2021-04-18

日本の化学は終わったと感じる

ただの個人的な感想です。

薬分野では、

新しいワクチンは作れないのは当然のように語られ、

既存薬であるジェネリック品ですらまともに作ることもできない。

プラスチック分野では、

国内需要を満たすためだけに製品開発をしている。

車用の製品を必死に作ることに必至だが、電気自動車へのシフトでゲームチェンジを強いられている昨今、

国内車そのものが売れなくなる日も遠くないだろう。

包装用フィルムは反プラスチックのながれに押され、使用は減る定めだろう。

液晶分野では、一世を風靡した会社はほぼ全て廃れた。

唯一戦えてる分野は電池くらいだろうか。

新しい研究をするはずの大学は、重箱の隅をつつくような研究ばかりする。金がないと言う話もよくあるが、一部の重鎮研究室が科研費を独占しているだけにもみえる。金を集めることがうまい研究室の中には、中身のない研究を誇張して金を集めることがうまいだけのものもある。多くの教授たちは金取り合戦に邁進し、研究や教育は疎かになる。今後も変わらないだろう。

多くのメーカーは使用者の化学リテラシーが低いことをいいことに、エセ化学品を作ることを是としている。

水素水やEM菌、最近では空間除菌製品など、売れれば何を作っても良いという始末。

いったい日本の化学はどこに向かうというのだろう。

  • ITもダメ家電もダメ車ももうすぐダメ 航空も鉄道も外食も観光もダメ むしろ終わってない分野のほうがすくないからなあ

  • なかば擁護になるが、ジェネリック業界と新薬業界はほぼ分化されている ジェネリックは品質的に疑問もあったが、財政規律のため国策で推奨してきたので今回のは必然の結果と言える ...

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