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はてなキーワード: 先入観とは

2021-08-03

考察について思うこと

今回は考察先入観を見る前に読者にあたえて、読者が自ら考える余白をなくしてるわけだが正直逆効果だと思う。

考察を止めろとは言わないが、読者が考える余白や可能性を排除しないで欲しい

意識高い読者(信者)自らの手で読者のレベルを下げたりする必要は一切ないし、

無意識差別作品を海に沈める行為自体もする必要は一切無いので勘弁して欲しい

2021-07-27

スケートボードをしていた少年たち

数年前、自分居住しているド田舎県の中の、これまた見渡す限り田畑が広がるような農村地帯を通る道を車で通った時、のどか田んぼの中を流れる川の河川敷に、スケートボードトリックを行なうための、木箱で作った斜面やハーフパイプ金属製の手スリのような物(あれ、何て呼ぶのだろう?)が設置されているのを発見した。暑い夏の日だったが、そこでは若い男の子二三人が熱心にスケートボードを楽しんでいた。

何となくスケートボード都市部文化だと先入観が有ったので「うちみたいな田舎でも、あんスケートボードをするための施設が有るんだな。スケートボードをする子たちがいるんだな」と、軽く驚いた記憶がある。

自分田舎出身人間から若い頃の自分の思い出を重ねて「あのスケートボードに熱中している男の子たちも、保護者教師から『そんな不良の真似事をして』とか何とか、無理解偏見を持たれて困ったりしているのだろうか」と勝手想像したりもした。

今回の東京五輪メダルを獲得した少年少女たちは、自分の貧弱な先入観偏見とは全く異なる、普通の子供たちだった。何となく五輪に対しては、マラソン円谷幸吉のような悲壮ネガティブイメージが私の中には有るのだけれど、東京五輪スケートボード選手たちは、それとは全然ちがっていた。

自分の技(トリックと言うんだっけ?)が成功した時も失敗した時も笑顔だし、順位を争うライバルであるはずなのに、他の選手が技を成功させると自分成功したように歓声を上げるし、仮に他の選手が技を失敗してガッカリしていたらハグして励ましているし、解説の人も難しそうな技に果敢に挑戦する選手たちを「攻めるねえ」と楽しそうに賞賛しているし、本当に素直に「これがスケートボードという文化なのか。何だか良いなあ」と思った。

ジャンプしたり、スケートボードクルクル回転させたりすることは、運動全般が苦手な私には想像も出来ない離れ技に見えるのだけれど、その技よりも何よりも、彼らの態度や振る舞いこそが何よりも軽やかに見えた。

あの日田んぼ風景の中に有るスケートパーク(と呼ぶのだろうか?)で一所懸命スケートボードをしていた男の子たちが、今回の東京五輪話題で親や教師と話が盛り上がって打ち解けていたら良いな、少しでも生き易くなっていたら良いなと、そんなことを思った。

2021-07-23

日本一ソフトウェア絶対に許さない。死んでも許さない。(追記)(再追記

オリジナル日本語版が出て時間が経ってからリリースから流出避けのために資料を絞ってるわけではないだろうになぜこんなに誤訳が多い……

引用はすべてスーパーダンガンロンパ2とdanganronpa2より)

軽微な事柄

「(前略)必要以上に勢い良くボタンを叩いた。」

"(前略)vigorously slammed the button more times than he needed to."

砂漠オアシスのようなさわやかな誤訳しか日本一ソフトウェアが免罪されるわけではない。

良くない

「斬新なローションプレイだね!じゃ、脱いでおいたほうがいいかな?」

"Ooooh, fresh coconut lotion! Would it be better if I take off my clothes first?"

ココナッツの汁をローションとして使うことが斬新だと言ってるのに英語版ではココナッツ汁が新鮮ということになっている。

かに採りたて新鮮だがそういうことを言ってるんじゃない。

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「嫌な手だな…」

"I wouldn't want to get punched by those hands..."

彼の言葉は手に対するものに見えるが実質は直前の相手発言への呆れというかツッコミというかだろう。

しか英語版ではその発言同意or黙認していることになり意味が違ってくる。

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「ほら、醜い顔だよね… 」

"Look, he has such a horrible expression on his face, don'tcha think...?"

心をぞわぞわさせるどぎつくて悪意あるセリフがごく普通描写になっている。

直訳してくれてればよかったのに。

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「チッ、細かいヤローだ…!」

"Tch! Nosy bitch...!"

かいヤロー呼ばわりされているのは彼の会話相手(男)でありbitch(女)ではない。

かに女子話題は出てくるが、このシーンで細かいといえるとしたら男の方である

追記2021/7/24/

  • bitchは男にも使うという指摘がいくつかあるが、

 この二つによりこのbitchはほぼ間違いなく話題に出た女キャラを指すと思われているだろう。

 ちなみにbitchは性的意味を含まないことが多いのは知っている。というかこのゲーム内でのbitchはすべてただのクソ女か意味のない悪態として使われていた。

追記終わり

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『けど…全国から優秀な学生だけを集めた学園なんだろ?』

"But...it's an academy that recruits only exceptional students from around the world, right?"

辞書を引かないのだろうか。

全体的に日本語がよくわかっていない訳が多い。

ひどい


「おいっ、何をしているっ!」「やめろっ!!」

"What the hell!? What going on here!?" "Th-This is...!"

有能で状況を正しく把握していた彼だが英語版ではとろい間抜け

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「なんだよ…オメーもあの窓が気になんのか?」

"What...? Are you still thinkin' about that window?"

なにをどうやったらこんな訳になってしまうのか見当もつかない。

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「なんだぁ…使えない…」

"Aww...how useless..."

原文は話し相手無能呼ばわりしているが、英語版ではそれ(物)は壊れているか使用できないという意味のようだ。

意味も印象も全然違う。

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「このふとどき者っ!わたくしはそんなに膝の軽い女ではありません!」

"Imbecile! I am not some woman with flexible legs!"

「惜しい!もう少し上です。」

"O-O-Of course you're not! You're much classier than

that."

「けど…速く走れそうだな。」

"With legs like those, I could prolly do the splits real easy."

英語版はflexible legsなるドンピシャ言い回しがありながら活用(ancleでもhipでもいいだろうに)しないでつまらない訳をあてた。

二つ目セリフ発言者の表情も合ってない。

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「目覚めたぞ!」

"I have awoken!"

クラスメイト変態化を目撃した驚きが英語版では起床報告になっている。

本筋と関係ないのが救い。

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「わからないんだったらいいよ…わからないまま終わればいいよ…」

"It's fine if you don't understand... You can just see the end without knowing."

危うく見逃すところだった。感じたモヤモヤに従って立ち止まってみてよかった。

日本語版では「謎が解けないまま終了」だが英語版では「終了することに気づかない」。

クソひどい

「ボクらは昔から、そういう風に教わってきたはずだよ。」

「直接的に言葉で言われなくたって、ボクらを取り巻く世界を見ればわかるよね。」

テレビネット新聞から垂れ流される“希望溢れるメッセージ”がそう言ってるもん…」

「勝てない人間も…頑張らない人間も…頑張っても勝てない人間も…」

「…等しく無価値クズなんだって。」

"For a long time, humans have been taught that if you try hard enough, you can accomplish anything."

"Even if we weren't told this directly, you'd know it just by looking at the world around us."

"The Internet, TV, and newspapers are overflowing with hopeful messages that say exactly that..."

"But people who can't win...people who don't try to win...people who try their best and still can't win..."

"...They are all worthless trash."

気づいた瞬間血の気が引いた、個人的に最低最悪の誤訳機械翻訳にかけてもこうはならない。

元の文章にありもしない"if you try hard enough, you can accomplish anything"と"But"を入れようとした時点でおかしいと思わなかったのだろうか。

また英語版だと彼は"Internet, TV, and newspapers"に賛同していないことになるが、それなら"hopeful messages"と形容するのは不可解だと気づいてくれよ。

たとえ皮肉反語でもそれは言わないだろう。

訳者は単純に読み違えたのか勝手自分主義主張を入れ込んだのか。

個人的には中間をとって、先入観に惑わされて誤読したのだろうと思っている。

かに英語版敵役とかちょっと厨二かひねくれもの主人公とかライバルが言いそうな、または苦い現実を地道に描くような物語によく出てきそうな言葉だ。

でも彼はそうじゃない。

彼を、ちょっと幼げで熱情的で小物っぽい狂信者を表したセリフをよくもこんな訳にしてくれたものだ。

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「たとえば、夜の社交場で朝まで青春謳歌した帰りに、

通勤学者と逆に歩く自分に酔うような気分っす!」

"It's like the smug feeling you get when you explain something

with an elaborate metaphor no one understands!"

