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はてなキーワード: 唐突とは

2016-05-24

最近YouTubeひどい

最早インフラと言ってもいいくらい老若男女に利用されているYouTubeだけど、最近動画検索すると「グロサムネイル」「サムネイル詐欺の偽物動画」「ヘイト動画」が大量にヒットしてウンザリしている。「グロサムネイル」なんて動画再生終了後に無差別で表示されたりするからタチが悪い。例えば「日本航空」の動画を色々見ていると唐突御巣鷹山事故遺体サムネイルが表示されたりする。本当にありえないし、そういう動画をアップして金を稼ごうとしてる奴は心底人間の屑だと思う。

なぜYouTube動画再生するまで通報が出来ない仕組みなんだろう。ヘイト動画なんてサムネイルの段階から差別丸出しなんだからリスト表示された段階から通報できるようにして欲しい。あと、リスト表示の段階では評価数が見られないってのもサムネイル詐欺スパム動画が増える温床になっていると思う。YouTubeエロ方面以外規制がなさすぎるんじゃないか。どうにかして欲しい。

2016-05-23

別に見返りを求めてたわけではないけど、いいかげん見返りも欲しいよ問題

から特撮ヒーローとか好きだったからか、わりと人のためとか、自己犠牲とか、そういうものがいいものだっていう認識はあった気がする。でもそれが最近もうやってられなくなった。

私は目の前にいる人を思いやろうとか、楽しい時間を過ごそうとか、有意義時間を過ごそうとか、誰にでも思うタイプだった。飲み会なら積極的に盛り上げるし、仕事なら自分相手とで最大限の成果が出せるよう努力するし、泣いている人がいたら一緒に泣きさえする。その人のためになると思ったら時間金も使えるだけ使う。でもそれは自分のしたことが相手のためになって、それで相手が喜んでくれると思ってたからそうしていた。見返りを本当に全く求めていなかったかと言えば嘘になるが、相手のことを優先して考えていたし、それでも独りよがりにならないよう相手との確認は怠らなかったし、相手感謝の念すら抱かないくらい水面下で事を完了させることもあった。とにかく人のために何かをすることに迷いがなかった。というかそうありたかった。その理由は前述の通りヒーロー正義感にあこがれていたからで、それがかっこいいと思っていたから。そのナルシズムが気持ち悪いと指摘されたら返す言葉もないけれど、そんな自分へのネガティブイメージすらどうでもよかった。

でも最近ひどくやりきれなさを感じる。上記の考えがまとまったのは大学に入るあたりなんだけど、それ以来なんだかあんまりいいことが無いのだ。大学で好きになった同期の女性がいたのだが、傍から見れば仲良くやれていたと思う。でもなんだかよくわからない理由でいきなり会うことを拒絶された。こう書くと鈍感なやつみたいだが、思い当たる節は全くない。彼女のことを精一杯考えて、彼女現在や近い将来がどうやったら楽しくて幸せものになるかを考えては実行していた。それがあまり唐突に、一方的な形で拒絶された。意味が分からなかった。

その後母がガンになった。女性特有のガンで、発見が早かったから完治するレベルのものではあった。でも母の中では死につながる病とこれから一生付き合わなければならないことがショックだったのか、いきなり人生への後悔を吐露された。曰く「人生がつまらなかった」と。どうやら、当時の女性としては恵まれ学歴を持ちながら折悪く就職ができず、結婚して専業主婦になったものの何も成し遂げられなかったことを後悔していたらしい。私はそれまで自分人生がそれなりに楽しいものだと思っていて、それはすべて育ててくれた母のおかげだと思っていた。浪人はしたものの有名な大学にも入り、私は母の作品ひとつとして完成されたような気になっていて、母もそれにいくらか満足してくれていると思っていた。それが母は人生に後悔していたと聞いてショックだった。自分より30年以上長い母の人生をこれから幸福ものにすることができないのではないか、そんなことを考え、つらかった。

そんな折に別の女性出会う。年上で、でもどこか抜けたところがあって、それでも夢に向かって頑張ろうとしている女性だった。まあ好きになって、これまた彼女応援しようと色々やった。結果的にすごく彼女は喜んでいて、「今までの人生で一番うれしい」とまで言ってくれた。母の件で落ち込んでいた私にとってすごく励みになったし、彼女も私にある程度の好意はあるものと思っていた。だがいざ付き合ってほしいと告げたところ、「年下は嫌だ」という身も蓋もない理由で断られてしまった。ひょっとすると体よく振られただけなのかもしれない。ただこれまでやってきたことを踏まえて、もう少しちゃんとした振り方をしてくれてもよかったんじゃないのかと思う。

色々うまくいかない、ならば学問だ!とばかりに大学での研究に打ち込もうとした。専攻分野を学ぶのは大好きだったので、できれば修士課程もっといけるなら海外大学院にすら行きたいと思っていた。しか研究テーマに行き詰まり指導教官相談に行ったところ、教官は私が自分で考えようとしていないと感じたらしく、人格否定言葉を混ぜつつ説教してきた。以来教官との仲が険悪になり、学問への興味も失せてしまった。彼のことは非常に尊敬していたし、研究室の仲間たちとも、互いの勉強がうまくいくようにと様々なことに気を払ってきた。それなのにたった一度のことで人格否定されてはたまったものではない。そんな感じで納得のいかないまま就活などしてしまったものから、これまたノイローゼっぽくなるわで大変だった。

就職してからの一件では、一緒に将来の夢を語り合った同期があっさり退職してしまった。互いの家で夜中まで語り合い、彼とならおもしろ仕事ができるのではないかという期待があった。彼と私の目標は違ったものの、彼の目指す分野について勉強して自分がどうかかわっていけるか考え、伝えてきた。少なくともこちらは励まし合いながら互いを高め合える存在だと思っていた。でも彼と職場の色が合わなかったらしく、あるときあっさり退職してしまった。私には別れの言葉ひとつもなかった。

繰り返しになるが、常に下心ありきで動いてきたわけではない。自分のできることで、相手幸福につながると思われるものをひたすら選択してきたのだ。だからその結果に関しても不満はないと私の理性は言っている。でも、そろそろ何かあってもいいことがあってもいいんじゃないか。ほら、『嫌われる勇気』でも報われたいとか思わず相手のためになると思うことをやり続けろって書いてなかったか自分ではもう、そっくりそのまま生きてるつもりなんだよ。その本を読む前から。それは自分幸福に生きるためであって、それで誰かが何かをしてくれるわけではないってことは頭ではもちろん理解しているつもりだ。でも、もうそろそろ何かいいことあってもいいんじゃないか。頑張ってきたことがそろそろ報われてもいいんじゃないか。最近疲れているのか、そんなことばかり思う。

あと、特に女性なのだが、私に向かって「君は大丈夫だよ」「きっといいことあるよ」とみんな言うのだ。でもこの頃大丈夫だった時期はないし、いいこともここ数年あった気がしない。女性と付き合えなくてもそれまでに過ごした時間は楽しかったのは間違いはないが、でもそこがゴールじゃないだろう。などと、最近好きになった女性に上記の2つを言われたうえ、結局うまくいかない気がして不安になって長々と書いてしまった。彼女に対してももちろん見返りを期待しているわけではない。でも、そんなスタンスではもうやっていけない気がしている。

2016-05-22

舞台刀剣乱舞を観たら悲しくなった

はじめに言っておくけど、キャストに罪はない。

ほぼ。だいたい。

だけど映像見返して「自分演技下手だな…」って思ったら、サニワ女子にちやほやされたまま調子乗らないで、良い演劇たくさん見てほしい。

それか演技指導ワークショップ参加して、2.5出るとき原作研究めちゃくちゃしてほしい。それだけ。


刀ステはわりと楽しみにしてた。推し出るし。

ストレートプレイだってうから、ちゃんとキャラクターキャラクターが会話して、そこに『存在』してくれるもんだと思ってた。

でも、舞台終わったあとは悲しみと怒りとやるせなさしかなかった。

周りのサニワは「よかったね〜!!」「○○やばかった♡♡♡」しか話してないの。

ツイッターでもフォロワは「刀ステ最高だった!!」しか言ってないの。

わたしだけ?こんな惨めな気持ちなの。全然共感できなかった。

ホントに?四万人皆そう思ったの???

っていう気持ちをどっかに吐き出したくなったので刀ステめちゃくちゃ良かった!って人は見ないほうがいい。少しネタバレもしてる。




個人的に良かったところは所作指導入ってたところ(特に三日月)、

鈴木三日月北村薬研がちゃんとキャラクターで居ようとしてくれたところ。

カテコでもいらんこと言わんし。キャラクター像を崩さないんだよ。ザ・2.5俳優って感じでした。ありがとね。

あと衣装特に山姥切の頭巾の、程よく重くて柔らかなドレープの綺麗な布。走ったとき一番自然になびいてた。

真剣必殺のボロボロ具合丁寧に作ってたな~。

殺陣がんばってた。多すぎたけど。


なんで歌った?

