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2020-07-14

anond:20200714145126

長々と長文を書いておいて、屁にもならないリードスペクタクルサスペンスクライマックスもない本文。さっぱりとしてペーソスの効いたユーモア。どれも入っていないあたりやはり教養がない底辺売文屋。赤点寺田寅彦10冊読んでやり直し。

2020-07-13

anond:20200713114943

じゃあ腐女子男性同性愛者の権利侵害してません。それは彼らの権利ではないのでってなるわ(んなわけあるか)

フィクションを書くことと誰かの基本的人権侵害することとの関係性は「んなわけあるか」で流せるほど自明なことではないよ。

例えば、正当防衛などでなく人を殺すのは相手基本的人権侵害してるけど、

ミステリーサスペンスフィクション殺人を書くことは誰のどのような基本的人権侵害しているの?

仮にフィクションに影響されて誰かの基本的人権侵害した人が出たとして、責任所在は”実際に”侵害した人であり、フィクションを書いた人ではないというのが、刑法における行為原理だろう(学説によって細かな違いはあるが)。

また基本的人権自然権、つまり国家や法に先立って各人が有している権利と考えるのが一般的だろう。

そこにはマジョリティマイノリティ強者弱者の差はなく、全員が等しい権利を有している。

判断権力勾配などの”政治的な差”を持ちだした時点で、それは自然権では無いよ。

もちろん功利主義国家主義のように自然権否定する立場存在するけど、リベラルが主張するのは矛盾じゃない?

2020-07-09

anond:20200709001049

SFの人がサスペンスつくったらこんなもんかあ、という作品ではあった。

2020-07-07

無料漫画サイトの話1

やあ、漫画の話がしたいマンだよ。

今日自分がよく行く漫画サイトの話をするよ。有料が基本の所は省くよ。ちなみに全部PCで見てる(未だにガラケーなので)。

文字数制限か全文UPできなかったので分けて2は言及でぶら下げたよ。

 

ニコニコ静画 https://seiga.nicovideo.jp/manga/

出版社横断で作品数は多分日本一かな?ただし素人の書いた作品も混ざるので玉石混交とはいえ後に商業化する作品もあるので油断はできない。

ジャンル分布的には ファンタジー恋愛日常>その他 って感じかな。スポーツはほぼ無いよ。ホラーサスペンスも少ない。

ランキングお気に入り機能・前回読んだ話数表示等の機能が使いやすい。

基本的最初の数話が常設+最新話1~3話程度が無料という場合が多いので作品を見定めるにはかなり都合の良いサイトになってる。

 

■ComicWaker https://comic-walker.com/contents/list/

角川系の集約サイトジャンル分布的にはニコニコと似ているが+BLガンダム等が有る。作品数は多い。

急に更新しなくなったり、更新したと思ったらリバイバル更新だったりする所が玉にキズ。

 

ヤングエースUP https://web-ace.jp/youngaceup/

こちらも角川系。掲載作品はWakerとかぶるけどこちらの方が早い。一部作品はここだけの物もある。

基本的最初から全話無料という形態が多い太っ腹な作り。

 

少年ジャンプ+ https://shonenjumpplus.com/

ジャンプ系の本丸かな?多くのサイト採用されてるフォーマット採用。一度見た作品の最新話が掲載されると履歴欄で通知してくれる。

ジャンルバランスが良く読み切り作品もちょくちょく載る。古めの週刊少年ジャンプ作品が載ったりスピンオフもある。

アニメ化・連載完結等の際に無料で数十話~100話ぐらい読ませてくれるので気になってた作品を深く見定められるのはありがたい。

 

となりのヤングジャンプ https://tonarinoyj.jp/series

+と分ける意味がよく分からん作品数は少ないけど実はYJ・UJ本誌試し読み(https://tonarinoyj.jp/article/previews)もある。

 

サンデーうぇぶり https://www.sunday-webry.com/

小学館系はここしか知らんのだけど他に有るのかしら?掲載数はそこそこジャンルスポーツ以外は割と万遍ない。

見れる話数が少なめなのが弱点。

 

マガジンポケット https://pocket.shonenmagazine.com/series

講談社系。作品数・ジャンル分布共に良し。珍しくスポーツ物が結構ある。総合的に一番バランスの良いサイトかも。

最初数話+順次数週間の無料公開をして最新話を追いかけていくタイプ

 

コミックDAYS https://comic-days.com/

講談社系。マガポケと一部かぶりは有るがマガジン系以外の作品が主流っぽ。

数は多いけど1話だけ無料が多い(有料で全話読める)。一部作品はマガポケと同タイプ無料掲載

2020-07-06

架空名前を変えたがる人

ちょっとした日常出来事とか、難病との闘いの記録とか、そういう体験談が書かれているブログを読んでいると

「『悪役の名前自分名前かぶるから登場人物名前を変えてほしい』という意見があるから名前変えます

みたいな文章とともに変更が入ることがある。

自分名前と同じ名前登場人物が悪役だったとして、それは気分が悪いことなのだろうか。

自分と同じ名前が悪役だったとしても、それは自分自身ではないはず。

親のオリジナリティが溢れた名前でない限り、世の中には名前が同じ人はかなりの数存在するはずなのに。

ニュースに出てた犯罪者名前自分と同じだったら、

サスペンス映画被害者自分と同じだったら、

セクシー女優名前自分と同じだったら、

名前を変えてくれと主張した人たちは、自分と同じ名前の人を見つけるたびに名前を変えてほしいと思っているのだろうか。

それとも、ブログという読み手意見比較的届けやす場所が、そんな気持ちにさせるのだろうか。

思い出したいお風呂覗きのシーン

恥の多い人生を送っているが、とりわけ恥ずかしいと思うのが数あるエロ動画ジャンルの中で盗撮が好きなことだ。

たぶん初めてえっち動画ネットで見ようとした時、控えめに検索して、水泳部の部室の映像マンションものが出てきてめちゃくちゃ興奮したのもあるが、そこから身体検査ものナンパし連れ込みもの……と中身は変わってもジャンルのものへの渇望は留まることを知らない。(当時ガキだったし、間違ってお金かかるサイトに繋いで死ぬほど親に怒られたりもした。)

モスバーガー記事を知りたいという匿名ダイアリーを読んでいて思ったのが、なぜ盗撮動画が好きなのか自分ルーツを辿ると地上波テレビでやっていた番組の一シーンが鮮明に記憶残っているからだったと思う。

テレビサスペンスかなにかであるお色気シーンの一つだったと思うけど、

男3人組ぐらいが女風呂を覗いている、竹の壁みたいな隙間からビデオ双眼鏡レンズ的なものでみていた気がする。3人のうちの1人はやめた方がいいよ、的な感じで話していたら、結局、その竹の壁みたいなのが倒れてバレたような気がする。その後、説教されるみたいなくだりで主人公格の女の人とそのひよっていた男は昔馴染み的な感じもあった気がする。

リビングで見ていて、家族ものすごく気まずい空気になったが、そこからずっと頭に引っかかっている気がする。

誰か覚えていて詳細を知っている人がいたら教えてほしい。

2020-06-25

豪華客船ランチ弁当バイキング増田酢魔軍記射場ウトンベチン等のン世区ゃ気化雨後(回文

『豪華客船消えた崎陽軒弁当ミステリー

って小説サスペンス番組かでやったらそこそこ人気が出そうな気がします。

おはようございます

なんかどっかで見た、

どんなタイトルにしたら視聴率が上がるかってので、

湯けむりとか美人女将とかってタイトルに入れたら

視聴率バク上がりするってなにかで読んだけど。

『今夜新大喰い女王誕生温泉女将・豪華客船消えた4000食の崎陽軒シュウマイ弁当ミステリー24時!池の水全部抜きました!』ってあったら私見わ!

