「鬼畜米英」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 鬼畜米英とは

2024-03-31

anond:20240331082200

ソ連終戦間際まで日本軍部を支援してたんだよ😡

学校北樺太石油油田のことを習わない日本人バカなんだよ

鬼畜米英石油禁輸した酷い!」じゃないだろ

だって満州石油は日米韓合弁企業だったんだから

歴史大嘘こいてる教師死ね

2024-03-14

anond:20240314101852

沖縄で「鬼畜米英投降したら殺される」と教宣したように

北朝鮮工作員拉致られたら殺される」と教宣の上

若い女性の声で海辺に呼び出して

土のう袋を頭から被せればEZ

2023-09-07

外●●は殺していい

駆逐してやる」とアメ●●を踏みつぶす子ども

鬼畜米英

2023-08-02

anond:20230801190104

せやね。

一昔前は神風特攻隊員だけが正しい被害者だったんだけど、今じゃ特攻隊被害でも何でもなくて日本を救った英霊様ってなもんだ。

そんでその代わりに原爆被害者が、アメリカの加害を非難する為の棍棒として出てきた。

まぁ見てなって。あと20年もすれば、沖縄戦被害者も、鬼畜米英非難する棍棒にして日本を救った英雄扱いされるようになるから

2023-07-25

めいろま煽りすぎ】日本人イギリス人と違う。ルッソフォビア

https://twitter.com/May_Roma/status/1683042444085178368

イギリスロシアが開戦して、光熱費が2倍以上になってしまたから、マジでロシアを憎んでいる人間だらけである光熱費一般の家で6万とか10万。月にだよ。貯金なぞゼロ、毎月余剰資金皆無で借金だらけだから払えない家が大量にある。だからロシアへの憎しみは凄まじい。

筋違い

経済制裁たから。

あとグリーンカルトのせい。

それとイギリスと違い、日本ロシアの隣人。あとガスも食料も輸入している。

さら日本と違い、イギリス欧州ウクライナのかなり凄惨動画や戦況がテレビで流れまくり新聞にも詳しい解説が載る。日本だと軍事専門雑誌に載る内容を詳しくやる。犠牲者もたくさん出演する。死んだ子供も出す。負傷した人、障害者になった人もでる。だからロシアへの憎しみが凄い。

ということはイギリスではマイダン以降についてデタラメ報道しかしていない。ジャニーズもそうなのだろう。

からロシアにわざわさ留学する様な人間旅行に行く様な奴は人間扱いされない。ロシア人はこっそり暮らしている。ロシア関係ビジネスをやってる奴らもこっそりである本屋にはロシア擁護の本や雑誌は一切ない。まじで一切である

日本はそれをやって負けました。イギリス、負けますね。

日本人は目を覚ましてロシアの残虐さ、今世界で起きていることを理解しないと、本当に有事が起きたら大変なことになる。そのためにはテレビをどうにかしなければならない。日本テレビ日本の人に外の事実を知らせない洗脳装置になっている。

政府方針としてルッソフォビアはやらない。

鬼畜米英とか言ってると負ける。

イギリスマジで負ける。

そもそもプロパガンダやっているのはイギリス

アメリカに脅されているか知らないけど。

残虐行為報道されていない

https://www.bbc.com/news/world-60525350

この辺が特集だけど大したことがない。

BBCに比してフォックスは扱いが小さい。

そもそもWar in ukuraineとかない。

日本を巻き込むな

イギリスに肩入れする義務はない。そもそも日本人をバカにして欧米押し付けてきた。

グリーンカルト移民フェミ

そしてイギリスの二枚舌外交が原因。

今こそつけを払うとき

2023-07-18

昭和ひとけた生まれというのは、育ち盛りを大戦争最中に迎えているから、本当にしょうがない。思想鬼畜米英だし、食べものはない。特に東京下町などは何もないといっていいくらいで、主食サツマイモ、菜はカボチャ」だった。

