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2024-02-09

anond:20240209192306

単なる民事的な言った言わない契約トラブルだったらスルー一択だが。

連携してる職同士で歯車の噛み合わないのは、まさしく構造上の問題があったから。

まあ、あまり好きな例※じゃないが、タレントが決まってて清楚な長髪女性主人公原作も決まってて、しかし元気なおてんばキャラであるタレントに合わないので脚本家が頑張るしかないけど、どうあがいても批判される運命、のような。ドラマの売り上げの為に必要な順番で確保していくと、必ず無理が生じて現場人間をすり減らせる。

※好きじゃないのは清楚とかい概念がクソだと思ってるからです。

2024-02-08

処女厨婚活した実体験を話す

我、処女厨

処女厨婚活したら苦労するだろうと思うが、案の定苦労しまくったって話をしてやるぜ

まずは婚活を始めた経緯を説明しよう

経緯

25歳まで女性と無縁の人生 and テレワークによる超孤独生活

⇒あれ?この暮らしヤバくね?

結婚視野に入れた彼女ほしい

マッチングアプリやろう

25年間女性に見向きされなかったひがみからなのか何なのかは未だに判明していないが、

結婚相手絶対処女にすると決めていた

そして処女彼女に出来たらその子結婚するんだという心の誓いを立てて処女厨婚活スタートした

悲惨スタートダッシュ

さて、処女厨婚活の序盤は想像通りの悲惨さであった

まずそもそもマッチしない

マッチしても業者ばかり

必死にこぎつけたアポ相手マルチだったりと

まさに踏んだり蹴ったりである

化け物にも遭遇した

すでにサービスが終了してしまって、今現在はもう使うことのできないアプリなのだが、

当時、処女厨専門のクロスポートというマッチングアプリがあって、それで出会った女性である

……やばかった

何がどうやばかったか……賢明な読者ならばもはや言わずとも知れたことではあるが、あえて語ろう

とんでもなくデ〇だった

事前にぽっちゃりしていると言われてはいたが、ぽっちゃりなんていう次元では済まない

また、絶望的にコミュ障であった

アポの待ち合わせは互いに探し合うものだと思うが、この人は何を思ったかずっと壁の方に向かってブツブツと何かをつぶやいていたのである

地方駅でのアポというのも相まって、その姿はまるで前入れ駐車の軽トラの後背部であった

この世界には夢も希望もないのだと幻想を打ち砕かれた瞬間だった

絶対コイツだと思って声をかけても2,3度スルーされる

どうしようか頭を悩ませていると、突然振り向いて応答が返ってきた

どうやらレスポンス遅延だったようだ

その差は数十秒

正面の姿も悲惨であった

前髪がべちゃっとしたワカメのように側頭部に張り付いており、元の容姿と相まって生理的に受け付け難い見た目をしていた

大変な化け物がやって来てしまった

恋人……はたまた結婚なんて想像するのも絶望的な女性ではあった…………が、しかし我は処女厨

この時の俺は処女こそがすべてだと思っていた

の子が、処女であるか……

処女であればこの子運命の子なのか……

サイゼリヤに向かう道中、その考えだけが俺の頭の中をぐるぐると駆け回る

しかしその答えはすぐに出た

食事の中での会話でストレートに聞いた

あなた処女ですか?」

その答えは………………………………………………………………

処女だった

簡単すぎる問いであった

答え合わせすら必要がなかった

状況証拠が揃いすぎている

いや、もしかすると非処女であって欲しかったのかもしれない

処女厨である自分ポリシーを曲げることなく、この化け物と決別することができるからである

この時の俺は迷った

自分ポリシーに殉じて生きるべきか、それとも本能に負けてポリシーを曲げるか…………

とんでもない二択であった

婚活開始時に処女であれば愛すとあれほど固く誓ったにもかかわらず、婚活開始から1か月も経たずにその誓いを自ら破ることになるから

これほどのジレンマに陥ったことは、過去現在未来を含めてもこれが最初最後であろう

決別

………………俺は、……………………本能選択した

己の限界を知った人生で初めての出来事である

無理なものは無理だった

いくら処女でも化け物は愛せない

処女厨にも限界というものがある

人生は思い通りにならない

相手処女であればどんな女性とでも俺は幸せになれるという幻想をいとも容易く打ち壊してくる

それを嫌というほど心に刻まれ

それからというもの処女厨こそ治らなかったが、俺は幻想を見るのを控え、地に足をつけて現実と向き合うことにした

がむしゃらに頑張った

年収上げ、コミュ力上げ、容姿改善アポ1000本ノック……

できることはなんでもやった

美人処女釣り合う男になるために、振り向いてもらうために、自分を変えた

その甲斐もあってか、苦節2年、ようやく最高の相手と巡り合うことができた

今は結婚している

処女厨よ聞け

夢は叶う

諦めるな

お前たちの嘆きは痛いほどわかる

でもその悔しさはバネになる

からやろう

お前が魅力的な男になればすべて手に入る

から強くなれ

約束

p.s.

軽トラからの2年間も壮絶な戦いがあるのだが、それはまた別のお話

2024-02-07

スピリチュアルバイト先の便座が冷たい

劇的に寒い

皆さんの学校職場トイレ、及び便座は温かいですか?

冬の便座は温かいに越したことはない。その方がいいに決まっている。

学業仕事から離脱し、わざわざ氷のように冷たい物体に尻をべったりと押し当てに行くなど意味が分からない。

拷問と何が違うというのだろう。

まあ、こんなに不平不満をもらしている手前、私の職場の便座が温かいけがない。

タイトルに書いた通りである

タイトルに書いた通り、バイト先のトイレの便座が冷たいのだ。

スピリチュアルバイト先の、トイレの便座が冷たい。

スピリチュアルな」「バイト先の」「便座が冷たい」のだ。

拷問と何が違うというのだろう。

なぜわざわざ「スピリチュアルな」と形容しなければならないバイト先にいるかといえば、理由はいろいろある。

遡れば十年近く前、大学卒業直前に父が突然亡くなり、それがトリガーで鬱になったとか……それが原因で何年も正規雇用でまともに働けていないとか……父が亡くなってから母の認知症が進み、家族のことを全員忘れてしまったとか……そういうあれこれで私の鬱も何年経ってもなかなか寛解せず……

まあ、人生いろいろある。

いろいろあって私は「スピリチュアルな」「バイト」をしている。

この増田トピックとしてはさほど重要な話ではないので、詳細は省く。「スピリチュアルな」「バイト」にわざわざ就く経緯の説明としては、こんなもんでいいだろう。

バイト先はスピリチュアルグッズや、怪しいけど合法の、薬っぽいものなどを通信販売している会社だ。

あんなもん、どこの会社の、どんな奴が売ってんだよ、と皆さんも人生ちょっとは思ったこと、ありませんか?

