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2018-05-26

[] #56-5「斜向かい過去

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母は若い頃、秘密結社シックスティーン×シックスティーン』と、それに対抗する組織ラボハテ』との戦いに巻き込まれ瀕死重症を負う。

ラボハテ』は最新の技術を用いて、母の失った体の部位を機械で補うことで命を繋ぎ止めた。

サイボーグ化して戸惑う母に『ラボハテ』から告げられたのは、『シックスティーン×シックスティーン』の野望だ。

ズバリ世界征服”(具体的に何をするかってのは知らない)。

それを聞いた母は、『ラボハテ』に協力を申し出た。

機械の体になっても、正義の心は失っていなかったのだ。

何より、自分の体を機械化した要因となった『シックスティーン×シックスティーン』に対してツケを払わせないと気がすまない。

こうして母はサイボーグ少女として、秘密結社との激闘を繰り広げることになる。

「お父さんと出会ったのもその頃だった。懐かしいなあ」

「どういう経緯で父さんと出会ったんだ。メカニック担当だったとか?」

「いや、俺は女子バトルものでいう、半ば巻き込まれただけなのに主要人物として出張一般人みたいなキャラ

まり事情は知っているが、俺たちと同じモブキャラみたいな立場だってことだ。

「その戦いは歴史の闇に葬られたが、魔法少女超能力者までいてカオスだったなあ。もしアニメだったら十中八九ボツにする企画だ」

妙な例え方をするのは、父がアニメスタジオに勤めているからか。

しかし、中年の昔話なんて若者は長々と聞きたくないものだ。

俺たちは本題だけ話してくれと急かした。

…………

真相、というほど大層なものではないが、要約するとこうだ。

ムカイさんは、その『シックスティーン×シックスティーン』によって作られた戦闘ロボット

「ムカイさんは自立して二足歩行で動くから、厳密にいえばアンドロイドだな」

「父さん、その注釈は今どうしても必要だった?」

「どうも気になって、つい……」

ムカイさんは、母と幾度となく戦った。

全身が機械な分、性能面ではムカイさんが上回っていたが、人間の柔軟な知恵がある分、いつも母が一枚上手だったらしい。

そうして敗北する度、ムカイさんは改造されていった。

そして、とうとう当時の技術の粋を集めた強さを持つに至り、ムカイさんは「今度こそ奴に勝つ」といきこんでいたらしい。

しかし、決着はつかなかった。

母は秘密結社本部に潜入し、首謀者を追い詰めていたのだ。

ムカイさんは他の構成員によって陽動され、母と戦うことはなかった。

結局、その作戦で『シックスティーン×シックスティーン』は壊滅。

戦うために作られたムカイさんは、戦う理由がなくなってしまったのだ。

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2018-05-18

ボタン電池の廃棄方法とその矛盾 - Togetterに関して

この辺を読むと無水銀品の回収はあくまで有水銀品の回収漏れを防ぐ安全策として行われているに過ぎない。であれば無水銀ボタン電池についてはその他の無水銀電池乾電池リチウムコイン電池)と同じ廃棄方法でも害はないように思える。

ではボタン電池以外の無水銀電池はどう扱われているかボタン電池回収事業を行う一般社団法人電池工業会サイト記述がある。

このページには一次電池の処理・リサイクルについて同会および日欧米三極電池専門家会議見解掲載されている。関連部分を抜き出す。

これらを踏まえてアルカリボタン電池(LR44)の扱いを考える

  1. 回収対象ブランド
  2. 回収対象ブランド以外で無水銀のもの
  3. 回収対象ブランド以外で有水銀もしくは有無の分からないもの

なお2018年から水銀アルカリボタン電池国内製造輸出入禁止されたこから主に問題となるのは過去に購入した有水銀品の適切処理。安価ボタン電池として有名なGoldenPowerも最近のものは0%Hg表示がされている。

2018-04-24

みじめだ

好きな人がいる。好きになって半年になる。その人は同僚と良くパチンコの話をしている事が多い。一昨日パチンコで勝って何万儲けたかって話から風俗の話になった。ドキドキしながら話をこっそり聞いていた。どうやら好きな人は今は彼女がおらず、普段デリヘルを頼み挿れたくなったらソープへ行くらしい。タイプギャルの子らしい。

話を立ち聞きして付き合ってもないのにすごく嫉妬してしまった。風俗のお姉さんが羨ましくなった。私はデブ制服サイズは3Lだし黒髪のボブで顔も能面顔で全く可愛くない。化粧してもブスだし美人可愛いギャル系とはかけ離れている。おまけに仕事以外でその人と雑談出来るほどコミュ力もない。嫉妬する権利なぞ無いし好きっていう権利も無いのだ。

いつも寝る前や暇な時にその人とデートしたり仲良くお話する妄想をしていた。でも

空しくなって妄想を辞める努力をしている。でも気づけば妄想ちゃう風俗行ってる人なんだな…と姿を見るたびモヤモヤ嫉妬してしまう。告白が出来たらいいのに。でもいつだかに社内恋愛は無理だしありえないって同僚に言ってたな。んで私の顔可愛くないって誰かに言ってたらしいし。色々凹むけど何でまだ好きなんだろう。早く気持ちが薄れて欲しい。

2018-04-09

ブサイク女の子が昨日

痴漢に逢った、といった。冗談だと思って、ケラケラと笑ってしまった。その子は、むすっとした顔をして、そんなにおかしいことかと聞き返してきた。それでようやく、この子は嘘じゃなくて、ほんとに昨日、痴漢に逢ったつもりなんだとわかった。

ブサイク女の子痴漢に逢うっていう行為は、僕にとってはあまり現実感がない。ブサイク女の子痴漢って、不思議な組み合わせだと思う。かわいい女の子カップラーメンを食べているのに似た、不釣り合いさだ。

とくに、その子はめっぽうブサイクなのだ。肌なんて少しの滑らかさもなく、切れ目の瞳は能面人形みたいだ。普通女の子じゃない。

からこそ、痴漢なんて淫靡な響きの言葉との組み合わせが、面白かったのだ。

の子痴漢をされている姿想像すると、クジラが空を飛んでるような非現実さがあって、笑ってしまう。

恥ずべき犯罪の話だけで、こんなに楽しい気分になるんだから女の子ってすごいのだ。

anond:20180408164714

2018-03-24

anond:20180323233310

見た目が悪くなって、ファンタジー世界要求水準を満たせなくなるからに決まってるでしょ。

ただ、最悪でも隻腕や片足や盲目ならそれなりに枠はある(絵面によっては健常者以上にシブくなるから)。

能面問題があったり、要介護キャラとなると全滅に近くなる。

2018-01-10

anond:20180110103536

そう、これだ。まさに、こういう感じの人がほんとたくさんいて、すげーキモイ

 

ほんとこれがかわいいと思ってるのか?

というか自分に合ってると思ってるのだろうか?

