はてなキーワード: 第三の道とは
「非モテの救済」なんてのは「低学力児童の救済」と同じで、原理的に難しいだろうな…
「学力の底上げ」と一緒で、そこにリソースをかけて個別に努力を促すことになるだろうけど、そもそも勉強をするための環境が整っていなかったり、集中力や記憶力や思考力がかなり生来のものだから限界が大きかったりするのと一緒だ
無理に引き上げようとするよりも、「勉強をしなくてもやっていける未来がある」という第三の道を用意して、心理的な負荷を下げ、生きやすさを改善された方が良い気がする
「モテなくても楽しい人生がある」「恋愛を捨ててもこんなに楽しんで生きている人たちがいる」そしてそれが社会的に認められている状態があるとすること
まぁ多様性ということになる
相変わらず何らかの人間の悪意(もしかしたら運命の残酷)に対する解像度が高い、最近の展開。
どうも、主人公の八虎は、画業を仕事に選ばないのではないか、という予感がしてくる。
彼が芸大受験期に武器としていた頭の良さ、戦略性は入学後に発揮されなくなり、周りの人間の状況に振り回される。物語として見ると、こういう人間関係の中で何かに気付き、学び、未来を選ぶという展開が予期されるけど、まだその片鱗がない。
一方で主人公以外の登場人物に絵を描いて生きていく必然性が高いキャラクターが何人かいる。絵を描く事が人生の目的だったり、使命だったりする人たち。それを前にして、それを超える客観性や戦略性を発揮するのか、それとも自分なりの必然性を導き出すのか。
おそらく第三の道が示されるんだろう。
起きようとしても起きられない、夕方になってようやく起きる生活になった。特定の教師のことを思い浮かべると恐怖でどうしようもなくなった。
精神科に行こうとするも教師から妨害されて保健所に連れていかれた。保健所では「我慢して学校に行ってください」といわれたのでしぶしぶ登校した。
その後適当な都内の大学に進学した。学部卒業後は大学院修士課程に進学した。社会統計学みたいな感じのことを研究していた。
B1(学部1年)の時は昔いじってきた同級生に襲われると思い震えたり、大学に行けなくなったりしてあんまり状況は芳しくなかった。
いじりといっても通りすがりに金玉を握りつぶされる、教室で無理やり脱がされ局部丸出しの状態にされる、7~8人から殴る蹴るなどされるといった程度の軽いものだ。
B2になったら少しは良くなったが相変わらずだった。ただ、自分をいじってきた人が多数参加する地元の成人式が終わると状況は少し落ち着いた。
B3~M1の時はまあまあ普通だったが、M2の8月ぐらいから再び体調がおかしくなりはじめ、意識がもうろうとしたり人ごみの中で動けなくなったりした。
研究にリソースをさかれ就活まで手が回らなかったこともあり、結局就職先が見つからないまま大学を去ることになった。修士号はもらえた。
大学院修了後はしばらく動けない状況が続いていたが、これじゃいけないと8月ごろ一念発起し就活を始めた。
有名なブラック企業ですら門前払いを食らったが、結局原子力系の企業の研究部門に中途採用というかたちで拾われた。統計をやっていたということが理由らしい。
このころも電車(京王線)の中で意識がもうろうとしてしゃがみこんだりと心身ともに不調が続いていた。
研究部門は朝8時から夜0時まで勤務するのが当たり前だった。サービス残業もそこそこやった。昼休憩や休みの日は原子力関係の専門書を読んで知識をつけていた。
このころ体調はさらに悪くなっており、頭の中が真っ白になり吐く、会社に行こうとしても眩暈が停まらなくなる、MF文庫Jのポスターを見て意味もなく大泣きするなどの状態になっていた。
さすがに体調が悪いのは何とかしなきゃなと思い内科でデパスを貰うも効き目はあんまりなかった。
そうこうしているうちに納期まで仕事が終わらないことが発覚、命を以て責任を償おうと電車に飛び込もうとするも警備員に取り押さえられ失敗。
警官とともに精神科に連れていかれて「うつ病」という判断を下された。
自分はうつ病はすぐ直ると思い、復職に向け専門分野の勉強を続けていた。100冊ぐらい専門書を買い精読した。向学のため北海道の地層処分研究施設を訪れたりもした。
会社を追い出された後は何もする気力もなく、親のすねをかじりながらただただ罪悪感と同居する生活を送っていた。
そんな中、知り合いが「あなたの知識をもとに事業を起こさないか」と誘ってきた。何もしないという罪悪感はあまりにも大きい。
自分は憲法で規定された国民の義務を果たすため、その話に乗った。
おりしも障害年金が120万円程度支給された。自分はその金を使い、事業に必要な道具を全国駆けずり回って集め、そして共同で事業を行った。
調達計画の作成・商品の納入・宣伝・顧客対応はすべて自分が行った。結局100万円以上切ったりもした。足りない部分は知り合いから借りた。
その甲斐もあり月商20~60万円程度にはなった。9ヶ月で300万円程度売り上げたが、そのうち260万円は知り合いが貰っていった。
知り合いはこの事業の運営を自分に一任してきた。せいぜい計画に文句つけるぐらいだ。分配も自分がさんざん催促してしぶしぶ行ったという感じだった。
このころは出張先で体が動かないなどの症状に見舞われていた。うつ病も良くなってはいなかった。
しかし病気がよくならなくとも義務を果たさなければならないという思いで職務に臨んだ。
結局件の知り合いに毟られているのではないかということを親から指摘され、数か月前自分は在庫の一部と機材の一部とともにバックレた。
体も動かない、近所のコンビニにも行けない、生活費も乏しいという三重苦の中、気力を振り絞り事務所の確保や販路の拡大、開発計画の策定などを一人で行ってきた。
しかし売り上げは前のようには立たず、経済的・心理的に頼れる相手もいなくなったことから、心身ともにさらに追い詰められていった。
このまま事業を続けていったらエネルギー切れになって崩壊してしまう、体が動く前に自分で死にたいと真剣に考えるようになった。
自分で死ぬということは高校3年の時からずっと思い続けていたし、ノルマが達成できなかったときなどはそうしようとしたが、幸か不幸かうまくいかなかった。
しかし今は今までとは状況が違う。もう野垂れ死にか自分で死ぬかの二者択一である。事業を誰かに託して人生終わらせた方がいい。
つい最近、件の知り合いと仲直りしてほしいと別の知り合いから要求され、結局それに折れて件の知り合いと会うことになった。
件の知り合いは最初はにこにこと接してきたが、事業を譲渡したいというなり「じゃあバックレたときの機材と商材の金払って借りた金返して」ということを言ってきた。
自分のエゴで譲渡相手に百万円単位の負債背負わせるのも問題だし、だからといって払えるあてはない。
だからといって件の知り合いと共同で事業をさせると、結局自分と同じように相手が搾取されることとなる。そういうことは絶対に避けたい。
加えて第三の道を見出せるほど自分には余裕がない。この文章もぎりぎりでひねり出している。
エネルギー切れで野垂れ死ぬぐらいなら、自分の手で迷惑にならない場所で人生終わらせた方が他者のためになる。
「高学歴ばかりがリベラル政党支持」ってのは都合よく属性を切り取ってる感が強いんだよなあ。
一般に先進国では若い世代になればなるほどリベラル派が増える。
「若者ばかりがリベラル支持」、「左派政党はいまや若者の政党になった」とも言えそうなもんだがそうは言わんよね。
もちろん大学進学率は上がっているわけだから若者=高学歴が多いのでそのへんをどう加味するかもあるけど。
さらに言えば若者や知識人層が左翼寄り、なんてのはもう100年以上も前からそういうもんだったろ。
なんで今更騒いでんのかよくわからん。
まあ80年ごろから中道左派が再分配規模を小さくしたって指摘はそのとおりで、それが中道左派離れの原因だ
というのも同意できるんだけど、これも当時の時代背景を無視して左派が弱者を見捨てたみたく言うからずるいよね。
当時はサッチャーやレーガンのネオリベ路線が一定の支持を得ていたし、90年代に入ればソ連が崩壊、
「社会主義は負け、資本主義が勝利したのだ。なのに左派政党はまだ社会主義とか言ってんの?」という時代が去来した。
クラシックな再分配左翼が衰退するのも当然の話で、クリントン、ブレア、シュレーダーらは立ち位置を右シフトして
新自由主義を一部容認する「第三の道」路線を掲げなければ支持を得られなかった。
なにより第三の道路線は当時めちゃくちゃ支持されていたことを忘れてはいけないだろう。
クリントンはジョージアやテネシーのような共和党の牙城州でも勝利し、ブレアは結党以来最多議席を獲得、
で、新自由主義容認路線はリーマンショックを受け2010年代に入ったあたりで見直されてきている。
今、バイデン政権が最賃引き上げ、富裕層課税、組合支援、オバマケア拡大など再分配路線に舵を切ったなどと
いわれているけど、2016年のクリントン時点で同様の政策を公約にしていた。
https://www.hillaryclinton.com/issues/
他方、16年の勝者になったトランプ政権がやったのは富裕層減税に規制緩和、オバマケア潰し(マケインら穏健派の抵抗で失敗)だった。
バラモン左翼なんてのは2010年代前半までの話で、それ以降はクラシックな再分配重視左翼に回帰してんだろって話。
16年のアメリカのように「バラモン左翼」の印象論が、トランプのような極右のネオリベ政権誕生をアシストするからやっかいなんだよねー。
ピケティやサンデルは自分の言説が、ネオリベ右翼が左派を攻撃する道具として都合よく利用されてしまっていることをどう考えているのやら。
天気の子見て俺もネットに何でも書いちゃう若者になろうと思ったので相談するんですが、
良く言えばおっとり悪く言えばちょっととろい、年下で初々しい慕ってくれる可愛らしい女性と
人生経験色々あって面白いし気も合う気がするけど、一人が好きで結婚願望も薄い同い年の女性
前別れた(向こうが結婚しんどい無理ってなった)のもこういうタイプだったし
まぁ前回の反省を活かして今回はうまくやれるという気もしつつ
いやーでもわりと俺は一緒に居たい感じっつーかそんな距離感あるなら結婚する意味なくね?って感じだしなー