ってテレ東風味が多目な気がするけど、

あ、

タイトルの頭に池上彰さんの名前を載せるのを忘れていたわ。

池上彰の今夜新大喰い女王誕生温泉女将・豪華客船消えた4000食の0円崎陽軒シュウマイ弁当ミステリー24時!池の水全部抜きました!』

あんまりタイトルが多すぎると、

新聞テレビ欄に入りきれないので

ある程度の文字数に収めないといけないんだって、へーよね。

無造作に何でも書いていいところだと思ってたけど違うのね。

ってもう今夜女王誕生!って言ってる時点で

消えた4000食のシュウマイ弁当犯人はそこでもうバレているという、

突拍子も無いことに気付いたわ。

よくよく考えてみたら、

それ意外とタイトルで全部起承転結全部盛り込んだタイトルも逆に新しくない?

うそこで犯人が分かっちゃってるとか。

そんでそのプロセスを楽しむみたいな。

ただただ大喰いの中継だっていう番組でも言えるし、

サスペンスとも言えるし、

24時で激録感もあると言えるし、

池の水を抜くとも言えるわね。

あ!でもいいこと思い付いたわ。

タイトルの一部を書いたカードをそれぞれトランプにして、

みんなで集まってせーので出して面白いタイトルにした人が優勝ってカードゲームにしたら

人気出ると思うわー。

でもこういう安直に考え得る、

やってやれないことを誰もやってないってことは、

まりそう言うことなのかしらね

ミステリーだけに

そこが一番ミステリーわ!

あーあ、

私もミステリーハンターになりたいなー。

うふふ。


今日朝ご飯

待ってましたとやっとありつけた、

目玉焼きベーコンレタストマトサンド

わず店頭で頬ずりしちゃったわよ。

これがなきゃ朝が始まらないお味噌汁のあさげを彷彿とさせるサンドイッチよ。

これが陳列棚にあった日はきっと良い1日になるわ!

デトックスウォーター

夏場白菜を部屋の中で放置しておくと1日にして溶けて水になってしまう恐怖を覚えてから

怖くて白菜買えなくなった夏場の時期ね。

くわばらくわばら!

キャベツならまだコシがあるから

今日キャベツウォーラーで決まりね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2020-06-09

橘悠馬『典薬寮魔女』(京都アニメーション2020年感想

京アニ自社レーベルKAエスマ文庫」の新人賞から出てきた和風ファンタジー。荒削りだけど面白かった。

主人公はYAMA育ちの少年で、「典薬寮魔女」と渾名される少女の護衛を命ぜられる。宮廷で医薬を司る官衙に勤める彼女情熱を燃やすのは、薬殺を阻止すること。そんな彼女に付き従う少年は、次第に宮中舞台にした陰謀の渦中に巻き込まれていく……という、和風ファンタジーミステリサスペンスをやっている作品

個人的には、キャラ立てが弱かったのと、主人公の扱いがなんか変、というのを感じた。

まずはキャラ立て。主人公が仕える雪代という少女典薬寮魔女と呼ばれていて、実際にクライマックスで壮大な陰謀を暴き出し敵を追い詰めるわけだけど、そこに至るまでに周囲から魔女呼ばわりされたり過去解決した事件の話をされたりはするのに肝心のリアルタイム解決した事件がメインの陰謀しか描かれてないかちょっと物足りない。

作品を引っ張り出すのは気が引けるけど、たとえば〈古典部シリーズの第1作『氷菓』だと、主人公である太郎が小さな謎をいくつか解決した上で、大きな謎に挑む、という感じになっているから、奉太郎が周囲の人たちから一目置かれてたり嫉妬されてたりするというのが納得できるようになってるし、最後の謎が引き立つんだよね。

もちろん本格ミステリだとキャラよりも謎解きがメインになるから、それまでの実績がちっとも描かれない探偵役がいきなり大きな謎を解いてもいいんだけど、本作はキャラも重視しているように見えるからそれだけだとちょっと不足かなって。

主人公の扱いがなんか変、について。護衛用の人材として連れて来られたやつを助手としてこき使うまではまあいいとして、そいつ医学知識勉強しろと言って教育を受けさせるのはマジで謎だった。護衛を敵の襲撃もないのにヘトヘトにしてどうするの……? なんのためにこいつ連れてきたんだよって思っちゃうな。

あと前半で出てくるやつがどう考えても陰謀関係者だったのは「ですよねーーーーーー」って感じだった。まああからさまに怪しかたからね、しょうがいね。あのポジションキャラは誰が書いても怪しくならざるを得ないよな……

ここまで文句を書き連ねてきたけど、美点も言っとかないとフェアじゃない。京アニ自社レーベルでやってる以上は当然なんだけど、映像がすごい映えそう。平安時代っぽい都に聳え立つ人工の山、そこに築かれた宮廷、動き回る貴人たちといった都会的な情景と、山奥を走り抜ける少年荘園侵入しようとする騎馬の者たち、といったファンタジックな情景が入り混じって、京アニの絵柄で再現されたらとても美しそうだと思った。実際に選評でも

[……]舞台となる「朝廷」や「典薬寮」も弊社としても新たにチャレンジするには魅力的でした。

https://www.kyotoanimation.co.jp/kyoani_award/10th/

と書かれているので、やっぱりそういうのも重視して選んでるんだろうな。上で書いたように、本筋の事件以外を解決する描写が少なすぎて物足りないので、前半部分にアニオリのエピソードいくつか入れたら1クールアニメになりそう(小並感)。

さて、物語の展開とかではなく些細な点への指摘を。これは好みの問題なんだけど、地の文とかで見知らぬ用語が出てきたときに、それをカッコ書きで説明されると割と萎えものがある。

いや説明必要ならそれは地の文でしてほしいし、多少わかんなくても読むのに支障はないわけだし、ファンタジーにわからん言葉が出てくるのはある程度前提なわけですよ。わからん言葉があれば飛ばして読むか辞書で調べるかするし、なんなら咄嗟にわからん言葉が多少出てきた方がファンタジーって感じがして好みだから自分日常から離れた世界が描かれてるんだから知らない言葉はあって当然)、カッコ書きで言葉意味説明するとかいう野暮はあんまりしないでほしいなというお気持ちがある。

たとえば「刑部省司法裁判刑罰監獄管轄する)」「検断(裁判にかけること)」(48頁)なんて、そりゃどちらも耳に馴染んだ言葉ではないかもしれないけど字面意味がなんとなくわかるし、わからなくてもこの先の理解別に支障はないんだよね。

