はてなキーワード: 新入社員とは
こんばんは。
そんなアニメ好きの端くれである私が好きな作品をつらつら書きたいと思う。
今なお乃絵派である。比呂美は強かさがある珍しいヒロインだと思った。
乃絵の真っ直ぐさとか、純粋さが画面からひしひしと伝わってくる。
学園ラブコメ、だけどひるドラ!
好きなキャラはみのりんだけど、見た目だけなら大河に惹かれる。
快活な面も、後半の情緒不安定さもまとめて好き。亜美ちゃんと仲良くね。
あと竜児いい人すぎる。
・青い花
とても丁寧で好きな作品だけど、とある事情で続編は望めそうにない。
「釣れますか?」という話と、ずっと苦労していたずかちゃんがアフレコするシーンはぐっときた。
それぞれのヒロインを4話で攻略するオムニバス形式のアニメ。今、放送されているセイレンと同じ高校が舞台。
結婚したいのは梨穂子、恋人にしたいのは七咲と薫、怒られたいのが絢辻さん。友達になりたいのが紗江ちゃんと森島先輩。
飯能市を舞台にしたアニメ。女の子たちが山に登るよ。癒されるアニメ、OP EDの作り方がとても好き。
オススメです。
この前ドラマ化された女子高生麻雀アニメ。未だに長野県大会編が一番好き。
麻雀のルールは全く知らないが、楽しめた。パンツがない世界なのだと思っている。
田舎町に引っ越してきた双子の兄妹を中心とした性春ラブストーリー。
瑛みたいな子、すごく好きです。
纏流子ちゃんかっこいい。
3話と7話がオススメ。
・アイドルマスター(765版)
キャラクターが可愛く、魅力的。
・花物語
物語シリーズの話。アララギさんの後輩の神原駿河が主人公。以前バスケで宿敵だった沼地蝋花と出会うが…。
沼地と神原のバスケシーン、ラストシーンのアララギさんの言葉が印象深い話。
ハルヒが少女漫画のヒロインにしてはクールで、そこがまたいい。
2期もあるが、個人的に1期の方が面白かった。男版セーラームーンで、何も考えずに見れる。
愛ってすごい
好きなキャラクターはピチットくん。
【今期見てるもの】
サターニャちゃん不憫かわいい。
・セイレン
常木さんんん!!もうね、絶対桃乃今日子ちゃん好きになる。奥華子さんが歌う爽やかなOPに映る彼女を見るだけで確信が持てる。幼馴染…!!!
長くなったし、これくらいで終わろう。
【追記】
思ったより反応があってびっくりしてます。オススメのアニメを挙げてくださった皆様ありがとうございます!
お察しの通り、マリー脚本やPAの作品は好きでついつい見てしまいます。
TARI TARI観てました!爽やかな作品ですね。ウォークマンに楽曲いれて聞いてます笑
凪あすのOP2の冬の冷たさや切ない感じ、とても好きです。美海ちゃん。
響け!ユーフォ二アムは観てて、丁寧だなと思いました。あの絵の綺麗さが驚異的。優子先輩についていきたい。
いわゆる査定に入る前の面談で「何か困った事はないか」と聞かれた。
困った事はあったんだけど完結した話だったので「特にないです」と言ったがしつこく聞かれたので、疑問に思った事、それに対する部署や会社の方針を先輩から教わった事、今は納得している事を伝えた。
「本当に納得しているのか」「してます」の押し問答みたいなのが何回か続いた後面倒くさくなってしまい、「チャレンジしてみたいことやもっと効率化できるのでは?と思う点は正直あるけど今のやり方をキチンと身に付けることが第一だから納得している。決して異議申し立てとかやり方を変えたいとかそういうのではない」と言ってしまった。
言いながら諦めていた。
この人は私からこの言葉を引き出したかったんだろうなと話しながら思った。
わざとらしく「う〜ん」と言いながら、「平社員で新入社員なんだから先輩に意見する権限なんてないでしょ。そういうのは権限を勝ち取ってからにしてくれないかな」みたいなことを長々と話された。
元々目を付けられてたんだなとその時やっと気付いた。
サラリーマンってめんどくさい。
新人は文句を言わずニコニコやる気に満ちた笑顔で目標に向かい仕事を心から楽しいと思っていなければならないらしい。
わからないことや疑問があればすぐ聞いたりしていたが裏目に出たらしい。
そんな細かなことまで、マニュアルに書いてやらないと分からない、同僚や上司に聞けない人間が多い。
だから彼らが入社後すぐに辞めないように、小さな困りごとを解決してやったり、上司や同僚の架け橋役になったり、気軽に声を掛けて居心地を良くしてやるのが私の仕事。
なんだけど最近つらい。辞めたくなってきた。
自慢じゃないがコミュ障だらけの会社、もともとその手の付き合いはほぼ絶滅している。
さすがに歓迎会、送別会くらいはあるものの、それすら自由参加。
今や我が社の飲み会は、酒好きな年寄りと数少ない女性社員の癒しの場として存在している。
そう問いただすと、「だって…」と彼は口を尖らせた。
最近ガチで、口を尖らせたり、にゃんとか言いだす男子が存在する。
「だってどうせ俺の悪口で盛り上がるんでしょう?陰湿なんですよ飲み会なんてー!」
はっ?ねえわ。
飲み会も僕タンの悪口でもちきりに違いない。そんな陰湿飲み会は廃止すべき!というのが彼の言い分だった。
いやいやいや、絶対にお前の話題なんて一言も出ないし、思い出しもしねーよ。
50キロ以下級でも、100キロ超級でもない、床掃いてんだろロングヘアでも、ハエがたかるような服を着ている訳でもない彼なんてほんと普通。
つか仕事が出来ればゴミ捨て場から掘り出してきたような服着てる人間でも許されるような職場で、アトピーごときでクスクス笑うだぁ?
