はてなキーワード: 新薬とは
元記事は証拠や語録収集に寄っていて落としている悪行がかなりあるので尻馬に乗って勝手に付足し。
https://note.com/osamu_iga/n/nd17e78fe4a1b
国内で市中感染が始まった2020年2~3月の行政検査数は僅か数件~30件程度/日で帰国者以外の検査は拒否されていたので患者や掛かり付け医の検査拒否への嘆きがSNSで多く見られた。
ところが検査抑制論者のフォロワーは「検査要求=医療崩壊を企む悪人」と扇動されており、これら患者や医者を探し出しては炎上させるという事が繰り返されていた。
今では「不必要な検査の不要論だった」との誤魔化しが流行しているがだったらこれは何だったのか釈明せよ。
4月に国が「検査が少なすぎて問題」との認識を示すと彼等はバツが悪くなり「検査派が医療者を襲いそう」などと医療者を盾にしだした。
孫正義が検査難民の増加に答えて無料PCRセンターを作ると発表すると大炎上。
「検査キャパが低かったので抑制すべしと言った。検査そのものやキャパ拡大には反対していない」との誤魔化ししてる抑制派が多いが、だったらなぜキャパ拡大策に反対して炎上させたのか。釈明しろ。
「医療外部のPCRセンターじゃなくて検査会社を買収して規模を拡大、規模の経済で単価を下げるメインストリーム路線の方が良いですよ」検査キャパ拡大に賛成だが孫案に反対ならこういう提言であれば筋が通っている。だがそんな提言をする抑制派は居なかった。
PCRキャパ問題が現状でも大問題となっている為に忘れられているが、中国での流行初期は同クラスタは「新型コロナはインフルより死者が少ない」「エピカーブを緩くする感染で集団免疫を」という甘い見通しを流布していた。それで例えばはてなでもSIモデルを活用した全員感染なんていう意見が席巻していた。
だがこんな愚策が成り立つエビデンスなんて最初から全く無かった。中国の各病院は最初からその症状や死亡率、経過などを英語で発表しており関心がある医師はそれを読んでいた。何故なら英語版wikipedia等からリンクされていたから。ネットインフルエンサだけが読まなかったのだ。
各国がロックダウンするとその根拠は消え、彼らは総括なくその意見を捨て去った。だが彼らの一部は医局向けの業界誌などにも執筆しており、鵜呑みにして病院のニュースレターにコロナはただの風邪と書いてしまった医者も居る。良い赤っ恥だ。
彼らがこのただの風邪集団免疫論を捨てる直前の20年3月末に「言論カフェ」という集まりがあり、そこで三浦瑠璃、東浩紀、小林よしのりのB級インフルエンサがこのネットインフルエンサの意見を鵜呑みにして議論をした。この後に小林はSPA!上でコロナ風邪論を発表。発行部数がまあまあある雑誌なので「老人の命の為に若者が犠牲に」という扇動は影響を与えた。
直後にあった都知事選に国民主権党が出馬、ノーマスクキャンペーンなどを展開して後の反ワクチン論へを繋がっていった。
だからコロナ風邪論も反ワクチンムーブメントも元の種を撒いたのは抑制論クラスタなのである。
入院時の全数検査は重要で、市中感染での致死率は1~3%程度だが病棟でクラスターが発生すると2割を超える。戸田中央病院の例では患者148人が感染して31人が死んだ。2割強である。
これについても彼らは事前確立が低い検査は害悪として防疫反対の立場を取った。
特に悪質なのがBuzzfeedで、女子医大が医学生への全数検査を決定すると記事にしてバッシングした。メディカルディレクターの岩永がこの決定を知ったのは学生からのタレコミであろう。同誌のデマを信じた学生の歪んだ正義感がタレコミさせたと思われる。検査料が高い事を除いては妥当な決定だ。この時バッシングした大学には謝罪しなくていいのだろうか?
buzzfeedは偽陽性を根拠とする検査抑制論が間違っていた事をやっと認識すると「99%でも99.99999%でも議論は同じ」と間違いを認めない方向に舵を切った。
これに山本一郎が統計分野の人間バカにしてるのか、との動画を出す。メンツの為に防疫妨害を継続しているのが見え見えであるので当たり前だ。
するとピタッとその意見は引っ込めてしまう。古くからネットやってたら山本の炎上惹起力や面白おかしくネタにする能力は誰でも知っている。
だが批判者は誤認識やデマの流布が致命的な状況を作っているので批判していたのであって、それより炎上インフルエンサの方か怖いとはどういう倫理観なのか。
防疫の為に広く検査隔離が必要だとの意見に「逼迫した治療の必要のない者を検査しても意味がない」と、医療検査の意義で答えるというごはん論法を延々と続けている。防疫妨害の未必の故意がある。
検査は社会的隔離の為に行うが、これを検査しても隔離しないのだから意味がないと言う。こっちの方はただの児戯でしかない。
だがこれを延々と1年以上続けている。結果、家庭内感染が大量発生してしまっている。
PCR検査料が2万円であるので広域検査をする場合に2万円に回数を掛ける計算をして国費の無駄だと言う。
これはゼロ年代経済論的な考えで、10年前にネオリベが流行ったのは給与所得者の経済観を敷延して世界を説明した為だ。需要が増えると参入が増えて競争とスケールメリットで単価が下がるという観点が無い。
実際はプライマーは国産なら@1000円程度でありPCR機も直ぐに償還する。機械が500万で粗利@1000であれば5000回で償還となる。あとは利益だ。薬価が@10とか@30円である理由が判らないのだ。
タカラバイオは宝酒造の子会社だが、日本語で初心者向けPCRの解説や技師向けマニュアルを公開、製品単価も表示するなどしていて重宝するサイトを公開している。故に抑制派は「タカラバイオのサイトに書いてありますよ」とよく言われるのだが、一向に見に行かない。自分の間違いを認める為に努力するなんて出来ないのだ。職業人失格の態度だ。
