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はてなキーワード: 根付とは

2021-02-24

増田幸福論を聞くたびに思うことがあるんだけど

今バズってるしょうもない辛気臭いエンジニアたちの話聞いてて思うんだけどさ

増田ってある種のよくあるバイアスかもしれないが、「不幸な目にあった人(というか自分?)はその分幸福になれなきゃおかしい」みたいな考えが根付いてる気がするよね

実際にはいくら不幸になろうが自分から考えて行動したり、がんばらないと幸福優遇もありはしないのだが、と

自分いじめ上司技術もないくせにコミュ力だけで大成しやがった~、とか性格ブスの顔がいいだけの〇〇が玉の輿なんて許せない~などと泣き言と恨み節を言うエンジニア増田たちとかフェミを見てても思うわこういうの

言ってて自分の主張ってよくよく考えたらおかしいぞ?って思わないのかね

2021-02-23

ツイフェミを観察して大まかな生態が分かってきたので記したい。

Twitterにいるフェミニスト自称している人をリスト100人ほど入れて暇な時に眺めているのが趣味だ。

そこで得た気付きをここに記す事で共有していきたいのがこの増田目的だ。


1.主婦ツイフェミ

ほぼ朝から深夜にかけて生息している。

朝起きたらまずニュースRTから始まる。そして知識人のようにツイートをするが専門家ではないので内容は全く的を射ないのが殆どだ。

一人ワイドショーが終われば次は子供旦那に対する不満や愚痴が始まる。殆ど似たり寄ったりなのでこればかりは全世界主婦さんお疲れ様ですとしか言えない。

しかしここで子持ちか子持ちでないかで傾向が若干異なってくる。子持ちは国や家族の将来の不安などを視野に入れているのかどこか現実的な部分が見られる。

子供持たない主婦旦那への不満が多く、現状ばかり文句を言っていて若干お姫様体質が多いように思えた。

そして旦那家事をやってくれない系のツイートにはどちらも食いつきが良い。お前昼はずっとTwitterソシャゲドラマばっかして家事してないだろって主婦主婦?)もやたらと食いつく。

中には旦那だけは好きだけど他の世の中の男性はマジファックだという主婦もいる。不思議な事にメンヘラを患っている率が高いので旦那パートナーってよりご飯を食わせてくれる人形として見ているかもしれない。


2.アダルトチルドレン系ツイフェミ

アダルトチルドレン(以後AC)という言葉自体を聞くの久しい人がいるかもしれないが今も深刻な問題として力強く根付いているのである

から愛情不足、または親の不仲、離婚などから来る結婚に対する不信感が拗れた結果ツイフェミに目覚める人がわりかしいる。

中には父親から暴力トラウマ男性のものを心底から怯えてしまっている人もいて、それは可哀想だとは思う。

しか結婚というより男女の恋愛に対して不純なものと見なしてしまう人も一定数いて、そこから極端となると反出生主義に走るケースも見られる。

このACツイフェミの多くはこの世に対する憎悪や怒りが根底にあってそもそも私がこんな目に合うのはこの家父長制が全ての元凶なのだと、それによるホモソーシャル女性性的搾取する強者こそが

我々の敵であり打ち倒せばきっと平和世界が訪れるのだろうという分かりやす魔王を作り上げる事で自分を奮い立たせている。

から自分人生がどうしてこんなに幸せになれないのかという思考が前提にあってフェミニストのいう男女平等とかは彼女らにとってはどうでもいいように思える。正確にはフェミニストではないかもしれない。

だがそれでも彼女らは自分魔王を倒しに行く正義の味方なのだと振舞っており、もし彼女らにとって都合の悪い情報が入ってもそれは一切見ないようにして

男性でも弱者はいるという現実彼女らは絶対に認めようとしないのである男性の時点で加害者であり魔王なのだという前提が彼女らの心の支えになっているのだから

親の都合で不幸になるのは同情するし、出来る事なら幸せになって欲しいのだが他人弱者を見て見ぬふりをしたり踏みつけて良い理由にはならないのもいつかは気づいて欲しい。


3.腐女子フェミニスト

はっきりいってこの生態はクソオブクソである

腐女子なので男性向きの漫画アニメを好んで摂取している傾向にあるのは言うまでもないが

男性ターゲットにしたからこそのセクシー描写に対してやたらと厳しいのである。その時にお決まり言葉が「この作者古い価値観のままで、アップデートしてない・・・」だ。

ちなみに俺はセクシー描写ぐらいはいいと思うが、セクハラ描写に対してはやや否定的立場なのでラッキースケベで胸を掴んだりとかはどうなんだろうとは思うし

何よりも権力を利用して相手身体を弄ぶようなパワハラでもあるセクハラが俺も到底許せないと思う。こればかりはセクハラ文句を言う腐女子立場理解できる。

ところがその男女間のセクハラにやたら厳しいはずの腐女子がハマっているコンテンツやその二次創作を目にすると何とも驚くのが

セクハラしまくりなのである。胸をまさぐるし、しか上司立場を利用して部下を脅したり(逆もあるけどそれは割愛)と権力によるセクハラ普通にまれているのである

純愛からいいんですといってもどう見ても相手嫌がってるんですがそれは。フィクションからいいんですといったらさっき上で言ってた女性へのセクハラもいいんですってなるぞおい。

そう腐女子フェミニストはとにかくダブスタしまくりである自分の言った言葉が見事に自分がやってる事に刺さりまくりなのである

しか腐女子はそれを絶対に認めようとしない。BL尊いだとか素晴らしいとか強引に理屈をつけて男性が考えるセクハラとは違うんですと開き直ろうとしている。

それ以上に厄介な問題もある。鍵をかけているのならともかくとしてTwitterというオープン世界で腐トークを撒き散らすのである

文が得意とする腐女子は長文感想(ツリー10個ほどある)垂れ流したり、絵が描ける人はドキツイ二次エロを放流したり、それに対して絶賛しまくる腐女子

女子の中でも腐女子お気持ちが本当に強すぎるのである感情が魂と直結してしまっているのだろうかとにかくいきなりお気持ちを爆発するので周囲にとっては自爆テロに等しいのである

腐女子は学級会を行って度が越えた行為発言は控えているとはいうがSNSが浸透してからはその自浄作用はぶっ壊れているように思える。

二次元の男性は好きだけど三次元の男は嫌いですというのはオタク特有理由だろうからそれは別にいいとして

BLというのは実際に男性性的搾取するのが前提のコンテンツなのは間違いはないし、ましてやゲイではないキャラクターを強引にゲイにして入れるか入れられるかの組み合わせにするのは正直どうかと思う。

