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はてなキーワード: ショートとは

2014-06-28

男に好かれたくない

好きな格好しているんだけれど、それが男受けするファッションのようで辟易している。

男に好かれたくてやっているわけじゃない。

でも、初対面で上から下までじろじろ見られてそいつが心の中で「合格」っていってるようなにやにや笑いだとかもううんざりだ。

目の保養だとかそういうために生きているわけじゃない。

見られるだけでこっちが汚染されそう。

なのでベリーショートにすることにしました。

楽しみ。

2014-06-27

サッカー日本代表で,ザック監督選手戦術に関して口出しするのって変だと思う。

ショートパスパスサッカーしたいって,主力選手が結託してまで。

なんか戦争の時の日本軍みたい。

2014-06-23

http://anond.hatelabo.jp/20140623213254

おつかれさんです。

はてなって、こういうのでも「資産を持ってる大家が、気の毒で貧乏店子いじめてる搾取構造」的な話してくるから、本当にウザいわ。

大家だって資金ショートさせたら、大変だっての!

2014-06-21

ライトノベルイラストは売上アップの特効薬ではない」自体は正だ

http://kazenotori.hatenablog.com/entry/2014/06/19/160241

しかしそれは「4割バッターだって4打数ノーヒットの試合がある」みたいなもんで、それ自体は正しいけど、かといって4割バッターも1割バッターも同じというではないわけで。特効薬ではないが、均してみれば効果はありますよそりゃ。

あと、なんで「いいイラスト」=「いいイラストレーターイラスト」になってるのか。まず、「ゲームで人気が出る絵、漫画で人気がでる絵、pixivで人気がでる絵」などと「ラノベで人気がでる絵」が違う(もちろん全く重ならないわけでもないが)し、同じイラストレーターでも、キャラデザインの差、構図の差、配色の差、題字などを含めたデザインの差があるわけですよ。特にヒロインデザイン

例えば艦これ金剛型だってゲーム内性能や服装はほぼ同じなのに金剛>>>榛名>>比叡・霧島みたいな人気差があるわけで、それはもちろん台詞キャラ設定)の差もあるけど、「金髪ロング強い」「黒髪ストレートロング強い」「ショート弱い」「眼鏡弱い」みたいなのの差があるわけですよ(艦これでピンと来ない人は、自分のピンとくるところで「作中の扱い以上に人気がある/ないヒロイン」に置き換えて下さい。「マミさん退場早いけどピン人気はトップクラス」とか「染谷まこほんと人気ねえ」とか何でもいいよ)。「A級イラストレーターがうっかり本文中の描写に忠実に描いた染谷まこ系のキャラデザの表紙」より「B級イラストレーターが描いた巴マミ系のキャラデザの表紙」の方が当たりやすいわけですよ。その辺、それこそ編集の舵取りの差だったりするわけで。ビブリアで表紙ではなんで眼鏡を外してたのかとか、分かりやすい話ですよ。(あとここでの強い/弱いはさっき言った打率みたいなもんなんで、個々の事例では強いのが外す時も弱いのが当たるときもありますよ。トータルの話な)

ラノベサイトの人らがイラストに対して興味ないこと自体はいいことでも悪いことでもないと思うんだけど、その感覚ラノベ読者一般のものと思っても仕方ないですよ。「石川博品はなんで売れないのか」って、そりゃ、「緑髪+ぱっつん+まろまゆげって、そりゃ当たらんで不思議ないだろ」とか「切符たんはい絵描きだけど、しかし暗め+寒色でまとめるの、確実に出塁できるタイプの表紙じゃねえしなあ」とかしか言えないですよ。そりゃ中身は面白いけど。まああの人は一般小説に言ってもそう持ち味死なずやれると思うんで大丈夫なんじゃないでしょうか。私は一般小説だと持ち味出なさそう&現状不遇の比嘉智康とかの方が心配なんじゃオラッ。

あ、配色とかデザイン結構大きいですよ。Web上とかで見る分にはそこまででもなくても、店頭平積み台だとすごく沈むデザインってのはある。悪い例に使っちゃって恐縮だけど、GA文庫でしばらく前に出た『マ・オー』とか、店頭での浮かなさすごくてビックリした。

2014-06-05

好きなSF打線組んだ

好きなSF短編打線組んだhttp://anond.hatelabo.jp/20140604175240

が楽しそうだったので、便乗。短編に限らずに打線組んでみました。

1二:ニールスティーブンスン「スノウ・クラッシュ

フランチャイズ小国家、凄腕ハッカースケートボードに乗った運び屋、仮想空間上のAI人格等々、わかりやすサイバーパンクガジェットを詰め込みつつも説明臭くはなく、スピード感ある展開で一気に読めるエンターテイメントSF。よくできたハリウッド映画みたいで素直に楽しい。粘り強いバッティングと走力に裏打ちされた出塁率の高さから、不動の先頭打者

2遊:パオロ・バチガルピ「第六ポンプ

バチガルピは、個人的には長編だとちょっとダレる感があって、そういう意味ではこの短編集の方が好み。ねじまき少女世界観濃縮版「カロリーマン」、文明がゆるやかに崩壊する恐怖「第六ポンプ」が好み。現代代表する作家の一人に数えられますが、独特のディストピアバイオパンクを突き詰める職人気質。2番ショートで起用。

3中:チャールズ・ストロス「アッチェレランド

現代と地続きの近未来からスタートして、加速度的に変容する社会人類技術的特異点を迎えるまでを描く大作。ストロスはコンピュータ関連のジャーナリストってこともあって、ギーク文化との親和性も高そうなディテールが満載で楽しい。抜群の守備範囲の広さ、打てば長打を量産する勝負強さで3番に定着。

4一:グレッグ・イーガン順列都市

イーガン短編無難と言われてますが、この「順列都市」は素直に面白いと思う。荒唐無稽アイデアを、超力技で煙に巻かれてなんとなく納得されられてしま快感。本書冒頭の、コンピュータ上でシミュレートされた人格コピーが、目覚めて状況を把握してから辿る思考過程を描いたシークエンスが最高で、10回は読み返してる。イーガンほど投手プレッシャーを与える打者はそういないでしょう。ネクストバッターサークルにいるだけでも圧倒的存在感

5右:チャイナ・ミエヴィル都市都市

現代SFファンタジー最右翼(本人は左翼だけど)。スキンヘッドピアスのイカツイ兄ちゃんです。一見ありふれたハードボイルド警察小説?と見せかけて「重ね合わされる都市」というとんでもない舞台装置、どうやったらこんなもの思いつくのか。さらにそれを言語化できる力量もすごい。

6三:ブライアン・W・オールディス「地球の長い午後」

ここまででお分かりの通り、増田現代SF好きです。が、この「地球の長い午後」は入れざるを得ない。遠未来、自転が停止した地球動物植物の力関係が逆転した異常な世界で、食物連鎖の下層で右往左往する人類の、圧倒的無力感ベテランならではの味わい深さと駆け引きの巧さ。

7左:椎名誠「武装島田倉庫

6番・オールディスの直接的な影響下にある、椎名誠SF三部作。の中でも、この「武装島田倉庫」が一押し。奇妙な生き物が跋扈する文明崩壊後の世界を、さまよい、戦い、逃げ惑う人間たちの群像劇です。これも何度も読み返してるな。漬汁がなんか旨そう。

8捕:コーマック・マッカーシーザ・ロード

海外文学方面では、現代SFにおけるイーガン大正義ポジションを占めておられますマッカーシー御大の手による、核戦争後と思しきポストアポカリプス世界をさまよう親子を描いたロードノベルです。沈黙の音が聞こえそうなくらいの静寂と、真綿で心臓を締め付けられるような絶望と哀しみ。大変地味ですが間違いなく大傑作。

9投:ウィリアム・ギブスンヴァーチャルライト

ギブスンといえば「ニューロマンサー」でありそれに続くスプロールシリーズなんでしょうが増田はどうにもこの「ヴァーチャルライト」が好きでして。何と言っても作中に出てくるベイブリッジ。閉鎖された橋をホームレス選挙して好き勝手に増設を繰り返し、無計画・無軌道に成長してしまった構造物…すてきすぎる。