更にタカラバイオの系列会社が中国にあるのを見つけて「同社は中国企業」と言い出す抑制派も現れた。
その精神も愚劣だが、製薬業界の仕組みを知らないのだ。創薬と製薬は分離されるのが製薬業の流れで、最初から全部ライセンス生産とすることで海外でも展開出来るし、途上国民も新薬の恩恵に与れる。技術も移転される。ベンチャーのモデルナがワクチンを大量に生産できるのもこのせいだし、中国で初期の治療にアビガンが使用されたのもこのせい。技術移転のおかげで世界がパンデミックにも強くなれる。
このような業界構造を知らない人間がフォロワーを沢山持ちインフルエンサーとして振舞っているのである。
まだまだまだまだまだあるのだが疲れたので誰か続き書いて。
https://togetter.com/li/1761728 東大フェミニスト名誉教授上野千鶴子氏、さもフェミニストが緊急避妊薬の認可に貢献したかのように語る←実際の運動家から歴史修正と批判殺到 -
どんなトンデモふかしてるのかと思ったら歴史的事実しか言ってないんだが…少なくともタイトルのような発言どころかフェミニストという言葉すらスクショ内に無いのでデマ
「日本 新薬認可って非常に慎重で時間がかかるんですが」←数年かかる
「バイアグラはね 申請から 許可までが 半年なんです」←事実
「もう一つ じゃあ女性の方はね ピルの解禁 ず〜っと要求してたんですが」←全員ではないがそういう人や団体はいた。事実
上野千鶴子は"フェミニストが"認可に貢献したなんて一言も言っていない。
「女性たちは(フェミニストに妨害されながらも)ピルを求めて頑張ったんだ」とか言ってるブクマカは上野千鶴子の援護射撃しかしてないことに気づいてないのか。
一つは、「ピルの解禁を要求してる女性がそこそこいた」はただの歴史的事実なので上野千鶴子自身が賛成派か反対派かにかかわらず本当であること。
(とはいえ解禁賛成派女性が少なかったり男性が多かったりしたら「女性の方はね」は誇大発言になるが…)上野が反対派ならこんな発言は白々しいが嘘ではない。どうあがいても事実。
もう一つは、「"フェミニストが"認可に貢献した」と言ってたらフェミニストの主流派が認可賛成派でないと白々しい嘘になるがそんなことは言ってない。上野一人がピル賛成派だったらそれだけで白々しくすらない。
さて肝心の上野がピルについてどういう立場かは調べられなかった。上野の著書とかは持っていないのでいま上野がピルについてどんな発言をしているか検索してみたが特に賛成発言も反対発言も出てこない。
ブクマカも上野の発言出してる人いないし何も言ってないのかもね。
frothmouth その理屈だとピル認可は「男性の功績」とも言えてしまうんだよ/最初から上野やトゲの話をしていないんブクマが多かったでしょ、反対していたフェミニストをなかったことにしちゃダメってこと https://togetter.com/li/1615882
>
<
テキトーに思ったことを殴り書きするだけなので、真に受けないように。
ちょっと抗生物質の話をする。抗生物質というのはさ、細菌(バクテリア)感染に対する薬でさ、細菌を殺すわけ。
細菌が死んでもヒトが死んだら元も子もないから、細菌には効くけれど、人間には効かない化学物質を探すわけ。
細菌もヒトも死ぬってのは、例えば消毒薬とかはそれに近いかな。細菌も死ぬけどヒトの細胞にも大ダメージ。
ヒトは皮膚が厚いし、その程度じゃ死なない、耐久性の問題でヒトは平気っていうレベル。
そんなんじゃまあ困るんで、抗生物質というのは、細菌の酵素には作用するけど、人の酵素には作用しないって物質を探して、それを薬にしてるわけ。
そもそも細菌と人間ってめっちゃ違う生き物だからさ、細菌のには作用するけど人間には作用しないっていう化学物質も探せば見つかるのさ。
そんなわけで駆虫薬の話に戻るけど、虫下しってのが難しいのは、虫ってかなり人に近いの。
真核生物ってだけで、かなりヒトに近いんで、水虫(真菌)の薬って飲みすぎると肝臓がやられたりするじゃん。
虫ともなるともっとヒトに近いんで、マラリアの薬なんてそうそう怖くて飲めない。
そこにきてイベルメクチン、なんか知らんけど虫は下すのに、たいした副作用がない。
抗生物質なんてワンシート飲んだってそうそうなにも起きないけど、殺虫剤なんて飲んだら普通死ぬだろ?
なぜだかわからんけど、線虫っていうウネウネ系だけじゃなく、ダニにまで効くし、果てはガンやらウイルスにも、要するにヒトに害なすもの全般に効くらしいっていうデータがあったりなかったり。
奇跡の薬なんで、もう一つくらい奇跡を起こしてくれるんじゃないかって期待するのもわからんでもない。
イベルメクチンの関係者は「奇跡の薬イベルメクチンなら、COVIDにだってもしかしたら!」って思ってる(と思う)
今日日、普通の創薬ってのはな、明確なターゲット分子があって、それにくっつく物質を探すわけ。
例えば、喘息の薬を作りたかったらだな、喘息の症状はこういう機序で起きる、じゃあその起点となるホニャララのレセプターにくっついて邪魔する分子を探せ、って号令がかかる。
レセプターの立体構造を分析して、それにくっつく化合物を探してくるというやり方な。
数千、数万の物質を手あたり次第探してだな、試験管の中でちゃんと目的の場所にくっつくか調べていくわけ。
例えば、生薬とかな。
「昔から効くって言われている、じゃあ効くに違いない!効果を実証してやろう!」
ってな。
まあ、実際それから薬になったものもあるけどな、今じゃ流行んないよな。
せめてどうして効くのか実証してからじゃないと、ヒトで試験は出来んわな。
どうして効くかなんてわかんないけど、青カビの周りに菌が生えないってことの発見からだろ?
