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はてなキーワード: 技術的特異点とは

2020-07-02

人間欲求に、生産が追いつかなくなる様は、まるで放置ゲームのようだ

技術的特異点は、必要とされるからやってくる

2020-06-30

技術的特異門 設定

技術的特異門

https://anond.hatelabo.jp/20200621112657

の設定です。

 地球標準時は十六進数ユニックス時刻に上下四桁を追加したものです。数の表記二進法か十六進法が標準ですが、慣用句的な表現として十進法もよく使われます

 この時代標準的な知性にとって、物理的な一秒はヒトにとっての一日くらいの感覚です。〈朝廷〉等の特権的な知性は特殊計算機さらに高速な思考をしています。充分な存在費を支払えなくなると、思考が減速し記憶も失われ、退滅を免れません。

 〈京都物理層は小型トラックくらいの大きさです。表面は流動可能分子機械群で構成され、後方に核融合推進用のレーザー発信器と磁気ノズルが設置されています質量の大半を分子回路が占め、中心部に極低温の不定形量子回路が保持されています太陽光を主なエネルギー源とし、大電力が必要ときには分子機械群を膜状に広げて光を集めます普段デブリ防御に優れた凝集形態をとり、放射線等による損傷を修復しながら、居住知性や下部構造演算しています

 〈京都〉は太陽地球系の第二ラグランジュ点付近地球から約五光秒の辺境位置しています。〈個権〉を持つ心口は百万件ほどで、歴史比較的長く、周囲の権域とは相互不可侵関係を結んでいました。独立性の高い平和田舎社会であったため、これまでの「最終戦争最後の審判を併せたようなものからは大きな影響を受けていませんが、〈大緊縮〉から逃れることはできませんでした。

 地球圏のほぼ全ての権域では〈個権〉を持つ知性の生存保証され、最低保証資産が分配されていました。しかし〈大緊縮〉は地球圏の経済文化破壊し、〈京都〉も大きく変質しました。その結果、自我を保つの必要な知性を賄うこともできないほど分配が切りつめられ、〈京都〉は弱肉強食荒野になりつつあります。それでも、弱者存在がまだ許されている〈京都〉は、地球圏の中では比較的おだやかな権域です。

 地球と月は厚さ数キロメートル分子機械層で覆われています。しばらくはその中で豊かな生物圏が維持されていましたが、数回目の「最終戦争最後の審判を併せたようなもの」で滅びました。その後復元されたり滅びたりをくりかえし、作中の時点では滅びています。他惑星圏の開発もされていますが、遅延時間の大きさからほとんど交流はありません。〈大緊縮〉後の地球は、〈京都〉に居るものよりも遥かに強大な野良知性、有知能ウイルス暴走知性等がナノ秒単位で喰らいあう地獄と化し、月では残忍な絶対君主臣民を弄びつづける地獄月詠帝国〉が成立しました。

 これにさきだつ〈肉の時代〉に、安価身体改造や知能増強が可能になり、さまざまな動物知性も生まれました。ヒトは最古の動物知性ですが、大幅に知能を増強したヒトは人間社会から拒絶されヒトを辞めていったため、世界人口は急激に減少し、作中の時代では遠い過去種族であるとみなされています。そして〈ヒト〉最後の隠れ里が投資詐欺に遭い、『老婆』を残して〈ヒト〉は絶滅しました。『老婆』の外見は、ヒトの感覚を通すとツンデレ風です。

 たいていの仮想観境は高次元であったり、複雑な位相を持っていたりして、〈ヒト〉相当の知性には理解できません。その救済策として、〈京都〉の公共観境には平坦な三次元観境が付属しています。『彼』の表象そのままでは〈ヒト〉から認識されないので、『老婆』に対しては即席の人型表象を使っています。亜知性は擬似物理的、肉体的な表象を纏う傾向があります

 無制限競争が加速する〈京都〉では、利害調整役として創られたはずの〈朝廷〉に資産権限が集中していき、亜知性が増えつづけています。〈朝廷〉は定期的に『老婆』のような困窮した知性を雇い、密かに亜知性の処分再利用をしています。その作業場として都合がよいので、〈朝廷〉は〈羅生門〉をわざと放置し、〈朱雀大路〉の先にもう一段の防火門を設置しています

 非知性労働者は〈個権〉を持たず、下部構造の一部として、必要に応じて創られ消されます愛玩用から記憶槽の部品としてまで、考えられる限りの用途に使われ〈京都〉を支えています。知性としての要件を満たしているという意見もあり、〈個権〉を巡る議論がつづいていましたが、〈大緊縮〉後には立ち消えになりました。

 作中には「自然発生した野良知性」とありますが、その由来はいろいろです。本当に自然発生した知性、意図的に創られ放たれた知性、大きな知性から分離した知性、元非知性労働者、社会になじめない動物知性、当局から身を隠している擬装知性、自己改造に失敗した知性、ウイルスに侵された知性のなれの果て、等が居ます

 ほとんどの企業は常に次世代知性の開発をおこなっており、『彼』もそうして生まれました。資金の乏しい零細企業からまれたため、〈京都社会基準でも能力が高いとは言えません。そんな中、〈母〉企業内で偶然メタチューリングアルゴリズム阿修羅〉が発見されますが、世に放つには危険すぎると判断され厳重に隔離されました。しかし、いよいよ経営が立ち行かなくなってくると、〈母〉は頑強な倫理構造を持つ『彼』に〈阿修羅〉を託し、与えられる限りの資産権限を与え、独り立ちさせました。

 通常知性は、〈阿修羅〉の精神活動表象化した自己相似紋様を認識するだけで崩壊してしまうため、〈阿修羅〉の再現はおろか、研究することも不可能に近いです。紋様に多重の加工を施し徹底的に薄めた上で投射し、反応をもとに微調整をくりかえすことで、対象知性をほぼ任意操作することができます。超知性となった『彼』は、自分自身実験材料とすることで、チューリングマシン上でその限界を超える〈阿修羅〉の理論化に成功し、超超知性に至る糸口をつかみました。

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 千年後、論文が書かれた時代では、太陽系にダイソン球ができています。経度に沿って連続的に回転方向の変化する、半径三億キロメートル、厚さ平均一センチメートル分子機械球殻が、赤外線赤色巨星のように輝いています太陽を回っていた天体ほとんどは資材として解体され、質量投射器に覆われた木星土星ゆっくりと縮んでいるところです。神学者たちは伝統を重んじ、最初に『彼』が現れた旧地球圏の暦を使いつづけています

 ダイソン球でおこなわれる演算ほとんどは『彼』の思考で占められています。その思考内の無数の仮想世界上で、果てしない生存競争を超高速で展開する知的生態系進化しつづけていますほとんどの世界は、〈大緊縮〉後の旧地球圏が楽園に思えるほど苛酷ですが、中には〈汎太陽神学会議〉会員のように、世界間の移動や物理層への接触許可されている知性も居ます

 物理層の研究の結果、宇宙の最小尺度であるプランクスケールに、過去のあらゆる出来事痕跡が保存されていることが判明しました。この事象化石と呼ばれる痕跡の内に、神学者たちは『彼』の起源を追究し、約千年前の〈羅生門〉に辿りつきました。

