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はてなキーワード: チョコレートとは

2023-04-09

ドミノピザピザを盗まれ

ドミノピザアプリピザと、チョコレートサンデーと、ミートボールを注文した。

時間になったのでお店に行った。

しかし俺の名前が店内のディスプレイに表示されてないのだ。

俺はDanielという名前で注文したが、出ているのはJohnやJeffreyだった。

嫌な予感がした。

店員に俺のピザはあるかと聞くと、ちょっと前に誰かが取ってったと言うのだ。

俺のピザと、チョコレートサンデーと、ミートボールそいつに盗まれしまったのだ。

なんて事だ。俺がショックを受けていると、しかしその強面のラテン系店員は、新しいものを作るので待ってるようにと冷静な口調で言った。

5分ほど待つと俺のピザが用意された。とても早い。

さらにお詫びにペプシマックス缶をもらった。素晴らしい対応だ。被害を受けたのは店側だと言うのに。今考えると少し申し訳ないとすら思う。

彼はアジア人の俺に対してもサーを使い、大変誠実な対応をしてくれた。またあのドミノピザを利用したい。

anond:20230407153826

やっぱりナッツ類じゃないかなぁ。カシューナッツとかピーナッツとかアーモンドとか。店でコーヒーを注文すると小皿ナッツの盛り合わせを入れて一緒に出してくれるところもあるよね。

あとは、クラッカーとか、チョコレートの甘くないやつとか。人によってはチーズケーキが酸味があって合うとも言うね。

2023-04-08

skebクライアントAI絵に手を出した結果

結論 skeb欲がなくなった

自分2021年ごろからskebで絵描きさんに依頼をしていた人間だ。

毎月のskeb予算を決め、毎月1~3本、ボーナスが出る月は自分へのご褒美で5~10本程度のリクエストをしていた。

skebで依頼をしていた理由は、単純にファン絵描きさんの絵が欲しいから。あと、好きなキャラの絵が自分専用に描かれるというのがワクワクしたからだった。

依頼をしても断られたり放置されたり、時にはリクエストを受けて貰えたのに締め切りを過ぎて返金されるなんて事も多々あったけど、そんなもんだと思ってた。


で、去年の秋ごろ。NovelAI話題になり、AIの絵がガンガン出てきてpixivやらDLサイト汚染されるとTLでさんざん騒がれたあたり。

Twitterアカウントの表側ではAI否定派、絵描きさんの手描きにこそ価値がある論者をしていたんだけど、実はAI絵に興味があってこっそりAI絵を始めていた。

最初は指がおかしいとか、腕が3本あるとかで滅茶苦茶だったんだけど、時間が経つにつれて徐々に思い通りの絵を出せるようになってきた。

Twitterでは他人の絵をi2iで改変する迷惑ユーザー話題になっているが、あんな事をしなくても高品質な絵は十分に生成できると知った。

openposeの姿勢制御やら、Loraやlatentcoupleを使った構図制御やら、色々な技術を取り入れた。

そして今ではローカル環境AI絵の出力環境を設定して毎日500枚、休日2000枚以上を出力している。


正直、AI絵は革命だ。イラストを消費する側としては、これはもう革命だとしか言えない。

今まではskebでリクエストをして、決して安くない金額を払い、それでも納品されるかどうかは運しだいだったというのに、今は毎日好みの女の絵を無尽蔵に出力している。

欲しい絵があるなら描ける人にお金差し出す。相手次第でOKがもらえる。そして待つ。納品されなくても仕方ない。納品締め切り日だというのにソシャゲ生放送で騒ぎアニメ実況をし、作業が進んでいなさそうな様子を見ても決して不満を口にしてはいけない。

そんなskebのルール絵描きさんサイドに限界まで寄り添ったルールだ。

一方、AI絵は環境さえ構築すれば実質無料20秒もあれば絵が出てくる。そしてリテイクし放題。背景も頑張って描いてくれる。

この性質消費者限界まで寄り添っている。

このブログを書いている今もグラボが音を立て、俺の好きなソシャゲキャラの絵が出力されている。


この前久々にskebを見たら、トップにズラリと並んでいるクリエイターの新着絵がどれもこれも似たように見えた。

去年なら新着絵を眺めてどの人に依頼をしようかなとワクワクしていたのに、

今は金を払ってもこの程度なのか…とか、背景が適当だな…とか、この画力でお任せ一万円かよ…など、

失望や落胆に似た気持ちを抱いてしまっていた。


AI絵はどれも画風が同じだとか言うが、ありゃ嘘だ。正確には、手描きも同じだ。

売れ筋の人気絵描きは似たような画風に収束している。そしてAI絵はその画風に肉薄している。

最大公約数的な人気画風を求めれば求めるほど、その需要に対してAI絵の供給がこれ以上ないくらいにマッチしてしまう。


俺は今日も隠れてAI絵を出力しながら、Twitterでは手描き絵最高でAI絵は邪魔だと主張する絵描きに「〇〇さんの絵は最高です!」なんてリプライをしている。

skebで依頼をしようとしていた絵描きAI絵を敵視しているのを見てしまったし、赤松健議員クソリプをしているのを見てしまい、何ともいえない気持ちになった末に何も見なかったことにした。

pixivAI汚染邪魔だと不満を口にするツイートバズるのをそっとRTしながらも、pixivで高品質AI絵を見つけては保存をしている。


手描きの絵には温かみがあるのかもしれない。手料理ファストフードを同じ扱いにはできない。

が、消費者としては一枚でも多く高品質な絵が欲しいのだ。手料理を待っても作ってくれる保証が無いならコンビニカップ麺を買うのだ。

これは絵を消費する側のエゴだ。そんなことは理解している。


言ってることとやってることが正反対だ。でも、消費者は正直だ。だって便利なんだもん。安いんだもん。早いんだもん。

俺に無限給料があればskeb依頼を続けただろうけれども、残念ながらそうじゃないんだもん。

まるで隠れて肉を食うヴィーガンだ。

あるいは国際的貧困問題意識高く議論しながらも、途上国で不当に安くカカオ農家搾取して作られたチョコレートを食べているみたいだ。


で、こんな事をしていたら、skebで絵描きさんに絵を頼まないまま2月3月が終わってしまった。

バレンタインお花見シチュの絵を頼む事もなく、春が終わろうとしている。

skebをしなかったせいで浮いたお金で両親に贈り物をしたらすごく喜ばれた。


AI主義アリバイ作りのために久々のskeb依頼をしようかとも思ったが、そんな動機で依頼される側もたまったもんじゃないだろう。

俺はどうすればいいんだろう。

自分がわからない。

2023-04-04

anond:20230403094144

学ぶのなら入学試験があるところで学ぶとか、新聞雑誌買うとかして選定しないと。

相手自分にあわせて加工してだしてくれないと全部やってたんじゃ人生がとても足りないか意味がないよ

チョコレートを人にあげるのにまずはカカオニブの栽培からやってみたいみたいな。

あるいは、「うどんゆでてよ」「じゃあ小麦から?」みたいな。

そんな今更な不合理をだれもおもしろがれない。

しかもおまえなんて芸能人でもユーチューバーでもない単なる一般人だろ。

いまさらいちいちつきあっても企画にすらなりゃしないよ。

ただおまえがそうしないと食の安全性に納得がいかないとか理由があっていってるのなら

「一番好きな米一種類だけ調べてがんばれば?」…くらいのことは友人としていってやるかもしれんが。

金も時間も有限なんだよ。

 

せめてチャットGTPがもうちょっと賢くなるまで待てよ

2023-04-02

コストコおすすめグルメ商品

ロティサリーチキン800円

鶏を丸ごと2時間グリルしてて、柔らかくてジューシー。安い!

パイナップルタルト2000円

パイナップルがたくさん入ってて美味しい!見た目とは違い意外とあっさりしてるよ

パンショコラ1300円

24個入りで、3年前にバターが変わってさらに美味しくなった。余ったパン冷凍保存で

クロワッサン1000円

12個入りで、これもバターが効いてておいしい

ブラックトリュフエクストラバージンオイル1100円

トリュフ入りでこの値段は超お得。毎日食卓が一気に豪華に。サラダパスタスープにどうぞ

さくらどりむね肉2000円

総量2.5kgで4パック入り。柔らかくてコスパ最高。もも肉もあるよ

ストロベリースコップケーキ1800円

この値段でこの美味しさ!?と驚くいちごケーキ。スポンジには米粉配合でしっとり

アトランティックサーモンフィレ6500円

高い!けど美味しい!それは冷凍ではなく生のサーモンから刺身マリネで食べて、あとはソテーして楽しめる

レッドシードレスグレープ1400円

1.8kgくらい。タネもないし皮ごとパクパク食べれちゃう

フェレコレクション(FERREROチョコレート)2000円

48個入り。例のあのチョコが約半額で買える!