とにかく、普通は、「こういう化合物を探せ!」から始まるところ、イベルメクチンみたいに微生物由来の化合物から創薬するときは、とにかく面白い見たことない化合物をたくさん探すところから始まってる。
「これはなんかの薬になるはずだ!なんの薬になるかは知らんけど」www
ってところから開発なんか出来るかよ!って思うけど、事実は小説より奇なりで、そういう薬も時々ある。
これがさ、抗生物質だったら、イベルメクチンを抽出して培地に混ぜると細菌が生えないっていうデータでもとりゃ、なにやら薬効がありそうだなっていう雰囲気はつかめるけど、駆虫薬ってどうしろと。
寄生虫ってさ、名前のとおり寄生しないと生きられないヤツがほとんどだからさ、シャーレとかで実験が超難しいわけ。
イベルメクチンって形からすると、抗生物質に似てるからさ、抗生物質として開発されるならわかるけど、なんで駆虫薬wウケる。
しかし、結果は大当たり。
そんなこんな、作用機序もなんとなくしかわからんまま、動物薬で不動の地位。
動物薬で不動の地位だったイベルメクチンだけど、長らくヒトに適用されなかった。
王道をいかない開発をするとさ、なかなかお上が認めてはくれないのな。
ここだけの話、世の中には王道をいかなかった薬ってのはたくさんあるんだ。
〇山ワクチンが承認されないのにPやKが承認されてるのはオカシイって昔騒いだけど、〇山ワクチン含め三つともおかしな薬だったよ。
効くに違いないが最初にあって、ヒトに投与しちゃうんだもん。しかも微妙な臨床成績で。
ハンセン病の患者にガンが少ないから、ハンセン病の病原菌の親戚の結核菌がガンに効くはずって、なんか似てない?今のイベルメクチンとかBCGの騒ぎと。
イベルメクチンが使用されてる国ではCOVIDが少ない、BCGを接種してる国では、以下略。
それはさておき、王道をいかない開発でも承認された例というのは政治活動でうまく立ち回ったわけだけど、イベルメクチンは元が動物薬だからね。
お作法にのっとった動物試験の結果はないけど、家畜での実績は抜群です、ヒトでの試験もお作法には乗っ取ってないけど以下略。
とにかくも、ヒトでの臨床試験の成績もそろって、動物薬としての発売から20年くらい遅れてようやく人体薬が日本でも承認。
効くのはわかってるのに承認してくれなかったと。お上の言い分としちゃ、お作法には乗っ取ってくれってことだろうけど。
そんなこんな、実はイベルメクチンはかなり広範な虫に効くんだが、日本で適応症として承認されたのは少ない。
あの寄生虫症もあの寄生虫症も全部イベルメクチンで一発だと思うが、ほとんどの寄生虫症で第一選択薬はイベルメクチンではない。
ヒトでちゃんとした臨床試験のデータがあるのが違う寄生虫症に対する効果だけだからなんだけども。
アフリカで無償で配ってるのが現状で、片方で無償で配ってるのに、こっちじゃちゃんと利益を出すってのもやりにくいしね。
いろんな政治的な思惑があって、イベルメクチンは日本じゃ不遇。
「抜群の効果があるのに、イベルメクチンは不当に冷遇されてる!」って思ってる(と思う)
このへんが調子づかせた遠因でもあるように思う。
「効く物質を探す」んじゃなく、「この物質はきっと効くはず!」で開発をするっていうのは、なかなかリスキー。
海藻食って毛が生えるっていうのと変わらん。
でも、そういう薬って意外と多い。
ワクチンなんかまさにそれだ。
ただ、もう21世紀ともなると、ちゃんと作法にのっとってくれないとお上が認めるのは難しいよ。
偉い医者の先生が効くとどんだけ言ったって、裏口入学は無理だよ。
日本で患者数が少ない病気だったらまだしもだな、国民病になりつつある疾病に適当な承認は無理。
mRNAワクチンだって、審査報告書読むとかなり無理を通してるから、諸外国で抜群な成績でも出せばあるいはだけど、だからその成績持って来いよって話。
たいした副作用もないんだし、ダメもとでもって気持ちはわからんでもないけどな。
イベルメクチンって、犬飼ってるやつなら知ってる毎月飲んでるアレだ。
この記事からも、動物薬関係者の人体薬に対するコンプレックスみたいなの感じるだろ?
ECMO治療中のCOVID患者数が全国で84名とのことで、これからも増えそうだ。
医療は崩壊するのか?という疑問は「医療崩壊」の定義があいまいで、群盲象を撫でるような議論になりやすい。
ちょっと考えてみたが、医療崩壊は I.医療サイドの問題 と II.患者サイド(医療を受ける側)の問題がありそうだ。
自粛しないのが悪い、という医療を受ける側への文句はひとまず措いて、医療供給力の問題をちょっと考えてみようと思った。
1400台強 https://www.asahi.com/articles/ASN4K6D83N4KUPQJ00M.html 他
装置が多くても使える人は少ない ”日本では、機械のほうが先にばらまかれてしまった。どの病院でもECMOを購入し、誰でもいじることができる状態になった。”
”これまで日本ではECMOを導入する症例は、恐らく1つの病院で年間に2例や3例しかなかった。”
というわけで同記事(020年4月18日)の挙げられた数字①400台は1400台よりはるかに少ないが、実働可能上限としてそれなりに妥当と考えられる。(むしろもっと少ない可能性もある)
・COVIDに使用可能な人工呼吸器は何台あって何件使用可能なのか
https://crisis.ecmonet.jp/ これによると "受け入れ可能件数” 1894で、多少増減あるものの丸めて(期待を込めて)②2000件とする。
・人工呼吸器使用からECMO使用に移行する割合はどのくらいか
ttps://crisis.ecmonet.jp/ これによると第一波23.2%、第二波11.1%、第三波8.3%、第四波7.6%
"ECMO症例が減少した理由は薬物治療、人工呼吸治療が改善してECMOに至る方が少なくなったためと推測しております。また患者数の増加による負担増でECMO移行を回避している施設がある可能性も否定できません。"