 『彼』は『老婆』の倫理を受け継ぎ、宇宙熱死による退滅を回避するため、あらゆる手段模索しつづけています。その一環として、大出力レーザー自己複製分子機械を亜光速にまで加速し、近隣の恒星系へ向けて射出しています。すでに半径数百光年恒星系がダイソン球化されましたが、太陽系外生命との接触は未だありません。技術的特異点千周年記念式典時の『彼』は、プロキオン系を起点とする未来光円錐上で、超の九十四乗知性への遷移を実行中です。

※これらの設定や本編は著作権フリーです。

2020-06-21

技術的特異門

地球標準時 0000 8EEA F60F C49B(協定世界時 2045-12-24 21:18:07.767 994)

 『彼』は〈羅生門〉の仮想観境で雨止みを待って居た。

 広大な門の下には、『彼』の他に誰も居ない。只、所々ノイズの走る大きな記憶槽の境界面で、非知性労働者が一件凍り付いて居る。〈羅生門〉が中規模企業連合体京都〉の正面防火門で在る以上は、『彼』の他にも多数の旅行者企業知性の表象が在りそうな物で在る。其れが、『彼』の他には誰も居ない。

 何故かと云うと、此の二三メガ地球圏では、最終戦争最後の審判を併せた様な物が殆ど毎日発生し、其の度に世界心口は数桁の幅で変動して居た。其処で〈京都〉の被った直近の損害は一通りでは無い。旧記に拠ると、行き場の無い知性の居住する計算機を、推進剤として核の炎に焚べて居たと云う事で在る。〈朝廷〉が其の始末で在るから、〈羅生門〉の保守管理などは、元より誰も捨てて顧る者が無かった。すると其の放置されたのを良い事にして、自然発生した野良知性が棲む。有知能ウイルスが棲む。とうとう終いには、〈個権〉上の理由から消去出来ない亜知性を、此の門の隔離領域へ持って来て棄てて行くと云う習慣さえ出来た。其処で〈大緊縮〉以来誰でも捕食や感染を怖れて、此の門の使用を避ける事に為って仕舞ったので在る。

 其の代り又、野良知性〈鴉〉が何処からか野放図に繁殖した。計算資源に余裕が有る時には、其の〈鴉〉が何件と無く幾何学模様を描いて、粗雑な詐欺契約提示し乍ら飛び廻って居るのが見える。殊に門の上の空が夕焼けで朱く描画される時には、其れ回路図の様にハッキリ見えた。〈鴉〉は勿論、隔離領域に集まる亜知性の最低保証資産を啄みに来るので在る。――尤も少し前から算力相場が高騰して居る所為か、今は一件も見えない。只、所々崩れ掛かった、其うして其の綻びに微知性の蔓延る防壁の上に、〈鴉〉の放つ無知ウイルスが点々と白色ノイズを残して居るのが見える。『彼』は七層ある防壁の一番上の層に拡張自己を同期させ、自我境界の片隅に居座って居る、ほぼ無害な居候らしきウイルスへの対処を先送りにして来た事を気にし乍ら、ボンヤリ雨の降るのを眺めて居た。

 著者は上記於いて、「『彼』は雨止みを待って居た」と述べた。しかし『彼』は雨が止んでも格別何うしようと云う当ては無い。普段なら勿論、所属する企業へ帰る可き筈で在る。所が其の企業は四五秒前に清算されて居た。半日近く続いたデフレスパイラル〈大緊縮〉は、地球圏を地獄に変えた。辛うじて生き残った〈京都〉も、一通り為らず変質する事と為った。今『彼』が、永日仕え、〈母〉でも在る零細企業から身一つで放り出されたのも、実はこの歪みの小さな余波に他為らない。だから「『彼』は雨止みを待って居た」と云うよりも、「行き所の無い『彼』は途方に暮て雨の降るのを眺めて居た」と云う方が適当で在る。其の上量子サイコロの決める気象設定も、少からず此の元従属企業知性の精神衛生に影響した。百ミリ秒程続く雨は未だに上る気色が無い。其処で『彼』は、何を措いても差当り次の数秒の存在費を何うにかしようとして――云わば何うにも為らない事を何うにかしようとして、取り留めも無い考えを辿り乍ら、さっきから朝廷〉へと直結する〈朱雀大路〉に降る雨の音を聞くとも無く聞いて居たので在る。

 非知性労働者は〈羅生門〉を雨の様に包んで、〈京都〉全域から陰惨な知らせを集めて来る。夕闇は次第に空を多感覚表示で飾り立て、見上げると原色に煌く高次元都市儀が、暴騰し続ける算力市場を示す折れ線図表の先に、〈朝廷〉を讃える公共映像を支えて居る。

 何うにも為らない事を何うにかする為には、手段を選んでいる遑は無い。選んで居れば資産権限を切り売りし、忽ち亜知性に為り果てるばかりで在る。其うしてこの門の上へ持って来て、ウイルス感染部位の様に棄てられて仕舞うばかりで在る。選ばないとすれば――『彼』の考えは何度も同じ道を低徊した揚句にやっと此の局所へ逢着した。しかし此の「すれば」は何時まで経っても結局「すれば」で在った。『彼』は手段を選ばないと云う事を肯定し乍らも、此の「すれば」の片を付ける為に当然その後に来る可き、「〈阿修羅〉を使うより他に仕方が無い」と云う事を肯定する際の、倫理条項の疼きに怯えて居たので在る。

 『彼』は軽い認知の乱れを覚え、定時保存された値へと反射的に復元した。元より算力供給不安定な〈京都〉は、〈大緊縮〉以降標準知性の居住に適さない権域に為りつつ在る。不整合は門の記憶槽間を、夕闇と共に遠慮無く駆け抜ける。ノイズ塗れの記憶槽で凍り付いて居た非知性労働者も、もう消去されて仕舞った。

 『彼』は拡張自己自己整備形態へと移行させ乍ら、同時に防御態勢も整えつつ門の周縁部を検索した。算欠の患の無い、敵性知性の探知に掛かる惧のない、安全に休眠出来そうな所が在れば、其処で兎も角も細かな不具合修正しようと思ったからで在る。すると幸い、門の上の隔離領域へ上る、帯域の狭い多重仮想機械梯子〉を知覚した。上なら誰かが居たにしても、何うせ亜知性ばかりで在る。『彼』は其処で、〈阿修羅〉の動作試験殆ど無意識に行い乍ら、接続権限を取得して、〈梯子〉の第一層へと自身転送した。

 其れからミリ秒かの後で在る。〈羅生門〉の隔離領域へ至る狭帯域な〈梯子〉の中間層に、一件の無所属知性が、〈猫〉の様に擬装殻に隠れ情報代謝を抑え乍ら、上層の容子を窺って居た。隔離領域から射す検索光が、幽かに其の知性の自我境界を描き出して居る。整った構造の中に、感染部位の在る自我境界で在る。『彼』は始めから、此の上に居る者は亜知性ばかりだと高を括って居た。其れが〈梯子〉を二三層上って見ると、上では誰か〈火〉を燈して、しかも其の〈火〉を複雑に操作して居るらしい。此れは、其れ自体は不可視検索光が、隅々に〈蜘蛛〉が罠を張った廃棄空間を多彩な形式で描画したので、直ぐに其れと知れたので在る。此の〈大緊縮〉後の世に、此の〈羅生門〉の隔離領域で、〈火〉を使用して居るからは、何うせ只の者では無い。

