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はてなキーワード: 損得勘定とは

2021-08-19

こんなに素敵な男性結婚できないなんて、世の女性達はおかし

このサイトに初めて投稿します。

とっても素晴らしい男性を見つけました。

同時に、このような男性容赦なく振り、傷つける女性を心から軽蔑します。

私は、20代前半の学生ですが、現役ではないため、周囲の全員が年下〜同世代...、年上好きの私にとって、胸がときめく出会いがありません。

私の最も好みのタイプ(現実で付き合える相手かどうかは別とします)は、「中肉中背〜ややぽちゃ、堅実、無口で暗い、控えめな性格容姿も飾らない、目が大きすぎたりと中性的容貌ではない、純日本人」といったものです。云わば平々凡々な男性で、且つ内気で暗い感じの男性が好みなのですが、案外そのような男性は私の周囲にはいらっしゃいません。

そのドストライクゾーンの対極にある男性は、陽気な体育会系ジャニーズ系韓流系などですが、現実の私は、殆どそのような男性からしかモテません...。暗い男性が好みだと言ったら、逆に全く興味のない年下男からメンヘラアピールをされ、依存LINE連投をされ気持ち悪いと感じ逃げたことがあります。暗い男性が好きと言っても、会話が苦手だったり、多くの人との交流をすることを好まない方が好きなのであって、そのような方は芯が強く女性依存しないので、メンヘラっぽさはありません。そこは誤解しないでいただきたいものですね。

そんな中、なかなか胸がときめく好みの男性出会う機会に乏しいため、インターネットで好みの男性を探していたところ、非アダルト掲示板で、30代後半地底卒年収500万で純日本人会社員男性が目に留まりました。何となく好みの男性である可能性が高いかなと感じたため、お声がけしました。お互い写真登録していないことが不安でしたが、「顔みて嫌なら帰ってください、僕もあなたを見て苦手なタイプなら堂々と帰るつもりですから。」との男らしい毅然としたお言葉に胸がキュンとときめきお会いしたら、期待に応えてくれるような素晴らしいお方でした。

まず、会ってから聞いたのですが、私が上述した最も好みのタイプの条件を、漏れことなく全て満たされていて、なんて素晴らしい男性なんだと驚愕しました。

顔はイケメンではないけど、ブスメンフツメン好きな私にとってはちょうど良かった。無口だけど、いろいろお話して相手のことをもっと知りたいと思うような大変魅力的な男性でした。

まずは駅前で待ち合わせ。久々の出勤でお仕事帰りだそうでスーツ姿で待ってくださり、最初は緊張からか表情や会話力のない方という印象でした(逆にそこに萌えますが)が、こちらが和やかな雰囲気を作り、ご趣味お仕事などいろいろいろいろ質問してみたら、趣味小説アニメに関してお話してくれました。

また、経済に関心がある方で、自身が行っている投資信託お話をしてくださいました。「私も投資信託はぼちぼちやってますよ」と話したら、おすすめ銘柄を教えてくれたのですが、勧める理由合理的で、頭脳明晰なことが容易に窺えました。最近趣味経済学の論文を読み漁っている私からしても、頭の回転が早く聡明で、知見のある方という印象でした。また、「趣味投資の話なんて会社の同僚には話しづいから、話聞いてくれて嬉しい」と言われ、胸が高鳴りました。

お仕事の内容までは当然伺いませんでしたが、「今はコロナのおかげでないけれど、それ以前は飲み会が面倒で...上司趣味の何とかのことを聞き出され...」など他愛もない愚痴を話してくださり、聞いていてとても楽しかったです。多分、奥手で話が苦手なだけだけど、ほんの少しでも心を開いてくださると、どんどん会話が楽しくなる男性なのだと思いました。控えめな性格からこそ、奥ゆかしく、噛めば噛むほど味が出る男性であると思います

内気で会話嫌いな男性が少し心を開いて自分の事を話してくれるのは、本当に嬉しい。

堅実に貯金もしていらして計画的な方ですので、婚活でもしないのですかと訪ねたところ、「実家の両親に結婚しろと言われていて、俺は結婚願望あまりないけど、全くしたくないわけではないから一応婚活サイト登録してる。」だそうでした。しかし、女性からオファーをいただいても、お見合いした女性全員と交際に到っていないそうです。もちろん彼のモチベーションが低いこともあるでしょうが、そこそこの年会費を払い登録した入会先で、このような素敵な男性が、「女性に選ばれる立場なのはなんだか少しもどかしいな...と無関係ながら思った所存であります

本人の婚活モチベーショは別として、婚活サイトスタッフは、このような素敵な男性の魅力を引き出してくれたりしないんでしょうか?私が仲人なら、優良物件として様々な女性おすすめして回ります

好みの男性が、女性からオファーをもらい、話に行き、断られるというのを考えると辛いですね。

彼は芯が強いから何とか一人で生きていくのかな...。

婚活女性損得勘定で彼のような素敵な男性が断られてしまうだなんて、私は久しぶりに胸が張り裂けそうで、その男性が夢にまで出てきて早朝起きてしまい、寝不足になりました。

婚活女性があまりにもバカなことはこの件でわかりましたので、仕方ないかもしれません。

しかし私のメンタルが、二次受傷しそうなので、何かこの男性を救ってあげる方法はないでしょうか?本当に胸糞悪くて胸が張り裂けそうです。このような感情に陥ったのは滅多になく久しぶりです。

言葉で言い表せないほどに本当に素敵な男性で、仮に私が高級婚活クラブ女性会員でこのような男性を紹介されたら、「こんなに素敵な人材がいるんだ」と納得するほどです。

本当に、婚活女性ってアラフォーになるまでまともな恋愛したことない、しか理想だけはバカ高い負け組女性ばかりなんですねw

こんなに素敵な男性女性から選ばれ捨てられるなんて、日本の恥だと義憤に駆られました。

アラフォー婚活女なんて理想高いだけの馬鹿です。所詮羊水腐ってるだけのババアなので気にしないで強く生きて欲しいです。どうか彼が素敵な女性出会ますように...。


PS

なんかネカマと言われてますが、違います。本当にドンピシャな方でした。大学の友人にも言えるはずなく、匿名の場以外に発散する場もなく胸が苦しいんです...。こんなに素敵な方を振る女性に対して何故か怒りが湧いて仕方ないです。私に彼氏がいるのが付き合えない理由です。もう少し早く出会えたらなと思っています彼氏がいる事実は隠していますが、どうにかしてもっと会いたいし彼のことを知りたいです。ですがお相手は殻が硬い。どうしたら良いんでしょうか?共通話題もないので相手の話を聞くだけしかできません。私の祖父大学教授で、偶然その方の母校で教えていたこともありますが、学部が異なり話題提供に失敗しました。私も恋愛下手な女です。

