「AIとかいう新しい技術なんて、もう真っ平ごめんだ!」とか叫んでる人を見ると、どうしてもジオン残党に見えてくるわけ。
新しい時代が到来してるのに「旧来の方法こそが正しい!」みたいな主張をしてる姿が、なんだか妙に被るんだよな。
プライバシーとか労働問題とか、色々な懸念があるのは分かる。でもね、そういう懸念を持つ人たちの中にもさ、真面目に技術の問題点を議論したり、法的整備が必要だよねって言ってる冷静な人がいる一方で、なんかもう「AIがこの世から消えれば全て解決する!」って極端な人たちもいるわけ。それって、ジオン残党が「連邦さえいなければ宇宙は俺たちのものだ!」とか言って地道にゲリラ活動してる姿と、めっちゃ重なるんだよ。
だってさ、ジオン残党も、基本的には「かつてのやり方に戻りたい」っていう一種のノスタルジーで動いてるわけよね。彼らにとって、ジオン軍の時代は「自分たちが誇り高く生きてた時代」なわけで、それを失ったからこそ、そこに執着し続けてる。でも、残念ながら現実は変わっていく。連邦の支配は強まっていくし、ジオンのやり方だけに固執してる限り、未来には進めない。まさに、AI反対派の中には、技術が進んでいく中で取り残された感覚を抱いている人がいて、「昔の技術で十分だったんだ!」っていうノスタルジーでAIを拒絶してる人がいるように思うんだよね。
そのノスタルジーって、確かに理解できるよ。技術が進化することって、つまりは新しい世界への順応を求められるってことだから。不安を抱くのも無理はない。
だけど、ジオン残党がガンダムシリーズの中で象徴してるのは、進化に適応しない者の結末なんだよ。
彼らは決して"未来"を手にすることはできない存在なんだよね。それを知ってるから、ガンダムファンの我々はどうしても、反AIの人たちを見ると「あー、君たちもまた新しい時代に取り残されてしまうんだろうな…」って、少し切ない気持ちになってしまう。
それにしても、AIに反対してる人たちの中には、「AIが仕事を奪う!」って言ってる人も多いよね。
でも、ここでちょっと考えてみてほしいんだ。仕事を奪うっていうのは、効率化や省力化のためにAIが入ってくるからこその結果なわけで、それを止めるってことはつまり、技術の発展そのものを否定するってことじゃん?そりゃ、ジオン残党も連邦の技術に負け続けるわけだよ。連邦は常に最新の技術を取り入れて、新しいモビルスーツを作ってくるのに対して、ジオン残党は昔の技術に固執してるから戦いに勝てない。AI反対派の人たちも、昔の方法にしがみついてる限り、新しい時代には決して勝てないんじゃないかって思うんだ。
だからってさ、AIに全肯定しろとか、無理やり順応しろとか言いたいわけじゃないよ。
でも、少なくとも、AIが社会に与えるインパクトや問題点については、建設的な議論が必要だと思うんだ。
あくまでジオン残党が象徴してるのは、「過去にすがって現実逃避してしまう人たちの姿」だから。同じ道をたどる必要はないと思うわけよ。
新しい時代に適応する方法は絶対にあるし、AIとどう共存していくかを考える方が、よっぽど未来的じゃないか?
時代に逆らっても、ただ苦しいだけなんだ。
ジオン残党のように新しい時代にしがみつけない人たちが、いつか報われることがあるのかもしれないけど、少なくとも僕は、未来を拒絶するよりも、未来を受け入れる道を選びたいなって思うよ。