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はてなキーワード: 鬱屈とは

2019-11-07

anond:20191107174314

そういう事ではなく、「Gアーマーを出せば鬱屈とした戦争テーマでもスポンサーから金貰ってアニメを作れる」からしぶしぶコアファイターだったりGブルを出したりしてるのに「ブラウ・ブロザクレロに見る富野監督戦闘機械に関しての造詣の深さはとても素晴らしい」みたいなこと言ってるからとんでちんちんかんって言われるんだろ。

マッドマックスにおけるフェミシールドあくまで防御用の兵器であって、攻撃用の兵器ではないんだよ。ババアドラグーンとかそういう方向を褒めるならともかく。

2019-10-28

anond:20191027205520

おっさんにはこれが「ふっかつのじゅもん」に見えた。

こんなところでも増田鬱屈した気持ちが、吐露することで復活へと繋がればいいなと思う。

2019-10-23

悪役が推しになりがち問題

私の推しはだいたい悪役だ。主人公たちから見ると敵側で、自分の野望のためによからぬことをしようとしているタイプのやつ。街を滅ぼそうとしたり、欲望のままに殺人殺人教唆をしていたり、作中で屈指の極悪野郎として描かれていたり。

以前ネットで「悪役ばかり好きになるタイプオタクは“この子は本当は過去に色々あって!この行動とかやばい野望もそこから出てきてるだけだから!本当は悪い子じゃないんです!”タイプと“悪役の悪い所を愛しているから実はいい子とか好きじゃない”タイプにわけられる」(雑まとめ)みたいな所感を見た。私はどちらのタイプも併せ持った厄介オタクである。というのも、私が好きになるキャラは“かわいそうな過去があり、それが原因でやばい事態引き起こしているため同情できるが、それを補って余りあるクズ”みたいなやつが多いからだ。

かわいそうだけど、それにしてもその行動はどうなのよ。超自分勝手じゃん。言いたいことはわからなくもないけど、そのセリフはどうなのよ。いやでもそういう“悪”の部分が好きだ。だがしかし、悲しい過去を抱えながらも自らの信念のために突き進む点だとか、過去経験から鬱屈してしまった人間が強大な力を持っていきいきしだして周りをはちゃめちゃにしていく点だとか、そういう“人間くさい”ところを好ましく思う。自分が本当に尊敬する人だとか、お世話になった人のことは信じようとする“善”の部分もいい。

こういう考え方のオタクになると、自分解釈しか受け付けなくなる。この子は本当はいい子なんです!なファンと一緒にいると、いやいやわかるしその部分が好きなんだけどでもやっぱりこいつはクズですよ、と言いそうになるし、こいつは純粋に悪!なファンと一緒にいると、いやいやでもかわいそうな過去があって.......と言いたくなってしまう。どっちつかずなのだ

挙句の果てに、こういうキャラ原作罵倒されがちだから原作を見るのが少しだけ億劫になってしまう。一番大好きな聖典であると同時に、推しをめちゃくちゃに貶す激ヤバ作品にもなりえるのだ。でもそういうふうに主人公たちから言われるのもわかるのだ。クズから。でもそういうクズなところもかわいそうなところもひっくるめて好きだから罵倒されてるのを聞くと少しうーんと思ってしまうのだ。モンペかよ。

ちなみに私の人生の最推し原作主人公ライバルキャラからくたばり損ないと呼ばれていた。泣いた。でも本人は全く気にしてなさそうでよかった。そういう謎に前向きなところも好きだよ。

監督作家から見る「ジョーカー分析

話題映画ジョーカー」を観た。3日間もの間、印象的なシーンが鮮明に再生され、日常生活を送りながらも映画の中の世界が頭から離れなかった。観賞中は息が詰まるような緊張感が続き、ショッキング描写気持ちは激しく動揺した。

これは一体どういう映画なのだろう。なぜこんなにも強く私の脳内占拠したのだろう。これは議論を呼ぶ名作なのか、はたまたただのトラウマ体験なのか。作品に散りばめられたエッセンスから頭をよぎった監督たちの紹介とともに答えを探っていきたい。

まず系譜としてはマーティン・スコセッシなしには語れない。スコセッシは言うなれば妄執の父である社会が見せる夢に取りつかれた青年現実妄想の間でもがく、という題材をひとつテーマとしている監督だ。アメリカンドリーム皮肉たっぷりに描き、鬱屈した現実とポップな理想を同居させ、若者狂信的な思いを貫くことで結果的社会カウンターパンチを食らう、という内容に特徴がある。主人公にはしばしば常識倫理観が欠如しており、それが社会との隔絶や陰惨な事件を起こす引き金となる。「タクシードライバー」や「キングオブコメディ」でうだつの上がらない妄想癖の男を演じたロバート・デ・ニーロが「ジョーカー」で今度は人気番組司会者を演じているのも意図的皮肉だろう。社会の片隅で生きる男が自意識肥大させて全能感を獲得するという構図は明らかにスコセッシに倣ったものだ。

だが、スコセッシ作品と比べると「ジョーカー」の方が観ていて受けるショックは大きい。はじめから狂気じみたスコセッシの描写する青年と違い、「ジョーカー」の主人公アーサーは特殊障害こそあるものの、それなりの分別を持って慎ましい生活を送る恵まれない男なのだ尊大さよりも不遇を強く感じさせる分、彼が段々と堕ちていくのを見るのはつらい。

似たような余韻を残す作家連想するのはダーレン・アロノフスキーだ。アロノフスキー絶望職人であるこちらも現実妄想の対比によって物語が進行するが、えげつないほどの乖離物理的に後戻りのできない状況を生み出すことによって観客もろとも登場人物絶望へと叩き落とす。往々にして個人における心理状態の変化に焦点が当てられ、描写に肉体の変容を伴うのが特徴だ。職人と称したのは、映像音楽を神経質なまでに駆使して恐怖や落胆、憧れといった感情を煽っていく技巧派スタイルからだ。その画面は暗く、重く、そして美しい。「ジョーカー」を観て「レクイエムフォードリーム」や「ブラックスワン」を想起した人も多いだろう。アロノフスキー作品同様、「ジョーカー」には喪失のものを賛美する鎮魂歌のような要素がかなりある。観客に登場人物と同じ夢を見させた上で、それが緊張とともに深い闇に飲まれていく過程をただただ美しく映し出すのだ。

では、「ジョーカー」の監督であるトッド・フィリップス独自性はどこにあるのか。それは、社会的にインパクトのある題材を濫用し刺激的すぎるほどリアル描写にこだわっているにも関わらず、全体として悲壮感を打ち消しにかかっているところにあるように思う。まさにジョーカー的とも言える、悲劇喜劇かは主観次第、というのを地で行くような趣きがある。スコセッシが愛に飢え、アロノフスキーが闇を愛でる一方で、フィリップス節はなんとなくはじめから終わりまで人々の孤独平行線のまま、深刻なのにどこか表面的で、楽観していて投げやりなのだ

過去作の「ハングオーバー」でもトッド・フィリップスはそんな調子だった。いたずらに過激モチーフを画面に持ち込み、場当たり的に対処していく。物語は緻密に構成しながらも強いテーマ性は内在させず、作り手としての態度はどこか楽観的だ。調べてみるとドキュメンタリー出身とのことで合点がいった。おそらくは観客を引きつけておく演出は最大限発揮しながら、事象としてはすべてありのままを受け入れる、ということである男子寮、バチェラーパーティー、そして今回のジョーカー誕生といい、悪ふざけと相性の良いトピックを選んでいるのもきっと彼らしさなのだろう。待てよ、よくよく考えれば彼の切り口は「やりすぎ男子」そのものじゃないか

