いわゆる査定に入る前の面談で「何か困った事はないか」と聞かれた。
困った事はあったんだけど完結した話だったので「特にないです」と言ったがしつこく聞かれたので、疑問に思った事、それに対する部署や会社の方針を先輩から教わった事、今は納得している事を伝えた。
「本当に納得しているのか」「してます」の押し問答みたいなのが何回か続いた後面倒くさくなってしまい、「チャレンジしてみたいことやもっと効率化できるのでは?と思う点は正直あるけど今のやり方をキチンと身に付けることが第一だから納得している。決して異議申し立てとかやり方を変えたいとかそういうのではない」と言ってしまった。
言いながら諦めていた。
この人は私からこの言葉を引き出したかったんだろうなと話しながら思った。
わざとらしく「う〜ん」と言いながら、「平社員で新入社員なんだから先輩に意見する権限なんてないでしょ。そういうのは権限を勝ち取ってからにしてくれないかな」みたいなことを長々と話された。
元々目を付けられてたんだなとその時やっと気付いた。
サラリーマンってめんどくさい。
新人は文句を言わずニコニコやる気に満ちた笑顔で目標に向かい仕事を心から楽しいと思っていなければならないらしい。
わからないことや疑問があればすぐ聞いたりしていたが裏目に出たらしい。
俺も勘違いしていたんだが「理想の部下」なんてものは使いにくい事この上なく、出世も出来ない 今回の事で身に沁みたろう そして、自分の心を痛める 「理想の部下」なんて演じるの...