これで済むならこの世に警察翻訳家はいらない。

同時通訳者の逸話で、どこかに招かれてスピーチした人が日本語に訳しにくいジョークを言ったとき

「この方は面白いジョークを言いました。みなさん笑ってください」と言って

その場を丸く収めたという話を思い出すが、ゲーム訳者は客に笑えと頼む仕事ではない。

かに英語版もどことな彼女がいいそうなセリフだが日本一ソフトウェアの罪が軽くなるわけではない。

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「オメーがオレを殴んだよ。」

"You're going to punch yourself."

だってお前…いつも俺を信じてなかったろ?」

"I mean...you always believed in me, didn't you?"

良いシーンで誤訳。二つも誤訳。どうしてそうなるのか意味不明すぎて恐怖すら感じる誤訳

おまけ

詳細は伏せるが日本語版ではあるキャラの口調が一時変わる。それはいいけど英語版微妙追従してるのが困る。

英語に口調の違いなどほとんどないのに無駄に一部だけ変更してるから違和感しかない。誤字脱字だと思った人が多いだろうなあ、あれ。

ささいなことだとは思ったがここはあえて日本語版に背きその変更は削っていつもと同じ口調にしてもらった。

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「そうか? 栄養ドリンクに見えなくもないけど…」

"Really? It looks like some kind of dietary supplement to me...Protein powder, maybe...?"

ぷっwwぷろていんwww

リアルで吹いた訳。その人がプロテインなんて持ってると思ったか

ここで出てくるのは茶色で小さめの瓶。彼にはオロナミンcデカビタのようなものに見えたのだろう。

しかし他の人に尋ねたところ、海外にはそのような容器に入ったエナドリはないらしいかプロテインにされてても仕方がない。

ちなみにこの訳の違いによる実害はない。

*******

田中セリフはなぜか軒並み高品質だった。ソニアほとんどのネタ再現されていないのと鮮やかなコントラストを成していた。

*******

左右田の口癖は「メンドクセー」というものだが、残念なことに英語版ではこれが毎回違う単語で訳されており口癖になっていない。

彼が手間や時間がかかる作業についてそう表現したことは一度(あいまいなのを含めれば二度)しかない。

あとは全て、怖い・不安という気持ちときにのみメンドクセーと言っている。

臆病だったり地味に泥臭くこつこつ努力したりする左右田が恐怖を面倒という言葉に変えることでのんきで軽薄なパリピを装っている描写だと思っている。

これが好きなので英語版でも再現して欲しかった。

ちなみに、一度だけの純粋に手間がかかることをメンドクセーと呼ぶシーンは

みんなの手間を省こうと努力して成功したがそれでも手間が残ってしまったとき

「メンドクセーけどヨロシク(意訳)」だからむしろ上の思いを強化している。

*******

友達と仲間はそこそこ区別して使われているが英語版では全てfriendになっている。

なんとかしようと思ったが仲間をうまく表せる言葉英語にはないようだ。

他の人に聞いたところそこの言語には仲間にあたる言葉があるようで一度は喜んだ……が

実際のところとあるきっかからその言葉は廃れて今ではほぼ皮肉しか使われないと言われ不意に

歴史自分卑近物事に直結した音を聞いた。

最後

  1. これで全部ではない。
  2. 一番許せないのは自分自身だ。絶対に許さない。死んでも許さない。

追記2021/7/24/

 日本語解釈は怪しくても英文破綻なくきれい

 その人はゴッド・オブ・ウォーに戻しておいたそうだ。

  • 例えば通貨として円が出てきたり、もっとマトモなこと言えよの意味で「日本語通じない」などというシーンがある。

 それを英語版では円をそのままドルだったり"you don't speak English"だったりして違和感しかない。

 ありがたいことに他の人はこれもyenに直したり"Don't you understand in human terms?"という意味の訳文にしたりしてくれた。

火種ロンダリングの流れ

日本国内キチガイが「海外ではこんなこと許されない!」と騒ぐ

日本事情をよく知らない海外の人が、「日本の人が騒ぐということは問題なのだろう」という先入観判断し、「こんな事は許されない!」と声明を出す

海外事情をよく知らない日本人が、「海外の人が騒ぐということは問題なのだろう」という先入観判断し、「こんなことは許されない!」と声明を出す


チンギスハン落書きの件を思い出すなぁ。

2021-07-21

anond:20210721101741

ブックマークって自分為に残すものって先入観があったか

からさまに他者意識した文章だったり

id宛に綴ったりする様はなんだか気持ち悪かったな

2021-07-19

ケモとショタ電脳ライブ

竜とそばかすの姫の感想です。

ネタバレと他の人の感想先入観を持ちたくなかったのでなるべく早く見ようと土曜日の朝一に行きました。

一応細田守監督映画作品はほぼ見ています

(未来のミライTV放送視聴、お祭り男爵は未見)

一番好きな作品ぼくらのウォーゲーム次点時かけ、その次がサマーウォーズ

サマーウォーズは昨日の金曜ロードショーで久しぶりに見たのですが、12年前というだけあって今見ると結構キツイ部分もあって少ししょんぼりしました。

好きなシーンはいっぱいあるんですけどね。

典型的細田監督脚本を手がけるようになってから作品があまり好きではない人間です。

おおかみこどもで「う〜ん」となり、バケモノの子で盛大にがっかりしました。

それはわたし作品ターゲットから外れてしまったということなので、それ以降は少し寂しく思いながら劇場に見に行くことはありませんでした。

それなのに何故、今回劇場に足を運んだか。

一つは、描きたいと思っている作品の題材被る可能性があり、それがないかチェックしたいと思ったこと。

もう一つは、主人公アバターであるベルデザインディズニージン・キムが手がけたという情報を目にしたからです。

細田作品でよく言われている「ヒロインへの興味の無さ」が、一部他者に委ねることで、もしかしたら今回は解消されて好きになれるかもしれないと期待したのです。

それ以外は流れてくるCMくらいで、ほぼ事前情報なしで見に行きました。

前置きが長くなりましたが、決してアンチがアラを探しに行った訳ではなく、むしろおもしろかった!」と思いたい気持ちで見に行きました。

がっつりネタバレしていくのでご注意ください。

冒頭のUの世界へと向かうシーン、ライブは素敵でした。

今までの作品を周到した演出物語への期待感が上がります

仮想空間という3Dと相性のよい舞台設定もあり、2D3D違和感も少ないです。

映画の一つの見どころでもある竜の正体探しなんですが、これは細田作品今まで見てきた人はすぐわかっちゃうんじゃないでしょうか。

わたしも早々にわかってしまって、もうちょい誰なんだろうって楽しみたかったのが正直なところです。

あん細田監督好みのショタいたらそりゃあバレますよ。

それはさておき、主人公すずのAs名前ベルからも分かる通り竜そば美女と野獣オマージュが多く登場します。

城、薔薇、顔が見えなくなった肖像画ダンスシーン……。

オマージュ自体別にいいのですが、ただ単に竜と女の子の二人が美女と野獣っぽいから表層的になぞっただけいう印象を受けました。

同じ美女と野獣オマージュしたシェイプ・オブ・ウォーターは、野獣がハンサム王子にはならず最後まで野獣のまま二人が結ばれ、本家踏襲した上で独自ストーリーになっていました。

ですが、竜そばはそれが出来ていません。

そもそも竜が作中で醜いと言われてますけどかっこよくないですか?

いかもしれないけど醜くはないでしょう……。

人間だらけの中なら浮くかもしれないですけどUの世界みんな色んな格好ですし。

竜の野獣である要素が薄く、本家でも言われているルッキズム助長がむしろ強化されてしまっているようにも感じられました。

Uならまったく別の人生を生きることができると謳っているのに、アバターは生体情報から自動生成で自分意思では自由に出来ない。

そして見た目で差別を受ける。

仮想空間理想の世界ではなく現実の地続きで、ある意味リアリティはあるのかもしれません。

でも、自動生成である意味は?

