はてなキーワード: ボートマッチとは
私はよくたとえ話で、職場の実力はないけどなんとなく出世が早い人を「社内政治が上手い人」って揶揄していたんだ。
政治ってネゴシエーションで特定のポストにうまく収まる事だと思っていたんだよね。そんなこと当たり前に間違っていて、政治家のゴールは国会議員になることではないのにね。
また、野党は実行能力はない一般企業の監査役のようなポジションだと思っていた。つまり主体的な政治活動を行う機能は持っていないものだと。
私は今までとりあえず投票には行っていてたけど本質的に政治に興味を持ってはいなかった。
今の政治の致命的な問題というのはよくわかんない、とはいえ現状が良いとは思えないので野党のどこかに入れておくか、みたいな。
今回私はボートマッチングで国民民主党がええんちゃう?って言われてから言われた通りに投票した。
開封が終わって、今回私と同じように国民民主党に投票した人が沢山いたことを知った。
因果が前後する気もするけどそこから玉木さんのインタビューやYouTubeを見た(露出も増えたしね)。
こんなに自分自身の意見として発信してくれる政治家を私は初めて見た。最近少し期待してしまっている。
私は経済のことは正直何が正解なのか分からないのだけれどエネルギー政策に関しては再エネ推進は無理筋だろうと思っている。
まず最悪なのが効率が悪すぎて全然エコではないところ。(災害対策として、一般家庭の屋根にソーラーを積むのはありじゃないとは思っている)
もちろん今更化石燃料を燃やすべきではなく、原発の稼働(できれば再稼働ではなくリプレース)しかないだろと思っている。
しかし直近のニュースを見ていると積極的に支持できるわけではないので悩ましい・・。
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2024/survey/votematch/
https://vote.mainichi.jp/50shu/
https://www.yomiuri.co.jp/election/votematch/
使ったのはこの辺り。増田の属性は男性、都内在住、40代、子あり。支持政党なしでその時々で自民、立憲、維新、共産に入れている。
4.企業団体献金の廃止:反対。適切なロビーイングを実施していくようにした方が良いと思うため。
7.大企業や富裕層への課税強化:賛成。ただし個人よりは企業に対してより強化した方が良い。
8.社会保険料負担:高齢者負担を増やす。制度自体が立ち行かなくなるため負担率が低いところから高める。
10.少子化対策:若者の所得向上。個人としては子育て世帯支援を強化して欲しいが少子化対策するなら未婚率の改善。
11.少子化対策の財源:全世代負担。全世代に恩恵があると思うので。
12.高校無償化の所得制限:撤廃する。東京都以外でも実施したら良いとは思う。
13.防衛力強化:強化必要だが費用は抑制。世界情勢を見ていると適切な戦力は必要だと思うが経済政策を優先して欲しい。
14.防衛費増額のために増税:反対。これは増税されると単純に生活が厳しい。
15.非核三原則:見直すべき。世界情勢を鑑みて見直しを検討しても良いのでは。
16.憲法改正:必要あり。時代に合わせてアップデートしていくのが普通なのでは。諸外国でも実施されているし。
17.憲法への自衛隊明記:賛成。明文化した上であり方を議論した方が良いのでは。
21.原子力依存:高めるべき。エネルギーの安定供給を考えると新世代原発について検討しても良いのでは。事故に対するセーフティーは今までよりも厳格にしていく必要はある。
22.再生可能エネルギーの割合:主力電源とするべき。原発でエネルギーを賄いつつも再生可能エネルギーを拡大する必要はあると思う。
23.夫婦別姓:賛成。特に困らない気がするのでやりたい人はできるで良い。
24.同性婚:賛成。特に困らない気がするのでやりたい人はできるで良い。
https://x.com/nobamangames/status/1849349546255814734?t=dar3dPth8BMwtzLKnMoCbg&s=19
「今週末選挙ですね
投票に行かない事を決めてる人
怒らないので理由教えてください」
このYouTuberは多くの若者から支持されており、このツイートのリプ欄もおおよそ若者によるものと考えられる。
まず目につくのは、「住民票を移してないから」。これは散々言われているがちゃんと手続きをすれば投票することができる。
それを知った上で面倒くさいと思うのは気持ちは分かるが、そもそもその事を知らない人が大半に感じられる。手元のスマホで調べればすぐに解決することであろうに、そういう制度があるかもしれない、というところまで想像がつかないのだろうか。
次はこの人。
調べようにもネガティブキャンペーン、印象操作が多く感じられ、どれを信じていいかわからず、また情報の真偽を見極める知識が無いからです
そして、その知識を身につける労力を割く余裕というか、そこに労力割くなら別のことしたいのが本音です…」
「私は政治について考えることを放棄しています。中途半端な知識で情報を鵜呑みにして投票するのも、一生懸命考えて投票している人たちにとって、余計な一票では?と考えてしまいます」
これも、まあ気持ちは分かるがSNSの見過ぎだと思う。ネガキャンや印象操作が怖いなら選挙公報やボートマッチでも見て決めればいい話で、選挙というシステム的に余計な一票もクソもないことは考えればすぐにわかる話だと思うのだが。
続いてはこの2件のツイート(それぞれ別の人)を。
「この前成人したところなのでよく分からないし難しくて面倒くさいです…」
「めんどくさい
極めつけはこれ。
・何処でやってるのかわからない
・選挙に行こうと友人を誘っても、「お前思想つよw」とイジられる。
・自分が選挙に行っても変わらないし、その選挙に行く時間で遊んだり、バイトしたほうがいい。
だそうです🧐」
あまりに酷いが、特に3番目の「お前思想つよw」に関しては日本人のクソさをあまりに如実に表していると思う。
さて、これら3つのツイートから、賢明な増田諸君は彼らがどのくらい学力を持っていると思うだろうか。もちろん勉強ができても政治に興味がないやつはいるだろうが、まあある程度相関があると考えよう。
個人的には、高校の偏差値なら50以下くらいなのかなと思う。これは自分でも思うが完全な差別であって、実際そのような高校に通っているわけでもないので分かり得ない事なのだが、増田諸君にはこの感覚は分かっていただけるのではないだろうかと思う。
当たり前の事なのだが、偏差値50以下の人間は日本の総人口の半分である。増田諸君の考える偏差値50の人間はどのような人間だろうか。恐らく、高偏差値の学校に通っていた人ほど無意識的な差別感覚がそこにあると思うのだが、それ以下の人間が日本の半分を占めているという事実は少なくとも私にとってはグロテスクであった。
最近闇バイトの話題を多く耳にするが、巧妙な手口なのかなと思いきやアホみたいな内容の求人にホイホイついていってしまった結果のようで衝撃だった。だが、私が差別しているような彼らはTikTokをしてInstagramをしてBerealにうつつを抜かし友達と話してバカ騒ぎしてたら1日が終わるような人たちである(これも自分がそのようなコミュニティに属してる事はなく、単なる妄想である)。そういう生活を送っていれば確かに闇バイトの求人と普通のバイトの求人も見分けがつかないのだろうと思うし、実際8割の高校生は闇バイトと普通の求人が見分けられないのだという。そんな8割のアホが選挙に行けるとは到底思えない。
ここまで選挙に行かない若者をさんざん差別的に扱ってきたが、結局異端なのは自分で日本のマス層は上記のような思考・知性の人間なのだろう。そりゃ、アホをコントロールするためのアホみたいな政治と教育になるのだろう。自分は今18歳だが、友人と気軽に政治について話し合うことができるこの環境に感謝しなければならないと思った。
・地方都市の40代独身無職精神障害者。手帳はもらえても障害年金は今の基準&自治体だと難しいっぽい。ていうか手続きが煩雑で引きこもりにはできるかできないかの確認すら無理。
・数少ない人生の楽しみは二次エロでシコること。マジメちゃんなせいで酒とタバコとギャンブルは苦手だからね~。だがそれもいつまで性欲が持つか。ロリとスカが好き。あと半ば惰性だがゲームアニメ。ペットは飼えない。
