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はてなキーワード: ハードディスクとは

2023-01-08

家出した創作意欲がもの凄い勢いで帰ってきた

8年間くらい独学でプログラミング勉強している。

最初ゲーム作りの本の写経をやってみたりUnityなどに手を出してみた。

いろいろ手を出してみた結果、クリエイティブコーディングという、プログラム言語で絵を描くのを追求することに至った。

最初の数年間は「毎日1行でもプログラミングを書く」ことを目標に、

1泊2日の出張にも自前のMacBookを持っていくくらい熱心に書いていた。

(主に写経の改造)

そのうち自分で好き勝手書けるようになって、淡々と週末描き続けハードディスクが足りないくらいの量になった。

SNSにアップすると固定ファンいいねをしてくれるようになり、

ますますモチベーションが上がるのと、自分仕事以外に何かを作っているということが心の支えになっていた。

本業ゲーム開発の非プログラマ

しかし、2022年、突然創作意欲が一切沸かなくなり、何も書けなくなってしまった。

他の人の作品にも興味を失いつつあり、鬱っぽかったのかもしれない。

今までは「趣味は週末プログラミングです」みたいに言っていたが、

他の趣味がなかったため週末はだらだら酒を飲むか庭園散歩に行くくらいになってしまった。

そうして2022年も終わろうかというタイミングで、急にまたプログラムが書きたくなった。

最初リハビリ必要で、書きたいもの記述方法が思い出せなかったり苦戦したが、

なんとか昔の勘を取り戻し、この年末年始で8作品描きあげた。

これは一時的な何かかもしれないし、ゆっくり休みが取れたか仕事脳がリセットされたからかわからないが、

今後もマイペースで続けられたらいいなと思った。

今何かに行き詰まっていたり、長年続けていた趣味に興味がなくなってしまった人にこの日記を送りたい。

何事もマイペースで、休んだり作ったりしていけば心の支えになるよ。

でも創作意欲君、もう2度と家出しないでくれ。

独身40代子なしな俺の大事家族なんだ。

2023-01-03

二次元性的コンテンツを『消費』するって感覚がよく分からない

面倒臭い腐女子何だけど、未だに20年前の薄い本読んだりするので、食べ物の『消費』のように消えたという認識がない。

消費って言いはしても、こういう『記録して配る』という形式のものは記録された時点で書籍類相当の扱いじゃない? 見たり使ったりしたら消えるものでもなければ、同じものを何回も見たらいけないものでもない。

それに比べたらミステリートリックお笑いネタの方が余程『消費』の感覚が強い。一度使ったら(他の誰かが使ってたら)但し書きなしに同じものを使ってはいけないし、そのトリックだけで何作も作れない。

あと卒論ネタ卒論いたことないから知らないけど、あれも他の人と同じネタ使ったらいけないと聞くので『消費』の感覚が強い。ただ人間が知らないことはまだ膨大にあるイメージなので、枯渇は遠いのかなとも思う。

それに比べて二次元エロの使い回しの多さよ。何が消費か。「どっかで見た」が「だから何」だ。BLの設定どんだけテンプレなのか知ってるか。男性向けに至っては同じものでまとめができるほど絵師違いの同じ絵と差分が大量にある。いくらでも再生産して良い。

からバニ絵ポスター見て『性的消費』って言ってるのが分からん性的扱いは分かる。抜き絵を公示すんなも分かる。需要があるから供給されるのも分かる。良し悪しは一旦置いとくとして、でも『性的消費するのが悪い』というのが分からない。次から次へ生産消費せず、出たもの全て保管するならいいのか。でも基本、次から次へと作った全てを企業側で保管してあるよね。後でグッズ作ったりイラスト集にして販売したりするだろうし。それでなくとも著作保護はしてるだろう。

そら購入者はおしなべて消費者という括りだけど、二次元エロコンテンツは消費してなくないかだって消えなくない? どっかの誰かのハードディスクに、部屋に、倉庫に残ってるよ。

「このエロ絵はもう見たからいいです」と言うのだってマジで個人差あると思う、バニ絵ポスターも刺さる人は写メ撮って保存して何度もお世話になってるだろうし。

二次元エロでの『消費』ってどういうことなんだろ。「性的消費すんな」って「消費じゃない行動ってどういうことか」を誰か教えて欲しい。

2023-01-01

2022年メディア接触

2022年の間にリアルタイムで視聴したテレビ番組は、年始箱根駅伝最近ワールドカップ日本戦(1試合だけ。他はABEMAで見た。)、紅白歌合戦だけだった。来年もそんな感じだと思う。

ハードディスク録画されている番組は、家族食事する時だけ見ている。NHKETVの猫番組サラメシファミリーヒストリーとか。安心無難なやつ。1回30分から1時間、年間で100-200時間か。けっこう見てるな。民放は疲れるから見ない。

ラジオほとんど聞かない。たまに気まぐれでradikoアプリをつけるが、聞きたい番組がピンと来ないのでリピーターになっていない。PodcastAppleのやつで、不真面目な英会話みたいなものとか、小真面目な哲学カルチャー周りのやつを作業しながら聞いた。多分年間で50時間くらい。

新聞はとってないのでゼロネット記事になったやつは見ているが。そういえばテレビニュース番組を見ていない。昨日の紅白歌合戦の合間のニュースだけだ。

情報一般ネットスマートニュースアプリとかで適当に見る。はてブ時間潰し。とはいえ移動中とか見てるから、年間300時間以上見ているかもしれない。怖い。

雑誌は意外と見てる。サブスクのやつで、お気に入りに入れているファッションカルチャーニュース系の雑誌。全部斜め読みだが、月に10冊くらい。年間30時間くらいか

YouTubeゲームプレイ動画を見る。作業ながら見るのにちょうどいい。今年は特にエルデンリングプレイ動画をよく見た。年間300時間以上は見てる(聞いてる)な。

あとは動画のサブスク複数で、映画海外ドラマアニメを見ている。作業しながらの時が多いが、年間300時間はいってそう。

今年もきっと似たような感じだ。

2022-12-15

「小さくて多い」が日本問題

コングマリット→コングロマリット修正


会社が「小さくて多い」

CPUだったらintelAMDGPUだったらnvidiaAMDアメリカ企業業界基本的に2,3社、多くても4,5社に集約している

ルーターシスコシステムズとジュニパーネットワークスとか、映像編集Adobe3D/CADオートデスクDBオラクル,MSクラウドAWS,Azure,Google

寡占で儲けるのがアメリカ


それを頭に入れたうえでこれ見てほしい


自動車(トヨタホンダ日産スズキマツダダイハツスバル三菱日野いすゞ)

鉄道(日立川崎近畿車輛総合車両製作所日本車輌製造)

造船(今治ジャパンマリンユナイテッド大島三菱、名村、川崎三井、定石)

複写機プリンター(フジリコーコニカミノルタキヤノンエプソンブラザー京セラシャープ東芝富士通NEC)

デジカメキヤノンニコンソニーフジパナソニックオリンパスリコー(ペンタックス)、シグマ

ミシン(ブラザージャガージャノメJUKIベビーロックアックスヤマザキ)

化学(三菱ケミカル、住友化学旭化成信越化学工業三井化学昭和電工東ソー日東電工三菱ガス化学)


どうですかこれ

どう思います

同じ業界にいくつあるんだよって思いません?