私もそう思っていました。私のような人間経営の一端を担っていますスピリチュアル業界未来心配

ここまで読んでいただけたなら大抵の人が理解していることと思うが、私はスピリチュアルグッズも、怪しいけど合法の薬っぽいものもまあ小馬鹿にしている。

なぜ大して好きでもない商品販売する職場で働けているのか。理由は二点ある。

一点目は、給料が良いのだ。

ちょっとExcelWordが使えて、ちょっと正しい日本語が扱えるというだけで、随分と歓迎されている。私のような経歴ではなかなか巡り合えない、好待遇アルバイトだと思う。

二点目は、働いている人の善さだ。

ここで言う「人の善さ」とは、スピリチュアルらしく開運オーラを持つ人だとか、いつも笑顔で縁を引き寄せる人だとか、そんな話ではない。

うちの会社に限った話かもしれないが、スピリチュアルグッズを取り扱っている会社にしては社長社員も、全くスピリチュアルに傾倒していない。

ここから憶測と、ちょっとした悪口になるが(ここまでも大概だが)、おそらく販売する側が正気でいないと、正気じゃない人間にまともに売り込めないのだと思う。

正気じゃない商品正気じゃない人に親切に売りつけるには、正気でいなければならない。

ビジネスの考え方ってこうじゃないとな、とも改めて思える。

少々話が逸れたが、本題に入る。

スピリチュアルバイト先は給料も良く、人も善いというのに、トイレの便座が冷たい。

わざわざ温かいオフィスを離れ、冷たい便座に尻を押し当てに行きたくない。何度も冷たい便座に座りたくない。

おかげで乏尿になってしまった。乾燥していてよく水分は摂る癖に……膀胱炎になったらとんだお笑い種だ。

スピリチュアルに携わっているくせに乏尿だの膀胱炎だの、代謝が悪そうな人間になってるの、可笑しくないですか?そうでもないか

だが、最近冷たい便座に座る回数が減った。シフトを減らされたのだ。

薄々予想はしていた。三人いたバイトのうち一人が解雇され、もう一人は週三、週二、週一と見かける回数が日に日に減っていき、ある日とうとういなくなった。

しかし、私はシフトを減らされるのみで、なぜか解雇されなかった。おまけに会社バイトを二人解雇したと同時に、正社員を数名雇っていた。

人事マネジメントどうなってんだ。やっぱ正気じゃないのか。

そうして念願叶って冷たい便座に座る回数が減り、また、それに応じて給料も減ることになった。

後者は全くもって望んでいなかった。本当に。

給料が減れば必然的精神不安定になる。鬱の非正規雇用者というのは、そういう生き物だ。

でも、鬱だろうがなんだろうが、人間は案外しぶとい。私は運命精神疾患者に厳しい世間抗うため、副業を探すことにした。

今のバイト先と兼業できて、同業じゃない、スピリチュアルとは無関係の、いいバイト先を……

と思いながら面接を受け続け、なぜか今よりも胡散臭い気配が漂う会社副業をすることが確定した。

なんでだよ。普通、なんかこう、こういうとき起死回生の展開があるはずだろ……

でも、私は「起死回生の展開」なぞ存在しないことを知っている。なぜなら、私の人生からだ。私の人生に、そんな展開は都合よく訪れない。

新しいバイト先の会社が入っているビルは、かなりボロかった。

会社のドアもまあボロく、「チェンソーマンに出てくるボロいドアに似てるな、貼り紙はないけど」というのが会社第一印象だった。

だが、そんな印象に反して面接をしてくれた社長は優しく気さくで、なかなか楽しい気分で面接ができた。オフィスワーク経験も活かせそうだったので、内定の連絡には二つ返事で承諾した。

オフィスのドアに貼り紙はなかった。だが、面接とき見えなかったオフィスの壁には、大量の紙が貼ってあった。

壁の紙にはおそらく慶弔用と思われる筆ペン

論理的思考世界を回す!」「社会人として自立を意識」「ポジティブシンキングが良い結果を生む!」

などと書いてあった。もっと書いてあったが、全く覚える気がないので、これ以上思い出せない。

社会の嘘」が書いてあるな、と思った。

スピ会社でも思ったが、この会社でも「ここで聞いたことはすべて信じないことにしよう」と思った。

だが、待遇が良く、人が善いのはスピ会社と同じだ。オフィスワーク経験も活かせている。

いいんだ、これで……

と思いながら、新しいバイト先のトイレの便座に座った。

かい……

そう、温かかったのだ。便座が、温かい

待遇が良く、人が善く、どうしようもなく胡散臭く、オフィスに出勤する度に、名札が渾名で書いてあるタイプ居酒屋に来た気分になるけど、というかこの会社トイレにすら「社会の嘘」の紙が貼ってあるけど、そんなことはどうでもいい。

便座が、温かいのだ!

私は心底感動した。

冬の職場の便座が温かいことが、こんなに嬉しいとは……

便座が冷たいスピリチュアルバイト先と、便座が温かいキショい居酒屋みたいなバイト先。

どっちも別に好きではない。正直目くそ鼻くそだが、真冬に便座が温かいことは、とんでもないアドバンテージだ!

サンキュー職場!星三つ!

今の時期だけはお前を愛することにする!

夏になったらどうなるか知らんが!しばらくよろしくな!

2024-02-06

anond:20240205210445

これはわかる

中間層の不満が一番大きい

2024-02-05

15年くらい使ってきた液晶ディスプレイが、他でもない今日、壊れた。

日新しい4Kディスプレイを注文して、今日これから届くところなのよ。

んで、古い2.5Kは物置にしまって予備にでもしておこうと思っていたら、午前中に突然画面が消えて、そのまま点灯しなくなってしまった。

お前、自分運命を知っとったんか?

