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2021-01-24

anond:20210124134630

タスキギー事件

こりゃひどいわ

https://cellbank.nibiohn.go.jp/legacy/information/ethics/refhoshino/hoshino0052.htm

>「タスキギー梅毒実験」は、梅毒治療とは無関係であった。新薬効果を試すためでもなかった。報告された梅毒患者の無治療死亡の実験結果は、常に梅毒罹患していない対照より高い死亡率を示しており、一九六九年の時点で、少なくとも二八人、恐らく一〇〇人にも及ぶ被験者梅毒が直接の原因で死亡していた。そのほかの被験者重篤梅毒性心疾患に罹っており、それが直接の死因となったのかもしれない。

第三期に入ると、定型的な梅毒ゴム腫ができて、身体の種々の部位の骨を侵したり、心臓循環器系を侵して死に至らせたり、脳神経系を侵して進行性麻痺脊髄瘻、難聴失明などを起こして、終末期を終えて死に至る。

治療しなかった場合に起こるこのような梅毒の症状の経過を研究するために、米国南部の無教育貧乏黒人を観察の対象(動物実験モルモット代わり)として、この「タスキギー梅毒実験」が計画されて、一九三二年から実施されたのであった。

このような実験に、どうして黒人たちが協力したのか。実際には、これらの黒人たちには、全く梅毒実験のことは伝えられてなく、実験材料にされることも知らされてなかったので、被験者になることに同意をしていたわけではなかった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%82%AE%E3%83%BC%E6%A2%85%E6%AF%92%E5%AE%9F%E9%A8%93

アメリカ公衆衛生局が主導し1932年から1972年まで実施された梅毒の臨床研究である医療倫理的に大きな問題を抱えており、これは非倫理的人体実験の一つとされている。この研究調査目的は、梅毒治療しなかった場合の症状の進行を長期にわたり観察することであった。この研究に参加した黒人男性には、連邦政府提供する医療無償で受けられると説明されていた。

 
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