「渥美もこうした環境下町で育ったから、死んでもサツマイモは食いたくないクチだったろう」あれれっ、いきなりこれではだめかなと思った。それはそれとして渥美関係の本はどれも面白い。気を取り直して片っ端から見ていくと、一冊だけだったが探していたものが出てきた。役者渥美清の付人でもあった篠原靖治の「生きてんの精いっぱい 渥美清」(主婦と生活社、1997)で、こうあった。

地方ロケに行っても、食事はごく質素ものでした。朝は旅館ホテルの中の食堂での和食、昼はやはり日本そばラーメン、またはふかしいも。夜もご馳走というよりはおいもの煮っころがしのような物を何品か選んで食べます」 「宿の人と仲良くなってくると、さつまいもをふかしてもらったりもします。渥美さんはこれが大好物で、ロケ現場にまで持って行くのです」

長年、「シノ、シノ」と可愛がられてきた人の証言だけに重みがある。渥美清はいも嫌いの多い世代の一人だが、他の人たちとは違っていた。なぜか、それが本当に好きだったようだ。

2023-07-13

コロナ対策って老人のわがままに振り回されただけなんじゃねーの?

「6回接種!マスク厳守!PCR検査必須!」みたいな知恵遅れみたいな事未だに言ってるし、コロナって老人のわがままに付き合わされただけなんじゃねーの?

ちょっと調べりゃ付着と発熱区別も出来ないPCRなんか何の参考にもならん事位判るのにな。発病のみ判明する抗原ならまだ判る。

なんかアレよな。戦争が終わって自分だけ鬼畜米英って1人で竹やり振り回してる変わり者の市民に付き合わされてる気分。

若者とかホント良い迷惑だわ。何人健康被害被ったと思ってんだよ。人間何やっても死ぬとき死ぬんだよ。それが運命天命だろ。まゆりが何度も死ぬみたいに、決まってる事に逆らっちゃイカ

2023-07-05

政敵悪魔化するの辞めない?

今バズってる

左翼は、日本韓国奴隷であるべきだと思ってるとかさ

典型的悪魔化なんだよ

鬼畜米英って言ってた大昔と変わらんやん

敵は悪魔だと植え付けてそれで人をコントロールしようとする

そんな古臭い真似するなよと

逆もまた然りだぞ

自民党統一教会支配されてるとかさ

その手のこと言ってるやつらも同じレベルから

はてな場合は、この手の輩のほうが多いけどさ

お前ら頭悪過ぎるんだよ

いい加減歴史に学べよ

2023-05-20

戦死者たちは鬼畜米英を焼き殺すことを願っているかもしれないのに過ちは繰り返しませぬからで良いんですか?

2023-04-13

anond:20230413213236

道徳的には正しい。ロシア人悪魔化してあらゆる擁護を許さないというのは「鬼畜米英」と唱えていた頃と変わらんわな。

2023-04-10

「よくもそんなことを思いつくものだ」じゃねえよ当然の帰結だろうが

https://www.asahi.com/articles/ASR493FX1R48UTIL015.html

ヘリ事故防衛省幹部ミサイル電波妨害可能性はないと判断

おまえらが「中国コワイ!中国攻めてくる!」ってさんざん煽った結果だろうが

戦時中と全く同じ

政府鬼畜米英宣伝によって日本人去勢されて奴隷にされて滅ぼされると本気で信じていた

右翼テロによって首相が次々暗殺されたりクーデターが起きた原因でもある

外国への敵意を煽りに煽った結果、政府自身融和的な選択肢が取れなくなるのだ

結局のところ大衆扇動政策大衆制御不能に陥って破綻する

歴史に学ばない国だな日本

2023-03-19

夕刊フジWBC洋楽を使うなどけしからん鬼畜米英!」

タイトルは誇張ではない。本当に言っている。

夕刊フジ洋楽という言葉を使わずに"外タレの曲"呼ばわりして欧米への差別感情をむき出しにしている。

しか1983年外タレの曲を使い倒すのは、ぶっちゃけ誰得なのでしょうか?

