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2021-06-22

KADOKAWA株主総会で誰か聞いておいてほしいことまとめ

https://ssl4.eir-parts.net/doc/9468/ir_material2/158791/00.pdf

そんなわけで日付変わって6月22日KADOKAWA社の株主総会である

KADOKAWAといえば小学館集英社講談社などとならぶ業界大手であるが、ほか3社と違って上場している分、株主総会であれこれ一般株主さんが発言質問する余地がわりとある

だが「株をもってるので株主総会には行くけれど、といって何を聞けばいいのかわからない」という諸兄もおられるであろう。

ということで、ここでは上記IR情報なんかを眺めながら、このへんを聞いてみると面白いかもしれないですね、というポイントをまとめてみる。

むろん、IR情報そのほかの情報からわかる程度のことでしかないので、この増田はなんの内部情報でも機密情報でもありません。あしからず

WEBサービス事業

よく見るとわかるのだが、WEBサービス事業については事業投資がない。

ポータルでは、「niconico」における“選択と集中”の加速による収益構造改善と、「ニコニコチャンネル」におけるコンテンツの拡充によるチャンネル有料会員数の増加を図ってまいります

とあるのだが、つまり特に新規の開発だったりアップデートとかもしていなくて、損してる事業カットして利益を出している、というだけである

それゆえに、

「これってつまりニコニコ』をはじめとしたドワンゴ事業は全体としてクローズするという意味ですか?」

という質問が、実は今回の資料もっとクリティカルなところかもしれない。

普通に考えると、そうですよ未来においてはクローズするんですよお察しくださいよという意味なのかなと思うが、実際聞かれたらどうこたえるのか、というのはある。

今のプレミアムのお客さんに「今後はクローズしていくのですが、引き続きよろしくお願いします」ということは言えないだろうし。

コミックライトノベル事業

IP事業といえばメディアコングロマリットたる同社の中核でもある…のだが、意外とつかみにくいところもある。

全体としては成績がよく、それはあっぱれなことじゃないですか、という風に一見するとなるのだけれど、詳しく見ていくとそう簡単ではなかったりする。

一見するとわからないところの話なので、ちょっと長い。

IP創出においては、新人作家の育成を行うとともに、投稿数とユーザー数の伸長が続く小説投稿サイトカクヨム」や「魔法のiらんど」等を通じたネット投稿原作創作支援を加速し、原作発掘の強化に取り組んでおります

とあるのだが、ここでライトノベル系でかつて隆盛していた「小説新人賞」が特筆されていないのがポイントである

ライトノベル

去年の株主総会レポート

三崎尚人 @nmisaki

KADOKAWA株主総会。「文芸でヒット作もなくカクヨム等で新人発掘するのは無駄では?」という質問出版社株主総会で出るのは衝撃。もちろん、「新しい作家さんを育てていくのは役目なのでチャレンジは続けて行く」と青柳さんがちゃんと答えていましたが。

https://twitter.com/nmisaki/status/1273795900956004353

というツイートがあったが、質問しろ回答にしろちょっと惜しいと感じる。質問もズレているのだが、じゃあこの回答がそのまま真か?と考えるとちょっとアヤシイよね、という話をする。

実際のところ、たとえばこんな感じで質問されるとKADOKAWAライトノベル系の事業としては非常に痛いはずだ。

カクヨム新人を発掘しても、それまでのWEB作品ほどのヒット作になっていないのでは?」

小説新人賞で発掘したはずの新しい作家さんがほぼ育っていないことについてはどう考えていますか?」

このあたりの質問をされると、たぶん結構痛い、はずだ、と思う。どういうことか。

しかに『聖女の魔力は万能です』とか『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』とか、たとえば今クールを見ても「小説家になろう」や「カクヨム」発の作品は続々アニメ化されている…のだが。

たとえば『ソードアート・オンライン』『この素晴らしい世界に祝福を!』『Re:ゼロから始める異世界生活』『魔法科高校の劣等生』『オーバーロード』『幼女戦記』といった大ヒット作はいずれも遠ざかっている、というのが実情かと思われる。

特にA6文庫版のライトノベルでは、今もってここに挙げたような作品(このすばはもう完結したけれども)が各レーベルを背負っているという状態で、「次のリゼロ」「次のSAO」が長いこと出ていない(ファミ通文庫は「次の孫」がおらず、どうなったか…は公式サイトを見てください)。

これに拍車をかけるのが2番目の質問で、上記のような「次の超大作が出ない」状態ではあるのだけれど、しかし同社のライトノベル事業の中心は確実に「ネット投稿原作」に主軸を移している…というか「それしかない」という状態になっている。

たとえば角川スニーカー文庫公式サイト https://sneakerbunko.jp/ で当月の新作なんかを見てみると、

こんなラインナップなわけだが、どの程度が「ネット投稿原作」かといえば(なんだか間違い探しみたいだけど)『魔眼で始める下剋上 魔女とつくる眷属ハーレム』以外は全部ネット投稿原作である

ていうか残るこのひとつも、GA文庫で『ハンドレッド』を書いていた箕崎准先生がなろうっぽく書いたファンタジーで、つまり「なろうかカクヨム原作があった作品」か「メディアミックスしたラノベ作家がなろうっぽく書いた作品しかないという状態である地獄…。

またまたー、この月だけでしょ、大げさな~」と思われる諸兄においては、スニーカー文庫近刊を1年くらい遡ってみるとよい。オリジナルありません。スニーカー大賞を受賞した作家さんたち、みんなどこ行ってしまったん…?

で、これは別にスニーカー文庫けがそうというわけではなく、富士見ファンタジア文庫ファミ通文庫あたりも同じ状態である

そしてライト文芸では富士見文庫などもかなりネット投稿原作小説軸足を移しつつあって、ここまでの流れを理解すれば

「新しい作家さんを育てていくのは役目なのでチャレンジは続けて行く」

というのが実際かなりアヤシイことが把握できるはずだ。

ライトノベル定義論とかやってる場合ではないのであって、実は特にKADOKAWAライトノベルは「=WEB小説」になるかどうかの曲がり角にある、と言ってよい。もしかするとここで「いや、『探偵はもう、死んでいる』と『スパイ教室』がある」と思われた諸兄におかれましては、KADOKAWAさんの新人賞で毎年何作品が受賞して何冊が刊行されているのかを確認されたい。

「ごくわずかな当たった作品以外は、受賞作家の2作目も出せない」というのが、2021年KADOKAWAライトノベル事業の傾向である(電撃/MFは多少抗っているくさいが、そんなMF文庫Jでも売れているのはYouTubeマンガノベライズだったりする)。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/9468/ir_material_for_fiscal_ym1/99258/00.pdf

なんかを見てみても「Webでの新人発掘を強化」とは書かれていても新人賞についてはまったく書かれていなかったりするので、これはもうKADOKAWA新人発掘の手段としては新人賞を諦めた、とみるべきだとは(資料だけを見ていると)思うが、それを確かめることは必要…というか、ラノベファンの諸兄はぜひ直接聞いて、確かめてみるとよい。

コミック

コミック事業についても似たようなところがあって、こちらもかろうじて『ダンジョン飯』がIR資料には記載されているが、これはかれこれ2014年開始の作品だったりする。

じゃあそのほかは?というと、アニメ化が発表された『異世界おじさん』はTwitter/Pixiv発だったり、おけけパワー中島でおなじみ『私のジャンルに「神」がいます』もTwitter発だったり…と、つまり自前のプラットフォームから屋台骨を支えられるヒット作がなかなか出せていない…のが現状で(『異種族レビュアーズ』はあるけどね)、主軸としてはWEB発の作品への声掛けだったり、あるいはなろう小説コミカライズや、ピッコマあたりで連載されている縦読みコミック書籍化作品だったりする(『外科医エリーゼ』など)

これを「原作発掘の強化がされている」と肯定的に見るのか「自主開発能力が弱体化してネット原作に頼っている」と否定的に見るかは難しい。

集英社などが自前のプラットフォームであるジャンプ+」で『SPY×FAMILY』『怪獣8号』など次々新規のヒット作を出していることと比較すると、あまり楽観的には見られないか…というところ。

で。コミックでいうともう少し面白いのは、ピッコマことKAKAOとの関係性についてである

KAKAOについて

KAKAOといえば、2020年8月タイミングKADOKAWA株を5パーセント以上取得したことが報じられた。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL21HLU_R20C20A8000000/

実はこのあともちまちま買い進められており、もうちょっと増えている。資料にある

KSD-NH

ってやつである。意外と持ち株比率第1位だったりする(2位はカワンゴ)。

加えて、韓国個人投資家なんかも手を出したりしている。

ので、何気に馬鹿にならない比率韓国勢に買い進められたのが2020年KADOKAWA株だった。

で、ここで気になるのが、昨今の決算資料

https://ssl4.eir-parts.net/doc/9468/ir_material_for_fiscal_ym1/99258/00.pdf

などにも記載されていた『縦読みコミック』の件。

なぜかといえばカカオサービスであるところの「ピッコマ」がいま一押ししているのがこの縦読みコミック…ピッコマ的には「SMARTOON」というやつであり、KADOKAWA縦読みコミック振興策が「ピッコマとの協業」のための施策なのか「ピッコマとの競合」のための施策なのかが、非常に気になるところなのだった。

