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はてなキーワード: ボコとは

2021-07-18

これが大阪オリンピックだったらどうなっていただろう

東京オリンピックから政府とかJOCかに矛先が向いている

でもこれが大阪オリンピックだったら違ったろうな

大阪全体が悪いとボコボコに叩かれていたと思う

東京で悪いことが起こると一部の人間の責任が問われる

地方で悪いことが起こるとその地域全体の責任にされる

こういう差別的構造日本にはあると思う

いじめっ子って被害者なのでは?

ガキって思考力とか全然ないし、大人庇護して導くべき、って話なんだろ?

売春したり、半グレと絡んだりしてる小中学生をみて、「こいつは魂の腐りきったクズだ!」とはならないじゃん

環境が悪くて歪んでしまったんやな…ってなるじゃん

イジメもおなじ扱いをしないとおかしいのでは?

援交少女万引き少年いじめっ子も、みんな等しくボッコボコに叩きまくるか、全員に同情して庇護しようとするか、ふたつにひとつじゃないですか?

やっていることの"罪深さ"とかはカンケーないんだよな だって思考能力判断能力が育ってないって話だもん

罪深かろうと、罪浅かろうと、「わかってないからやっちゃっている」んだったら、扱いを変えるのはアンフェアってもの

みんな社会に興味があってすごい

俺は、自分自身差別的言動とか弱者への攻撃とかをしないようにしよう、程度の心がけはあるけど、正直目の前で障害者ボコられてても何もしないし、たぶん通報すらしねえ

元気がないからだ

選挙くらいには行くが、ネット上で政治について熱く語ったりはしねえ

元気がないか

増田インターネット・男女バトルにいっちょかみしてた時期はあったが、最近はすっかり離れてしまった

元気がないか

 

最近小山田さんの話がはてブを埋めてんのをみて、素直に感心している

自身中学ときはそこそこいじめられてたし、カバン廊下ドリブルされたすえに女子トイレに蹴り込まれたことなんかはそこそこ鮮明に覚えてるんだが、じゃあいじめ行為への怒りが今でも燃え盛ってるかっていうと、そうでもない

中学いじめっ子と高校生になって駅で再開したとき普通に談笑したし、なんかもう全然恨みがないや

みんなすげえよ

なんでそんなに熱くなれるんだ

俺がうつ病なのかな

中学生の頃小山田みたいなのが居てボコして転校した事がある

なんやかんやあって校長に隣の中学に転校してくれって言われた

4人相手に殴り合いして追っ払ったが4人はさして問題にならず

学校障害者差別するクソ中学だった

特別支援クラスなんかあってもその程度だよこの国マジくそだわ

社会的制裁目的ってなんなの

炎上はいじめでも荒らしでもなく社会的制裁、っていうけどさ。

社会的制裁目的って、何なの?

圧倒的多数で、反省している人間を、みんなで寄ってたかってボコボコにするのは、何がねらいなの?

いじめについて、その被害を上手く説明してる人がいた。

被害者のメンタルに大きなダメージを与え、 その後の人生に多大な悪影響を及ぼす。

多くの被害者は対人恐怖症となり、 社会生活に支障をきたすし、 運良く社会復帰した被害者もささいな切っ掛けでフラッシュバックを起こし苦しんでいる。

https://anond.hatelabo.jp/20210717144651

社会的制裁は、まさにこれを目指してるのではないかターゲットメンタルに大きなダメージを与えて対人恐怖症にさせ、社会生活に支障をきたさせ、万が一復帰してきたとしても小さなきっかけで事件記憶フラッシュバックする、強制的反省ループに落ち入らせる。

小学生のころの、俺自身いじめ被害を思い出す。

「かんだあとのティッシュポケットに入れてるのが気に入らなかった」

成人式で顔を合わせたいじめっ子本人が謝罪言葉と共にそう語った。鼻声で喋るのがイライラした、らしい。幼いころはアレルギー性鼻炎がひどくて、ポケットティッシュを常に持ち歩いていた。校庭を走りまわるのにランドセルを背負うわけにもいかいから、ゴミポケットに入れるしかなかった。いじめは、ガキ大将ポジション取り巻きの2、3人から始まって、年度の終わりには教師を含めてクラス全員にみんなで一緒に笑えるエンターテイメントをもたらした。

いま思うと、彼らも俺を「更生」させようとしていたのかもしれない。俺の気色悪さの「被害」を受けてるクラス全員が「当事者」だ。部外者じゃないので「批判する」権利がある。だからみんなで寄ってたかってプレッシャーをかけたんだ。

“おまえ、キモいよ”

何度でも、同時に何人でも、同じ言葉が繰り返された。人間を追い込むのには、効率がいい方法だ。

俺が俺自身醜態を、いつでも思い出せるように。いつでも強制的反省ループに入れるように。

このたびの社会的制裁は、一向に終わる気配を見せない。

反省を本人が表明しろ → (謝罪) → 謝罪被害者じゃなく自分のためだろ → 当時炎上して謝罪してればよかった…

謝罪記事は注目を集め、事件を知らなかった層にもリーチし、様々な場所炎上は続いていく。ゴールポストは後退し続ける。擁護した人はことごとく工作員扱いされた。それどころか最新の人気コメントによると、社会的制裁に参加しなければ「いじめに加担してる」ことになるそうだ。ひどく憂鬱な気分だよ。だってさ、あの時クラスに流れていた空気と、何ひとつ変わらないじゃないか

anond:20210717232927

逆に言えば、しょっちゅうボコられてる雑魚でも、うまく立ち回れば勝ちエピソードばかりを記憶に残せるので、

そうやって生きていくことを前提にあっちこっち噛みついてきたわけですよね。

2021-07-17

改訂版putain騒動新版ひろゆきの失態

1:gueuleは顔、口という意味なのに、sale gueulesというワードのうちのgueulesが醜いという意味だと勘違いしてしま

2:差別にあたるかどうかはデンベレ本人の内心が大事であるとして引用したツイート発言を隣で聞いていたグリーズマンツイート

3:フランス語通訳で7ヶ国語を操るフランス人ダバディ氏に対してフランス語解釈レスバして無視される

4:在仏53年の言語学博士号取得者に対してフランス語解釈レスバしてボッコボコにされる

5:ピュータンピュータン言っていたら読み方はピュタンだと指摘を受けて、以後ひっそりとputain表記に変える

6:スラム街出身黒人主人公映画現代スラム街舞台映画で何度も出てくるワードからputainは日常で使われる言葉である反論

7:執拗辞書引用して反論を試みるも、早稲田大学文学部大学院教授から文脈無視して「辞書にこういう訳語がある」と主張してくる学生みたいと呆れられる

8:内心から差別に当たらないとかどうのこうと言ってたくせに、裁判で確定しなければ差別には当たらないとか言い出す

9:フランス人の友人に確認してみれば?というツイートを全無視

10:仏仏辞書を引っ張り出してputainにtres familierな表現として感嘆の意味があると反論するも、tres familierは「よく使われる」という意味ではなく「口語的」、即ちスラングという意味である反論される

11:見ず知らずのフランス人Twitterフランス語初心者を名乗って人種差別ではなかったか質問するが、自分が欲しかった答えがもらえなかったためにお礼の返信もせずに消える。お礼を言ってないことを複数人から指摘されて4日後にようやくお礼の返信をする

12:都合の良いツイートを見つけたのでひろゆきリツイートしたら、ひろゆき意見否定的な人だった

13: パリ在住の元大学教授からひろゆきはよほどフランス語ができないか、言われ続けて麻痺してるか、ヘイトを親しみと勘違いしている。留学したての若者ありがちなその国を選んだ自分否定したくない認知の歪みが起きてる」と言われる

14:ラテン語さん(ラテン語10年、英検一級、仏検一級持ち)に、なぜ差別行為があったとされる動画内の文脈を考えずにputainという単語多義性を強調しているのかと疑問を呈される

