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2023-10-03

anond:20231003104047

セカンドレイプ嫉妬

見苦しい

弊社の元ジャニ退職

そりゃ周囲から取引からジジイにチンポしゃぶられマンって目で見られたらそうなるよね

弊社の元ジャニ退職

そりゃ周囲から取引からジジイにチンポしゃぶられマンって目で見られたらそうなるよね

補償金いっぱいもらえるといいね!

再就職とかどうするんだろw

2023-10-02

会社で壊れちゃう

うちの会社の社内ポータルには投稿機能があって、営業部イベント宣伝とか役員メッセージとかそういうのが流れてくる。

中には、ブログみたいに日記のようなもの投稿する人もいるけど、そういう人の中に「壊れちゃってる」人が結構いる。

要は、会社制度共感しきれないほどの怒りをぶつけたり、私怨のようなどす黒い感情をぶちまけたりしてる。

で、そういう壊れちゃった人たちになんとなく共通点が見つかったので、垂れ流してみたい。

「ゆるく」、「長く」、「相対的な」不遇にさらされている

そういう人たちから感じるのは、長いこと「所属している組織で、あまり良く思われていない」こと。

ものすごく嫌われているわけではないが、「ああ、あの人は・・・」みたいな扱いをずっとされてきたんだろうなあ。というのが伝わってくる。

その結果、本人が自分の周りと比べて「自分評価されていない・不当な扱いを受けている」と感じ続けた結果、壊れてしまうというもの

それは、退職を決意するほどでも、メンタルヘルスを害して休職に至るほどでもないが、ただ「ゆるく」さらされ続ける

愛社精神に満ちていた

手厳しく会社糾弾する彼ら・彼女らが会社を愛していないのかといえば、むしろ逆で、「この会社で働いていること」を誇りに思っていたふしすらある。

この会社で働いていることは、彼ら・彼女らのアイデンティティの大部分を締めているし、自分が社内で発揮してきた能力自身を持っている。

ただ、その「能力」はほとんどが過去のもので、現在事業社会においてはさほど役立つものではない。ようは陳腐化した能力なのだ

このミスマッチ(と本人の資質?)からくる低評価をどうしても受け入れきれず、「可愛さ余って憎さ百倍」状態で、会社批判する。

顔写真の目の焦点があっていない

これは、まったく根拠がない決めつけだ。

上記の社内ポータルには、社員プロフィール機能がり、(やろうとおもえば)自分顔写真プロフィール登録することが可能である

まり、ここに書いている人たちの一部は自らの顔写真つきプロフィール晒した上で、自分のような赤の他人に「壊れている」なんて評される投稿をしているのである

そんな顔写真を見て、なにか得体のしれない違和感に襲われていたが、その違和感の正体が「目の焦点があっていない」というものだった。

あっていないというかは、「本来合わせるであろう場所にあっていない」というのが正しい。

顔写真なので、証明写真であっても自撮りであってもカメラマン撮影されたとしても、カメラ撮影するので、カメラレンズ場所を見るはずだ。人と正対して会話するとき相手の目を見るように。

だが、彼ら・彼女らの写真はなぜか「カメラレンズに目を合わせている痕跡」がなく、もう少し先の別の何かに焦点があっている。

この現象が、本当に「壊れてしまうこと」と何らかの因果関係があるかは、調査してみたい。

おわりに

散々書いてみたけど、別に彼ら・彼女らに何か不満や文句があるわけではない。乏しめたり同情する意図もない。

ただ、誰しもこうなることはあり得るし、本人は本人で悲しみや苦しみを抱えているのだろう。そういう想像力だけは持っていたい。

anond:20231002101638

クビというか退職推奨って普通に行われてるでしょ。零細企業ならなおさら

あんたの居場所ないよって言われて図々しく居座れる人なんてあんまいないし。

職場の若手が死にそう

職場の若手、まだ20代なのに母親が先々週亡くなってから様子がおかし

日中ずっとボーッとしてたり、身の回り片付け始めたり、たぶん退職する気なんだと思う

もともと口数が少なかったけど仕事関係のことも含めほんとにしゃべらなくなった

たぶん退職自殺してしまうんだろうなぁという感じなんだけど、俺はどうすべきなんだろう

2023-10-01

anond:20231001101905

感度のいい公務員は率先して退職していってるらしいからね。

残っているのは出涸らしおっさんだけ。

会社威圧的な態度や不機嫌さをチラ見せする人がいて、パワハラって程じゃないんだろうが

多分それが最近退職者の増加と無関係じゃない。

パワハラ過激じゃないが不機嫌さが会議雰囲気重くして萎縮した人がコミュニケーションを減らす。

直接的には繋がりがない部署や他社の人に対してそこまでのことか?という事柄に怒りを示す(どうでもいい細部に執着したり発達障害的な傾向があるのかもしれない)。

その人はポジション的には俺の上司にあたるんだろうが、俺は別に必要であれば気にせず何でも言えるタイプ

どうすりゃいいのか分からんな、普通に俺が注意したところでただ反感買うだけだし多分人は簡単には変わらないだろ。

明確なパワハラ程ではないか通報密告したところで何にも起きなさそうだし。

ただコミュニケーション得意じゃないんだろうから、誰か早くそポジションから下ろせって気はするな

2023-09-30

納得いかないことしかない

クソ会社社員です。

クソ会社が使っている勤怠システムが、設定上定時で打刻をしたら早退扱いになる。

「定時を過ぎてから打刻しないといけない」という設定になってるからだ。

例えば18時定時だとして、18時0分に打刻すると早退で、18時1分ならOK。クソシステム

で、さらに最悪なのが残業申請が15分切り捨てなところ。

18時定時で18時40分まで残業、40分に打刻したら18時30分までしか残業代がつかない。

クソ会社

しかも何がクソって、自分上長だった奴がそのシステムについて一個も教えてくれなかった。

本当にびびるくらい適当。よくお前それで役職つけたなってくらい適当仕事できねえし。

自分はそれまで働いてた会社が1分単位残業申請できたし、わけわからん早退扱いになるシステムでもなかったから、その感覚でクソ会社でも長らく(っつっても1年半くらい)18時30分に打刻して30分の残業申請してた。

しか受理されてた。受理されてたんだよ。

けど先月上長退職して新しい上長管理下に置かれて、初めて上記システムを聞かされた。

そしたら何が起こったかと言うと、目の前で「これ打刻の時間残業申請合ってないよ。だから残業申請してるの15分ずつ引いとくね」と合計5時間以上残業時間を減らされた。

クソすぎる。

びっくりだし、相手がさも当然ですよみたいな顔をしてたから何も言えなかった。

いやそれおかしいでしょとも言えず、かと言って唯々諾々と相手軍門に下るような真似もできない。結局はしてんだけどさ、受け入れてんだから

けど、調べたらやっぱ残業時間の切り捨ては違法だし、あったまおかしいことやってるよなとしか思えない。

何なんだこのクソ会社は。

そもそも経営者が「社員教育を大事します!」とか業界紙で偉そうな口叩いてるくせに実際企画したら「無駄なことしたくない」とかぬかすしな。

社員がいる前で営業に来た社外の女性のことを「めっちゃ色気ある、めっちゃエロい、俺あれ超好き」とのたまってるあたり、脳みそ入ってねえな。思ってても口に出してんじゃねえよ。