だとしたらほんと美意識を疑う。

 

古いんだよ!と言われれば、んなもん、今しているお前らの化粧の方が、

平安時代くらいに古いわ!と言いたい。

 

むかしの能面メイクだわ。目だけデカくみせてるだけで。

2018-01-03

気心知れた友達と会う時、結構急だったりするからまあすっぴんでも構わんよ〜とか言ってお互いにすっぴんで会って話したりしてたんだが、回数重ねてくると嫌になってきた。

お茶してると目の前に眉毛ボサボサで顔色の悪い顔がある。大いにテンションが下がる。おまけにその友達は服なんかも毛玉だらけで頭もぼさぼさで汚らしい所がある。問題は色々あるわけだが、なにより目の前のすっぴんに嫌気がさした。

すっぴんで出かけたり人と会ったりするのは、自分がそれでいいなら別にいいんじゃない?とそれまで思ってた。が、全然違う。よくない。自分の目の前にいる人は、そのすっぴんの顔を見続けなきゃいけない。可愛かろうが美しかろうが、毎度毎度血色の悪いすっぴんのツラ晒されて続けたら辟易してくる。

なのでわたしはそれ以降友人と会う時、どれだけ急な話でも最低限の化粧はしようと思うようになった。

しかし当然目の前の人間はいつもいつもすっぴん。なにより自分相手のことを考えて化粧して会うようになってから、この人にとって「目の前のわたしすっぴんで会ってもオッケーな程度の人間」と思われてるようにしか思えなくなった。

もちろん自分すっぴんで会わないようにしようと勝手に決めて実行していることなんだから、それを相手にも求めるのはお門違いなわけだが、だとしてもテンションの下がる思いをし続けているのは事実だ。大変気分が悪い。

わたし彼女に化粧をして来いとは強制できない。でも代わりに、自分だけは何があっても化粧して最低限の不快感は与えないようにしようと思っている。そういうつもりではいるが、最近不満もたまってきて自分ばっかり気を遣って損してるな、という気持ちが強くなってきてしまって、たまに失礼な事も言ってしまうし彼女と会うのが嫌になってきた。

せめて化粧をしてくれ。いや、最近化粧した顔でも会うけど、眉が左右非対称でガタガタだったり粉吹いてたり能面みたいだったりが気になって気になってイライラして仕方ないから、もうどうやっても無理なのかな…という気がしてきた。目をつぶってなるべく会わないようにするしかいか

2017-12-01

バンナムゲーム

SAOの紹介とか見てたんだけど、バンナムゲームってキャラに表情がなくて能面かよって感じがある。

一枚絵は当然表情があるんだけどね。

2017-11-15

Boは見てないもの想像できない「いつも」が分からない

今日は、体調が悪くて、自宅勤務にした。

朝8時にキッチンコーヒーを淹れているわたしに、Boが「今日は早いんだね」と声をかける。

わたしは、一瞬、絶句して、イラっとして無視しかける。だけど、理性がかろうじて勝つ。

「いつもは5時に起きて、あんたが起きる頃には、会社にいて、家にいないから会わないの。」

Boはポカンとしている。

「いつも?いつも、Rumiさんは10時頃に起きてきて、コーヒーを淹れるよね。」

イラつきがさらに加速する。怒鳴りつけそうになる。

でも、何とか思いとどまる。

「ああ、言い方を間違えた、ごめんなさい。

 わたしは、平日のうち80%から90%は、朝5時に起きて、6時には家を出る。

 だから、8時にBoが起きてキッチンに来た時に、わたしを見ない。

 わたしは、仕事休みの日は10時頃にキッチンコーヒーを淹れる。

 Boのいつも、はいつもではなくて、仕事休みの日。

 今日は、水曜日水曜日仕事の日。

 だから今日は、平日の普段わたしの行動と比較をすると早くない。

 普段の平日より、ゆっくりなの。分かる?」

Boは、能面のような表情で返事をする。

「分かった。」

ここでわたしが「いつもより、ゆっくりなの。分かる?」と聞いたら、Boはたぶん「分からない」と答える。

多くの人にとって、なんてことのない「いつも」という言葉ニュアンスBo理解できない。

何度説明をしても、自分が見ていないもの存在しない出来事で、想像をすることができない。だから自分が寝ている間に起きて、準備をして仕事に行く私を想像することができない。

Boにとっての世界は、自分が起きたときにはじまり眠ると消える。

から世間的には早起きをして仕事に行っているわたしを、Boは、朝10時に起きてのんびりとコーヒーを淹れている人としか認識できない。

彼が悪いわけじゃない。

だけど、疲れる、うんざりする、と感じるわたしも悪くないと思いたい。

2017-11-10

閉塞感

正しいこと、でもそれより「まずおだてること」が優先される日本社会

商品作っていいものやるより、失敗せず上司をいい気持ちにさせるようが優秀な社会

まさにオウガバトルとか、FFタクティクスの松野作品そのままだな。世界平和にする?そんなのより、私を認めてって女にぶん回される社会

実際はクソガキやババアだとか爺だとか能面面の役人だったりするが。

一体何と戦ってるのかわけわからなってくる社会。オレはお前の敵か?お前がそう思うんだったらそうなんだろうな。

何だろ、アメリカはそうじゃないというけどどうやったら行けるのかなぁ?

いや、日本でなくてもいい。営業でも開発でも真剣にやる。だけど、意味があるそこだけに集中して時間と、生活費ちょっとの開発費をくれ。

いいものを作って、いいものを売れる。そんな国に行くチャンスってどうやったら?

一回だけならどこかの国に行けるチャンスはあると思う。

中国のあるメーカーがこれなら中国で売れると思う、ぜひこっちに来ることがあるなら寄ってくれって話を鵜呑みにしていってみたほうが、、、やっぱいいんだろうなぁ。

他の海外で心当たりのあるところにも当たるだけあたってみるけど。

なんていうか、開発、営業関係ないこと、全部「私を認めてくれ」みたいなのにぶん回されるってなんだろうなぁと思ってしまう。

2017-11-07

ゴーレムハーツかい最初読み切りで既に完成していた漫画

ジャンプ+での最初読み切り→本誌での二回目の読み切り→本誌での連載1話→2話 その全ての段階で着々と劣化が進行している。

1話が酷すぎたせいで2話がマシに見えるのでもしかしたら少しだけ回復している可能性はあるが……。

ともあれ一番最初読み切りと連載1話の落差は本当に目も当てられない。

なかでもヒルルクもどき劣化ぶりが本当にひどい。

ヒルルクもどき初期型真人間だった。

その後の姿と比べれば圧倒的に真人間だった。

一見役に立たなそうだけど使い道が全くないわけではない道具を必死に売り込む彼の姿は、心を持った奇妙なゴーレム製作者として納得がいく。

極めて不気味な男だが、本質的には無害な男なのだ

少なくとも、街中のゴーレムをぶっ壊して回る男よりは圧倒的に無害だ。

彼は街の住民に気味悪がられていたが、町の住民に害をなそうとはしなかった。

主人公ゴーレムの行動に対するアドバイスもただ甘やかすだけの連載版と比べて極めて適切だ。

何より自分教育不足を棚に上げて他人に声を荒げる事もしない。

特別技術と少し拗れた人生を抱えたちゃんと読者が共感できるキャラクターだった。

主人公ゴーレムの方も連載1話では町の住民に気味悪がられこそすれ迷惑をかけているわけではない。

自分を省みず他人の役に立とうとするゴーレムじみた行動原理能面のような無表情を持ちながらも、同時に人間のような外観とゴーレムとは思えないほどに自由思考を持つという姿のぶつかりあいが強烈な不気味の谷を生み出し、それゆえに町の住民から煙たがられていた可哀想な人造人間の姿がそこにある。

対して連載版の主人公ゴーレムはただのクズだ。

自分独善押し付けて結果として他人迷惑をかけてもお構いなしの自己中であり、そこには他人の役に立ちたいという気持ちよりも自己満足に浸りたいという欲望が有るだけだ。

そして後期量産型ヒルルクもどきはそれを後押しし続け主人公ゴーレムの中で自己満足という名の怪物をどこまでも大きく育てていく。

そうしてそだった身勝手すぎる生き様人間らしいと賞賛して、人間として社会で生きていくためにちゃんとしつけられた他の家の子供と同じように愛されるべきだとわめき散らすのだ。