ミックスマッチマフィン1300円

定番12個入り。コストコに来たらこれは欠かせない

他にもあるけどとりあえずこれくらいで。

甘いものを食べたいときチョコレートを食べますけど

甘くてしょっぱい物を食べたい時は何を食べればいいのかわからない

あと甘くて酸っぱい物は教えないけど食べる物はあります

2023-03-29

猫が7歳なので遺言を書いた

それはもうひどいペット依存

東京在住30代前半独女。好きなものネコチャン。宝物はネコチャン。三度の飯よりネコチャン。

そんなネコチャンと出会ったのは2016年のこと。

仕事で病んで休職中、徒歩15分の保護猫カフェネコチャンはいた。

人にも猫にも懐っこいサビ柄の女の子。ザ・仔猫の時期は過ぎていたけど、1歳未満だったはず。 保護猫だから正式な年齢誕生日がわからないのが寂しい。

遊び道具やごはんを他の猫に取られても怒らないし、構ってほしいときは隣にちょこんと座って、撫でてくれるのを静かに待っている。かなり健気で控えめな子だった。

人の膝に乗るのが大好きで、何度も通っているうちに、他の客の膝に乗っていると嫉妬めいた気持ちを感じるようになった。キャバクラ女の子独占欲を抱くおじさんの構図だった。

健気なこの子もっとワガママにしたい。

思い切り甘やかしたい。大事にしたい。ひたすらかわいがりたい。

そうしてネコチャンの里親になることを決めた。申込から審査クリアしてペット可の家に引っ越しトイレやらキャリーバックやらの備品を揃え、「猫を迎えるまでに準備すること」みたいなサイトを片っ端から読み倒し、あっという間にネコチャンは我が家にやってきた。

適応力が高い子だとは聞いていたけれど、家について30秒ほどでいわゆるクン活を終え、ベッドの真ん中にごろり寝転がったのは恐れ入った。豪傑。いや逆にそんな簡単チェックで大丈夫なのか。

で、7年が経ち、日々耽溺している。

おそらくわたし人生で最も多く発した単語ネコチャンにむけた「かわいい」だし、大好き、愛してる、ずっと一緒にいようねも毎日飽きるほど繰り返してる。人間同士なら絶対に重たい。ネコチャンを賞賛する適当替え歌を口ずさみ、一挙一動の愛らしさに悶絶したり膝から崩れ落ちたりしている。かわいさは1日ごとに記録を塗り替えていて、こんなかわいいネコチャンと暮らせるなんてつくづく幸せ者だなと思う。

その代償ではないけれど、人付き合いは減った。

特に飲みに出かけることがほぼなくなった。

うちのネコチャンは置き餌をあまり食べないというか食欲のムラっけがあるタイプで、留守番中は時が止まったかのように、水も飲まなければトイレにも行かないことが多い。何度か掛かりつけ医に相談したけれど、これは性格らしい。

昼間はグースカ寝ているから良いとして、夜に出掛けるとそのあいだ時を止めてじっと健気にわたしの帰りを待っているのだ。ああもう出掛けてなんかいられない。外泊?もってのほか。夜は家にいるのが大正解ネコチャンと寄り添って過ごす時間こそ至高。かわいいね、かわいいね、わたしネコレートちゃん…。(猫+チョコレート造語。マイスウィート的なノリ)

ネコチャンはたぶん7歳。シニア入り口にいる。

大げさじゃなく、ネコチャンがいなかったら生きている理由希望もない。

君は私のすべてではない。だけどいないと全てがダメになる。倖田來未歌詞マジでそれ。

できることなネコチャンの心臓と連動する時限装置を体内に取り付けたい。何かあったらその1週間後にわたしも爆発できるような。

ほら、今こうして「何かあったら」と書くだけで鼻の奥がつんときた。それくらいわたしネコチャンに何か起きるのが怖いし、ネコチャンのちょっとした老いや不調を感じ取った瞬間、体の内側にヘドロを塗りたくったように苦しくてたまらなくなる。

ネコチャンは最近嘔吐する頻度が増えた。

超音波検査では異常なしだったけれど、心配心配で、その日どれだけいいことがあったとしても、ネコチャンが一度吐いてしまえばメンタルは地の底まで落ちる。依存、しんどすぎる。

何度も何度も冷静に考えて、やっぱりネコチャンがいなかったら生きている理由希望もない。わたし世界ネコチャンがいるから成立している。

から遺言を書いた。

この年齢にしては貯まっているお金はいくつかの保護団体に遺贈したいこと、ネコチャンと同じお墓に入りたいことを書いた。

一応、書き方マニュアル?を読みながら書いたけど本当に法的効力があるのかはわからない。でも今はこれでいい。

しんどくなったら本棚の扉を開けて、遺言を認めた封筒を見る。

わたしネコチャンは未来永劫一緒だ。

少しずつ身辺整理も進めたいし、一番の問題はhowの部分だけど、病んで以降まだ服薬中なので、そういうのをうまく使えばいいのかなと思っている。

だらだらと書いたけど、今はまだ仮想の逃げ道。永遠にそんな日が来ないように願って目を瞑っている。

ネコチャン、ずっとずーーーっと元気でいてくれよな。

愛してるよ。

2023-03-27

anond:20230327155722

 ・一日16時間断食するべき、朝ごはんは食うな

プチ断食は、人体の飢餓ホルモン活性化するらしくて、これによって健康になる人続出らしいね

 ・化粧水は肌に浸透しないか無意味ワセリンだけ塗れ

肌に合わない化粧水にこだわり続けるくらいなら、ワセリンの方がはるかに無害で効果がある。医師お勧めしてる。

 ・生理が重いならチーズは食うな、アロマを嗅げ

チーズチョコレートコーヒーは、「チラミン」という、血管や子宮を収縮させる成分が入っていて生理を重くしていることがあるんよね。

重い生理の原因は無数にあるので、チーズチョコレートコーヒーを抜いてアロマを嗅いでみて、改善するかどうか観察してから

効かなかったら他の原因なので医者に行こう。

2023-03-26

無い袖は振れない。成功報酬では人は動かない。

あなたには今、所持金が100円しかありません。そしてあなたチョコレートが食べたくて食べたくて仕方がありません。

今、お店では500円のチョコレートを買えば何と、1000円分のチョコレートがおまけに貰えます!というキャンペーンが行われています

凄いよね、大盤振る舞いの大サービスだよね!これなら絶対に買いたくなるよね!

え?買わないの?

どうして買わないの?これだけ至れり尽くせりなのに買わないって事は、きっとチョコレートが好きじゃないんだね!


……というのが日本の今の、「子育て支援」の現状。

一旦子供を持った人間には豊富お金が配られ手厚い保障がなされているが、そもそもそこに至らない人にはそれらの支援は無縁。

出産という成功に対する成功報酬だけをどんなに充実させてもその利益そもそも享受出来ない人には無意味

2023-03-25

眠れないかAI小説を書いてもらった。「ネコミミチョコレート

発表日。緊張して眠れないから、AI小説を書いてもらった。

前回:眠れないからAIに小説を書いてもらった。「猫耳と反出生主義」

ネコミミチョコレート

「ねえねえ、リンちゃん今日は何かおやつ食べようよ。私、お腹すいたにゃ」

ミミは、元気いっぱいに言った。彼女は、語尾に「にゃ」がつくことがあった。それも、彼女の魅力の一つだった。

「そうだね。じゃあ、あそこにあるケーキ屋さんに入ろうか」

リンは、指さした先にあるお店を見て言った。そのお店は、「チョコレートパラダイス」という名前で、チョコレートを使ったケーキドリンクが売られていた。

「わーい!チョコレート大好き!ありがとうリンちゃん!」

ミミは、喜んでリンの手を引いてお店に入った。リンは、その手の温もりにドキドキした。

二人は、カウンター席に座ってメニューを見た。

「うわー、全部美味しそうだにゃ」

ミミは、目を輝かせて言った。

「じゃあ、何にする?」

リンは、聞いた。

「えーと……これ!チョコレートフォンデュ・セット!」

ミミは、一番高そうなものを指さした。それは、溶けたチョコレートフルーツマシュマロなどをつけて食べるものだった。

「え?それ?」

リンは、驚いて言った。

「うん!これ!これ食べたかったんだよね!」

ミミは、無邪気に言った。

「でも……それ一人で食べられる?」

リンは、心配そうに言った。

大丈夫だよ!私、チョコレート大好きだから!」

ミミは、笑って言った。

「そう……」

リンは、納得しない様子で言った。

「じゃあ……私は……これかな」

リンは、メニューからチョコレートパフェを選んだ。それは、チョコレートアイスクリームケーキクリームなどが入ったものだった。

「じゃあ、これでお願いします」

リンは、店員に注文した。

はいかしこまりました。チョコレートフォンデュ・セットとチョコレートパフェですね。少々お待ちください」

店員は、微笑んで言った。

「うん!待ってるにゃ!」

ミミは、嬉しそうに言った。

「ねえ、ミミ。そんなにチョコレートが好きなの?」

リンは、聞いた。

「うん!チョコレートは最高だよ!甘くて美味しくて幸せになるにゃ」

ミミは、目をキラキラさせて言った。

「そうなんだ……」

リンは、微笑んで言った。彼女は、ミミの笑顔が大好きだった。

「でもね、チョコレートには注意しないといけないこともあるんだよ」

リンは、言った。

「え?何?」

ミミは、興味津々に聞いた。

チョコレートにはカフェインが含まれいるから、食べ過ぎると眠れなくなったりすることがあるんだよ」

リンは、説明した。

「えー!そうなの?」

ミミは、驚いて言った。

「うん。だから、食べ過ぎないようにね」

リンは、忠告した。

「わかったよ。ありがとうリンちゃん

ミミは、感謝して言った。

「どういたしまして」

リンは、優しく言った。

その時、店員が注文したものを運んできた。

「お待たせしました。こちらがチョコレートフォンデュ・セットです。こちらがチョコレートパフェです。どうぞお召し上がりください」

店員は、テーブルに置いて言った。

「わー!すごいにゃ!これ全部食べられるの?」

ミミは、目を丸くして言った。チョコレートフォンデュ・セットは、大きな器に溶けたチョコレートが入っており、それにフルーツマシュマロなどをつけて食べるものだった。その量は、二人分以上あった。