2021-08-06

若い子は本当にコロナ危機感がない

自分は運良く動きの早い自治体に住んでいたので、もう2回接種が終わっているし、コロナが始まってからも「このウィルスは身近な人との断絶を生むのが厄介だ」と思っていたので、「自衛はするが、表立って人の行動を正誤で斬らない」「何か言いたくなった時には、この状況を自分がどう上手く利用できるかという損得勘定思考を切り替えてひとまず口を慎む(理屈で考えて得するとしても気持ちとしては不快だが)」という態度でいる。


だけど、若い子がランチに行った後にSNSで「叩かれるのが怖い」とイラストの切り抜きをポストしている態度はどう見ても「感染して自分や身近な人がしんどい思いをるすのは他人事」と思っていて、それよりそれが叩きに繋がる世間の風潮を茶化していて、かつそんな自分が「面白い事を言っている」と思っていて、口は出さんが、「君らな、知らんぞ」と思ってちょっとイラついている。

2021-07-20

小山田圭吾氏と「公正世界信念」と「防衛帰属」(7/19 Session #ss954)

荻上チキ・Session | TBSラジオ | 2021/07/19/月 15:30-17:50 https://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210719160547

荻上チキ氏)

この小山田圭吾氏が過去に行っていた、いじめに関する露悪的なまぁ、発信。

1回のインタビューでぽろっと答えたということではなくて、複数回インタビューで詳細にそのいじめの中身を語って、しかも悪びれる様子がないというような様子というのは、Web上でも20年以上前からたびたび話題とはなっていたわけです。

そうしたようなことがずっと棚上げされたまま、今回オリンピックパラリンピック楽曲提供をするという風になった際に、この名前がでてきたことに対して、これは明らかにちょっとミスマッチだろうというような非難さらに盛り上がり、また今回の報道などによってその出来事、そういった発言過去にしていたということを初めて知ったという方も多くいると思うんですよね。

90年代音楽などに触れている人などにとっては、コーネリアス小山田圭吾氏というのはとてもあの馴染みのあるミュージシャンだと思うんですけれども、でも日本全体でどれだけの認知度かというと、そこはちょっと分からないところがあるので、むしろ今回の件で小山田氏を初めて知った人にしてみれば、オリンピックなどで楽曲提供しようとしていたけれども過去にとんでもない犯罪的な差別を行っていた人物だったっていう情報だけ与えられると、当然ながらそんな人物不適格でしょ、となるのはこれまた当然ということになりますよね。

この件っていうのは、過去にじゃあ行っていたいじめ加害が発覚した場合に、その人の仕事までキャンセルする必要があるのか?というような問題として理解される向きも一部あるんですけど、その問題とこの問題は別だと思うんですよね。

今回のは、過去いじめ加害というのが何かのきっかけで「発覚」した事案、ではないんです。

そうではなくて、小山田圭吾氏が繰り返し過去インタビューの中で攻撃的、露悪的な仕方でいじめ手法というものを赤裸々に語っていた、それを読んだ人たちに対して当然不快感を与えるかもしれないけれども、それを一つのエンターテイメントとして味わって欲しい、読んで欲しいという感覚文脈で内容を提供しているということになるわけですよね。

そうすると、いじめとか差別というものを軽視するような発信というものを、アーティストになってから行っていた問題ということが、ここに関わってくるわけです。

過去いじめ加害という点でいうと、国立教育政策研究所データなどだと、小学校から中学校の間にいじめ加害を行っていない児童というのは1割程度しかいないんですよね。

やはり誰かしら、何かしらのタイミングで、誰かに否定的あだ名を呼びかけたりとか、誰かを無視したりとか、誰かを叩いたりとか、そうしたようなことを一定期間行うということはしてしまうところがある。

ただそれが持続的にどこまで行うのか、何年間も行い続けるのか、ずっと行うポジションにいるのかということで見ると、どんどん数が絞られていって、継続的加害者になっていくという人はその中でもまた一部になっていくっていう状況があるわけですね。

ところがこの小山田氏の様々な発言というものは、そのいじめ文脈というものを超えた、性暴力でもあるし、障害者差別でもあるし、いろんな問題を含んでいるわけです。

インタビューの中でも紹介されている加害行為というのは(先程「たまむすび」の中でも少し紹介されたりしていましたけれども)たとえば人前でマスターベーションすることを強要するとか、あるいは女子達が見ている中でわざと服を脱がして人前を歩かせるであるとか、あるいはぐるぐる巻きにしてバックドロップをしたり、あるいはまた大便を食べさせたりとか、そうしたようなことを繰り返していたんだということを言ってるわけです。

他にも様々なダウン症児童などに対する侮蔑的発言というものを仲間内で繰り返していたことなど、いろいろなことを自ら発信されてるんですけど、インタビューの中だと(笑)とかそうしたような文言を用いて、非常に露悪的な仕方で発信されていたということになるわけですね。

こういったような事態というものは、このインタビューを読んだ人たちに対しては大変なストレスを与えることには当然なるわけですね。

なぜこれがストレスなのか、ということも改めて振り返っておきたいと思うんですけど、僕がたまに紹介している概念で「公正世界信念」という概念があります。「公正世界仮説」と呼ばれることもあります

これはどういうことかというと、「この社会というのは、正しいことをすれば報われるんだ」というような考え方、これが公正世界信念ですね。「この世界は公正にできていて、人々が適切に振る舞えば、世界はそれに応えてくれる」という一つの信念というのがあって、多くの人たちはこれを内面化しているんですね。

