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はてなキーワード: 結果的とは

2023-01-07

anond:20230106195415

法に反しているとして、法を使って人や法人を裁くことが出来るのは裁判所だけなのでは。

暇空氏が主張している事はもっともだし、恐らく内容も正しい。

からと言って事実の指摘だけに留まらず、なんやかんや巻き込んで"悪"に落とし込んでいくのは

単なるリンチでは無いのか。

暇空氏が都に対して起こしていた住民監査請求の結果が公表された。

結果としては、疑わしい事ありありで、colaboは勧告を受けた。

これが単なる事実なのだから、colaboは勧告を受け止め、粛々と対応すれば良いだけなのではないか

現実税金の使い道として問題が有ったとしたら、それはcolaboと東京都で話し合いをして解決を図ればいい。

結果的にはシャンシャンで終わりになる可能性もある。

もちろんそれは許さず、東京都違法な事があったとなれば告発なりなんなりするべきであろうが、

それはcolaboと東京都問題である

都民及び国民がそれを"許さん"と声を上げるのは自由だろうけど、それをネタリンチするというのはどうかなあ。

個人的には法的に告発するべきだし、そういう動きがなくてもなんらかの公的なお灸を据えてもらいたいというのはある。

ネット上の炎上だけで終わらせて欲しくない。

colaboが税金チューチューしてたとして、じゃあいくらなの?数億数十億レベルでしょ?

そんなレベル国会議員を巻き込んでギャーギャーやって欲しくないなあ。

女が下方婚しない理由

女は本能的に「モテる男にしか惹かれない」から結果的年収高い男としか結婚できないんだろうな。見るからモテなさそうな男って実際、年収いから仕方ないよな。

趣味コミュニティの規模拡大が結果的趣味ジャンルを衰退させる説

コミュニティが小さいうちはいいけど、コミュニティが大きくなればなるほど参加者が増えていって、思惑がぶつかり合って摩擦が起きて、嫌な気分になって離れていく

趣味以外の部分、特に人間関係で嫌気がさすとなおさら趣味ごと捨てて忘れてしまうし、下手すれば「その趣味はやめとけ」と立場を変えてしまうかもしれない

そうすると結果的には趣味コミュニティとしてはそこそこの規模になっても、ある一定以上には成長できずに衰退するのではないか



とか考えないと今の気分はやってられねえ、アホに相談したのが間違いだったわ

2023-01-06

ハードオナニーしてる

よう、俺だ。

元気か?年末年始はどうだった?充実してたか

俺か?俺はずっとハードオナニーしてたよ。

ハードと言ってもまだ特殊な道具とか特定部位の筋肉を鍛える必要があるような奴には手を出してないけど、でも今までの俺のオナニー史では間違いなく一段階「上」の刺激だよ。

もともと遅漏気味で、これ以上遅漏にならないようにと思って、ずっとハードオナニーはしないようにしてたんだけど、ちょっと考え方を変えたんだ。

オナニーセーブして得られる快感が減るのって人生単位ではかなりマイナスだよな。

で、よく考えたら俺はあんまりセックスでは射精に重きを置いてないなと気づいたんだ。

セックスは好きだけど、どっちかっていうと奉仕したいタイプなんだよな。

今まであんまりはっきりとは考えてなかったから、セックスといえば射精だろと思って、結果的相手を俺の射精に長時間付き合わせてしまたこともある。

反省してる。

からセックスでは射精を目指さないことにしたんだ。

事情は省略するけど今後子供を作ることもないし。

セックスは俺の大好きな奉仕コミュニケーションの場と割り切る。

これからはさ、相手集中力が切れたなと思ったらそこで射精したふりだってするよ、俺は。

代わりに俺は思う存分ハードオナニーをする。

そう決めたんだ。

そしたらさ、急に目の前が明るく開けた感じになったんだよ。

甲斐もなくワクワクしてる。

小学生の頃、古紙を回収するための無人倉庫みたいなのが各地区ごとに出来てさ、そこを巡回してれば新鮮なエロ本無限に手に入るようになったんだ。

そのとき以来だよ。この胸の高鳴りは。

すごいことだよ。

anond:20221211083641

まあ、「不正糾弾」で騒ぐお祭りは、結局モリカケ問題のように「結果的には何も無かったね」で終わるんだろうけど。

いくら不条理だって監査請求市民権利だし、真面目な法人政治家活動家はみんなそういう下らない炎上リスクと向き合って必要以上に身の回りを潔癖にしているのに、一部の「界隈の有名人」だけ特別扱いで守ってもらえる空気ははっきり言って異様だし、過剰に攻撃的な弁護団や「支える会」の反論は、増田の言う通りの印象を市民お気持ちの中に残しただろうね。

2023-01-05

anond:20190418123851

一日ずる休みをするだけで「○○くんだけズルい!」と言われてイジメみたいなのが起きたりするんだよ。結果的教師は「旅行での休みはやめてください」と言わざるを得ない。他の子が真面目に通ってる義務教育自分の都合で子供から遊びの場や教育の場を奪うなよ。

anond:20230105140201

全ては流れの中の結果でしかなくて、何も望んではないんだけどね

妻が喜ぶなら妻のいいように、と思って取り計らった結果がこれ

結果的に良くなかったんだろうねえ

さなければよかったな

2023-01-04

呪術廻戦がなぜ説得力が欠けているのか考えてみた

2020年鳴り物入り広告を打ち、大々的に売り出しにかかったジャンプアニメ呪術廻戦を見た。アニメが先で漫画も後から最新話まで見たよ。

結果的にヒット作品(?)として映画版も好評だったらしい。(国内137億円・世界興収230億円以上売れてる)

が、正直な所この作品原作を通して非常に不親切な作りになっていると感じている。何に不親切かというと、読者や視聴者に対してだ。

なぜそう感じるというとこの作品の前年に、懇切丁寧に戦闘中脳内でしゃべり続ける【鬼滅の刃】が大ヒットしたあとだったのもあるだろう。

この売上や人気は正直、大げさというか、作品クオリティの割に過大な注目度だと感じている。とにかく動く戦闘シーンだったら絶賛するアニメオタク達のパワーを感じる所だ。

なんで俺がこんなに置いてけぼりの気持ちなったのか、いくつかあるんだけど今回は戦闘に関して掘り返してみる

良い所も一応触れておこうか

・魅力的な導入。

主人公が通う学校に供養されていたのはラスボスの人体で、紆余曲折あり主人公ラスボスが一体化し世界中の呪術から抹殺対象となり、両目を包帯ぐるぐる巻きのイケメン庇護される展開から始まる。

一話の導入として非常によくできている。その後ラスボスの宿儺と主人公達はしゃべる場面もあって不思議気持ちにさせられた。(宿儺がラスボスという表現も怪しいがいったんそうする)

2.そして地獄先生ぬ~べ~鬼滅の刃にもある異形の禍禍しさの表現は秀逸だ。呪霊に関わってしまうとどんな目に合うのか、ギョっとする様なおどろおどろしい表現は上手くいっていたはずだ。

けどその後の展開で納得いかない部分が増えていく

同級生ふたりとも良いこすぎんか?