だとすると、やはり「ジョーカー」という作品社会的意義を議論するには不向きな映画だろう。映像表現に長け、社会ありのままに捉え、悪ふざけを好むトッド・フィリップスという監督が、人々にトラウマを植え付けるほどやりすぎてしまった結果できた映画なのではないか社会問題全部盛り、過激表現シマシでありながら「そういうこともあるさ」と爽やかに言わんばかりの演出にはそれで説明がつく。それは確かに時代を反映しているかもしれないが、風刺意図や分かりやすメッセージはおそらくそこにはない。

新時代のやりすぎブラックジョーク、それが私の「ジョーカー」に対する結論である

※ 本当はクリストファー・ノーランにも言及たかったが、うまくまとまらなかったのであえて割愛した

2019-10-22

的外れな「ジョーカー」評が出たらみんなで一斉に叩くのって

映画の中で暴れてた奴らの再現みたいでいいよね。

みんな鬱屈してるんだな。

2019-10-20

ジョーカー」見てきたけど無敵の人無双する最高にイカした映画だったよね。

最初しみったれた展開で鬱屈としてたが地下鉄のあたりから「ヒュー! やったじゃねえか!」って気分になったよ。

母親のくだりは悲しみを覚えるけどアーサーも悲しかたことだろう。

金持ちどもへの熱い風評被害な気もした、しか福祉を削ったりとか奴らにとっての「ささいなこと」が積み重なった結果でもあるから「仕方ないよね」

まあブチ殺される側は理解できないだろうから理解できない」って感想が素直に出てくるだろう。

ただ世間一般的には「理解できない」ってふうに善人ヅラしてないといけない気もするので、僕も増田くらいでしかこんなこと言わない。

2019-10-19

追記SMをやめられない

SM歴5年の底辺M女の話だけど需要ある?

とりあえずはやめられないというより、していないと生きていられない、普通を装うのが殊更に難しい人種だと思って欲しい。ストレス発散の捌け口がそこにしかないと思って欲しい。

勿論、美味しいものを食べたり綺麗な景色を見に行ったり友人に会ったりして休日を過ごすことも多い。それもとても楽しい。そうして平日は働いて、家事をし、趣味の本を読んだりして、普通の人の顔をして生きている。

ただそれらで解消されない何かが私の中にどんどんと溜まっていって、限界が来ると訳も分からヒステリーを起こしたりする。過呼吸で倒れたこともある。普通世界普通に息をするだけのことがこんなにも難しい。

SMは私にすべきことをくれる。

虐げられたりそれに従うことが好きだ。自己肯定感のすこぶる低い私にとってそれらは純粋にここにいて良い理由となった。こんなに酷いことをされてそれに耐えているんだから気持ち良くなって良いんだと素直に思わせてくれた。

拘束されていて抵抗できないんだから仕方ない。

首輪をつけられて飼われているのだから従わなければならない。

家具なのだから動いてはいけない。

命令されたことに失敗したら罰を受けなければならない。

そういった強制力が逆に私を解放してくれた。

非礼を詫びて謝罪を捧げ、赦して貰うことが何よりの歓びだった。

好きな人普通普通行為に及ぶことができない。鳥肌が立ち、冷や汗が流れ、全く濡れず、本番が痛くて堪らなくなる。飛び飛びに余計なことを思考して、全く集中できない。

それがSMになると安心感からか途端に体液という体液が飛び散り、大絶叫をホテルに響かせ、不安なまま生きていた日常の全ストレス解放してくれる。

サディズムに甘えているだけかもしれないけれど、S性を受け入れることもまた喜びに繋がった。狂った性癖を満たせるのは私しかいない、私がいないとこの人はダメになってしまうだなんて甘美な状況もだいすきだった。

やめられないのではない。やめたくないのかもしれない。

もしも地方に移り住まざるを得なくなってそんな機会がなくなる未来が来るとしたら、なんて考えたくもない。そうしたら私は気が狂って死んでしまうでしょう。

私は、いま、幸せです。

消えない鞭痕をなぞりながら、秋の夜長にこの文章を残します。

追記

2019年10月に書き、埋もれていたエントリが年を越してから注目されていたことをそのまた1ヶ月後に知って、追記はしない方が美しいと知りながら少し書き足そうと思います

やめなくていいと言ってくれた方、そもそもやめたいという話ではなかったのだけれど、そう言ってくれたことが救いです。

文章が良いと書いてくれた方、ありがとう。こうやって綴ることも鬱屈の整理のようなものであって、SMと同じように私にとって欠かせず、大切なものなので。お礼を言わせてください。

創作だとお思いの方、そのまま幸せに生きて欲しく存じます。それが案外、希望であったりしますので。

落とし所が分からずもがき苦しんでいた時期にはこんな風に書けなかっただろうと想像するに、今なお暗中模索の誰かの目にこのエントリが映れば良いなと。答えは自分の中にあります。とだけ。

ああ、何より、私事に想いを馳せてくれた全ての方々へ感謝を。どうか皆様が生きやすい世の中でありますよう。それでは。

2019-10-12

タクシードライバー観た

人殺ししても相手が悪いやつだと許されるとかすごいな。鬱屈した連中はみんな悪いやつ射殺して気持ちよくなれるじゃん。ていうかなんで日本武器持っちゃいけないんだよ。自由にして欲しい。これじゃ国家奴隷じゃないか警察が銃持ってんだから国家が牙剥いたら国民イチコロだ。くそ家畜だよ日本人は。武器の所持って別にそんなにおかしいことではないよな。国家が独占してる方がむしろおかしいというか。日本人は北欧みたいに国家を信用してない人多いと思うし武器つべきなのでは。香港武器所持できてたらあんなことにはならなかったんじゃないか