つか俺人を見る目なくね?みたいな気分にもなってきてしまって
ちょっと冷めてきた
どうしたもんかと
(5)
2007年7月には宇野さんの本領が発揮されたと言っていい「老害化が進むオタク論壇の憂鬱」という記事をサイゾーにて執筆します。あらゆるオタク系評論家、批評家、ライターをブッタ斬るという挑発的な内容が業界人の間で話題に。
「藤津亮太の、毒にも薬にもならないちょうちん記事で、満足できる人っている?」
「ロック中年慰撫アニメ『エウレカセブン』。売れてないけど、大塚ギチや宮昌太郎に無理やり褒められています。」
「筆者に対して、元長柾木などのセカイ系エロゲー作家たちはブログで怒り狂っている。みっともない連中だ。」
批判された人たちはあまりに図星だったのか、mixiでこそこそと慰めあいます。
230 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/07/22(日) 10:36:43 ID:WbZ+FBXA
・中年ロックオヤジ(笑)おもわず大塚○チにメールしちゃった、
「俺達は中年ロックオヤジだってさwwwww」。いいね、中年ロックオヤジ(笑)
・コン○ニューと○トナアニメの仲が悪いってさあ~、俺オトナアニメの
ラノベ評論家のタニグチリウイチさんにも「もはや営業妨害に近い」と言われます。ついに宇野さんの芸風が認められました。良かったですね、宇野さん。
その後、宇野さんは順調に「ゼロ年代の想像力」の連載で2ちゃんねるやはてなダイアリーにおいて賛否両論を巻き起こし続けます。批判対象の東浩紀とも急接近し、一緒にお酒を飲んだりラジオをやったりします。東さんは「下の世代からこういう人が出てきて嬉しい」「ポジション的に応援したい」と好意的で宇野さんも「どちらかと言ったら僕は東派なんですよね」と転向宣言とも取れる発言。ギャラリーから「なに仲良くなってんの?」と呆れられます。
しかし、2008年4月。つまり今ですね。宇野さんの「“ナンパ師”でも“ギャルゲーマー”でもない、第三の道を!――『小さな成熟』をめぐって」を発表します。それに対して東さんはブログでこういう風に反応します。
・批評や現代思想の読者の中心が性愛コンプレックスで動員されている連中だ、という状況認識がおかしい。
ここにきてまた東VS宇野の対立が強くなってきました! 今後、この構造はどうなっていくんでしょうか? 非常に楽しみです。個人的には宇野さんと同年代でまったく正反対の「生きる『動物化するポストモダン』」とまで言われる佐藤心さん(現在行方不明)と対決すると面白いんじゃないかなぁ、と思うのですが……。佐藤さんのカムバックはないんですかね。
幸せにはなっていなかった。
勉強嫌いだし要領も悪いので結局仕事の待遇は今よりも良くはなっていなかった。
自分の作りたいものを直接作るよりも今あるツールを組み合わせればいいとハッキリ理解して結局自分の為にコードを書くことは無かった。
ゲームを作りこんでわかったことはゲームはやるほうが楽しいという事だった。
自分がかつてプログラミングに感じていた楽しさは優越感と有能さの証明だった。
中学生の頃の自分がHTMLのベタ打ちや簡単なゲームの製作で感じていた快感は、クラスの大勢の奴らより優れた能力を持っている自分の実感でしかなかった。
公立中学のクラスで1番(実際は他にもこっそりやっている奴がたくさんしてクラスで5番目程度だったのやも知れぬが)程度の知識は、本格的なプログラマーの世界に出たら下っ端も下っ端だ。
それをある日分かったから俺はプログラマーの道を諦め、今の仕事に就いたのだった。
この仕事を長くやって、プログラミングなんてもう10年も書かなくなって(ExcelのマクロやHTMLやWordPress程度のプログラミング未満の何かはちょくちょくやったが)、そうしているうちに少しずつ自分の無能さを忘れていた。
だからいつの間にか「俺は本気を出してプログラミングをやってプログラマーになれば幸せになれていたんだ」と妄想を始めたのだ。
今やっと思い出した。
クラスの連中よりも俺が優れていると感じられる場所が欲しかっただけなんだ。
だから、俺はプログラマーになっても幸せにはなれなかったんだ……。
目が覚めたぜ……悪い夢……いや、良い夢だった。
醒めてしまえばただの夢だ。
現実に戻ろう。
これだけ自民党がオウンゴールを決めているのに勝てない立憲民主党。勝つためには、実は二点を徹底するだけで良い。
・経済を語る
自民に比べて民主は経済を語らない。それは党内でも目指すべき経済政策がぶれているからだ。
左派政党の立憲民主党が掲げる経済政策は、一つしか無い。再配分強化による内需拡大だ。企業に歩みよる姿勢を見せたら、労働者層の支持が一気に瓦解する。ここ十年間のヨーロッパの左派政党の衰退ぶりをみればわかる。彼らは第三の道を掲げて失敗した。いまや左派政党に許される経済政策は再配分のみ。残念ながら自民と比べて選択肢がないが、これで行くしかない。今は保護主義が進んできてて環境的にちょうどいい。一つのメッセージを明確に訴えることで、支持もついてくる。