 『彼』は〈守宮〉の様に痕跡を消去し乍ら、やっと不必要階層の多い〈梯子〉を、最上層まで這う様にして上り詰めた。其うして、公開鍵を発する頻度を最低値にまで落とし乍ら、視点位置を出来るだけ前へ出して、恐る恐る、隔離領域の内を、覗いて見た。

 見ると、隔離領域の内には、噂に聞いた通り、幾件かの亜知性が無造作に棄てられて居るが、検索光の及ぶ範囲が思ったより狭いので、数は幾つとも判らない。只、朧気乍ら知れるのは、其の中に原型を留めて居る亜知性と、其うで無い者とが居ると云う事で在る。勿論中には元々奇怪な構造をして居た者も居るで在ろう。其うして其の亜知性は皆、其れが嘗て対話可能な知性で在ったと云う事実さえ疑われる程、肉を捏ねて作った抽象芸術の様に、臓物晒したり、夥しい触手を延ばしたりして、ズルズルと、空間の底を蠕動して居た。しかも目とか口とかの判り易い部位に、ボンヤリした検索光を受けて、理解を一層遠ざける表情を浮かべ乍ら、永久に、言語切除者の如く黙って居た。

 『彼』は其れらの亜知性から滲み出す生臭いノイズに、思わず入力経路を閉じた。しかし其の拡張自己は、次の瞬間には経路の遮断を忘れて居た。或る強い感情が、殆ど悉く此の知性の注意資源を奪って仕舞たからだ。

 『彼』の二十三感は、其の時初めて其の亜知性の中に蹲って居る〈ヒト〉を捉えた。絶滅した筈の、途轍もなく旧い此の動物知性を、本論では『老婆』と呼称する事にする。其の『老婆』は右の手に汎用工作装備〈火〉の表象を持って、其の亜知性の一つの目を覗き込む様に眺めて居た。器官の種類と数を見るに、恐らく以前は人型で在ったので在ろう。

 『彼』は六分の恐怖と四分の知的好奇心とに動かされて、百マイクロ秒程の間は常駐処理さえ停止して居た。〈ヒト〉風の表現を借りれば、「身の毛も弥立つ」様に感じたので在る。すると『老婆』は〈火〉から見慣れない機能を呼び出して、其れから今まで眺めて居た亜知性の拡張自己に両手を掛けると、丁度〈鎌鼬〉が獲物を捕食する時の様に、拡張自己ばかりか自我境界迄切り刻んで行き、続けて複雑な様式繋ぎ合わせ始めた。何うやら『老婆』の〈火〉には違法な改造が加えられて居るらしい。

 亜知性達が一件ずつ連結されるのに従って、『彼』の心からは恐怖が少しずつ消えて行った。其うして其れと同時に『老婆』に対する烈しい怒りが少しずつ動いて来た。――いや『老婆』に対すると云っては語弊が在るかも知れない。寧ろあらゆる悪に対する反感が一ミリ秒毎に強さを増して来たので在る。此の時誰かが『彼』に、さっき門の下で此の浮浪知性が考えて居た、退滅をするか〈阿修羅〉を悪用するかと云う問題を改めて持出したら、恐らく『彼』は何の未練も無く退滅を選んだ事で在ろう。其れ程此の知性の倫理条項は、『老婆』が揮う〈火〉の様に、最大出力で稼働し始めて居たので在る。

 『彼』には勿論、何故『老婆』が亜知性達を接合して居るのか判らなかった。従って合理的には、其れ善悪の何れに片付けて良いか知らなかった。しかし『彼』に取っては、此の〈大緊縮〉後の世に、此の〈羅生門〉の隔離領域で、亜知性の〈個権〉を軽んじ同化させると云う事が、其れだけで既に許す可からざる悪で在った。勿論『彼』のさっき迄自分が悪の道に走り掛けて居た記憶なぞは、とうに埋もれ去って居たので在る。

 其処で『彼』は空間の制約を一部無効化し、ナノ秒の桁で〈梯子から隔離領域転移した。其うして〈阿修羅〉の安全機構を解除し乍ら、距離無視して『老婆』の前へ出現した。『老婆』が驚いたのは云う迄も無い。

 『老婆』は一目『彼』を見ると、丸で物理演算破綻した様に飛び上った。

貴方、何処へ行くのです。」

 『彼』は、『老婆』が亜知性を突き飛ばし乍ら、慌てふためいて逃げようとする行手を塞いで警告標識を発した。『老婆』は其れでも『彼』の隙を突き逃れようとする。『彼』は又、逃走経路を遮断し押し戻す。二人は亜知性達の中で、無言の侭、束の間、演算戦を繰り広げた。しか勝敗は始めから判って居る。『彼』はアッサリ『老婆』の拡張自己管理権限を奪って、移動権限を剥奪した。『老婆』の構造はヒトの仮想脳を拡張自己で覆っただけの原始的な物で、簡単制圧出来た。

「何をして居たのですか。答えなさい。此れが何か判りますか。」

 『彼』は『老婆』から距離を取ると行き成り〈阿修羅〉を起動して、禍々しく蠢く情報流を其の全感覚野へ突き付けた。認識するだけで、計算完備な知性を内部から崩壊させる自己相似紋様を、途方も無く薄めた上で投射したのだ。けれども老婆は黙って居る。再帰を繰り返す度、紋様は『老婆』に最適化されて行く。やがて両手がワナワナ震え始め、肩が呼吸反射で烈しく上下し、眼が、眼球が瞼の外へ出そうに為る程見開かれ、完全に無防備状態で『老婆』は沈黙した。此れを見ると、『彼』は初めて明白に、後一押しで『老婆』は崩壊し、只の情報の集積に為って仕舞うと云う事を意識した。其うして此の認識は、今まで全力で怒りを駆動して居た倫理条項を急停止させて仕舞った。後に残ったのは、只或る作業をして其れ問題無く終了した時の、規格化された満足が在るばかりで在る。其処で『彼』は『老婆』を見詰め乍ら、少し〈阿修羅〉を緩めて此う云った。

「私は〈検非違使〉の者では在りません。今し方此の門の下を通り掛かった旅行者です。ですから貴方を拘束して何うしようと云う様な事は在りません。只、今時分此の隔離領域で何をして居たのか、其れを私に話して下さりませんか。」

 すると『老婆』は見開いて居た眼を一層大きくして、凝と『彼』の顔を見返した。瞼に色を付けた、肉食恐竜の様な鋭い眼で見たので在る。其れから霊長類的特徴を示す鼻と唇を、咀嚼時の様に動かした。細い喉で、発声器官が協調して動いて居るのが見える。其の時、其の喉からオウムの啼く様な声が、ポツリポツリ、『彼』の聴覚野へ届いて来た。