15:11フランス人へのtweet男性ホテル従業員のことを「Les japonaises」と書いてしまい、動画に映っている日本人男性三人を女性勘違いたか、「男の日本人」と「女の日本人」をフランス語区別することが出来ないということが露呈する

16:11で送ったお礼の文が例文の寄せ集めとしてバカにされる

17:F爺に対して無視を決め込み、YouTube liveのF爺関連コメントも一つずつ手作業で削除する

18:東大大学院哲学博士課程の学生から論破がかっこいいと思ってる奴いるけど、相手議論の弱点を突いて自分の(一時的な)優位を示す「論破思考」よりも、 互いの議論の穴を補い合うことで、新しい洞察を共に獲得できるような「対話思考」の方が健全だし時代に適合していると言う正論を言われる

19:7/14の配信中に日本人がピュータンの使い方で議論するのはおかしいというブーメランを放つ

20:F爺に対する無視を解除し論破に向かうも、仏大統領貧困層への親近感アピールのためにあえて汚い言葉を使った動画を切り取ったmad動画に騙され、仏大統領大統領選挙の場面でputainを使っているというデマツイートしてしま

21:20動画自分が優勢であると考えて、それまで某ブログ主トーンダウンして批判していたのに、F爺と個人特定して攻撃を再開する

こちらも。

ひろゆき、光の質量について訂正「光子質量ゼロなのが通説みたいですー」

http://gahalog.2chblog.jp/archives/52511071.html

anond:20210716005343

ウルトラマン拉致されて

腹筋ボコボコパンチ食らって

胸のランプが点滅すると

あと3分で力尽き果てる

その時のウルトラマンの苦しむ姿にドキドキするって

ヒーロー凌辱だぜ!

Switchを買いたいけど踏み出せない

欲しい理由簡単だ。

俺はポケモンユナイト小学生ボコボコにしなきゃいけないからだ。

俺はLoLだとゴールドで終わった男だ。

ハッキリ言ってクソ雑魚だ。

プライドなんて捨ててワントリックポニーになってりゃプラチナぐらい行けたが、どうも俺は周りの顔色を伺っちまうから出来なかった。

だがポケモンなら、新作のMOBAなら大暴れできるだろう。

Lovaが始まったときオープンβで俺はオーラバトラーとして英雄になっていた。

チームメイトキッズから「どうしてそんなに強いの?」なんて聞かれたがなんのことはない「MOBA最初の1000戦はチュートリアルでお前らはそれをまだ終えてないんだからむしろお前らが負けてるのが当たり前なだけさ」と答えようとして、とりあえず何も言わずスキルを空打ちして喜びを伝えて終えた。

またMOBA小学生ボコボコにしたい。

今回はVtuberなんかもいるから、もしかしたら有名配信者をボコボコに出来るかも知れない。

考えても見てくれ、小学生Vtuber、たとえばにじさんじウミウシなんかがノコノコポケモンユナイトを遊んで、俺がそれをボコボコにする。

可哀想涙目になってるのがマイク越しに伝わってくるのを、何度でも動画で楽しめ「この対面のピカチュウ俺なんだぜ?」って俺は虚空に浮かぶもうひとりの自分に話しかけるんだ。

最高に楽しいだろうな。

でも俺はSwitchを持ってない。

なんでかっていうと、Switchゲームは高いからだ。

Steamなら少し前の名作が1000円で買えるし、新作のめちゃ面白インディーズセールなら1000円だ。

でもSwitchなら7000円する。

本体そもそも30000円だ。

Steamゲーム30本分、作品を選べばこれだけでSwitch陳腐化するその日まで遊べちまいそうだ。

でもSwitchがないとポケモンユナイトは遊べない。

いや、これは半分間違いで7月スタートするのがSwitchで2ヶ月遅れの9月にスマホで遊べるようになる。

でもその頃には新規プレイヤー向けの情報なんていくらでも増えちゃうからスマホから入ったキッズボコろうとしても限度がある。

特に配信なんてするような層はそういった情報アクセスするのも上手いだろうし、下手したら姫を守る騎士団が既にゲーム内で結成された跡かもしれない。

ボコボコにすることを楽しむなら今しかないんだ。

でもそんな遊びに金を使うのもどうなんだろうって思うわけだよ。

どっかのタイミング

石原慎太郎東京オリンピック招致をぶち上げて本格的に活動開始した頃は民主党政権だったので

今回の目を覆うような醜態責任は全て民主党とその頃の民主党議員にある

自民党そもそも最初から東京オリンピックには消極的だったしコロナ禍でやるべきでないと思ってました

という言説が政治家から応援団からボコボコ湧いて出てくると思うんだけどまだかなまだかな

anond:20210717150027

少子化解消のためにとっかえひっかえボコボコ子供を作るように

ボコったのが障害者じゃなかったらパラリンピックテーマソングとしてセーフだった」

はてなの総意らしいね

すげーな。

なんJとかと大差ないぞ?

ロッキンオンジャパン」1994.1号「小山田圭吾2万字インタビュー」より抜粋

http://oymdkig.blog.fc2.com/blog-entry-1.html?sp

「よく僕は学年総会とかで小沢に怒られたりしたんだよ」

●何で同級生に怒られんだよ。

「いや、怒られるっていうか、小沢議長席に全校生の前でこうやって座っててさ、

それで○○事件というのが起きて、その当事者として僕はみんなの前にこうやって座っててさ。

それで「○○君どうですか?」って言われて「もうこれからしません」とかってマイクで言ってさ(笑)

●(爆笑)情けねぇー

「ははははは。でもそういうのなかった?」

●いや、あったあった(笑)

「なんか万引きが発覚してさ、先生が『何月何日にどこどこで万引きして』とか言ってさ。

調布のヘンなショッピングセンターみたいな超万引き場所みたいなのがあってさ。

最初はくだらないもん盗んでたんだけどだんだんエスカレートして一人デッカいカーステ盗んだやつが居てさ(笑)

●見つかるに決まってんじゃん(笑)

「盗んだときは見つかんなかったの。

それで便所に行ってもう箱がじゃまだからトイレの外にボーンって捨てたら、

トイレの外に落ちてきたのが見つかって(笑)。僕はそん時には居なかったんだけど、

捕まってそいつが全部白状しちゃって。で、そこまでやってたのがもう半端じゃない金額になってて、

マジで100万近くになっちゃってて」

●ああいうのってエスカレートすんだよね。

「そうそうそう!1コうまく行くともうガンガン行くじゃん(笑)。それで小沢に怒られて」

別に小沢に怒られたわけないじゃん。

「いやいや、小沢に怒られたわけじゃないんだけど、あそこでいちばん偉いのは小沢から

何か小沢に怒られた気分になるんだよ(笑)

●はははは。何かいまのポジション全然変わってなくないか

「いやあ、僕は基本的全然変わってないですよ」

●ははははは。

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「あとやっぱりうちはいじめがほんとすごかったなあ」

■でも、いじめた方だって言ったじゃん。

「うん。いじめてた。けっこう今考えるとほんとすっごいヒドイことしてたわ。この場を借りてお詫びしま(笑)だって、けっこうほんとキツイことしてたよ」

■やっちゃいけないことを。

「うん。もう人の道に反してること。だってもうほんとに全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。ウンコを食わしたりさ。ウンコ食わした上にバックドロップしたりさ」

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沢田って奴がいて。こいつはかなりエポックメーキングな男で、転向してきたんですよ、小学校二年生ぐらいの時に。それはもう、学校中に衝撃が走って(笑)だって、転校してきて自己紹介とかするじゃないですか、もういきなり(言語障害っぽい口調で)「サワダです」とか言ってさ、「うわ、すごい!」ってなるじゃないですか。で、転校してきた初日に、ウンコしたんだ。なんか学校ウンコするとかいうのは小学生にとっては重罪だってのはあるじゃないですか?