はっきりいってBLは多くの人に見逃されているコンテンツともいえる。ポリコレで言えばグレーすぎるしもしもゲイ達が立ち上がってBL反対運動なんて起こせばBL簡単に吹き飛ぶのである

地上波BLドラマが流れても不快だ!セクハラだ!と怒る男性はいたのだろうか?嫌なもの観ちまったなとそのまま黙って終わるのが殆どではないだろうか。

はっきりいって腐女子はよそ様のコンテンツに物申せる立場ではないのだ。更に言えばフェミニストという視点からでも一番遠い立場にいるのが腐女子なのだ

それなのにフェミニストですが何か?って厚顔無恥腐女子がなんと多い事か。フェミニストでもなくむしろ足を引っ張っている立場だというのに。

BL好きならばゾーニングを心がけたり、SNSのようなオープン場所下ネタだらけのトークなんかせずにその専用のアカウントを作って鍵をかけて欲望を吐き出したりと色々と工夫はあるはずだ。


他にも風俗嬢メンヘラなどの生態もいるが長くなったので一旦ここで区切りたい。

良きTwitterライフを。

続き→ https://anond.hatelabo.jp/20210228202822

2021-02-19

anond:20210219201256

田舎で生まれ育った子供も非文化的かつ田舎特有排他的監視社会がもう根付いてるから都会からきた増田の子が浮かないか心配だね。勉強の面だけじゃなくちゃんケアしてあげてね。

あと子供部活とかするようになったら体育館とか他校への車で親の送迎普通にあるからマジで気をつけてね。田舎子育てするには本当に向かない場所。クソです。

anond:20210219134517

認めないやつは敵として戦争ばかり勃発してるもんな

多様性という考え方自体日本では根付かないと思う

2021-02-17

私の思うフェミニズムは間違っているのか?

フェミニズムという言葉が注目され始めた時、私はフェミニズムにすごく共感した。

その頃はネットアングラな要素がそのままSNSに来たせいか、女叩きは当たり前、気に入らない女は女性器呼ばわり、綺麗な女はやらせてくれとリプ、非処女中古育児家事母親がやって当たり前、イクメン言葉がやっと出来たくらい。

それが当たり前だった、それに疑問を持たない人も多く、いわゆる名誉男性というのもかなり多かった。私は聞き分けのいい女ですよ、女叩きもしますよ、レイプされるような危機感のない女が悪いなんて言ってる女もいた。

SNSフェミ二ズムについて話す人が、段々とだはじめた。

私はそれまで、名誉男性寄りだったと思う。

女は家事をするものだし、男を立ててなんぼだし、痴漢されたことを話す女をモテる自慢くらいに思うほど、女性差別をしていた。

でも、それらを見て、私の考えが間違っていたことや、私の生き方もっと自由でいいことを知り始めた。

当時は、今なら真っ当な主張も「男だって云々」「自意識過剰」「女様」なんてリプがついて、炎上していた。

それにくらべると、今は男性フェミニズム理解を示してくれてる人が増えてると感じる。真っ当な意見トンチンカンなリプをしてる人を、諌めてくれる男性も多いからだ。

でも、段々といわゆるツイフェミと言われる人達ができ始めた。

ここで私が辛かったのは、私にフェミニズムに目覚めさせてくれた人が、そういった発言をし始めたことだ。男は去勢性犯罪者予備軍、女が辛いのは全て男のせい。

少なくとも私は、私が過去女性差別をしていたことを、男性のせいと思ったことは無い。社会男尊女卑による刷り込みといわれても、それに疑問を持たず内心バカにしてたのは私の意思からだ。

でも、彼女過去にした自分の過失を、全て男性男性社会のせいにしていた。

女性差別をしていたことも、実際に人に嫌味を言っていたことも、自分言葉遣いや仕事勉強、上手くいかないことはすべて、それらを社会に刷り込んだ男性のせいで、女性は何も悪くないと。

でもその人は性被害にもあったことがあったし、少し考えが歪むのも多少理解出来た。

から私は投げ出さず、私は何度も愚痴を聞いて話し合った。

男性への差別フェミニストとしてしてはならない。それはミサンドリスト私たちが憎んでる差別男性にしてることになると話し合あった。でも、無駄だった。

次第にそう言う人がどんどん増えていったから、彼女多数派になるともう私の言葉は響かない。

ポリコレ大事フェミニズム大事、でもジョーク創作物、その人の価値観を全て否定することは違うと思う。

場所をわきまえ、人や関係性を選び、創作物現実区別をつけ、マナーを守ることが出来れば、いいんじゃないだろうか?

自分男性に傷つけられたからと言って、それを免罪符のようにして男性攻撃するのはいいんだろうか?

女が所謂「女らしさ」を求めるのを悪とし、男性洗脳されているというのは正しいのだろうか?

自分価値観を信じて疑わず正義で人を追い詰めていいんだろうか?

それをフェミニストと言ってしまっていいんだろうか?

女性差別を無くすためのフェミニストが、男性差別していいんだろうか?

それならミサンドリストだとはっきり言ってしまった方がよっぽどマシだ。

でも、私は少数派になってしまった。ここで私なりのフェミニズムを唱えても、「ちんよし」「名誉男性」なんて言われるのが目に見えてる。

からもう、攻撃が怖くてSNSでは言うことが出来ない。

でも、私はフェミニストだ。

今でも男尊女卑根付いてるし、女性自由地位はまだまだ問題があると思う。

でも、だからって男性が悪な訳では無い。

男性社会男性にとって有利なこともあるが、不利なこと、勝手に期待されたり求められることが多数ある。

男女、いや、それ以外の性別の人全てが生きやすくなるように思うことは、間違っているのか?