若い頃の特別出来事

その特別相手との関係性と解釈したんだよな自分

まり運命相手だと

でも違った

その特別な何かは関係性ではなく、自分特殊さだったのかもしれないと今は

またはそれ以外の何か、運とか偶然とか、そんなもんかも知れないけど

2024-02-03

身なりのきちんとした童貞

旧帝大に通ってる女です

最近周りの先輩方を見て思うのが、高学歴で見た目きちんとしててもなかなか彼女はできないということです

理系学部の先輩(院生)は、いかにも軽音サークルっぽい見た目で身長は180cm強で服も普通就職先も大手しかも話も面白い

一見すると特に非の打ち所のない人で、彼女がいてもおかしくない、むしろいるほうが自然に思えるんですが何故かいません

マッチングアプリでいそいそと運命相手を探しているようです

別の先輩は、これまた雰囲気のある見た目で背が高くてとても腰が低く親切な人です

中高の知り合いで似たような人を知っていますが、やはりモテていました

しかし、この人はモテないようです やはりマッチングアプリを始めるとかなんとか言っています

似たような男が私の周りには何故か沢山います

なんで彼らに彼女ができないのか、私には分かりません

所謂チー牛とか陰キャとか、そういうタイプの人でもなく

普通か平均以上の見た目をしていて、多分刺さる女の子もいるだろうな、という雰囲気の人たちなのに

しかも、性格に難があるわけでもない それに国立大学生で頭も良い

先輩方より見た目も頭も悪くて気難しそうな人でも、女の子との交際経験はそれなりにあるはずです

なんでなんでしょう

彼らから女性関係体験談を聞いているとなんだか哀れに思えます

マッチングアプリ彼女ができたかも!と言ってめちゃくちゃ浮かれまくった次の日に既読無視で振られたり

コンカフェ女の子ちょっとお話しただけで好きになったり

ネットで見かける非モテ弱者男性のものです

25歳とかで交際経験が一切ないと、いくら元がまともな男の人でもズレてしまうんでしょうね

彼女ができたとか言って3日ぐらいで別れたり(もう彼女じゃないじゃんそれ) そういうのはせいぜい高校生ぐらいの子がやることだと思うんですが、彼らは今現在やっています

とても悲しいです

今までの機会さえ恵まれていればモテモテだったのかもしれません

ただ、恵まれていなかったので今非モテになってしまっているんです

とても非モテとは言えないようなスペックなのにね

誰か、付き合ってあげてくれませんか

本当に勿体無いです

2024-01-31

anond:20240131214553

表現を守ることすら命がけ

敗戦国コンテンツですら勝たせて貰えない運命にあるのかなって

2024-01-30

anond:20240130202334

今は動けない

それが運命だけど

諦めはしない

もう目覚めたか

anond:20240130091004

からだが言葉遊びの部類だなー。その件も強制的御輿に乗せられたという比喩を使って表現できるというだけで主旨と違うでしょ。

元増田SNS炎上が始まった後の状態御輿に例えて、その件との相違点を表現してるのよ

サバンナにおいてライオンに補食される弱者には辛い運命が待っているみたいな表現(これは真理ではなく単にレトリックだ)に対して、俺たち弱者男性も辛いなどと反論するようなものだ。特定表現に反応してるだけで文脈をふまえていない

2024-01-29

島聡は大半の日本人より立派

自らの運命を受け入れて、従容と死に赴く。これは誰にでもできることではない

ネット知識人ぶってるような奴らは、今際の際もコンプレックスと後悔にまみれて醜く死んでいくのだろう

2024-01-28

anond:20240128191055

ワイドショーやらSNSで、インテリ風吹かせた連中が、能登限界集落は遅かれ早かれ滅びる運命だったのが早まっただけ

これって具体的に誰がいってんの

何故か個人名が出ないままふわっと「リベラル」「インテリ」を叩いてるけど

普通だったら「誰々がこんな問題発言」と名前上げて糾弾するところでなんか怪しいな

ひろゆきリベラルってこと?

anond:20240128031950

ちょっとネガティブすぎるなーと思うけど、実態としてはそんな感じなのかな。

リベラルの人たちは能登についてしばらくちょっと黙っててほしい

という話だけど、

「馳さんは外のもんにいじめられて可哀想や」

能登の暗いところばっかりニュースにしていやらしい」

これを能登人間が言っている事実についてちょっとは考えてくれ

ない想像力を働かせて考えてみる。

谷本県政時代から引き続く工業団地などの企業誘致北陸新幹線。そして延伸へ向けた馳知事の尽力、などなど。

こうした地域経済振興観光アピール公共事業、過疎対策をいろいろやってくれたからなのかな。県政評価は高いと思う。

県民しては、とりわけ28年も知事を務めた谷本には強くお世話になった感が強いのだろう。

でも谷本さん自身は当初、革新政党系の支持を受けて初当選したというのをさっき調べて知った。当時、森喜朗推していた農林族の対抗馬を破った経緯もある。

2003年能登空港の開港小松空港国際線就航などは、森喜朗が尽力したといわれているけれど、谷本とは不仲だったという。

2022年谷本知事引退の際に、再び新たに農林族の山田出馬することになり、保守分裂という事態に陥ったが、森喜朗自分が育ててきた馳を推すことに決めた、という内容の記事もさかのぼってみた。そして行政側は第一次産業への理解が厚い山田を推す動きがあった一方、谷本事実上、馳に自分の後継として信を託したという記事もみた。

そう考えると、保守王国石川県というけれども、一枚岩じゃなかったけれども鋭く対立もしていなかったというのも今後の復興を考えるうえでは、いろいろと興味深いと思った。

そんなところへ、ワイドショーやらSNSで、インテリ風吹かせた連中が、能登限界集落は遅かれ早かれ滅びる運命だったのが早まっただけで

この際、復興過程では、そういうところを切り捨てて優先順位をつけるべきだ、とかいう雑な議論が耳に入ってくると、それは地域人間としてはイラっとくるのかもしれない。

想像だけど。



余談ーー

また初動に関して、「馳知事はよくやっている」論も、わからなくもない。

馳氏は谷本県政時代に後回しにされていた地震被害想定など、災害リスク軽減のための取り組みを見直そうと着手していたことは事実で、

今回の震災に間に合わなかったいうのは事実だとしても、馳知事だけの責にするわけにはいかないだろうと思う。

あと、今回初動の遅れの原因のひとつとして、石川県北陸地整が本来事前に取り組むべき道路啓開計画が未整備だったという指摘もある。

総務省は去年の段階でいくつかの地整や県に対して是正勧告を出していたから、いくら県政2年目の新人知事といっても知ってはいたと思う。

これって建設業者など指名業者と事前協定をし、迅速に予算執行するうえで超重要なんだけど、結果としては後回しになってしまった。

ただ、去年から道路啓開計画に着手していたとしても間に合わなかった可能性が高い。

そういう意味では、馳知事はよくやっている、あんまり叩くな、という県民気持ちはわかる。

一方で、発災直後の対応外野があれこれ批判しているうちに、交通インフラ問題は解消しつつあり、あれよあれよという間に復興モードスイッチが入っていく。

復興初期段階のスピード感というのはものすごく早いので、初動の問題はいろいろあったにせよ、そんなことの検証にあまり時間を割いている余裕はなく

これからがれきの処理やら広域の自治体間協力も必要になってくるなど、馳知事には復興の手腕が問われることになる。

という感じであるので、震災後一ヵ月になろうとしているこのタイミングでは、

県民もっとポジティブに前向きに物事をとらえたほうがいいんじゃないかと思う。

多分、震災3か月後には初動の失態なんて議論過去のものになって、もうしていないと思う。

disられていじけて、保守ますます保守に、というルサンチマン丸出しのネガティブスパイラルもわからなくもないけど、

からと言って、何も知らない外野がわーわー騒ぐのは止めようもない。ましてやネット空間なんて。

しかし、外野意見なかには、今後国や行政がどう動こうとしているのかのヒントもあるのも確かなはず。

そこは地元人間だけではルサンチマンを越えられないかもしれないけれど、災害復旧のプロセスで入ってくるさまざまな他者民間支援企業だったり、NPOだったり、コンサルだったり)との対話の機会が今後増えてくると思う。