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から、何かほら、「ロボコン」でいう「ロボパー」が転校してきたようなもんですよ。(笑)。で、みんなとかやっぱ、そういうの慣れてないから、かなりびっくりするじゃないですか。で、名前はもう一瞬にして知れ渡って、凄い奴が来たって(笑)ある意味スターですよ。

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段ボール箱とかがあって、そん中に沢田を入れて、全部グルグルガムテープで縛って、空気穴みたいなの開けて(笑)、「おい、沢田大丈夫か?」とか言うと、「ダイジョブ…」とか言ってんの(笑)そこに黒板消しとかで、「毒ガス攻撃だ!」ってパタパタやって、しばらく放っといたりして、時間経ってくると、何にも反応しなくなったりとかして、「ヤバいね」「どうしようか」とか言って、「じゃ、ここでガムテープだけ外して、部屋の側から見ていよう」って外して見てたら、いきなりバリバリ出てきて、何て言ったのかな…?何かすごく面白いこと言ったんですよ。……超ワケ分かんない、「おかあさ~ん」とかなんか、そんなこと言ったんですよ(笑)それでみんな大爆笑とかしたりして。

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ジャージになると、みんな脱がしてさ、でも、チンポ出すことなんて、別にこいつにとって何でもないことだからさ、チンポ出したままウロウロしているんだけど。だけど、こいつチンポがデッカくてさ、小学校の時からそうなんだけど、高校ぐらいになるともう、さらデカさが増しててさ(笑)女の子とか反応するじゃないですか。だから、みんなわざと脱がしてさ、廊下とか歩かせたりして。

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こういう障害がある人とかって言うのは、なぜか図書室にたまるんですよ。図書室っていうのが、もう一大テーマパークって感じで(笑)しかもウチの学年だけじゃなくて、全学年のそういう奴のなぜか、拠り所になってて、きっと逃げ場所なんだけど、そん中での社会っていうのがまたあって、さっき言った長谷川君っていう超ハードコアおかしい人が、一コ上で一番凄いから、イニシアチブを取ってね、みんなそいつのことをちょっと恐れてる。そいつには相棒がいて。耳が聞こえない奴で、すっごい背がちっちゃいのね。何か南米人とハーフみたいな顔をしてて、色が真っ黒で、そいつら二人でコンビなのね。ウチの学年のそういう奴にも威張ってたりとかするの。

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何かたまに、そういうのを「みんなで見に行こう」「休み時間は何やってるのか?」とか言ってさ。そういうのを好きなのは、僕とかを含めて三、四人ぐらいだったけど、見に行ったりすると、そいつらの間で相撲流行っててさ(笑)図書館の前に、土俵みたいなのがあって、相撲してるのね。

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太鼓クラブとかは、もうそうだったのね。体育倉庫みたいなことろでやってたの、クラブ自体が。だから、いろんなものが置いてあるんですよ、使えるものが。だからマットレス巻きにして殺しちゃった事件とかあったじゃないですか、そんなことやってたし、跳び箱の中に入れたりとか。小道具には事欠かなくて、マットの上からジャンピング・ニーパットやったりとかさー。あれはヤバイよね、きっとね(笑)

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村田は、小学生の頃からいたんですよ。こいつはちょっとおかしいってのも分かってたし。だけど違うクラスだったか接触する機会がなかったんだけど、中学に入ると、同じクラスになったから。で、さまざまな奇行をするわけですよ。村田っていうのは、わりと境界線上にいる男で、やっぱ頭が病気おかしいんだか、ただバカなんだか、というのが凄い分りにくい奴で、体なんかもちっちゃくて、それでこいつは沢田とは逆に癇癪が内にむかうタイプで、いじめられたりすると、立ち向かってくるんじゃなくて、自分で頭とかを壁とかにガンガンぶつけて、「畜生畜生!」とか言って(笑)ホントマンガみたいなの。それやられるとみんなビビッて、引いちゃうの。「あの人、やばいよ」って。

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風呂に入らないんですよ、こいつは(笑)まず、臭いし、髪の毛がかゆいみたいで、コリコリ頭掻いてるんですよ。何か髪の毛を一本一本抜いていくの。それで、10ハゲみたくなっちゃって、そこだけボコッとハゲルックス的に凄くて。勉強とか全然できないし、運動とかもやっぱ、全然できないし。

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村田は、別に誰にも相手にされてなかったんだけど、いきなりガムをたくさん持ってきて、何かみんなに配りだして。「何で、あいつ、あんなにガム持ってるんだ? 調べよう」ってことになって、呼び出してさ、「お前、何でそんなにガム持ってるの?」って聞いたら、「買ったんだ」とか言っててさ。三日間ぐらい、そういう凄い羽振りのいい時期があって。そんで付いて行って、いろんなもん買わせたりして。

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そんで、三日間くらいしたら、ここに青タン作って学校に来て。「おまえ、どうしたの?」とかきいたら、「親にブン殴られた」とか言ってて(笑)。親の財布から十五万円盗んだんだって。でも何に使っていいか分かんないから、ガム買ったりとかそういうことやって(笑)。だからそいつにしてみればその三日間っていうのはね、人気があった時代なんですよ。十五万円で人が集まってきて。かなりバカにされて、「買えよ」って言われてるだけなのに。

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ウチの班で布団バ~ッとひいちゃったりするじゃない。するとさ、プロレス技やったりするじゃないですか。たとえばバックドロップだとかって普通できないじゃないですか? だけどそいつ(注・村田君)軽いからさ、楽勝でできんですよ。ブレンバスターとかさ(笑)。それがなんか盛り上がっちゃってて。みんなでそいつプロレス技なんかかけちゃってて。おもしろいように決まるから「もう一回やらして」とか言って。

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それは別にいじめてる感じじゃなかったんだけど。ま、いじめてるんだけど(笑)。いちおう、そいつにお願いする形にして、「バックドロップやらして」なんて言って(笑)、”ガ~ン!”とかやってたんだけど。

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で、そこになんか先輩が現れちゃって。その人はなんか勘違いしちゃってるみたいでさ、限度知らないタイプっていうかさ。なんか洗濯紐でグルグル縛りに入っちゃってさ。「オナニーしろ」とか言っちゃって。「オマエ、誰が好きなんだ」とかさ(笑)そいつとか正座でさ。なんかその先輩が先頭に立っちゃって。なんかそこまで行っちゃうと僕とか引いちゃうっていうか。だけど、そこでもまだ行けちゃってるような奴なんかもいたりして。そうすると、僕なんか奇妙な立場なっちゃうというか。おもしろがれる線までっていうのは、おもしろがれるんだけど。「ここはヤバイよな」っていうラインとかっていうのが、人それぞれだと思うんだけど、その人の場合だとかなりハードコアまで行ってて。「オマエ、誰が好きなんだ」とか言って。「別に…」なんか言ってると、バーン!とかひっぱたいたりとかして、「おお、怖え~」とか思ったりして (笑)。「松岡さん(仮名)が好きです」とか言って(笑)。「じゃ、オナニーしろ」とか言って。「松岡さ~ん」とか言っちゃって。

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他だったら特殊学校にいるような子が普通クラスにいたし。私立から変わってて。僕、小学校の時からダウン症って言葉、知ってたもん。学校の裏に養護学校みたいなのがあるんですよ。町田の方の田舎から、まだ畑とか残ってて。それで、高校の時とか、休み時間にみんなで外にタバコ吸いにいったりするじゃないですか。で、だいたいみんな行く裏山があって。

タバコ吸ってたり、ボーッとしてたりなんかするとさ、マラソンしてるんですよ、その養護学校の人が。で、ジャージ着てさ、男は紺のジャージで、女はエンジジャージで、なんか走ってるんですよ。で、ダウン症なんですよ。

「あ、ダウン症の人が走ってんなあ」なんて言ってタバコ吸ってて。するともう一人さ、ダウン症の人が来るんだけど、ダウン症の人ってみんな同じ顔じゃないですか?

