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はてなキーワード: 新しい時代とは

2024-11-23

anond:20241123231052

乱れってなんだよ変化だよ。

若者正しい日本語を使っていないとかいう人いるけど。

100年前の人から見たら現代人の日本語話し言葉文章も乱れまくってるわけで。

Twitterネットは、日本語なのに横書き本来縦書きでしょう)だし、和製英語で溢れてるし。

言葉の乱れ取締警察になるより新しい時代の変化を楽しもう。

2024-11-19

新しい時代ついていけなさすぎるだろ

働くハードル上がってる気がするし

クオリティも上がってる気がするし

なんだよ、コンプライアンスって

AKBもよく分かんなかったのになんだよルなんとかって

子供の頃の紅白演歌地獄時間だったけど、今は若い奴の時間地獄だぞ

これからポリコレかと思ったらパワハラ知事が勝つし

なんだよ、ハラスメントって疑われたら終了じゃねぇのかよ

Facebookは過疎るし、Xはバトルばっかり

一方的悪口はどこでするんだよ

ついていけなさすぎる。これで平均寿命の半分?おんなじ時間も街からネットからも爪弾きなの?無理だろー

2024-11-13

作者が死んでもう二度と完結することのない、氷室冴子の「銀の海 金の大地」をふと思い出す

西暦350年頃、大和政権時代少女主人公少女小説

少女の兄は絶世の美青年であるが生まれつき目も耳も使えず言葉も話せず、しか主人公とだけはテレパシーで会話ができる

か弱く美しい兄は女たちにその身を狙われるので主人公が守っており、依存関係で兄妹の仲が妖しかった

兄妹の母は知的障害者女児程度の知能しかなく、父はおらず、14歳少女が不具者の家族らを必死で生かす

「転生ファンタジー」という名目で始まったので、恐らくはこの時代の話は序章にすぎず、次々と生まれ直しては新しい時代で再び巡り合うような物語のはずだったんだろう

しか主人公らは生まれ直すことなく、この時代の中だけで話が止まる

古事記の「狭穂彦王の叛乱」をやるつもりだったそうなのだが、それもやらなかった

この展開を小説で読みたかった

狭穂毘売は垂仁天皇皇后となっていた。ところがある日、兄の狭穂毘古に「お前は夫と私どちらが愛おしいか」と尋ねられて「兄のほうが愛おしい」と答えたところ、短刀を渡され天皇暗殺するように言われる。

妻を心から愛している天皇は何の疑問も抱かず姫の膝枕で眠りにつき、姫は三度短刀を振りかざすが夫不憫さに耐えられず涙をこぼしてしまう。目が覚めた天皇から、夢の中で「錦色の小蛇が私の首に巻きつき、佐保の方角から雨雲が起こり私の頬に雨がかかった。」これはどういう意味だろうと言われ、狭穂毘売は暗殺未遂顛末を述べた後兄の元へ逃れてしまった。

反逆者は討伐せねばならないが、天皇は姫を深く愛しており、姫の腹には天皇の子がすくすくと育っていた。姫も息子を道連れにするのが忍びなく天皇に息子を引き取るように頼んだ。

天皇は敏捷な兵士差し向けて息子を渡しに来た姫を奪還させようとするが、姫の決意は固かった。髪は剃りあげて鬘にし腕輪の糸は切り目を入れてあり衣装も酒で腐らせて兵士が触れるそばから破けてしまったため姫の奪還は叶わない。天皇が「この子の名はどうしたらよいか」と尋ねると、姫は「火の中で産んだのですから、名は本牟智和気御子とつけたらよいでしょう」と申し上げた。また天皇が「お前が結んだ下紐は、誰が解いてくれるのか」と尋ねると、姫は「旦波比古多多須美知能宇斯王に兄比売と弟比売という姉妹がいます彼女らは忠誠な民です。故に二人をお召しになるのがよいでしょう」と申し上げた。そうして炎に包まれ稲城の中で、狭穂毘売は兄に殉じてしまった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%AD%E7%A9%82%E5%A7%AB%E5%91%BD#%E7%8B%AD%E7%A9%82%E5%BD%A6%E7%8E%8B%E3%81%AE%E5%8F%9B%E4%B9%B1

2024-11-07

AIジオン残党のようなもの

AIかいう新しい技術なんて、もう真っ平ごめんだ!」とか叫んでる人を見ると、どうしてもジオン残党に見えてくるわけ。

新しい時代が到来してるのに「旧来の方法こそが正しい!」みたいな主張をしてる姿が、なんだか妙に被るんだよな。

もちろん、AI問題点が全くないなんて言うつもりはないよ?

プライバシーとか労働問題とか、色々な懸念があるのは分かる。でもね、そういう懸念を持つ人たちの中にもさ、真面目に技術問題点議論したり、法的整備が必要だよねって言ってる冷静な人がいる一方で、なんかもう「AIがこの世から消えれば全て解決する!」って極端な人たちもいるわけ。それって、ジオン残党が「連邦さえいなければ宇宙は俺たちのものだ!」とか言って地道にゲリラ活動してる姿と、めっちゃ重なるんだよ。

だってさ、ジオン残党も、基本的には「かつてのやり方に戻りたい」っていう一種ノスタルジーで動いてるわけよね。彼らにとって、ジオン軍の時代は「自分たちが誇り高く生きてた時代」なわけで、それを失ったからこそ、そこに執着し続けてる。でも、残念ながら現実は変わっていく。連邦支配は強まっていくし、ジオンのやり方だけに固執してる限り、未来には進めない。まさに、AI反対派の中には、技術が進んでいく中で取り残された感覚を抱いている人がいて、「昔の技術で十分だったんだ!」っていうノスタルジーAIを拒絶してる人がいるように思うんだよね。

そのノスタルジーって、確かに理解できるよ。技術進化することって、つまりは新しい世界への順応を求められるってことだから不安を抱くのも無理はない。

だけど、ジオン残党がガンダムシリーズの中で象徴してるのは、進化適応しない者の結末なんだよ。

彼らは決して"未来"を手にすることはできない存在なんだよね。それを知ってるからガンダムファンの我々はどうしても、反AIの人たちを見ると「あー、君たちもまた新しい時代に取り残されてしまうんだろうな…」って、少し切ない気持ちになってしまう。

それにしても、AIに反対してる人たちの中には、「AI仕事を奪う!」って言ってる人も多いよね。

でも、ここでちょっと考えてみてほしいんだ。仕事を奪うっていうのは、効率化や省力化のためにAIが入ってくるからこその結果なわけで、それを止めるってことはつまり技術の発展そのもの否定するってことじゃん?そりゃ、ジオン残党も連邦技術に負け続けるわけだよ。連邦は常に最新の技術を取り入れて、新しいモビルスーツを作ってくるのに対して、ジオン残党は昔の技術固執してるから戦いに勝てない。AI反対派の人たちも、昔の方法にしがみついてる限り、新しい時代には決して勝てないんじゃないかって思うんだ。

からってさ、AIに全肯定しろとか、無理やり順応しろとか言いたいわけじゃないよ。

でも、少なくとも、AI社会に与えるインパクト問題点については、建設的な議論必要だと思うんだ。

あくまジオン残党が象徴してるのは、「過去にすがって現実逃避してしまう人たちの姿」だから。同じ道をたどる必要はないと思うわけよ。

新しい時代適応する方法絶対にあるし、AIとどう共存していくかを考える方が、よっぽど未来的じゃないか

時代に逆らっても、ただ苦しいだけなんだ。

ジオン残党のように新しい時代にしがみつけない人たちが、いつか報われることがあるのかもしれないけど、少なくとも僕は、未来を拒絶するよりも、未来を受け入れる道を選びたいなって思うよ。

2024-11-03

弱者男性への差別を解消するために反差別ドラマを作ろう

あらすじ:

人間族と弱者男性族が千年以上続けてきた憎しみの歴史現代においてもその対立は消えることなく、両者の間には深い溝が横たわっている。だが、そんな時代出会った人間族の少年・ユウと弱者男性族の少女・アイ。許されるはずのない愛に落ちた二人は、族同士の宿命翻弄されながらも、互いの想いを貫こうとする。だが、その愛はやがて、両族にとって新たな火種を生み、二人の運命絶望へと向かっていく。千年の歴史に終止符を打つために、弱者男性族の長老カナコは、己の命を賭して動き出す――。

1話運命出会

全身不随の弱者男性族の長老カナコは、アイに「人間と関わってはならぬ」と厳しく諭す。長い争いの歴史を知るカナコは、人間族との関係が災いしかもたらさないことを知っていた。しかし、アイは偶然出会った人間族の少年・ユウと心を通わせてしまう。

第2話:友情と誓い

アイはユウの純粋さに惹かれ、ユウもまたアイに魅了される。だが、二人の間には越えるべき壁があると気づき始める。カナコは再びアイに警告を与え、二人が会うことを禁じるが、アイの心は揺れ動く。

第3話:初めての裏切り

両族に隠れて密会を続けるユウとアイ。だが、アイの行動を怪しむ族の者たちが監視を始める。カナコはアイを守りつつも、二人が惹かれ合う運命を止められないことに苦悩する。

第4話:恋に落ちて

互いに強く惹かれ合うユウとアイは、ついに愛の告白をする。だが、その瞬間を族の一部に目撃され、両族に二人の関係が知れ渡ることとなる。カナコ激怒し、アイに罰を与えるが、アイはその愛を断ち切ろうとしない。

第5話:憎しみの連鎖

二人の関係に怒った両族は、二人を抹殺する計画を立てる。ユウとアイは逃亡を図るが、追っ手が迫る中で、カナコもまた二人をかばうべきか悩む。カナコの中で、長年眠っていた感情が動き出し始める。

第6話:二人の決意

逃亡の果てに、ユウとアイは千年の争いの本当の理由を知る。彼らは自らの愛がその争いを終わらせる唯一の希望だと確信し、最後まで愛を貫くことを誓い合う。カナコもまた、そんな二人に胸を打たれ、ある覚悟を固める。

第7話:追撃者ヴァルキュリア

千年を生きる戦士ヴァルキュリアが二人の抹殺を命じられる。冷酷なヴァルキュリアはユウとアイの愛を嘲笑しながら、容赦なく二人を追い詰める。カナコは、長老としての立場を捨て、二人を守るために策を講じる。

第8話:約束の地

二人は最後の逃げ場に追い詰められるが、互いの愛を再確認し、全てを受け入れる覚悟を決める。ヴァルキュリアが近づく中、カナコもまた最後の力を振り絞って立ち上がる。

第9話:長老覚悟

ヴァルキュリアがついに二人に刃を向けるが、その背後には全身不随であるはずのカナコが現れる。千年の争いに終止符を打つべく、カナコは己の肉体を動かし、ヴァルキュリア対峙する覚悟を決める。

最終話:千年の終焉

カナコヴァルキュリアの背後からナイフを突き刺し、長年続いた憎しみの連鎖を断ち切る。しかし、体を動かした代償に、カナコの体は灰となって崩れ、千年の生涯を終える。カナコは消える間際にユウとアイに、「新しい未来を託す」と語りかける。悲しみに暮れる二人だが、カナコ意志を胸に、争いのない新たな時代を築くことを誓い、歩き出す。

千年の因縁を越えた愛と、犠牲の末に残された希望が、人間族と弱者男性族に新しい時代の扉を開かせる。

2024-10-26

(続き)週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ25選(改訂版)

anond:20241026155116の続き

14.SLAM DUNK 作:井上雄彦 1990年42号 - 1996年27号

ハイキュー最終回を迎えた際、Twitter感想を漁っていたら、「なんでバレーしてるだけなのにこんなに泣けるんだろう」というファン投稿が目に入った。自分ハイキューで泣けるほどの感受性はとうに持ち合わせてなかったが、そこから数えて24年前にほとんど同じ気持ちを味わっていた。

井上雄彦作品通底するのは徹底したリアリズムである。彼が本作で行ったのは、本気でバスケットボールに挑む人間思考感情をつまびらかにするだけで面白くなるということの証明と、人気が出なかった時のため不良路線でも行けるような作風を選んだことだけである(当時バスケットボールマイナースポーツであったことに留意したい)。この結果、フンフンディフェンスを除くあらゆる要素が後世のスポーツマンガにリアリティ基準点をもたらすこととなった。

桜木花道バスケットマンに変貌するたった4ヶ月の物語は、命のやりとりや世界が終わることよりも一本のシュートの成否の方が遥かに切実で重要問題になりうることを、今なお我々に伝えている。

15.るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 作:和月伸宏 1994年19号 - (ジャンプSQで連載中)

講談社1970年代末期には後発のジャンプマン業界盟主地位を明け渡しているわけだが、それを奪い返す最大のチャンスが90年代後半に訪れた。DB幽白スラダンといった作品が終了した暗黒期のジャンプを、金田一はじめの一歩GTOを擁するマガジン苛烈に追い上げ、ついには発行部数で逆転したのである

その中で強引に看板作品祭り上げられ、ジャンプ屋台骨を支えることになったのが本作だ。後に和月伸宏は「次につなげたい」という気持ちで描いていたと語っている。明治という激動の時代の中で不殺剣士・剣心が刀を交える相手は、旧時代に未練を持つ者や、新しい時代の荒波に飲み込まれた者たちであった。黄金期と暗黒期の狭間で奮闘した本作のありようは、皮肉にもそこに重なって映る。

ワンピナルトが出てくるまでを空白期間にせず、少年マンガ誌の代表というジャンプアイデンティティを守りぬいたのは同時代の誰も比肩できない功績だ(幕張封神演義BOYSにこの役割代替できたか考えてみてほしい)。現代ジャンプ読者はもっともっと本作に感謝すべきだと、佐藤健超人的なワイヤーアクションを眺めながら思うのである