内面化するからこそ「努力は報われる、だから頑張ろう」というようにモチベーションを維持することができる、動機づけを保つことが出来るわけです。

逆に言えば「正しくないことをすれば懲罰を受けるよ」というような考え方でもあるので、これがまた社会から逸脱をするのではなくて適応しようというモチベーションに繋がるところがあるんですね。

良くも悪くもこういった信念を持っているという人はとても多いんだけれども、ただこういった信念が揺らぐような悪いニュースというのがしばしば飛び交ってくるわけですね。

そうすると「あれ?今起きた事件って公正世界信念を揺るがしてしまうじゃないか」誰かが例えばいじめられていた、誰かが性暴力を受けた、そうしたような、バッドニュースが入ってきた時に、人はとっても不安感を抱くわけです。

その不安感は、要は「もしかしたら自分努力しても報われないこともあるかもしれないし、気をつけていても被害に遭うかもしれない」っていうこと、ってなるとすごいストレスなんですよね。

その時に取られがちな手段が二つありまして、そのうちの一つというのが「被害非難被害者が悪いというんですね。

どういうことかというと「これは公正世界信念が揺らいだのではない、世界は変わらず公正だ、と。だけれどもあの被害者に落ち度があったから、あの被害者は適切に努力してなかったからそうした目に遭ったんだ、つまり過去に正しくない事をしていたからその懲罰として被害にあっただけなんですよ」っていうふうに矮小化をする。

こういったような仕方で、貧困当事者を叩いたり、被災した方を叩いたり、性暴力被害にあったことを叩いたりということで、むしろ弱者を叩くっていう方向で解消しようとしてしまうのも、公正世界信念のもたらす現象なんですね。

でも、同じく公正世界信念が揺らぎそうになった時に起きがちな方略のもう一つが「加害者に対するバッシング加害者に対する過剰な懲罰や"悪魔化"ということになるわけです。

要は加害者に対して因果応報というものをもたらしたい、因果応報をもたらすことによって、このモヤモヤした感覚をなんとか治めたい、って感じるものなんですね。

この感覚のものはとても重要ではあるんだけれども、場合によっては「加害者がまだ謝ってないじゃないか加害者はきっともっと碌でもない奴だ」っていうことで、悪魔のような存在として描かれるようなことがあって、そうなるとどう対処してもこの信念が回復されないっていうことになってしまうわけです。加害者がどれだけ謝罪をしても、なかなか対処が困難だということにもなりうるわけですね。

一般的にこうした公正世界信念というものは、人々にとても重要動機づけを与えるし、社会適応しようという努力を与えるものではあるけども、しばしばそれがコントロール不能攻撃に向かうような側面というのも当然あるわけです。

ただ、こうしたような「被害非難」とか「加害者非難」が全部悪いのかというと、そう単純に語れないというところもあるんですね。

加害者非難」などに通じることによって、一定の抑止効果かいうのを社会拡散したいという人もいるでしょう。いろんな動機がそこにあるわけなんです。

今回の件についてはどうなのかというと、明らかにやっぱり小山田氏が発言していたことが明らかになったら、大変多くの人達不愉快に思うし、また非常にこの世界を不公正だという絶望感を味わうことになる。だから何かしらな仕方で公正さを回復したいと思う。ここまではもう多くの人たちの望むところだと思うんです。

ではその回復手段がどうすればいいのかというと、今回のようなケースって、回復手段ほとんど難しいんですね。

例えばすでに被害を受けていた当事者はいて、その人はその後いろんな後遺症とか様々なものを味わって生きてきたかもしれない、それを例えば今更謝罪たからといって回復できるとは限らない、つまり加害者被害者に謝罪をすればそれで治まるような案件ではどうも無さそうということも分かっている。

一方で社会に対して、多くのこの不公正があったことについて、あるいは不公正があるということをアーティストとして発信したことについて謝罪すればそれで治まるのかというと、なかなか治まらないでしょう。

少なくともパラスポーツとかオリンピックなどのテーマソングを書くという役割は適任ではないということは言えると思うんですね。

一方で別に小山田圭吾氏に今後ミュージシャンとして二度と活動をするな、みたいなことを言ってるわけではない。

そこはあの今後どういう風にやって行くのか、今後小山田氏の振る舞いとか応答責任を通じて、多くの人たちが「なるほど、まあそう言うんだったら」という風に安全感覚を取り戻せるかどうかにかかっています

から今回のペライチで出した謝罪文で多くの人達が納得できるというわけでは当然無いわけなので、今後の様々な発信において、その問題にどう取り組んでいくのか、どう向き合っていくのか、その姿勢を見せ続けることによって、人々の「加害者避難」でも「被害非難」でもない、ある種の「修復的公正」と言うんですけど、公正感覚修正されていくというか、取り戻されている感覚というものを、ひとりの発信者としてもたらすことができるかどうか、それが小山田氏に問われてるポイントひとつになるわけなんですよね。

で、これはとても難しいことではあるんだけれども、アーティストとしていじめ加害の手法などについて露悪的に語って、それが障害者差別などをさら助長して、なおかつ多くのいじめ被害者に対しても二次加害をインタビューを通じて行った、という点について、同じアーティストとしてどういう風にその後自分責任を取るのかということはこれからも出てくると思うんです。

から今回テーマソングを作るか作らないか、これは作らない方がいいと思います。そしてその仕事を降りた方がいいでしょう。

ただその後二度と活動するなという話ではなくて、それに対して活動者としてどういう風に向き合っていくのかということを多くの人たちが見ていきますよ、ということに応答責任というのが出てくるということになるわけですね。

これ、見ている側もやってはいけないのは、「防衛帰属」という言葉があるんですけど、何かの問題をどこに帰属させるか、どこに責任所在をおくかっていうのが、その人達の考える倫理観とか道徳観とは別に、その人の考える将来の損得で左右されるところがあるんです。

例えば今回小山田氏を擁護してる人がいるんですね。たとえば「そんな過去の話」とか「その当時はいじめを露悪的に語るのが当然だったんだ」みたいな仕方で擁護する人たちがいる。