「あれ? さっきあの人通ったっけ?」なんて言ってさ(笑)。ちょっとデカかったりするんですよ、さっきの奴より。次、今度はエンジの服着たダウン症の人がトットットとか走っていって、「あれ? これ女?」とか言ったりして(笑)最後10人とか、みんな同じ顔の奴が、デッカイのやらちっちゃいのやらがダァ~って走って来て。「すっげー」なんて言っちゃって(笑)

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村田さんの家に電話する。お母さんが出た。聞けば、村田さんは現在パチンコ屋の住み込み店員をやっているという。高校和光を離れて定時制に。

お母さん「中学時代は正直いって自殺も考えましたよ。でも、親子で話し合って解決していって。ウチの子にもいじめられる個性みたいなものはありましたから。小山田君も元気でやっているみたいだし」

住み込み村田さんは家族とも連絡が取れないらしい。パチンコ屋の電話番号は、何度尋ねても教えて貰えず、最後は途中で電話を切られた。

沢田さんに電話してもお母さんが出た。電話だけだとラチが開かないので、アポなしでの最寄り駅から電話。「今近くまで来てるんですが……」田園調布でも有数の邸宅で、沢田さんと直接会うことができた。

お母さんによれば、”学習障害”だという。家族とも「うん」「そう」程度の会話しかしない。現在は、週に二回近くの保健所書道陶器教室に通う。社会復帰はしていない。

お母さん「卒業してから、ひどくなったんですよ。家の中で知ってる人にばかり囲まれいるから。小山田君とは、仲良くやってたと思ってましたけど」

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■もし対談できてたら、何話してますか?

別に、話す事ないッスけどねえ(笑)。でも分かんないけど、今とか会っても、ぜったい昔みたいに話しちゃうような気がするなあ。なんか分かんないけど。別にいじめるとかはないと思うけど。『今何やってんの?』みたいな(笑)。『パチンコ屋でバイトやってんの?』なんて(笑)、『玉拾ってんの?』とか(笑)。きっと、そうなっちゃうと思うんだけど」

■やっぱ、できることなら会わないで済ましたい?

「僕が? 村田とは別に会いたいとは思わないけど。会ったら会ったでおもしろいかなとは思う。沢田に会いたいな、僕」

特に顔も会わせたくないっていう人は、いない訳ですね?

「どうなんだろうなあ? これって、僕って、いじめてるほうなのかなあ?」

■その区別って曖昧です。

「だから自分じゃ分かんないっていうか。『これは果たしていじめなのか?』っていう。確かにヒドイことはしたし」

■やましいかどうかっていう結論は、自分の中では出てない?

「うーん……。でも、みんなこんな感じなのかもしれないな、なんて思うしね。いじめてる人って。僕なんか、全然、こう悪びれずに話しちゃたりするもんねえ」

■ええ。僕も聞きながら笑ってるし。

2021-07-16

木屋町にあるキャバクラ黒服仕事をしていた その3

 この体験を経て、私はある理解を得た。「正しい戦略は、その時々の環境文脈空気によって異なる」ということだ。世の中にはいろんなルール常識、慣習があるけれども、それらをストレート適用すべき場合もあるし、必要ならばかなぐり捨てないといけないこともある。

 アブラハム・マズロー欲求の五段階ピラミッドの人)の『完全なる経営』にこんなことが書いてある。

‟彼らの心理学によると、最善の思考や最善の問題解決ができるかどうかは、問題を含んだ状況を、期待や予想、憶測などを交えることなく、この上なく客観的な態度――先入観や恐怖、願望、個人的な利害などを交えない、神のような態度――で見ることができるかどうかにかかっている。…(中略)…解決すべき問題とは目の前に存在する問題であって、経験によって頭の中に蓄えられた問題ではない。頭の中に蓄えられた問題は、昨日の問題であって今日問題ではなく、また、両者は必ずしも一致するものではない‟ p.129-130

さら範囲を広げれば、家庭生活、すなわち妻や夫や友人たちとの関係についても、この方法を当てはめることができる。各状況における最善の管理方法とは、各状況において最もよく機能する管理方法のことだ。どの方法が最善であるかを見きわめるためには、予断や宗教的な期待を排した、完全な客観性が求められる。現実的な知覚は現実的に行動するための必要条件であり、現実的な行動は望ましい結果を生むための必要条件なのだ。‟ p.132

 マズローは、物事ありのままに見つめて、現実的に考え、行動することが成功への鍵だと言っている――と私は解釈した。

 イケメン先輩は結局、条件付きの免職処分になった。黒服が嬢と付き合った場合の店への罰金50万円と、Tちゃん彼氏への慰謝料として50万円、計100万円を返済したら辞めるという処分だ。店長は、翌日のミーティングの席において、みんなの前でイケメン公言した。「約束を破ったら組に売る」と。店に対する裏切り行為は許さないという態度を明白にしたのだった。

 これと、上の引用文がどう関係あるのかというと……この後すぐ、私と同学年のアルバイトの子が、S店の備品を盗んでいたのが判明した(立命館大学に通っていたので、以下リッツとする)。定期的に、ヘネシーなどの高級酒(そのうち廃棄される飲みかけ。キッチンに置いてある)や、午後の紅茶炭酸水チーズその他をくすねていたらしい。その犯行を見つけたのは、皮肉にもイケメン先輩だった。

 そのリッツは、イケメン先輩の時と同じく、閉店後に一番奥の席につかされた。最初の数分は、あの時と一緒だった。坦々とした、もの静かな事情聴取だ。その近くにM主任が座っていたのも同じだ。

 違ったのは、私も主任と一緒に丸椅子腰かけいたことだ。リッツ普段の行動に関する参考意見を述べることになっていた。

 別にリッツは、良くも悪くもない、普通の奴だった。口数は少なかったけど、まあ真面目かなという印象だった。サボっている様子はないし、店の女の子に声をかけるなどの御法度もないし、当日遅刻や欠勤もなかった。

 でも、人間とはそういうものなのだ。裏で何をしているかからない。人間言葉ではなく行動で判断すべきという金言があるが、それでも不十分だ。どんな人間にも裏がある。

 10ちょっとが経過した。私の供述も上の通り述べていた。その間、盗んだ物の確認と弁償代の話をしていたように思う。お店で無くなったとわかっているもの時価8万円相当(私の個人的計算では3万円~4万円相当)とされて、ほかにも盗まれた物があると仮定して、倍額の16万円を1か月以内に弁償すれば警察被害届は出さないという内容で決着した。

 最後店長は言った。「リッツ君。今日最後の勤務日だ。もう来なくていい。けど、ほかのお店に情報共有とかしないから、働きたかったら別のキャバで働いてもいいよ。今回は残念だったけど、また成長したあなたの姿を見たい。それで、いつかまたお客さんとしてうちに来てくれたら嬉しい」という言葉でお開きになった。

 当時の私は、「おかしいのではないか!?」と思った。当時のS店の黒服に課せられる罰金額は、記憶の限りでは以下のとおりだ。

・当日遅刻 5,000円

・当日欠勤 10,000円

窃盗その他の犯罪 250,000円+被害

・嬢と交際した場合 500,000円

・店の売上に影響するトラブルを起こした場合 時価(これが上記慰謝料

 リッツ規定どおりの罰金を科されなかった。被害額のみだ。しかし、イケメン先輩は規定どおりの罰金のうえボコボコにされている。

 当時の私は腑に落ちなかった。後に推測したことだが、店長には以下のような思考順序があったのではないか

リッツを殴って、25万円+16万円を請求したうえで脅す(イケメンと同じ対応

リッツ立命館大学学生課もしくは先輩もしくは親に相談する

相談先が交渉の窓口になる

罰金は減殺される可能性が高い。警察通報されたら逮捕リスクあり。

 上記①~④が成り立つならば、リッツに対して甘い対応をするのが正しい。そう読んだのではないか

 店長は、自他の権益に対してストレートな人だった。取れるモノはきっちり取っていく。悪く言えばがめつくて、善く言えば組織のことを考えている。

 今回の件だと、警察被害届を出してもS店には一銭も入らないし、リッツ問題行動を起こしたことをほかの店に情報共有するメリットはないし、彼がほかの店で問題を起こしても当店には関係がないし、リッツが負い目を感じていれば社会人になってからS店でお金を使うかもしれない。