労基とかに訴えるとしたら、これまでの残業切り捨ての証拠は山積みだけど、労基って匿名通報だと後回しにされるって聞いたことがある。

そして何より、こんなクソ会社のために自分の労力を使いたくない。

自分人生を棒に振ったとしか思えない。

つーことで今日転職説明会行ってくる。

労基とか残業時間管理とか詳しい増田がいたら、コメントもらえたら嬉しい。

anond:20230930094413

戦略的だな

 

自分も内資680万から外資2社を経て4年ほどで1400万になったか転職収入あげる早道ってのはよくわかるけどここまでいろいろ頑張らなかった。

およそ680→900→1300てな感じだった

結局そのあと鬱退職たか微妙な話なんだけど

2023-09-29

anond:20230929213452

新卒で深夜休日サービス残業のあるIT企業入社して2年で30キロ太り、その後鬱で退職して10キロ痩せ、再就職してまた太った

労働は太る

社会人モラルなさすぎ

  • 会社貸与の端末を私用で利用

デザイナーとかエンジニア職の人が自己研鑽でつかったり、業務終了後に調べ物したり、同僚とか仲のいい取引先と電話するくらいならまぁ目をつぶるよ

営業職が退勤後にアタックリスト作成とかは、頑張ってて偉いけどそれ業務ですよね、役員でもないのに自己判断サビ残するのやめろ

ゲームインスコしてキャリア決済で課金普通に懲戒です

休日に持ち歩いてテザリング横領に近い。百歩譲って目をつぶってケータイ落として警察のお世話になるのはまじでやめろ

100%横領

数年使ったらもらえる会社がある?じゃあそういう会社転職してくれ

そういう事するから SKYSEA Client View 入れる羽目になるんだよ、文句言ってんじゃねぇ、こっちも入れたくねーよ

ルールに則って粛々と対応してるけど悲しくなる。

採用でこの手のモラルないやばいヤツを弾く方法を教えてくれ。

2023-09-28

フルリモート勤務は「どこへ行っても自分の腕だけで稼げる人間になる」を満たした状態なのか?

饅頭読者なので

https://note.com/miyukii_note/n/nccb4827cf30a

このノートを読んだけど、

まず気になったのが

2022年3月、勤めていた金沢会社退職し、その翌月の4月からフルリモートワークの会社で働きはじめた。(このきっかけをくれた方には本当に感謝しかない)

20代の頃から「どこへ行っても自分の腕だけで稼げる人間になる」ということをずっと目標としてきて、それが一旦形になった。わたしはもう地元に住み続ける必要がなくなり、どこに住んでもよい状態になった。

フルリモートであるだけの会社員が「どこへ行っても自分の腕だけで稼げる人間になる」という自負を持つのってなんか違うんじゃないか?と思った。

場所の制約がなくなったことは事実だけど、会社看板仕事もらってる面もまだまだあるんじゃないかと思いました。

 

あと東京に出てくることを推奨しているように見えるけど、

地方から出てきて東京パパ活生活してる女性がどのくらいいるのかも考えたいよね。

東京地方より刺激的なのは確かだけど、落とし穴も多いもんね。選択肢が増えるイコール幸せではないんだよねえ。

まあそれならむしろ大人になってから上京ってのはいいのかもね。

2023-09-27

anond:20230927230621

増田です。ありがとうございます。あのくだりは私は、何というか時空の歪むような怖さを感じました。面白いと言えば面白いんですけどね。

やばい店員と一緒になるので退職すると聞かされた同僚が、執拗にその元店員も合わせて飲み会に誘ってきたり夫婦箸を贈ってきたエピソードと同じで、純粋好意善意に見える行動が、好奇心やら憐みやら蔑みやらといった感情を含むものだと理解できた瞬間の驚きと恐怖みたいなものです。

