2014-02-02

私は高校に入るまで、見た目をバカにされ続けていた。女っぽくない、ブス、きもい、と言われまくっていた。私は開き直って、性格だけは明るくいようと努力していた。そのおかげで、女芸人のようなポジションはいられた。

私は高校から女子校入学した。もう男子に見た目をバカにされるのが嫌だったから。そして、男性の目を気にせずにおしゃれを楽しみたかたから。高校に入ってからも、いじめはなかったが、見た目をバカにしているような事を言われたことは何度かあった。

それから私は、ショートだった髪を伸ばし、アイプチ毎日した。二重になるマッサージをしたり、全然したことのなかった化粧を雑誌ネットを見て勉強した。失敗ばかりだった。よくわからないままファンデを塗り、唯一の自慢だった美肌は荒れまくりアイプチのやりすぎで瞼がヒリヒリすることもあった。

それでもとにかく続けた。自分がなりたい、女の子らしい女の子になるためにがんばった。自然かわいい女の子になるために、自分かわいいと思う女の子をたくさん見て研究した。高校二年生の秋頃からは、アイプチをしなくても二重が保てるようになった。肌も荒れないように、化粧を覚えた。

高校三年生になり、バイトを始めた。大学生が多い職場だった。自分容姿はどう思われるか不安だった。見た目はダメでも、中身だけは明るくしていようと気をつけた。

結果、私はモテた。かわいいと言われるようになった。彼氏も出来た。男の人がみんな優しくしてくれるようになった。同級生の久しぶりに会った男にも、かわいくなったと驚かれた。

中学までも、私は幸せだった。でも、かわいくなることで女としての幸せがあるのだと分かった。森三中大島さんに似ていると言われていた中学時代だったが、今は戸田恵梨香さんに似ていると言ってもらえる。

見た目を良くすることは、人生を豊かにするために必要なのだと、私は思う。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん