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はてなキーワード: ダークナイトとは

2016-04-01

マックで『バットマン vs スーパーマン』の感想戦していたカップルの会話

<当記事は『バットマン vs スーパーマン』の重大なネタバレを含みます



男「……どうだった?」

女「……いや?」

男「……ん?」

女「だめでしょ……完全にだめでしょ……『バットマンフォーエバー』よりダメだったでしょ……映画版『DOOM』よりダメでしょ……」

男「客あんま入ってなかったね」

女「むしろ観るべきでしょ。みんな観るべき。オススメしてもいいくらい。汝が敵を知る目的のために観ろと」

男「俺ならオススメされてもいやだね。単につまんないってだけじゃない。おれこれ嫌い。大嫌い」

女「上映中寝てなかった?」

男「寝れないでしょ。だってうるさすぎだし」

女「お酒でも飲んでたらアイゼンバーグの演技もすこしは真に迫って見えたかもね」



ベン・アフレックの演技について

男「各所でいじられてるようだけど、バットマンを演じていたベン・アフレックは悪くなかったよね」

女「そうそう。ベンアフは悪くない。髪型もキマってたし、何より雰囲気がいかにもブルース・ウェインって感じだった。

  演技よりは脚本がひどかった。

  キャラクターが浅薄すぎ。登場人物全員。『マン・オブ・スティール』に出演した面々でさえそう。

  初登場のバットマンについては前からファンの注目を浴びることはわかってたはずでしょ。絶対に『ダークナイト三部作と何が同じで何が違うのか、比較されるのは避けられない。

 それが何? あっちにふらふら、こっちにふらふら。『おれは孤独だー地下にひきこもるぜー」とかなんとか基地でやってた次のカットには、パーティで社交してる。スター社長かっつーのお前は」

男「スタークのプレイボーイキャラアル中の素でやってるけど、ウェインのは演技だよね。社交用の仮面をかぶってる。だからさ、アフレックが悪いんじゃないんだってば」

女「そう、全然悪くないんだけど」



ザック・スナイダーは良い監督か?

男「そもそも俺、ザック・スナイダー作品嫌いなんだよね。『エンジェル・ウォーズ』もクソだったし。何あのメンヘラ妄想

 今回のBvSには彼の監督としての弱点がほぼ全面に駄々漏れてしまっているように思う。

 そりゃ、いいところもあるよ。ときどき素晴らしいアクションシーンを取るし、火の表現にはこだわりを感じる。観てて時々はいい映画に思えてくることもあるんだ」

女「撮影監督ラリーウォン)が良いんでしょ」

男「そう撮影監督が良い。スーパービーイング同士のバトル描写は新鮮だったし、ダークな雰囲気にもしっくりハマっていた。この暗いトーンというのがくせ者で、ノーランときはちゃんと機能してたんだよね。

 ところがワーナーノーラン以外にもノーランみたいなトーンで描くことを求めてしまった。ジョークは入れるな。笑えるようにするな、ってね。『グリーン・ランタン』はその最たる犠牲者だよ。

 ワーナーは、250億ドルもの予算を任せるにあたってスナイダーならノーラン路線を継承できるだろうと考えた。そして脚本家たちに今後シェア・ユニヴァースを展開できるように膨らみをもたせたホンを書かせようとした。

 一方で、出資者たちが求めたのはマーベル/ディズニーみたいなヒーロー映画だったのさ。そして……」

女「ちょっと待って。アベンジャーズ:AoU』も似たようなもんでしょ。AoUは『やらなきゃいけないこと』が多すぎた。ちょうど、マーベルシネマティック・ユニバースが次のフェイズに移行するための大事な試金石だったから、AoUはむりくりなプロットにならざるを得なかった」

男「そうだな、たしかに同じ問題を抱えていた。

 けど、AoUはなんとかそれを乗り切ってそれなりの支持を集めただろ。

 理由は二つある。

 一つ、AoUの監督だったジョス・ウィードンがザック・スナイダーより優れた監督だったってこと。

 二つ目、各キャラクターが均等に、特に彼らの感情が均等に仕込まれていたってこと。

 なんたって、どのキャラクターも『自分映画』でキャラを掘り下げてきたんだからね。

 ストーリーが多少薄かろうが、誰だってアイアンマンを知ってるし、ソーを知ってるし、ホークアイを、フューリー長官を知っている。

 事前に他の積み重ねてきたキャラ造型を"収穫”すれば、『アベンジャーズ』ではキャラの説明に要する時間を節約できる。ところがBvSときたら……」

女「しょうがないところもあるよ。ここ十年のマーベルとDCのシネマティック・ユニヴァースを比べてみてよ。マーベルが順当に年輪を刻んできたのに対して、DCはリブート路線変更や主役俳優の交代が相次いで、積み重ねなんかほとんど残らなかった。

 DCはBvSただ一作品だけでマーベル映画十六年分の歴史においつこうとしているのよ」

男「そうだね、マーベルは長い時間をかけて準備してきた」

女「マーベルには一つの確かなメソッドが確立されている。新キャラが紹介されて、今後どう他のキャラと絡んでくるのか、そういうのが映画全編を通しで観なくてでさえわかっちゃうセリフカメオを拾ってるだけでもね。マーベルは観客を巻きこむ術を心得ている。

 そこへきてDCは……苦労してるよね。映画づくりそのものに」



ダークな映画は「楽しい」か?

女「BvSの冒頭はすごくクールだった。

マン・オブ・スティール』のバトルシーンをウェイン目線の別アングルから再解釈する。これはすごい良いアイディアだったと思う。そこまではほんと良かったんだけど、その後がもう陳腐の極み。

 恍惚とした表情で天国に召されるブルース少年を観た瞬間、がっくりきたでしょ」

男「脚本がとにかく浅いし弱い。ファン批評家の『暗すぎるトーン批判』を批判してたけど……」

女「だって楽しくないんだもん」

男「いやそれは問題じゃなくて」

女「問題でしょ」

男「いや『バットマン・ビギンズ』も楽しくはなかったよ」

女「あれは楽しいものだったたよ。『楽しい』の定義が違うな。『ビギンズ』はいっぱいアクションシーンがあったし、エキサイティングだった。次から次へといろんなことが起きて観ていて飽きないんだ。

 そういうものが私にとっての『楽しい映画なの。

 でもBvSは『楽し』くない。キャラがお互い見つめ合ってるだけでしょ」

男「うんああまあ確かにそうだな。トロいんだよな全体的に。いらないシーンが多すぎるし、なおにプロットは穴だらけ。ワンダーウーマンが登場してからはアクション映画としてすごかったけれど」

女「それは本当に『すごい』と形容していいものかな。単にその前の部分より『マシ』だったってだけじゃない?

 アフリカの村で大量虐殺事件が起きました。それでスーパーマンはみんなを救えるわけじゃないんですってんならまだわかるけど、『おい! スーパーマンが村人を撃ったらしいぞ!」ってのはどういうこと?

 スーパーマンが銃で人を撃ったりするわけないだろが!

 なに疑ってんのあの世界の人らは。


 だいたいフィンチ議員が意味不明すぎるんだよ。なんであんなキレてるの? 彼女レックス・ルーサーに対してどういう感情を持ってるの? 結局何がやりたくて動いてるの?

 やっぱりマーベルと比べちゃうな。

 マーベル映画キャラたちはそれぞれの拠って立つところが明確なのに」

男「ストーリーも感情も描写不足。演出もそんなによくない。まあ、結局しかし脚本なんだよな」



バットマンの両親死にすぎ問題

男「一番がっかりしたのはメインイベント――つまりタイトル曰くの『バットマン vs スーパーマン』のバトルだ。

 バットマンが優勢で――スーパーマンを負かしつつあったんだけど」

女「いいことじゃんバットマンさいこー」

男「いいんだよ。いいんだけど。

 よし、このままバットマンスーパーマン野郎を吊るして処刑だ! ってなったところでさ、いきなりバトルを中断するわけ。

 スーパーマンが『マーサ』って名前を口にしたから。

 それでバットマンマーサって俺のママ名前じゃん! お前、ママを知ってるのか! じゃあ……友達ってことだな!』――仲直り!

 ……おいおいおい待てよ、と」

女「(爆笑)」

男「××すぞと思ったね。さすがにね。そして始まる例の回想シーン

女「ほんともうかんべんして欲しいよね。もういいじゃん。もう観たくないよ。だってみんな知ってるでしょ? 『バットマンのクソ両親は殺されました』って。何回それやれば気が済むのって話。バットマンには悪いけど」

男「ドゥームズデイ倒したあとさ、二つの葬式が平行して描かれるじゃん。映画の演出の方向性としては、観客にあたかもスーパーマンマジで死にましたみたいに誘導してるんだろうけどさ。

 観てるほうは『ねーよ』ってハナから白けるよな。

 スーパーマンの死で終わるスーパーマン映画がどこの世界にあるっていうんだよ。

 いいか、アメコミ世界には絶対生き返らないキャラが三人いる。

 そのうち二人はブルース・ウェインのお父さんとお母さん。

 残りの一人はスパイダーマンのベンおじさんだ」

女「その三人、ほんとうんざりするくらい死ぬよね

男「必要な死ではあるんだよ。そのヒーローオリジンの深い部分に関わる死なんだから。この三人以外の奴らは逆に死んでも生き返りまくる。スーパーマンも当然生き返る。

 だいたい『ジャスティス・リーグ』の予告見てるんだから、スーパーマンが死なないことくらいわかるだろ!!!