中継:テッド・チャンあなたの人生の物語

増田の中では「柔らかいイーガン」という位置づけにあるんですけどどうでしょうか。「実存」をメインテーマに据えながら、幻想的・宗教的な色彩の強い作品群。ワンアイデアをじっくり煮詰めて、これ以上ないくらい適切に料理した佳作集。死ぬほど寡作なのが玉に瑕。最近何してんの。

抑え:ジェームスホーガン星を継ぐもの

ハードSF is 星を継ぐもの

監督 オラフ・ステープルドン最後にして最初人類

増田的には究極のSFはステープルドンになるんじゃなかろうかと思っています20世紀から20億年後までを俯瞰する人類史。これほどのタイムスパンで書かれた作品は他にないんじゃなかろうか。しかもこれ1930年作品ですよ。半端ない

2014-06-04

好きなSF短編打線組んだ

仕事が暇なので書きました。後悔はしていない。

1中 オートマチックの虎(キット・リード)

2三 午後の恐竜(星新一)

3遊 しあわせの理由(グレッグ・イーガン)

4一 メタモルフォセス群島(筒井康隆)

5右 シェイヨルという名の星(コードウェイナー・スミス)

6左 詩音が来た日(山本弘)

7捕 たんぽぽ娘(ロバート・F・ヤング)

8二 トインビー・コンベクター(レイ・ブラッドベリ)

9投 たったひとつの冴えたやりかた(ジェイムズ・ティプトリー・Jr.)

中継 マイ・フェア・アンドロイド(岡崎二郎)

抑え 空にふれた少女(マイク・レズニック)

「それでは解説の増田さん、お願いします」

1中 オートマチックの虎(キット・リード)

SF版『山月記』。大好きなので。短いページ数ながらも切れ味のある読み応えと広い守備範囲考慮して、1番センターで起用しました」

2三 午後の恐竜(星新一)

星新一については、小粒ながら小技の利く選手が多いため、当初は2番セカンド『宇宙の男たち』で起用するつもりだったのですが、タイプの似た選手であるレイ・ブラッドベリとの兼ね合いから比較長打力のある『午後の恐竜』をサードで起用することにしました。終末SFとしての情景の美しさは随一ではないかと思います

3遊 しあわせの理由(グレッグ・イーガン)

「説明不要大正義グレッグ・イーガン先生代表作。抜群の身体能力と懐の深さを備えた守備、勝負強いバッティング考慮した結果、3番ショートでの起用となりました。全盛期のジーターみたいなもんです」

4一 メタモルフォセス群島(筒井康隆)

コメディタッチの導入部から、突然ホラーに変わる異色の短編です。放射能汚染された島に生物学者が調査に向かう話。筒井先生が『結末を考えずに書き出してみて、途中でオチ思いついた感』満載なのが笑えます。大好きなので入れました。一応星雲賞をとっているのですが、大変読む人を選ぶ短編で、ハマる人はハマる。ダメな人はダメアダム・ダンのような味わいがあります最後植物名前は作中で明記されていませんが、おそらく『カリクビ』なのでしょう」

5右 シェイヨルという名の星(コードウェイナー・スミス)

囚人たちが地獄を思わせる惑星に送られる話。4番がバクチ性の強い打者なので、ある程度確実性のある、コードウェイナー・スミス先生代表作を5番に選びました。結果、3番大正義からの4番・5番は『この世の地獄』つながり、という大変邪悪なクリンナップが形成されたのではないかと思います

6左 詩音が来た日(山本弘)

認知症患者看護をするアンドロイドの話。連作短編『アイの物語』の中の一編です。5番打者としての起用も考えたのですが、下位打線を『ハートウォーミング』つながりにしたいと考えたため、6番に繰り下げました。率も残せて長打もある、将来の4番候補。『アイの物語』は、他にも読み応えのある短編の多く、お買い得感があります

7捕 たんぽぽ娘(ロバート・F・ヤング)

「『悲運の少女』つながりで投手陣を起用しているため、彼らの球を受けるキャッチャーには、ロマンチックSF代表作を起用しました。タイムマシン未来からやってきた少女出会う話。一時期、『ビブリア~』効果価格が高騰しましたが、新訳が出たので価格は落ち着いた様子。プレミアがついてるうちに売っとけばよかったかな、という邪まな思いが頭をよぎります

8二 トインビー・コンベクター(レイ・ブラッドベリ)

タイムマシン未来を見てきたという男と、彼にインタビューをするアナウンサーの話。『霧笛でも万華鏡でもなく、なぜこの作品なのか』と不思議に思う方もいらっしゃるかと思います。ひいき起用です。SF界の吟遊詩人がつづる『嘘とはなにか』という大演説にしびれます。なお、個人的ブラッドベリ最高傑作は『ウは宇宙船のウ』の序文

9投 たったひとつの冴えたやりかた(ジェイムズ・ティプトリー・Jr.)

「『悲運の少女』その1。少女と、彼女の脳に寄生したエイリアン友情。説明不要の大投手。怪我さえなければ300勝できます

中継 マイ・フェア・アンドロイド(岡崎二郎)

「『悲運の少女』その2。人間そっくりなアンドロイドと、彼女教育する科学者の話。唯一の漫画からの選出です。マナカナ若いうちに、世にも奇妙な物語実写化するべきだと思いますオルセン姉妹ならなお良し」

抑え 空にふれた少女(マイク・レズニック)

「『悲運の少女』その3。隔離された世界から飛び立つことを夢見る聡明な少女の話。連作短編キリンヤガ』の中の一編です。ヒューゴー賞ローカス賞SFクロニクル賞・SFマガジン読者賞・ホーマー賞受賞作の鉄壁クローザー。是非とも沢村賞サイ・ヤング賞を取っていただきたい」

こちらからは以上です。

追記:好きな短編漫画でも打線を組みました。

http://anond.hatelabo.jp/20140605192918

2014-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20140529154144

元増田です。2年前に今ほどではないけど資金ショートしそうになった時に融資を申し込んだらダメだったけどね。

しかも、決算に累損がすごいあるんだけどそれでも銀行融資は可能なのかな。

2014-05-25

地味な能力

自分は超常的な能力を扱った作品に触れることが多いんだけど

そういう作品の中に、ことごとく戦闘に特化した派手な能力ばかりが登場するとき

逆に、生活に則した能力とか、一見して役に立たなそうな能力比較的地味な能力を考えたりする。

そして、そうやって考え出した地味な能力物語の中に溶けこませて楽しむという妄想遊びをしている。

そんな自分が一番最初に考えた地味な能力は「筋肉痛自分意志で和らげる能力」というものだった。

地味な能力への覚醒(めざめ)