竜のあざやベルそばかす現実リンクし、すずに竜の正体を気にさせ、探せるようにするために必要だっただけではないでしょうか。

細田監督はこういったシーンを描きたい!といったところからストーリーを膨らませていくタイプに見えます

その手法全然アリだと思うんですが、キャラクターストーリーがそれを実現するための駒に収まってしまっています

からキャラクター人間味が薄く感情移入がとてもしづらい。

特に脇役はひどいです。

ルカちゃんはすずとベルとのギャップが際立つよう、現実での立ち位置を対比で表すため。

ヒロちゃんはすずをUの世界スムーズ活躍させるための便利屋

しのぶくんに手を握られて学校中の女子から叩かれ炎上する際のゲームのような演出も力が入っていましたが、あまり必要性を感じずやりたかっただけのように見えました。

敵役の魅力も乏しいです。

明らかな噛ませ犬だと竜の強さが伝わらず、バトルシーンにも緊張感が生まれません。

自警団とのバトルはストーリーの本筋ではないですが、アンベイルという重要能力を持っています

そんなキャラクターの作りが蔑ろなのはマイナスしかありません。

何故Uの管理者でもない彼らが、キックブロックや削除ではなくAsオリジンを暴く能力を持っているのか。

権威がある印象をつけるためスポンサーが多数いる描写がありましたが、それでは説明になっていません。

おそらくストーリーが進めるため、ベルがすずになって歌うシーンを作るために作られたのだと思います

それでも説得力のある設定を付随してあげればいいのですが、それがなされていません。

そばはこういったものが多すぎます

描きたいシーンとシーンの間をとりあえず大きな齟齬が出ないように埋めているだけのストーリー

とりあえずでは見せ場に行く前に気持ちが躓き、せっかく力を入れて描かれたシーンが空虚に感じられてしまます

インストリーであるはずのすずの成長はこれでもかと言うほど分かりやすく描かれています

母が死んで歌えなくなった

Uの世界なら歌えるようになった

ありのまま自分でも歌えるようになった

母のように他者を救えるようになった

他者との関わりから閉ざされていた心が開いていく王道ストーリー美女と野獣オマージュし、今までやってきた得意なものを詰め込んだ今回の作品

新しい試みは何かあったのでしょうか?

技術進化した分はあったと思います

でもそれ以外は既視感のあるものほとんどで驚きがありませんでした。

唯一あるとすれば音楽へのこだわりでしょうか。

それもライブシーンに至るまでのストーリーで白けてしまうのがあまりにも勿体ない。

今の技術で、得意な分野で、わざわざ新しく作った意味は。

細田監督は何を伝えたかったのか。

わたしにはケモとショタクジラ電脳世界でのライブが描きたかたこしかからなかったです。

結論としては前置きで書いたものと変わらず、細田監督脚本他者に任せるか、共同にした方がいいと言うものになってしまいました。

残念ながら今回もやはりわたしターゲットにはなれなかったようです。

あくまわたしのものさしがストーリーに重きを置くのでこういった評価になってしまうだけで、他の評価軸で見れば全然楽しめる作品であると思います

まだ他の方の感想を読んでないので、どれくらい自分との感じ方どれくらい差があるのかちょっと楽しみです。

似た意見があっても嬉しいし、全然違う意見を読むのも面白い

書き慣れていないので読みづらかったかと思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございます

anond:20210719161643

なんか変な先入観にもとづいて「こうであるべき」論を語ってるだけじゃん

別に主人公共感を得られなくてもいいしエンタメドラマを作らなくてもいいぞ

anond:20180227155819

前山田健一ヒャダインさん)みたいにどっちかの名前だけ知ってる人向けの表記の気がするけど、どうなんだろ。

表の名前を知っていれば裏の名前も知っているはず、というのは先入観に過ぎないのではないか

2021-07-18

自分は今、確証の無い事を思いこみと先入観でそうだ!と思いこみそうになった

もし他人が同じように思い込んでいたら間違いなく注意するだろうに

もう片足以上突っ込んでるけど…自戒しなくては…

2021-07-16

木屋町にあるキャバクラ黒服仕事をしていた その3

 この体験を経て、私はある理解を得た。「正しい戦略は、その時々の環境文脈空気によって異なる」ということだ。世の中にはいろんなルール常識、慣習があるけれども、それらをストレート適用すべき場合もあるし、必要ならばかなぐり捨てないといけないこともある。

 アブラハム・マズロー欲求の五段階ピラミッドの人)の『完全なる経営』にこんなことが書いてある。

‟彼らの心理学によると、最善の思考や最善の問題解決ができるかどうかは、問題を含んだ状況を、期待や予想、憶測などを交えることなく、この上なく客観的な態度――先入観や恐怖、願望、個人的な利害などを交えない、神のような態度――で見ることができるかどうかにかかっている。…(中略)…解決すべき問題とは目の前に存在する問題であって、経験によって頭の中に蓄えられた問題ではない。頭の中に蓄えられた問題は、昨日の問題であって今日問題ではなく、また、両者は必ずしも一致するものではない‟ p.129-130

さら範囲を広げれば、家庭生活、すなわち妻や夫や友人たちとの関係についても、この方法を当てはめることができる。各状況における最善の管理方法とは、各状況において最もよく機能する管理方法のことだ。どの方法が最善であるかを見きわめるためには、予断や宗教的な期待を排した、完全な客観性が求められる。現実的な知覚は現実的に行動するための必要条件であり、現実的な行動は望ましい結果を生むための必要条件なのだ。‟ p.132

 マズローは、物事ありのままに見つめて、現実的に考え、行動することが成功への鍵だと言っている――と私は解釈した。

 イケメン先輩は結局、条件付きの免職処分になった。黒服が嬢と付き合った場合の店への罰金50万円と、Tちゃん彼氏への慰謝料として50万円、計100万円を返済したら辞めるという処分だ。店長は、翌日のミーティングの席において、みんなの前でイケメン公言した。「約束を破ったら組に売る」と。店に対する裏切り行為は許さないという態度を明白にしたのだった。

 これと、上の引用文がどう関係あるのかというと……この後すぐ、私と同学年のアルバイトの子が、S店の備品を盗んでいたのが判明した(立命館大学に通っていたので、以下リッツとする)。定期的に、ヘネシーなどの高級酒(そのうち廃棄される飲みかけ。キッチンに置いてある)や、午後の紅茶炭酸水チーズその他をくすねていたらしい。その犯行を見つけたのは、皮肉にもイケメン先輩だった。

 そのリッツは、イケメン先輩の時と同じく、閉店後に一番奥の席につかされた。最初の数分は、あの時と一緒だった。坦々とした、もの静かな事情聴取だ。その近くにM主任が座っていたのも同じだ。

 違ったのは、私も主任と一緒に丸椅子腰かけいたことだ。リッツ普段の行動に関する参考意見を述べることになっていた。

 別にリッツは、良くも悪くもない、普通の奴だった。口数は少なかったけど、まあ真面目かなという印象だった。サボっている様子はないし、店の女の子に声をかけるなどの御法度もないし、当日遅刻や欠勤もなかった。

 でも、人間とはそういうものなのだ。裏で何をしているかからない。人間言葉ではなく行動で判断すべきという金言があるが、それでも不十分だ。どんな人間にも裏がある。

 10ちょっとが経過した。私の供述も上の通り述べていた。その間、盗んだ物の確認と弁償代の話をしていたように思う。お店で無くなったとわかっているもの時価8万円相当(私の個人的計算では3万円~4万円相当)とされて、ほかにも盗まれた物があると仮定して、倍額の16万円を1か月以内に弁償すれば警察被害届は出さないという内容で決着した。

 最後店長は言った。「リッツ君。今日最後の勤務日だ。もう来なくていい。けど、ほかのお店に情報共有とかしないから、働きたかったら別のキャバで働いてもいいよ。今回は残念だったけど、また成長したあなたの姿を見たい。それで、いつかまたお客さんとしてうちに来てくれたら嬉しい」という言葉でお開きになった。