流通について

ちょっと話が戻るのだが、先ほど触れていた出版事業については、IPの開発に加えてこんなことが書いてある。

同時に、営業力を活かしたきめ細かなマーケティングにより、生産部数の最適化とそれによる返品部数の最少化を進め、収益の最大化を目指してまいります2022年3月期より順次稼働予定の製造物流一体の最新鋭工場につきましては、小ロット適時製造と適時配送を実現することで、製造コストの削減や更なる返品率の改善を行い、業界が直面している物流問題にも対処しながら、中長期的に収益力を向上させてまいります


この工場は、ちょうど株主総会も開かれるところざわサクラタウンにある例のアレだが、ここで注目するのは「適時配送」の方である

KADOKAWAといえば、配送発注の窓口として独自

https://www.kadokawa.co.jp/houjindirect/

というのを持っている。上記の適時配送についてもこうした独自システム活用されるのか――というところで出たのが、下記の報道である

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1324469.html

講談社集英社小学館丸紅出版流通改革で新会社、というこれである。もちろんKADOKAWAにおける流通改革・DXというのはかなり前から企図されていて、こうした動きよりも先にシステムを整えていると考えられる。

そこで気になるのが、KADOKAWAはこの新会社システムを使うのか(参画するのか)、あるいは対抗するのか、というところである

「先日御社以外の小集講三社と丸紅の新会社報道がありましたが、この流通システム御社が利用する予定はありますか?」

業界大手が結束したこの新会社に、御社が参画していないのはなぜでしょうか?」

というのは、実はこの適宜製造計画においてもけっこう難しい問題として立ちはだかる(ので、聞かれると面倒くさい質問である)と思われる。

なぜかといえば、仮にこの新会社による流通デファクトスタンダードになった場合に、KADOKAWAは「流通デファクトスタンダードをとるのか、あるいはガラパゴス化した自社独自流通戦略を維持するのか」という選択を迫られる可能性があるから(そして、その可能性はそう低くもない、と思われる)。前者はせっかく作ったシステムの破棄や修正意味しているし、後者にはデファクトから外れることによるリスクがある(特に大手三社が多くの割合を占めているコミック流通などにおいて…)

というか適宜製造と適時配送システムを自社でもっていたのなら、上記みたいな会社が出現する前に一ツ橋音羽に呼びかけて自社のシステム業界スタンダードになるようにふるまえばよかったのに…とも思うが、後知恵ではある。

というかんじで

誰か聞いておいてほしいことをまとめてみました。なんかバランス悪いなあ…。

基本的に各種の公開情報の組み合わせでしかないので既知の事項かと思いますが、株主総会にご出席の皆様の参考になれば幸いです。

2021-06-16

嫌いな物リスト※後からどんどん増えるよ※9/18追記

嫌いな作家

賀東招二

短編のノリもあとがきも大嫌い。長編は好き。

田中芳樹

作品自体は好き。現代物で他者非難する傾向が強すぎる。

アネコユサギ

小説家になろう腐女子。大嫌い。

岸本みゆき

同業者に対して生放送ヘイトをぶちまける奴の事を好きになれる訳が無い。

杉井光支倉凍砂

所謂池袋組。こいつらの書いたラノベは評判が良くても読んでない。あざの耕平とか好きだったのにこいつらの仲間ってだけで印象悪くなった。

嫌いな歌手

堀江晶太

自体は好き。中村イネ時代やらかしが今でも大嫌い。未来永劫嫌い。

歌劇学生

こいつの事も大嫌いだった。消えたと思ったらまだ細々活動しているらしい。何度もやらかしたんだからもう消えろよ、おまえ。

嫌いな漫画家

平野耕太

自分の事を面白いと思っている漫画を描かない毒舌おじさん。漫画自体は好き。本人は嫌い。

島本和彦長谷川裕一ことぶきつかさ

それぞれ偉大な漫画家だと思うけどある一点において好きになれない。

吉田創

大嫌い。名前も見たくない。

加藤拓弐

大嫌い。嫌いだなあこいつ。ロボット関連の話題ですぐチヤホヤされる。

ちょぼらうにょぽみ

死んでよ~ってコマが有名な漫画の人。自分が死んでよ~。

大川ぶくぶ

眼球コウモリ野郎やらかしたんだから干されろ。

野田サトル

地獄に落ちろ。くたばれ→と思っていたけどゴールデンカムイ読破して印象変わった。

嫌いな声優

杉田智和

声質と演技自体は嫌いじゃなかった。ハルヒやってた頃は好きだった。今は嫌い。

悠木碧

嫌いじゃないつもりだったんだけど何かなぁ。

寺島拓篤

イジメコネクトの件で未だに引っかかってる。→まあ昔の事だし…で流せるくらいにはなった

門脇舞以

川上とも子恋人寝取りおばさん。そのエピソード知る前はイリヤの声だし好きだったよ。

嫌いなキャラ

H2」の広田

野郎なのに作中で許されてるし人気もあるのに嫌悪感がある。

機動新世紀ガンダムX」のフロスト兄弟

好き勝手暗躍して散々暴れたんだから最後は死のうよ。

新機動戦記ガンダムW」のトレーズ閣下

Wはガンダムパイロットやレディも好きじゃないけど閣下特にきじゃない。悪人のくせに神格化されすぎ。それはそれとしてFTのトレーズ閣下パート好き。

トライガン」のヴァッシュ・ザ・スタンピー

大嫌いではないけど不殺キャラ代名詞として持ち上げられすぎ。他人の敵討ちまで邪魔するのは胸糞悪い。あそこまで強くなれたのは人間じゃない事が大きかろうに。

ペルソナ3」の主人公キタロー)

唯一ペルソナを付け替えられる天才カリスマ漢でリーダー。親しい女全員に手を出すヤリチン。持ち上げられすぎてて嫌いな主人公

かぐや様は告らせたい」の大友京子

本気で拒絶反応が出るくらい嫌いなキャラかぐや様は告らせたいは好きだけど、こいつが出演する場面は総スキップするだろうなってくらい嫌いだった。

嫌いな作品

乙一作品

作家本人は嫌いじゃないけど、ジョジョノベライズを書いてから乙一作品全般が嫌いになった。

キノの旅

これも作家本人の事は好きでも嫌いでもない。ただ話が胸糞悪くて読んだ事を後悔した。

寝取られ勇者TS少女が救う話

今まで触れた作品の中で一番嫌いな物がこれ。腐女子さん女体化BLノクターンノベルズじゃなくてムーンライトノベルズでやってください。作者のコメント返信も最悪だった。くたばれユサギ。

ゴールデンカムイ

アクション描くの下手だし泥臭い戦いやってる筈なのにやたら小奇麗だなこいつらくらいしか思ってなかったけど、ファン民度がこれまで触れた作品の中で最低クラスだったから作者も読者も全員死ねレベルで嫌いになりました。死ね

…と思っていたけど実際読み終えたら面白かった

嫌いな増田

自分

こんな客観的に見たらヘイトぶちまけてるだけの日記を書いてる俺の事だって嫌いだよ。書くけどね。

嫌いなコミュニティ

ふたばちゃんねる

特定作品粘着で有名な場所最近利用者が一気に数千人単位で増えた。とにかく他人を口汚く罵る奴とそういうレスにそうだねを入れる奴が大嫌い。ここを見てるとどんどん心が腐っていく感じがする。

ニコニコ大百科

10単位で何かに粘着する狂人を見る事が出来る稀有コミュニティ。やたら攻撃的で他人に噛み付く奴のID検索たらこいつこんな前から居るのかよ…という感覚を味わえる。

Twitter

他人とのコミュニケーションが苦手なので付き合い方が分からない。ヘイト創作クリエイターフォローしてるアカウントが何十何百万人も居る事実に心が沈む。今度からどんどんブロックしていこう。

はてな匿名ダイアリー

最近日記って体裁を忘れた政治語りとトラックバックが多すぎる。時期が悪いだけかもしれないけど何か加速的にどんどん嫌な場所になっていってるのを感じる。

今の段階で頭に浮かんだのはこれくらいだけど他にももっとありそう。

9/18に追記した。

更に追記した

2022 6/15 更に追記した

2022 7/13 更に追記した

2021-06-12

ダロスノベライズもされている。

アニメの中では植民第1世代純粋ダロスを神として信じているという描写がされているがノベライズ版では地球の徹底的な管理からの目くらましとして宗教というものを持ち出してダロスを聖域化させたという描かれ方をしていた。鳥飼押井両氏が綱を引き合うという特異な制作のされ方をされたといわれるアニメだが私は鳥飼ダロスのほうが好きなのだと思う。

2021-05-24

anond:20210523000826

ジャンル、と書いてるところを見ると二次創作なんだろうね。

「一流の選手」って誇り高くプロみたいに語ってるけど、二次創作である以上誰かが作ってくれた世界観キャラクターのゲタ履いといて「一流の選手」もクソもなくない?