呪術高専の生徒となった主人公が、同級生メンバーと知り合ってキャラクター紹介も含め集まっていく序盤の展開。が、アニメ5話目にして主人公がばっさり死ぬ

実際にはのちのち生き返って修行する為の時間稼ぎに利用するが。

知り合って一カ月も経たない主人公の死はやたら重く受け止めている同級生ふたり。いや君ら知り合って半月足らずですやん?同級生ふたりとも仲間の死は体験済みらしいが、同級生になったとはいえ主人公だけ特別視されすぎで納得できかねた

・呪力と術式に関する設定がフワフワしていて、掘り下げが足りていない

作者がハンターハンターの大ファンである事を公言している通り、いうならば”念能力”の様なモノだ。縛りで能力向上など、リスペクトがかんじられる。

才能こそ必要だが、訓練さえすれば応用化できるものという表現

主人公修行描写で訓練する場面が出てくるが、他の同級生上級生が特訓する描写ほとんど肉体訓練ばかりで、能力訓練の描写ほとんどされていない。というかこれ以降修行パートが出てこない。

HxHでいうならばキルアスタンガンを腕に押しつけ力を身に着けた。クラピカは鎖を四六時中弄り回しイメージする訓練をしたという描写がされ、能力が身についてからもI・G編のビスケとの訓練などが要所要所で設けられていた。現在暗黒大陸編でも念を知らない人間に訓練を施すなど、念は技術である事を徹底描写している。

伏黒くんはいつの間にか新しい呪霊を増やし、なんとなく影を使う応用技術を体得しました。乙骨くんは呪霊がやたら強力だが、劇中の刀の扱いがもはや達人級。彼もほぼ一般人だったはずだが。訓練期間4カ月ぐらいなんですけど…

呪術師の血筋はそれぞれの家系に応じて引き継いできた呪術があるようだが、突発的に能力が目覚める人間も。三年生のパチスロ戦法や星座をもとにした能力なんて、もう呪術の応用なんて表現では納得できない域だろと

黒閃という、いうならば呪術師ならば撃てる呪力の会心の一撃があるが、これもあやふや。劇中で4回使えたら凄い事という表現をされてるが主人公は連発するし、具体的にどんな強化のされ方なのかも不明瞭。領域展開にも一言あるんだけど今日疲れたから明日にでも追加して書こう

村上春樹ヒロイン登場人物たちのつながり

「鼠」は「風の歌を聴け」に始まる「鼠四部作」に登場する。主人公の友人であるが、ある日突然行方くらまし、「羊をめぐる冒険」では自ら死を選ぶ。語り手と主人公の仲は深く、あたかも語り手の半身のようである。己の半身が半ば死の世界にいるというモチーフはこの後に何度も繰り返される。

この半身のように親しい友人は「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」のなかでは幻想パートの「影」に姿を変える。彼は語り手の半身であり、語り手の記憶を保持している。壁の中に閉じ込められた世界脱出するためには二人がそろっていなければならないが、土壇場で語り手は壁の内側にとどまることを選び、影は死ぬことになる。

ノルウェイの森」では彼は「キズキ」になる。物語の序盤で排気ガスによる死を選んだことが語られ、交際相手であった直子の死の遠因となる。

また、直接の半身ではないにせよ親しい友人で自ら死を選ぶ点で共通しているのは、「ダンス・ダンス・ダンス」の「五反田君」だ。彼は連続殺人犯であったことを明かして死ぬ。このあたりのくだりは恐らくチャンドラーの影響が深い。

このように、半身はしばらくのあいだ無力な存在だったが、「海辺のカフカ」以降では様子が変わる。「カラスと呼ばれる少年」は、「カフカ少年」のもう一つの人格のように見えるが、彼は「カフカ少年」を客観視し、適切なアドバイスを与える。一貫してサポートしてくれる存在だ。半身が異界の住人であるというモチーフであり、「鼠」の系譜に属しているが、そこに自ら死を選ぶような面は見られない。「海辺のカフカ」は主人公がとても若い点でも特異だ。

ただし、佐伯さんが現実感を失った生活をするきっかけとなった、東京大学紛争で殺された友人は、佐伯さんがノルウェイの森の「直子」の系譜に属するとすれば、「キズキ」のもう一人の子孫だ。

キズキと直子が、そして佐伯さんとその恋人は幼い頃から自然性交をしていたが、まるで思春期完璧さを求める性向現実によって打ち砕かれるかのように、その関係が死によって断たれる点でも、この二つのカップル類似している。

直子

村上春樹小説には一貫して何らかの精神疾患を患った、少なくとも感情的不安的な女性が出てくる。

デビュー作の「風の歌を聴け」の時点から、「小指のない女の子」として出てくる。彼女は話している途中に突然泣き出してしまう。また、周囲の人々がひどいことを言うとも語るが、これが事実なのか、精神疾患ゆえの妄想なのかどうかは判然としない。

この系譜が「1973年のピンボール」の中ですでに亡くなっているかつての恋人「直子」につながり、さらに「羊をめぐる冒険」の「誰とでも寝る女の子」につながっているかどうかはわからない。ただ、「ノルウェイの森」の「直子」には直接つながっているだろう。語り手の過ちによって感情を失った「国境の南、太陽の西」の「大原イズミ」も、彼女の裏面だ。「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の「白根柚木」もその子孫だ。

また、恋人または妻の一つのアーキタイプとして、「ねじまき鳥クロニクル」の「クミコ」「加納クレタ」や「スプートニクの恋人」の「にんじん」の母にも発展しているようにも思える。

より明確な形としては、「海辺のカフカ」の「佐伯さん」が子孫のようだ。前述のように恋人の死をきっかけに精神を病む、少なくともある種の現実感を失ってしまう点が共通している。ただし、佐伯さんは後述の老女の系譜もつながっている。ピアノができたことを考えると、「スプートニクの恋人」の「ミュウ」も「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の「白根柚木」も同じカテゴリに入れていい。

そもそもこのキャラクターの流れについての記述は、誰が後の作品の誰に直接発展したかを明確に追うことではない。おそらくはいくつも混ざり合っている。むしろ、これは村上春樹作品解釈するための補助線として見るのが適切だろう。

彼女がやたらとタフになったのが「1Q84」の「青豆」かもしれない。あるいは、生命力にあふれている点では後述の「ミドリ」だろうか。

ミドリ

直子とは対照的な心身が比較健康タイプ女性系譜もある。

性に対する好奇心の強い「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の「太った娘」もそうだが、彼女は後述する「少女」の系譜につながる面もある。

同じく制に対して罪悪感を持たない「ノルウェイの森」の「ミドリ」、「国境の南、太陽の西」の「島本さん」、「スプートニクの恋人」の「すみれ」、「海辺のカフカ」の「さくら」(どうでもいいがこのキャラのせいでおねショタに目覚めた)、「1Q84」の安田恭子へとつながっている。

少女たち

村上春樹作品時系列順に読み返すと、ある時点で突然新しい属性を持ったキャラクター群が登場する。それは、どことな巫女的な力を持った若い女性である

前兆としてあらわれるのが、「羊をめぐる冒険」では耳専門のモデルをしている21歳の女性だ。彼女不思議な力で主人公を羊へと導くが、物語の終盤を前に姿を消してしまうので、いくばくか影が薄い。しかし、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」に出てくる肥満17歳女の子は語り手を「やみくろ」の支配する東京の地下世界にいざなう

より少女性が強まるというか、単純に年齢が幼くなるのが「ダンス・ダンス・ダンス」に登場する13歳のユキで、彼女五反田君の殺人痕跡巫女のように感じ取ることができた。

ねじまき鳥クロニクル」での「笠原メイ」は、映画ロリータ」を思わせる登場の仕方をするし、終盤では主人公を救う力の源であるかのように描写されている。月光の下で裸身をさらす姿は、今までの村上春樹にはなかった描写である。確かにノルウェイの森」で「直子」がそうするシーンはあるが、彼女は成人した女性だ。

海辺のカフカ」では夢の中に現れる十五歳の佐伯さんの姿を取る、ここでは少女との性交が初めて描かれる。

巫女的な少女系譜がより明確になるのが「1Q84」に出てくる17歳カルト教団育ちである「ふかえり」だ。彼女は何らかの学習障害を患っていて独特の話し方をするが、彼女との性交異世界との経路となる。

村上春樹が歳を重ねて少女との性交を書くのをためらわなくなっていったのは面白い(【追記】「ふかえり」にいたっては巨乳文学少女という属性!)。というのも、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」では肥満女の子から私と寝ないかと誘われて断っているからだ。

老人

大学の先輩がこう述べていた。ある種の作家自分が生まれる十年ほど前の出来事テーマにすることがある。なぜなら、自分が参加できなかった「祭り」だからだ。これが事実かどうかはわからないが、村上春樹は古くから第二次世界大戦中国テーマに含まれている。「鼠」の父親戦争とその後の混乱で金持ちになった人間だ。興味深いことに村上春樹の父は中国従軍している。

(余談だけれどもこの先輩は村上春樹作品にしばしば出てくる井戸「イド」まり無意識示唆しているのではないかと言っていた)