それを見ると、結構典型的な「防衛帰属」だなって思うわけです。

どういうことかというと「彼が悪いことになると、自分も悪いことにさせられてしま可能性がある。だから『彼が悪くない』っていう風に言うことによって、自分が叩かれるリスクを下げたい」。つまり自分防衛するために、責任所在を「彼ではない」「ここではない」「そこではない」というふうに位置づけたがるということなんですね。

そういうふうに、どこに責任帰属させるのかっていうようなこと自体が、人々にとって損得を左右されるような問題になってるわけです。

からネット上などでも、実はその、小山田氏のあり方というもの擁護する声というのも、まちまちあって、しばしばあって、そうしたかたちを見ると、たぶんその自分の振る舞いとか、自分メディアの振る舞いとか、90年代表現かいものまで堀り返されると問題だなっていう風に思われると色々発表がしにくくなるとか、そうしたようなことが場合によっては関わってくる可能性もあるわけですね。

そういうような「防衛帰属」を繰り返していると、結局、今回どうすればいいのかっていう議論が前に進まないことになるんですよ。

そうして「自分が叩かれたくないから、この人は擁護しとこう」みたいな損得勘定議論されてしまうと、結局、「被害感情にはどうすればいいの?」とか「こういったものを再発しないためにはどうすればいいの?」っていう議論が出てこないことになるんですね

ちょっと遠回りした言い方になりましたけれども、今回インタビューによって多くの人たちが非常に不公平世界だっていう感覚を突きつけられた、それに対してなんとか回復したいっていう強烈な動機に突き動かされているという状況がある。

それをやったのは何かの暴露とかではなくてミュージシャン本人のインタビューの中での発言だったから、ミュージシャン本人として今後の発信などでどう応答するのかということは当然問われてくるだろうと。

それが行われてない現段階においては、このオリパラテーマソングを受けるというのは不適格だことに当然判断されることにはなるだろう、と思うわけですね。

ではその後どうするのか。

これ一朝一夕に本人が反省しましたって言って何とかする話ではないでしょうし、反省云々ということするためには基礎知識かいろんなことが必要になりますよね。

どう誤っていたのかを言語化できないと、応答はできないということになるので、今回の本人のメッセージ云々でおそらくなかなか納得しがたいようなところがある中で、どうそれに向き合っていくのかということが問われていくのかな、という風には思います

いろんなものを浮き彫りにした一件でもありますよね。

80年代90年代当時というのは、特にいじめ対策というものは今より脆弱でした。今は随分といじめ対策で、科学的に何が必要なのかということもわかってきました。

今回、多くのメディアがこのいじめ問題を取り扱うのであれば、いじめ対策として今どういった知見がより重要で、よりどういった教育こそが必要なのか、という話も、いろんな現場に広げてきてほしいなと思います

2021-07-10

増田

衆議院議員選挙が数ヶ月後に迫っているようだが、いい感じの投票先が見当たらない。

ならば被選挙権もあることだし、いっそのこと自分立候補するか?!とも考えたが、供託金300万円が高すぎて難しい。貯金もっとあるが、300万は大きな額だ。

現実には立候補は無理なので、かわりに政策集を投下しておこうと思う。投票する立場では、これらの考えに最も近い政党候補者を選びたいところだ。

タイトル増田党としているが、増田統一見解を示す政党という意味ではなくて、増田の一人が立てた架空の党だという意味だ。なお「mass(多数派)打倒」という意味ではない。

経済産業
税制
労働雇用
原発と電力

電力は国の最重要基盤の一つ。

福祉教育

資源の乏しい我が国は、知恵と技術、そしてそれを育てる教育こそが国の中心である

外交国防安全保障
法務人権
選挙制度
その他の課題への見解
ここに書いていない政策課題について

選挙タイミングで、それからの4〜6年間ほどの全ての課題議論できるはずが無い。今の国会議員選挙で選ばれたとき公衆衛生に関する論説を国民に向けてやった者がどれほど居るだろうか?

なので選挙ときには、その時点のホット話題についての候補者の考えを見聞きして、既知の課題だけでなく将来の未知の課題についても上手く取り組んでくれそうな人を推測するしかない。

増田には文字制限もあるし、他のトピックは推測してくれ。そしてもちろん、本物の衆議院議員候補政策も、そうやって読み、評価したい。

2021-06-14

anond:20210612215144

ツイのリプ欄を連絡帳代わりに使われた俺よりマシ。

ツイみたいな損得勘定しかプラス行動が取れない場所ではなく、ある程度の純粋評価基準が残ってる渋が残ってくれないと困る。

2021-06-06

anond:20210606002502

仮に、万が一にも、"契約を確かに履行する国であることの証明"、そんな理由第一目的にして東京五輪開催したとなると、日本損得勘定も出来ず主体性もないカモだと世界中から思われるだけだ。

2021-05-27

男は女のそういうところを見ている

キモい男にバリア貼る女は男から評価クソ低くなるぞ。

いや、単純に男って、女が思ってるより遥かに男同士の友情というか、連帯感みたいの持ってるからな。

感情面だけじゃなくて、冷酷な損得勘定の話でも、キモい男>女って優先度になることもある。

社会人として、女より男の方が役に立つ確率が高いからな。

てか、若さ身体、ヤレるかヤレないかという価値をさっぴいて欲しいんだろ?

そしたら、やっぱり同じ仲間であるキモい男にどれだけ優しいかを見てるよ。

「あ、こいつ相手によって態度変えるんだな」って思われた時点で、もうその女は男に内心で切られてる。

損得で考えるならキモ男にも優しくしろよ。

2021-05-16

.

「わかろうとすることを諦める」というのは、知的に誠実であろうとする人間にとって最も屈辱的で、絶対に是が非でもそんなことはすまいと思うはずなのだと思うのだけれど、

わかろうとしないやつを相手にすると一方的こちらが損するだけだ、という損得勘定と損得「感情」はよく分かる。

だが、

その感情を優先して知的に誠実であろうとする感覚は全く蔑ろにできる、という感覚理解できない。

…いや、わかるか。

打ち負かしたい、言い負かしたい、という誘惑と衝動は、想像を絶する苛烈で強烈なものだろうからな。

意味不明だと一方的に切り捨てるという「戦術」は全く思いつかないのだけれど、

相手の内在論理一方的破壊することに躊躇がなくなればそうなるだけか。

或いは、自分の言ったことに瑕疵や油断があったのではないか?ということだが、

瑕疵や油断を手札や場に晒すことが果たして前提としてできていたのかどうか、という話にも繋がるか。

2021-05-09

anond:20210509191549

結局まさに中国みたいな強い奴には文句言えないんだもんな

なぜかというと損しちゃうから

損得勘定正義がいつも仲良しだなんて限らないのに、ポリコレに毒されるとそう思い込んじゃう

2021-05-08

リンピッグの話ね

まあ胡散臭いことこの上ないし、

まあ手口としては明らかなクソフェミのヤリそうなことではあったけど、

渡辺直美がそっちの方に行くのかということは一つ驚きというか、へえ、そうなのか、という認識を揺さぶったね。

そいつをうまく操縦してあくまビジネスやカネや成り上がりってことを目的としているのか、

或いは傷ついたみたいな女としての感情本質に絆されたのか、

或いはその両方なのかは知らんが、まあ敢えてやったわけだな。

ブレインストーミングの一案ですらああやって刺したわけだ。

やった方もやった方で、そうとう覚悟はしたんだろうな。してなかったら底抜けバカだ。

ある意味憲法内心の自由を犯した想像以上の大罪とも言える。

世間巷間に流れるごく当たり前の雰囲気的な信頼の空気を、根こそぎ搾取したわけだ。

まあ要は転び公妨方式だな。アゲようと思えば尖った爪一つで検挙できる。

手法としては悪手の中の悪手としか言えないやり方で蹴落としたのか。

…そう考えると本当に原理主義的な発想でなければそこまで手をかけられないとも思う。

だが他方で、そこまで原理主義が浸透してるのか、…するかね?露骨なまでの損得勘定が飛び交うあのゼニ亡者世界で、とか。

―――なんとなく流れた事件だったが、

アゲ方、という意味では、そうとう禁じ手中の禁じ手を使ったというイメージがある。

だが、そのやり口による影響は、世界でのフェミ空の中でこれほど強烈な磁場を持つ攻撃もなかったというのもまた一つ。

まあ政治世界には比重を置来たかったわけではなくて、―――

一つ一つ丁寧に紐解いていけば、あんなに矛盾だらけのものなど他にないのに、

今日聴き直さなければ、あえてあれを思い出すこともなければ、

憲法違反レベルだよね、ってことにすら、思いを致すことはなかったのだな、ということ。


ものすごく乱暴適当で粗雑でいい加減なやり口手口で、

しかし、世界フェミ世論に直接リーチできる「手口」「魔空」といった磁場なのかな、と。

"ご威光"ってやつかもしれない。

クオモみたいに1年の持たなかったり、又はヒトラーのように、或いは、現代を生きていたら、

それこそ、日本鬼畜米英→ギブミーチョコレートだったり。

…そう考えると、ピッグで刺したやつも、一足飛びでヒトラーレベルの威光が得られるという残念単純クソバ思考なのかもね。

からこそフェミ思想も、ヒトラーレベルでもあるかも、と。…。


リンピッグは、令和の鬼畜米英だな。

ギブミーチョコレートはいつ変わるのだろうかな。

2021-05-01

処女を捨てるかどうか

くだらない悩みだけど、処女を捨てるか結婚まで取っとくか悩んでる。

付き合い始めた彼氏が性欲強いらしく、体目的かよレベルで迫られるんだけど、自分が性欲あんまりないせいであまりやりたいと思わない。あと、何もかも割り勘なおかげで逆に損得勘定で考えてしまう。体差し出してもこっちにメリット無くね?的な。

興味とか経験のためっていう意味では捨ててもいいんだけど、結婚願望があるから未来旦那のために取っておくか悩む。

自分相手20代前半だから、今の彼氏旦那になるとも思えなくて、せっかくの処女ステータスをその人で捨てても良いのか…

日本って処女厨多めな気がするんだけど、実際結婚相手非処女ってそれだけでお断りになるのかな。

2021-04-29

どうして子供をもうけるの?

二十代の社会人

同期がちらほら結婚している。結婚までは分かるんだけど、子供を産む気になれない。

人生楽しいことも多いけど苦しいことも沢山あるわけで、自分が作った他人子供)にそんな苦しいこと背負わせていいのかなって思ってしまう。

私は要領が悪くコミュニケーションも上手くないので、遺伝しちゃったら地獄だろうなあって。

だったら産まない方が良くない?

そういう損得勘定で考えてしまうのだけど、みんなどんな風に子孫残すぞってなるか気になる。

2021-04-10

他人を助ける前に自分を助けろよ、アフリカ飢餓を救う前に半径5mの人を救ってみせろよ

これはこれで正しいとも自分は思うのです

天は自らを助ける者を助ける、というのも事実でしょう

しかし、助ける余裕がなければ、なかなか人が他人を助けるという行為は困難なはずです

ビル・ゲイツ現在慈善事業がメインであり、貧困層などへ広く学習の機会を与える課題にも取り組んでいますが、

彼はその理由として、資本主義原理では実現できないから、といったことを語っています

といっても、これは彼がお金持ちになれたからであり、お金持ちになっても自分が欲しいコンピュータを作ることに情熱を注ぐだけの人もいるわけです

もちろん、色々な人が世の中にいて構わないわけですが、いずれにせよ、他人を救う余裕がなければ慈善事業は難しいはずです

もしくは他人を救うことに「狂信的」である必要があるでしょう

狂信というとテロのような悪い面もあるわけですが、良い面で狂信的である人は考え方がブレないのです

良い意味ドンキホーテとでもいいますか、理想を追い求めて金がなくなっても他人がついてこなくても損得勘定が欠如しているから折れないのです

現実的には、本当にそこまでの人がいるかは疑わしいですが、

まず、信念があるとか、自分の打ち立てたモットーに執着する、固執しているならば、周囲からノイズトラブルで折れにくくなるはずです

それが人として良いのか悪いのかは、周囲の人それぞれによって大きく分かれると思いますが、

慈善事業だろうが偽善だろうが、自分が死んでも他人を助けたい、と考える人も少ないと思います存在すると思います

しかし、現実的に考えるならば、基本は他人を助ける余裕がなければ他人を助けることは困難でしょう

10kgまで支えられる何かがあったとして、5kgは乗っけれる、20kgは余裕がないので無理、

でも耐荷重10kgに対して10kgの荷物だったらどうでしょうか?

しかしたら望んだところまでなら耐えて運べるかもしれません、でも、もしかしたら振動も加わって折れてしまうかもしれない

だったら10kgの荷物を分割できないか、5kgに分割して二回運べないか

もしくは10kgのところを8kgにして、2kgは諦めてください、というのも策かも知れません

これが私が他人を助けるという行為ベストエフォートであるという所以です

アフリカ飢餓を救うというのも、まあ募金とか寄付行為はありだとは思います(どうしても胡散臭い団体が多いと思うのが否めませんが

しかし、直接的に助けるとなるとアフリカまでの飛行機代だけでかなりの出費になります

そのお金で半径5mの人を救えるのに、なんでそれをしないでアフリカの人を救うの?という問いに対し、

色々な考え方の人が色々な答えを持っているかもしれません

例えば、私が毎日収入や食うにも困っている人だとしま

しかし、目の前に今にも死にそうな人が倒れていたとしま

それに対し、自分救急車を呼ぶ余裕はある、救急車が来るまでその人のそばにいる余裕はある、

自分には難しいと思いますが、医学素養がある人ならば応急処置をする能力がある人もいるかもしれません

まり最近話題になっている弱者男性だかのカテゴリー自分も十分含まれるとは思うのですが、

目の前に死にそうな人が倒れており、救急車を呼ぶ余裕があると思っている自分がいる、

にも関わらず、

自分弱者から他人を助けない、他人を助けるより自分を助けろよ、

みたいな極端な考え方に至るのも変な話であって、

それはあくま相対的ものにすぎないはずです

まり、端的に言うなら、なんだかんだ社会とはカーストではないが階層があるものであり、

強者弱者を救う余裕があるが、それはある弱者より上の階層がその弱者を救えるという話であり、

数学アルゴリズムの話ではないが、

そういうツリー構造があるならば、一つ上の層が一つ下の層をちょっと救う、

その連鎖で全体が救えるはずだとも言えるわけですが、

ここで問題になるのは、確実に全体を救うには一番トップ強者無限に余裕がなければいけなくなってしまうことであり、

現実無限はありえないし、もし、その一番トップの余裕が減少していけば、ツリー全体を救うことは困難になってしま

しかしながら、全体最適化とでもいうか、全体をある程度いい感じに救うためには、やはり一つ上のノードが一つ下のノードを救う、

その連鎖重要であるように思うわけです

こういった他人ちょっと助ける連鎖再帰的な連鎖があればちょっとは世の中も捨てた感じではないように思えるわけですが、

それがまた難しいのが人の世というものでもあるわけです

2021-04-09

母がここ数年であっという間に「動けなく」なった

まあ実際は動き回ってるのだが

正確に言うと、行動可能範囲があっという間に狭まったという感じ

 

母は70台半ば。もともと家族の中では一番体が動く

なんなら今でも座り仕事メインの増田よりもずっと家事や買い物その他で一番動いてる

が、その行動に制約が付くことがちょっとづつ増えてきた

 

まず骨粗鬆症で激しい運動は避けるように医者に言われる

日帰り登山でひょいひょいピョンピョン岩場を飛び回るみたいな人だったのだがそれやるとダメに(筋肉じゃなく骨がダメってウマ娘みたいな話だ)

 

歯がとうとう1,2本入れ歯になった

歯ごたえあるものが嚙み切れなくなり、外食選択肢を考えないといけなくなった

 

もともと冷え性で血行がいまひとつ良くないぽかったが、最近は朝起きると体が痛くて起き上がれない、なんなら夜にトイレにいくのも大変と言い出した

和室で布団を敷いてたのをそこそこ高額のベッドに変更した

旅行に行くにも和室じゃなくベッドを探さないといけなくなった

自動車に乗る時間も長時間は厳しい

飛行機ビジネスクラスぐらい膝を伸ばせないと、行った先で歩けない

 

母の場合、昼に家庭や近所で歩き回ってる間は、全く問題ないとは言わないまでも支障はない

だが、そこからほんの少し行動範囲を広げようとすると、色々と考慮して先回りしないといけなくなった

 

たぶん母みたいに「見た目はまだまだ元気」だが見えないとこで色々大変な人間高齢者に限らずいくらでもいるんだろう

うちは金でドーピングして行動範囲を確保してるが、ビジネスクラスとかベッドのいいやつとか、どう考えても国民の7、8割は諦めるよな

 

……

 

いまさらこんなこと書くのは例のバリアフリーの件にどんどんバカみたいな論客が参加してるからだけど

そういう「ほとんど普通に動けるけど制約がある」ぐらいのボーダーライン人間って想像されてないんだろうなと思った

 

こういうの、そういうボーダーライン人間労働力なり観光客なりで動員する損得勘定が働くかどうかだと思ってる

自分個人的には「人が使い捨てられるほど余ってたなら」老人を切り捨てる経済合理性に説得させられただろう

つい20年前なら、人口ガンガン増えてくしフィリピンブラジルから出稼ぎ大勢くるし海外から安く輸入できるしで、老人切り捨てに賛成してたと思う

自分世間様ほど人権平等価値見出してない

 