例え物凄く名文の、名作の、素晴らしいものが出来たとしても、ゼロから作った誰かの世界を借りて遊んでるだけじゃないか

その努力無駄じゃないし、ゲタ履こうと面白いもの面白いけど、作った本人が「私が作ったものです!クオリティ!一流の創作者!」って鼻高々だったら滑稽にプライド高すぎる

100%赤の他人が作った世界依存していて、他人の作った世界の延長線でしかないじゃないか

ましてや公式ノベライズみたいに、プロとして誰かの意見を聞いて取り入れるプロセスや労力も経てない、趣味人がひとりで好き勝手にやるだけの自己満足なのに

他人世界依存して、ひとりで好き勝手書いてる以上プロじゃない

アスリートじゃないんだよ、その「すりむいた傷」も含めて「趣味」、娯楽の一部でしかない

その作家気取りの高いプライドを捨てて、「他人のゲタ履いて作家ごっこしてるけど、ごっこだとしてもいいものは作りたい、『本気の遊び』だ」って思えれば、高くなりすぎたプライドをどうにか処理してまた書けるんじゃない

自分を「一流の創作者でありたい」と思ってるから身動き取れなくなってるみたいだし

ドラマチックに書きすぎて酔った感じを与える構成、装飾過多な文体からプライドが高い印象を受けた

趣味だよ、趣味

2021-05-20

anond:20210520012252

VSイマジネーターと歪曲王と夜明けのブギーポップアニメ化としては良い作品だったと思うし

売上はともかく俺は評価したい

エコーズキャラデザがどことなく飴屋さんに近かったり上遠野作品ファンならニヤリと出来る所もあった

今の時代叔父貴とスケアクロウアニメになって動いたってだけで感動出来るし

霧間誠一の名言地上波に流れたんだぞ?姿はともかく「ユージン」って名前アニメに出たんだぞ?

それだけで俺はもう「まあ、いいじゃん」って感じだよ

追記

②~④の評価が俺と全く同じ元増田とは気が合いそうだ…

まり関係ないけど今年の夏20年前に流行ったPCゲーム月姫が改めてリメイクされるらしい

もしあれの根底雰囲気オリジナルからまり変わってなくて、その上で今の少年少女に受けるなら上遠野作品若い世代に受ける下地は十分あるのではないだろうか?

ノベライズ作品だけど恥知らずのパープルヘイズとかもしアニメ化したら絶対若い子にも受けるんだろうなあ…

2021-04-17

ttps://ncode.syosetu.com/n2412ex/

・・・ハイファンタジーからサイエンス・ファンタジーになったうおお!とおもってたら、割りと投げたようなエンド。まぁ長いから楽しんだよ。それよりも、同作者の

ttps://ncode.syosetu.com/n4660ep/

という、元がttps://www.nicovideo.jp/watch/sm9732845

ニコ動でそこからノベライズした、ってのが興味深かった(動画コメントが全部優しくてよかった)

2021-04-05

他人がが思い入れないところが気になる

はじめてハマったロボットアニメ機動警察パトレイバーだった。

当時は小学生だったのでグッズやビデオLDは買えずにツタヤレンタルOVAから劇場版までを見た。あとノベライズを買った。

当時謎だったのが劇場版2の熊耳さんの扱いだった。

押井守劇場版ノベライズでも触れられていなかった。

ネットができるようになって質問できるところでしてみたが「押井さんが嫌いだから」「うっかりしてたから」とか回答になってない話しか聞けなかった。

パトレイバーファンサイトでもそんな感じで「気にしてるのは俺だけなのか?」と思っていた。

結局、オフィシャルでも劇場版2における熊耳さんの扱いはよく分からない、と言うのが人の話と昔のアニメ雑誌を読んで数年前にようやく分かった結論だった。

他人が気にしないことをずっと気にしている理由自分でもわからない。

あとシンエヴァで第3村が出てきたが、Qでカヲル君がその存在シンジに伝えなかった意味が分からないというのが、俺だけが気にしている。(一応ディスコミュニケーションだった、人を超越した存在から気にしてなかった、とか考察は見たが分からん)

2021-03-15

なろう小説を読んでる父親気持ち悪い

60過ぎてる父親がなろう小説を読んでノベライズ化したら買いに言ってきてと頼んでくる

感性若いんだろうけど気持ち悪い。

好きなことに関してとやかく言うつもりはないけど人がスマホいじってると怒鳴り散らして暴力降ってきてたくせに自分ご飯食べながらへへへへって笑いながらなろうを読んでいる

こっちが仕事とかで電話来て抜けると怒鳴り散らして自分の娯楽は文句言わないのおかしいだろ

気持ち悪いし腹がたつ

転生なんてできねぇよてめぇはそのまましんでも悲しまれないまま火葬されて終わりなんだよ気色悪い

化粧もわからいか雑誌とか見て勉強してれば化粧品を捨ててくるしなんなん?死ねばいいのに・・・

2021-02-20

anond:20210220202124

428はゲームはやってないけどノベライズは読んだら面白かったよ。

当時中学生だったか大人が読んでも面白いかは分からんけど。

2020-11-23

anond:20201123000956

しか判断材料ないんかい

じゃあ例えばコミカライズノベライズされてる作品コミカライズから入って二次創作したら

俳優の顔に似せてるわけじゃないというケースもあるけどその辺はどうなるの?

このケースも普通にありえるんだけど

2020-09-20

anond:20200920101129

続編モノは段々売り上げが下がるのは当たり前だし、3部作の最終作の9も十分に黒字出してるのに

自分の半径数mが皆叩いてるから世間でも叩かれまくってて誰も見てなくて商業的にも大失敗だったはず」と思い込んでるのも

社会性がないオタク仕草だよな

そういうオタクにだけ媚びたもの作ったって先細りだし、あんな金かけまくってる大作でそんな商売出来るわけないんだが

(低資金で出来るノベライズとかコミックとかはオタク向けもあるみたいだけど)

2020-09-03

anond:20200903182811

ソシャゲアニメ化は本当にひどい

あと某音楽原作アニメとか、ゲームノベライズもひどい改変とかわりと多いんだよな

とりあえず尺とか文字数とか見た目の量だけ取り繕ってはい完成って作品は多い

2020-09-01

anond:20200901191220

最近売れてる児童書って、ざんねんないきものとかおしりたんていとか低学年向け&両性向けが多いけど…

高学年になると多くが漫画に流れてしまう&読書好きは読書好きで大人向けの本に行ってしまうから

あと萌え絵というか少女漫画絵は女子向けになるから、両性向けのヒット作よりは売れない

鬼滅ノベライズが「売れた児童書」扱いだった時はどうかと思ったけど(漫画ノベライズ児童書と言っていいんだろうか)

まあ、「小学生に売れた本」くくりだったら高学年は鬼滅がダントツだろうが

2020-08-24

anond:20200824100551

プロジェクトXノベライズ本を選んだ時があってその時はいたく担任に感心されたな。

てかさ、俺の増田自意識過剰すぎて本選びすら優柔不断だったって話なんだよ。ちぐはぐなトラバもやもやすんなあ。

結局のところプロジェクトXの時もしんどかったよ。

しかも褒められてその場ではちょっといい気にはなったけど、結局その本を選んだ経緯とあらすじと当時の情勢の説明原稿用紙が埋まってるような代物で情けない気持ちも強かった。今でも思い出しただけで恥ずかしい。

経験に照らし合わせると俺はどの年でもどんな本選ぼうが苦悶していた。

繊細さを踏みつけにされながら自意識を癌細胞のように肥大させてた俺の様な児童がいたとして

それこそ「自分ならどうするか」「この本の人たちのように行動できると思えない」「本の人たちは困難に立ち向かって社会を変えられて本当にすごい」「自分もこうありたい」って理想的なことを簡単に書ける

というようなテンプレ優等生解答を書き綴ることは受け入れられないし

「それが『面白かった』『つまらなかった』レベル感想より深みのあるものなのか?そんな虚無の塊みたいな人間を俺は演じないといけないの?」みたいな反発心を抱くんじゃねえの?実際俺はそうだった。

これは今でもそう感じてしまことなんだけど、藤井聡太だとかの神童みたいな扱いされてる未成年が公の場で話してるの見て「若いのにしっかりしてんね」みたいな反応する奴に凄くイラッとするんだよ。これぐらいの月並み挨拶スピーチできる子どもいくらでもいるからって言い返したくなる。

だって「がきなんて未熟だから思想とか人格なんてろくにあるわけないでしょ」って普段軽んじてるから若い割になかなかやるじゃない」っていう上から目線な褒め方になるわけじゃん。

フラット視線から見て純粋に素晴らしいと感じたから褒めてるってわけじゃないんだから投げかけられた方は面白くない。更に言えば、褒めた(つもり)の方は受け手人格が酷く幼稚で単純な物だと考えてるからそれで喜ばない方がおかしいぐらいに思ってるし、自覚していても子どもが見抜いてくることはないと思っている。

こういった感じの大人に誰が見てるわけでもないのに愛想よく振る舞う秀才が、子どもの頃の俺には滑稽に見えた。優等生的な回答で卒なくこなすことが二流でかっこ悪いものに感じたんだ。

テレビとかネット見たら10代で自分スタイル確立しているように見える人がいくらでも見つかるわけじゃんか。だって子どもがそんなん見て憧れないわけないじゃん。

で、俺の時代10代作家を持て囃すブームがあって綿谷りさとか羽田圭介乙一なんかに衝撃受けてたからなおさら読書感想文気合入れたんだよ。今の子にもこういう文章がかけたらいいのになって憧れの対象はいると思うけど違うかな?