私は、間違ってないと思いたい。

2021-02-15

anond:20210215205740

女には男にはできない尊い出産赤ちゃんの世話という仕事がある。

もちろん育児は男も育休を取得してやるべきだが妊娠出産のしばらくの期間はどうしても家計大黒柱必要になる。

生物的にもこれはどうしようもない男女の溝なので結婚相手自分以上の年収を求めてしまうことは仕方ない。

ジェンダーではなくセックス根付問題なので意識を変えてどうにかなる問題ではない。

1500万円を自分で稼ぐ女だって1500万円に見合った子育てをするために1500万円以上稼ぐ大黒柱必要

日本女性政治家が少ない理由

現役の女性政治家の数は少ないかもしれないが、女性候補者の数は多いんだよね。

https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_election-sangiin20190704j-10-w430

しか女性立候補者の多くは、というよりは過半数立憲民主党共産党などの野党に集中している。

日本二大政党制根付いている欧米諸国比較して、自民党の一強状態が長年続いているので、結果的女性政治家の数は少なくなる。

なので日本女性政治家の数が少ない理由は、いつまでも選挙に勝てない「野党のだらしなさ」ということになる。

ここまで書いてみて思ったことがあるんだけど、なぜ女性候補者の人たちって自民党から立候補しないの?

立憲民主党のような泡沫政党キチガイばかりの共産党から出ようとする意図がよくわからない。

一強自民党に勝てるわけが無いし、実際に開票番組を見ていても女性候補者は皆落ちている。

本当に女性議員を増やしたいと思ったら、泡沫政党ではなく自民党から出馬した方が一番の近道なのにね。

2021-02-12

anond:20210212104200

比較レア体験談だと思うんだけど、そういう相手には性別関係なくヤバイじゃなくて女なら平気って結論付けてるんだな

やっぱ女は得してる、甘やかされる、男の方がツラいって考えが自然根付いてるんだろうな

2021-02-10

anond:20210208235901

ワイ法学修士憲法よりも、法律学の基礎から契約法、不法行為家族法労働法刑事法の重要ポイントを教えてほしい。

契約基本的合意無しで権利義務も発生しない。

 誰かに何かを請求されたときに、気圧されて応じてしまうことがあるだろう?

 本当に応じる義務があるのか疑問に思って立ち止まるだけの力が必要だ。

家族法特に男子向け。妊娠させたら養育費の支払い義務が生じる。現実にはトンズラが多いが制度上は勤務先まで暴かれて給与差押不可避になっている。ろくな経済力がない状態妊娠リスクを取る怖さを知るべきだ。命の大切さが〜なんていう授業よりは響くだろう。

不法行為犯罪でなくても人に損害を与えたら賠償義務が生じて、時にそれは数千万円数億円にもなり、人生破滅させること。預金給与差し押さえられて逃げ道は無いこと。やんちゃな年頃になる前に知っておくべきだろう?

労働法高校からバイト経験することもあるだろう。

 仕事ミスバイトから罰金取ったり出勤強制したり、立場が弱いと従うばかりだろう。

 そこで自分を守るきっかけとして労働法知識必要だ。

刑事法:何をしたら犯罪になってどのような刑罰を受けるのかという刑法逮捕公判判決の流れの刑事訴訟法。犯罪の抑止だけでなく、犯罪から身を守るためにも必要だ。そこから先、仮に有罪判決を受けた場合資格就職実名報道でどれだけ人生に影響が出るかも知らせるべきだ。中高でこのへん知らないで、犯罪者になってから後悔するケースを減らすべきだろう?

 

このへん全く触れないで義務教育を終えてるから日本には法の支配根付かなくて、あいまい道徳観と雰囲気同調圧力が世の中を規律しているんじゃないか

anond:20210210170602

言い方を変えると、転売で即儲けが出るような根付けをしているわけがない。

古本屋と同じで在庫ばかりで数年売れないなんてあたりまえ

それを理解している転売屋なら別に悪くないけど

理解しないでやると、事故を起こすこから悪いというより迷惑

2021-02-09

やはり政治家国民を映す鏡だよ

嘘つき

キモい

下品

差別的

選民思想

手のひらドリル

責任回避

利権大好き

傲岸不遜

特権意識


ぜーんぶぜーんぶ日本人の特徴だよ。

幼稚園児ですら怒られたくないから嘘を付く(嘘を付くほうが得をしやす社会

小学生すらブサイクだらけかつ美形を妬んでる(恋人アイドル以外の美人嫉妬評価されない社会

赤ん坊から老人までうんこちんこまんこ大好き(下品好きがマジョリティ

日本世界の中で特殊と思ってる(選民思想土地のもの根付いてる)

正しい側、賢い側につきたがり、前からその勢力だったと言い張ると仲間が増えやすい(手のひらを返す人間マジョリティ

曖昧表現を多用したことを現地にしがち(責任は取らなければいいだけのものと考えている)

老人は年金を増やせといい若者年金を減らせといいとにかく自分に金をよこせと言いがち(我田引水理由けが滅茶苦茶であることを恥と思わない方が得な社会

自分の考えが一番正しいと思いがちで反対の意見を言われるだけで傷つきがち(根本的に傲慢人間が多い)

自分たちこそが被害者であり救われるべきだとすぐに主張する(視野が狭いので自分けが特別と思いがちな民族


わかるか?

森も安倍も、日本人分身なんだよ。

本当に奴らを倒したいなら、まずは日本人が清らかな心の持ち主になるべきだ。

そうすれば自ずとこんな奴らが政治家にはなれなくなる。

2021-02-08

anond:20210208171723

何といっても、これが世界的に勝ってきた価値観であるからこそ、維持する価値があるんだよ。

お前の言う弱肉強食的な価値観根付かなかった。少なくとも建前上は。

世界的に勝ってきた価値観が維持する価値あるって理屈なら、世界支配的になってる女性人権を認める方向性になるだろw

資本主義において弱肉強食価値観根付いてかつ支配的になってるから再配分が上手く機能しなくなってるんだぞw

弱者男性かとおもうくらい頭悪いな、お前みたいなバカネット自由書き込みするのも社会にはコストから知的弱者通信機器使用制限したほうがいいと思うんよね。

現代大帝国であるアメリカは弱くなって働けなくなった労働者病院にもかかれずに死ぬんだよ、それによって持続性を保ってる。

アメリカ大帝国で有り続けている現状を考えると、働けなくなった弱者男性かいコストの塊は死ぬようにしたほうが合理的でかつ強い戦略であることがわかる。

勝利してきた価値観を生かすのであれば、「女性権利制限」「弱者男性権利剥奪」「一夫多妻の推進」これだな

2021-02-04

フェミニズムが死すべき理由

 15歳のときベル・フックスの「フェミニズムはみんなのもの情熱政治学」を読み、それが私のバイブルになった。そこに書いてあったフェミニズム説明を読んだだけで、それが世界を変えるとわかった。地元図書館にかろうじてあったフェミニズム書籍コーナーに潜り込むや否や、 牟田一恵や田嶋陽子世界に浸りこんだ。私が進学先の大学を選んだ理由は、その時すでにTwitterで名を馳せていた北村紗衣先生が教鞭をとっていたからだし、ジェンダー論の授業があるからだった。大学を出て最初についた仕事では社内セクハラの撲滅に従事し、プライベートでもTwitter消費者運動を通じて、男女差別と戦ってきた。ほぼ十年、このために使った時間は知れない。