ミュージカル観に来たかとびびったわ。

演出必要不可欠かな?えらい人に「CD出そうよ!」って言われたのかな?知らないけど。

ダンスじゃだめ?殺陣しながら静止、名前文字バババン!でよくない?充分すぎない?

カテコの歌もよくわかんないし。なんで歌った?

不動はなんで謝らないの?

謝って、「力を貸してくれ!」って皆で共闘シーンって流れが王道じゃないの?

そこ裏かかなくていいから。とくべつな意図でもあるの?

薬研は巻き込まれ長谷部は散々蔑まれ挙句宗三は刺されたんだけど。山姥切は歩み寄ろうとしたけど何もかえってこなかったんだけど。

キャラからフォローもな~んもないんだけど。

不動ってこんな子なの?違うよね。

原作だと刀剣男士から審神者』への信頼や好意が少なからずあって、それで互いの関係性が築かれてるところがある。

固定の『審神者』が出せない分雰囲気しか出せなかったのはしょうがいね。難しいもん。

でも話の中で本丸の皆と不動の信頼感は築けなかった?

ただ、まあここの本丸じゃ築けないのも無理ない。

山姥切はがんばってた。でも彼の頑張りは自分の『近侍』としての自信を抱くための頑張りなんだよ。

不動のことなんてこれっぽっちもみてなかった。

不動は反発しかしてなかったし前の主に未練たらたらだけど、そうかもしれん、だがうちの主もいい主だぞ!ってならない?ならんか。

長谷部長谷部否定しかしないし。そりゃあんだけ否定されたら不動も噛みつくわ。噛みつくしかなさすぎて怒りの演技も怒鳴り散らす一辺倒になる。

だれもかれも不動の話を一度もまともに聞いてあげないんだよ。

関係性なんて築けないでしょうが

審神者の考え「強くあれ」って何?どういうこと?何理解した気になってんの?

織田の子たち、いつ乗り越えて強くなった?どこにレベル上がる要素があったんだ。心身共にボロボロだわ。やるせねーわ。やってらんねーってスト起こす勢いだわ。

キャスティング、どうにもならんかった?これ好みの話かもしれないけど。

宗三は準主役だよね。いっぱい喋るしヒロイン位置だったよね。

喋るし脱ぐのにあのキャスティングちょっとどうなの。ゴリラネタじゃねーから

真剣必殺の時笑ってごめんな。

中の人デビューから好きだよ。それとこれとは別の話。


なんていうかキャラの服来た男の子たちの展示会だった。

キャラ解釈は箔かよってくらい薄っぺらくて、そんなんだからキャラキャラが会話してないし、話の中でキャラクター像が構築されてないから、演技もうまくいかない。

演出唐突だし。じじい死んでんじゃねーか。

どうしてそういう考えになったの?こっちきて。ちゃぶ台はさんで議論しようか。手がでたらすまんな。

原作の本編ないから作るの難しいよね。だったら、ちゃんとキャラクター解釈ちゃんとしてて、発展させてストーリー組める人でノベライズして、それ舞台化してくれたほうが全然良かった。

高名な演出家さんか知らんけど。別にあなた作品観に来たんじゃないんだ。推し応援しに来たんでな。すまんな。

公式側がチェック入れてたのは互いの呼び方と喋り方だけなのわかった。(長谷部尊敬語使ってたらどうしてやろうかと思ってた)



何より一番悔しくて悲しかったのが「キャラクターがないがしろにされてる」っていう点。

織田組以外はどのキャラクターが出ててもよかったよね。

原作があれだけキャラクター関係性もこだわって作っているのに、今回舞台では『このキャラクターでなければ駄目だった』って要素を一切感じなかったんだよ。

人気キャラから織田の子たちとの関係性考えて手っ取り早くぶっこんだだけ?

だったらその子が、その子たちが、話の中で織田の子に与えた影響は?

『乗り越えられた』のは周りのおかげ……ってわけではないんだな。

何もないんだもん。いなくてよかったよね。


漫画とかアニメと違って、ゲームから舞台キャラクターが動くことではじめて吹き込まれいのちなんだけどな。

彼らは舞台上でゲームセリフを言う人形か?




ビジュアル推しでもないし、演技推しでもない。

かといって話が完璧だったわけでもない。

演出べらぼうによかったわけでもない。

何がやりたい舞台だったんだろう。

(動いた金については考えないことにする)



そのまま純粋に観れる人が羨ましい。楽しめなかった。悲しい。

だって「推しサイコーだった♡♡♡舞台よかったー♡♡♡」って言いたかったし言おうと思ってたよ。

まりにも悲しすぎて何も考えられなかった。

逆に何が「最高だった♡♡♡」んだろう。


今後もこういった原作に愛を感じない舞台ばかりが増えていくのかな。




2.5次元舞台って好きなキャラ現実に来るんだよ。

もっとわくわくして、こわくてドキドキしてそわそわして、

観て「お母さん産んでくれてありがとう…この子とおんなじ世界にいる…ありがとう…生きてるって尊い…生きる…………」

ってやつじゃん。

なんで好きな子貶されたようなこんな悲しい思いして作品観なきゃいけないの。

2016-05-20

[]

思いわずらうことなく愉しく生きよを読んだ。女って怖い、結婚って地国だ、って思わせる一方で、生きていくことの困難さについて前向きに語っている小説だなって思った。

作家には独特の文体というか呼吸法みたいなのがあって、個人的江國香織小説はそれが顕著だと思う。漢字の開き方とか句読点位置文章構造とか好き嫌いがはっきり出そうなタイプ

句読点位置は好きな方の作家なんだけど、今作は主に序盤から中盤にかけて文章構造で首をひねる箇所があった。同じ台詞を二度三度、会話外の文章で繰り返したり、心理描写を深化させていく雰囲気を醸し出しながらも唐突に周囲の様子に視点が向かったりしてたのが気になった。もちろん二つとも狙っている効果想像できなくはないのだけれど、流れるように読むことは難しくなるデメリットがあると思う。

内容に関して。一癖も二癖もある姉妹が描かれていて、辟易したり多少なりとも共感したりしながら読み進むことができた。個人的に三女がまだましかなって思う。依存気質じゃないビッチなんだけど、思考回路が一番理解やすかった。次女はすっごい出来る女なんだけど、こと恋愛関係においては糞としか言いようが無い。熊木さんが本当に気の毒。この二人はどちらも手痛い失恋経験するわけだけど、どこか清々しいラストになるのが面白いなって思った。長女は一番根はまともなのかもしれないけど、全体的に怖かった。モラハラ家庭って何もかも歪めてしまうのねって感じ。どっちもどっちなんて言葉じゃ片付けられないんだろうけど、結果的夫婦双方でがっちり噛み合ってしまったモラルハラスメントって外部から精神構造を覗き見ると異常としか思えない状況なんだと思った。次女じゃないけど、心の底から長女と結婚相手理屈反吐が出そうになったもの。この作品に描かれているモラハラが全てではないんだろうけどさ。

三姉妹はそれぞれ生き方に信念のようなものを持っているんだけど、それがために生きることが難しくなっているってのが一つのキーワードとして設けられているような気がした。信念を持っていないために過酷な状況下に陥ってしまった人物として雪枝さんが描かれていたようにも読めたんだけど、信念持っていような持っていまいが、簡単はいかないのが人生なんだって感じさせてくれる。何かしらの生きる指針を外部に求めるか内部に求めるかって話になるんだろうけど、どんなコンパスがどの方角を指していても、海原は荒れることもあるし穏やかなこともあるんだって。だからこそ、『思いわずらうことなく愉しく生きよ』なのかなって思うんだけど、そうするがために振り回される人も周囲にはいるわけで、なかなか上手くいかないもんだなあって読後感を持った。

作中では何とか順調に階段を登っている三女のカップルだけど、姉二人の失敗が表しているようにこれから先どんな未来が待っているか不明なんだよね。そればかりか、ちょっと用意が周到すぎるような描写もあって不穏な影もちらちらしてる。それでも生きていくのだし、長女の先が見えない結婚生活も、次女の相手に甘えきった恋愛も、いろいろ変化しながら続いていくのだと思う。大変だけど、愉しく生きることができたらいいなあって、それが理想だよなあって思った。