・わかりやすい政治的な望みは、簡単な手続きで十分な精神障害年金がもらえることだが、そういうことを直接訴える政党はいない。ふわっとした手厚い福祉を掲げられても、だいたい障碍者雇用(しかもパラリンピックみたいに身体障害中心)だの、社会復帰だの、俺は基準外のよくわからん仕組みだのに回される。
・最近一番怒ってるのはエロに対して世間がやたら厳しくなってること。特にロリ系。絵ならいいだろ。クレカ会社に対して誰か戦えよ。また、欲望充足を最優先とした広義のポルノ……たとえば暴力、俺スゲー、感動ポルノや皮肉表現にも、妙に倫理のカセをハメようとしてくる世間の流れもダメだ。クレカ会社以外にも、そういう正しさみたいなのを押し付けてくるやつらと国内国外問わず戦ってくれねえか。ゾーニングも極力すべきでない。
・一番ストレスなのは親が年食って頭の回転が遅くなり、かつ感情を抑えらず、しかもそれに開き直ってワガママになり、体調の悪い家族を墓参りに付き合わせたり、最近ネトウヨ的な動画を見出してること(俺みたいなクソを年金で養ってくれている恩と申し訳なさはドデカいがそれはそれとしてストレスがすごい)。
・最近国内でげんなりしてるのは統一教会と自民党その他政治家の繋がり。国外でげんなりしてるのはイスラエルとそれに対する欧米政府の支持が、会話が通じなそうな異様な強硬さがあって怖いこと。俺は反宗教だ。ボートマッチングサイトは公明党を一番に推してくるのをやめろ。親戚は神社のお守りとか送ってくるのをやめろ。天皇のカレンダーとか買ってくるのをやめろ。
・経済政策には意見はなし。大学で少し学んだが、何を主張する学派も説得力ある説明してるし、俺じゃ判断できねえやと思った。増税も減税も賭け。良い財政悪い財政は、俺の知識では結果論でしか言えない。
・少子化対策については諦め。非婚化・少子化の根本は、金のなさ以上に「十年二十年かけてじわじわ幸せや生きがいが得られる期待」と、「今後五年色々なものを犠牲にしなければならないし相当大変な不安」を天秤にかけて、前者を選ぶ方が減ったというせいだと思うし、これは価値観というよりイマ・コノ時の自分を犠牲にするのはダメという道徳観の変化だと思うので、道徳を前世紀まで戻す必要があると思うがこんなこと言うと叩かれるだけなので諦めてる。童貞の俺が偉そうに言える分野でもないし。短期的に直接利益があるものでもないし。
・あふれるほどのパンとサーカスをくれ。俺は社会へのフリーライダーだし寄生虫だしそこから抜け出す気もないが、それでもパンとサーカスはたくさんくれ。大谷やらアイドルやらは好きな人にはいいサーカスだろうが俺は興味ない。
・教えてほしいのは俺に近い考え方の政党というより、俺に都合のいい世界に近づけてくれそうな政党。考え方が俺に近くても、発言力がない政党なら意味が薄い(皆無ではないが即効性がなさすぎ)ので。ただ何議席くらいから国政に影響を与えられるか知らないので、その辺の線引きははてな識者に頼む。
自分で考えれないし、ボートマッチのサイトとかでいちいち選択肢とか指定するのもだりーよ! っていう怠惰な国民のために、トトビッグだかメガビッグだかみたいに「コンピューターが適当に選んであげるよ!!」ていうWebサービスを作るってのはどうだw
これが大いにウケて、ほとんどの国民がそんなサービスに頼るようになったら、コッソリと大規模なバイアスを仕込んで、とんでもない極右とか極左の政党が政権を取るように仕向ける陰謀を仕掛けたいなぁw
追記:ブコメやトラバで教えてもらったYahoo!と選挙ドットコムもやってみた
支持する政党も候補者もないので単純に政策で決めようと思い、ググって出てきたボートマッチを上から4つ試してみたところ質問内容や結果の見せ方に各社特徴があって面白かったのでレビューする。なお、質問内容が違うとは言えマッチングの結果は各社ともだいたい似たようなものだったので、まあ1つか2つやれば十分だと思う
※順序は「ボートマッチ2024」でググって出てきた順
1つだけ試すなら毎日、2つやって比べるなら毎日と読売、解説が欲しけりゃNHKがオススメです。
選挙権を得て初の選挙が衆議院選挙という、いきなり大きな選挙になってしまったという気持ちを持ちつつ、投票先を選定している。
の3人。
正直なところ、いずれの候補者も何を主張している(前職の場合は何をしていたのかも)のかよく知らないというところ。(国会の議事録を漁ったらいいのかしら?国立国会図書館の検索システムがずいぶん便利で驚いた。)