 当時の私は、「おかしいのではないか!?」と思った。当時のS店の黒服に課せられる罰金額は、記憶の限りでは以下のとおりだ。

・当日遅刻 5,000円

・当日欠勤 10,000円

窃盗その他の犯罪 250,000円+被害

・嬢と交際した場合 500,000円

・店の売上に影響するトラブルを起こした場合 時価(これが上記慰謝料

 リッツ規定どおりの罰金を科されなかった。被害額のみだ。しかし、イケメン先輩は規定どおりの罰金のうえボコボコにされている。

 当時の私は腑に落ちなかった。後に推測したことだが、店長には以下のような思考順序があったのではないか

リッツを殴って、25万円+16万円を請求したうえで脅す(イケメンと同じ対応

リッツ立命館大学学生課もしくは先輩もしくは親に相談する

相談先が交渉の窓口になる

罰金は減殺される可能性が高い。警察通報されたら逮捕リスクあり。

 上記①~④が成り立つならば、リッツに対して甘い対応をするのが正しい。そう読んだのではないか

 店長は、自他の権益に対してストレートな人だった。取れるモノはきっちり取っていく。悪く言えばがめつくて、善く言えば組織のことを考えている。

 今回の件だと、警察被害届を出してもS店には一銭も入らないし、リッツ問題行動を起こしたことをほかの店に情報共有するメリットはないし、彼がほかの店で問題を起こしても当店には関係がないし、リッツが負い目を感じていれば社会人になってからS店でお金を使うかもしれない。

 ※社会人になった今では、このような考え方は極めて短期的かつ自己本位的なものだと感じる。木屋町風俗営業を行うすべての店の利益を考えれば、リッツ警察に突き出すべきだったし、他店にも情報を共有すべきだった。こうした当たり前のことができないほどに、風俗業界というのは生存が厳しい世界なのだ

 憶測だが、店長には過去に痛い経験があったのかもしれない。16万円でも十分に得をしているからそれで済ませる。そういうことだ。

 一方で、イケメン先輩は、いわゆる「身分がない」タイプ社会人だった。だからルールに則った対応を採る(暴力のうえ正規罰金を課す)のが正しかった。

 私は今、地元広島地方公務員をしている。この仕事は、公平とか中立とか平等が叫ばれる業界ではあるが、確かに市民企業を公平に扱わないことが正しいケースがあるのだ。例えば、地元を盛り上げる活動をする部署が大きいイベントを開催する折には、成功キーパーソン及びその所属団体に対して相応の便宜を図る。近年の例だと、「全国菓子大博覧会」や「広島てっぱんグランプリ」といったものだ。

 上記の「成功キーパーソン及びその所属団体」について、関係者を良好な立地に出店させたり、相応の額の契約を用意したり、行政組織要職に就けたりする(教育委員など)。

 一般市民企業不公平に扱いたいからやっているのではない。公平に扱うのが長期的には一番正しい戦略なのはわかっている。これは、組織目的を達成するために必要不可欠な過程であると上の人間下の人間も判断たからそうなっている。

 反対に、戸籍課や税務課や医療課などの住民対応を行う部署においては、「融通が利かない」などのクレームをどれだけ食らっても、ひらすらに法律や要領に従って仕事をやり続けるのが正しい戦略ということになる。特定の人をひいきしても自治体にとってのメリットは薄いし、逆に訴訟リスクがあるからだ。

 キャバクラでの仕事は正直キツかった。嫌なお客さんには絡まれるし、たまに一気飲みを要求されるし、人が殴られるのを見ることがあるし、ホールに立ちっぱなしで足の裏が痛いし、キッチンものすごく忙しいうえに鼠とゴキブリだらけだ。

 でも、勉強になった。夜の歓楽街での仕事が、今の地方公務員としての自分の糧になっている。あの時、求人情報誌を開いてよかったと今では思える。



大学回生

 この春から時給は1,800円になった。昇給の際、店長からは、「お前以上の時間給をもらっている大学生は木屋町にも祇園にもいない。お前を評価している。就職活動中もシフトに入ってくれ」と言われた。※多分これが目的で時給を上げたのだと思う。これまでと違い、昨年比で増えた仕事もないからだ。

 この辺りからシフトに入ることが少なくなった。これまでは、週に4日、たまに5日という具合だった。でも、公務員試験勉強もしないといけないので週に3日の勤務になっていた。

 時間はあっという間に過ぎていって、夏が終わる頃に内定を得た私は、「自由だあああぁぁ!」とばかり、夜の街で遊びまわるようになった。

 私には小さい名誉があった。木屋町先斗町のいろんなバーに行ったが、S店で黒服をしています、付け回しの仕事を任されていますと言うと、大抵の店員さんや夜の街の常連の顔つきが変わるのだ。「こいつはやばい奴だ」という顔をする人もいれば、軽蔑した視線を向ける人もいれば、逆にすり寄ってくる人もいた。

 バーにはよく行ったが、キャバクラにはほとんど行かなかった。S店で働いているとわかったら追い出されるリスクがあったからだ。それに、私はKFJ京都風俗情掲示板)のお水板において、当時木屋町で№1とされていたS店で何年も働いている。お客さんに「おごってやるから来いよ」と誘われて他店に行ったことはあるが、なかなか満足がいかなかった。S店の子接客されたことはないが、それでもわかる。歴然とした『差』があった。

 今思えば、承認欲求というやつが足りていなかったのだろう。シロクマさんの本で言うと、「認められたい」というやつだ。当時は、自分をスゴい奴なんだと思いたかった。実際はぜんぜんそうではなかったし、逆に、本当にスゴい奴ほど自分を大きく見せたがらない。

 そういう人は飽きているのだ。ちやほやされることに。褒められることに。子どもの頃から自分パフォーマンスの高さを周りに認められるのが当たり前だった。だから調子に乗ったり、偉ぶったりしない。それだけのことだ。

 11月になった頃だった。M主任退職することになった。時期は来年の3月。田舎に帰るらしい。

 トラブルを起こしたわけではない。円満退職だ。夜の業界で7年も働けば、体はボロボロになる。普通は3年もてばいい方だが、M主任はそこまで働いて、十分すぎるほどの結果を出していた。私は「今までありがとうございました」と、お店の終わりに2人だけになったところで伝えた。

 この時のM主任言葉脳裏に刻んであるし、忘れた時のために日記にも取っている。重ねて言うが、この記事でところどころの描写がやたらと詳細なのは大学生当時の日記ベースにしていることによる。

 以下、M主任言葉になる。

「おう。〇〇ちゃん、お前もな、元気でな。ええけ?(※方言が入っている。いいか?の意味)〇〇ちゃん仕事ができる奴になれよ。仕事ができんかったらな、人間は終わりやぞ。どこに行っても生きてかれんようになる。仕事だけはな、ちゃんとやって一流になれよ。お前もこの店で何人も見てきたんやないけ、どうしようもない根性なしの連中を。ええけ? お前は悪い奴じゃない。でもな、どっか気が抜けて、間抜けなところがある。そこが好きなんやけどな。とにかく、仕事ができるって言われるようになれ。俺からお前に言えるんはそれだけや」

 呑みに行きましょう、と誘うつもりだった。でも、誘えなかった。私の中で、M主任はそれだけ偉大な存在だった。神だった。神を呑みに誘うことはできないのだ。

 その翌日。営業時間中の夜10時くらいだったか店長ともう1人、灰色スーツを来た人が紙袋を携えてS店にやってきた。「ちょっと時間あるか」と、上の階にある事務所に連れて行かれ、その人から名刺を渡された。

 このS店の母体である芸能事務所の人だった。取締役ナントカ部長だった。ソファに座らされてからの話の内容は端的で、「私を社員として採用したい」という話だった。

 部長の話には説得力があった。説得力要諦とは、ロジックにあるのではない。本人が持つ、その考えや判断への自信や信仰、そして意見を伝える際の胆力や粘りの強さが、本人の口を通して迫力となり、相手に伝わることで説得力生まれる。

公務員はこれから厳しい時代になる。お金問題ではない。本質的意味で割に合わなくなる。

あなた就職する自治体初任給は16万円だ。うちは基本給だけで26万円出す。

・S店での働き次第では本社に来てもらう

日本芸能界を盛り上げる一員になってほしい。それだけの才がある。

・お客さんも仲間もあなたを支持している

 今思えば典型的リップトークだ。なぜかといえば、上の内容の半分以上は私をほかの人に置き換えても、ちょっと修正するだけで通用するからだ。

 でも、当時の私は大学生だった。この時すっかり、S店で働こうか、それとも地元公務員になろうか迷い始めていた。もし、これが公務員試験を志す前であれば、この会社で働いていたかもしれない。

 特に最後にやつ。あれにはやられた。部長ソファの脇に置いていた紙袋から手紙を取り出した。十枚ほどの。小封筒に入った、そのひとつひとつを私の前にゆっくり差し出すと、それが――すべて嬢から手紙であることがわかった。

「〇〇君。試しにひとつ開けてみて」

 ある嬢からの簡潔なメッセージが入っていた。「これからも〇〇さんと働きたい」「〇〇さんに店長になってほしい」「卒業してもいなくならないで」。こんな言葉が認められていた。

