれよ。頼む。それか脚本家増やして。
うーむ。ひどいねぇ。
大変だったねお疲れさま。
他の研究開発法人を見てきた個人的経験から言うとそんな変なヒエラルキーができるとは思えないんだよな。ひょっとしてパワハラしているのは特定の人たちじゃない?
企業の人に対してパワハラできる人は誰だろうね?たとえば入札に関わる人とかかな。
http://www.jaxa.jp/about/compliance/index_j.html
とりあえずここに匿名でチクると良いとおもう。言いにくいなら第3者のふりをしてメールを書くとかでも良いと思う。
「Aさんが増田さんに XX という暴言を吐いているのをみかけました」みたいなかんじで。
証言はたくさんあった方が良いと思うのでパワハラにあったみんなで通報するといいんじゃないかな。
多分そんなに大ごとにはならないとおもうよ。JAXAじゃないけど私の見聞きした似たようなケースではパワハラマンが入札に関わらなくなるとか、ちょっと大人しくなるとか、まあそんなかんじ。
というかさ、「パワハラアカハラ研究不正を見つけたらSNSで拡散する前にまず通報をしましょう」ってコンプライアンス教育の e-larging でやらなかった?
あ。企業の人はやってないのか。それなら知らなくてもしょうがないよね。
SNSで炎上すると気持ちいいけど何も変わらないのよ。パワハラマンどうにかするにはとにかく証拠/証言が大事。暴言メールとか大事に保存しとこ。
炎上による研究者の自浄作用を期待するのはたぶん無駄よ。研究者はみんな立場が同等なので「あいつおかしい」と思ってもクビにできないし叱ることもできない。
内部/外部からの指摘がないと動けないのでまあ、誰かを助けると思って通報してみると良いと思う。
パワハラアカハラは宇宙だけではなくてどの分野でも問題になっているから安心してね(?)
もし研究所全体でパワハラがあるというならごめんね。そんなケースはみたことないので何も助言できないわ。
とにかくがんばれ。いのちだいじに!
見慣れない漢字4文字だと思うが、実はなっているという人が多いものだと思う。
眼瞼下垂とは、まぶたの筋肉が弱くなったり、まぶたの皮膚が重かったりするために、まぶたが本来の位置まで上がらない病気だ。
まぶたをあげるために目の筋肉をフルに使うために目の疲労感が激しく感じられたり、ミュラー筋が使われ続けることにより交感神経が刺激され続け、自律神経が狂うという、発症するとやっないな病気だ。
後天性の原因は、主に目をこすったりコンタクトのつけ外しによる、まぶたを過度に引っ張る行為だ。
俺が発症した原因となった行動は、おそらく小学生の頃コンタクトのつけ外しを母にしてもらっていて、その時に強くまぶたを上げられたことだと思う。
以下、発症の経緯と手術を終えるまでを書く。
3年ほど前、ずっとコンタクトを使用していた生活から眼鏡中心の生活に変えた時に、眼精疲労が朝から一日中続くようになった。
同時に、首や肩のコリが激しく、常に体に力が入っているという状態になってしまった。今から思うと自律神経が乱れていたのだと思う。
最初は眼鏡の度数があってないのかと思い、何度かレンズを変えるも全く解消せず。
ここから約2年半の間は、この謎の症状に名前をつけることに必死だった。
当時田舎に住んでいたため、眼科は近くには1つしかなく、何度もそこに通ったが、結局出されるのはドライアイの薬だけだった。
眼精疲労解消法では効果がなかったため、俺は斜位を疑うようになった。
しかし、田舎の眼科ではこれを訴えても正確に診断してくれることは一切なかった。
この時ちょうど大学受験の年だったが、眼精疲労や自律神経の乱れからとても勉強に集中できる状態ではなく、行きたい大学に受験することを諦め、指定校推薦を使い東京の私立大学に行くことになった。
2年前に上京した時は、有名な眼科や眼鏡屋があるため期待していたが、眼科には田舎の病院と同じようなことしか言われなかったので眼鏡屋を信頼するようになった。
しかし、眼鏡屋ではちゃんといろいろな検査をしてくれ、斜位に関しても細かく調整をしたレンズを作ってくれたのだが、眼精疲労が治ることはなかった。
大学生で高いレンズに手が出ず、親に沢山のお金を払ってもらったのは心が痛んだ。
結局、大学1年生の冬頃には、「斜位は見た感じわずかしかなく問題はない。コンタクトを長く使っていた人は眼鏡になれないから眼精疲労が起こっているのではないか」ということを言われ、これ以上何をしてもムダだという思いと、高いレンズを買ったのにという思いからくる絶望感もあり、斜位を治すという方向で動くのは諦めた。