けど日本の現状、条件をいろいろ考えつつバリアフリーしろってのは、リソース投入先としては十分に経済合理性範囲内だろう

慣れてしまえば、バリアフリー基準なんてのも、建築基準で非常口確保や耐震性や耐火性を求めるのと大差ない話だと思われてくんじゃないか

2021-04-03

anond:20210401222557

マクロ社会構造問題がいい方向に向かったとしても、その変化が個別事例へ及ぼす影響に対応するためには、より一層の空気を読む力が必要になるよ

要領のいいひとは、旧レジームでもうまく対応できてたし、ポリコレな新レジームへの変化にもうまく対応することができる

社会運動をリードしてる人はどちらかと言えば、立ち回りのうまい人が多い

社会構造そのままでいかどうかは別問題として、つらい環境にいる人ができることは逃げること

復讐とかルサンチマンとかは個人損得勘定だけで考えたら明らかにマイナス

埋没コストはすっぱり損切りしてゼロスタートベスト

2021-03-26

怒りを表明する人は偉い

多分二十歳ぐらいから、怒りを表明することは意味がない、非効率だ、と考えて怒らないようにしてきた。

もちろん時には感情として怒りを感じることはあったし、その感情が外に出てしまたこともあったと思う。

それでも少なくとも「怒りを表明するよりも、問題点淡々と指摘し、落とし所を見つけていくべきだ」というのを自分の行動規範の一つとしてきたと思う。

そうすると、副作用として、怒りを表明している人に対して軽蔑の念を覚えるようになる。

とはいえ、そういった人を表立ってバカにしたり、非難するようなことは、基本的にはしていないつもりだ。

それは怒りの表明とはまた違うが、それに準ずる行為であり、それもするべきでないと考えているから。

だけど自分は単に怒らなくてもやっていける程度には恵まれ立場にいるだけだということに最近ようやく気づき始めた。

男性として東京ソフトウェアエンジニアとして働いていると自分は明らかに多数派だし、そこそこ仕事はできる方なのでそれなりの自己肯定感給料を得ながら生活できる。

別にモテはしないが結婚はできている。

全てではないが、あらゆるものを持っていると思う。

怒ることなく穏やかに振舞い続けていると、「増田さんって本当に落ち着いてますね」「人格ができていますよね」ということをたまに言われる。 (たまにね)

「そんなことないですよ、結構しょうもないことにイライラしたりもしてますよ」と謙遜して返したりするが、自分信条肯定されているようでとてもいい気分になる。

だけどそれは、単に「怒る必要がない」からできているだけのことである

自分場合は怒るまでもなく周囲の不快さをある程度取り除けるので、怒る必要性はかなり低いし、怒らない方が多分圧倒的に効率よく物事を進められると信じられる。

そこに最適化された結果の振る舞いに過ぎない。

だけどこのような生き方は、「怒りを表明する人」に対して直接的に非難したり攻撃はしていなくとも、間接的にはそういった人々の評価を下げているのかもしれない。

彼ら彼女らは人間としての程度が低かったり損得勘定ができないから怒っているのではない。

そうとしか表現しようがないからそうしているのである

かに損得勘定がもう少しできれば怒らずに済む、という仮定は成り立つかもしれないが、社会の歪みのせいで日頃から感じているストレスだったり、そういった状況に対する無力感が蓄積していたら、「問題点淡々と指摘」できるほどには自制心が働かないこともあるだろうし、それどころか怒った方がむしろ効率が良くて、そこに最適化されている可能だって考えられる。

もちろん、怒らないと問題解決できない状態よりは、怒らなくても解決できる状態の方が望ましいとは思う。

だけど現実はそんなに綺麗じゃない。

から勇気を持って怒りを表明する人は偉い。

悪いのは、その人を怒るしかなくしている状況や社会のあり方だ。

2021-03-21

anond:20210321214148

赤ちゃんにも道徳心があるのは初めて知った。

・持ち得る道徳心にも大小があるのだろう。

道徳心がない子でも、増田の言うように、損得勘定でもいいから人に優しくできるような子になればいいな。

2021-03-19

ウマ娘に対する同人界隈の聖人ぶりが狂人の域に達している

 プリキュア権利である東映も、ガンダム権利であるサンライズ正式に「二次創作禁止」を打ち出してるけど「同人書いても訴えられてないからセーフですよ!セーフ!こるぇは黙認されてますね間違いない」と「権利者が何と言ってるかなんか関係ない」とばかりにエロ同人をアホほど量産するという姿勢を貫いてきたのが昨今の同人界隈だったわけです。

 それをウマ娘だけはドヤ顔で「権利者が書くなって言ってるから書かないだけ」なんて言ってるのはあまり厚顔無恥というか、ダブスタが過ぎる。

 

 ウマ娘同人を奴らがなんで書かないことにしたのかというと、ウマ娘コンテンツ生殺与奪ソード運営しているサイゲじゃなくて各馬主が持っている(ということになっている)ため、彼らを怒らせてしまうとウマ娘という宿主を殺してしま可能性があり、そうなるとイナゴ同人界隈は「ウマ娘殺害犯」としてかつてない窮地に追いやられることが予想されるから

 つまりコンテンツホルダーの権利を守ろうなんていう高尚な意識があるわけではなく、単に自己防衛の一環に過ぎない。要するに「同人を書いたら俺が困るかもしれないから書かない」ということだ。

 だから奴らは東映作品サンライズ作品同人を書いていいということにしている。「同人書いたところで、どうせお前らコンテンツを止められねーだろ」という舐めた気持ちがあり、なんならアホなゲーム実況者と信者みたいに「俺たちが魅力を広めてやってる」なんていう驕りがある。

 それも結局は「同人を書いても俺は困らないはず」という自己中心的損得勘定根本にある。

 

 単にリスクとリターンを考えて「書かない」という選択を採っただけなのに「私たち権利者さんに配慮して活動してますからね」みたいな聖人ぶってる奴は素直に気持ち悪い。たまたま訴えられていないだけで散々他の権利者の権利侵害しまくっておいて、その言い草はなんだコノヤロー

 素直に「殴られる可能性がある奴は殴らねぇんだよ。こちとらバカじゃねぇんだ」と言えないいだけなんだけど、そうするとアホなキチガイフェミの「強者に屈しただけ」という理論証明してしまうような気がして難しいんだろうか?