それは違う。

人間として育てているからこそ、時に厳しく接するべきなのだ

読み切りヒルルクが「お前には心があるんだから」とゴーレムに諭すあの表情は親の顔である

なぜ読み切りヒルルクはただ優しく微笑みかけるのではなく、どこか厳しい顔をしているのか。

なぜ読み切り主人公他人迷惑をかけないように意識できるのか。

それは読み切り版のヒルルクが「人間には心があり、時に傷つく」と知っているからだ。

人には心がある。

から嫌なことがあったら嫌な気分になる。

その当たり前をちゃんと読み切りヒルルクは知っている。

そしてそれを主人公にも分かって欲しいから、「お前にも心があるから傷つくはずだ」と語る姿が、ただ励ますだけの生暖かい甘やかしでは終わらないのだ。

ゴーレムハーツの良さはそこにあった。

人には心がある。

お前にも心がある。

から悲しい時には泣け、嬉しい時には笑え、それが出来るなら、お前はきっと受け入れてもらえる。

そのメッセージには愛があった。

読み切り主人公が受け入れられたのは強かったからではない。

自分の親のために泣けたからだ。

彼がその悲しみを表に出し、そこに誰かへの愛があったからだ。

から彼は、心を持ったゴーレムとして街の仲間になれた。

町の住民は彼に共感し、彼の心を認めたのだ。

本誌版にはそれがない。

ただ強いだけで身勝手ゴーレムと、その身勝手ゴーレムをみてニヤニヤする親失格のマッドサイエンティストがいるだけだ。

参考資料

読み切り

https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049550104

本誌読み切り

https://shonenjumpplus.com/episode/13932016480029139684

連載1話

https://shonenjumpplus.com/episode/13932016480029150613

2017-10-11

[] オズボーン効果

(Osborne effect)

1980年代オズボーン・コンピュータ社(Osborne Computer Corporation)が冒したマーケティング上の失敗。

後継機種を発表した際に発生する買い控え現象のことをいう。1983年オズボーン・コンピュータ社のアダム・オズボーンは、

Osborne 1システムの後継機種であるエグゼクティブ」と「ヴィクセン」を発表し、これらが現在製品を性能面

大きく上回っていることを強調した。顧客の間ではこれらの次期製品を待つための買い控えが起き、オズボーン社の売上は急落した。

これがキャッシュフロー収益悪化させ、数ヶ月後にオズボーン社は倒産した。

この逸話から、早すぎる新製品発表によって現行製品販売不振を招く現象を「オズボーン効果」と呼ぶ。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AA%A5%BA%A5%DC%A1%BC%A5%F3%B8%FA%B2%CC

2017-10-02

スマホゲーム終焉コラボ連発だなと思った

モンスターストライクの話だけど、昨日は4周年記念放送ということでみんながワクワクしてた。

俺も友人と「ついにルシファー(※1)獣神化(※2)かな」、「限定キャラ(※3)なのは間違いない」という会話をしていた。

(※1・・・ルシファーモンスターストライクの顔といってもいいほど人気のキャラ。)

(※2・・・獣神化。型落ちキャラの救済システム進化の先の段階を作ることでキャラスペックを上げたり新しいギミック対応させることで現行キャラ匹敵させる。)

(※3・・・限定キャラガチャシステムにおいて、特定の期間でしか取得できないキャラを刺す。基本的実装時に高めのスペックを持つ。※1のルシファー限定キャラ。)

 

そう、モンスターストライクにとってアップデートの一番の目玉は「獣神化」である

昔は使っていたけど型落ちして使わなくなったキャラ、元からスペックなのにときが達完全にネタとなったキャラも、この「獣神化」をすることでまた主力になれる。

この獣神化システムガチャシステムの欠陥である「型落ちによるハズレ化」を補うようなシステムなので、モンスターストライクをやってる人間はこの獣神化だけが楽しみといっても過言ではない。

そこで昨日発表されたのが、なんと過去コラボした「エヴァンゲリオンキャラクターの獣神化だった。

多くの人ががっかりしたのかニコニコ生放送放送終了後アンケートは最低な結果(5.よくなかった が77.5% 色々問題にされているPSO2ですら5.よくなかったは33.4%)

 

私はエヴァンゲリオンコラボモンスターストライクを初めた。なので純粋に嬉しい気持ちがある。もちろん今回獣神化されるキャラは全員もっている。

でも、やはりこのタイミングおかしい。「モンスターストライクの4周年」であって、エヴァンゲリオン関係ないはずだ。

モンスターストライク」という看板の4周年を祝いに来ているのに、強化対象は「エヴァンゲリオン」。私はエヴァンゲリオンの何かを祝いに来ているわけでもないし、祝いの対象もなにもない。

思うに、モンスターストライク運営は「予想を裏切る」ことに徹しているけど、「期待を裏切っている」ことに気付いてほしい。

 

この流れになぜこんなに不満が溢れているのかは今回のことだけでは語り尽くせない。

モンスターストライク7月あたりから月1で他作品とのコラボをしている。

7月は鋼の錬金術師。8月は化物語。9月は七つの大罪。実際コラボを楽しんでいたことは認める。全部好きな作品だ。(当然、作品を全く知らない人は楽しめないだろう。)

実際に、M4(※4)の宮坊さんは「最近コラボばっかりだったから」と発言しているので、コラボに飽きている人間も多い。

(※4・・・M4公式モンスターストライクうまいとされる4人を集めたチームのこと。宮坊とはファミ通Appスターズの人でM4の一人。)

最近コラボばかっかりだったから新しいモンスターストライクにワクワクすると発言を聞いたあとに「みんなが注目している獣神化はコラボです」と盛大な感じでいう。ド畜生かよ。

 

パズルアンドドラゴンズの落ちぶれ様をみるに、モンスターストライクもその後を追っているの間違いないだろう。

パズルアンドドラゴンズコラボを連発しだしてから落ちていった。(他にいろんな要因があって、あとだから言えることだけど。)

多分、コラボに頼っていくとスマホゲームコンテンツとしての地力はどんどん下がっていくのだろうと思う。コラボで人を集めたところで、私みたいに残る人間はいるが、去る人間コラボ先が魅力なだけで終われば去る人間もいる。

もちろん、コラボすればセールスランキングは上がるだろう。だけど、それは劇薬であって、コンテンツ自体筋肉(持続力)や価値が上がったことではないのをスマホゲームの開発・運営は一番に考えるべきであるコラボあくまでもブースト剤。

 

今回のモンスターストライク4周年の発表は非常に残念だった。

私は先に挙げた通り、エヴァコラボからはじめたので嬉しい気持ちもあるが、それでもやっぱり、モンスターストライクキャラクター優遇されることを望む。去年、3周年で「ウリエル(※5)」が獣神化したから、昨日の放送のなかで「ウリエルがこの1年で最も使われたキャラクターでした」と発表できた意味を考えてほしい。

(※5・・・ウリエル。察しの方は多いと思うが、モンスターストライクの顔であるモンスターストライクには4天使ミカエルラファエルガブリエルウリエル限定キャラとしており、そのどれもが多くプレイヤーが性能面や絵などから欲しがるキャラであるルシファーも同じく。)

 

ま、そうはいっても実際の4周年は10/10である。その展開でユーザーの期待に応えてほしいところである

2017-09-17

ガチ恋を拗らせて勝手失望した話

とあるヴィジュアル系バンドマンに恋して勝手失望した女の話

 突然だが、私には本命バンドマンがいる。それこそ今回話のメインとなる、昨年2月から今年の半ばまでおよそ1年半私のエネルギー全集中させたバンドマンだ。以後便宜上、彼のことを王子呼称する。