会社は保育所じゃねーんだぞアホンダラ。そんなクソ甘いイジメがあるか!
人の動作一挙動を見ては給湯室で陰湿な悪口に盛り上がる…という設定になってたらしい。
あのさ、主婦である私はどっちかと言うとあんたの嫌いなそっちよりの人間なんですけど。
あんたが暇な主婦は…、って言うたびに、私が眉根に寄せるシワ、気が付いてない訳じゃないよね?
もちろん○○さんはあんな奴らとは違いますけど、って私あんた寄りの人間なの?
一緒にすんなクソガキ。
定時に上がるためには、時間内に仕事を終わらせなくちゃいけないわけ。
そのばたばた忙しい中で、新卒のにーちゃんのくしゃみがヘンだから給湯室で笑ってただぁ?
誰も見てねーよてめぇのことなんざ!
こういうガキみると、よっぽどチヤホヤされて育ってきたんだろうなって思う。
もし幻聴が聞こえる系やガチイジメだったら困るから、一応周囲や会社で契約してる精神科医の先生にも相談したけど、問題は何もナシ、だった。
つか、私はこんな化けもんだらけの会社で、自分が悪口の対象になる!注目に値する!だなんて無邪気に信じられる彼のお幸せさに軽く嫉妬した。
ちゃんと構われてきたんだよねアンタ。
よく、女の方が世界の中心だろって言う奴もいる。
『女はいいよな、化粧してかわいい服着てるだけでちやほやされて』
あのさ、そんなこと言う奴って大概本当の自分の方が価値があると思ってる傲慢野郎だから。
自分は男だから化粧やおしゃれが出来ないだけ。それさえクリアすればチヤホヤされる価値があると思ってる。
合コンなんて着飾って見た目だけじゃん、とか言い出す奴も同様。
虚飾を取り払った「本当の自分」にはちゃんと価値があるとか信じてんの。
言っとくけど、見た目やら知能やら、後付けされたもんを全部取っ払った本当の自分なんて言い出したら受精卵時代に戻るしかないから。
あんなキモイもん、カワイイなんて喜んでくれるのはテメエの母ちゃんだけだからな?
いいか、女だって化粧してかわいい服着ただけでチヤホヤされる奴はほんの一握り。
大多数はばっちりメイクして、気合入れた服着てるはずなのに、ちゃんとメイクしろよーとかお洒落しろよーとか言われてますから。
あんたらの言う『化粧してかわいい服着てるだけで』チヤホヤされてる姫は、たとえブサイクだって男ウケいいメイクを勉強したり、頭がヤバいと疑われるような服で町を闊歩したり、常人には出来ねぇ努力をしてるんだよ。
自分に女になればチヤホヤされる価値があると思いこめるテメエの頭が一番イージーだわ。
ヤバい、本気で病んでる。
仕事辞めたい。
先日、自分がバイトしているITベンチャー企業の忘年会に参加してきたのだがありえんぐらい最悪だったので書く
(このITベンチャー企業は前にもネットで少し話題になってたみたいなので知ってる人もいるかもしれない)
参加者は30人くらいで、社員10人弱、残りは学生バイトくらい。
今年は大学を出たばっかで最近入社した関西人新入社員が中心となって最悪の事態を巻き起こしていた。
まずはアルハラ。
とりあえずビール瓶を両手に持って新入生バイトを中心に回ってきて、無理やりグラスについで飲ませてくる。
グラスがなくなると次をついで、更に飲ませる。これの繰り返し。
次はセクハラ。
この会社では毎週やってるプレゼンの年間最優秀賞プレゼンターが忘年会で表彰されるのだが、その賞品にAVを関西人新入社員が持ってきており、
それを女性に見せつけていた。
そして極めつけは脱ぎだす。
最初はシャツになり、ズボンを脱ぎ、ついには全裸(さすがにこれは限られた空間だけでやっていた)
ほかにも学生(男)にキスをしたり、ツバを吐いたり、疑似フェラ、疑似セックス、暴言。
いつまで大学生気分なのかはしらんけど。ありえなさすぎる。
社長はあまり関わらんとしていた様子から、めんどくさいのをいれてしまったと後悔をしていたのだろうと読める
おわり
五月病をずるずると引っ張り続け、もう12月にも入ろうという時期だがあいもかわらず仕事にたいして熱意を持つことができず、だらだらとつまらなく生きている
採用面接では自分がどれだけその仕事に就きたいか熱意の言葉を並び立ててのこの体たらくだ
新入社員のほとんどが3年以内に仕事を辞めてしまうと位う話はよく聞くが自分もまさにその一人というわけだ
自分のことながら情けなくも感じるが、よくわからないモヤモヤしたこの感じに悩まされる人間が自分だけではないだろうという事実にはちょっと励まされる
ただ、気になるのはその仕事を3年足らずで辞めてしまわれた先輩方のその後だ