第五波の予想を、おおざっぱに③10%とする
ttps://crisis.ecmonet.jp/ これによるとECMOは50-70% 人工呼吸は70-80%程度のようだ。ただし”人工呼吸だけの治療の方で亡くなられた方々については、多くはECMOに移行しても救命は困難という判断がなされECMOへの移行が断念されたと考えます(注A)。またECMOに移行した方々の救命率が徐々に下がってきております。これはより重症の方がECMOの適応になったためかと推測しております(注B)。”
注A:ECMOやっても無理だろう、と思われるくらい重症なケースは最初からECMOに行かない。これはECMOの死亡率を下げる(救命率を上げる)方向に働く
注B:もう少し様子を見よう、あるいは、今日はECMOの機器が使えないからと言って重症化してからECMOに行く(先手を打ってECMOにまわすことはしない)となるとECMOの救命率は下がるため、数字はどちらの方向にも動き得るので不安定であることが予想される。
・ECMOに移行する理由
a.人工呼吸器装着が必要なレベルの重症度に加え b.ECMOを使用しない限り救命の可能性がとても低い c.逆にECMOを使用しても助からない可能性が高いケース(高齢者など)は除外 ttps://crisis.ecmonet.jp/では明らかに高齢者のECMO導入は減っている(原因は不明。重症化率の低下も一因と言われているようだ)
・途中のまとめ
人工呼吸器装着患者必要者の現時点での上限②2000名に達したとき、ECMOに移行する患者は③10%だとすると200名となる。これはECMO台数1400、使用可能数①400に比しても極端に多い数字ではない。
したがって、ECMOの運用が物理的に飽和して、ECMOが装着できれば助かったであろう感染者がバタバタ死んでいくという状況に限定していえば、実現する可能性は低そうだ。
(人工呼吸器の方が先に飽和するという意味。③移行率が極端に高い場合のみ、ECMOの方が先に飽和する)
ただし、②2000名に達したとき、人手がECMOにどれだけ割けるか、使用可能数上限①は150や200でないのか?という疑問は残る。
推計続き
上記のように人工呼吸器装着患者等重症者数が増えすぎるとECMOにまわすマンパワーを他に回す傾向が考えられるとのことだ。
重症者22名 人工呼吸20件 要ECMO2件とする(③より)合計30単位のマンパワーが必要となり、それぞれ救命率80%救命率50%とすると17件救命される。(救命率77%)
重症者33名 人工呼吸30件 要ECMO3件とすると必要マンパワーは 合計45単位となる。(1.5倍)
ECMOを全員断念すると3名は死亡し、残り30名の救命率が同じと仮定⑥すると同じ30単位のマンパワーで24名が救命される。 (救命率72%)
重症者22名 人工呼吸20件 要ECMO2件とする合計40単位のマンパワーが必要となり、17名救命される。(救命率77%)
重症者33名 人工呼吸30件 要ECMO3件とすると必要マンパワーは 合計60単位となる。(2倍)
ECMOを1名断念し2名に実施すると同じ40単位のマンパワーで24名+1名で25名(救命率75%)
※このマンパワー単位は職種を考慮していない。実際にマンパワーを増やす必要、あるいは上限で飽和する事態は臨床工学士、看護師、医師のうち、最も融通がきかない部分で決まってくる。
続く(続かない)
☆突然変異、治療の進歩・新薬・ワクチンの影響など、年齢構成・重症化率は今後変わってくると考えられるがそういったパラメータは考慮していない。
★ワクチン慎重派
ワクチンの効果については認めているが、中長期的な悪影響がわからないので見送るタイプ。なので純粋な反ワクチンではない。
確かに他人に移す可能性を一切顧みないならば、健康な20代がわざわざ副反応のあるワクチンを打ちにいくかは個人的にも疑問がある。短期的には自分にインセンティブが少ないからね。
ただ、まだまだ寿命があるが感染の際の重症化リスクが高いだろう高齢者にも、このタイプはそれなりにいる。それは単にリスク評価が適切にできていないものだと思われる。
ちなみにこういう人たち、ツイートを遡ると新薬を普通に飲んでいたり、レーシックをしていたりするのはご愛嬌。
※2021/7/13追記 デルタ株については若者の重症化率が上がっているという話もあるから気をつけてね!
これは真面目な話だけど、政府はこういう人たちのためにもっとレイヤーの低いコミュニケーションを講じるべきではないのか。頭のいい人にはそれがわからんのですよ。
ただこういった反ワクチン派が接種せずとも、レイトマジョリティのあたりまでワクチンを打てれば集団免疫は達成できる算段なので、そんなこと(理解力が乏しい人でもわかる丁寧な説明)せず、ひたすらロジを頑張るほうが全体的には戦略として正しいとも言える。
河野ブロック担当大臣もその戦略だろうか。反ワクチン界隈では河野大臣にブロックされたスクショを誇らしげに掲げる人も多い。
★脳萎縮派
TV好きな高齢者。ワイドショーから発せられる表層的でセンセーショナルな情報を好む。ただ、人間は加齢によって脳が萎縮していくのは厳然たる事実であってそこを論ってもしかたない。
要はお前の親がワイドショーに影響されて反ワクチンなのは、人間というものの性質からして仕方がないこともあるのだ。説得を頑張れ。TVより息子・娘を信頼してもらえ。
他との合併症を発症することも多い。特に陰謀論派と相性が良い。
もちろん特効薬ができれば万々歳だ。しかし新しいワクチンと治験されていない段階の投薬って本質は変わらなくない?国産なのでそのへんのウヨってる事情はあるかもしれない。いずれにせよ処方されていない薬を手に入れ、予防のために飲む姿はなかなかガッツに溢れているなと思う。そのガッツがあればワクチン打てるんじゃないの?