日本企業だけでこれ。これに加えて海外企業もあって競争してるわけだからそりゃ儲からない

まぁ化学に関しては一言化学というのはかなり乱暴なんだけど、材料でみても結局同じことなのでわかりやす化学にした

リストに載ってないけど、化学に関しては数千億円レベルに限っても、この倍くらい会社があって、再編が進んでない業界としてよく化学業界が挙げられる

https://gyokai-search.com/4-chem-uriage.htm


新しい産業ベンチャー企業でごった返してるっていうならアメリカでもあることだけど

成熟した業界でいつまでたっても再編が起きずに無駄競争をしてるのが日本なんだよね

から欧米企業利益10%~20%なのに、日本企業はいつも5%あたりでうろうろする

それが次の投資余力の差につながって成長に差が出てくる


半導体製造装置メーカーでもそうで

2021年の半導体製造装置メーカー売上高トップ15、日本企業は7社がランクイン

https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220328-2305876/

何も知らない人が見たら7社もランクインはすごい!とか喜びそうなニュースだけど、

記事でも触れられているように、大手のほうが伸びが大きくて5位以下は伸びが小さい。

装置に関しては東京エレクトロンが大きいか例外ではあるけど、その他は「小さくて多い」だよね

から日本装置シェアは低下してるという指摘がある

日本半導体製造装置世界シェア低下に次世代技術で立ち向かえ

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/071501087


事業が「小さくて多い」

日本代表する企業を見たらわかることだけど

パナソニック東芝三菱日立なんでも屋総合電機メーカーなんだよね

いわゆる複合型、コングロマリットってやつ


トヨタ冷蔵庫洗濯機を作りだしたら、車の開発がおろそかになるだろってのは想像できると思う

無茶なたとえって思うかもだけど、今の日本にはそれくらい無茶がはびこってる

何でも屋は今の成熟した時代ではかなり無理があるんだよね

から俺はソニーホンダといっしょに車を作るって話を聞いたとき、まずいなぁって思ったよねw

ソニーって白物家電やらないからほかの電機メーカーみたいに事業が「小さくて多い」問題がましだったんだけど、EVをやるのはどうだろうね

まぁ肝心の部分はホンダがやるからそこまでコングロマリット病を発症しないかもしれないけどね


何でも屋っていってみればイオンとかファミレスみたいなもんで

何でもあるようにみえて、特定の層に刺さるものは置いていない

文化成熟し細分化された時代に、総合スーパーや百貨店ファミレスでは限界がある

服にこだわる人は原宿渋谷の店で買うし、そうでない人もユニクロみたいな専門店で買う時代

靴はABCマート家電ヨドバシAppleにこだわる人はAppleストアみたいにね

家電量販店にしても郊外に店がぽつぽつある「小さくて多い」型のヤマダ電機より、駅前にでかい店たてて大量の客をさばく「大きくて少ない」型のヨドバシのほうが利益率がいい

ヤマダ電機 675店 売上 1兆6,005億8,300万円 経常利益 368億8,900万円

ヨドバシ  24店 売上 6,931億円 経常利益573億円


日本家電競争力がなくなったけど自動車はある程度競争力あるのは「小さくて多い」わけではないか

トヨタ冷蔵庫洗濯機作ってたら、自動車で負けていたよね

そしてホンダは2輪や船とか飛行機とかやってるからから4輪が不調なんだと思ってる

日本の電機業界は不調だけど、例外的にダイキン好調なのは空調専業メーカーからだよね

空調機器だけで3兆円という「大きくて少ない」をすれば十分戦えることがわかる


それに気づいて復活したのが日立

2012年

HGSTハードディスク)をウェスタンデジタルに売却

2014年

日立マクセル(電池光学部品、理美容磁気テープCDDVD)をマクセルホールディングスに売却

日立機材をセンクシアに売却

2016年

日立物流(流通)を佐川急便に29.0%売却(追加売却の予定)

日立キャピタル(保険リース)を三菱UFJに売却

2017

日立国際電気通信機器放送機器監視カメラ)を米KKRに売却

日立工機(電動工具)を KKRに売却→工機ホールディングス

2018年

クラリオンカーオーディオカーナビ)を仏エナップ シス エスエーエスに売却

2020

日立メディコ(MRICT超音波診断装置画像診断機器事業)を富士フイルムに売却

日立化成(化学)を昭和電工に売却

火力発電事業三菱重工に100%売却

こんだけ売って業績回復した日立を、はてブは叩いている

日立日立物流を売却 KKRが6000億円超で買収へ - 日本経済新聞

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkei.com/article/DGXZQOUC199XJ0Z10C22A4000000/