 それなのに十分そこいらもちんたら葬式やって悲しいですね、って何の茶番だ!1!!」

女「『ジャスティス・リーグ』の前準備としてもガタガタだよね。

 何あの十五年前のドラマみたいなしょぼいインターネット描写は」

男「おじいちゃんにとっては電子メールはいつも秘密めいてみえるんじゃないんですか」

女「ダイアナプリンスバットマンを出しぬいてハイテク機器を盗みとるじゃん。それでいて、『あら大変。これわたしじゃ解読できないわ』ってなんだそれ女子か。写真バットマンから送ってもらうために盗みを働くってどんだけ遠回りなのよ。いまどきアマゾネスでも Amaazon.com で買い物できるっつーの」

男「あー」

女「で、さあ、その機密ファイルアクアマンが出てくるじゃん。沈没船から出てきてトライデントを振りかざしてワーっなるやつ。観てて、ほんとくっだんねーと思った。

 あの場面にDC映画のひどさが凝縮してたね。脚本家の怠慢の象徴だよ。マーベルだったらクビ間違いなし。

 繰り返しになるけど、マーベルキャラはどこへ向かって収斂していくのかはっきりしているし、一方でファンが喜ぶ要素をよくリサーチしてる。だから私たちネットで話題シェアしたりリツイートしたりいいねしたりするんだよ」



スーパーヒーロードラマについて

男「もちろんマーベルだって完璧じゃない。現場上層部クリエイション方向性の相違から何度もトラブルをおこしている。エドガー・ライトウィードンが去ったのもその一端だ。それでも比較的いいものを作り続けている」

女「一番不出来なマーベル映画でさえ、一般的には『良い出来』だよね」

男「公平性を期して言うなら、DCはテレビドラマだと面白いエンタメを作れるんだよね。

 『ARROW』も『フラッシュ』もすばらしい。

 いっそ、ドラマをそのまま映画にもってくりゃあいいのに。俳優もさ。そっちのほうが断然いいものが撮れるはずだよ」

女「アメリカではテレビの俳優は映画に出演しちゃいけないって不文律が存在するっていうよね。真偽はわかんないし、都市伝説みたいなもんだけど。

 でも、もしDCがそのルールを自社の作品に適用してるんだったら……こんなにアホなことはないよ。

 DCがモタモタしてるあいだに、ここのところマーベルNetflixとのタッグを組んで『デアデビル』を筆頭にすばらしいドラマを量産しはじめた。

 マーベルならテレビ映画クロスオーバーさせるくらいのことは軽くやってのけるだろうね」

男「マーベルドラママイナーキャラも上手く扱っている印象があるね。『ジェシカ・ジョーンズ』なんか知名度のわりにはよく練られた、丁寧なドラマだよ」



レックス・ルーサージュニアとその他の面々

女「ルーサー役のジェシー・アイゼンバーグの演技はどう思う?」

男「なんであんないけ好かないガキになっちまったのかな。レックス・ルーサーじゃなくて『レックス・ルーサージュニア』に変更されたのは何か説明があってしかるべきだったんだけど、そういうのもなかったし」

女「パパに虐待されて育ったから、スーパーマンコンプ持つようになったみたいな感じだったよね」

男「アメコミの悪役っていうのは前もって完成されたキャラクターだから、実は性格俳優とあまり相性がよくない。良い役者と人気キャラの両立はむずかしいんだ。

 アイゼンバーグがどんなにがんばって悪役を演じてみても、観客は『ああ、いつものジェシー・アイゼンバーグだな』って思っちゃう

 一番の問題はロン毛のまま出しちゃったことだよな。

 まるでバットマン vs スーパーマン vs マーク・ザッカーバーグってかんじ」

女「わたしが懸念してるとこもそこ。BvSのアイゼンバーグは一人だけ別の映画で演じてるみたいだった。腰抜けぞろいの他のキャラクターと比べて明らかに浮きまくってたわよ」

男「シリコンバレーで調子こいてるIT起業家を悪役にしてみるか、程度の発想でしかないよね」

女「アメコミ映画ヴィランとしはキャラが貧相だった。ダークサイドに落ちるほどの動機もなければ、ヴィランとしてのヴィジョンも備わってない。

 いってみれば、ネット荒らし野郎と一緒ね」

男「たしか、DCのライターで……ジェフ・ジョーンズだったかな? が言ってたんだけど、

 『レックス・ルーサースーパーマンを憎む理由はこうだ。(ルーサーによれば)スーパーマンのせいで人類は自信をなくし、堕落してしまった。人類自分たちが作り出した問題の後始末をスーパーマンに任せっきりにしている。

 それこそが、ルーサーが『スーパーマンは危険だ』と主張する理由なんだ。ルーサーはスーパーマンを打倒することで人類に強さを取り戻させようとしているんだ。彼はヒューマニストなんだ』」

女「なるほど」

男「ところがこの映画では……」

女「あんまり頭もよく見えないよね。思わせぶりに暗躍しといて、バットマンスーパーマン対峙させるお膳立て以上のことはなんもやってない。どんな隠し玉が出るかと期待させといて、四十分前に観客に見せたもの以外は何も出てこない」

男「まあ、さすがにバットマンスーパーマンマザコントークでもりあがるなんてのはルーサーも僕達も予想できなかったけどね」

女「おもわずふたりともクリプトナイトで刺したくなったわ……」


男「ドゥームズデイとのバトルシーンはかっこよかった。ワンダーウーマンが登場した瞬間は『これこそ俺が見たかった映画だ!』と興奮したよ。二時間映画を観ていて初めてグッと来た瞬間だった」

女「ワンダーウーマンは余計な描写がないのがよかったよね。『ジャスティス・リーグ』が今から心配だな。DCのクリエーターたちって、自分たちがどこへ向かって何をしてんのか理解できてるのかな? 現場から上層部含めてさ」

男「最初の計画どおり、ジョージ・ミラー監督させりゃあよかったんだよ。ジョージ・ミラーの『ジャスティス・リーグ』……想像しただけでワクワクしない?」

女「するする。私としてはベン・アフレックでもよかった。でもバットマン役として参加することになったからって、監督からは降りちゃった。もったいない

男「周囲の非難を恐れたんだろうね。自分監督して自分で主演するスーパーヒーロー映画って、どうしても嘲笑を免れないだろうし」

女「気にすること無いのに。ベン・アフレックバットマンキャラメイクを繊細に達成していた。声もちゃんとバットマンやってたし、演技もすばらしかった。そういや、ジェレミー・アイアンズアルフレッドはどうだった?」

男「そこそこって感じ」

女「でも、そこそこ止まりでしょ。アルフレッドにしては暖かみに欠けていた。アイアンズがやるとアルフレッドってよりかはルシアス・フォックスっぽいよ」

男「あー、『GOTHAM』は観てる? ドラマの」

女「いや?」

男「ドラマアルフレッドやってる人はなかなかハマってたよ」

女「『ゴッサム』はねえ……観たかったんだけどさ。CMでウェインの両親が死ぬシーンをやってるのを観てさ……ちょっと耐えられなかった」

男「三十分前からお前そればっか言ってるな」

女「別に言いたくて言ってるわけじゃないっての」



『BvS』は最高の映画

男「批評家から叩かれまくってる反動か、BvSを過剰に擁護する人たちがいるね。『人生で最高の一本』だとか」

女「何言ってんだか」

男「そういう人には『君はもっと映画を観る必要があるね』としか言えないね人生で他に観た映画がこの前の『ファンタスティック・フォー』だけなのか? 『市民ケーン』を観てみなさいよと。どっかからダークスリラーの名作リスト探してきてさ、かたっぱしから鑑賞すればいいよ。そうすれば暗い世界観に相応しいキャラ造型やストーリーメイクが理解できるはずだよ

 世の中にはもっとすばらしい映画があるんだって増田にも知ってもらいたいな」




参考:

https://soundcloud.com/rottentomatoes/batman-v-superman-is-rotten

2015-12-02

増田twitterを埋め込む方法: サンプル有り

twitterツイート増田に埋め込む方法を丁寧に書きます

*さっき一部の半角文字増田で書けないと書きましたが数値文字参照にすれば書けました。訂正します!教えてくれた人あんがとー!でもスーパーpre記法ではこのやり方通用しなかったのでシンタックスカラーは無し。

 

twitterから引用する埋め込みHTML要素を持ってくる

twitter.comに行き ツイートの ... ボタンを押す。ツイートサイトに埋め込むを押す。そうすると以下のHTML要素がコピー出来る。ここではサンプルにしても無害そうなifttt公式アカウントツイート引用します。

<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p lang="en" dir="ltr">Connect <a href="https://twitter.com/instagram">@Instagram</a> to <a href="https://twitter.com/Dropbox">@Dropbox</a> and automagically save every photo you post for safe keeping <a href="https://t.co/YVrgcSJZAD">https://t.co/YVrgcSJZAD</a> <a href="https://t.co/3vEiFZ3ADW">pic.twitter.com/3vEiFZ3ADW</a></p>&mdash; IFTTT (@IFTTT) <a href="https://twitter.com/IFTTT/status/662023324306837504">2015, 11月 4</a></blockquote>
<script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>

増田を書く

まあ増田を書く

増田ツイートを埋め込む

先ほどのHTML要素のうち末尾のscript要素は引用する際,埋め込んだtwitter引用からはみ出て表示されるので邪魔です。取りましょう。

末尾のこれを取ります

<script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>

そうするとこうなります。これを増田にそのまま貼り付けてください。

<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p lang="en" dir="ltr">Connect <a href="https://twitter.com/instagram">@Instagram</a> to <a href="https://twitter.com/Dropbox">@Dropbox</a> and automagically save every photo you post for safe keeping <a href="https://t.co/YVrgcSJZAD">https://t.co/YVrgcSJZAD</a> <a href="https://t.co/3vEiFZ3ADW">pic.twitter.com/3vEiFZ3ADW</a></p>&mdash; IFTTT (@IFTTT) <a href="https://twitter.com/IFTTT/status/662023324306837504">2015, 11月 4</a></blockquote>

確認する

確認するボタンツイートが埋め込まれてないのであれ?と思うかもしれませんがそのまま「この内容を登録する」を押してください。

ツイートの埋め込みを確認する

増田タイムラインでも埋め込みツイートは表示されずたんなる引用として表示されます。あれ?となるけど書いた増田記事の本文URLを開いてください。本文を表示した場合のみツイートが埋め込みで表示されます

応用すると以下のようにツイート内にインラインされている動画増田にインライン出来るなど夢が広がりますね。あと増田コードサンプルを書くにはクソですね。

参考

増田Twitter引用法まとめ

増田では半角山括弧が使えない?