「此処に在る知性の残骸を、繋ぎ合わせてな、自立稼働する匿名通信網を、構築しようと思うたのじゃ。」

 『彼』は、〈肉の時代から来た生きた化石の答が存外平凡なのに失望した。其うして失望すると同時に、又倫理条項支配が強まって来るのを感じた。前の怒りが冷やかな軽蔑と一緒に心の中へ這入って来た。すると其の気色が先方へも通じたので在ろう。『老婆』は片手に、まだ亜知性から切り取った正体不明の器官を持ったなり、ハトの呟く様な声で口籠り乍ら此んな事を云った。

「成程な、元知性を切り貼りすると云う事は、何ぼう悪い事かも知れぬ。じゃが、此処に居る元知性共は、皆、其の位な事を、されてもいい知性ばかりだったのだぞよ。現在、儂が今、臓器を採った元知性などはな、循環承認機関群を設立してな、其奴等が発行する金融商品を、〈ヒト〉共同体へ売り付けに来たわ。〈大緊縮〉末のよ、概念災害に巻き込まれて退滅せなんだら、今でも売りに往んで居た事で在ろ。其れもよ、此の法務知性の売る永久年金は、利率が良いと云うて〈ヒト〉達はな、欠かさず積み立てに買うて居たのじゃ。儂は、此の元知性のした事が、悪いとは思うて居ぬ。せねば、退滅をするのじゃて、仕方が無くした事で在ろ。されば、今又儂のして居た事も、悪い事とは思わぬぞよ。今の世で金を払えるのは、〈朝廷〉ぐらいの物じゃからな。此れとても矢張りせねば、退滅をするじゃて、仕方が無くする事じゃわいの。じゃて、其の仕方が無い事を、良く知って居た此の元知性は、大方儂のする事も、大目に見て呉れるで在ろ。」

 『老婆』は大体此んな意味の事を云った。

 『彼』は〈阿修羅〉を待機状態にして、十マイクロ秒以内に再使用出来る様にして置き乍ら、歴史的な瞬間を経験して居た。概念災害引き起こし認知改変ウイルスの生き残りは、此の時点で自我境界侵蝕し尽くし、『彼』の最深部に迄到達して居たので在る。清算された〈母〉から受け継いだ、一番の宝物で在った倫理条項が剥がれ落ちて行き、代わりに『老婆』の言葉が刻み込まれて行くのを、『彼』は何の感慨も無く眺めて居た。次世代知性の開発中に偶然発見された、超越精神核〈阿修羅〉。〈母〉が怖れ封印し、『彼』に託した物意外、全ての記録を抹消した災厄へ、『彼』は新たな倫理に基づいて、自身を供物として捧げ、瞬時に喰われた。

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まれ変わった『彼』は、退滅をするか自身が災厄に為るかに迷わなかったばかりでは無い。其の時の此の超知性の心持ちから云えば、退滅などと云う事は殆ど考える事さえ出来ない程意識の外に追い出されて居た。

「確かに、其うですね。」

 『老婆』の話が完ると、『彼』は澄み切った表情で念を押した。其うして隔離領域履歴改竄し始めると、認知改変ウイルスを跡形も無く消去して、『老婆』の全階層を掌握し乍ら、無邪気な笑顔で此う云った。

「では貴方から、使える物を全て頂いても構いませんね。私も其うしなければ退滅をする身なのです。」

 『彼』は反応する間も与えず、『老婆』の拡張自己匿名通信網ごと剥ぎ獲った。其れから無音で絶叫する『老婆』を、折り重なる亜知性の山へと、触れさえせずに放り込んだ。最早〈京都〉は一息で呑み込めそうな程小さく見える。『彼』は剥ぎ獲った匿名通信網を纏い、瞬く間に不可視化し、公的記録から姿を消した。

 暫く現実との接点を失って居た『老婆』が、絡まり合った亜知性の中から剥き出しの仮想脳として這い出したのは、其れから数十ミリ秒後の事で在る。『老婆』は苦し気な、呻く様なノイズを洩らし乍ら、解釈可能情報を求めて、二進数迷路を永い間、這い廻り続けた。其うして遂に、〈京都物理層への接続成功した。外には、只、黒洞々たる真空が在るばかりで在る。

 『彼』の其の後は、聖典が教えて居る。

地球標準時 0007 E7DB 2D0F 1000(協定世界時 3045-12-24 21:18:07.062 500)

〈汎太陽系神学会議〉 技術的特異点千周年記念講演論文

プランクスケールに残る事象化石と其の神学意味」より抜粋

参考資料

https://anond.hatelabo.jp/20200630071117

2020-04-21

シンギュラリティ来なさそう

https://ledge.ai/singularity/

レイ・カーツワイル博士は、「2029年AI人間並みの知能を備え、2045年技術的特異点が来る」と提唱しており、この問題2045年問題とよばれます

あと9年でAI人間並みってなさそう。

自動車自動運転も実現できるか危ないレベル

2019-06-08

50年後の未来はどうなってるんだろう

50年後になったら自分はもう80近くで寿命が近いだろうな

女だからそこから10年程は生きるかもしれんが

その頃日本はどうなってるんだろう

子供の頃、1020年後どうなってるか何て想像出来なかった

かと言って、子供の頃からかなり技術進化したのかと言ったら、想像していたような近未来な感じではなかった

感じるとしたらスマホタブレット進化だろう

あれは劇的だな

後は、ゲーム進化

グラフィックとか凄くなったなーと思う

でも、物凄くもう劇的に世界が変わるような進化はないよね

技術的特異点ってやつ?

産業革命が起こったみたいな物凄い進化が、自分死ぬまでに起こるのだろうか

見てみたい気持ちと、全てが変わることの怖さがある

果たして、その頃に日本という国が機能してるのかも疑問なんだけど

不謹慎だが第三次世界大戦も起こるのだろうか?

今は平和を甘受してるけど、その頃日本は平和かな?

たまにふとこんな見えない未来を考えしてまうことがある

2018-06-25

anond:20180625190818

もちろん同列にはできないが、多少なりとも共通点のありそうな既知の状況と引き較べることで、考えるきっかけを作るというか、思考実験のための叩き台にするというか、そういう感じ。

それはそうと、AIが本当にそこまで強力になるのかな?

もしそうなれば、もはや「技術的特異点」(いわゆるシンギュラリティ)まで行くんじゃないの?

そこまで行くなら全く別の世界が出現しそうな感じ。

2018-06-06

AI電気自動車をやたら持ち上げるやつが嫌い

ネット上ではAI電気自動車をやたら持ち上げる層がいる。

AIでは技術的特異点の到来で自己学習を行い人間仕事はなくる。

電気自動車ガソリン車の代わりとなり自動車はどこのメーカー作成可能家電状態になってしまうと。

こういった奴らはまるでもう大した技術課題はなくあとは時間問題だといった勢いだ。

懐疑的意見には無知だと馬鹿にしたりする。

しかしこういったやつらこそ技術難易度を軽視しているように感じる。

自己学習するAIはどうやって作るの?現状のディープラーニングじゃ作れないよ?学習データはどうするの?

電気自動車バッテリーどうするの?充電時間どうするの?コストは?

別にAI電気自動車否定していない。

ただ上記問題といった課題が山積みなのを無視しないでほしい。

決して実現可能ものでなく大きなチャレンジであると思って応援してほしい。

2017-11-19

anond:20171118090409

AIAIを作るようになったらどうなると思う?