「もうわかるね。〇〇君はみんなに慕われている。社会あなたを認めている。こんな大学生、ほかにいないよ」

 部長はA4サイズの用紙をボールペンとともに手渡してきた。

 『雇用契約書』とあった。裏面には雇用条件的なものが書いてある。これを片手に取って私は、ボールペンを握りしめた。

 右上に日付を書いて、ずっと下の方にある住所欄に個人情報を書き始めようとする。ボールペンをあてどなく前後に振って、書くのを静止しようとする脳と、書くのをやめたがらない右手が小さいラリーを繰り返していた。

 私は思い切って、ボールペンを紙面に押し付けた。そして、インクが紙に付いた途端――心臓から流れ出た血が、冷たい何かとともに押し戻されて、再び心臓へと逆流するのを感じた。私の指先は動くのをやめた。

 その場で立ち上がって私は、「残りを読んでから決めます」と告げて、手紙を抱きかかえてS店に帰ろうとしていた。事務所の扉を開けて出る時、舌打ちのような音が響いた。

 手紙ほとんどはテンプレートだった。ひな形がきっとあって、嬢はそれらを真似ている。そういう罠だった。手紙はぜんぶで11枚あって、その中でテンプレでないのは3通だった。そのうちひとつを挙げると、ヘタクソな文章で、私のこれまで4年間の行動や仕草がつらつらと書いてあった。

 私に対するポジティブ言葉も、ネガティブ言葉もあったけど、この3通の手紙には共通していることがあった。「地元に帰っても頑張って」。そんな内容だったかな……? 初めに読んだ1通はTちゃんからだった。

 彼女ハーフで、日本語がそこまで上手くはないのだが、それでも一生懸命な筆跡だった。何度かミスって修正液で消した跡があった。Tちゃんらしくて、不器用だけど愛が籠った手紙だった。

 一昨日それを読み返した時、ふいに涙が零れた。

 あの部長姑息な手を見抜いてから一週間後、私は2月末でS店を辞める旨を店長に告げた。残念そうにしていたけど、これは当然の結果なのだ

 私は地元公務員として働く道を選んだし、芸能事務所だって私が本当に欲しかったわけではなく、おそらくはM主任の代わりとしてだった。もし本気ならば、大学4年生の春までには声をかけている。

 最後の勤務日は静かだった。普通職場だと、辞める人には花束贈呈とかがあるんだろうけど、S店にそういった慣習はない。ただ普通に、最後の客が帰って、照明の光度を上げて、ホールキッチンを片付け始めて、嬢がみんな帰って……。

 最後に、このS店に初めて来た時に見た、この分厚い扉を閉める際に、「お疲れ様です」と小さく呟いた。私は、夜が明けてほんのりと水色の空が見える河原町通りへと歩みを進めていった。

(次が最後です)

 https://anond.hatelabo.jp/20210716220545

2021-07-14

anond:20210714201515

サイコロを振るのを例にすると

「今さいころを振ったら6が出たから次は6が出ない・次も6が出やすい」というのが感情論

「今さいころを振ったら6が出たが次も何が出るかは6分の1」というのが論理的思考

先入観とか期待というものを考えに入れず、だれが見ても絶対に正しい事柄だけを使って答えを出す練習をしてください

2021-07-08

anond:20210708011816

大体同じような印象

「男に生まれたらもっと楽に生きられたのに、男に生まれたかった」という女性を身近で沢山見てきたので

そうじゃない女性も沢山居るんだろうけど、女性男性になりたいんだろうなぁという先入観がある

2021-07-07

緊急事態宣言に不満、怒り、疑問を持つ方たちへ

東京に4度目の緊急事態宣言が発令されると聞いて皆さん、非常にウンザリしていることでしょう。

私もそうです。もはや何のためにやるのかわからなくなっています

なので私からどうすれば良いか、手短にお伝えします。

日本政府に直接意見を伝えることが必要です。

政府サイトにはお問い合わせフォームがあると思います。それで良いので行政にどんな対応必要としているのか、どんな懸念を持っているのかをきちんと伝える必要があります

意見を言っても動いてくれないのではないか?と言う先入観もわかります

ですがなんにせよ人間はきちんと言うべきことを伝えなければわかるはずがない。これだけは間違いなく言えます

どう動いてくれるかそもそも動いてくれるのか、それを保証することはできませんがまず伝えないことには何も始まりません。

とにかく意見を伝えることが重要であると考えています

よろしくお願いいたします。

注意

誠意を持って丁寧にお伝えしましょう。

暴言脅迫絶対NGです。

意見表明もコミュニケーションの一環なのでその点に注意しつつお伝えしましょう。

anond:20210707124435

「どう読もうが受け手側の勝手だろ ここは議論する場じゃなくて他人自分日記だし 」

だったら、その議論する場じゃない増田議論いたことをしようとしてる

国語増田が一番バカってことになっちゃうね。

「それにホントのことしか書いてない、っていう証明もできない」

お前が問われてるのはホントウソかの話じゃなくて、

「Aって書いてあるときに、正確にAという意味を受け取れるか」っていう

純粋国語力と論理力の問題なの。

先入観で余計なノイズを付け加えて、そこに一生懸命反論するのは

ホントかどうかとか、証明がなんだとか、そういうこととは

一切無関係に、ひたすらに君の言語能力の低さを露呈してるの。

2021-07-03

なぜ、電源タップケーブルで音質が変わると思ってしまうのか

一部のオーディオマニアは、電源タップケーブルを「良いもの」に変えると音質が向上すると信じている。

常識で考えて、そんなわけはないのだが、なぜ彼らはそんな荒唐無稽妄想を抱いてしまうのか。(たとえばケーブルによって変わる電気的な特性は、導線の抵抗値くらいしかないが、それは部屋の温度が数度変わるのと同じ程度の影響しかない)

ここでは、そんな彼らの多くが共通して信じている理論の紹介と、なぜ人はそういうニセ科学を信じてしまうのかについて説明する。

きれいな電気」という概念

オーディオに関する非科学を信じる人の多くが共通して持っている考えは、電気には「きれいな電気」と「そうでない電気」があるというものだ。これはちょうど、飲料水に「きれいな水」と「そうでない水」があり、きれいな水を飲むと健康に良いと言うようなものだ。電気場合は当然、「きれいな電気」で駆動したスピーカーからは「良い音」が発せられると彼らは主張する。

彼らによれば、家庭用の電源や大衆向けオーディオ機器流れる電気は「きれいな電気」ではない。それをオーディオマニア向けの高額製品を使って変換したり、「不純物」の少ないケーブルを通すことで、スピーカーに「きれいな電気」が流れるらしい。

この理論の秀逸なところは、その単純さにある。本来、音質を決定づける要因は無数にあり、それらは複雑に影響しあっている。それらをすべて把握することは容易ではない。しかし、「きれいな電気理論」なら、

「高額オーディオ製品を通す→きれいな電気流れる→音質がよくなる」

となり、単純明快だ。水質と健康アナロジー理解やすいのもポイントだ。

安易理屈がつけられるものを信じようとする」という思考停止

オーディオオカルトに限らず、多くのニセ科学共通するのが、問題を過度に単純化して説明を試みる点だ。マイナスイオン身体に良くてプラスイオン身体に悪いし、血液型性格判断診断なら人間性格は4種類に分類できるし、波動測定装置を使えばあらゆる食品身体にいいかどうかたった1つの指標で判定可能だ。

もちろん、「問題単純化して説明する」というアプローチ自体は間違っていない。たとえば、力学で摩擦や空気抵抗が非常に小さいならば、それらは無いものとして考える。疑似科学問題は、その理論を立証する過程実験者の主観排除するしくみが備わっていなかったり、そもそも理論中の概念が適切に定義されていなかったりする点だ。オーディオ場合で言えば、音質の評価は聴者の主観対象製品への先入観に大きく依存するし、そもそも「よい音」とか「きれいな電気」の実態も正確に定義されていない。

から、この種の「きれいな電気を流せば音質がよくなる論」は疑似科学である

なぜ、オーディオマニアはこのような疑似科学を信じるのか?結局、人は安易理屈がつけられるものを信じるということだ。オーディオ機器の内部構造やそれらの音質に与える影響を正確に理解するには、どうしたって大学レベル物理工学知識が要る。一方、オーディオマニア理論なら