 ※社会人になった今では、このような考え方は極めて短期的かつ自己本位的なものだと感じる。木屋町風俗営業を行うすべての店の利益を考えれば、リッツ警察に突き出すべきだったし、他店にも情報を共有すべきだった。こうした当たり前のことができないほどに、風俗業界というのは生存が厳しい世界なのだ

 憶測だが、店長には過去に痛い経験があったのかもしれない。16万円でも十分に得をしているからそれで済ませる。そういうことだ。

 一方で、イケメン先輩は、いわゆる「身分がない」タイプ社会人だった。だからルールに則った対応を採る(暴力のうえ正規罰金を課す)のが正しかった。

 私は今、地元広島地方公務員をしている。この仕事は、公平とか中立とか平等が叫ばれる業界ではあるが、確かに市民企業を公平に扱わないことが正しいケースがあるのだ。例えば、地元を盛り上げる活動をする部署が大きいイベントを開催する折には、成功キーパーソン及びその所属団体に対して相応の便宜を図る。近年の例だと、「全国菓子大博覧会」や「広島てっぱんグランプリ」といったものだ。

 上記の「成功キーパーソン及びその所属団体」について、関係者を良好な立地に出店させたり、相応の額の契約を用意したり、行政組織要職に就けたりする(教育委員など)。

 一般市民企業不公平に扱いたいからやっているのではない。公平に扱うのが長期的には一番正しい戦略なのはわかっている。これは、組織目的を達成するために必要不可欠な過程であると上の人間下の人間も判断たからそうなっている。

 反対に、戸籍課や税務課や医療課などの住民対応を行う部署においては、「融通が利かない」などのクレームをどれだけ食らっても、ひらすらに法律や要領に従って仕事をやり続けるのが正しい戦略ということになる。特定の人をひいきしても自治体にとってのメリットは薄いし、逆に訴訟リスクがあるからだ。

 キャバクラでの仕事は正直キツかった。嫌なお客さんには絡まれるし、たまに一気飲みを要求されるし、人が殴られるのを見ることがあるし、ホールに立ちっぱなしで足の裏が痛いし、キッチンものすごく忙しいうえに鼠とゴキブリだらけだ。

 でも、勉強になった。夜の歓楽街での仕事が、今の地方公務員としての自分の糧になっている。あの時、求人情報誌を開いてよかったと今では思える。



大学回生

 この春から時給は1,800円になった。昇給の際、店長からは、「お前以上の時間給をもらっている大学生は木屋町にも祇園にもいない。お前を評価している。就職活動中もシフトに入ってくれ」と言われた。※多分これが目的で時給を上げたのだと思う。これまでと違い、昨年比で増えた仕事もないからだ。

 この辺りからシフトに入ることが少なくなった。これまでは、週に4日、たまに5日という具合だった。でも、公務員試験勉強もしないといけないので週に3日の勤務になっていた。

 時間はあっという間に過ぎていって、夏が終わる頃に内定を得た私は、「自由だあああぁぁ!」とばかり、夜の街で遊びまわるようになった。

 私には小さい名誉があった。木屋町先斗町のいろんなバーに行ったが、S店で黒服をしています、付け回しの仕事を任されていますと言うと、大抵の店員さんや夜の街の常連の顔つきが変わるのだ。「こいつはやばい奴だ」という顔をする人もいれば、軽蔑した視線を向ける人もいれば、逆にすり寄ってくる人もいた。

 バーにはよく行ったが、キャバクラにはほとんど行かなかった。S店で働いているとわかったら追い出されるリスクがあったからだ。それに、私はKFJ京都風俗情掲示板)のお水板において、当時木屋町で№1とされていたS店で何年も働いている。お客さんに「おごってやるから来いよ」と誘われて他店に行ったことはあるが、なかなか満足がいかなかった。S店の子接客されたことはないが、それでもわかる。歴然とした『差』があった。

 今思えば、承認欲求というやつが足りていなかったのだろう。シロクマさんの本で言うと、「認められたい」というやつだ。当時は、自分をスゴい奴なんだと思いたかった。実際はぜんぜんそうではなかったし、逆に、本当にスゴい奴ほど自分を大きく見せたがらない。

 そういう人は飽きているのだ。ちやほやされることに。褒められることに。子どもの頃から自分パフォーマンスの高さを周りに認められるのが当たり前だった。だから調子に乗ったり、偉ぶったりしない。それだけのことだ。

 11月になった頃だった。M主任退職することになった。時期は来年の3月。田舎に帰るらしい。

 トラブルを起こしたわけではない。円満退職だ。夜の業界で7年も働けば、体はボロボロになる。普通は3年もてばいい方だが、M主任はそこまで働いて、十分すぎるほどの結果を出していた。私は「今までありがとうございました」と、お店の終わりに2人だけになったところで伝えた。

 この時のM主任言葉脳裏に刻んであるし、忘れた時のために日記にも取っている。重ねて言うが、この記事でところどころの描写がやたらと詳細なのは大学生当時の日記ベースにしていることによる。

 以下、M主任言葉になる。

「おう。〇〇ちゃん、お前もな、元気でな。ええけ?(※方言が入っている。いいか?の意味)〇〇ちゃん仕事ができる奴になれよ。仕事ができんかったらな、人間は終わりやぞ。どこに行っても生きてかれんようになる。仕事だけはな、ちゃんとやって一流になれよ。お前もこの店で何人も見てきたんやないけ、どうしようもない根性なしの連中を。ええけ? お前は悪い奴じゃない。でもな、どっか気が抜けて、間抜けなところがある。そこが好きなんやけどな。とにかく、仕事ができるって言われるようになれ。俺からお前に言えるんはそれだけや」

 呑みに行きましょう、と誘うつもりだった。でも、誘えなかった。私の中で、M主任はそれだけ偉大な存在だった。神だった。神を呑みに誘うことはできないのだ。

 その翌日。営業時間中の夜10時くらいだったか店長ともう1人、灰色スーツを来た人が紙袋を携えてS店にやってきた。「ちょっと時間あるか」と、上の階にある事務所に連れて行かれ、その人から名刺を渡された。

 このS店の母体である芸能事務所の人だった。取締役ナントカ部長だった。ソファに座らされてからの話の内容は端的で、「私を社員として採用したい」という話だった。

 部長の話には説得力があった。説得力要諦とは、ロジックにあるのではない。本人が持つ、その考えや判断への自信や信仰、そして意見を伝える際の胆力や粘りの強さが、本人の口を通して迫力となり、相手に伝わることで説得力生まれる。

公務員はこれから厳しい時代になる。お金問題ではない。本質的意味で割に合わなくなる。

あなた就職する自治体初任給は16万円だ。うちは基本給だけで26万円出す。

・S店での働き次第では本社に来てもらう

日本芸能界を盛り上げる一員になってほしい。それだけの才がある。

・お客さんも仲間もあなたを支持している

 今思えば典型的リップトークだ。なぜかといえば、上の内容の半分以上は私をほかの人に置き換えても、ちょっと修正するだけで通用するからだ。

 でも、当時の私は大学生だった。この時すっかり、S店で働こうか、それとも地元公務員になろうか迷い始めていた。もし、これが公務員試験を志す前であれば、この会社で働いていたかもしれない。

 特に最後にやつ。あれにはやられた。部長ソファの脇に置いていた紙袋から手紙を取り出した。十枚ほどの。小封筒に入った、そのひとつひとつを私の前にゆっくり差し出すと、それが――すべて嬢から手紙であることがわかった。

「〇〇君。試しにひとつ開けてみて」

 ある嬢からの簡潔なメッセージが入っていた。「これからも〇〇さんと働きたい」「〇〇さんに店長になってほしい」「卒業してもいなくならないで」。こんな言葉が認められていた。