尖閣沖の衝突事故を隠蔽しようとした過去や、民主党を応援していたメディアの韓国押しはいまだに自民党支持の力になっている。今後は労働者デモやらなんやらのデモをする時は、かならず国旗を持ってやることだ。
反原発、9条は正しいにしろ正しくないにしろ、多くの国民にとって最も関心のあるなテーマではない。それをメインに据えることでズレが拡がっていき、鳥越のように選挙で勝てなくなる
https://anond.hatelabo.jp/20170715180955
↑連邦議会・党試案 2
「連邦」は大洋に囲まれた大陸国家である。その大陸では唯一の政府機関。
≪下院の説明≫
≪上院と地方自治の説明≫
連邦州ごとに異なる。
概ね…。
大きな州:3議席、中小の州:2議席、連邦市州:2議席、準州:1議席が与えられる。
選挙制度:自治体(州など)の議会(州議会)にて、連邦評議会の議員を選出する。
②人口が少ないなどの理由で、連邦州に昇格できないが一定の自治を有する「準州」(連邦政府の一定の監督を受ける)。
③連邦政府と「条約」を結んで、傘下に入った「連邦加盟共和国」。
…の三形態がある。
連邦に拠点を置く旧世界(北西大陸及び南超大陸など)の「亡命政府」や
地域の「少数民族集団の代表組織」がオブザーバー(投票権がない「組織」)として
評議会への参加を認められている。
ちなみに各々第一級自治体の議会構成も「連邦」のミニチュア版に近い。
自治体ごとに多少差はあるものの、全ての第一級自治体に「二院制&諮問機関」の形態が存在する。
→第一級自治体・連邦構成主体(連邦州、連邦州、準州、連邦加盟共和国)
地方警察の設置、社会保障の枠組み作り、租税の徴収や公共交通機関や大規模な都市計画などの複合的な公共事業を行う。
→→第二級自治体・地域中核自治体(市政府、郡政府、自治区政府≪少数民族集団の自治区≫)
中核自治体。州政府の干渉が強い群政府と干渉が弱い市政府、そして自治区政府に分けられる。
多くの場合、市政府は人口の多い区域に成立する。群政府は人口希薄区域に多い。
都市計画や選挙事務、大規模な公共施設の管理運営など基礎的な業務を行う。
自治区政府のみ州政府と調整の上、民族区警察を置くことができる。
→→→第三級自治体・基礎自治体(市の区部、郡部の町や村など)
基礎自治体。身近な行政サービスを行う。窓口業務やゴミ出し、インフラ管理、小さな公共施設の管理など。
他には、ある特定の行政目的のために複数の自治体が共同で設立した「特別行政区」がある。
指定組織:連邦議会及び連邦評議会の議決(3分の2以上の賛成)を経て「指定諮問資格」が与えられた組織。
の三種類がある。
→一例
労働組合、産業・商業団体、金融団体、生産者団体、専門職団体。
上記の組織は「指定諮問組織」として議会から諮問を受ける場合が多い
ただ、必要に応じて「指定組織以外の組織」も諮問されるケースもある。
(それ以外の組織も出すことは出来るが…。)に出すことが出来る。
連邦議会内のうち「3分の2以上の賛成」
がなければ、指定を取り消されることはない。
諮問は重視されるが、あくまで「結論は連邦議会の採決によって決定」される。
特別指定諮問組織は連邦議会内では、連邦議会の「諮問・補助」に徹しなくてはならない。
この仕組みは、コーポラティズムから(或いは職能代表制)影響を受けている。
≪議会制度のまとめ≫
下院優先主義。
上院と下院で意見が分かれた場合は、下院で再度議論がなされた後に決がとられる。
下院のみ解散が可能。
解散できるのは議会自らか、政府のみ。解散後速やかに再選挙が行われる。
≪主要政党≫
社会民主党、立憲民主党、緑風共生会議:387(217+107+63)
→民主主義・社会民主主義・自由主義・立憲主義・福祉国家・緑の政治
・進歩主義・ハト派・中くらいの政府・社会包括主義・連帯主義・共生主義
→→労働組合員、各種業界団体(特に社会福祉、教育、出版、芸能系)
(国政の最大与党。
左派リベラル各党が保守党に対抗すべく、3党が協定を結んだ政党連合の形をとる。
3党の中ではそれぞれ党内自治が行われているが、重要法案の際に同盟の中で党議拘束をかけられる。
「同盟」は福祉国家を目指した上で、経済の自由化を目指すことを表明している。
支持母体は自由主義・中道主義系の労働組合や宗教団体や商工業団体。
一部、穏健保守層や役人の支持もある。
支持母体は市民運動、左派系知識人、芸能団体、教育者団体、生産者団体など。
環境主義や農民主義のほか、社会的弱者の保護、多文化共生社会、脱物質主義を掲げている。)
保守共和党:301
(→保守主義・自由主義・共和主義・タカ派・地域分権・小~中くらいの政府
→→宗教保守系、農民団体、各種業界団体(特に建築、発電、製造、輸送、観光など)
(最大規模の野党。
連邦の地方都市や郡部で特に勢力が強く、全国広くに地域支部を持つ。
支持の中心は社会秩序を維持したまま、経済的な自由を促進したい者たち。)
:主要政党 計688議席
≪中堅政党≫
・「自由改革の集い」
自由改新党:42
→中道右派・新自由主義・市場原理主義・自由競争の原理・ベーシックインカム
・中央集権と小さな政府・表現の自由と科学の発展・公共事業の最小化