私が出会ったモンスター社員の話

社会人経験はそこそこ長いけどIT関係職種は未経験」というステータス入社してきた女性が、

入社1日目にして既婚者である部長Aに「告白」して連絡先を交換し、「仲良く」なって、その後現場に配属されてきた。


彼女は関わるすべての人間を、自分より「上」か「下」かという点でまずはジャッジして、それに則って接し方を変える性質が強いように見えた。

先輩であろうが何であろうが、「下」とみなしたら徹底的に排除しにかかる(その際、すでに陥落済の部長Aの権力も余すところなく動員する)。


「上」とみなした場合、同性なら徹底的に媚びて、取り入っていく。

私は同性だが、なんとなくの雰囲気から「上」とみなされ、媚びて取り入った方がよいと(おそらく)判断された。

ただでさえ女性の少ないIT業界で、特定の同性にベッタリされるのは慣れておらず、当初は若干煩わしさも感じたが、当たり障りなく接していた。


「上」とみなした相手が異性の場合、色恋で取り入っていく。すでに部長Aと意味深関係であることはまったくお構いなしである

オタク男性の多い業界なこともあってか、あっさり陥落していく者も観測された。


厄介なことに、一度陥落する男性は、どんなに理不尽に思えても、彼女の主張に全面同意して味方するようになる。

結果、彼女排除したいと意図した「下」の者はどんどん居づらくなり、職種経験であるはずの彼女のやりたい仕事の「やりかた」が、どんどんまかり通るようになる。

そしてそれがルールになる。

そもそも彼女は口が達者で「正論っぽいこと」をまくしたてるのが得意だった。そこにさら部長Aの影をチラつかせてくるのだから普通若い男子は勝てない。


彼女のやりたい「やりかた」が、正しくて適切なものであればそれでもよかったが

必ずしもそうでないことが多かったため、私も閉口した。が、面倒なことになりそうだから、それをどうしようということも、特にしなかった。


彼女は顔がまあまあかわいく、巨乳で、いかにもオタクの好きそうなピラピラの服を好んで着ていた(ただし太っていた)。

飲み会なども積極的企画してくれた。

そういうとき彼女は決まってしこたま飲んで、今でいえば「たぬかな」的な毒舌で、はたまた時にほぼ「嘘」といっていいような話の盛り方で場を喜ばせ、

大抵、最終的にはベロベロに泥酔し、周囲の男に抱きついて離れなかった。

スカートで大股を開き、パンツ丸見えの状態椅子の上に寝そべってしまたこともあった。


そうして陥落した男のうち何人かは、突如、一転して「下」とみなされるようになって排除されるケースもあり、興味深かった。

あるリーダー(陥落済)の男性が、彼女と私のプロジェクトを受け持つことになり、その初日にこう告げてきた。

「俺は君たちと仕事をするのは初めてだから、まだ信頼関係ができていないと考えている。

信頼している、ということを言い訳にして、管理職としての責務を果たさず部下に丸投げする者を何人も見てきた。

俺はそういうことはしたくないから、これからお互いに信頼を築いていきたい」


この何が気に障ったのか、彼女部長Aにこう報告した。

「お前ら女のことなんて、俺は信頼しない、とあのリーダーが言った。あん差別野郎の下では働けない」

部長Aがこれを上に報告し、上も鵜呑みにしてしまたことで、リーダーお上から煙たい目で見られることとなる。


当の部長Aにしても、都合の良いときはこのように利用されていたものの、普段はもはや見下されているようにも見えた。


また、「上」とみなした異性が色恋で食えない場合問題であった。

初日にあっさりと陥落した部長Aと比べて不愛想で、一見怖そうに見える部長Bが、あるときから猛烈なアタックを受けるようになる。

が、部長Bはこれを受け入れてはいなかった。


そんなあるとき、通常の業務上の「注意」というほどでもない「指摘」程度のことを、部長Bが彼女に対して行ったところ、彼女は態度を一変させる。

部長Bにセクハラパワハラされた!!」と、部署中に触れ回り始めた。

いわく、毎日のように「誘い」を受け、断ったら態度を急変させてきた、というのだ。


これに関しては、実は困惑した部長Bがずっと以前から、ほぼリアルタイムで私に状況を伝えてきていたこともあり、

またのちにすべてのLINE上のやりとりが証拠として大公開されたこともあり、真っ赤な嘘であることが判明する。

嘘は嘘でも実態は逆で、彼女部長Bを執拗に「誘って」いたのである


同時にこの件とは関係ないところでも、彼女情緒不安定は加速した。

客観的には特に何も起きていないのに、業務中、はたまた会議中などに突然、怒り出したり泣き出したりすることが以前より時たまあったのだが

その頻度が決定的に高くなった。

業務ですらない、オフィス内で起こるちょっとした行き違いですら露骨にピリピリとして、周囲を困惑させた。


そんなある日、彼女がいつものように何かよくわからないことで会議中に泣き出した末、

会議終了後に、「もう私会社やめます!」と、涙ながらに私に訴えてきた。

マの悪いことに、これがたまたま本社幹部連中に近い人間に立ち聞きされており、お上に伝わり、社長レベルを巻き込んでようやく問題となる。


同時に、彼女のこれまでの問題行動、またそれに関して少なからず便宜を図ってしまっていた部長Aの挙動がすべて明るみとなり、

うその後はなんやかんやの阿鼻叫喚で、

最終的に、彼女は「訴えてやる」というようなことを言いながら、なかば追われるように自主退職していった。

「訴える」の主訴は部長Bによるセクハラパワハラということだそうで、会社としては「おう、やるなら受けて立つぞ」という姿勢であったが

あれから数年たった今でも、結局裁判などは行われていない。


余談ではあるが、この期に及んで彼女を庇った先のリーダーは、その不用意な庇いだてが原因で決定的に社長の信頼を失い、

数か月後には退職してしまった。かわいそう。


彼女会社にいた間、最初から最後まで、祭りみたいな騒ぎだった。

結局1年以上のつきあいで、情は生まれていたものの、正直ホッとしたという気持ちの方が大きかった。


というのも、彼女部長Bが食えないとわかって、自分会社から不信感を持たれているという空気理解するにつれ

表面上は、私に対しては可能な限り「普通」に接しながらも、

私が部長Bとデキているという思い込みを強め、私が部長Bとグルになって彼女排除しようとしていると、

明らかに疑心暗鬼を募らせ、ときどき探りを入れてきていた。


私はそれが我慢ならなかった。

だって、すべてにおいて清廉潔白で生きてきたというつもりはないけれど、

少なくとも、職場権力者を色恋で抱き込んで思い通りに進めようなどという下品マネは、絶対にしない。

お前と一緒にするな、と思った。お前がそういう人間から、そんな疑惑が生まれるんだろうと。


彼女がいなくなり、平和な日々が返ってきて、冷静になって思い返せば、とにかく最初から最後まで彼女目的がわからなかった。

周囲から見れば、彼女立場を脅かすようなことは本来、何も起きていなかった。


彼女は少なくとも彼女自身の「作業」に関しては、平均よりもよくできる人だったし、覚えが早く頭の回転も良かったから、

普通にやってさえいれば、間違いなく、普通に重宝される人材になれていたはずだった。

彼女が、必要もないのに勝手に人を排除して、必要以上に人と親密になろうとして、勝手情緒不安定になって自滅していった。

ただそれだけのことだ。


当初から「すべてを思い通りにしたい」という意識が強かったようではあったが、

それがだんだんエスカレートし、もはや「すべてが理想通りでなければならない」といったスタンスに変化していったように見えた。


会社の近所に住んでいた彼女は、その後も付近飲食店等で会社悪口を言いふらすなどしていたが、

現在も同じような職種で働いているらしい。

あの気質普通に働けているのか甚だ疑問ではあるが、

組織組織としてある程度マトモに機能していれば、もしかしたら大きな問題にはならないのかもしれない。


いずれにしても、社会にはときどき、とんでもないモンスターが紛れ込んでいるものだ、という話。

2023-09-26

トーハンのブックライナーの取次取り分8%上乗せは流石に公取案件じゃないか

書店受け取りになる都合で店頭取引だとお客様から手数料を取れない(か取りにくい)からと言えどもさすがに重い

自分は別取次の傘下書店にいたんで(退職済み)トーハン取引してる書店ワークフローは知らんが、取引してた取次の在庫の持ち方は例のnoteにあるようなあからさまな事態記憶にない というか取次在庫を叩ける場合は補充客注は共通数字出してた(あるいは注文可否のみ)ので、あの画面が改竄なしのマジだとしたらトーハンにはちょっとお話していただきたいな

大きい書店チェーン結構トーハンに取り次いでもらってるからな、火はつきにくいが爆発力はデカいと思う

税務官僚だった頃の思い出 Part3/3


思い出⑤ 転職を決意した時

 40代前半になり、管理職意識した仕事の進め方(実務中心→マネジメントへ)を検討しはじめた頃だった。ずっと同じ部署で働いていたわけではないが、新卒からほぼずっと法人課税一本だった。

 そんな折、数個年上の同僚のひとりであるN君が「今年度いっぱいで辞めて転職するから」と言ってきた(ビットコインの件で苦しんでいた人だ)。職場飲み会の帰りで、飲み直しで別の店に入った時だった。少しばかり仕事で縁のあった会計コンサル内定を得たという。

 「なんで辞めるの?」と聞くと、「昨年課長にはなったけど、どこまでいっても組織歯車で、それだったらまだいいけど……国民のために役に立っているとは思えない。だったら民間の方がいい。自分仕事力は、広く社会のために使いたい」といった答えが返ってきた。「上司と人事には退職の旨を話してある」という。

 私は、そこまで高邁なことを考えるタイプではない。どこか仕事から引いたところがあって、上から60点の成果を求められた時、80を出せる時でもあえて70の成果を出す。残り10の余力は、いざという時のためにとっておく。そういうタイプだった。

 できるなら上の方まで昇進したいとは考えていたが、審議官とか、次長とか、長官とか、そういう地位はむしろ遠慮したかったし、私の学歴だと奇跡が起きても難しい。職務自体は好きだったから、できれば長い間やりたいとは思っていたが。

 そのN君は、私などよりも公僕に向いている。いつも全力だからだ。そういう人だった。今回、自分の力を社会のために役立てたいという想いを聞いたが、嘘偽りはないと感じた。

 数か月後、私は「絶対にここを辞めてやる」と決意することになった。N君の退職が認められなかったからだ。それで結局、N君は内定先を辞退することになった。伝聞での話になるが、N君の内定先には「霞が関事情説明する」という名目での情報共有(という名の転職妨害)が入ったのだという。

 民間の方には事情がわかりにくいと思う。まずは次の規則を読んでほしい。

人事院規則八―一二職員の任免)

(辞職)