そもそも、そういう地味な能力を考えて妄想遊びをするようになったのは中学生の時。

きっかけは部活でひどい筋肉痛を味わったことだった。

中学に入るまでは激しい運動をしたことがなかったのもあって、最初は本当にひどかった。

脚全体が激しい筋肉痛になってしまって”階段を降りる時”が一番痛かった記憶がある。

下の段に足を着く瞬間って、体重ほとんどすべてを片足にかけるわけだから、すごく痛い。

そっと足を着こうとしても、激しい痛みが脚全体を駆け巡るからタチが悪かった。

しかもその時期は足の皮もボロボロで、爪もほとんど剥げて無くなっていたので何重にも痛かった。

でも信じがたいことに、練習になるとアップ前後から徐々に痛みが引いていって

いざ本練が始まると嘘みたいに痛みを感じなくなくなるということがよく起こった。

めちゃくちゃ激しい運動をしているにもかかわらず、不思議ほとんど痛みを感じなくなった。

たまたまではなく、いつもそんな事が起こってたもんだから不思議しょうがなかった。

そして、練習が終わってしばらくすると、ちゃんと痛みが戻っているのもまた不思議だった。

無意識の内に脳からそういう分泌物が出てるのかは分かんないけど

そんな経験があったか意識的に痛みを和らげる事できればいいなと思うようになった。

そういうレベルの地味な能力(ちから

痛みを和らげる能力以外にも、そういうレベルの地味な能力を中二のときから色々と考えていた。

五感の鋭敏化やパワー・スピードとかの強化はわりとありそうだから、そうじゃないやつを考えていた。

しかも、まるっきり超能力っていうものではなく、あくまでも人間の本来持っている能力をイジる系のやつ。

薬とか食事でなんとかできそうなのも含む。

痛みをイジる能力

さっきも出たけど、痛みを自由自在に調整できるって相当に憧れる。

完全に遮断するんじゃなくて、あくまでも”和らげる”っていうのがそれっぽくて重要だと思ってるけど

場合によっては完全遮断できるってのもアリなんだろうなと思う。

食欲をイジる能力

意識的に食欲を抑制したり増進したりするやつ。

痩せたい人とか、病気で食事を控えなきゃいけない人はもちろんだけど

太りたい人とか、体を鍛えてる人にとってもありがたい能力だと思う。

代謝をイジる能力

食事とか生活習慣によらず自分意思でなんとかしたかったやつ。

代謝を高めて体温を上げることで寒冷地を凌ぐとか、傷の治りを早めるとか

代謝を低めて食事をなるべく摂らなくてもいいようにすることで過酷な状況を生き延びるとか

そういうサバイバル的な状況を想定した妄想をよくしていた。

記憶をイジる能力

ホント食パンとかでなんとかなんないかなと思っていたやつ。

記憶力抜群になりたいとか、いっそ直観記憶的なのが身につかないかなと思ってたけど

忘れたいことを完全に忘れられるとか、記憶をいい感じに改編できるとかもありだと思うようになった。

感情をイジる能力

緊張したり恐怖を感じたりするような状況に打ち勝ちたいという願望からのやつ。

不良にカツアゲされそうになったり、授業中に左翼ゲリラが押し寄せてきたりしても

一切動揺せずに素早く対処できたらカッコイイと思っていた。

睡眠をイジる能力

制御できたらどんなに助かるかというやつ。

好きな時にすぐ深い眠りにつくことができて、ショートスリピングでもスッキリ目覚められるようになりたかった。

いっそ一週間は眠らなくても平気っていうぐらいの能力を身に着けたかった。

アルコール分解能をイジる能力

『GHOSTS IN THE SHELL』で草薙素子が言ってたやつ。

お酒の味とか、ほろ酔い気分だけを味わいたいだけの時にほしい。

しこたま呑んでも30分ぐらいで完全に抜けるよう調整ができればいいのにとも思う。

ついでにアルコールだけじゃなくて疲労物質をさっさと取り除いてくれる能力もほしい。

これ書いてて思ったけど、脳をイジればなんとかなるものが多い気がした。

その他にも、派手さがない程度に人間をはみ出してる能力(?)も考えていた。

ミトコンドリアの活動を活発化させるとか、美形とそうでない人間区別がつかないとか、

肉眼で赤外線を知覚できるとか、足音だけでその人物の体重が正確にわかるとか、

どんだけぶっ叩かれても骨折だけは絶対にしないとか、そういうのも面白いと思っていた。

地味なだけでは物足りない

自分の思いついた地味な能力をひたすら列挙したけど

生活の中であったらいいな」とは思っても、そのままで物語に登場するとやっぱり物足りないと思う。

なんか、地味な能力が単体で存在してるだけだとそんなに魅力は感じないし

作品にもよるけど、地味な能力だったらなんでも良いとか好きだとかいうわけでもない。

現実との地続き感

そういう地味な能力って、ほどよい説得力というか、ほどよい現実感があるとなんか良い。

物語自体現実との地続き感があってもいい。

ただし、現実に照らしあわせたときの正しさも大事だけど、そればっかりで無くてもいいというか

あくまでもそれっぽい感じとか、それっぽい説得力で、それっぽく納得できればいいと思ってる。

ほどよく足を引っ張るそれっぽい制約(弱点含む)とか

発現した能力を実際に使いながら検証していって、どんな事がどの程度できるのかを把握する展開とかも好き。

あんまりカッチリしなくていい

能力をいつでも確実に正確に使えなくてもいい。

そういうカッチリした能力者ばっかり登場するとどうしても「ヌッ」ってなる。

現実との地続き感の話にもなるけど、例えばスリーポイントシュートの達人だって

現実だと100パーセント決められるわけじゃないし結構いろんな要素に左右されるしね。

要は、ちゃんと失敗したり、上手いこといかなかったり、机上の空論通りにならんのがいいって感じ。

そういう不確定で不安定な描写がちゃんと物語に組み込まれてるとなんか安心するし

しろ地味な能力効果的に引き立たせてくれる。

見せ方にもよるよね

地味な能力と知力と体力の合わせ技で派手な能力を打ち負かす展開とかが好き。

地味な能力者たちが、個々の力を合わせて強敵撃破するのも好き。

地味な能力者同士が、ジリジリとした攻防戦を繰り広げる話も好き。

能力自体は地味だけど、使いようによっては強力になるというか、本人の資質と相まって強力なものなるみたいなのも好き。

気持ちよさも大事

地味な能力の話ばっかしたけど、そもそも自分は派手な能力も好き。

そういう派手な能力を使って派手に活躍する作品も好きになることが多い。

というか、気持ちよく活躍するなら能力が派手でも地味でも良いという場合もある。

要は派手な能力でも地味な能力でも「気持いいかどうか」っていうところも大事なんだと思う。

でも、そういう条件を満たしていたら何でも良いかというとそうではないし、色々と複雑な感じはある。

地味な能力王様

自分がそういう能力を考えるようになったのって、乙一の影響も少なからずあると思う。

乙一の考える能力の設定とか使い方って、いい感じに地味で、かつ物語に上手く溶け込んでるし

正直、地味な能力物語界の王様だと思うぐらいには尊敬している。

ちょっと前に読んだ乙一作品だと”THE BOOK”は、やっぱりその感じがよく出てて面白かった。

ちなみに”THE BOOK”っていうのは、ジョジョの奇妙な冒険四部ノベライズ作品なんだけど

タイトルのものが、劇中に登場するスタンド名にもなってる。

スタンド能力ネタバレになるから書かないけど、なんかすごく良かった。

能力自体はわりと地味なんだけど、すごく便利で生活にも役立つし

もともと戦闘に特化しているわけではないけど、”戦闘にも使える”っていう側面もある。

それになにより、能力のもの能力者の人間性に深くよりそっているあたりも乙一らしさを感じた。

作品全体を通してジョジョらしさと乙一らしさがうまいこと溶け合ってることに乙一ジョジョ愛を感じたし

そこらへんが単なるジョジョノベライズに留まっていなかった。

なにはともあれ、そういう地味な能力が出てくるオススメ作品があったら教えてください。

2014-05-22

資金繰り

資金繰りが超絶厳しい

今月の資金ショートは何とか回避したけど、来月はもう無理かも知れん

宝くじ神様

どうか俺に1発当ててやって下さい

今当たらないと間に合わないんです

2014-05-21

女性は後ろ姿が好い。

街中にはきれいな女性があふれている。

ためしに、一人のうら若い女性を観察すると、清らかに垂れ下がるロングの黒髪、きゃしゃな胴とは不釣合いの豊かな乳房、細くまっ白な美脚が、うるわしいシルエットを形づくり、見る者の目をくぎ付けにしてやまない。

これほど美しい娘が世の中にあるものかと信じられない気持にもなり、ついつい凝視してしまうけれど、あんまり眺めていると変態になってしまうから、そこは理性を働かせて目をそらすよう努める。

ああ、もっとたかったなあ。

そう思って顔を上げると、いつのまにか目前には美女の後ろ姿があった。

しとしとと降り注ぐ雨の中、傘をさして淑やかに歩を運ぶ彼女は、淡い茶色に染めたショートヘアを可愛らしくなびかせ、小ざっぱりとした服装から、おとなの女性特有の優雅なオーラを存分に漂わせている。