 別にアホなキチガイフェミには「お前らは権利者じゃないからお前らのいうことを聞く必要はないよ。でもそれとこっちにヤバい奴はのいうことを聞く権利があるのは別問題だよ。二つの問題を切り分けられないのは女の悪いところだよね」とでも言っておけばいい。

2021-03-14

anond:20210313205614

この「批判感想文」に対する批判として容易に想定できるのは「現状肯定的だ」というもの

要するにお前は従前どおりのセクハラ天国を認めるんだな、自分ははすに構えて適当にやっていける、困ってる人のことはどうでもいい、そんな冷笑的で意識の低い人間なんだなと。

でも「現状を是としない意識高い人間」が社会を変えるために力強く行動してるか?と言えばそうでもないだろう。

気まずさを回避し、適当にやりすごしながらネットでウダウダ言ってる程度だろう。

早い話が、典型的スラックティビズムだ。

リアル生活の場で損得勘定しつつ互いに折り合いをつける作業を果てしなく重ねながら、ちょっとずつ社会がマシな方向に向かっていけばいいと思う。

自分特別意識が高いんです、他の男(女)とは違うんです、そういう騒々しい奴は大概、改革の先導役ではなく単なる「ゴロ」でしかない。

2021-02-24

anond:20210224234327

人生仕事以外のつながり=損得勘定なしのつながりが無いのはつらい。

2021-02-19

夫婦の姓について

夫婦同姓とか夫婦別姓とかさ、なんでそんな諍いに発展するの?

同性でいい人は、それで終わりじゃん。

別姓がいい人は、結婚しなきゃいいじゃん。

結婚しなければいいってのは思考停止じゃなくて、効率化を最前列に考えた上で言ってんだよ。

そもそも別姓にするくらいなら結婚なんか必要ないじゃん。

結婚必要だけど名字は別じゃないと駄目とか、二兎を追いすぎでしょ。

どっちか捨てればいいじゃん。欲張りすぎない?

別姓は職場でのどうたらこうたらで便利とか言うけど、実際の所は別れる時に楽だからって考えでしょ。

離婚届の欄の記入する部分端折れるもんね。

別姓希望の人は結婚しないほうが良いと思うよ。

よっぽどじゃないとお互いトラブルもなしに円満生活できると思えない。

仕事上楽とか損得勘定で別姓にするくらいなら結婚なんか無駄無駄

しろ、それで子供なんか出来たら子供可哀想

まあ子供が出来たときことなんかも考えてない無計画の人が別姓を主張してるんだと思うけど。

2021-02-16

左翼は男を救わない

以前から左翼右翼揶揄する言い方として「右翼肉屋を支持する豚」という言葉がある。

まあ根本的な話として「人を豚呼ばわりしておいて、左翼支持に変えるわけねーだろ」と思うのだけど、それは一旦置いておくとして考察すると、つまりこの言葉は「右翼政権を支持してもお前らに利益はないよ」という意味だと思う。

ただその理論について男であるから言わせれば、「でも男が左翼支持したところで、左翼は男を救わないだろ」って思うんだよね。

どういうことかというと、まず前提として左翼は「弱者救済」を基本理念に掲げていると理解している。

で、それ自体は無論悪いことではないのだけど、その弱者救済リソースは天から降ってくるわけではなく、誰かがそのコスト負担しなければならない。そしてそれを負担するのは現在強者だってことでしょ。

そしてその現在強者とは、ジェンダーバイアスが著しいこの日本においては、つまり「男」ってことでしょ。つまり男が一方的に損をして、差別を受けている女を救済しろってことでしょ。

ここで言う「コスト」とは何も金銭的な話だけではなくて、今まで楽をして差別をしてきた男が今までよりも住みづらい社会に変革することで発生する、精神文化的デメリットコストとして支払えと言ってるわけでしょうよ。

とは言え、まあそういう社会に変えていこうとすることは否定できないよ。何故なら人は幸せに生きようと努力する権利があるからね。

ただそれを「右翼肉屋を支持する豚」とか言って、あたかも「右翼は損」みたいな嘘をつくのが許せないんだよ。お前ら左翼だって人を損をさせる気満々じゃねーかよ。

損得勘定の話で「右翼は損」ってことなら、男にとって「左翼は大損」だよ。

右翼肉屋を支持する豚」ってことなら、男にとって「左翼は豚嫌いを支持する豚」だっての。

肉屋ならエサはくれるし、屠殺される前に隙を見て逃げられることもある。だが豚嫌いが豚に何をする? 嫌悪するのか殺すのか? それのどこにメリットがある?

と、こう言うと「左翼弱者男性は救うよ」と言うかもしれない。そんな嘘をまた言うかもしれない。

あのさー、左翼の救済優先順位独自の「かわいそうランキング」で決まるってことは、こっちは分かってんだよ。

で、そのランキングにおいて「男」ってだけで、順位バリバリ下位なのは、こっちは分かってんだよ。男の救済が圧倒的に後回しってことは、こっちは分かってんだっての。

貧困男性左翼が救う?」 えっ?今まで「子供部屋おじさん」とか「キモくて金のないオッサン」とか揶揄していた人たちが? 男の貧困なんて「男という圧倒的優位を生かせなかったクズ」としか思ってないでしょ。

性的マイノリティ男性左翼が救う?」 えっ?体が男のトランスジェンダーな人が、女風呂を使うのを決して認めない人たちが? 体が男のトランスジェンダーなんて「偽装性犯罪者」としか思ってないでしょ。

障害者男性左翼が救う?」 えっ?障害者男性金銭的利用価値ゼロと思ってる人たちが? 障害者男性なんて「惚れられたらキモいから関わりたくない」としか思ってないでしょ。

と、こう言うと「左翼フェミニスト混同してる」と言うかもしれない。しかし、日本における左翼は女が圧倒的に多いってのは事実

となれば左翼政権なんて、ほぼほぼフェミニスト政権じゃん。右翼支持母体である日本会議」の意向に影響される、って話が事実なら、左翼フェミニスト意向バリバリに受けるでしょうよ。

まーもちろん、改めて言うが、人は幸せに生きようと努力する権利があるからね。それは好きにすればいいと思うよ。

ただ「左翼は男を救わない」のは確定的に明らかなんだから損得勘定の話で「右翼は損」なんて嘘をつくのはやめてほしいんだよね。

その上で右翼左翼は、正しく対立あい、憎しみあい、奪い合えばいいんじゃないかな。

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