だけど俺はいい方向だと思っているんだよね。

ちなみに富士通PFU売ったし、新光電気工業富士通ゼネラルも売却するって言ってるから

次の日立富士通だなと思って俺はひそかに株を買っているw


日本半導体産業は元気がないって言われるけど、元気な分野があって、それがパワー半導体なんだけど

2021年のパワー半導体メーカーランキングだけど

1位 infineon(独) 48億ル

2位 onsemi(米) 20ドル

3位 STMicro(伊仏) 17ドル

4位 三菱 14億ドル

5位 富士電機 11ドル

6位 東芝 9.9億ドル

7位 vishay(米) 9.9億ドル

8位 nexperia(蘭)6.7億ドル

9位 ルネサス 6.4億ドル

10ローム 6.3億ドル

やっぱりここでも会社が「小さくて多い」のが日本企業

そして総合電機メーカー事業が「小さくて多い」もあるので、二重の「小さくて多い」問題が発生している

日本のパワー半導体に迫る危機事業統合など一刻も早く対策

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00065/00521/

にも書かれているけど、総合電機メーカーの一事業にすぎない半導体投資額が大きくなると

事業バランスを気にして思い切った判断ができなくなり投資負けして撤退するというパターンを繰り返している。

早く三菱富士東芝総合電機は半導体事業ルネサスロームみたいな専業メーカーに売却するか、事業統合して別会社として切り出すべき


今絶好調といわれてるのが京都企業で、「京都企業はなぜ強いのか」なんて特集がされたりするんだけど

任天堂村田製作所日本電産、ローム共通してるのは複合メーカーではないってことね

「この分野ではだれにも負けません」みたいな専業型が京都企業の特徴

だけど、問題企業もあってそれが京セラ

かつては京都といったら京セラみたいな時代があって、一時期アメーバ経営が注目されたけどこの10年くらい停滞している

せっかくセラミックじゃ負けませんな専業の強みがあったのに、なぜかスマホとか電動工具とかプリンターとか始めて複合化してしまって(あの悪名高きバルミューダぼったくりスマホ京セラ製)

そんなことやってるから案の定村田製作所においつかれ、そして離され始めている

から京セラアメーバ経営見直しを迫られてるんだよね

京セラ谷本秀夫社長半導体需要の崖なくなった」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF205NV0Q2A620C2000000/

"谷本社長10人程度の小集団業務改善を競う「アメーバ経営」の見直しや、16に分かれた事業の再編などの改革を進めてきた。"


オタク産業にもある「小さくて多い」問題

任天堂は亡くなった山内社長が他分野に手を出すなっていってたらしいけど、最近アニメとかテーマパークかに手を出し始めてて、ゲーム事業がどうなるか心配ではある

でも岩田社長が素晴らしいのは、家庭用と携帯機の開発を統合しして「小さくて多い」問題を解消したこと

2つしかないものを「多い」っていうのも変な話だけど、作る側も買う側も一つに絞ったほうが助かるよね

スイッチ成功に間違いなく影響したと思う


フロムソフトウェア2005年~2010年ごろは社員数250人で年に5~10本のペースでリリースする「小さくて多い」状態だったんだけど

今は社員数350人で1、2年に1本のペースになって大成功

フロム・ソフトウェア#ゲームソフトウェア

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2#%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2


逆に今不調なのがスクエニ

スクエニ社員数3000人で年30~40本もリリースする「小さくて多い」路線で失敗している

社員数が同じくらいで業績好調カプコンが年に5~6本、任天堂社員数7000人で年10本程度なので

スクエニカプコン任天堂の7、8倍ゲームを出している計算になる

スクエニリリース数って毎週ゲーム出してることになる。スクエニは社内に自社のゲームを把握できてる人いないのでは?w


アニメ業界といえば、アニメーターの薄給問題が有名だけど、それも会社が600社もある「小さくて多い」問題からだよね。

そういう構造問題無視して、オタクたちはアニメ日本文化だ!国が補助金出して支えろ!とか言ってるからホラーだなって思う。

アニメの話になるとはてブ集団催眠錯乱状態になるよね

製作会社自体が「小さくて多い」し、製作委員会方式のせいでアニメ権利者が「小さくて多い」からヒットしても利益分散してしまうし

見る側にしても年200本もアニメ製作されたら可処分時間分散する「小さくて多い」だし

鬼滅の刃委員会方式やめたかリスクは大きいけど利益も大きいだろうから、いい見本にしてほしいよね


まとめ

今回は特定業界に絞って言ったけど、農業病院も「小さくて多い」で、根本的な問題解決せずに補助金で何とかしてる状態なのがアニメ業界と似ているよね

地方自治体行政システム問題1700もあるからだし、知床遊覧船のKAZU1の問題も結局のところ、日本に950社以上あって過当競争からだし

銀行オーバーバンキング問題とかもそうだけど、とにかくこの国は小さいものが多すぎる


「小さくて多い」が日本問題

「大きくて少ない」が日本の目指す方向


参考記事

なぜ「ゾンビ企業」は宮崎に多くて、沖縄は少ないのか

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2208/23/news061.html

米巨大IT、複合企業化のツケ(The Economist)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB060OR0W2A101C2000000/

2022-12-09

物流世界不思議でならない増田住まいなら撫で技師不敗か背のウュ率部(回文

スペインのひと聞こえてますかー!

おはようございます

私がバルセロナブラジルと思って発送した荷物

香港ドイツを経由してスペインに到着するとのことで、

どう考えてもたくさん飛行機を乗り継いでいるのに

数千円の運賃スペインまで荷物が届く仕組みが不思議すぎるわ。

いや、

届くのは届くんだろうなのは分かるけど、

効率よね。

各国国々間毎日どのぐらいの荷物が行き来してるのかしら?って思うの

運送会社ってそんな荷物1つ扱って利益本当に出てんのかしら?って逆に心配になるわ。

心配したところで

私が運賃を多めにはずんで上げるわけにはいかないのは承知の助なんだけど、

ほんと世の中の物流の仕組みは意味からないわ。

私が国内通販で自宅に届けようとして受け取れなく、

駅の宅配ボックスに入れてもらうようにしたら、

最寄りの営業所から一旦また大規模集積センター荷物が戻っていって、

またその駅の宅配ボックス管轄宅配便営業所から配達して入れておくって追跡ルート密着24時!って感じなんだけど、

受け取りの手間を考えて、

駅の宅配ボックスにお願いすると

余計に荷物があちこちと行き来していて、

これも輸送コストアップに繋がりまくりまくりすてぃーなんじゃないの?って思うの。

私の住んでいるところが営業所の境目のまたぎで

20時55分から始まる時間またぎの21時から始まるテレビ番組のようで、

それは逆に効率いいのかしら?って疑問に思っちゃうわ。

再配達の手間よりはマシってことなのかしら?

荷物が今細かく追跡できちゃう

遠回りをさせてしまったり、

一端また集積センターに戻っちゃったりと見ていたら大変そうだわ。

でも

世界中にまあ安価荷物が届けられる理屈不思議だわ。

いや届く事に不思議は無いんだけど、

収益をみてってなると儲かってんの?って何度も不安なっちゃうわ。

たとえばディーエイチエルとか

世界中で1日にどのぐらいの荷物の取扱量があるのかしら?