第五十一条 任命権者は、職員から書面をもって辞職の申出があったときは、特に支障のない限り、これを承認するものとする。

 公務員の任免というのは、民法上の雇用契約が基底にある。そのうえで、国家公務員法人事院規則により公法上の契約関係構成する。ざっくりいうと、行政事務職の公務員サラリーマンということだ。労基法適用されないからといって、隔絶した存在ではない。現業職公務員だと、よりサラリーマンに近い扱いになる(労働協約締結権があるなど)。

 上の人事院規則は、公務員のみならず民間業界をも拘束する。当規則国家公務員法国会議決から委任を受けているからだ。

 N君の例だと、別の内規により人事院規則第51条が課長補佐以上には厳しく適用されるのに加え、「再就職に関する規制」に該当するおそれがあったのだろう。それゆえ、転職目的としての辞職が認められなかった。

 結局、N君はどうしたのかというと……私が辞める時点では在職していたが……少し述べると、あれから転職活動をしたが失敗に終わったらしい。40代半ばで、国家公務員としての経験しかないN君は転職市場では必然不利になる。

 N君に興味のある会社があったとして、N君からすれば入りたい会社ではなかったという。とはいえ、税務や会計会社を選ぶとまた転職できない可能性がある。かくして、N君は今でも霞が関のどこかで働いている。どうか幸せでいてほしい。

 「こいつらクソだな」と思った。たかだか数年前に1回契約したっきりのコンサルに移るくらい、認めてやってもいいじゃないか。厳密にいうと再就職規制にかかってしまうのかもしれないが、それでもいいだろう。仲間なんだから

 当時は怒りでいっぱいだった。今はとうに収まっているが。所詮は、その程度の仲間意識しか持てない連中の集まりだったのだ――と今では達観している。



思い出⑥ 転職活動転職した後

 繰り返すが、四十前半であれば課長管理職)になってもおかしくはない。平均的には43,44ほどで課長に昇進するイメージがあった。早くミッション遂行しなければならない。

 転職活動を始めることにした。この時、妻はすでに亡くなっていた。子どもふたりいたが、先ほど書いたとおり、霞が関の一人親に子育て不可能であるため実家に預けている。妻が存命だったなら、転職活動自体していなかったかもしれない。

 この時は、リクナビも有名になっていた。転職エージェントネットで探せる時代になっていた。さっそく求人を探していくも、自分に合った仕事は見つかりそうにない。リクルートエージェントにも登録して、毎日少ない自由時間を使って求人を確かめていき、平行して求人応募に最低限必要ドキュメントを作っていった。

 転職活動スタートから三ヶ月ほど経った頃は、こんな状況だった。希望条件には、就業場所入社時期や休業制度や、もっとかい事項もあったが省略する。



【当時の転職活動方針】 ※やしお氏リスペクト

1 どの業界(会社)に応募するか?

 一 コンサル希望

  ア 今の仕事が「説明」「説得」であるため

  イ 専門性を高められる業界がいい

  ウ パワポ職人としての腕も活かしたい

 二 職務内容に拘らない

  ア どんな仕事でもやっていれば好きになる

  イ それよりもどんな人と働けるかが大事

  ウ 嫌な人と一緒にいるストレス想像以上(仏陀も言ってる)

 三 ベンチャーなどリスク高は除く

  ア 突然の内定取り消しや事業悪化可能

  イ カルチャーフィットしない可能性あり

  ウ これまでの企業文化と合っていない

2 職務概要職務経歴書

 一 徴税吏員としての経験を活かす

  ア 相手企業との折衝

  イ 過去判例を読みつつ方針決定

  ウ 最後正論で押し切る

 二 税制改革企画・調整

  ア 上級行政庁が決めたものをかみ砕いて整理する

  イ 全体向けに説明した後、現場レベル立脚した観点で是非を整理

  ウ 上の人間が本番の会議で話しやす資料作り

 三 新税務システム検討や導入支援

  ア コンサル組織内部と密に打ち合わせしつつ完成→検査検収

  ※この箇所は、文字ばかりで窮屈~というエージェントからの指摘あり

   後に、図表を効果的に使ったものに置き換えた

3 会社に求める条件

 一 及第点の実力があれば定時退社できて休日出勤もない

  ア 息子と娘を遊園地などに連れていきたい

  イ 一日にちょっと趣味をやりたい

  ウ この年になるとゆっくりしたいのもある

 二 風通しがいいこと

  ア 息をするように自然議論ができる職場か?

  イ 怒鳴ったり急に泣き出したり、負の感情を吐き出す社員はいいか

  ウ 自分が感じたことを素直に言い合える環境か?

 三 評価基準が明確であること

  ア 前の職場不明確だったので。データによらずに上司が決めるなど。

  イ 低い査定でも納得できるだけの客観性を求む

  ウ 低評価社員をすぐに見捨てたりクビにするのはNG

   ※本当に役に立つ人間勤務評定では判別できない

 四 給料度外視

  ア お金にこだわっても仕事は見つからない

  イ ずっと続けられる好きな仕事にしていきたい

  イ 子がいるので額面700万はほしい。今の年収△200万円までOK



 とまあ、いろいろ考えはしたが……結局、税務コンサルにした。スキルを活かせるうえに、さらに磨くこともできる。そのうえ、応募に必要資格である税理士免許もある。応募要項には「事業会社での税務実務経験5年以上」とか「同業界リーダーシップを発揮された経験3年以上」とか「M&A、組織再編、事業統合事業再生等の案件に対する税務コンサルティング経験」とか、該当していない要件があった。

 だが一方では、「上場企業外資系企業などに対する税務申告書作成業務」など、こちらの十八番ルールを作ったり審査する側)とも言える要件もあった。当てはまるかもしれない。

 こちらの日系大手の税務コンサルを受けたいと転職エージェントに告げたところ、「要件については、体感6割でいいので。ほかにも何社か受けた方がいいですね。増田さんの場合は、最低15社は受けましょう」とアドバイスをもらった。

 言いたいことはわかったが、こういうのは絞るべきだと感じた。一気に15社受けるのではなく、3社を5回に分けるなど、そういうやり方がいいと思った。※よく考えると、転職エージェント転職希望者は利益背反の関係にある。転職エージェントとしては、ほどほど短い期間で離職しそうな会社を勧めるのがメリットからだ。

 かくして、税務コンサルのうち、外資系大手・日系大手・日系準大手の3つにエントリーした。うち2社が書類選考を通過し、一緒に働くであろう仲間との数度の面接を経た後に、幹部社員とも話をさせてもらい、最終的に2社の内定を得た。

 決め手として、一番好感があった会社を選んだ。やはり、一緒に働く仲間――これがマストだった。上の3つでいうと日系準大手になる。

 こちらの会社は、昔仕事でお世話になったことがあった。直接契約を交わしたことはないのだが。とある相談案件を通じて、互いの知見を高めることができた……とこちらは認識していた。その会社は、国税庁を不当課税処分で訴えたことがあったのが気になったが、今さら大した問題ではない。

 次は、どうやって上司転職を伝えるか考える必要がある。まともにやってしまうと、N君の時のように無理筋なことをされる可能性がある。公務員退職にあたっての厳密な許可制再就職規制は、当時の私の役職課長補佐)だとばっちり適用される。※20代とかの若手だと、基準を緩めてもらえるらしい。

 「年度末で退職します」と告げた時の直属の上司の顔を覚えている。諦めと怨嗟が混じったような顔つきだった。一応遺留は受けたものの、上司もわかっていたようで、最後には「これまでお疲れ様。次のところでもうまくやれるように。ただ、辞職が認められたらいいけどな。俺は無条件に認めるけど」と言っていた。後は、人事による退職ヒアリングを残すのみだ。

 思案した結果、退職ヒアリングにおいては、内定を得ていた会社のうち辞退するところを転職先として告げることにした。入社予定の日系準大手は、一応これまでの取引先には当たらないが、関係先に該当すると見做されるおそれがあった。N君の二の舞だけは御免だった。絶対に避けたい。今ここで、今ここで就職しておきたい。絶対に!!