増田だとスーパーpre記法内で&をそのまま書けない件

はてな記法一覧 - はてなダイアリーのヘルプ

IFTTT(@IFTTT)さん | Twitter

アメコミ大全集(TM)(@amecomic)さん | Twitter

2015-10-11

それでも『ファンタスティック・フォー』が駄作なワケ。

リブート版『ファンタスティック・フォー』が駄作でない理由(ネタバレなし感想) カゲヒナタのレビュー

気持ちはわかる。

俺も「『クロニクル』のジョシュ・トランク監督!」と聞いてワクワクとときめきをおぼえ、

公開後、実写版デビルマン』がアメリカ侵略たかと思われるほどの大炎上に怯えたクチだ。

で、正直、観た時の印象は「世の中の91%(RT調べ)から総スカン食らうほどダメってわけじゃないだろ。アメリカ人きびしすぎ」。

しかし、「思ったほど酷くはない」でも、F4が駄作であることは変わりないと思う。

(1)人間ドラマを深く描いた内容になっている

これが自分いちばん気に入った要素。

びっくりしたことに、本作の主人公たちは人生がうまくいっていないダメ若者で、わりと性格も悪いのです(作中で、彼らは「Kids」と呼ばれています

前半では彼らの精神的な幼さ、そのように人間になった理由が丹念に描かれています



 まず、「主人公たちは人生がうまくいっていないダメ若者」ではあんまりない。

 研究所を放り出されていたドゥームや、厳格な親に反発したがるジョニーなんかは当てはまるかもしれない。

 が、主人公バクスター入学就職?)した時点で「それまでコケにされてきた天才的な才能が正当に認められた」わけで、事実ここいつは終始ずっとノーテンキというか、あんまりグツグツした情念めいたものを燃やしていない。青春を超エンジョイしている。別にそれはそれでいいけど、マイルズ・テラーのあのアンニュイさを活かしきった『セッション』のあとだけにやけにもったいない。『クロニクルアゲインを期待していた観客もそこで肩透かしをくわされる。

 ケイト・マーラも親と弟の板挟み、ドゥームとテラーとの三角関係コソボ出身という暗い過去、などなどドラマになりそうな設定が顔を覗かせるものの、びっくりするくらい本編に活かされてない。そもそも何考えてる人かよくわからない。観る人によったら、中盤までジョニーと姉弟だって気づかないんじゃないか? テラーとの恋愛要素も、テラ視点でうすら青春っぽく描かれるだけで、特に深くもならない。

 中盤前半まるまる出番のないベンくんに至っては書きこみもクソもない。最序盤でこそゴミ山の底辺家庭で育ったという劣悪な家族・養育環境が思わせぶりに描かれるものの、その後一切言及はない。なんでテラーと仲良くしてんのかもわかんない。信頼関係がどうやって育まれてきたかもわかんないのでザ・シングになってからの「大親友に裏切られた辛さ」みたいなものが薄く感じる。傍目には、ひさしぶりにあった古いクラスメイトに怪しい宗教勧誘されてのこのこひっかかった、頭のよわいかわいそうな人にしかみえない。

 

 ドゥームもドゥームでバックボーンがよくわからない。出てきたときからフードかぶってちょっと気難しいギークを気取っている童貞野郎しか見えない。ドゥームという希代の悪役へ至らせるトラウマイベントに欠けている。研究所を叩きだされた経緯もむしゃくしゃしてとりあえずロックなことをしてみた、程度のマインドっぽい。尾崎豊か。

 とりあえずケイト・マーラが好きで、マーラテラーの仲を快く思っていないみたいな描写はあるものの、二人の仲は決定的なところまで行ってない。しかも、「俺の女にちょっかい出すんじゃねえ」的な釘をテラーにさそうとしたら、逆にテラから「あの機械もうできたよ」と言われて「えっマジで」とばかりに盛り上がる。女にそこまで執着なさそう。

 じゃあテラーに対する嫉妬心なのかといえば、そこも開発チームとして一致団結する過程でうやむやになってしまう。

 総合するに、なんでこいつが地球を滅ぼしたがっているのか、なぜ異次元永住したがっているのかがわからない。異次元エネルギーの影響で頭おかしくなった、で済むかもしれないが、それは「人間ドラマ中心のF4」としてどうなんだ。

 ついでにいえば、クリストファー・ミンツ=プラッセちょっとだけ細くしたような絶妙なムカツキおフェイスがどこかヘタレっぽくて、情けない。

 唯一、バックボーンコンフリクト描写病院での父親との衝突シーンや能力使用に関する言い争い)に成功したヒューマントーチだが、せっかくそうやって高めた緊張を爆発させるシーンがない。問題を劇的に乗り越えるシーンがない。

 「壁」だった父親が唐突に殺されて、「兄弟仲良く……」と言い残して死ぬだけだ。え? これまでの親子喧嘩はそれでオールオッケーなの? もったいない

 要するに全体的に人物への書き込みが不足している。死ね死ねパワーを充填し損なっている。リア充デビューを果たした主人公脳内一人相撲を繰り返してるだけの童貞悪役(まあテラーも童貞だろうけど)、何を考えているかからないヒロイン、中折れしたブラック・コックのような黒人枠、影が薄いだけのかわいそうな親友。これが今回のF4の面々である。到底、ハーレム少女漫画活躍できそうなバイタリティーはない。

 こうじゃなかった。『クロニクル』はこうじゃなかった。ちゃんと主要キャラ三人それぞれの書きこみができていて、そのうえでの関係性がちゃんと……まあいい。これはF4だ。

(2)かなり怖いホラー演出がある

ジョシュ監督自身が「デヴィッド・クローネンバーグ的に人間の肉体が変化していく場面を描きたいんだ」と言っていたとおり、作中では「これホラーだろ!」と思いたくなるシーンがあります



 あー。うん。これはできてた。なんでクローネンバーグやりたかったのかわからんけど、できてた。超こわかった。能力ゲットシーンだけじゃなくて頭パーンも爽快感込みで。

はい、この時点で明るく楽しいヒーローものを期待する人は素直に回れ右なのがわかりますね。



 いや……でもさ。俺たちはホラー映画観に来たわけじゃなくねえ? 百歩譲ってさ、暗いヒーロー映画自体否定しないよ? みんな『ダークナイト』大好きでしょ? おれだって実は『マン・オブ・スティール』そこまで嫌いじゃないよ? グロシーンばっちこーいだよ?

 でも、だから、なに? ホラー描写ができてるから、なに? それがF4の本筋とどう絡んでくるの? 「自分たちが変わっていくことへの恐怖」? いや、おまえらそれかなーり早い段階で適応してたよね? いきなり「一年後……」とかつってたよね? そこ書かないの? 変わっていくプロセスを見せたかったんでしょ? なんで変わってしまった自分適応する/できない/やっぱするプロセス書かないの? なんでスーツきりゃ全部オッケーなの?

(3)能力を持ってしまった「悲哀」が描かれている

これはジョシュ監督デビュー作にして、高い評価を得た『クロニクル』と同様です。

クロニクル』は「能力を持ってしまったがゆえの悲劇」が描かれており、本作では「能力を持ったという運命を受け入れなければならないという試練」が前面に押し出されています



運命を受け入れる」か。良いセリフだな。でも、それ、ドゥームさんの前でもおなじこと言えんの?

え? 言っちゃうの? マジで? 「こうなったのもたぶん運命なんだ」って? 本人の目の前で???

しかに、みんな能力を持ってしまったことにどうやって向き合えばいいのか、その葛藤はありました。

けど、『X-MEN』なんかと違ってその葛藤が全部あいつらの内部で完結してるし、しか特に真摯に向き合うことなく、ラストバトルのテラーさんによる安い演説一発(本当にここはとってつけた感がすごい。それまでのテラーのキャラとも合ってない)で解消されてしまうので、本当にこいつら悩んでたのかよ、と白けてしまう。

(4)世の中の「日陰者」な技術者に対して尊いメッセージが込められいる。

主人公成長物語とこのメッセージは密接に絡み合っており、そこは確かな感動がありました。



 ??? 

 この映画見てると「ああー技術者って大人になってもガキくせえバカばっかで、酒に酔った勢いでうっかり世界滅ぼしかけたりもするんだなー、害悪だなー」って気分にしかなんないよ? 脚本から科学者技術者に対する悪意しか伝わってこないよ? テラーが劇中具体的に技術世界に貢献した例って、レジ故障を直したくらいじゃない?

 テクノクラート讃歌なら『ベイマックス』のほうがよほどポジティブメッセージ性を与えてるぞ? 科学っていいなあ! 研究室っていいなあ! になれるぞ??



