2021-05-16

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「わかろうとすることを諦める」というのは、知的に誠実であろうとする人間にとって最も屈辱的で、絶対に是が非でもそんなことはすまいと思うはずなのだと思うのだけれど、

わかろうとしないやつを相手にすると一方的こちらが損するだけだ、という損得勘定と損得「感情」はよく分かる。

だが、

その感情を優先して知的に誠実であろうとする感覚は全く蔑ろにできる、という感覚理解できない。

…いや、わかるか。

打ち負かしたい、言い負かしたい、という誘惑と衝動は、想像を絶する苛烈で強烈なものだろうからな。

意味不明だと一方的に切り捨てるという「戦術」は全く思いつかないのだけれど、

相手の内在論理一方的破壊することに躊躇がなくなればそうなるだけか。

或いは、自分の言ったことに瑕疵や油断があったのではないか?ということだが、

瑕疵や油断を手札や場に晒すことが果たして前提としてできていたのかどうか、という話にも繋がるか。

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