2019-10-07

ジョーカーを見てきました

なんだろう、代弁者成功者希望?語彙がありませんが、そういうのを見ているような気分でした。

自分普段考えている鬱屈としたものが、形はどうあれキレイ昇華している絵面をみて、あぁ、これほど素晴らしいことはないだろうなと思いました。

この映画、誰に感情移入できるか、というより、自分人生はあの映画で言う誰と同じなのか、で話が変わるんだろうなと思います

私は暴動起こしている市民でした。あんなことが街中であったら、間違いなく金属バットで車のフロントガラスを叩き割っていると思います

いつだって自分より幸せで裕福な人間は憎いし、そういう人間をどうにかしていい場面があったら、どうにかしない理由が無いです。

から映画見て、スッキリしたんですよね。そういう感情を持ったであろう人々が生き生きと暴力を奮っている絵面は本当に気持ちが良いもので、

自分の暗部がすごく穏やかになったと言うか、少なから掃除された気持ちです。

なので、とても救われた気分でした。

上映後、隣のカップルがよくわからないとか怖いとか言ってて、思わず笑っちゃいそうになりました。

羨ましいな、と思います。この映画がわからない人生を送りたかった。そういう人生を送っている人たちは死んでしまえばいいのに。

2019-09-29

人並みレベル能力も無いのに、特別扱いに憧れた末路

ちやほやされたかったばかりにこんなことに

私は昔から周りの人にちやほやされたくて、でもされなくて、特別存在になりたくて、でもなれなくて、そういった鬱屈した思いを抱えたまま大人になった

子供の頃からコミュ力が低く友達付き合いが上手くいかなかったことが原因ではないかと思われるが、

人の輪の中に入れないまま輪の中心にいてちやほやされる妄想をしていた

でも結局はそれは叶わないまま終わった

コミュ力もなく、器量も悪く、学校の成績も悪く、要領も悪く、当然仕事も出来ず、

新卒就活に失敗して所謂普通企業一般職にもなれずに零細と派遣で食い繫いできた私は

子供の頃よりも更に救いようのない妄想に囚われていった

人とは違う特別存在になりたい

一般的特別存在というのは、生まれながらに人とは違う才能や素質や肉体を持っているひとのことである

社会において特別なのは他の人と同じ条件で競争して成績や売上実績などが突出する人のことであって

なんの根拠もなくある日突然特別存在になる人間なんていないわけで

自分でもおかし妄言であることは頭の片隅では認識しているものの、

丸一日中妄想して過ごすことがあったり、妄想のせいで変な開き直りをしてしまいまともに就職活動をしなかった時期さえあった

この時点で多分30歳はとっくに超えていたかと思う

自分でも頭の病気だなとは思うが、この妄想による自己防衛がなければ、

私が正しく自分というもの客観的自己認識できるような人間だったなら、

今頃この世にいないかもしれない

しろその方が良かったかもしれない

本当はもっと先の人生とか、仕事とか、周りの人への気遣いとか、考えなくてはいけないことはたくさんあったはずなのに、

ありえない妄想時間と脳のリソースを費やしてしまって後悔している

でも子供の頃からの癖になっていて、

もはや私の頭の中にはもう一つの人生があったんだよ

特別存在になりたい

なれるはずもないのにその妄想転職活動での会社選びにも反映されていた

基本的にはノースキル高齢のため選べる仕事はあまりないのだが、

派遣社員として数年間就業してきた秘書職ならば採用してくれそうな会社はあったのに他人への気遣いができる性格ではないことをこの数年間で身に染みて感じていたために辞退してしまった

求人広告の「社長直下経営管理部」とかい惹句に惑わされて入社たらこれだよ

特にやることもなく毎日使い道も分からない資料作りの練習に費やし早2ヶ月目

社内ニートか?

特別能力もないのに特別扱いを夢見た結果がこれだ

具体的になにもできない人間が人とは違う仕事が出来るわけがないんだ

2019-09-28

人の妊娠をやっかむ人

妊娠したがってるのに人の妊娠を嫌がる人はなんなんだろう?

自分妊娠したいのに、いつか自分がなりたい姿の人を嫌うって、意味わからん

そんな風に妊婦を嫌がってたら、体も忖度して余計に妊娠が遠のくのでは?

羨ましいのはわかる。しかし憎いとか嫌いなのはわからん

椅子取りゲームじゃあるまいし、他人妊娠しても自分妊娠率は下がらない。

他人妊娠自分妊娠関係ない。

どっちが先に結婚とか、年下なのにとかも関係ない。

自分なりの条件の中で努力するしかないだけ。

わたし不妊治療してるけど、人のことは全く気にならない。

別に誰が何考えててもいいんだけど、そんだけ日々鬱屈してたら本人もキツイだろうやと思って。

あとそんな鬱屈した人から関係ないのに憎まれる世の中の子連れや妊婦さんが本当にお気の毒。

自分努力をする」って割り切れば、自分も楽になるし子連れさんも無駄な悪意を向けられずに済む。

自分他人不快にして、何がしたいんだ?あの人たちは。

2019-09-25

anond:20190918084105

NTっぽい能力をもちNTの味方なのによかれと思う事を敵のNTから馬鹿にされながら否定され、

味方のNTからはそれは違うんじゃないかなとやんわり否定される鬱屈

2019-09-21

ワンダーラスト

彼氏喧嘩?衝突?してる。

来週久しぶりに会いに来てくれるって予定覚えてるけど、

覚えてないフリしてどこか旅行に出たくなってきた。

さすがにフラれる?愛想つかされちゃう

それはイヤだから、おとなしく鬱屈した気持ちを抱えてでもココにいるべきなのかな。

でも旅に出てリフレッシュしたいよ。

なんで喧嘩するのが土曜の夜なんだよー!!

2019-09-16

人間尊厳を保ったままで

最近本当に性格が悪くなってきている。いや、元々いい性格だったとも言えないけれど、少なくとも今よりは心の中のドロドロ度合いは低かった。

受験生で、まあ第一志望には届かなそうだ。そこからまれ鬱屈性格悪化の原因であるとはわかりきっている。

クラスの人々の多くは推薦か何かで地元地方私大に行くみたいだ。まともにセンターを受ける人はクラスの半分もいないんじゃないか。(もちろん他人の進路に口出しする権利はないので、『楽でいいよな』と思っている自分に気づく→死にたくなる、という一連の流れ...。)

クラススポーツの才能があり、その人が所属する部活顧問にもよく手をかけられている人がいる。私はなぜかそれに無性に嫉妬している。本当になぜ。(その人と私は違う部活だ。私はもう引退したが。)

その人はあまり頭はよくないため、本名でやっているTwitter校則に反することを無自覚に載せている。それを見て私は「あ、これネットに上げて学校側の目につくようにすればどうにかならないかな」と思い、その手立てを考えた。該当ツイートを保存し、某高校口コミサイトあくま高校レベルの低さを指摘する形で画像リンクでも貼っておけば、先生達も対応せざるを得ないだろう。

そこまで考え、リンクを保存までして、結局やめた。足がつくのが怖かった。実行して何も起こらないのが怖かった。そこまでの悪人になるのが怖かった。

まり私は、学校では賑やかに振舞っているけれども実際のところ性格カスゲボ野郎だってこと。

いまは内心の悪をさらけ出すことはない。(頑張って耐えている、怖いのでただ言えないのもある) しかしこのままでは自分倫理心中の悪に蝕まれて消えちゃうんじゃないか、それが一番怖い。私は人間尊厳を保っていたい。

受験結果がどうなるにせよ高校を離れたら改善すると信じたい。いや、自分でもそう努力します...。どうしようもない文章でごめんなさい。

2019-09-08

青春

学生時代にいわゆる「青春」を経験せずに青春出来なかったなって鬱屈した想いを抱えながらまともな社会人生活を送るのと

青春経験してうだつの上がらない社会人生活を送る方だったら

後者のほうが死ぬときに良い人生だったなって思えそう。

2019-09-04

情緒が安定しない

仕事やらプライベートやらでめちゃめちゃ忙しいわけではないんだけど、

どれも進捗や結果が芳しくない現状が辛い。

自分努力不足なんだろうなと自覚しているけど、だからって心が安定するわけでもない。

自分なりのPDCAを繰り返しいく行為の辛さを吐露しても「甘え」にしか見えない。

こうやって増田に書きなぐっているのも良くない。

掘り下げていっても八方塞がりで行動する以外の選択肢がない。がいつだって行動でもできるわけでもない。

大人になれていないんだろうなと思うけど。

じゃあ悩まないのが大人かというとそうでもないでしょ。

とかっていう堂々めぐりの悩みで進捗でもない。

この鬱屈とした状態って一生抱えないと行けないのだろうか。

一生病気ってレベルってほどでない精神弱者のままなのだろうか。

2019-08-23

そろそろ夏休みも明けるのでいじめられてる人へ

夏休みの間、君をいじめてた子は君のことなんか忘れて楽しく過ごしてる。

君が辛くて、出掛けてあいつらにあったらどうしようとビクビクしてる間も。

卒業したら、転校したらいじめが無くなると思ってる?