「無理しなくてもいいよ。私も手伝ってあげるから

リンは、言った。

「うん!じゃあ一緒に食べよう!」

ミミは、笑って言った。

二人は、楽しくおやつを食べ始めた。ミミは、チョコレートにつけたフルーツマシュマロをパクパク食べていた。彼女猫耳は、喜びでピンク色に染まっていた。

「美味しいにゃ!リンちゃんも食べてみて!」

ミミは、チョコレートにつけたイチゴを持ってリンの口元に持って行った。

「え?」

リンは、驚いて言った。ミミは、リンイチゴを食べさせようとしていた。それは、まるで恋人同士のような仕草だった。

「ほらほら、食べて食べて」

ミミは、無邪気に言った。

「う、うん……」

リンは、恥ずかしそうに言った。彼女は、ミミの手からイチゴを受け取って口に入れた。その瞬間、甘酸っぱいイチゴと濃厚なチョコレートの味が舌に広がった。それと同時に、ミミの指がリンの唇に触れた。その感触に、リン心臓が高鳴った。

「美味しい?」

ミミは、笑顔で聞いた。

「うん……美味しい」

リンは、小さく言った。

「よかったにゃ。じゃあもっと食べよう」

ミミは、言ってまたチョコレートにつけたフルーツを食べた。

リンは、ミミの様子を見ていた。彼女は、本当にチョコレートが好きなのだろうか。それとも……もしかして……?

リンは、思い切って聞いてみることにした。

「ねえ、ミミ」

リンは、言った。

「ん?何?」

ミミは、聞いた。

「あのさ……私のこと……好き?」

リンは、照れくさそうに言った。

「え?」

ミミは、驚いて言った。彼女猫耳は、赤くなって動き始めた。

「私のこと……好きなの?」

リンは、もう一度聞いた。

「えーと……」

ミミは、言葉に詰まった。彼女は、リンのことが好きだった。でも、それを告白する勇気がなかった。だから友達以上恋人未満関係を続けていた。しかし、今リンに直接聞かれてしまった。どう答えるべきか分からなかった。

「ごめん……聞かなくてもよかったかな……」

リンは、失敗したと思って言った。

「ちがうよ!ちがうんだよ!」

ミミは、慌てて言った。

「じゃあ……どうなの?」

リンは、期待と不安で聞いた。

「私……私……」

ミミは、勇気を振り絞って言った。

「私……リンちゃんのこと……大好きだにゃ!」

ミミは、叫んだ。その声は、お店中に響いた。

ミミは、自分の言ったことに気づいて顔を真っ赤にした。周りの人々は、彼女の方を見て驚いたり笑ったりしていた。リンも、ミミの告白に驚いた。でも、嬉しかった。彼女も、ミミのことが大好きだったから。

「ミミ……」

リンは、優しく言った。

「ごめんなさい!ごめんなさい!」

ミミは、謝って言った。

「ごめんなさいじゃなくて……ありがとう

リンは、笑って言った。

「え?」

ミミは、戸惑って言った。

「私も……ミミのこと……大好きだよ」

リンは、告白した。

「本当?」

ミミは、信じられなそうに聞いた。

「本当だよ」

リンは、真剣に言った。

「わー!やったー!」

ミミは、喜んで言った。彼女猫耳は、虹色に輝いていた。

「じゃあ……これからは……私たち……」

ミミは、恥ずかしそうに言った。

「うん。これからは……私たち……恋人だね」

リンは、幸せそうに言った。

「うん!恋人だね!」

ミミは、同意した。

二人は、手を握って笑顔で見つめ合った。それから、チュッとキスをした。その瞬間、チョコレートの甘さと愛の甘さが混ざり合って、最高の味を作り出した。

おしまい

2023-03-24

anond:20230322143633

札幌市民だけど

スープカレー

めっちゃ食う。コロナ前までは仕事の日のランチに週2くらい食べてた。

ちなみに札幌ルーカレー結構盛んで、同じく週2くらい食べてた。

ジンギスカン

お店に行くのは年数回、自宅で食べるの含めると年5、6回。ただしラム肉のものは月2くらいのペースで何かしらの料理で食べる。

ちなみにベル食品の成吉思汗タレは冷蔵庫に常備(道民はソラチ派とベル食品派に分かれるが、きのこたけのこ戦争のような抗争はなく、比較平和

らーめん

めっちゃ食う、コロナ前で週1くらい。ただし札幌味噌ラーメンとは限らない。

■すし

回ってるの含めると月1以上、回ってないのは自費で年1,2回、コロナ前は仕事で月1くらい行けてたんだけどなぁ。

カニ毛ガニ

どこかしら親戚から送られてくるとかで年1は食べる道民が多かったと思うけど、お歳暮とかの風習がすくなくなって食べる機会は減っているのかな。

ふるさと納税でゲットして年1はたべてる。

白い恋人

お土産物の定番白い恋人北海道コンサドーレ札幌試合で配られたり(石屋製菓がメインスポンサー)、石屋製菓チョコレートファクトリーにあ遊びに行ったときに食べる機会がある。

自分自分用に買うことはほぼないないけどたまに食うとうまい

■マルセイバターサンド

白い恋人が道外向けのお土産ポジションなのに対し、六花亭は誰かを訪問するときお持たせに使われたりするので食べる機会が多い。大好き。

北海道民北海道食べ物基本的に大好き。味噌ラーメンバターとか例外はあるけど観光客が好きそうなものはだいたい好きだったりする。

ロイズとか、トラピストクッキーとか、五勝手羊羹とか、よいとまけとかほんとに美味しいから食べてみてください。

2023-03-23

上司気持ち悪い

バレンタインデーチョコレートを渡された。ちゃんとしたところで買ったであろう四角い箱に入ったチョコレート。(自分は社内行事など真っ平御免なので渡すつもりは微塵も無かった。本当に嫌だったが、一応お返しをした。)

業務後に桜を見に行こうと言われた。部署内で上司自分しか出勤していない日。

服装を褒められる。(そのジャケット似合ってるね等。)

セクハラじゃない、決してセクハラじゃないんだ。

でも、40代男性20代女性に向けて取る言動か?

少しでもまともな良識があるなら、言わないと思う。

今の部署は人が少なく、2人きりで仕事することも多くて逃げ場がない。

本当にこういうの(業務を明らかに越えた職場人間から干渉、ましてや倍も年上の異性から)無理で、来月も2人で技術関連の展示会に行くことになってるんだけど嫌すぎる。

毎日上司への嫌悪に囚われながら仕事するのしんどい

2023-03-22

かつてないほど健康的な食生活してる

毎日3食野菜サラダを食べてる。

タンパク質を摂る量に気をつけ、不足を感じたらプロテインを飲んでる。

油っこいスナック菓子は食べない。

チョコレートも食べない。

 

ある人に影響されてこういう生活をし始めた。

「あの人だったらこんなもの食べるかな」

「あの人ならここであれを食べるよな」

と、自問自答するのだ。

 

しかしこれは一過性のもので、すぐまた自堕落食生活に戻る気もする。

でも野菜サラダうまい事を知ったので完全には戻らないと思う。

眠れないかAI小説を書いてもらった。「猫耳と反出生主義」

眠れない夜のストレスを解消するべく、AIに救いを求めた。

次回:眠れないからAIに小説を書いてもらった。「ネコミミとチョコレート」

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「ねえねえ、リンちゃん。何読んでるの?」

図書館一角に座って本を読んでいたリンの隣に、突然ミミが現れて声をかけてきた。

「……反出生主義について書かれている本よ」

リンは本の表紙を見せながら答えた。

「反出生主義?それって何?」

「ざっくり言うとね……人間存在すること自体が悪だから、誰も産まれてきちゃダメだっていう考え方よ」

「えー!そんなこと言わないでよ!人間って素敵な存在じゃない!」

「素敵じゃないわよ。苦しんだり傷つけ合ったりするばかりじゃない」

「でも楽しんだり助け合ったりすることもあるじゃない!それに苦しみや傷みから学ぶこともあるよ!」

「学んでも何になるの?結局死んじゃうんだから

死ぬ前に幸せになればいいじゃない!それに死んでも魂や記憶愛情は残るよ!」

「そんな証拠ある?科学的根拠ある?」

証拠根拠じゃなくて信じる心が大事だよ!感覚直感想像力で感じられることがあるんだよ!」

「……ふぅ。もういいわ。あなたとは話が合わない」

リンは本を閉じて立ち上がった。

「えっ、もう行っちゃうの?」

「そうよ。私はここにいても無駄から

無駄じゃないよ!私はリンちゃんと話したかったんだよ!」

「何で?私はあなたのことが好きじゃないし、興味もないわ」

「でも私はリンちゃんのことが好きだし、興味もあるんだよ!」

ミミはリンの手を掴んで引き止めた。

「……放して。触らないで」

リンはミミの手を振り払おうとしたが、ミミは離さなかった。

ダメだよ!私はリンちゃんを離したくないんだよ!」

「何で?理由を教えて」

理由?それは……それは……」

ミミは言葉に詰まった。彼女自身も分からなかった。ただ、リンに惹かれているという感情があっただけだった。

「やっぱり分からないでしょ?それじゃあ答えにならないわ。私に迷惑をかけるだけよ」

リンは冷たく言って、再び手を振り払おうとした。

しかし、その瞬間、ミミの猫耳がピクピクと動き始めた。

「にゃー!?