さて、老人がキャラクターとして物語信仰に深くかかわるようになったのは、「羊をめぐる冒険」の「羊博士からだろう。彼はいるかホテルにこもったきりで、外に出ようとしない。しかし、探し求めている羊がどこにいるかという重大な情報を指し示す。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」でも、現実パートには「老博士」が出てくるし、幻想パートには退役した「大佐」がいる。

軍人という属性が前面に出てくるのが「ねじまき鳥クロニクル」の間宮老人だ。彼はノモンハンにて過酷体験をするし、そこである種の悪しき力に取りつかれる。

海辺のカフカ」には「中田老人」が出てくる。彼もまたある種の不可解な力(後述の闇の力?)の犠牲になり、記憶や知性の多くを奪われてしまう。一方で、彼は「カフカ少年」に代わって父殺しを遂行する半身でもある。

1Q84」では少し特殊で、これは近過去SFであり、戦争経験者やその前後に生まれた人々が相対的若い。それゆえ今までのパターンを単純に当てはめるのが適切かはわからない。

天吾の父がこの系譜に属するだろうか。「1Q84」では善悪が入れ替わることが多い。幼い天吾を無理やりNHKの集金に連れまわす点でネガティブに描かれていたにもかかわらず(村上春樹はこうした巨大組織一般に「システム」と呼んであまり肯定的に扱わない)、後半では声だけの存在になった彼が助けに来るのだ。

なお、戦場に行っていたという点を考慮すると、これらの老人たちは村上春樹父親世代に当たるだろう。

米軍基地にいたという点でジェイもここに属しているかもしれない。

老女とその息子

一世代上の女性が出てきたのは「ノルウェイの森」の「レイコさん」だ。彼女は心を病んではいものの、主人公たちを導いてくれる。「直子」のルームメイトとして、彼女の心身の安定に寄与している。

それがおそらく「ねじまき鳥クロニクル」の「赤坂ナツメグ」になるし、「海辺のカフカ」の「佐伯さん」を経て「1Q84」の「緒方静恵」になる。

彼女たちの多くは戦争をはじめとした暴力の中で深く傷つき、その中でもある種のコミュニティ安全地帯運営し続けている。「レイコさん」は精神病院の患者たちのまとめ役だし、「赤坂ナツメグ」は女性向け風俗(?)で女性性的空想現実にし、「佐伯さん」は図書館という静謐環境守護し、「緒形静恵」は性暴力を受けた女性避難所運営して、しばしば法を破ってでも報復を行う。年齢的にはかけ離れるが、「スプートニクの恋人」の「ミュウ」もこの老女の系譜に属するか。

彼女の息子たち(血縁があるかどうかはともかく)の系譜は、「赤坂ナツメグ」の息子「シナモン」、「佐伯さん」の図書館司書を務める「大島さん」、それから緒方静恵」の柳屋敷セキュリティ担当するタマルだ。セクマイであることが多い。

対となる存在

1973年のピンボール」の双子女の子を除いて、概して二人組の登場人物は不吉な前兆だ。体格は対照的なことが多い。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」では「大男」・「ちび」の二人組が語り手に刺客差し向け、第三勢力になって儲けようとだましに来る。「ダンス・ダンス・ダンス」ではまるで「長いお別れ」みたいな嫌がらせをしてくる「文学」「漁師」と語り手があだ名をつけた警官が出てくる。「海辺のカフカ」に出てくる二人組は、軽率発言から大島さん」を傷つけてしま自称フェミニスト二人組だ。「1Q84」には「さきがけ」のリーダーの警備をする坊主頭ポニーテールの二人組がいる。

ただし、何度か繰り返すが善悪シンボル意図的に逆転させることが多いのが村上春樹作品で、おなじ「海辺のカフカ」でも「カフカ少年」を森の奥に導くのは同じように体格が対照的な二人組の日本兵だ。

また、よくよく考えてみれば、「風の歌を聴け」の時点でも、「小指のない女の子」には双子の妹がいたのである。直接姿を見せず言及されるだけだが、このモチーフの萌芽とみていいだろう。

村上春樹はある時点で純粋な悪の起源はなんであるかについて語ろうとしている。

それは悪しき登場人物の姿だけでなく、クトゥルフ神話的な怪物としても姿を見せる。

現に「風の歌を聴け」に出てくるデレク・ハートフィールドの伝記は、ラブクラフトバロウズをはじめとしたパルプフィクション作家たちを混ぜ合わせたものだ。

「鼠四部作」のなかでは「羊」がそれに該当する。不可解な暴力権力の中心に存在し、人間に憑りつくことで現実的な力をふるう。あるいは、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の現実パートの「やみくろ」たち、幻想パートの「門番」。「ねじまき鳥クロニクル」の「ねじまき鳥」や、綿谷昇の属する政治世界。そして「海辺のカフカ」に登場する「ジョニー・ウォーカー」や、「中田老人」の口の中から出てくる不可解な物体

非人間的な力ではないが、「ノルウェイの森」の「レイコさん」の精神悪化させる原因となった少女も、この系譜に属していると見なしていいかもしれない。

だが、「1Q84」のリトルピープルの存在解釈が難しい。今までとは異なり、単純な悪ではないようだ。初読時には「これは人が複雑な現実物語化する能力の具現化で、善にも悪にもなりうる、ある種の単純化する力ではないか」と思ったが、再読したら違う印象を受けるやも知れない。また、「牛河」も悪しき力の手先のように見えるが、離婚した妻子がおり、生きた人間であって化け物ではない。

善悪曖昧と言えば、「海辺のカフカ」では「圧倒的な偏見でもって強固に抹殺するんだ」が主人公サイドと敵役サイドのいずれでも使われる。

こんな風に、村上春樹はある時期から善悪意図的にぼかし、単純化を避けるようになった。

追記アフターダーク暴力を振るった深夜残業してたサラリーマンもここにいれていいかも。

そのほか

村上春樹後半期のテーマの一つをまとめるとしたら「どれほど不適切な養育環境で育ったとしても、その現実を受け入れてスタートするしかないし、ときとしてそこで学んだことに結果的に心が支えられてしまうケースがある」だろう。言い換えると「歴史過去を消し去ることはできない」だ。

あと、「国境の南、太陽の西」の「にんじん」はうまくしゃべれないけど、「海辺のカフカ」の「カフカ少年」の造形に影響を与えたかもしれない。

別に結論はない。ただ、こういう順で発展していったのだなと考えながら読むと楽しいだけである

もう一つ興味深いのは、親が亡くなるかそれくらいの年齢に近づくと、ちゃんと親と向き合ったような小説を、みんな書き始めることだなあ。

こっそり追記。「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」のロックを流して走るタクシー運転手星野青年っぽいな。

更に追記。不吉な二人組といえば、「ノルウェイの森」で日の丸を掲げる寮長と付き添いの右翼学生を思い出した。

2023-01-03

親の面倒を見ずに済む人たちが羨ましい

物心ついた頃から親が自分(長男)の世話になる気で、同居前提のプレッシャーをかけられまくったので

子どもが自立する前提で老後の準備をしていた親を持つ人はいいなって思う。

結果的田舎から出れなかったので20代前半に結婚を諦め、将来の親の介護外注化できるように金を貯めた。

(家父長制の強い家柄なので、相手となる人には申し訳ないので諦めている。)