よそからきた民間経験などを踏まえて、外部の冷静な視点意見を再整理してゆく、ということもまた大切と思う。

そして、実際、国や行政復興モデルに着手し始めると、とりわ予算をつけることが前提となると、行政としては長々と議論してもらいたくないので、予算執行を急ぐのが世の中の常。

復興公営住宅にしても行政が「これならすぐに着工できますが」と提示されたものから復興が進んでいくなかで、ただでさえ経済的に苦境に陥っている被災者に、地域を出てゆくか、受け入れるかの二者択一で選べという形で行政主導が突き付けられる、というのが東日本の教訓としてある。

しかスピード感のある復興とか国や県はかっこいいことを言い出すに決まっているので、恐らく震災半年後くらいには被災者決断を迫られる。え?そんなこの状況でまだ決断できない、という被災者も多かろうに、行政は「受け入れるひと、この指とまれ方式なので、行政提案を受け入れた人だけが救済を得られ、地域を出て行った人はどうなったか統計すらないというのが実態となる。

それこそ、発災直後はヒーローみえていた馳知事が、復興期には被災者に苦渋の選択を急がせる役人顔をするかもしれない。

心理的メカニズムとして馳はヒーローだというマインドがどんどん強固なものになって、ますます保守保守していくなかで、次に復興の話がやってくる。

ルサンチマン的な心理的メカニズムから解脱して悟りを開いている人が何人か周りにいればいいんだと思う。

そういうことの萌芽を、今の時点で何も知らない外野がわーわー騒ぐ言葉の端々にちょろっと見出せることがあるかもしれない。

先日、被災地域ではようやくボランティア活動が本格的に開始されることになった、というニュースをみた。

外部の人間がこれからわんさか入ってくる。これまで入っていただいていた100くらいのNPO団体も含めて。

そのなかには、東日本含め、過去復興経験を持つ人も多くいるはずで、そういう方々と交流をする機会が増えるんじゃないかなと思う。

外部の人間玉石混交で、なかには、インテリ風な意見を持つ人もいるかもしれない。

間垣の里なんてどうでもいいんだよ、堤防なんだよ生命安全第一なんだよ、とかね、中にはいるかもしれない、例えばだけど。

そういうときに、その意見ちょっと違うよね、と言ってくれる人もまた外部の人だったりするので、不協和音のなかだからこそ貴重な意見も拾える。

そのときに、いちいちルサンチマンに陥っていると、聞く耳をもたなくなって、聞けるはずの意見にも耳を閉ざしてしまうことにもなりかねない。

はいっても、これといってどうしようもないことかもしれないけれど。

被災地の人にはこのままルサンチマンを深めながら一方で公助への依存を強め行政から提案を待っていると、

最終的にあんまりいい結果にならない気がするので

玉石混交の外部の人が入ってくる機会をチャンスととらえて、復興の話を進めていったらいいんじゃないかなと思う。

2024-01-27

最初に言っておきますが、私は最近「励まし方」について研究しているんです。

時には自分を励まさないと、笑いを提供することが難しくなっちゃうじゃないですか。

最近ね、自分生活見直してみたら、脚本がないっていうか、まるで働く日々がスクリプトを書いているかのようだと気づいたんですよ。毎日が同じセリフで、特に休みたい」とか「疲れた」とか、そんなセリフばかりが口をついて出るんですよ。これって日常ってやつですね。

でもね、人生整合性のある脚本で進んでいくものではなくって、いつも予測不能な展開があるんですよ。例えば、「結婚」っていうプロットが急にやってくるわけですよ。誰が予測できますか?私なんて、まだ「出願システム」も理解できてないのに、いきなり結婚のシーンがやってくるんですからね。

それにしても、最近日常会話って難しいですよね。特にテレビアニメ化」なんて言葉普通の会話に組み込むのは難しい。友達に「最近生活、まるでテレビアニメ化されてるみたいでさー」と言っても、ちょっと引かれちゃうんですよね。でも、これって面白いアイディアかもしれませんね。誰かが私の生活アニメにしてくれないかな?

さて、最近魔女」になりたいなんて考えているんですよ。なんでかって?だって魔女って「ヌンチャク」を持っているイメージがあるじゃないですか。それに、魔法生活が便利になるし、容疑者扱いされることもないでしょう。ただし、魔法結婚相手が現れる確率はわからないけどね。

でもさ、人生って運も大事だよね。私はいつもラッキーなことが起きると信じているんです。例えば、コインランドリー洗濯している最中に、知らない人が現れて「これ、君の靴下だよ」とか言ってくれたら、それはもう運命出会いかもしれませんよね。

最後に、みんな、日常の中で「糾弾」なんて言葉を使わないようにしましょう。言葉って大切だから、代わりに「かわいい」や「ひらがな」をたくさん使って、笑顔で過ごしましょう!ありがとう、そして楽しい時間を共有できて嬉しいです。それでは、また会いましょう!

2024-01-26

金光翔 『<佐藤優現象批判

インパクション』第160号(2007年11月刊)掲載

目次

1.はじめに

2.佐藤優右派メディアでの主張

 (1)歴史認識について

 (2)対北朝鮮外交について

 (3)朝鮮総連への政治弾圧について

3.佐藤優による主張の使い分け

4.佐藤優へ傾倒する護憲派ジャーナリズム

5.なぜ護憲派ジャーナリズム佐藤を重用するのか?