世界中のどこにも君をいじめ人間はいるよ。

大人になれば皆まともになると思ってる?

大人になってもいじめる奴は一生いじめる側だし

いじめられる側は変わらない限りいじめられる側。

自分が変わればいじめられなくなる?

今まで君がいじめられて鬱屈と過ごし成長を止めてる間に

いじめてた奴らは君のおかげでストレス発散できて

充実した生活を過ごしながら人間的に成長できている。

そんな人達に追いつけるだろうか。

頑張ってもどこかでボロが出てまたいじめられる日々に戻るよ。

いじめが悪いことだってみんな口では言っても

いじめはなくならないよ。

だって君をいじめることにデメリットはないんだもの

教師だって家庭だって社会だっていじめる方を守る。

人をいじめられる奴の方が人間的に魅力だから

暗くていじめられるような人より、

明るくて人をいじめられる人の方が人気があるのは今まで生きてて分かるでしょ?

君をいじめることにはストレスを発散できるというメリットがあるが、

逆にデメリット殆どない。

君は何をやっても黙って耐えてくれるし、

やりすぎてしまっても転校か自殺かで勝手に消えてくれる。

それに対していじめた方はちょっと注意されるだけでいじめたことで人生に悪影響は与えない。

自殺をすると学校もご近所様もいじめた方の味方をして

いじめられた方の遺族をいじめだすのを知ってる?

いじめられた方の味方になるのは遠い所にいる全く関係ない人たちだけなんだよ。

しかもその人達も口だけで終わる。

しかしたらいじめは良くないと言ったその口で他の誰かをいじめてるかもしれない。

いじめをすることに圧倒的なメリットがあって

いじめをやめるほどのデメリットはない。

世の中全てがいじめを推進するようにできている。

からいじめはなくならない。

君がいなくなっても

いじめる奴らが生きてる限り

他の誰かがいじめられる。

2019-08-20

戦争してもいいぞ日本

さっきふと、「あ、戦争してもいいな」って思いついた。

戦争になったら、徴兵があるだろう。

徴兵されたら、衣食住は保証されるし。ごはんも食べられる。衣食住なら刑務所でもいいけど、刑務所前科ついちゃう。それは嫌だ。でも戦争なら勲章やらもらえる機会もあるしさ。少なくとも前科はない。

それに免許とか色々取れるんじゃないかな。戦車重機だし。

それに最悪、前線行方くらましたり、PTSDになったり、シェルショックになって病院に担ぎ込まれたりすると楽だし。

死ね家族に恩給出るかもしれないし。

刑務所で死んでもお金もらえないしね。

まぁ、生活にどんづまったわけだよ。

行き詰ったら兵士。これ鉄板

別に他国の人に恨みがあるわけでも、愛国心があるわけでもない。

でもこれはそろそろ戦争したいな。

戦地に行きたい。

まぁ大変なことは分かってるよ。俺も2本指ないし。ああいう痛みが日常にあるのだということをわかっている点では、これを読むあなたよりはよく想像しているよ。

とはいえ相手の国の人も大変なことになるのは辛い。

しかしあれだ。前の戦争の時も一般の人ってこういう感覚戦争行ったんじゃないかね。

兵士になれば白飯たらふく食えるってんで志願した人も多かったんだろ。

愛国心よりも飯よ。

で、まぁ戦地に行けばそれなりにムクムクと愛国心だとか使命感とか湧き上がってくるだろうしさ。部隊の人らと一体感を感じたり。それで飯が食えるならまぁ別に

もちろん日本はクソだから自衛隊の奴らとかがここぞとばかりにリトル牟田口みたいになって新参をイビりまくるんだろうけど、俺はそこそこガタイもいいし、動物的なコミュニケーションも苦にならないから向いてると思うんだよな。まぁ最悪、いじめの標的にはならないくらいの知恵と体力はある。

理想宇宙人とか地底人侵略してくることだけど、奴らを撃退しても金はもらえない気がするんだよな。文永弘安の役とか秀吉の明出兵みたいな感じで、石油とか資源とか領土を得られないと生活は苦しくなるだけだ。

いや待て、地底人なら領土増えるか。いきてえな、地底出兵テレスドンとかゴモラかいるのかもな。

靖国で会おう!」とか絶対面白いだろ。靖国とか知らねぇし行ったこともないけど、戦地の高揚感で俺は絶対言う自信あるよ。

めっちゃかっこいい遺書とか書くしな。そりゃ書くよ。腹は減っても脳内物質。ここぞとばかりに文例探しに精を出すよ俺は。

あれだよ、普段奥さんに何にも言わない奴が病気かになったらいきなり感謝手紙書くやつ。あれよ。

短歌とか詠んじゃうかもしれねぇ。やべぇな。飯も食えて短歌も詠めるんだぜ。半端じゃねぇよ戦争

まぁまじめな話をするとさ。

つまるところ戦争って無能な奴でもそれなりに名誉と一体感と成し遂げた感を得られるからすげぇシステムなわけよな。それが封印された現代はそりゃあもう鬱屈してくるわけでさ。モヤシ野郎が金稼いでウェヒヒやってるわけだし、ウェヒヒ野郎と俺とで最前線に出て平等に死のリスクさらしてほしいもんだ。

まぁ無理だな。

ウェヒヒ野郎はなんとしてでもリスク回避するし。政治屋どもはゴミカスだし。自衛隊野郎はイビるしか能がないしな。つーか当たり前だな。戦争を上手くやれるような能のあるやつらが舵取りしてりゃ、こんな史上最高の好景気なんて来ないわな。

リトル牟田口跳梁国家ジャパンにようこそってな。カモンベイビームタグチ。

牟田口もやべぇよな。余裕で現代でも通用する男だぞ。河辺も忘れちゃいけねぇ。河辺-牟田口の最強ラインに東條からの最凶指令が飛んでくるんだぞ。完全にやべぇな。

断言するが、牟田口が現代に転生するとめっちゃ出世するよ。むしろ森あたりが生まれ変わりかもしれねぇ。安倍河辺だな。

でもやっぱ森では役者不足だな。凄みが違う。森はゴルフだが牟田口は前線芸者遊びだからな。サラリーマンとしてのモノが違うわけよ。

一周回って牟田口が好きになってきている。やべぇ。

なんかかわいいだろ牟田口ってさ。目がしょぼしょぼしてて、まるで自信も能力もなさそうな小男。髪の毛はやして髭そったら普通サラリーマンだろ。

そんな小男が8万人だったか兵士殺戮した超将軍サラリーマン牟田口やべぇ。

ちょっと値段の張る車に乗ったら途端に態度でかくなるサラリーマンいるだろ。あれだよ。そいつ牟田口だ。

牟田口がそこら中にいる。昔も今もな。

適当上司を思い出してみろ。そいつ牟田口だ。髪の毛そって適度に太らして髭はやしてみろ。リトル牟田口の完成だぞ。

逮捕された宮崎(どっちの宮崎を思い出してもいい)な。あれも同じ画像処理すれば牟田口だぞ。ああいうのも牟田口になるんだよ。もちろん俺も、お前の上司も、お前もさ。

牟田口やべぇよ。エージェントスミスだよ。

全国の牟田口さんすみません

そろそろ「牟田口学」とか創設してデビル風見鶏・東條とか見つめ合うと素直におしゃべりできない河辺とかごく普通日本サラリーマン牟田口とかを徹底的に研究すべきじゃねえか。

まぁ話は逸れたな。

戦争なー。

まぁしたい気持ちとしたくない気持ちは半々だな。能動的な理由あんまりないんだよ。飯食えたり、人生リセット(電源落ちるかもな)したり、いろいろできるだろ。ゴミカス戦争責任でいなくなるかもしれんしな。

でもまぁリスクはあるよなぁ。相手の国の人に申し訳ないしな。

軽く考えてるように見えるけど、やるとなったら結構ガチでやっちゃうよ俺は。

というか否応なしにそうなるだろうな。高揚感と愛国心ブーストめっちゃかかるから、今じゃ考えられないほどシリアスになるだろう。

「昔の人は立派だった」なんてことは一切ないわけよ。その場にいれば誰だってそうなる。

ウェヒヒモヤシ野郎も女を抱いて金を稼ぎ始めたらいっぱしの哲学語り始めるだろ。あれと一緒だ。

戦争してみりゃわかる。みんなすごい立派に見えてきて、「たとえ負けても日本大丈夫だ」みたいにシリアスになるよ。そのシリアス空気と、飯が食える環境と、名誉が欲しいんだな俺は。

そして残念ながらこの現代社会ではこの3つは保証されない。

やはり俺は戦争したいな。

と言うわけで、表現言論の自由行使してみましたよ。

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書いてみて思ったんだが、俺めっちゃ左翼だな。

ここまでキープレフトだと煽られることもないんじゃねえかってくらいに左翼だわ。

でも戦争はいから安心してくれ。同期の桜とかめっちゃ歌うよ。斉唱ちゃうよ。

2019-08-11

anond:20190810235017

 分かるなぁ、こりゃ出会いが悪過ぎるよw

他にも色々RPGやってそうだけど、トラウマレベルだよな。

なのにみんなしてドラクエドラクエ言ってるし、やらない奴はRPGきじゃないみたいな風潮だもんな。

かに聞いて欲しいみたいのはあるだろうし、ドラゴンボール駄作だって評論して滅多打ちになってた記事が少し前にあったけど、ああい逆張りじゃなくて普通に嫌な記憶ばっかりなんだからこう感じるのは仕方ないと思うぜ?

 ただまぁこれってDQ6が悪いんじゃなくて、セーブ方法が原因じゃん? 素晴らしかったって自分でも書いてるし、心の傷が癒えるまで待つしかないよな。


 助けになるか分からんが、リアルタイムRPGが拡まっていくのを思春期経験してたオッサンの長ーーーい話でもポテチ食いながら読んでくれ。暇な時でいい。

ドラクエ1ってさ、最初世間の目はこんな感じよ。

「あー、ピコピコやるやつですごろくみたいの始めたのか。ちゃん勉強しろよ?」

「しょーがねえなぁ少年ジャンプとガキ共は。まーた欧米かぶれの下らないゲームで盛り上がって」

「まぁ子供の入門wwにはいいだろw RPGは難し過ぎるし、アラレちゃんの奴(笑)が絵を描いてるんだろ? エンガチョだよなw」

 体感、一つ目が7割、二つ目が2割、最後意見が1割弱って感じだな。尤もゲームを多少は知ってる人間の話で、半分以上の人はもっと批判的か無関心だ。

興味ないとか不良のやる物とか面白そうだけど目が悪くなるとか、どうせファミコンなんて一過性ブームだろうとか、放っておけば飽きる、とかな。

 大人がどうしてファミコンを許してくれたかっつーと、ゲーセン行かせるよりマシだったからなんだよ。

ゲーセンってのは不良とヤクザ仕事をしないサラリーマン営業と、後は風俗水商売の女が男に連れられて行くもんで、要はインベーダー喫茶に毛が生えたヤツな?

 ゲーム≒インベーダーだから。まだこの頃。

おもしれーだろ? スペースハリアーとかグラディウスがあるのに世間はインベーダーなんだよ。それに毛が生えた程度しか思われてねーの。

 もうちょい詳しいとギャラガとかパックマンくらいか? ゼビウスもあったけど「まぁ若い子の一部には変なモノが流行ってるな、マイコンマニアは無害だしエレクトロニクス時代からそのうち使い物にはなるかもしれない、放っておけばいい」って感じだよ。

 大人たちは高度経済成長からバブル真っただ中で忙しいんだけど、マジメな人がゲームは無害かどうか見守ってた空気だな。

っつーのはさ、『みんなそんなに遊ばない』んだよ。

 子供からピコピコやってても見逃して貰えるけど、基本的にまともな大人は遊びの話を人前でするものじゃねーワケ。悪い事だったんだよ、それ。

庶民の娯楽として市民権があったのはボーリング映画だな。運動身体を鍛える物だからスポーツはキホン除外で。

 釣り生活の一部(の延長)で、テニスゴルフは限られた金持ち趣味で、健全な奴はキャンプとか山登りとかか? いやネクラ君達には卓球もあったなw

まぁオッサンもガキだったか勘違いもあるかしれんが、遊びってのは『大人の許す範囲でやるもので、豊かになったから恵まれ子供達を好きにさせてやってる』って感じだった。街を作るのに忙しかったんだよ、大人は。後はその弊害を処理するとかな。あ、夜の遊びは例外な?


 どう言ったらいいか難しいんだが、別に今を否定しようとかってんじゃなくて、大人若者には明確な溝があって気楽に口を利いて貰えないっつーのかな?

俺は都会の人間からかしれんが、道路上下水道電気ガンガン整備しなきゃいけないからガキはどいてろって空気なんだよ。日本中

 …んで、激しい仕事が終わった連中だけが飲んで騒いでよくて、仕事付き合いしながら店で歌ったり踊ったりしつつ駅とか公園とか会社で寝てまた仕事するワケよ。

それが当たり前なの。w スゲーだろ?

 日曜日に休める幸運大人テレビだな。ちゃぶ台ビールで。だらしない人は横になって。

上に書いた娯楽は会社許可必要申請はいらない)みたいな感じでさ、家族サービスとしてデパート遊園地動物園なんかも認められてはいた。

 休むのに理由必要だったんだ。みんな。


 長いけどジーサンバーサンと会話が弾むかもしれないから、もうちょい我慢して付き合ってくれ。

そういう中でのゲームってのは、娯楽のオコボレとしてひっそり発展してた。

 例えばバッティングセンターの片隅に。

 デパートおもちゃ売り場のディスプレイとして。

 ボーリング場や温泉ゴルフ場の待ち時間潰しや、遊園地の片隅。

 大きなスーパー遊戯機械コーナー。

 使い物にならない不良のたまり場の喫茶店、そして駄菓子屋

毛色の違うものにとしてLDゲームもあったが、まぁそれは置いとこう。

 大人には相手にされない子供騙しのゲームは、ユダヤ人貿易商テコ入れもあってインベーダーブームヤクザの懐を大いに潤したが、“ほんの5、6年”で下火になって行った。

一部のエレクトロニクスマニア自分で作ったり改造したりもしていたが、技術屋さんが変わり者なのは仕方ないってのと、将来のメカトロニクス産業を支えるかもしれないから、って見逃されてた感じだ。

 ……知らねー言葉が多かったら笑いながら検索してくれな?