眼瞼下垂は実は斜位を疑い始めた頃からこれもありえるな〜と思っていた。
「まぶたを手であげれば力が抜ける」簡単な診断方法でも当てはまったからだ。
しかし、手術が必要ということでやりたくないな〜という思いがあり、一度形成外科に行ってみたが「違うでしょう」と言われたのでしばらくは疑わず、斜位の眼鏡を作ることにしていた。
前述の通り治すことを諦めてしまい、しばらくは何をするでもなく、このまま一生を過ごすんだという暗い思いを抱えながら過ごしていた。
顔はストレスで肌荒れがひどく、精神的にも余裕がないため人間関係でも失敗しまくり、精神科にも通っていた。
ツイッターでアイプチという商品があると知り、気になり調べて見ると、どおやらまぶたを少し上げて二重を作るものだとわかった。
俺は一重だったので、二重の自分が気になりやって見ると、なんと体が少し楽になり、眼精疲労も少し改善されたのだ。
調べてみると、まぶたにはミュラー筋というものがあり、これは交感神経で作用しているため、眼瞼下垂でまぶたが落ちてくると、目を開けようとここが刺激され続け、交感神経も刺激され続けるため力が入るということらしい。
こうして、いよいよ眼瞼下垂を疑い始めた。
最初は、手術というハードルは高く、別にこのままでもいいやという落ち込んだ暗い気分で、そこから何をするでもなかった。
しかし、同時期海外旅行に行った時、飛行機の座席で、眼瞼下垂からくる体の力みから眠れずとても辛い思いをし、さらに隣の席の人はぐっすり寝ていたのを見て「明らかにこれはおかしいだろう!絶対治してやる!」と決心した。
帰国した後、さっそくネットで眼瞼下垂の名医を探し、レビューもよく見て、1つの病院に行った。
前述の通り、最初に1度、眼瞼下垂ではないと診断されているため、今回はどれだけしつこくても眼瞼下垂を認めさせてやろうみたいな気持ちで行ったが、いざ診察を受けるとあっさりと眼瞼下垂症と診断された。
やっとこの謎の症状に名前がつき、治るんだという安心感と喜びで、家に帰って軽く涙したのを覚えている。本当にあの時は嬉しかったし、希望みたいなのを感じることができた。
昨年の秋、いよいよ手術の時が来た。
保険治療ではまぶたを切開する手術しか出来なかったのでそれにしたが、正直むちゃくちゃ怖かった。
まぶたを切って糸を通して筋肉を縮める!?何言ってんだお前!?
いざ手術すると、もちろん麻酔で痛みはないのだが、まぶたの脂肪を焼き切るという作業の際に、リアルに焼肉などで脂肪が焼ける匂いが感じられ、とても生きている心地がしなかった。
終わって見ると、目がとても腫れており、明らかに失敗で異質な目になってしまったと軽くショックを受けた。
しかし体はとても軽い!目の痛みもない!ストレスが嘘のように消え、頭もスッキリした気分であり、ああ自分はやっと普通になれたんだ、これで自分はやっとまともな生活に戻れるんだという思いでいっぱいだった。
麻酔が切れるにつれ術後の痛みが出てきたが、薬を飲むことで痛みは抑えられた。
1週間はとても人前に出れるような姿ではなかったが、抜糸を終え腫れが治るにつれ、綺麗な二重の目になった。本当にいい先生だったんだなと、今頃感謝した。
しかし、以前より目の形は当然だが変化し、バイトや大学の友達からどう思われるかという問題があった。
眼瞼下垂という複雑でマイナーな病気をうまく説明できる気もせず、手術も二重整形の手法と全く同じなため整形と最初は間違われた。
しかし嬉しいことにけなされるなどということはなく、むしろイケメンになったということも言われた。いい友達で本当に良かった。
この後1度、左目が少し開きが落ちてきたため再手術をして今に至る。
やっと3年間の戦いが終わったような感じで、人生を明るく捕らえられ、気の持ちようも随分変わった。
肌の調子も変わり、フケや肌の角質がボロボロ落ちることもなくなり、とても嬉しい限りだ。
眼瞼下垂というのは、コンタクトのつけ外しによっても起こり得る病気であり、潜在的に当てはまる人が大勢いると思うし、これから増える病気だと思う。
まぶた一つでこんなにも体に影響が出る恐ろしい病気の知名度が低く、普通の眼科では見つけてくれないというのはとても怖い。
もしこれを見ている人で、同じような症状に苦しみ、まぶたを手で少し上げてみるとそれが改善するようなら、眼瞼下垂を疑ってみてほしい。
また、コンタクトをつけ外しする時は、出来るだけまぶたを引っ張らないようにした方がいいだろう。まぶたというのはデリケートだ。擦ったりするのもなるべく控えよう。