アメリカでは、大学に進学した人の性別は男性の方が少ないらしいんだけど、その原因は女の子と比べて男の子の脳の成長が遅いからなんだって。
それで、そういう生物学的な違いに由来する差だから、差別には当たらず、男女比を直す必要はないって言ってた。
でも、生物学的な違いに由来する差は直さなくてもいいんだったら、体に障害がある人が仕事につけなかったり、妊娠や出産で女性が退職してしまう現状も直さなくても良いということになるんじゃないかと思うけど、アメリカではどうしてるんだろう。
ストレートに、女性と障害者は社会的な弱者だから救済すべきだけど一般男性は強者だから救済しなくて良いって言えば、本当に助けたい女性や障害者だけを助けられる主張になるのに。
そこで下手に生物学を持ち出してしまったら、障害や妊娠のことまで含まれて、男性だけでなく助けたいはずの女性や障害者まで助けられなくなるのに。
なんでストレートに言わないんだろう。
ストレートに言った人はみな殺されたからさ