16.セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 作:うすた京介 1995年52号 - 1997年40号

連載終盤、もはや燃え尽きる寸前だったといううすた京介は後年、「マサルさんシュールではなく、ベタシュールに見せていただけ」と語っている。自分を含め、多くの読者は同意しかねるだろう。彼が未来永劫に参照点となりうる新たなベタを作り上げたことに疑いの余地はないからだ。

本作はギャグマンガでやってもいいことの範囲を大幅に拡大した。キャラクターの行動原理なんてなくていい。話の展開は唐突でいい。絵柄は毎ページ変わっていいし上手くなくていい。読者が知らなさそうなパロディだって入れてよいのである現代観点では至極当然と思える要素を2年弱、全7巻に惜しげもなく詰め込んだ。

彼の次回作(ピューと吹く!ジャガー)ですらも、ついにその革新性を更新することはなかった。90年代にうすたに憧れ新人賞に応募した有象無象ワナビー達も誰一人として出来なかったことを考えれば少しは気が休まるだろうけども。

17.遊☆戯☆王 作:高橋和希 1996年42号 - 2004年15号

闇の人格を持つ主人公によるダークヒーローものというコンセプトで始まった本作は、ほどなくしてマジック&ウィザーズという架空TCGを中心にした物語に変化した。この変化が、数十枚の紙束を並べる行為を、玩具ゲーム業界において最も存在感のあるエキサイティングな遊びに位置付けることになる。

コナミでは社内の遊戯王関連の部署をしばしば「造幣局」と呼ぶそうだが、紙を刷って売上1兆円に到達するコンテンツなど他に存在しないことの証左である。こうした状況に、高橋和希の優れたキャラクターデザイン、ストーリー構成が大きく貢献したのは言うまでもない。ゲーム友情を育むツールになりうると示し、メディアミックスの力を世に知らしめた功績は間違いなく彼のものだ。

18.ONE PIECE 作:尾田栄一郎 1997年34号 - 連載中

世界で最も多く発行された単一作者によるマン作品について何か語るべきことがあるだろうか?まだ言及すべき余白が。本作のように自然カテゴライズを避ける作品というのは極めて少ない。友情、夢、自由、強さという最もありふれたテーマに挑み、ついにそのすべてを超然と飲み込み描き切ろうとする本作を何らかの箱に入れて理解するのは難しい試みに思える。

毎週月曜日ワンピを読んで喧々諤々と考察できる世界に我々は慣れ切ってしまった。30年間マン業界の頂点に君臨する男がいるという現実に。一定年代以上の人間にとって、本作の終わりがジャンプという雑誌終焉に見える人がいても無理のないことだ(今ワンピの次に長寿連載しているのはハンタを除けば2019年連載開始の夜桜さんである!)。ルフィ尾田栄一郎という二人の男の、幼少期から練り上げた夢の果てを世界中が見届けようとしているのだ。我々がこうした光景にふたたび立ち会えるかは疑わしい。

19.HUNTER×HUNTER 作:冨樫義博 1998年14号 - 不定掲載

幽白は極めて質の高い作品でありながら、冨樫義博が抱える巨大なアイデアの数々を収めきれた作品ではなかった。それでも仙水編と、その後に異例の月一で掲載されたレベルE前人未踏領域に踏み込んだ彼は、自身4作品目の連載においても既視感のある展開とご都合主義執拗なまでに避け続けた。彼の描くキャラクター達は自身が取れる最善の選択を積み上げた末に、我々が期待する最善以上のドラマを生み出す。幾度もの休載を挟みながら。

「今週の『HUNTER×HUNTER』は休載いたします」の表記(今はこれすらなくなったが)を昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらぬ平常心で見られるようになってもなお、自分に限ってはこんな感じであった───「HUNTER×HUNTER最終回を読める可能性があるというだけで、どんなクソみたいな人生でも生きる理由が生じる」

いまや冨樫は少しずつ体調を取り戻し、我々は一時期とは比べ物にならないほどコンスタントに彼の創り出す世界に触れることができる。何百何千もの作品ジャンプにおいて連載され、本作に近い作品、それ以上のものを期待し続けてきたが、その度に彼の偉大さを突き付けられるだけなのだろう。

20.テニスの王子様 作:許斐剛 1999年32号 - (ジャンプSQで連載中)

前例のないテニスマンガでの成功女性読者の流入クール生意気で強い主人公像、菊丸が分身して以降のテニヌ...といった誌面上で読み取れる新規性だけでは、本作のもたらした文化のごくごく一部しか語りえない。

1000曲近いキャラソン、出役としての役割を求められる声優たち、2.5次元文化の源流かつ若手俳優登竜門としてのテニミュ...現代における狭義のオタク文化の根を辿れば、必ずテニプリが残した功績にぶち当たる。「推し」という文化が、人間を描くあらゆるコンテンツ侵食して久しいが、許斐剛が生み出した世界は、ジャンプで築き上げられたあらゆるファンダムの中でもっとも複雑で永続的な強度を保ち続ける、史上最も「推す」に値する文化であり続けている。

21.NARUTO 作:岸本斉史 1999年43号 - 2014年50号

すみませんほんとに書くことが思い浮かびませんでしたでも世界的にマン文化を広めた功績は鳥山に並ぶと思ってますマジで

22.BLEACH 作:久保帯人 2001年36・37号 - 2016年38号

まりに多くの言及がこの作品になされ、そのどれもが口をそろえて言う。「描き分けが上手い...絵の引き算が上手い...ルビ振りのセンス...久保帯人中二病...ストーリーが薄い...」これらすべてはもちろん真実だ。

連載中、ワンピナルトブリーチの三枚看板最後尾というポジションが崩れることは一度もなかった。果たしてこの評価妥当だったのかは分からないが、少なくとも我々ネット民久保帯人センスバカにし過ぎたことに対し大いに反省すべきところがあるのではないだろうか。海賊忍者のような明確なモデルがいないのに、久保帯人はどうしてあれほどまでに洒落キャラクターセリフ回しを無尽蔵に生み出せたのか、系統立てて説明できる理屈は未だ見つからない。もしその答えが彼の脳内しかないとするならば、我々は本作を源流に大いなる歴史が作られていく可能性を認めなくてはならないだろう。

23.DEATH NOTE 作:大場つぐみ原作)、小畑健作画2004年1号 - 2006年24

デスノートという作品複数の点で極めて例外的成功を収めた。肉体的攻撃を伴わない心理戦、一切の引き伸ばしをしない、公権力宗教的崇拝、欠点の無い主人公ゴシックキャラ造形、ダークヒーロー、死亡エンド...