国民民主党から候補者が出たら注視しようと思っていたけど、出なかったので早速方向を見失った。試しに各種ボートマッチングのサイトをやってみると、国民民主党、自民党、維新が上位で、共産党は下位という具合だった。
スキャンダルはよほどの事(有罪判決を受けたとか、何かの現行犯で捕まったとか)がない限りあまり(あまり)気にしない方針で考る。
大岡(自民)は、今まで4期務めていて安定感がある。駅でチラシをもらったが、基本的には良いと思うことが書いてあった。まあ、こういうのには都合の良いことを書くものである。
旧二階派に所属していたそうで(派閥解散のニュースでちょっと映っていた)、自民党の総裁選挙では野田聖子の推薦人になったが擁立できず、石破氏に投票したらしい。高市早苗は少しうーんだったので、おっとはなる。
斉藤(維新)は、当選1回でかなり若い。前原誠司の秘書から政界入りしたそうで、一連の国民民主党からの分裂・維新への合流も前原についていったというところか。言えば「前原派」?
比例で当選した任期中に他の政党に行ったというのは感心しない。任期が終わってからにするべきだった。主張している政策は正直なところあまり知らない。教育の無償化を主張しているというのはNHKのニュースで見た。
黄野瀬(共産)は、新人で今まで何をしていたのかほとんどわからない(新人は皆そう)。Twitterアカウントがあるので見てみると、基本的には日本共産党の主張そのままという具合に見えた(それはそう)。2児の母であることから、子育て環境への課題について造詣が深いのではないか。
しかし、共産党は外交とか安全保障がてんで合わないのと、京都での除名騒動や、京都での除名手続きには不備があるのではと指摘したら除籍されたという福岡の騒動などから共産党への印象があまりよろしくない。個人を見るのは重要だが、結局は組織の人間なのでそれも見なければいけない。
AFEE(エンターテイメント表現の自由の会)の表現の自由に関するアンケート(https://shuinsen2024.afee.jp/)、の「実在しない児童(キャラクター)を描写した、過激な性的・暴力等の表現を含むマンガ・アニメ・ゲーム等について、成人が所持・提供・製造すること等を法令で規制するべきと考えますか?」という設問に対して、大岡は「法令で規制するべきではない」、斉藤は「法令で規制するべき」と回答した。黄野瀬の回答は掲載されていなかった。
他の設問への回答も見ると大岡の回答は自分の答えに近く、評価できる。一方斉藤は若干うーんという感じ。
以上を勘案すると、順番で言えば大岡、斉藤、黄野瀬という順番か。正直自民党に入れるのも少しうーん(比例だとちょっと厳しい)なんだけど、今の所一番よいと思える。
子育て中の共働きなので、候補者の中で蓮舫さんの公約とキャリアに一番共感して投票したけど2位にすらなれない見込みらしくショックだ。
でも4年後は小池さんも後期高齢者でさすがに不利で勇退するかも知れないから、蓮舫さんにはまた都知事選に挑戦して欲しい。
今一番思うのはタイトルに書いた「こんな人たち」とは金輪際縁を切ってほしいってこと。
小池さんの演説に無内容な「やめろやめろ」コールして演説妨害したり駅前にRシールを貼りまくった人たちのこと。
選挙協力をした共産党員だとか勝手連の応援だとかいろいろ推測されてるけど、この人たちが応援して投票した以上に一般層が引いて票を減らしたでしょうが。
今はもうみんなスマホでネットニュースやSNSぐらい見ているから、都知事選の候補者の政策を見比べて、ネットでボートマッチングしたりする私たちのような層はだいたい「こんな人たち」の騒動を知ってる。
本当に要らない人たちだ。
(追記)
なんかバズった。増田は今までほぼ見る専門だったんだけど、選挙行かなきゃだけどしんどいなーっていうグチみたいな投稿でも反応あると嬉しいですね。友達いないので
コメント全部読んだけど、ボートマッチってのは頭に無かった。そう言えばだいぶ前にツイッターで見たような気がする。今度の選挙では使ってみます。
少し考えたけど、自分が右か左かはよく分からない。多様性も在日米軍も大事だと思う。
でも定期的に政権交代が有った方が良いとは思うので、次の選挙は野党のどこかに投票するかな...