 (1)ナショナリズム

 (2)ポピュリズム

 (3) 格差社会

 (4)「硬直した左右の二項対立図式を打破」―〈左〉の忌避

6.「人民戦線」という罠

 (1)「ファシズム政権樹立」に抗するために、人民戦線的な観点から佐藤擁護する

 (2)「論壇」での生き残りを図るために、佐藤擁護する

7.「国民戦線」としての「人民戦線

8.改憲問題と〈佐藤優現象

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

10.おわりに

1.はじめに

 このところ、佐藤優という人物が「論壇」を席巻しており、リベラル左派系の雑誌から右派メディアにまで登場している。

 だが、「論壇の寵児」たる佐藤は、右派メディア排外主義のものの主張を撒き散らしている。奇妙なのはリベラル左派メディアが、こうした佐藤の振舞いを不問に付し、佐藤を重用し続けていることにある。

 佐藤による、右派メディアでの排外主義の主張の展開が、リベラル左派によって黙認されることによって成り立つ佐藤の「論壇」の席巻ぶりを、以下、便宜上、〈佐藤優現象〉と呼ぶ。この現象意味を考える手がかりとして、まずは、佐藤による「論壇」の席巻を手放しに礼賛する立場記述検討からはじめよう。例えば、『世界』の編集者として佐藤を「論壇」に引き入れ、佐藤の著書『獄中記』(岩波書店、二〇〇六年一二月)を企画編集した馬場公彦(岩波書店)は、次のように述べる。

 「今や論壇を席巻する勢いの佐藤さんは、アシスタントをおかず月産五百枚という。左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない。」「彼の言動共鳴する特定編集者と密接な関係を構築し、硬直した左右の二項対立図式を打破し、各誌ごとに異なったアプローチ共通の解につなげていく。」「現状が佐藤さんの見立て通りに進み、他社の編集者意見交換するなかで、佐藤さんへの信頼感が育まれる。こうして出版社カラーや論壇の左右を超えて小さなリスク共同体が生まれ編集業を通しての現状打破への心意気が育まれる。その種火はジャーナリズムにひろがり、新聞社会面を中心に、従来型の検察官邸主導ではない記者独自調査報道が始まる。」「この四者(注・権力民衆メディア学術)を巻き込んだ佐藤劇場が論壇に新風を吹き込み、化学反応を起こしつつ対抗的世論公共圏形成していく。」

 馬場見解の中で興味深いのは、〈佐藤優現象〉の下で、「硬直した左右の二項対立図式」が打破され、「論壇」が「化学反応」を起こすとしている点であるある意味で、私もこの認識を共有する。だが、「化学反応」の結果への評価は、馬場と全く異なる。私は、これを、「対抗的世論公共圏」とやらが形成されるプロセスではなく、改憲後の国家体制に適合的な形に(すなわち、改憲後も生き長らえるように)、リベラル左派が再編成されていくプロセスであると考える。比喩的に言えば、「戦後民主主義体制下の護憲派が、イスラエルリベラルのようなものに変質していくプロセスと言い替えてもよい。

 以下の叙述でも指摘するが、佐藤は対朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮武力行使在日朝鮮人団体への弾圧必要性を精力的に主張している。安倍政権下の拉致外交キャンペーンや、一連の朝鮮総連弾圧に対して、リベラル左派から批判や抗議の声はほとんど聞かれなかったのは、「化学反応」の典型的ものである。「戦後民主主義」が、侵略植民地支配過去とまともに向き合わず在日朝鮮人に対してもせいぜい「恩恵」を施す対象しか見てこなかったことの問題性が、極めて露骨に出てきていると言える。〈嫌韓流〉に対して、リベラル左派からの反撃が非常に弱いことも、こうした流れの中で考えるべきであろう。

 私は、佐藤優個人は取るにたらない「思想家」だと思うが、佐藤右派メディアで主張する排外主義を、リベラル左派容認・黙認することで成り立つ〈佐藤優現象〉は、現在ジャーナリズム内の護憲派問題点を端的に示す、極めて重要な、徴候的な現象だと考える。

 馬場は、佐藤が「左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない」などと言うが、後に見るように、佐藤は、「右」の雑誌では本音を明け透けに語り、「左」の雑誌では強調点をずらすなどして掲載されるよう小細工しているに過ぎない。いかにも官僚らしい芸当である佐藤自身は自ら国家主義であることを誇っており、小谷野敦言葉を借りれば、「あれ(注・佐藤)で右翼でないなら、日本右翼なんか一人もいない」。

 佐藤が読者層に応じて使い分けをしているだけであることは誰にでも分かることであるし、事実ウェブ上でもブログ等でよく指摘されている。そして、小谷野の、この現象が「日本知識人層の底の浅さが浮き彫りになった」ものという嘲笑も正しい。だが、改憲派の小谷野と違い、改憲を阻止したいと考える者としては、この現象について、佐藤優に熱を上げている護憲派を単に馬鹿にするだけではなく、〈佐藤優現象〉をめぐって、誰にでも浮かぶであろう疑問にまともに答える必要がある。なぜ、『世界』『金曜日』等の護憲派ジャーナリズムや、斎藤貴男魚住昭のような一般的には「左」とされるジャーナリストが、佐藤に入れ込んでいるのか? なぜ、排外主義を煽る当の佐藤が、『世界』『金曜日』や岩波書店朝日新聞出版物では、排外主義ナショナリズムの台頭を防がなければならない、などと主張することが許されているのか?

 この〈佐藤優現象〉はなぜ起こっているのか? この現象はどのようなことを意味しているのか? どういう帰結をもたらすのか? 問われるべき問題は何か? こうした問いに答えることが、改憲を阻止したいと考える立場の者にとって、緊急の課題であると思われる。

2.佐藤優右派メディアでの主張

 まず、佐藤排外主義的主張のうち、私の目に触れた主なものを挙げ、佐藤排外主義者としての活躍振りを確認しておこう。

(1)歴史認識について

 佐藤は言う。「「北朝鮮が条件を飲まないならば、歴史をよく思いだすことだ。帝国主義化した日本ロシアによる朝鮮半島への影響力を巡る対立日清戦争日露戦争引き起こした。もし、日本ロシアが本気になって、悪い目つきで北朝鮮にらむようになったら、どういう結果になるかわかっているんだろうな」という内容のメッセージ金正日に送るのだ」。朝鮮植民地化に対する一片の反省もない帝国主義者そのもの発言である。また、アメリカ議会における慰安婦決議の件に関しても、「事実誤認に基づく反日キャンペーンについて、日本政府がき然たる姿勢反論することは当然のことだ。」と述べている。

 特に大川周明テクスト佐藤解説から成る日米開戦真実大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く』(小学館、二〇〇六年四月)では、極めて露骨に、日本近現代史に関する自己歴史認識開陳する。以下、引用する。佐藤が自説として展開している部分である

 「日本人は(注・太平洋戦争)開戦時、少なくとも主観的には、中国アメリカイギリスによる植民地支配から解放したいと考えていた。しかし、後発資本主義である日本には、帝国主義時代の条件下で、欧米列強植民地になるか、植民地を獲得し、帝国主義国となって生き残るかの選択肢しかなかった。」(三頁)、「「大東亜共栄圏」は一種棲み分け理論である日本人はアジア諸民族との共存共栄真摯に追求した。強いて言えば、現在EUを先取りするような構想だった。」(四頁)、「あの戦争を避けるためにアメリカ日本妥協を繰り返せば、結局、日本アメリカ保護国、準植民地となる運命を免れなかったというのが実態ではないかと筆者は考える。」(六頁)、「日本武力によって、列強による中国の分裂が阻止されたというのは、日本人の眼からすれば確かに真実である。(中略)中国人の反植民活動家の眼には、日本列強とともに中国を分割する帝国主義国の一つと映ったのである。このボタンの掛け違いにイギリスアメリカはつけ込んだ。日本こそが中国植民地化と奴隷支配を目論む悪の帝国であるとの宣伝工作を行い、それが一部の中国政治家と知的エリートの心を捉えたのである。」(二八一頁)。また、蒋介石政権については、「米英の手先となった傀儡政権」(二五七頁)としている。他方、佐藤は、汪兆銘南京国民政府は「決して対日協力の傀儡政権ではなかった」(二四九頁)とする。

 右翼たる佐藤面目躍如たる文章である。ちなみに、こんな大東亜戦争肯定論の焼き直しの本を斎藤貴男は絶賛し、「大川こそあの時代知の巨人・であったとする形容にも、大川の主張そのものにも、違和感を抱くことができなかった」としている。

(2)対北朝鮮外交について

 佐藤は、「拉致問題解決」を日朝交渉大前提とし、イスラエルによるレバノン侵略戦争も「拉致問題解決」として支持している。「イスラエル領内で勤務しているイスラエル人が拉致されたことは、人権侵害であるとともにイスラエル国権侵害でもある。人権国権侵害された事案については、軍事行使も辞せずに対処するというイスラエル政府方針を筆者は基本的に正しいと考える」。さらに、現在北朝鮮ミュンヘン会談時のナチス・ドイツに準えた上で、「新帝国主義時代においても日本国家日本人が生き残っていける状況を作ることだ。帝国主義選択肢には戦争問題解決することも含まれる」としている。当然佐藤にとっては、北朝鮮の「拉致問題解決」においても、戦争視野に入っているということだ。『金曜日』での連載においても、オブラートに包んだ形ではあるが、「北朝鮮に対するカードとして、最後には戦争もありうべしということは明らかにしておいた方がいい」と述べている(10)。

 さらに、アメリカが主張してきた北朝鮮米ドル札偽造問題が、アメリカ自作自演だった可能性が高いという欧米メディア報道に対して、佐藤は「アメリカ政府として、『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』の記事に正面から反論することはできない。なぜなら、証拠を突きつける形で反論するとアメリカ情報源情報収集能力が明らかになり、北朝鮮を利してしまうからだ」(11)と、いかなる反証根拠も示さずに(反証必要性を封じた上で)、「北朝鮮情報操作」と主張しているが、この主張は、保守派原田武夫にすら否定されている(12)。佐藤現在右派メディアの中でも最も「右」に位置する論客の一人であると言えよう。

(3)朝鮮総連への政治弾圧について

 佐藤は、「在日団体への法適用拉致問題動く」として、「日本政府朝鮮総連経済活動に対し「現行法の厳格な適用」で圧力を加えたことに北朝鮮逆ギレして悲鳴をあげたのだ。「敵の嫌がることを進んでやる」のはインテリジェンス工作の定石だ。/政府が「現行法の厳格な適用」により北朝鮮ビジネス利益を得ている勢力牽制することが拉致問題解決のための環境を整える」と述べている(13)。同趣旨の主張は、別のところでも述べている(14)。「国益」の論理の下、在日朝鮮人の「人権」は考慮すらされてない。

 漆間巌警察庁長官(当時)は、今年の一月一八日の会見で、「北朝鮮が困る事件摘発拉致問題解決に近づける。そのような捜査に全力を挙げる」「北朝鮮日本交渉する気にさせるのが警察庁仕事。そのためには北朝鮮資金源について事件化し、実態を明らかにするのが有効だ」と発言しているが、佐藤発言はこの論理と全く同じであり、昨年末から激化を強めている総連系の機関民族学校などへの強制捜索に理論根拠提供したように思われる。佐藤自身も、「法の適正執行なんていうのはね、この概念ができるうえで私が貢献したという説があるんです。『別冊正論』や『SAPIO』あたりで、国策捜査はそういうことのために使うんだと書きましたからね。」と、その可能性を認めている(15)。

3.佐藤優による主張の使い分け

 排外主義者としての佐藤の主張は、挙げ出せばきりがない。前節で挙げたのも一例に過ぎない。では、佐藤は、こうした主張を『世界』『金曜日』でも行っているのだろうか。

 佐藤が仮に、「左」派の雑誌では「右」ととられる主張を、「右」派の雑誌では「左」ととられる主張をすることで、「硬直した左右の二項対立図式を打破」しているならば、私も佐藤をひとかどの人物と認めよう。だが、実際に行われていることは、「左」派メディアでは読者層の価値観に直接抵触しそうな部分をぼかした形で語り、「右」派メディアでは本音を語るという下らない処世術にすぎない。「左右の二項対立図式」の「打破」は、「左」の自壊によって成り立っているのだ。佐藤が『金曜日』と右派メディアで同一のテーマを扱った文章を読み比べれば、簡単にそのことはわかる。

 一例として、米国下院での「慰安婦」決議に関する佐藤の主張を読み比べてみよう。産経新聞グループサイト上での連載である地球を斬る〉では、「慰安婦問題をめぐるアメリカ報道を「滅茶苦茶」と非難し、「慰安婦問題に関する二〇〇七年三月一日の安倍発言についても「狭義の強制性はなかった」という認識なのだから正当だとして、あたかも「慰安婦」決議案自体不正確な事実に基づいたものであるかのような印象を与えようとしている(16)。ところが、『金曜日』では、こうした自分の主張は述べず、国権論者としての原則的立場から日本政府謝罪には反対だとしている(17)。なお、『金曜日』の同文章では「歴史認識を巡る外交問題 Permalink | 記事への反応(1) | 18:32

2024-01-22

不幸を願う

先日、心の底から憎んでいる人が最近結婚していたことを知った。

たとえ接触がなかろうが、距離が遠かろうが、連絡手段が無かろうが、共通友達がいなかろうが、今の世の中どこから情報は入ってくるものだ。

何があったのか詳細は知り合いにも知らない人にも話したくない(数人に概要説明したが)し、話したところで私に過失があると思われるだろうし、実際私にも過失はあると思うのだが

詳細はすまんが書けん。書ける範囲で、相手が何をしたのかを簡単に書くと

・今自分がどんなに傷付いているのか/精神的に参っているのか/体調が悪いのかを示し

ケアされる目的で、自分と同等か自分よりも大変そうな異性の友人にターゲットを定め近付き(話を聴いてくれそう・分かってくれそうだからそうするのだろう)