あと、パチンコ産業も大きく関係してるが複雑過ぎるし知識が足りないからそれも省く。

 ともかくそういう中でマニアオタクじゃねーぞ?)の趣味としてブロック崩しが一時期売れたりしたんだが、それは大人玩具って位置付けで高級パーティーグッズに近かったかな。8トラとかみたいにさw

「すぐ飽きるよ」つって数年で押し入れの奥にしまわれる運命

 めんどくせーから時系列を丁寧に整理しないが、縁日の射的や温泉卓球オマケとしてブロック崩しが拡まり、インベーダーで日本中の100円が足りなくなり、家庭用単機能ゲーム機が玩具として売れ始め、パックマンギャラクシアンドンキーコングとかマリオブラザーズとかゲームウォッチなんかのブームもあって不良少年社会問題化したので子供ゲーセン出入りが禁止され、ヤクザ無線屋とジューク屋と興業屋がシノギを削ってそこにマイコンブームが来て、玩具屋も巻き込んで産業スパイ使って殺し合いをしながら兎にも角にもファミコン誕生した。


「これからコンピューター時代です」

一家に一台、ファミリーコンピューター!」

https://www.youtube.com/watch?v=gguhhdbXD7A (当時のCM動画

 ってな具合よ。

大してして話題になってねーけどな。

 マイコンブームってのはまぁパソコンと同じで若者勉強するなら仕方ないって面があってだな? アメリカから技術文化を学ぶために赦されていて、ウルティマだのウィザードリだのをマイコン好きやその開発者がこっそり持ち込んで研究してたらしい。主流はパズルアドベンチャーゲームな。息抜きアクション、暇潰しにシューティング変態野郎エロゲ

 んで、ハイドライドやドラスレが出て、そういうのに関われない可哀想子供の為に何とかごまかしてジャンプが無理矢理宣伝して売ったのがドラクエってワケだ。

いやー辿り着くまで長かった。ww

 当時のマイコン誌とか全然詳しくないんだが、エロと一緒にRPGブームを作ろうって盛り上がってて人気はロマンシアだな。

都築和彦 大浦孝浩 山根ともお 佐藤善美 なんて出てるが、この辺が一流のイラストレーター様で鳥山なんざアメコミカブレのギャグ漫画家で、偶々アラレちゃんで当てたロリコン野郎だったんだ。

 分かるな? 子供向けだから許される変態スレスレ漫画家ってポジションだ。

本人がどうかは知らんが小児性愛スレスレの際どいシュール漫画をヒットさせてて、コメディから許されてた。本格的な変態うる星やつらを読んでたから、それで被害を免れてた部分もある。

 宮崎事件はまだだから大してバッシングもされてないし、手塚水木一郎みたいにグロくないからまぁ読ませといてやるかってレベルだ。

冗談でもねーし悪意もねーし中傷でもねぇ。

 高尚なイラストレーター様達はマイコンゲームを上流の趣味として仕掛けていなさったんだよ。っつうか、それに加わってらっしゃった。

少なくとも俺や俺の周囲の視点ではそうだったって話かしれんが、テクノブームゼビウスがなければファミコンあんなに受け入れられてないし、マイコンマニアがそんなに御大層なモノかっつーとガキの遊びよりはマシだが「ちゃんと育ってくれればいいけどねぇ」ってのが世間の目。そして市場的にはキャプテンシステム復興なるか? スーパー301条でまたやられなきゃいいけど…、ってのがあって家電を支えるから変人趣味として黙認されてた状態だ。

 そのごく一部だぞ? そういう不真面目な研究家っつかーの中のホンの一部が、西洋ファンタジーを輸入する事にした。

コンピューターメカトロニクスと、日本産業の発展の為に。

 一方のファミコン玩具だ。

ガキの遊びで性能はそこそこだがアタリショックの後だから「どうせ消えるでしょw って言うかコンピュータじゃないじゃんww」みてーな。

 ああもう疲れた。読み難かったらスマンが、もうちょいだ。


 結論としてはだな?

マイコンマニアが愉しんでいる残りカスを下らん少年誌の連中が怪しいソフトハウスと組んで出来損ないの子供騙しを売り出したのがドラクエで、当時は殆ど売れなかったんだ。

 ファミコンを最強にしたのはスーパーマリオであって、それにビウスブームが加わり、ナゼか狂ったように売れたジャンプの力があってようやくドラクエ2が少し話題になっただけなんだ。

ゲームの出来としてはFFの方が上だし、ストーリーヘラクレスの栄光の方が評価されてた。

 ちゃん世界背景が練られてないじゃないか、と。なんだこの雑なグラフィックは、と。

パスワードとか拷問だよなww でもマイコンプログラミングに比べたら単純だし、子供文字を覚える勉強くらいにはなるだろww

 ファンタジーなのにタケヤリが武器屋で売ってるんだから、やっぱギャグだよなぁ…。

まぁ鳥山独自の味があるしギャグ漫画家だし、ともかくガキの遊びだから許してやろうぜ、と。

 そういう感じだよ。当時の大人見方は。

そうして大人若いお兄さん達に見逃して貰いながら、戦後最大のパワー(他の世代の倍の人数だ)を持った団塊の世代の子供達は「きっと次はもっとすごくなる」とか鬱屈した思いを抱えつつ、ようやくセーブ機能実装されたドラクエ3に狂喜乱舞する事になるワケだ。

 この当時には受験戦争って言葉もあってな? まぁもうドラクエやってる時点で大半は負け組なんだが、そういうストレス子供の逃避として機能してたのもあるかもしれねー。

それから小・中学生が初めて見るファンタジー世界冒険を嬉々として大人に語ってたら、中々ぶん殴って勉強しろって言い辛いだろ?

 修学旅行ファミコン隠して持って行って旅館テレビでみんなで遊んだとかどーしようもねぇバカもいたみたいだけど、そこまでするくらい好きなら勉強すれば許してやるかって笑いになるだろ?

うわーもう超なげーわw

 軽く見直したけどなんだよコレw オッサンどんだけ語りたいんだよ?ww って感じだけど、でもまぁオッサン達にとってサクっとこれくらい書けるくらいの思い入れは結果としてできちまったんだ。ネット対立煽りが盛り上がるように、苦労したり批判されると人間ってムキになるだろ? その方が熱意も強くなるんだよ。

それから人口比ってのはデカくてさ、マイコンのお兄さん達には遊んでばっかりでごめんなさいって部分もある(でもバブルは恨んでるけどなw)んだが、元増田みたいに感じてる若い子が出てくるんじゃねーかと最近不安になってたらやっぱりねって感じで、それでも思ったよりマイルドだし、きちんと自分だけの問題として語ってるから「もういい加減に叩くのやめてくれよ」って気分にならずに済んでて、俺達世代としては「ゴメン無理矢理押し付けたりしないから頼むからもう批判しないで」って言いたい。キミに、じゃなくて世間になんだけどな。

 もしかしたらそれがメインでこんなに長く書いてるのかもしんねー。


 感じ方は自由だし、言うのももちろんだし、それを否定する気はない。

ただ、オッサンらは戦争も知らないし高度経済成長には貢献してないし豊かさの頂点で育たせて貰ったから、負け組世代として罰を受けてるのかもしれない、とかもちょっと思ってる。

 ゲームばっかりしてて悪かった。

マンガもたくさん読んでてすいません。

 子供も作れてないし収入は低いし老いた親を満足に面倒見る蓄えもなくて申し訳ない。(っつってもそういうヤツの比率世代差がどれくらいかまで知らねーけど)