後、釣りだってのは投稿のどこを見て釣りだと思ったんだろう。俺が本当はぼっちじゃなくて友達も彼女もいるステキ大学生だってこと?もしくはニートのくせに学生って嘘つくなってことかな。
(追記終わり)
小選挙区はまぁ数人の中から選ぶから、その人達のツイッター(X)とか色々見て人で決めようかなと考えてるけど、比例はどうしようかさっぱりだ。
自民党も立憲民主党も維新の会も他の所も、正直どこも詳しくは知らないんだけどツイッターや増田だとボロクソ批判されてて、ぶっちゃけどこにも投票したくねえ。
どうしようかな。
増田にいる人生の先輩達はどうやって比例の投票先選んでるんです?
好きな党とかあるの?
私(30代男性)は今、人生初の金銭的にしんどい状態になっている。
体はまだ元気なので投票所に行くことはできる。
投票に行く前に候補者のSNSやブログをしっかり読み、ボートマッチのサイトも複数使い込んで投票先を決めていた
でも皮肉なことに、いざ自分が弱者になりかけている時、政治への興味が一切なくなってしまったのである
過度のストレスによって脳が冷静な判断をできなくなっているのだろう
金
人間関係
のどれかだと昔から賢い人はよく言っているがまさにその通りだと思う。
今の自分の困難は政治のせいではないのだが、生まれた時からの貧困など慢性的な困難に陥っている人は政治や行政によるサポートが必要にもかかわらず、選挙で変えようとしていないのを身をもって理解してしまった。
そういうのは、データから「これらの項目の回答は加重平均して1つの変数にして、係数はこれくらい」と計算するのが普通だと思う。
政党でも、夫婦別姓に賛成、同性婚に反対、(あるいはその逆)という主張のところはないはず
最近では国政選挙があると各社が作るボートマッチサイト。自分の考えに近いものを選んでいくと「あなたの考えに近い政党(候補者)はこれです!」と示してくれるわけだが、じゃああえて全選択肢「どちらともいえない」を選んでみたらどうなるのか?
このうち毎日とNHKのものはそもそも「どちらともいえない」の選択肢が存在せず、代わりに「無回答」の選択肢があり、全選択肢「無回答」を選ぶと全ての政党(候補者)とのマッチ度が0%になるという仕様だった。
そのため実質的には朝日と読売の2社のものが今回の対象となる。
●朝日ボートマッチ 全選択肢「どちらとも言えない」 一致度(%)
N党 77
公明 76
自民 75
維新 74
国民 74
立憲 73
社民 58
共産 57
れいわ 57
全体的に一致度高いな! びっくりしたわ!!
社民共産れいわといった左派政党との一致度はやや低めに出たもののそれでも60%弱。他の5党はなんと75%前後の高いスコアとなった。
ここで疑問。全選択肢「どちらとも言えない」で高い一致率が出るということは、曖昧な答えの方が高いスコアが出るのだろうか?