気を失いそうになるほどの上品香りが鼻から全身を貫いて、ともすると後ろから抱きつきそうになるけれども、やはり自分人間であることを言い聞かせて我慢する。

しろからでは彼女の顔は見えないし、乳の大きさもわからない。

けれども、それがむしろ好いのだ。

この人は世にも不思議天使で、目鼻立ちはくっきり、豊満な胸はしゃんと主張し、ほどよく引締まるウエストが色っぽいくびれ演出している。

きっとそうなんだと信じた時に、私たちは言い知れぬ幸福を感じるのではなかろうか。

道はまもなく曲がり角に差しかかる。

彼女天使のままにしておくのも手だが、正面から拝めないのを惜しみ、あえて行動を起こすのも悪くはあるまい。

さりげなく早足になり、天使を追い越したら、満を持して一瞥してみる。

なーんだ、おばさんか。

すこし残念がって、もういちど前を向く。

それもまた、好いではないか。

2014-05-07

最近のあるよ派とないよ派の抗争

ちょっと気になったのでまとめてみた。

あるよ派


ないよ派

2014-03-14

http://anond.hatelabo.jp/20140314154359

研修企画

『ローションプロレスPR

・二人一組で組ませる(同性同士)

・二人でプロレスの筋書きを書かせて、ローションプロレスをさせる。

撮影したVTRを素材に1分程度の、魅力的なショートムービーを提出させる。

効果

プロレスというクリエイティブな作業にペアであたらせることで想像力及び創造性の向上を狙う。また、ローションプロレスというコメディ要素の強い素材を用いる事で感動からお笑いまで、制作者(新入社員)の感性を掴める。

ペアでの作業であるので、撮影などに他組の協力も要請しなければならず人間関係の構築にも繋がる。

問題点

ローション、会場の準備費用等経費がかさむのではないか。

また、危険素人プロレスにローションという要素が加わることにより、最悪死亡事故なども考えられる。

こんな感じ?

撮影データの提出を義務づければそれだけでも面白いもんが写ってると思うよ。

2014-03-13

地味清楚系だと思って結婚した嫁の金遣いが荒かった


ちょっと愚痴。俺の器が小さいのかもしれないが。


仕事柄、華やかな女性が多い社内でも嫁はかなり地味、というか素朴なタイプだった。

海外旅行が好き!宝塚オペラ大好き!とかいう金遣いの荒い女性が多い中、「料理趣味で家で過ごすのが好き」

と恥ずかしそうに言う彼女はひときわ清楚でかわいらしく思えた。

茶髪巻き髪でブランドバッグを見せびらかす女性が大半の中、黒髪ショートで清楚な服装をしているところも素敵だと思った。

堅実な女性が好きな俺はすぐに惚れて、一年程付き合った後結婚を申し込んだ。

金遣いの荒さはすぐには分からなかった。何度か一人暮らしの家に上がったことがあるが、

家具や食器がすっきりと整頓されていて、どちらかというと質素な印象だった。

出された料理はやたらと美味かったので、この子料理の腕がいいんだな。としか思っていなかったのだが、


結婚してわかった。

彼女家具や食器、食材、道具など、家で使うものにやたらと金をかける。

「買うんだったら本当に良いものを!」とすぐ口にして、

オーガニック石鹸や洗剤、真っ白無地でもブランド品なタオル、高い鍋とか、高い包丁とか、おろし金とか、その他いろいろ。

彼女の服は、実はブランドのものが多く、彼女お気に入りヒールのない靴やシンプルなバッグは何万もすることがわかり、

生まれつき綺麗だと思っていた黒髪にも、月に一万五千円のカット+トリートメント代をかけている事が判明した。


そんな事言う俺は、とにかく何でも節約するタイプ食品でも家具でも何でも、一円でも安くすませたい派だ。

安いのが一番、品質が伴っていれば最高。という考え。粗悪品は別だが、どんなもの日本製ならそれなりに良いと思っている。

だって千円カット最高!と思っているし。

貯金の額を聞くと、俺と嫁で十倍ほどの差があった。


地味清楚系だと思っていた嫁に、騙された気分でいる。

最近ものを買うとき、いちいち喧嘩が絶えない。

2014-02-25

http://anond.hatelabo.jp/20140225061332

ソチ試合だけみたらショートやらかし\(^o^)/オワタ なんだけど、

あの試合ヒューマンドラマ浅田真央最終章だったわけよ。

10代の頃から憧れ続けてきたオリンピック金メダル

順調に育って、エース格となって2大会

バンクーバーラスボスに負けて(ラスボスに一度やられてリベンジという一番盛り上がる展開)

ソチ金メダル取ってハッピーエンドをみんな見たかったわけで。

当然そうなると思ったのに、ショートまさかの低得点

金メダルどころか、上位入賞すら無理な位置につけてしまった。

ここで聴衆は思うわけ。終わったと。

コレ以上のドラマはもう見られない、超人浅田とて人間

人生の全てをかけてきた目標に届かないとわかって望むフリーの演技に万全のコンディションで望めるはずがない。

凡人なら、もういいやーと投げてしまう、相撲取りなら休場するぐらいの展開。

そこを、翌日強い精神力で全てをやりきった。

もう結果じゃない、その演技が自分の全てだと思えるようなスケーティングをした。

そして鬼気迫るスケーティングで自ら化したプログラム完璧にこなした。

演技終了後抑えきれない涙、そして笑顔

金メダルハッピーエンドの安っぽい脚本しか思い浮かべていなかった

我々に本物のヒューマンドラマを魅せつけてくれたんだよ。

そりゃ感動するなってのが難しいわ!

ひとそれぞれだから増田みたいに思う人もいていいとおもうけどさ、大体の人はこんな風に思ったわけよ。

俺もフィギュアとか好きでも嫌いでもないんだがテレビ見てて疑問だ

フィギュアとか好きでも嫌いでもないんだが、久々にテレビを見て首をかしげざるを得なかった

http://anond.hatelabo.jp/20140225061332

今朝のNHKの「おはよう日本」のスポーツコーナーでな、ソチ五輪を振り返って大会で起きた「初めて」のことをいろいろ取り上げてたのよ。

カーリング女子で初めて全勝金メダルとったとか、フィギュアロシアが初めて金メダルとったとかやってて、「ふーん」と思いながら見てたのよ。

それで最後に出て来たのが浅田真央

「初めて6種のトリプルジャンプを8回飛んだんです!」と紹介してたのさ。

いや、飛べてないだろ

フリージャンプは8回中、2回が回転不足で1回がエッジミスで、結局成功したのは5つのジャンプだけだっけ?

まあ、NHK原稿言葉を上手くはぐらかしているというか、「飛んだ」という言葉は使っても「達成した」とか「成功した」という言葉は使ってなかったんだけどな。

それにしても事実誤認を誘う伝え方だろう。

ソチ五輪フリーの演技は感動したけどさ、それは五輪前の「物語」とショートでの失敗があったからでさ、フリーの演技自体は3位だし、複数のミスもあったし、まだまだ上を目指せるものであって、引退発言もあってか「浅田真央神話」をキレイに終わらせたいのは分かるけど、わざわざここまでゴリ押しするものでもないよな。

http://anond.hatelabo.jp/20140225091724

確かに、フィギュアよくわからない人には何のこっちゃになる状況なのかも。

浅田選手は最終的に6位で確かに思ったような成果ではなかったのかもしれないけど、彼女フリープログラム世界で最も難しい構成をしていますトリプルアクセル女子選手で跳べるのは現在彼女だけで、過去にも跳べた人は4人だけととても難易度の高いジャンプです。

実際、フリープログラムでは浅田選手の基礎点は全選手の中でもトップでした(全選手の中でのフリー順位は3位)。採点は「技術点(基礎点+出来栄点)+構成点=総合点」で行われます採点競技問題点でもあるのですが、フィギュア場合は後半に滑る選手にどうしてもジャッジは点を多くつける傾向にあります浅田選手ショートミスが響き前半滑走でしたので、ノーミスで素晴らしい演技をしたにも拘らず出来栄点と構成点があまり伸びませんでした。