だけど、それだからせめて精一杯楽しんだゲームで辛い思いをしたりして欲しくないってのは割とあって、スマホゲー禁止とか言わないし弾圧されるんだったら助けてやる。

 助けてやる力は碌にねーんだけど、そうしたいと思ってる。

唐突だけど終わる。言いたい事は書いた。

2019-08-08

制服デートとか学校帰りのチャリンコ2人乗りとか青春時代多くのカップル経験するそれを経験できずに鬱屈した想いを抱え続けて生きるキモオタじゃなくてよかった。

 

2019-07-09

anond:20190709181538

鬱屈とした気分になった時に使うといいよ

9.18事件で辞職したPがKING OF PRISMに救われた話

まぁ表題の通りなんですが、これは一人のオタクの半生記です。


今や押しも押されぬ一大ジャンルアイマスだが、当初は一部で人気のアーケードゲームに過ぎなかった。

それが箱◯が出て、ニコニコ動画が上がるようになって、人気が出てきて

毎年ライブはやってはいたけど、続編は発表されずに5年が過ぎて

迎えた2010年7月3日

アイドルマスター2発表

それまでの人生であそこまで泣いたことはなかった。

しか歓喜の涙だ。

友達に抱えられて会場を出た。

会場で流れたPVを家に帰っても何度も何度も眺めた。

続編を出すというまで5年かかった。

でもその時は本当に嬉しかった。

『皆で前に進める』

そう思ったから。

でも

そうはならなかった。


https://www.google.co.jp/amp/s/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/20811.amp

先に言っておくが、僕はジュピターに関しては何ともない。

Mマスが出た今となっては、そこに至るまで頑張った彼らのことはむしろ大好きで応援している。

僕が一番つらかったこと。

あずささんをプロデュース出来ないと言われたこと。

『皆で前に進める』と思っていた。

しか希望歓喜に満ち溢れていた未来は、あっさりと刈り取られてしまった。

表現を選ばないで言えば、本当はアイマス2の発売日にバンナムの前で腹切って死のうとまで思った。

未来がないのであれば、殉死するべきではないかと。

でも弱い僕は出来なかった。

その後はゾンビのようにただただ生きていた。

Pだった時ほど気持ちが沸き立つこともなく

Pだった時ほど心がときめくこともなく

刈り取られてなくなった未来以外の未来を追えなかった。

Pを辞職して浮いた時間予算で、バイク自転車に乗り始めて、それで新しく友達が出来たりとプラスになったこともあった。

でも本当の心は棚上げされたままだった。


仕事に生きようと思い、手に職を付けようと業界を変えた。

しかしそこは未経験人間はとことん辛く当たる業界だった。

転職して1カ月の間は毎日いつ辞めようか考えていた。

そんな時、プリズムショーに出会った。

最初ハート❤︎イロ❤︎トリドリ〜ムを聴いても、やばい歌だとゲラゲラ笑ってるだけだった。

でも、だんだん魅せられていった。

キャラクター皆の頑張りと成長の物語に惹かれていった。

特に速水ヒロ

「やべぇヤンホモがおるwww」と毎週1話1話を楽しみに待つようになった。

そして2014年2月15日

その日は大雪が降って、電車も止まっていた。

それでも這ってでも出勤しろと言われた。

「今が辞めるタイミングじゃないか

そう思いながらレインボーライブを観ていた。

しかし、そこでヒロくんは跳んだのだ。

スターライトエクスプレスを。

天下のJRですら電車を動かせないのに、ヒロくんは電車を動かしたのだ。

久々に、本当に久々に腹の底から笑った。

そして涙が出た。

憂鬱気持ち、人として扱われない毎日鬱屈した気持ち

それをあの日のヒロくんは吹き飛ばしてくれたのだ。

アイマス2の発売日から3年経っていた。

あの大雪の日、僕は漸く、一歩だけ前に進めた。


その職場で踏ん張り続けて更に2年。

2016年1月9日

KING OF PRISM by PrettyRhythm 公開

それまでボーイズCDプリパラ劇場版ルート4で細々と生きていた僕に突如与えられたガチの続編。

正直総集編でもよかった。ヒロくんは勿論、オバレやなるちゃん達のその後を少しでも知れたらそれだけで幸せというくらいの気持ちで観に行った。

そこで待ち受けていたのは想像を遥かに超えた衝撃だった。

総集編?続編?そんなチャチなもんじゃなかった。

それまでの話題性や客入りから絶対に続きなんて望めない。

しかし、この作品にはあったのだ。

次回予告が。

僕は思った。

この作品を皆に観てほしい。

絶対自分の周りの世界が煌めいて見えるから

そして

絶対にこの話の続きが観たい。

観れなかったら一生後悔する。

アイマス2が発売されてからオタクとして全く無気力で人に何かを勧めるなんて全然やってこなかった。

そんな僕が本気で勧めた。

それに乗って観てくれた周りの皆には本当に感謝しかない。

そして、今度は『未来』が繋がった。

公開が延長し始めて最初の頃の舞台挨拶でシンちゃん役の寺島惇太くんが言った。

「僕、この作品を初めて観たとき『なんて面白い作品なんだろう!』って思ったんです。でもあんまり伸びてないって言われて、『アレ?僕の感覚が間違ってたのかな…?』って思ったんですけど、今こういうことになって、自分は間違ってなかったと思えました!」