TBSの「ジャニハラ」にウンザリ WBCでひたすら流れる外タレの失恋ソング ヘビロテで聞かされるのは一種のハラスメント - 夕刊フジ

もしWBCテーマ曲J-POPであれば"外タレの曲"という批判は成り立たないわけで、曲が洋楽というだけでヒステリーを起こしているという、お前が生きている世界線戦前かよとつっこむのも馬鹿馬鹿しいクソ記事である

洋楽外タレから使うな」と言うなら、そもそもWBCという言葉自体が外国語だし、WBC主催するMLB外国人だし、野球用語外国語にあふれているし、そこも一貫しろや。

2023-02-27

anond:20230227131033

そういうトコだぞ

すぐ攻撃的になる国民性

同じ人間じゃないとまで言いたくはないが同じ人間と扱うのはリスクすぎる

2023-02-27

anond:20230227125332

お前みたいなバカ鬼畜米英英語廃止とかやるんだろうな

働き者の無能くん

Permalink | 記事への反応(2) | 言及する | 13:10

2023-02-25

anond:20230225233313

侵略に失敗しても「卑劣なるNATO妨害によってロシア名誉が傷つけられた!次こそは勝つために力を貸して欲しい!エイエイオー!」で支持率がまたアップするだけなんだよなあ。

NATOロシア国民にとっての共通の敵としてある意味祀り上げることに成功した時点でプーの勝ち。

鬼畜米英プロパガンダと同じモード入ってる

2023-01-14

左翼がよく使う詭弁

ウイグル論法

現在進行形左翼が使っている論法

元々はネトウヨ右翼的もの批判された際に多用した「ウイグル問題の方が深刻だ!なのに、なんでそちらを批判しないんだ!」という論点のすり替え

colabo問題フェミが同じ論法使用し、図らずしも、自分たちが憎んでやまないネトウヨ同類であることを証明してしまった

早まった一般

少数の例から全体の傾向を決めつける詭弁定番

フェミニスと、リベラルは「女である私は男から嫌がらせを受けた。だから、(ジャップの)男は皆女性だ!」「私の周囲の人間は私に冷たい。だからジャップは悪い国だ!」と主張する例が多いが、その姿は一部の韓国人を例に朝鮮人野蛮人であると決めつけるネトウヨそっくりである

またフェミは女をあてがえ論を引き合いに出して、男叩きをするが、女をあてがえ論を主張しているのは弱者男性の一部であり、同じ男から軽蔑されている。しかし、フェミはまるでそれが独身男性の総意であるかのように語る

レッテル貼り

これも詭弁定番

ネトウヨはよく自分に気に入らない人間在日工作員認定する

ミソニジストも自分と少しでも意見が食い違うと女性認定、おばさん認定する

一方リベラルも異を唱えた人間レイシストであると決めつけて反論になっていない反論をする

ジョージ・フロイド犯罪者であるという事実を述べたゲーム会社幹部解雇されたことを忘れてはならない

弱者正当化

弱者から何をしても許される、今まで悲惨な目に遭ったからどれだけ酷いことをしてもいいという理屈

リベラルの主張の根幹を成すと言っても過言ではない

典型例がBLM運動

人種差別に反対する黒人アジア人差別しているのはなんとも嘆かわしいことである

リベラルの皆さんには是非とも呪術廻戦を読み以下の名言を噛みしめていただきたい

「不幸ならなにしても許されんのかよ」

 

強者の不当化

前述の例の真逆パターン

強者から何をされても耐えろ、今まで酷いことをしてきた人間には何をしても許されるという理論

コレも同じくリベラル代名詞である

例としては

「男は今まで女性を抑圧してきたのだから差別されても耐えろ、というかそもそも男への攻撃差別ではない」

ジャップ侵略をしてきたのだから原爆を落されるのも自業自得である鬼畜米英も同じ事をしてた?うっさい、黙れ」

この理屈は早まった一般化と組み合わされて非常に悪質なコンボ攻撃となる

言い換えれば、「一部の日本人男性女性差別した。だから、例え女性差別していなくても日本人男性であるというだけの理由攻撃しても許される」ということである

白人様が言ってた

権威論証の一種

白人が主張したから我々の意見は正しいと主張する論法

リベラルは何かと欧米を引き合いに出して日本攻撃したがる

欧米では死刑廃止されている。だから日本死刑廃止すべきだ!」

白人男性は人権意識が優れていている!それに対してジャップのオスは人権意識底辺だ!白人アジア人差別している?黙れ」

といった感じである

人種差別反対を主張する人間白人至上主義者であるとはなんとも滑稽である

ネトウヨも「日本人は白人遺伝子を受け継いでいる!」と主張したり、白人日本賞賛させる下品ホルホル番組悦に入る

愛国者なのに白人至上主義者とかこれもうわかんねーな

滑り坂論法

ドミノ理論雪だるま論法とも言う

「○○を許せば、歯止めがきかなくなりいずれ~~に繋がる」という理屈

具体例は

9条を改姓させれば、いずれジャップ外国侵略する」

難病で助かる見込みがなく本人も死を望んでいる人間安楽死させれば、いずれは死を望んでいない健常者も殺される」

優生思想的な考えを少しでも認めれば、誰も居なくなる」

ちなみにこれはアメリカベトナム戦争介入を正当化したのと全く同じ理屈である

結論リベラルネトウヨ同類

2022-09-05

anond:20220905043959

前の時も鬼畜米英とか言い出すまで10年くらいしかかかってないから、意外にこういう主張がひろまんのもあっという間だったりして

2022-08-18

[]

中央公論平成26年9月号に戸部良一帝京大学教授が「日本は何のために戦ったのか 戦争理念と『政治戦』」と題して、大東亜戦争について書いておられます。とてもいいと思いました。

開国来日外交英米という二つのアングロ・サクソン国との関係を基軸に、これら二国との関係を調整することを基本にして、外交政策をつくってきました。東アジアから欧米諸国駆逐し、自分東アジア盟主になるというような政策をとったことは、一度もありません。日本歴史外交史を読めば、簡単なことです。

 

では、「あの大東亜太平洋戦争は?」 となるかもしれません。「自衛戦争」と無理してこじつければ、そう言えない部分もないこともないでしょうがしかし、ろくな外交をしないでおいて、つまり戦争を避けるような外交をしないでおいて、追い込まれ、「ハイ自衛のためです」の主張には、賛成しかます。 かと言って、アメリカは完全に日本との外交交渉に誠実であったとはいえません。

極東軍事裁判判決のようなアメリカの言い分が100%正しいわけではありません。連合国側が広めたこ理屈世界に流布していて、こまります。かといって、日本が100%正しかったという主張にも、うなずけません。もし、軍部とくに陸軍があれほど政治横槍をおさなかったなら、日本外交アメリカ戦争などをしていないでしょう。中国問題をかたずけていたでしょうし、ドイツとの同盟なども結んでいなかったでしょう。陸軍自己メンツのために日本犠牲にしたのです。

 故リチャード・ストーリという有名なイギリス日本史家は、「日本外交明治以後優秀であり、軍部が口出ししていなかったら、あんなことにはなっていない」と言っています。こうした国際的規模の大きな誤解のもとは、ナチドイツ日本を同じものとして考えるからです。

まったく異なった二国の外交説明させて下さい。

 日本中国戦争をする意思はなく、また昭和12年に偶発し拡大する中国との争いをやめ、中国から兵を引きあげたかったのです。ましてや、アメリカとの戦争などは、ぜひとも避けたかったのです。アメリカドイツとは戦争がしたく、それゆえ当初は日本との戦争を避けたかったのです。

 日本は大いなる野望ともち、まず中国との戦争からはじめていき、やがてその野望達成の必要ナチドイツ同盟を結び、ドイツ欧州を、日本東アジア全部を支配するため戦争をした。日本については間違いの解釈をしていますアメリカ正義保安官で、町の秩序をみだす日本という悪漢二丁拳銃で打倒したという西部劇です。

専制全体主義国家暴力脅迫と大虚偽宣伝にみちあふれていました。日本は違います。)