→→ベンチャー起業家団体、科学者団体、都市部住民、ポピュリスト。
右派の旗を掲げて、保守層に接近している。都市部で支持を固める。
保守党に接近しつつ、自党のテーマを浸透させるのが現状の目標。
リバタリアンの要素もあるが、保守層の理解を得るためその要素をなるべく隠している。)
・「緑の協同体」
大きな政府、協同組合の普及、市場の一部統制、持続可能な全国一律の開発。
連邦協同党は大都市や地方都市、社稷緑風党は郡部に基盤を持つ。
「反新自由主義」の観点から、自由改新党とは互いにけん制し合っている。
民主中道同盟とは関係が深い。事実上の統一戦線を組んでいる。)
・「人民戦線」
:30(23+3+3+2)
→社会主義、共産主義(愛郷同盟は保守・地域主義)・急進主義・労組組合経済論
非正規の組合、衰退した地方層、マイノリティ、アングラや前衛系文化団体。
(「人民戦線」は議会中心主義を掲げているが、しばしば街頭で直接行動も行う。
ただし要所では協力する。
全体的にアクティビストの連合と言う面が強い。
①「人民共産党」は左派貧困層やマイノリティ、反主流派の知識人から熱い支持。
主に都市部からの支持が目立つ。支持母体は急進的な労働組合、退役軍人組合
農民団体、中小企業の商工団体など。都市部に多くの拠点を持っており
支持母体と共同する形で、救貧活動や労働運動などの社会活動も直接行っている。
もともとは「旧社民党」の中で「急進主義」を掲げる者か離党して結成した政治グループ。その後、他の左派の小規模勢力が合流したため政党化した。旧党名は「急進社会党」。「人民戦線」結成を機に党名を変えた。
いくつかの加盟組織の会議体という面もある。
相互扶助や啓発のため、シンポジウムや相談会を良く開いている。
③「愛郷同盟」は、地方政界や一部の右派を取り込むために活動している。
宗教や農民団体との関わりも強く、時には保守系との橋渡しも行う。
④アングラ系のアート集団や知識人、あるいはより個性的なアクティビストの
支持を取りまとめるのが「雑民の党」。彼らは「表現の自由」にも力を入れる。)
中堅政党:計104議席。
≪小規模政党・独立系≫
地域主権合同党:14(12の州で加盟組織が活動中。内、9の州の加盟組織から議員を輩出)
→右派左派混合・主権の地方委譲(徴税権の地域政府への大幅譲渡、地域政府の限定的再軍備)
→→地域主義者、地域系労組、地域系商工組合、地域独立を望む住民。
(地域政党の集まり。反中央集権、地域分権を掲げる。イデオロギーは保革混合である。
「党」よりも加入した連邦議員(或いは地域政党)の緩やかなネットワーク団体に近い。
ただ、党内連合会議は存在しており、最低限度のルールの尊重は義務付けられる。)
独立系議員団「民主中道同盟」海賊党・公正連合:17(13+4)
・表現と情報の自由・民主共助・へき地福祉支援・公正主義・中くらいの政府・社会自由主義・共生主義
独立系業界団体、独立系右派労組、保守系革新層、ポピュリスト。
自由改新党とは互いにけん制し合っている。
緑の共同体は党議拘束がある。こちらには「原則は存在しない」のが特徴。
立場上は「政党」となっているが、事実上の「保守、中道系の無所属系議員の連合」
と言う意味合いが強い。
海賊党を会派に引き込んでおり、左派や若者の支持も集めている。)
・「第三の道」
国家革新党:10
→国家社会主義・国民団結主義・大きな政府と中央集権・反移民政策
→→独立系右派労組、独立系業界団体、神秘主義者、革新アート系、傍流系地方農家
(いわゆるネオナチ。
派手な示威行動のなかで「国民団結主義」と「我らの敵の存在」を呼びかける。
計41議席。
社387+(閣内協力:協32+民17)+(部分協力:人30):466議席
保守301+自改42:344議席
第三の道:10議席
436議席の場合も。
→→準与党:人:計30議席
・地域政党:14議席(地)
各議員の自由度が大きく、党員拘束はされない。)
・野党:343+10議席(保改・国)
:計833議席(過半数:417議席)。
パナマで逼迫これから桃太郎。丸型の赤ペン&スピーカーとティッシュ箱ちりくずホコリ溜まって白い円柱形のアルコールティッシュは中身重曹水。黄色い垢噴き出る。簿記の教科書が薄い髪に透ける。ベビーオイルたれてるけど一週間放置で蒸発しない。つまみ付きUSBDAC日本製です。閂型USBメモリ。USBコンセントは黒くて小さくて安い中国製。黒いプラケースでケーブル隠す。上が透けてる。茶色のクッションが2つある。椅子はロココ調でダンボールにゴミが入ってる。プリンターは白い。プリンターと歯垢。ジョンソン・アンド・ジョンソンの歯フロスはノンフレーバーでタブ開きすぎ。コップにニューヨークの町並み。リモコンは東芝製。高校生の声が聞こえる。たぶんメス型。蛍光ペンを2本使い潰した。こすって消える。摩擦は得意じゃない。カーテンの汚れが気になるけどもう少しで引っ越しだから見ないふり。カレンダーは3ヶ月分。マウスパッドに汗が染みる。ニトリ製のロールカーテンの向こう側にカゴがあってミカンが入って。