「補任(官職を受け取ること)」(111頁)だって歴史に興味があれば知っている語彙だし、知ってなくても読み飛ばせる。「遷任(異動)」(129頁)も左遷を言い渡されるシーンなんだから字面文脈でわかるでしょ……

さらに、上で挙げたような現代人に馴染みの薄い言葉説明が要るのはまだわかるとして、基礎的な語彙にカッコ書きで説明されてると、なんというか「この単語にカッコ書きするってことは作者にとってはこの単語は馴染みのないものなのか」というのがわかっちゃって「おいおい……」って感じになるんだよね。

「厨(厨房)、厠(便所)」(66頁)は別に説明要らないだろ! 厠なんて時代ものファンタジー読んでたら普通に出てくるし(西洋ファンタジーでも使うでしょこのくらい)、厨は音で聞かされたらわかんないかもしれないけど字を見れば意味はわかるわけで。

「茣蓙(敷物)」(108頁)はちょっとビックリした。ええと……ゴザ、見たことありません? ホームセンター普通に売ってない? 俺、夏場は卓袱台の下にゴザ敷いてるよ? 畳の部屋で暮らしたことがあればゴザなんて誰でも知ってるでしょって思ったけど、ひょっとして最近の人ってそもそも畳の部屋に馴染みが……ない……?

(あ、でもホムセンとかでもカナ表記しかたことがなくて、家族との会話とかでは音でしか知らないので、こんな漢字を使うんだというのは知らなかった。ひとつ勉強になった)

作者さんはあとがきで「ふと『日本人って日本のことあんまり知らないよね?』と疑問を抱いた」(380頁)って書いてるけど、あ、ほんとに知らなかったんですねという感がありありと出ているので逆に納得してしまった。そりゃ、ゴザに説明が要ると判断する人からすれば補任とかも謎の用語に見えるんだろうな……

まあカッコ書きされてる注釈映像化するときには特に説明とかされない感じなんだろうな、と思うので、些細なことと言えば些細なことではあるのだけれど。

ところで、本作を読んで気に入ったのなら、沢村凛黄金の王 白銀の王』(角川文庫)も勧めたい。『典薬寮魔女』と同様に上代日本風の異世界舞台にした作品で、陰謀渦巻く宮廷物語なのだけれど、薬殺阻止を掲げる『典薬寮魔女』と違って『黄金の王 白銀の王』の主人公たちが目指すのは「内戦を終わらせる」こと。何十年も氏族対立が続いた国で、憎しみ合う2つの氏族の若き長同士が、事あるごとに紛争を再燃させて敵対氏族を根絶やしにしようとする味方を抑えながら戦争を終わらせるために薄氷の上を歩き続けるお話です。凡百の戦争ものよりも遥かにハラハラキドキさせられる作品

2020-05-14

anond:20200514150859

そうだ。『クラインゲーム』を忘れてた。

ゲイものIRAをぶっ込んだサスペンスであり高村薫リヴィエラを撃て』の原型。(今世紀初頭のベルファースト合意の以前はアイルランド紛争一種ロマンだった)

ジェイ・デヴィッドソンの妖艶さたるや。

2020-05-13

今の状況を2時間サスペンスドラマにたとえると

30分過ぎくらいに無差別連続殺人事件捜査線上に浮かんだ人物焼身自殺

現場に残された遺書から犯人可能性が高いと判断

その後しばらく事件が発生せず人々は安堵の表情を見せる(CM

ってところかな

2020-05-12

今更ながらコナンゼロ執行人(金ロー版)見た感想

名作傑作と言われている割には響かなかったなあという駄文

アニメにおけるCG描写が苦手

青山作品はかつてハマってコナンは50巻近く、まじ快は3巻まで、YAIBAは全8巻のうちの真ん中の一部以外は集めた。

劇場版コナンは全部見たわけではないが、こだま作品、銀翼、紺青が好き。確か水平線上、鎮魂歌、純黒は見た。

相棒科捜研の女は多分見たこと一度はあるとは思うけど、よく見てて好きだったシリーズとしては記憶してない。100の資格を持つ女や紅蓮次郎法曹系の女主人公のが好きだった。

警察組織については詳しくない。司法組織も詳しくない。

~~

 正直これコナンでやる必要あるかなと思った。ベイカー街の亡霊と同じくやりたい題材のために、名探偵コナンを利用した匂いがした。問題は、ベイカーはコナンファンホームズファンの中でも賛否わかれるところはあっても一般受けは良く対象あくま子供であるのに対し、執行人は対象大人で一応コナン推定ファンの年齢層だろう子供を捨て去っている節があった。正直良い意味で心動かされたのが、①毛利家(園子緑さんも含む)の描写、②少年探偵団がストーリー意味があって足手まといではない、③ポアロのお姉さんの変なジェスチャー、④カーアクション電車の側面を走るところ、⑤博士が有能(クイズだけや場所や道具提供だけではない)……くらいしか思い出せない。あと車のCG結構目に入った。

~~ベイカーは「現実ゲームのように甘くない」っていう最後のが言いたかった題材と思う。今だったらアンチゲーム大人に都合よく使われそうな雰囲気がある。今の価値観でみるとゲームを軽んじているような説教臭さを感じる。

~~

 まず、ストーリー燃えるところがあまりない上に大人向けで暗い。公安警察が元警察官で、現有名探偵(背後のコナンという強力な協力者が目当て)とはいえ一般人を巻き込んで拘束するようなことはどうなんだろうと思う。警視庁地方警察所属警察官を好感の持てるキャラクターに描いてきた本シリーズにて、公安関係者キャラクターとして好感が持てなかった。公安歴史を考えれば好感を持てないキャラクターというのは考えられることではあるが、純黒の風見のあまり無能さにキュンとしただけに残念に思った。すべての元凶公安といってもいい物語であったが、燃えるところが少なく、対象大人だけに振り切らないでほしかった。犯人動機が協力者を失うことになった公安復讐するためであるが、犯人も協力者もコナン安室自身正義の上で行動している。正直安室登場後のコナンに関してはあまり正義を問われたくないが、正義は一つではなく難しいものであるだけにコナンでやるのならストーリー自体もう少しは明るくした方がいいのではないかと思う。公安という立場をメインに出してきただけに難しいものではあるが、あまり視覚物語的暗さになんだかなという気分でいっぱいだった。正直自家用テレビで見たが、夜設定とはいえ画面的にあまりにも暗いと感じた。またゲストキャラクター(いつもの芸能人枠)の弁護士の方のラストシーンで激昂するところがあるが、彼女もそれまでに公安の協力者として暗躍する中で監視していた対象に惹かれたものの、事件が起こり協力者に協力を頼んでいた中で自殺される。そのまま協力者を続けていたら実は公安によって、自殺していたとされていた恋人は生きてましたなどという自身判断によるものであれど公安人生を振り回されているのは、哀れみの感情をいだいてしまった。しか彼女も暗さを増長した一因である