それこそ、

日本からスペイン荷物1日何個行ってんの?って感じよ。

世界の裏に4ギガバイトデータを送る一番早い方法フェデックスハードディスク物理的に送るのが一番速いって言ってる現代落語もあって

ちょっと何言ってるかよく私は意味が分からなかったんだけど、

そんなあながちよく分からない世界だわ。

ますます

最近海外の住所もまあコピペだけど慣れてきたんだけど、

相変わらずこれは建物名前なのか地名なのか、

要は固有名しか地名なのか全く分からいから当てずっぽうの山勘の助で明細を付けているんだけど、

届いているみたいだから大丈夫っぽいのかな?

あと困るのが本当に電話番号

国毎に桁数が違ってたりするし適当

日本ならさ

三三七拍子のように

電話番号が分からなくても三桁三桁七桁の節でゼロを桁数つじつまが合うように入れたら入力フォーム突破できるんだけど、

海外だと等は問屋が卸さないの助が立ちはだかって、

わりと真面目にリアル電話番号入力しないとフォーム突破できないのよ。

からお客さんには

リアル電話番号ガチで教えて!ってそのまま機械翻訳したらわりと的を得ているトンチンカン英文になるけど通じているみたい。

でね

そのゲッツした電話番号を入れてフォーム突破しないと

おおよその送料も計算見積もりの助が金額出してくんないのよ。

電話番号の桁数が適当入力しても海外だと突破できないか

もう最初からガチリアル電話番号をプリーズ!って言った方がよっぽど通じるみたい。

とりあえず、

今んところ全部は届いているか

物流世界って不思議発見するように、

私たちが思っている以上にインスパイヤネクストを凌ぐほどのソリューションがなんかスゴいことになってるのよね?

もうよく分かんないけど、

ちゃんと無事に荷物が届くことがスゴいわ。

信じ合える喜びよね。

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドです。

カツコロッケサンドもあったけど、

うーん、

これは朝の食べるきっとボリュームではないはと言うぐらいなんか立派なボリュームでお昼に食べたらヒーコーとあわせていただいたら美味しいかも!って思ったわ。

結構ヘビー級ボリュームのあるラインナップが最近多いみたいで、

軽めの朝の朝食のモーニングにはちと重たいすぎるわ。

お昼ならいいのかも知れないけど。

まあそんな鰯気な気分に浸らないで

気が向いたお昼にはそれにしようかなと思うレヴェルよ。

デトックスウォーター

ホッツ柚子茶ウォーラーしました。

ほんのり甘い柚子ジャムをホッツプレーン白湯ウォーラーに投入した

ホッツ柚子茶ウォーラー

あれもあれで一瓶買ってしまうと

消費が大変なので消極的だけど積極的に消化していきたい余したくはないからね。

寒い寒いともうマジで寒い温活で朝を温めて。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2022-11-22

anond:20221122105643

昔のパソコンは、起動してハードディスクを回転させ始めるとき電気が大量に必要だったんだよ。

毎秒7000回転で金属円盤が内部で回転してるんだからさ、そこまで回転速度を上げるのが大変だった。

大量にHDD搭載している機種では、HDD一台ずつ順番に電源を入れる仕組みがあるものだってあった。

だけど、今は、SSD全盛時代

起動時に掛かる電源負荷はほとんどないといっても過言ではない。

時代は変わったのだ。

2022-10-18

PC知識を持ってない人が他人アドバイスしてるのを見ると不安になる

又聞きした不具合情報とか、そういうのに惑わされている人が他人アドバイスしてるのを見ると、人は責任を取れないことでも簡単に嘘を教えるんだなと感じた

さすがにメモリハードディスクの違いがわからないレベルの子OSを語るのは身の程を知れレベル

2022-10-05

anond:20221005010239

古いハードディスクしまってる棚に箱に入れて隠してたんだけど、

小6の息子が棚を漁ってて見つかってしまった

「何これ?」って聞かれてとっさに

ハードディスクだよ!」と言って箱を閉じて棚にしまったんだけど

どう考えても解答を間違えた

ハードディスクあんな小袋に分けて入ってるわけなかった

正解は「ママ化粧品(または薬)だよ」だった

数年後コンドームを使うようになった息子に心の中で失笑されるんだろうなぁ

ちなみにその息子が三歳の頃には妻のバイブを発見されて「マッサージ機だよ」で乗り切った経験あり

2022-09-08

anond:20220906203731

Windowsが走るようになっても、DOV/V互換になるまでずっとPC98にはROM-BASICが乗り続けてて

BIOSよろしく起動時に何かキーを押し続けてるとハードディスクからブートせずにBASICが起動してた。

(まあすでにBIOSすら過去遺物なのだが)

2022-09-07

anond:20220906235929

NECPC-9801シリーズ基本的にそうでしたね。もっと正確には、起動したドライブがAになったので、ハードディスクから起動するとハードディスクがAで、フロッピーディスクから起動するとフロッピーディスクドライブがAになりました。これが結構ややこしくて嫌だったので、できるだけハードディスクからだけ起動するようにして使っていた記憶があります

2022-09-06

anond:20220906205724

テープによるバックアップは今でもバリバリの現役ですよ。Googleなどの大企業でも使われてます。さすがにMTとか呼ばれる古い規格ではなくて最新式のですけどね。LTOとかの。

ハードディスク故障して中身が消えた時に備えてテープバックアップコピーを取っておくという使い方が多いです。

2022-08-14

anond:20220814045619

anond:20220814045619

増田ってすげーんだな。あの駄文の奴againだよ。

時代Twitterじゃない。一周回って増田なんだ。

初老すぎて厨二病拗らせただと?その通りだ。

具体的なことを箇条書きにして、改行もするなと。

話が飛び飛びもあかんと。わかったよ。みんな温かいんだな。

もう昔の話だし、増田だったら、書いても良いよね?

また、大した話じゃないし。フィクションだと思って、読んで貰えば。

誰とは言わないが、彼から聞いた話を書くわ。

ガサ入れきてもよゆーっすw

・とりあえず、令状見せてもらえます

・あーはいはいw令状に書いてないことには応じません

押収ですか?あーどうぞご自由

ケータイ暗証番号?教えられません

パソコンパスワード内緒です

クラウドパスワード記憶がありません

ブラウザ閲覧履歴は必ずクリア

ネット通信VPN経由で

パソコンハードディスク暗号化

・ニンテイ(任意提出)は一切応じません

ニンテイになっているものはその場で返却要請

警察応対の基本は「それってあなた感想ですよね?」

事情聴取は完黙

捜査を進展させない秘訣だよ。

危ない奴、↑ 印刷して部屋に貼っとけよ。

ロクな証拠自白もなければ、事件になり得ない。

苦汁を飲んだんだよ。

奴は論破に長けているだけじゃないんだよ。

Twitter警察が、あんなでかい企業相手にできるわけがない。

そこそこ天下り受け入れて、投稿者情報を開示したり、適度に有害情報バンしてくれれば、刺さないから。

仲良くやろうや。ああいうところには、下民にはわからない会話が成り立つんだよ。

一度もTwitter Japanが警察沙汰になってないだろ?

