はてなキーワード: 風土とは
ザイオンス効果という言葉を初めて知った。wikiによると以下のことなんだそうだ。
単純接触効果(たんじゅんせっしょくこうか、英: mere exposure effect)は、(閾下であっても)繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが論文 Zajonc (1968) にまとめ、知られるようになった[1]。
ザイアンスの単純接触効果、ザイアンスの法則、ザイアンス効果などとも呼ばれる。対人関係については熟知性の原則と呼ばれる[2]。
はじめのうちは興味がなかったものも何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる、という効果。たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。これは、見たり聞いたりすることで作られる潜在記憶が、印象評価に誤って帰属されるという、知覚的流暢性誤帰属説(misattribution of perceptual fluency)で説明されている。また、潜在学習や概念形成といったはたらきもかかわっているとされる。
図形や、漢字、衣服、味やにおいなど、いろいろなものに対して起こる。広告の効果も、単純接触効果によるところが大きい。CMでの露出が多いほど単純接触効果が起きて、よい商品だと思ったり欲しくなったりするのである。
Z世代に顕著と元増田はいうのだが、上記定義をみると、広く言えば、むしろ日本の集団主義的な組織風土をドライブするメカニズムに関係しているように思えるね。単純接触効果を組織内でうまくつかって「うちわ」の安心感を醸成してゆく、というか。
従来の日本の組織というのは、年配者が半ば強引に、単純接触の機会(パワハラ的指導、飲みにケーションが最たる例)をつくり、すでに組織内で支配している層に居心地のいい「うちわ」感を若者に覚えさせてゆくプロセスを通じて、世代間の組織風土の持続性が図られてきた。80年代、上司の室田日出男が新人部下の中井貴一をオルグして毎晩カラオケについていったように(ふぞろい世代)。
そういう見方をしてみると、要するに、ザイオンス効果をとらえて、Z世代の特徴かというと、よくわからない。
恐らく、ザイオンス効果自体は変わらないけれども、変わったのは環境なんじゃないかな。Z世代以前以後で。
Z世代以前と以後では、世の中の居場所、選択肢が急速変化している。
80年代のティーンの居場所は、学校かゲーセンか、盛り場、塾だったし、学校が嫌になった場合の逃げ場が限られていた。
通信手段も、携帯電話は存在しなかったから、友達からきた電話を親が先にとる時代だった。娯楽も限られていた。
消費者の選択肢が少ないから、メーカーもプロダクトアウトな発想で、繰り返しCMを流し、消費者に刷り込みをかけてマスな製品を作ってしまえば市場を席捲できた。ソニーのウォークマンが典型。これもザイオンス効果のひとつといえる。
マスな動きに取り込まれる(流行に乗る)ことが取り残されない条件だったし、会社でも上司に従うしか、居場所を見つけられない時代だった。
政治選好的にも、当時の自民党VS社会党というのは、絶対的な安心感を与えていて、とにかくうちは自民党、うちは問答無用で、昔っからおたかさんみたいな時代。
そして、学生から社会人など、環境が変わるたびに、通過儀礼的に「その空間での安心感はこれだ、こういうやり方してりゃいいんだよ」と新参者は叩き込まれる。
しかし、90年代以降の動きというのは、情報革新によって、ニッチな居場所、環境が急激に増えた時代。あるいは気が付くことができるようになった。
ニッチな環境がどんどん増えて、自分で居場所を選べるようになった。
政治も細川政権以降、離合を繰り返した。会社組織も働き方や仕事の仕方に、多様性を認めるようになってゆく。その最初のきっかけは80年代、転職というムーブメントだった(リクルート)。
しかし、自分で転職したり、ニッチな空間をみつけて得られる安心感というのは、自分の欲求ニーズにジャストミートをするという意味では安心だが、例えば自民党を疑いもしない時代に比べると、寄る辺のなさを感じるものであり、かつてほど盤石ではなく流動的で、大きくもない。