結果的にはフリー3位、総合6位なわけですから、確かにここまで騒ぐほどの結果ではないと思われるのもわかります。ただし、それは本当に結果だけでの結論であって、フリーに限って言えば歴史に残るぐらいのものすごい偉業だったわけです。

それと、どうしても長年フィギュアを見続けている者にとっては、浅田選手がずっと逆境に晒されてきた状況を知っています彼女に不利なルール改正が数多く行われました。それにも文句ひとつわず、苦手なジャンプを練習してきたこと彼女の肩を持ちたくなるフィギュアファンは、とても多いと思いますフィギュア芸術的な要素が強いとはいえやはりスポーツですから、難しいジャンプや苦手な要素を克服し、努力する選手を称賛したい気持ちになるのは致し方が無いことなのかもしれません。

特に彼女は既に二度トリプルアクセルに失敗していましたし、前日のショートはひどい出来でした。直前の練習でも身体が固く、これはもうだめかと誰しもが思っていたところでした。それが、フタを開けてみれば、ノーミスで美しい、最高の演技だったわけです。実際私も前半の段階で大泣きしておりましたし、今でもそのシーンが映るとちょっと泣いてしまますフィギュア好きにとっては、感動なしでは見られない最高の演目だったわけです。ナショナリズムの欲目もあるかもしれませんが、正直なところメダリストの誰よりも記憶に残る滑りでした。

…とはいえ、本当にフィギュアファンでもない人には、ただただ演技を流してスタジオで泣いてるアナウンサーが「真央ちゃんすごい」って言うだけでは、さっぱりわからないと思います。きちんと何が凄い、ここが良かった、という解説があれば、多少は違うのかもしれませんが。日本メディアの軽薄さは自分も実感しているところです。

2014-02-22

http://anond.hatelabo.jp/20140222002158

極端に言えばロングが投資ショート投機だろ。

ロングはロングでも信用だと実質レンジショートから投機だな。

 

正直ベースで言えば、いわゆる偏差値50以下が人口の半分。そして偏差値50がそのぐらい。

それも数学ができない系が8割という現状で

株式投資なんかに個人投資家が手を出していいわけ無いじゃん。

やるなら優待狙いにしとけって奴。

おっちゃん・おばちゃんが年間100万も売買する必要性はないだろ。

2014-02-20

フィギュアスケートは誰を評価したいの?

これがはっきりしないから評価に不満が出る。


例えば、クラシック演奏の評価をするとする。

この場合選手オーケストラスタッフ作曲家(及びその段階で関わっていた人物)だ。

この時、曲を評価するのか、オーケストラを評価するのかで評価基準は大きく異なる。

オーケストラの評価をするなら、曲の解釈、一体感技術面などを見るだろう。

自体の評価をするなら、曲の構成、アレンジなどを見るだろう。


フィギュアスケートで謎なのはどっちを評価したいのかよく分からないという点。

私には、オリンピック性質上、選手オーケストラ)を評価しているのだと思っているが。

だったら、演出自体に関する評価は、極力排除するべきであるはずだ。

出自体が点に影響するのであれば、事前に演出自体の点数を公表するべきだ。


と思ったぴょん。

追記

意外と「ぴょん」に反応があってワロタ

え?これは既にあるのでは?

各技や較正に対して技術点とかは明確に決まってるよね?

構成できちんと出る。

http://anond.hatelabo.jp/20140220110846

deneb-y

スノボハーフパイプスキーモーグルと変わんなくね?ジャンプステップスピンといったような「技」の完成度・出来栄えを見るってのが大基本→それが出来た選手を評価する。

文章力無くて申し訳ないが、ここで言ってる「演出」というのは、あくまでもPCSの一部の話。TESの話ではない。

表現する人(選手)を評価するのであれば、音楽とか振り付けとか自体(これを文中では「演出」と呼んでいた)の質(芸術性)が点数に影響するのはおかしいよね、ということが言いたかっただけだ。

極力選手以外の人の手による部分は排除するべき、あるいはそこにも基準を設けた方がいいと思うわけだ。水着にしてもスキー板にしてもボブスレーの乗り物にしても選手以外が関わる部分には基準あるわけで。

TESの評価についてはフィギュアも他の評価競技と同様。綺麗に高くジャンプした方が点数高くなるのは当たり前。

歩夢君の完璧ダブルコークテンよりもiPod完璧なキャブダブルコーク1440の方が評価が高いのは当たり前。

しろモーグルとかハーフパイプとかより、技術ジャンプとか)に明確な基礎点が決まってるフィギュアの方が厳密といえる。

Harnoncourt

音楽関係にたとえるのはイマイチ適切でないぴょん。フィギャーには楽譜に相当するものがないぴょん。音楽にたとえるならピアニストなどソリストコンクールだぴょん。流派や派閥があるあたりも同じ構図だぴょんw

うむ、完全にその通りだ。オケでの例えは間違ってた。

そう考えると、折角ショートフリーで2回もやるんだからショートは全員同じ曲同じ構成(個々の技の難易度は演技者次第で変わる)でやるか、あるいは大会側で事前に吟味して用意した幾つかのプログラムから選ぶ形にするのが正解かもしれないと思ったぴょん。

2014-02-02

私は高校に入るまで、見た目をバカにされ続けていた。女っぽくない、ブス、きもい、と言われまくっていた。私は開き直って、性格だけは明るくいようと努力していた。そのおかげで、女芸人のようなポジションはいられた。

私は高校から女子校入学した。もう男子に見た目をバカにされるのが嫌だったから。そして、男性の目を気にせずにおしゃれを楽しみたかたから。高校に入ってからも、いじめはなかったが、見た目をバカにしているような事を言われたことは何度かあった。

それから私は、ショートだった髪を伸ばし、アイプチ毎日した。二重になるマッサージをしたり、全然したことのなかった化粧を雑誌ネットを見て勉強した。失敗ばかりだった。よくわからないままファンデを塗り、唯一の自慢だった美肌は荒れまくりアイプチのやりすぎで瞼がヒリヒリすることもあった。

それでもとにかく続けた。自分がなりたい、女の子らしい女の子になるためにがんばった。自然かわいい女の子になるために、自分かわいいと思う女の子をたくさん見て研究した。高校二年生の秋頃からは、アイプチをしなくても二重が保てるようになった。肌も荒れないように、化粧を覚えた。

高校三年生になり、バイトを始めた。大学生が多い職場だった。自分容姿はどう思われるか不安だった。見た目はダメでも、中身だけは明るくしていようと気をつけた。

結果、私はモテた。かわいいと言われるようになった。彼氏も出来た。男の人がみんな優しくしてくれるようになった。同級生の久しぶりに会った男にも、かわいくなったと驚かれた。

中学までも、私は幸せだった。でも、かわいくなることで女としての幸せがあるのだと分かった。森三中大島さんに似ていると言われていた中学時代だったが、今は戸田恵梨香さんに似ていると言ってもらえる。