 日本の「鬼畜米英」は戦争が始まってから言い出された言葉で、最初鬼畜米英の考えがあって、その考えにしたがって政策目標が作られ実行されたわけではありません。国民の間には英米への強い好意がありました。東アジアでは、日本もっと英米への好意が強かった国でしたし、今でもそうではないかとと思います

 

 昭和12年(1937年7月7日盧溝橋での偶発些細な事件では、日本中国も拡大する意図はなく、そのまま停戦して終わりにしたかったのです。しかし、日中双方の停戦意図にもかかわらず、拡大し、大げんかになり、ついにアメリカとの戦争になりました。

アメリカとの戦争になるまで、つまり昭和16年12月まで、4年と5か月もありますアメリカ戦争したければ、もっと早く、対中戦争で体力を消耗するまでに始めています。なぜそんなに待つ必要があったでしょうか。また、もしそうならば、対米衝突を避けるために、日本が提議して日米交渉などする必要もありません。日本中国全土を占領しようとか、東アジアから英米勢力駆逐するというような、大それた考えや予定などもっていませんでした。東南アジア植民地解放しようという崇高な考えで戦争をしたのではありません。対米関係悪化し、アメリカから経済的に締めつけられ、南方天然資源のほうに眼が向いていったのです。最終的に南方天然資源確保のために英米仏蘭と戦い、これらの地域から英、仏、蘭を追い払いました。その結果、戦後これらの国々がふたたびその植民地支配者として帰ろうとしましたが、東アジアの人々の激しい抵抗あい不可能になりました。

 もし、こうしたことがなかったなら、アジアの国々の解放は、フィリピンは別かもしれませんが、ずっと遅れていたのは間違いありません。

ライシャワーも「ザ・ジャパニーズ」で書いていますが、日本東アジアにあって他の国々と違う国なのです。理由歴史的経験の違いです。東南アジアの国々と、歴史上たえず専制国家であった中国とそれを手本とした朝鮮韓国と、封建制度を発達させた分権的な、しかしながら、統一された社会としての日本という経験の違いがあります。また西洋帝国主義の挑戦にいちはやくうまく応じて独立を維持した日本という違いがあります。また明治以後日本だけ豊かになり、敗戦後もいちはや日本だけいちはや復興しそのうえ豊かになった日本という違いがあります。また戦後一時的占領のぞくと、西洋諸国植民地になったという経験ももちません。ヴェトナムインドネシアビルマなど、植民地になった国々と人々がどんなにみじめな政治生活を強いられたかという、経験したことがありません。

 日米交渉において、アメリカから経済的に締めつけられと書きましたが、こう書くと、「じゃあ、悪いのはアメリカだ」という意味でもありません。そこには交渉過程における相互のやり取りというものがありますアメリカとしては、そうでなかったら取りにくかっただろう強硬な手をうつことができたからです。

イギリスフランスオランダとしては、日本に負かされ、かつ植民地を失い、大変不愉快だったでしょう。

 

なお、日本南方天然資源確保・・・といいましたが、ナチ東欧ソ連一方的に襲いかかりました。日本はそんなことしていません。万一アメリカから資源買いつけに支障が出た場合にそなえて、事前にオランダ商業ベースでの購入をのぞみ交渉をしています。この交渉はまとまりませんでした。

 万が一のインドネシアへの進出のため、また英米中国援助の道を封鎖するため、フランスとはヴェトナムへの進駐を考えて交渉します。この交渉には軍事的圧力をちらつかせ貫徹しますが、これにたいしアメリカ石油輸出禁止在米資産の凍結という厳しい手段でこたえます。このアメリカの予想外の反応に近衛はびっくり仰天。そこでルーズベルト大統領との直接会談提案します。それは軍部が対米交渉障害になっているから、軍部の頭越しに話し合い、交渉をまとめよう考えたからです。この直接首脳会談には、アメリカハル国務長官などが強く反対し、この提案拒否します。

なんで日本が好んで戦争をしたと言えるでしょう。

 