とどのつまり作文とか読書感想文書けない子ってイノセント故に志が高すぎるのかもな。

俺はもう中2くらいから開き直ってこういう類の課題は「高校もろくに通ってないおバカアイドルブログ」とか「小学3年生が祖父母に宛てた手紙」みたいな想定でわざと雑に書くようにしてた。

当然そんな風にやさぐれるのはよくないからこれからの子たちには上手いこと身の丈にあった憧れを見つけてほしいもんだ。

親御さんはまず「どういう読書感想文を書きたいのか」っつう目標設定をお子さんとヒアリングを重ねてしっかり決めるべき。

2020-07-16

anond:20200716161427

私に答えをくれた記事日本沈没2020の本がノベライズって紹介されてたのでそう書いちゃった。

なんか、右京先生そもそも日本沈没は誰がどう書いてもいい」っておっしゃってたそうで、それを受けて脚本家が書いたのが「日本沈没2020」なんだと思う。

多分セットになってる、その本の表紙がアニメの絵になっていたから。超個人的な恨みでごめんなんだけど本当に表紙の絵を変えてほしくてたまらない

anond:20200716154428

横だけど小説ノベライズ????と思っていたので意味が分かってすっきりした

元のやつを下敷きにすることはできなかったんだろうか まあきっとそのノベライズとセットの企画なんだよな

anond:20200716153326

最後お気持ち長文です

2020/7/16 7:39

興奮しちゃって全然寝れないのでこれを書いている。あらすじも含めているので正しい文字数じゃないが、たぶん今日だけで3万文字ぐらい書いているので、こんどコミケかなんかの即売会で「日本沈没2020を見ての考察」とかいタイトルコピー本で売りたくなってきた。売れるのかはわからないが、タダにしておけば物好きが持って行ってくれる気がするな。湯浅監督作品にはそれだけの力がある。わずかだが私の参加費がコミケ資金にもなる。やったぜ。

ちなみにこれを書くために自分感想を全部読み返した。本当に湯浅監督作品なのか・・・?と疑っていた過去自分の肩を優しく叩いて「脚本家湯浅監督じゃないよ」と言ってあげたい。そう思うだけで般若のような顔でめちゃくちゃに長い感想文を書いていた過去自分が救われる気がするし、自分感想を読みかえすとかい自己暗示みたいな不毛時間肯定される気がするから不思議だ。「脚本家湯浅監督じゃないよ」という言葉日本沈没2020を湯浅監督を名指しで批判している人のツイートにかたっぱしからリプしたいぐらいだが、それはどう考えてもただのクソリプマンなのでしない。湯浅監督イメージが悪くなるだけだろう。

この文は基本的フォロワーと、もしかしたら私の感想を見るかもしれないフォロワーフォロワーに向けて書いてる。日本沈没2020を見てから死ぬほどツイートしてるので多分普通にTLが流れて行ってると思うので、私が救われた感想文のURLをここに張り付けておく。

日本沈没2020』のノベライズツッコミを入れてみた(ネタバレあり・長文) 

URLは乗せていいのかわからなかったので消した。でも↑で検索するとすぐに出てくるよ。

この方はほんっっっとうに私がえ?おかしいだろ!て思ってたこととその答え合わせをマジでマジで全部書いていて、しかもそれは「映像化された日本沈没2020」ではなくて、「ノベライズ日本沈没2020」だった・・・。これを見たときに本当にショックを受けて、しばらく混乱して何度も読み返した。湯浅監督脚本家じゃなかったことへのうれしさ、湯浅監督の「日本沈没2020」の絵が表紙になっていることの絶望、そして紹介文中にでてくる、ノベライズ抜粋された文章からすぐに感じ取れた湯浅監督作品としての「日本沈没2020」の違和感の答えが一気に脳の中を駆け巡って本当に眩暈がした。薬物をやって世界の真理に気づくと、多分こんな感じだと思う。あと、何かの研究をしててそれを裏付ける最高の結果が出たときも多分こんな感じだ。今は朝だけど、読んだのが真夜中だったし、住んでいるのが貸し賃なので「ヨッシャー!!」て叫びたいのを必死に耐えた。意味不明だったパズルピースが綺麗にはまっていく爽快感が感度3000倍になったって感じ。感度2020倍。オタクからこういう例えしか出来ないんだよね。あと嬉しくて泣くことができるというのを誇張ではなく生まれて初めて体験してしまった。

マジに驚いたのが、ノベライズ文章があ、これはマジで日本沈没2020の作者だ!と思わせる狂気に満ちていたこと。ちょっと文を抜粋しただけで、アニメ日本沈没2020の作中に高濃度で漂いまくってた「大麻」の正体がわかった。登場人物が全員摂取してたっぽい感じの大麻の正体はなんとノベライズの作者だったのだ。宗教施設にクソデカ大麻畑があった理由がなんとなくわかったし、多分マジで原作デカ大麻畑があるんだろうとも感じ取れる。逆に大麻畑がないほうが違和感を感じるレベルだ。これほど説得力のある文体はない。多分↑の感想を読んでいただくと、日本沈没2020を観た人は理解できる。私がそう思うだけだから、「大麻」だと思わなかったらごめんね。

湯浅監督大麻をキメてこの作品を作ったのか?みたいな感想むちゃくちゃ見かけたし私もマジで監督大麻キメたんじゃねーかなと思ったけど、湯浅監督大麻キメたんじゃなくて、大麻脚本家だったの。こんなのわかる?そして湯浅監督大麻を限りなく忠実に再現していたんだ。わかんねぇよこんなの・・・・。なまじ実力が高いか大麻再現できてしまったんだ・・・・最悪の事故だ・・・・。湯浅監督は最高。逆に湯浅監督しかこの大麻表現できないと思って依頼とかしたなら、それは正しいことだと思・・・思わない・・・。

これは日本沈没2020の作者だ!と思わせる狂気に満ちているノベライズは、ちょっと抜粋されただけでガチ不発弾山芋描写されている。これだけでもういろいろと察することできるよね・・・?ここまで書いてるんだしマジで自分ノベライズを読んだほうがいいと思ってるんだけど、こんなノベライズに金を出したくない・・・金を出したくない・・・・クソデカタイトル湯浅監督イメージをぐちゃぐちゃにした不発弾山芋大麻作者に本気で一銭も払いたくないのでびっくりする。お金が入るシステム全然からないけど、ネトフリのアニメを全部見たから多分ちょっと脚本家にもお金が入るだろう。それで勘弁してほしいな。図書館大麻で汚されるので図書館で読みたくないし立ち読み店舗大麻で汚されて嫌な思い出になりそうなので全然したくない。もちろん電子書籍を買うのもパソコン大麻汚染されそうで嫌だ。でも批判を続けるならどこかで読むべきだろうなと思う・・・私にとって読書幸せ行為なので、本当に読みたくねぇな。じゃあ読まなきゃいいじゃんって言われたら、その通りでございます批判もここらへんでやめておきたいが無限に腹立つ。

ちなみに普段の私は感想を言うならまず作品を見るし、買っていますね。まず作品を見た結果がこれで、ノベライズ全然買いたくない。慰謝料をもらったら、買うかもしれない。意味からないことを言っていると思うが、作品を知ってしまたことで慰謝料をもらいたいと思った事は生まれて初めてなので許されたいな。とにかく日本沈没2020は何もかもがキャクホンシャサイテーで、明らかに知らないほうが人生によかった。知らなければこんなお気持ち長文を書くこともなかったと思うと泣けてくる。

右京先生日本沈没が好きで、日本沈没2020を知った人はどれだけショックを受けたんだろう。私は湯浅監督が好きで、日本沈没2020を観てこんなにもショックだった。ってことは湯浅監督好き+右京先生日本沈没も好きだったら、もうマジで眠るどころじゃなくて本気でもう恨みつらみを吐き出すしか耐えられないと思う。↑で紹介した感想を書いた方も腹が立つと書いていたが、マジではちゃめちゃにむかつくのだ。全方位に砂をかけられていると感じてしまう・・・・・。あと、数日たつとどうでもよくなってくるとおっしゃっていたが(怒りが不毛なことを悟るため)多分数日後には私も怒りが不毛だったなと思うなこれは。なんでかっていうと怒っているのがバカらしくなる。日本沈没2020に対して感情を割く時間が本当に無駄

この怒っているのがバカらしくなるのはそういう次元の話じゃないと悟るからだ。多分反日アニメだのなんだの言ってた人も、このノベライズを読むと批判する気が失せるんじゃないだろうか・・・。読んでみてほしいなぁ。どうにか「日本沈没2020」がこのように描かれた意味を探したくて、私は見ていた最中になんどもこれはむちゃくちゃ高度な皮肉作品なんじゃないかと思った。必死理由を探したけど、最後まで見て、記憶の中でもう一度振り返ってみて、それでも答えがわからなかった。皮肉にしてはあまりにも愚直すぎるし、愚直にしてはあまりにも湯浅監督イメージが「何もないわけがない」という感情否定していくので、本当に困った。結局考察マジで意味がなく、考察するのがバカだった。マジでいくらでも文句言えるのですげぇぜ!