 証拠書類として、第二志望だった外資系大手オファーレターの写しを人事ヒアリングで提出したところ、それから約一週間ほどか、何事もなかったように辞職の許可下りた。そこから、残りの約二ヶ月半の間で引継資料を作り、3月の初め頃には仕事を引き受ける人に業務説明をして、懸念事項の対処方法の素案を示して、最後職場内で気を付けるべきことを述べて……それから数日後、私は職場を跡にした。



 転職成功した。一度下った辞職許可である、春先になって覆されることはない。覆そうにも、4月の時点ですでに民間企業との雇用契約が成立している。どうしようもない。私は管理職ではないからして、そこまで大事にならないはずだ。

 実際、春先になってすぐ、雇用保険健康保険手続き関係で、私の勤め先は元職場に知られることになったろう。それでも、私に元職場から電話がかかってくることはなかった――転職成功したのだ。

 新しくスタートした税務コンサルティングの仕事は、私にピッタリ合っていた。最初の1年間は、向こうの会社でいうところの雑巾がけ(企業の予定納税額の調べ、特定の申告方法の可否の問い合わせ、税制改正の動向調査)に当たる仕事だった。これまでの経験が活かせる、いい仕事出会うことができた。

 定時退社が実現し、給与は少しだけ上がり、休暇日数も増えて、福利厚生も十分だった。何より、一緒に働く仲間だ。自然な話し合いができる。暴言を吐く者や、怒りや悲しみの感情をぶちまける者や、不貞腐れる者もいない。言いたいことを言い合える。

 反対意見に弱い人達じゃなくて、なんというか、「精神的に健康」というか。自分と考えの違う人の反論に耳を傾けることができる。それでいて、自分意見として昇華できる。そんな人達だ。

 いい職場に移ることができた。運がよかった。太陽が昇っている時間に家に帰れるなど、私にとっては夢のひとつだった。夕焼けは近かったものの、まだ青空が残っている部分を見上げると、子どもの頃に読んだ児童作品を思い出した。少し前にも思い出そうとしていたっけ。きっかけは忘れたが。

 タイトルは、『ちいちゃんかげぶんしん』だった。時代背景は、太平洋戦争の末期だ。ネタバレは避けるけれども、ちいちゃんという女の子家族と一緒にやった『かげおくり』という遊びを通して、戦争反対を訴えるものだ。

 かげおくりというのは、地面に映った影法師をしばらく見てから青空に目をやると、網膜に焼き付いた影の残像が空に映ってみえるというものだ。未成年だった頃の私の心にドスンとき作品だった。増田民にも是非おすすめする。

 晴れ晴れとした気分だった。それからマイホームで羽をのばした。なにしろ毎日が定時帰りなのだから子ども実家から引き取るまでの間、家でゴロゴロしたり、趣味に勤しんだり、妻の遺品を整理したり、平穏な日々を過ごした。

 暇な時間を使って、『犬神さんと猫山さん』のBlu-rayディスクを購入して観た。やはり、何も考えずに見られる。1話CM込みで5分なのもいい。最終回は、花火大会だった。今まで出てきたキャラクターがみんな登場して、最後ふたり花火を見上げながら手を繋いだところでエンドだった。

 ネット掲示板を読んだところ、原作漫画(※記念に1巻を購入)の方は、残念ながら打ち切りのような結果だったらしい。作者も若い人だから、いろいろと苦労があったのかもしれない。でも、あの作品面白いと思った人がたくさんいるのだと――作者に知ってもらえたら幸いだ。

 私のようなおじさんが楽しめたのだから若い人だったらもっと楽しめる。面白い作品に違いない。できれば15分枠のアニメだったらよかった。

 たった三ヶ月の間だったが、思い出に残るアニメだった。ありがとうございました。



 ここまで書き終えて、今は自室にあるパソコン机の前で一息ついている。携帯電話の通知を見ようか、それともコーヒーを飲もうか、ボーッとするのもいいかなと、いろいろ考えている。

 税務官僚だった頃に比べると、今は幸せだ。そのうち慣れるとは思っていたが、あの辛かった日々を思い出すと、しみじみ幸せに思えてくる。不思議かな、辛かった日々であればあるほど、思い出す時に幸せな気分になる。なぜだろうか。

 そんな思いに捉われて、ふと携帯電話を拾い上げた私は、デリヘルでも呼ぼうかと思い、アドレス帳を開いた。お気に入りの子脳裏に浮かんでくる。

 ここで思い留まった。そうだ、先日誓ったばかりじゃないか。もう風俗店を利用するのは辞めようと。昔はよくソープに行ったり、デリヘルを呼んだりしていたけれども、もうしない。そういう店は利用しないと決めていた。

 長い日記になった。ゆっくり読んでもらえばいいし、わかりにくいところや、興味のないところは飛ばしてもたぶん理解できる。

 今回、昔のことを振り返ることができてよかった。書いている最中、じんわりとした幸せが込み上げてきた。この幸運感謝したい。



(追伸)

 上で挙げたN君だが、半年前に話をする機会があった。今でも彼は、どうにか転職ができないか模索しているらしかった。裏技を使おうかとも言っていた。さすがにここでは言えないが。

 N君の転職活動成功する未来を祈っている。彼は独身から、私よりは選ぶ会社自由が利くだろう。彼の多幸を願って日記の結びとする。

税務官僚だった頃の思い出 Part1/3


 国税庁の最終面接のことを思い出している。大学四年生の頃だ。今までの面接は、無機質な長机とパイプ椅子のものだった。だがその時は、四角いどっかりとした檜机と、ふかふかの椅子だった。それでいて圧迫感のある面接であり、最後に「私達と一緒に働けますか?」と言われたのを憶えている。

 「はい。私でよければ宜しくお願いします」といったことを告げると、その場で最終合格が遠回しな言い方で告げられた。内定通知は賃貸アパートに届いた。

 こんなところに書くほどだから予想はつくだろうが、結構前に官僚を辞めている。仕事は大変キツかった(きっつー、というやつ)が、やりがいはあった。いつかは挑戦してみたい仕事もあった。

 思えば、大学3年生の春からコツコツコツコツと勉強を重ねて、やっと第一志望のひとつだった官庁合格できて、「やったー!」と無邪気に思っていた。案外こんなものだ。

 国家公務員課税部門)としての経験20数年しかないが、せっかくのシルバーウィークだ。ちょっと語ってみたい。今は税務コンサルタントとして働いているが、夏前に大きな仕事が片付いた。今は仕事を少なくしてもらっている。

