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はてなキーワード: 建築家とは

2019-07-02

ゲーム作ってる人たちって

世の中がゲームに見えてるんだろうか?

 

俺はプログラマーだが

世の中がプログラム的に見えてくる

 

デザイナーデザインを気にするだろうし、ブロガーは全部ネタに見えるそうだし、建築家建物の素材を気にするかもしれない

数学者数学でとらえるかもしれないし、営業には全部人脈に見えてくるかもしれない

ドラクエ10時間やると全部ドラクエに見えてくることがあるし

ずっと漫画読んでると主人公登場人物に見えてくる

 

思考がそっちに引きずられる

 

じゃあゲーム作ってる人は世の中がゲームに見えてくるんだろうか

体験してみたい

2019-04-26

anond:20190426113226

安倍寛が主演のドラマに『結婚できない男』ってのがあったっけな。優秀な建築家か何かなんだけど、こだわりが強くてやや偏屈変人タイプの男。女医と絡むが、結婚はというと......

2019-04-04

ドイツ差別CM

正直、どう捉えてどうコメントしていいのかわからない。

俺が下着のにおいを嗅ぐのが好きだからこそ、逆にコメントし辛い。

(もちろん合法での話よ)

ぶっちゃけ、これが男女逆で日本の男がドイツのオババの下着を嗅ぐCMだったら、人種差別だとは言われなかったんじゃないかと考えている。

「におい好きが行き過ぎて誰のものとも(人ですらない場合もある)わからない匂いで興奮してる」というのはよくある笑い話だ。

何より、においフェチの人々自身が「だはは、そういう扱いだよね」って笑いそうだと思う。(少なくとも俺は笑う)

においフェチ以外の日本人男性も怒らなそうな気がする。

フェチ無関係女性は怒りを感じているそうなので、これにはすみませんと言う他ない。

大体、CMぐらい手間のかかる表現というのは「相手を貶めたいという差別意図だけ」ではなかなか作れないものなのだ

それが出来るのはプロパガンダくらいで、普通はどうしたって「貶めたい相手」を自分の中にも発見し、共感してしまう。

からCMなどが問題になる場合は、「無意識差別」が露呈する事が多い。

今回のCM無意識差別かどうか、それが俺にはわからない。

無意識差別意識した事がないからこそ積もる偏見だ。

しかしこの会社は、日本人の建築家だかデザイナーだかをCMに起用した事もあり(日本語音声でドイツ字幕)、日本にまったく無関心ではないのだ。

このギャップが、理解に苦しむ。

プロパガンダ作品意図の明確さゆえに歪になることが多いが、このCMにはまた違うものを感じた。

単純な差別意図なら、下着工場含め日本描写が長くて力を入れすぎだし、馬鹿にするにしてももっとやりようがあったと思うのだ。

それに、俺はにおいフェチであるがゆえに、

逆に女性のにおいフェチ気持ち簡単推し量る事ができない。

俺は女性匂いフェチ実態を詳しくは知らないが、割と存在するらしいとは聞く。

人格と切り離したフェチ嗜好は男の方が強いとされるが、

コンサート運動部マネージャーなどの汗が絡む世界の話を聞くと、一般的には女性の方が好きな相手の汗やにおいには敏感なように感じ、

潜在的ファンも多いのではないかと思う。

女性のにおいフェチの人は、今回のCMを笑えたのだろうか?

当人が笑っているのならそれでよし、という訳ではないが、それなら話はまた変わってくる気がする。

ドイツの性事情についても、俺は知らない。

アナルが好きな変態大国ギャグがつまらないらしいというド偏見はあるが、においフェチの扱いなどはわからない。

案外、日本を仲間扱いして内輪向けジョークをやったつもりが怒られた、というオチなのではないかと勘ぐったりもする。

そうやって答えの出ないことをぐるぐる考えつつ今回のCMを見ると、

やはり結構笑えるCMなんじゃないかと思えてしまうのだ。

しかし俺が笑ったところで、差別がないとは言い切れないのだ。

まとまりのない話を書いてしまったが、個人的には匂いフェチという部分に共感すればこそ、今回の件はいろんな所が引っかかり、素直に差別だと捉えられなかった。

また、差別だと思わない自分自身に引っかかったりもした。

あと、この件で白人体臭に絡めて馬鹿にするのはそれこそ人種差別だし、

日本人男性に責任押し付け発言もあったが、それはそれで変な歪み方をしてると思うので注意されたし。

2019-03-18

早稲田大学芸術学校について入学検討する際に知っておくべきこと

この記事について

 インターネット上に早稲田大学芸術学校についての情報が少なすぎるため、数年間当校に在籍した経験を基に入学検討している人に向けて情報提供をしたいと思い記事を書くことにしました。いくつかの夜建築学校などを検討している方などに向けた記事ですが、当校の入学決定者にも役に立つところがあるかもしれません。