すぐに仕事をやめてしまう若者の話は聞くが、そのあとどうなったまでかはなかなか耳に入ってこない
案外、次の仕事をすぐに見つけられて、おまけにその仕事がすごく熱意をもてる対象になってたりするケースが多い…なんてことはなさそうから、やはり次の仕事を見つけるのにも、あるいは見つけた仕事を続けるのにも四苦八苦しているのだろうか
この先自分もどうなるかわからないが、いまの仕事を続けるにしてもしないにしても、どちらのみちの先にも行き止まりの壁しか見えなさそうだ
他人と意思疎通を行うとき、話にロジックが必要なのは分かっている。
いくら酒の場であっても論理的に破綻している話を聞かされるのは苦痛だ。
それが仕事の場であれば、正確な意思疎通を行わなければならないし、
ロジックに基づいた話し方が求められるのは当然のことだ。それはわかる。
しかし、私がプライベートの際にロジックを意識して話すかと言えば、そんなことはない。
要は、自然な会話ではある程度の論理のズレや飛躍を許容して話をするのである。
この時、厳密に正確な意思疎通はできていない。
行き過ぎると、話が違うということになってしまうのだろう。
仕事では特に困るから話のロジックについて厳密であるべきだという話はわかる。
特に私の職場は理系の人が多いから、そういう傾向が強いのかも知れない。
頭を使うため、疲労感が半端ではない。
頭が痛い。胃が痛い。
雑談であっても適当なことを言うと、鋭い指摘がすぐ飛んでくる。
私は今年入社の新入社員だが、こういった問題のため、会社に行くのがとても辛い。
追記
何ンゴか知らんが本人が降臨して説明してみんな溜飲下げたみたいだけど、あれは自作自演だよ?
本人も「否定的な反応だろうというのは事前から予想」「放送されると炎上するだろうというのも予想」と書いてるけど、
何をどう出せば、どういう反応があるか、とか、
ここで自分がどう動けばどう返ってくるか、とか、
分かんないはずないでしょ。どう考えても彼はそんな阿呆ではないよね。バイトだの新入社員だのじゃないんだし。(あ、バイトだっけ?)
取材が入ることが分かってる。手持ちのカード(CG作品)は恣意的に選ぶことが出来る。恣意的に。爺の人間性は把握している。否定的な反応と予想と、彼自身書いている。「いい画」が撮れれば取材者側はそれを使いたいことが分かっている。そして何より彼自身が、使うことを了承している。
炎上上等、ですよ。
使うことを了承したあたりで、あー炎上したら事の経緯を増田に書くかーくらいまで完璧に想定できてるよね。(まあ、結局、分かる奴にしか分かんないと思うけど。どうトボければいいか、なんて、普通の人間の知るところではないから。)
「あんな美味しい映像」って何よって。爺の爺っぷりが余すところなく表現されるような場面でしょ。いい加減爺も爺だから、下々の物はあるていど爺用に加減した物を出すように、どうしても自然にそうなっちゃう訳よ普通は。
要するに彼は、爺を怒らせようとして怒らせて、怒ってる爺を放映、表現、伝えたかったはずなんだよね。「なんの得もない。」ってね。あるよね得。在るが儘の爺が。爺に惚れてあそこ通ってるんだもん。
爺の人間を伝えたいんでしょ。自分がちょっとした犠牲になってでも。学生時代のアダ名はピエロ川上だったもんね。
自サゲ爺アゲで伝えたいものがあるのは分かるけど、あんなアカラサマなのを口開けて見てる馬鹿ばっかりで驚いた。おまいらな、眉に唾つけ刮目せぇよ。
と、終わりにしようと思ったんだけど、元のを読み直したらさ、
「本当にあったことをそのまま」
「そこにあったのは本物の僕自身であったと」
「本当に困ってしまって」
「全て、本当の僕が映って」
「本当の僕を見てそう思ったんだから」
「本当の僕を見て嫌う人間に、嘘の僕を見せて好感を持ってもらいたいとは思わない。」
本当本当本当と本当に五月蝿え奴だ。どんだけ~
こういうのは、ヤラセたんだとバレるのが一番マズい。ヤラセだなんてあり得ないと思われるに決まってるし証拠とかないし一笑に付してほしい。でもね少なくとも20年前の自分には、これがアレだぞって伝えておかなきゃって思ったんだよね。何が真実かなんて分からなくていい。嘘が嘘だとだけ分かりさえすればいい。なんて、ホントかどうかは知らんけど。
2.やってる新入社員が可哀想 今日もこの寒い中八重洲で一生懸命やってたよ
誰も得しないよね?
それとも俺が知らないだけでやらせてる会社側に何らかのメリットがあるのか?
不思議なのはやってる新入社員がすげぇいい笑顔で充実感に満たされてる感じなんだよね。
やってる新入社員同士で「今日は何枚集めたぜー」みたいなのをキャピキャピしてやってるを見るから、別に営業スマイルって感じでもない。
この世の闇は深い。
家に一人でいると涙が出てくるので医者に行った、を書いたものです。
http://anond.hatelabo.jp/20160910195752
最初は会社に通いながら直そうと思いましたが、悪化したので休職中です。
休職前に、上司に私の体調不良で1年延期になっていた資格の取得について白紙に戻すよう要求しました。
強制するなら受験料と勉強時間を会社負担にするよう要求しました。それがないなら取得しないことを主張しました。
その際に、他社で受験料を負担するようなところはないこと、とって損はないからもっと柔軟に考えて欲しいといわれたりしました。
そもそも他社ではその資格の取得を推奨することはあっても強制はしないので、それは当然だと思います。
柔軟って何でしょうね。世代が違ったりするので考え方の違いがあるのはある程度当たり前だと思うのですが、あまりにも都合のいい言葉だと思います
以前からうすうす感じていたことですが、新入社員が15万もの資格費用を負担することが大変だという意識が、全くといっていいほどないようです。
資格試験で私が負担していた分は返してもらえることになりました。
会社としては大きく譲歩しているそうです。
病状はだいぶ安定しました。
お薬を飲み忘れると嫌なことが頭を駆け巡りますが、それさえなければ家の中では普通にすごせます。
受からなかったらどうしようとか勉強そのものが大変という気持ちはもちろんあるけれど、
資格取得の要求にたいして、お金やスケジュールがあまりに厳しくてできないと、理由をつけて断っているのに
それを完全に無視されて、最初は何にめちゃくちゃなこといってるんだろうこの人たちって思ったけど、
断ったりいろいろしているうちに、成績を張り出すと脅されたり、資格を受けて当然みたいな態度を取られて、
まるで自分のほうがおかしいかのような気持ちになってきて、それが一番しんどかったと思うと伝えました。
カウンセラーの人に、自尊心をどんどん踏みつけられて、それがつらかったのですね、といわれました。
そうこうしているうちに、事務手続きのことで上司から連絡がありました。
そのなかに、帰ってきたら忙しくなると思うので、しっかり休んで完全復活してくださいね、という一言がありました。
今もそれは変わりません
でももうあそこには戻りたくないです
日本は仕事の効率が悪いって言われることについて思ってることを殴り書きしてみた
これはよく言われることだけど普通の国なら電子化によって効率化して仕事量は減る
本当なら電子化するときに紙では必要だったけど本質的に必要じゃ無いものは削ったり
電子化することで自動化できる部分に関しては省略したりする必要があった
ただ特に大企業の人間は「もしかしたら必要かもしれない」という恐怖心に勝つことができず
成功はないけれど失敗もない「ただ紙でやってた業務をデジタル化した」だけに留めてしまった
さんざん議論して効率化するために導入したはずなのに大半の大企業は完全に電子化されてなくて
一部は印刷して手書きのサインが必要だったり領収書は原本を貼り付けないといけなかったり
別に法律で決まってないけど念のため紙で印刷して保存してたりする
日本人はハイコンテクストで会話するもんだからそういうルールは明文化されていなかったりして
新しい作業をするときに何をすればいいのかを調べるのことに凄く時間がかかる
紙でやってた処理をデジタル化しただけなので
本来はデジタル的に入力させる項目もExcelに入力させてそれを電子ファイルとして保存するというアホなことをやってる
Excelの場合は入力するときにセルをはみ出ないか気にしたり入力値が間違ってないか別のファイルを参照にしながら確認したりして
紙に書くより時間がかかってるのでは?ということもある
紙管理していた頃は棚を探せば紙が出てきたけど
フォルダの奥底にある場合があってそうそう発見できないので逆に時間がかかる
部署毎にコピーを持ってたり過去のデータから様式を持って来たりすると
実は様式が変わってたりして二度手間になってまた余計な時間がかかる
「慣れてくれば早い」
という日本の古来からある謎の文化のせいで時間が経てば職人的になって効率も上がってくるんだけど
一方で人事異動システムは残ってるからその職人もいずれいなくなる
そして異動先では別のシステム・ファイルサーバが動いていたりしてレベル1からやり直し
異動元では職人がいなくなったことで効率が下がり無駄な稼動が発生する
これらに加えて海外企業(特にIT系)やベンチャー系は電子化に強いので
という感じになってみんなひたすらパワポと睨めっこ
そりゃみんな細かいところに突っ込んだり議論が二転三転したりして全然終わらない
偉い人の会議にかける前に事前チェックをする会議を開いてそこでチェックをする
暗号化+ネットワーク越しのせいで一つ一つの作業にストレスが溜まるし
メールがこれだけ危ないって言われてるのに他のメッセンジャーアプリは導入できず
ファイルを暗号化してパスワードを別に送るという謎セキュリティのせいで
そんな雑務を高い給料払ってる正社員にさせるのはもったいないので
コンプライアンスとか請負法とか言い出してそっちの管理をするために余計な稼動が発生
再発防止の水平展開とか言い出して二重・三重のチェックをやりだす
電子化をやり直すために新しいシステムを入れようとするんだけど
前述の通り日本人はハイコンテクストで会話するから本当に必要な業務っていうのを抽出しにくくて
だいたい新しいシステムは何かが足りなかったりする
最近言い出したのが
「社内システムはDevOps!」
って奴で要は内製とかもして自分たちで良くしていこうっていう動き
とはいえプログラム書けるやつは大企業に見切りをつけて外資・ベンチャーに移ってるし
まともに書ける人間が残ってるとは思えないからこれも上手く行かないと思う
やるなら新入社員に美味い餌をぶら下げてプログラム書ける奴をバンバン採用するとこからじゃないかな
来てくれるかどうか分かんないけど
30歳の若造なのに部署のトップになってしまい、今まで下っ端営業マンだった自分が数人の部下を持ってからもうすぐ1年。有給とはいえ特にやることがないので、この1年でやったことを書いていく。
10年前のやり方が化石のように現存していた部署だったので、毎日のように徹底的に効率化に励んだ。アナログで書いたり打ったりしていた書類を、せめてエクエルでと関数やマクロを組んでその人が理解するまで家庭教師みたいに一緒にやった。パソコン関係ではなく、細かい手順やルールまで「そもそもコレなんのために必要?」を毎回やって、徹底的に無駄を省いた。
・定時退社おばけになった
定時がくると「定時ですよ~定時ですよ~」とフラフラと部署を歩き回るおばけになった。残って仕事をしている人には簡単に何をやってるのか説明してもらって、明日でも大丈夫そうだと自分が判断したものは「明日!明日!」と言いながら退社を催促した。上に書いた効率化も、ひとつひとつは作業が十数分早くなるだけだけど、地道にいくつも積み上げていくと、慢性残業部署だったのに今では定時退社が当たり前になった。
仕事に差し支えない程度で、雑談をふりまくった。その代り、その人が仕事に集中している時は話しかけないように細心の注意を払った。
・お礼を心掛けた
仕事をやってくれた皆さんに「ありがとう!」「ありがとうございます!」「助かりました!」を絶対に欠かさないようにした。
客先からのクレームは全部自分に繋いでもらうようにお願いし、逆に、客に一言モノ申したい時や、他部署への申し入れも、自分に一本化した。でも、処理の進捗や細かいニュアンスは、可能な限り発端の担当者には伝えた。
・有給おばけになった
上の定時退社と一緒で、有給の取得率を上げるために「有給~有給~」と意識して声掛けをした。雑談で得た皆さんの家庭状況等を覚えておいて、例えば子供さんの行事の時期に「有給使いません?」と話しかけることを習慣づけた。
「これやって」「あれやって」ではなく、例えばデータの集約なら、それが誰からどうやって集めたデータで、集約した後にどんな場面で活きるのか、それを全部伝えてからお願いした。締切日は、自分が一旦頭に浮かんだ日付より3日ほど前に設定するようにした。
・必ず最後に帰った
定時退社おばけをしていると必然的にそうなるけど、家の事情や外せない酒席以外は、必ず最後まで残るようにした。1対1になるとポロリと本音を語ってくれる人がいたりする。
これは人によってはウザいかもしれないけど、無理に誘った形にならないように注意しながら、数ヶ月に一度のペースで皆で飲みに行った。行くお店は、一人一人交代で好きに候補を挙げてもらった。若造なので奢ったりはできなかったけど、可能な限りで少し多めに払った。
上司が自分の仕事をおろそかにしながら部下にお願いをするのは人道的にルール違反だと思うので、絶対に期限より早めに仕上げながら、質の妥協も無いように心がけた。
これらを意識してやってきて1年間。定時退社をしながら業績は昨年の1.5倍になった。おかげさまで来年は新卒の新入社員を配属させてくれるらしいけど、何かまだまだやれるような気がしてならない。よかったら、はてなの皆さんの「実録!尊敬する上司」を教えてください。
電通に限らず、クライアントにこたえなければならない仕事というのはたくさんある。
教育産業もその一つだ。学生や保護者、マスコミなどに対応しないといけない。
多くの大学では、学生を学外で何かさせるときは学生の危機管理、何か事故が起こった時の対策とかしている。海外でテロが起こったり、地震や津波が起こった時に備えていろいろ対策を立てているしお金も払っている。
学生に何かあれば保護者から責められるだろう。マスコミも責任を問うような報道をするだろう。文科省からの予算が減らされるかもしれない、そんな理由から土日も盆も正月もなく教職員が働いているところもある。
そういう環境で仕事を始めた人はそれが当たり前だと思うだろう。学生のため、大学のブランドのために必死に働くのは当然だと主張するだろう。電通の社員のように。古い体質のところであれば、残業や休日出勤をすることを評価する上司もいて、こういうことを積極的にやろうとする教員を評価するから、さらに仕事は増えていく。
ただ、そういう大学ばかりではない。
学生は自分の意思で行きたいということで学外の活動をしている。危機管理も健康管理も自分でやる。教員はそこで出た成果を見るだけ(場合によってはまだ努力が足りないやり直せと突き返す)。腹を据えてある意味学生を信じてほおりだす。そうすることで学生は自力でいろいろなことができるようになる。失敗しながら学んでいく。
大学側が手厚く保護する体制にあれば、学生は何かあったら教職員が何とかしてくれると思うから、自分で調べて自分の身を守ろうとしなくなる。相手とうまくやらなければとも思わないから、紹介されたホームステイ先の人と合わないから、別を紹介しろと言ってくる。親も同じように、要求がどんどんエスカレートする。自分で責任をもって行動しようとせずすべて人任せで、本人たちは成長しない、むしろ悪質なクレーマーとなっていく。
自主性を重んじる方の大学でも学生が問題を起こせば一応なんちゃら委員会の先生がマスコミの前で頭を下げる。ただ、それだからって年中マスコミを恐れてびくびくしているわけではない。東大でも京大でも慶應でもレイプ事件みたいなのは起こる。大きな災害が起これば学生が巻き込まれることもある。どうしたって一部はそういう学生がでる。教員が努力したところでそれを完全になくせるだろうか。
つまり、ある種の自信をもって、自分はこういう姿勢で仕事をする、というのを示す必要があるということだと思う。そうでなければ保護者や学生やマスコミや文科省や、いろいろな取り巻くアクターの都合に振り回されて、その人達の要求がエスカレートしてという形でどんどん仕事が増えていく。周りに振り回される側が評価されるかというとそうとも限らない。「うちの会社はこういうポリシーの会社です」というのをはっきり示すことで会社の評価が上がる場合もある。自分が働いていた大学の中では、ポリシーがはっきりしていて学生の自主性を重んじる大学の方が偏差値が高く、そうでないほうが偏差値が低く、学生集めに苦心していた。新入社員には難しいけれど、経営者側が「うちはこういう企業です」というのをはっきり示す、というのは信頼につながる。今回のニュースで広告代理店の評判はだいぶ下がったと思う。それを挽回するためには、(伊藤忠じゃないけど)経営者側がどれだけ改革したかを見せる必要があるんじゃないか。たぶんそうでもしないと一つの昭和の優良企業としてマスコミや家電メーカーと同様、沈んでいくしかなくなるだろう。
PhD取得時に学振に落ち続け、論文を一報それもしょぼいのしか書いていないことが負い目になっています。
Yさんに入社一年目に研究者に向いていないと言われたことが呪いのように頭の中に常に流れておりますが、それは間違っていないように思います。
何を書いても怒られる未来しか予測できず、筆が進まず、提出ができず、また催促され怒られ、とてもつらいです。この環境で頑張っておられるグループの皆様を尊敬しておりますし今後とも応援しております。グループの皆様の、あいつよりはまし、あいつよりは自分はできるという気持ちのはけ口として役に立っていたら幸いです。
世渡りが下手なのか、地雷を踏んでばかりだと皆様に言われますが、踏みたくて踏んでるわけではないのです。
嫌われているから怒られているのかと思いだすと、怒られている要点がよくわからなくなってきている状況が非常によくないと感じています。
会社のストレスチェックも正直に答えたらとても悪い結果になってしまい開示しようか悩みましたが、人事にこのデータが行くことが自分の社会人人生に明らかに悪影響を与えることが推察されたので開示しませんでした。
入社一年目の終わりは会社に行きたくなくて、毎日おなかが痛くてつらくてつらくて仕方がありませんでした。
今はその時よりは業務的には楽なのですが、自分の未来が期待されていないことが一年目よりもわかってきて、その分仕事は楽でも精神はつらくなった気がします。
いろいろ言われたままだと癪なので、そんな風に腹は立っているうちはまだ大丈夫だと思っているのですが、怒られ続けている状態が定常化すると、自分に期待されていないことが客観的に感じられてとてもつらいですし、普段の集中力や思考力も低下してきているように感じます。
人一倍承認欲求や自己愛が強すぎるのが問題なのかもしれません。
自分に期待をしなくなればもう少し楽になれるのなら、もっと頭に靄がかかった方がよいかとも思いますが、仕事に支障が出そうなので、もっとしっかりしないとと強く思います。
親友達には心配はかけたくないですし、向精神薬は飲みたくありません。
Yさんと相性が悪かったのは事実ですし、新入社員のころから、仕事で成果もあげられず、他者と比較すると自分がみじめになることが多いです。
優秀な同期や先輩後輩たちをうらやましく思うことが多いですし、本心では負けてないと思っているのに行動が伴っていない、そんな自分が情けないです。
遅くまで残業されている皆様を見ていると自分が全然頑張っていないのにつらい気持ちでいっぱいになっているのがとっても情けない気持ちでいっぱいです。
電通の社員の方がなくなられた件で長期労働やパワハラの件でニュースになっており、それも心が痛いです。自分と状況を比較すると、論文が書けないくらいで困難から逃げているだけの自分が甘えているといわれていても仕方がないかとも思います。
お体にはお気をつけて頑張ってください。
毎朝毎朝、通勤ラッシュ時に駆け込み乗車をする人をよく見かける。
その度に「迷惑だな〜」とか「もっと時間に余裕を持って駆け込み乗車しないようにしなよw」とか思ってた。
しかし驚くべきことに、なんと朝の通勤ラッシュ時だけでなく夜の帰宅ラッシュの時にも駆け込み乗車をする人がいるのだ。
もう仕事が終わってこれから帰宅している時間なのに何故急ぐ必要があるのだろう、とずっと不思議に思っていたが、こないだの「電通の新入社員の過労自殺」の件で何となくわかってしまった。
彼らは、19時、20時過ぎでもまだ仕事があるのだ。
私が仕事終わって帰っている時でも、彼らにとっては「まだ仕事はこれから」。電車に乗ってこれから得意先の所へ行くのかもしれない。だから駆け込み乗車をしてでも「なる早」で目的地へ着く必要があるのだろう。
私は彼らを許そうと思った。
ブラックジョーク集なので本気にしていいのかどうか悩むやつ。
とにかく下ネタネタ、パワハラネタ、ナンパネタなんかが多いけど、あっけからんと描いている。
えぐいけど、こういうえぐい環境を楽しめる特殊な強さを持った人たちが広告業界で生き残れるのかもしれませんね。
p11 広告マンがみんなでSMクラブにいった場合 「○○○を飲むのは新入社員の仕事」
p14 テレビ局の人間の接待で「服を脱ぎ○○○を燃やすのは基本中の基本」
p15 細菌拘束
p36 48歳の人間が過労で何十歳も年を食って見える。そして死ぬ。
p39 お客様へのお詫びの際に、どれだけえぐいリンチを行ったかを競う
p52 おもちゃメーカーとタイアップしたTV曲の人間がエクストリームな○○○をやらされる
p80 違法行為を指示。見つかった時に会社とは関係ありませんと述べさせる練習をさせる
p93- コネの濫用ではあるが、広告マンが本気を出した時の力の強さを見せている。
今ならプロブロガーや人気タレントのツイート一つで解決できる話だろうけれどね。
サイバーエージェントが美人を集めたり、芸能人のステマに手を染めるのもわかるわ。
彼女は未経験でSEになったので正直戦力としてはまだカウントできないけど、
素直でまじめで一生懸命なので評判はなかなか良い。
しかし、一つだけ残念だなーと思うところがある。
新しいことを学ぶのがとにかくヘタクソなのだ。
何か原因があるはずと思って観察していると
ヒントは彼女の口癖にあった。
課題を与えてそれについて調べさせる、ということを良くやるのだが
「調べたんですけど答えが見つからなかったです」
と答える彼女。
いや、ネットに答えがあるわけじゃないよ。自分で考えるんだよ。
と思わず突っ込みをいれたくなるが、彼女の成長が遅い原因がこれで分かってきた。
彼女を観察していると次の3つの過ちを犯していることに気づいた。
これはこの子だけではなく、すべての情報弱者に当てはまると思う。
1.ネットに”答え”があると思ってる
2.調べたいことを”そのまま”検索している
情報強者はどうやって調べるのか?
それは
これに尽きる。
言い換えると、
とも言える。
どういうことかは
説明するよりもケーススタディを一緒にするのが分かりやすいだろうと思い、
一緒のテーマをそれぞれ調べてみることにした。
予備知識が全くない調べ物の方がよいので
単純に僕が髭脱毛したいなーと思っていたのでこのテーマにしてみたw
お分かりだと思うけど、最終的にどの製品を選ぶかはどうでもよくて、
その結論に至ったプロセス、そしてその根拠が論理的かどうかがポイントになる。
メンズ用とあるように、どんな剛毛でもつるんつるんになるんだとか。
で彼女の調べ方を横で見ていると
「NULL 口コミ」
といったワードでググって、
検索結果の1~3位の内容を読んで、
「毛深い男性でも除毛できて、低刺激って謳われているし、口コミでも評判いいですよ。
という結論を出した。
うーん
100点満点中、、、、
5点
非常に残念な調べ方だ、、、
なぜか??
それはこれらの検索ワードはすべて”意見を調べている”に過ぎないからだ。
ランキング、も
おすすめ、も
口コミ、も
なぜなら僕の髭脱毛に最適な脱毛クリームをおすすめをしているわけではないのだから。
おそらくネットユーザの90%はこういう調べ方をしてるんじゃないかな?
今回のお題である「良い脱毛クリーム」をそのままググったのは笑っちまったけど、
単語に区切らず文そのままで検索するっていうのも一般人だと珍しくない検索方法なんだよね。
あと、検索1位のサイトは信憑性がある、っていう無意識の思い込みがあるようでこれは結構怖いことだとだ。
順を追って解説していこう。
1.問題設定
調べ始める前にまず、改めて問題設定をする。
問題が明確になっていないとそもそも何を調べるのかぼやけてしまうので大切なステップだ。
僕にとって”良い”とは
しっかり脱毛できること。
身体に悪くないこと。
の2点だ。
まずはその仕組みを調べることにした。
どうやら、タンパク質を溶かす成分が入っていて、
クリームを肌に塗ると毛が溶けて千切れてツルツルになる、という仕組みらしい。
あと、毛穴に埋まっている毛や毛根は取れないので、
いくつかのサイトでは”チオグリコール酸カルシウム”で毛を溶かすと解説されていたが
そこでAmazonを利用する。
ほとんどの脱毛クリームの商品説明欄に原材料や成分が記載されており、
さらにブランドごとに絞り込むと1つブランドから1~2種類の除毛クリームが販売されていて、
すべてリストアップしても20個程度だった。
(容量の違いなどのため商品点数は多いがクリームの種類はこの程度)
すると、含まれる除毛成分は
のいづれかであることが分かった。
このことから
除毛成分の”濃度の違い”だけでどれもほとんど一緒だろうという推測が立つ。
これはググればすぐにわかる。
→ 皮膚を刺激し、激しいアレルギー反応を起こす
(; ̄Д ̄)だめじゃん!!
実際にどれくらい除毛できるのか確認するためだ。
いくつかの動画をチェックしてみたが、
髭はキレイさっぱりなくなってツルツルになっているが、
やはりヒリヒリするようだ。
商品の注意書きにも顔やデリケートな部位には使用しないようにと記載されているらしい。
と、ここでリサーチを終了した。
僕が行った2~4ステップはすべて
事実を調べていることがわかると思う。
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161014/3505981.html
電通に労働局の調査が入ったようだ。メディアが立ち入りと同時にニュースリリース、電通の友人に聞くと特に社員にはアナウンスもなかったようだから、おそらくこの調査自体は抜き打ちでも何でもない。今後、どう対応していくかということだろう。
さて、広告代理店のおかしな勤務形態を是正するために、どうすれば良いかを中の人として率直なことを言おう。3つの問題が解決される必要がある。
十年、二十年前と違って広告代理店も「フツウの会社」になってきているといいつつも、様々な場所で指摘されている通り、日本的企業の悪いところを極端にして集めたような企業文化であることが、広告代理店の残業が果てしなく増えていく大きな原因となっている。
例えば、徹夜をして時間をかければかけただけ、質が上がると無邪気に信じていること、あるいは、社内の宴会の出し物のために若手社員を初めとして残業して取り組むことが是とされていること、リスクヘッジのためと称した無駄作業、オーバークオリティをするのが誠意と考えているということなど。ある種、「普通にやるべきこと」を超えて「そこまでやらなくてもいい」レベルまでやることが当然という文化が、電通でなくても少なからず大手広告代理店にはある。
そしてこれが純粋に求められている仕事に対するクオリティではなく、依頼するクライアントからすれば不必要なものをやって悦に入っている。そうした自己満足的な仕事を取りやめることで、大きく心理的負担と作業量が減るはずだ。
この問題は急に手が入ることは難しいだろうが、既に取り組まれ始めており、ここが解決することで大きく是正するだろう。
大手広告代理店は、日本的な企業文化が強いこともあり、昇進の体系、評価体系において年功が強く重視される。電通の亡くなった新入社員のTwitterを見た人はご存知かもしれないが、ほとんどの大手広告代理店において年次は絶対の価値観で、仕事ができるからといって上司よりも昇進が早い、なんてことはあまりない。博報堂はやや年功序列が緩んでいるが、それでも一部の非常に目立つ社員に限られる。電通は数千人の社員がいるが、早期昇格する人は十数人程度とのこと。
ではこれだけ年功序列だとすると給料はどう決まるのか?答えは簡単で残業時間の量によって決まる。そう、残業しなければお金が稼げないというシステムなのだ。(博報堂は多くの社員が年俸制になったそうなのでこの限りではない)その人が優秀か否かは関係ない。会社にいれば、お金が稼げる。だからこそ、残業が常態化するのである。密接に仕事の評価と結びついた評価・報酬体系、あるいは年俸制にすれば大きく残業時間の「見た目の量」は減ると思われる。
しかし上記2点は本質的な問題ではない。広告代理店のビジネスモデルは受注産業であり、広告代理店の残業問題を解決するには、この「発注側」の協力が不可欠である。自社がどれだけ制度を変えても絶対に「本当の残業量」は変わらない。年俸制にしたところで、ヤミ残業が増え、むしろ報酬体系と見合わなくなり、自殺する人が生まれるだけのはずだ。
この問題は、前述の「企業文化の問題」とも結びついている。受注産業として広告代理店が競合しているため、発注する企業側としては「どれだけウチのためにやってくれるか」というのが評価基準になる。結果、オーバークオリティが当然となり、「クライアントファースト」を錦の御旗としてすべての時間を注ぎ込む、どれだけ尽くせるかが問われる。発注側企業の担当者もそれが当然と思っており、結果として忠誠を確かめるために無理難題を言い始める。「明日、来年のキャンペーンの企画をすべて考えて持ってこい」というような無茶な依頼である。これは実際にその企画がどうというよりも、「仕事がほしいなら汗をかいてこい」という関係性によるものだ。結果、仕事の内容よりも、どれだけつらい思いができたか?ということが、社外的にも、社内的にも評価基準となってしまい、結果として仕事量は増える。また一番分かりやすい「汗のかき方」は時間をかけることなので、長時間残業がむしろ推奨されるというおかしな空気が生まれてしまっているのだ。
インターネットにおいて広告代理店は嫌われており、特に電通や博報堂はすべてを裏から操る悪の枢軸と、ある意味“評価”されているが、受注産業なので実際は立場は発注側企業よりも下。クライアントに対してNOを言わないのが、広告代理店的の(無意味な)美学である。
・無茶な要求にはNOと言い、かけた時間や仕事に関係ない誠意をクオリティとして評価せず、純粋に納品物で勝負するという広告代理店側の変化
・無茶な要求で試したり、丸投げするようなことはせず、適切な金額・スケジュールで発注し、誠意や時間といったことでは評価せず純粋に納品物を評価するクライアント側の変化
ただ、この構造問題をどれだけの人が理解しているだろうか。電通に立ち入り調査が入ったが、もし労基がただ残業時間を減らせ、と電通に厳命すればおそらくさらなる自殺者が出るだろう。ヤミ残業が横行し、かつ給料も大きく下がるからだ。
私は広告代理店の社員として、今回大きく社会問題化したことは非常に好意的にとらえている。これだけ社会的な問題として広告代理店の異常さが取り上げられれば、一般の反応はともかくとして多くのクライアント企業が自社の発注のやり方に関して少しでも疑問を持ってくれるのではないかと期待しているからである。電通の経営陣もそう思っているかもしれない。これだけ社会問題化すれば、残業時間の是正、働き方改革という旗のもとに、クライアント企業側に仕事のやり方を変えるようお願いしやすいからである。そして電通が変われば、そこに続く博報堂以下の企業も同じように追随できる。
私自身は、広告代理店の企業文化、あるいは遅れた評価・報酬体系に関して大いに不満がある一方で、広告代理店の仕事自体は(理解してもらえないかもしれないが)好きだし、もっと本質的にクライアント企業に貢献したいと考えている。これを契機として変わってほしいという願いを込めて。