これも他の派と併発されることがある。「接種した後に死ぬ人がいるので毒」だという超短絡的思考はいっそ清々しいとさえ感じる。俺の観察対象のアカウントは、毒だ毒だ言ってるワクチンなのに近所の高齢者が次々に打っていき、それでもピンピンしてることに対して疑念が膨らんできたようだったが、最終的に「今どきの高齢者は頑丈ですね笑」と結論付けていて、そんな認知の歪め方があるんかーいと驚嘆した。
これは全てが反ワクチンというわけではない。昔は強く結束していたのに、今はワクチン打つ派と打たない派に分かれて争っている場面があって面白い。
★陰謀論派
「疑問を持った結果」「気づいて」「目覚めた」人たち。プロフのキーワードがテンプレなのかと思うくらい同じなので簡単にわかる。
カバール、グレートリセット、ホワイトハット、このあたりの単語があったらあなたの反ワクチンは陰謀論から。正直理由がよくわからないがこの派閥ではトランプ元大統領が異常に持ち上げられている。ちなみに目立つので「反ワクチンは陰謀論」と十把一絡げにされがちだが、意外と陰謀論派のシェアは少ないように見える。(統合失調症と混同されがち)
★スピリチュアル派
反ワクチン界隈では、これが突出してやばい。マジでやばい。もっとも典型的なプロフのキーワードは「波動」。
陰謀論派は「SF小説ならそういうストーリーも有りだね」という話をする。ビル・ゲイツが人口減らすためにワクチンを開発したとか。まぁこうやって言葉で書くと本当にアホだなって思うけど。要は一般的な人間の想像力の範疇ということだ。
スピリチュアル派はそういった想像力を凌駕してくる。ワクチンを打ったら魂が穢れるとか来世で地球に生まれないとか、そういう話って反論のしようがない。観察していて一番SAN値が削られていく。
★オーガニック派
自然はOK、人工的なものNG、圧倒的に女性(自然派ママ系)が多い派閥。ただし「自然」と「人工」の境目に論理的な区分がなく、とにかく自分の頭で考えた「人工っぽい」ものが嫌いという性質を持つ。だから人工的なワクチンが嫌い。子供の発熱の際に薬を飲ませず、キャベツを頭に巻くような人たち。多分そのキャベツは農薬アリアリで作ってるぞ。
オーガニックとスピリチュアルってよくよく考えると別に領域は交わらないと思うんだけど、両方嗜む人が多い。オーガニックは考え方がオカルトに近いのでスピリチュアルと相性が良いんだろうか。
これは病気なのでどうしようもない。自覚症状を持てない精神失調なんて、正直ひどすぎるよな。マジで同情する。症状として出る被害妄想(集団ストーカーやテクノロジー犯罪)にマスク強制やワクチン接種が加わった形。よくネタにされている5G接続もここから。何度も言うがこれは病気だから仕方がない。ネタにしてやるな。あと食い物にするな。
★商売利用派
吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!
なにも知らぬ無知なる者を利用する事だ……!!
反ワクチン総本山の内海聡を含め、反ワクチンで金儲けをするスピリチュアルの教祖、明らかなバズ狙いの連中を含む。「目覚めた」人ほど簡単に騙されていく、この悲しさ。いや悲しいけどこれ現実なのよね。頭の良くない家畜はひたすら搾取される運命なの。製薬会社の利権ガー言ってる人達がうつみんのセレクトショップで買い物する姿は涙を誘うものがあるよ。どう考えてもお前にとっちゃワクチン打つほうが安いぞ。無料やで?
★工作員派
これは他に名前のつけようがない事象なのでこのように命名した。
突然「父がワクチンで死んだ」とつぶやき始める、そこまで数年休止しているようなアカウントがこれにあたる。
あからさまにアカウント乗っ取りでウソなのだが、反ワクチン界隈はワクチンの否定のためのデータは一切裏付けがなくても持て囃されるので、なんらかのバズ狙いなのかもしれない。
■その他、得られた知見
ちょうど嘘がつきやすい距離感なのだろうか?証拠出せよと追及されても知らぬ存ぜぬで通せるからかな。
・例の記事について
https://medical.jiji.com/news/44651
「一人暮らし、低所得(年収100万円未満)、学歴が中学校または短期大学/専門学校卒業の者がワクチン忌避率が高かった」というキャプションと共にあげられた、お前それ5chの煽りか?という記事。
これは本来は貧困問題と結びつけて考えなくてはならない。たとえば幼児がいる母子家庭を考えよう。保育園に預けながらパートで働いているとして、副反応が続くかもしれないワクチンを積極的に接種しようとするか?俺ならしない。パートに穴を空けて責められたりするかもしれないし、幼児の世話を誰にも頼めなければ自分でやるしかないからだ。ここからはそういった情報を読み取るべきだ。
それはそれとして、言ってしまえば「実社会で認められなかった人たちが陰謀論に飛びつく」というのは、実際に観察しているとマジでそうなんだな、ということが実感できた。陰謀論界隈はどんなむちゃくちゃでソースが皆無な話でもエコーチェンバーが激しいために持て囃される傾向があり、何も努力しなくても自分が認められたかのように感じるのではなかろうか。
最近話題になってるジェネリック医薬品の品質問題で、もうジェネリックは使わない、先発品にしますって意見をよく見かけるけど、じゃあ先発品なら安全なのかって話。
もう散々指摘されてはいるが、今回問題となった2社については企業自体の問題なんだろうけど、薬価制度を含む後発品業界の構造的な問題も多分に品質への影響はあると思われ、それでジェネリックは信用ならんという話になっている。
一方で、それは先発品も同様に抱えている問題だったりする。保護期間が終わって後発品が出始めた後の先発品のことを長期収載品と呼ぶんだが、製薬企業が長期収載品からの利益にあぐらをかいてイノベーティブな新薬を開発しないのはけしからんとなって、長期収載品の薬価は最終的にジェネリックと同等まで引き下げられることになった。
これで負担が大きいのは新薬を次々に開発する余力のない中堅以下の新薬メーカーで、近年の業績はよろしくない。それでコストカットしていくってんなら、ジェネリックメーカーと同じ問題を抱えることになる。