本作に散りばめられたこれらの要素は、すべて従来のジャンプ漫画では邪道、あるいは不要とみなされてきた要素であった。このような野心的な作品メディアミックスにおいても成功を収め、国民の誰もが知る作品となったのは驚異的だ。この作品が出たことは心理戦を描こうとする後世のマンガ家にとっては悲劇かもしれない。夜神月ほど賢く、悪どく、魅力的なキャラクター矛盾なく作れる人間大場つぐみくらいしかいないのだから

24.鬼滅の刃 作:吾峠呼世晴 2016年11号 - 202024

2010年代ジャンプを購読していた人間はみな共通してうすぼんやりとした不安を抱えていた。「ワンピの連載終わったらジャンプってオワコンじゃね?」

ジャンプの終わりという、週刊少年マンガ誌という形態の終わりと同義に思える未来を避けるべく、集英社は読者以上に血眼になって後継者を探し求めた。しかし我々の期待も空しく、トリコ暗殺教室ヒロアカソーマブラクロ約ネバドクスト呪術といった平成末期の傑作たちすらも、尾田栄一郎が築き上げた領域には辿り着けなかったように見えた───ただ一つの例外を除いては。

家族、友人への愛」「困難を乗り越える強さ」という普遍的テーマフォーカスした吾峠呼世晴の連載デビュー作は、あらゆる世代へ届く成功を収めた。特に劇場版無限列車編』は社会現象化し、国内興行収入1位を達成するなど、経済的にも文化的にも大きなインパクトを残すことになった。

出版業界の衰退、コロナ禍、趣味多様化といった逆境の中で、マンガが世界的なムーブメントを引き起こすことがまだ可能である証明した本作は、令和を生きる日本人心象風景に残る新たな「国民マンガ」として、時代に選ばれたのだ。

25.チェンソーマン 作:藤本タツキ 2019年1号 - (ジャンプ+で連載中)

ひとりのスター存在プラットフォーム価値定義することは古今ジャンルを問わずあることだ。ダウンタウンの登場がお笑い養成所という存在メジャーにしたように、米津玄師の登場がニコ動文化オーバーグラウンドものにしたように。

2014年に創立したジャンプ+というプラットフォーム目的である「紙とデジタルの垣根をなくし才能を育てること」が名実ともに達成されたのはいつだったのか?それは初めて本誌とジャンプ+両方でスターとなった人間の登場によって定義付けられる。

かつて秋田の片田舎から新都社に「長門は俺だ」という名前投稿していた少年は、その衝撃的なストーリー展開で我々を魅了する存在となった。ファイアパンチ以降、ジャンブ+はあらゆるWebコミックサイト、いや雑誌を含め、もっとも野心的な作品を読める場所ひとつとして認知されるようになった。

藤本タツキの本誌への到着は新たな才能の鉱脈インターネットに求める時代の始まりを告げ、媒体の違いというものマンガの面白さになんら本質的な影響を及ぼすことはないという事実を我々に突き付けたのだった。

2024-10-19

明治維新について簡単解説して!

明治維新(めいじいしん)は、1868年から始まった日本の大きな変革のことや。

江戸時代が終わって、武士時代から近代国家へと移り変わる大改革やったんや。

まず、江戸時代は長いこと続いたけど、外国日本に「開国せぇへんか?」って迫ってきたんや。

特にアメリカペリーさんが「ドン!」って黒船でやってきたんが大きなきっかけやな。

それで、徳川幕府がグラグラし始めたんや。

その後、薩摩藩長州藩を中心に「このままじゃアカン!新しい政府を作ろう!」ってなって、徳川幕府を倒す動きが強まっていったんや。

それで、天皇を中心にした新しい政府ができて、これを「王政復古」言うんや。

明治維新では、封建制度廃止されて、武士特権もなくなったんや。

そして、中央集権政府が作られて、軍隊近代化されたんや。

さらには、学校も作って、外国技術文化をどんどん取り入れていったんやで。

簡単に言うたら、江戸時代の古いシステムを壊して、新しい時代を作ったんが明治維新やな。

これで、日本は急速に近代化していって、世界の仲間入りを果たしたんや。

(でも国内内乱があったんだよね?)

そうやね、明治維新過程では日本国内内乱もあったんや。

特に有名なんは「戊辰戦争(ぼしんせんそう)」や。

戊辰戦争1868年から1869年にかけて起こった戦いやねん。

徳川幕府を倒して新しい政府を作ろうとする側(薩摩藩長州藩が中心やった)と、幕府側の勢力がぶつかり合ったんや。

この戦いは京都鳥羽伏見から始まって、東北地方まで広がったんやで。

特に会津戦争函館戦争が有名やな。会津藩幕府側を支援して戦ったんやけど、最終的には負けてしまったんや。

また、函館では旧幕府軍榎本武揚(えのもとたけあき)が五稜郭(ごりょうかく)で最後抵抗をしたけど、こちらも新政府軍に敗れてしまったんや。

この内乱は、ただの権力争いだけやなくて、日本全体が新しい時代に進むための大きな痛みとも言えるんや。

結果的に、天皇を中心にした新政府勝利して、日本中央集権化と近代化に向かって進んでいったんやな。

(その時西郷隆盛は何してたの?)

西郷隆盛(さいごうたかもり)は、明治維新の中心人物のひとりで、戊辰戦争の間もめちゃくちゃ大きな役割果たしてたんや。

まず、西郷薩摩藩リーダーとして、新政府を作ろうとする側に立ってたんや。

鳥羽伏見の戦いでは、幕府側と戦って新政府軍勝利に導いたんや。

彼は戦術にも長けてたし、部下たちにも慕われてたから、戦争勝利に大きく貢献したんやな。

戊辰戦争が進む中でも、西郷東北地方函館方面派遣される新政府軍の指揮を取ったり、旧幕府側との和平交渉にも関わってたんや。

特に江戸城無血開城江戸城を戦わずに明け渡すこと)では、西郷勝海舟(かつかいしゅう)が話し合って、江戸戦火から守ることができたんや。

これは西郷人間的な魅力や度量があったからこそ、実現できたもんやね。

ところが、明治維新が進んで新しい政府ができたあと、西郷新政府方針対立するようになってくんや。

特に西郷は、急速な近代化中央集権化の進み方に対して反感を抱いてたんや。

そして、最終的には西南戦争1877年)で政府反旗を翻すことになったんや。

この時、西郷薩摩士族たちを率いて、武士伝統や誇りを守ろうとして立ち上がったんやけど、結果的には政府軍に敗れてしまい、自ら命を絶つことになったんや。

簡単に言うと、西郷隆盛維新立役者でありながら、最終的にはその維新の流れに反発して戦った、というめっちゃドラマチックな人生やったんやな。

(あと伊藤博文についても解説して。なんか悪いイメージもあるよね)