そしてかつてのような大きな主体に取り込まれることの安心感が少なくなっているんだろうと思う。
昔だったら、そういう大主体は自分から探すものではなく、人生のステージがあがると、会社の上司が象徴するように、待ち構えているものであって、
飲みにケーションの洗礼をあびて、数年で組織に同化していった。同化の過程は最初は激烈でキツイんだけど、集団に慣れると逆に居心地がよくなるのだ。
ザイオンス効果という言葉をあえてつかって、前世代の特徴をいえば、オルグする、という意味で、プッシュ型のザイオンス効果。紙の新聞メディアもその典型で、世の中の標準的な考え方というものをテレビや新聞などのメディアを通じて受け入れるプロセスが存在した。
しかし、情報通信革命がもたらしたニッチな空間、居場所への気づき、というのは、自分から自発的に、その時々で感じている不安・ニーズを解消する場所へ向かえるようになった、という意味。
自分から安心を探し出す、という意味ではプル型のザイオンス効果。簡単に答えがみつかるからSNS依存を深めてしまう。自分の疑問や不安は自分からググればなんとなしに答えが見つかる、という。Togetherは都合のいいようにあたかも大勢の人が考えを共有しているかのような細工をして答えを提供してくれる。電子掲示板やSNSの、自分と似た意見や思想を持った人々が集まる場で、自分の意見や思想が肯定されることで、それらが正解であるかのごとく勘違いする、いわゆるエコチェンバー効果が議論されるようになったのも2000年代初頭。
こういう時代には、何が標準的な考え方で、支配的な考え方なのか、それを新聞などマスなものを通じて確認する、ということが難しくなっている。
SNSなどを通じて自分の求めている何かを見つけてしまえる安心感と引き換えに、いろいろな人がいろいろな場所に安心を見出すようになって、マスなものにピントが合いにくくなってしまった。
だけれど、恐らくザイオンス効果がプッシュ型であれプル型であれ、本質的に、よりマスなものを求めて安心する、という傾向は変わってないんじゃないか。
一方で、プッシュ型のオルグからうけるストレスに、自分で答えを探すことによってすぐにすり抜けてしまう、ここにZ世代の特徴があるかもしれない。
昔だったらほかに選択肢もないことから、ちょっと我慢して順応せざるを得なかった組織も、今ではそのストレスから逃れる手段も選択肢も豊富。
ストレスから逃れた先に、当面の安心感はあるかもしれないが、マスなものに比べれば脆弱だ。
それはパーツパーツでちょっとした安心感を消費するものであって、全体として組織が自分を傘のようにかばってくれるような安心感ではない。
それはむしろ、自分で集めた安心、時代のキーワードを寄せ集め、組み合わせてコンセプトを自分なりに構成していかなければならない。
上司の説教など、プッシュ型を避けてしまえた結果というのは、つまりそういうことだ。しかし、そういう構成力というのは、若者の経験、能力、資質にどうしても依存してしまう。
自分自身をふりかえってみても、そういう試みというのは、一時しのぎになりがちだ。安心をみつけるのはほんとに安易になった時代だ。
しかし、だんだんわかってくる。マスなものも慣れてくる。経験を重ねるとみえてくるものが増えてくる。その経験値の差が今の時代に、なんとなく世代間の差のように映じているんじゃないだろうか。一昔前だったら、そんな個人的な経験値など全くどうでもいいものだったと思う。
若年層の政治的な保守性というのは、保守の理念への信頼ではなく、
寄る辺のなさからなんとなしに選択されているんだろうと思える。
もう一度繰り返すと、ザイオンス効果自体は、安心を求める日本社会において、Z世代を特徴づけるものというよりは、全世代に通底するものかもしれない。
言っちゃ悪いが、何でもかんでも「金目でしょ?」としか考えないのは俗物。
確かに誰もがまず真っ先に考えるのは、悪徳業者が良質な木材をタダでゲットして売って儲けるために田舎の年寄りを言いくるめたんだという、詐○説が真っ先に思いつくんだろうけど、
○欺だと決まったわけじゃないのに詐○だと決めつけて、この業者から特定されてスラップ訴訟されても知らんぞ。
いや伐採したのが「業者」だとはツイ主も言ってないのに「業者のしわざだ」と決めつけるのも陰謀論であり、業者差別のヘイトスピーチである。