見た目を良くすることは、人生を豊かにするために必要なのだと、私は思う。

2014-01-02

29歳の時に二人で会社を立ち上げて、2年が経過した感想

現状は悲惨だ。

自分は正確に言うと立ち上げメンバー

IT会社として、社長自分の二人でスタートした。

社長とは元同僚でうまがあい

仕事上でも気兼ねなくやれる間柄だった。

立ち上げた目的は、自分たちの実力がついたことやお客さんがついてきた事から

多くの金を、楽しく稼げそうだ。という単純なものだった。

立ち上げる前は30万の給料

一般的福利厚生ある会社員だった。

立ち上げてから20万円の給料

福利厚生はなにもなくなった。

サービス残業毎日

休日3分の1になった。

会社最初から資本は少なく

案件利益率も低かった。

案件数も多いとは言えず

業務の範囲も拡大した。

給料10万以下や、

なにもだせない時もあった。

経費を自分で持つことが多く

激務の結果、赤字の月もあった。

でも楽しかった。

事実上自分責任を取らざる得ない環境なため

責任の範囲内を自分意思で自由にできたからだ。

状況が厳しい時は互いに励ましあい

かばい合い、支え合ったからだ。

飛躍しそうと感じる案件もあり

未来の繁栄を原動力にしていたからだ。


しかしすぐに限界がきた。

見えない人参を目の前にぶら下げて

走り続けるのは無理だった。

見通しの立たない資金繰り

黒字化しないプロジェクトが多くでてきた。

資金ショートを何度もしかかり

大なり小なりお互い身銭を削る日々が続いた。

うまくいかない原因を探る話し合いは

言い争いになり互いに確執を生んでいった。

感情的になる話し合いでは何も解決できず

相手の意見を否定する間になっていった。

論理的に話す努力をして問題解決を話し合うが、

人格や態度からあらを探し出し認めないという構図がうまれた。


そんな関係が続いてる中、ある事が頭に浮かぶようになった。

向こうが、「金を出しているのは俺だ」と頻繁に言うようになった時だ。

いつまでも感情的になっている理由の一つに

向こうに公平感がなくなったのではないかと思った。

金を出し、責任を負うのは確かに向こうなのだ

責任は俺のほうが遥かに重いから俺の言うとおりにしろ

というところが根底にあるのではないだろうかと思った。

さっそく腹を割ってストレートに切り出した。

あたっていた。

どうすれば公平感を取り除けるか提案した。

単純にこちらが出資することを提案した。

すると、相手は少し黙り、話をかえた。

当月のこちらの業務範囲の入金がどれだけあるのかと聞いてきた。

厳しい入金額だと伝えた。

ちょうど新しくプロジェクトを走らせたでこなせなかったのだ。

すると、このプロジェクトが金にならないのかと聞かれた。

まだそのようなタイミングではないと回答した。

向こうはやれやれ、といった態度したことが、こちらの鼻につき

そのプロジェクトでやった内容と、これからやる内容を説明した。

付け加え、いくらにいつなるのかの見通しを説明すると、

それに対しての粗さがしのサイクルがはじまった。

出資する会話には戻らなかった。

頭にはよぎっていたがこちらの気持ちが死んでいた。

俺の中であったこの会社出資するだけの価値が無くなった。

今思えば、彼が話を変えた理由としてそ

月の足らない金額を知りたかったのかもしれない。

今思えば、こちらが出資することで

上下関係が崩れるのを恐れたのかもしれない。

どちらにせよ彼の公平感を、

俺が金で解決することはなくなった。


ともに解決する策を探していけないのであれば組んでる必要がなくなる。

この会社はなくなった。

この会社死ぬだろう。

これが、死にものぐるいでやってきた2年の感想だ。





誰かの役にたてばいいなあと思い

最初に知っておけばよかったと感じることを列挙しておきます

クライアントパートナーになりやすい。ビジネスを持ちかけたり、相談をしておけばよかった。

・よくわからない大きい事を「とりあえずやってみる」事は絶対にやるんじゃなかった。小さく小さく小さく「とりあえずやってた」結果、大きくやってみるべきか決めるべきだった。確証が得られない物に手を出すタイミングを考えるべきだった。

数字は嘘をつかないが、集計の仕方が検討違いだと虚無な数字になる。中間目標を数値化するさいの根拠はしっかり考えておくべきだった。

ランチェスター戦略はそのまま実践すべきだった。

睡眠、食事は絶対に減らしてはいけない事だった。

リーダーは箇所箇所で入れ替わるべきだった。

・仲間は会社員の時に、トライアルプロジェクト責任者お金をだして進め、失敗した場合の態度で判断すればよかった。

2013-12-16

なんでアイカツ!プリティーリズムの3DCGが特別なのかというお話

http://d.hatena.ne.jp/kubisime/20131214/1387035717

釣りタイトルのおかげで色々突っ込まれてる記事だけど、

アイカツ!およびプリティーリズムでの3DCGの使われ方について補足したい。

一番の突っ込みどころといえる、女児向けアニメの3DCGの話でありながらなんでプリキュアについて触れてないのかというところだけど、

この記事の中でプリキュアについて触れていないのは正しい。

それは、プリキュアと、アイカツ!及びプリティーリズムでは3DCGに対するスタンスが違うからだ。

プリキュアシリーズで3DCGが使われるのは基本的にEDのみであり、半年に一度作られる一品料理だ。

そして本編のお話の中で3DCGが使われることは基本的にない。

(本編内のまこぴーライブシーンがあくまで作画で描かれたことがその表れである)

プリキュアED自体は言うまでもなく映像としては素晴らしいものであり、新EDの発表時点では大きな話題になるが、

放映されるのは毎週同じものであり、数週間もするとあまり触れられることがなくなるのが実情だ。

これに対してアイカツ!プリティーリズムでは、本編内にて毎週異なる曲、衣装メンバーステージでのダンスシーンが3DCGにて行われ、

そこが作品としての見せ場になっている。

そして、アイカツ!プリティーリズムでは、ステージシーン以外の日常パート内で3DCGが使われることはほぼない。

このことで、作画パートCGパートの質感の違いにより生まれる違和感を逆に利用し、

ステージシーンを特別ものとして意味づける効果を持たせていると考えられる。

特にプリティーリズムでは、その回で示された問題について、解決の提示や挫折、新たな問題の発露などがステージシーンを通して行われることが多く、

ステージシーンの印象をさらに強める効果を持っているのだ。

このような目的の3DCGの使い方は、「全編をCG化する」「作画の省力化のためにCG化する」「作画違和感なくCGを同居させる」という

使い方とは一線を画していると言えるのではないだろうか。

(補足というか余談)

女児向けアニメ」としての3DCG2008年の「きらりん☆レボリューション STAGE3」から使われてはいるが、

これは全編を3DCGとするものだった。当時の技術ではお世辞にも自然な動きとは言えず、

声優タイアップする実在男性アイドルへ変更するなどの影響もあって人気は低迷し、3年目となる本作にてシリーズ終了となる。

2009年に放送開始した「極上!めちゃモテ委員長」ではシーンによって作画CGが統一感無くちぐはぐに使われており、

これもまたCG自体のクオリティは決して高くなかった。

日常パート内では作画を使い、ステージシーンのみ3DCGを使うという手法2010年

「ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっから用いられたと考えられる。

しかし、リルぷりっではステージシーンで使われる曲も少なく(OP曲含め4曲)、

また監督マイメロディミルキィホームズを手掛けた森脇真琴であったことから

問題発生→変身して歌う→みんな元気になって問題解決、というパターンが時に

荒唐無稽に行われるところを中心に注目された作品となっていた。

リルぷりっ」は1年間のレギュラー放送の後、全編CGショートアニメとして

のりのり♪のりスタ!」内で1年間放送される。

そして、これらのアニメと入れ替わるようにして始まるのが

2011年放送開始の「プリティーリズム・オーロラドリーム」なのである

2013-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20131116203129

コンビニたばこの種類の見分けは、非喫煙者にしてみたら、レベルが高すぎる。

まず、銘柄が多すぎる。

さらに同じ銘柄に、ライトスーパーライトメンソール、ロング、ショートと種類がある。

パッケージデザインも似ていて、一目では判別できない。

お客さんは、たばこ覚醒効果が切れてキレやすい。

たばこ売り場に番号を振った人は神だわ。

2013-11-13

メンヘラ女と

 とあるサイトで、女と知り合った。

 最初はくらい感じだがまあまともかなと思った。

 今思うと典型的だが、精神病だとか虐待経験があるらしい。

最初スカイプ

 最初スカイプの時に、その女が今にも死ぬんじゃ無いか的な行動を取りだした。

 統合失調症だと言う。

 危ないなと思って電話番号を教えて電話させた。

 今思うとコレが間違いだった。

 その女に個人情報晒すのはヤバいとは思ったが、死ぬかもしれない人を放ってはおけないと思ったのだ。

 その後女は落ち着いて普通にその日は会話を終了した。

 かわいそうな生い立ちと現状だなとその時は思ったが、自殺しなきゃいいなと思った。

 (今思うと、別に生い立ちはかわいそうではない。 彼女被害妄想家族からいじめを受けていると言うだけだ。 彼女家族の行動はどちらかというと献身的に思えた。)