ここまで書いて思い出したけど、日本沈没2020の6話を再度ふりかえったあと、本当に意味が分からなくてこんな感想↓をふせったーに書いていた。

【私は「作者はそこまで考えてないと思うよ」って言葉だいだいいっきらいなんですけど、日本沈没2020に関しては「作者はそこまで考えてない」ことを祈ってしまう。すべてを大麻のせいにしたいです。】

他者から「作者はそこまで考えてないんじゃね・・・」と肯定されて本当によかったし、湯浅監督が作者じゃなくてよかった。「脚本家じゃなくてよかった」が正しいかな。私はこれから脚本家さんのことを大麻と呼ぶと思う。すべて大麻のせいだった。

「作者はそこまで考えてないと思うよ」って言葉は、作者は自分の作った作品に対して絶対そこまで考えて描写しているので死ぬほど大嫌いなんです。なんでかって言うと、作品というものは作者の思想をこれでもかと簡略・濃縮して出来ているからと私は思うからです。そこから読者が受け取れるものは作者の考えのひとかけらに過ぎないです。だからマジでそう思いたくなかった。

そして7話の感想では↓を書いた。

【このアニメはすべてが適当で投げやりに見えるが、私が湯浅監督を信じたいので全部計算づくにも見える。その結果この感想を書くことになったので、あまり深読みはするものではないなと思った。多分日本沈没2020に関しては考察する方が間違っている。この考えを塗り替えてくれる考察があったら教えてほしいし、この考えを塗り替えてくれる考察が有志によって現れると信じさせてほしい。】

この答えが出てくれたので本当によかったです!!!!!!!!!!!!!!!!!!

あと、ここまで書いておいてなんだけど、私はやっぱり基本的に誰かの作品批判するのが大嫌い。嫌だなと思ったら見た記憶ごとなくしてしまう。嫌なことはなるべく語りたくないし、その時間で何かをしたい。これを逃げだろ!と言うのは正しいと思うけど、世の中には辛い話題から逃げたい人もいるし、私はそのタイプです。

それに自分創作をする人間からわかるんだけど、作品を一つ作るのはとても大変なんだよね。この感想文を書くのも大変だった。酷使した指も手首もバキバキのボキボキになってる。思ったことをずらずらと羅列するだけの文章がこれだけ大変なんだから、一々プロットをたてて、それを文字にせよ絵にせよ形にするのはもっと体力がいる。それを否定されたりすると、私だったらとても落ち込んでしまう。気にしないという人もいるけど、でもそういう感想を見たいか見たくないかっていったら見たくなくない!?私は見たくねぇからまり言わない派なんだ。何も見たくねぇ・・・でも好意的感想は見てぇわ・・・

まりにも酷くて、吐き出さないと頭が恨みでおかしくなりそうで、思わずこんな文章を書きまくってしまった。酒を飲んですべてを忘れたいです。本当はもっと言いたいことあるし、最低限まとめてこれだ。不毛なんだ!!!!!!!!!!!感想終わらせる終わらせる詐欺をして申し訳ないです。黙りたいよ

今は美味しいものを買ったり食べたりして、心が落ち着いている。クソがよになったあとに幸せになったので、副作用として人生が光り輝いて見えるようになってしまった。多分脳内麻薬が出まくってるんだと思う。これを読んでくれた人は本当にありがとう日本沈没2020は「ギャグアニメ」としてみてください。

日本沈没2020を観ての考察(?)・感想ネタバレ

ふせったー内で身内にずっと吐き出していたが、日本沈没2020を観て思った事をここに張っていく。匿名だし、増田なんて多分本当に日本沈没2020に興味がある人ぐらいしか見ないだろう。でもその人が見てくれたら何よりもうれしいことはない。増田作法がわからないので何もかも間違ってたらすみません

しか一昨日ぐらいに日本沈没2020ネットフリックスで全話見た。批判されていたのは知っていたが、湯浅監督作品がすべて好きだったか自分の目で確かめたいと思った。結果悪い意味で打ちのめされて、日本沈没2020を観た次の日はずっとふせったーに籠って、まる一日をかけて30000文字ぐらいの感想(あらすじがほとんどかもしれない)を書いた。ただ30000文字からものすごい長い。なのでその1日でわかった要点をまとめるとこうなる。

①「日本沈没2020」は右京先生の「日本沈没」を元にした作品で、ノベライズがある

②そのノベライズは、湯浅監督が書いたものではない。なので日本沈没2020ストーリーを描いた脚本家湯浅監督ではない・・・

湯浅監督はこれほどなく忠実に「日本沈没2020」をアニメ化していた

もうこのことさえ知ってくれればあとはどうでもよくなる。反日だのなんだの騒いでいる人もあほらしくなる。何故って日本沈没2020を視聴したらそんなことは言えなくなるからだ。これはもうそういう次元作品じゃないんだ・・・・・。感想内で何度も書いたけど、逆に本当に見たのか気になるぐらいだ。反日だの陰謀だのなにもかもが虚構だ。批判すればするほど滑稽に見えて、考察すればするほど何もなくて空しくなる。こんな虚無のストーリーもなかなかないんだけど、そこで湯浅監督表現力とぶつかってしまってビッグバンが起きたのは不幸だった。

丸一日かけて日本沈没2020に浸かってしまったのは多分私がアニメがどう作られているかに詳しくなかったのが原因だ。だから脚本湯浅監督が作っているのかと思ってしまった。そこが間違いだった。これは自分無知を恥ずかしく思った。OPとEDもしっかり見るべきだったんだなぁ。今度からはしっかりチェックしますね。

下記からふせったーに書いたものをそのままコピペしたものになる。読んでもいいし読まなくてもいいけど、とりあえず置いておく。これから日本沈没2020を観ようかなと思っている人の参考になるとすっげーうれしい。また、途中で湯浅監督をぼろくそに言っているが、それは脚本家存在を知らなかったためです。申し訳ありません。

長すぎるので2つに分けます


2020/7/15 14:30

無限文句言ってしまうので改めて感想をまとめたいと思いました。本当に無限文句言えるんですけど、それすら監督予定調和の中な気がしてそれにもキーッ!むかつきますわぁ!!の悪役令嬢になって地団太を踏んでしまうことになるのですごいアニメだった。1話から振り返りをします。

1話 オワリノハジマリ

序盤は普通に日本沈没2020の始まりだ・・・!て感じで、すごい描写が良かった。リアル感のある揺れ方とかでここで一度トラウマがよみがえって気分が悪くなった方もいるんじゃないかと思う。陸上練習中に地震被災し、足にけがをしてパニックになって周りの友達を助けずに逃げてしまった主人公、歩の心情も、無力感と罪悪感にまみれていてよかった。14歳もの・・・。ただ、逃げているときに歩が父親が庭に飾ったイルミネーションのことを思い出していて、それで家族が集まる場所の証になったのが「神社に飾り付けられたイルミネーションだった」時には思わず2度見をしてしまった。電気の消えた町の中で燦然と輝くイルミネーション神社の絵はまるで悪夢のようだったし、何かの幻覚なんじゃないかと思った。

突拍子すぎてよくわからなかったし、貴重な電気イルミネーションで全部使うなや!としか思えないのがすごい(このしばらくあとにイルミネーション電気ぎれで切れる)。ただの地震やないぞ・・・!?普通にあちこちで人が死んでる災害やぞ・・・!?なんかもっとあったんじゃねぇのか!?しかも七色に輝くゲーミングイルミネーションでもうだめだった。ここで嫌な予感がした人は正しいと思うし、大部分の人間が「何故イルミネーションを?」と思ったのではないかなと思う。肯定的意見があったら教えてほしい。あとどこから調達したのか普通に気になるな・・・。

まぁイルミネーションはさておきとして、神社にはイルミネーションを目印にして家族が集まっていた。水泳が得意らしいお母さんと、日本語英語を織り交ぜて話すやけにむかつくクソガキのゲーマー弟と、建築仕事をしているお父さんだ。あと近所の知り合いのお姉ちゃんと、引きこもり陸上の先輩がいる。この引きこもりの先輩は、なんかイケメン有名人らしくて同じく避難してきた近所のおばちゃん集団にヒソヒソと噂をされていた。

日本沈没2020ではそういう今話すことじゃねぇだろ?みたいな感じの描写が異常に多い。それも湯浅監督ツイート通り、表したかった「リアル」なんだと思うが、日本沈没2020なんてビッグタイトル以外のタイトルでやってほしいところだ。あと一応私自身も東北震災経験してるし周りがパニックになるところも見てたけど、流石にあの状況であそこにいるの引きこもりのあの子でしょ・・・?とかい人間はいなかったなぁ・・・正直家族とか知り合いのことが気にかかりすぎてそれどころではないよ・・・好意的に見れば、先輩のことを説明する一番の近道とも言えなくもないのかもしれない。ただ、この先に先輩の引きこもり描写が何か意味があったのかというと、特にないのでやっぱり必要ないと思う。だからやはり、人間の悪意だけをあえて描いているのだと思う。そこは作品を通して徹底的に描かれているから、意図的だろう。

それから突然お母さんが家族写真を撮ろう!と言って・・・・まぁ、どうなるかわからいか写真に残しておきたい気持ちはわかるけど、震災時に写真を撮るような心理状態にはならないと思うので、ここも え?急に写真!?となってしまった。この写真も後々最終話伏線(?)だったことがわかる。あんまり伏線って言いたくないけど、まぁ写真を撮るのにも理由はあったという話。

そこから急に木の下に座り込んでいた引きこもりの先輩の腕に、雨かと思ったら血が降ってくる。あと死体?も降ってくる。空を見上げるとヘリコプターから人が落ちていて、イルミネーションされた木にも死体クリスマスの飾りみたいな感じで乗ってた。

死体が降ってくるときに音がするわけでもなく、最初私は木に元から死体がひっかかっていたのかと思った。死体イルミネーションで輝いている枝に乗っていたので、そう考えるとお父さんが死体無視したことになってしまう。だからやっぱりヘリコプターから落ちてきたんだろう。でも重力関係でそこにひっかかるまえに枝が折れるし、血もビチャビチャ降ってくるんじゃないか?なんかいつの間にか怪我をした人達避難してきて、これにて第一話が終わる。

ここの空気が完全にゾンビ物だったので、このままゾンビ物が始まるのかと思った。いっそここで日本沈没2020ゾンビ大パニックかに路線を変えてたら湯浅監督最高!て言えたのだが、残念ながら日本沈没2020日本沈没2020のまま10話まで続いていく。1話目の感想終わり。


2話 トウキョーサヨナ

朝になり、なんかユーチューブとかネット記事を探していた人達が騒ぎ出す。ユーチューバーカイトという人がなぜか沖縄沈没の瞬間をドローンで撮っていて、こいつは一体・・・?となる 沖縄沈没の瞬間をドローンで撮れるユーチューバーは正直意味がわからない。なんでドローン沖縄全体を観察してるんだよ。どういう規模のユーチューバーなんだ。国が雇ってんのか?