「もうわかるね。〇〇君はみんなに慕われている。社会あなたを認めている。こんな大学生、ほかにいないよ」

 部長はA4サイズの用紙をボールペンとともに手渡してきた。

 『雇用契約書』とあった。裏面には雇用条件的なものが書いてある。これを片手に取って私は、ボールペンを握りしめた。

 右上に日付を書いて、ずっと下の方にある住所欄に個人情報を書き始めようとする。ボールペンをあてどなく前後に振って、書くのを静止しようとする脳と、書くのをやめたがらない右手が小さいラリーを繰り返していた。

 私は思い切って、ボールペンを紙面に押し付けた。そして、インクが紙に付いた途端――心臓から流れ出た血が、冷たい何かとともに押し戻されて、再び心臓へと逆流するのを感じた。私の指先は動くのをやめた。

 その場で立ち上がって私は、「残りを読んでから決めます」と告げて、手紙を抱きかかえてS店に帰ろうとしていた。事務所の扉を開けて出る時、舌打ちのような音が響いた。

 手紙ほとんどはテンプレートだった。ひな形がきっとあって、嬢はそれらを真似ている。そういう罠だった。手紙はぜんぶで11枚あって、その中でテンプレでないのは3通だった。そのうちひとつを挙げると、ヘタクソな文章で、私のこれまで4年間の行動や仕草がつらつらと書いてあった。

 私に対するポジティブ言葉も、ネガティブ言葉もあったけど、この3通の手紙には共通していることがあった。「地元に帰っても頑張って」。そんな内容だったかな……? 初めに読んだ1通はTちゃんからだった。

 彼女ハーフで、日本語がそこまで上手くはないのだが、それでも一生懸命な筆跡だった。何度かミスって修正液で消した跡があった。Tちゃんらしくて、不器用だけど愛が籠った手紙だった。

 一昨日それを読み返した時、ふいに涙が零れた。

 あの部長姑息な手を見抜いてから一週間後、私は2月末でS店を辞める旨を店長に告げた。残念そうにしていたけど、これは当然の結果なのだ

 私は地元公務員として働く道を選んだし、芸能事務所だって私が本当に欲しかったわけではなく、おそらくはM主任の代わりとしてだった。もし本気ならば、大学4年生の春までには声をかけている。

 最後の勤務日は静かだった。普通職場だと、辞める人には花束贈呈とかがあるんだろうけど、S店にそういった慣習はない。ただ普通に、最後の客が帰って、照明の光度を上げて、ホールキッチンを片付け始めて、嬢がみんな帰って……。

 最後に、このS店に初めて来た時に見た、この分厚い扉を閉める際に、「お疲れ様です」と小さく呟いた。私は、夜が明けてほんのりと水色の空が見える河原町通りへと歩みを進めていった。

(次が最後です)

 https://anond.hatelabo.jp/20210716220545

木屋町にあるキャバクラ黒服仕事をしていた その2

 そこから先は思い出したくない。身分証を出して、「あなたがしたのはキャッチという犯罪行為で~」と路上警察官2名から懇々と説諭を受け続け、彼らが帰った後に、暗い顔をした店長とM主任が地下のお店から出てきて、「ちょっと来い」と事務所に呼ばれ……面接の時のソファに座った私と、左隣に主任がいて、店長は斜めの位置にあるパイプ椅子腰かけていた。

「すいませんでした」

 私は粛々と謝った。沈黙が続いた後だった。

 店長パイプ椅子ちょっとずらすようにして身を乗り出した。ガラス張りのテーブルの上にあった煙草ライターガチャガチャと手に取る音がする、と思った時だった。

「誠に申し訳ありませんでした!!」

 M主任が謝ったのだ。直後、「私の責任です」という小さな声が聴こえた。

 この時、私が店長から告げられたのは以下の内容だ。

あなた警察に払う罰金は50万円。S店とM主任で25万円ずつ肩代わりする

今日警察は帰ったが、運が悪ければあなた逮捕される

・もう二度としないように。次はクビにする

 といったものだった。

 優しい人達だった。私のような盆暗に対して、ここまで優しい嘘をついてくれたのだから。今ではわかる。あの時、警察は私とS店を指導するだけで済ませてくれたのだ。

 状況が違ったら、普通に逮捕されていたかもしれない。あの場で解放されて、しかも私が罰金の納付書をもらっていないということは、そういうことなのだ。

 M主任には頭が上がらない。もし、もう一度会うことがあったら何万円でもおごるし、「百万円貸してくれ」と言われたら迷ってしまうに違いない(貸さない)。

 なお、当時のキャッチ行為規制基準においては、路上の客に声をかけた後に何メートルも付いていったり、身体接触しない限りはセーフだったようだ。一部の悪質な店は、警官の目が届かないビル内で付きまといや身体接触などをしていた。



大学回生

 大学講義に出ながら、S店でのアルバイトキッチンホール、店の前に立つ案内係)に週4でシフトに入る生活を続けている間に2年が過ぎた。単位はけっこう落としていた。履修しても半分ちかくは落とすので、できるだけ多く登録するようにしていた。教職課程も取っていたため、割とぎりぎりで卒業した感がある。

 この年が転機だった。キャバクラ黒服仕事にのめり込んでいた私の時給は、この年の秋に一気に1,600円に上がった。理由シンプルで、『付け回し』というポジションを任されるようになったからだ。

 すでに私の先輩は、店長とM主任イケメンだけになっていた。後は、2人の社員と2人のアルバイトが私の後に続く。ここまでの間で、お店で働き始めたのは10人以上はいただろうか。みんな、あっという間に辞めていった。

 この業界は、はっきりいって申し訳ないのだが、中途半端人生を送り続けた挙句に流れ着いた人間が多い。負け癖がついている。だからすぐに諦めるし、ふてくされるし、誘惑に負けて嬢を口説いたり、物を盗んだりして――制裁を受ける(後述)。

 『付け回し』の仕事ざっと説明する。要すると、女の子をどの席につけるか決める人だ。スナックだとチーママがやっている。併せて、各席の料金状況をチェックする。フロア中央から客席を常に見渡して、嬢の配置をどうするか考え続ける。

 このポジションは、自分の成果を数字で把握するのが難しい。というのも、いわゆるABテストというやつができない一発勝負系の仕事なので、自分が決めた配置が果たしてしかったのかすぐにはわからない。

 でも、時間が経つとわかる。ちゃんとした人が付け回しをやると、ゆっくりと、じんわりではあるが、お客さんが増えていく。一見さんがまたお店に来てくれ、月に何度か来てくれるようになり、やがては常連になる。店長やM主任レベルだとそうなる。

 そのお客さんに嬢を付けた時の反応を1回1回ちゃんと見ていて、それに応じて次はどの嬢を付けようかを思案し、試行錯誤を繰り返し、やがてそのお客さんの嬢の好みを理解するようになるからだ。それだけではなく、お客さん同士の空気を察して、喧嘩が起きないようにする心遣いも忘れない。

 お酒が入っているうえにそういう気質の人が多いので、しょっちゅうとは言わないが喧嘩が起きる。例えば、当時のM主任は、カラオケでほかのお客が歌えないほどに曲を入れまくる人がいると――それとなくデンモク操作して曲が流れる順番を変えたり、嬢を利用して歌わせないように場をコントロールしていた。

 女の子の側でもそうだ。

 彼女らもプロだが、やはり年若いので、「嫌な客」「苦手な客」「うざい客」みたいなものがある。反対に好みの客もあるわけで、一流の付け回しをする人は、そのあたりの機微理解しながら客と嬢との最適な組み合わせをシナジーとして導き、実行に移せる。

 私はその域に達することはできなかった。私が付け回しを任される時というのは、店長主任がそのポジションを離れざるを得ない時だけだった。

 実際、私はあまりセンスがなかったと思う。お客さんに怒られてばかりだった。私が付け回しをしていた時の一見さんリピート率は2人の先輩に比べて低かったし、お客さん同士が喧嘩に発展する前に止められないこともあった。