自分回復するまで親族恋人のようにケアをさせて搾取

・その間、自分が知っている他のメンタルを病んでいる可哀想な人の話を吹き込んで、こちらを嫌な気分にさせたり同情させたりしつつ、こちらが弱音を吐いたり文句が言えないようにする

こちらが助けて欲しい時には助けないどころか、デリカシーのない言葉を口にする

こちらが病んだところで切り捨てる

みたいな感じ。これのヘヴィでドロドロしたやつ。

因みに「こちらが助けて欲しい時には助けないどころか、デリカシーのない言葉を口にする」の時点で私は自殺選択した。

自殺理由としては、これまでの人生で積み重なったもの限界に達してそのような気分にさせたのだが、その人がその時に発した言葉によりやはり生きていても意味がない(私が死なない限りは問題解決しない)という結論に達し、自殺に至った(その言葉が無かったらその時に自殺はしなかったと思う)

数日間意識不明だったが生きてる。その後職場にも自殺未遂をした事実を話し、暫く休んだ後に短時間から何とか復帰した。後遺症もあったが今は身体はほぼ元通りになっている。

その人との間で経験したことを詳しくは書けないし書きたくもないんだけど、単純に都合よく異性と遊ぶのとは少し違っていて、精神的な搾取をするという構造がある。

そうする為に自分よりも大変そうだったり病んでいるような異性をターゲットにするし(因みに私の事情としては、一生治らない病気を患っていて、家庭環境が複雑だから一人で生きるしかないし、その上将来的に面倒を見なければならない親族がいる為、自分未来選択肢がないというような状態)、

聞きたくないような他人の不幸な情報も話して病ませる(これについては病ませる/弱音や文句を言わせないようにする意識があるのか無いのかはわからないが)分からないが…とは思いつつも、相手言動から、悪意はなく自然他人とそういう関係に陥るんだろうなとは思う。そして悪意がないのであれば余計にタチが悪いと思う。

この一連の流れ、精神医学/心理学的に名前が付いていたりするのかな。精神的な搾取マインドコントロール(本人にはそのつもりはないんだろうけど)が存在する辺り、やっぱり、単純な都合の良い人とはまた違う気がするんだよね。

相手言動や行動パターン第三者の話からして、同様のことを他の人にもしているようだ。(そして恐らくそうやって他人負担をかけたり傷付けたりしていることに本人は自覚がない)

直接的に謝罪要求したり言い返したりして関係が拗れに拗れたのは私だけみたい(たぶん)。

でも、これされたら普通に恨むと思う。少なくとも嫌な気分は長らく残る。他の人は泣き寝入りしたり許してあげたりしたのかな。そうだとしたら優しいね

相手は悪意が(恐らく)ないから、こちらに負担をかけたり悪いことをしたとは思っていないみたいなんだよね。自覚がないから、不快なことを言われても謝罪要求しないと謝ってくれない(もちろん私が自殺未遂をするに至ったデリカシーのない発言に関しても謝罪をいただいておりません)。

そういえばどこかの時点で「私が死ねば、あなたスッキリするんだろうか(死んで詫びる)」的なことを言われたんだけど、そんな素振りはなかったよね。できないことやするつもりが全くないことは言わないべきだと思う。

しか相手からされたことの中に、暴力モラハラがあった訳ではないから、「あなたが望んでそうしたのでしょう?」と言われたら反論が難しい。二人の間の話だしね。時間をかけて事情を話せば理解してもらえることは多いとは思うけど。

ケアされる側とする側とで依存し合っていたっていうことなのかな。でそのバランスが崩れた(こちらがケアできない精神状態になった)時点で用無しになって切り捨てるのか。

モラハラはむしろその後私がしちゃってるなと思う。あまりにも謝罪感謝もないから腹立っちゃってさ。

因みに私にも相手にも恋愛感情は無い。ただただ負担をかけられ、不快な思いをさせられ、傷付けられたことを怒っているだけだし、相手が心の底から悪かったと思っていないことに腹を立てているだけ。

色々あってその人と連絡を取ることはもうできない。しかテクノロジイによりその人が最近結婚したことを私は知ってしまった。

他人自殺に追い込みながらも自分はごく普通幸せを手に入れ、他人犠牲にしながら自分だけ幸せを手に入れることに罪悪感とかも無いんだな、しか情報漏洩させちゃって(まあこれをしたのは配偶者のほうだが)平気なんだ。私の目に入るとも思わずに。ふーーーん。って感じ。

もう数年前に終わったことだし思い出さなければ良い話ではあるんだけど、どうかそれ相応の嫌な経験をして欲しいものだ。他人の不幸を願うのはよくないのだろうけど、それ相応のことはあるだろうと信じているよ。

親切にしたことが心の底から間違いだったと思う。あの時助けを求められても見捨てるべきだったし、それで相手が死んでしまった方がまだマシだったろうと思う。

それともそんなことはなくて、私が見捨ててしま相手が救われなかった(最悪死を選んでいた)ら、今頃私は相手を救えなかったことについて深く悲しんでいたのかな。

相手のことを救えたので、きっと私は良いことをしたんだろう。でも良い気分じゃない上に私は相手言葉自殺選択した。未遂だったが。

やはり相手にはそれ相応の目に遭って欲しいと思う。私の他にも同じ目に遭った人が複数いるのであれば尚更だ。

あと、今後貴方の発生させる厄災は全て配偶者様が受け止めて処理してね。

配偶者様、結婚して幸せ絶頂かとは思いますが、あなた人間の心のない人に生贄として選ばれたのです。

心配偶者様のこと大丈夫かな?と心配したりもしたんだけど、相手のそういうところを見抜けない程度の人間性の人なのかもしれないし、それか相手と同程度の人間性の人かのどちらかだろうし、まあいいか。全ての厄災はお任せすることにしよう。今後他の被害者を生み出さない為に、頼むよ。

私は死ねなかったが、あの時死んで生まれ変わったと思っている。これから新しい人生なのだから強くならないといけないのだ。

私は生還したけれど、生まれつきの問題病気や私を取り巻く環境は何一つ変わっていない。でも死ねなかったのは生きろ、運命を受け入れてこなせということだと思っている。だから頑張らないといけないのよ。