 王子出会ったのは2016年2月5日。諸々の縁あって、とあるイベントライブに当日券で入ったのがきっかけだ。私はとても守備範囲の狭いバンギャだったので、その日のライブには目当てとなるバンドはいなかった。スタンディングで見る気力がなかったので2階席へ移動して幕の隙間から見える機材搬入をする真っ赤な衣装に身を包んだ人影をぼんやりと眺めていた。やがて幕が開いた。5年ほど前に一度だけ見たことがある、やたら覚えにくい名前のそのバンドの上手ギター王子だった。真っ赤な衣装に真っ赤なリップ、派手な金髪、赤と緑のオッドアイテクニカルギタープレイギターソロを弾く真面目な顔、ソロを終えた後に大きな口をパカっとあけて笑う顔。彼の動き全てに目を奪われた。心が震えた。そんな状態ときに、王子は時たま2階を見上げてこちらを指差したりするものから、完全にハートを撃ち抜かれてしまった。25分のステージが終わりメンバーが捌けるのを見送ったあと、すぐさま近くのCDショップへ走り最新アルバムを2枚購入した。我ながらちょろすぎる。私は王子と衝撃の出会いからおよそ30分で翌月の2ショット撮影会参加券を手に入れた。

 翌月3月14日ホワイトデーイベントということで30秒トーク&2ショット撮影会が行われた。ガチガチになりながら初めてのイベントへ向かう。ライブ以来の王子衣装着用時はつけまに派手なカラコン、赤リップ、とキャバ嬢のような見た目をしていたが、衣装でないときは薄いメイクになるようで、男らしさを感じてドキドキした。至近距離で見た王子はむき卵のように白くてツルツルしていて、隣に座るとなんだかい匂いがした。優しくてかっこよくてトークも軽妙で、30秒間の間に100000000000回惚れ直した。この日の帰りさらに8枚アルバムを買い足して帰った。

 4月5月は毎週のようにライブインストに通った。王子は3度2ショットを撮るころには私を認知してくれたし、手元にあるインストチケットがなくなる頃には自発的名前を呼んでくれるようになった。以前通っていたバンドでは空気を貫いていた自分にとってはこれはかなり新鮮で嬉しいことだった。認知されたからには頑張らなきゃ(?)という謎の使命感からライブの本数を増やした。元々ワンマンライブ以外は行きたくないたちだったが、30分でも20分でも王子ステージにたつ公演のチケットはすぐに買うようにした。

 7月にはツアーファイナルのため大阪へ飛んだ。王子バンド拠点関西のため大きなライブは必ず地元大阪で行われる。実は私はギャ歴に比べると経験値が非常に浅く、ライブのための遠征経験ほとんどと言っていいほどなかった。このライブが私の初遠征の皮切りとなり、以降東京大阪間の移動へのハードルがぐんと下がったように思う。

 本当にこの頃、王子が好きで好きでたまらなかった。早いチケットを買い直してライブに行った。王子が構ってくれないと楽しくなかったからだ。構ってくれた日は浮かれて浮かれて、だらだらとツイッター感想を垂れ流した。ライブの合間に行われるインストのために、バカみたいにCDを予約した。たくさん王子写真を撮った。写真なんていらなかったけど王子に私という存在を忘れられるのが嫌だったから、毎週毎週飽きもせず撮影会へ向かった。私の顔を見て名前を呼んでくれるのが嬉しかった。

 こう何度も現場に出向くようになると、周囲にいるファンの誰が王子を好きなのかも分かるようになってくる。いつも同じ列に並んでいる他のファンにたいして無駄に対抗心を持つようになった。こいつらが見てない王子を見たいという一心たかだか20分程度しか持ち時間のないイベントライブのために地方へ行ったこともあった。とにかく私しか知らない王子を求めていろんなことをした。結果、何かが手に入ったわけではなかったけどその場限りの優越感を楽しんだ。

 頻繁にライブに行くようになったある時。王子が贔屓にしている人が誰なのか、分かってしまった瞬間があった。周年記念のワンマンライブ中、そのうえ2列目にいたにも関わらずワンワン泣いた。その日、王子とは目も合わなかった。あまりにショックで翌週の大阪遠征も取りやめた。チケットは捨てた。10月のことだった。

 しばらくの間、ショックでライブの本数をかなり減らした。11月に一度話す機会があったのでそこで少し会話をして、クリスマスライブに行った程度。どちらも大したことは話せなかった。代わりに時々ファンメールを送った。ファンメールといっても、王子に対する八つ当たりのようなことばかりかいていたので、実際には迷惑メールだったが。迷惑メールを送り続けたことで、1月の接触では「痛い女」と王子に言われてこれまた泣いた。しかしそんな風にいいつつも、王子は優しいところがあるので迷惑メールに書いた私のお願いを結構聞いてくれることがあった。私信とまではいかないが、ツイッターブログ、接触等で律儀にレスを返してくれる王子がやはり好きだなあとその度に実感していた。

 ファンメールから徐々にモチベーションを取り戻した私は2月からまた少しずつライブの本数を増やしていった。麺被りは殺す精神はそのままだったので、とりあえず王子に構ってもらいやす位置キープすることでなんとか精神衛生を保っていた。その頃春からツアーが発表された。モチベーション好調の私はウキウキ東名阪チケットを押さえた。なんとこれが中々のあたりで全公演そこそこの早番だったうえ、そのうち1つは最前確実だった。狂喜乱舞した。王子にそのことを伝えると「ほんまか!最高やな!」とハイタッチしてくれた。可愛かった。

 ツアーが始まった。気分は最悪だった。どうして目の前にいる私を見てくれないの。なんで私がいること分かってるのに別の人構うの。そればっかり考えていた。王子の目の前にいるのに王子の目に私は映らない。死にたかった。私はこんなに色々なもの犠牲にしてきてるのに、なんで、お前は。

 公演のあと、メンバー写真を撮るイベントがあった。能面のような顔で撮影場所にきた私に王子は言った。

今日めっちゃ前の方おったやん!」

「私のこと見えてたんですか」

 もう本当に死にたかった。

 私のことを見ない王子が嫌だったし、ファンの分際で見られたいという気持ち肥大している自分気持ち悪かった。私なんてたまたまチケット運が良かっただけの金なし乳なしブスだ。私よりお金をつぎ込んでる人も可愛い人もごまんといる。私が無視されることも、そういった人たちが気に入られるのも当たり前だ。でも我慢ができなかった。「次のライブも同じとこにいる」と王子に告げて撮影場所を後にした。1週間後、私はまた王子の前にいた。その日も王子こちらを見なかった。私は限界だった。

 好きだった頃に買ってしまったチケットが十数枚残っていた。ほとんどは売った。売れなかった3枚は捨てた。友達と行く約束をしていた2枚はちゃんと公演を観にいった。最前列で見たけど、やっぱり王子の目に私が映ったという実感を持てる瞬間はなかった。そして明後日、友人たちと約束しているライブ最後の1枚を使う予定だ。一体この日はどうなるだろうか。

 好きというエゴ肥大して好きなものを好きだと思えなくなってしまった。少し前に起こったアイドル殺傷事件。正直気持ちが少しわかるのだ。好きなのに、好きなのに、好きだから、憎い。まるで病気だ。

 今も王子のことが好きだ。でも王子が憎くてたまらない。この感情と決別するまでは、王子に会いにいってはならないと、そう思ってる。

2017-09-15

[]ワンダーウーマンを見た

ワンダーウーマン」を見たので感想。と言うか考えたこととかのメモネタバレ気にしてないのでそういうの嫌な人は回避推奨。あらすじ解説とかもやる気ないので、見た人向けだと思いますフェミの話とかも出てくるんでそういうの苦手な人も回避よろしくっす。

総評

まず最初に、「ワンダーウーマン」、個人的にはそんなに評価高くない。少なくとも世間で(特に欧米で)いうほど大絶賛、大感動をすることはできなかった。これは映画を見終わったあとのファーストインプレッション