これだけの理解で済む。一部の人達にとっては、小難しい数式を出されるよりも、こちらの方が説得力があるのだろう。 

ただ、事実はこの説明の通りにはなっていない。ケーブルや電源タップの変化をブラインドテストで聴き分けられた人は、この世に存在しない。結論としては、音質の向上を期待してそんなところに金をかけるのは、馬鹿げていると言える。

2021-07-01

ブクマカ増田日本語問題について

最近日本語ができるできない。読解ができるできない。この解釈で合っている、間違っているという増田ホッテントリに上がってきていたので、読解ができていないとされる要因ってこれじゃね?っという話を、いきおいで書いてみた。


ネット上、どこもかしこ自分の正しさを証明したい人だらけ問題

個人的に読解力の問題よりも、自分が信じていることの正しさを証明したい人ばかりというのが問題かなと。

自分と同じ意見であれば正しくて、違うなら間違ってる。そういう先入観があるから内容を受け取れてないし、こうに決まっているというバイアスがかかって、同じ意見でない箇所を見落とす。

さらに言うなら、自分意見=自分人格そいつ意見=そいつ人格くらいになっていて、意見が食い違っただけで人格攻撃した、されたかのように反論する過激コメントが多い。

ちょっと異論が出ようものなら、自分の正しさを毀損された。攻撃された。反撃してやる!ってなる。

異論反論って攻撃じゃないし、ちょっとずつ擦り合わせたり、少しずつ取り入れたりすることもできるはずなのに。違う意見攻撃認定している人が、はてなに限らずネットにあふれていて、あっちもこっちもギスギスしてるな~と。

日本ディベートを学ばないから~とかも聞くけど、海外先入観バリバリで敵味方分かれて言い争っているから、ネット上はどこも似たようなもんかな。

ということで、読解できていないとされる要因1は、自分が信じる正しさにこだわり過ぎている。


主語の時点でイメージがズレてる問題

主語が大きいとか小さいとか言うけど、問題は大小だけじゃないなと。

たとえばさ、こういう記事があるっしょ。

(たとえだから、実際にこういうブコメが書かれているって話じゃないんだ。念のため)

テレワークで浮いた通勤時間の使い方 女性は「家事」が1位、男性は?

テレワークによって浮いた通勤時間の使い方」に関する調査実施したところ、男性は「仕事」と「SNSネットサーフィン」が22.76%で同率1位、女性は「家事」が40.46%で1位となった。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2106/17/news130.html


こういうのに「女だからって家事させられるとか…」とか「はぁ、また男disか…」みたいなコメントがついたら、さすがに曲解かなと感じる。

で、個人的に気になっているのは「私、女だけど仕事ばっかりしてるよ?」「俺、めちゃくちゃ料理しているけど?」って感じのコメント。いやいまさ、集団の傾向の話をしてるんだよね、個人の話をしてないよねって思う。

アンケートでも何でも、その集団の傾向を示しているだけで、その属性の人すべてがそうだって言ってない。特定集団情報を、こんな風に集計した結果、もしくは平均を割り出した結果、この集団には特徴的な傾向がありましたってだけ。同じ属性を持ったあなたもこの傾向があるはずです、とかは誰も言っていない。


こんな感じで、集団の傾向の話を、属性全員がそうだという話と受け取り、その傾向を持っていない一個人や少数を例に出して反論としてしまう。そんな無理矢理な感じのコメント散見される。これは前からすごく気になってる。

それぞれ、男とか女を主語として認識して、表面上ズレていないけど、中身を見てみるとまったく違う内容で話をしている。

これってどう表現すればいいんだろうか?主語の大きさって言葉じゃおさまらないと思うんだ。

主語のゆらぎ?変形?

言葉自体は合っているけど、イメージしている対象や姿がうまく共有されていない。

てな感じで、読解ができていないとされる要因2は、そもそも主語イメージや語るべきポイントがズレている。


文章未満、論理未満があふれていてコミュニケーションコストが高い問題

文章になっていない。論理になっていない何かばかりで、コミュニケーションコストが非常に高い。

主語がない。述語がない。目的語がない。補語がない。

文章として必要なパーツが揃っていないせいで、何について語っているのか、これは感想なのか、意見なのか、ただの罵声なのかもわからない文章

反論したいことだけはわかるけど、何がどう違うのか?どこが間違っていると思っているのか?を指摘せずにいる文章。間違っているという指摘はいいけど、何故そう思うのかという意見根拠を出さな文章。誰かがひどいと訴えているけど、何がどうひどいのか書いていない文章。さっきとかぶるけど、集団の平均や傾向の話なのに、個人の例や、少数の例、やたら特殊な例を出して論破した風になっている文章

まず、文章パーツが揃っていなければ、相手側がイメージして埋めるしかない。埋めるしかないけど、それが相手が思っているのと同じであるかはわからない。ここでまたズレる。

で、そういう欠けた文章でも、自分と違う意見だなというのは伝わる。イメージが正確でなくても、そういうのだけはきちんと伝わる。伝わった結果、正しさ証明スイッチが入った誰かが、文章未満、論理未満をもとに、また文章未満、論理未満のコミュニケーションコスト高めな文章で返す。

繰り返していくうちに、話がズレまくって理解の及ばないところまで行き着いて、間違っている奴に反論されたという思いだけが双方に残る。えらく不毛な感じだなと思う。

というわけで、要因3はコミュニケーションコストが高いコメント文章が、さらイメージをズラしている。


個人的結論

で、結論

足りてないのは、知能や知識じゃなくて時間の余裕じゃないか

それから大事なのは正しさにこだわらないことじゃないか

まず文章論理って読み込むのに時間がかかる。で、そこから自分意見を出すのにも時間がかかる。しっかりしたコミュニケーションコストの低い文章を書こうとすると、もっともっと時間がかかる。

でもさ、ブコメ増田ってそんなに時間かけてないから。ブコメなんてとくに、早く書き込んだ人がスターをもらいやすかったりするし。Twitterもたぶん一緒。先行者利益が高い媒体だと思う。だから正確さより速度優先になっているわけ。

本来なら、読んで、内容を吟味して、意見をまとめて、コメントをするまでって、けっこう時間ってかかるものだと思うんだよ。ちゃんとした意見を出そうとすれば、あれこれ探したり読み直したり、書いたものを一日寝かせたりするはず。

もちろん読解が苦手な人もいるだろうし、荒らすためにわざと捻じ曲げたコメント書いてる人もいるだろうけどさ。

いまのネット上の議論が荒れやす炎上やすいのは、コメントをするのにかける時間の少なさによるものな気がしている。

反論がズレているのもだいたい時間問題なのかなと。人って怒ると早く早くと急ぎたがると言うし。とんちんかん反論をしている人も、時間をかければ違うブコメになったりするかも。

あとさ、時間をかけると怒りっておさまるよね。衝動もおさまるよね。だから時間をかければかけるほど、殺伐としたコメントが消えていくと思うんよ。

ホッテントリトレンドみたいな、いま乗らないといけないという雰囲気を消した、ひとつのことをじっくりゆっくり議論するSNSがあれば、人はもっと穏やかに話し合えるかもしれない。無理かもしれない。


で、正しさについてが一番むずかしいかな。

どうして人は、自分が信じているものの正しさを証明したがるんだろうか?

時代が違ったり、国が違ったりするだけで、正しさなんてクルクル変わるのに。

ブコメだってさ、3年前、5年前のものを見返すと、だいぶ様変わりしている。いま書いたら絶対炎上するようなブコメトップブコメなってたりする。

絶対的な正しさなんて無いのに、自分が信じるものの正しさを証明しようと躍起になるのって、意味があるんだろうか?

いまの自分はこういう意見だよ。いまのあなたはこういう意見だね。今日は、この意見が多いんだね、ではダメなんだろうか?

正しい、間違っているというジャッジをするのって、何か意味があるんだろうか?