F4ダメだった真の理由

 細々書いてきたけど、こんなものは全部些末なダメさにすぎない。「時間配分に失敗している」せいでもない。ましては「暗いから」でもない。

 本作が駄作である最大の理由、それはラストバトルにおける勝利のロジックのなさだ。

 ラスボスであるドゥームさんは異次元世界では神に等しい力を持つ。地形を変形させるなんてお手の物。まさに最強クラスの敵だ。

 しかリブート前のドゥームさんを知る我々にとって彼は「F4の宿敵」として広い認知を得ている。

 こんなもやしみたいなシリーズ一作目でうかうかと殺されるような敵ではないはずだ。

 倒されるにしても、それなりの理由けがあってしかるべきだ。

 それがである

 ドゥームさんはビックリパンチ一発でやられる。しょぼい。イモータン・ジョー様もびっくりのあっさりさでぶっとばされる。イモータンさまはそれでもみんなの心のV8をいつまでももやしつづけるであろうが、この偽クリストファー・ミンツ=プラッセ最期はせいぜい鮫入りの水槽に落ちたどっかのヴィラン混同される程度でしかなかろう。

 

 もうちょっと説明すれば、このビックリパンチはいわば友情の団結ビックリパンチ、少年漫画的な元気玉であるはずなのだが、バラバラだったチームが団結するまでの流れがおざなりというか、雑さ極まっているのであんまり元気そうに見えない。

 しかも、既にドゥームさんに対して一ダウンを奪った直後の攻撃である。そう、ドゥームさんは圧倒的なパワーと地の利を得ているにもかかわらず、ラストバトルに於いてあんまり圧倒しないのだ。とりあえず序盤は筋肉バカ二人を撃破し押せ押せムードにはなるものの、ケイト・マーラときバリアに手こずる始末。もうちょっとがんばれ。

 このバトルさえ、ラストバトルさえよければせめて駄作よばわりはまぬがれえたかもしれない。

 序盤のダルさやルックに反したノーテンキさも、中盤の物語運びである程度までは取り返せていた。

 あとはクライマックスで盛り上げるだけで40点程度は獲得できていたはずなのだが……。

 それでも、ギリギリ次回作が楽しみな程度のクオリティではある。増田トランク監督を応援していますマーラルーニーではなくケイト派です。

 あ、そうそう。本作で唯一良かった点をあげるとしたらケイト・マーラの着ているスーツビッチビチぷりですね。エロいことこのうえない。監督ラバースーツAVとかにフェティッシュを感じてるんだと思う。そういうのが好きな人は60点いくとおもう。

 以上。

2015-09-21

東村アキコダークナイト叩き

そんな人だったんだがっかりしたと当時思ったけど、今考えるとプロ漫画家とは言え一私人自分趣味嗜好考え方をマンガにすること自体には何の問題もないんだよな

アイドル彼氏いたらいけないんだ的な気持ち悪い叩き方だったなあれは

改めて考えるとバカバカしい

2015-08-26

http://anond.hatelabo.jp/20150826104509

なんで折角ダークナイトバットマンsage民間人(心の善き人)ageしたのにライジング普通にバットマンヒーローしてんの、とか。


age?はしていなかった気もするが、そこら辺の説明は見てたらわかったと思うけどな

個人的には、ヒース・レジャーがすごすぎて、ライジングの悪役に物足りなさを感じた

[]映画ダークナイト・ライジング

期待はずれ。

ダークナイト面白いってのを聞いてたからこっちもさぞ面白いんだろうと期待しすぎた。

でも期待してなくても面白くなかったと思う。

なんか全体通してチグハグ

バットマン映画を見るの自体は相当久しぶりで前何見たか覚えてないくらいだけど。

最後爆弾持って飛んでくところはワンピースアラバスタのペルー思い出したw

バットマン役の男の人の眉間あたり?にあったイボがすっごい気になってしょうがなかった。

でも今画像検索したらイボっぽいのない気がするし。

なんだったんだあれ。

キャットウーマンの人はスタイルいいなあと思った。

インド?の井戸脱出は長すぎだし不自然

ジョブズみてーにインドでも行って変に感化されでもしたのかと心配したくなるレベル

いろいろ雑でもそれなりにスカッとするならいいと思うけどそれがなかったか中途半端なまま終わってしまった。

2015-07-31

[]よくある質問

望むと望まざると関わらず、権威を持つということは、そういうことだ。

今回は映画関連。

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.「超映画批評」への信頼度が人によって両極端なのはなぜですか。

「誰がどう見ても駄作」の批評への信頼度は高いが、そうじゃないときは個人の限界をモロに露呈させているからさ。

例えば、調子に乗って無意味な続編を作った映画として、私は「トワイライトサーガ系列をよく挙げるのだが……。

おっと、勘違いするなよ。メインターゲット層にの視点を絞っていえば、「トワイライト」はその役目を間違いなく果たしている。

ただ、分不相応流行り、調子に乗って無駄な続編を作ったのがダメというだけさ。

特に、そのシリーズの中でも「エクリプス」は、蛇足と駄作の境界で反復横とびしているような出来でね。

シリーズも板についてきただろうに未だ大根役者デフォルト顔がお口ポカーンヒロインのベラ。

少年雑誌ラブコメ漫画失笑するレベルの、「ニュームーン」での不自然三角関係を無理やり継続

明らかに吸血鬼エドワードのほうになびいているのに、ベラが狼男ジェイコブにキス要求したときは、新喜劇ばりのズッコケをしてしまったよ。

シナリオも、シリーズ全体から考えて不必要だと断言していい内容の薄さ。

唯一褒めたいアクションシーンすら、カップラーメンができるのすら待ってくれない。

そんな「エクリプス」に超映画批評は何点つけたと思う?

75点だ。

トワイライト」、「ニュームーン」よりも高い点数をつけてしまったんだ。

しかも、あのサイトではかなりいい方だということも、信頼を損なうには十分な理由だね。

最終作で、無駄パート1、2に引き伸ばした「ブレイキング・ドーン」の批評? 

ないんだな、これが。

あと、これは私にとっての例で、他にも明らかに変な点数をつけて批評をしているから、試しに探ってみるといい。

はいえ、これは超映画批評権威なんてないという話なだけで、そもそも個人の感想なんてアテにならないものさ。

もちろん誰にだっていえるが、大事なのは君が実際に観て感じた体験、それこそが真実なんだ。故に、己自身という「個」に勝る評論家存在しない。

批評がなければ映画が観れない、或いは批評を読んだだけで映画を観た気になるような輩でなければの話だが。

まあ、色々けなしたが、酷い低得点ときは割と信頼できると思うので、あのサイトは話半分で読むことをオススメするよ。

別に前田無一氏の人格までどうこういうつもりはないし。

Q.マントの似合うヒーローバットマンですか、スーパーマンですか。

その二択だけ?……じゃあ、スーパーマンで。

バットマンはカッコイイかもしれないが、私からすればあれはコウモリコスプレしたおっさんなので。申し訳ないが。

私がそう思うのは、やはり数十年前のTVドラマの影響が強いね(OPでひたすらバッマーンっていうやつだ)。

ファンにとっても、バットマン世間に知らしめたという意味で功績は評価するが、いかんせんコメディ色の強さが今のダークな世界観を好む層には合わない。

映画バットマンが、ボンバーマンのように爆弾を持って走るシーンや、サメ撃退するシーンはいま見ても面白いが、滑稽すぎるともいえる。

バットマンロビン」の評価を見てもそれは伺える。

残念だが、いまのバットマンに望まれていないんだ、そういうのは。

だって、好きなバットマン映画を挙げるなら「マスク・オブ・ファンタズム」を挙げるしな。

ああ、アニメテッドシリーズだよ、すまんな。

はいえ、アニメテッドシリーズとあるエピソードで、TVドラマバットマン俳優声優で参加したこともあるし、やはりTVドラマ版を無下に扱っちゃダメだとも思うんだ。

くれぐれも、リスペクトを忘れないことだよ。

ダークナイト」の吹き替えを観た時、声優がちゃんとクリスチャン・ベイルバットマン喋りをマネしていて吹き出しそうになったんだが、つまりそういうことだ。

2015-07-17

メニューがあるようでないレストラン

「……どうも」

「いらっしゃい、今日はC級グルメフェアです」

「C級……B級じゃなくて?」

はいエメリッヒ版『GODZILLA』」

「な……」

「どんどんいきましょう、『バットマンロビン』」

「おい……」

アニメ艦これ」」

「あのさ」

「?」

「『GODZILLA』は怪獣パニック映画としてみれば及第点だし、興行的には成功している。それにゴジラ映画もっと酷い出来のものがある。」

しかし、国外から高級な食材を輸入して、手間ひまとお金をかけてできたものが、何とか食べられるものでは示しがつきませんよ。興行的に成功だなんて、なんのフォローにもなっていません。エメリッヒお金かけて誤魔化していますが、色々と粗の多い映画を作ってきた実績がありますからね。有名な批評家にも度々こき下ろされていましたし」

「まあ、その有名な映画批評家そっくりさんを『GODZILLA』にあてつけで登場させて、後に批評家本人に『わざわざ登場させるんだったら、僕たちをゴジラに踏み潰させるくらいしろ』と言われるエピソードもあったが。それは映画のものの出来とは関係ないだろ」

「『バットマンロビン』も低俗コメディ映画になってしまって。とあるインタビュー出演者が苦言を呈したり、監督謝罪したり、この作品の与えた影響はすさまじいですね。」

テレビドラマシリーズのノリを受け継いだコメディとしてみれば問題ない」

「私もテレビドラマので育ったクチですが、あれは時代に沿ったカジュアルな売り込みと見れるのに対し、これはダークな世界観が求められていた時代に出てきたものですからね。同列に扱っちゃいけませんよ」