しかしじゃあ評価低いのかというとそんなこともない。

「1800円という価格&2時間という投資に見合った体験できるのか?」という視点で自問したところ、その答えは「100点」なのだ。十分高評価だろう。いい加減な脳みそだなあ、オレ。とも思った。

なんでこんな評価のすれ違いが発生してしまたかというと、今年見たアメコミ映画の先行2本、すなわち「レゴバットマン ザ・ムービー」と「スパイダーマン:ホームカミング」の評価が高すぎた、というのが原因であるらしい。前出の基準で言うと、「レゴバットマン」も「スパイダーマン ホームカミング」も200点くらいの評価なので、「ワンダーウーマン」はタイミング的に損をしてしまったのかもしれない。これが「ドクター・ストレンジ」のあとだったら感激できてたのに。

無垢子供ダイアナ

PC的なディレクション――批判に対して自覚的で先手を打って内容を適正に作っていこう――は最近ハリウッド映画では多かれ少なかれあるのだと思うけれど、そういう制約(どういってもある種の制約ではあるだろう)を逆手に取って笑いやネタにしたり(デッドプールにおける「女性も男同様にブン殴ったほうが公平じゃない?」)、むしろそこに正面から踏み込んでえぐり出す(スパーダーマン:ホームカミングの敵役ヴァルチャーはいま注目されている「見捨てられた白人労働者」)のにくらべ、ワンダーウーマンのそれは踏み込みが浅くどうしても「そういうルールなので設置しました」感が出てしまっている。

おそらく「ワンダーウーマン」という作品――つまり女性戦場に出て戦うという作品を作るにあたって、制作側は、(フェミニズムを中心に)炎上可能性を覚悟して作ったのだと思う。だから、予め潰せる問題点は潰しておいた。

それは主人公ダイアナ人物設定にも反映されていて、彼女美女で、アマゾン族の王女で、めっちゃ強い。すごい跳躍力や筋力を持ってるし、噛み殺しの特殊能力を持つスーパーゴリラだ。だが多分そのままだと脳筋批判も巻き起こすだろうから、島で英才教育を受けてた設定になっている。作中でも数百の言語を操り、古典に詳しく、第一次世界大戦当時の最先端化学式を読み取るなど知能面でも卓越している。(第一次世界大戦当時の)女性からといって馬鹿ではないのだ!

しかし、だからこそというか、逆説的にというか、なんだかすごく残念な人物描写になってしまっている。

彼女世間から隔絶された島で育ったので無垢だ……という設定なので、物語終盤になるまで「人間は悪神アレス洗脳されているせいで地獄のような戦争をしているのだ。悪神アレスさえ倒せば人間正義と慈悲に立ち返り戦争は即座に終わる」と信じ込んでいる。ここは物語テーマなので、外せない重要な要素だ。

それはそうで、重要に間違いはないのだが、それってどうなのだろう。

言語というのは必ずその文化を含んでいる。外語を学んだことがある人ならわかると思うけれど、外語を学ぶというのはその言語を操る民族地域文化を学ぶということをニアリーイコールだ。文化歴史言語には含まれいるからで、そこに理解無くしては言語意味理解するなんてできない。ましてや古典まで学んだダイアナが、人間の持つ二面性や、善悪といった内面を「全く理解してない」なんてのはありうるんだろうか? いやまあそこが物語キーなわけだから理解していないということにしないといけないのはわかるのだが、そういう描写にしてしまったせいで作品は別のメッセージを持ってしまった。

すなわち「知識教育倫理人間についての理解の助けには全くならない。世界を良くするという意味では、教育は全く無意味である」というメッセージだ。多分これは随分うがった見方だろうし、制作側はそんなメッセージを発信するつもりはないだろう。けれど、物語上ここでねじれが生じているために、そう取られかねない「隙き」が生じてしまっている。批判される要素をなくそうと頑張っていた制作陣が、塞げなかった穴に見えてしまうのだ。こういうねじれが、どうも彼女をそこの浅い子供に見せてしまっている。

ワンダーウーマン」は「(邦画では珍しくもないが)戦う女性主人公」「女性監督した初めての大手スタジオによるスーパーヒーロー映画」という点で、フェミニズム界隈から賞賛を受けた。

けれど、個人的にはダイアナ女性ではないのだと思う。すくなくとも、フェミニズムが想定するような「解放されるべき女性」ではまだなくて、子供なのだ。まだ思春期すら迎えていないような子供で、世界に対して良く言えば無垢だし、シニカルに言えば無知無責任だ。

ダイアナに強い好感を覚えられなかったのがこの映画評価に加点が少ない理由だと、整理した今なら自覚できる。

善き大人スティーブ

多分、自分にとって不幸だったのはこの部分で、それは「ワンダーウーマン」を観るまえに「ウーマンリブ的な文脈フェミニスト絶賛」みたいな評価を知ってしまった点だ。「そういうつもり」で見てしまったせいで捻じれが目についてしまった。

しかし、見終わったあとに思い返してみると、魅力的な部分がいくつもある映画だ。その最大のものアメリカ外征軍大尉スティーブトレバである

彼はドイツ軍スパイした結果恐るべき毒ガス計画を知り、逃亡の最中に絶海の孤島アマゾン島に漂着し、主人公ダイアナを「外の世界」に連れ出す役目をする。無垢美女ダイアナエスコート役であり物語最終局面まで彼女を支えて導き続ける。

ぶっちゃけ、序盤はただのイケメン俳優だと思っていた。

いやイケメンなのは最終盤まで変わらないけど。

ヌードシーンがあったりもするので、女性向けの眼福要素も担当させられたイケメン俳優だと思っていたのだ。二回もイケメンって言ってしまったよ。

彼は優秀な軍人でありパイロットなのだが当然人間なので、スーパーヒーローで神の子であるダイアナに比べたら喧嘩においてはまったく弱い(軍人として適正に強くはあると思う)。おまけに非文明圏であるアマゾン島では虜囚に近い扱いも受けていたし、さらにいえば彼はアメリカ大尉であり、物語中盤の舞台イギリス(&イギリス議会イギリス軍)では大きな権力を持っているわけでもない。上司に対しては愛想笑いを浮かべたり、自分意見をひっこめたりもする。

物語中盤、未知の世界である外界に出たダイアナは完全にお上りさん状態であり、大都会ロンドンにおいて常識を知らないことから、スティーヴに迷惑をかける。それにたいしてスティーブはなだめたり、すかしたりしてダイアナに行動を抑制しようとする(そして失敗する)。スティーブダイアナに「外の世界常識や考え」を事細かに説明して理解を得ようとはせず、断念する。命の恩人ではあるし天下無双戦闘能力を持ってはいるけれど、「面倒くさい子供」でしかないダイアナに呆れているように見えることもある。

こうやって説明すると際立つけれど、スティーブイケメンが売りなだけのダイアナの介添に見えていた。

しかし、上映後に振り返ってみるとこの映画の中心はスティーブだと思う。

ド派手なCGバトルアクションとか、世間フェミ的な評価を全部取っ払って、個人的に「ワンダーウーマン」の感想を述べるならば、「ワンダーウーマンスティーブ映画なのだ

全般的人物内面描写が浅いきらいのあるこの映画だが、スティーブに関しては脚本俳優も素晴らしい仕事をしている。

彼は心の中にロールを持っている男だ。それは「善き男」であり「善き大人」であり、おそらくだけど「善きアメリカ人」であり「善き隣人」だ。彼はそういうふうに生きたいのだ。正しさや信念というよりも、自分の中に理想像ロールモデルがあると表現したほうがしっくりくるのがスティーブである