 何が言いたいかというと、フェミニストを名乗れる人間がいるとしたらそれは自分だということ。九州田舎で育った孤独ティーンエイジャーにとって、フェミニスト冒険譚を読むのは震えんばかりの興奮だったし、目を見開かされる思いだった。周囲にこんな人は見た事がなかったけれど、ネットを通して自分と似たような人が他にいるとわかって希望が生まれた。大学に通い始めてからは、フェミニストでいることにひねくれたプライドもつ人を他にも何人か発見した。けれどそれはまだ珍しかったし、社会の主流な考え方からはすっかり外れていた。だから、なぜせっかくそれなりの企業就職した自分が、社内恋愛の末の寿退社ではなく、男受けの悪い反セクハラ活動血道を上げているのか、誰も本当にはわかっていなかったし、私はフェミニストだと言うと、ほとんどの人が眉をしかめた。月日を経て、私は同じ志を持つ仲間の輪を少しずつ広げた。職場教育、そしてマンガアニメなどの趣味世界。それぞれの世界活動する私たちを、フェミニズムが互いに引き寄せた。そんな仲間の助けがあったから生き延びる事が出来た。けれど仲間を探すのは難しかった。私たちはまだ、社会の中で傍流だったのだ。

 でもこの十年、状況は様変わりした。映画ドラマフェミニズムに則って制作されるのが当たり前になった。アナ雪や逃げ恥を通じフェミニズムは恥ずかしがらずに誰もが楽しめるものになった。

 そして、たぶん一番重要なのは、今やフェミニストはカネを、そして権力地位をも持っているということだろう。世界で一番大きな、そして一番勢い良く成長している企業女性配慮し、女性を雇っている。日本大企業や省庁も女性差別をやめ敬意を示すようになった。強い女性はかっこいい。私たちは勝ったのだ。

 そして、そこに問題がある。私たちは未だに自分達が反乱軍かのように振る舞っているけれど、今やフェミニズム帝国だ。十年前までは私たちはおおむね正しく、批判的外れで間違っていた。だから他人に耳を貸さな私たち習性は深く根付いている。それどころか、フェミニストに向けられた批判スクラムを組んでやりかえすのが絆を深めるためのちょっとしあ儀式になってすらいる。今までは誰かの批判攻撃するのも、かつては大したことではなかった。一握りのフェミニズム親和的な人以外にそうした論考が読まれる事はなったからだ。そんな内なる声も、今や大きな問題になっている。フェミニストが本当の権力を振りかざしているからだ。キズナアイラブライブポスターへの攻撃、宇崎ちゃんポスターにまつわる献血ボイコットは、フェミニストの私にとって恥ずべき出来事だった。けれど恐ろしいのは、その暴力的な振る舞いが、フェミニスト界隈に常在する何かと同じ感じがすることだ。それでいいという空気があることだ。ただ驚くしかない。その空気はあっという間に、誰かが大切に育ててきた営みを、無造作に叩き潰すほどに膨張した。ファミリーマートのような主流の大企業ですら、私たちの突きつけた理不尽圧力に巻き込まれている。今や私たちは、「自分反乱軍だと思い込んでる帝国軍」なのだ

 だから日本は未だ後進的な男性社会で、私たちフェミニストはそれに反抗するレジスタンスであり、いつの日か勝利するだろう」みたいな、フェミニスト界隈の通奏低音はすごく違う感じがする。たしか私たち女性は、かつては家父長制にいじめられたり、大企業無視されたりしていた。でもそれは、私たちにカネも力も無かった頃の話だ。今や私たちには権力があり、日本資本主義社会私たちを標的にするのではなく仲間とみなすのやぶさかでない。20年前の男性社会私たちお茶くみや家庭に押し込めようとしていたけれど、今や私たち仕事学術に家庭に多くの選択肢を持つ一方で、文句も言わずに黙々と経済的後ろ盾になってくれている。

 フェミニズムの愛すべき要素の一つに、共感連帯を大切にするという価値観がある。誰かが泣いている時、証拠事実検証は、大抵役に立たない。いの一番に、「私もあなたのために怒りたい」と表明し、それを実行しなければ社会は変わらないのだと、痛い目に遭いながら学んできた。これはフェミニズム界隈を通底するルールだ。誰かが被害を表明すれば、ただちに飛んでいって守り合う。客観的データに基づく結論は、提示するのに時間がかかるし決まって歯切れが悪い。だからスピード攻撃力が高い「お前は差別主義者だ。私は傷ついた」と言い切る思い切りが習慣になる。

 なのに、フェミニスト自分たちの共感埒外にある人々へ示す冷酷さには、思わず目を丸くしてしまう。知りうるほとんど全てのフェミニストが、自分より年収の低い男性や、性的魅力に乏しくオタク文化に逃げている(と見なしている)男性嘲笑し、あるいはそういった言説を窘めもしない。逆に高学歴高収入男性や、容姿に優れるなど性的魅力が豊富タイプは、あらゆるレトリックを用いて養護し、倫理的お墨付きを与える。収入学歴容姿共感駆動するフェミニズムは、これら男性ステータスに対してどこまでもプリミティブな接し方をする界隈だ。フェミニズム世間を席巻し、プレイヤー絶対数が増えるにつれ状況は悪くなっている。

 解決策を知っているというつもりはない。けれどどこかで何かが間違っていると意識することはできる。現に私より若い世代では、女性たちの間ですらフェミニズムへの忌避感が広がっていると感じている。しか私たち現役フェミニストは、フェミニズム忌避する女性に対してどんな態度をとってきただろう?ここで口にするのも憚られる、卑劣言葉を投げつけては、仲間内での連帯を高めてきたのではないか?こう想像するのはおかしな事だろうか――この深く根付いたクソっぷりが、若い世代を遠ざけているのでは?