 ある時などは、あるお客のグループ(今でいう半グレ風の人達)が、堅気な感じのお客を店内で突然ボコりはじめた。カラオケトラブルだった気がする。

 その半グレは堅気の若者のところへ行き、いきなり胸倉を掴んで殴りつけ、引き起こしガラス卓の上に叩きつけた。そして、足で何度も胸や腹を踏みつけた――近くにいた嬢が絶句して吐き気を催していた。別の気丈な子が肩をさすって慰めている。

 また別の大柄の男が、殴られた男を引きずり起こし、その頬に一撃を加えて地面に引き倒したところで私が止めに入った(判断が遅い!)のだが、ヒートアップしていた彼らを抑えるのがやっとだった。店長やM主任だったら、リアルファイトになっても目線対話だけで事を収めるし、そもそも喧嘩になることがまずない。

 結局、私が物理的な意味で間に入って無理やり止めた。もみ合って、もみ合って、「もうやめてください!」と半分キレながら叫んで、それでようやくなんとかなった。殴られた人は、もちろん料金なしで帰ってもらった……後で警察官が店に事情聴取に来ることもなかった。

 私には付け回しの才能がなかった。『一応できる』というだけの交代要員であり、それ以上でも以下でもなかった。嬢達は、私を憐れんでか、明らかにおかしい付け回しに対しても苦情を言ってこなかった。一部の子は、「あのお客さん私に飽きてたよ」とか、「なんで今代わらせたの。指名の話してたのに」とか、「あの子芸能人の卵だから楽なお客さんにばっかり付けてるの?」とか、ちゃん本音を伝えてくれた。

 でも、ほとんどの女の子特に20才以下の若い子や、逆に30代半ば以降の子)は、私を憐れんでか、苦情すら言ってくることがなかった。信頼されていなかったのだ。

 さて。そろそろ(後述)の話をやりたい。

 この年の秋だった。イケメン先輩が罪を冒したのは。私の価値観ターニングポイントになった体験でもある。

 お店の女の子しかも上位数人に入るほどの人気で、そのうえS店のお客さんと付き合っていた嬢(以下Tちゃんとする)と交際していたことが判明したのだ。

 なぜわかったかというと、怪しいと感じたそのお客さんがTちゃん携帯を盗み見たところ、イケメンとの睦言のやり取りが画面に映っていたということだ。噂だから真実かどうかはわからない。でも、浮気はバレてしまった。

 嬢との恋愛は大きな罪だ。キャバクラなどにとっての女の子というのは、大事商品なのだマクドナルドでいえばハンバーガーだ。店員ハンバーガーを盗んで食べたら処分されるだろう。そういうことだ。

 しかも、前回の記事で、S店というキャバクラ母体芸能事務所であることを述べた。Tちゃんはそこに所属している子だった。今でもたまに、テレビバラエティで見ることがある。その度に、「あんた成長しすぎやろ!」と唇を尖らせて食い入るように番組を見ている私がいる。

 この時の私や、私の後輩達は、このことが問題になったのをイマイチ信じることができなかった。というのも、イケメンとTちゃんとの間柄は、スタッフ内では公然の秘密だったからだ。お店が終わった後のミーティングでは、イケメンに対するTちゃんの態度が違った。なんというか、口喧嘩がこなれているというか、恋人同士が醸し出す雰囲気だった。

 勤務中もそういうことがあった。Tちゃんお酒に弱かった。カクテルならば、どんな嬢であってもリキュールを一滴か二滴しか入れない。でも、ボトルシャンパンとなるとそうはいかない。ごまかしが効かないのだ。特にシャンパンを卓の上で薄めるわけにはいかない。

 そんなこんなで、稀に、酔いつぶれたTちゃんが私のいるキッチンに入ってきて、ビア樽(ビールの詰め替え用のタンク)に腰かけることがあった。うわごとを呟いたり、ボウっとしたり、どこか一点を見つめるようにしたり、急にキレだして携帯電話ごみ箱シュートしてトイレに駆け込んだりしていた。

 ある時、Tちゃん携帯ごみ箱に叩き込んだ後、イラついた声を上げ、キッチンを飛び出そうとした時だった。ガンッ!という音とともに、キッチンの出口にある真四角の排水溝にはまり込んでしまった。ガンッ、というのは排水溝の鉄板が跳ねた音だ。

 イケメン先輩の動きは速かった。いつもであれば、廊下に立っている嬢が貧血で倒れたりしても、涼しい顔をして対処に入るのだが、Tちゃん排水溝にハマった時は違った。「すぐにキッチンのドア閉めて!お客さんに見える」と血相を変えて対応に入ったのだ。

 イケメンの声と同じタイミングで私は、キッチンのドアを閉めにかかっていた。酩酊状態で泣き出したTちゃんを救う(掬う)役目はイケメンに任せて、懐中電灯を点け、排水溝に落ちたTちゃん私物を拾い上げる。

 その際、イケメン先輩が、Tちゃんに「馬鹿。気いつけや」と優しく呟いたのを覚えている。京都弁だったのでうまく思い出せない。

 だからこそ、イケメン先輩が犯した罪をすぐには意識できなかった。

 ある日の営業終了後だった。暗かったホールの照明の光度が上がって、店の片付けが始まって、嬢がみんな帰って、皿洗いや店内清掃もみんな終わった頃に、「そこに座れ!」という声が響いた。店長がお店の入口からやってきて、片付けをしていたイケメン先輩を一番奥の席に座らせたのだ。傍らには主任もいた。

 私や、ほかの役職のない社員アルバイトは店を出ていこうとしたが、店長が「いいからそこにいろ」と言った。私は、扉を1枚隔てたキッチンにいた。声はよく聞こえなかった。扉の隙間から、奥の席で事情聴取を受けるイケメンの後ろ姿が見える。

 細々とした声で、Tちゃんと付き合っていた事実説明していたと思う。事情聴取は5分も経たないうちに終わった。というのも、「オメー何してんだよ!しかも客の女と付き合って。おい!ふざけんな」と、急に店長ヒートアップたかと思うと、ガラスの卓にあった灰皿を、イケメンの顔めがけて投げつけた。

 おそらく口周りに当たったのだろう、イケメンが顎のあたりに手をやった途端に店長は立ち上がり、イケメンの顔を殴打した。M主任が丸椅子から立ち上がって止めに入るも、店長に突き飛ばされて断念した。

 床のカーペットに仰向けに倒れたイケメンの上に跨り、店長が何度も何度も、その端正な顔に鉄拳をぶつけていた。イケメンは、「すいません、すいません!」と謝り続けていた。

 耳に入っていないかのごとく、何十発もイケメンを殴り続けた店長だった。ある瞬間に、ふと立ち上がって、イケメンの体をサッカーボールみたいに思いっきり蹴飛ばすと、「ボケが」と呟いて、私達のいるキッチンの横を通って近くの席に座り、どこかに電話をかけ始めた……。

 その後、イケメンが泣きはらしながら、血だらけの顔でホールをうろついていたのを覚えている。

(続きます

 https://anond.hatelabo.jp/20210716220544

anond:20210716205720

当の本人ボコれないか増田の怒りは消えないんやで

永遠に代理人形を見つけたらボコるんやで

邪神ちゃん競馬させたい

大負けさせて馬券を握り締めながら「くっふ~」って後悔してほしい

「あの○○な騎手が悪いんですの!私が乗ればぶっちぎりで勝つに決まってるだろ」

つって出走直前の騎手ちょっかい出して「やめてください邪神ちゃん」「邪神ちゃんさん、な」ってやりとりしてほしい

なんとか騎手を追い出して馬を目の前にするも「そういえば私跨げねーですの」って洟をたらしてほしい

「え~い私は魔貴族邪神ちゃんお嬢様らしくサイドサドルでいきますの!」ってお嬢様乗りで出走するも想像以上の激しさで落馬して馬にボコボコに踏まれまくってほしい

さらにゆりねにこらー!って怒られて最後は輪切りにされてほしい

競馬場名物の蛇刺しはいかがですかー?」ってシェフコスゆりねで締めてほしい

尻尾から血を出してバタバタしながら邪神ちゃんは「7月25日の『祝・邪神ちゃん帯広編決定杯』もよろしくですのー!」って告知も忘れないでほしい

anond:20210716073605

そのうち路地裏に引きずり込まれボコボコにされるぞ。

2021-07-15

anond:20210715230245

あの時代あんな感じだった〜って言い訳

小山田圭吾いじめの話ってずーっと前からコピペとしてあって

小山田圭吾自身がそれに対して何の釈明も無いし、コーネリアス自体がそこまでメジャー空気感いから放っておかれてただけでしょ

知る人ぞ知る、コーネリアス、みたいな

でも東京五輪を通して世界に見せつけるものとしてそういうどでかいマイナスイメージに対して何の説明もないのは無理でしょ

 