 仕事のことを、はてな匿名ダイアリーに書いてる人を稀に見る。今回、私もやってみようと思った次第だ。企業との課税交渉協議録とか、個人法人の税額とかを載せない限りは大丈夫だろう。何かあったら責任は取るつもりだ。

 高橋洋一山口真由が自著で話している内容に比べれば、当日記はベジタブルのようなものだ。あの内容を出版して捕まらないなら、ここで書く内容など余裕でセーフだ。

 なお、私ははてなユーザーの中では年寄り(フミコフミオさんと同い年)である。古い表現があってもお許し願いたい。

 先に言っておくが、「霞が関に来なければ体験できなかったことは人生財産」とか、「国のために働いている自負があった」とか、「苦しかったけどいい仕事ができて国民のためになった~」といったことはあまり書かない。

 そんなに夢や理想のある官僚じゃなかった。僅かばかりはあったが。むしろ組織に負のイメージがあって、若い頃に限った語彙だと「こいつらクソ野郎だな」という感情を抱いていた。それで、40代になって数年後に転職した。再就職規制に引っかかる危険はあったが、グレーな方法突破した。

 当日記は、数パートに分かれている。できるだけ簡潔にまとめたい。以下、思い出を何点か挙げて回想する。



思い出① 税金とは何か?という問い

 中学生の頃から、「税ってそもそも何ぞや?」という疑問があった。大学に入ってからは、税理士資格を取るために勉強していたが、どれだけ勉強しても税への理解イマイチだったし、全科目に合格した後も結局わからなかった。

東大とか一橋大とか慶應とか早稲田とか、そういうい大学を出てるわけじゃない。偏差値50ちょっと大学だ。たまたま会計学講義を取ってみたら面白く、勉強にハマった。

 税とは、一般的説明だと、国や地方自治体国家の維持や発展をめざして、民間では供給されにくい公共的なサービス提供するにあたっての資金として「税金」を徴収している――ということになっている。

 だが、おかしいと思っていた。だって、国はお金自由に発行できる。地方自治体が言うのならわかる。あと、大昔だったら年貢を物納で納めてもらわないと国が維持できなかったはずだ。

 だが、現代社会国家がそんなことを言っても説得力イマイチだ。税金をとらなくても、別にお金を刷ったらそれでいい。金本位制時代を通り抜けて、今では発行された紙幣のものに信用がある時代なのだお金というのは、それがお金であるがゆえにお金だ、というトートロジーである

 増田民の人も、わかってる人はわかってるだろう。税とは何かが。ここで答えは書かない。気になる人は、Yahoo!知恵袋とか、Quoraで求めれば賢い人が教えてくれる。

 私が納得いかなかったのは、一応は国家公務員一種試験(昔だったら上級甲種試験)を通ってきたはずの人達が、入庁一年目だった私の質問に答えられなかったことだ。「そんな当たり前のことを聞くな」という人もいたし、「ここではちょっと…」と口を濁す人もいたし、「知らん。自分で調べろ」という人もいた。

 税を納めるのは当たり前のこと、ただ、その原理と言うか……そう、原理大事だろう。何も考えずに常識を信じていいのは中級者までだ。上をめざすのであれば、身も蓋もない本質を疑う必要がある。

 こういうことを私が言っても説得力がないので、ちょっと引用させていただく。

それぞれの原理を、その自然本性のかぎりで探求しようとしなければならないし、きちんと定義されるよう腐心しなければならない。というのも、原理はそのあとに続く事柄にとって、大きな影響をもっているかである。実際、原理は全体の半分以上であり、探求されているものの多くは、原理を経由することで明確になると思われるのである。 ニコマコ倫理学(上) P.62


 なぜ国民から税金を取るのか、という新人職員の問いに答えられる職員10人に1人ほどしかいなかった。思えば、この時からはいつかここをやめようと思っていたのかもしれない。

 実際、徴税国民みんなから集めたお金公共サービスに充てるため、というのはお題目だ。わかりやす国民を納得させるための。本来目的はほかにある。それに比べると、上の『お題目』はビックリマンチョコのおまけに近い。ウエハースだ。



思い出② 課税処分の難しさ

 トラブルになりかけた事例になる。詳細は端折って書く。専門用語は補足するか、日常的な言葉に言い換えている。

 キャリア官僚現場体験しないイメージがあるかもしれないが、別にそんなことはない。入庁二年目から普通に現場だったし、30才を過ぎて地方支局で働いてる人もいる。

 当時は、北海道某所にある国税局に勤務していた。一応は税理士必要な科目は残りふたつというところまで取っていたが、それでも実務は難しかった。勉強しないといけないことは山ほどあるし、一年目は税務の学校で学ばせてもらったが、実務に必要知識の何割も身に付いていない。税務の世界は広いのだ。

 最初の頃はひたすら、簡単事務とか雑用とか、先輩が受けた税務相談の回答案作りとか、上位機関から調査ものとか、庶務全般文書収受会議日程調整~飲み会手配まで含む)に、兎に角いろいろやった。

 すべて勉強になるとは思ったが、正直これは臨時職員がやった方がいいのでは……と感じるものもあった。まあ、とにかく新人らしく何でもやった。

 赴任して半年だった。とある先輩を経由して、それなりの事業規模の法人の税務申告を最初から最後までやらせてもらえることになった。同じ年代職員(※省庁キャリア)の中では遅い方だった。資本金結構ある機械メーカーだったかな。これまで当業務では、先輩方を手伝う立場として動いていたから、割とすんなりいくように思えた。

 申告内容は当然精査するのだが、日本課税制度は一応性善説でいっている。国民法人含む)が嘘をついたりごまかしたりしない、ということを前提にしている。その企業も、過去に税務に関して更正処分(支払う税額が誤っていると判断した場合に○円払いなさい、という措置関係トラブルを起こしたことはない。

 一応は提出書類を三周ほどしたところ、申告書類も、帳簿も、領収書請求書契約書(請書)も、通帳関係問題なし……それで、さあ決裁だといった具合に伺いをスタートした。

 先輩方の場合は、スルッと起案が通るようだったが、自分場合はそうはいかなかった。新人に厳重なチェックが入るのは当然だった。

不動産の項目がおかしい。取得した不動産価格常軌を逸して安い。税をごまかそうとしているのでは?」

 という、先輩及び直属の上司からツッコミがあった。上司を納得させないと、次に進むことができない。思えば、あの先輩は、このことがわかっていて私に振ったのかもしれない。

 当時の私の実力を超えた課題だった。頭を抱えたのを憶えている。あの時の思考過程を追っていこう。

 かくして・・・

 探求の旅は はじまった

 まず何をすればいいかというと、不動産価格がしっかりしたものかを調べればいい。正当な根拠のある価格であればいいし、不適当価格であれば……面倒なことになる。

 不動産売買にかかる課税額は、比較シンプルだ。普通法人税と同じで基本は定率である(税額表を見ればいい)。ちょっと賢い中学生でも実務ができるだろう。

 印紙税も、登録免許税も、不動産取得税(県税)も、固定資産税(市税)もそんな具合だ。不動産本体価格については難しい計算必要だが、焦る必要はない。市区町村にある固定資産税台帳には、固定資産税評価額が載っている。それを見れば、登録免許税の目安となる不動産価格がわかる。※固定資産税の納付書にも書いてある。