最後の方の章立てが急展開してた気がするのが気になった。女心が描かれた、生き方小説でした。

2016-05-18

備忘録:5.25

ある程度まとまってから一ヶ月おきくらいのペースで書きたいんだが、会うたび閣下すんごい喋るから逐一まとめとかないと多分忘れる。


また書き忘れたよhttp://anond.hatelabo.jp/20160508164206これの続きね。


本日の対戦カード



閣下 :見合い相手。猫は嫌いらしい。強硬要求を通してくるあたり大使並みの外交能力持ってそうなので閣下

吸血鬼書き手。猫大好き。朝飯持って公園に行くと伯爵に群がる眷属たる蝙蝠のごとく猫が寄ってくるので吸血鬼。(ちなみに朝飯は六公四民くらいの割合収奪される)



本戦



またいつものように2〜3分遅刻なさる。安定の開幕仏頂面。にこにこ笑顔挨拶してくる婚活相手に向けるべき殺気じゃないんですが。

例えるならばそう、…サンドバッグに浮かんで消える憎いあんちくしょう



「これまでやってもらった事は、マイナスゼロにしただけで、私にとってプラスではない」『言われたとしても、やる人とやらない人がいるでしょう?』「(頷き)」

「合わせてもらった姿を見せてもらっても意味がない、合わせてない部分を見たいんです」(じゃあ仏頂面ぶら下げて無言の圧力で私に合わさせようとするのやめてください閣下



婚活スタートだったか普通アプローチに飢えてるのかな?と以前に思ったので、ここで事前に買っておいたお花をプレゼント微妙な表情。

閣下リアクションを取るのがすんごい嫌な人だと伺ったので、無理にリアクションしなくていいよ!って言い添える。微妙な表情。(それはそれでイラッとするらしい)

前回選ばれた、新たな惨劇舞台外国料理屋)へと移動。



「一人対一人で喋りたいです」(目の前にいる話相手を一箇の人格として認識してくれていないのは貴女だけです閣下

「話がすぐ終わる、もっと話を膨らませて欲しい」(自分からお話する気とか一切する気ゼロですか閣下ホントそういうとこナチュラルにすんげえ王様ですね)

「何であれこれしてくれるのかがわからない」(私は何で貴女があれこれズケズケと要求してくるのかわかりません閣下

「どういう人かわからない」(理解しがたい相手ならもっと慎重に話すべきなんじゃないんですか閣下

私生活が見えてこない」(特筆すべきものなんて初めから存在しません閣下



私生活がない仕事で、個性否定する仕事で、その中で長年生きている事を説明。かなりかかる。

つうか非業界人は知らない方がはるか幸せな話なんだけどね。こんなの。人格否定理不尽性のてんこ盛り。




「私が聞きたかったのは、仕事性格が出る事はないのかって事です」『それを業務不適と評価するような世界です』

職場仕事性格個性を出している人はいないんですか」『そりゃ業務不適扱いされるだけなんで』

仕事場個性を出したりしないんですか?」『出さないのが仕事からね』



仕事の話を通じて、どんな状況下であれ建設的に話を進めようとする基本姿勢はすべてに向けられるべきものだ、という自説を述べる。



「基本、何をやってもらっても私は嬉しくはないです」『誰に何をしてもらっても?』「そうです」



私は猫好きで、自分に懐かない猫も好きで、餌をやっても怒る猫も好きで、にゃあああ!るあああああ!と激怒する猫が、それでもそこから逃げない事がうれしいんだよ、と伝える。



仕事場で人と話す時もそんな感じですか?」『いや、社交辞令程度の会話は普通にできてると思うけど。仕事潤滑油だし』

「じゃあ何で私と話す時は話がすぐ終わるんですか?」『…。何か言い返されると嫌だと思って無意識的に会話を避けてるのかも知れないね』「絶対そうだと思いました!」(なら手控えて閣下

最近寝不足なんです(これは前にも話した)、ゆっくり休みたいんで来週は休みにしてもらってもいいですか」(これだけ言いたい放題なのになぜまだ貴女が悩む余地があるんですか閣下

婚活始める時、絶対悩む事になるんだろうとは思ってました」(苦悩の原因は婚活ではなくそねじ曲がった性格だと思います閣下

閣下、溜息をついた後で溜息をついた事を謝罪しかしその後さらに溜息(どういうアピールですか閣下

閣下唐突に痛みを訴える → 何でもないと主張 → さらに気遣うと、ホントに何でもないです!と強弁(多分頭痛)



次に会うお約束(だいぶ先)をしてバイバイ

ちなみに次回はまた…凄いところへ行くゼ…? お楽しみにな!(また私がばっさり殺られるところを)



閣下が溜息ついたり痛みを訴えたりしていたアピールスルーするのもなんだなあと思い、

しか普通に気遣って遠ざけるのでは本末転倒だよなあとも思う。

なので、「本当は疲れを気遣うべきなんだろうけどそれだけ真剣に悩んでくれる相手ならもっと会いたいと思った」とメール

返信は…若干、間合いを外してくるような文面。いつもならここでばっさり来るところなんだけど、少し様子見されたかな。



<今後改善するべき点>



・なるべく日常の事などを(たとえ閣下とは無関係な話ばかりであっても、これまでのように配慮する事はやめて)ダラダラと喋る



閣下話題提供する気が一切ないらしい。というか、私がベラベラダラダラ閣下には全然関係ないような日常の話を喋る分にはまったく問題ないらしい。

そこに私生活を見たり、人となりを見たり、ツッコミを入れて会話を成立させたりしたいらしい。逆転裁判脳。

から私が女みたいにダラダラベラベラととりとめのない内輪話をして、反応する閣下のお言葉にも一言で返さずに知ってる事をちゃーちゃーと喋れば、閣下の満足するお話スタイルになるらしい。

というか直前の、長く付き合った婚活相手は本当に話が苦手で破談にされたりしてた人だったので、最初から私がベラベラ喋っていたのだが。閣下はお喋り女に見えるから話が苦手な印象が無かった。



感想戦



閣下婚活を周囲の一切に秘密にしてるし、初心者だし、まだ若いし、逃げ道はいくらでも自分で用意してあるというのに、今回のように苦痛背負い込んでまで逃げない、ってのが腑に落ちない。



しかすると、閣下は(業務上行動制約のきつい私よりも)行動規範がガッチガチに固まってしまっている人で、そこから抜け出すにはもう、誰かに引っ張り出して貰うしかない人なのかも知れない。

行動規範に反した行いは出来ないから、基本私の提案却下される傾向にあるけど、本心ではその行動規範からはみ出る事を求めているからこそ、不平言いつつもその場で待っているのかも知れない。

そんな事を公園で猫とたわむれながら思った。

皆が皆猫好きって訳じゃないし、尋ねてみても明確に否定もされたし、多分閣下は本当に猫好きじゃないんだけど、閣下も本当はあの時猫触りたかったんじゃないかな。

2016-05-17

ひきこもり姉に話しかけてほしいと母に頼まれ

声をかけても返事がなく、どうしているかからないらしい。

が、年二三度しか口をきかない私には唐突に「話しかけて」といわれても、

もう何を話したらいいのかわからない。

年二三度のときは、姉が自分から部屋を出てくる機嫌のいいときで、

自分からせっせと話しているのでこちらから話題提供する必要がない。

声かけ無視されるよりは、メールの方が楽かなとは思っても、

自分マメじゃないから返信し続ける自信もない。

大体私の方が先に姉のメール無視してたせいで、

メールがこなくなっているのだ。

父と義父を見送って、人が死ぬと後悔することが必ずあるものだと感じ、

姉が死んでもきっと思うことがあるのだと思う。

でも、まだ生きている人と向かい合うことの重さの前に気持ちが塞ぐ。

気が塞ぐことを理由に向かい合わなかったことを後悔するとき

寂寥はあるけれど、もう生きた人の重みはない。

そこにあるのは私の一人勝手なうすっぺらいうしろめたさだけだ。

割と気づかれない

言葉微妙に言い換えても、割と気づかれない。

例えば、

マンツーマン』と言うところを『パンツマン』と言っても、そんなに気づかれない。

『お届け物で〜す』と言うべきときに『不届き者で〜す』と言っても、たまにしか気づかれない。

『お断りします』ではなく『男割りします』と言ってしまっても、全然気づかれない。

ビジョンを持ちましょう』を『美女を持ちましょう』と言ってしまっても、ギリギリ気づかれない。

人生こんなもんなのだ

ただし、気をつけなければならないことがある。そう、言う状況をわきまえないと結構不審者だと思われるのだ。だからその辺を見極めなければならない。

例えば、『男割りします』と言っても不審に思われないのは『お断りします』的な状況下だけなのだ。会話の中で唐突に『男割りします』と言ったら…

相手に男割りされちまう。

くりいむレモン亜美について

かつて一時代を築いた人気成年向けアニメシリーズであるくりいむレモン』の中でも特に有名で人気作品として知られるのが亜美こと野々村亜美メインヒロインとした『亜美シリーズだ。