彼が軍に身を投じたのは、混迷続く世界情勢の中で、善きアメリカ人として社会奉仕しようとした時、そのモデル軍人だったかである。今の価値観で言えばもちろん異論はたくさんあるだろうけれど、その当時の常識で言えばそれは愛国心であったし、善き市民の善き行動だった。

ドイツ軍密偵した結果、彼は恐るべきマスタードガスの開発と、それが講和間近のイギリス軍へ向けられていることを知ってしまう。彼はこの情報を持ち帰るために命を捨てるような危険を犯す。それもまた、彼の中にある「それが善き男の行動」だからだ。

その過程ダイアナに命を救われ、彼女の「外の世界戦争を止めたい」という希望を叶えるためにも、一緒にイギリスまで情報を持ち帰ることにする。

しかし、イギリスにそれを報告したが、結果ははかばかしくない。講和が間近に迫ったイギリス軍は、ドイツ軍(の一部)に災厄的な行動があったとしても全面攻勢には移りたくない。スティーブ情報事実上握りつぶされる。

彼はここで彼自身の行動規範である「善き人」を曲げられる。軍の階級差という世俗権力構造のせいで、彼がすべきだと信じる行為を行うことができない。

講和のためとは言え、前線舞台マスタードガスの脅威の前に放り出してよいのか? 良いはずはないが、議会政府の決定に従うのも「善き国民」の義務ではあるのだ。

でも隣には精神的に子供ダイアナがいて「ねえなんでなんで? なんで正義しないの? まさかここでやめるわけ? 処す? 処そうか?」という視線で見てくる。彼は、その結果、軍の命令無視して、私費で(というかボランティアのつもりだった?)傭兵を雇い前線に向かう決意をする。彼は心の中にある「善き人」の指し示すところに従ったのだ。ダイアナあんまりにも無垢なので引っ込みがつかなくなったという側面があったにせよ。

前線に向かい、血みどろの後背地を抜けて塹壕にたどり着き、取り残された村をダイアナ神話的な能力にも助けられて開放して、ダイアナスティーブ関係は接近する。男女間の性愛的な意味での愛情もあったような描写だったけれど、個人的にはスティーブ父性も強く感じた。その父性というのは、子供しかないダイアナに「善き大人」を見せるというものだ。戦争なんて醜悪ものなのだけれど、それだけではないということ、世界には「善き隣人」の「善き努力」もあるということを示したかったように見えた。孤島から世界に連れ出した人間として、世界失望してほしくなかったのかもしれない。

終盤。マスタードガスの大量生産はすでに完了しており、その暴挙を止めるために一行は秘密基地に忍び込む。ダイアナはその中で、アレス化身だと思われるドイツ軍ルーデンドルフ総監を倒すことに成功する。ダイアナは「これで悪神アレス洗脳は溶けて戦争は終了する!」と歓喜するが、兵士たちは戦闘をやめない。殺戮の準備を辞めない兵士ダイアナパニック状態になる。ダイアナにとっては今まで信じてきた世界観が崩れ去った瞬間なのだ

そのダイアナに向かって、スティーブは今まで何度も説明しようとしてしきれなかったことを告げることになる。

それは「この戦争人間が開始して人間が拡大させたものなんだ。神はいない。僕たちの責任だ」ということだ。その告白はとても辛い。「善き男」として生きたかったスティーブは、まったく「善き男」ではなかった。戦争をしちゃってるのだから極悪人なのだしかし、スティーブは「この戦争は僕達の罪なのだ」ということを認める。なぜなら、戦争責任を誰かに転嫁するのは、戦争を始めるよりも更に恥ずべきことだからだ。「善き男」として彼は、世界の醜さの責任を取らなければいけないと決意する。

スティーブダイアナの間にあったものは多分とても複雑で、男女でもあったし、父と娘でもあったと思う。でもその一部には神と人間というものもあった。

彼女戦闘能力があまりにも隔絶してたかスティーブもその視点を持たざるを得なかったのだろう。

ダイアナの考えは「神が神の邪悪を振りまいたせいで人間迷惑をしている」から「神の使命を持つ私が人間を救う」というものなわけだけれど、スティーブはこれに「善き人間」としてノーを叩きつける。ダイアナの考えはある種のパターナリズムだが、スティーブの答えはそこからの脱却だった。

神々の戦いは神々であるアレスゼウスの娘ダイアナが決着をつけるだろうし、人間であるスティーブはそこには関与することができない。

しか人間の始めた戦争であり、人間の悪意であるマスタードガスは人間であるスティーブが止めなければならない。筋としてそれが正しい。

ダイアナ戦闘能力スティーブたちの状況を考え合わせると、彼らはここで戦闘放棄すれば逃げて安全に暮らすことは十分に可能だったように見える。その場合はもちろんマスタードガスで前線部隊凄惨なことになるのだけれど、倫理的に考えてスティーブが彼らを救う(その結果命を落とす)絶対的義務があったわけではない。戦争悲惨すべてを、個人であるスティーブが背負う必要はないからだ。

スティーブが命をかけた動機として、父(先行者)として娘(後続)に「この醜悪な外の世界にも善はあるのだ」という事を示したかったのか、人間として神に「あなただけにすべてを背負わせない。人間は弱いけれどそれでも自分たちのしでかした行為責任は取る」ということを示したかったのか、それとも男として女に「俺も戦う」といいたかったのか、それはわからない(そこが返ってスティーブという男のテーマとしてよかったと思う。彼の愛情には名前がつけられない)。

けれど、スティーブは「自分の戦い」として今まさに離陸していこうとする毒ガス満載の爆撃機を止めるために飛び出す。そして乗り込み、爆弾を抱えて、前線を救って、結果としてダイアナを残して死ぬ

こうやって思い直してみると、中盤、ロンドンの街で常識知らずにうろつくダイアナに手を焼いていたのも、「善き大人」として子育てに苦労してたんだなあ、と思える。

スティーブ大尉からおそらくエリートなんだろうけれど、まだ若いし、それ以前にすべての人間がそうであるように、不完全で未熟だ。しかしそうであるからこそ、彼には「こんな存在でありたい」という理想像があった。そして常にそうであろうと、努力していた。都会ではトラブルメーカーダイアナを「善き保護者」として(オロオロしつつも新米父親のように)導こうと思ってたし、最前線では「善き戦友」として肩を並べて戦った。戦火から救い出した村でチャーリーが歌ったときは「善き男」としてダイアナを熱っぽく見つめた。彼は最終的に、「惚れた美人との安全生活」よりも自らの役割を優先した。自分自身の信じる正しさに殉じた。それは「善き人間」として神の前に立った時、他の誰でもなく自分が、人間すべての代表として神に「人間の誠実」を見せるべきだと思ったからだ。

それは上野千鶴子あたりの言葉を借りると「男性の安っぽいヒロイズム」であり「戦争に興ずる幼児性」なのかもしれないけれど、物語としてみるとスティーブ人物描写はこの映画の中で一番複雑で深みがあった。魅力的だった。

そんなことを考えると、「ワンダーウーマン」はウーマンリブ的な価値観映画というよりも、男性的な価値観の、そして「神(あるいは超越的な力を持つスーパーヒーロー)の前に立った『善き人間』の覚悟と誠意」の映画だと思う。そして、そこがこの映画の美点だと思える。

2017-09-03

こんな会社はイヤだ2017

こんな会社は嫌だな、と思うことを書いていきます

なお、この内容は私の脳内で考えだした想像上の架空フィクションです。

就業規則が無い

会社の慶弔休暇の制度を知りたいと思って人事の人に聞いたら「当社には就業規則存在しないので、お答えできません」と回答される

親会社実施している月曜朝8時開催の朝会参加を強制される(契約上出社時間10時)

