2017-11-15

Boは見てないもの想像できない「いつも」が分からない

今日は、体調が悪くて、自宅勤務にした。

朝8時にキッチンコーヒーを淹れているわたしに、Boが「今日は早いんだね」と声をかける。

わたしは、一瞬、絶句して、イラっとして無視しかける。だけど、理性がかろうじて勝つ。

「いつもは5時に起きて、あんたが起きる頃には、会社にいて、家にいないから会わないの。」

Boはポカンとしている。

「いつも?いつも、Rumiさんは10時頃に起きてきて、コーヒーを淹れるよね。」

イラつきがさらに加速する。怒鳴りつけそうになる。

でも、何とか思いとどまる。

「ああ、言い方を間違えた、ごめんなさい。

 わたしは、平日のうち80%から90%は、朝5時に起きて、6時には家を出る。

 だから、8時にBoが起きてキッチンに来た時に、わたしを見ない。

 わたしは、仕事休みの日は10時頃にキッチンコーヒーを淹れる。

 Boのいつも、はいつもではなくて、仕事休みの日。

 今日は、水曜日水曜日仕事の日。

 だから今日は、平日の普段わたしの行動と比較をすると早くない。

 普段の平日より、ゆっくりなの。分かる?」

Boは、能面のような表情で返事をする。

「分かった。」

ここでわたしが「いつもより、ゆっくりなの。分かる?」と聞いたら、Boはたぶん「分からない」と答える。

多くの人にとって、なんてことのない「いつも」という言葉ニュアンスBo理解できない。

何度説明をしても、自分が見ていないもの存在しない出来事で、想像をすることができない。だから自分が寝ている間に起きて、準備をして仕事に行く私を想像することができない。

Boにとっての世界は、自分が起きたときにはじまり眠ると消える。

から世間的には早起きをして仕事に行っているわたしを、Boは、朝10時に起きてのんびりとコーヒーを淹れている人としか認識できない。

彼が悪いわけじゃない。

だけど、疲れる、うんざりする、と感じるわたしも悪くないと思いたい。

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