そんなことを考えてたけど、腹が減ってきたので終わるわ。半端でスマン。上手くまとまんなかった。

ま、こんなことを考えてる奴もいるよってことで。

ブクマカ増田日本語問題について

最近日本語ができるできない。読解ができるできない。この解釈で合っている、間違っているという増田ホッテントリに上がってきていた。

色々読んだけど、せっかくなので読解ができていない、内容が上手く伝わっていない要因について書いておきたいと思った。


ネット上、どこもかしこ自分の正しさを証明したい人だらけ問題

個人的に読解力の問題よりも、自分が信じていることの正しさを証明したい人ばかりというのが問題かなと。

自分と同じ意見であれば正しくて、違うなら間違ってる。そういう先入観があるから内容を受け取れてないし、こうに決まっているというバイアスがかかって、同じ意見でない箇所を見落とす。

さらに言うなら、自分意見=自分人格そいつ意見=そいつ人格くらいになっていて、意見が食い違っただけで人格攻撃した、されたかのように反論する過激コメントが多い。

ちょっと異論が出ようものなら、自分の正しさを毀損された。攻撃された。反撃してやる!ってなる。

異論反論って攻撃じゃないし、ちょっとずつ擦り合わせたり、少しずつ取り入れたりすることもできるはずなのに。違う意見攻撃認定している人が、はてなに限らずネットにあふれていて、あっちもこっちもギスギスしてるな~と。

日本ディベートを学ばないから~とかも聞くけど、海外先入観バリバリで敵味方分かれて言い争っているから、ネット上はどこも似たようなもんかな。

ということで、読解できていない要因1は、自分が信じる正しさにこだわり過ぎている。


主語の時点でイメージがズレてる問題

主語が大きいとか小さいとか言うけど、問題は大小だけじゃないなと。

たとえば、ちょっと前まで、やたら男が批判されていると嘆いているブクマカがいたよね?

ネガティブ記事タイトルに男と入っているだけで、男だというだけでこんなに批判されるなんて…的なブコメばかりしてた人。あそこまでだと、たぶん釣り工作かなと思うけど、似たようなことで怒ったり悲しんだりしてる人は他にもいる。

たとえばさ、こういう記事があるっしょ。

(たとえだから、実際にこういうブコメが書かれているって話じゃないんだ。念のため)

テレワークで浮いた通勤時間の使い方 女性は「家事」が1位、男性は?

テレワークによって浮いた通勤時間の使い方」に関する調査実施したところ、男性は「仕事」と「SNSネットサーフィン」が22.76%で同率1位、女性は「家事」が40.46%で1位となった。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2106/17/news130.html

こういうのに「女だからって家事させられるとか…」とか「はぁ、また男disか…」みたいなブコメがついたら、さすがに曲解かなと感じる。

で、さらに首を傾げるのは「私、女だけど仕事ばっかりしてるよ?」「俺、めちゃくちゃ料理しているけど?」って感じのブコメがついた時。いやいまさ、集団の傾向の話をしてるんだよね、個人の話をしてないよねって思う。

アンケートでも何でも、その集団の傾向を示しているだけで、その属性の人すべてがそうだって言ってない。特定集団情報を、こんな風に集計した結果、もしくは平均を割り出した結果、この集団には特徴的な傾向がありましたってだけ。同じ属性を持ったあなたもこの傾向があるはずです、とか誰も言っていない。


こんな感じで、集団の傾向の話を、属性全員がそうだという話と受け取ったり。集団の傾向についての話を、その傾向を持っていない一個人を例に出して反論としてしまう。そんな無理矢理な感じの議論散見される。これは前からすごく気になってる。

それぞれ、男とか女を主語として認識して、表面上ずれていないけど、中身を見てみるとまったく違う内容で話をしている。これってどう表現すればいいんだろうか?主語の大きさって言葉じゃおさまらないと思うんだ。

主語のゆらぎ?変形?

言葉自体は合っているけど、イメージしている対象や姿がうまく共有されていない。

てな感じで、読解ができていない要因2は、そもそも主語イメージがズレている。


文章未満、論理未満があふれていてコミュニケーションコストが高い問題

文章になっていない。論理になっていない何かばかりで、コミュニケーションコストが非常に高い。

主語がない。述語がない。目的語がない。補語がない。

文章として必要なパーツが揃っていないせいで、何について語っているのか、これは感想なのか、意見なのか、ただの罵声なのかもわからない文章

反論したいことだけはわかるけど、何がどう違うのか?どこが間違っていると思っているのか?を指摘せずにいる文章。間違っているという指摘はいいけど、何故そう思うのかという意見根拠を出さな文章。誰かがひどいと訴えているけど、何がどうひどいのか書いていない文章。さっきとかぶるけど、集団の平均や傾向の話なのに、個人の例や、少数の例、やたら特殊な例を出して論破した風になっている文章

まず、文章パーツが揃っていなければ、相手側がイメージして埋めるしかない。埋めるしかないけど、それが相手が思っているのと同じであるかはわからない。ここでまたズレる。

で、そういう欠けた文章でも、自分と違う意見だなというのは伝わる。イメージが正確でなくても、そういうのだけはきちんと伝わる。伝わった結果、正しさ証明スイッチが入った誰かが、文章未満、論理未満をもとに、また文章未満、論理未満のコミュニケーションコスト高めな文章で返す。

繰り返していくうちに、話がズレまくって理解の及ばないところまで行き着いて、間違っている奴に反論されたという思いだけが双方に残る。えらく不毛な感じだなと思う。

というわけで、要因3はコミュニケーションコストが高いコメント文章が、さらイメージをズラしている。


個人的結論

で、結論

足りてないのは、知能や知識じゃなくて時間の余裕じゃないか

それから大事なのは正しさにこだわらないことじゃないか

まず文章論理って読み込むのに時間がかかる。で、そこから自分意見を出すのにも時間がかかる。しっかりしたコミュニケーションコストの低い文章を書こうとすると、もっともっと時間がかかる。

でもさ、ブコメ増田ってそんなに時間かけてないから。ブコメなんてとくに、早く書き込んだ人がスターをもらいやすかったりするし。Twitterもたぶん一緒。先行者利益が高い媒体だと思う。だから正確さより速度優先になっているわけ。

本来なら、読んで、内容を吟味して、意見をまとめて、コメントをするまでって、けっこう時間ってかかるものだと思うんだよ。ちゃんとした意見を出そうとすれば、あれこれ探したり読み直したり、書いたものを一日寝かせたりするはず。

もちろん読解が苦手な人もいるだろうし、荒らすためにわざと捻じ曲げたコメント書いてる人もいるだろうけどさ。

いまのネット上の議論が荒れやす炎上やすいのは、コメントをするのにかける時間の少なさによるものな気がしている。

反論がズレているのもだいたい時間問題なのかなと。人って怒ると早く早くと急ぎたがると言うし。とんちんかん反論をしている人も、時間をかければ違うブコメになったりするかも。

あとさ、時間をかけると怒りっておさまるよね。衝動もおさまるよね。だから時間をかければかけるほど、殺伐としたコメントが消えていくと思うんよ。

ホッテントリトレンドみたいな、いま乗らないといけないという雰囲気を消した、ひとつのことをじっくりゆっくり議論するSNSがあれば、人はもっと穏やかに話し合えるかもしれない。

で、正しさについてが一番むずかしいかな。

どうして人は、自分の信じているものの正しさを証明したがるんだろうか?

時代が違ったり、国が違ったりするだけで、正しさなんてクルクル変わるのに。

ブコメだってさ、3年前、5年前のものを見返すと、だいぶ様変わりしている。いま書いたら絶対炎上するようなブコメトップブコメなってたりする。

絶対的な正しさなんて無いのに、自分が信じるものの正しさを証明しようと躍起になるのって、意味があるんだろうか?

いまの自分はこういう意見ですよ。いまのあなたはこういう意見だね。今日は、この意見が多いんだね、ではダメなんだろうか?

正しい、間違っているというジャッジをするのって、何か意味があるんだろうか?