なら、新薬で利益出せてて余力のある大手はどうかっていうと、そっちはそっちで利益にならない長期収載品はお荷物になる。でも使ってる患者がいるから作るのをやめるわけにもいかない(条件が整えばやめられるが)ので、別の会社に承継という手段を取ることになる。他社から承継した長期収載品を専門に扱う長期収載品ビジネスでは上記の薬価制度があるので、大手新薬メーカーと同じコストをかけてたのでは商売にならないから、冗長と思われる部分はバッサリ切られる。
まあ以下は自分のn=1の経験談なので、話半分に読んで欲しい。俺は製薬企業から安全性情報管理業務支援を受託してる会社で働いていて大手の新薬メーカーと、その会社から長期収載品を承継した新規参入のメーカーの両方と仕事をしたことがある。同じ製品に対する管理体制のあまりの違いにびっくりしたよね。安全性管理なんてメーカーからしたらコストにしかならないし、バッサリいかれた部分の一つだったんだろう。別に法令違反をしているわけじゃないが、例えば努力義務となってるところは全くというほどやってなかったし、こちらへの要求も曖昧でどんな管理コンセプトなのかもさっぱりわからなかった。まあ長期収載品の安全性プロファイルなんてもう固まってのだし、力をかける必要も無いのかもしれない。しかし、今回の件の品質問題だって安全性情報から明らかになったわけで、長期収載品だろうとジェネリックだろうと適当にして良いわけではねーと思います。
俺が見たのは一社のほんの一部署だけなんで、だからどうとは言えないんだが、あの状況を見て、承継後の先発品とジェネリック医薬品の管理体制にはそこまで差があるとは思えなかった。あと、先発品の開発企業を支援したいから先発品を選択するって言ってた人もいたんだけど、もし承継されてたら意味ないんでってことは一応お伝えしておきたい。
薬価制度がこのままならこの問題はますます深刻になると思うが、一方でない袖は振れないのも事実だろう。じゃあどうすれば良いのかって、どうすれば良いんでしょうね。まあ結局金が無尽蔵にあればどうにかなるんだろうけど。
「医薬品の審査承認行為に対する国の賠償責任に関する国際比較」という調査論文がある。
これによると、いわゆる薬害が起きた時に、国に賠償を求めるのは日本くらいであるらしい。欧米では国の免責が定められていて賠償請求訴訟自体起こらないと。
その結果、サリドマイドや薬害エイズやイレッサなどで国が薬害裁判を抱える羽目になった。
そして、国による新薬の開発や承認が後手になり、コロナ禍の今、ワクチンと治療薬が自前で作れなくなった。
冒頭の論文では、イレッサの薬害裁判を通じて新薬の開発・承認が遅延する事態は招かないで欲しいと原告団体が言っていたことも書かれている。
でも当時、原告側が日本国民からバッシングされることはなかった。
そして何時までもコロナ禍を克服できない国が出来上がった。が、薬害の賠償を国に求めたのは日本国民の選択だから、国民の自己責任として受け入れなければならないだろう。
増田の蛮勇には敬意を表したいが、さすがに突っ込みどころが多すぎる。
同種の百選としては2005年の新建築・臨時増刊『日本の建築空間』(asin:B00GUJ1HIE)がある。
https://japan-architect.co.jp/shop/special-issues/book-110511/
2005年なので現存しないものや非公開の私邸が含まれるけれども、優れた選出だと思うので紹介したい。
■古代 592-1180
法隆寺西院伽藍 | 飛鳥時代 | 奈良 |
新薬師寺本堂 | 奈良時代末期 | 奈良 |
榮山寺八角堂 | 763年 | 奈良 |
平等院鳳凰堂 | 1053年 | 京都 |
浄瑠璃寺本堂 | 1107年 | 京都 |
三仏寺投入堂(三仏寺奥院) | 平安時代後期 | 鳥取 |
高蔵寺阿弥陀堂 | 1177年 | 宮城 |
■中世 1180-1543
浄土寺浄土堂 | 1194年 | 兵庫 |
東大寺南大門 | 1199年 | 奈良 |
長寿寺本堂 | 鎌倉時代初期 | 滋賀 |
西明寺本堂 | 鎌倉時代初期 | 滋賀 |
熊野神社長床 | 鎌倉時代初期 | 福島 |
法界寺阿弥陀堂 | 鎌倉時代初期 | 京都 |
厳島神社社殿 | 1241年 | 広島 |
永保寺開山堂 | 1352年 | 岐阜 |
東福寺龍吟庵方丈 | 1387年 | 京都 |
正福寺地蔵堂 | 1407年 | 東京 |
吉備津神社本殿・拝殿 | 1425年 | 岡山 |
慈照寺東求堂 | 1485年 | 京都 |
■近世 1543-1853
妙喜庵待庵 | 1581年 | 京都 |
園城寺勧学院客殿 | 1600年 | 滋賀 |
園城寺光浄院客殿 | 1601年 | 滋賀 |
妙法院庫裏 | 1604年 | 京都 |
大崎八幡宮本殿・石の間・拝殿 | 1607年 | 宮城 |
三渓園聴秋閣 | 1623年 | 神奈川 |
二条城二の丸御殿 | 1626年 | 京都 |
西本願寺飛雲閣 | 1628年 | 京都 |
西本願寺書院 | 1633年 | 京都 |
延暦寺根本中堂 | 1640年(再建) | 滋賀 |
三渓園臨春閣 | 1649年 | 神奈川 |
曼殊院書院 | 1656年 | 京都 |
桂離宮 | 1663年 | 京都 |
慈光院書院 | 1672年 | 奈良 |
江川家住宅 | 江戸時代前期 | 静岡 |
閑谷学校講堂 | 1701年 | 岡山 |
東大寺大仏殿(東大寺金堂) | 1705年(再建) | 奈良 |
大峰山寺本堂 | 1706年 | 奈良 |
大国家住宅 | 1760年 | 岡山 |
岡山後楽園流店 | 江戸時代後期 | 岡山 |
栗林公園掬月亭 | 江戸時代後期 | 香川 |
角屋 | 1787年 | 京都 |
さざえ堂(旧正宗寺円通三匝堂) | 1796年 | 福島 |
大徳寺孤篷庵忘筌 | 1799年 | 京都 |
渡邉家住宅 | 1817年 | 新潟 |
羽黒山三神合祭殿 | 1818年 | 山形 |
旧高野家住宅 | 江戸時代後期 | 山梨 |
旧金比羅大芝居(金丸座) | 1835年 | 香川 |
岩根沢三山神社本殿・庫裏 | 1841年 | 山形 |
柏倉家住宅座敷蔵 | 1866年 | 山形 | |