祖母と同居していたので年寄りと暮らす煩わしさは分かっていて、大人になっても老人が生活にいるのかという気持ちにもなる。

金がなく5080問題な状況にはなりたくない。

順風満帆生活だったのに、親が人を轢き殺したとか認知症で人様に迷惑をかけまくるといった状況に陥り生活を壊されたくもない。

そんなこんなで30代後半に入る今、自分生活を壊さないよう親の介護用にと貯めた貯金は2000万弱になろうとしている。

金を貯め始めた頃、あと40年程度の辛抱か。早く親は死なないかなと思ってた。十数年経った今もそう思ってる。

親のことはいいか自分のことを考えなって言ってもらえるだけでも全然違ったんだけど、

老後の為にお見合いして結婚して子ども作ったってことを子である自分(長男)に当然かのように言ってくるし。

弟は家も建て子どもも数人いて親のこと考えなくていいなと思う一方、親の為にはコスト時間を使ってほしくはない。

自分の子もの頃、親は祖母優先の生活だったので、弟には老人よりも子どもお金時間を使って欲しい。

anond:20230102104156 コメントへの返信追記 >>正直、もうコミケ大手サークル以外厳しいと>>

正直、もうコミケ大手サークル以外厳しいと思う

https://anond.hatelabo.jp/20230102104156

文字数制限かなんかで追記が反映されなくなったので、こちらで改めて書いておきます

https://twitter.com/Kannaduki104/status/1609908856708304897

「作ったモノが売れないのは、デキが悪いか値段が高いかのどっちか」

利益以外の目的で作っているのであれば、売れなくても文句を言うな」と昔友人は言っていた。

https://twitter.com/uta2i/status/1609834747412504577

そう思うならもう参加意義失ってるから、後進や若手に抽選スペース開け渡したらいいやん。

「お前が落とした新刊は、誰かが出したかった新刊の分だ」とは昔の2ch言葉やぞ。

https://twitter.com/kondohi/status/1610024011353952256

まずわざわざ「評論」をやるよーなヤツが「売り上げが1/3に減ったから続けるのが厳しい」とか、ぬるいこと言ってんじゃねーよ、という感想しか出ないんだよな。

このあたりが典型だけど、厳しい気持ちになったという「お気持ち」を上から目線ジャッジするやつ、思い上がりと勘違いも甚だしいわ。これを「文句」ととるの、さすがに国語が苦手すぎるだろ。新刊も落としたことねえよ。引用するなら適切な文脈を読めボケナス

「続けるのが厳しい」って?コミケが厳しい場になってんじゃないのって話をそもそも活動継続まで拡大解釈して「ぬるいこと言ってんじゃねーよ」と論評するの、ほんとに馬鹿なんですねえ。

お前らがいつかどこかでお気持ちを表明したとき、それをある規範に基づきジャッジされて滅茶苦茶不愉快気持ちになってくれることを祈るよ。震えて眠れ。

https://twitter.com/kondohi/status/1610056276817608705

自分とこで書いたけどアレ、コミケが終わった都度おなじネタを出して反響を楽しみたいだけの増田扱いでいいと思う。夏コミ後にも同じ文章なかったかな?

僕は当初、売上20くらいの評論かと思って反応しちゃったんだけどね。友人の指摘で4桁に届きそうな3桁というのに気がつくまでは。

https://twitter.com/kondohi/status/1610057407425810432

とりあえず本人が書いている「増田のような零細サークル」というのにミスリードされた感があるのですが「だいたいxxxxくらい刷って」とは明確に矛盾しているので、嘘ネタ確定でいいと思います

これは修正後の表記も悪かったんですけど、「4桁に届きそうな3桁」ではないです。xxxの個数は桁数と対応してない。単なるタイポはてなブックマークコメント読めば最初に書いてあった部数は推測できると思うんで、適宜補完よろしくね。ここでは恥ずかしいから書きません。でもちょっとかのぼって調べればわかることを勘違いして「嘘ネタ確定」は相当恥ずかしいですね。追記部分読んだら、ブックマークコメントに隠す前の部数書いてあるのわかりそうなのにね。

ネタかどうかのご判断はまかせますけど、断定の根拠そもそも勘違いだということはご認識そばしてくださいませ〜

https://twitter.com/kondohi/status/1610057843247566848

正直なところ、あん釣りに反応して弱小評論同人誌の心構えとか説いてムダなことしたな、という気持ちが今は大きいです。

余計なお世話すぎる…。ナチュラル上から目線、すごいですね。誰に心構え説いてるの?壁?もしかして私?

少なくとも、知り合いにやるのはやめたほうがいいですよ。おっさん講釈をありがたがるふりして聞いてあげるの、相当だるいから

https://twitter.com/kondohi/status/1610152985241464833

本当に3年前と同じ部数刷ったならアンテナ低すぎでしょとは思います

ぼくは評論系で4桁刷ってて大手でないと自称している時点で法螺だと思ってますが。

どうあっても嘘とか釣りであってほしいみたいだけど、なんで?ほんとだとなんか困る?嘘だったらなんでうれしい?

ttps://twitter.com/kondohi/status/1610657676811472897

例の増田については「評論系で4桁売っているのに自分大手ではない」みたいなこと言ってる時点で嘘松確定というのは揺るぎなく注意喚起を続けたいと思っています

あははウケる勘違いに基づく揺るぎない注意喚起よろしく友達はこの追記誘導したってくれや!

てか「4桁に届きそうな3桁」→「4桁刷って」る→「4桁売っている」と、どんどんわたくしが強大になっているぞ!思い込みが強化されていくさまがありありと観測できますねえ。

心構え説いてあげようとした対象アテンション集めるの、そんなに怖い?思い込みに任せて「真実」を発信しようとするの、最近流行りかな?

anond:20230102104156

なんか全レス煽り散らかしててキモ そういうとこじゃん

くだらねえ紋切型その1。「そういうとこじゃん」みたいな定型文の鳴き声でイージーに済ませてねえで、ちゃんとした文章でかかってこいよ。

faaaaa 追記がどんどん狂っていってワロタ。なんの批評してるか知らないが、自身批評されるのが耐えられないようで

くだらねえ紋切型その2。批評しているのに自分に対する批評は耐えられないって?耐えられてなかったら反撃もできねえだろうがよ。安全から石投げてると思ってる馬鹿どもに、ここは双方向コミュニケーション空間だと教えてやってるわけ。これは啓蒙活動です。

ttps://twitter.com/neaswe/status/1610879571427209216

コミケ大手サークル以外厳しい増田、今更本文読もうとして本文よりもコメントレスブチギレが多くて「そういうとこやで」があった(最後まで読めんかった)

紋切り型喋り虫〜

https://twitter.com/butakichi3hide/status/1610141506836520961

本文自体は興味深かったけど、追記コメレスで筆者の性格の悪さがチラチラ見え始めたのが一番キツかった

「何か蛇みたいな人だな」って感想しか持たなかったな

はあ、左様ですか。一方的に雑言及されて黙ってるのって、性格のいい人間じゃなくてただの都合のいいサンドバッグじゃない?私は都合のいいサンドバッグ役をやってあげるつもりはないのよ。

「何か蛇みたいな人だな」って頭のなかで思うまではいいとして、それをTwitterでわざわざつぶやいちゃうの、あなたも十分性格悪くない?

ttps://twitter.com/butakichi3hide/status/1610203323629699074

「手に取ってもらえる人数が減った事がメインの話」らしいですわよ

なおそれ以外の感想は全て「文章読めてない残念なお前乙」と元増田から罵倒される模様

うふふ、あなた罵倒されたのは他人性格をわざわざ論評して貶めたからですよ。

それ以外の感想は全て「文章読めてない残念なお前乙」っていうのもあまり乱暴な要約ですねえ。結果的に「文章読めてない残念な」みなさんが癪にさわるんで取り立ててピックアップされてるの、わかりそうなもんだけど?


そのほか、刷り部数についてありがたいお言葉をたくさんいただき、わりとはらわた煮えくりかえっているのだが、これはわたくし自身アンビバレンツな感情があるのでストレート反論は難しい。

結果「厳しい気持ち」になったんだったらミスじゃん、といわれたらそうなんだが、まあこのくらいの部数であれば何度か文フリとかコミケにもってければ全部頒布しきるだろうというのもあって、そう考えるとたいした失敗ではない。どちらもほんとうなのだ

ただ、即売会に出るようになったとき、知り合いからかけてもらった、「同人誌は刷りたい部数を刷ったらそれが「正しい部数」なんですよ。結果が完売でも、余っても」という言葉を思い返すと、まあ当日の読みはミスったが結果としては「正しい部数」を刷ったんだということにします。よって、刷り部数についてケチをつけるやつらは全員ノックアウト

返信もここらでさすがに切り上げます。まああんまりなやつがいたら晒しあげたるけどな!じゃあの!読んでくれてサンキューな!