日本が第2のアトランティスになるとか陰謀論だとか、なんかツイッタートレンドに上がってそうな感じの勢いで人々がありとあらゆるノイズをしゃべる。ネットにも記事がどんどん出ている。マスコミ情報を出さないというセリフすらある。携帯テレビを見て情報を集める人がいない描写といい、ここは完全に日本マスコミへの風刺ですね。いたかもしれないけど見返す気はないです。

避難先になった神社はとても高い場所にある。というか神社って大抵そういう感じだよね。まわりに水が満ちてきたので、ここから脱出しようみたいな話になったんだが、避難先の神社にはコンビニ物資を大量に持ってきているコンビニ店長さんがいた。よって食料や水に困っているというわけではなかったし、普通ならここで安全高台を捨てて歩くという発想にはならないと思うが、みんな神社を出た。歩は怪我をした足を保護することもなく、汚水まみれの水に浸かったので足が痛いみたいな描写がある。お察しの通り後で傷口から感染症になる。予定調和と言ってもいい。ここは別に違和感はない。まぁそりゃそうなるよねという感じだ。逆にならないほうが不思議なので、感染症になってくれてよかった。

神社にいた集団は、西に行くか東に行くかで途中で別れることになる。主人公たち(父母、弟、歩、近所のお姉さん、引きこもりの先輩)は西へ、他は東へ行くそうだ。ちなみに主人公たちが西へ行くのは弟が海外ゲーマー友人と連絡をとってどこに逃げたらいい?て聞いたことが理由なんだけど、別に根拠とかなくてゲーマーはただ「西に行け」と言ってるだけなのでマジか?て思った。予言か何かかよ。

別れる時に集合写真を撮る。ここは理解できるよ。ただ、2話で理解できた展開はここだけだった。

西へ向かって歩いてる最中に、謎のロードバイクに乗った男がなんか水を球体にしてそのまま飲めるやつを食べていたり、スケボーに乗った男が主人公たちを追い越すシーンがあるが、何を伝えたいのか全く分からないので、なにもわからなかった。歩かないで何かに乗れ!という意味だったのかもしれないですね。

道端に座り込んでいたおじいさんとおばあさんに、歩が家族にとって最後の水を「これが最後の水である」とわかっているのにどうぞと言う。おじいさんとおばあさんは普通にそのもらったペットボトルをもらったものだと思い、バッグへしまう。歩のえっ?という表情にこちらもえっ?となった。これどうぞ・・・て言われてそれが最後の水だと思うか?なんかこう、意図的に外してるのはわかるけど、外しすぎて意味わからんことになってるからマジで意味わからん

歩いた先にあるコンビニには何もなくて、歩がごめんねって言ってた。コンビニに何もないのがもうなんか災害起きてから1日後のそれじゃなくて、明らかに退廃後の日本・・・みたいな感じで時間間隔が何もわからなくなる。多分この世界の人々は自宅に備蓄とかしてない。

そこからなぜか山に登り、滝を見つけた。滝がある山で良かったですね。泳げないといってた弟をお母さんが滝つぼに突き落としたりしてて私がドン引きしたりした。そのあとは民家に降りて鳥がやけにリアル死体を食べているところを見たり、お父さんがコメディ調でイノシシを仕留めたりした。野生動物舐めるな。

イノシシを捌いて焼いてるときに歩が突然吐き出したので傷から感染症がとうとう体に影響を?と思ったらなんか多分肉がダメな人っぽいだけだった。別にそれはいいんだけど人が飯を食ってるときに吐くのは人間として最悪だと思う。肉をみて気持ち悪くなるんなら猪をさばいてるときに吐きなよ。なんで焼いてるときに吐くんだ。

肉が食べられない?のでおなかがすいたよ~になってる歩のために、お父さんが山芋を取るな!の看板を見つけて山芋をさがしてそこらへんにあったスコップ山芋を掘る。長すぎて木の根っこ掘ってんじゃねぇのて思った。お父さんが掘り進めている間に、歩が蔦に覆われた「不発弾注意!」の看板を見つける。

というか不発弾注意!の看板がそこら辺にあるし、なんで山芋看板は蔦でおおわれてないのに不発弾注意の看板繁殖した蔦でむちゃくちゃにおおわれてんだよ。どうやらここらへんの住民不発弾で死なれるより山芋を取られる方が嫌だったっぽい。それか山芋不発弾がセットになっていたので、この近くの山芋不発弾の上に芽生えるのかもしれない。つまり山芋を掘ろうとしなければ、不発弾出会うこともないので、結果として山芋を掘るな!という看板だけ綺麗にするのだ。ここまで考えて悲しくなった。

お父さんが不発弾で爆散四散する前の前振りがこれなんだけど、本当に意味がわからいから、これから日本沈没2020を見る人はここで止めといてもいいと思います。この適当シナリオに対して、土くれと一緒にバラバラになったお父さんが降る光景とか、お父さんのちぎれた手とか、そういう描写に力入ってんのが本当に笑うしむちゃくちゃ笑った。全編通して死体描写だけは上手いんだよな。しかも2話はそこで終わる。え?ここで終わるんですか?お父さんと土と血の雨の中で!?てのにもびっくりした。

ちなみにここで山芋に対して、「お父さんがつくったこれ大好き!」て思い出すセリフがあるんだけど、山芋で何を作ったのかは最後まで明かされなかったです。2話の感想終わり。

2020/7/15 18:10

3話 マイオリタキボウ

前回でお父さんが爆発したけど、特になにも思ってなさそうな顔で歩き続ける一行。その中でも歩だけはむっつりとした顔をしていて、お父さんが爆発したのを気にしていることがわかる。ここの部分は歩以外のみんなは、とりあえず生きる事を目標にしているのだということは伝わってくる。悲しむことはいくらでもできるし、今はまず命をつなぐことが大切だからだ。でもこの作品あくまで「日本沈没」なのであって、他の国も全部滅びたわけではないので、主人公たちがここまでサバイバルする意味はさほど感じられないのがネックになっている。普通だったら神社自衛隊や救援を待つんじゃ・・・。

ただその場合はこの物語は始まらないんだけど、でも何もこんな物語にしなくても良くない?

歩は無限父親のことを考えていて、歩いている途中で癇癪を起して道端に座り込んでしまう。その癇癪の起こし方があまりにも幼稚で、お父さんがプレゼントしてくれた靴を脱いで投げ捨てたり(死んだお父さんのプレゼントなのに大切にしないんだ!?)何日も風呂に入ってないからお母さんが臭いとか、お母さんの顔が汚いとかちょっとわけのわからない暴言を吐く。お母さんのことが嫌いなのか?あまりにも酷いのでここはちょっとびっくりした。湯浅監督は歩に何をさせたかったんだろう。ここの考察を求む。ちなみに10話まで見たけど、特にお母さんが歩のことを邪険にしたとか、お母さんの子供じゃないとか、そういうのは一切なかったんだよな・・・。反抗期?お母さんかわいそうだ・・・。

都合よく通りかかった明らかにこの終末を楽しんでる感じの男の車に乗せてもらい、どこかへ移動。この移動もどこなのかよくわからないがどこかへ向かっている。ガソリンスタンドガソリンを入れようとしたけど、機械が動いてないので入れられず暇になった男がタバコを吸いながら近所のお姉さんの肉付きのいいお尻を見て襲おうとする。ここまでは終末のテンプレ

近所のお姉さんはそれまで何も描写がなかったのに、いきなりつよつよカラテの有段者になり、男を撃退する。とはいえあんまり効いておらず、男がスタンガンを取り出してきて一瞬危ないことになるが、お母さんが棒で殴って助かる。ただ、男がむちゃくちゃタフすぎてお母さんも反撃を受けてやばいことになり、最終的にスタンガンを奪って結構長い電撃のカットのあとにようやく男を倒す。倒れた男の眼鏡をお姉さんが奪って引きこもりの先輩の割れ眼鏡と交換してあげるのが美談風に描かれているが、なにも美談ではないし俺が先輩だったらそんな眼鏡はかけたくないかな。

この描写ここまでいるか?お母さんがお腹みぞおち当たりを殴られててすごいかわいそうだった。暴力描写にもめちゃくちゃ力が入っていた。力を入れるところを間違っていると思う。ストーリーとして必要なところに力を入れず、死体描写暴力描写だけにやけに湯浅監督ならではの表現力とテンポを入れるので、結果として「日本沈没2020から受ける印象が醜悪になる。狙っているのだろうけど最悪の一言に尽きる。

日本沈没2020は徹底的に「主人公たちがどこにいるか」を描写しないんだけど、そのせいでマジでどこにいて何をしているのかわからない。車のガソリンが切れたので、いかにも両脇に危険な感じがある謎の道をひたすらに歩く。近くに富士山が見えるので、多分山梨とか・・・静岡とかそこら辺なんだと思う・・・。あやふやすぎる・・・。

引きこもりの先輩を気遣った近所のお姉さんを見て、自分も気にかけてもらうために歩がわざと座り込む。近所のお姉さんは優しいので構ってあげる。どうしたの?と言われたのでおしっこ行きたい・・・という歩。さっき意地をはって喧嘩した手前、母親トイレ行きたいかちょっと待っててと言えなかったんだね・・・。思春期反抗期?だね・・・。

近所のお姉さんと連れションしにいったが(お姉さんは明らかにトイレに行きたい感じじゃなかった)、一歩の差でお姉さんが溜まってた毒ガスで死に、歩は生き残った。本当に一瞬で死ぬので、とても展開がスピーディー。空から謎の白髪イケメンが謎の機械を使って下りてきて、そこは毒ガスがあるから立ち寄るな!と言ってくる。前触れもなく急に現れたので本当にびっくりした。

有名ユーチューバーカイト(KITE)じゃん!と弟君が喜び、カイト自分のことを知っていた弟君おかしをあげようとしたら歩がいきなりキレ始める。そのキレ方がまた異常で、あげようとしたお菓子を人から盗んだものだと決めつけて、取り上げようとする。そのお菓子外国お菓子で、カイト外国の人なので盗んだものじゃないでしょと弟から言われる。ここ本当に思考が飛躍しすぎててわからない・

2020-05-23

[] #85-10「幻の10話」

≪ 前

そこからは、多くの有名コンテンツが辿る道だ。

コミカライズノベライズ、関連性のないゲームとのコラボなど。

様々なマルチメディア展開がなされ、ヴァリオリは“出せば売れる”存在となった。

募っても見向きしなかったスポンサー達は、今では頼んでもないのに「出資させてくれ」と言ってくる。

その場しのぎで作られた低予算アニメは、名実共にスタジオ看板作品となったんだ。


さて、話を現代に戻そう。

激動の中で生まれたヴァリオリという作品

そこに浮上した、「幻の10話」という余白。

それは一体なぜ“幻”となったのだろうか。

そのことを知らない新人スタッフたちは疑問に思った。

特に関心を集めたのは、脚本存在だ。

「この10話には脚本があるんですね」

「珍しいな~」

彼らは脚本があること自体に驚いていた。

「というより初めてじゃないですか。ヴァリオリに脚本なんて」

現在でも、このアニメリーズ脚本なしでストーリーを作られている。

それは当時、工数を削減するために行われた苦肉の策だった。

しかスタジオが大きくなった現在でも、基本的制作スタイルは据え置きである

可能な限り自社で作る」、「脚本なしでストーリーを考える」ことがヴァリオリの作風を支えるとされているからだ。

そこにきて、この“幻の10話”には脚本があるのだから、気になるのも無理はないだろう。

シューゴさんも脚本を書いたことあるんですね」

「オレに脚本なんて書けるわけねーだろ」

「え、じゃあ誰が書いたんですか。ムラタさんとか?」

「違う、書いたのはモトマスだ」

新人スタッフたちは首を傾げた。

トマスという名前に聞き馴染みがなかったからだ。

次 ≫

anond:20200519063840

増田は元ソシャゲ会社勤務とのことだからDWや型月の責任を重視して書いていると思うんだが、問題ライター過去所業を見る限り起こるべくして起こったことだと思うよ。

この問題ライターをよく調べればわかると思うけど、他人ネタ帳扱いにして手柄を横取りする行為を繰り返していて、かつて一緒に仕事をした原画家同人誌で悪行を暴露されてる。例えば蒸気王バベッジテスラ、ジキルハイドあたりは全部彼のエロゲメーカー時代自作品()キャラからの流用なんだけど、キャラ原案(見た目や細かいキャラ設計に至るまで)は原画家や別の人間ってことが設定本のインタビューや各人の同人誌などから判明してる。なおライター本人はクトゥルフ神話のようなシェアワールドから~と無断利用するために都合よく言い訳してるが、暴露された同人誌の内容を見る限り原画家関係者には事前にも事後にも全く承諾をとっていない。各原画家達には了承得ずに(当時別の原画家困惑していたので未承諾も確定)、自分が考え出しましたというふりしてFGOに平然と持込んでる(原画家個人で出した同人誌台詞をなぜかFGOでしゃべらせてたりする)時点で、剽窃行為は常習だったと察するに余りあるよ。今回も森瀬が考えた文章だと思ってそのまんま使ったんだろう。オリジナルラノベ洋画TRPG用語つぎはぎだらけでファンからクレームでもきたのか2巻か3巻で参考文献()が巻末にでた後続刊せず、サイコパスノベライズきな臭い話がでてくる。

2020-05-11

anond:20200511081541

(じゃあエロゲコンシューマ移植一般コミカライズ一般レーベルノベライズテレビアニメ版はなんなんだよ)

そらまあコンシューマまで上がってこれる時点でそもそも一般受けする要素がないと無理やし

2020-03-09

ラブコメ漫画」でのマルチエンドはありなのか

ジャンプで連載中の漫画ぼくたちは勉強ができない」が今週一つの最終回を迎えたところですが、同時に少年誌では前代未聞のマルチエンド方式であることを発表したこと大炎上しています

結ばれたヒロインが決定してからそれなりの時間が経ち、荒れかたも落ち着いてきたところでの爆弾投下だったので酷い荒れ方でした。全盛期の頃の俺妹にも負けず劣らずの荒れようで、罵詈雑言が飛び交う酷い有様でした。

純粋に喜んでいる人もいるのでしょうがそういう人はあまり多くは書き込まないので、大抵は今までの鬱憤を晴らそうとする書き込みですね。見るに堪えない人も多かろうと思います

この方式が嬉しくないかと言われると嬉しい気持ちもあるにはあるのですが、それでも個人的には「ラブコメ漫画」でのマルチエンドには反対です。1話2話程度の完全にifルートと分かるような形式であれば良いのですが、過程も含めて描こうとするのは絶対に反対です。

ラブコメを読むことを競馬に例えることも多いし、その感覚もあるのは否定しませんが、それでも一番は唯一無二の運命の人と結ばれる過程を見たいから読むというようなロマンティシズムなところなんですよ。

好きなヒロインがその相手であれば最高ですけど、そうでなくともその運命が美しければそれで良いんです。

恋愛ゲームはいいのかと言われそうですが恋愛ゲームはいいんです。ラノベにもあると言われそうですがラノベも今のところはいものしか知りません。媒体の違いは大きいです。知ってる範囲で違いを書きます

漫画におけるマルチエンド

漫画でのマルチエンドは少年誌では前代未聞ですが、、青年誌では「すんどめミルキーウェイ」という前例があるそうです。

読んでいないので詳しくは知りませんが、本編のフィナーレ手前から分岐のようです。読んでいないのでなんともいえませんが、「ToLOVEる」のようなエロよりならありかなと思いますし、そうでなければちょっとどうかと思います。どのくらい続きを書くかにもよりますが。

ちなみにジャンプで連載中の「ゆらぎ荘の幽奈さん」も擬似的なマルチエンドを行っています。一本道の話の中で必然的に各ヒロインのあり得たかもしれない将来を描いているもので、設定的に可能作品は限られるとはいえ上手いやり方だなと感心します。

ラノベにおけるマルチエンド

ラノベで一番有名なマルチエンドは最近出た俺妹のあやせルートでしょうか。これはゲームノベライズです。ifなのは明らかなのでこれはいいです。

他にも「ベン・トー」の最終巻もマルチエンドですがこれも短編でそれぞれと結ばれたかもしれない世界を書いてるだけなのでifなのは明らかですからこれもいいです。

ラノベとして一番ちゃんマルチエンドを書いてるラノベは「お前をオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ」の小豆エンドでしょうか。ドラゴンマガジンで本編と並行して短編連載していたパラレルストーリーをまとめたものですので、これもifなのは明らかですね。時系列的に半年以上かけて別の世界を書いていますし、小説なので描写密度漫画よりずっと高いです。このくらいかけていればこういう選択をしていれば小豆と結ばれる運命だったんだなと素直に思えます

恋愛ゲーム

マルチエンドと書くまでもなくほぼマルチエンドです。

シナリオメインの恋愛ゲーム基本的出会いとそれぞれの事情簡単に知っていく共通ルート個別ヒロインイベントなどを通して結ばれていく個別ルートに分かれています。「シュタインズ・ゲート」のように実質一本道なものもありますが、恋愛メインならほとんどこういう形式です。

共通ルート個別ルート比率作品によって色々ですが、大抵は共通ルートのほうが短く、個別ルートのほうが長いです。

なぜかといえば、最終的に主人公がどのヒロインと結ばれるにしろ共通ルートでは同じ経験をしているわけですから、その同じ経験比率よりなぜそのヒロインと結ばれたかという個別に仲を深める比率のほうが高くないと説得力が薄くなってしまうからですね。