また、当校は体制改革最中ですので、もしかするとこの記事は古い情報である可能性もあることをご了承願います

目次

入試について

入学者の半分が2年以内に自主退学するということ

入学するなら絶対に2年コースで出願すること

教育の質について

最後

入試について

 インターネットを見ていると入試の内容、難易度に関して疑問や不安を感じている方が多いように感じますが、まったくもって心配する必要はありません。

 入試の内容は、詳細には覚えていませんが、私が受けたときには「好きな建築(あるいは建築を学ぶきっかけとなった建築)を挙げ、その建築について述べなさい。」といったような内容だったと思います。これに加え講師との面接があり、その後入学が決定します。合格率は年によって異なるかもしれませんが、基本的には全入であると思われます(定員割れしていることが多いので)。ですので、入試に関しては特に心配はいりません。

入学者の半分が2年以内に自主退学するということ

 これはもしかすると私の学年だけかもしれませんが、かなり多くの生徒が自主退学をします。退学者理由を聞いて回ったわけではないので詳細な理由は知りませんが、おそらく日中職業との両立の難しさ、そして建築を学ぶことへのモチベーションの低下などが主たる理由であると思われます

日中職業との両立

 カリキュラムについてはホームページシラバスで十分な情報があるのでそちらを読んでいただければ問題ありませんが、率直な感想を言うと週5回の夜間学校は予想以上にしんどいです。これを読んでいるあなた学生社会人である場合、両立にはかなりの忍耐力が必要です。おそらく入学前向きに検討している方はそのような覚悟もできている上で(私もそうでした)この記事を読んでいるかと思われますが、実際のところ本当にきついです。

 まず平日18時過ぎに毎日必ず西早稲田に移動することができない方はまず入学を再検討したほうがいいかもしれません。授業開始時間に間に合わない社会人学生も多いため、遅刻自体には寛容(成績的な評価で言えばほとんど影響はない)ですが、そもそも授業に途中参加することは確実にあなたの意欲を下げます大学高校でもそのような経験があるのではないでしょうか。授業の導入部分を聞けないということは、その授業全体の理解度に大きな影響を及ぼしますし、その授業についていけなければ当然次回以降も理解が難しくなります。また、欠席に関しても、シラバス上では全出席が基本とされていますが、実際のところはそこそこ寛容です。ですが、欠席を重ねていくうちに授業についていけなくなったり、本来は出席できるがサボってしまう「だらけ」が発生します。おそらく誰しもが平日に残業飲み会、友人との食事などの機会があると思われますが、本校に通うとこれらへの参加と授業への参加を天秤にかけるようになります。強い意志で毎回授業に参加できる方は全く問題いかもしれませんが、やむを得ないこともあるでしょう。しかし、いかなる理由でも欠席は建築を学ぶ意欲を削ぎ、モチベーションを失って惰性で学校に通う、または退学する原因となります。(実際にこのような人はたくさんいました)

 生活リズムについても結構厳しいところがあります。18時15分に授業が始まり、21時25分の授業終了まで、休憩はわずか15分程度しかありません。その間に食べれるものといえばせいぜいコンビニ軽食ぐらいであり、これが週5回続きます普段からコンビニ飯がメインな人にとっては大した問題ではないかも知れませんが、料理が好きな方や食事管理をしている方にとっては大きなストレスになります。もちろん食費も余計にかかります

 以上のように、想像以上に当校のカリキュラムは厳しく、ストレスを伴うものです。これらに耐える自信がない方は今一度入学検討し直してみてください。

入学するなら絶対に2年コースで出願すること

 本校では「建築設計科」と「建築都市設計科」があり、それぞれ2年コースと3年コースがあります。3年コース入学しても、2年間の授業は2年コースと全く同じで、2年コース+1年という授業形態です。2年コースと3年コースでは卒業後の建築士の受験資格や得られる学位に差がありますが、なぜ私が2年コースを勧めるのかと言うと、2年コースから3年コースには編入制度があるためです。仮に2年間建築を学び、やはり違うと思って建築の道を辞める場合でも、単位を取得していれば2年コースでは当然卒業になりますが、3年コース選択場合は退学になります。3年コースから2年コースへの編入はできません。つまり建築に進まないと言う選択をするリスクと考えると、わざわざはじめから3年コース選択する理由は全くありません。2年間学び、やはりもっと建築を学ぼうという気になれば3年コースへの編入をすれば良い話です。編入審査形式的ものでほぼ確実にできます