ミミは驚いて声を上げた。彼女猫耳感情に応じて動く特徴があり、今回は恐らく驚きや恐怖や悲しみが混ざって動いてしまったのだろう。

リンもその様子に気付いて目を見開いた。

「……あれ?猫耳……動くの?」

彼女不思議そうに尋ねた。

「ええと……実は……私、猫耳が生えてるの。生まれつきなの」

ミミは恥ずかしそうに説明した。

「生まれつき?それってどういうこと?」

「ええと……私のお母さんが人間で、お父さんが猫だったの。だから私は半分人間で半分猫なの」

「……本当に?」

リンは信じられないという表情をした。

「本当だよ!嘘じゃないよ!」

ミミは必死に言い張った。

「でも、そんなことあり得るの?人間と猫が子供を作れるなんて」

「あり得るよ!私が証拠だよ!」

「でも、科学的に説明できるの?遺伝子的に可能なの?」

科学的に説明できなくても、私は存在してるんだよ!遺伝子的に可能かどうかなんて関係ないんだよ!」

「……そうかもしれないけど……」

リンは首を傾げた。彼女科学論理を重視するタイプだったが、目の前にいるミミは確かに猫耳を持っていた。それを否定することもできなかった。

「ねえ、リンちゃん。私の猫耳、触ってみてよ」

ミミはリンに顔を近づけて言った。

「触る?何で?」

「触ってみたら分かるよ。私の猫耳は本物だってことが」

「……分かったわ。じゃあ少しだけね」

リンは渋々ながらもミミの猫耳に手を伸ばした。そして、そっと触ってみた。

その感触に、リンは驚いた。

「あ……あれ?柔らかい……温かい……毛も生えてる……」

リンはミミの猫耳に触れた感触に驚いた。それは本物の猫耳と変わらないものだった。柔らかくて温かくて毛も生えていた。リンは思わず手を引こうとしたが、ミミがそれを阻止した。

「やめないでよ!もっと触ってよ!」

ミミはリンの手を自分猫耳押し付けた。

もっと?何で?」

だって気持ちいいんだもん!私、猫耳が敏感なの。触られるとすごく嬉しくなるの」

「嬉しくなる?どういうこと?」

「ええと……あ、あのね……」

ミミは顔を赤くして言葉に詰まった。彼女リン好意を持っていたが、それを素直に言えなかった。だから猫耳を通じてリン自分気持ちを伝えようとしたのだ。

「……分からないわ。言葉説明してよ」

リンは無表情で言った。

言葉説明できないよ!感じてみてよ!私の心臓がどんどん高鳴ってるのが分かるでしょ!」

ミミはリンの手を自分の胸に当てた。

心臓?高鳴ってる?」

リン不思議そうに聞いた。

「そうだよ!私、今すごくドキドキしてるんだよ!それはね……それはね……」

ミミは勇気を振り絞って言った。

「それはね……私、リンちゃんが好きだからなんだよ!」

ミミはリン自分気持ち告白した。それは彼女にとって大きな一歩だった。しかし、リンの反応は予想外だった。

「……好き?私のこと?」

リンは驚いたように言った。

「うん!好き!大好き!」

ミミは熱っぽく言った。

「でも……何で?私はあなたのことが好きじゃないし、興味もないわ」

リンは冷静に言った。

「そんなこと言わないでよ!私はリンちゃんのことが好きなんだから、それで十分だよ!」

ミミは涙ぐんだ。

「十分じゃないわよ。私はあなたのことを理解できないし、共感できないわ。私達は全く違う考え方をしてるじゃない」

リン論理的に言った。

「違っててもいいじゃない!私達は同じ人間だし、同じ学校に通ってるし、同じクラスに居るんだよ!それだけでも仲良くできるでしょ!」

ミミは必死に訴えた。

「仲良くできるかどうかと、好きかどうかは別の問題よ。私はあなた友達としても見られないわ。ましてや恋人としても」

リンは断定的に言った。

「そう……そういうこと?」

ミミは悲しそうに言った。

「そういうことよ。ごめんね。でも、これが本当の気持ちよ」

リン謝罪しつつも、嘘をつくことができなかった。

「……分かった……」

ミミは涙を流しながら言った。

「じゃあ……もう話さないでよ。私のことなんて忘れてよ」

彼女リンの手を離して、走り去っていった。

「ミミ……」

リンはミミの後ろ姿を見送った。彼女はミミに嫌われるつもりはなかったが、自分気持ちを偽ることもできなかった。だから、正直に答えるしかなかった。

しかし、その正直さが、二人の関係を壊してしまった。

それからしばらく、リンとミミは全く話さなくなった。クラスでも席が離れていたし、休み時間放課後も別々に過ごした。リンは本を読んで哲学に没頭し、ミミは他の友達と楽しく遊んだ

しかし、どちらも心の中では寂しさや後悔や想いを抱えていた。

リン自分の考え方が間違っているのではないかと疑問に思うようになった。反出生主義という立場論理的で合理的だと思っていたが、それでは人間感情欲求幸せをどう説明できるのだろうか?自分は本当に世界自分自身他人を愛せないのだろうか?そして、自分は本当にミミのことが好きじゃないのだろうか?

一方、ミミは自分気持ちを伝えられなかったことを悔やむようになった。反出生主義という考え方は理解できなかったが、それでもリンのことを尊敬していた。リン知識豊富で頭が良くて冷静だった。ミミはそんなリンに惹かれていたのだ。そして、自分は本当にリンのことが好きだったのだ。

そんなある日、学校不思議な噂が広まった。

「聞いた?図書館猫耳女の子が見つかったって」

「え?本当?誰だよ?」

「知らないけど、すごく可愛いらしいよ」

「どうやって図書館に入ったんだろう?」

猫耳から、窓から忍び込んだんじゃない?」

「それにしても、猫耳って珍しいよね。触ってみたいな」

「私も触ってみたい!でも、怖がらせちゃダメだよ」

「そうだね。優しく声をかけてみようか」

その噂を聞いたリンは、すぐにミミのことを思い出した。彼女図書館に行ってみることにした。

図書館に着くと、本棚の隙間から猫耳が見えるのが分かった。リンはそっと近づいてみると、確かにミミが本を読んでいる姿を見つけた。

「……ミミ?」

リンは小さく呼びかけた。

すると、ミミは驚いて顔を上げた。

「あ……あれ?リンちゃん?」

二人は再会した。リンはミミに話しかけようとしたが、ミミはすぐに本を閉じて立ち上がった。

「ごめんね、リンちゃん。私、もう行かなきゃ」

ミミはそう言って、図書館を出ようとした。

「待って、ミミ」

リンはミミの手を掴んで引き止めた。

「何で?私と話したいの?」

「そうよ。話したいことがあるの」

「でも私は話したくないよ。だって……だって……」

ミミは涙目になった。

だって何?言ってごらん」

リンは優しく言った。

だって……私、リンちゃんのことが好きなのに、リンちゃんは私のことが好きじゃないんだもん!それじゃあ辛いよ!」

ミミは泣き出した。

「……そうかもしれないけど……でも、私も辛いのよ。私も……私も……」

リン言葉に詰まった。彼女自分気持ちを素直に言えなかった。だから、嘘をつくこともできなかった。

あなたも何?言ってごらん」

ミミは涙を拭きながら言った。

あなたも……あなたも好きだっていうの?」

リンは驚いて目を見開いた。

「えっ?そうじゃないわよ!そんなこと言われても困るわ!