その根底には「金のために何かをする商人は卑しい身分である」とする士農工商のカースト制度と近代の偽善者リベサヨ思想が合体して商業を差別する風土がインターネットには根付いているのだ。
まず差別をやめろ。
むしろ純粋に金のため、商売のために何かをする人は、儲からないと見れば余計なことはしないし、SNS全盛期の今どき、ネットで拡散されたらイメージ悪くなって客が離れてくような行為をわざわざしないわけなので、
むしろ「金目」な人のほうがマトモだし信用できるんだよ。
世の中はウヨもサヨもみんな商人差別主義者だから、人が何か悪い事をするのは全て「金が目的」であり、人が金儲けの目的でする事は全て「悪事」であると思い込んでいる。
これがまず偏見なんだよ。
本当にヤバいのは、金儲けなんか度外視で自分の信念とか信仰とかそういうもののために全てを捧げるタイプの人間なんだよ。
生活するために金が欲しくて何かをやるという人間らしいモチベーションの人の方がずっとマトモなんだっての。
これも偽善者リベサヨや陰謀論オカルト野郎がみんな「戦争は金が儲かる!裏で儲けてる奴らが情報操作で戦争を仕組んでいるんだ!」などと妄想するけど
現に今ロシアは経済制裁とか銀行の凍結とかされる流れになってて、あきらかに「戦争をしたせいで世界から孤立し、金が無くなる」という未来しか無いんだよ。
しかしプーチンには「金」とかいうそんなチンケな目的なんかと違う、もっとプライドとか信念とか、そういう精神的なものを守るために、なにがなんでも戦争をしなきゃならなかったんだよ。
わかるか?
「木」の真相も、うまいこと老人達を言いくるめて木をゲットして儲けてやろうとかそういう目的ではなく、本気で純粋に親切のつもりで「この木はどうしても伐ってあげなければならない」と考えて伐っただけだと思ったほうが金目当てなんかよりずっとヤバいんだよ。
で、なんで木を伐採するのが「親切」なのかというと、言うほど本人も倒れて神社が潰れるとは本気で思ってるわけではないだろう。
これ言ってもほとんどの人が信じないんだけど、世の中には木を見たら「必ずこれを伐らなければならない」という使命感に燃えるタイプの人間が一定数かなりの割合で存在するんだよ。
オリンピックやるときもなんか知らんけどあっちこっちで「オリンピックやるんだから木を伐採しなきゃ木を伐採しなきゃ」と必死で木を切りまくってた。
伐ってどうするわけでもない。
売って儲けるわけでも、その木で何かを作るわけでも、伐った跡地にソーラーパネルを設置するわけでもない。
ただ伐るためだけに伐るのだ。
そこに木があるなら、必ず伐採しなければならない。
川があるなら、必ずコンクリートで埋めなければならない。
貴重なコレクションや文化財があるなら、必ず廃棄しなければならない。
「古物屋に売る」とかじゃダメ。
誰かが料理を作っていたら、必ず余計なものを入れて不味くしなければならない。
みんなが楽しそうにしていたら、必ず余計な一言を言って雰囲気を悪くしなければならない。
仲良しの2人がいたら、必ず別れさせなければならない。
仲良しの集団がいたら、必ず離散させなければならない。
形あるものは必ず壊し、命あるものは必ず頃し、価値のあるものは必ず消滅させ、いい感じの雰囲気は必ず横やりを入れなければならない。
「なんでだよ」とか俺に聞かれても知らねえよ。
俺にはそんなもんが「道徳的に正しい」とする価値観なんか無いから一生理解できない。
しかし、そういう異常な価値観を持つ奴らが世の中にはいっぱいいる、むしろ世の中の多数派だし声がでかいんだよそいつらは。
もちろんそんな奴らは許さないけど、ここまでの文章を読んで「そんな奴なんかいない。お前の妄想だろ(笑)」とか言うお前は甘ったれてるからもっと許さない。
コロナのおかげで地方であっても、リモートワーク・在宅勤務のみをゴールにするなら、誰でも出来るようになった
ただ、日本だけではなく欧米でも、『物理的に会社に出社してボスの俺をチヤホヤしろ!』 or 『朝5時から22時まで仕事に全力コミットしろ!』 って偉い人はやっている
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-01/RCSTO6T0G1KY01