また雑言及されたのでコメント返信追記。いい加減適当ジャッジアドバイスはやめろ。

anond:20230104073729

anond:20230103122938

本当は例の記者会見以降「異常男性バッシングキャンペーン」がバンバン張られると思ってたよ

結果的には一部メディア記者会見のお義理ちょっと触れただけみたいな形になってしまった

2023-01-02

女性にも性欲はあって広く風俗が受け入れられていることが証明された

元アイドル不倫副次的暴露された女性芸能人女性風俗利用の件だけど、これは日本にとって結果的に良かったと思う。

女性にも性欲はあるし、女性だって風俗を求めてる。

風俗を根絶やしにしようとしてるのはフェミだけで、大多数のまともな女性(そして男性も)は風俗を受け入れている。

エッチなことを根絶やしにして平等にするのではなく、男性女性もお互いに性的消費しあう平等こそが望まれていることだ。

女性風俗を利用することも否定することじゃないし、女性風俗嬢になるのも否定することじゃない。

フェミども!!お前らがやってる風俗の根絶やしなんて誰も望んでないってことを理解しろ!!

2023-01-01

2022アニメランキング

私がそう判断した←コイツは4位です

1位 異世界おじさん

会話のテンポの良さが完璧すぎる。ちゃっとズレてるおじさんが、ツッコまれたりイジメられるのを基本とするギャグなので間こそが生命線。それを完全に映像化しきってる。セガネタをふんだんに盛り込みつつ、セガなんてダセー会社のことは詳しく知らなくてもそのセンスの異常さを楽しめるのもバランスが良い。

2位 ぼっち・ざ・ろっく

音楽ギャグクオリティ、全体的な気合の入り方が凄い。演奏シーンの状況と鳴らす音の噛み合いに納得感があり、作品のサビに当たるシーンでの没入感が高い。原作4コマであるためシーン間に無数の隙間が空いているのを丁寧に補完しており作り込まれている。

3位 チェンソーマン

しろ全体として異常にクオリティが高く、結果的に細かいミスにやたらケチをつけられてしまうという怪作。とにかく面白い原作に金とやる気を注ぎ込めば面白くなるという当たり前の事実がある。デンジクズさと純粋さが丁寧に描かれており原作空気感への理解度が高い。

4位 機動戦士ガンダム 水星魔女

ガンダムシリーズの得意分野である不穏さとシュールレアリスム舞台として学園モノを選ぶ判断が意外にも適切だった。企業間による政治的な小競り合いという最近ガンダムシリーズ流行りのテーマも組み入れており令和ガンダムとして非常に「らしさ」がある。大規模戦争ではなく小競り合いというのは実に現代風な戦争観であり、「既存ロボットアニメ戦争感の先を行く」というのはロボットアニメ界の重鎮として業界を引っ張る役割をしっかり担っている。

5位 リコリス・リコイル

最後はもうギャグアニメだったが、ギャグアニメとして面白かったのでギリギリこの順位キャラカワイイ・カッコ良くて役割がきっちり分けらていて、映像の細かい所まで作りが良くて、話が起承転結テンポよく進めていけば楽しんで見ていられるという原始的アニメ面白さがある。加点で稼げるだけ稼いでいれば減点を返済しきれるというのはエンタメならではある。

おまけ 期待はずれベスト4

1位 惑星のさみだれ

アクションもの作画駄目というのは凄まじい。日常シーンの作画問題があり深夜アニメ黎明期のようであり、連載当時にアニメ化されたらという設定で作っているのなら完成度の高い現代アートだ。全10巻を2クールなのでテンポは悪くないはずなのに絵の退屈さのせいでやたら遅く感じる。

2位 ポプテ2期(ヘルシェイク矢野とボブネミミッミ以外)

金や手間がかかっているが、いまいち面白くない。大張をコキ使って作画させた回なんて大梁の作画凄さで笑ってしまうが話は全然面白くなくて可愛そうになってくる。

3位 アークナイツ 

キャラ可愛い・格好いいだけで画面が退屈な時間が長すぎる。原作ステージ間会話の隙間を埋めきれていない。なに戦場のんびり話しとんねんというJRPGのような問題に直面していた。どう動かせばいいかハッキリしてるシーンはクオリティが高いので勿体なさが凄い。

4位 リコリス・リコイル

デカイ嘘をつくまでは良かったがそのあとが続かなすぎた。日本の町中でバンバン銃を撃つという絵面は強いインパクトがあり正解であり、問題オチのつけ方だけだったと思う。つーかまあラスボス戦の流れが雑いんだよな。小銃回避の仕方ヤケクソすぎるとかの問題もあるが。

「良くない成功体験」ってあるよな

過去に強引だったり傍若無人な振る舞いで成功した体験があると、そのやり方がいつでもどこでも通用すると思い込んで結果的大目玉を食らうパターン最近めちゃくちゃ増えてる様に思う

自分過去同じ様に他人気持ちを考えずに行動し続けて失敗した

あいう時って「これぐらいやっても相手世間は許してくれるだろう病」と「絶対にごめんなさいが言えない病」の両方に罹った状態なんだよな

ギャンブルなら常に有り金全部賭けてる様な状態

話し合いで妥協とかして自分保険を一切掛けない、あるいは保険を掛けたと自分では思い込んでるけど実際には全然保険になってない、はっきり言ってアホだよな

勝てば官軍負ければ賊軍とか言うけど、10回勝っても1回負けると今までの勝ちで積み上げた物が一瞬で消し飛ぶぐらいとんでもない不利益を被るのが今の社会から賊軍になった瞬間に全てを失うんだよな

そしてその失う物は調子に乗れば乗る程増えていく

でも成功してる内はそんな事微塵も考えないし、自分が負けるなんて想像もしてないから変な万能感に支配されて自分チキンレースしてる自覚すら無くなっていく

人生勝率100%なんてありえないから、調子に乗った分のツケは負けた時一気に全部払うハメになる

から見たらだいぶ刹那的人間だったんだろうな

これも所謂無敵の人なのかね

年越し30秒で、これまでの「結婚の時期はお前に任せるから」的な意見をぶん投げて「そろそろ孫が見たいから今年結婚せいや」と言い放たれるのは精神にクるな

仕事しながら今年絶対とりたい資格試験2つの勉強しながらダイエット+婚活とかストレスハゲるわ

結果的に人の人生に影響与える内容なのに、ワタシトッテモキヲツカッテマスカラーダカラコレマデイエナカッタノニーまで言われて何も言い返す気力が無くなった

資格試験どれだけキツいか見せてもどうせ理解もできないだろうし納得しないんだろうな、悲しいわ

2022-12-31

ほぼ縁を切っていた元親友から突然飯の誘いが来た。

ほぼ縁を切っていた元親友から突然飯の誘いが来た。

小学校から腐れ縁オタク仲間で、それぞれ住んでるジャンル全然違ったけど沸った想いをお互いに語り合い聞き合い、インターネットミームゲラゲラ笑ったりした。一緒に旅行に行ったり、同人活動を手伝ってもらったり、しょうもないネット記事LINEに送りつけてだらだら下らない話をしたりしていた。

ただ自分はアホだからたまに何か失礼だったり不快なことをやらかししまって、その度に相互フォローアカウントエアリプみたいにぼかして愚痴られてるのが昔からしんどかった。

しんどかったけど、こんなアホのポンコツ人間とこんなにも長く仲良くしてくれていい奴だな、自分が悪いな、またやらかししまったな、いつも申し訳ないな、優しいから直接言えないんだろうな、とずっと思ってた。

コロナ禍が始まった年だったか自分推しが大変なことになって、すごく精神的に荒れてた頃があった。

大変だから何とか応援したい+見納めになるかもしれないタイミングだった。だから親友を今までイベント事に誘ったことは多分ほぼ無かったかもしれないけど、その時はよかったら今度有料配信があるから観て欲しいって誘ってみた。けど観れたら観るわ(観ない)で、当日は自分推し映画だか配信だかを見ていた。

あっちの推しイベント遠征にも付き合ったのに、こっちの推しには、推しが大変だって話してたのに付き合ってくれないんだと思って、それが結構ショックでTwitterで思わず愚痴ったら、それがド地雷だったみたいでまたTwitter愚痴られた。

それについては結構長いこと愚痴られて、やっちまった感で申し訳無さと自己嫌悪結構しんどくて、お詫びに誕生日祝いも兼ねてプレゼントをあげてとても喜ばれたけど、謝罪に対しては「いやお前の推し知らんのよ」って言われたのもまたショックだったし、その後も愚痴は止まらなかった。