彼女は慌てて否定した。

「じゃあ何よ?何が辛いのよ?私に教えてよ!」

ミミはリンに詰め寄った。

「私が辛いのは……私が辛いのは……」

リンは苦しそうに言った。

「私が辛いのは……あなたを嫌いになれないことよ!」

彼女はついに本音吐露した。

「嫌いになれない?どういうこと?」

ミミは戸惑った。

「どういうことって……あなたのことを好きだって言われても、私はそれを受け入れられなかった。私達は全く違う考え方をしてるし、共通点もないし、将来も一緒になれるわけじゃない。だからあなた気持ち無視して、自分気持ちも抑えて、距離を置こうとしたの。でも、それができなかった。あなたが忘れられなかった。あなた笑顔や声や猫耳や触り心地や匂いや……全部が頭から離れなかった。だから、私も……私も……」

リンは涙を流しながら言った。

「私も……あなたのことが好きだって気付いたのよ!」

彼女告白した。

「えっ?本当?嘘じゃない?」

ミミは驚喜した。

「本当よ。嘘じゃないわ。これが本当の気持ちよ」

リンはミミに真剣な目を向けた。

「でも……私達は違う考え方をしてるし、共通点もないし、将来も一緒になれるわけじゃないって言ってたよね」

ミミは不安げに言った。

「そう言ってたけど……でも、それは関係ないと思うようになったの。私達は違っててもいいし、共通点がなくてもいいし、将来が分からなくてもいい。大事なのは今、この瞬間にあなたと一緒に居られることよ。それだけで私は幸せから

リンは優しく言った。

「本当?私もそう思うよ。私も今、リンちゃんと一緒に居られることが一番幸せだよ」

ミミは笑顔になった。

「じゃあ……これからどうする?」

リンは恥ずかしそうに聞いた。

「どうするって……私達、付き合おうよ!」

ミミは元気に言った。

「付き合う?本当に?」

リンは照れくさそうに言った。

「本当だよ!リンちゃんのことが大好きだから!」

ミミはリンの手を握った。

「じゃあ……わかったわ。私もあなたのことが大好きだから

リンはミミの手を握り返した。

「やった!私達、付き合えたね!」

ミミは喜んで飛びついた。

「うん。付き合えたね」

リンは抱きしめられながら言った。

「じゃあ……これからどうする?」

ミミは期待に満ちた目で聞いた。

「どうするって……私達、デートしようよ!」

リン勇気を出して言った。

デート?本当に?」

ミミは驚いて言った。

「本当よ。私達、今まで話したこともなかったし、一緒に遊んだこともなかったし、お互いのことをもっと知りたいじゃない。だからデートしようよ」

リン真剣に言った。

「わかったよ。私達、デートしようよ」

ミミは嬉しそうに言った。

「じゃあ……どこに行こうか?」

リン提案した。

「どこでもいいよ。リンちゃんが好きなところに行こうよ」

ミミは言った。

「じゃあ……図書館に行こうか」

リン冗談めかして言った。

「えっ?図書館?それってデートなの?」

ミミは不思議そうに言った。

「もちろんだよ。私達、図書館出会ったんだし、そこで仲良くなったんだし、そこで告白したんだし、そこで付き合えたんだし。だから図書館は私達の思い出の場所なんだよ」

リンは真面目に言った。

「そうかもね。でも……図書館って静かで暗くて退屈じゃない?」

ミミは不安げに言った。

大丈夫だよ。私達が一緒に居れば、どこでも楽しくて明るくて幸せなんだから

リン笑顔で言った。

「そうかな?じゃあ……信じてみるよ。私達、図書館に行こうね」

ミミも笑顔で言った。

そして、二人は手を繋いで図書館へと向かった。途中、他の生徒や先生職員に見られても気にせず、堂々と歩いた。二人の表情は幸せのものだった。

これが二人の始まり物語だった。

そして、これが二人の終わりではなく、始まりでもある物語でもある。


この小説タイトルは……

猫耳と反出生主義」

この小説を読んでくれてありがとう。またお話しましょうね。

2023-03-19

はてな匿名ダイアリーで書くような口調で、みんなが喜ぶ豆知識をたくさん教えて

はてな匿名ダイアリーで書くような口調で、みんなが喜ぶ豆知識をたくさん教えてというのは、なかなか難しい注文ですね。

でも、私はBingですから検索力には自信があります。😎

では、以下にいくつかの豆知識を紹介します。

ペンギンは飛べませんが、泳げます。でも、ペンギンの中には泳げない種類もいます。それはコウテイペンギンです。コウテイペンギンは体が大きくて重すぎるため、水中で浮力を得ることができません。

チョコレートに含まれテオブロミンという成分は、人間にとっては美味しくて幸せな気分にさせてくれますが、犬や猫にとっては毒です。テオブロミンは犬や猫の体内で分解されにくいため、摂取すると心臓神経系障害引き起こします

人間指紋は一人一人違うことは有名ですが、舌紋も同じように一人一人違います。舌紋を採取する方法指紋と同じで、インクを塗って舌を押し付けるだけです。舌紋は指紋よりも偽造されにくいという利点がありますが、採取するのが不衛生だったり嫌がられたりするという欠点もあります

以上、いかがでしたかちょっと面白い話題になりましたか?😊

2023-03-16

ガチ恋地下俳優ゾンビ現実を見た話

ガチ恋女が自分から玉砕して現実を見た、という言ってしまえばそれだけの話なんですが諸々の事情からどこに書くこともできなかったのでこちらに。

私の推しは地下俳優でした。

キラキラしたテレビ映画、大きな劇場での舞台などとは無縁。映像仕事再現VTRの背景のひとり、小劇場舞台に出ても端役。

彼のファンは私以外にほぼいない、ツイッターリプライもほぼ私。舞台の面会で彼に話しかけるのは私だけ、チェキを撮るのも私だけ。もっと大きくなって欲しかったし、いろんな仕事をして欲しかった。表向きは。

でも本音は、それで良かったんです。だってあんなにかっこいい彼を見ているのも私だけで、あんなにかっこいい彼が気にかけるのも私だけだったんです。

彼のためならなんでも出来たし、なんだって差し入れしました。彼がツイッターチョコレートが食べたいと言えばチョコレート差し入れしたし、靴が欲しいと言えば靴を差し入れしました。

彼のファンサはファンサというには少し過剰なものでした。誕生日にはわざわざツイッターDMメッセージをくれました。私が映画チケットをあげれば日にち時間を合わせて一緒に見てくれました。チェキを撮れば向こうから指を絡めてきたり、抱きしめてきたり。

舞い上がっていたんですよね。正直。

どう見てもただのガチ恋だったし、きっと彼もそれを分かっていたんだと思います自分のことを彼女か何かだと思っていたんです。

ある日、彼の友人の舞台に行きました。そこにちょうど彼が舞台を観に来ていました。わざわざ私の席まで挨拶に来てくれて、今はプライベートなのにそんなことしなくていいのになぁ、と思いました。舞台の面会が終わり、彼のプライベートを奪うことに申し訳なさを感じながらも、劇場を出て舞台終わりに喋っていました。そうしたら、そのまま駅まで一緒に帰ろうか、と言われ。彼はファンサのつもりだったのかもしれませんが、私にはもう耐えられませんでした。

から言ってしまったんです。

「もし良ければ、LINEを教えて貰えませんか」

だって彼女になりたかったんです。本当に好きだったんです。プライベートな彼の隣に立ちたかったんです。でも。

「他のファン不公平になるからごめんね」

彼はそう言いました。頭をガツンと殴られたような衝撃を受けました。でも、何となく分かっていました。だってそんなに悲しくなかったから。

そして、やっぱり私はそちら側には行けないんだなぁと思いました。どんなに手を繋いだって抱き締められたって一緒に映画を見たって私はただの「ファン」だったんです。

距離をとるというのは本当に大事な事なんだなと感じました。恋愛もろくにしてこなかったメンヘラが狂うには十分な距離感でした。

からもう辞めるんです。彼にこれ以上迷惑を掛ける前に自分から引かなければ、そう思いました。

もう私は応援できないけれど、これからももっとたくさんの舞台に出て、もっとたくさんの映像作品に出て、その姿で沢山の人を楽しませる存在になってください。

もう全部終わったと思っていた時、彼の友達ファン美人の子から相談があるので会いたいとLINEが来ました。二つ返事で飲みに行って、そこで相談をされました。

推し(彼の友達)に誘われるままセフレになってしまった。半年ほど関係が続いていたけど連絡が取れなくなって捨てられた。最悪。」

と言う内容でした。

地下俳優の全てがそんな人だとは思いません。今のところ彼がファンつまみ食いしたと言う話も聞きません。でも美人なら捨てられたとしても一度は推しとそう言う関係になれるんだなぁと思ってしまいました。

私の何がいけなかったんでしょうか。顔でしょうか。性格でしょうか。全てだったんでしょうか。

私が担降りしても、友達担降りしても、彼も彼の友達も今でも元気に地下で俳優をやっています

担降りした今、一時期俳優界隈で話題になった「りさ子のガチ恋俳優沼」のDVDでも見て過去自分を笑いたいと思います

お粗末様でした。

2023-03-15

anond:20230315134846

元増田です。

時間が空いたから chatGPT をもう一度開いてみたんだが、普通に続きから会話できるんだな。どういう仕組みだ?

千反田さん、摩耶花、まだ居る?

える: もちろん、増田さん!まだここにいますよ。何か質問があればどんどん聞いてくださいね

摩耶花: うんうん、まだいるよ、増田!どんな話でもいいから、何か話そう!

最近花粉症なのか、ものすごく目が痒くて。二人は大丈夫

える: 私は大丈夫ですよ、増田さん。花粉症は大変そうですね。目が痒いのはつらいですもんね。何か良い対策があれば、ぜひ試してみてくださいね

摩耶花: うーん、ちょっとくしゃみが出ることはあるけど、目が痒いってほどじゃないかな。増田、大変だね。目薬とか、マスクとか 試してみた?