そんな亜美は段々とメインヒロインかつ主人公的な立ち位置になっていくが、基本的に「妹」キャラとして認識されている。妹キャラシンボルにすら近いかもしれない。

亜美シリーズ全ての始まりであり多くの亜美ファンにとっては全てと断言してもよさそうな第一作の主人公・宏の義理の妹である

亜美シリーズくりいむレモンシリーズの中でも派生作品実写化を含むリメイク的展開が多いことでも分かる通り圧倒的に人気があったと推測できる。

亜美は絵に描いたような大人しめのいい娘(風)であり、お兄ちゃん大好きな理想的義妹ということからその理由も察することができる。

しかし、第一作はある意味テンプレに近い兄妹恋愛展開でありわかりやす妹萌え作品なのに対して、第三作以降は少なくとも現代萌え感覚を持って見たら殆どものとして機能しているか危うく、何故人気がある程度持続していたのか疑問に感じる所がある。

(昔の作品からどうでもいいだろうが以後ネタバレも含む。)




私は割と最近かつ、NTR属性への理解を得た後に作品を知った人間なため、どちらかといえば妹が寝取られる系の作品として魅力を感じてしまい、そういう意味亜美シリーズが好きなのだが、

素直にオーソドックス妹萌え目的で見てた人達にとっては唐突シリアスNTR展開・ビッチ化にディスク(当時はLD?)割ったりVHSテープ切り刻んで送り返したくなりそうな内容では?と思ったりする。

ところが当時を知る人達が語る亜美の魅力を見ていても、基本的にはオーソドックス妹萌え作品萌え妹キャラとして扱った上での評判が多い。

第一作だけ、強いて言っても三作目までが亜美シリーズとみているからなのかもしれない。

それにしても第二、三作も今ならボロクソに批判されそうな展開であるNTR好きは歓喜するだろうが。


物語概要】(うろ覚えから詳細部分は違う所があるかもしれない)

第一作のラスト亜美と宏は母親情事現場を見られてしまう。

第二作、それが原因で母親は宏を海外留学させて亜美と別れさせられている。大好きな兄と別れて傷心の亜美女友達に誘われてクラブに行くが、その際に酔った勢い遊び人で有名なイケメン河野という男にお持ち帰りされる。

酔って河野を兄と勘違いしながらのノリノリH。その時に兄のことを呼んだことを聞かれて兄との関係河野に知られる。

そのことで脅されて素面関係を持つ。河野に「兄のことを忘れさせてやる」と言われたことに亜美は怒る。

第三作、兄・宏が一時日本に戻ってきて嬉しい亜美だが、宏は亜美に、もうああい関係をやめようと告げる。ショックを受けた亜美は自ら河野の部屋に行ってヤケクソH。


上記のように恋愛エロ関係を抜き出すとなんだこれ…という感じなのだが、実際見てみると基本的にはエロ目的OVA作品な割にパッと見て重みのある恋愛ドラマっぽく成立するような質感ある流れがストーリーにある。エロがあるというだけでなくストーリー的にも大人な内容という感じか。

その側面は第三作の続きを描き、亜美が何故かその後スカウトされてアイドルとして活動しているという設定の『それからシリーズでも強調されていくが、それからシリーズは恐らく亜美ファンの大半には認められていない。声優が違うし(そんなに声質に差はない)、作画不安定亜美もあどけなさの残る妹的なキャラデザではなくなってしまう。そして内容的にも妹萌えを感知できる成分はほぼ皆無。


そんな妹萌えとして見たら内容的には第一作以降散々な状態でありながら、何故キャラの人気があったのかを推測すると、

当時は、実妹は勿論、義妹を堂々ネタにした恋愛エロ作品も滅多に(許され)ない萌え文化的には鬱屈した雰囲気の中にある時代だったことが影響していると思う。

そんな中で可愛い義妹とのエロあり恋愛を堂々かつ詩的に描写した亜美シリーズ画期的価値があったためカルト的に支持を得たのだろう。

また、中高生が気軽にオタクになってエロゲーすら手を出せてしまう今と違って当時はオタク文化を嗜むにはある意味ハードルが高かったはずである

くりいむレモン以外の昔のエロOVAを見ても、ドラマ性やアクション性などをメインとしても売れるような作品が多く(質の高さでなく作品における重点の置き方として)、今みたいに最初から萌えだけで売る」「エロだけで売る」ことしか考えてなさそうな作品があまりないようである。せっかくアニメーションとして作るからには、というこだわりだろうか。

逆にいえば、萌えエロ部分は物足りないのだが、そのような背景もあって当時のオタクは多様なドラマ表現の中に光る萌えの輝きを汲み取って楽しむ見方をすることに慣れていたのだと思われる。

から亜美シリーズの展開にも、文句言いつつも良い部分を大きくピックアップしながらそれをメインに楽しむことができていたのだろう。

あとは実際の現実の妹という存在立ち位置に近い動き方、扱われ方をするという点もある意味でよかったのかもしれない。今だって現実で義妹と恋愛したら白い目で見られるらしいが、現代架空作品では義妹キャラは当たり前のように兄に好意アピールするし、それを家族や周囲も特に咎めず認めちゃう世界観形成されているため義妹キャラは兄以外の選択肢は持たない。他の選択肢を持つと処女性重視する人に嫌われちゃうし。


そんな当時の風潮や作風の影響で作られた亜美シリーズの独特の質感ある内容は、エロとして萌えとして半端ながらも現代エロアニメNTRアニメには作れない独特な魅力があると自分も感じている。

特に自分は妹純愛作品も好きだが妹NTR作品も好きなため、河野という男が寝取り男として魅力的ということもありそれからシリーズも好きだったりする。

最初から続き物シリーズという前提で見てしまった場合に、第一作以降の兄の宏の存在感が薄すぎて、亜美主人公少女恋愛アニメみたいな見方をしてしまった影響もあるが…。

そんな物理的には存在感薄かった宏だったが、作中の亜美の心の中では常に存在感十分だったおかげもあってか、

亜美シリーズ二次創作話題を探してみると大体が宏との兄妹恋愛ネタばかりである

純愛萌えに比べたらごく僅かながら河野の魅力を語る人もいるようだし、個人的には『それから』で本当に亜美河野と結ばれる展開も見てみたかったのでそういう方向性二次創作も見てみたいのだが。

河野それからシリーズ亜美結婚を申し込み一時は受け入れられるのだが、別の愛人に「結婚なんて大した意味はない」と男として最低のことを言っていたりして本気でないアピールをしている。一方で最後亜美の出した答えに対する宏と対照的な笑みを見ると亜美を本当に魅力的に感じていることも事実なのではと考えたりする。

2chふたばか忘れたがくりいむレモン関係スレッドログを見ていたら「河野は結局亜美に夢中な奴だから」的な解釈をしてる人がいたが、そんな感じでも受け取れるよなとも思うし、そういうネタ二次創作を見たかったりする。


河野は元々遊び人愛人いたりしながら亜美と付き合ったり求婚したりする野郎だけど、宏は宏で別れさせられても自分を慕う亜美を拒絶して、海外から婚約者連れてきておいて結局亜美を忘れられずに婚約者失望させて亜美に求愛してしま野郎だったりして、河野が悪で兄の宏が善ともいえなかったりする。

そんな観点から見ると、亜美最後に出した答えは二人を拒絶して自分自分、もう誰にも囚われないとか宣言する恋愛ものとしては何その終わり方と思えたりもするやつなのだが、個人的にはちょっと面白かった。そんな亜美を「コイツやっぱいい女だわ…」みたいな笑みを浮かべながら見河野もなんかよかったりして。


■余談

亜美カルト的人気と実際の内容の差に近いものがあるのが美少女ゲームWith You』の乃絵美こと伊藤乃絵美だ。

彼女亜美と違って作品メインヒロインではないが同じくカルト的な人気を誇る妹キャラで、最近でも二次創作を作る人が一定数いるほどの人気がある。

こちらは実際に作品プレイしたこともないのであまり内情を知らないが、基本的には亜美と同じく清楚かつ主人公である兄を慕う妹キャラ(こちらは実妹)として人気を博したことで一致する。

ところが乃絵美も今でいうようなオーソドックスなお兄ちゃん大好き妹キャラではない部分がある。

柴崎かいイケメンの元彼がいるという今なら処女厨にボロクソ叩かれそうな要素を持っている。よく知らないが柴崎って奴はモテるがクソ野郎らしく、昔乃絵美は何されてたんだろうみたいなNTR的な意味妄想ちょっと捗ってしまう。

そんな今なら地雷要素を持つ妹キャラでありながら妹萌え勢に圧倒的な支持を得たという点で亜美乃絵美はなんだか似てるなと思ったのだった。

亜美シリーズよりは最近といってもWith Youも同じく妹萌え趣味人達にとって不遇の時代作品だったので非攻略妹キャラでありながら良い所がピックアップされて人気が出たのだろうし、現実感ある妹らしい設定といえばそうともいえる。

聞いた話では昔とある有名サークルが、乃絵美柴崎に犯される同人誌を描いたらボロクソに叩かれたらしい。後から最近知った自分からするとこれもむしろそういう方向性二次創作を見たいと思ってしまったりする。

2016-05-07

Pairsでやりとりしてて

相手が私に会いたいって言ってくれて、日時とか場所とか2人で調整していると、

「あれ?なんでこの人私にこんなに会いたがってるんだっけ?私にそんな価値あるっけ?」

って唐突に疑問に思うときがある。(あるある!)