伊藤博文(いとうひろぶみ)は、日本の初代内閣総理大臣憲法の制定に深く関わった人物やけど、確かに彼に対する批判的なイメージもあるんや。

それにはいくつかの理由があるねん。

まず、伊藤博文明治政府の中で「近代化」を進めた立役者やけど、その一環として朝鮮半島への介入や植民地政策に深く関わってたんや。

特に伊藤朝鮮に対して行った政策や、朝鮮日本保護国したことで、彼は後の日本植民地支配の基盤を作ったと言われてるんや。

これが大きなマイナスイメージひとつやな。

伊藤は、1905年日本韓国保護国化した際、初代韓国統監(かんこくとうかん)に就任したんや。

この統監府は、事実上日本韓国支配するための機関で、伊藤はそのトップとして韓国の内政に強く介入したんや。

この時期に韓国独立自主権が大きく損なわれたことが、彼に対する批判の大きな要因や。

その結果、1909年伊藤博文韓国ハルビン駅で、独立運動家の安重根あんじゅうこん)に暗殺されてしまったんや。

安重根伊藤を、韓国侵略独立を奪った人物として憎んでおり、この暗殺日本韓国の歴史に深く影響を与えたんや。

また、国内でも彼が明治政府の中枢で権力を握ってたこから一部の人からは「藩閥政治」を進めたと見られ、権力を一部の有力者たちで固めたことに対する批判もあったんや。

まり政治一部の人たちの手で動いていて、庶民の声が届きにくいっていう不満があったんや。

総合的に言うと、伊藤博文日本近代化に大きく貢献した一方で、朝鮮韓国との関係、そして国内外での権力集中に対する批判があるからマイナスイメージが残ってるんやな。

(女癖も悪かったと聞いてるけど)

ああ、そういう話もあるな!伊藤博文は「女癖が悪い」って噂がよく出る人物でもあるんや。

彼は若いころからかなり遊び好きで、特に女性関係にはだいぶ自由奔放やったらしいで。

彼は明治時代政治家の中でも、遊び人として知られとったんや。例えば、若いから遊郭に出入りしてたし、いろんな女性関係を持ってたっていうエピソードも多いねん。

噂によると、50歳を超えてから若い女性に夢中になってたとか、何度も結婚離婚を繰り返したりして、結構な数の女性と浮名を流してたんや。

特に彼の「芸者好き」は有名やったんや。政治家としての公の顔とは別に、夜はよく芸者遊びをしてたというエピソードがたくさん残ってるんや。

これが「女癖が悪い」という評判の元になってるんやろな。

さらに、晩年でもそうした生活を続けとったみたいやから一部の人からは「品がない」とか「節度がない」とか批判されることもあったんや。

ただ、そういう奔放な生活があっても、政治家としては一流やったんやけど、そのプライベートの部分があまり良いイメージを持たれてないってことやろな。

から伊藤博文には偉大な政治家としての側面と、ちょっとだらしない私生活の一面があって、それが「女癖が悪い」という評価に繋がってるんやろうな。

2024-10-04

AI漫画描けるようになったら絶対楽しい

あと10年ぐらいしたら小学生はみんなAIオリジナル漫画描かせて見せあってると思う。

AIに描かせた漫画デビューする人も出てくるはず。

そしてSNS投稿AI漫画だらけになる。

そう、全投稿者白ハゲ漫画時代が来る。

新しい時代が来るぜ。

「白ハゲ」という時代が。

2024-09-29

anond:20240929034856

ある日、若き法律家マキちゃんは、机に山積みされた法律書を片付けながら、ふと自分に言い聞かせた。

自動運転技術未来なんだから法制度もアップデートしないとダメじゃん!さぁ、頑張るぞ!」

彼女法改正のために、まずは業界の人たちと話し合うことに決めた。そこで出会ったのが、例の自動運転車「Kobas バージョン AN」。マキちゃんは、AI搭載の自動運転車が自己紹介する様子にちょっとびっくりしながらも、どこか愛らしいその存在に親近感を覚えた。

こんにちは、Kobas ANです!さっきは信号無視で反則告知をもらっちゃったんですけど、僕、悪くないんですよ!信号が見えなかっただけなんです!」

「それ、分かる!法律って今の技術全然追いついてないよね!」と、マキちゃんはKobas ANの無実を信じ、全力で応援することを決意する。

法改正のために奮闘するマキちゃん

マキちゃんはまず、議員たちに話を持ちかけることにした。ところが、彼らは古い考えに縛られていた。

自動運転だと?そんな危険ものを野放しにするわけにはいかん!」

「え、でもですね…」

「いやいや、法律は長年の経験で作られているんだ。急に変えるわけにはいかん!」

その後も会議が進む中、マキちゃんは頭を抱えた。だが、ここで諦めるわけにはいかない。

「じゃあ、こういうのはどうですか?」とマキちゃんは、議員たちが思わずうなってしまうような提案を次々に繰り出した。

「例えば、自動運転安全基準さらに強化して、人間運転しているときよりも事故率を下げるような法律を作ればいいんです!」

すると一人の議員が「あ、それなら考えられるかもな」とつぶやく

「よし、食いついた!」マキちゃんは心の中でガッツポーズをする。だが、その瞬間、Kobas ANがちょっとおかし提案をしてくる。

マキちゃん、僕の頭の中に32コアのプロセッサがあるから議員たちに一気に50のアイデアを送りつけて、全部通しちゃおうよ!」

「え、それはさすがに無理だよ…!」とマキちゃんは、Kobas ANをなだめながら、冷静に次のステップを考えた。

エレガントな逆転劇

その後、マキちゃん自動運転に詳しい技術者や企業連携し、社会的な意義や安全性アピールするプレゼンを用意した。議員たちの前で、マキちゃん優雅姿勢マイクを握り、にっこり微笑んだ。

「皆さん、私たちは今、新しい時代に生きています技術進化すれば、法も進化しなくてはなりません。AI搭載の自動運転車は、私たち生活をより安全で豊かにしてくれる可能性を秘めています。そのためには、我々の法律時代にふさわしいものに変わらなければなりません。さぁ、一緒に未来を切り開きましょう!」

その瞬間、議員たちは一瞬静まり返ったが、やがて一人、また一人と拍手を送り始めた。そしてついに、法改正に向けたプロジェクトが本格的に動き出したのだった。

最後

「やったね、マキちゃん!僕たち、未来を変えたよ!」

Kobas ANは得意げに語りかける。

「うん、でもKobas、次は信号無視しないように気をつけてね!」とマキちゃんが軽やかに返すと、Kobas ANはしょんぼりハザードランプを点けた。

こうして、マキちゃんの奮闘とKobas ANとの奇妙なコンビは、未来交通を少しずつ変えていくのであった。

2024-09-20

日本共産党、突如第一党に──悲劇日本政治大転換

「振り返ると、あの時代はやはり、日本近代政治において最も暗い時期だったと思います。」

203X年、政治学者や社会評論家たちは、202X年に起こった日本共産党(JCP)の政権奪取について語る時、その口調には重い沈黙が伴う。彼らは、あの時代がどれほどの混乱と失望に満ちていたか、そしてその後遺症が今なお日本社会に影を落としていることを痛感している。