Twitterなんか、出会い系無修正画像サイトに成り下がってるじゃねえか。マジでやすいしお世話になってるわ。

世の中を常に疑え。

邪魔したな。あばよ。

2022-08-10

葉梨康弘法務大臣になったけど、表現の自由戦士はなぜダンマリなの?

表現の自由を守る聖戦士ヤマーダとレドマツは何をしているの?

2009年6月26日法務委員会児童買春・児童ポルノ処罰法改正案の答弁において、写真集Santa Fe」について「児童ポルノかも分からないなという意識のあるものについては、やはり廃棄をしていただくのが当たり前だと思います」との発言を行った。後にこの件を振り返って「娘(3女の父)を持つ父親なら誰でもそう思うだろう」と言っている。また、改正案定義について「芸術性は考慮しない」との回答を行い、その上で電子メール添付ファイルを「開かなくても児童ポルノかわかる」、「警察冤罪を起こすはずがない」という趣旨発言を行ったため、同時期に問題となった足利事件との関連より、冤罪に関する認識の低さと改正案に反対する人々からの反発を受けた[13][14]。

メール郵便FAXいかなる手段児童ポルノを所持していても逮捕する。

電子メール児童ポルノが添付されているかどうかは、ファイルを開く前に分かる。

電子メールがきたら児童ポルノだと思えばいい。

今までの映画も本も写真も18歳未満のヌードが含まれ場合処罰する。

宮沢りえサンタフェは見たことがないが、児童ポルノに該当する場合法改正後の単独所持は処罰する(のちに衆議院法制局確認した結果、サンタフェ規制対象であるとされている旨を自身ホームページで述べている)。

ちなみにサンタフェ自体は18歳になって撮影されたとされており、販売規制がされている現在においても出版社からでも購入可能である

過去作品のどれが児童ポルノかどうかは政府調査して回答する。

童顔・制服着用のポルノ児童ポルノである。(この発言は18歳の高校生がいることと矛盾する。また同じ派閥所属する岸田文雄は後に成人年齢を18歳に引き下げたので現在制服を着た成人も存在する) 。

ジャニーズでも乳首が写っていたら児童ポルノだ。

児童ポルノ判断芸術性は考慮しない。

ヌードはすべてポルノである

ハードディスクに入っている画像を何回開いたか故意性を審査する。

写真雑誌は、使い古されていたり手垢がたくさん付いていれば故意をみなす

冤罪など起こらない。

自白証拠王様だ(これ自体は昔から使われている言葉である)。

捜査官は善良なので、自白を強いて冤罪を生じさせるようなことはないと信じている。

冤罪懸念なら、鞄に拳銃を入れられることだってある。

マンガアニメゲームは悪影響があるのかどうかの研究する必要がある。

民主案は相続物に児童ポルノがあっても逮捕できないので困る。

葉梨康弘

発言要旨

2009年6月26日法務委員会児童ポルノ禁止法改正案について以下のような趣旨発言を行っている[19]。

ただし、当人は「誤解が先行している」として弁明を自身ホームページ批判に対する反論を行っている[20]。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%91%89%E6%A2%A8%E5%BA%B7%E5%BC%98

2022-07-25

anond:20220725180045

わいも聞きたい。みんなのところはどうなんだろう。

2022-07-25

■ペーパーレス化している企業に勤めている人に聞きたい

俺の会社バリバリ紙現役。理由を書く

社外からFAX郵便物をよく受け取る

原本保存が必要なので、クリアファイルに入れる。結局これがあるからペーパーレスメリットがない

パソコンだと見づらい資料がある

下請けFAXで受信したものPDFで送ってくる時がある。すげぇ見にくい。

検算必要

電卓を叩く。印刷して電卓を叩いて、赤ペンでチェック入れる。

システム対応しきれていない

これは完全に会社が悪いが、イレギュラーもの案件管理システム登録出来ない。

エクセルで作って、別表参照みたいにして、ファイルに綴る。

数ヶ月に1回しかないので、システム投資する価値がない

そんなにみんなペーパーレス出来てる?

取引先やクライアントのやりとりがパソコンで完結出来るならそれでいいかもしれないけど。

2022-07-25

anond:20220725180045

うちは一部ペーパーレスやけど、無理に完全ペーパーレスするのはアホやと思うで。

増田が言ったような、FAX利用や原本存在の都合もあるし。

あと、結局長く使えば使うほどバックアップ必須になるのがな。

うちの会社、このハードディスクぶっ飛んだら仕事にならなくなるんだがどうなんや、と思いながらやってるわ。結局、電子より物理のほうが持ちはいい。狭い自宅なら兎も角、そこらの会社なら何冊も紙ファイルいれる本棚のほうがバックアップサーバーより安い。

 

ペーパーレスのいいところは、検索ですぐに資料が出てくるところやね。

それが必要なら是非したほうがいいわ。便利に使ってる。

 

あと、物理印刷して検算してるの、習慣だと思うけど、増田責任者なら無くした方が良いと思うで。

検算した人間電卓が、Excelより計算正確とかあるか?

意味がない。チェックするならもっと別のところやね。

anond:20220725180045

うちは一部ペーパーレスやけど、無理に完全ペーパーレスするのはアホやと思うで。

増田が言ったような、FAX利用や原本存在の都合もあるし。

あと、結局長く使えば使うほどバックアップ必須になるのがな。

うちの会社、このハードディスクぶっ飛んだら仕事にならなくなるんだがどうなんや、と思いながらやってるわ。結局、電子より物理のほうが持ちはいい。狭い自宅なら兎も角、そこらの会社なら何冊も紙ファイルいれる本棚のほうがバックアップサーバーより安い。

 

ペーパーレスのいいところは、検索ですぐに資料が出てくるところやね。

それが必要なら是非したほうがいいわ。便利に使ってる。

 

あと、物理印刷して検算してるの、習慣だと思うけど、増田責任者なら無くした方が良いと思うで。

検算した人間電卓が、Excelより計算正確とかあるか?