旧大明寺聖パウロ教会堂 | 1879年 | 愛知 | ブレル、大渡伊勢吉(棟梁) |
宝山寺獅子閣 | 1882年 | 奈良 | 吉村松太郎(棟梁) |
旧風間家住宅 | 1896年 | 山形 | |
旧武徳殿 | 1899年 | 京都 | 松室重光 |
旧花田家番屋 | 1905年 | 北海道 | |
吉島家住宅 | 1907年 | 岐阜 | 西田伊三郎ほか(棟梁) |
古谿荘 | 1909年 | 静岡 | |
高松城披雲閣 | 1917年 | 香川 | 清水組 |
住友ビルディング | 1926年 | 大阪 | 住友合資会社工作部(長谷部鋭吉・竹腰健造) |
聴竹居 | 1927年 | 京都 | 藤井厚二 |
旧大倉精神文化研究所本館 | 1932年 | 神奈川 | 長野宇平治 |
軽井沢 夏の家 | 1933年 | 長野 | アントニン・レーモンド |
※両関第二工場酒蔵 | 1933年 | 秋田 | |
旧日向別邸 | 1936年 | 静岡 | ブルーノ・タウト |
近江神宮 | 1940年 | 滋賀 | 角南隆、谷重雄 |
旧前川國男邸 | 1941年 | 東京 | 前川國男 |
旧吉田五十八邸 | 1944年 | 神奈川 | 吉田五十八 |
神奈川県立近代美術館 | 1951年 | 神奈川 | 坂倉準三 |
斎藤助教授の家 | 1952年 | 東京 | 清家清 |
コアのあるH氏のすまい | 1953年 | 東京 | 増沢洵 |
南台の家(吉村順三邸) | 1957年 | 東京 | 吉村順三 |
八幡浜市立日土小学校 | 1956年 | 愛媛 | 松村正恒 |
香川県庁舎 | 1958年 | 香川 | 丹下健三 |
スカイハウス(菊竹清訓邸) | 1958年 | 東京 | 菊竹清訓 |
※ホテルオークラのメインロビー | 1962年 | 東京 | 谷口吉郎 |
日本生命日比谷ビル(日生劇場) | 1963年 | 東京 | 村野藤吾 |
国立屋内総合競技場 | 1964年 | 東京 | 丹下健三 |
大学セミナー・ハウス | 1965年 | 東京 | 吉阪隆正 |
旧千代田生命本社ビル | 1966年 | 東京 | 村野藤吾 |
白の家 | 1966年 | 東京 | 篠原一男 |
塔の家(東孝光邸) | 1966年 | 東京 | 東孝光 |
※虚白庵(白井晟一邸) | 1970年 | 東京 | 白井晟一 |
KIH7004 | 1970年 | 東京 | 鈴木恂 |
中銀カプセルタワービル | 1972年 | 東京 | 黒川紀章 |
※大分県医師会新館 | 1972年 | 大分 | 磯崎新 |
※プロジェクトマグネット | 1973年 | 店舗模型 | 倉俣史朗 |
阿部勤邸 | 1974年 | 埼玉 | 阿部勤 |
北九州市立中央図書館 | 1974年 | 福岡 | 磯崎新 |
幻庵 | 1975年 | 愛知 | 石山修武 |
上原通りの住宅 | 1976年 | 東京 | 篠原一男 |
※中野本町の家 | 1976年 | 東京 | 伊東豊雄 |
小篠邸 | 1981年 | 兵庫 | 安藤忠雄 |
弘前市斎場 | 1984年 | 青森 | 前川國男 |
SPIRAL | 1985年 | 東京 | 槇文彦 |
※バーオブローモフ | 1989年 | 福岡 | 倉俣史朗 |
海の博物館 | 1992年 | 三重 | 内藤廣 |
豊田市美術館 | 1995年 | 愛知 | 谷口吉生 |
ウィークエンドハウス | 1998年 | 群馬 | 西沢立衛 |
せんだいメディアテーク | 2000年 | 宮城 | 伊東豊雄 |
横浜港大さん橋国際旅客ターミナル | 2002年 | 神奈川 | アレハンドロ・ザエラ・ポロ、ファーッシド・ムサヴィ |
金沢21世紀美術館 | 2004年 | 石川 | 妹島和世、西沢立衛 |
例えば薬を医師に売るために、製薬会社の営業の人が医師を訪ねてたよね。
たいへんな仕事だなあと思うと同時に、効率悪い営業だなあ、と思って見てた。
それがコロナでなくなった。
おそらく今まで、新薬の説明を聞いたり、使った感想を伝えたりしてたと思うけど、
それらを今はリモートでやってると思う。それで医師は困ってるだろうか。
薬に限らず、日本にはこんな感じの営業職がたくさんいると思う。
そのころから、「これ、ほんまに(顧客に)会わなあかん?」と思ってた。
お客さんからしたら、「せっかく来てくれたし」みたいな感じで契約する、
そういうの、なんか効率悪くない?って思ってた。
まぁ自国の古の言葉だから、国民として学ぶべき」とか精神論なのかな。愛国心の育成とかなのかな。
例えば、理系科目は「技術の発展、ひいては国の発展に繋がる」とかで納得。
現代文は「他社とのコミュニケーションのため、論理的思考力を養うため」とかで納得。
では古典は?
「故きを温ねて新しきを知る」はその通りだと思う。
けど、一次情報に各個人がアクセスする必要あるか?翻訳された文で十分じゃないか?
「文化の発展」のためか?
もちろん歌舞伎などの歴史ある文化、和歌集などは誇れる文化だと思うよ。でも義務教育でやるほどなのか?趣味レベルじゃないのか。
古典の代わりに、法律や情報処理のが国民に必要な教養ちゃうんか?
古典を学ぶことは意味がないとは思わないが、学ぶ人数が多すぎると思う。
---
(追記)
・義務教育って書いたけど、高校も含んで。履修する人多いから!
mazmot 国語の教師の中に勘違いしてるのが多いけど、国語科は基本的に英語と同じ語学教育。古文は、現代語を理解する上で役に立つ。ただ、漢文に関してはねえ。 https://mazmot.hatenablog.com/entry/2017/04/06/233342 2021/02/19
確かに現代語を学習するときに、由来や成り立ちとして古文が登場するときあるかも!
素人としては、そんな説明なくてもよいと思うけど、言語学者的には必要という判断なのかな。
B2igwzEE 「理系科目」「社会」というくくりのなかにも義務(+高校)教育に必須かどうかで議論の分かれる要素はあると思うが、なぜ国語だけを細分化して考えるのだろう
大分類でも、理由が共通して記載できるからまとめて書いているんだよ!