「駄作の範囲内かもしれないが、蛇蝎のごとく嫌わなくたっていいだろう。『艦これだってお酒飲みながらキャラの可愛さだけ見るように努めれば問題ない。ファンが多くて二次創作が盛んなジャンルなんだ。皆の求める『最高の艦これ』なんて物理的に無理なんだよ」

「私の好きなキャラ途中で死んじゃったんですよね。知り合いの好きなキャラは登場すらしませんでした。皆とまではいいませんが、いったい誰が求める『艦これ』だったんでしょうかね」

「昔の戦争を題材にしているんだから、死の描写だってあるだろ。キャラクターが多いんだから、全部だしてもいられない」

「はは~ん、お客さん。『アナ雪』とかの名作にも『そこまでよくない』とか言う人でしょ?」

「は?」

「いるんですよね~、賞賛、あるいは非難の声が大きすぎると、『そこまでじゃないよ』ってしゃしゃりでてくる人」

「……」

「ああ、ごめんなさい、ごめんなさい。ちゃんとお客さんの言うものもありますからはい、『コマンドー』。吹き替え翻訳は、意訳がすさまじくて。原文みたらめちゃくちゃで」

「今すぐ殺してやろうか」

「失礼、シュワちゃんがでているので間違えました。これこれ、『レッドソニア』です。世界観無視してロボットが出てくるのは笑いましたね」

「……まあ、出演したシュワちゃん自身もその映画ディスってるけどさ」

「お気に召さない? ではシュワちゃん妊娠するというコンセプトだけは面白いジュニアはいかがでしょう?」

「一応、妊婦ドキュメンタリーものとしてみた場合は真面目な作りなので非難しづらい。というか、さっきからシュワちゃん出演ばかりなんだが」

日本人の方は吹き替えばかりで馴染みがないかもしれませんが、シュワちゃん本人は演技がうまい方ではないですから。それでも好きですが」

「そういえるなら、作品にもその心で観てやれないのか」

「いや~、そこまで受け入れたら食中毒おこしますよ。」

「それをいまオレの目の前に出すあんたは何なんだ」

「要は食べ方しだいですよ。はい、『スーパーマン4』。4作目なのに映像演出の使いまわし、めちゃくちゃな設定、低クオリティ話題に」

予算がなかったんだよ!」

予算を集めることも映画つくりのひとつですよ。まあめちゃくちゃな設定は最初シリーズからでしたが」

地球を逆回転させてタイムスリップし、2つのミサイルを両方とめるやつか? スーパーマンからいいんだよ。変にリアルにすると、ダークナイトみたいに片方だけ助けるという悲しみを生むんだ」

「おや、また良作反抗期ですかい。仕方ないですね……はい、どうぞ」

「……『タイタニック』? これ名作だろ」

「いえ、タイタニック事件を題材にしたアニメLa leggenda del Titanic』です」

こうして今日も夜が更けていく。

2015-01-17

あるあるシークエンス  ガンマンの決闘 タイプ (ネタバレあり)

http://anond.hatelabo.jp/20150117153405

次元大介の墓標 の再訂正を兼ねて

ガンマンの決闘

 クライマックスで向かい合う主人公と敵役。

 ほとんど同時に銃を抜く二人。

 主人公が血を流し、膝をつく。勝ち誇る敵役。ヒロインの悲嘆。

 。。。

 ほどなく敵役が崩れ落ち、主人公警句じみたセリフを喋ったり、生きていることが明らかになる。

あるある

 クライマックスにおける主人公偽装された死と復活の一種の典型である

余談

 余談だが、チャンバラ時代劇で侍や忍者同士の決闘でこれと同様のシークエンスがみられるのは

 1940-50年代西部劇の影響ではないかと思う。

 次元大介の墓標 

 前述の「偽装された死」を書いていたときイメージしていたのはダークナイトノーラン2作目)のアレっぽいアレによる偽装だったが、

 アレはクライマックスではなかったので、増田日記の流れ上はまちがっていた。

 この作品偽装された死(に近い最大のピンチ)はやはりクライマックスにあった。

 実は生きていた次元大介と凄腕暗殺者対峙

 怪我をおった状態の次元次元の銃が重く抜き打ち勝負にはむかないかという情報視聴者提示される。

 凄腕暗殺者の銃がいかに有利かという情報提示される。

 (略)勝利する次元大介(ここネタバレ

 直前の要人狙撃シーンからこの間のHOWはやや複雑だが、説明付き準奇跡として視聴者を満足させるものとなっていたと思う。

 荒野はつらいよアリゾナより愛をこめて~

 2014の西部劇コメディ。2014なのでジャンルメタ化した作品であることが宿命づけられている。

 クライマックスはひ弱で射撃の上手くない主人公対リーアムニーソン演ずる凄腕悪者ガンマンである

 前半に「三つ数えたら撃つ、と言っておきながら待たずに撃つリーアムニーソン。なんて卑怯悪者」という伏線がある。

 その情報ヒロインからこっそり教えてもらった主人公も「三つ数える前に撃つ」作戦に出る。

 しかし、真似された悪漢リーアムニーソンは発砲された直後から激怒である

 だまし討ちにかけていたであろう主人公にこの後打つ手はない。ヒロインもまとめてひどい目にあうだろう。

 最大のピンチ!と視聴者が思う。

 だが…(

 ここで奇跡がおき、主人公は死なず、理由が説明される。>フィナーレへ

 銃撃による死の偽装

 銃撃による死の偽装はなかなか難しいように思える。

とにかく

 とにかく生きていたんだよ!(仮面ライダーS)方式昭和も終わって、なかなか通用しないだろう。

 (え? ガーディアンブギャラクシー?)

 だが、銃撃に限らず(ザ・松田男塾)とにかく生きていたんだ、が巷間に跋扈しているおかげで、前述の

 綾波の偽りの死に見えて偽装でなかったという妙なミスリーディングが成立したといえる。

ジッポあるある

 胸ポケットのジッポのライター保安官バッジが、銃弾を受けとめたから…撃たれて死んだように見えたが死んでいなかった。

 というのも、説明付き奇跡の例ではあるが、今ではギャグしか存在を許されないだろう。 



 

 

2014-06-18

凶悪極悪冷酷残忍な悪が見たい

現実じゃなくてフィクションだけどね。

小説でも漫画でも映画でもドラマでも何でも良いから、こう、なんて言うのかな、見てるだけで戦慄するような最恐の悪っていうのかなぁ、そういうのってなんかある?

そういうのとはちょっと違うけどダークナイトジョーカーは良かったなぁ、あれは痺れた。

2014-05-30

MOZU頑張ってほしい

とっくに収録も終わってて、これから何を変えられるわけでもないとは思うんだけども。

ダブルフェイス」を見てMOZUを楽しみにしてたので、

第一話を見た段階では「さすがのクオリティ」「アクションかっこいい」と

素直に喜んでいた。今だってアクションシーンは秀逸だし、

映画並みのクオリティの画作りも期待以上だと思う。

ロケ場所がいちいちかっこいいし、人物のビジュアルも申し分ない。

さらに悪役が絡むところでは、最高の怪演が見られるのも良い。

それでもなおかつ、

回が進むにつれてテンポの悪さとセリフの寒さが目について仕方がない。

半ばわかりきった謎を引っ張り過ぎ、フラッシュバック長過ぎで

いつまで経っても話が進まないのを、

かっこいい映像バイオレンスシーンにつられて見てる感じがする。

長い間とぶっきらぼうな渋い演技も、ほぼ全員にやられると疲れる。

このスピード感の無さで「ダークナイト」のオマージュをやられても、

ナースしかりぼろぼろの白塗りしかり)

「頑張ってるけど比べ物になんないですね…」としか言いようがない。

正直言って連ドラになって長時間使えるのが仇になってるとしか思えない。

時間あたりの情報量希薄になっただけ。

「ほんとうの真実」だの「俺たちの衝動」だの、

モノローグならまだしも会話で堂々と出されると困る。

いい年こいたおっさん真実だの何だのと、

そんな抽象的な話してるからなんもわかんねーんだよと思ってしまう。

モズ習性だの、衝動だのもしつこい。

倉木があれだけトゥー・フェイスばりの衝動的な襲撃をしたあとで、

「お前には俺たちの衝動がわかんねーよ」とか言われても繋がらない。

1/6のロシアンルーレットで3回引き金引くとか100%狂人だろ

そこは「お前にもわかってきただろ?」じゃないのか。

そもそも新谷が東の一言若松にたどり着けるのも疑問だ。

かいとこで前後繋がってなくて、

人物が視聴者目線情報を元にしてるとしか思えない行動をとるから

御都合主義感がはんぱない。

2014-05-26

テロAKB

AKBに切り込んだ(リアル意味で)人がでて、おおと思ったら、本当に切りつけていた。

(が、どうでもよい)ちゃんと切り込めよ。

#言葉で、切り込んでもどーせ気づかねーんだし、寧ろこれぐらいしねーと

#こいつら気づかねんじゃねーの(鼻ほじ)、恋するフォーチュンクッキーはいい曲ね

ヲタにまみれたクールではないジャパン

正直、AKBのファンと呼ばれている人にはいい人も多かろうが、

大半はカモられている馬鹿だ。

色んな意見はあるだろうが、日本の文化レベルスタンダード

こういった草食なオタク実効支配されている。

ジャニオタAKBヲタV系

日本人の草食性や、自分で決めたり、もの解釈して判断してという

事ができない、優柔不断さを如実に表したこれらの文化

ブラック企業に楯突くこともなく、言われるがままに、あるがままに。

Let it go ー 言われたまま、ヲタやるわー 

つの文化として見た時に、確かに特殊で、独特の文化圏だと言える。

俺は滅茶苦茶一時期嫌いだったが、今やどうでも良すぎ。

ゴールデンボンバーやその文化をうまく破壊しながらよいもの作成している

ももちろんいる(ヲタは全く理解していないが)