~~

 次に犯人サイドの事情や処理に面白みがないなと思った。ここでは犯人の協力者は含むとする。推理モノやサスペンス個人的に楽しみにするのは、犯人動機が大きい。犯人犯行を起こす動機が、同情する余地があったりカリスマ性があれば正直娯楽として好きになってしまう。犯人の処理もそうだ。ただ今回の犯人周りはつまらなかった。犯人上司に対して火傷負わせ他のが犯人と分かったときはよくやったと思ってしまったが、協力者の生存を知らされて諭されてすぐパスワードを言ってしまったりコナン言葉にすぐ諭されてしまったりというのは、尺の問題が大きいかもしれないがやった規模や抱えていた自身正義に対して描写が薄いなあと思った。協力者の方は結局自分正義感に酔いすぎて就職できなかっただけで死んだと思ったらなんだかんだのうのう生きてたし、あと正直ミスキャスト演者に対してキャラが抱えているものが大きすぎて演者が頑張っている分ちょっとなあと思った。おそらくもっと丁寧に描写されていたら協力者の生存に残念だとは思わなかっただろう。正直犯人サイドのキャラクターとしての描写あんなに有名作なのだからもう少し掘り下げしていると期待していたために残念に思った。犯人よりも公安傍若無人さの方が印象に残り、それがクライマックス燃え上がるはずのところでうまく自分には火が付かなかった。

~~

 またクライマックス少年探偵団が活躍するところと安室コナン活躍するところがある。少年探偵団が足手まとい過ぎない(足手まといの例:水平線上)、灰原が原作スペックから考える必要以上に出しゃばらない(一応薬学が専門のはずなのに薬学以外で博士よりも活躍している場面など)、博士が有能(ただの見守るお爺さんや道具・場所クイズ提供者じゃない)など個人的には好きだと思った。ただ、何も知らされずに衛星探査機子供たちが迎撃するというのはどうなんだろうかと疑問には思ったが。目暮警部をはじめとするいつもの警察関係者ポーズに近いのもあるとは言えど、子供に危ないことをさせないために止めるのに慣れているだけに、博士以外ためらう姿が絵として見られないのが少々残念に思った。まあコナン・灰原以外の事情を知る大人公安関係者だけなことはあるために納得は行くが。今回は探偵たちの鎮魂歌のように実は危険な目にあっていたし、その状況を対処したのは少年探偵団という描写だった。彼らなら事情を知ったうえできちんと対処できる(例:天国)という期待があっただけに、実は自分たちで破壊した探査機を間近で見られなくて悲しむ姿に言ったうえで協力してもらってもよかったんじゃないかなと思った。

~~

 毛利家の描写(園子緑さん含む)は結構好きだった。近年のコナン映画は蘭にとりあえずアクションさせ、雑でも新一と叫ばせればいいという個人的偏見がある中新一を必要とする理由おっちゃんの逮捕)がわかりやすく、コナンから蘭への愛情ちゃん尊重している(安室コナンから蘭への感情言及している)など、蘭の扱いがラブコメ中心ではない映画にしては良いと思った。純黒の蘭の存在意味が無に近いのを最近見返したので、思っていたよりはよかった。コナン映画といえば蘭に精神デバフをかけるのが恒例ではあるし、よくそれで叩かれている(空手強いのに騒ぎすぎとか)のを考えると新しい精神的負荷のかけ方だと思った。小五郎を蘭が疑うというのは14番目の標的でもあったが、今回は異例の起訴という事態に陥っているため精神的に弱っても不自然ではないと思う。妃さんも身内には弁護できないという状況でおっちゃんのことを考えているのが伝わってきてよかった。エンディング毛利夫妻はやっぱりこうでなくちゃと思った。園子は不安な欄に付き添ってあげているいいやつだし、緑さんも毛利家のことを思っている(正確には妃さんのことだろうけど)し、色々と手助けしてくれたりしてよかった。正直毛利家がこの映画視覚的にも物語的にも癒しとなっていたところあった。

 あと途中で車が泣き顔に見えるほどズタボロになっているのがかわいそうだけど、頑張ったねって感じで好き。カーアクション電車と真っ向から衝突し、電車の側面走ったりと本当お疲れ様だった。最後はもう廃車確定なのかもだけど、MVPは君だったよ。

~~まとめ

 総括すると、「名探偵コナン」の傑作として持ち上げられていた割には基本的物語が暗くてスンって気分でいた時間が多かった。ベイカーみたいに「名探偵コナン」としては異色という認識だとしても、それまでの認識していたコナン像と違ってたぶん困惑しただろう。これがコナンでなければもうちょっと先入観に踊らされることなく、楽しめたのかな。正規駄作とまでは言わないけど、公安警察方面に明るくもなく、コナン知識に自信があるわけでもない身としてはもうちょっと説明が欲しいなと思った。例えば、なぜ犯人共犯者を選んだのか、共犯者自殺した()あとどうしていたのか、コナンスマホに盗聴アプリを仕込まれいたことを博士に調べてもらって知っていたのなら調べてもらう際にバレなかったのか、NAZUは侵入された後に犯人によってパスワード変更されるまで(された後も)何もしなかったのか、警察公安)以外の省庁のお偉方が無能に見えたけど本当に何もしてないのか、犯人上司公安検察の人)が結構嫌なだけの不美人に描かれていたけど何か信念とかはあったのか、あのあと女弁護士はどうなるのか、あたりの説明は欲しいなと思った。小説を読めばいいのかもしれないけど、こだま時代の疑問点はあっても雰囲気とかでだいたい満足みたいなのに慣れすぎてて手を積極的に出す気にはなれないんだよなあ。世間評価のわりにあんまり響かなくて残念だった。安室というよりも公安の降谷を見るための映画だなと思った。だけど映像アクションごまかすんじゃなく、降谷という人についての描写をもうちょっと色濃くやってくれたら今よりも好みの作品になってくれたかもしれない。

2020-04-29

anond:20200429023249

岡村の件に関しては、録音も無いようだから、何も書き込んで無いけれど、

とにかく死人出さないと成立しないサスペンスとか、

やたら毎回死人出して喜んでるコナンとか、

人の家庭の秘密暴く家政婦のミタとか、

大嫌いだね。周囲にも文句言いすぎてネタにされるくらい嫌い。

2020-04-26

この曲の名前を教えて下さい

midi

http://picotune.me/?GFWSdAVl

・初めて聞いたのは90年代後半

サスペンス劇中曲

ラテン系パーカッションが入ってた

主旋律シンセパッドぽい感じ?

これくらいしかヒントがない。

かれこれ10年くらい悩んでる

頼む!

2020-04-22

[]4月21日

ご飯

朝食:なし。昼食:焼きそば(タマネギトマト目玉焼き)。夕食:ラーメン納豆たまご。間食:温かいお茶、飴、柿の種

調子

むきゅーはややー。

仕事はお休みです。

鬱々とした気分を切り替えるため、久々にゲームかいました。

千里の記譜(スイッチ)

将棋を題材にしたノベルゲーム

下調べを何もせずに、合間に将棋ミニゲームが挟まるお手軽プチゲーかな? と思って購入したのですが、真逆もいいところの正統派王道どっしりサスペンス物語でした。

(ミステリジャンル定義問題について迂闊なことを書きたくはないが、僕的には本格ではないかなあ……)

将棋連盟会長強盗に襲われたことが発端となり将棋世界すったもんだの二転三転四転五転七転八倒と目まぐるしく状況が次から次へと変わっていく展開はプレイ開始から一気に第一部を読ませる力はある凄まじさだった。

50クリックごとぐらいに衝撃の展開を用意しないと気が済まないのか、気を抜く暇がなくとにかく次から次へと状況が一変していく。

ただこれは長所でもあり短所でもあるかなあ。

登場人物立ち位置や、プレイヤーに見えている目的が目まぐるしく変化していくのに対して、それを咀嚼しきる頃にはもう次の展開が始まるというこのジェットコースター展開。

もちろん飽きずにプレイできたのは間違いないけども「ミステリとは議論である」がモットーの僕としては、もう少し現状の分析であるとか、その新たに起きた事象を会話するシーンが欲しかった。もちろんここは、テンポの良さと引き換えになってしまうので、千里の記譜という作品の出来としてはこれで問題なくて、どうしてもミステリ的に解釈してしまう僕の悪癖かもしれない。

特に主人公フリー記者歩未と、プロ棋士を目指す香蓮の二人の女性キャラのやりとりは、二人の思いもよらぬ関係性のこともあり、もっと読みたかった。

ただ、ここは第二部やおまけシナリオでまだまだ楽しめるようなので、じっくり遊ぼうと思う。

さらに、とにかく状況がめまぐるしく変わる面白さとの両輪になっているのが「熱い対局シーン」。

将棋の記譜は燃えるというのは、将棋を題材にした創作物をいくつか読んでいるので知ってはいたのだけど、今作はそこにスケールの大きいサスペンス要素が絡んでいるため、滾るシーンがとても多い。

もちろん、

さらにその熱さを支える、超滾るBGM! ノベルゲームというよりは、RPG中ボス戦や主人公覚醒シーンのような熱いBGMテンションバク上がり!

そんなジェットコースターのような一部の後、第二部がどうなってるかめちゃくちゃ楽しみです。

スーパーマリオブラザーズ2(スイッチ)

半年ぐらい前に6ー4で辞めてたのを再開してクリアマリオ面白いなあ……

ただちょっと難易度高すぎたかなあ、最後の方とか巻き戻し機能フル活用してもしんどかった。

次は3を遊ぼう。

2020-04-13

anond:20200413025143

ホラーでもサスペンスでもだいたい先に死んでいくのは仲良しこよししてる奴らだから最後に生き残るのはぼっち

まり種の存続を第一に考えたとき生命体として優れているのはぼっちなんだ

今は不要不急の人間関係を絶っているほうが強い

2020-04-05

2020冬アニメ完走分

1位:pet

絵は微妙だが話はキレキレで文句なしだった。SFサスペンス原作イムリの人(読んでない)

ホモでは無い…

2位:ID:INVADED

最後まで正式名称が覚えられなかった

前半の世界観説明は鼻ホジモノで退屈も感じたが、中盤から後半への盛り上がりは熱かった。SF(探偵)モノ。オチ普通だった。

3位:宝石商リチャード氏の謎鑑定

マッタリ枠として。話は普通面白かった。だいたい一話完結。

大学生主人公イケメンセレブ外国人との素朴な関係が良かった。個人的今季ナンバーワン櫻井孝宏だった。

全編通してそこまで起伏のある展開ではないが、それはそれで安心して見られて良かった。

推し武道:原作

空挺ドラゴンズ:ED曲が良かった

防振り:ご都合、こんなネトゲやりたい

虚構推理:話が長かった

22/7:普通

FGO:原作派?0話が最高潮

マギレコ:意外と面白かった。ゲームはしてない

へやキャン△:キャンプせよ

ケンガンアシュラ:原作通り

映像研:脱落した(録画済未視聴)

2020-03-24

100年後も死なないワニ

知り合い全員の死まであと0日

ネズミが亡くなり、彼女が亡くなり、ワニの知り合い達はみな亡くなった。

ワニは不思議長生きだった。

ゲームをしても楽しめず、もう固くなった雲ぶの上で、独り過ごすことが増えた。

全ての動物の死まであと0日

数千年が経った。

気候の大変動により、動物達は死滅した。

ワニの肉体も滅びたが、その魂は消えないままであった。

地球の死まであと0日

数十億年が経った。

水素を使い果たした太陽では、ヘリウム核融合が始まった。

太陽は巨大化し、やがて地球を飲み込んだ。

ワニの魂は居場所を失い、ただひたすらに宇宙たゆたうのみ。

気の遠くなるような時間を過ごしても、ワニは考えることをやめず、ただ仲間達のことを思った。

宇宙終焉まであと0日

数百億年が経った。

宇宙は、熱的死には至らなかった。

膨張を続けていた宇宙は、収縮へと転じた。

宇宙存在した全ての物質は、特異点へと収束する。

やがて収縮は膨張へと反転し、新たな宇宙が生まれた。

ワニの魂は、新しい宇宙にも存在した。

新たな知的生命体の誕生とその絶滅まであと0日

ワニは、宇宙誕生とその終わりを、何度も何度も経験した。

限りない数の宇宙経験したがゆえに、その中には、ワニ型の知的生命体が生まれ宇宙もあった。

「ヒト」と自称する、毛の少ない猿が覇権を握った宇宙もあった。

一切の知的生命体が生まれない宇宙もあれば、銀河帝国同士の抗争が発生した宇宙もあった。

ほとんどの種族は、数万年のうちにみな絶滅した。

100日後に死ぬワニ」の死まであと0日

ワニが経験した数多の宇宙の中には、「100日後に死ぬワニ」の連載が始まった、無数の宇宙があった。

その宇宙は無数にあったがゆえに、その中には、100ワニが世界的に大流行し、一切炎上しなかった宇宙もあった。

マンガが全くシェアされず、作者が連載を辞めてしまった宇宙もあった。

ネズミタイムリープを繰り返し、ワニを救おうとする宇宙もあった。

マスクの買い占め・高額転売が露見し、社会的死ぬ宇宙もあった。

ワニ殺しの真相を探るサスペンスに発展した宇宙もあった。

作者が一切のグッズ化を拒否し、1円の利益も得なかった宇宙もあった。

売上によって生死が変わる企画で、炎上した宇宙もあった。

ワニがラーメンの食べ過ぎで死んだ宇宙もあった。

パロディAVが生まれ宇宙もあった。

心臓を止めて死のノルマクリアした上で、ワニが生き返った宇宙もあった。

キャラクターとワニが結ばれる、マルチエンド方式採用された宇宙もあった。

100日後まで死なないことを利用して、ワニが人助けをする宇宙もあった。

ワニが、鬼殺の剣士マンガを描いた宇宙もあった。

28日後に、ワニのゾンビが増殖した宇宙もあった。

ワニの着ぐるみで、円形になってダンスすることが流行った宇宙もあった。

1年に1度しか更新されず、未完に終わった宇宙もあった。

ワニは死んだが、広告代理店がイキっていた宇宙もあった。

週刊少年ジャンプに連載され、テコ入れでバトルトーナメントが始まった宇宙もあった。

ネズミが、「嘘だと言ってよ」と言った宇宙もあった。

死に戻りの能力が発現した宇宙もあった。

鼠が、小指のない女の子と付き合った宇宙もあった。

ワニの後を追った自殺が多発して、パニックが生じた宇宙もあった。

かませ犬の獣王が死んだ宇宙もあった。

ワニの彼女を崇め奉り、ありがたーがーる宗教が生まれ宇宙もあった。

ワーニーブラザーズが、バックス・ワニーのアニメを作った宇宙もあった。

実写映画化された宇宙もあった。主演は藤原竜也だった。

100日間、キャベツを食べ続けるウニマンガだった宇宙もあった。

クールポコ。が、決め台詞を少しだけアレンジした宇宙もあった。

100日後の怒涛の商業展開で、炎上した宇宙もあった。

その宇宙では、「100年後も死なないワニ」という二次創作も生まれた。

ほぼ全ての宇宙で、10年、100年後には100ワニのことを覚えているものはいなかった。

数少ない例外的宇宙でも、種の絶滅と共にその記憶は失われた。

ワニのマンガの登場からその消失までは、永遠を生きるワニにとってはあまりにも一瞬で、彼は、ワニのマンガを巡るあれこれに気がつくことすらなかった。

彼は、悠久の時の中で、雲ぶで寝ているように宇宙に漂い、いつまでも仲間達との思い出に耽っていた。

見方によっては、彼は、誰よりもましてハッピーボーイだった。

2020-03-21

anond:20200321130615

サスペンスとかじゃなくて、「予告が本当に実行されるかどうか」がコンテンツ

自殺動画ライト

2020-03-14

anond:20200314110056

サスペンスは「謎」を描いたもの

ミステリは「謎を解く」ことを描いたもの

ただしその謎の解き方においていわゆる「本格」の作法が広まりすぎて、

ロジックがあってフェアに謎を解くのがミステリだ」

というふうに勘違いされるようになった。

イドや虚構推理

たまにあんなの推理じゃないという人がいるけど、基本的推理は嘘だろうが作られたものであろうがルールの内部で何かが起こっている、という意味で成立していると思う。

そして虚構推理のような後出しジャンケンが許されるもの基本的サスペンス(この用語エビエンスはないがある程度のコンセンサスはあると思う)であって、どう推理してゆくかではなく、どんなふうにアイディアを捻出したかを楽しむのもんだと思う。そんな意味で実はエヴァなんかもサスペンス範疇に入る。謎は解決しないわ伏線は投げっぱなしだわで今でもいろいろ言われる。しかし展開を次々繰り出すことでサスペンスとして成立した。

ちなみに自分サスペンスって何だと言われたら、推理未満でも成立する謎要素の多い物語だと解釈している。だからダヴィンチコードミステリと呼ぶ人はいない(いるかもしれないが少ないはず)。

2020-03-12

anond:20200312113911

掲示板で煽られたとかそういう理由でも充分だよ

「こんな割に合わないことをするのは金銭利害関係がある者に違いない」「これで一番得をする者は誰だ」

なんていうのは昭和の2時間サスペンスドラマで終わり

2020-03-11

anond:20200310073258

せっかくなのでなんか書いてみる。ツラツラと

僕が昨日見た夢の話、ほどツマラナイものはない、聞かされる方は時間無駄

これを会話に持ち込まないのは社会人ルールだよね。

面白くない理由リアリティがなく属人性の強いフィクションからで。

現実に遭遇した出来事をわざわざ「夢で見たんだけど」とマクラ付けて披露するとウケ無い。

逆に夢で見た話をさも現実のように語る人もいるが、そこそこウケる

百冊のサスペンス本の感想文よりも、実生活ヤクザに追いかけられて逃げ延びた話の方が面白

ボコボコに殴られた話はもっと面白い。

ヒューマンドキュメンタリー映画を何本も見るよりも自分の足で途上国スラム街を歩きなにを感じたか自分経験自分の口で語れる人間の方がかっこいい。

なにが言いたいかって、なんとなく増田経験力不足を感じるんだわ。

真面目な人なんだろうけど。

テキスト一本読んだだけでの評価で悪いけどさ。

なにを経験すべきか、あるいは自分人生には無用だと排除してしまう線引が厳しいような。

好奇心はあってもリスク評価で行動が抑制されちゃう人。みたいな。

から出会った女に底の浅さを見透かされるのでは。

この人もっと知りたい、とか

この人は頼れそう、みたいなオーラも醸し出せない。

実際人生経験限定的あんまり頼りにならないと思う

そこいらを見直してみてはどうだろうか。

いわゆる殻を破る

ともかく、なんかわからんが、

綺麗に生きようとしてんじゃねぇよ

と言いたい

まぁでも頑張れ

女に振られたくらいでいじけるな

あと、話に困った時は「目玉焼き醤油ソース?」みたいなのでいいんだよ。難しく考えるな。

焼き鳥は塩?タレ?はダメだよ、宗教はマズい。

ともかく、普遍的に話が繋がりやす定番ネタみたいなのを自分の中で一つ持っとくと良い。

同じネタでも何十回もやってりゃ慣れてパターン化して磨かれてくる。

こっちは定番ネタでも相手には突然の振り、は武器にもなる。

繰り返せば、どのタイミングで挿入するか、どうやって話を広げるか、どういう応答する人と相性が良さそうかとか、ノウハウが見えてくる。

ビートたけしだって困った時はいまだにコマネチ、半世紀やってる。

三谷幸喜好きみたいけど、彼はバナナで30年だ。いいんだよそれで

喧嘩恋愛は場数。

コミュ術の基本だけど、念の為

エラソーで悪いけど、思ったことを書いてみたよ。とりとめなく、

でも目玉焼きは使うなよ、俺のだから。20年使ってんだ。特許料払え

ちなみに三谷幸喜バナナと言えば俺の記憶で一番古いのはやっぱり猫が好き、なんだが、念の為に調べたらバナナの話は三谷作じゃねぇのな。いや、別の話でバナナ使ってたハズ、確か耳にバナナ、少なくとも次作、子供欲しいね、でもバナナを使ってた。ハズ。たぶん。三谷は困った時はバナナに頼る。

ともかく、マウントっぽくなっちゃったけど、

やっぱり猫が好きファーストシーズン当時既に童貞ではなかった人の話だから許してくれ。

まとめると

出会った相手リスペクトして、誠実に接して、見返りや同質は求めず、そうやって生きてりゃいいこともある

しらんけど、たぶん。人生楽しめ

2020-03-10

精神疾患の父に友だちができた(追記あり

精神疾患もつ父親に友だちができ、家族一同毎日小躍りしている。うれしくてたまらない。

還暦を過ぎたいい大人人間友達が一人できたぐらいで何を大げさな、と思う御仁もあるかもしれないが、

今回ばかりは許してほしい。何せ父に友だちができたのだ。それもまともな友だちが!

父は30年以上前統合失調症と診断され、以来入退院を繰り返している。精神疾患を抱えながらも、私達子供を食わすために

無理に働きに出てはクビになり、体調を崩して入院するという生活10年近く続いた。そのたびに父は激しい劣等感自尊感情の低下に

まれ、ことあるごとに私たち家族に「ごめんなあ、ごめんなあ」と言っていた。

私の記憶の中の父は、いつも縁側でタバコを吸いながら力なくうなだれていた。

父はとても優しく、人のことを悪く言わないという美点がいくつもある反面、口下手で気が弱かった。

そのため、精神病院の少々ガラ悪めの人々にしょっちゅう金銭タバコをせびられていたらしい。

今思い出しても腹が立つのだが、父の退院初日の夜中にヤ〇ザみたいなおっさんから電話がかかってきて

「〇〇(父)はいるかぁ?代われ」と言ってきたので、「いません」と答えると舌打ちののちにガチャ切りしやがった。

おそらく患者仲間から退院の一報を聞いてこれ幸いとばかりに金をせびろうと考えたのだろう。

深夜に電話をかけてくる非常識さより退院日に唯一かかってきた父の知り合いからの電話がそれか、

と情けなく悔しい気持ちになったのを覚えている。

そんなわけで、家族としても心配なので何度も転院を薦めたのだが、父は「慣れている場所がいい」といってこれを固辞した。

主治医からも不慣れな場所に移ると却って精神的に不安定になるので、本人の希望に添ったほうがいいと言われたため、

仕方なくそ言葉に従った。

そんな中、私の兄が自死した。

突然だった。兄は父の病に一番理解を示し、毎日父に電話したり父を外に連れ出してくれていた。

私も大好きだった。兄がいたか家族が維持できていたといっても過言ではなかった。

その時の家族の、とくに父の憔悴ぶりといったらひどいもんで、ほぼ一日中どこかの部屋から誰かしらのすすり泣きが聞こえてくるような有様だった。

そんな一家ゾンビ状態我が家はド田舎集落で一躍有名になり、近所のスーパーに行くとレジのオバちゃん連中から好奇と憐憫眼差し

一身に浴びさせられて精神的にだいぶ消耗したりした。

てなわけで私は「こんなクソみたいな場所にいられるか!俺は出ていくぜ!」とばかりにサスペンス映画だったら最初に殺されそうなセリフを吐いて

家族を残し、早々に都会に越したわけである。薄情かもしれないが、こうでもしないと家族相倒れは免れないと思ったからだ。

当然といえば当然だが、息子と娘が一気に巣立ってしまった(?)父は荒れに荒れたらしい。

勝手に怠薬する、作業所(さまざまな疾病を抱える人が社会復帰名目でやる時給100円とかのバイト)を無断欠勤する、親戚に電話をかけまくる、

からパチスロに行って小遣いを全額スッてくる、母の財布から金を抜く…などなど。それはひどいもんだったらしい。

そんな調子からすぐに体調を崩してまた精神病院入院と相成ってしまった。

私は遠方に住んでいたため見舞いにはなかなか行けず、退院時に久々に父と対面したのだが、

半年以上入院していた父は髪もボサボサだわ歯もかけてるわで、一気に20歳くらい老けたような印象を受けた。

そんな浦島太郎ばりの体験をした父が、最近なんだかとてもうれしそうなのである。そしてたのしそうなのである

いわゆる躁的な状態ではなく、声と態度に落ち着きがみられるのだ。以前は相手の機嫌をうかがうようなトーンで他者と話していたのだが、

最近あきらかに雰囲気が異なる。よく笑うし、おどけるし、何より相手調子に合わせる「余裕」があるのだ。

その原因がこの間ついに判明した。なんと父に友だちが出来たのである!!!!!!

ついでに言うと、父が自分から他者を「友だち」と呼ぶのはこの人が初めてなんである!!!!!!

今までのヤ〇ザみたいなおっさんだったりとか、父につけ込むガラの悪い連中は全員「知り合い」と言っていただけに衝撃だった。

しかし、油断はできないのである。何せ今まで父の周囲にいた連中がロクな連中じゃなかっただけに、家族は警戒していた。

何よりこんな田舎町で「のけ者」によくしてくれる善良な人間なんかいないだろう、いたとしてもなんか道徳とか宗教とか倫理とかやってる人、

あるいは福祉関係の人で、ボランティア精神で父によくしてくれるんだろうと思っていた。ありがたいがなんだか申し訳ない気持ちが勝った。

しかし、その友だち(仮にYさんとする)はそのいずれでもないらしいのだ。日中は畑をやり、夕方に犬の散歩がてら父の家に酔って縁側で茶をすすってひとしきり世間話をしてから

家に帰っていくらしい。たまにとれたての野菜なんかをもってきては美味い食べ方をアレコレ指導していくらしい。所謂マジで普通のおじさん」である

マジで普通だが、思えば父の周囲にはその「マジで普通のおじさん」がぜんぜんいなかった。二言目には金かしてくれ、タバコくれと言ってくるような人ばかりであった。

父に近づく人間に警戒するクセがついてしまっている私は、失礼にあたるのでは、と思いつつも金銭のやりとりはあるのかとうかがったところ、

「全くない。逆に向こうの家に呼ばれてごちそうになる」という答えが返ってきたので仰天した。

さらにどういう話をするの、と聞いたら「コロナとか…飼い犬(老犬)の足が弱ってきたとか…」といったマジで普通の答えが返ってきた。

その普通さに、思わず私は胸が震えた。と同時に、私が父や周囲の人に無意識に抱いていたスティグマを痛感させられた。

私は「どうして誰も父のいいところに目を向けてくれないんだろう、病気という色眼鏡しか見てくれないんだろう」と言いつつも、

心の中では「どうせ父に近寄って来る人間は下心があるに違いない」という思い込みにとらわれていたのである。猛省しなくてはならない。

田舎にはプライバシーという概念がないも同然なので、Yさんは当然父の疾患や家族の不幸なんかの情報も耳に入っているだろう。

知ったうえで父と付き合ってくれているのだ。父の様子からすると、同情などではないのだろう。深くかかわった人ならわかるが、何しろ父は性根がすごく優しいのだ。

家族以外に父のよさに気づいてくれる人がいてくれてうれしい!!!!!!からしあわせ!!!!!

今度帰省したら縁側でおしゃべりする父とYさんにお茶を出そうと思う。そして少しばかり世間話に混ぜてもらおうと思う。

うそ場所で一人寂しくうなだれる父はいない。







追伸

看護学校社会人入試合格したので、春から看護学生になります!!!精神科の看護師目指してがんばるぞ!

ちょいとコメ返

①どうやって暮らしてたの?→母が医療系の専門職だったおかげで家族が食っていけました。やったね!

②苦しい気持ちで読んだ。ガラの悪い人は"おそらく"精神科の知り合いで"まともな友達"ではないと言う増田が、精神看護師を目指すのか→配慮を欠いた書き方をしてしまたことをお詫びします。父の入院先の病院では、少々暴力的な方々が医療者の見えないところで他の患者恐喝するといった小さな事件が相次いでいたのでナーバスになっていました。

ご指摘の通り、その方々も治療対象者であることに変わりはありません。そういった問題行動をとる方々ばかりが入院されているわけでは決してないことを強調しておくべきでした。

また、退院後の父に連絡してくる方々が高圧的な印象が強すぎたためそこだけフォーカスしてしまいました。申し訳ありません。猛省・精進します!

2020-03-05

カップルがミッドサマーを観に行った話

最近Twitterでやたら見掛ける映画がありますね、そう、ミッドサマーです。

カップルが観ると死ぬ」「観て別れたらセラピー保証して貰える」など、カップルで観るなランキング2020の1位を独走中の映画ということで、観に行くことにしました、カップルで。

とは言え監督も「固い絆があれば大丈夫だよ!」と言っているみたいですし、これで観た後に破局となったらと思うと興奮しますね。ちなみに両者共にアリ・アスター監督作品初見です。

と言うわけで、カップルでミッドサマーを観に行った感想文です。知識が無いので有用で目新しい考察とかは全く無いです。

このご時世ですが国内旅行を嗜んでいる中、ミッドサマー鑑賞会を決行しました。ロケーションは某県市内、上映している中で一番行きやす映画館を探してみるとミッドサマーともう一種しかやっていないという中々に硬派な劇場経営大丈夫?)でした。

上映後即入れ替え制でしたが、観覧後らしい女子大生が得意げなドヤ顔で「えーこれくらいのグロ余裕だよぉ」「ヘレディタリーもっと凄いよ〜笑」みたいに語っていた為、この映画はひょっとすると『そういう』層ばかりが観ているのではないか不安になりました。勿論、鏡の中の私もその一人だからです。

ですが昔の人は言いました、人の振り見て我が振り直せ、そんな訳で襟を正して場内へ。

私は映画館に行ったらポップコーンを頼むのは様式美映画館に対して表するべき敬意であると常日頃から考えているクソデブですのでポップコーンを購入。二種類あったので当然二種類頼みます。ミッドサマーは上映時間が2時間を超えるらしいので、お茶コーヒーの類を頼み膀胱への刺激は最小限に抑えます

さて、開始早々にメンヘラ不穏メンヘラ不穏不穏メンヘラヘラヘラ不穏みたいな流れに困惑しかしこれはきっと明るく楽しい狂気下地なのでしょう。分かれる寸前のカップルか?(そうです)みたいなカップル不和を堪能し、こういうのがじわじわ来るカップルもこの中に居るのかなぁって思ったらなんだかとってもドキドキしちゃいましたね。

随所にグロテスクな映像ホラー的な表現はあるものの、概ね「まぁそうなるよね」と予想のつく流れが多い。なのでこう、ビックリしてドーンがバーンでギャーみたいな感じはない。そういう面で言えばドッキリ系ホラーが苦手な人でも安心して観れるんじゃないでしょうか。

から公式解説ページを読んでみたのですが、「あーやっぱりそうかぁ」もあれば「ホァ!?」ってなった部分もあったので、全体の雰囲気に流されて細かい狂気を見逃したり、一瞬の狂気をきちんと理解できていなかったりする部分があるんだろうなぁと思いました。

個人的に血の鷹は後からヒョェって感じです。ただ、なんで彼がそんな拷問のような仕打ちを受ける役回りになったんでしょうね?立ちション白人がやられるならわかるんですけど。細かく描かれていないだけで、儀式的な必然性があるんですかね。

あと結構セックスが云々って話題になってたので、もっとセックスシーンがエグいと思ってた、予想してたのは「あの緑の傘みたいなのは子宮メタファーであの木の下で大乱交素ファック(ゴム無しの意)ブラザーズ(穴兄弟の意)」とかだったんですけど。

本当に申し訳ないと思っていますミッドガル花屋の登場シーンみたいだなって思いました。

さてラスト差し掛かって、熊が炎上するじゃないですか。そこで「あーあの子せっかく種貰ったんに15分でパパ居なくなっちゃうんだなぁ」って思っていたのですけれど。これ、そもそも違うんですよね。異邦人ホルガコミュニティの一員ではないんだから父親ではない、アメリカからやって来たデリバリー精子しかないと気付いたのは半日位経った後でした。

この感覚の違い、普段うんこちんちん面白おかしく生きているつもりになっている自分いかに平凡な一般人であるかを思い知らされる大変に良い経験だったなぁと思います。この映画の色んな部分に「?」を感じている時点で私もあなたホルガの民ではないってことなのでしょう。安心ですね。

普段から物語に(特にホラーに)触れている人間なら絶対に「最後にこの女は死ぬな」って予想すると思うんですよ。スタッフロールの後、この黒い画面が転換したら次はこいつだろうなと、でもそんなものは無くて、ミッドサマーはここで終わる。

観賞後に「最後絶対死ぬと思ったのに」「ねー」なんてやり取りをしていたけれど、そりゃ死ぬわけないんですよね。

ミッドサマーちょっとグロ理解不能な演出が多いだけで、きっとホラー映画サスペンス映画じゃないんですもん。

老人も異邦人も村人も死んだ、けれどそれは必然で、必要から死んだっていうだけなんですよね。死んだ、殺した、そういう観点ですら無いんでしょう。だからダニーは死なないんだなぁって、それが凄くこの映画らしい終わり方だなぁって思いました。

私はミッドサマーホラー演出が多いだけでホラー映画ではないとはっきりと言い切りたい、ちょっとトラウマを刺激する可能性があったり観ている人間不安定にさせたり不快にさせたりグロテスクな表現があったり理解が難しかったりするだけの、ホルガドキュメンタリーなのでは?って感じ。

映像は物凄く綺麗で、狂気は往々にして美しいものだよなぁとひしひしと感じました。

ところでペレの親が炎に巻かれて死んだって言うのはかつて供物に捧げられたってことですかね?って思ったけどこの祝祭90年に1度しかやらないんでしたっけ。この点と点を結ぶ発想も一般的思考だなぁと感じます

深読みして考察して理解しようとするのもまた、意味の分からないものに飲み込まれないようにするための防衛方法なんでしょうね。

解放カタルシスハッピーエンド、というのは本当にその通りだと思います

最終的に二人で感想を分かち合った所、「いや流石にクリスチャン可哀想では……?」で意見が一致したので、どうやら我々はミッドサマーのせいでは別れずに済みそうです。鑑賞日が29日で肉の日だったこともあり、この後二人でホルモン焼肉に行きました。完全な悪ノリですね、美味しかったです。

さて、メンヘラ女とはなる早で別れろ、というのが総まとめの映画でした。

なんなら皆が死んだのは一年前の時点で別れておかなかったクリスチャンのせいとすら思います。この映画の隠されたメッセージは「やるべきことを先延ばしにし続けると取り返しのつかないことになるぞ」ではないでょうか?いやぁグズには刺さるメッセージですね。だからインターネットランドも含めて爆発的に流行ったのかもしれないですね!

瞬間最大恐怖で言うと、CATSの方が怖かったです。

おわり

2020-03-02

anond:20200301070448

今時の犯罪には大抵は自動車が使われるけど、何か犯罪が起こった時に自動車メーカーが叩かれることはないよね。

サスペンスドラマを見ていても、犯行には必ずと言っていいほど自動車が使われる。

自動車メーカーは叩かれなくて、IT企業が叩かれやすいのはなぜだろう。

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