 あたりを見回すと、私たちが育ててきたフェミニズムが、自由への革命から威圧的権力へと姿を変えたのがわかる。私たちは確かに素晴らしいものを生み出した。けれど私たちは不注意で、普通の人々を傷つけないための安全策を怠った。私たちは不注意で、未来フェミニストたる多くの若者たちを成長の各段階で追い出してしまった。私たちは不注意で、世界アップデートしたとき失うものがある人を気にかけなかった。いい目を見る人のことをだけを考えていた。(だいたい自分達のような人々だ。)

 古い世代の連中より高潔でありたいと、いつも願っていた。けれど蓋を開けてみれば、力不足ゆえに無害なだけだった。体に染み付いた被害意識は、私たちいじめ行為に至る際の非道言い訳と成り果てた。

 だから言いたい。フェミニズムは終わりにしよう。フェミニズムは素晴らしいことを色々してきたけれど、今のフェミニズムは歪んだ復讐心暴力衝動に駆り立てられる怪物だ。まともな答えは、これを終わらせてもっと良い何かを作り出すことしかない。

 もっと良い何かとはどんなものだろう?私たち攻撃したラブライブには希望を感じる。私たちが巻き込むのに失敗した若い世代女性をはじめから取り込んでいるからだ。どんな未来が来るにせよ、私たちは良き人物になることを重視する必要がある。今までよりずっと。

 弱さへの憎悪と、強いものへの阿諛追従は終わらせなければいけない。これはフェミニズムとあまりにくっつきすぎている。だからこの星からフェミニズムを消し去るしか、確かな方法はないと思う。

2021-01-30

匿名しか生きられない

積みあがるであろうアーカイブ一瞥して評価されるのが怖いから。

価値のない人間スルー上等で、それは実に惨めだ。Twitterですらできなかった。

  

主因として劇詰めされて鬱をやらかし社会人経験から人間不信が直接的ではあるが、思えば学生時代から空っぽなことを自覚しつつ

何も成果を残せなかったこともビッチリと心臓根付いてると思う。文字通りクズの根といえる。

  

素寒貧な俺は提供できるものがないから、0スタートで当然だが、ロクなものが積んでいかれないと思うと怖い。

挑戦も大概無駄なことはこれまでの人生証明してる。俺の後ろに道はない。

まあただこれもいわゆる「臆病な自尊心」にすぎず、なおのこと自己嫌悪するポイントではある。

  

そんな現状に即して、ロクな価値を与えられない俺には吹けば飛ぶ匿名が実になじむ。この程度じゃないと心理的負荷が大きい。

而して木っ端のメッセージばかり送ってすでに10年前、ついに30代。本当に何も残っていない。

当然、俺に価値なんてない。

2021-01-29

Kyashについて思うこと

特に深いことを書く気はないけど、数年前から愛用していたKyashがここまで悲惨になり、耐えられそうにないので書く。

昨日発表されたけど、Kyashは進歩した。毎月指定銀行から自動入金を行えるようになった。これは手数料なしに手元に現金を持ってこれることを意味する。給与が入っても現金をおろすのは面倒だし、こういう自動入金は便利だ。提携する銀行の中には、俺が愛用するSBIネット銀行(NeoBank)も含まれる。これはいい

が、あとは全然駄目だ。何よりクレカがほぼ意味をなさなくなった。2月4日以降は任意金額クレカチャージができなくなり、しかポイント還元も0.2%と全盛期の10分の1となった。でも低い還元率はまだ許す。問題は去年の段階で導入されたKyashヴァリューだ。銀行現金チャージのみしか個人間送金ができず、クレカチャージ分は買い物にしか動かせなくなった。Paypayとかと一緒。

なんと俺はこのクレカチャージをあと8万残している。戦闘力だったらフリーザの7分の1だ。

1%還元dカードチャージたから損はしていないが、0.2%にはなんの旨味もない。仮に一括で8万を支払っても160円が戻ってくるだけ。意味がない。しか家族に小遣いとして分けることもできない。なんという無駄お金か。せっかくチャージしてもSuicaと変わらない。ならSuicaでいいじゃん。Revolutとかに配ることはできるけどそういうアクロバットなことをせずもっと自由お金を使わせて欲しい。それもこれも、この8万を使う予定のイベントコロナで中止になったのがそもそもなんだけど、それにしても魔が悪すぎる。いったいKyashはどこで道を間違えたのか。

Kyashが登場した当初は個人間送金が簡単に行える便利アプリだった。個人間送金と聞くと面倒そうに見えるけど、単純に銀行を介さずに知り合いにお金を送れるサービス海外では非常に盛んだよね。当時の日本ではPaypalやLinePayが有名だったかな。日本人には銀行振込が一般的だけど、割り勘とかハンドメイドの気軽な売買には向かなかった。そこにKyashという新参が入ってきて、さらに2%現金還元リアルカードなんてのも投入した。ここで爆発的にユーザーが増えたと思う。俺もこの時期に知った。

個人間送金とはいものの、KyashのはVisaプリペイドを使ってそれをやり取りするだけのものだ。前払式支払手段のみでこういうことをしたのは日本では初めてだった。誰もが思う「Suicaの残高を誰かに直接贈りたい」を現実にした形なわけ。suicaより柔軟で、しかヴァーチャルリアルリンクしているという画期的サービスに思えた。いまでもそう思う。少し前に話題になった「osushi」という投げ銭サービス資金移動業というお金ダイレクトに送るサービスだったから、色々叩かれた。Kyashはもっと簡易的な方法で擬似的にお金をやり取りする仕組みだ。資金移動業もいらなかった。おもちゃ感覚なのに手応えがあって面白くてわかりやすい。2%還元されるし、決済にしてもクレカより即時表示されるし、zaimにも連携できるしでかなり満足していた。

https://paymentnavi.com/paymentnews/64573.html

旗色が明確に変わったのはKyashCardの頃だろうな。その前から「2%→1%」「還元方法の変更」ときな臭くなってきた。そして資金移動業に手を出したのは完全に間違いだったと思う。銀行に近い業務をできる代わりに銀行には永遠に並べないものを取得してどうするんだろう。銀行から開放されたいという人を無視し、銀行っぽいことをしようとするなよ。簡易的だけど気軽にお金個人間でやり取りできる便利グッズ、という立ち位置を捨てるような魅力が当時のPay界隈には会ったのだろうか?ニッチな分野だからこそ輝いたKyashの理念はもう見えない。