…以上の話を逆恨みだとか自己責任だとか思う人もいるだろうし、それは承知で書いた。

あと詳細を書けなくてすまない。伝わっていないかもしれない。でも書きたくないんだ。

まあ全て受け入れて生きていくよ。そうするしかないし。

あと、この件について話を聴き、一緒に怒ってくれる友人が何人もいることに感謝してる。

しかしせめて、件の人が私やその他の人を苦しめた分くらいは不幸になるようにと思っているよ。フフッ

2024-01-21

anond:20240121122506

脊髄液を注射するだけで人を食う無垢巨人に変身してしまうエルディア人は、実際に人類にとって脅威的な存在だった。

最終的にはミカサの願いと始祖の力により、この世から巨人の力は消え去ることになる。

まりロリペドという性的嗜好近代科学の力によってこの世から消え去るべき運命にあるということ。

2024-01-20

AppleはかつてNewtonと呼ばれるPDAを発売した。

これは雑に言うと現在スマートフォンタブレット端末の先祖にあたるような製品だ。

革新的でありガジェット好きの心を惹きつける魅力あふれる製品だったが普及することはなかった。

まもなく発売されるApple Vision Proも同じような運命をたどることになる。

先行レビューでは、他のVR機器比較した場合に格段に優れているとの評価を得ている。

それでもこの機械を長時間装着していたいとは思わないというインプレが多数だ。

残念ながらそのような機械は普及しない。

もちろんApple Vision Proは先行試作機のような側面が強くこれから普及版リファインされていくのだとは思う。

しかし、それでも一般化されることはなく数年以内に消える製品だろう。

とんでもない技術革新が急速に行われて普及すれば別だが。

現状のテクノロジーでは頭部に装着するゴーグル型のデバイスは普及しない。

技術進歩して、軽く薄く作れてバッテリーが一日中保たないと難しい。

まるで眼鏡しか見えない。

そのレベルまでに向上しないと一般化はしない。

2024-01-19

無機物になりたいとおもう

勾配のある狭い道をつなぐ、アスファルトが少しすり減って角張をなくしたザラザラの階段

昇降する人々の硬い足裏のソールで、細かく削れてあぶれたアスファルトの小さな欠片がただ、蹴飛ばされるであろう運命にも決して疑問も持つこともなく、自分の行く末も特に案じず転がっている

特別誰かの目にも止まることもない

それが羨ましい

己の小さな脳みそで、限られた語彙の中で、

自分気持ち言葉にして表すのもままならないもどかしさ、みっともなさ

ただ一切の喜びや嬉しさの瞬間すら忘れてしまっている愚かな人間であることの無念さ

私が私であることが残念でならない

死ぬ勇気もない

生きる気力もない

まりにも薄っぺら自分の、日々の諦念にも辟易している

まともな息の吸い方がわからなくなる

明日が来るのが怖いなんて気持ちはないが

明日を生きる自分の姿を想像するのが耐え難い

また眠れずに朝

2024-01-18

もくりサービス終了に寄せて

https://twitter.com/mocri_jp/status/1747863504047280465

重要サービス終了のお知らせ

日頃よりmocriをご愛顧いただきありがとうございます

このたび、2024年3月22日 15:00をもってサービスを終了させていただく運びとなりました。

もくり、実際自分も使ってて「そのうち死ぬだろうなあ」とは思ってたので

なんでこうなったか?というのをまとめようと思う

通信アプリそもそもマネタイズが難しい

あの最強通話アプリDiscordですらそこまで儲かってるわけではない(つい先日レイオフも発表した)のに

日本国内だけのサービス運用資金を稼ぐのは本当に難しい、というか無理

ある意味親会社mixiがあるからこそサービス開始できたし、mixiからこそ大鉈を振るわれた、という印象

人はなんとなくに金を出さな

もくりは使用感としてはtwitterに近くて、部屋を立ててそこに集合する、というよりは

小川を流れながらたまに岸に上がって少ししたらまた小川を下るみたいな使い方が自分観測範囲だと大きくて

特に目的意識のないアプリであった

それが心地よい、というのは分かるんだけども

人間そんななんとなく良さそうなものに金を出さな

まりマネタイズができない

女性に「だけ」受けてしまった

個人的にはここが一番アプリとして致命的にダメな部分だと思っていて

もくりサービス終了で口々にみんな言っているのが

男性利用者殆どいない、入ってこないか安心して使用できた」「荒らしが少ないか治安が良かった」という言葉

これはとても残念な現実なんですが

男性がいない

荒らしが少ない

安心できる

これらはただただ「利用者が少ない」という結論しかなりません

利用者の多い、儲かっているアプリ

治安が最悪で

男ばっかりで

荒らしがめちゃくちゃ多くて

安心なんか一切できない

こういうものなのです

よくよく考えて欲しい

インスタグラム、X(旧twitter)、tiktokFacebook

今ある程度規模感のあってお金ちゃんと回ってるSNS治安が良いものありますか?という話です

皆使ってて継続性のあるアプリはもれなく治安が最悪になります

これは運命です、諦めましょう

まりまあ、うがった言い方をすれば利用者特に嫌がった「迷惑空気が読めない男が乱入してくる」行為を許容するなんでもありの空気を作る以外マネタイズは厳しかっただろうし

ものすごく言い方悪いんだけどもくりが再起するためにはほぼユーザー的に皆無な男を呼び込むために出会い系会話アプリみたいな方向性シフトするのが

恐らく持ち直す方策としては一番良かったんだと思うんですが、恐らくそれやると数少ない既存ユーザーが離れるからできなかったんだろうなと思います

あと、根本的な問題として女性は平均的に賢いのであんアプリに金使わないってのも大きいですね

アプリ維持するにはアホみたいな男が適当に投げる金が必要場合が多いです

難しいんですよアプリ運営って

2024-01-17

anond:20240117220917

鬼龍は弱き者男性というだけで増田から愚弄される運命なんだ

悔しいだろうが仕方ないんだ

2024-01-16

最近ね、好きになれない理由ってのを考えてみたんですよ。

まず一つ目は、相手防災研究第一人者で、いつも「地震が来るかもしれないから」とか言われて、デートの度に非常食とか持ってくるんですよ。いい加減、遅すぎって感じじゃないですか?

そう、もう一つの理由方言なんですよ。自分京都出身で、方言が強いんです。デートの時に「いたるところで、あなたが好きだったんですよ」とか言われても、方言邪魔して何を言ってるのか理解できなくて、結局、好きだったのかどうかもよく分からない。方言県民性ってのは結構大事ポイントですよね。

でもさ、理想って難しいですよね。自分が一番正しいと思っている人が、実は本当の世間知らずだったりして。ある日、健康診断の結果で「ハイスペック男性」だと思っていたら、実は九州男児って言われたことがあってさ、そりゃあ驚きましたよ。

それにしても、京都駅ってのはすごいですね。あの込み合った電車の中で、「好きだったんですよ」とか言われても、もう逃げられないし、反論もできない。あの駅での出会い運命を感じますね。

最後に、誤解って難しいですよね。何度も「好きになれない理由3つ」を説明しても、相手は「いつも反論してくれ」と思っているみたいで。まあ、人間関係って難しいものですね。でも笑いながら語れるからこそ、楽しいんですよね!

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