個別ルートが1,2時間かい作品もありますがそういうものは基本駄作と言っていいでしょう。1,2時間描写が済んでしまうような運命説得力などありません。

主人公のし選択によって、別のヒロインと結ばれる運命生まれる。恋愛ゲームのいいところはあったかもしれない運命をいくつも見られることですね。まあそれをメタるのもまた恋愛ゲームですが。

ラブコメ漫画」では反対な理由

オリジナルアニメマルチエンドはないでしょうからねこの辺りでしょうか。

「唯一無二の運命の人」という表現ですが、生まれときから赤い糸で結ばれているという意味ではなく、その場その場での選択によって結ばれる運命となった人という意味で使っています

ですから現在ラノベでやったことがあるような方式ですとか、恋愛ゲームならその運命になるだけの十分な説得力があるからいいんですね。

じゃあなんで漫画だと反対かというと単純にそんなに長く描けないでしょ? というだけです。長く描けるなら別にいいと思います

ぼくたちは勉強ができない」での分岐文化祭だそうですが、文化祭は150話中69話目です。恋愛ゲームでいえば共通ルートが69話、個別ルートは81話です。この時点で成幸が誰かに惚れてる感じもしないので分岐するタイミングはいいと思います。だからヒロインこのくらい描くならいいと思いますよ。でも81×4って無理でしょ? 直接ルート関係あるところだけとして適当に半分にしたって約160話、約3年分って半分にしても非現実的じゃないですか。

そうするとどうなるかっていうと今まで描いてきた描写を使い回さざるを得ないじゃないですか。そうする度に成幸が同じ経験をしてきたにも関わらず、些細なことで全然別の相手を好きになりましたってならざるを得ないんですよ。運命の、物語の純度が下がるんですよ。1,2時間描写相手が変わるみたいなことになって、成幸の経験が薄く、軽くなるんですよ。

その程度で揺らぐような運命を見たって感動できないんですよ。ていうか一度感動した分今までの感動何だったんだってなるんですよ。

いやまあ使い回さないこともありえますよ。各ヒロイン1,2話みたいな。それはいいんですよ。明らかにifなんで根幹の物語の純度は下げませんから

でもあの発表の仕方でそれはありえないじゃないですか。それで描写を使い回さないならヒロイン間の描写密度が違いすぎて軽すぎますし、そもそも成幸がそれで惚れるのは解釈違い甚だしいんですよ。それに歯抜けの描写で結ばれても感動のつまみ食いみたいになるの嫌じゃないですか。音楽のサビだけ聞くようなもんじゃないですか。サビだけ聞いたっていい気分にならないわけじゃないですけど、でもその程度で満足できるわけじゃないじゃないですか

恋愛ゲームと同じじゃないかみたいな声も聞きますが、恋愛ゲームやったことある人間に言わせると違うんですよ。

恋愛ゲームにおける共通ルートって各ルート共通する設定を説明するパートであると同時に各ヒロイン選択していくパートなんですね。そこで選んだ選択肢によって好感度上下していき、最終的に最も好感度が高いヒロイン個別ルートに進むんです。

まりその選択肢を選んだ世界だけ見れば、そのヒロインを追いかけてそのヒロインルートに進むわけですから主人公ヒロインが結ばれる運命って言われてるほど安くないんですよ。選択肢一つ選んだらそのヒロインルートに行く作品って全然多くないんです。

バトルとか恋愛メイン以外なら結構あるかもしれませんが、恋愛メインならあまりないですね。恋愛ゲームって女の子攻略するゲームなんですよ。

じゃあ漫画だとどうかってまた1話からやることありえないですよね? だから漫画では全く同じ共通ルートにならざるを得ません。ですから漫画における共通ルート価値ってゲームと比べても必然的に軽くなるんです。

まとめ

ラブコメ漫画って作中の時間は置いといて、リアル時間で何年も掛けて連載を追って、たった一人の相手と結ばれる流れを見守るという点で運命密度と純度が高いんですね。こればかりは恋愛ゲームは敵いません。リアル時間匹敵できるのはラノベくらいでしょうがライブ感は比較になりません。

そういう意味で「ラブコメ漫画」って唯一無二のジャンルなんですね。漫画以外じゃ代替効かないんですよ。

からゲームのいいとこを取ろうとこんなサプライズのようなやり方をしないで、「ラブコメ漫画」の強みを活かした作品を読みたかったなあと、今週号を読んで思いました。

余談

ところで文化祭分岐ということですが実際に連載自体は各ヒロイン長編から始まると思います

あしゅみー先輩以外は同じ内容の長編をやることが不可避でしょうし、一度長編をやっているのにもう一度やるのは馬鹿らしいですから

センター試験あたりからロードするんじゃないかという話も多いですしぶっちゃけそんな気がしないでもないんですが、さすがにこれやったら筒井先生正気を疑います

理珠の長編のあとでも成幸の気持ちを動かすのに時間が十分とは言えないと思いますし、ましてセンター真っ只中から受験終了まで恋愛に頭悩ます暇ないでしょうからさすがにやらないと思います

余談2

ルート分岐時点で先にマルチエンド宣言しておくのが誠意だと思うよ。

少なくともルートエンド前でしょう。余韻も何もあったもんじゃねえわ。

追記

表現規制云々

最近ネット論調のせいかと思いますセンシティブになり過ぎでは……? 個人レベルでのありなしって話なので作者は好きにしたらいいと思います。というか規制どうこうのレベルの話に読めます? まあどっちでもいいんですが読まないでもらえると嬉しいです。

私の中では人類普遍原理に反する(比喩です)絶対に認めない価値観ではありますがそういう価値観があることは当然でしょう。同意されたら嬉しいですが、されなきゃしょうがないというか当たり前です。

なんここ

オムニバス形式の一人の主人公がやったところでそもそもの積み重ねが大したことないので……。

引用

enya_r 描写不足には不賛同。ぼく勉って個別ルートイベント時系列ザッピングしてきた漫画なんだよ。ヒロイン当番制がむしろ意図通りで文化祭以後も共通ルートじゃなかったわけよ、告知ページの作者コメント読み取るに

これは違うと思ってまして、というのもうるかの待つ空港まで辿り着けたのは、人の心が分かるようになった理珠がうるかと文乃が気まずくならないように私もキスしたいですと言ったり成幸の背中を押したりしたからですし、父親との確執を乗り越えて自分の心と向き合えた文乃が笑顔で成幸を助けたからですし、過去トラウマを乗り越えた真冬卒業式に出ることより成幸に手を貸すことを選んでくれたからですし、自分の夢を再確認したあすみが仕事を抜け出してまで成幸のところに駆けつけてくれたからなんですね。

そうやって成幸がヒロインズの問題解決するのに協力したり交流してきたりしたからこそ辿り着けたわけで、その過程が実は唯一ではなくて他の道に逸れることもあるんですよとなるとその辿り着いた運命純粋さが落ちるんですよ。だから今まで描いたものを使わないなら長く連載しないと描写不足になりますし、使い回すなら描写不足ではないでしょうけど同じような経験をしたのに別の相手を好きになってしまうわけですから、選んだ運命の純度が下がるという表現しました。

別に今回で正式には最終回で次回からはifですっていうならいいんですけど、筒井先生曰く結末は読者次第だそうなので。

Arturo_Ui 「前例があるそうです」程度の知識でイキるなよ… // 「過程も含めて描こうとするのは絶対に反対」って、「学園祭花火」が伏線だった件を増田はどう評価すんの? ていうか「ハーレムエンド」より余程マシだろ。

イキリってあれでですか……? 後段は何言ってるのかよくわからないんですが、ルートによって相手が変わる「学園祭花火」が伏線だということ自体何言ってんのかなって感じなので評価も何もないです。うるかのやってきたことではなくて花火で全て決まったことになったけどどうなのという意味ならまあゴミですけど、他のヒロインルートでも外形的にはそんなことやらないと思うのでやっぱりどうということはないです。

キャラとしての一貫性ならハーレムエンドよりマシなんですが、物語としての一貫性だとハーレムエンドのがマシかなあと思います。でもまあハーレムエンドはやらないですからね。どっちも嫌ですが。

tmkyz 最初マルチエンドですって言ってくれれば良かったのに。うるかルート最終回の余韻を壊すような告知の仕方なのはしかった。/ここ数週、全体的に雑だったのも気になる。

最低限事前告知して欲しかったですね……

houjiT なんか恋愛の捉え方が無駄大長編的で怖い。知り合いでもないのに一瞬で火がつくようなものもあれば、今まで別を見てたけど急に気になることもあるわけで、伏線と展開がなきゃ恋愛と認めない、は視野が狭すぎる

ラブコメ漫画読むのに大長編的に捉えないほうが間違ってると思います漫画に限らずラノベ含めた恋愛メインの大衆小説一般でも恋愛伏線と展開は求められているのでは。

isaisstillalive 終始想像だけでディスってる

deadwoodman アリかナシか読んでから決めても遅くはないと思うんだが、ちょっと盛り上がりすぎじゃない?

f_oggy 賛成だなぁ。個別ルートでどれだけ各ヒロインの魅力を引き出せるかが勝負所よ。というか全てが完結する前の論評なんて野暮ってもんよ

はい

fusanosuke_n 正史を求めたい感じはある。ヒロインAと結ばれるストーリーが本物、正史で他のルートは戯れやファンサービスのifルートですって明言して欲しいっていうか。

miko88 正典を求める感情のようなものだと感じた

はい

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