悪いことばかりじゃない。3Dセキュアに対応したし、カードはかっこよくなったし、Visaタッチ決済使えるし、他のプリペイドの橋渡しもできるし簡単家計簿機能もついた。今はまだ便利なカードのまま。でもこれからどんどん退屈なサービスになっていくんだろうな。

2%が0.2%になったことよりも、チャージしたお金自由に引き出せないのが辛い。元から単なるプリペイドだったけど、当初は現金を超えた存在だったことを考えると、この落差は遊戯王における混沌帝龍(カオスエンペラードラゴン)並の弱体化を思わせる。

https://dic.nicovideo.jp/a/%E6%B7%B7%E6%B2%8C%E5%B8%9D%E9%BE%8D%20-%E7%B5%82%E7%84%89%E3%81%AE%E4%BD%BF%E8%80%85-


シンプル画期的で他にはないニッチな便利サービスだったKyashが、他のpayサービスの後追いに近いことをして本当にがっかりだ。日本個人間送金の文化根付かせるチャンスだったのに、それを棒に振ってしまった形だ。ネット銀行のほうがずっと便利だなと思われたらおしまいなんだよ。

だけどKyashカード自体はしばらく持っているつもり。もちろん残高やポイントは使うけどKyashがこれらをどうするのか気になるんだ。もしかしたら給与デジタル払にいち早く対応してくれるかもしれない。逆にキャッシング機能に手を付けたらもうどうでもいいかな。


とりあえず、現在のKyash残高はRevolutや6gramといったカードに振り分けることを考えている。少額の買い物に使っても残念感しかわかず、かといって高額なものを買うまで塩漬けにする理由もない。

例えば、「かぞくのさいふ」を使ってはどうかとも考える。zaimにはオール手動になるが、現金をわかりやす管理するにはこういう手間も必要だ。

あれ、令和にもなって俺は何をしているんだろう。

2021-01-26

LGBT界隈に馴染めないLGBT

女として産まれて、女を愛して生きてきた。

同性を友達以上恋人未満に持ち込むのが抜群に上手いというのが私の持つ唯一の才能で、人並みに振られたり傷ついたりしながらも女だからという理由で拒絶されたことがない。そんな環境を当たり前に享受して感謝すらしないくらいに、当たり前のように女同士で恋愛をしてきた。

男と付き合おうと思ったこともある。私がノンケの女と付き合うように、私と付き合う男もいつか現れるかもしれない。そんなふうに考えてデートしてみても、口説くならここじゃないだろとか今押せば流れでセックスに持ち込めたのにとか、余計なことを考えてしまう。イケメンだろうが金持ちだろうが気が合おうがダメだった。どれだけ打ち解けても、信頼しても、肌が触れ合っても、恋愛感情性的感情も持てなかった。そういうことを何度か繰り返して、どうやら私の恋愛感情イコールで、自分の子供を産んでほしいと思うかどうかだと悟った。

好きなタイプは色白で一重の骨格ウェーブ。余程相性が悪くなければ、性格はそう重視しない。いわゆるメンヘラも愛せるし、他人の陰口で盛り上がる女の子の意地悪な目付きも可愛い自分の子供を産んでほしいと本能的に思える女を愛し、自分のものにすることに達成感を覚える。欲しがるものはなんだって買い与えてやりたいし、こんなのはじめて、と言われることに喜びを感じる。元カノたちや近しい友達に男っぽい恋愛観だと言われるたびに、男に産まれた方が楽しかっただろうに、と思う。かと言って男になりたいわけでもないし、女をやめたいと思ったこともない。

セクシャリティ以外の場所でも女という理由での不利益を被ったことがない。痴漢にあったことは数回あるが、今まで生きてきた24年を振り返ってもそれくらいしか出てこない。ゴリゴリの男社会と呼ばれる業界就職したが、誰も私を女扱いしてこないし、結婚がどうとか彼氏がどうとか、そういうことも聞いてこない。企画会議でも女性ならではの意見は求められないし、お茶出しに使われたこともない。同僚の女たちはそういうふうに扱われることに不満を覚えているようだが、私はどこか羨ましいとすら感じている。GUやsnidelで購入した在り来りな服を着て、髪を鎖骨辺りで切りそろえて緩く巻き、カミングアウトすることもなく生きているのに。誰かにとっては理想郷なのかもしれないが、私はどこか、世界に置いていかれているような疎外感をずっと抱えている。

こういうモヤモヤした気持ちを明確に言語化したのは、LGBTコミュニティというものに触れたからだ。そこで私の疎外感ははっきりと輪郭を持ってしまった。

中学時代の後輩に誘われて新宿二丁目レズビアンバーに行ったときのことだ。

いわゆるリアル友達とそういった場所に来たことをバーママやお客さんは羨ましいと言い、元カノなのかと聞かれた。私も後輩も女が好きだがそういった関係になったことはないと伝えると、学生時代カミングアウトできる環境いたことは恵まれていると教えてくれた。学生時代、私は別に公にカミングアウトしていたわけではない。後輩も然りだ。お互いがストレートでないことをいつ知ったのかも覚えてない。思春期に悩みを打ち明ける相手いたことが羨ましいとも言われたが、私は後輩に好きな女をどこに連れていこうとかプレゼントはなにがいいだろうとか、そういう当たり前の恋愛相談しかしたことがない。

客のひとりがレズビアンマッチングアプリ出会った彼女と来週はじめて会うというような話をしはじめて、周りがレズビアン恋愛ネットが基本だということ前提で恋愛相談に乗り出したあたりから、私はもうついていけなくなってしまった。そういうアプリがあることすら知らなかったし、かつてTwitter出会った人と付き合ったときもごく普通にオフ会のあと家に泊めてセックスしたというだけの馴れ初めだった。会ったことない同性と付き合うという文化は、私には奇妙に思えた。思春期自分セクシャリティで悩むという経験を、私はしたことがない。女が好きだから女と付き合う。ただそれだけを繰り返して大人になった。振られたことも何度かあるが、私が女であることと相手にとって私が恋愛対象でないことは関係ない。私が男に産まれていたって、きっと私を振る女はいただろう。孫の顔を親に見せられないと嘆くパターンもあるようだが、親のために生きてるわけじゃねぇし、と思ってしまう。

抑圧されるマイノリティ葛藤共通言語のあの場所で、私は圧倒的マイノリティだった。悪い言い方をすれば少数派同士傷を舐め合うようなあのコミュニティが、私には合わなかったのだ。マイノリティマジョリティ世界で浮いてしまった。