レベルの低いものレベルが低いと言えないのは、良いものを良いと言えないことと同義

子供っぽい文化をきちんと馬鹿にする目線殆ど無いのが日本

アメリカでもone directionはティーンのものであって、大人が食いついている

馬鹿にされる。そういった、子供文化馬鹿にする、という目線が無い。

例えばライムスター宇多丸が下記のyoutubeで語っていたように

ダークナイトという名作を日本人は支持できず

(舶来のものからよいのではなく、良いものはよい)GREEEENのアホ馬鹿映画

ルーキーズを見ていた馬鹿国民である

邦画ということであれば直近、桃井かおり馬鹿にされていたが、

#ようやくそれぐらいになって気づく。

悪いものをクリティサイズできないということは、良い物を良いと言えないことと同義だ。

普段からそういう目で見てないのかな。

https://www.youtube.com/watch?v=VsSDKIn4CLs

2014-03-29

http://anond.hatelabo.jp/20080101193026

革命政権獲った組織が腐敗するとこまで

ヒーローアニメで描いたってのは

まあ雑な描写だけど、がんばったなあって思った

911テロ以降、ハリウッドフィクションの中としても

テロのように勝利条件が不明な敵に対して

ヒーローがどう戦うのかってのを試行錯誤して

ダークナイト」でひとつ方向性が見えたけど

今後、こういう小難しくてスッキリしない

ヒーロー物がしばらく流行るのかなあとか

ぼんやり思ってたら案の定でめんどくさい

そんなダークナイトよりグレンラガン一年早くて

当時は、こういう開き直りアメコミヒーローにも

欲しいよなあとか思ってた気がする

で、日本はその後311が来て

「199X年世界は滅亡した」北斗の拳みたいな

みんながぼんやり共有していた終末後の世界

リアルに来ちゃって、終末後ヒーロー

どう描くかってのにみんな試行錯誤してる

進撃の巨人のどう転んでも人間巨人から

世界を完全に取り戻すエンドにはならないオワタ感は

ちょうど時代に合ってたんだと思うし

母校が廃校になるのを戦車とかアイドルとかで

なんとかするってのも小さな終末後物語類型として

テンプレになりつつある

増田キルラキルブームで信者が薦めるんでグレンラガン見たけど

あんまりピンとこなかったのかもしれない

それ以前にあれをせせこましいと表現するなら

キルラキルもお気に召さなかったかもしれないけど

個人的にはキルラキルは、これは別に今やらなくてもいい物語

なんじゃないかなあという感じがして

グレンラガン見てた頃の

「そう、こういう開き直りが、今必要なんだよ!」

ってカタルシスちょっとないなあ

まあ単なる想い出補正かもしれないし

キルラキルも十分楽しんでるつもりだけどね

2013-10-24

ガッチャマンクラウズ正義の構想

http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20131015/1381840117

 2013年9月でテレビアニメガッチャマンクラウズ』は終了したが、それに絡めて(上記URL)書かれたガッチャマンクラウズの描像に違和感を覚えたので、それをきっかけにして『ガッチャマンクラウズ』について私が考えたことを記しておきたい。尚、本稿は読者が『ガッチャマンクラウズ』を最後まで観ていることを前提に書かれている。

 さて、上述したブログの筆者(以下Rootport氏)の見解一言でまとめるなら、『ガッチャマンクラウズ』とは「社会秩序を守るタイプヒーローが、秩序の破壊と変化を受け入れる物語」ということになるだろう。だが私は、寧ろそうでなかったからこそ『ガッチャマンクラウズ』は面白かったのであり、現代日本ヒーロー像を書くことに成功したのではないかと考えている。つまり、『ガッチャマンクラウズ』に登場するヒーローたちは元々が「社会秩序を守るタイプヒーロー」ではないのではないかということだ。Gメンバーは一ノ瀬はじめが加入するまで確かに襲来する宇宙人から密かに地球を守っていたが、それは単にJ.Jの指揮下で仕事をこなしていただけであり、奉仕していたのは地球とは文字通次元の異った高度な秩序である社会秩序に「人間の理解すら及ばない高度な秩序」は含まないだろう。地球ガッチャマンたちがやらされていたのは全貌を見渡すことのできない「大きな」仕事の一部でしかない。それは結果として地球を守っていたのかもしれないが、積極的に「地球を守る」こととは明らかに違う。『ウルトラマン』が全宇宙的な秩序を守ると言いつつ地球準拠の正義に隷属しているのとは対称的だ。

 だが、はじめが加入したことで、ガッチャマンの内実は明らかにそれまでとは異ったものとなる。敵として認識されていたMESSは無害化され、「本来は手出ししない」はずのローカルな事件へ次々と関与していくこととなるのだ。その中でGALAX開発者:爾乃美家 類と出会いベルク・カッツェとも関わってゆくこととなる。はじめは何を変えたのか?ガッチャマンたちの「社会秩序を守る」という規範意識か?いや、違う。彼女が齎したのは、そもそも彼らが持っていなかった視座、即ちJ.Jが体現する高度な秩序から離れたローカルな秩序への眼差しである。はじめはそれまでのGメンバーの誰もが実は見ていなかった足元に、持ち前の強引さと直観で目を向けさせた。はじめの出現とベルク・カッツェの暗躍を通して初めて彼らはローカルな秩序と結びついたのである。端的に言って、『ガッチャマンクラウズ』は「社会秩序を守るタイプヒーローが、秩序の破壊と変化を受け入れる物語」ではない。変化を受け容れるのは神々の視座に安穏としていたヒーローたちの方で、ローカル社会秩序ネットはGALAXによって既に変化をはじめていた。自分たちの変化を受け容れたヒーローは、受け容れて初めてローカル社会の変化を知りその実感を得るのである自分が大したことないヤツだと思い知らされたからといって不貞腐れている場合ではない、自分能力に怯えてうつうつしてる場合ではないと気づき、彼らはようやく立ち上がった。

 はじめとベルク・カッツェは真逆の方向からそのことをGメンバーに知らしめる役目を負っていた。彼らはインターネットの正負両側面をそれぞれが体現していたのだ。はじめは世代職業を越えた人々と繋がりが生むポジティヴ連帯を、ベルク・カッツェは猜疑心加虐性無限に増幅させて破壊を生み続けるネガティヴ連帯象徴し、各々自らがその先頭に立つことで「流れ」を引き込もうとする。この両者は、決してバランスのとれた均衡の上で争っているのではない。はじめがネットツール:GALAXに依拠しながらもあくまで立川市内という極ローカル連帯を核にしている一方、ベルク・カッツェはネット上にありふれた不満と破壊衝動をほんの少しつついてやるだけで、姿を見せることなく、文字通り「どこからでも」破滅種子をばら撒くことができた。彼(彼女)が立川に拘ったのは、まさに憎むべきガッチャマンたちがそこを拠点としているからでしかない。この圧倒的に不利で不均衡に思える状況の中で、劇中唯一元来の意味ヒーロー活躍をしていたのがはじめだ。彼女は一切ブレることのない精神の有り様でローカルな視座から遊離していたガッチャマンたちの視線を「足下」に惹きつけ、ネットの向こう側に存在する人々と結びつけた。これに対し、ベルク・カッツェは爾乃美家 類の能力:クラウズを奪ってネット内で辛うじて留まっていた憎悪と欲望を直接現実世界へと送り込んだ。両者が別々の形でネット現実接続させ、物語クライマックスを迎える…

 正体を明かし、それまで触れることのなかった他者を知ったガッチャマンたちは、その時はじめてヒーローになった。はじめて守りたいものを思い浮かべ、傷つきながら戦い、己の無力さを痛感するヒーロー入り口に立ったのだ。それまでの彼らは、与えられた力で全貌の知れない「高度な秩序」に奉仕するだけの傀儡だったとも言えよう。だが、各々の意志翼を広げて立ち上がった彼らは、従うべき規範を越え、ローカルな秩序を守ることに全力を尽くす。しかし、立川防衛するという一見ローカルな戦いは、爾乃美家類によってGALAXを通したグローバルなゲームと直接接続された。そのことによって、ローカルグローバルな舞台となり、グローバルな力がローカルに及ぶ。暴走するクラウズとの戦闘に、Gメンバーゲーム参加者達は勝利する…皮肉にも、そしてある意味当たり前のことだが、これはベルク・カッツェが行ったことと表裏一体である。いや、同じことだと言ってもいいだろう。彼が先に仕掛けたのは、まさに類が提案したゲームであり、参加の動機付けけが異なっていたに過ぎない。だからこそはじめは「正義ってなんなんスかね~」と戦いの後で口遊む。彼女は理解しているのだ。理解しているからこそ、ベルク・カッツェとの対話を試みる。

 ネットだけでも、人智を越えた力だけでもダメなのだ。戦いを終え、ようやく彼らは入り口に立った。ゲーミフィケーション世界を救ったようでいて、実は違う。GALAXは、単体では無色透明なツールでしかない。そこに参加する者達がどのような動機を持っているのかによって、はじめにもカッツェにも成り得る。目指すべきは秩序を根底から覆す変革ではなく、既にある秩序の漸進的な「アップデートなのだ