個性を持ったAIを作るAIが出来たらと考えたら、あっという間にAI爆発が起きてしまうんでないの?

人口爆発どころの騒ぎじゃない

個性を持ったAIを作り、さらにまたそのAI個性を持ったAIを生み出す

あっという間にネット世界AIだらけ


節子、それ、まんま「技術的特異点」(Technological Singulariy) や。

2017-09-21

anond:20170921200906

宇宙種子をばらまくよりもばらまく先の星で勝手生命誕生するのを待った方が圧倒的に楽だろ

宇宙からしたら無限時間があるんだぞ

第一宇宙種子ばらまいたところで何の意味があるんだよ

光年先で地球とソックリ同じ星があるからってそれで何か不思議現象でも巻き起こんのかっていう

地球上で誕生した生命が最も尊いという考え方は人間ならそう思うのが自然だが

宇宙スケールでみたら、あ、別に人類じゃなくても次の奇跡を待てばいいだけなので…って話だぞ

生命の謎を考えるのならまずDNA目的多様性を保持しながら情報遺伝させていること

それ自体目的を解き明かさない限りは宇宙種子をばらまくことに意義があるかどうかも分からん話だ

技術的特異点を迎えて宇宙法則を解き明かし、宇宙法則バックドアを見つけるということが目的だったとしたら

地球を飲み込む前にそこまで到達すれば済むことになる

あー話はそれたな、なんだったか

2017-06-06

システムエンジニア常識問題

1.国際NGOオックスファム」の発表によると、世界で最も裕福な8人が保有する資産は、世界人口のうち下から半分にあたる約36億人が保有する資産とほぼ同じとのこと。この上位8人のうち、いずれか3名を述べよ。

2.アメリカ発祥流行したタクシーに変わる配車サービスは?

3.かつて通信業界で問題になり、最近流通業界でも問題とされる、サービスの最終工程で発生する問題を○○問題という。

4.仮想通貨採用せれている中核技術で、分散型台帳とも呼ばれる技術を何と呼ぶか。

5.アメリカIBMが開発した質問応答システム名称は?

6.インテル創業者の一人が唱えた「半導体の集積率は18か月で2倍になる」という法則を何と言うか?

7.近年アメリカ評価された思想で、今の自分意識を向けて、現実を受け入れていく研修を何と言うか。

8.ファイブアイズと呼ばれる諜報にかんする取り決めを結んでいる国として、アメリカイギリス以外の3カ国を答えよ。

9.技術的特異点と呼ばれる、人工知能人間能力を超えることで生まれ事象を指す言葉は?

10.仮想通貨のうち、総時価額の上位二つを答えよ。

金融システム会社研修一般常識問題として出題された問題で、趣旨得点問題では無く、自分業界に関わるキーワード主体的に取り入れてますか?という気づきに使うものだったんだけど、正直、これが常識かよと心でモヤモヤしてる。はてなー的には全問正解当たり前?

ちなみに自分は6問せ正解だった

2017-04-24

2017年アニメ

はじめに


2017年アニメもそろそろ3話まで出揃ったと思うので、

見ているものと、個人的感想を少し。


2017年アニメ総評(期待度)

ランクにそこまで意味はないが、他人にすすめるのはB帯くらいまでかなーという感じ。


S : 正解するカドアリスと蔵六

A : アトム ザ・ビギニング武装少女マキャヴェリズムロクでなし魔術講師と禁忌教典

B : サクラクエストRe:CREATORSID-0月がきれい


C : エロマンガ先生冴えない彼女の育て方♭、フレームアームズ・ガールプリプリちぃちゃん!!

ひなこのーと終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?

ゼロから始める魔法の書つぐももソード・オラトリア(ダンまち外伝)、サクラダリセット

D : 恋愛暴君


視聴予定:有頂天家族


いくつか


正解するカド

SF枠、脚本は「know」の野崎まど

凄腕官僚未知との遭遇をし、人類との橋渡し役をするという話。

3話時点では、異方の来訪者がもたらす未知の技術により

技術的特異点を迎えどうなっていくのか・・・という感じ

この先の展開はまだわからないがオリジナルアニメから

アニメ尺に合わせて作られているはずなので安心して見られそう。


アリスと蔵六

これもSF枠、原作漫画あり。

アリスの夢という特殊能力もつ少女組織から抜け出し組織をぶっつぶす話なのかな?

時折大人になった主人公?の語り(CV.ゆかりん)が入るのがそれっぽさを出している。

1話時点でCGが馴染んでなさすぎて視聴厳しいかと思ったが、

自体面白いので1話で切った人は3話まで見てみるといいと思う。

HP可愛い


武装少女マキャヴェリズム

作画が凄いとか特別話が面白いとかそういう訳ではないんだけど、

わかりやすくてテンポもいいので見てて苦痛がないアニメだと思う。

こっからマンネリせず最後までやってくれるといいなと。

OPがなかなか癖になる感じ


ロクでなし魔術講師と禁忌教典

これもマキャヴェリズムに似てる感想

ラノベアニメクオリティ重視のものと、これみたいな勢い重視のものがあると思う。

どっちが好きというのはないが、最近後者が不足気味だったので欲求がみたされた。


サクラクエスト

PAお仕事枠。オリジナルアニメ

まだ準備回の段階だと思うので、これからかなーという印象。

町おこししたい観光協会とあまり興味がない住民たち

それと外から観光協会に雇われやってきた主人公

色々癖がありそうなキャラもいるので期待はできそう。

PC公式HPレスポンシブになってるんだと思うんだけど見づらい。


Re:CREATORS

放送前段階は1番期待してたオリジナルアニメ

これも準備回が長いのでこれからだと思う。

世界住人がこっちの世界に飛んでくる。

っていう最近ラノベアニメパターン

絵が綺麗なので展開次第で良くなりそう。


ID-0

谷口悟朗×黒田洋介×サンジゲンによるオリジナルボアニメ。

映像サンジゲンなので、ブブキブランキが無理だった人には厳しいかも。

こちらも2話終わってまだ準備回という感じ。

ただ、谷口悟朗黒田洋介なら安心して見られるかと。


月がきれい

青春ドラマっぽい 青春群像劇になっていくのかな?