 さて日中戦争ですが、これが中国で拡大し、英米との雲行きがあやしくなり、対決を避けようとして、対米交渉を提議し、日米交渉ワシントンで開始します。その交渉がまとまらなかったのは、日本にも大きな責任がありますしかし、「それは日本だけの責任だ。アメリカは悪くない」と一般に考えれていますが、これは大間違いです。ハル国務長官の態度にもみられるように、アメリカにも大きな責任がありますハル国務長官には、アメリカ学者にも同じ意見がありますが、「だいたい戦争を避けるため、日本との交渉をまとめるつもりがあるのですか」と言ってもいいぐらいのところがありました。

 日本昭和はいると、右翼的国粋主義の風潮も強くはなりますが、ドイツとは違い、多くの組織が併存しており、どの一つの組織も他の組織を圧倒するとか、ましてや他の組織を滅ぼしていくということはありませんでした。そのときそのとき事情や都合で、ある組織あるいは政治勢力意見が強まったりまったりしていました。日本場合は、偶発戦が拡大していくにつれ、その戦争遂行戦時体制ができ、陸軍要望が聞き入れられていき、陸軍が威張ったのです。決して陸軍は他の組織を吸収したわけではありません。一部の軍事費のぞくと、法案予算案もすべて国会を通過しなくてはなりませんでした。そういう意味国会機能していたのです。意外だと思われるかもしれませんが、軍部議会世論を気にしていたのです。

 

陸軍に反対したからといって、消されるとか、強制収容所おくりになるということはありませんでした。強制収容所もないし、ゲシュタポなどの恐ろしい暴力警察もありませんでした。日常生活については、もっと具体的なものを当時の新聞とか記録とか小説などで、実際の日本人の日常暮らしを知る必要があると思います。(たとえば田辺聖子小説や思い出。向田邦子小説芹沢光治良の「人間運命」も面白い本です。)

 日米交渉の難点の一つは、中国から撤兵問題でした。陸軍も東条も中国から撤退はするが、それには二、三年は必要だと言い張ったのです。ナチと違って、中国全土を占領するとか、中国国民奴隷化するというような主張は、100%ありません。アメリカは二、三年の期間は不満で、二、三か月の以内の撤兵を主張しました。ここに陸軍の横暴があるのです。すぐ撤退しては、陸軍の印象が悪いのです。負けたようで格好よくないというわけです。

 大東亜共栄圏思想ですが、日本中国全土を占領するとか、中国人を奴隷化するというような考えではなく、日中戦争が拡大したから、その説明の一つとして喧伝されたのであり、日中国民平和友好といったムードがその本質であり、具体性のないものでした。当時もやはり、日本人は根底日本人の中国にたいする「シナ中国コンプレックス」をもっていたのです。

 東条は陸軍の「行進」の先頭で旗をもっていましたが、「俺についてこい」と陸軍を引っ張っていたのでなく、陸軍というおみこし担ぎ運動で、その集団行動行進で、たまたま旗手をつとめていたにすぎません。もちろん、それで得意になっていたわけですが。といって、東条に責任がないわけではありません。

日本場合いくら東条などでもある一定以上の文化教養があったわけです。それを、ナチ日本も一緒にしてもらっては困ります

 この教養の差は、例えば敗戦の受けいれかたにも、大きな違いとなって表われます日本場合は、これ以上の負担国民に強いるのはいけないという、コンセンサスがありました。ポツダム宣言受託については、その内容の具体的な確認とか、「これでは国体が守れないではないか」といった意見の違いで、受諾がおくれただけであり、基本線は敗北やむなしでした。

東条でさえ対米交渉の妥結を希望をしていました。彼は10月中旬近衛に代わって総理大臣になりますが、東郷という、軍部の考えに抵抗した、超ハト派の、言葉をかえれば「強硬ハト派」の人間外務大臣にして、交渉継続します。(東郷昭和20年4月成立の鈴木内閣という敗戦終戦のための内閣で、外務大臣として、敗戦終戦のために尽力します。彼は東京裁判では有罪禁固二十年の判決。)