意味がない。チェックするならもっと別のところやね。

2022-07-19

俺も倍速で映画見るぞ

TVにつけてるハードディスクの容量が少なくなり、溜まった映画を消費するため

話題の倍速視聴にチャレンジしようと。

 

映画

ベットの晩餐

なんか名画らしいのでとりあえず録画してたもの

まずは普通の速度で見だしたが

映像が美しく画面に引き込まれる。

そして鬼滅の刃と違って

セリフストーリー説明する映画ではないので

倍速は無理だとあきらめる。

かにストーリーは進んでいき終わる。

まさかの感動で泣いてしまった。

やっぱり倍速視聴には

向き不向きがある

美しい映像で見せる映画は無理だな…

2022-07-18

UNIX 哲学」についていくつか

名著「UNIXという考え方 - UNIX哲学」は本当に名著なのか? 〜 著者のガンカーズは何者なのかとことん調べてみた - Qiita

この記事はよく調べてあるなぁと思う反面,事実関係の間違いも多く当時の空気感など欠けていると思う部分がいくつかある。事実関係に関しては追い切れないので参考文献を挙げるにとどめておくが,空気感のほうはいくつか書いておく。なお当該記事の「当時と今では状況が全然違うんだから安易に『UNIX 哲学』とかいうな」という主旨には大賛成である

参考文献

初期の UNIX歴史について興味がある向きには次の書籍お薦めする。

Peter H. Salus『A Quarter Century of UNIX』(1994, Addison-Wesley Publishing)

和訳の『UNIXの1/4世紀』(Peter H. Salus, QUIPU LLC 訳, 2000, アスキー) は絶版のうえ訳も微妙なので薦めづらいが,原書The Unix Heritage Society (tuhs) で PDF が無償公開されているので,英語が苦にならないのなら読んでみるといい。

また同じく tuhs で無償公開されている Don Libes and Sandy Ressler『Life with UNIX』(1989, Prentice Hall)を読めば80年代終りの UNIX の状況(XENIX についてもしっかり言及されている)や利用者目線での雰囲気もある程度判るだろう。

哲学

記事で一番気になるのが「哲学」という語の捉え方。この言葉の強さに引きずられているように読める。でもこれ,当時は設計基本的な考え方くらいの意味でわりとよく使われていた言葉なんだよね。たとえば米 BYTE 誌のアーカイブを “philosophy” で全文検索するとこんな感じ。

https://archive.org/details/byte-magazine?query=philosophy&sin=TXT&sort=date

ほぼ毎号のように出現していたのが判るだろう。

もっとも猫も杓子も「哲学」を振りかざしていたわけではないし,UNIX開発者たちが「哲学」の語を好んで使っていたのも間違いないように思う。傍証の一つが AT&T定期刊行物『The Bell System Technical Journal』の1978年7, 8月号だ。元記事言及されているマキルロイの Forword の初出がこれで,ネットのアーカイブから PDF が入手できる。

この号は二部構成になっていて第一部が Atlanta Fiber System に関する論文12本(全172ページ),第二部が UNIX に関する(Preface や Foreword を含む)論文22本(全416ページ)となっている。さて前述の PDFOCR されているので “philosophy” で全文検索してみると8箇所見つかる。これが見事に全部 UNIX論文なのだ。もちろん論文性質もページ数も違うからこれだけで確定的なことはいえないが「日常的に使っていたんだろうなぁ」という推測は成り立つだろう。じつはマキルロイ哲学とされている部分は “Style” であり “philosophy” の語は一切使われていないというのもちょっと面白いUNIX開発者たちがなぜ「哲学」という語を好んだか正確なところは判らないが,それまでにない新しい考え方に基づいた OS を開発しているという意識があれば,そういう言葉を選ぶのが自然時代だったことは間違いない。

UNIX認知され拡がっていく過程で「哲学」も知られるようになっていった。自分が好むものの良さを他人にも識ってもらいたい,あわよくば他人もそれを好むようになって欲しいという布教活動は今も昔を変らないわけで「哲学」はその便利なツールとなったわけだ。元記事ではガンカースの著作を「外部の人間が後から打ち立てた哲学」と表現しているが,そんなたいしたものではない。マキルロイ論文に影響を受けた布教のためのああい説教は到るところにあった。たとえば前掲の『Life with UNIX』にもしっかり Philosophy の項がある。また日本最初期の UNIX 解説本のひとつである村井純井上尚司・砂原秀樹『プロフェッショナル UNIX』(1986,アスキー)には冒頭次のような一節がある。

オペレーティングシステムは,コンピュータを使うものにとっての環境形成する基盤であるから,そのうえで生活する者の個性尊重し,より良い環境へと作り上げて行く課程を支援するような素材を提供するソフトウェアでなければならない。この主張こそが,UNIXオペレーティングシステムとしての個性ではないだろうか。

 

    プロフェッショナル UNIX村井純井上尚司・砂原秀樹,1986,アスキー)p 3.

「より良い環境へと作り上げて行く課程を支援するような素材を提供するソフトウェア」とはテキストを入出力フォーマットとする単機能コマンド群のことで,これらをパイプでつなげたりシェルスクリプトでまとめたりすることで「そのうえで生活する者の個性尊重し」た「より良い環境へと作り上げて行く」ということだ。こういった説教はありふれたものであった。たんにそれを「哲学」の語を用いて書籍にまとめたのが,たまたまガンカースだったというだけのことである

そしてじつは UNIX場合布教活動とはべつに「哲学」を広めなければならない切実な理由があった。これを説明するのは非常に面倒くさい。当時と今ではあまりにも環境が違うのだが,その違いが判らないと切実さが伝わらないからだ。マア頑張ってみよう。

UNIX の利用環境

UNIXPDP というミニコンピュータミニコン)上に開発された。このミニコンを使うためには専用の部屋に行く必要がある。その部屋は,もちろん場所によって違うわけだが,マアおおよそ学校教室くらいの大きさだ。長机が何列か並んでおり,そのうえにはブラウン管ディスプレイキーボードを備えた機器が等間隔に置かれている。壁際にはプリンタが何台かあるだろう。通っていた学校コンピュータ室などと呼ばれる部屋があったならそれを思い浮かべればだいたい合ってる。ただし置かれている機器コンピュータではなくコンピュータ接続するための端末装置ターミナル)だ。端末装置キーボードで打った文字コンピュータに送られコンピュータが表示した文字がそのディスプレイに表示される。現在 UnixOSCLI を使うときターミナルとか xterm という名のアプリケーションを用いるがこれらは端末装置エミュレータで,もともとは実体のある装置だったわけだ。