仮にそうだとすると、全選択肢「賛成」よりも全選択肢「どちらかといえば賛成」のほうが全体的な一致度が高くなるはずだが……。
●朝日ボートマッチ 全選択肢「賛成」「Aに近い」 一致度(%)
N党 60
国民 60
維新 58
自民 57
公明 56
立憲 46
れいわ 37
共産 32
●朝日ボートマッチ 全選択肢「どちらかと言えば賛成」「どちらかと言えばAに近い」 一致度(%)
N党 79
国民 78
維新 76
自民 75
公明 75
立憲 65
れいわ 52
共産 49
社民 46
結果は予想通り全体的に「どちらかと言えば」のほうが高いスコアが出た。というか全政党においてスコアが上昇した。
選択肢全体では賛成したほうが保守的な考えと認定されそうなものが多かったため左派政党のスコアが低く出ること、及び「どちらかと言えば」を付けてトーンダウンさせたほうが左派政党との一致率が上昇することは当然のこととして理解できるが、右派政党においてもはっきり「賛成」とするよりもトーンダウンさせたほうが一致率が上がるというのは意外な気もする。
また、全選択肢「どちらかと言えば賛成」と「どちらとも言えない」で自民党との一致率が同じであること、公明党に至っては「どちらとも言えない」のほうが一致率が高いことは興味深い結果。
●朝日ボートマッチ 全選択肢「反対」「Bに近い」 一致度(%)
社民 42
立憲 40
共産 36
公明 35
N党 33
維新 32
れいわ 32
●朝日ボートマッチ 全選択肢「どちらかと言えば反対」「どちらかと言えばBに近い」 一致度(%)
立憲 61
公明 58
N党 57
自民 56
社民 56
維新 55
国民 55
共産 51
れいわ 49
逆に全選択肢「反対」と全選択肢「どちらかと言えば反対」を選んだ結果。
まず全選択肢「反対」のときの全体的なスコアの低さがかなり意外な結果となった。全選択肢「賛成」で低いスコアが出た社民や共産は全選択肢「反対」なら高いスコアが出るものとばかり思っていたら、各政党の中ではトップのほうではあるものの数字としては40%前後にとどまった。
また、こちらでも選択肢を曖昧に寄せたほうが全体的に一致率が高く出るという傾向が確認できた。
読売のほうに関しては数字だけ。朝日ほど答えを曖昧にしたほうが一致率が上がる傾向は高くないように見受けられる。
●読売ボートマッチ 全選択肢「どちらとも言えない」 一致度(%)
公明 67
国民 63
立憲 62
自民 60
社民 58
れいわ 58
N党 57
共産 55
維新 55
注意点として、消費税に関する質問だけ「どちらとも言えない」の選択肢が存在しなかったため現状維持の選択肢を選んでいる。
●読売ボートマッチ 全選択肢「賛成」「Aに近い」 一致度(%)
維新 74
国民 66
N党 65
公明 63
自民 60
立憲 55
共産 50
社民 50
れいわ 48
●読売ボートマッチ 全選択肢「どちらかと言えば賛成」「どちらかと言えばAに近い」 一致度(%)
国民 71
公明 68
維新 68
N党 66
自民 60
立憲 60
社民 56
共産 54
れいわ 53
●読売ボートマッチ 全選択肢「反対」「Bに近い」 一致度(%)
れいわ 53
共産 50
社民 50
立憲 45
自民 40
公明 38
N党 35
国民 34
維新 26
●読売ボートマッチ 全選択肢「どちらかと言えば反対」「どちらかと言えばBに近い」 一致度(%)
立憲 58
共産 56
社民 56
れいわ 56
公明 53
国民 50
自民 50
N党 49
維新 42
さて、まとめ。
今回こうやって調べてみて、正直なところ自分の中でのボートマッチに対する信頼は下がった。
おそらく「どちらかと言えば賛成」を選んだ場合、「どちらかと言えば賛成」の立場の政党との一致度は100%、「賛成」「どちらとも言えない」の立場の政党との一致度は75%、というふうに計算されているものと思われるが、ちょっとこれは不自然な計算なんじゃないだろうか。「どちらかと言えば賛成」なのであれば「どちらとも言えない」よりは「賛成」に近い考えを持つものと判定した方が正しいように思える。
また、これによって立場を濁す政党ほど一致度が高く出やすい傾向が生まれてしまっているのではという疑念を抱いた。
朝日のボートマッチで質問別の一致度を見れるのだが、その中の「男性同士、女性同士の結婚を法律で認めるべきだ」の各党の立場を見てみると自民党の立場は「どちらとも言えない」よりほんの若干だけ反対寄りというもので、よって選択肢「どちらかと言えば賛成」を選ぶと自民党との一致度は69%となる。はっきり「賛成」の立場である政党(共産、れいわ)との一致度は75%で、6%しか差がつかない。
夫婦別姓を法律で認めるべきかについても「どちらかと言えば賛成」を選ぶと自民党との一致度は73%となり、はっきりと賛成している政党と2%しか差がない。