その後しばらく

 その後しばらくサイトでこちらは普通に活動していたのだが。

 その女の絡みが多くなった。

 最初普通に相談があるんだけど、、、みたいなのに返信をしていた。

 また意味不明な「尊敬している」「あなたは頭がいい」などの賞賛をつけてきた。

 この時点でちょっと嫌な予感はしていたが、ドライに「そうですか」などと余り関わらないようにしていた。

 話をしていても、時々妄想が入ったりして少しでも手順が長い論理的な会話は厳しい。

 だが、非常に丁寧に考えているだろう言葉使いだった。

 ただ、頭は悪いし全然ものを知らないとは思った。

異常

 1年くらいしてその女が、異常な感じになった。

 オフ会などであった人とことごとく問題をおこすらしい。

 オフ会での行動も完全にドキュンだったらしいが、その後家に尋ねさせろと脅迫したりしつこくセクハラを迫ったりしていたらしい。

 いろいろな人がその人に被害にあっているらしい。

 さらに、女の発言も要領を得なくなっていき、どうやらアルコールを飲んでいると人格が変わってしまうらしい。

 結婚をすることになったらしいと聞いて、落ち着くのかな?と思ったら、マスマスヤバくなっていった。

とうとう絡んできた

 その女、FXをやっているんだが。 どー聞いても儲かるわけが無い方法を言う。

 いわく、「損切りなんて100回に1回」 「指標にあわせて、買えばいいだけ(ロング)、ショートは絶対にしない」「チャートは見ない、値段をずっとみてれば 底値が分かる、勝てないってほうが分からない」等々。

 そしてFXで月50万稼いでる、親もそれで旅行に連れて行ったなどと言う。

 嘘だと思っていた。

 結婚相手はとある一流企業社長御曹司、超絶金持ちだし。 さらに女はモテモテらしい(オフに行った人からイケメンではないという評価、女なのにおかしいな、ネカマかな?と思った)。

 嘘だと思った。

 そんなことばっかり書いている女だったが昔は物腰が丁寧だったので、病気が進んだのかな?不安定なのかな?くらいに受け取っていた。

 そんな女が、ある時、俺の電話番号等を晒し日記を書いた。 俺のために、ということらしい。

 さすがにやめてくれ、俺のためと言うけどだったらメールでしてよ?晒すなよ。 と書くとしぶしぶ消した。

 で、そのことをされたので同サイト彼女の行動について書いた。 どちらかというと彼女を擁護する内容で書いた。

 「彼女はたまに不安定な時があり、しょうがなかったと思います。訴えるとかそういう意図も無いです。」というような内容。

 これが彼女に火をつけた。 どれだけ説明しても、まったくこちらの意図を汲まない。

 「私は悪くない、あなたのタメに書いたのにそんなことを言うなんて。訴える?私はあなたのために考えたのよ、それを消せとか言ったり何考えているの?」

 さすがに、付き合いきれない。

今思うと

 それが3年前なんだけど。 本当はもっといろいろあるんだけど。

 その女、多分だけどネカマだった。 多分男だったように思う。結婚相手も、男でなく女だったんだろう。

 声は聞いていたが、『若干無理して作ってる女の声だ、ぶりっこかな?』だったが、男が無理した声だったのかな。

 で、最初の頃は、『昔統合失調症だったけど、寛解した』と言ってたから多分そうだったんだろう。

 ただ、結婚や多分勉強していた資格試験に落ちたことや、そしておそらくFXで大損しただろう(確信は無いが、彼女はみえで言わなかっただろうが、彼女の取っていたポジション手法では確実に数百万~数千万存している)こと。

 これらが病気拍車をかけたのだろう。 そして、1年くらいでアルコールなどを常習的に飲んでおり(ある時期からアルコールに関する記述が多くなり、毎回日記で酒を飲みながら何かをし続けていた)。 それで症状が一気に悪化したと思われる。

 また、こちらの情報を出したのも悪かったっぽい。 年収資産学歴あいまいに答えたのだが、明らかに彼女より上であった。 そんなたいした物でもないんだけど。

 それがまた嫉妬させてしまったのかもしれない。 彼女は俺を叩くチャンスをうかがっていたのだろう。

 今思うと、最初からすべて彼女の作戦だったのだろう。

 ①個人情報などで首ねっこをつかむ

 ②依存できるように、いろんな人に『相談』などで心配をかける

 ③都合が悪くなったり、利用価値がなくなったら、叩く

 こういう感じだったんだろう。 自分病気を支えるためにこういうことをやっていたと思われる。

どうすればよかったのか

 まずもって、携帯番号などをさらしたのがまずかった。 だが、人が目の前で死ぬかもしれないのに、止められなかったわ。

 次に、こちらの収入などを教えてしまったのがわるかった。

 また、相談なども乗るべきでは無かった。(何人も『相談』みたいなことをやっていたらしい)

 というか、これを書くと語弊があるが、『精神病のある人の面倒をみるのは難しい』ということをはっきりと意識すべきだった。

 彼女との会話もまずかった。

 「ワンという声がする → 犬はワンと鳴く → 犬でしょうね」 という論理があったとする。 彼女はいきなり妄想で「あれはネコだよ」という。 「ネコはニャーとなき、犬はワンとなくよね?」  この瞬間怒り出す。

 そうなんですね。 「論理的な思考ができない」わけではないけど、「1手先に自分を否定する結論がある場合、根元から否定する」んですよ。 特に、『絶対ありえない妄想彼女がいきなり入れてきたとき』がヤバい

 妄想を否定されるとキレルと聞いたことはあったけど。 妄想現実乖離のある論理を言われると、とたんにブチキレル。 「おまえはすぐ人を下にみるんだ! 何もしらないガキが!」で、サイトに延々と勝利宣言。 そして自分の都合の悪いことは書かない。

 これ、別に性格が悪いとかでなく、単なる病気っつーか。 「妄想現実乖離すると必死になる」わけですわ。

 「彼女があからさまな妄想を口にだしたら、否定しない」これができなかった。

 論理的に考えられるなら、当たり前に分かることを主張してしまったのが間違いだった。 「相手は妄想あるかないか?」を見極めるべきだった。

 なんにしろリスクが高すぎるので今後メンヘラとはつきあえないだろう、『メンヘラとは関わりを持たず、関わり持ってきたら逃げる、速効逃亡』 『妄想を否定しない』『なんかされてもサイトに書いたってのはまずかった、黙って逃げるべきだった』 ということを学んだ。

幼さ

 そういえば、その女、非常に幼い。

 表面的な対人関係は問題無いのだけど。

 本当に、小学生が、「おまえのかあちゃんデベソ」で勝ち誇るようなレベルでの脳みそだった。

 なんというか、かわいそうだった。 精神の発達が遅れてしまったのかなあという感じ。

 どーしてそれがおもしろいのか分からないくらい幼稚だった。

 なんというか、病気のせいで、ここまで人格ってのが破壊されるものだと知り、本当にあわれに感じた。

 やられたことは、ホント、災難だったんだけど。 その女は恨めないわ。 その女じゃ無くて、病気が悪いんだもんな、女はむしろ被害者

 失った物はあったけど彼女人生喪失に比べたら全然いいです。

2013-11-10

ブラック部活児童虐待と化している部活動

もはや部活動児童虐待となっている。特に高等学校部活動は、その傾向が著しく、実際のところ一時期よりはマシになっているのだが、現在も状況は続いている。

この児童虐待というのは体罰いじめといった暴力事件の問題ではない。単純に現在部活動は、その運用自体が虐待になっている。

 

異常な拘束時間

一般の高校場合、生徒は通常1日に6時間の授業を行うことになる。間に休憩時間を挟むがショートホームルーム掃除などを加えれば6時間程度になる。

そこに2時間部活動をすれば8時間となり、これを5日間で労働者ならば法で定められる週40時間労働に相当する。

 