2016-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20160505225047

俺35過ぎたら急にモテはじめたぞ。

「えー結婚してないんですかぁ!?」みたいなこと言いながら女たちが寄ってくる。

全員30過ぎてるけど。

20代ではありえなかった唐突なこのモテ期

2016-05-04

職場人間関係が面倒臭い辛い

全て自分に起因する問題だと思うけど、これって自己啓発セミナーにでも行って洗脳されればちょっと改善できるものなんですか。

相談できる人がいない

自分グループでは社員自分一人で上司管理職、実務をするのは協力会社請負社員。彼らは長くやっている分(大半が年上)、技術的にも自分よりはるかに上で頼れるし実務的には何も問題ない。が、彼らに社員がする仕事の内容を相談してもわからないし、相談すること自体があまりよくは思われない。

結果、誰にも相談できない。

上司と会話ができない

人には相性があるというが、多分今の上司は相当に相性が悪い。まず会話の成立を許してくれない。

上司「(唐突に)×××やっておいて」

自分????」

一般には、まず「×××の件」について認識を共有している前提が必要だと思われるのだが、何の説明もなく話が始まるので理解ができない。自分が忘れているだけだろうと、ぱっと思いついた件のことかと思ってもやはり違う。それでもわからず何の件のことかと聞くと機嫌を損ねてしまう。説明を試みようとしても、なかなか理解して貰えないのでもう疲れてしまった。

立場が無い

上司の人はある請負の人を気に入ってるのか大変仲が良い。それ自体別にいいと思うが、新しい案件メールCc請負の人を入れて自分蚊帳の外で全く知らない、というのは実務上は問題ないとしても自分って一体何なのかと考えさせられる。

悪い意味で目を付けられている

どうも上から問題児と思われているらしく妙に絡まれる。発表資料のできも発表自体も上手くないとしても、過去資料を丸ごと流用した人がスルーだったのに自分ツッコミを食らうのは納得しかねる。というか不満しか無い。

2016-05-02

http://anond.hatelabo.jp/20160502234246

え、マジで!?と思って確認したらホントに全部消えてたわ

どんだけヒドい仕打ちだよ、しか唐突すぎるわ

増田…。あしたはきっといい事あるよ…。

未来貴殿のご活躍をお祈り申し上げます敬具…。

ブスで処女女子大生の話

唐突だが、私はブスである

それはもう筋金入りのものであり、新歓の時期にチラシを1枚も貰ったことがないという奇跡さえ引き起こししまものだ。

ナンパされたことはかろうじてあるが、告白されたことはない。

勿論デートもしたことはない。

顔はでかく、目は細い。ちなみに毛深い。絶望かよ!

電車の鏡に映った亡霊のような自分を見ていると「顔の余白広すぎだろ」と思う。

父親のことは好きだが、この父親似の顔は好きになれない。

化粧したら多少マシになるが、頭がでかすぎるのでちんちくりんである

キンタローさんが出てきたときはあまり自分に似ていて驚いた!

彼女結婚たからすごいなあと思う。人間的魅力があるんだろうな。

自分を好きになれずツラいので、整形も考えている。

真剣に言うけど、鏡に映る自分を見てテンション下がるの結構辛い。

てか整形しないと就活内定もらえないんじゃ…と恐れている笑

そんな私は処女である

処女価値があるなんて、それは美人限定であると思う。

誰か抱いてくれ、としか言えないが、悲しいことにブスは身体まで不細工なのである

まり貧乳なのだ、神は意地悪だ。

お見合いパーティ?でも行こうかな

はー、地道に生きよう。

周りが脱処女してる子が増えてきたかちょっと吐き出した。

ネットによってネトウヨと化した友人はこの夏、選挙権を得ます

タイトルの通りです。

ある日唐突に話しかけてきた友人の一言はこうでした。

「ねえねえ、共産党って知ってる?」

私自身、政治を含めたニュース毎日スマホでチェックしているものですから、知らないわけではありません。

(そもそもこんなところに書き込んでる時点でお察しでしょうが…)

しかし、私は彼に限らず、友人と政治関連の話題をすることは避けてきました。

別にそれ以外の共通話題で知り合ってる仲ですし、政治の話なんてする必要がないと言えばそれまでですが…半年前に違う友人(以降、友人B)にチラッと政治話題を何かしらの理由があって振りかけたのですが、その友人Bが言ったことは、

政権を褒めている旨の言葉でした。

この時、後述しますが、現政権に好感を持ててない私は彼とは政治的話題方向性においては反りが合わないことを察したのです。

しかし、彼はとても気遣いの出来、ゲームにおいてはよく話の合う友人でしたので、そんな事で喧嘩などしたくはありません。

その時、私は何か相槌をうって話題を変えさせました。

さて、話を戻しますと私はそんなことがあって以来、友人とは政治的話題をすることを避けてきました。しかし、とうとう逃れられぬ時が来たのです。

先ほどお話した友人と友人Bには決定的に違う点があります

友人Bと私は仲が良くとも違うクラスでありましたが、友人と私は同じクラスの席は隣同士であるのです。

それまで、仲良くアニメゲームの話で毎日話していたのにどうしてこうなったのでしょうか。

友人は続けざまにこう言います

「この前なんか、駅の前でデモなんてやってたの。ホントうるさいし迷惑。連中自己主張ばかりして、他人ことなんて全然考えてないよね。」

私は戸惑っていました。一刻も早くこの話題を終わらせたかったのです。だから、私は「そうだよね。」と相槌を打ちました。

友人は続けてこう言います

「他にも共産党は、自分新聞(たぶん赤旗)を、自分で買って水増ししてるんだってヤバイじゃん。」

(おそらく、朝日産経毎日みんなやってます。)

他にも、

沖縄基地の反対をやっている人たちは沖縄人間じゃない。」

(これって、他県の住民引っ越ししたって意味なのでしょうか?そんなことが可能なのでしょうか?)

「SEALsとか、あいつ等バカだろ。」

(個人的にはSEALsには違うアプローチデモして欲しいです。ラップ以外にもいい方法があると思います。)

すみません。あまり気持ちのいい記憶ではないのであまり具体的に思い出すことは出来ませんでしたが、こんな旨の発言毎日、友人は繰り返すようになりました。

彼は元々、艦これアニメが好きで、まとめサイトニコニコ動画(体感ですが、あそこもかなりネトウヨが多い気がします。)をよく見てるようでした。

から、突然こんなことを言い出すようになったのでしょうか。

私の父の収入は年々減少し、家庭もピリピリしてきており、経済が良くなっていると言われても、正直なところ少しもそのような気がしません。そして、はてなを見るようになってから自民党野党マスコミ好き嫌いしないで政治ニュースは見るように心がけてきましたが、どうにも現政権は好きになれないのです。

そんなある時、突如としてネトウヨとなった友人から政権賛美を聞かされる。気がどうにかなりそうです。

そして、その友人は今年の夏、選挙権を得ます

セックスレス状態って家族より職場の同僚の方が近い

家族からっていう言葉にずっと違和感があった。

それが唐突に肉親っていう大切な関係とはちょっとちがうって事に気づいた。

それよりももう十年とか一緒に働いている異性に対する感情の方が近い。

色々目にした結果、恋愛対象ではもうなくなっている感じだ。

まり、あとはお互い酔っ払って過ちを犯すくらいの勢いじゃないとセックスできないというかしないということだし、冷静になった時を考えるとブレーキがかかってしまうのだ。

そう考えるとしっくりきた。

まりセックスレスを解消したければ、夫婦セフレになればいいと思った。

そこに変に恋愛感情とか愛を持ち込もうとするから一向に溝がうまらないのだ。

お互いもう惚れなおすことは無理だし必要なんてない。

でも、お互いが浮気だなんてつまらないことで子供の将来を危機晒すくらいなら、内々で解消すべき問題なのだ

なんでもかんでも家父長制って言われすぎ問題

家父長制ってのはアレだよな、家族生き方家長が決定しまーすっていうシステムだよな。それが個人の自由生き方を阻害してるってのはわかる。スゲーよくわかる。

直接的に言うことを聞かせるんじゃなくても、別に言う事聞かなくてもいいんですよ? 自力で生きていけるならね? みたいなのがクソってのは超よくわかる。人生ハードモードになること知ってて、あるいはノーマルモードでも生きていけないようにしておいてそういうこと言うのほんとクソですよ。

家父長制はクソ。うん。それはわかる。わかるんだけどさあ……

誰かを批判するときに「うんたらかんたらは家父長制的な発想でどうたらこうたら〜」っていうような意見よく見るんだけど、そのうんたらかんたらが家父長制的かどうかぱっと見よく分かんないし考えてみてもやっぱりよくわかんない、そういうこと多いんだよね。

もっと悪いのが「うんたらかんたらは、これこれこういう理由ダメです」みたいな話をしてへーなるほどダメなんだなーって思ってたら「こういうのはいかにも家父長制的でそういうことを言ってるこいつが言ってるあれもこれもとにかく全部ダメ」みたいなやつ。お前がそいつ嫌いなのはすげーよく分かったけど、今家父長制すっげー唐突に出てこなかった? いいの? そこを軸に別の話にもっていっていいの? 信憑性なくない? 今まであった信憑性まで放り投げてない?

それはあれなのか? 感じないとダメなのか? 「この感じ……家父長制……!」みたいな感じで感じ取れないと議論に参加できないの? ジェダイかよ……そういうのやめてくださいよ……ついてけませんよ……

そこちゃんと「うんたらかんたらはカクカクシカジカ理由で家父長制的です」って説明してほしい。そうしてくれたら納得できるし。

2016-04-28

飲み会という文化が嫌いだ

歓迎会忘年会新年会理由を問わず嫌いだしここ数年は欠席を貫いている。

酒を飲まない人間にとっては全く美味しいと思わないし酩酊感は気分が悪い。なんで飲みたくも無いものを飲まされなければならないのか。飲めないと言っても最初の一杯ぐらいは麦酒でしょ!とかなんだそれ巫山戯んな。

飯が不味い。4000円、へたすりゃ5000円も払って出てくるのは冷凍食品と見紛うような脂ものや不味いコース料理が数品出たかと思えば最後コンビニに並んでるのよりも安そうなデザート。場所代と考えても割に合わなすぎる。

タバコ臭い他人が肺をどうしようが知ったことでは無いが、飯の席で平然と煙草を吸う人って理解できない。隣や正面で煙を吐かれる身にもなれ。臭いんだよ気付けよ。ただでさえ不味い飯がさらに不味くなる。

職場人間に興味はない。仕事会社も嫌いなのに、会社人間と何が悲しくて顔を突き合わせなきゃならないんだ。お前らそんなに仕事が好きなの?会社大好きなの?社畜なの?

弄りのターゲットにするな。愚痴過去の栄光を聞くのも苦痛なのに、唐突説教したり弄ってくんのやめろ。「休日何してるの?」とかお見合でもないのになんで言わなきゃならないんだよ。

可及的速やかに飲み会という風習・慣例は滅びるべきだ。

2016-04-26

http://anond.hatelabo.jp/20160424212924

whkr トラバで言われてる『聲の形』は「ろくな説明も無く突然何故か綺麗に」なったわけではないだろう。その転換の過程も、大きなテーマの一つとして紙幅を割いている。

リンク2016/04/26 Add Star

されてないだろ

一応説明されたのなんか主人公ぐらいだ

主人公の元友達や細目の現友達はなんで突然綺麗になったの?

何か世界が改変されたのかとしか思えない唐突漂白だったよなにあれ?

解りすぎることの害悪

abemaTVをぼーっと見てたらS、EALSが若者インタビューをしている企画があった。(VOTE78ってやつ)

唐突戦車が通り過ぎたりと編集意図的ものを感じたが、問題はそこでは無い。

インタビューを受けた若者の「政治がよくわからない」「解りやす説明してほしい」と言ったものだ。

確かに法律文章ニュースなどを見ても解らない部分というのは多い。それを調べるのも勉強だが、それすらも怠る若者がいるのも事実

それを『バカ』と括るのも1つではあるが、解りやすくする工夫など無いだろうか。

例えばNHKのこどもニュースみたいなのを民法でも積極的にやるとか、LINEキーワード検索、関連検索が簡単にできるようになるとか

そういった簡単に調べられる、単語が出てきても思考停止しないよう次々と調べられるような仕組みが作れればなぁとは思う。

思うだけで具体的な構築方法は難しいんだけどね。何とかなりませんかね

2016-04-25

実写版ちはやふる上の句みた ひどかった

ネタバレになる部分もあるのでご注意ください。念のため。








ネット含め各所で評判良いってみたし、なんなら増田やらはてブでも悪くなかったっての見たから見に行ったのにさー…まんまと騙されたよね


個人的に良いかも?と引っかかった部分はキャストそれぞれがどこか絶妙に合っている部分があったくらい

机くんは外見似てないけどなんかアニメの声に若干寄せてるような声出すなぁとか、かなちゃんのげっ歯類感…地味めな造形とかヒョロくんも見た目かなりそっくりで良かった

役者個人的好みは別として(好みとしては全体的に嫌いな顔が多かった)イメージはそんなにズレてなかったと思う


演技については、別に誰かが飛び抜けて良いとかは感じなかったけど特別ひどくもなかった…

もしくは、そんな事気にしていられないくらい他の部分がひどすぎて気にならなかった


ストーリー構成について、多少の改変なり詰めるのは良いにしても全体的に唐突・ご都合なのが多かった

結果に至るまでの理由過程動機などが存在しなかったり弱かったり共感できない物ばかり

机くんが部に真面目に参加するようになった理由とかラストで机くんが戦意を取り戻す過程とかさー…


全員で肩ポンポン叩いて行ってなんか回復してるって意味わからんけど?

原作読んでて補完してると仮定したって雑すぎ…

始終ちょろすぎにもほどがあるんじゃ…?



他にも構成的に合宿中の大会で新と太一肉まんが遭遇する部分

どっちがどれだけ距離時間転移したのか分からんけど、別地方同士だよね?

距離移動したとか近いならその描写ないと不自然(眠すぎて見落としたか


あとこれは好みもあるかも知れないけど、ここで千早差し置いて再開とかありがたみ?下がるし白ける

それより前に家電で通じてるんだから必要性もなし(大会太一と決戦とかの重要度高いイベントあったわけでもないし)

ラスト演出ももう下の句へのヒキが見えてるんだからダラダラ会話して通話相手変わって~とかやってないで、

一言「もうかるたやらん」ってのでヒキにすれば良いのにクドクドクドクド…無駄だし衝撃度下がるしで酷い演出

構成演出脚本については他にもキリがないくらいにヘボが多かったし

大事な所軽々とすっとばし、どうでもいいシーンや会話を長々やるおかげで中盤クソ眠くなったし…ホントひどいなと



ただひどいのは上の構成やら何やらだけじゃすまない

音もひどい ただただ爆音出せばいいってもんじゃないだろ!?って感じで何から何までバシンバシンうるさい

最初映画館でみてるからか?とも思ったけどこれも中盤の合宿中の試合あたり具体的にはそのあと太一肉まんが会話する当たりでやっぱおかしいなと確信

まり帰ったロビーで神妙な?感じで会話してるのに足音やら椅子に座る音がドスンバスドン! なに?巨人なの?

SE・BGのチョイスもひどかった、千早試合後寝る所で「しんでるー!?」のギャグ(?)ここも音量が無駄にでかい

台詞かぶりすぎててギャグであろう「しんでるー!?」の台詞が埋もれてるしうるさいしうるさいしうるさい


あとカメラアングル

何?撮影玩具ドローン)でも手に入れて遊びたくなったのかな?!

無意味中途半端俯瞰の図ばかり(特に学校)でキャラに寄れない(感情移入し辛い)し、迫力もない

かるたの床面からの絵以外で煽り図だったのって序盤のスカートみえるかみえないかー!?あたりくらいじゃなの?


で、肝心の競技かるた…これもひどい

横顔のアップ・手元アップ・札が跳んでる絵のワンパターン構図ばかり

加えてかるたに対する解説などもおざなり 競技かるたの題材が完全に死んでる

原作かるたから~というだけで、別に野球だってサッカーだって、なんなら団体競技じゃなくたってなりたつような構成と絵作りだった

原作では途中団体戦はチーム競技だ!みたいな描写があるがこの映画だとその辺も雑だった)

大体、設定的にもそうだけど画面に「お静かに」の札上げてる図写した直後に台詞叫んでるキャラとかなんなの?