さてコンピュータ室にたいていは隣接するかたちでマシンルームなどと呼ばれる六畳くらいの部屋がある。窓ガラスで仕切られたこの部屋には箪笥洗濯機くらいの大きさの装置が何台か置かれている。これがコンピュータ本体だ。もっとコンピュータが何台もあるわけではない。この箪笥CPU でそっちの洗濯機ハードディスク,あの机に置かれているタイプライタ管理コンソールといった具合に何台かある装置全部で一台のコンピュータになる。どこが〝ミニ〟だと突っ込みたくなるかもしれないが「六畳で収まるなんて,なんてミニ!」という時代お話だ。

端末装置それぞれからUSB のご先祖様の)RS-232 という規格のアオダイショウみたいなケーブルが伸び,マシンルームに置かれたターミナルマルチプレクサと呼ばれるスーツケースに台数分のアオダイショウが刺さってコンピュータとの通信を行う。コンピュータと多数の端末装置を含めたこれら全体をサイトと呼び,root 権限を持って管理業務を行う人をシステム管理者あるいはスーパーユーザと呼んだ。

結構上手に説明できたと思うのだが雰囲気は伝わっただろうか。ここで重要なのは一台のコンピュータを数十人が一斉に使っていたという事実だ。洗濯機とかアオダイショウとかは,マアどうでもいい。

自由不安定OS

当時の UNIX評価一言で表すと〝自由不安定OS〟となる。メーカお仕着せではなく自分好みの「より良い環境」を作りあげる自由さらに他のメインフレームミニコンOS に比べると一般ユーザ権限でできることが圧倒的に多かった。そしてその代償が不安定さ。今では考えられないが UNIX のその不安定さゆえにプロOS ではないと考える向きは多かったし「でも UNIX ってすぐ落ちるじゃん」というのは UNIX アンチ定番ディスりだった。UNIX の落とし方,みたいな情報がなんとなく廻ってきたものだ。

こういった雰囲気を鮮やかに伝えてくれるのが,高野豊『root から / へのメッセージ』(1991,アスキー)だ。当時アスキーが発行していた雑誌UNIX MAGAZINE』に連載されていた氏のエッセイ1986年11月から1988年10月掲載分までをまとめた書籍である。著者の高野氏は勤務先の松下電器1980年ごろから UNIX サイトスーパーユーザを務めており,日本では最古参の一人である。この本の中で高野氏は繰返し UNIX自由さと不安定さに言及している。すこし長くなるが,その中の一つを引用しよう。

CPU は,システムにとって重要な共有資源であるが,この CPU実質的に停めてしまうことが UNIXはいとも簡単にできる。たとえば,cc コマンド10個くらい同時に走らせてみたらよい。VAX-11/780 といえども,同時に実行できるコンパイルはせいぜい3つか4つである。それ以上実行することも当然可能ではあるが,他に与える影響が無視できなくなる。つまり,てきめんに viカーソルが動かなくなる。あるいは,すこし大きめなディレクトリ上での ls コマンドの出力が表示されるまでに煙草を1本吸い終えてしまったり,タイムアウトログインが撥ねつけられたりといったバカげた現象が起きだすのである。こういった状態になると,UNIX破壊されたに等しい。真夜中,独りで VAX を占有して使っているのなら何をやろうとかまわない。しかし,20人30人と多数の人間が使っているとき勝手をやられると非常に困るのである当人仕事が遅れるのは自業自得だとしても,そのとばっちりで他のエディタまで止まってしまうと,もはやどの仕事も進行しなくなる。

ディスクについても同様なことがいえる。UNIX では,ファイルシステムを使いはたすまで大きなファイル自由に作ることができる。したがって,自分プロセスがいったいどのくらいの容量のファイルを作り出すのか見当もつけられないようなアマチュアが使うと悲惨なことになる。ディスクを使いはたすと,コンソールタイプライターにエラーメッセージが出力されるが,夜中にそれが発生して,コンソールタイプライターが一晩中エラーメッセージを打ち続け,朝マシンルームに行ってみると紙を一箱打ち尽くしてしまい,ピーピーと悲しげな声を上げて人を呼んでいた光景を私は何度も見てきた。こうなると,それをしでかした本人のプロセスは当然のこととしても,同じディスクで走っている他のプロセスも先に進めなくなってしまう。すこしでも負荷を夜間にまわそうとする善意は逆転してしまい,わずかでも仕事を先に進めようとする意図完璧に打ち砕かれてしまうのである

 

    root から / へのメッセージ高野豊,1991,アスキー)pp16-17.

そして,こうした不安定さが「哲学」を必要としたのだ。自分が利用しているサイトに「cc コマンド10個くらい同時に走らせ」たり「自分プロセスがいったいどのくらいの容量のファイルを作り出すのか見当もつけられないようなアマチュア」がいるとその累は自分にも及んでしまう。だからサイト利用者全員に UNIX設計基本的な考え方を理解してもらうことが,自分のために必要だった。UNIX伝道がより苛烈だった理由ひとつがここにあるのだ。

ミニコン UNIX終焉

ミニコン上で誕生した UNIX は 4.3BSD(1986)で最高潮を迎える。注意したいのはミニコン時代UNIX は Research UNIXCSRG BSD みたいな区別をせずにまとめて UNIX として扱われていたことだ。実際『プロフェッショナル UNIX』も『root から〜』も UNIX記述されてはいるが実際には BSD を扱っている。べつに当時の人が無知だったわけではない。なにしろ BSD を利用するためにはまず AT&T から UNIXライセンスを購入し,そのうえでカリフォルニア大学バークレー校(UCB)から BSD を入手しなければならなかったからその関係は当然広く知られていた。ベル研発明された UNIX を外部の人たちも含めみんなで改良し,それら全体が UNIX であるという考え方が自然だっただけである。『Life with UNIX』のような英語の文献によく登場する “Berkeley UNIX” という言い回しが当時の気分をよく表している。UNIX vs BSD みたいな捉え方は法廷闘争を経た90年代以降の感覚だ。