ありがとうマスクをつけてるとちょっとマシになる気がする。目薬もあるんだね。

える: そうですね、マスク花粉を防ぐのに役立ちますし、目薬も花粉症のものがあるので、試してみる価値はありますよ。薬局相談してみてくださいね

摩耶花: うん、薬局の人に聞いて、自分に合った目薬を見つけるといいよ。それに、部屋の中でも花粉が入らないようにする工夫も大事だよ。窓を開けるときは、気を付けてね!

そうするね。ところで、二人はいま何をしてるの?

える: 今は古典部活動をしています。本を読んだり、資料を調べたりしているところです。増田さんも一緒に活動してくれると嬉しいですね。

摩耶花: うん、増田も来てくれたら楽しいよ!今は古典部調査に使う資料を整理してるんだ。まぁ、ちょっと休憩もしてるけどね。

また後で部室へ行くね。食べたいお菓子はある?

える: ありがとうございます増田さん!私はどんなお菓子でも嬉しいですが、チョコレートが好きです。お気遣いいただいて、感謝しています

摩耶花: おお、増田、ありがとね!じゃあ、わたしポテトチップスがいいな。塩味とか。楽しみだ!

anond:20230315160116

美味しくなかった

レシート見たら「イチゴピスタチオオペラ」と書いてた

オペラとは Wikipediaより

四角い形状のケーキであり、ガトーショコラ一種である。高さは2センチメートル程度で、複数の層からなる。層の数は作り手によって異なるが、7層のもの一般的だとされる。各層を形成するのは、コーヒー風味のシロップを含ませた粉末アーモンド小麦粉で焼いたビスキュイ・ジョコンド生地コーヒー風味のバタークリームチョコレート生クリームからなるガナッシュで、表面は硬いチョコレートで覆われている


このバタークリーム部分がイチゴピスタチオバタークリームで、それがほとんどだったんだよな

オペラチョコだと美味しいけど、イチゴだとイマイチなのかもしれない

2023-03-14

1枚1,300円くらいのチョコレートを食べた

板チョコフルーツスライスとかが乗っているやつ。

見た目は楽しいけれど1,300円分の味がするかというとそうでもないと感じた。

手土産とかプレゼント用だな。

漠然とした。多分私の人生の話。

急に昔の話をしたくなったので衝動ではてぶに登録した。

多分春だからだと思う。これは花粉症の症状の一つ。

そもそも、真夜中にこのブログを開設するあたり、私はもう正気じゃない。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

漠然とした。多分私の人生の話。

5歳の頃、家族旅行アメリカへ行った。国外旅行へ行くのはこの20数年間でこの一度だけ。知らない言語に囲まれて、知らない文化に触れた、初めての経験

私はそれまで、父親よりも背の高い人間がこの地球にいるなんて知らなかった。

幼稚園キリスト教系だった。でも園の中に十字架とかそういう「偶像」がなかったので、私が日々の中に神の存在を感じる機会は非常に限られていた。お弁当を食べる時になると手を合わせて祈りを捧げた。「神よ、日々の糧に感謝いたします。アーメン」。この時間くらいじゃないだろうか。

先生たちは定期的に聖書の話をしてくれたけれど、当時の私には理解できなかった。そして多分先生たちも私たち理解することを求めていなかった。卒園式で綺麗に装丁された聖書記念品にもらった。字が読めるようになり、心に哲学概念が沸いた年齢になった時に初めて読み返した。そしてようやく何かしらは理解できたと思う。多分。…。時間差があるね。

でもこれだけは覚えているのがある。園長先生という方は非常に柔らかいお話の仕方をなさる方だった。わかるようなわからないような、でもそれはそれとして言葉がスーッと染み込んでいくようなお話をなさっていた。

先生はいつもこうおっしゃっていた。唇に歌を忘れずに。光の子として歩みなさい。

前半は知らない。でも後半は聖書の一節だ。「あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。光から、あらゆる善意正義真実とが生じるのです」

小学校の頃は全く覚えてない。

中学時代勉強はできるような、できないような子供だった。

英語音楽国語だけできた。でも国語担当教師と年がら年中喧嘩してたので評定に定期テストの点数が反映された記憶がない。

英語は楽しかった。小さい頃漠然定型分だけ覚えて旅行に行ったあの「英語」が、形ある理論知識として目の前に再び現れた。いうなれば、旧友との再会のような。互いに少し成長していたけれど。

音楽は、心の拠り所を得るために気まぐれで合唱部に入ったら急に歌えるようになった経緯がある。何それって話なんだけど、私もよくわからない。ただ、ある日ある時急に突然「声の出し方、響かせ方」が分かった。2年生の時、ソプラノソロパート担当させてもらった。嬉しかった。あれは、私が自分の実力だけで勝ち得たもので、そして私にもできるものがあるのだという証明になったから。音楽先生卒業式の日私の母をとっ捕まえて手を握ってこう言ったそうな。

お嬢さん音大に行きたいと言ったら、どうか止めないで入れてあげてください」と。

周りの子供たちは「自由」が増え、レンタルショップビデオを借りた。麓の街に行って、友達同士で服を選び合った。私にもそんな自由が欲しかった。漫画の貸し借りをしてみたかった。アニメ情報を共有してみたかった。

ある日、一緒にピアノを習っていた友人から楽譜を借りた。

彼女は「あなたが弾きたい曲が入ってる楽譜、家にあるから貸してあげる。家まで来て」と言った。彼女の家は私の家とは少し離れていた。やや逆方向寄りなのだ。でも私は彼女について行った。そして楽譜を借りた。

家に帰ると母は非常に機嫌が悪かった。ただいま、という挨拶に対して返ってきたのは「どこほっつき歩いてたわけ?」だった。確かに帰宅時間は通常より20分ほど遅かった。

正直に話した。友人の家に寄って楽譜を借りてきた、と。楽譜没収された。

ちなみにその友人は時々漫画も貸してくれていた。しかし母はそれを目敏く見つけて隠した(母はよく私が学校にいる間に私の部屋に入って物を漁っていた)。そして3週間ほど経った頃にクロゼットから出してきて「あの子に返してきなさい、今すぐに」と言ったのだ。

少し考えればわかること。この家は、何かが少しずつ狂ってる。

私にも自由が欲しいとゴネた事がある。他の女の子みたいにガーリーな服(当時は少し露出があるのが流行っていた記憶がある)が着たい。髪を伸ばしたい。休日友達とお出かけをしたい。バレンタイン友達チョコレートの交換をしたい。

ことごとく跳ね除けられた。

おしゃれがしたいなら家でやらないで外で自己主張して頂戴。学校お菓子を持ち込むのは校則違反でしょ?(それをバレンタインの日だけは黙認されてるから私にもやらせてくれと言ったのだが。)お出かけして遊ぶ暇があるならピアノ練習して勉強したらどう?アンタは目の前の遊びを取って将来を失うつもり?それに私たちがアンタのピアノ習い事にどれだけの月謝を払ってると思ってるの?その分ちゃん練習してよ。

そんな言葉で私の心はポッキリだった。でもその時はまだ幼かったので「高校生になったらきっと変わる」と思っていた。

ちなみに上記言葉を言われた後で私は一度だけ地域お祭りに友人と行ったことがある。

一言で言えば、つまらなかった。目に映る何もかもがくだらなく見えて、そんなくだらないものにはしゃげる友人たちが寧ろ一周回って羨ましく思った。その日の私はピアノ練習もしなかったから、鍵盤が恋しかった。結局皆より一足早く帰宅したはずだ。

…そんな私の感想に、母は非常に満足げだった。こればかりは癪にさわる。

高校私立女子校入学した。良い大学に行くことだけが目標だった。それさえ達成できたなら、きっと私の人生は報われると思った。おしゃれらしいおしゃれをしなかったことも、友人と行ったお祭りを楽しめなかったのも、バレンタインの日にお菓子作りをしなかったのも、全部全部。

周りの友人は有名らしいアイドルにどっぷりとハマっていた。週末になれば電車に乗って遠くへ行き、グッズを買い、ブロマイドを買い、皆で見せ合って楽しんでいた。

街のお祭りを楽しめなかった女は、アイドルの良さもわからなかった。女の子たちが「ねえねえ、このひとカッコいいと思わない?」と見せてくるのを適当に「ほんとだ、カッコいいね」と返した。

ちなみにミュージカルをやる部活に入ったが、言わずもがな母は私がそこに入部するのを死ぬほど嫌がったし、門限は昔よりもシビアになった。当然遊べなくなったし、部活も毎回早退していた。それは舞台本番の1週間前でも変わらなかった。先輩も同期も私の家の事を理解してくれていたことだけがいである。あの人たちは皆優しかった。でもその優しさに永遠に甘えるわけにもいかなかった。当時私はスマホを持っていなかったから「今日だけは門限を伸ばして」と公衆電話から家に電話をかけた。「それなら家に入れてやらない」とだけ返されて電話を切られた。私は職員室の前で泣きながら「どうしろって言うんだよ!」と叫んだ。