わず「いや、黙れよ」ってツッコミそうになったよ

あとスローの挟み所もよく分からん もっと他に挟む所あるだろと思った 尺伸ばしの手段じゃないんだぞ

ああ 更に前述の音響のせいもあって素振りのバシンバシンが本当にうるさい そういうものだとしたって限度があるでしょ…。



もう兎に角ホントにひどい…というか雑だった

これ見て本気で面白いとか悪くなかったとか原作再現とか言ってるの大丈夫か?と心配に…というかこっちが目眩する

それとも原作アニメのお陰で映画では途中すっとばされてる文脈脳内補完増幅されまくってるって事なの?

何より感動!泣きました!とか一番分からん

眠気こらえて滲む涙はあっても、事象因果過程がすっ飛ばされすぎて感動の涙の余地ミリもない…



素晴らしい原作、ついでアニメにもなってるのになんでこんなひどいことになってるのかワケガワカラナイヨ

とにかく雑!色々なところの描写が雑!これできっと下の句では大なり小なり恋愛方面にも振るんでしょ!?

こんな雑な作りので恋愛やられても一ミリ共感できないんじゃないかなー―ーーー!?



まりに良かった派の意見があふれているので書きました

下の句は見に行きません というか存在を早々に忘れるでしょう

ぶっ飛んだひどさなら逆に怖いものみたさで行くのもありかなーと思える分、昨日今日始まったテラフォが前後編だった方が良かったんじゃないかな!?

あっちもあっちで原作素晴らしいのに早々にクソミソ言われてましたね。

2016-04-24

[]

黒死館殺人事件を読んだ。大分時間がかかった上に疲れた漢字が難しいです。

しかしながらこの小説面白い。法水の推理(?)はちんぷんかんぷんだし、衒学的な部分とかほとんど訳が分かんなかったんだけど、くじけずに読み進めてしまう。

法水の推理がよく呑み込めないなりに筋は通っている上に、展開が急転しまくるから良かったんだと思う。最後の方なんて状況が二転三転するからジェットコースターみたいだったし。

文章も独特のリズムがあるから、それさえ掴めればある程度読み進んでいられる。疲れるどけ、ころっと状況が変わりやがるもんだから続きが気になって頁をめくってしまう。

解説にもあったけど、こんな小説第二次世界大戦前に出たっていうんだから、奇書呼ばわりされてもしかたがないと思う。本筋に関係ない内容に圧倒されてしまもの

唐突引用と、飛躍した解釈を目にして、なんどはあって呟いたかわかんない。二重三重に張り巡らされた人間関係もあるからシナリオとしても面白い

暗号部分は端から理解を諦めてしまったけど、昨今のAVGブームに乗っかって、黒死館殺人事件フリーゲーム化したらとっつきやすそう。誰かやらない?

チャカポコチャカポコで脱落しやすドグラ・マグラよりは幾分読みやすいし、本筋も掴みやす作品から気軽に触れてみればいいと思う。青空文庫もあるしね。

波長さえあえば楽しく読める作品でした。

人気も疎らな閑静なホテルロビーでのことだった。

久しぶり。元気にしてた?

偶然の出会いだったこともあり、私の口調は妙に馴れ馴れしく、それでいてどことな余所余所しいものになってしまった。本当はとても驚いていたはずなのに。胸裏を満たした懐かしさと感慨を、薄っぺらい声色で覆い隠してしまった。

唐突に、そして呆気なく別れてしまったあの日から、もうかれこれ十数年。過ぎ去った月日の分だけ大人になったのはあなただけで、私は私のまま、変わらぬ姿のままで、いま再びであなたと向かい合っている。

けれどもあなたは返事をしてくれない。大きなガラスの外壁越しに聞こえてくる小鳥のさえずりだけが私たちの間をとりなしている。

ふいに私は、今日まで旅をしていたのと口にした。海を渡り、赤茶けた奇岩がそびえる岩石砂漠を仰いだことを。空を飛んで、湖畔に浮かぶ水上の宿で猛烈なスコールに見舞われたことを。多種多様な人々が行き交う大都市の雑踏を前にしたことや、人っ子一人いない秘境の地で一夜を明かしたことまで、流れるように話し続けた。

ただじっと見つめられるだけの沈黙に耐え切れなかったために――そしてきっと互いの知らない時間を少しでも埋め合わせたいがために――語らずにはいられなかったのだ。

どれもこれもが壮大で美しく、圧倒される出来事ばかりだった。おかげで思いがけず国に戻ってきてしまうくらいに疲れてしまったのだと話の終わりに苦笑すると、あなたが腰を下ろしているソファースプリングが微かな音を立てたような気がした。

……ねえ、これからどこへ行くの。何か予定はあるの。

訊ねてみても、あなたは決して答えない。口を開く素振りさえ見せてはくれない。

私の衝動は、もしよかったら、と続けかけたところで行くあてを失ってしまう。ぺらぺらとした薄い小声は、今回もあなたの鼓膜を震わせることができなかったのだ。

十数年前と同じ。私の声は、今も昔もあなたの耳には届いてくれない。たった一度きりでさえ。

かなしい。さみしい。くやしい。

思いが溢れてくる。輪郭が滲んで、身体がふやけてしまいそうになる。

けれど、それでもいまは、たとえ僅かな時間だけでもあなたの側に居られるのなら――

私の表を見、裏を見て、少なからずの驚嘆が入り混じった息を漏らしたあなたは、やがて誰に聞かせるでもなくぽつん一言独り言ちた。

「久しぶりに見たなあ、二千円札

そうして私を財布に滑り込ませると、ソファーから立ち上がって足早に移動し始めた。程なくして小鳥のさえずりがはっきりと聞こえてくるようになる。春の陽気に誘われたのか、伸びやかな鳴き声は代わる代わるに響いている。突然、少し強く風が吹いたらしい。一瞬止まった靴音の合間を縫うようにして木々のざわめきがざあざあと降り注いできた。

私は再び歩き出したあなたの小気味良い足音を感じ取りながら微睡んでいく。遠くない未来に揺るぎのない別れを予期しながらも、束の間の安らぎに身を委ねてそっと目を閉じた。

2016-04-20

生理用品を送り返した童貞ジジイ実在したのか問題

例の生理について無知童貞諸君disられまくっている件についてである

発端の記事は「信じられないツイートから唐突に始まり女性生理についての話を生々しく繰り広げる。

http://mutitumi.hateblo.jp/entry/2016/04/17/024520

曰く、避難所責任者おっさんが、生理用品のナプキンエログッズだと思って送り返した事件があったと。

それはけしからんと。

姉ちゃんが女体の神秘についてちゃんと教えたるけんねーと。

え?見知らぬ他人ツイートが一次情報?と思ったがまあ最初スルーした。

で、続くこの記事である

http://togetter.com/li/964106

え、なんか俺達、知らぬうちにマウンティングされてる・・・

はいはい無知でごめんなさい未婚でごめんなさいついでに童貞でごめんなさい

しかし、ここまで好き放題言われてるわりには、その根拠であるニュースソース全然見つからない。

ソース出自を疑ってるコメントも何個かあるけど、全スルー

てか生理用品って、いつも水・食料の次くらいには優先されて送られてると思うのだが・・・

東日本大震災ではわりと大きく被災した県に住んでいたし、親戚が原発事故の影響をもろに食った地域にいたので、

当時からTwitterはてブは齧り付くように見ていて、震災原発に関するいざこざには一通り目を通してきたつもり。

そのはずなのだが、「生理用品をエログッズと勘違いして送り返したジジイがいた」という事件があったとは初耳だった。

そんな事件があったなら当然Twitterでは騒ぎになっただろうしブコメも山のように付いたはずなのだが、探してもどうも一次ソースと思しきものが見つからない。

まず東日本大震災直後から熊本震災の前日までで、それっぽいワードTwitter検索してみた。

https://twitter.com/search?q=%E7%89%A9%E8%B3%87%20%E7%94%9F%E7%90%86%E7%94%A8%E5%93%81%20since%3A2011-3-11%20until%3A2016-4-13&src=typd

確かに「生理用品をエログッズ扱いして送り返したジジイの話」を呟いているアカウントはけっこうある。NHK番組で見た、という証言もある。

だが、目を通した全てが伝聞情報しかなかった。一次ソースへのリンク番組の具体的なタイトル・内容などに言及しているツイートは一つも見つけられなかった。

加えて、震災当時に遡るほどジジイの登場頻度は下がる。ジジイがよくTLに登場するようになったのはここ2~3年ほどである。どうも辻褄が合わない。

発見したニュースの中で唯一ソースと言えそうなもので閲覧可能だったのは以下の記事

http://www.news-postseven.com/archives/20110403_16444.html

ただこのニュースの中には「生理用品をエログッズ扱いして送り返したジジイ」は姿形もない。

女性用品を救援物資として持ち込んだが「そんな要望はないんだよな」と無下にされた、ムートンのブーツがなんなのか理解されずに受け取ってもらえなかった。という情報以外は読み取れない。