それから私はしばしばTwitterLGBT系のタグを閲覧するようになったが、そこでもやはりリアルではなくTwitter出会って付き合う文化根付いているし、カミングアウトできないことやリアルの女と付き合えないことへの葛藤が渦巻いている。多くはセクシャルマイノリティであることを後ろめたく思い、恋人がいないことを嘆いているようだ。

彼女たちには、そういう生き方を選ばずにいられないような環境があるのだろう。私自差別を受けたことはないと言いながら公にカミングアウトしないのはわざわざ言うまでもないことであり、付き合ってほしいわけでもない人にそんなことを言って無用な誤解を受けたくないという気持ちもあるので、全く理解できない訳ではない。それでもやはり私は、このマイノリティ世界の中でも疎外感を感じている。SNSで声を上げセクシャルマイノリティへの差別と戦おうとする人々を見ると、私は一体なんだろうと思う。女体を性的に消費し、めちゃくちゃに種をつけて孕ませてやりたいと思いながら、それが叶わないことになんの不満も抱かない。孕ませたいと思うのは性癖の話であって、実際に子育てすることを考えるとゾッとする。いっそ真剣性同一性障害であれば、私は私を理解出来る。女の身体に産まれたけど心は男だから、好きな女を自分のものにしたいし、女同士で恋愛をするレズビアンにも馴染めない。しかし実際そうではないのだ。私は私の身体について、ピルとかゴムとか関係なく確実に避妊できてラッキーしか思っていない。

一方で、男にアプローチされると心のどこかで「うわっホモじゃん気持ち悪」とも思うのだ。当事者からと言ってLGBT理解があるとは限らないし、差別をしないということは、差別心を持たないということではない。気持ち悪いと思うのは仕方の無いことであり、感情個人自由であると思う。自分のなかの差別心と向き合って理解し、表に出さない。むやみに干渉しない。自分感情他人を傷つけない。それが真の寛容であると思う。それはともかく、どうやら私は恋愛史上において、自分を男として認識しているらしいのだ。そうでなければ自分好意を抱く男性に「うわっホモじゃん」とは思わない。

女として生き、女を愛し、自分にも他人にも女として扱われず、かと言って男になりたいわけでもない。私は一体なんなんだろう。中性という性もあるようだが、私は能動的に中性になりたいわけではない。そもそも中性ではないと思う。可愛い服を着て化粧をしたいし、美人だと思われたい。それと同時に、色白で一重で尻のデカい女をめちゃくちゃにしてたくさん孕ませたい。15人くらい嫁がほしい。一緒に二丁目に行った後輩には、男女の前に雄なんだよなぁと言われた。それは少しわかる。女であると同時に雄なのだ恋愛面を抜きにしても、テストステロンの塊みたいな性格をしている。それでも私の身体は女だし、女が好きだし、それで支障ない。

マイノリティであることはつらいことかもしらないが、マイノリティのなかでさらマイノリティであることもつらい。世界自分がひとりぼっちみたいな気持ちになる。自分が新種で、図鑑にも登録されていなくて、自分存在誰も知らない。そんなふうな気持ちになる。

誰か教えてくれ、私の性別はなんだ。私はどう生きればいい。この苦しみを、誰となら分かち合えるんだ。

2021-01-24

anond:20210124111255

確率的に引きこもりのワイのような存在死ぬ確率相対的に低いはずや

にもかかわらず最初死ぬなんていうのは自分にとって嫌なヤツには理屈を抜きにした天罰が下るべきだという非論理的思考根付いてるからやね

悪い宗教にはまらんように気をつけるんやで

2021-01-23

子供の頃に接した物語は育つ。

 

自分の心の中でひとつ世界となる。

欧米キリスト教が強く根付くのはこのためだと思う。

僕たち老人がガンダムにこだわるのもこのためだ。

 

ガンダム世界は成長するごとに深くなっていく。

アムロはひとりの人間としての深みを増す。

これは自分自身の人生経験を反映している部分もあるし、

実際に自分の心の中でアムロという人が成長しているのだと思う。

これはアムロだけではなくて心のなかに存在する全ての登場人物たちに共通することだ。

 

子供の頃に接した世界は深みをまして成長していく。

中学生の頃に指輪物語を読んだ。

話はほとんど忘れた。

ロード・オブ・ザ・リングを観て、ああそうだったんと思い出した部分もあるが、ほとんど忘れている。

でも、なぜか確実に指輪世界自分の心の中に存在しているのを感じとることができる。

 

それは圧倒的に深い。

ミスリルという言葉は軽々しく使えないし、

指輪秘密を知るときガンダルフフロドの重い気持ちを肌で感じることが出来る。

 

子供の頃の物語は育つ。

そして根っこに根付いて忘れていても思い出すことが出来る。

2021-01-22

神様信仰することのアホらしさ

タイトルで強烈な文言を述べたが、私個人神様信仰していない。私は神様ではなく自分幸福をもたらしてくれる縁や尊敬できる偉人信仰している。

私の家系日蓮宗であるが、それを意識することはほとんどない。葬式や父の実家仏壇を拝むときだけだ。クリスマス初詣もするし、お守りを持つこともある。

このような態度は無宗教と呼ばれ、日本人の多くはこれに分類される。中にはこれを宗教的態度の欠如である批判する人もいる。私が小学四年生の時の担任教師はこれをおかしいと非難した。

しかし、私はこのような「無宗教」が日本で起こったことや、無宗教の人が宗教恩恵にあずかれるのはおかしいことではないと思っている。

日本人宗教観は、この世には沢山の神様がいるという宗教である。この世のあらゆる事物にはそれぞれの神様が宿り、神様達の動きによりこの世界因果関係が決定されると考えた。それぞれの神様人間と同じく感情を持つものとして考えられ、祭祀信仰はその神様のご機嫌をとることに近かった。この宗教的態度は外国から仏教儒家思想キリスト教などが入ってきても変わらなかった。

このような宗教的態度が生まれた背景を和辻哲郎のエセー「風土」は日本(および東アジア)の雑多な生態系災害の多さに求めた。日本人古来より抗いがたい災害に見舞われ、それに耐える忍耐力を養った。そしてその気象条件は同時に命の恵みも与え、我が国植物動物の息吹があまねく見受けられるのである

こうした環境日本人精神を作り、その精神から人格を持つ沢山の神様を生み出したのである。これは自然環境が変わらぬ現在でも同じであり、欧米中東のような一神教的な絶対神日本征服できないのはこのような理由がある。一神教の神は、多神教神の国の一部として取り込まれるのだから