以前はルームシェアでもするか、老後は一緒の老人ホーム入ろう、なんて言ってたのに、突然家を買うみたいな話をしだして、態度も一気によそよそしくなった。

謝ったから許されるとは思ってなかったけど、遠回しに独り言みたいにぼやかれるよりハッキリぶつけてもらいたいと思って、ビビりながらクソ長文LINE送ったけど「別にお前のことじゃないけど、誤解させたなら悪かった」「Twitter愚痴られるの気になってたって言う割に、自分はこないだそういうツイートしてたよね^^」みたいなことを返された。

こんな人だったっけ?と思った。

それから、私が悪かったなと思った。

私は期待し過ぎてたんだと理解した。

いつも私の推しなんか別にいいよって10年以上言ってたのに、いきなり見てくれって何だって話だし。そもそも顔がどうしても覚えられないってずっと言われてたのに。その時元親友推しコロナで大変だったのに、自分本意だったなって反省した。

親友推しジャンル自分からは好まないものの、親友の好きなものから知りたいし喜んでる親友を見たいと思っていた。でも友達から必ず付き合う必要も無いし、断るという選択肢あったのにそれを選ばなかったのは自分だった。

「何かあるなら直接言ってくれ」は、嫌な思いをさせた側のエゴしかない。Twitterも私が誤解してるだけならフォロー外して見なければいいだけだ。

ただこれは私の悪意が含まれるけど、もしこの場は誤魔化されただけで、実は本当に私の愚痴だとしたら、本人が見られる場で「はぁ〜嫌な思いしたな〜いやお前のことじゃないけどね?」と繰り返し発言する神経が分からないなとも思った。

からとりあえずTwitterフォローを外した。相互フォロー必須の鍵垢にしてたか申し訳ないけどブロ解した。一言も言わなかったけどフォロリムご自由にって書いてあるからあいっかと思った。自分のことじゃないとしても、もう元親友愚痴を見たくなかった。

まりのよそよそしさで、もう元親友は私のこと嫌いなんだろうな、もう遊ぶこともないだろうなと思い込んでゲームのフレンド登録も消してしまった。

まあ腐れ縁だし遠い将来に来たる訃報くらいはなと思って、LINEだけは一応残した。SNS一つ残ってれば連絡は取れるし、今までもLINEでよくやりとりしてたし。

もしかしてこのことでまた何か呟くかなと思ってTwitterを覗きに行ったら、やっぱり私の愚痴を話してた。「おっ向こうからフォロー外したかw助かるわw」なんて言ってた。

最終的に「私は何もしてないけど突然友達Twitter暴言吐かれた。後から謝りたいと言われた」「元々変な子だったし付き合いも長いからまあいいよって返したけど、結局その後Twitterゲームブロックされた。LINEブロックされてるかもしれない」「多少モヤったけど、自分でも驚くくらい感情が動かなかった」「私のことを大事にしてくれる友達大事にしていこうと思った」みたいなことをツイートしてた。

ああ、これが本音かぁ。そうだったんだ、今まで長らく本当にごめんね。でも本当にそんな人だったんだね、今まで気づかなかったよ、ごめんね。

から変な奴と思いながらも付き合ってやってたのに、いきなり地雷まれたらそりゃあ不快で嫌いになるよなって納得した。

今まで一緒にゲラゲラ笑ってた思い出も全部パァになるくらいどうでもよくなったみたいだし、そこまでになったら私もも関係を取り戻すのは大変過ぎる。

冷静に考えれば黙ってフォローを外すなんてとても乱暴で、ともすれば強いショックを与える可能性のある行為だったと思う。でも何も感じなかったそうだし、変に断ってから外すとそれはそれでめんどくさかっただろうから結果的にこれで良かったなと思った。

本当に他意は無かったのに私が勝手に気にし過ぎてグルグルしてるなんて精神的に不健全だったし、向こうからしたらどうでもいい奴が視界から消えたし、お互いにとってこれがベストだったに違いない。

きっともう二度と連絡し合うことは無いんだろう。「達者でな」ってツイートに心の中で、お前も元気で暮らせよ、いつか線香あげさせてくれたら、もしくは線香あげに来てくれたら嬉しいよと返しながら、晴れやかな気持ちTwitter検索履歴から親友アカウントを消した。


それから1年半くらい経って、突然連絡が来た。

遠慮がちに腰低く「連絡見るのも嫌かもしれないけど、良かったら忘年会でも」みたいな連絡が来た。

正直ねずみ講かどこどこに投票してくれみたいな話かと怪しんだけど、私のことが嫌いを超えて無関心になってたのに、どういう風の吹き回しなんだろうと思った。以前元親友のことを相談していた友達には止められたけど、応じてみた。クリスマスも近かったから、元親友の好きな食べ物手土産に買って行った。

実際会ったら全然ねずみ講じゃなかった。腰が低かったのは直前にクソ長文LINEが残ってたから気を遣ったそうだ。

仕事で鬱になってしまって、死ぬことをふと考えた時に、死ぬまでにやりたいこととして私に会いたいと思ったらしい。

一方的に切られてもショックを感じないくらいどうでもいい嫌いな人間に会いたくなるなんて、鬱はやっぱり怖い病気だなと思った。自分もなったことがあるが、食が細くなったり不眠になったりで体力が削られることで余計に弱って考えや行動がおかしくなるから仕方ないなとは思った。

あと友達を増やすにはどうしたらいいか相談された。元親友にとって私は「友達大事に出来ない人間」「いきなり暴言吐いてくる変な奴」なのに、どうしてわざわざ会って訊くんだろうと思った。

私を含めて友達と言える人はすごく少なくて、でも私以外の友達には遠慮してしまって物寂しさを感じてるらしい。自分なりに友達配慮して、大事にしてて偉いなと思うと共に、どうして大事にされてないと感じる私がまだ友達扱いなんだろうと内心首を傾げた。

色々不思議だったけど、鬱はどうしても一定ネガティブになるから思考の壁打ちは大事だし、自分なりに答えて、後は昔みたいに最近ハマってるジャンルの話とかして、よいお年をって解散した。手土産は素直に受け取って帰っていった。

人間関係法則について、私には2つ、自分なりの答えがある。

人間関係は、投資とリターンだと思う。

投資するものは主には4つ。時間金銭、体力、精神力。

投資プラマイについては3パターンある。

まずプラスパターン。これは「何かを投じてる」という意識が無く、ただただ楽しい・快と思える状態

次にプラマイゼロパターン。これは例えば「あの人すごいめんどくさい(=精神マイナス)けど、高いご飯奢ってくれる(=金銭プラス)んだよな」「あの人暴力振るう(=体力でマイナス)けど、一緒にいると幸せ(=精神プラス)」みたいな状態

最後マイナスパターン。これは「こんなに○○してあげたのに、ちっともお返ししてくれない」「本当は○○したいのに物足りない、寂しい」など、自分投資に対してリターンが少ないと明確に感じている状態

例えば同級生、同僚だとか同じコミュニティにいたり、妊婦仲間とかライフステージが同じだと、時間精神自動積立されるから関係性が維持しやすくて、逆に同じじゃない場合は維持したいなら自分から積極的投資しにいかないといけないし、相手自分投資したいと思っていてくれないと成立しない。

あと精神に関してはFXとか暗号資産みたいなもので、突然高騰したり暴落したりする。一番不確定要素がデカい。先の例で言うDV彼氏みたいな、客観的には大損でとっとと手放した方がいいのに、本人にとってはリターンがすごくて手放せなくなる、みたいなこともあるからちゃん自分状態メタ認知していかないと危ない。

更に人間関係は、アップデートをかけ続けていかないといけない。

もちろんしなくてもいい・必要としない関係もあるけど、例えば学生から社会人になる、結婚をする、子供ができる、みたいなライフイベントは、その人の暮らしがガラッと変わる。暮らしが変われば連絡の取り方だけじゃなくて、その人のトピックスもボキャブラリーも変わってくる。

人間関係ってどうしても現状に甘んじてアップデートをあまりかけないけど、例えば「独身同士の付き合い」があって、ある日どちらかが結婚出産した場合、「独身と既婚子持ちの付き合い」に変えられないとどこかで破綻する可能性がある。