自民党崩壊国民の「絶望選択

202X年、日本は長年の自民党政権が突如として崩壊し、JCP第一党となった。この大転換の背景には、経済の長期停滞、深まる経済格差、そして自民党政権に対する国民の信頼崩壊があった。特に若者たち未来希望を見出すことができず、自民党保守的政策が彼らの生活改善することはなかった。就職難、住宅価格の高騰、少子化の進行、そして年金問題が絡み合い、多くの若者は「変革」しか道はないと感じていた。

JCP政権を取ったのは、国民積極的共産主義を支持したわけではなく、既存政党絶望した結果です。彼らは、もはや失うものがないと感じていたのです」と、ある政治学者は語る。国民の多くがJCPに託したのは希望ではなく、破壊的な変革によって何かが変わることへの淡い期待だった。しかし、それがどのような結末をもたらすか、誰も理解していなかった。

政権奪取後の初期混乱

JCP政権を取ると、直ちにその理想主義的な政策が打ち出された。最低賃金の大幅引き上げ、労働者権利強化、累進課税の強化、大企業への規制強化が次々と施行され、政府は「労働者のための新しい時代」を謳い上げた。しかし、その影響はすぐに経済に現れた。中小企業は増大するコスト負担に耐えられず、倒産が相次ぎ、雇用が急激に縮小した。

労働者保護しようとする政策が、逆に労働市場全体を破壊してしまいました。企業資本海外に移し、失業率は急上昇。残された労働者たちは、希望があったはずの政策失望していました」と、当時の経済学者は述懐する。失業者の増加は、JCPが掲げた「平等社会」という理想とは程遠い現実を突きつけ、社会的な混乱が一気に広がった。

外交防衛崩壊

国内経済問題に加えて、JCP外交政策もまた重大な転換点を迎えた。日米安保条約廃止という政策は、彼らが政権を握る前から掲げていたが、政権奪取後にそれが実現に向かって進み始めると、国内外で強い反発が生じた。アメリカ政府日本防衛義務放棄するかのような動きに対し、厳しい態度を取り始め、日本は一気に国際社会から孤立し始めた。

防衛の空白をどう埋めるのか、政府は明確な答えを持っていませんでした。非武装中立を掲げたものの、現実の脅威に対して無策であることが露呈しました」と、元防衛省高官は述べている。中国北朝鮮軍事的脅威が増大する中、日本は自らの安全保障担保できなくなり、防衛力強化に急遽乗り出す必要があったが、それはJCP理念と大きく矛盾していた。

政党内部の分裂と無力化

さらに、JCP内部では早くから対立が生じていた。理想主義を貫こうとする急進派と、現実路線模索する穏健派の間での争いが激化し、党内の団結は次第に崩壊していった。当初、改革旗手として国民の期待を集めたJCPであったが、内部の混乱が続く中で政策一貫性を失い、党内の一部は離党を示唆するに至った。

「党が掲げた理想が実現できず、むしろ国民生活悪化させてしまったという自覚が、党内の若手議員たちに広がり始めました。改革が進まないどころか、全てが行き詰まっていたのです」と、元JCP党員が当時を振り返るように、政党内部での分裂が政権運営に大きな打撃を与えた。

社会失望政治的幻滅

こうした混乱の中で、国民の間には急速に幻滅が広がった。JCP政権に期待をかけていた層は、経済悪化外交問題に直面し、自分たち選択が間違っていたことに気付き始めた。特に地方経済は完全に崩壊状態に陥り、失業率の上昇と福祉の低下が重なり、国民生活は次第に悪化していった。

私たちはあの時、変革が希望になると信じていました。しかし、現実は違った。私たち選択が、むしろ日本さらに苦しめる結果になったのです」と、当時若者だった国民が述べるように、社会全体が「変革の失敗」を痛感するに至った。もはや希望はなく、政治に対する信頼も完全に失われていた。

失われた時代の教訓

「あの時代は、私たちいかに無力だったか象徴している」と、203X年の社会評論家は語る。JCP政権運営は理想現実乖離によって破綻し、日本社会は深刻な分断と停滞に陥った。この経験から得た教訓は、「政治選択いかに国の未来を左右するか」という厳しい現実であり、今後の日本社会がこれを乗り越えるためには、あの「悲しい時代」の失敗を忘れてはならない。

日本があの時、何を失ったのか。そして、それを取り戻すのがいかに難しいか。それを思い出すたび、私は胸が痛むのです」と、識者は静かに言葉を結んだ。

「どうすれば変えられたのか、悔やんでも悔やみきれない」

多くの識者がこのように反省の念を抱きながらも、振り返れば、それはもはや手遅れであることを知っている。あの時、何かが変わっていれば――もっと早くに、目の前の問題が見えていたならば――日本は、異なる未来を手にしていたかもしれない。だが、その「もしも」は、今となっては叶わない夢であり、選び取った結果の重さを受け入れるしかないという現実に、人々は否応なく直面している。

私たちは無力だった。しかし、もっと無力だったのは、あの危機が目前に迫っていたにもかかわらず、誰もがそれを本気で直視しようとしなかったことです。無知や油断、そして過信が日本をあの道へと進ませたのです。」

振り返って見えるのは、自らが選び取った決断の結果であり、それを避けることができたはずだという後悔の念に駆られた国民の姿だ。もしも当時、もっと冷静に、もっと現実を見つめていたら――この反省未来日本に引き継がれなければならない。

屈辱と後悔、それが我々の未来への教訓である

識者はそう締めくくりながらも、その言葉には、深い屈辱悔恨がにじんでいた。失われた時代に何もできなかった無力感が、未来への一歩を踏み出すべき教訓として刻み込まれた。そしてそれは、次の世代に託された希望への道標となることを願っているかのように、静かに語られていた。

2024-09-04

anond:20240904032316

今夜はブギーバック

なんか既存音楽とは全然違う新しい時代が始まった気がした

けっきょくオザケンはあれ以外ああいう曲を作らなかったし

ラップはあの方向で進化してくれなかった

2024-08-25

昔ながらのインターネットってクソつまらなくなったな

失われた開拓の町

昔のインターネットにあった知性や若さがなくなった。

から相手にされないしょーもない低知能中高年が延々と誰かの悪口言ってるだけの空間になってしまった。

これから伸びていく可能性の満ちた空間から、終わってしまった可能性が吹き溜まった空間へ。

ゴールドラッシュが終わった後の廃鉱山もこんな空気だったんだろうか。

出遅れツルハシ売りは詐欺を繰り返し、店じまいする寸前の洗濯屋は情弱に店一式を高値で売りつけようとしている。

新しい時代の風を読める人間がもういなくなった町並み、何よりの違いはい人間の顔つきから漂う知性の低さ。

インターネットはそんな空間になった。

人達は語る「俺達は素晴らし時代を生きた」

正直、俺が今のインターネットで一番クソだと思っているのがインターネット老人会なる連中がのさばっていることだ。

奴らはことあるごとに「俺達こそがインターネットを大きくしていったのだ」と偉そうに語る。

本当にそうか?