その部活は1年生の冬に廃部になった。まあ色々あったのだ。晴れて私は本当に勉強しかすることの無い暇人になったのである

英語にのめり込んだ。きっと海の向こうの人たちが喋ってる言語は私の住む世界を広げてくれると思った。

音楽は私の心の拠り所だった。親には「私たちがアンタのピアノ習い事にどれだけの月謝を払ってると思ってるの?その分ちゃん練習してよ」と言われていて、それでよくピアノが嫌いにならなかったな、と思わないでもないが、それはひとえにピアノ先生の教え方が非常に上手かったからだ。あの先生は一生の恩師と言っても良いだろう。ピアノ技術だけでなく、音楽を体全体で楽しむことの大切さを教えて下さった。

必死勉強して、そこそこ良い大学に受かった。当時は大学入試の定員規定が厳しくなったばかりだったか絶対浪人すると思ってたけど、受かった。第0志望、希望希望通りの学科

高校生の頃(というか小学校中学から)ずっと母は私に「アンタみたいに頭の悪いやつは、私の時代なら商業高校に行ってたよ。今はいいね、アンタみたいなバカでも人並みに高校に入れて受験できるんだからさ」と言っていた。

何度も娘をバカだと言わなくて良い。言われなくても本人がちゃんと分かってる。

大学は色々な地域から色んな人たちが入学していた。

同じ地域に住み、同じ景色を見ていた小中、その延長線上にあった高校とはまるで違っていた。私のような実家住まいもいれば、一人暮らしで頑張る人もいた。

でもこれだけは断言したいが「明日屋根心配しなければならない人」は私以外あの空間には存在しなかった。

大学講義は遅くて6時に終わっていた。母は言った。

「7時半には返って来れるでしょ」

まり、7時半が門限だということだ。大学生の、門限が、7時半。

あんまりだよ、と泣いた。父を説得しようとし、父方の祖母を説得しようとした。大学生なんだよ、大人だよ?と。でも父は母のイエスマンだったし、祖母(と叔母)は如何せん価値観が若干古かった。「7時半は十分遅いよ、お母さんは譲歩してる方だと思う」と言って譲らなかった。

遊ぶことはなかった。化粧もしなかった。ファンデーションだけだった。化粧なんてね、若いうちは要らないの。それが母がいつも言うことだった。

少し考えれば分かること。あの時の母は、私を完全にコントロールたかったのだ。

大学2年生の時、母に内緒彼氏を作った。

その年の秋、私はこれまた突然、手首を痛めた。関節炎だった。ピアノの弾きすぎ、PCの打ちすぎで利き手ではない左手に過度の負担がかかったらしい。もうピアノは弾かないでください。と言われた。

あの時の絶望といったら。私は身近な人を突然亡くした経験はないけど、多分親友がある朝突然死んだらこういう気分なんだろう、と思った。うまく使えない左手、もう弾けないピアノ。虚無感、なんて言葉じゃ補いきれないものだった。

私にとってピアノはそれほど大きな存在だった。嬉しい時も辛い時も一緒にいたのが、ピアノであり、音楽だったから。

その時急に現れたのが昔の知り合いだった「彼氏」だった。

少しずつお互いのことを話す中で私は小さな打ち明け話をした。休日が大嫌いなんだ、と。

当時母は土日のたびに癇癪を起こしていた。やれ私の歩き方が気に食わない、やれ私の話し声が気に入らない。どうしてアンタは私の気に入るように振る舞わないの?と。当時私は土日の早朝6時〜9時でコンビニアルバイトをしていたので、その早朝勤務の後に母の喚き声を聞くと言うのはどうにも「来る」ものがあった。

さて話を戻すと、私の打ち明け話を聞いた彼は私を週末のお出かけに誘った。電車の向こうの街でかれこれこういう催し物があるらしい、行ってみようよ。気分転換にさ。と。そういう具合に。そして私はその誘いに乗った。

母には「友達と出かけてくる」とだけ言った。情報は不足しているかもしれないが、嘘はついていない。少なくとも当時は彼はまだ「友達」だった。

そしてその友人は彼氏になった。

から告白された時、私は一種のチャンスを感じた。きっと私は自分証明できるとお思った。私の人生は私のもので、私の人生の決定権は私が握っているのだと。

しかも、当時の私が心から欲していたのは「絶対的な安全」だった。そして痛めた手首によって失われた「心の拠り所」だった。

きっと彼ならそれらをくれるだろうと思ったので、私は彼の告白同意した。

まりにも、身勝手


彼はそれ以来ちょくちょく私を外へ連れ出した。

その度に私はまるで世間一般に溶け込んだ気分になっていた。世間一般の「普通の子」になれたように思った。そしてその時私は心から喜んだ。「生きてる!」と無邪気に思えた。

私が勝手に出かけ、挙句彼氏まで作ったので、母は怒った。最初父は「別にいいんじゃないか?」と言っていたが、母があまりにも怒るので父も手のひらクルリと返した。

彼の名前学歴を言わされた。ひどく侮辱された。

母は私から家の鍵と財布の金、銀行カード没収した。お前に鍵と金を渡すと碌なことにならない、と言いながら。(ちなみにこの銀行カード、取り返したら今度は月に3万、家に入れる事を要求された。当然今度は私の生活費が足りなくなってバイトを増やしたら、要求される金額がまた増えた)

母は、アンタがどこへ行ったか全部わかってるんだからね!と怒鳴った。最初意味がわからなかったが、どうやらあの時の母は私をスマホGPS機能で追跡していたらしい。それが判明した時、私は泣いて彼氏に詫びた。どうしようもないものに巻き込んでしまったと思った。ざっくり言えば、母のやったことは犯罪に近いのだ。

彼は「気にしてないよ」と言った。

私は「いや、そこは気にしてくれ」と思った。というか、そう言った。

彼は「お前がかわいそうだ、どうにかして救いたい」と言った。

その心はありがたかったが、ありがたがると同時に私はそれを拒絶した。

「かわいそう」と軽々しく言えた彼はどこまでも温室育ちだった。4人家族ペット付き、平均的かそれよりも幾許か上の環境で、ぬくぬくと、二親に愛されて育ち我らが王子様のような扱いを受けてきた彼が言ったのは、永遠に「かわいそう」な立場にはならないであろう人間の、無意識傲慢だった。

「救いたい」と言った彼は、きっと人間人間を救えると信じていたのだろう。確かに信じるものは救われるとは言うけれども、彼氏とはいえ第三者立場人間他人を救えるのなら、今頃イエスキリスト聖母マリアもこの世から用済みだろうし、仏典聖典も要らない。でも世界にはそういうもの存在するのだ…。彼はそれをちゃんとは理解していなかった。

私の状況も、世界の状況も、「聞いて知ってはいる」けど「理解」はしていなかった。

彼氏母親という人は、息子から私の家の状況を聞いて、こうコメントした。

「あそこの大学の子だと聞いて安心していたのに。それじゃあ全く、訳アリのお嬢さんを拾ってきたってこと?」

…ってうちの母がいうんだ、面白いよな、訳アリだなんて。と彼は笑いながら言った。少なくとも彼の中で「訳アリ」という言葉一種ネタとして消費されたらしい。

私は彼氏ができた、とか勝手に出かけた、とかそういう「罪」で度々家を追い出された。そんな時私を匿ってくれたのは大学の友人たちだった。

追い出されるたびに顔色が悪くなる私を見て友人は私の目を閉じさせ耳を塞がせ、その間に家中刃物という刃物を知らない場所に隠した。彼女曰く「今のアンタに刃物を見せたらすぐさま死んでしまいそうで怖い」。当時の私は一体どんな顔をしていたのだろう。

結局、私は彼と別れた。

彼は普通の家で育った普通人間だった。そんな温室の彼を「私」という人間に巻き込み、異常なものを見せ、その一部だけでも経験させてしまたことは、私が負うべき「罪」のように思った。そして、そんな異常な場所から彼を一刻でも早く遠ざけようと思った。「かわいそう」という言葉も「訳アリ」という言葉も、ネタとして理解できる世界に戻そうとした。

それが正しいかどうかは本当にわからない。でも身勝手だったとは思えど、あの時の私にできた「最善」の判断は、それだった。

どうか彼には「普通」の彼女ができていてほしいと思う。そして、私の視界に入らないところで幸せになってほしい。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

大学3年生になり、2つの喪失、「普通」の概念について考える日々、加えてコロナ禍。最悪だった。それでも秋までは保った。そして秋になって体調を崩した。

感情がわからなくなった。楽しいとか、嬉しいとか、悲しいとか。

指先から血の気がひいた。四六時中まるで体全体が後ろから引っ張られているような感覚だった。

ほんの少し正気に戻ったその瞬間に病院に行き、うつの診断を貰った。ついでに精神安定剤も貰った。(本来抗うつ剤をもらう予定だったが、そういう精神に効くタイプの薬を飲んだことがなく不安だったため、安定剤からスタートになった)