 このように、入学するなら絶対に「建築設計科」を選択することをおすすめします。

教育の質について

 本校の教育は、基本的にはハイレベルで質の高いものだと思います。著名建築である校長を始め、大手ゼネコンの上流社員早稲田大学理工学術院の教授など、錚々たる講師陣が揃っています。また、副業として講師をしている熱心な若手建築家の方も複数人ますしかし、経歴の立派さが教育の質の高さにつながるとは限りません。実際のところ、実績はあってもあまり教育には熱心ではない(ように伺える)方もいらっしゃいましたし、生徒が必死に製図する中大声で談笑する講師陣の姿も見えました。また、自立した社会人過半数を占める学校ということもあり、面倒見の良い学校であるとは言えません。そういう点を求めるならば別の学校検討するのも一つだと思います

 少々棘のある内容となってしまいましたが、基本的にはやはり教育の質は高いと思います。仮にも歴史のある早稲田大学の関連組織ですし、実際に活躍されてるOBOGも多くいらっしゃいます。ただ一つ重要なことを補足しますと、当校は実用的なCADスキル建築士の資格試験対策に重きをおいた学校ではなく、むしろ建築を中心とした芸術的センス教養を育むことを重視しています。そのため意匠に興味がない方には非常に退屈に感じるかもしれませんし、最速で建築資格の取得を目指しているような人には向いていないかもしれません。

最後

 以上が早稲田大学芸術学校について私が持っている情報です。ご参考になれば幸いです。

 また、建築を学ぶということについては以下の記事が参考になります。ぜひ読んでみてください。

http://www.3bouz.com/entry/2016/04/18/205759

2019-03-04

anond:20190304025613

おまえ安藤忠雄かよ

夏は灼熱地獄、冬は八寒地獄

見栄え重視の機能ゼロ建築家さんごくろうさま

2019-02-18

イタリア人日本建築表現の自由さを嘆く

書評イタリア人日本建築表現の自由さを嘆く

https://www.news-postseven.com/archives/20160401_397320.html

 著者はイタリア人で、在日二〇年におよぶ建築である。その体験をつうじ、こう言いきる。日本には、ヨーロッパだと考えられない建築表現の自由がある。「ヨーロッパの国々から見たら、ほとんど『何でもあり』の状態だ」。

 と言っても、そんな自由を著者はうらやましがっているわけでは、けっしてない。日本びいきの著者は、大好きな日本のために、この野放図な自由をなげいている。そして、日本都市計画家たちに、さまざまな提言こころみる。こうすれば、日本都市ももっと美しくなるんじゃあないか、と。

2019-01-14

吹き抜けのでかい図書館はすべてクソ

建築家市長自己満足だろ?

吹き抜けをでかくする余裕があったら床面積増やして蔵書を蓄えろ!

2018-12-19

業界マンションポエム

この記事を読んだ。本当に面白い

1000作品以上集めてわかった「マンションポエム」に隠された“ワナ” | 文春オンライン

http://b.hatena.ne.jp/entry/bunshun.jp/articles/-/10004

この記事では、マンションの売り文句マンションを超えた詩的な表現が使われている多くの例が挙げられている。

実に建築不動産業界らしい。


建築業界にはマンションに限らず痛い詩的な表現蔓延している。

この建物はいかに素晴らしいかいかに洗練されたデザインか、そしてそれが施主に認められるかどうかで莫大な金が動く。

このような詩的な表現が多くみられるのは、マンションのような客に対する広告宣伝の場のほかに個性的設計をする建築家のプレゼンの場がある。

自分のまちの公共施設なんかの公開プレゼンに出向いたことがある人や、建築家に頼んで家を設計してもらったことがある人には実感があるのではなかろうか。

例えば新しく公共施設を建てようということになると

「水の軸、緑の軸、そこが交わるこの建物地域拠点となり賑わいの種となる」とか「エンガワのような集いの場」とか妙にひねった表現が横行する。

住宅であれば「ゆるく繋がる」とか「漏れだす光のぬくもり」とか何が何だかよくわからない。

一応これらの表現について説明すると、水の軸というのは川のこと。緑の軸は並木通りなんかを往々にして示す。

んで、その川と道が交差したここにみんなが集まってくるんですよ! (なんでだよ。集まってこねーよ。)

昔ながらの縁側に座って星を見るような雰囲気に仕上げたので、ここに人が集まるんですよ!