大体朝の練習30分、放課後1時間30分も練習すれば丁度良い按配であり、その範囲内に留まる部活動も多い。

しか大会で実績を残すような運動系部活動では授業をあわせて8時間をゆうに超える活動が求められている。

相談に来る生徒の中には朝1時間半、放課に4時間、通学は自転車通学を部内規則とするため、学校から遠い家に帰るのは11時ごろという者もいた。

土日も午前午後の練習か公式or練習試合があり、1日の休暇もない部活動相談もある。

企業ならば松崎茂と並べても完全にブラックといわれるような状況だ。だからこそ、運動部経験がある人間ブラック企業に重宝される。

 

建前と現実

このような部活動の異常な活動時間が許されているのには一つの理由がある。

教育基本法など各種教育法律には部活動規定する法律の条文がほぼ存在しておらず、部活動は要約すれば『生徒が自主的な活動として課外活動をすることを援助し、教員が行動を監督しなくてはならない』といった趣旨のことが書いてあるだけだ。

まり部活動は本来「生徒の趣味」として行われているだけで、その援助をするため学校場所を与え教員事故犯罪などのないように監督指導ではない)するようにされている、ということである

これは野球甲子園などで確認できる。監督審判に抗議してはならず生徒が行わなくてはならない、なぜなら生徒の自主的な活動だから。(どれだけ事実馬鹿馬鹿しくかけ離れていてもだ。)

生徒の趣味であるのだから、どれだけ活動しようが学校による虐待に当たるはずもなく、教員指導ではないのだから、そこに仕事としての給与指導における特別手当が発生することは殆どない。(土日などの手当てはスズメが悔し泣きする位には出る。)

 

確かに部活動は完全に自由に選択でき所属所属を選べる学校もある。だが当たり前のように部活動への所属が強制される学校も少なくはない。

部活動指導の場ではないはずだが、部活動特に運動部)を通して指導を行うことが期待されている現状は揺るがしがたく存在している。

部活動は教師の完全な指導と強制の下に行われ、自主的な活動が認められていない部も多くあり、退部すら許されず不登校になる生徒もいる。

 

部活成果の不均衡

部活動が生徒の趣味であり、教員指導をするわけではないという建前があるからこそ、部活動学校ごとに大きな不均衡をもたらす。(それが学校利益をもたらすことにもなるが。)

まずもって問題なのは教員には部活動経営する教育は一切与えられていないということだ。

教員免許部活動に関する必修講義存在していないし、教員採用試験にも存在はしない。

現実部活動おいては教員が生徒を技術指導することが求められているが、その技術指導する教員が適切なスポーツ知識を持っているという前提はない。

そのため、公立高校ですらも部活動おいては顧問となった教員によって生徒への教育成果に大きな差が現れる。

 

部活動現実として、生徒への教育指導となっており、その成果は後述するが生徒の進路にも大きくかかわってきている。

しかしながら、それは義務教育段階ですら機会も完全に不平等であり成果も完全に不平等である

入試段階で学力偏重が問題であるならば、部活動の成果もまた評価の基準に含まれてよく、そしてその結果は生徒や学校によって偏りがあることは望ましくはない。

 

利権パイプ

部活動が異常な拘束時間をほこっても行われるのには、これは誰でもわかることだが、そこに大きな利権存在しているからだ。

学校入学希望者は、その学校にどんな部活動があるかを明確に意識して選んでいく。ある部活動全国的、県内でも有力であるかどうかは入学の大きな動機になっている。

部活動で大きな成果を出せば、(建前では成果の主体者ではないはずの)学校に大きな利益をもたらす。

卒業生も大きな利益を生む。

プロになれば知名度は上がる。プロでなくとも実業団や有名大学に入れば、そこに企業大学とのパイプができる。

大学は厳しくなってきたが、それでも推薦枠がある。それはともすれば進学率就職率に大きくメリットとなる。

 

経営大事だ。

ローコストで大きな成果を出すのは最も美味しいことである

指導する人間には、その働きに対して金を払う必要はない。存分に働かせれば良い。

資金が出せず設備を整えられないが成果は出してほしいため、労働者(生徒)には労働時間を増やして成果を出させようとする。

その素晴らしい経営理念ブラック企業と遜色ない。

  

教育を圧迫する部活動

部活動で成果を出そうとする学校が最も活用するのが特待生だ。

私立で学費免除などで多いが、公立高校でも独自入試、つまり一芸入試のようなものなど、いわゆる入試下駄をはかせる行為も未だに行われている。

 

確かに学力だけで生徒の可能性を測るのは良くないかもしれない、高校に入れるのが学力によって選抜されることは不平等かもしれない。

しか学校の成績は学力でつけなければならないものが他の活動で評価される部分よりも多くあるのだ。

成績は相対評価ではなく絶対評価となった。

定められた教育内容を覚えたといえない限り、それを卒業できる学力に達しましたと認めることは難しくなった。

 

下駄を履かした生徒の授業を担当することになった教員悲惨である下駄を履かせてどら猫を追っかけさせればそれで優に出来るなら良いが。

下駄を履いていない生徒に定めた最低基準と同じだけの成果を出さないことには、成績に可をつけられない。特に公立高校では、明確に許すことは建前上できない。

授業は、その特待生に足を引っ張られ、入試を越せない人間にすら理解できる内容まで落とさなくてはならない。

その上、多くの生徒には授業によって良い大学を目指せる成績まで上げることを求められる。

 

そして特待生を抱えるような部活動はやはり長時間の活動時間を生徒に課す。

前記したように、夜遅くまで活動する部活動も多く、それによって予復習をする時間も余力もない生徒が多く現れる。

部活動特待生のみでは行われず、多くの一般生徒までもが、それによって時間を取られることにもなる。)

疲労した生徒は、授業中に集中することが出来ない。研究結果では睡眠時間が6時間と8時間の生徒には明確な学力の差が現れている。

学力の落ちた生徒は、テスト赤点を取り補習や追試を受けることになる。そのために他の教科すら更に成績が落ちていく。

そうやって過酷部活動教育を圧迫していく。

 

部活動メリット

ここまで問題をあげつらってきたが、しかし、部活動が多くのメリットを生んでいることも事実である

部活動日本の高いスポーツレベルを支えている大きな要因である

野球世界トップレベルであるのは甲子園という高校野球の大きな競争があるからこそだといえる。

文化系おいても書の甲子園ロボットコンテストなど、生徒の育成に大きな力となっている。

 

また文化への影響も大きい。

複数の生徒が同じ活動することは交友関係を広げ、違う学年との交流を生むことで認識に大きな幅をもたらす。

そして、多くの生徒が共有の「部活動」という体験をしていることは、創作などで「部活動もの」と呼ばれるジャンルを生み出す要因となっている。

多くの人に共有体験があれば、それは一般に受け入れられる創作物の幅広げることになる。

 

そして現実の問題へ

問題なのは、そんな成果や影響の大きい部活動を何一つ政治的な援助も規制もせずに野放図となっていることだ。

一部の教員によって支配されている部活動体罰などの問題を引き起こす。

それは教員が全て強制の無償活動で行っているからであり、そこに「俺がやってやっているのに」という感情がなきにしもあらずといえる。(実際にそういう声も相談に上ってくる)

 

育ち盛りで可能性のある若者が、知識のない指導者によって無理な運動を強いられ体を壊す事例もある。

特待生として入学した生徒が芽が出ずに、退学を強いられる問題も起きている。

野球でも度々問題となったが、人材を求める企業などとの癒着も未だに多く存在している。

 

部活動をなくすべきではない。しかし、現状の大人の建前と利益によって児童生徒が被害を受ける状態は改善されなければならない。

そして出来るならば部活動メリットをより大きなものにするべきだろう。

部活動が生徒の教育に成果を生んでいるのならば、それを教育活動として認め労働としての対応をしていくべきなのだ

運動部指導運動素人である教員に任せず適切な指導者を雇い雇用を増やすべきであるし、

生徒には虐待にならない程度の活動時間規制を設けるべきだ。

 

少なくとも自民党日本ユニセフには、存在していない児童への性的被害を問題視するよりも、現実存在している過酷部活動を問題にしてほしいところだ。

 

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