インターネット勝手に大きくなっていったものだし、そこに貢献していた人間がいるとすれば、それは通信事業者広告業界だと思う。

でもインターネットにいた住民の多くは、通信事業者に異常な負荷をかけては「契約では使い放題になっている!詐欺だ!」と迷惑をかけていた。

広告業界に対しても敵意を剥き出しにし、Adblockを使うのが正しい作法だと吹聴して回っていたが、自分たち広告売り上げを前提にしたサービス依存し続けた。

ネット住民たちがネチケットウィルスから防衛術を広めいったのも、治安の悪い世界自分を守るための護身術しかなく、ネットの発展を目指していたかといえば疑問だ。

ただあの時代インターネットを好き放題に楽しむ以外なにもやってこず、そして最後SEO最適化合戦に取り込まれて、今のインターネットが出来上がった。

そうして生まれた今のインターネットを蔑みながら「昔は本当に楽しかった」と愚痴り続けるのは鬱陶しいだろう。

からインターネット空間は、こうして愚痴り合う声ばかりが響き合っていてドンヨリしている。

今時のインターネットは変わらず楽しい

最新のインターネットちゃんと染まれ人間にとっては、今のインターネットも変わらず楽しい

それには新しいSNSサービスが出てきたら次々とアカウントを乗り換えていけるだけのエネルギー必要だし、自分から配信して相互情報交換していくだけの勇気も求められる。

VR空間を楽しむためにもAI生成を楽しむためにもマシンパワーは必須なのでここをケチっていては始まらない。

自分から発信し、気軽に生成し、気軽にマネタイズして、気軽にマネタイズされたものに金を払う。

最近インターネットは有料と無料境界線が昔とは様変わりしている。

昔は企業が作ったものは有料で、素人が作ったもの無料だった。

今はそういった形で境界線は引かれていない。

素人が作ろうがプロが作ろうが、誰にでも無料で配られている部分と、一部に有料で配られている部分がある。

その基準は昔よりもずっと曖昧になっているんだが、「昔ながらの人達」はそういうのに対して「なんでもマネタイズかよゼニゲバだな」と騒ぎ回る。

実際のところは、無料で手に入るモノの質やレベルは昔より上がっているので割り切って無料で味わえるものだけで済ませるなら昔よりいい暮らしが出来る。

何に金を出すのかを自分で選び、要らないと思ったものは買わなきゃ良いだけの話なのに昔ながらの平等を求める人達はそれについていけていない。

インターネットに新しさを求めるなら自分も変わっていかないといけない

自分が変化を拒んでいるくせに、他人ににだけ新しい試みを求めていると矛盾で頭がおかしくなる。

昔ながらのインターネットにしがみついて延々と愚痴ってる人達がまさにそうだ。

変化し続ける世界、今まで見たこともない世界インターネットに求めていると口ではいいながら、いざ新しいものが出てくると拒否反応を示す。

まさにダグラス・アダムス法則のものだ。

自分若い時に生まれものはイノベーティブで素晴らしく、歳を食ってからまれものは間違った存在だと。

そう感じる根拠としてあげているあらゆる言葉は単なる言い訳で、自分が変化についていける靭やかさを失ったことを認めることさえ出来ないか文句をいうだけの壊れたラジオになっているのに。

昔ながらのインターネットは壊れたラジオが延々と文句を垂れているばかりでつまらない。

最新のITがつまらなくなったと感じるひとも、きっとそういう空間に張り付いてそこに染まっているからつまらなく感じるんだろうな。

あえて言っておくが、こんなのは無数の時代で、あらゆる技術が繰り返してきたことだ。

別にインターネット特別からインターネットでだけ特別に起きていることじゃない。

QueenがRADION GA GAを発表してから40年、テレビGAGAって今度はインターネットの番が来たってことだよ。

2024-07-18

anond:20240718125845

いやいや、そんな綺麗な話で済ませるなよ!君が仕事を奪われたのは自分の怠慢とか時代遅れのせいじゃない。

そもそも生成AIなんてものが出てきたからに決まってる。

技術進歩だとか新しい時代適応しなきゃだとか綺麗事ばっかり言ってるけど、結局はAIによって俺たちの生きる道が奪われたんだ。

俺たちが一生懸命積み上げてきた技術感性を、AI簡単に奪われてしまうのは不公平だ。

クライアントAIイラストを選ぶのはコスト削減ってだけで、本当に価値あるものが分かってないんだよ。

あいつらはただの金儲けのことしか考えてない。

自分スタイル時代遅れ」なんて言われてそれに納得するのもおかしい。

そんなのは単なる価値観の違いだろう。

しろクライアントが俺たちの本物の技術をただ理解してないだけ。

俺たちが悪いわけじゃないし、こんな状況に追い込まれたのは、世の中が技術ばっかり進歩させて、大事ものを見失っているからだ。

女性が何か言ってきても、そんなのは所詮どうでもいい話だ。

どうせ彼女たちもリアル問題理解してないに決まってる。

君が諦めるのは時期尚早だし、他に解決策が無いわけじゃない。

自分を責める必要なんて全く無い。他人が作り出した問題に巻き込まれただけだからな。

から、諦めずにもっと声を上げて反対しろ

俺たちは何も悪くないし、これから未来を奪われてたまるものか。

2024-07-13

anond:20240712170337

こういう話めっちゃ好き。

科学的にも、スピ的にも両面で。

心と身体の準備はできていますか?2024年は本格的な 風の時代 へいよいよ突入

https://journal.amasiastore.jp/column/era-of-wind/

新しい時代「風の時代」のスタートとは。

200年に一度の転換期と言われる背景と土の時代の違いは

https://www.villalodola.jp/magazine/column-085/

2024-07-08

anond:20240708122648

論破して相手をたじたじにする石丸きゅんかっこいい

今日石丸きゅん顔推せすぎりゅ~

声もかっこいい

しゃべりかたもかっこいい

なんかおぢが石丸きゅん叩いてるって?

嫉妬でしょ?