それを聴いたときは本当に嬉しかった。

自分も心底頑張って、周りにも助けられて、

今度こそ、『皆で前に進めた』んだなって。


その後キンプリまさか一年間のロングランをして、サントラも、円盤も出ることになって、そして

2017年6月10日

KING OF PRISM -PRIDE the HERO- 公開

僕はと言えばこの前年の11月会社を辞めていた。

毎日終電帰宅する生活社長以外の人間から変わらなく受けるイジメ、売上を一番出しても誰も手伝ってくれない仕事量とプレッシャー

僕は鬱で起き上がれなくなった。

友達もそんな自分からは少なくない数が離れていった。

一生の付き合いだと思った友達も。

毎日死にたい、消えたいと思っていた。

それでも、キンプラを観るまでは死ねなかった。

何もない自分人生で唯一勝ち得たものだったから。

神様はいると思う。キンプラはなんと試写会で1ヶ月早く観ることが出来た。

今度も想像以上だった。でも観たいと想像したものは全て観れた。

思い残すことはこの時点でなかったと思う。

でもここに至って起き上がれるようになった。

ヒロくんのショーは俺が沈み切ったところにまた届いたのかもしれない。

体調は一進一退を繰り返す状態ながらも、なんとか働けるところまできた。

そこで発表された三度の続編。

もう、ここまで来たら見届けよう。

再就職先も同じ業界だったが、今度は周りの人に恵まれた。

同僚に支えられながら、少しずつ良くなっていった。

今度は仕事でも未来が見えてきた。


2019年3月2日

KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- 公開

長くなったが今回の話で一番語りたいのはこの作品だ。

12話でシンちゃんは観客に向けて11話で自分のしたことへの謝罪をする。

それに対する観客の反応は

「いいよー!」

大丈夫だよー!」

好意的ものが大多数だった。

このとき思った。

泣いてる少数派は9.18事件ときの僕、そして同じく傷ついた人達と同じじゃないか、と。

普通なら世の中は少数派には目をくれず、大多数の意見を拾ってそのまま進む。

少数派は切り捨てられる。実際僕らはそうだった。

でもシンちゃんは違った。

泣いたままの少数派をしっかりと見たのだ。

そして、少数派の為に涙を流し、あまつさえ大好きなプリズムショーをやめようとする。

なんで、なんで

シンちゃんは何にも悪いことをしていないのに

でもシンちゃんは僕たちを見てくれた。

僕たちのために泣いてくれた。

僕があの当時欲しかったのはそういうものだった。

それをシンちゃんは今回与えてくれたのだ。


そして皆のショーが始まる。

今まで長々と書いてきたのもこれが理由だ。

ナナイロノチカイ!』が僕の心に響きまくったから。

『今ここに立っていることが 僕の最高の幸せ

僕の方こそそうだ。何回も人生やめようと思った。

でもこうしてここにいるのは、この作品、皆に出会たからだ。

『そう気づいたのはいつも近くで 誰かが支えてくれたから』

離れていった人も確かにいる。

でもそんな僕にもまだそばにいてくれる人がいる。

皆がいなければここまで来れなかった。

『どんなに辛く悲しい気持ちも 困難に負けそうな時も』

沢山あった。本当に沢山。

『僕らがいる 心配しないで

もう一人にはしないから おいで』

ここまで、ここまで言ってくれるなんて


かつてコンテンツに切り捨てられた。

身も心も全て捧げたコンテンツに。

もう何も信じられないと思った。

アイドルというものも、コンテンツも、制作も。

でも

この世に愛はあると

ファンからの愛をコンテンツは受け止め

コンテンツは更に愛を大きくして返してくれると

セプテントリオンの7人とKING OF PRISMという作品はそれを教えてくれた。

コンテンツの方から一緒に生きて行こうと言ってくれた。

こんなに嬉しいことはない。

キンプリは、スッスッスはあの時、そしてその未来で得られるはずだった

オタクとしての充実感を

オタクとしての達成感を

僕に与えてくれた。

9.18事件から9年

やっと僕の心の傷は塞がりました。

傷が治ったわけではないけれど

塞がってくれた。

この先僕は22世紀まで歩いて行こうと思う。

22世紀で皆とハグしたいから。

ありがとうのかわりに好きって言い続けてよかった。

これからありがとうと言い続けたいと思う。

2016年に恋だったものが、2019年に愛になった証だから



ありがとう

2019-07-04

[] #75-7「M型インフルエンザー」

≪ 前

そうして俺が目的地へ走っている時、兄貴乗り物優雅に移動していた。

「それで弟は、『“M”の話を鵜呑みにする人間が多いのは奴が“インフルエンザ”だから』って言ったんですよ」

「ははは、インフルエンサー病原菌いか

乗り合わせたセンセイとバスに揺られながら、なんだかユラユラっとした会話を交わしている。

「どうしてあんものを信じるんでしょうね。知識や読解力がなくても、そもそも匿名文章って時点で疑ってかかるもんですが」

「恐らく、そこはどうでもいいのだよ。彼らにとって信用できるか、情報が確かであるかなんて重要なことじゃない」

「ええ? 最も重要な点だと思うんですが」

「彼らにとって重要なのは、興味深いかどうかだよ。その情報に対して自分が何を語りたいか他人がどう語っているかだ」

自覚があってなおかつ、興味本位で囃し立てているんですか」

大衆は愚かではあっても馬鹿ではないということさ。あれを本気で、何の根拠もなく鵜呑みにしている人は少ないだろう」

「ああ……そういえば、クラスメートも『本当だったら何か言いたくなるし、嘘だったらそれはそれで何か言いたくなる』とか話してました」

「まあ、場末ネットに限ったことでもないがな。マスメディア情報をこねくり回したり、コメンテーター適当なことを言うのも同じさ」

「それにつけても“M”がインフルエンサーだってのは変な話ですけどね。どこの誰かも分からない人間言葉権威があるなんて。ましてや一般社会から隔離された状態で、社会意見だとかを吹聴するなんて馬鹿げている」

「マスダの指摘は興味深いが、案外“M”当人に崇高な理念目的はないかもしれないぞ」

「では何のために? 他人にどう受け取られるかといった意図や期待も希薄なまま、わざわざ目につく場所で主張することを憚らない。一体どういった心理なんですか」

「要は独白、“呟き”なんじゃないかな。自己顕示欲承認欲求といったものすら漠然としている。自分の中にある鬱屈とした想いを、ただ発露したかっただけなのかもしれない。ネットにはそういうタイプ結構いる」

「それじゃあ、まるでガムを道端に吐き捨てるようなものじゃないですか。噛み終わったのなら、紙に包んでゴミ箱に捨てるべきだ」

ネット社会はそういうのに大らかなのさ。現実公道とは違う。だから、彼らは自分の口の中にある“ガム”を吐き出すんだよ。それがどういう結果に繋がるかを深く考えないまま、ね」

「うーん……理解に苦しみますが、辻褄は合いますね。ネットからこそ“M”には権威があり、それに便乗して語りたがる奴も多くいるわけですか」

「実際のところは分からないがな」

そんな感じで兄貴たちは今回の件に関わろうとせず、ただ俯瞰して見ているつもりのようだった。

でも憶測をあれこれ立てたり、自分物差しで思うまま語っている時点で、騒いでいるだけの連中と大して変わらない気もするけれど。


…………

兄貴がそんな悠長な話をしていた時、俺はシロクロの住み家にたどり着いた。

「ウェルカム! 遊びに来たのか? それともオレの力が必要か?」

「悪いなシロクロ、今日ガイドの方に用があるんだ」

「え、ボクに?」

この家に居候しているガイドって奴は、遥か未来からやってきたらしい。

テクノロジーも進んでいるから、きっと未来アイテムとかで“M”を見つけ出せるはず。

俺は事情説明した。

「へえー、この時代の人たちは随分と純粋なんだね。情報に関するインフラストラクチャーが整ってなくても、教養意志が薄弱なままでも、非論理的ものに身をやつせるだなんて。少しだけ羨ましいよ」

いつも通りウザいポジショントークをしてくるけど、今はそんなことで不機嫌になっている時間はない。

手遅れにならないよう、単刀直入ガイドに協力を頼んだ。

「やろうと思えばできるけど……やるわけにはいかないかな、それは」

しかしアテが外れた。

いや、俺のアテそのものは外れていない。

こいつにやる気がないってだけだ。

「なんでだよ、人が死ぬかもしれないんだぞ」

「だからこそだよ。人の生死が左右されるレベルの過干渉は避けたいんだ。修正力で直せないほど未来が変わるかもしれないからね」

「不甲斐ないぞ、ガイド! お前は何のために未来から来たんだ!」

「少なくとも、こんなことのためではないよシロクロ」

じゃあ何のために来たのかというと、それも守秘義務だとかで答えない。

なんだか、実は出来ないことを誤魔化しているだけなんじゃないかと勘繰りたくなる。

「悪いけど他をあたってくれよ、マスダの弟」

何が「悪いけど」だ。

悪いだなんて全然思ってないくせに。

次 ≫

2019-06-28

anond:20190628095916

そういうのに鬱屈しない人格を作るほうが人生変わると思うゾ

anond:20190623235725

こういうの拾いたい。ナンパ技術と度胸あるかないかって、ほんとに年収の違いバリ人生変わると思う。俺すげー鬱屈ちゃうもん。

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