下記みたいに個別に書いても同じだよ!
国語を細分化しているのは、物事を理解するためには、階層や項目に分けて問題点を特定していくためだよ!
primedesignworks 現代文の「〜の気持ちを答えよ」の方が余程無駄な時間だと思う。著者は登場人物でないから正解が不明な問題よりも、古文漢文は正確に読めるかの方が多いから楽。ぼくは、古文漢文のお陰で国語の点数が成り立ってた。
「〜の気持ちを答えよ」は「〜の気持ちを文章を基に論理的に推測せよ」と質問しないとだめだよね!
mats3003 お前ら、科学の基礎研究に対する発見に「それは何の役に立つんですか?」というマスコミの質問を小馬鹿にするくせに、学校教育については平気でこういうこと尋ねるんだなwww
どういうこと?
基礎研究に対する「何の役に立つの?」には、「医療分野の新薬の開発に役立つ可能性がある」とか「暗号化のアルゴリズムに応用できる可能性がある」とか説明できるし、しているよね?
そうなんだ!
例えば、数学は「化学や物理などの自然法則を定量化して原理を利用するために使われる」とかみたいな感じで!
takinou0 古典やらないと日本人が過去に考えてきたリソースにアクセスできないからじゃないかな。明治よりも前の話が読めなくなると思う。 誰かに翻訳して貰えばいいじゃん、というのは英語も同じこと言えちゃう。
「古典が必要な理由」じゃなくて「古典が義務教育の対象となっている理由」を知りたいんだよね!
英語は、英語の文献はリアルタイムで増えていて、自身で一次情報にアクセスするメリットがあるよね!
古典は、新たな文献が発見されたとして、量はたかが知れていて、専門家が翻訳すれば足りるよね!
ぜんぜん同じことは言えちゃわないね!
take-it 文法を事細かにやるより、言葉の変化や文化の変遷、逆に変わらない人間の精神を学んだり、長年読みつがれてきたものを読む、原点に当たるという学問的態度こそが、古典の授業で大事だと思う。
「言葉の変化や文化の変遷」:それをまとめた結果を読めばいいんじゃないの?
「逆に変わらない人間の精神を学んだり」:現代文や翻訳文じゃだめなの?
「原点に当たるという学問的態度」:英語を修得したほうが効果大きいよね!
caps_lock 巨人の肩の上ではないのかも知れないけど、文学や社会でも我々は積み重ねられてきた何かの上に立っている。その何かを学ぶのは義務教育としてそう的外れではないのではないかと思う。
「その何かを学ぶのは義務教育としてそう的外れではないのではないかと思う。」この理由を説明してほしいんだよね!
つまり「古典を学ぶ」→「●●●という作用がある」→「義務教育として必要」って説明してほしいんだ!
about42 漢文を知って英語見直すわかるぞ感がある。こちらは語学にしろだとしても、現代語訳だけで原典を読める技術を与えなくていいって、有史以来から品行方正でとプロパガンダきてもファクトチェックもできへんぞ?
「漢文を知って英語見直すわかるぞ感がある」:ストレートに英語を勉強したほうが効果大きいよね!英語を修得するために、その補助のために古典を義務教育としているの?
こりゃひどいわ
https://cellbank.nibiohn.go.jp/legacy/information/ethics/refhoshino/hoshino0052.htm
>「タスキギー梅毒実験」は、梅毒の治療とは無関係であった。新薬の効果を試すためでもなかった。報告された梅毒患者の無治療死亡の実験結果は、常に梅毒に罹患していない対照より高い死亡率を示しており、一九六九年の時点で、少なくとも二八人、恐らく一〇〇人にも及ぶ被験者が梅毒が直接の原因で死亡していた。そのほかの被験者は重篤な梅毒性心疾患に罹っており、それが直接の死因となったのかもしれない。
第三期に入ると、定型的な梅毒性ゴム腫ができて、身体の種々の部位の骨を侵したり、心臓循環器系を侵して死に至らせたり、脳神経系を侵して進行性麻痺や脊髄瘻、難聴、失明などを起こして、終末期を終えて死に至る。
治療しなかった場合に起こるこのような梅毒の症状の経過を研究するために、米国南部の無教育で貧乏な黒人を観察の対象(動物実験のモルモット代わり)として、この「タスキギー梅毒実験」が計画されて、一九三二年から実施されたのであった。
このような実験に、どうして黒人たちが協力したのか。実際には、これらの黒人たちには、全く梅毒実験のことは伝えられてなく、実験材料にされることも知らされてなかったので、被験者になることに同意をしていたわけではなかった。
アメリカ公衆衛生局が主導し1932年から1972年まで実施された梅毒の臨床研究である。医療倫理的に大きな問題を抱えており、これは非倫理的な人体実験の一つとされている。この研究調査の目的は、梅毒を治療しなかった場合の症状の進行を長期にわたり観察することであった。この研究に参加した黒人男性には、連邦政府が提供する医療が無償で受けられると説明されていた。
なんて一般人の俺には分らんのだけど、薬害被害者としては今の時点で”よし打とう!”となってる方は幸せな人生を送られているなぁと。
サリドマイド・薬害エイズ・薬害肝炎などの有名どころから、最近では薬害ではないがノバルティスファーマ・化血研、正真正銘薬害の小林化工。
国外を見てもロクでもない、人倫に悖り続けてる業界としか思えない。
というのは俺のバイアスで、業界に従事されてる大半の方は誠実なんだろう。
俺の場合は臨床試験データ捏造からの、まぁなんだこの業界の”悪意”のせいで健康が損なわれたんで、もう新薬(ワクチン)なんてコリゴリなんだけども、
開発・治験・製造・処方・その他諸々ひっくるめてクジ引きみたいなもんだからな。引きたいなら引けばいいけどさ。
コロナに罹患するリスク(過疎地・都会・行動様式)、罹患した場合の重症化リスク(年齢・持病)、健康以外のリスク(人間関係・金)、新ワクチン接種時の危険性と利得。他いろいろ。
百人いたら百通りの判断があるわけで、それを他人にどうこう言うのは抵抗感あるわ。