 それを根拠に……と思ったが、そんなに単純な話ではない。ならば先輩も上司ツッコミを入れたりしない。イレギュラーなケースなのだ

 その物件は、なんと固定資産税台帳に載っていなかった。そういう土地だった。登記簿を見たところ、字名がとんでもないことになっていた。奥地にあって、大昔は栄えていたのかもしれないが、今では地域まるごと誰も手入れをしていない。そんな土地だった。しかし、幅4.0m以上の道路は通っている。江戸時代の人が整備したと思われる。

 国税庁においても、外部公表している不動産価格の調べ方みたいなものはある(いわゆる路線価だが、当然奥地には路線価がない)。国でも地方自治体でも、不動産価格を求めるための要綱要領は具えているが、今回は通用しないのではないか。そういう案件だった。

 若かりし日の私は思案しつつ、先輩にも相談して上司に2つの案を出したはずだ。懐かしい。

 1. 比準価格(みなし計算のようなもの)を使って不動産価格を弾くと、今の数倍以上の価格になる

   メリット…適正と思われる税を徴収できる

   デメリット…上申や裁判等になった時に勝てる保証がない

       県や市町村にも情報共有や協議意見聞取が必要

 2. 今回は大した金額ではないため、相手方の税額を受け入れる

   メリット…百万にも満たない税額差であり、費用対効果を考えるべき

   デメリット相手方が悪質だった場合前例を作ることになる

 結局、2.の案が採用された。それで、起案はあっさり通った。協議相談をしたのは直属の上司までであり、決裁の責任者には上司が一声かけたくらいだ。それで新人職員の一件目である課税処分は通ってしまった。

 思えば、先輩や上司からすれば、最初から2.一択だったのだ。今の私の判断もそうだ。課税額の差として百万円にも満たない金額のために、そこまでの手間はかけられない。もっとかに日本の税務行政のためにやらないといけないことが山ほどある。

 一応弁護しておくと、現場で働く公務員には、「法適用裁量」と「エネルギー振り分けの裁量」がある。現場的な要素が強い職種だと、上司の指揮監督を受けるのが望ましくない場合がある。極端な例だが、警察官凶悪犯をパトカーで追っている最中に、スピード違反信号無視をしている者を放っておくのはやむを得ない、といった観点だ。

 余談になるが、国税局職員県税や市税の脱税を見つけた場合も、人や状況によって対応が変わる。情報提供する場合もあれば、見なかったことにする場合もある。

 それこそ昔の話だが、飲み会とある話を聞いた。ある個人納税者から地方税務署相談があったという。要約すると「1年前に出した赤字決算の申告書だが、実は黒字で、税金を納めないといけないことがわかった。どうすればいいか」ということだった。追加で納付すべき税額は、約30円のようだ。このままでは脱税者になってしまうと焦っていたらしい。

 その相談を受けた税務署員はこう答えたという。「実は、ボールペンとか消しゴムとか、事務用品を買っていたのを申告書に書いてないんじゃないですか? だったら、納付すべき税額はやはり赤字では? 問題ないですよ」と。※以後の話は不明

 課税処分はもちろん、どのような行政処分であっても費用対効果という観点が重視される。税収1万円増のために2~3万円をかけるのは議論余地があるにしても、20~30万円をかけるのは明らかに不合理だろう。

 テレビネットメディアはてなブログでは、公務員は何も考えずに税金支出しているイメージがあるかもしれないが、ちゃんと考えている人が多数派である。そこは信じてほしい。

 数年後、私は北海道から霞が関に戻ることになった。それから退職するまで、ずっと法人課税部門にいた。



 Part2/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201302

anond:20230926185506

でも、ネット署名法律請願はともかく、問題を起こした労働者退職に追い込むような効力はあると聞いたけどな。

数は力といったもので、数千人が署名していれば、勝手他人の名を書いた例や複数回署名した例があっても効力があるみたいよ。

その人数の名前を提出されたら、職場側も事態を重く見て、名指しされた労働者解雇せざるをえなくなる。

2023-09-25

anond:20230925210502

退職ちらつかせてでも給料あげてやるぞって人は一定数いそう

けっこうえげつないやつは結構いる(私の知人の5%くらいの人はこういうタイプかもと言う感覚)

コインランドリーパート日記

 集計の度にお金が合わないのは結局、癖のつよい先輩が横領してるからだとしか言い様がないという結論になった。

 だが、一度は経費の横領がもろバレになってバックレたと思われていた癖つよ先輩が来月仕事復帰して、通常通り働くことになってたことがシフト表を見てわかった。

 膝から崩れ落ちた。先週から癖つよ先輩が欠勤した穴をせっせと埋めていた私は、来月から店の金銭管理の全責任を負うことに決まっている。

 癖つよ先輩がトンだ時に本部社員さんと今後のことを話あって、その中のひとつ求人pop本部作成して店頭に貼る(プリントアウトと貼る作業は私がするんだが)という事は完全に無視されている。

 私が金銭管理を一人でするにしても、癖つよ先輩の横領を止められる訳ではないので(私が両替機の鍵を肌身離さず持つんでない限り)、また横領が発覚すれば全部私のせいになる。身を守る術を持たされないまま一人で泥棒に立ち向かえっていうことだ、いまの本部対応は。

 もう私は最終奥義「癖つよ先輩がクビにならないなら私が辞めます!」をぶっ放す最適なタイミングを窺うくらいしかできることがない(言ったら最後退職手続きが待ったなしで行われてしまうのは先例から分かりきっているので、他の仕事を首尾よく見つけて収入が途絶えないようにしないと。と思うと胃が痛い。)

 

追記

 店のフロアには防犯カメラがあるけど、バックヤードには無いので、癖つよ先輩が横領するまさにその瞬間を捉えることが出来ないんですよね。

 フロアで金勘定をするのは防犯上良くないということで、バックヤードお金を持ち込んで集計作業をする、その間にかっぱらわれてりゃ世話ないです……。

追記】「勉強なんて心底どうでもいい」って人間は相当な数いる

地方国立大に通っていた四年間のアルバイトと、新卒を鬱で退職してからバイト先に拾ってもらい、フルタイムパートで二年ほど。計六年ほど、個別指導講師をやっていた。


俺が働いていたのはSAPIXとかみたいなお受験予備校じゃなく、「町の塾」みたいなとこ。

小三くらい(小一とか小二は受け入れてはいるけど見たことない)から高三までを受け入れていた。

お受験予備校は月謝は高いし指導も厳しい(からどうせ続かない)し、「月謝も安いし、定期テスト対策と『やってる感』のために取りあえず放り込んでおけばいいや」的なスキマ産業である