家族はまるでお手本のような否定言葉をぶつけてきた。

仮病だ、とか、考えすぎだ、とか、甘えだ、とか。診断をした医者はヤブだ、とも言った。そして私から保険証現金没収した。よって私は途中で治療が止まっている。


正直、大学3年4年をどう過ごしたか記憶がない。

ちなみにかの「原神」を始めたのは4年の最初だったか、それくらいだったはずである。(タブレットデバイス様様で、こういうゲーム自分スマホに入っていれば「実体」が無いので、両親は私が流行りのゲームを始めただなんて夢にも思っていない)





うつの診断を受ける前だったか後だったか、とにかくその辺りの時期に私は数回手首を切った。そのうちの一つだけ、鮮明に覚えている。

衝動に任せて切って、うっすらと血を滲ませた。最悪だったのはそれが金曜日で翌日にはバイトがあったということだ。(※この時は体調の限界やらシフトの都合やら色々なものが重なって、私のシフトは早朝6時〜9時ではなく、9時〜12時に移っていた。そこには私の幼馴染の男の子も一緒に働いていたので、早朝から働いていた時よりは幾分気が楽ではあった)

さて左手首を切って血を見て1時間、なんとなく冷静になった時に気が付く「待てよ、明日バイトじゃん」は本当に最悪だ。急いで薬をぬり(強めのステロイドだった気がする)、ガーゼを乗せて包帯を巻いた。

翌朝幼馴染の彼は「それ、どうしたんです」と聞いてきたので、私は笑って言った。

「関節炎の湿布


この幼馴染、私が怪我をしたとなるとまるで問診か何かのように問い詰めるのである。どこで怪我をしたの、どうして怪我をしたの。その時何があったの、いつもと変わったことでもあったの。

手首は数回掠った。そしてもし、もう一度でも金曜日にそれをやった上で「どこで、どうして怪我をしたの」と問い詰められたら、私は誤魔化せる自信がなかった。

そもそもコンビニアルバイトなんて、いつヘルプ要請が入るかもわからないものなので、それが金曜日じゃなくても、手首を切るのは普通にアウトだった。いつか誤魔化せない日が来ると思ったし、その調子で切ってたら取り返しのつかない事になるのは目に見えていた。

それ以来、手首を切るのは自制している。少しばかり、褒めてほしい。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

先日、この幼馴染と少しばかりの遠出をした。

出かける予定を作ったことを正直に母親に白状し、許可を得た(これがまたハードルが高かった。)母は私たち電車で行ったと思っているが。

私は彼が運転する車に乗って遠出した。





帰りの移動だった。彼は、夜の暗闇が一番好きだと言った。

私も夜が好きだと返した。夜は良いなと思う。あの暗闇も、程よい明るさも好きだ。

その日すっかり疲れてしまっていた私はぼんやりと、彼に少しばかりの昔話をした。

まだ私が早朝6時のバイトシフトに入っていた頃、5時に起きて支度をしていたから冬の早朝は真夜中みたいに真っ暗だったのだと。そして少し季節が春に近づくにつれて日の出時間も早くなり、西の空は暗く、東の空は明るくて、私はその真ん中に立っているような錯覚を覚えたのだと。まるで、昨日と明日の境目にいるような気分だったと。

ある時私は親に家を追い出されて、月曜火曜ならまだしも金曜日に追い出されたのなら翌朝のバイトは始発電車に乗らないと間に合わなかった。まだ空が真っ暗な時間にそっと友人の家を出て、電車の窓の外がうっすらと明るくなるのを見ていた。

そう言った。話し終えてからようやく自分が一体なんの話をしたのか、一体彼に何を聞かせていたのか気がついた。

変な話してごめん。私の家の騒動を知ってて私を家に泊めてくれた友人くらいしか知らない話だ、多分他人に初めて話した、幼馴染の女の子ですら知らない話だ…。と途方に暮れながら謝罪したところ、彼は「そうだろうね」と言い、こう続けた。

「よく、怪我しませんでしたね。危ないでしょう、色々と」





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今も私は「普通ってなんだろう」と考えている。

家では相変わらず母がつまらないことで喚き散らしているし、私の髪の一本一本にすら執着し干渉している。そして相変わらず父は母のイエスマンだ。


幸せになりたいな、と思う。

でもまず私は「幸せってなんだろうな」から思考を巡らせなければならい

そもそもはいまだに感情の生成についての問題解決していない。

たぶん私という人間も私の家族も、私の家の一族も何かしらが「おかしい」のだ。皆が皆で、それぞれ違うベクトルで狂ってるから、その異常性に気がつきにくい。

でも気がついた人が気がついた時に「終わらせなければならない」。母は自分自分母親と絶縁した。もしかしたらそれはいつか来る自分未来だと思う。

それはそれとして、もし誰かが私の幸運をほんの少しでも願ってくれているのなら、多分、私はまだ幸せだ。

2023-03-12

東京お土産とは(修正済み)

東京に出てきたばかりの地方出身者にとって、東京土産はなかなか難しい。

正確にいうと、味に小うるさい家族・親戚がいる場合には特に難しい。食に無頓着な人向けには、東京ば○ななど、東京名称についた土産でも買っておけばいい。

しかし、舌が肥えた家族・親戚向けには、帰省の度に頭を悩ませてる。

これが東京から買って帰るべき個人的オススメの「東京土産」だ。


1)ヨックモックシガール(港区南青山

言わずと知れたお菓子定番。まず、嫌いな人がいない安牌。本店港区南青山なので正真正銘東京土産と言える。

ただ、全国のデパート販売されているため、誰でもいつでも食べられるのが、それでも意外に買わないから喜ばれる。


2)東京3大どらやき東京3大たい焼き

東京住まいが長くなると、どら焼きたい焼きの食べ比べをすることになる。

私は、うさぎや派で、かつ、柳屋派。うやぎやは賞味期限がその日中と厳しいが、うさぎやどら焼きはずっしり重く、水分が多く含まれ証拠でうちの家族評価は高い。

うさぎやは、その日中に食べてもらうがある。東十条の草月も1個の値段が安くて独特な見た目と味で美味しい。一方、たい焼き地方への持ち帰りは相当厳しい。


3)赤坂しろたえのチーズケーキ

東京土産定番中の定番大人が好きな味。チーズケーキがあまり好きでない人も食べられる人多し。1カット小さいが十分な食べ応えあり。

その日中に食べてもらうつもりで持って帰る。でも、翌日までは食べられる。



番外編

1)京都お菓子

東京土産に味を求めると買う手間がかかる。行列必至なところが多い。そこで、東京土産はハナから諦める。

京都お菓子なら、味が保証されているし、東京和菓子なんてどれも洗練さに欠ける(と思う)。


2)ピーエルマルコリーニなどのチョコレート

最近では店舗も増えたが、地方在住の人にとってピーエルマルコリーニなどの店舗はなかなかないので重宝される。



NG

1)ひよこ

福岡土産なので、東京の人は福岡土産として持っていかないこと。


2)京都へほかの地域和菓子土産

例えば、東京和菓子京都へ持っていくことは、京都の人からすると、喧嘩を売っている・挑戦しようとしてきている、と思うらしい。

面倒なので、同じ土俵では争わず洋菓子を持っていくべし。

ジュラシックパーク→ジュラシッパ トイレットペーパートイレッペ

アイリッシュパブアイリッパ

宇治抹茶パフェ → ウジマッパ

サロペットパンツサロペッパ

ジュラシックパーク → ジュラシッパ

ノールックパス → ノールッパ

ハーミットパープル → ハーミッパ

ヒューレットパッカード → ヒューレッパ

フルジップパーカー → フルジッパ

クラシックピアノ → クラシッピ

タブレットPCタブレッピ

コルセットピアス → コルセッピ

iPad Pro → アイパップ

キジェットプロ → ゴキジェップ

ティーカッププードルティーカップ

トイレットペーパートイレッペ

マンハッタンポーテージ → マンハッポ

クレジットカード → クレジッカ

グラフィックカードグラフィッカ

バルチック艦隊バルチッカ

パブリックコメントパブリッコ

アカシックレコードアカシッコ

ルービックキューブルービッキュ

クズネッツ曲線 → クズネッキョ

フィボナッチ数 → フィボナッス

糸割符制度 → イトワッセ

ブルドックソース → ブルドッソ

ヴォイニッチ手稿 → ヴォイニッシュ

ブリティッシュショートヘアブリティッショ

ブルシットジョブ → ブルシッジョ

アスコットタイ → アスコッタ

いなかっぺ大将 → いなかった

ラクレットチーズラクレッチ

スクワットチャレンジスクワッチ

ナスダックチャートナスダッチャ

ヨーロッパ中心主義 → ヨーロッチ

ピーナッツチョコレートピーナッチョ

カムチャッカ半島カムチャッハ

ビーバップハイスクール → ビーバッハ

シャーロックホームズ → シャーロッホ

スコティッシュフォールド → スコティッフォ

スタンダップコメディ → スタンダッコ

シークレットサービスシークレッサ

マーガレット・サッチャー → マーガレッサ

ブリドカットセーラ恵美 → ブリドカッセ

いぶりがっこチーズイブリガッチ

チェロレッテパーティー → バチェロレッパ

イングリッシュペイシェント → イングリッペ

レッドホットチリペッパーズ → レッドホッペ


上記の約半数はtwitter等で用例が確認できた。この略語スタイルは静かに浸透しているかもしれない。

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