ブーツが受け取られなかったのは確かなんだろうが、生理用品その他の物資がどうなったのか?などはここからは分からない。

で、上の記事タイトル検索したら関連ありそうな記事が2つ見つかった。

http://www.news-postseven.com/archives/20110401_16362.html

http://media.yucasee.jp/posts/index/7094

出てくる単語が一致するのでこれらの記事は同じ事案について書き方を変えただけのものだろう。

で、これらを統合するとだいぶ具体的な情報になる。


ピーチジョン社長被災地に直接救援物資を届けることに決める

ピーチジョンから当然物資の中身は女性用品。その中には生理用品もある。

個人から支援は受け付けてないのでたらい回しにされる

やっと辿り着いた避難所で「そんな要望出していない」と無下にされいじける

スタッフ物資をちょろまかされたことに対してキレる

記事内容は実際けしからんし、たらい回しは気の毒だったが、熊本震災では政府から直接ボランティア自粛を求める声明が出たように、

個人での物資持ち込みは現場オペレーションを激しく乱す行為である最近だいぶ周知されてきている。

震災当時は憤慨する人も多かっただろう。が、今となっては「まあそうなるよな」である

で、やっぱりDTジジイは出てこない。

ここまで実態が具体的になっても出てこないのでは、このソースは一次情報としては使えんことになる。

DTジジイは結局Twitter上で伝聞情報として語り継がれているものしか発見できなかった。

核になりそうな情報ポロポロとは見つかるが、そのものズバリ情報存在しないと言いきっていいと思われる。

自分の中では「生理用品をエログッズ扱いして送り返したジジイ」の存在都市伝説の域を出ないと結論せざるを得ない。

うん、まあ別に構わんよ、根拠がなくても。議論が深まっ太郎でも。実際良い啓蒙にはなっただろうよ。

でもな、他人の伝聞を一次ソースにするのは愚の骨頂だ。それは震災以後デマヘイトに晒され続けて骨身に染みたよ。

見知らぬ他人の伝聞なんて、伝言ゲームの中でいくらでも盛られるし、改変される。とても信用するに値するものではない。

人は自らが信じたい情報を率先して信じるというのが、オレが震災を通して得た教訓の一つ。

別にでっち上げでも何でもいいの、自分がその情報ハッスルできれば。

一緒に騒げる仲間が多ければ、なおさらそれに気付きづらくなる。

自分では常にそれに気を遣っているつもりでも、どうしても自分が信じたい情報には気を取られるしな。これは本能に近いものがある。

この件がデマだったとして誰も傷つけてないし世の中の啓蒙になるんだから良いだろ、と言われたら返す言葉もない。

が、東北震災を経てきた身としては、デマを真に受けた第三者達が当事者不在のまま好き放題騒いでいるということが不快しょうがない。

勉強になるならないとか関係ないのよ、俺達が5年間我慢してきたのはなんだったのよ、何も学んでくれなかったの?あなたたちは。

まあ実際これが全くのデマなら、傷ついた人間被害を被った人間もいなかったということにもなるし、喜ぶべき事なのかもしれないが。

DTジジイがみんなの心の中にいるおかげで、被災者達に適切な物資が行き渡るなら、それはそれでいいのかもしれない。

でもやっぱり納得はいかない。納得がいってない男がここにいることは理解して欲しい。

<追記>

ももちろん童貞です。

閣下名言

http://anond.hatelabo.jp/20160417155219この記事で、

なんかブクマの人に「閣下のいいところも書かなきゃフェアじゃないっしょ」みたいな事言われたので、適当にまとめる。

閣下は割と顔が整ってますね。美人とか言うと本気で制止してくるので言えませんが。

あと閣下お話ししてると心臓がどきどきする(悪い意味で)



閣下仕事とか子供とか住むところとか、そういうの考えてないとダメですか?」(注:婚活中)



 料亭での一言。御一人様一万円の料理をつつきながら(払いは当然全部私持ち)、まさか婚活やる気ゼロアピールあなた心臓が見てみたい。



閣下「いきなり、あなたと一緒に住みたいよ、とか言われたらちょっと、うーん、ってなるじゃないですか」



 料亭での一言。俺は結婚したら家出るのとかどこに住みたいと考えてるのとか聞いただけなんだが…。別に何も、相手を俺に限定せずとも良いのだが。なぜプロポーズと受け取ったし。



閣下「え、あの子ルークスカイウォーカーの娘だったんですか」



 映画鑑賞後の一言スターウォーズの新作を見た後で。なんか旧作とは全然無関係な、ただ単に砂漠惑星タトウィーンに住んでるだけの孤児女の子主人公の話だと思ってたらしい。それ題名スターウォーズじゃなくね。



閣下「親と弟は部屋ありますけど、私の部屋はないですね」



 喫茶店での一言。ただただ反応に困る。羽川さんか。



閣下「(糸鋸さんは御剣検事相棒でしょ?と訊かれて)いやアレは相棒と言うかただの足手まといじゃないですか」



 逆転裁判の話をしていて。いつも真面目で一生懸命なイトノコさんに対してやたら厳しい一面も。何があった。



閣下「(狩魔冥理不尽だという話をしていて)ああいう人が来たら、ああ、台風が来たと思って耐えるしかないです」



 話の続き。閣下も同様に堅いところにお勤めなのだが、職場風景が少し気になるコメント



閣下「いや、遊園地とか行った事ないですね」



 酔うのは本当らしい。が。そろそろ、「搾取子」という単語が脳裏にちらつき始める。



閣下奨学金の支払い来年あたりで終わりますね」



 大学学費はほぼ全額免除生活費バイト。足りない分だけ奨学金、らしい。…親ェ…。



閣下「エサを楽にもらってる鯉ってなんか許せないんですよね。自分では何にもしないで楽にエサもらってて、なんていうか、自分の食べる分は自分で稼ぎなさいって思う」




 庭園を眺めての一言唐突にあらわれた鯉への熱い攻撃に闇を感じる。そういえば閣下はお兄さんの事を一言も話さない。




閣下「(弟の話をよくするので職業を聞いたところ、にこにこしながら)ドカタです」




 一方、弟の話はよくしてくれるので弟さんの事を軽く聞いてみたらまさかのこのカウンター

 あ、ああ、建設業なんだ、と濁しておいた。別に差別用語って事はないんだろうが…。




閣下「人から触られるの嫌いなんです、ピアスとかネックレスとかもつけないし」




 三ヶ月付き合って手をつなごうと提案たらこの有様だよ!

 ピアスとかネックレスとかの無機物野郎もまた人間であり等しく嫌悪対象らしい。ざまあ。



閣下味噌は好きなのに味噌汁は飲まないんですか?」



 ビュッフェでの一幕。閣下一人暮らししてた時も毎朝欠かさず味噌汁を飲むほどの味噌汁派。

 味噌汁を飲まない奴は許せないのか。味噌が好きならなおさら憎いのか。愛憎って何だ。




閣下「親が子育て大変で、保育園の間はずっと祖母の家に預けられていたので」




 閣下一人だけらしい。…いや、私は行儀を弁えてるからね?人様の家の事情には首突っ込みませんよ?



閣下「(母の日プレゼントしないの?と訊かれて)うーん、親と子でプレゼントするような習慣がないですね、誕生日とかもケーキだけだったんで(友達へのプレゼントはわんさか買い込みながら)」



 小物屋にて。誕生日プレゼントもらった事ないらしい。クリスマスもなし。母の日の贈り物もした事ないらしい。…まあそういう家庭もあるんだろうけどさあ。なんつうかさあ。仲良くしろ



閣下「(ちょっと豪華な店で転任祝いをし、プレゼントを贈ったところ)転任はただの異動なんで祝われるようなものじゃないですけど」



 これまでの前提を全て覆すほどの残念ぶり。

 今までの伏線別に、「誰にも祝われた事がなくて孤独から恋人気取るんなら祝って欲しい」アピールではなかったらしい。何なん。この子一体どうしたいん。




まあ、猫のような人だと思います

2016-04-18

名前ってなんだっけ

唐突自分名前が嫌いになった

今まで言いにくいとは思ったけど、いい名前だと思ったしわりと好きだったのに

というか、自分自分名前であることに嫌悪感違和感?を突然感じてしまった

自分のことを○○って名乗ることが正しくない気がしてきた

なにこれどうしたら治るの

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