「90年代サブカル雑誌特有強がりでした〜小山田ダッサ〜!事前調査もできねえし説明もできねえ五輪ダッサ〜!」にしても

「いや、マジでボッコボコにやってたんで反省とかしてねぇし、俺はこの五輪仕事断るつもりっすよ」にしても

ちゃんと言わなきゃ、障害者いじめてそのあと呑気に音楽活動してるアーティストの印象で止まるよ

活動で俺の印象を変えていくぜ!と意気込んでるようなアーティストさん相手に悪いけどね

 

少なくとも採用したJOC説明しなきゃ、音楽監督FPM田中知之も一緒になって。

裏方とかじゃなくさ、監督なんでしょ?なんで採用してる人間のことも説明できないの?

 

説明する気ありませんよ。だって、アレはデマですよ。あの当時の雑誌のノリでやっただけで小山田の同期にあん名前同級生居ませんよ」とかとんでもない言い訳して黙らせられるだろうにしないんだもの

実際にインタビューしてるから実在はするんだろうけど

そういうのすらしないから今更ダサい伏線回収みたいな目に遭う

業界においてタブーみたいにしてんのかしらね、知らんけど

 

なんつーかアホがアホを誘ってアホのお祭りしてるだけじゃん

いやまぁ混迷極める五輪お祭りオチがコレならコレで「コーネリアス聞く度に思い出すこのイジメの話の真相が聞けるようで良かったわ〜」ってなるんだけどさ

キャンサー杯で検索してウマ娘引退を決めた

スピ・パワ1200

芝・マイルS

逃げコツ・スピパワ緑スキル◎・地固め


こんなのどうやっても勝てないじゃん?

んでデッキ見たら見事に完凸SSRまみれ。

もう無理じゃん。

課金しまくって課金してないやつをボコるか、課金せずに課金したやつにボコられるか。

どっちもゲームじゃねえだろ。

こんなのゲームじゃねえだろ。

俺はウマ娘引退する!

ポケモンMOBAガンダムOWが俺を待ってる!

2021-07-14

※少しアブノーマル

だれでもいいから弱い立場の人を叩きたい衝動と性欲と理性が働いた結果、反ワクチン性奴隷化してチ○コでボコボコにする無様エロ系の妄想をしている。小説を書き始めてみたくてこの場合この妄想言葉にした方がいい気がするけれど色々炎上しそうで怖い。特に達磨化があるあたりが。

2021-07-13

オタクって所持してるグッズ数やかけた金額や年月でマウント取る傾向あるけどなんで?

比較新参オタク古参オタクが別アカボッコボコにしてるのよく見るけど

2021-07-11

記憶喪失になった主人公増田エースだったことを知らされたんだけど、全然記憶が戻らないままブクマボコボコにされて仕方なくホッテントリ入りを目指すアニメ。もう他のやつが、増田は1000ブクマ超えもザラだったのにと色々言ってくるわけだ。タイトルはRE-MASUDA。感動の大作。

2021-07-10

10年のキャリア邪魔になってつらい

とある業界で働いてた。仮に飲食系としよう。

新卒入社して10年いた。

バイトに毛の生えたような給料で、紆余曲折経てバイトレベル雑務とかを束ねる人の補佐的ポジまで行ったが、待遇悪くて身体壊して辞めた。

で、今その業界及びそれに近い業界に対してシステム開発して納品する立場にいる。

いるんだが、その業界いたころの常識が、今の開発チームに全然通じなくてしんどい

例えるなら、「レジに入金するみたいな機能が欲しいと言われたんで、入金の機能作りました!(お釣りが発生するケースは考えてないのでカネを吸い込むだけの機能)」みたいな感じ。

いや、確かに客は入金機能が欲しいと言ってたよ。言ってたけど、レジやるなら釣り銭の処理は考えとかなきゃダメじゃない?これ客にツッコまれるまでほっとくの?

せめて「これカネ吸い込むだけの機能ということでいっすかね」みたいな確認はしてこよ??打ち合わせやったんやろ???

みたいな細かいことが、いろーーーんなところにある。

本当にカネ吸い込むだけの機能で良かった場合もあるが、「いやカネ吸い込むだけでええわけないやろ」ってなったケースもある。というか主観ではそっちのが多い。

しかしチームの基本姿勢としては、「特に要望されてなかったのでやってません」ばっかり。要望そもそもあるのかないのかを確認しないでそれ。

ちゃん確認しとかないので後出しみたいなかたちで改修要望出てきて、それで開発工数伸びて、納期間に合わなくなって既に2件ポシャってる。

そして自分はチーム内でそういう「特に要望されてなかったことを事前打ち合わせの段階でほじくって余計な仕事を増やすとんちんかん非常識野郎ポジで固まりつつある。

自分が良かれと思って何か言っても基本却下される。

単に却下されるだけならまだしも、あとから客に言われるので、自分の中で「だから言ったじゃん…」が溜まっていく。

なんていうか、つらい。いやつっっっら。

割と本当につらいわこれ。

これが例えば自分技術的な不足であれば、IT新入りなんですつってボコられるのは覚悟の上で転職したので大したダメージはない。

しか10年いて細かい業務フローマニュアル全部取りまとめるみたいなこともしていた、その知識が完全に今の業務で仇になっていてきつい。

これが「あとから客に言われる」だけならまだいい。

関連法規に照らし合わせるとこの仕様まずいよね???みたいなのがちょいちょいポロポロ出てくるのだが、それに誰も危機感持ってないのが一番きつい。

10年で培った業界コモンセンス常識−が、「これマジまずいって、本当有り得ないレベルだって」と訴えてくるので、ついつい言い方がキツくなる。

で、チーム内でのウケも悪くなる。

この繰り返し。(テキシコー

昨日ついに「何か意見しても『言い方が〜』とか言われるので、もう意見したくありませーん」ておふざけニュアンス混ぜつつ言うてもうたわ。

そうしたら、「仕事としてやってるんだから、その態度は〜〜」とくるわけだ。

いやまあ、そりゃそうだよね。はたから見たらワイ完全にめんどくさい察してちゃんだもんな。

しかし言っても言ってもまるで尊重されないのに意見し続けるのは普通にしんどい

単に尊重されないだけならまだしも、「だから言ったじゃん」が発生するのが目に見えててしんどい

言わなきゃ、「だから言ったじゃん」は発生しない。

あー、なんか、大学時代勉強したやつで、こんな話あったな。

予言を誰も信じなくなる呪いにかかった姫君の話。

あのお姫様は立派だ。祖国危機だったんで、狂人扱いされながら警告し続けていた。

中国の忠臣とかもそうだよな。厳しいこと言って嫌われるってしんどいのに、というか最悪斬首とかの時代なのに、言わなきゃダメだと思ったら首が飛ぶ覚悟ちゃんと言う。

偉いよ。

俺はもうダメだな。今こうして増田書いてて思ったが、普通に心折れてるわこれ。開放骨折だわ。

三十六計逃ぐるに如かず。逃亡計画を練らなくては。

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