東条は反英米主義者でもありませんでした。中国との戦争で泥沼にはいってしまい、戦線を縮小する勇気、そこから撤退する勇気、をもたなかったのです。これがため、大事になってしまいました。昭和7年から大平戦争勃発までの駐日アメリカ大使のジョセフ・グルーという人は、知日家親日家でしたが、日記で「日本人は何か困難があると、(それを解決しようとしないで)回れ右をしてしまう」と書いています

 日本は「勝った、勝った。悪いシナを懲らしめた」という形にもっていけなかったわけです。戦線を大幅に縮小する勇気必要でした。

 中国も内部に大問題をかかえており、また、日本一方的大陸から追い出すほどの力をもっていませんでしたし、また、英米もそこまで中国を援助する必要は感じていなかったのです。中国協定を守らないので困っているという点では、英米日本と同舟でした。

陸軍英米大平方面で戦うための軍隊ではなく、大陸での権益を守るため、(ということは、間違いなく、日本帝国主義政策関係しますが)、の軍隊であり、その対象は一貫してソ連でした。

また、よく誤解されることは、「日本日清戦争とか、日露戦争とか、あるいは満州事変のあとから、大規模な軍隊中国大陸駐屯させていただろう」ということです。これもよくある誤解で、昭和12年の日本中国偶発事件が拡大するまでは、中国大陸に少しの軍隊駐留させていただけです。

 日本人は賢かった、勇ましかったなどとは言えません。愚かなことをしてしまったものです。

2022-08-17

anond:20220817041540

横だが怒りは「発作」と医学的に見る人もいるらしい

anond:20220816085904

この「怒れよ」とか「怒っていい」という表現とその背景にある心理は、近代から現代における「日本人」のダメな部分をよく表しているよな。目的意識希薄規範道理から逸脱したと見做した相手に対する怒りが行動を規定してしまう。

  

日本人の血であがなった大陸生命線と利権徒党を組んでかっさらおうとしたり、満州開発してるだけなのに経済制裁してくる鬼畜米英許せねぇ、から真珠湾攻撃喝采してしまう。

でも日本にとっての本当の生命線は英米との良好な関係のほうだったよな。

  

今まで親しく付き合い、選挙で力を貸してくれていた人たちに向かって親しいわけではないとか関係ないとか言い出すのは確かに不義理なんだよな。

でもそもそも統一教会政治家にかかわろうとする目的は何か?まず真っ先に摘発逃れだろ。これは指導者自身が述べていて、冷戦終結もあって90年代政治家とのかかわりが薄くなり、その上オウム事件もあって「次(に摘発されるの)は統一教会」なんてささやかれるようになった。だからもう一度政治家とのかかわりを強化しましょう、と。

もう少し遠大な目的としては日本を完全に制御下に置くこと。彼らの言葉でいえば、「日本宗教国家にする」ということ。

このどちらの目的に照らしても、今この瞬間に公の場で怒って見せることに合理性はないんだよな。そしておそらく「内輪もめ」する害のほうが大きい。そもそも政治家生命である選挙に食い込んでる上に、私設秘書として政治家の内部事情も把握してるだろうから公開の場で怒って見せるより水面下でやるほうが得策でしょ。政治家には、直接の関係はないとか、関係を改めることを検討するとか言わせておいて、事態の冷却を待ちつつ、カルト対策法(仮)を骨抜きにできればそれで目的は達せられる。

メンツを失うとなめられると思う人もいるだろうが、メンツのために自滅するとかまさに本末転倒だし。

あるいは信者向けのアピールとしてみても、公の場で議員ケンカするより「今は試練の時です。悪魔から攻撃を耐え忍ぶために議員の方々も苦心しておられる。日本を真の宗教国家にするためにはこの苦難を乗り越えねばなりません」とでも言っておくほうがよっぽどいいでしょ。

  

今回の場合統一教会がどうふるまうかという話だから、彼らが怒りに身を任せて自滅してくれるなら「日本人」としてはありがたいけどね。そうはならんでしょ。ある程度教育が行き届いてるはずの集団でそんなことするアホ日本人くらいのものだぞ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん