■電通強制捜査─喝采してほんとうに大丈夫か
広告代理店最大手・電通の新入社員の女性が過労のために自殺した問題などをめぐり、違法な長時間労働をさせていたとして11月7日、
厚生労働省が、本社と3支社の強制捜査に乗り出した。
この報道に対し、『異常な長時間労働は労働の末端ではなく上流取り締まるべきである』『ブラック企業には鉄槌を下すべき』
などとして拍手喝采する意見が多いが、私は不安で仕方がない。
電通の首根っこを押さえたら事実上、日本のほぼ全てのマスメディアを押さえたも同然になる。
労働問題を口実に電通の弱みを握り、自らに有利な報道をするように間接的な圧力を行使したいという
アベ政権の隠れた意図を感じるのは私だけだろうか。
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