わざわざそういうところを選んでくる親と子だから、総じてレベルは低かった。公立中学校定期テストでいうと五科目200~350/500点くらいの層だ。

まあ中には勉強に楽しさを見出したりしてグングン伸びる子もいた。

様々な理由(本当は塾なんて行きたくないが、親が強く勧めるからから近い/楽そうなところを選ぶ等)から稀に元から勉強ができる子も来た。


だが大部分、体感七割くらいはそもそも勉強が嫌で嫌で仕方がなく、さらに三割くらいはもう手の施しようがない子だった。


働き始めたばかりのころは、あの手この手を使って算数数学なら理論方法論を、現文なら文章読解のコツを教え込もうとした。

だがこれは一部(先に触れた伸びる子と元々できる子)を除いてほとんど意味をなさなかった。


塾に通うペースはだいたいの子は一日2~3hを週二回程度、多い子だと週三、少ないと週一だ。

コマに空きがある講師が割り振られるから毎回俺が見られるわけでもない。

するとどうなるか。

だいたいの子自学自習なんて一切しない。塾に行って勉強してるんだから塾以外で勉強する必要がない、と本気で思ってる。なんなら親すらそう思ってる。

から次にあったときは俺が必死こいて教えたことをすっからかんに忘れている。この徒労感ったらないぜ。

それでも覚える→忘れるを繰り返し繰り返し行ったらいつか定着するんじゃないかと信じた。結果、半年経ってもすっからかんだった。

思うに、「こうして・こうして・こうなる、ってパターン理解して覚えて、別の問題に応用する」ってのは、やつらの脳みそには高等すぎるんじゃないか


まあたしかに俺の教え方が悪いのはそうかもしれない。だが俺もバイトパートながらに書籍を読んだり教育者に話を聞いたりした上でいろんなアプローチを試せるだけ試したんだ。少なくとも指導中の反応は良かった。でも全部忘れる。

宿題プリントを持たせてみても、答えを全部写すのはまだマシで大概はやってこない。それを責めすぎると辞めてしまう。

加えて学校の授業なんて一切聞いてないし、予習復習なんて一回もしたことがない。

あ、授業を聞いてないつっても別に授業中ずっと漫画読んだりスマホいじったりしてるわけでもないんだ(まあそういうやつもいるが)。

とりあえず教科書ノート開いて、なんか書いてるフリしてずっと上の空みたいなイメージ結構前に「真面目系クズ」って概念流行ったがだいたいそんな感じだ。

そういうレベルのやつらは、そもそも覚える気がないんだよな。

んで義務教育で教わることが頭に入っていないことを、子はもちろん親すら問題視していないんだ。だって親もそうだから


じゃあどうしたかって話。

俺の働いていたとこみたいな小規模塾では大概「定期テストの点数アップ」がアピールポイントになっていた。

から数学だろうが現文だろうが定期テスト範囲をひたすら暗記させる。

語呂合わせもバンバン使う。本質じゃないって問題視される「みはじ(はじき)」とかもフル活用する。

それでも湯水の如く抜けていくけど、微かに引っかかった残滓みたいなので少しばかり点数が上が……ったらいいな、って感じ。



んでこのレベル学力人間はお前らが思っているよりもずっと、ハチャメチャに多いわけ。

そもそも大学進学率自体が6割くらいだし、まあ短大とか専門とか含めた高等教育進学率は8割くらいあるけど、義務教育過程で学ぶことを歯抜けがなく概ね身につけている、って言えるレベル人間は2割もいないんじゃないか

自分名前漢字で書けたら合格、ってレベル私大があるって信じられるか?

そんでそういう奴らでも入れる、学力が優先されないとこに就職する。

手に職系ならいい。だがそうじゃないとこも多い。そして若いうちに子ども産んで、同じような子を再生産するわけだ。



んでこの増田自体蛇足みたいなもんだが蛇足蛇足

生活が苦しくなるとこういう暮らしの下層にいるやつらから皺寄せの打撃を受けるじゃん。

こういうやつらは自暴自棄になっての通り魔や道連れテロみたいなのよりも、カネがありゃなんとかなるって短絡的発想から強盗とかが増えるんじゃないかってずっと思ってたし実際そうだった。

(次のトレンド身代金誘拐じゃないかって思ってる。監視網が発達したいまリスキーリスキーだが、たとえば裸の写真でも撮ってそもそも警察沙汰にさせないってパターンじゃないかと。まあ勝手な予想だ)


ITでもなんでもいいんだけど、もしお前らが就職転職するとき、to C の業務があるならこのレベル人間相手をするって覚悟したほうがいい。老婆心から忠告だ。


追記

思った以上に伸びていて驚いた。読んでくれてありがとう。想定よりもずっと「そんなの知っとるわい」ってブコメが多かった。

きっかけってほどじゃないが、はてなやXを見てると「中学で習っただろ」みたいな発言しょっちゅう見かけるので、中学で習ったことをずっと覚えてるやつなんてほとんどいねーんだよ、って思いから書いた。衝撃を受けるってほどじゃないかもしれんが、そんなやつがいっぱいいるのか…って思ったやつも少なくないんじゃないか塾講師経験者(かなりいて笑った)から概ね共感を得ていたようだったのも知れてよかった。


なお俺自身地方公立から受験したクチだ。勉強は嫌で嫌で仕方がなかったが、他にやりたいことも特技もないので仕方なくやっていた。なので別に塾講師になって初めてこんなやつらがいるのか! って知ったわけじゃない。ただ地方の一エリアとはいえ、色んな学校の色んな年齢で満遍なくこういうやつらはいることを示せるので取り上げた。

強盗云々は論理の飛躍があったかもしれん。すまん。やらなきゃいけないってことになってるもんを適当スルーし続けて、そのまま大人になって適当に生きてるやつらに俺が我慢ならんだけかもしれない。

トラバでもらった、

要するに、「世間には想像以上にバカが多いから、知能レベルを低く見積もったアプローチをしないとマスにはリーチしないぞ」ってこと?

これがだいたい俺が言いたいことだ。いまは役所で働いてるんだが、窓口に来る大人が言ってることを理解しない、すぐ忘れる、書類も不備だらけで最初のうちは本当に困ったが、なんとか帳尻を合わせてやっている。ストレスを吐き出したかった。

アメリカの有名な医学先生が、生物学的な違いで生まれた結果は差別じゃないって言ってた。

アメリカでは、大学に進学した人の性別男性の方が少ないらしいんだけど、その原因は女の子と比べて男の子の脳の成長が遅いからなんだって

それで、そういう生物学的な違いに由来する差だから差別には当たらず、男女比を直す必要はないって言ってた。

でも、生物学的な違いに由来する差は直さなくてもいいんだったら、体に障害がある人が仕事につけなかったり、妊娠出産女性退職してしまう現状も直さなくても良いということになるんじゃないかと思うけど、アメリカではどうしてるんだろう。

ストレートに、女性障害者は社会的弱者から救済すべきだけど一般男性強者から救済しなくて良いって言えば、本当に助けたい女性障害者だけを助けられる主張になるのに。

そこで下手に生物学を持ち出してしまったら、障害妊娠のことまで含まれて、男性だけでなく助けたいはずの女性障害者まで助けられなくなるのに。

なんでストレートに言わないんだろう。

2023-09-22

anond:20230922113230

傷病手当金が切れたら退職してハローワーク雇用手当を貰ったり、

職業訓練を受けて金を貰う事もできる。

それだけ気力があれば大丈夫、焦らないで。

anond:20230921200206

ワイもオーナー側だけどその通りなんだよね。

その自動化システムを構築するための時間給料は払ったんだから、次の給料分働いてもらわないと困るわけ。

自動化システム作っただけで永久給与もらえると思ってるなら、会社員はそういうシステムではないので退職して独立してシステム販売でもやってればいいんだよ。

コストが見合えば毎月のメンテナンス契約してあげてもいいよ。

今の日本雇用契約って基本的時間契約からね。

 

まあその一方で

「じゃあだらだらと手作業仕事してた方が得だよね?」という質問には

「うん、そうだね」と答えざるを得ないのが悲しい現実

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