・朝会では全員起立して、社訓を読み上げる。僕以外皆暗証している

・社訓の読み上げは10分くらい続く

・社訓とか聞いたことも見たこともないので、いつも口をパクパクさせながら暗証するふりを余儀なくされる

業務をより理解するため、という理由で、休日招集されて親会社仕事の手伝いをさせられる

・深夜23時くらいまで拘束され、休日出勤手当も深夜残業手当も出ない

・そんな時間まで拘束されると終電が無いので、近くの漫喫で夜を明かす。もちろん手当は出ない

・「奉仕精神」とか何かの理由で、毎週月曜日の朝に社員全員で執務エリア掃除をさせられる

掃除業者に払うお金ケチっているのでとにかく執務エリアが汚い

掃除道具が圧倒的に足りてないので、社員総出で掃除をしてもキレイにならない

・「掃除機が1台ではとても足りません!!」との社員の悲痛な訴えは予想通り無視される

・一応IT企業だが、健康保険はいわゆるIT健保ではなく、親会社独自の健保に加入させられる。福利厚生はほぼゼロ寿司とか食べに行けない

・その独自の健保が実施する健康診断は、東京の隅っこの辺鄙場所実施されるので会社から時間以上かけて移動して受診する必要がある

・謎のアバウトさで、体重は5kgくらいサバ読み、視力聴力は自己申告

・問診の際に「反社会的勢力とのつながりはありませんか?」「入れ墨は入れていませんか?」「違法薬物などを常習してませんか?」という、もし一個でも合致したらカタギの世界にいられないようなハード質問が行われる。既往症や体調についての質問は無い

会社ネットワーク環境個人の家並に貧弱で、ちょっとでも大きなファイルネットワーク経由で扱うと業務に支障が出る

・なので大きいファイルを扱うときは自前の携帯テザリングすることを余儀なくされる。そのためかなり大きめなパケットプラン契約することを余儀なくされ、そのお金個人の持ち出しとなる

・「どんなにオフィスが汚くても狭くても構わないので、せめてネットワーク回線だけはなんとかしてください」とCTO社長に直訴するが、予想通り無視される

・毎月最終金曜日会社の全体集会が開催され、契約上の業務時間を大きく超過して夜まで拘束されるため、この日は皆いつもより帰りが遅くなる。プレミアムフライデーとはなんだったのか

・全体集会の大半は、社長のありがたいお言葉を数時間ただ座って拝聴する時間となる

・そして社長が話す内容は毎月ほぼ同じである

・もう少しカジュアルな場をという計らいから、突如IT業界流行りつつあるTGIF(Thanks God Is Friday)が開催される

TGIFの場ではビール軽食が振る舞われることもなく、社長のありがたいご高説が数時間延々と続けられる

・そしてTGIFで話される内容は全体集会で話される内容とほぼ同じである

・つまり感謝すべき神とは社長のことであると、社員に深く認識させられるイベントとなる

・「前職では9割くらいの時間プログラムを書いてました」とアピールし、その実績が認められて入社することになったが、なぜか人生で一度も経験したことのないインフラエンジニア仕事を任される

・その理由について入社するまでいっさいの説明が無い。実際のところ入社した後にも説明が無い

・そしてインフラエンジニア上司会社に来ない。リモートワークは認められてないのに会社に来ない

・この上司は色々と人類認識していた常識を外れた行動と言動を行うため、個人的にはUFOにちなんで「UMD (Unidentified Monster Developer)」と親しみを込めで呼んでいる。心の中で

会社には全社員10時までには来なければいけない事になっているのに、UMDは14時くらいまで会社に来ない

調子が良い時は、17時ころに会社に来て、18時ころに帰る

・一応肩書インフラエンジニアなので、管理しているシステムアラートが飛ぶとUMDメッセンジャーツール上に「むむ?」と反応のコメントを残す

しか障害対応や原因調査は何もしない。サーバーログインすらしない

・午前中に障害が発生すると、UMDは「自宅で静観します」とメッセンジャーコメントを残し、その後音信不通になる

・そして15時過ぎに会社に来る。障害対応は他の人により全て終わっている

・15時から来客ミーティングが入っていても、平気で遅刻する

UMD自身が設定したミーティングUMD本人が来ない

・昼時にUMD自身ミーティングを設定したのに、UMDは同僚の女の子とのランチを優先してすっぽかし、他のメンバーは待ちぼうけをくらう

・「俺が時間通りに出社すると、障害が起きた時に誰が対応するんだ?わかるだろ、俺の果たすべき責任の重大さが」みたいな独自理論で出社しないことへの正当化をはかるが、そもそもUMDは「むむ?」とつぶやくだけで障害対応は行わない。会社にいようがいまいが行わない

・そのような状況の中、障害対応は他のエンジニア粛々と行う

・それらの事をUMD上司であるCTOに伝えたが、そのことが会社にとって「名誉毀損」「誹謗中傷」だと非難される

・当時上司でもあったので「こういう風に進めたらもっと汎用的に効率的作業できますよ」とUMDアドバイスしたら、普段誰も立ち入らない密室に呼び出されて恫喝罵倒される

ログの解析基盤を整備しようと色々計画を立てて一応UMDにお伺いをすると「お前ごときにそんなの絶対できるわけない」と言われる

涼しい顔で基盤を作り上げると、UMDはそれを自分の手柄にする

・ある時、海外からUMD宛に荷物が届く。それを見て「ほらxx(私)さん見てよ、俺くらいになると海外から直接俺宛に荷物が届く、ようやく俺もここまでビッグになったんだなぁ(涙目)」と感慨深げ。中身は、サービス使用者アンケートに答えた結果届いたノベルティグッズだった

UMD担当していたシステムで性能面で致命的な障害が発生する

毎日障害が発生して、それが二週間以上継続する

・それでもUMDは「むむ」とだけ反応し、何の改善作業対策も行わない

・そして会社に来ない

現場エンジニア疲弊していたので、しようがないので私が代わりにサーバー改善作業を行い、安定化させる

・そのことが「xx(私)は責任外の仕事に介入して現場を混乱させた」ため解雇は相当である、と主張される

・そして手柄はすべて元上司であり別チームのインフラ担当であるUMDのものになる

UMD担当するシステムについてクラウドサービスの大規模トラブルに起因するサービス障害が発生する。ただしUMDクラウドサービスステータスページを眺めているだけで何もしない

・さすがに会社の一大事なので、別チームの人間サーバーログインして調査回復作業を行ったり、クラウド事業者サポートエンジニアと緊密に最新状況のやりとりを行い、会社にもそれらの共有を都度行った。また障害について事後に詳細の経緯と対応作業について資料にまとめた。これらはUMDがやるべき作業ではあるが、彼はただステータスページを眺めて働かざること山の如しの様子だったので自主的に皆が代わりに行う

・それらの私や他エンジニアの行動について「蝿みたいな薄汚いうるさい奴がいろいろある事無い事吹聴して、全体に混乱をもたらした」「奴らのせいで障害が長引いた」とUMDは周りに話す

・大規模障害反省から障害対応マニュアルの整備がUMD中心に行われる。その結果書かれていたのは「俺(UMD)が一番エラい」「俺の言うことは絶対」「俺に逆らうことは許されない」という内容となる

・他の人が担当した障害対策のために行った作業が、なぜかというかやはりすべてUMDの手柄となる

本来UMD担当すべき作業については、口では「やる」と宣言しているが、いっさい何も手を付けられない

クラウド事業者ステータスページにちょっとでもエラーが報告されるとUMD会社に来ない。朝9時ころに発生した軽微なステータス異常確認すると「これは重大事態ですね...家でじっくり静観しないといけない」とメッセンジャーつぶやき、その後音信不通になる。なおステータスは9時台にすぐ回復サービスはいっさいの影響がない