そういった時に「これからも仲良くしたいんだけど、連絡は独身時代みたいな感じだと迷惑にならないかな?」「もしよかったら子供の話してもいいかな?子供連れて遊んでもいいかな?」みたいな一言を投げかけられるか=アップデートをかけにいけるかが結構大事だと思ってる。

こういう明確なライフスタイルの変化はまだわかりやすい。環境とか置かれた状況、時間の流れで生まれた小さなさな変化の積み重ねによって実はお互い色々変わっているのに、それに気付けていないパターン結構重篤なのにきっかけが無くてアップデートがかけにくい。

そして人間関係はここまで語った内容に加えて、縁や運、偶然というものもあると私は信じている。様々な要素があるからこそ、出会って3日で入籍するようなカップルもいれば、数十年来の付き合いがある日突然終焉することもある。高齢者になって恋が芽生えることもあれば、若くして運命出会いによってプロの道へ歩み出す人もいる。人間関係面白くも難しくもあって、それらを感じて一喜一憂しながら生きるのが、高度なコミュニティ形成して暮らす生き物の醍醐味なんじゃないだろうか、と私は考えている。

自分法則で言えば、我々は最初プラス関係だった。それは間違いない。

しかしいつのまにか「お互い嫌なところを感じながらも、一応楽しいから」というプラマイゼロ関係に成り下がってしまったのを自覚しながらも、そのまま漫然と維持してきてしまったツケを払ったんだと思う。

私が勝手に期待という莫大な精神一方的に投じて、一人で損が出た時の一言で、相手精神を大暴落させてしまった。

私も優良銘柄だと思って保有してたけど、長期的に続いていた地味に痛い損失にふと目がいってしまって、もうこんなに暴落してるから、今から挽回するにはかなりの投資必要になるし、元々損失のある銘柄にそこまでのリソースを割く必要も感じない。これはポートフォリオ積極的に残しておいても仕方ないと考えてしまった。

向こうも長期的に小さく小さく不快が積み重なっていたからこその大暴落だったんだろうし、アップデートをかけずにいた古いままの我々はもうとっくにガタがきていて、たまたまあの時の私の一打がきっかけになっただけの、必然の結果だったんじゃないだろうか。

向こうにとって今の時点で私からどういうリターンがあったのか分からないけど、忘年会の席であの時の話はほとんど出なかったから、向こうとしては過去のことには蓋をしてアップデートをかける気は無さそうだった。

破綻したものを再構築するのはとても大変だし、仕事生活、他の友達との付き合いで忙しいから、私としても助かった。とりあえず鬱は本当に怖い病気から早く寛解するといいなと思う。

読み返すといやに卑屈で、それでいて根に持った文章になってしまった。根に持つ以前に、数十年の付き合いだったから後ろ髪を引かれた部分はあって、「人生の大半を過ごした友達からこそ」、「私の期待を分かって欲しかった」「何が嫌だったのかちゃん理解させて欲しかった」「あの時のことを腹割って話して、わだかまりを無くしたかった」みたいな気持ちがやっぱりあったんだと思う。

でも関係の年数そのもの価値は無い。これも所詮「過剰な期待」だし、時間も経ってしまたから流石にもうどうでもいい。記憶経年劣化で私も、きっと向こうも、都合の悪いことは忘れて、被害者意識けが強まっているようなレベルまで塩漬けにしたものに、腹を割って話すような大規模アップデートは相当しんどいものになるに違いない。

からもういい。めんどくさい。何考えてるんだろう本音はどうなんだろうどうせ後でツイートするんだろうってグルグルするの疲れたあの日の帰り道もきっと何かツイートしてたんだろうなと思ってしまう。この気持ちを訴えたところで「それは申し訳なかったけど、その場ではダメなとこ気付けないんだね^^」なんて言われるに違いない。

もし仮にものすごい相互努力の果てに無事アップデートできたとしても、疑心暗鬼は多分一生拭えない気がする。

そう。散々偉そうに持論を垂れておいて、結局のところ私は久しぶりのコンタクトで、忘却の彼方にあった遺恨を思い出してしまたから、これを綴っている。書きながらネガティブ感情を反芻してしまった。あの時感覚的に捉えていたことを、書き綴ることで言語化して、あの時よりも強くはっきりと再認識している。

人は楽しかった思い出よりも嫌な思いをさせられた記憶の方が残る。今はもうありし日の思い出への後ろ髪よりも、根に持つ気持ちの方が強くなってしまった。この増田は、ただの被害者意識と、エゴの塊から来る、自分のしでかしたことを棚上げした八つ当たり怨嗟だ。

それを心の内に留めておけず、隠れてインターネットに吐瀉物を撒き散らす自分の何と幼稚なことか。そんな自分を吐き切って、これを限りにもうこの2022年に置いていく。きっと元親友も、自分のことは本来ならとっくに置いていっていただろうから

辛い時に思い出してくれたのは嬉しかったけど、無事寛解した暁には今度こそブレずに、トラウマにまでなる思いやりのない非常識な私のことなんて早く忘れて、自分のことを大事にしてくれる友達と仲良くしていって欲しい。

私も、私のことを大事にしてくれる、ただ楽しいと思えるプラス友達と仲良くしていくよ。よいお年を

女はブスほどクズ化するけど、男はイケメンほど増長してクズになる

 フィクションだと、女のいじめっ子ほど、美少女に描かれ、男のいじめられっ子ほど、イケメンにされる。

 現実のどこにそんな奴がいるんだと思う。

 現実には、女のいじめっ子ほど、女バージョンジャイアンみたいなゴリ子が多く、男のいじめっ子ほど、イケメンで、大人しいブサイク男をイジメているのである

 現実世界では、女は美人ほど嫉妬されイジメられ、差別される。

 アメリカでも、女性差別は、主にもてる女に向けられ、ブスほど甘やかされる。

 もちろん、男の場合、逆だ。

 イケメンほどチヤホヤされ、イケメンでない男には、とてつもない差別虐待が行われる。

 そしてそれを、ネットしか粋がれないようなキモオタブス女が、助長させるのである

 男の方が、下手にこの糞ブスどもに同情して助けたせいで、糞ブス女が増長するのだ。

 ネット漫画によくあるキモオタ絵を、男女逆にしたらどうなるか、想像すれば分かるだろう。

 誰もがオタク君という言葉を、侮蔑語として扱っているくせに、「オタク差別なんて無いー!」「オタク被害者ぶるなー!」と、これまた差別意識全開でほざく。

 これも、マスゴミや屑ネット民が大好きな『腐女子』に脳内変化すれば、どれほど酷い差別か、安易想像つくだろう。

 結果的に、この国では、ブス女とイケメンけが増長してクズになっている。

 こいつらを称賛する者、味方する者は、迫害差別に加担しているのである

 つまり、連中に対しては、どんなイジメをしても赦される。

anond:20221231164733

快楽殺人鬼に女はいない、と言い切る研究者もいる

殺すことが目的連続殺人鬼に女はいるが、殺すことそのもの快楽を感じるから殺すというタイプ

快楽殺人鬼動機は性欲なので男女の違いだろうね

 

猟奇殺人鬼(人を物体みたいに扱うこと自体目的)にも女はまずいないんじゃなかったか

結果的猟奇的になることはあっても

追記あり】2022婚活の総括

今年のはじめに色々あって結婚しないとまずい状況になったため、マッチングアプリ結婚相談所登録し、婚活を始めた。そこからだいたい半年くらいで成婚退会。

今年の総括としてメモしておく。一年後、結婚生活の振り返りもできればという意味もこめて。

 

○前提

アラサーオタク女で社会人

年収4〜500万前後副収入特になし。貯金は年50万くらいずつ積んだものがある。

地方出身首都圏一人暮らし

 