もっともそういう70年代風味の牧歌的風景ミニコン世界限定の話であった。BSDのものミニコンのものしかなかったが,そのコードを受け継いだ BSDUnixAT&T推し進める System V などがワークステーション市場舞台80年代中盤から激しく覇権を争うようになる。いわゆる Unix 戦争で,PCUnix であるマイクロソフトXENIX も当然参戦した。ミニコン世界牧歌的だったのは,ぶっちゃけていえば先のない技術だったからだ。ただ Unix 戦争あくまでも標準という聖杯を争う戦いであり,AT&TBSDUnixSun Microsystems が共同で System V Release 4.0 (SVR4) を作りあげたように後の法廷闘争とは趣が違う。

こうしたミニコン UNIX からワークステーション Unix への転変は Unixのもの文化にも変化をもたらした。まず激しい競争Unix の高機能化を加速した。商品として判りやす惹句が「あれもできます,これもできますなのは誰もが知っている。もちろん安定性を増すために quota のような利用者自由制限する機能も含まれていた。またワークステーション Unix現在UnixOS と同様同時に一人が使うものであり前述の布教必要性は大幅に減じた。達人たちのみの楽園から万人に開かれた道具に変ったのだ。こういった変化を体感したければ『root から〜』と水越賢治『スーパーユーザの日々』(1993,オーム社)を読み比べてみるといい。『スーパーユーザの日々』はワークステーション Unixシステム管理入門書だ。この本ではたんに知識を羅列するかわりに架空ソフトウェアハウス(開発会社)を舞台新卒社員が先輩社員からシステム管理を学ぶという体裁をとっており,そのおかげで架空の話とはいえ90年代前半の雰囲気が堪能できる。出版年でいえば『root から〜』と二年しか違わない『スーパーユーザの日々』の落差は “dog year” と称された当時の激烈な変化まで体感できるだろう。

UNIX 哲学背骨

当時はよくいわれたのに今やほとんど聞かれなくなったものがある。マキルロイ論文結論部分に書かれたそれは,1973年出版されたイギリス経済学者エルンストシューマッハー著作題名で,中学生英語力があれば十分に理解できる平明な一文だ。

Small is beautiful.

マキルロイは『人月神話』を引いて一定留保をつけてはいものの,これが UNIX 哲学背骨であることに違いはない。機能をありったけ詰め込もうとして失敗した “kitchen-in-a-sink” な MULTI•csアンチテーゼである UNI•x にとって,これ以上のスローガンがあるだろうか?

ひるがえって現在UnixOS をみれば,ブクブクと肥え太ったシステムコール,全容を俯瞰するだけでも一苦労するライブラリインターフェイス,一生使うことのないオプションスイッチまみれのコマンド群。UNIX仮想敵とした OSのものだ。そのことについてとくになにも思わない。ハードウェアは長足の進歩を遂げ,コンピュータの応用範囲は途方もなく拡がった。UNIX が変らなければたんに打ち棄てられ,歴史書を飾る一項目になっただけだ。ただ現在UNIX 哲学」を語るならそうした背景は理解していなければならないし,どれだけ繊細な注意を払ったところで〝つまみ食い〟になってしまうことは自覚すべきだ。

2022-07-15

父を見送った

大好きな父が亡くなった

60歳代は早すぎる

今は何もかもが惜しい

ここ2ヶ月は毎日、父の様子を見るために家から電車を3回乗り継いで坂を登って実家に通っていた

在宅緩和ケアだったから、もう良くなることはなかった

容態が悪くなるにつれ、夜は泊まり込んで寝ずに父の様子を見ることもあった

話したかたことを話し、ベッドから起き上がりたい父の手を取り、トイレの付き添いをし、点滴をロックし、唯一口にできる水を何度も汲んで取り替えて渡した

ペットボトルから直で飲めていた水は、ストロー付きになり、コップになり、吸口になった

起き上がれなくなってからは排泄の手伝いをした

毎日帰り際に「また明日」と言って手を握ったら握り返してくれた

息を引き取る直前も手を強く握り返してくれた

通夜告別式葬儀初七日も全部終わって今は自分の家にいる

二ヶ月間放置した家の中を片付けなければ

毎日用事や様子を記録するためのメモ帳

衣替えをしようとして中途半端にたたまれている冬服

父と家族写真ラミネートするために買ったフィルムと、出しっぱなしの父のラミネーター

プリンタで出力したらインクにじみが出てしまった家族写真

いつ夜の番になってもいいように買った旅行用の携帯石鹸オールインワンジェルと常用薬を入れたケース

父が書いた様々なメモ

昔の話がしたくて引っ張り出した数冊の日記帳

ガジェット好きの父からもらったUSBケーブルタブレットポータブルスピーカー、大きなハードディスクポータブルフロッピードライブ

硬いところに当たって痛む体が少しでも楽になるように貸した柔らかめの枕

寝転んだままでも時間がわかるように貸したフック付きのアナログ時計

疲れ果てて帰ってきて捨てる体力すらなかった日の、空っぽジンジャーエールペットボトル

突然出てくる涙を拭くためのハンドタオル

実家に通うようになってからそのままのカレンダー

父が眠っている時の暇つぶしに作っていた小物の手芸道具

口が乾くから買ってきてほしいと頼まれものハッカが入っていて使えなかった口腔ジェル

湯灌の時に切ってもらった遺髪

喪服と黒カバン数珠と靴

まだまだある

片付けなければ、片付けなければと思うのに、今は片付けるどころか時間が経つのも惜しい

自分の体が代謝していくのが惜しい

父が生きていた時の体から、父が亡くなって以降の体になっていくのが惜しい

父が生きていた日々からどんどん遠ざかっていく

前を向いて進まなくてはとよく言うけど、時計が進んで父がいた時間から遠ざかっていくのが寂しい

父の情報がもう二度と更新されないことが悲しい

カレンダー7月にならない

辛い

2022-06-19

そもそも要望を聞かないパッケージソフトを作ればいいのでは

「大体よくできてる役所管理ソフト松茸梅」

「大体よくできてる病院管理ソフト松茸梅」

とにかく毎回作るよりずっと安いし早いです。アップデート対象が多いから一律にできます。ここからはみ出す業務は共有ハードディスクエクセルマクロでも置いて自力でなんとかしろ要望が多かったら正式可能になるかもね、でええやん。

逆にそうしないのはなんで?

anond:20220616223158

大きめのスキャナーとハードディスクを買って片っ端からスキャンして捨てる

まれてる紙の99%は紙そのもの重要なわけではないから、完遂できれば物がアホみたいに減る

まあ間違いなく完遂できないだろうが、そうすると今度はあまりの膨大さと中身の古さを実感して「もうこれ捨てていいや」って気分になる

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