・そしてUMDは15時ころに出社する

・前回障害からしばらくたった後に再度大規模障害が発生する。

しか障害対応マニュアル作成し、その結果障害対応プロセスの中で一番エラい立場だったはずのUMDはいっさい反応をしない。理由は、その日は飲み会が設定されていて、二次会で盛り上がっていたかである

・この障害UMD担当すると宣言していた対策を行っていたらいっさい影響が無かったはずのものであった。そのことが複数人の知るところとなった。その後、UMDは突然「これはチーム全体の責任」「チームが一丸となって取り組まなければいけない課題」と、一切存在しない「チーム」という言葉を強調しだす

UMD障害対応を行わない、アラート対応しない事についてはCTO技術部レベルでも問題となっており、彼らがUMDに問いただすと「今の監視設定は色々なサービスアラートが混ざっていてノイズが多すぎる。その結果障害対応が正しく行えない。それはすべてxx(私)のせいだ」と言い訳をする

しかし実際は、UMD担当サービスアラートが全体の99.9999999%であり、他のシステムUMD以外のエンジニア努力により安定して運営されているためアラート自体送信されることは稀である

・「アラートを分ける」という方針の元、Datadogに設定されていた自分担当するサービス関連のアラート定義の大半をUMDは削除する

・その結果システム異常に気づけず、UMD担当システム障害が発生する

・最終的に、いろいろあった結果UMDが私の様々なアカウント強制的に削除して業務妨害をするという暴挙に出たため、私は職場仕事をすることが困難になる。そのことをCTOに伝えたら、私が解雇という扱いとなる

以上、全てフィクションです。こんな会社は実際はありません。

2017-07-14

https://anond.hatelabo.jp/20170714192955

1 ヘイト中だけ無反応&能面

2 そういう言葉は私は聞きたくない、とその都度言う

3 話さな

2017-05-11

「会話の一人反省会」を判定してほしい

どうしても他人意見がほしいので書く。

ある場所での会話について考えたこと。

私+男女2人(A男とB子とする)で話していた。

B子にはサイコ気味(というよりは嗜虐的?)なとこがあって、

高笑いしながら他人の口にチューブわさびねじ込むようなことをする。

そこまでの流れは省くが、B子の見た目の話になって、彼女自身

「私の顔って平安顔」

みたいなことを言い出した。いわく、化粧をしないと能面みたいな状態らしい。

それを受けて、A男が

弥生美人的な感じだよね」

という発言をした。

そこで私が

平安時代ならモテモテかもしれないですね」

と言ったところ、A男から

「お前後で殺されんぞw」

と言われた。

B子がけなされたと受け取って僕を殺すかもしれないという意図だというのはわかる。

その場ではあははみたいな感じで会話は流れていったが、帰宅後以下のような反省会を始めた。

なるほど確かに、平安時代なら、という枕詞を付けたのは失礼だったかもしれない。

しかし、自分顔面sageをしだしたのはB子自身だし、私は褒め(フォロー)こそすれ、けなす意図発言したわけではなかった。

さらに私を腑に落ちなくさせているのは、この一連の会話を別の場所で聞いたC男から

「失礼だろw」

一刀両断されたこと。そんなに失礼だったろうか。

平安時代ならモテモテると言っているわけで、現代モテないとは一言も言ってない。

「だから現代でもてないんでしょうね」とでも発言していたなら話は別だが、けなすような内容の発言を私は一切していない。

それとも、平安時代ならみたいな反実仮想をしだした時点で、褒める意図の「モテる」っていうのは効力を失って、結果的にけなす意図に取られるものなのだろうか。

う-ん。

「会話の一人反省会」を判定してほしい

どうしても他人意見がほしいので書く。

ある場所での会話について考えたこと。

私+男女2人(A男とB子とする)で話していた。

B子にはサイコ気味(というよりは嗜虐的?)なとこがあって、

高笑いしながら他人の口にチューブわさびねじ込むようなことをする。

そこまでの流れは省くが、B子の見た目の話になって、彼女自身

「私の顔って平安顔」

みたいなことを言い出した。いわく、化粧をしないと能面みたいな状態らしい。

それを受けて、A男が

弥生美人的な感じだよね」

という発言をした。

そこで私が

平安時代ならモテモテかもしれないですね」

と言ったところ、A男から

「お前後で殺されんぞw」

と言われた。

B子がけなされたと受け取って僕を殺すかもしれないという意図だというのはわかる。

その場ではあははみたいな感じで会話は流れていったが、帰宅後以下のような反省会を始めた。

なるほど確かに、平安時代なら、という枕詞を付けたのは失礼だったかもしれない。

しかし、自分顔面sageをしだしたのはB子自身だし、私は褒め(フォロー)こそすれ、けなす意図発言したわけではなかった。

さらに私を腑に落ちなくさせているのは、この一連の会話を別の場所で聞いたC男から

「失礼だろw」

一刀両断されたこと。そんなに失礼だったろうか。

平安時代ならモテモテると言っているて、現代モテないとは一言も言ってない。

「だから現代でもてないんでしょうね」都でも発言していたなら話は別だが、けなすような内容の発言を私は一切していない。

それとも、平安時代ならみたいな反実仮想をしだした時点で、褒める意図の「モテる」っていうのは効力を失って、結果的にけなす意図に取られるものなのだろうか。

う-ん。

「会話の一人反省会」を判定してほしい

どうしても他人意見がほしいので書く。

ある場所での会話について考えたこと。

私+男女2人(A男とB子とする)で話していた。

B子にはサイコ気味(というよりは嗜虐的?)なとこがあって、

高笑いしながら他人の口にチューブわさびねじ込むようなことをする。

そこまでの流れは省くが、B子の見た目の話になって、彼女自身

「私の顔って平安顔」

みたいなことを言い出した。いわく、化粧をしないと能面みたいな状態らしい。

それを受けて、A男が

弥生美人的な感じだよね」

という発言をした。

そこで私が

平安時代ならモテモテかもしれないですね」

と言ったところ、A男から

「お前後で殺されんぞw」

と言われた。

B子がけなされたと受け取って僕を殺すかもしれないという意図だというのはわかる。

その場ではあははみたいな感じで会話は流れていったが、帰宅後以下のような反省会を始めた。

なるほど確かに、平安時代なら、という枕詞を付けたのは失礼だったかもしれない。

しかし、自分顔面sageをしだしたのはB子自身だし、私は褒め(フォロー)こそすれ、けなす意図発言したわけではなかった。

さらに私を腑に落ちなくさせているのは、この一連の会話を別の場所で聞いたC男から

「失礼だろw」

一刀両断されたこと。そんなに失礼だったろうか。

平安時代ならモテモテると言っているて、現代モテないとは一言も言ってない。

「だから現代でもてないんでしょうね」都でも発言していたなら話は別だが、けなすような内容の発言を私は一切していない。

それとも、平安時代ならみたいな反実仮想をしだした時点で、褒める意図の「モテる」っていうのは効力を失って、結果的にけなす意図に取られるものなのだろうか。

う-ん。

2017-04-29

http://anond.hatelabo.jp/20160922212236

容姿性格関係ないと思うけど…

ブスでもみんなに可愛がられて、表情美人になる人もおるし

美人でもみんなに妬まれて、能面みたいになるのもおるし

性格

人間誰でも好きな人には優しいし

興味ない人には無関心

合わなくてイライラする人もいるし

ただどこを切り取るかってだけに思えるなあ

2017-04-27

能面プリクラで加工して

LINEで男を騙して呼び出すって企画テレビバラエティでやってたけど、

もし男女逆だったらミソジニーがどうこうのフェミの人たちが大喜びでツイッターネタにしそう

なぜか知らないけどああいう人、女性ばかりが不当な扱いを受けている!って言うよね

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