イシュトバーン1世とヒラメ筋の緊張で踏み合い昇降運動。電熱器と電気代は合格体験記の上にあるA4プリント紙は後ろ向き。油の風がべたつく。空腹とハンドソープでケンタッキーフライドチキンが食べたい。チロシン。ドパミン。電話がベージュ色鳴らない。コーヒー何杯目かおかわりして空気清浄機が反応した。暖炉に真鍮の窓。ホームセンターで売ってる白いカゴ。青いカゴ。黄色いカゴ。ゴミを出す日は金曜日は昨日に終わった。香味焙煎。電源コードが乱れ飛ぶ。ネズミ色で格好わるい。テレビの音はFOSTEX。日常生活をレイプ。私も以前は中学生で幼稚園児でした。オシャレな低音が強いBluethoothスピーカー。ピンポーン。あの子が好き。表面の皮が好き。メロンパンみたいな女の子。メロンパンの皮焼きました。レイプしましょう。洗濯ネットとファブリーズを使います。書類バインダーは使いふるしで臭い。無印良品のウィーンブレンドは飲み終わった。黄色い封筒の中にイケメン。焼肉屋の香りがする夕暮れのスーツ店で喪服を買う。夢がある。夢がない。希望がある。希望がない。猫は動かない。最初から死んでるマネキンだ。女子高生をコタツで縛り上げる。冷蔵庫の振動が心地いい。豆板醤にニンニクは入ってない。嬉しなってしまいます堺。招き猫2匹いる。黒と白。薄汚れて時計の針は無音で母のお気に入り。小学校高学年とおっぱいの独立性。自由民主党設立の意義とは母乳の噴出。初恋のミルク。鼻からあふれる精液がグルタミン酸に反応する。スリッパ内部の湿度は限界だ。皮膚アレルギーはビタミンで治る。巨乳発電の開発。大きな褐色の乳首が体操着から透けて見える乳輪と競泳水着の薄さの限界に挑戦する陸上ブルマ収集家たち。僕の友達レイプしました。テレビ線に突っ込みました。味の素でレイプしました。味噌汁にトマト入れます。キーボードとの対話、五本指で奏でるQ.W.E.R.T.Y. マグロ漁船でチカンします。置換は果敢。ご機嫌斜めは打ち出す。エロイこと出す。五代ロス。写真術の世界にようこそ。第三の道。再放送の見過ぎ。安禄山の乱。日本人とみられる16歳の女子高生は性的関心の範囲外。40代が好き。しわくちゃババア。支給機能の停止。預貯金は約15万。ぽっちゃり店なら20回遊べる。キスが臭い。口が臭い。口が臭くない女の子がほしい。みんな臭い。魚臭い。磯臭い。タバコ臭い。電池臭い。電池の臭いがするフリー要因。きつい顔して誤解されるマリア様。ドナルドダック石巻。野々市。階段したから見えるパンツ。盗撮してないから合法ロリ。かつての栄光は変態が増えすぎた後遺症で退屈だ。セーラー服は夏服。パジャマでおじゃま。千とグレナディーン諸島と神かくし。畢竟第六天魔王。好きです頬骨とたこ焼きの青のり臭いエステ嬢。オイルはイランイラン。香りがイランイラン。無香料なら既婚者は偏見だ。マツダBE A DRIVER!パチンコ大好き。彼氏と喧嘩してパチンコして楽しかった。ハマった。今はおちんちん擦ったコストでパチンコ三昧。ラーメン屋にはいかない。デブだけど外食しない。魚はイケアの近くで買う。手作り麻婆豆腐。顔面偏差値は高いけど脂肪過多。女子中学生がアナルオナニーしてローション水増し事件発生。母が浮気を疑って夫婦喧嘩するアナルオナニストJC。リズリサを着るピッコロ大魔王はたぶん市立商業だ。青森石原さとみ自称似てるって似てない。今はキャバクラ嬢やってるの?ブライダル専門学校やめてマンコくさすぎパンティ脱いだら5秒で悪臭。でも本番あり。最上階で窓開けっぱなし。是非もなし。すべてはスリナムとニューアムステルダムの交換のために。
と書いていてなんだが、実のところ、完全競争市場において資源配分計画を行う主体が情報を十分に持っていて合理的ならば
共産主義経済のパフォーマンスと市場主義経済のパフォーマンスは同じ。
これは1920年代から1940年代で「経済計算論争」というのが行われて、その中でオスカル・ランゲって人が証明してしまったものなのです
(数学的に完全な説明がついたとされるのは別の人たちの登場を待つけど)。市場経済こそが最高の効率だっていう所に、共産主義も同じだよ?っていわれたときの衝撃は、
ガンダムでいうなら、ダカール演説でクワトロ・バジーナことジオン・ダイクンの遺児であるシャア・アズナブルがアンチ地球連邦政府だけど
地球人類を粛清しようとは思っていないと知らされた時の地球人の衝撃みたいなものかと思われる(どちらも、ま、そうだよね派もいたかと思うけど)。
ということでこの衝撃は、市場を重視する経済学者達の思想を根底から揺さぶったんだけど、これについて有効な反論を行ったのが
池田信夫大先生でおなじみのフリードリヒ・ハイエク。彼は「資源配分計画を行う主体が情報を十分に持っている」という点があり得ないと述べ、
分権的なメカニズムである市場でなければ効率的な資源配分が行えないと述べた。ハイエクは、そのような情報を一握にしようとする組織は文明をも破壊する
と述べるんだけど、アムロもダカール演説を知って、あ、このキャスバル、地球に隕石落とすに違いないと思ったはずなのと似ている(そんな描写ありません)。