理解あるボスくんの会社でも、WEB上のバーチャルオフィス/ワークスペースで働こう!メタバースワーク!とか、なんかテキトーに上手いこと言って、
常時ONにしているカメラによる実質的な従業員監視とかやってる。欧米だけではなく既に日本でもね
業中従業員をずっとカメラで監視するのは社内風土的に合わない・・・という会社ではハイブリッドワーキングとかやってるが、
これは何か?というと、わざわざ会社に物理的に出社して、存在感アピール or ボスをヨイショしてるだけである
しかも物理的に出社まではせずとも、リモートワークで存在感アピールするやつが出てきているため、
既に "Digital Presenteeism" が問題になっている
digital presenteeism
デジタル・プレゼンティーイズム◆リモートワーカーが「仕事をサボっている」と思われないように、病気であっても、電子メールのやりとりや、オンライン会議への参加などを行う状況または感情。
客観的に見て、残念ながらそういう評価となってもしょうがない事件だと思う。
ぼーっと突っ立っている人間のなんと多いことか。
また、事件直後も右往左往すらすることなく、ふらふらと夢遊病のように歩いている観衆、
そして警察の制服を着た人間すら、なんの危機感もなく立ち尽くしている。
瞬時に動いて対応できたと思う。
地震や津波といった災害が1000年以上ないこともあるだろう。
ある奈良県民が、
「大阪に出勤しているが、生駒山を抜けた瞬間にのんびりした空気になる」
と言っていたのが印象深い。風土もあるのだろう。
ひょっとしたらそれも織り込み済みで狙われたのかもしれない。
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男女雇用機会均等法で企業が求める性別を求人票に記載できなくなった。
この為対策として、「男性(女性)が活躍している職場です」などの記載がされるようになった。
またパンフレットなどで、職員が片方の性別に偏ったイメージ写真を掲載し男性職場とか女性職場と言うのを求職者が察せられるようにしている企業もある。
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具体的な求人事例の調査は行わないが、結論を言うとこのようなズルい手口はアウトの可能性が高い。何も対策になっていない。
https://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/danjokintou/dl/rule.pdf
男女双方に資料を送付していても、いずれかは初めから採用しない方針を立てて、形式的に資料を
送る。
「ウエイター」「○○レディ」 など
男女のいずれかを採用する方針で、写真やイラストにおいて、一方の性に偏った職場を強調する等
の表現をすること。
これら引用に限らないが性別を選ぶための小手先の手口はみんなアウト扱いである。
たまに聞く「求職者は応募の自由があるだけで、企業が性別を理由に不採用にするのもまた自由である」もアウトである。
(というか、この考えでは男女平等になっておらず意味不明すぎる。)
もしかしたら昔は法の抜け道として脱法的な扱いだった時代もあったのかもしれずその時代の噂かもしれないが(詳しくは知らない)少なくとも現在においては不可である。
そもそもこのような手口で”対策”してまで採用の自由などを振りかざす企業が存在するとすれば異常である。
こういう事を言うと女性にも過酷な労働を~のように皮肉めいたことを言う人が出てくる事があるが、そもそも男女雇用機会均等法には例外の仕事もありそこは既に考慮されている。
つまり
ただし問題なのは、このような例外を拡大解釈し「企業が自由にこちらの性がこの職場に適していると認めたらOK」のように誤解してしまう事である。
これはとんだ誤解である。そもそも企業や部署の風土の独自裁量であれば男女雇用機会均等法はザルであろう。
厚生労働省の資料にも「単に、一方の性に適していると考えられているだけでは該当しません。」と記載がある。
個人的にもっというと一方の性に適しているという考えも科学的な根拠の稀薄なデマであることが良くある。
女性はきめ細かな仕事に長けている、男性は理系に強い、このようなジェンダーステレオタイプ(またはアンコンシャスバイアス)は捨て去るべきだ。