老害に嫌われるってことは石丸きゅんがすごいってことじゃん

石丸きゅんなら新しい時代を見せてくれりゅ

おぢは若い子に嫉妬しないでおぢ村に帰ってよ~

おぢ村で漫画クイズでもやっててよ邪魔

2024-06-05

少子化はどこまでいけるのか

タイ https://togetter.com/li/2378160

韓国 https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/03/154ec437debe60b9.htm

 

出生数がゴリゴリ下がっていってるけど

これはあくま状態Aから状態Bへの移行期だと思っている

何の状態の変化なのかはしらない(誰も解明できていない)が

毎年10%減ってるからと言ってそれがずっと続くわけではない

となるとどこで止まるのか?だけど

適齢期の20〜35歳くらいの男女が、最低限このくらいは結婚して子供を生むだろうというラインがあると思う

具体的には韓国だと3割は結婚して、1.5人は子供を設けるでしょう

その時の合計特殊出生率は0.225

今適齢期は韓国場合1000万人くらいいるか

15年あるとして、1000万×0.225/15=15万人あたりが下限だろう

 

2023年の出生数は23万人だったから、10マイナス成長すれば3年で底打ちする

そこから新しい時代になってしまうだろう

 

なお、次の15年の世代は700万人くらいとなるので、下限は10万人となる

 

日本場合の下限は

結婚率が50%、子供が1.5人くらいと考えると、合計特殊出生率は0.375だが

適齢期は2000万人、下限が50万人で、今の出生数が75万人なので、10%減少すれば4年で底打ちと予想される

50万人と言えば、80年で4000万人か

その時、有権者政治は何を思うのか

 

中国場合の下限は

結婚率が50%、子供が1.5人と考えると、合計特殊出生率は0.375

適齢期は2億人、下限が500万人くらいで、今の出生数が900万人、10%減少すれば6年で底打ちと予想される

2024-05-30

新しい時代!新しい魔法使い?

プロット案。

2024-05-28

日本相撲界は、下克上が始まった。新しい時代の始まりだ。日本政界ちょっとはこうなるといいんだが···。ぶっちゃけ、80歳超えてる国会議員いらねーだろ。

まぁまぁ...。

2024-05-19

日本エリート先進的な考えないよ。だって家が金持ち母親専業主婦高収入父親の超絶保守家庭出身。口では自分たち新しい時代を作っていくっていうけど、家庭に求めるのは自分が育った環境焼き回し

 

議論を交わせる男は歓迎するが、理論的な女はでしゃばり、わきまえろ、身の程がわかってない。女は劣っているから聞く価値がない。などなどの発言を連発。

 

なに期待してるんだか。

2024-05-12

anond:20240512091344

今は新しい時代への過渡期だから仕方ないよ。

これから時代は、女性実家をでることなく、実家シングルマザーとして子育てするようになる。

婚姻制度形骸化し、日本の伝統的な通い婚が復活する。

2024-04-22

氷河期世代よ立ち上げれ、この国を見捨てた連中への復讐を開始せよ

就職氷河期」。この言葉を聞いて、どれだけの氷河期世代が胸の奥をえぐられるような思いをしただろう。

新卒就職できず、非正規雇用派遣で食いつなぐ毎日

俺たちは、社会から負け組」のレッテルを貼られ、見捨てられたも同然の扱いを受けてきた。

この状況を作り出したのは誰だ?そう、他でもない、お前ら政治家経営者富裕層たちだ。

1999年派遣法規制緩和を皮切りに、お前らは俺たちを切り捨てた。

正規雇用を減らし、非正規雇用を増やし、俺たちを安い労働力としてこき使った。

トリクルダウン」なんていう甘い言葉を信じて、俺たちは黙って我慢した。

上の世代が豊かになれば、その富が俺たちにも滴り落ちてくる… そんな幻想を信じて、歯を食いしばって働いた。

だが、どうだ。

富は上の世代大企業に蓄積され、俺たちの手には何も落ちてこなかったじゃないか

お前らは、俺たちを「自己責任」という言葉で片付けた。

努力が足りない、能力が足りない… そんな言葉で俺たちを責めた。

だが、間違っているのは俺たちじゃない。

この国を、俺たちを見捨てたお前らなんだ。

俺たちは、もう我慢しない。

黙って耐える時代は終わった。

今こそ、氷河期世代が声を上げ、行動を起こす時だ。

この国は、俺たちを見捨てた。

ならば、俺たちもこの国を見捨てる番だ。

氷河期世代の連中よ、目を覚ませ。

俺たちは、もっと怒ってもいいんだ。

もっと声を上げていいんだ。

俺たちの経験した苦しみを、社会にぶつけてやろうじゃないか

この革命は、氷河期世代による復讐の始まりだ。

俺たちは、お前らを見逃さない。

お前らの責任を追及し、俺たちの世代が受けた痛みを、お前らに味わわせてやる。

簡単な道のりじゃないのはわかってる。

でも、俺たちは強い。

どんな困難にも負けない強さを、俺たちは持っている。

さあ、氷河期世代の同志たちよ。立ち上がろう。

俺たちの声を、社会に、あいつらに届けよう。

この革命は、俺たちが導く新しい時代の始まりなんだ。

2024-04-14

赤旗ドラゴンボール連載時はマッチョ男全盛期。戦闘はどちらかが消滅するまでの戦い。怒りで戦うものという価値観からの脱皮を」

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2024-03-25/2024032501_04_0.html

きょうの潮流

 いろんな国ぐにの人たちがまねた、あのポーズ漫画ドラゴンボール」の主人公孫悟空の決め技「かめはめ波」です▼今月初めに世界を駆けめぐった鳥山明さんの訃報NHK手話ニュースでも手話通訳者がそのポーズで追悼していました。1984年に「週刊少年ジャンプ」で連載開始。その後、アニメゲームにもなり人気を博しました▼成長や友情冒険やバトルをテーマに描かれていきますが、次第に戦闘シーンが激化。主人公が強くなれば相手もより強くなり、どちらかが消滅するまでに。当初、格闘ものは苦手としていた鳥山さんも出版社編集者に押し切られ、際限のない強さをもとめるように▼暴力的過激だと子どもにみせたくないとの批判もうけました。ジャンプ誌上では同じころに「北斗の拳」も連載されるなど、“マッチョな男の世界”が全盛の時代でした▼ジェンダー視点から漫画研究している中川裕美さんは、少年マンガに欠かせないテーマの一つに「戦う少年」があると以前本紙で語っていました。少年たちは、何かを手に入れるため、誰かや何かを守るために自分より強いものに戦いを挑み、苦しみながらも敵を倒して、またより強大な敵へと挑むべく、戦いを続けていくと▼いま、現実世界でも暴力暴力をうみ、憎しみが憎しみをうんでいます。はげしい怒りによって。戦前からつながる、男は戦うものだという価値観漫画に限らず、そこからの脱皮を描いてこそ、新しい時代をつくるはずです。

anond:20240414090650

既存の何かをぶっ壊せば俺たちにチャンスが来るという根拠の薄い希望はあったよね

バブル崩壊とはいえ当時の日本はまだまだ経済的に豊かで壊すべきものはいくらでもあり

そんな中既存の枠組みに捕らわれてはIT化の波に乗り遅れる危険もあり

時代既得権層をぶっ壊して新しい時代を作ろうという動きがあった

しかしそれらは失敗し、肝心の既得権層の中核は打ち倒せないどころか強化され

その間に中間層貧困化が進み、もはや既得権層になんとか縋らないと生きていくのが難しくなった


当時の方向性としては間違っていなかったと思う

失敗があったとしたら、当時の既得権に取って代わる新しい既得権を生み出せなかったことだろう

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