結婚にあたっての希望

家事ができる(最重要)…私が家事嫌いですぐサボるため。ケツの叩き方のわからない人間と一緒になると私がただのゴミ屋敷発生装置になるため、家事スキル必須

・転勤しない…首都圏以外には住みたくないため転勤はNG。なるべく実家首都圏だとより地方住まい可能性が下がるので、そこはそれなりにチェックしていた。

年収は同じくらい…こちらの生活費負担デカくなるならそもそも結婚しなくていい。金に困るのはNG

オタク趣味を受け入れられる…「一緒に楽しんでほしい」ではない(横から余計な口出しをされたくない)ので、同じジャンル人間は避けた。今の婚約相手の好きなジャンルもよく知らないし、こちらも開示していない。何が好きでもあまり気にならない。なんならグラビアアイドルに入れ込んでても気にしてないと思う。

あとはカルト宗教やってないとかギャンブル借金してないとかだけど、これは正直大体当たり前じゃないか?と思うので、なんとも。

逆にこちら側のマイナスポイントとして引きこもりの身内がいるので、それを気にしないかどうかは一応聞いたりしていた。将来的には絶縁するつもりだし、一度もきょうだいでいてよかったと思ったこともないので世話を見る気は全くない。

 

婚活マッチングアプリ

写真はあった方がいいというか、ない場合基本まともに声はかからない。インカメ自撮りで済ませたい場合はインスタの自撮り上手いやつとか参考にする。見合い写真撮るのはトータル2万くらいかかったけど、当面死んだ時の遺影にも使えそうだしま必要経費かなと。

・いくつかやったけど、アラサーまではペアーズでいい。オタクがやるならほぼペアーズ一択だと思う、コミュニティ?みたいな機能があるので、そこから相手が好きなものがわかりやすくて話の糸口がつかみやすい。

・最大10人くらいと並行したけど、誰とも会わなかった。良さそうだった人とは続かなかったのもあるし、すぐ相談登録してしまい並行するのがめんどくさくなってしまってアプリを続ける気力がなくなった。

 

婚活相談

マッチングアプリに1ヶ月くらいであきて、相談所に行った。IBJ系列

見合い20くらい→仮交際5〜→真剣交際→成婚。真剣交際から絶対出戻りしたくなかったので仮交際で少し時間はかけた。

見合いは世の中で言われているほど無理な人があまり居なかったので8割くらいはオーケーだったが、仮交際に進むと絶対1回はデートしなければいけないので、スケジュールがきつすぎて並行できなくてごめんなさいした人がほとんど。単純にタイミング問題しかなく、先に声をかけられていたらオーケーしていた。

自分から何も話題を振らない人(私が黙ると一緒にだんまり)と一生自分質問をおうむ返しで聞いてくる奴だけ終わった直後に断った。頼むから少し自分から会話のネタを作ってくれ。

・仮交際は4人までじゃないとスケジュールがキツすぎると思う。土日で千葉埼玉神奈川全部行ったことあるけど狂いそうになり、これ以上はムリと判断してそこから見合いは全部断り、仮交際に集中した。

・仮交際で1番きつかったのはユニクロアニメコラボTシャツ着てた奴。オタク服はイベント以外では絶対着てほしくなかったので断った。他は真剣交際になってしまったので自動的お断りとか、先に相手真剣交際進んだとか。だいたいみんな良い人だったので、すぐ次の人も見つかっているのではないかと思う。

真剣交際の決め手は連絡マメだったことと、申し訳ないがこの人だけが全奢りだったこと。正直他のところで全員ほとんど差がなく、そうなると自分デート費安くて済むのは助かる、になってしまった。割り勘はこちから言い出していたのでそれに応じたのが悪いとかでは全くない……が、結果的にそこで差がついてしまったのも事実。逆に言えば気遣いなどがいまいちだとしてもある程度金で他人と差はつけられると思うので、この人だと思ったら何言われても奢りにした方がいいのかもしれない。分からん

真剣交際後は特段何もなかったが、あまり向こうに主体性がなかったのでこちらがほとんど音頭をとって色々やっていた。見合いから概ね半年結論を出さなければいけないのにのんびりしていて期限感がないのは参ったが、何よりもう一回振り出しに戻るのはあまりに面倒臭すぎるため、こちらで押し進め、なんとかプロポーズ。成婚退会した。

 

感想

・とにかく人と喋るのが疲れた。元々人嫌いなので、見合いも仮交際も本当に知らん人間ニコニコ喋るのがしんどかった。ほとんど全員が仮交際希望だったそうだが、何が良かったのかは知らない。なお顔面は完全に終わっているし服もクソダサいので間違いなく見た目ではない。

恋愛心が芽生えるまで待ちたいみたいなタイプマッチングアプリおすすめというか、そういう気分で相談所に来られるとすごく困る。なぜなら期限があるので、やっぱりときめかなかったとか半年後に言われるとなると、かなりふざけんなという気持ちになる。半年無駄にしたと思うと金はいいか時間を返せと恨みつらみ吐きたくなりそうなので、真剣交際後のお断りはなるべく早期をおすすめしたい。

結婚するには適した人と思っているけどときめきは今に至るまで全くない。婚活して気づいたが、多分アロマンスなんだと思う。もともと今までも好きな人は男女共にいたことがない。でも別にもつなげるしセックスもできる(出来た)のでそんなんどうでもいいと思っている。

・でもとりあえず成婚して、人生ピンチを乗り切れたのでそれはよかった。本当にその一点だけで婚活をした価値があるくらいのピンチだったので、そのことだけでかなり感謝している。

 

結論としては一年内で成婚できて本当に良かった、と思っている。結婚生活については来年覚えていればまた書こうと思う。

 

※19:00追記

なんだかんだ読んでもらえてありがたい。追加でいくつか書く。

結婚した理由→本当に近しい人間には理由を明かしているので身バレする。すまん。日本を出なくても良くなったのが利点、とだけ…。

 ⇒さら追記国籍では全くないというか純日本人です。イルクーツク支店の話全然知らなくて検索したら殆ど同じでビックリしている。ほとんど同じです。会社辞める選択肢は全くない。その点以外に不満がないから。

守銭奴→その通りというか、「愛では何ともならなくても最悪金ではなんとかなる」タイプなのと、極力同じ生活を続けたいので年収は完全に同じくらいがよかった。金が欲しいというより生活ランクを下げるのが嫌。

 年収が高すぎると「金に困ってないのに声をかけてくる人間は須く怪しい」(金で解決できない問題が裏にありそう)と思い、それも断っていた。

・奢りについて→これは本当に婚活やってみて初めてわかったけど、割り勘だと加点が±0なところ(減点では本当にない)、奢られるとどんなに些少でも一応加点はするので、そこで差が出てしまう。全く加点要素にしない人もいるとは思うけど、もう他にそれほど差をつける要素がなかった……。

 これは察しろとは思わない。私も割り勘でと言われたら割り勘するしこんなん気づくかと思うので。これだけはこれを理由に差をつけるのが申し訳ないとは思ったが、なんせもう早く決めたかった……。すまん。

2022-12-30

anond:20221230232659

容姿の選好を大っぴらに言いふらすのは失礼だよねって話は分かるけどね。

会社採用とかで結果的に美形ばっかり残って、それは選考を超えた社会的差別じゃね?って話はあるけど、それもルッキズム反対側がブスをブス認定しちゃってるじゃんってのはある。

anond:20221230101651

結果的に。

そして、その後知ってもなし崩しに関係を続けてしまったので恣意的に。

そのあと別れてもらって、僕と籍入れたから許して。

2022-12-29

セックスレスの果ての破滅

セックスレス我慢させられてる側が不倫とか風俗を原因に離婚する展開ってなんかモヤッとする。

いや、不倫だの風俗だのに行くほうがダメなのは理解してるんだけどね。

セックスってひとりで出来ないじゃん

でもパートナーは応じてくれないわけじゃん

それでも溜まるもんは溜まるし、無性に寂しくなったり、人肌恋しい時とか、不倫に走る人の気持ちちょっと分かる気がする。

散々我慢させられた挙句他所に求めて、結果的悪人にされて全てを失って、我慢させてた側は被害者なのがちょっと納得いかない。

まぁ自分レスだけど不倫風俗もやる気力ないんですけどね。

2022-12-28

ワイの家系女系なんやけど

「夫」は種を付けたら離婚なり別居なりしてどっかいき、大抵祖母母親子育てしてる

そして不思議女の子ばかり生まれ

結果的に女だけのコミュニティに近い感じになってる

男は種だけしか関わらないアマゾネスみたいなもんやな

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