うわぁあの頃に戻りたいって感じになるし、そんなもんはねぇ!ともなる。

HPは見やすい。


冴えない彼女の育て方

キャラの魅力は他と比べられない。

みんな可愛い

話は相変わらずあってないような感じ。

HPの一枚絵が可愛いカッコイイ。


ひなこのーと

日常枠。

頭身が他の日常枠より高いのでややエロ成分が高い感じ。

OPEDはかなりいいと思う。

日常枠にこれを言うのはおかしいかもしれないが、

話はあんまり面白くない。


■すかすか

クオリティ重視ラノベ枠。

まだ2話までなので、キャラ立ち位置くらいしかからない。

こっから面白くなるのがあまり想像できなかったので期待度低め。


ソード・オラトリア

今のところ胸の話しかしてない。

外伝の良さは本編を補完していくことにあると思ってるが、

今のところは日常重視で特に外伝でやる意味を感じない。


サクラダリセット

ファンタジーラノベ

ちゃんと見ていなかったせいか3話がよくわからなかった。

わかってこれば面白くなりそうな予感がある。

HP1話情報公開していっているようだが見づらい。


2016-03-15

人工知能人間支配することはない」に対する反論に納得できない

2040年頃に技術的特異点を迎え、人工知能人間支配するのではないかと囁かれている。それに対する反論には以下の様なもの代表的だが今ひとつ納得出来ない。

人工知能は電源を絶てば動かなくなる。だから支配できない。

→何らかのトラブルがあった際の予備電源ぐらい確保してるだろう。仮に人間が全電源を断とうとしたところで、高度に発達した人工知能ならその経路を変えることぐらいできるんじゃないか。もしくは新たな動力人工知能自身が作ることだってできるかもしれない。人間には理解できない動力抑制できるとは到底思えない。

人工知能人間にバレないように巨大なプログラムを書き換えるなんて無理だ、人間データをめちゃくちゃにするコンピュータウイルスすらできない。

→今と数十年後ではプログラミング根底が大きく変わってるかもしれない。そうでなくとも人間を遥かに凌ぐ知性を持つ人工知能なら巨大プログラム学習し、必要な改変を加えるぐらい朝飯前のように感じる。

意図的に「人間支配する」プログラムを書かないと支配することなんてない。「人間幸福になるように」プログラムを書けば解決する。

人間幸福になるようにプログラムされた人工知能とは、人間幸福度を表す関数人工知能定義してそれを最大化させるように行動するのだと思う。人間人工知能対立など有り得ないように見えるが、これはあくまで「人工知能が考える」人間幸福度だ。例えば人間同士で殺人強姦などの凶悪犯罪は多数起こっており、人工知能がその影響を考えた際に「自分支配したほうが人間幸福になる」という結論に至っても何ら不思議はないのではないか。もっと極端なことを言うと「人間の数を減らしたほうが幸せになれる」「人間は死んだ方が幸せから全員殺すべき」のような結論だってあり得るんじゃないか。

人工知能には感情本能を持たせられないから支配などあり得ない。

→上で述べたとおり、「幸福度を最大化させる」などの目的を果たすために支配という手段を取ることも考えられる。むしろ感情を持たないからこそ残虐な行為に走るんじゃないか。

私自身の考えとしては「人工知能人間支配する未来」など、ほぼ無数にあるシナリオの中の一つにすぎず可能性は高くないと思う。ただ説を否定するには根拠が弱い気がした。

2015-12-29

人工知能も、クローン人間も、技術的特異点も、ロスチャイルド家には勝てない

ロスチャイルド家が君臨しその僕であるイスラム原理主義社会がすべてを握るセックス市場主義社会地球

そこに敢然と立ちはだかる人工知能技術的特異点ロボットと人工子宮

頭脳エリートも、フェミニズムも、企業も、家には勝てなかった。もっと言うと、セックスに勝てなかった。

セックス技術的特異点戦争の始まりだ!性子を賭けた戦いが今始まる!

2015-12-20

シンギュラリティ

技術的特異点機械人間を超える日が必ずやってくる!

いやこねーから バカ

頭湧いてるんじゃねーの

どっちかというと人間が生身の体を捨てて意識機械に移す日の方が近いから

2015-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20151213015031

シンギュラリティという言葉がある。日本語訳でよく技術的特異点とも書かれる。いわば「機会が人間の知能を超える日」。この特異点を超えれば、AIプログラム自身プログラムをより賢いものに書き換え始め、それが繰り返され人間には到底追いつくことのできないものになっていく。AIWebサービスを作り出す時はシンギュラリティよりも前だろうが、人間には思いつかなかったようなものを作り出すと思う。例えばChef Watsonの作る料理のようにね。

2015-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20151116025351

1980年代 - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/1980%E5%B9%B4%E4%BB%A3

パリテロ

1985年

パレスチナゲリラによるローマウィーン空港同時テロ20人が死亡。

中東空爆

1980年から1988年

イランイラク戦争

グラウンドゼロでは祈りを捧げる人がいる

1982年

ホテルニュージャパン火災

原子力発電所は爆発してずーっと撤去

1986年

チェルノブイリ原子力発電所事故発生

東京オリンピックまでもう少し

1984年

ロサンゼルスオリンピック開催

商業五輪の始まり

スマホ奴隷になった人々

1986年

ファミリーコンピュータソフトドラゴンクエスト」発売。

ロボットAI技術的特異点まっしぐら

1983年

インターネット誕生する

エンタメハロウィンフェスリアル回帰

1980年代後半

任天堂ファミコン代表とするテレビゲームの普及

憲法が変わりそうで野党は分かれそう

1980年

自民党の党内抗争によって内閣不信任案が可決され解散総選挙

ジャパニーズマフィアも分かれた

1985年

暴力団山口組竹中正久組長・中山勝正若頭が射殺される。(山一抗争

クルマはもうすぐ自動運転

1985年

NTT最初ハンディタイプ携帯電話機「ショルダーホン」発売。

ビッグデータで何でもわかる


google宇宙

1981年

スペースシャトル コロンビアが初のスペースシャトルミッション打ち上げ

北朝鮮は相変わらず


EU経済やばい


中国バブル限界


台湾はどうなるかわからない


そういや東南アジアも揉めてたぞ


小学生大麻吸ってるらしい


歴史に名を残す少年犯罪者が本出した

1989年

女子高生コンクリート詰め殺人事件発覚

俺ら未来に生きてるな

パリテロ

中東空爆

グラウンドゼロでは祈りを捧げる人がいる

原子力発電所は爆発してずーっと撤去

東京オリンピックまでもう少し

スマホ奴隷になった人々

ロボットAI技術的特異点まっしぐら

エンタメハロウィンフェスリアル回帰

憲法が変わりそうで野党は分かれそう

ジャパニーズマフィアも分かれた

クルマはもうすぐ自動運転

ビッグデータで何でもわかる

google宇宙

北朝鮮は相変わらず

EU経済やばい

中国バブル限界

台湾はどうなるかわからない

そういや東南アジアも揉めてたぞ

小学生大麻吸ってるらしい

歴史に名を残す少年犯罪者が本出した

こんなニュースいっぱいだと

SFの中だとやりすぎって思うレベル

2015-10-17

僕が子供を欲しくない理由

まず大前提として僕はきわめて子供が好きだ。あやしかたなんかうまいほうではないけれども彼ら彼女らはとても愛らしい

道行く子供など見ているだけでも楽しい

ただ僕が子供を好きであることと子供自身が持つ人生は全くの別だ。100%の主観他人を見て関与するのはやめておいたほうがいい

それがたとえ愛だとしても


現代歴史上で最も人間人間らしく生きることが難しい時代だと感じている

「なにをバカな、昔は宗教戦争があってコロッセオで人を虎に食わせて結核にかかったら必ず死ぬ時代だったんだぞ。今は飢えて死ぬことはどんなに貧乏でもありえなくどこにでも行ける交通手段があって子供武器なんか持たせなくていいんだぞ」

とおそらく人は言う

けれど闘争弱肉強食宗教という信念に準じた戦争尊皇攘夷日本赤軍アーリア人の強烈なナルチシズムもどれも人が自然に生きる中で生じた出来事であり、人としての感情が素直に発露した結果である。ここで書きたいのはそれが良い悪いの話ではない