(集まってこねーよ。縁側がカタカナになっていることろもポイント。大体赤の他人と話さねーし)


使いやす間取りや、周りのまちに溶け込まない個性的な外観を正当化させるために、ごまかしのようにコンセプトばかり考えたがる。これが建築業界蔓延している癌である

このような詩的な表現を用いるのは建築学科に通う学生時代からの慣例となっている。

建築学科の学生記事のようなマンションポエム表現建築家に憧れ、育ち、ポエム付き建築を量産しているのだ。


こういう表現をコンセプトや売り文句に含む文化デザインなんかが絡む建築や、グラフィックとか、映像とかそういう業界に多いように思うのだが

かにも各業界存在するバカげた詩的表現があったら見てみたい。

2018-10-03

anond:20181003161722

「喜んで入れます」というのは戦前の大ヒット映画アメリカンホーム』の有名な台詞

アメリカンホーム』は、若き米国人建築家ハウル渡日して、

かなり年上の日本人女性結婚し、同居のためにアメリカ風の家を建てるという話で、

冒頭の台詞は、女性から「籍を入れてほしい」と請われたハウルが応えて言ったもの

年増でもこれから結婚できるという夢を与えて「五十でも六十でもこれからだ」が流行語になった。

2018-10-02

ガウディ設計した椅子

美術展でそれは座って良かった。

天才建築家の考えた椅子

Designもさることながら

座り心地の良かったこと。

あれ商品化されてるのね。

2018-08-08

anond:20180807205430

君は君のスマホがどのように情報をやりとりしているか理解できているか情報電波に、光に、導体に、どのように乗るか理解できているかOSが何をしているか理解できているかアセンブラから高級言語まで、どのように組み立てていくのか理解できているかネットワークがどのように構築され背景にどのような理論があるのか知っているか待ち行列理論を知っているか情報理論を知っているかエントロピーを知っているか統計的機械学習がどのように動くのか理解できるか。グレブナー基底を用いた数学証明コンピュータで構築できるか。君が情報に関わる者全てを工事現場の土方だと思うなら視野があまりにも狭い。君が土方なら私は君の何千倍も優秀な土方であり、そしてかつ何よりその前に建築家だ。

2018-08-07

未来ミライ見たけど思ってたのと違った

事前のネットの反応見てると、もっと兄になることを嫌がるくんちゃんに対して、

周囲が毒親ぶりを発揮してよき兄へと更生される物語を予見していたけど

実際はくんちゃん本人が家系図の人々との出会いの中で自発的に「兄」という役割を受け入れる物語だった。

建築物の奇妙な構造は確かに奇妙だったが、それは父親建築家からということであり、

また母型の祖母から奇妙であると劇中でも指摘されているので気にならなかった。

この作品だけを見て細田守家族観に憤っている人は小町的な言説に毒されすぎだと思う。

それとは別に同じパターンを反復し、かつプライベートに寄りすぎている物語はいささか退屈であったし、

くんちゃんの挙動に対して子共の持つ可愛さや愉快さよりも、気持ち悪さや不快感が先に立ってしまうのは問題だった。

また時間移動が実際に行われているたしいファンタジーの設定も後付感があり、

監督としては本来は全てくんちゃんの妄想という方向にしたかったのではとも感じられ、制作側の不協和を疑ってしまった。

東京駅での演出は師・幾原邦彦と盟友・橋本カツヨの息吹を感じられ、◎

2018-06-24

日本人は変なときに変なことを言う

それが外人さんには妙に神秘的に映ったりするらしい

俺はひねくれて、単に天の邪鬼で人と違ったことが言いたいだけなんだろうくらいに勘ぐっていたが

最近ふと思うに話はずっと単純で

単に深くものごとを考えたくないからただひたすらに現状肯定論理整合性もなく言い募っているだけなんじゃないか

断熱材が今の1/10の値段で10倍の性能だったら、「寒い方が四季を感じられて云々」なんて建築家はとっくに死滅してるだろう

2018-05-18

anond:20180518151448

ワイもプロじゃないから精確ではないが、一定の高さごとに踊り場の設置義務があるので

結果的に(なんか他の法案もいろいろ含めて)13段が基準になるって認識

駅とかの階段連続で13段以上ある建築物は無いはず。

なんでそういうことになってるのかはプロ建築家増田(いるだろ? 出てこいよ!)に聞け。

2018-05-09

anond:20180509141333

それでパパが建築家気取りで「ぼくのかんがえたさいこうのいえ」をあーでもないこーでもないと考えてるところだよね。

2018-03-25

教養経験

自分のことばかり話す知人がいて、僕はその人が苦手だ。

だけど僕は基本的に人の話を聞くのが好きで

ドキュメンタリー番組を見たり、読書をするのも好きだ。

なのに何で自分のことばかり話す人は苦手なのか考えてみた。

そして去年読んだ本に書いてあったことを思い出した。

その本には日本アメリカ教育の違いについて書かれていた。

簡単に言うとアメリカでは既存の知に何か+α(新しいアイデア発見)がなければ認められないということ。

そのためには既存の知の文脈を知ることも大事だし、新しいもの発見したり、発明する努力必要であるということ。

知人の話を聞いていて面白くないのはその+αがないからではないかと思った。

当人としては自分がこれまでに経験していないことなので新鮮なのかもしれないが

知識として何も目新しくないので聞いていて楽しくない。

もしくは文脈から外れているか違和感があって落ち着かない気分になる。

僕が小さい頃、うちの父は日曜大工趣味で色々なものを作っていた。

一番大きなものは車庫を自作したことだった。

父は夕食の時にそれを自慢げに語っていた。

「俺はこれを誰にも頼らずに一人で作った。偉そうにしている建築家にこんなことが出来るか!」と一人で勝手に息巻いていた。

子供ながらにその傲慢過ぎる発言に毎度辟易していた。

一度「でももっと凄い建物あるよね?」と言ってみたところ、

あいつらは徒党を組んで卑怯だ。俺は誰にも手伝ってもらわずに作ったから俺の方が凄い」という理屈を付けていた。

自分の中で釈然としないものがあったが、何と言い返せばいいかが分からなかった。

父は「お前は屁理屈ばっかりだな」と馬鹿にしたように呆れていたのを覚えている。

父のことを思い出したのは、先の知人と父の発する不快感がとても似ていたからだ。

両者に共通しているのは自分経験値だけでしか物事を考えていないこと。

物事文脈を全く無視しているという点ではないかと思った。

昔読んだ本かインタビュー記事芸術家村上隆さんが

日本人の芸術観は自分の思い思いの表現をすることが芸術だと思われているが

海外では過去文脈理解して、そこにどう自分自身をプレゼンテーションしていくか考えないと通用しない」という趣旨発言をされていた。

こういうことなんだろうなと思った。

なんだか知人の自分語りから話が壮大になってしまった。

また、うちの父から「お前は屁理屈ばっかりだな」と言われてしまいそうだ。

追記〜

こういう人に共通しているのは常日頃から勉強する習慣がついていないという人だと思う。

普段から本なども読まないし、常に自分経験したこと、やったこしか吸収できない。

自分の持っている基準だけで世の中を測ろうとするので歪な思考回路を持っている気がする。

2018-03-17

自信のなさについて

あと、そういう子は大抵、家の環境はあまり良くない傾向は確かにあった。貧困家庭、片親、離婚再婚で家にいづらいとか。

https://anond.hatelabo.jp/20180317085745

もうひとつ、別なパターンがあった。両親が知的専門職建築家弁護士など)で、兄弟姉妹がめちゃくちゃ優秀な中で自分だけぱっとしないという状況で、「どうせお前はダメだ」と言われ続けてきた子。そういう子は、「高校2年にもなって、中学1年の学習事項でつまずいていることは恥ずかしいことだ、悪いことだ」と思い込んでいて、問題集を開くたびにその「自分ができていない中学1年の学習事項」を目にすることになるから問題集を開かなくなってしまう。そして親からは「お前はほんとにダメだな」と言われ……の悪循環。その悪循環を断ち切るには、「わからないことは恥ではないし、悪いことでもない」ということを、本当の意味で本人にわかってもらうこと(言葉で言っても「きれいごとばかり」と思われる)。そして、「優秀な兄弟姉妹自分を比べてもしょうがない」ということを伝えること。後者は実に難しいことで、50歳になってもトラウマ引きずってる人もいる。

2018-03-06

ポストモダン馬鹿にされがちな理由

1.そもそもほとんどの人がポストモダンを1ミリも知らない(ポストモダン建築家小説家哲学者をそれぞれ三人ずつあげられる?俺は無理)。

2.ポストモダン理解できないことをほとんどの人は気にしない。

3.自分を賢いと思い込んでいる馬鹿者が「ポストモダン意味不明なのは空虚からである(意訳:俺が理解できないポストモダンは糞!)」とかなんとか発言する。

4.ほとんどだれも理解していないので、馬鹿発言が間違っていると判断のつく人が皆無。

5.そのくせソーカル事件馬鹿者がポストモダン馬鹿にできる最高のクズネタ。正しく批判できる人はすくない)の知名度比較的高く、馬鹿者の聖典になっている。

6.だれも指摘できないので馬鹿者の馬鹿発言がなぜかまかり通る。馬鹿者が意気がる。

7.それに便乗して、ポストモダン馬鹿にできるオレカッケー!層(ルサンチマンを克服できない人々)があらわれる。

よって、ポストモダンはなぜか馬鹿にされがち。

2018-02-14

「家、行ってイイですか?」のスタッフ知的

エリート外交官の回のスタッフ知的で好感持てる。

レインボーフラッグですぐにLGBTって勘ずくし、

カトリックLGBT禁止のこととか、

建築家フランク・ロイド・ライト知ってたりとか、

カトリックロザリオも知っているし。

ここまで教養あるとかっこいい!

2018-01-05

なぜ女性は安い職業に走るのか

小6 なりたい職業

 

男の子

スポーツ選手  高い(低確率

研究者     並

ゲームクリエイター   並

医師      高い(低確率

教員      並

エンジニア   並

建築家     並

公務員     並

大工職人   低い

 

女の子

教員      並

保育士     低い

医師      高い(低確率

看護師     並

動物園遊園地 低い

パティシエ・パン屋 低い

薬剤師     並

獣医師     高い(低確率

漫画家・イラスト  低い(低確率

芸能人歌手モデル 並(低確率

 

なんでだろうなあ

 

男の子のなりたいものって「そんなのなれるわけ無いでしょ(難しいから)」

だけど

女の子のなりたいものって「そんなのなれるわけ無いでしょ(低賃金過ぎて)」

っていうイメージ

から金持ちマダムとかが割りとやってたりする

 

__

 

いくら稼げるかはもちろん男の子勘定に入ってないと思う

女性が好みそうな職種が安くなりがち現象って、割りと無視できないと思うんだけどな

 

__

 

なんか伸びたからもうちょいちゃんと見てみる

参考資料

http://berd.benesse.jp/berd/center/open/report/kodomoseikatu_data/2009/hon4_2_04.html

 

保育士薬剤師栄養士カウンセラー飼育員、理容師デザイナーファッション漫画家イラストレーターパティシエペットショップ

 

差分はここらへんかな

うーん

かに女性が多い現場→自ずと非正規が多くなる→低賃金化 みたいなことはあるのかもなあ

でもそれ以前に、飲食理容師デザイン・保育・アパレルなど、業界構造的に低賃金化しやす職業を好んでる気が

これらに何か共通点があるのか?

例えば「コンシューマー向け」「組織力より個人技能」「生活の身近にある」「参入障壁が低い」「学歴があまり関係ない」とか?

もちろん女性のなりたい職業全体で見れば、医師とか獣医とかそういうのもあるけどね

2017-12-11

anond:20171210190440

自分以外にもこんな感じの人いるんだな。つられて、つい自分語りをしたくなったよ。

自分はこの元増田より2−3年下だが、うちも両親中卒だ。おかげで高校入るくらいまで大学というものがどういうものかさえよくわかっていなかった。それどころか勉強を親に教わった記憶がない。

なにしろ小学校の高学年の頃には、勉強に関してははっきりと自分知識能力母親より上だと認識していた。親から勉強を教えてもらった記憶など、小学校以降ない。父親父親勉強のじゃまばかりしてくる。なにしろ家で勉強をしていると酔っ払った父親に家で勉強なんかするな目障りだと怒られる。

おかげで高校まではテスト前にちょっと復習するくらい(親が帰ってきたら止める)で、のびのびと過ごさせてもらった。

たまたま中学の成績が良かったので、ろくに勉強もせずともぎりぎり大学進学できる程度の高校に入れたのが僥倖だった。その高校公立で家から自転車で通える範囲だったのも幸運だった。貧乏な家だったので電車通学が必要だったり私立だったりしたら止められていただろう。

その高校に入って2年目くらいでようやく気がついた。このままじゃ面白そうな職、面白そうな仕事にはつけないぞと。世の中にある面白そうな仕事弁護士大企業エンジニア作家官僚パイロット建築家ーそういった物の多くは大学を出ていないとスタートラインにもたてないらしい。はずかしながら高校生の半ばまでそんなことさえ知らなかった。

そこから必死になって勉強した。勉強してないのは飯食ってる時間、眠っている時間部活時間くらい。それ以外は全部勉強にあてた。3年になって部活が終わってからは飯、勉強、飯、勉強、飯、勉強、寝る、の毎日。おかげで高3のころには県でも上位の成績を取れるようになっていた。

だが、それが父親には余計気に食わなかったらしい。親戚の話によると中学の頃まで父親の成績はけっこう良かったのだが、その父親(私の祖父)がアル中でろくに働かないせいで進学を諦め、中学をでるとすぐ働き出して弟妹達を高校まで行かせたそうだ。泣ける話だ。だがそのルサンチマンであたりちらされる子供にとってはとんでもない災難だ。

家で勉強しているのを見つかると怒鳴られる、酒をかけられる。夜中に泣いて家を飛び出したことも何度もある。毎日家に帰りたくないと思っていた。何ヶ月も父親と口を聞かないこともあった。そのうち不憫に思ったのか叔父や叔母が仲介に入ってくれて、物理的な嫌がらせは止まったが、それでも家で顔を合わせると「誰の金で食わせてもらっていると思っていやがる」などの嫌がらせ言葉が飛んでくる。3年の夏休み頃、一時的に成績が落ちたのを挽回しようと家で勉強していたら家業の手伝いをさせられた。たのむから勉強させてくれというと「お前が勉強するための金はどこから出ていると思っているんだ?」という答え。その後なるべく家では顔を合わせずにすむようにしつつ勉強を続け、成績ももどり、どうにか東大に入った。(嘘だろうって?そう思うんなら勝手にそう思ってろ。しょせん増田だ。)

高校最後一年くらいはこの家から早く出たいという気持ちが、将来ひとかどの人間になりたいと思いと同じくらい強くなっていた。家を出ることができて心の底からほっとした。東大に入ったことよりもそちらのほうが嬉しいくらいだった。その後大学院まで進学し、外資系就職し、今は海外からこの増田を読んでいる。

益田と同じように両親をうらんいるかときかれれば、恨んではいるが仕方がなかったことも理解していると応えるしかない。それは当時から同じだ。自分学歴コンプレックスから優秀な子供邪魔をし芽を摘む一歩手前まで行ったことは今でもゆるせないが、同時に、自分より劣る弟妹を高校に進学させるために中学を出て働き出したというエピソードには一人の人間として畏敬の念を抱かざるを得ない。

高校の時以降、親を頼ろうと思ったことなど一切ない。その点ではまったく恨んでなどいない。ただ、恵まれ同級生たちをみて、自分の親が彼らの親のようだったら、自分ももっと素直に育っていたのだろうか、同じように青春人生幸せを感じ取れたのだろうかとつい詮なきことを思い浮かべ悲しくなるくらいだ。高校をでてからはろくに実家にも帰らなかったが、初孫にあたる息子を連れて行った時は、本当に喜んでいた。その姿をみて毒気が抜かれた。自分が生まれた時もこんなふうに喜んでいたのだろうかなどとさえ思った。

その父親はその後病気になり後遺症で口さえ聞けなくなった。たまに一時帰国時に入院先に見舞いにいっても、言葉にならない声を出すばかり。ただ目には喜びがうかんでいる。子供の時には仲の良い親子だった。その頃の気分になっているのだろうか。それとも俺のことな無視して孫達に会えたことが嬉しいのか。話が聞けないので、それはわからない。

2017-12-03

今日は断熱で盛り上がっているのか。いいことだ。本当に日本住宅事情はひどいよ。まともな建築家は割といるが法律行政がクソすぎる。

2017-11-29

[]メタボリズム

メタボリズムとは、もともと新陳代謝意味する用語であるが、それから発想を得た建築運動を指す。従来の造ったらそのまま機能が固定される建築批判し、人口の増大と技術の発展順応できるようにしようと説く。

1959年黒川紀章菊竹清訓日本の若手建築家都市計画グループが開始した。1960年世界デザイン会議で発表。中銀カプセルタワーなど。ユニットバスなどの部品化、産業化に繋がる。

すっかり肥満の別名になったメタボリック症候群だけど代謝の異常と言うなら冷え性も入るのかと思ったら入らないんだな。

2017-11-24

心の矢印:鷲崎健安藤忠雄

大学教授の授業はつまらない。彼らは別に学生にわかってもらおうとなんて思ってないだろう。

極一部だけ、自然と聞ける授業をする先生もいる。何がその他大勢と違うか。

それは別に話が上手だったりするわけではない。

学生の方に姿勢を向けているというか、対話しようとする意思が伝わってくるのだ。だから聞き手も聞きやすい。

俺はこれを「心の矢印が外向きである」と呼んでいる。

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中学生相手集団授業をするバイトをしている。真面目なので、毎回しっかり準備して挑む。

しかし、事前で考えてきた説明をそのまま吐き出しても、なんか微妙な感じで終わることが少なくない。

思うにわかやすさとは「演出である

その場に適切な?声の大きさとかトーンとか、話のリズムがあって、それに乗せて言葉を吐かなくとうまくいく。気がする。

家で「ここはこういうトーンで話そう」とか考えてきても結局また微妙な感じになる。

最初から上手にやろうとしても無意味だと最近気づいた。

そもそも「上手にやろう」と考えた時点でもう心の矢印が内向きなのだ

そのスタンスで吐く言葉相手には届かない。

最近少しだけ矢印を外向きにできるようになってきた。

+++++++

鷲崎健ラジオを5年くらい聞き続けている。

アニラジだけじゃなく、地上波ラジオもちょこちょこ聞くが、やはり一番ラジオが上手だと思う。

もちろん正解はひとつじゃないのだろうが。

何といってもゲストを掘り下げるのが上手である気持ちいくらいの深さまで掘ってくれる。

ゲストに対してだけではない。リスナーに対しても矢印を向けている。

ラジオは人としゃべることである」と本人も言っているが、

その対話を外で聞いているリスナーもちゃんと意識しているのが鷲崎健である

ゲストに対するリアクションが大きいのは、リスナーに「ここは笑っていいところですよ」と伝えるためだと思う。

からリスナーは”安心して”笑うことができる。番組雰囲気の一部にいるような気持ちになる。

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安藤忠雄展。メインの建築の話はまあ正直3%くらいしか理解できなかった。

コンクリート抽象的なTHE・Tadao Andoの建物だが、その実、立地環境を最も生かすように構成されている。

表参道ヒルズのことも、あのゆるやかな坂の傾斜を「建物内部に取り込もうとした」と言っていた。よくわからんけどすごい。

音声ガイドを聞いていても、住居にすむ人のことをよく考えていたり、一緒に仕事をした人の名前をよく挙げていたのが印象的であった。

独学で頂点に立った天才建築家である以上、自分のこだわりは曲げないみたいな、気難しい気性を想像していたが。

自分意見が受け入れてもらえなかったり、企画挫折連続だったとかの過去も、ちゃんと自分の中で消化しているのだなと感じたり。

あの光の教会も、めちゃくちゃ厳しい依頼の中での仕事だったらしい。

それでも条件を全部満たしたうえで自分作品を建てた。うーん、見習いたい。

あくまでも心の矢印を外に向けたまま、自分理想も実現するということか。

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国立新美術館の2Fでは新海誠展もやっている。

始めはインターネットアングラオタク向け作品自分がやりたいことをやるところから始まったが、

星を追う子ども》を経て、「観客の求めること」に作品を合わせに行けるようになったという。

矢印が外に向いていき大衆を指したとき、《君の名は。》が集大成として結実したのだ。

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以上、心の矢印を外に向けたいの話。

これまで勉強水泳オタクしかやってこなかった俺の矢印は内側を向いて錆びついている。

少しずつ還元していく。

2017-08-04

[] #32-2「数奇なる英雄 リダイア」

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どうしても後一歩というところで完成に届かない。

やはり問題リダイアに関する情報の真偽、その取捨選択ではあるが、グループ内で意見が分かれるのも混迷の一因だ。

「やっぱり、こっちの文献に書かれたことが嘘なんじゃないかな。こっちに書かれたリダイアの容姿は、青年くらい。この時点で青年だとすると、40年後の彼はもう老人だ」

「こっちの文献にはリダイアの容姿について書かれていないから、矛盾はしないだろ」

活躍の内容が問題なんだよ。スーパーアスリート並の身体能力で敵を蹴散らしたことなっちゃうんだ。ましてや人間平均寿命が今より遥かに低かった時代だ。なおさら有り得ない」

「だが、そっちの文献は伝聞をもとに書かれた手記だろ。正確性に欠けるんじゃないか?」

「そんなこといったら、あっちの文献はリダイアと敵対する勢力が書いたものだろ。偏見が混じっている可能性がある」

こんな調子だ。


「というか、リダイアはこの町では建築家として名を馳せたんだよね。こっちの方だと天下無双の猛将ってことになるんだけど、どうもイメージが湧かないんだよなあ」

医者として多くの命を救ったと書かれてるな、こっちは」

うーん、この文献にはアマゾン集落ヤマト魂を発揮したとか書かれているのが謎過ぎるな」

もう一つ厄介だったのが、リダイアに対するイメージメンバーそれぞれで異なっていたことだ。

歴史的英雄というものは、ある意味でそれを見た人間理想という側面もある。

リダイアという英雄はそんなこと言わない、そんなことをしない、この主観判断を鈍らせることもある。

文献をまとめるのに苦労した理由は、そういったメンバー間での価値観の違いによるところも大きかった。

こうして制作が滞っている割に、議論だけは白熱している状態が1時間ほど続いた。

沈黙を貫いていた俺もさすがに痺れを切らした。

「みんな、議論はここまでだ。意見を一致させるだなんてことが、そもそも無理だったんだ」

「けどさ……このままじゃ内容がチグハグなっちゃうよ」

方法はある」

そう、方法はあるのだ。

当然、俺がその方法を今まで提示しなかったのは相応の理由があるからなのだが。

しかし、このままじゃ判定すら貰えないかもしれないので、背に腹は変えられない。

「具体的にはどうするんだ。そもそも情報の真偽を判断できず、取捨選択に苦慮しているから進まないのに」

「ああ、そうだな。だから考え方をシフトしよう」

シフトって、どういう風に?」

発想の転換さ。取捨選択が困難なら、取捨選択なんてしなければいい」

「……はあ?」

三人は全く同じ調子で、同時にそう声を発した。

そういうところだけは一致するんだな。

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