そのような特性が科学的に証明される時代がきたらその時にまた議論をしたらいいが差別はいけない。
フェミ(フェミニズム)とか無関係にもはや科学的な事実関係の問題でもある。
そしてその傾向が科学的に証明されたとしても今度は"統計的差別"という問題がある。
統計的差別が認められるわけでは無い。だから、女性はきめ細かな仕事に長けていると科学的に証明されたとしても、女性に絞った採用は不可能である。
男性でも同じ。
(なお、性別の傾向が見られたとしても結果としての後天的な理由なのか、それとも先天的な理由なのかという点で男女の違いという観点でいえば大きく意味が異なる。しかし平等に選考しなければいけない点においてはなにも違いが無い為、この記事では対象外とする。)
良い傾向である。
性別による適性や性差と言うデマに引っ掛かり法律も誤解し人を差別し適材適所を実現できなければ企業にとってなんにもならない。迷惑も良いところである。
ここはきちんと「人材が仕事をする」という考えに戻り、能力と意欲を図り、企業と求職者双方にとって利益となる公正な選考を行って頂きたい。
むしろ中国の商習慣、風土をよく理解した中立意見だと思うけど・・・ ヘイトというより淡々と事実を述べてる感じ
urtz 中国企業あるあるで、リスクは最小だから実質無いのと同じでしょ、問題起きてないしって主張。事故るか事故らないかのスレスレを目指すことで中国企業は成長してきた。事故っても人口が多いので人より企業優先になる
https://megalodon.jp/2022-0706-1729-50/https://anond.hatelabo.jp:443/20220706154513
有一些中国公司,声称风险很小,所以实际上等于没有风险,也没有出现过问题。 中国公司的发展是以意外或不意外为目标的。 即使发生了事故,由于人口众多,公司的优先权高于人。
DeepL翻訳
①
入江亜季 『北北西に曇と往け』
瀬野反人 『ヘテロゲニアリンギスティコ : 異種族言語学入門』
大前田りん 『ガケップチ・カッフェー』 『十六桜』
②
テリー・ギリアム 『バロン』 (映画、ほら吹き男爵の冒険でビジュアルがよい)
チャン・ジェヒョン 『サバハ』 (Netflix映画、諸星大二郎好きなら)
西東三鬼 『神戸・続神戸』 (エッセイだが幻想がかった筆致)
梨木香歩 『家守綺譚』 『村田エフェンディ滞土録』 (自然と風土と人と少しの怪異、といった小説)
中華SFアンソロジー 『折りたたみ北京』収録の、夏笳 「百鬼夜行街」、「童童の夏」、「龍馬夜行」 (SFと銘打ってるがファンタジー色が強い)
③
テリー・ギリアム 『テリー・ギリアムのドン・キホーテ(ドン・キホーテを殺した男)』 (映画)
イ・ビョンホン(俳優ではない) 『エクストリーム・ジョブ』 (映画)
エンタメ系の企業でデスクワークして6年ぐらい。今4社目かな。
一般企業で働いた経験があんまないんだけどプロデューサーとか編集者とかの人はビジネススキル、マナーが低い人が多いように思う。
あとは返信がない、締切守らない、過度な短期間対応を欲求してくる、何でもこっちに押し付けようとするなどなど。
これは向こうからの依頼でも変わらない。
そっちが頼んできたのに何でなん?
あとプロパー(新卒生え抜き正社員)が多ければ多いほど変な人が多い。企業風土がヤバい。
正直発達障害みたいな人も多くいた。
ある企業の隣の部署では部長が完全に無自覚ASDで、採用数少ない会社なのに自分がいる間にその部署だけ何人も辞めてた。
部長がコミュニケーションのつもりで毎日のようにハラスメント発言してるのも横目に見てて辛かった。
でもその課長いい人ではある。
コミュ障でASDが故に人の機微がわからず、なまじ地位があるから調子に乗って、ハラスメントムーヴがすごいだけで。
あとたまたま大きな一発をあてたことがあってある筋だと有名人だから会社の評価は高い。
というかその会社自体にマネージメントの概念がなかったから人事に嫌われるだけで終わりだったのかも。
年収で殴り合う記事が増えてきたのでそろそろ低めの目線から殴っていこう
自分はコンピュータサイエンス関係の研究室に在籍していて,日本学術振興会の特別研究員(DC2)に採択された博士後期課程の学生.
特別研究員は優秀だとされる学生に国が給与と研究費を与える制度であり,その給与額がボーナスなし月20万.なので年収は240万となります.
博士後期課程1年からもらえるDC1と呼ばれるプログラムと2年からもらえるDC2があり,倍率はどちらもだいたい5倍です.
5倍という難易度を高いとみるか低いとみるかは諸説ありますが,覚悟決まった人しか応募しないのでそれなりに難しいと思います.
自分はDC1には落ちてDC2には受かっているので,まあ特別優秀というわけではないけど業績はあるくらいの人間です.
手取りは色々引かれて月15万.さらにそこから授業を受けていないのに授業料を払う必要があります.不思議ですね.
国公立の場合申請すると半額免除になりますが,それでも年に約26万を払う必要があるのは大変です.
また,普通の会社員とは異なり特別研究員は国に雇用されているわけではないので,社会保険料は全額負担になります.それも手取りに響いてきます.
だいたい都内在住が多いので,みんな月5, 6万くらいの家賃の部屋に住んでギリギリの生活をしている人が多い印象です.
「ちょっとした予定外の出費を気兼ねなくできる」のが年収1000万の生活らしいですが,240万はそうなると詰んでしまいます.
自分の場合一番多いのが,友人の結婚のご祝儀で数万円が飛んでいくパターンでした.
あと病気にかかると厳しいので,心身を健康に保つ必要があります.博士課程の場合特に一定期間中にノルマ以上の業績を上げる必要があるので,
プレッシャーからうつ病になる人が少なくありません.その場合医療費もかさんでいくので,
メンタルをコントロールするための手段(例えば他に趣味を作っておくなど)を持っていたほうがいいと思います.
まあそういう変な出費や事故さえなければ,貯金はできないが生きていくことはできるくらいの生活をすることはできます.
自分はそこまで物欲がなく事故もなかったので,2年間で100万くらいは貯めることができました.
それを元手に50万ビットコインに投資したのですが,一気に1/3に下落してしまいました.ビットコインはカス
自由度の高い研究はできるんですけど,最近はCS関係は企業でも自由に研究ができる風土ができつつあるので,どちらが恵まれているかはちょっとわからないですね
飼えない.
規定により不可能.昔はインターンでも金を返す必要があったが,最近は返さなくても良くなった
周りを見ている限り取れるんだったら学生のうちに取っておいたほうがいい
将来のキャリアにプラスだと考えたから(希少性が高い,海外で働きやすい,ビザを取りやすい,など)
うるせーーーーーーーーーーーーーーーーー
うるせーーーーーーーーーーーーーーーーー
・正社員共働き。夫は0900〜2300勤務、週2出勤、他は在宅勤務。週末も数時間ほど仕事することもある。
妻はフルリモートで8時すぎから17時すぎまで昼休みなしで勤務。早朝などに残務処理
・夫は地方出身、妻の両親は現在の自宅から1時間くらい移動した場所に在住。両親とも細々とだが職あり
・家事育児の分担→夫は保育園の送りを週3ほど、掃除、洗濯など。妻はそれ以外。既に家電やミールキットを活用しており家事時間は多くない
・夫の在宅残業時は同じ部屋で家族が生活しており、子どもの相手は子どもの様子に応じて夫もやっている。それにより業務が滞っている
・夫はいわゆる重厚長大系の企業勤め、上司世代は妻が専業主婦で自分は仕事に没頭してきた男性ばかりで、男性社員が家庭を優先することを歓迎する風土ではない
・上記を勘案し、妻は可能な限り夫在宅時の子守を受け持ち(この軟禁状態が非常につらい。子どもを産んでから友人の結婚式以外で夜に外に出たことがない、そもそも同じ部屋で働く人がいるのがストレスな気もする)
・とはいえ夫は勤務時間以外は本当によく子どもの面倒をみる。妻がしんどいときは進んで子守をし、家事もまめにやる。週末、妻も自由時間を2時間くらいはとれる
・子どもは22時頃まで起きている
・夫婦は二人とも体力がない
自分自身はこれの妻に相当するが、特に平日は毎日ほとんど自分に使える時間がなくへとへとでつらくて最近は消えてなくなりたい的なことまで思ったりするしふと涙が止まらなくなったりする。子供はかわいい。明らかに夫の方が激務なのに心配と負担をかけていてすごく申し訳ない。
一体何をどう変えればいいのかわからない。これをお読みの皆様、どうすればいいんだと思いますか?
夫は労働時間を減らしたい気持ちはあるようだが改善の気配がない。簡単に変えられるものではないことは自分自身が会社員なのでよくわかる。定年まで働く人が多くいるような企業で男性が何らかのコースから降りることがどれだけ恐ろしいことなのか女の自分には想像がつかない。夫の体調やメンタルが長時間労働で蝕まれないか心配という要素はあるものの、これを私がどうこうするのは不可能と認識している。
自分が仕事をやめたら楽になる?結婚後に非正規になった経験があるが正社員の方が向いていると感じた。できる限り仕事は続けたい。しかしやめても経済的にはすぐには困らないし時間にゆとりはできるかもしれない。子どもも寂しがらないかもしれない。ただ子どもを預けられる時間が減るため夫の在宅勤務に激しく支障が出る。では正社員のまま働き方をゆるめる方向へ行けばいいのだろうか?
家事はほとんど発生していない認識なので外注するとしたら育児?ファミサポ、親との近居?
せめて仕事部屋がある広い家に引っ越せば事態が改善するのだろうか?住宅購入はずっと希望しているが、子どもの生活が変わるストレスを心配しており、できれば進学のタイミングでと考えてきた。買うタイミングを早めて夫の仕事部屋ができたと仮定して、それでも子どもが夫の残業を邪魔し続け、それを止める作業が発生したら?家事が増えたら?つらいのが変わらなかったら、家を買うデメリットが大きくなってしまう
もともと育児をしんどいと感じることが多いためほしかったわけではないが、なおさらこの状況では第二子なんて考えられない。(夫はほしそう)当然、ひとりっこはかわいそうという雰囲気は周囲からひしひしと感じる。親戚からは揶揄気味に都会のパワーカップル、がんばって経済回してね、と言われる。自然体に生きてきてこうなっているだけなのになぜ揶揄されなきゃいけないの。
あんたはもはや別格扱いで定時退社や育休取得を許されてる不可触民カーストだから育児できてんだろ。
いい夫、いい父親だったとしても、職場の同僚からしたら最低最悪の公害野郎なのもまた事実ですよ先輩。
この先輩と入社年次が同じエース社員でも年収で50万そこらしか差がついてないし、今後もそこまで大きく変わらなそうなのも腹立つ。
まあ厳密には徹底的な年功序列風土のうちの会社がクソなんだが。
あと特定の若手女性社員を何度も飲みに誘ってるのもしかしたらエラいことになるかもしれませんよ?
なんか自分のイクメン系ツイート、バズらせようバズらせようと色気出してるのか、レトリックに走って呟く回数が多いのも腹立つ。
人並みすら諦めたのか?