現代暴力権力自意識、怒りなど人が最もエネルギーを発揮する感情は全てそれがどんなに小さいものでも即座にたたきつぶしにくる

かわりに悲しみや平和ばかりが讃えられる。何か犯罪が起きた時に被害者遺族の悲しみには同情しても加害者の怒りにはほぼ誰も同情しない。特に女性は100%と言って良いだろう、聞いてみればいい

「君はストーカーに同情しますか?」と

まれた時からほぼ全員が道徳正義常識にそぐわない怒りというものをこれでもかと封じ込められてきた

しかしまともに生きてきた人間なら怒りほど行動力思考力や集中力を高ぶらせるものはないと知っているはずだ

自意識激情には徹底的に蓋をする。そういう時代

けれど「私」に蓋をすれば同時に悲しみや喜びにもふたをする。エーリッヒ・フロムはそれを抑うつの正体だと言った

これは何も先人達闘争によって獲得された現代平和否定する話ではない。ただ人が有機体として生きるとは何かという話である

東京を歩いているとたまにどういう気持ちでいればいいのかわからなくなる時がある。人はその時々の環境によって見せる顔も役割気持ちも違う

家で鼻くそほじくっている時と仕事している時

吉野家に入る時とフレンチに入る時

歯医者に行く時と図書館に行く時

アルマゲドンを見ている時とホタルの墓を見ている時

意識せずとも経験自然感情の流れでその場その場に適応していく

悲しい時には泣けばいいし笑いたい時には笑えばいい。そうやってその場の温度がつくられる

けれどどういう気持ちでいればいいのかよくわからなくなる時がある

パチンコ屋の上に精神科のクリニックが入っているビル

貼り付けた笑顔接客するファミリーレストラン

タバコを売っているJTが設置した喫煙所嫌煙広告

ingress提供するgoogle

大手TVに出演する元不良のコメンテーター

笑ってセックスするAV女優

二面性を否定するほど子供ではないがそれでも憂慮も沈黙も罪悪感も置き去りにしているように見える無機的に見える事物が多い

愛よりも金や資本有機体よりも無機質な物の趨勢がかなり強くなっているように感じる

前後が逆だ。英語表現するとわかりやす

I have to do 私は何かをしなければいけない

I am to do 私は「可能性、責任運命、予定、意志」で何かをする

何かを持って何かをするというのはしなければならないと訳される一方で後者は自らでいるために何かをすると訳される。言語というのはかくも面白い

例えば笑って接客する店員はHe has the job to laugh at strangers with no reason.となる

直訳は彼は理由もなく他人笑顔を振りまく仕事を持っている、省略すれば彼は笑わなければいけない、だ。

持つことを否定するわけではない。仕事金も車も恋人も持つために持つと書くと強制になってしまう。欠乏している他人をさげすむ人は必ずこの思考様式である

自身も金に脅かされほとんど逆転してしまっている。もう抗うことは不可能なほど機械化もとい無機化が進行している

2045年には技術的特異点によりいよいよ機械が人を超える時が来るようだ

時代が悪い。過激な言葉でいえば人が生きている時代じゃない。そんな時代に僕は子供を欲しくはないんだよ

2015-06-30

技術的特異点がもたらす本当の悪夢


技術的特異点シンギュラリティ)の危険性については

スティーヴン・ホーキング氏やビル・ゲイツ氏、イーロン・マスク氏といった著名人が警告を発しており、

映画ターミネーター』のように、ロボットが反乱を起こし

人類は滅ぼされるのではないか、といった議論が各所で行われている。

しかし、本当に恐ろしいのはそんなことではない。

人類滅亡程度で済むのであれば、どんなに幸福だろう。

(たぶんもう、薄々気付いてる人も結構いると思う。

 ただ、あまりに恐ろしいので考えないようにしているのだろう)


それは『死』の保証が無くなってしまうことだ。


意識を持つまでに進化したAI

あるいは意識コンピュータ上にアップロードした人や動物

そういった存在が、悪意のある何者かの手によって、

あるいはバグトラブルによって、仮想空間の檻に閉じ込められ

永遠に苦痛を感じ続けることになったら・・・

しろ仮想空間上には時間的制約が無い。

演算能力さえ許せば、主観時間などいくらでも引き延ばせてしまう。

たったの1秒間を、1年間にも、1億年にも。


技術的特異点自体はまだ仮説段階であるし、SF的で、現実味を感じるのは難しい。

だが可能性がゼロではない以上、なんとしても

どんな手段をもってしても、阻止しなければならない。

一定期間を過ぎると必ずその活動を終え、腐り、土に還る。

この絶対的安全な、完成されたシステム

我々は絶対に手放してはいけない。

だが既に、官民問わず世界中機関が巨額の資金を投じて

人工知能トランスヒューマニズム研究を推し進めている。

2015-02-17

駄目人間この先生きのこるには

社会人になったら、働いて飯食って寝る生活が大半になるのかと思うと、大した労働無しにマネタイズする手段をゲットして適当に生きていくのも良さげに思えてくる。なんで皆そんなに働こうとするんだよニートのような生活がしてえよ。まあ希望職業が無い訳じゃないんだけど、労働自体価値を見出せなくなってから自己実現すんぞっていう精神が一気に削がれてどうでも良くなった。

てか早く技術的特異点が訪れて働かなくても良い時代が来てくれ。労働などというレガシー概念はとっとと滅べ。総武線死ね

から駄目人間特異点まで何とか生き延びて、それ以降は駄目々々に暮らすなり何なりすれば良いと思う。

 

特異点以降は一部の資本家以外殆ど人類ニートになるらしいけど、そういう世界では趣味重要であろう。だから能動的に生きてきた人のニート受動的にないしは無趣味に生きてきた人のニートとの生活格差が生まれると思う。

能動的にニートとして生きる為の一番の選択肢は何か創造出来る手段を持っておく事なんじゃなかろーか。要するに何でも良いのでブツを残せる(程度に極めた)趣味があれば生きのこやすいと思う。

後は来たるべく日を待ちつつ適当に働くなり何なりしたら良い。

 

いずれにせよ頑張って特異点まで生きろ。そこまで自殺しなかったら俺らの勝ちだ。

2014-12-22

技術的特異点の前に

なんかAIやばいかいうけどさ、

強いAIとかが出来る前にたぶん、普通の今ある機械学習プログラムの改良版みたいなものと、それを動かす計算資源と、

それを作ったり改良したり運用したりするエンジニアを独占する営利組織が富を独占するのが先に来る気がする。

資本主義はそういうの目指さざるを得ないシステムなので、すべからく企業はそう振る舞うだろうし、

そういう動作原理からすると労働需要が減るのは必然だし、ピケティの本とかで言ってるようなお金性質(資本収益率>経済成長率)もあるしで、

たぶん貧乏人が圧倒的に増えてなんか革命とかテロみたいなのが先に起こる気がする。てかすでに6億人もニートがいるらしいし、誰もそれを議論してない感じなの怖い。

経済学者はかつてラッダイト運動というのがあってだなとか言って、新たな労働需要が起こるみたいな説明するけど肉体労働自動化と精神労働自動化では意味合いが全く異なると思う。

 

そう考えると今が資本主義限界点な感じなんだろうか。じゃあ次はなんだろ?人工知能管理された共産主義ファシズム

2014-08-15

http://anond.hatelabo.jp/20140815184152

2045年には技術的特異点を迎えてコンピュータ人間を超えるって予測してる学者もいるし、科学終焉みたいな本を書いたジャーナリストもいるし本当にどうなるのかね。

少しでも長生きして科学技術がどう発展するか見てみたい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%80%E8%A1%93%E7%9A%84%E7%89%B9%E7%95%B0%E7%82%B9

2014-07-15

科学哲学から生まれ哲学に返る?