さて、この論争どう決着がついたかというと、新訳版にダカール演説が消えたようになかったことになりました。結局、ランゲはこの後、どうやって情報を集めるかってことに
力を入れ、ハイエクは30年くらい冬眠させられる。戦後の2~30年主流となるのは第三の道である介入型市場経済を掲げるケインズ経済学で、それも冬眠からさめた
ハイエクに批判されるのはご存じのとおり。やっぱり重要な論点は政府は情報を集約しきれないところにある。
総括すると、共産主義が駄目な経済理論的な理由は計算不可能性に帰せられ、常識的にはやはり駄目そうということになる。
とはいえ、じゃ、計算できるようになればいいんじゃねと夢を膨らませることは可能である。うん、けど、情報処理能力を高めるのは無理そう。
じゃ情報処理量を抑えればいいんじゃね?人も資源もさ!なら、隕石落とせば…
追記
トラバついたこと、また、トラバついている最中に書き直した点があるので返信します。
まず、十分な情報という点を数学的にという点ですが、残念ながらこの論争はそこまで深い話に行きませんでした。
というより、私の書き方がまずく、数学的証明というのは完全競争市場においてすべての財の受給を一致させるある価格が存在するという
一般均衡の存在が数学的に証明されたことを指しています(角谷の不動点定理とかおなじみの奴ですね。院レベルの話は下段で)。
これが証明されることは、すなわちランゲの主張するように計画主体がすべての財の受給を一致させるある価格を決めることが出来るのであれば
完全競争市場で実現されるような財の配分が共産主義経済にても実現されることを指しました。
さて、本来であれば、その価格決めにおいて計画者と市場どちらがロスが少なく決められるかの論争が行われるべきでした。
しかし、上記のごとく、ランゲはその価格決めの調整過程の研究に入りましたが市場との比較を行うことはありませんでした。
また、アメリカの経済学では(同じように!?)市場で一般均衡解が決まるまでの動学的過程への関心が1970年代以降強まりますが、
調整方法が市場であるか計画であるか言及する人はいませんでした。そうしている間に、1991年ソ連は崩壊し、経済学もアメリカの経済学に収斂します。
残ったのは市場経済と動学的一般均衡モデル。もはや、計画者と市場という論点は消滅しました。
ということでトラバの方には、学部上級レベルの齊藤先生には飽き足らずもっと深い(己の数学的才能のなさに絶望する多分一番経済学の分野でできつい)世界へ進んでもらいたいと思います。
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0.序章
もしくは
よくある話ですが、生活を考えるとそう簡単には辞められない。
運命として甘んじるか?
「〜を効率よく進める5つのテクニック」とかね。仕事がきついなら、自分の効率を上げてやり過ごそう。
戦うか?
発想を変えよう。
こんな思い込みをしていませんか?
「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ口を噤んで孤独に暮らせ」
一般的にはクラッカーが情報セキュリティを破る際に用いる心理的テクニックを指す。
ここでは、より広義に「状況を自分に有利に導くために用いる心理的テクニック」として使用します。
(続く)
11月に
といった大臣がいた。
年も変わった現在でも、結局、未だに考え中のままである。
そして、永遠に考え中だろう。
それもそのはず。
なぜならば、そんな回答はないのだから。
生き残りつづきてきた、「第一の道」、「第二の道」。
それが、たった一人がちょっと考えただけで、「第三の道」を思いつくのだろうか?
持っていなければならない。
それを、必要に迫られた今になってから「考えている」とは
そもそも理念がなかったことをさらけ出しているということだ。
何も考えず政治家になり、何も考えず過ごしてきた、といっているようなものだ。
「考え中」とは、反対意見による批判にさらされることから逃れているにすぎない。
さまざまな意見にさらされて生き抜いてきた意見ほど価値のあるものだ。
それを怖がってはいけない。政治家なのだから。
仮に、少し考えてでてきたものが結果的にいい意見だったとしよう。
でも、それはたまたま運が良かっただけにすぎない。
まぁ、もっとも、その運すらないと、きっぱりと断言できてしまうのであるが。
経済における第三の道
つまり60年代の日本の高度成長はなぜ可能だったのか。そして80年代後半のバブル崩壊以降なぜ日本は長期の経済低迷に陥ったのか。さらに、2000年代に入り進められた規制緩和など市場万能主義の小泉・竹中路線がなぜ失敗したのか。
端的に言えば80年代以降、投資効果に低い公共事業に巨額の財政をつぎ込んだのが経済の低迷の原因。小泉・竹中路線は、リストラなどによる各企業の競争力の強化が社会全体の生産性向上になると考えたが失業を増加させ、社会全体としての経済成長につながらなかったのが失敗の原因。それでは過去の失敗を繰り返さない経済運営における「第三の道」は何か。現在、深く考慮中。
政権取るまでの少なくとも数ヶ月から数年間こいつ一体何してたん?
オットー・ヴァイニンガーがピストル自殺する。23歳だった。この年の5月に『性と性格』という書物を刊行したばかりであった。
ヴァイニンガーはフロイトの思いついた言葉「人間だれしも男女両方の性質をあわせ持っている」を人づてに聞き、これに触発され、
「女は性的オルガスムスの興奮へ男を駆り立てる、セックスそのものだ」と断定。
また、
「女は母性的であるか娼婦的であるかのどちらかで、第三の道は存在しない。しかも母性も形こそ変われ娼婦性にほかならず、男が女から離れるには生殖行為をやめる以外にはない。」と喝破し、女性蔑視論を展開したのが、まさしく『性と性格』であった。
ヴァイニンガーは非モテであっただろうことは私の推測の域を出ないが、魔法使いになる道もあっただろうに、生殖行為への道を断ち切ることが出来ず、絶て得たのは23歳という瑞々しい自らの命であったというのは、時代を超えても、今生きる女性の私は、憐憫の情を抱き得ない。
105年の時を経た今も、多くの増田が抱える悩みというのは、昔とかわんないのね。
男って、テラ憐れwww
面白かったッス。
資料まとめただけとか、主張がないとかいう批評が多いけど、おまいらどこに目をつけとるのかと。
著者は、中田英寿の「引退と旅立ち」から筆をたて、「あいのり」「須藤元気」「イラクの人質事件」といったアイコンから「現代特有の自分探し」の様相をつまびらかにする。
そして、自分探しのルーツをさまざまな資料をもちいて探し当て、現代にいたるまでの自分探しの変容を記していき、こうした自分探しが生まれた原因と、それを食いものにする産業構造を告発する。
労作だと思う。
ここまで資料と史料を駆使して、「自分探し」に切り込んだ本はなかった。
なぜ自分探しはとまらないのか。
それは、著者自身がふれているように、また大澤真幸の「不可能性の時代」でも指摘されているように、近代において「個性」であるとか「自己実現」「かけがえのない自分」といったものが異様なまでに称揚されてきたことにあると思う。
普通であることは凡庸とみなされ、多くの人が「何かになるよう」に「強要され」たえざる不安の中で生きることになった。
政治・財界、マスコミ、多くのリソースがそそぎこまれ「不安な個人」を形づくった。
そうした「不安な個人」はちょっとつつけばすぐに「自分探しという病」にからめとられる。
「自己啓発セミナー」や「我求館の杉村太郎」、「ワタミグループの労働スタイル」など、それぞれに自覚があるかないかはともかく、「不安な自己」をくじいて、過剰なポジティブシンキングで「どこかにいる自分」を目指して走らせるというスタンスは「自分さがし業者」に共通する。
この手法の始祖をニューエージやニューソートに求めた著者の指摘は概ねただしいだろう。
そう考えると、「自分探し」は近代の先進国に共通する宿痾といえるのかもしれない。
では、自分探しは悪なのか。
著者にはこうした自分探しにはまる若者を嘲笑するスタンスが見え隠れする。
私もそうだ。
でもちょっぴり羨ましかったりする。なんだか楽しそうだしね。あのテンションの高い人生は。
けど、「自分探しが悪」とは言い切れないと思う。
「自分探し」と「よりよく生きるための努力」は紙一重だからだ。
ただ、化粧やダイエットからはじめればいいのに、いきなり美容整形に手を出すような「自分探し」は危険だと思っている。
とりわけ悪徳業者にその「自分探しによる生きがい」をいいように利用されているな事態は問題だと思う。
手段である「自分探し」が目的化したとき、「自分探し」は病に転化するのだ。
著者はこうした自分探しへの処方箋として「前向きに生きること」なんてのを掲げている。
ちょっとそりゃないだろうって気がする。
多分「自分探し」のカーネルがなんだかを探求しつくせずに、自分探しの様相を総覧的にまとめあげ、そのルーツをニューエイジとかに局所化しすぎたからそんなしょぼい結論しかでてこなかったんじゃないかと思う。
アクセル全開に人生を突っ走り「無限遠の彼方にいる自分」を探すのでもなく、「そのままの君でいい」なんて甘言にのせられて「そのままの自分」を探しだすのでもない、「宙づりの自分」に我慢できる第三の道が、自分探しにからめとられない生き方のヒントだと思う。
それってなんだよ。
具体的にいえよといわれても、私も思索の途中です。
すいません。一生答えなんて出ない気もしますが。
けど、「闇金ウシジマくん」の<サラリーマンくん編>の主人公、医療営業の小堀が全てを失ったあとに達した境地がヒントになるような気がするんだけどね。
(あれって「小さな成熟(苦笑)」?・・・)
最近何かと批評界(半径50cm)を騒がせて絶好調の宇野常寛きゅん。
あずまんをdisってまた話題になるの巻。
http://www.sbcr.jp/bisista/mail/art.asp?newsid=3305
あずまんとのラジオ対談で「お前宮台派だろ?」と詰め寄られた多弁だけが取り得の宇野きゅんは
何も言い返せずに「うわーん」と泣きながらその場から逃走したが、自分の家に帰ると勇気100倍!
軽快にタッチタイピングし「俺は宮台派でも東派でもないぜ!」とポジショニングの表明をした文章。
調子に乗ってブルセラやエロゲーから批評界を奪い取ってやるぜと宣言しているんですがこれにあずまんが大激怒!
ちょっとひとこと。
http://www.hirokiazuma.com/archives/000390.html
あずまんの読者は思想で恋愛欲求を解消しようとしているラブゾンビ!との宇野きゅんの的確な指摘に冷や汗たらたらのあずまん。
本心は「そのとおり!エロゲなんてやめてさっさと俺みたいに結婚しろ」なんて思っているのにそんなこと言うと
読者が離れて娘が餓死しちゃうから「俺の読者はそんなんじゃない!俺の読者は正しい!だから本買いつづけてね」と必死にセールス。
しかし哀れあずまん・・・。宇野きゅんのトラップに見事ひっかかってしまっているのでした。
前記の宇野きゅんの文章をよーく見てみましょう。
僕のこの文章にカチンと来たそこのあなたは間違いなくラブゾンビだ。
もしくはそのゾンビどもの歓心を買いたい人だ。
ずぎゃーん!!
何ということでしょう。あずまんは自らがラブゾンビであることを認めてしまいました。痛たたたたた・・・。
ヒットポイント残りわずかのあずまん。ぼろぼろに弱ったところを颯爽と宇野きゅんがトドメを指すのかと思いきや若造らしい爪の甘さで
美味しいところは全部持っていかれてしまいました。ここぞとばかりに傷口に大きな蹴りを入れて絶命せしめたのは山形浩生さんでした。パチパチ。
かくして必死に延命を企てていた90年代ゾンビことあずまんはやっとここで息を引き取ったのでした。めでたしめでたし。
次回予告
師匠の死を耳にして消息不明だったあの男が蘇える!?
次回「若手のホープは俺だ!復活!佐藤心」
ご期待ください。