遠藤周作小説沈黙」では、日本に伝来したキリスト教の教えが日本根付かず改変されていることを元宣教師フェレイラが嘆くシーンがあるが、それは上の風土を考えれば当たり前のことなである

一方でキリスト教イスラム教などの一神教誕生したのは、砂漠の国中東からである。そこは日本とは全く異なる生命の息吹が皆無の殺意の大地である。そのような状況から砂漠の民のヒューマニズムへの関心はとりわけ高く、それが人間の味方である絶対唯一神への信仰を生み出した。

それがヨーロッパに入り浸透したのは、ヨーロッパ民族合理的従順だったかであるヨーロッパ生態系が単調で、人間からすれば自然は全部「役に立つ」ものだった。そこから古代ギリシャローマ代表される科学合理的思考がこの地で起こり、それはヒューマニズムに満ちた一神教を受け入れたのだ。

ここで、あらゆる神や宗教を吸収する多神教の国日本一神教が人々を統べる欧米中東差異が分かる。そして、これが日本無宗教を受容する態度と非難する態度の違いを生み出すのだ。

一神教宗教観は日本無宗教非難するが、それは無宗教神様信仰しないからだ。一神教の神は世界創造者で裁定者で救済者なのである。それを信仰することが彼らの人間として生きることの証なのだ。故に無宗教非人間的な態度であり、シリアルキラー同類存在なのだ。先の私の小学校先生無宗教人間として無節操な態度と考え、非道徳の理由無宗教に求めたのだ。

その上で私は一神教宗教家の方々の私の宗教観への批判反論したい。私が信仰しているのは神を持たない宗教であると。

先ほど私は日本宗教観ではこの世の事物にはそれぞれ神様がいると述べたが、それはあくまでいるだけであり信仰する神ではない。物事因果を神の所業と考えているが、それを起こす神が気まぐれでそれが沢山いる以上もうどうしようもないのだ。もしこれが人だったら早々と見限るような神々は沢山いるのだ。神は人を選ぶのだろうが、人間も神を選ぶのである

私も以前は神は正しいメッセージを授けてくださると思っていたが、いつまでたっても授けてくださらない。それは当たり前のことであり、雑多な風土に宿る神が雑多なメッセージ以上の何かを発信することは出来ないのだ。日本土地では裁定者たる神はいないのである。「沈黙」でも、主人公の前に裁定者は最後まで表れなかった。裁定者は日本という沼地で溺死したのだ。故に主人公は生きるという決意で生き延びたのだ。

沈黙」では神を心のなかで生きる存在と最終的に結論付けたが、私はその神の存在意義は最初から否定した方が楽なように思えるし、そちらが神様にとってもありがたいであろうと思う。そうでないと私は神様に対する「たかり」になってしま申し訳なさで死んでしまいそうだ。

何か危機に陥ったときにかつては祭祀加持祈祷に頼っていたであろうが、科学時代においては科学の方が日常生活では「烏合の衆」よりかは帰依出来る。

今のコロナ禍でも、精神的基盤を補強する役割以外では、神頼みよりも衛生的処置医療措置の方が遥かに大事なことはすぐに分かる。

では私は何を宗教に求めているかというと、私の心と世界とのコミュニケーションである。世の中には理不尽なことは沢山ある。そんなとき世界沈黙し私を嘲笑しているように錯覚することがある。

だが、それは私が世界とのコンタクト放棄しているかである世界は私を嘲笑していない、語りかける励ましの言葉はある。私がそれに気付くとき、私は心を開き癒されるのだ。その回路を開くことが私の宗教的態度である。私が信仰しているのはそうしたものである

私は長々とここまで語ったが、私は他人宗教的態度を否定するつもりは毛頭ない。私には私の納得する宗教的態度があり、それを大切にしている。故に他人にはここで語ったことに対抗しうるだけの宗教的態度があると考えられる。私はそれを侵すつもりはないし、相互不干渉を守りたいと思う。自分の守りたいものと同じように他人の守りたいものは守りたいのだ。

私の記事は以上だ。

20XX 年独立国家プペルが建国された

初代ビッグブラザー*(同国において国王にあたる)に就任した西野ブラザー就任演説の際、

「みんなが幸せになれるくに作れちゃいました笑」と語った。2300万人のプペル民は歓喜した。

プペル国は世界各国もからも迎えられた。

日本芦田首相は「日本もプペル国と手を取り合って共に発展していきたい」と述べ、

アメリカマコーレ大統領は「NO BIG BROTHER, NO U.S.!」とプペル国の建国を称えた。


プペル国には通貨はなくプペル的信用経済で成り立つ新しい仕組みが存在した。

プペル民は他国(主に日本国)で稼いだお金をプペル国に喜捨することによって

プペル的信用を高め、その信用の高まりによりプペル的プペルをプペルことができ

より高次元のプペルになれるのであるONE for プペル、プペル for プペルの

素晴らしい理念がプペル国には根付いていた。全世界がプペル国に注目し、

プペルに熱狂した。


「NO プペル、NO Happyですわ!」とは東野プペル国お笑い担当大臣コメントである

東野大臣だけはプペル民で唯一いまだにプペルの原本を読んだことがない。

2021-01-13

まったくエビデンスなくてすまん!でも東南アジアには伝統的におねショタ文化根付いているはずなんだ!そう思わん?

初心者プログラマをなかなか脱却できない

念願叶ってプログラマとして生計を立てるようになって、はや8ヶ月。

アラフォーでの思い切ったキャリアチェンジを後悔したことはないし、毎日楽しいことの連続だけれど、俺はいプログラマとしての伸び悩みを猛烈に実感している。

具体的には、オブジェクト指向とかデザインパターンとか単体・結合テストとか適切なエラーハンドリングとかアルゴリズムとか、納品物としてプログラム一定品質担保するスキルが圧倒的に不足している気がする。

一応日々勉強はしているものの、納期に追われているとどうしても手癖でコードを書くようになってしまうし、社内にコードレビュー文化がまだ根付いていないので添削してもらう機会もなく、なかなかスキルが身に付いていかない。

プログラマのみんなはどこでそういった知識を得て、どうコードに活かすのだろう?

とにかく毎日書きまくって手癖を克服あるいはブラッシュアップして、あとはコードレビューしてもらえるように社内環境を整えるしかないんだろうか。

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