地元の高校を卒業した男性従業員が20人ほどと、事務の中年女性が1人居た。
実家に隣接した工場の車庫には祖父が乗る国産の高級車が4台と、父のランクルが並んでいた。
祖父から工場を継いだ父は高校を卒業した一人っ子の俺に会社を継がせようとした。
就活や受験に焦る中、工場の跡継ぎを任された俺は余裕をかまして残りの高校生活を消化していた。
中学校は友人に誘われ野球部に入ったが、運動神経の悪い俺は試合で活躍した経験はほぼなく、
祖父と父に似ず文科系に育った私は工場の体育会系の風土に馴染めず、
工業高校の機械科を卒業し、ExcelなんてSUMくらいしか知らなかった俺でさえ
20人程度の会社の事務職は慣れてしまえばあまりにも簡単な作業で、
パソコンに疎いおじさんばかりで俺が何をしているのか分かっていなかった様子だった。
工場の隅に置かれた、機械油の臭いが漂う事務室でネットサーフィンをするうち
Yahoo!ジオシティーズを使い、漫画の登場人物のプロフィールをまとめ、
興味本位でHTMLとCSSに再度手を出し、WordPressの使い方を覚えた。
サーバーに上げたページを事務所のパソコンでも自分のスマホでも自宅のパソコンでも開いて
何度も上下にスクロールした。架空の地図も拡大して見たりした。
夕食の場で父に話があると切り出し、
「やりたいことを見つけた、俺に工場を継がせることを諦めてほしい」と伝えた。
最初は驚き、複雑な表情をしていたが、
「工場のことはもう気にするな、ただしやりたいことを全力でやれ」と言われた。
しかし田園風景の広がる田舎町、WEB制作の仕事なんて転がっていなかった。
転職サイトで見つけた求人に応募し、何度か片道5時間ほどのバスに揺られ、
たった5人の小さな制作会社だった。給料は19万円スタート。嬉しかった。
「まだ若いし、気合があれば入ってからいくらでも覚えられるから頑張ろう。」と励まされた。
俺は貯金をほぼ全て使い果たし東武沿線で6万5千円の狭い1Kを借りた。
5歳年上のS先輩と、一回りほど上のT先輩と社長が3人でWEB制作をしていたが
T先輩は俺に付き合って毎日遅くまで、日によっては朝まで指導してくれた。
それなのに毎朝俺よりも早く出勤していた。
どれだけ頑張って早起きしてもT先輩の方が早かった。
眠そうな表情は全く見せなかった。東京には化け物が住んでいると思った。
残り二人の先輩は社長の昔の同僚らしいが何をしているか分からなかった。
眠気と分からないコードと戦い、もがきながらしがみつくうちどうにかS先輩と同じくらいのクオリティの作業はこなせるようになった。
jQueryもPHPもフォトショの使い方も覚えた。イラレを使って簡単なチラシも作ったりもした。
お客さんとの打ち合わせもメールもそれなりにできる。
27歳になっていた。給料は25万円に増えた。後輩は2人できて、S先輩は会社を辞めた。
あるアニメイベントがきっかけで2歳年上の同じ趣味の彼女が出来た。偶然にも同郷だった。
ある日退勤中になんとなくメールを開いた。
目ぼしい求人は無かった。
なんとなく、ドロップダウンリストから勤務地の地元の県を選択し、年収欄に400万円と打ち込み、求人を検索する。
「株式会社〇〇 〇〇営業所 システムエンジニア 年収400万円~」
今年31歳になる。
彼女は嫁になった。
地元の駅徒歩18分の場所に駐車場込み9万円で3DKを借りて、駐車場にアクアとN-ONEを並べて一緒に暮らしている。
月に1、2回は父の顔を見に実家に帰っている。
この町の郊外に工場があり、そこから5キロほど離れた営業所でSEをしている。
SEは俺1人で、本社と連携を取りながら工場のシステム周りを担当している。
今扱っている言語は転職前はほぼ扱ったことのないものだったが、
研修制度のおかげもあり、JSやPHPを覚えたあとなら、さほど抵抗なく覚えることができた。
工場のシステム管理とは言え、大枠の部分は東京本社のSEがやってくれている。
俺のやっていることを分かる人間は誰も居ない。
俺のことはみんな「東京から帰ってきて、真っ黒な画面に何かを打ち込んでいるすごいやつ」だと思っている。
こうして業務中にはてなに文章を打ち込みながら転職サイトを眺めている。
それなりに幸せではあるが、今でもTwitterで繋がっているS先輩の仕事を楽しんでいるツイートを見ると複雑な気持ちになる。
俺はこういう働き方しかできないのかと思う。