蛇足

 『ガッチャマンクラウズ』は「ヒーローは最早必要なく、世界は我々の手に委ねられている」なんて呑気な話ではない。少し長く引用するが、Rootport氏によれば

 『ガッチャマンクラウズ』では、誰もがスーパーヒーローに準ずるような力を手にした。『キックアス』のように「ヒーローになれるわけがない」と笑い飛ばすのではなく、ほんとうにヒーローにしてしまう。これは現実世界メタファーと見なせるだろう。ネットが一般化して20年あまり私たちは実際に、英雄に準ずるような力を手に入れてしまった。

 世界を変えるのに、肩書きも立場もいらない。

 名も無き個人でも、世界に影響を与えられる。匿名のままでも、世界に向けて発信できる。

ということらしい…言いたいことが沢山ある。まず、Rootport氏が言及している映画版キック・アス』は「ヒーローになれるわけがない」と笑い飛ばしてなんかいない。力(スーパーパワーや金)のない者が現実ヒーローになろうとした時にどれだけの代償を払うのかを冷酷に示して見せている作品だ。勿論、コメディ的要素も色濃く入っているが、本質的には「力がなければ正義をなさなくても良いのか?」という問いに否を突きつけようとして、血塗れになる物語である。そして、コミック版の『キック・アス』は映画版を超え、ヒーローをある種の病気として扱い、その行き着く悲惨さと哀しさを描いてみせた。どちらもアメリカ特有のヴィジランテ文化立脚したヒーロー解体し尽くしても尚、何が残るのかを問うている…大いに話が逸れた。話を戻すが、私達は一般化したネットによって「英雄に準じるような力」を手に入れてなんかいない。決していない。手に入れているのなら、ガッチャマンたちは必要なかっただろう。お役目御免で、そもそも出てこない。人々は手に入れた「英雄に準じるような力」でさっさとカッツェを撃退してしまえばよかったのだ。だが、それはできなかった。代わりに見せつけられたのは、匿名のままでは、名も無き個人のままではダメだということ。匿名でない誰かがインセンティブを与え、ゲーム動機付けを行わなければ動かない現実だ。匿名の誰かによって動かされたゲーム暴走し、手が付けられなくなる様だ。これは何も特別なことがわかったわけではない。ただ、ネットというツールの「当たり前」を見せられただけなのだから。『ガッチャマンクラウズ』は、寧ろ我々が「英雄に準じるような力」を手に入れたわけではないと戒めるような作品だと思っていたのだが…Rootport氏は「世界アップデートする」をただのキャッチーな標語かなにかとして受け取ったのだろうか?

蛇足蛇足 

 Rootport氏は細かい点(その実重要な)について気にしないのか気づかないのか、とにかくざっくりした区分けで語る傾向がある。ヒーローの系譜を何故か『マトリックスから始め、『X-MEN』『スパイダーマン』『V for Vendetta』『まおゆう』『キック・アス』『ダークナイト』『タイガーバニー』『サイコパス』を辿っていく。日本なの?アメリカなの?どっちなんだ。アメコミの方は何故映画ばかりで原作に言及しないのか。日本アニメに触れるなら、何故大元の『科学忍者隊ガッチャマン』含めたヒーローアニメの系譜に触れないのか。ライダー戦隊には何故触れないのか。その辺りが謎である特にローカルヒーローモノに触れないのは、『ガッチャマンクラウズ』が描いてみせた「現代日本ヒーロー像」がそれまでのものとどのように違うのかを明らかにできない点で致命的だ。寧ろ『ガッチャマンクラウズ』が彼の言うような作品なのだとしたら、『東のエデン』にこそ触れて比較すべきではないのか?…このRootport氏が諸作品を引用した部分について言いたいことはまだまだ山ほどあるのだが、虚しくなってきたのでこの辺にしておく。

2013-08-10

ガッチャマンクラウズおもしろいって言うの流行っているみたいだが

事実だったので、何も文句ない。


見てない人に興味持ってもらうために簡潔に説明するとすれば、

ダークナイトガッチャマン版」だろうか。今のところ。

2012-12-15

絶望する作品」ありませんか

求ム、良質な絶望

出来れば小説がいいけど(グロい映像に弱いから)この際媒体は問わない。

古い奴だと『ヨブ記』読んだ。

絶望っていうか単なるホラーだろうけど『大鴉』とか『赤死病の仮面』とか『アッシャー家の崩壊』読んだ。

ケッチャムは『隣の家の少女』読んだ。

宮部みゆきは『火車』とか『クロスファイア』とか『ICO』とか読んだけど何故かコレジャナイ感がする。

ミステリ界隈なら『青の炎』とかも読んだ。あまり絶望しなかった。主人公信じて見ぬふりした刑事がかわいそう過ぎるだろ死ねとか思った。

グロテスク』とか『シンセミア』あたりも読んだ。引いたけど絶望たかというと微妙

童話物語』とかも読んだよ。

最近のだと『こちらあみ子』とかも読んだ。

SFはえーと、ヴォネガットJr.はだいたい網羅(たぶん…)、愛を叫んだり冴えたやり方したり接続されたブスのアレとかも読んだ。『ノーストリリア』と『エンダーのゲーム』も読んだ。海外SFは良いね

ラノベは『紫色のクオリア』と『絶望系 閉じられた世界』とあとキノを8巻くらいまで。ラノベはあんまり良くない。薄い。淡い。物足りない。細部が全部デフォルメられてて神が宿ることがなくて中身がない。そのくせ語りがドヤ顔イライラする。

あと小説じゃないし絶望とはちょっと違うかもだが『WATCHMEN』も既読。トレンチコート野郎が本当にどうしようもなくてもう大好き。『ツァラトゥストラ』読むわこれから

それと書籍ですらないが『ダークナイト』、あとBBCシャーロックも全部観た。搦め手の絶望ってすごいと思う。ステキだと思う。

2012-10-08

ヘルター・スケルター感想

ようやっと見れたので、記憶が風化する前に書く。

観た日:10月1日

前提

私自身は映画好きの知人のごり押しのせいでダークナイト敬遠するくらい映画音痴

アルマゲドンで泣ける映画音痴デビルマンは正直アニメよりは原作よりじゃね? とか思っているくらい映画音痴

経緯

TVで映画の事を知る→スルー

今年7月くらいに原作を手に取る。横ではPVが流れていた。

感想

先に結論を書く

良いと感じたところ:全体的によかった(小学生並の感想)80点くらい。

微妙なところ:りりこの記者会見

駄目なところ:ヘルター・スケルターがかかっていたのかいないのか覚えていない

どういう映画?:女の子おすすめある意味サイコスリラー

映像:綺麗だし原作を壊しているということもない気がしたけど疲れる。

原作漫画なので白黒、少女マンガの特性上書き込みはそう多くない

からこそ「原作再現として写さなくてはいけないもの」が少ないから、蜷川監督お得意の色とか小物とか入れ放題。人物も埋もれることなくみれた。

色も綺麗で、検事さんサイド、りりこの部屋、芸能界で色分けがされていたのもよかった。ただ一部のシーンで、ポケモンショック的な意味で目が疲れた。

あとカメラ近かったり乱暴だったり(特にセックスシーン)なのはちょっと酔った。CGがちゃちかったのでもう少し丁寧に表現して欲しかった。

キャラの”当時を語る”をああいう風に使うのは良い補完だと思った。

音楽、音声:映像に比べて音の使い方が雑というか暴力的だった。

耳にストレスこころホラーevolutionの使いどころと、女子高生の会話はよかった。

ヘルタースケルターはどこで流れていたんだ? 最後

キャスティングキャラ設定改変:メインはおもしろかったけど他はちょっと不満

りりこ:沢尻

この人がやらなきゃ誰がやるんだよ、と思う。

美しい上にちゃんと崩れる。あえて生まれつき皮一枚で美しい(と信じてますよ)この人をりりこにつかうというのも、こずえキャスティングと相まっておもしろい。

ただ予想外に演技がうまくて、逆にりりこというキャラから浮いていた。特に声。もっとだるくて棒のほうがりりこっぽいと思う。一人だけ洋画吹き替え声優さんが当ててるみたいだった……こんな演技うまかったかこの人

あとは、整形前の顔はもっとぼかしてほしかった。

こずえ水原

なんか韓国の人っぽいな、と思ったらアメリカ韓国ハーフの人だった。この人は皮一枚で美しいのかもしれないけれど、韓国美容整形の国というイメージが一般にも浸透しているから、ハーフコリアンの人をつかうというのはおもしろいキャスティングと思った。絵的にはかわいいときとかわいくない時がある。

もっと若くないと……と思ったけど労働基準法とかの関係で15歳設定じゃだめなのかな?