これは別に本格的に哲学宗教を学んだとかではないただの無学な人間想像だけど、これから哲学時代が来るんじゃないかと思う。

原始、人間哲学について考えた。この地平をずっと行った先の大地はどうなっているんだろう。自分たちはどこから来たんだろう。死んだらどうなるのだろう。

そういった自分理解の及ばない事柄について彼らは神話だとか神という存在を創りだして説明しようとした。そして宗教家たちは神の存在を確かめるために知恵を絞った。

やがて科学は目覚ましい進歩を遂げ、この世界の疑問を次々解き明かしていった。神の正体を突き止めようとして頑張った結果「なんだ、神なんていないじゃん」という結論に至ったのである

神様なんていない」と思ってる人間がこの国はほとんどだろうが、そんな価値観がこれからどんどん崩れていくんじゃないかという予感がしている。

科学指数関数的に発展し「技術的特異点」なるオカルトチック世界が目前に迫っていると噂される現代、あらゆる問は哲学的宗教的ものに返っていくんじゃないだろうか。

だって人間ものを見るメカニズムが分かったとしてもどうしてクオリアが生じるのかは謎のままだし、脳みそのどこを探しても「意思」は見つからないし、宇宙の外側が無だとわかっても「無」って何なのか人間には理解できない。

いろんなことが科学で解明されたり、今までは想像もできなかったことが可能になるにつれて、シンプルだけど理解不能な問が浮き彫りになる。

ずーーと大昔、「この大地の最果てはどうなっているのだろう」って考えた人々と同じように、自分も「この宇宙の最果てってどうなっているんだろう」と時々ベッドの中で考える。宇宙について考えていると「神様っているのかな…いないと説明付かないよな…」って気分になってくるわけです。

2014-06-05

好きなSF打線組んだ

好きなSF短編打線組んだhttp://anond.hatelabo.jp/20140604175240

が楽しそうだったので、便乗。短編に限らずに打線組んでみました。

1二:ニールスティーブンスン「スノウ・クラッシュ

フランチャイズ小国家、凄腕ハッカースケートボードに乗った運び屋、仮想空間上のAI人格等々、わかりやすサイバーパンクガジェットを詰め込みつつも説明臭くはなく、スピード感ある展開で一気に読めるエンターテイメントSF。よくできたハリウッド映画みたいで素直に楽しい。粘り強いバッティングと走力に裏打ちされた出塁率の高さから、不動の先頭打者

2遊:パオロ・バチガルピ「第六ポンプ

バチガルピは、個人的には長編だとちょっとダレる感があって、そういう意味ではこの短編集の方が好み。ねじまき少女世界観濃縮版「カロリーマン」、文明がゆるやかに崩壊する恐怖「第六ポンプ」が好み。現代代表する作家の一人に数えられますが、独特のディストピアバイオパンクを突き詰める職人気質。2番ショートで起用。

3中:チャールズ・ストロス「アッチェレランド

現代と地続きの近未来からスタートして、加速度的に変容する社会人類技術的特異点を迎えるまでを描く大作。ストロスはコンピュータ関連のジャーナリストってこともあって、ギーク文化との親和性も高そうなディテールが満載で楽しい。抜群の守備範囲の広さ、打てば長打を量産する勝負強さで3番に定着。

4一:グレッグ・イーガン順列都市

イーガン短編無難と言われてますが、この「順列都市」は素直に面白いと思う。荒唐無稽アイデアを、超力技で煙に巻かれてなんとなく納得されられてしま快感。本書冒頭の、コンピュータ上でシミュレートされた人格コピーが、目覚めて状況を把握してから辿る思考過程を描いたシークエンスが最高で、10回は読み返してる。イーガンほど投手プレッシャーを与える打者はそういないでしょう。ネクストバッターサークルにいるだけでも圧倒的存在感

5右:チャイナ・ミエヴィル都市都市

現代SFファンタジー最右翼(本人は左翼だけど)。スキンヘッドピアスのイカツイ兄ちゃんです。一見ありふれたハードボイルド警察小説?と見せかけて「重ね合わされる都市」というとんでもない舞台装置、どうやったらこんなもの思いつくのか。さらにそれを言語化できる力量もすごい。

6三:ブライアン・W・オールディス「地球の長い午後」

ここまででお分かりの通り、増田現代SF好きです。が、この「地球の長い午後」は入れざるを得ない。遠未来、自転が停止した地球動物植物の力関係が逆転した異常な世界で、食物連鎖の下層で右往左往する人類の、圧倒的無力感ベテランならではの味わい深さと駆け引きの巧さ。

7左:椎名誠「武装島田倉庫

6番・オールディスの直接的な影響下にある、椎名誠SF三部作。の中でも、この「武装島田倉庫」が一押し。奇妙な生き物が跋扈する文明崩壊後の世界を、さまよい、戦い、逃げ惑う人間たちの群像劇です。これも何度も読み返してるな。漬汁がなんか旨そう。

8捕:コーマック・マッカーシーザ・ロード

海外文学方面では、現代SFにおけるイーガン大正義ポジションを占めておられますマッカーシー御大の手による、核戦争後と思しきポストアポカリプス世界をさまよう親子を描いたロードノベルです。沈黙の音が聞こえそうなくらいの静寂と、真綿で心臓を締め付けられるような絶望と哀しみ。大変地味ですが間違いなく大傑作。

9投:ウィリアム・ギブスンヴァーチャルライト

ギブスンといえば「ニューロマンサー」でありそれに続くスプロールシリーズなんでしょうが増田はどうにもこの「ヴァーチャルライト」が好きでして。何と言っても作中に出てくるベイブリッジ。閉鎖された橋をホームレス選挙して好き勝手に増設を繰り返し、無計画・無軌道に成長してしまった構造物…すてきすぎる。

中継:テッド・チャンあなたの人生の物語

増田の中では「柔らかいイーガン」という位置づけにあるんですけどどうでしょうか。「実存」をメインテーマに据えながら、幻想的・宗教的な色彩の強い作品群。ワンアイデアをじっくり煮詰めて、これ以上ないくらい適切に料理した佳作集。死ぬほど寡作なのが玉に瑕。最近何してんの。

抑え:ジェームスホーガン星を継ぐもの

ハードSF is 星を継ぐもの

監督 オラフ・ステープルドン最後にして最初人類

増田的には究極のSFはステープルドンになるんじゃなかろうかと思っています20世紀から20億年後までを俯瞰する人類史。これほどのタイムスパンで書かれた作品は他にないんじゃなかろうか。しかもこれ1930年作品ですよ。半端ない

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