2024-07-18

仕事を奪われた絵師note勇気づけられたので俺も書く

noteを見て俺も最後区切りをつけようと思ったのでここに書く。

イラストレーターとしての俺のキャリアは、ここで終わりにしようと思う。

  

幼い頃から絵を描くことが好きで、気づけばそれが職業になっていた。

描いたイラストが人々の目に触れ、喜んでくれるのが俺の生きがいだった。

始めは俺も生成AIには反対だったが、次第に周りのAIに反対する声がヒートアップしていくに連れて

冷静になり、絵を描く事自体の喜びも次第に薄れていくのを感じるようになった。

  

最初に生成AI存在を知った時は、ただの技術進歩だと軽く見ていた。

でも、その能力に直面するたびに、自分の力が無力に思えてきた。

AIは驚くほどのスピードで、しかも精度の高いイラストを描き上げる。

俺が数日かけて描く絵が、AIの手にかかると数分で完成するなんて、まるで悪い夢のようだった。

  

ある日、長年のクライアントからはっきりと言われた。

俺が描くイラストは、どこかで見たようなものばかりで独自性が無いと。

自分スタイル時代遅れになっていることに気づかされた瞬間だった。

  

しかった。自分が長年積み上げてきた技術感性が、時代の波に飲み込まれていくのを感じた。

でも、それ以上に痛感したのは、俺たち絵描き自身限界だった。

技術進歩抗うことはできないし、それに感情的になって素早く適応できなかったのは俺たち自身問題だ。

  

生成AIの登場が、俺たちイラストレーターにとっての終わりを意味するわけではないと思う。

でも、今の絵描き惨状は俺たち自身が撒いた種だ。新しい技術に対して柔軟に対応できなかった、

進化を恐れていた俺たちの責任だ。AI他責するのは簡単だが、結局は自分力不足だった。

  

俺はこの二年しばらくの間は仕事を続けたが、次第にその意味を見失っていった。

描くこと自体が楽しくなくなり、絵を描く手が重く感じるようになった。これでは本末転倒だ。

自分が楽しむために始めたはずの絵描きが、今や苦痛の種になってしまった。

  

から、ここで決断した。イラストレーターとしてのキャリアを終えることにした。

悔しいし、寂しいけれど、これも一つの時代の流れなんだろう。技術進歩を前に抗うのは愚かだし、無意味だ。

俺たちは新しい時代適応する必要がある。

  

これからは別の道を模索しながら、自惚れていた自分と向き合って堅実に働いて行こうと思う。

仕事を選べる年齢ではないか3Kだろうがやるしかない。

捨て鉢にならず、前を向いて心を切り替えるのが俺のこれから課題だ。

  

最後に、これまで支えてくれたすべての人々に感謝したい。

あなたたちのおかげで、俺はイラストレーターとしての人生を楽しむことができた。

  

  

ありがとう。そして、さようなら

  • べつに趣味でつづければいいことですよね?

  • いやいや、そんな綺麗な話で済ませるなよ!君が仕事を奪われたのは自分の怠慢とか時代遅れのせいじゃない。 そもそも生成AIなんてものが出てきたからに決まってる。 技術の進歩だと...

  • 冷静で頭がいいなと思った 今も反AIやってる連中とは大違い

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