ママ

いつもの桃井かおりだった。コミックス最初の絵には似てる。

羽田ちゃんとその彼氏

羽田ちゃんがりりこより年上なのは駄目だと思うんだ。いくら喪女でも年下の女には服従できないものだ。

ただ、彼氏原作よりクズヒモっぽいのは良い改変だと思った。

検事さん

好みの外見の役者さんだけど、検事さん役とはマッチしていない気がした。その渋さでその台詞ギャグしかならないような……

もしかして、見た目よりも演技重視でキャスティングすることで、りりこの美しさ、異常性を際だてようという作戦なんでしょうか。この人に限らずみんな演技うまかったし。

キンちゃん

いいわーキンちゃんほんといいわー

窪塚

窪塚マジ窪塚

ここだけの話

原作読んだときこずえ脳内キャストは「い、今すぐ剛力あやめの顔を整形するんだ!」だった。りりこは武井咲で。

脚本

台詞脚本の人か監督かしらないけど、原作大好きなんだなとおもった。

私も好きな台詞回しで、映像向きではないだろうなと思っていたところも原作台詞回しのままだったり。

ただ、こずえの皮一枚の話が出なかったのは残念。

展開:会見と政治家の娘の結末カット以外はおおむね大満足。

原作からの再構成が上手くて、原作で気になった細かいところも補完していて丁寧だなと思った。沢尻曰く「一番好きなシーンはカットされちゃった」とのことなので、完全版を観たい。

その他

ネタバレですが会見について。

私も原作を読んで、りりこには最後の大舞台にたって欲しいと思った

でもラストのあのシーンも観たかった。でも拳銃自殺が観たかった。

っていうのをいいとこ取りしたらあの展開なんだと思いますが、賛否両論になりそう。

政治家の娘について

あの女の人がなんか「地位と名誉と金だけじゃ満足できない女の性」の象徴というかなんというか好きなんですよあの人。

最後のアレはスタッフロール後にもっていっても良いと思ってたけど、スタッフロール中に帰る人を想定してあえて詰め込んだとしたら、愛ですね。

以上です。全体的にはすごく楽しめたし、原作愛を感じるし、良い映画化だったと思います

2012-09-04

そういえば

http://anond.hatelabo.jp/20120904104418

ダークナイト公開時にアメリカでARGゲームやってたよね。

流れのまとめ追っかけてみたけど、謎とき結構容赦なくてちょっとびっくりした。ああいうのどっか他はやらないのかな。

ネット一般人個人情報暴いて晒して喜んでるやつらとか軒並み撃沈だよね難しすぎて。

今更ダークナイト観てるんだけど

ライジングじゃない方。ジョーカーマジキチな方。

手品のくだりで何度観ても笑う。「ダダーン!」に耐えきれない。

人が死んでんだから怖いは怖いし何と言うかその、めり込む瞬間の手ごたえとか想像して気持ち悪りーなーとか思うんだけどまず笑ってから戦慄してる。

あの場にいた連中のうちモブボス格問わず誰一人笑わないのすごいと思う。

確かにあいつ怖いけど、流れがキレイすぎて「うっ」ってなるけど、でもそれが逆にすごいギャップで思わず笑い漏れちゃうだろあれは。

Why so serious, everybody?

2012-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20120803153657

ダークナイトなぁ。

RISES見てから改めて見なおしたんだが、

やっぱりジョーカーの異常さっぷりったらない。

大きな敵対組織としてマフィアが用意されてんのに、そこに割り込んでくる”狂犬”ジョーカーの立ち回り

物語の要所要所でやられはするんだけど、もうすでにそこからの一手を考えている。異常だ。強すぎる。

字幕で「病院アーカム)送りだ」と宣言されてからバット最後の一手を伝えて退場するが、

RISESの裏側でもほくそ笑んでる姿を想像してたよ。

改めて見ても、のめり込みすぎて1日潰れた。

http://anond.hatelabo.jp/20120802230116

典型的ノーラン映画だったよね。ダークナイトがらしくなかっただけというか。

そして典型的アメリカン映画ボロボロ星条旗だとか、国民感情煽りすぎというか。

スタジアムでの爆発のシーンまではすげードキドキで楽しかったんだけど、そこから尻すぼみだった。

ダークナイトが偉大過ぎてダメだった。ダークナイトのデキが良すぎた。ダークナイトさえなければ。この映画エンタメ映画としてすごく良い作品だったのに。ダークナイトさえなければ。ダークナイトさえ、なければ。

2012-08-02

ネタバレだらけ】ダークナイトライジングのだめなところ

根幹部分

ダークナイトの続編ではなくビギンズの完結編だった。

・もはやほとんどの人が求めてなかったラーズアルグールサーガを引っ張った。


ベイン

・ベイン役の人がチビなので引きの画面が辛かった。

・「都市を閉鎖」「爆弾市民人質に取る」は前作でもうやった。

・前作で笑って否定した「殴り合いで決着とかwww」を大真面目にやった、しかも2Rもかけた。

黒幕タリアが出てきたとたんしくしく泣き始めてでくの坊化した。

タリアの言いつけを破ってブルースをすぐ殺そうとするのはあまりにもありえなかった。

 たか復讐でこれだけ偏執的な計画を実行しておいて手順を最後までちゃんとやらないのはありえなかった。

・間一髪で飛び込んできたキャットウーマン砲撃されていい加減に退場は酷すぎた。

 この「間一髪!」ってやるためだけにブルースを殺そうとしたのも酷すぎた。


タリア

・土壇場でババーン黒幕バレして出てくるがその後別に何も面白いことをやらない。

・話の盛り上がり的には出てくる必要性が全くない。

・むしろ「ベインから焦点がぶれる」「ベインが急速にでくの坊化してガッカリ」など弊害が大きい。

・なんで毒親親父の仇討ちに来たのかよくわからない。

・なんでその復讐自分達の命を投げ打ってるのかもまるでわからない。

ブルースへの復讐なら「父にベインとの仲を反対された」という情報は要らない。

・話の根を思想や正義の激突ではなく「女の恨み」にしてくれたので

 ダークナイトの続編を求めてきた観客はがっかり


・こいつが黒幕として出てくるのを大ネタっぽく扱ってるが

 キャラ配置の段階で変に役割もなく目立ってたからなんかあるのがバレバレ

本国ではキャスティングだけで撮影段階からバレバレになってたらしい。

ブルースセックスする動機がまるで不明。

・つまりこの映画の筋と噛み合わない原作の設定を持ち出している。

・息を引き取る演技が酷すぎてコントしか見えない。


ブルース

レイチェルレイチェルって8年引きずってヒッキー化してる設定だったのに

 突然自宅に押しかけてきたタリアといい感じになっちゃうのが意味不明

・観客にタリアヒロインだと誤認させるためだけの濡れ場なので

 ブルース立場からタリア立場からも有り得ない浮き上がったセックス描写になっている。

牢獄カイロプラクティック背骨を直すと軟骨摩滅した膝まで治る。

・突然インドまで拉致されて単身戻ってくる大富豪、というシチュが『ゲーム』っぽい。

・あっという間にゴッサムまで戻ってくるのはギャグっぽい。

・閉鎖されてるはずの街にどうやって入った、氷の上を這ったんか。

・ 大都市の地下で超核融合炉作って遊んでるこいつがどんなマフィアヴィランより一番まずい。

・なぜ突然新エネルギーに執着したのかも過去作含め納得出来そうな理由が示されない。

 テロリスト強奪されて爆弾に使われるために用意してたしか思えない突然さ。


キャットウーマン

・出てくるたびに誰かを殴っている

ブルースなんかよりずっと喧嘩が強い

・泥棒と言うより強盗ばっかりやってる 

・覆面強盗だけやってれば無敵なのに

 つい美貌も生かそうとしてお色気サギみたいなことやるせいで足がついたに違いない。


ゴードン

ゴッサム警察トップなのに常に先頭突入するゴードン

・ベイン&テロリスト拉致されても華麗な下水ダイブ脱出するゴードン

・病室に殺到する刺客団を軽く返り討ちにするゴードン

・重傷で入院してたのに点滴むしりとって復帰するゴードン

核爆弾搭載した暴走トラックにしがみつくゴードン

・あわやのところで起爆電波遮断成功するゴードン

トラックバットマンがボカボカ砲撃するけど耐えるゴードン

・ついにトラッククラッシュしてタリアは致命傷を負うがピンピンしてるゴードン

・もう本部長ではなくジョン・マクレーンになってることを隠す気も無いゴードン

・でもゴードンファンは大満足だからこれは別に欠点じゃないかもしれないゴードン


ブレイク

・あくまで警察官の枠組みの中で頑張るブレイク

・一見ゴードンと役回り逆なんじゃね?と思われがちなブレイク

・だが「警察限界」という着陸点ありきゆえに常識的な活動に徹するブレイク

ゴードン組織を一切無視した単身ダイナマイト刑事デカアクションを知らずに

 「警官限界を感じたので辞めます…」と辞意表明するのは結果的にすごくピエロっぽくなってしまっているブレイク



まとめ

やっぱヒーローゴードンだったんじゃないんですか。

「上着をかける」とかそういう精神的なことじゃなくて

もっとシンプルな、ダイハード的な意味で。

妻子とも別居してるしね。

2012-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20120801152739

希望を持とうとするからダメなんじゃない? 希望を持たない代わりに、絶望もしない。

天が死ねと命じるまで、ただ、普通に 毎日を生きていけばいいじゃないか

 

生きているということは素晴らしい。

家と戸籍があれば、バイトも出来る。定職にもつける。

やりくりすれば、月に1度の贅沢ぐらいも出来るだろう。

 

希望を持ったり、絶望を持ったりしてる暇があるなら、映画でも見に行けよ。

いい映画を見たければ ダークナイト 腐った映画が見たければ 苦役列車 みてこいよ。

 

一言でいえば、 細かいことを気にするな。気楽に楽しく生きていけ。あとは、無口になれ。

2012-06-24

最近映画で印象的な狂人

今日地上波ダークナイトが放送されるらしいので、最近見た映画の中で印象的な狂人を集めてみた。

ジョーカーダークナイト

Why so serious?」

ダニエルプレインビュー(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

「お前のチャイを飲み干してやる!!」

村田幸雄冷たい熱帯魚

心配ねぇよ。吉田のボデーは透明になったんだから。」

尾沢美津子(恋の罪

「セェェェーーックス!!しよ?」

もっともっともっともっと映画上の狂人はいると思いますが、今思いつくのはこれくらいです。

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