そんなことを考えてたけど、腹が減ってきたので終わるわ。半端でスマン。上手くまとまんなかった。

ま、こんなことを考えてる奴もいるよってことで。

2021-06-29

から流れてくる桃の増田須磨の桃るくて禮雅なら川か(回文

朝雨音が聞こえて、

凄い雨かと思ったら外に出たら案外そうじゃない弱い雨の時とか、

ご近所さんガレージに当たる雨音がすごく大きく聞こえるから

朝雨音で起きると大概大雨なのかな?って思うけど、

だいたいはそんなに小雨だったりするのよね。

おはようございます

フレデリックフランソワショパンです。

嘘です。

なんかさー、

雨降るかなと思って長い傘持って行くも、

降らなかったらなんかそれはそれでいいんだけど、

基本手ぶらで歩きたいから雨降らないのかよ!って思うけど、

雨が降り出したら降り出したで

目的地まであともうちょっと距離で傘さすかささないかチキンレースみたいに

もう目前と言うところで傘さすと、

なんか負けちゃったような気がするし、

相変わらず降水確率が100パーセントの時は

大雨なんじゃない?って勝手に思うあのなんて言っていいのかしら。

降水確率と降水量って比例してる感じがして、

100パーセントの時で小雨だったりすると

100パーセントじゃないのかよ!って雨の強さの割合勘違いしてしまうこと、

分かっていてもなかなかその先入観は拭い去れないわ。

まあ去る者は追わずって言うから

くそんな先入観は捨てたいものね。

最近ものすごく天気予報の精度が上がってきたみたいなんだけど、

見るところでまちまちな違う予想が出てるとき

何を信じたらいいのかしらって

結局人は雨雲を見るのよね。

そう言ったレーダー天気予報で1時間後の雨を予想して

事務所から出て家のドアと

開けて閉めて開けて閉めたら入れなーい!って

要はドアトゥードアを地で行くような、

家に帰り着くまでが遠足のように

家に帰り着くまでは雨やんでて欲しいし降らないで欲しいわ。

アップルペンシル買ってみたけど、

実際アイパッドで何に使って良いか全く分からない暗中模索和洋折衷案もいいところよね。

普通にポインティングデバイスとしては使えるけど、

絵心もないし描くメモ心もないし

飾る言葉洒落もない

そんな居酒屋のようで

外に出たら雨だったってオチ

まったくよね。

外人さんの観光客で、

この人力一杯日本満喫してるわね!ってので

三度笠かぶってはっぴみたいの羽織って

それで街を歩いていて、

まあはっぴはいいとして、

三度笠って言うチョイスはなかなか渋いわねって

感心したところよ。

でも雨対策としては今やっぱり再注目して欲しくべく

三度笠と蓑って言うのも案外東京オリンピックで手放しで使える頭に付ける日傘よりはカッコいいと思うんだけど、

やっぱりあの三度笠の渋さがいいのよ。

三度笠と蓑やると

風来のシレンコスプレか!って言われちゃいそうだけど

あいろんな人に使ってもらいたいわね。

まんが日本昔話の笠地蔵のおじいさんは

実は売れ残った三度笠が重たくて横着してお地蔵さんに被せて手軽にして帰りたかったのが裏目に出て、

恩返しを喰らうという、

もうおじいさんは婆さまに横着したことを言い出せなくなっちゃって

あの絵図らだけは

アルプスの少女ハイジの谷地の父を煮込んでいる何かあの美味しそうな食べ物匹敵する

大根だけのお味噌汁がやけに美味しそうに見える感じで、

ジッ様あたたけー大根めしあがれ!ってもうお涙頂戴、

ちょちょびれまくるハートウォーミングなストーリーなのよね。

でもバッ様は

ジッ様が横着してお地蔵さんに笠被せて帰ってきたことはもういつものことで見破っているか

あとでバッ様が回収しに行っているというところまでが恩返しみたいよ。

みんな不思議に思わないけど

桃太郎の桃がなんで流れてきたことだけに関しては当たり前のように

誰も突っ込まないそこの伏線は全く回収されていない謎だけが桃に入っているワケなのよね。

そういえば、

あの桃誰が流したんだろう?って

あくまであれは概念の話しであるのかも知れないし、

そうじゃないかも知れないわね。

あの桃の謎もスモモの謎もおのののかの謎も解きたいところね。

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドしました。

軽めの軽食の朝食の朝ご飯ね。

ハムタマのしっかりした食べ応えがいいのよ。

いつ食べても美味しい鉄板定番っていいわよね。

デトックスウォーター

レモン水にしました。

今日は真面目に

いいレモンがあったので、

皮まで使えるレモンだったので躊躇せずに輪切りにして

なんか気の効いた良い喫茶店の様なテイストにはまだまだほど遠いけど

そんなレモン水を目指したいわね。

あれはあれで

なかなか喫茶店の味をめざすとなると難しいのよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2021-06-24

ネット民国語からやりおなせ。

増田見てても、ブクマカ見てても、ヤフコメ民を見てても学校勉強で一番大事なのは国語現代国語だというのがよくわかる。

当時は筆者のお気持ち問題とか本人じゃないとわからんやろと思っていたが、子供中学受験の解答集を見ていると「ここにこう書いてあって、ここにこう書いてあって、ここにこう書いてあるからこうなる」ということが論理的説明されている。また、選択問題などでは「提示されている文章内容からそこまで読み取ることができない=そこまで書いてない」という理由で×になるような問題も用意されていたりする。

まり現代国語をきちんと正しく学んでいれば「書かれてある文章を整理して読み解く能力」そしてその先の「書かれていない文章勝手に読み解かない能力」をきちんと獲得できるはずなのだが、増田ブクマカヤフコメ民も多くの人間にそれが足りていないように見える。

これはちょっと前に流行った「誰でもよかった」の解釈といった「言外に提示されている文脈」といったハイコンテクスト問題以前の、「書かれていることをそのまま受け取る」能力の欠如の話だ。

うちの息子も解答が正解にならない理由を「そんなこと書いてないよね」と説明するが「だってそうじゃん」と「独自解釈先入観」を理由に拒むことがある。ここで「書いてあるものは書いてある」と「自分の主張」を切り分けられる能力を獲得してほしいと俺は考えている。

自分の主張は当然大切だがそれは「書いてあるもの」を捻じ曲げていいということにはならない。

現代国語が苦手と主張する人の中には「文章表現に正解はないか学校で学ぶ現代国語など意味がない」などと豪語する人間がいるが、それでも「書いてあるものは書いてある」し「書いてないものは書いてない」のだ。

 

もちろん問題の中には「出題者の思想が反映されすぎている」問題もあることにはあるので、そういうのはしょうもないなとは思うが本当にごくわずかだ。ほとんどの問題が書いてあることを書いてある通りに理解しなさいということを問うている。

とにかくみんなもう一回中学受験国語からやりなおしてみないか、と最近よく思う。

anond:20210623215157

たとえばシンプル人間関係が苦手で怖くて、まわりから浮かないために身なりに気をつけて、孤独のなかで没頭できる趣味を見つけた、って層の女性もありうるでしょう。

あなたアドバイスを聞いた変態を探す亡者男が、彼女に近寄ってくることになります

亡者からって紳士的に振る舞えないとみなす理由はないけれど、変態だと思われる先入観彼女にとって快いものではないと思います

2021-06-23

麺を音を立てて啜る行為はやめるべき

食事中にげっぷをしたり、食器を叩いて音を出したりするのはマナー違反です。それと同様に、麺を音を立てて啜る行為マナー違反です。「食事中に不必要な音を立てない」というのは、普遍的マナーであり、麺を啜る行為も当然この範疇に属します。

この「普遍的」というのは、単に多くの地域で習慣化しているということではありません。普遍的というのは、「その背後に覆しがたい道理がある」ということです。たとえば、世界には非民主主義国家の方が多いのですが、それでも、人権民主主義といった概念政治普遍的理念なのです。「麺を啜るのがマナー違反」というのもそれと同様です。

ところが、世の中にはこの「麺を啜って食べる」という行為に、先入観無しに考えれば異常としか言いようのない執着を持つ人たちがいます。一体彼らは、なぜそんなつまらないことに拘るのでしょうか。

大人になり切れない人たち

そもそも、「麺を啜るのはマナー違反」という意識がなくとも、他人から「それ(麺を音を立てて啜ること)不快に思う人もいるからやめなよ」と言われれば、普通大人ならば素直に改めるでしょう。それを、あれこれと屁理屈をこねて自分行為正当化しようとするのは、大変みっともないです。

もし、「ごみ分別して捨てて下さい」とか「靴を脱いだら揃えて置いてください」などと言われたら、あえて反抗する大人はいないでしょう。それに対して、「リサイクルは余分にエネルギーを使うから無意味」とか「結局、収集業者分別するんだから俺がする必要は無い」とか言って周囲に合わせない人がいたら、相当非常識です。

他人に注意されても麺を啜るのをやめない、それどころか屁理屈をこねて自分行為正当化することは、客観的に見れば子供っぽいと思われるだけです。やめましょう。

麺をすするのは日本の文化

麺を啜る行為正当化する一部の人の中には、「麺を啜るのは日本の文化だ」という主張をする人がいます

常識で考えて、そんな「文化」があるわけがありません。落語などで麺を食べるときに音を立てる表現をするのは、単なる「演出」のためです。もし、これを「文化」だと本気で思い込む人がいたら、言い方は悪いですが、相当頭が悪いです。

第一マナー違反を指摘されて、「それは日本の文化だ」と言うのも、冷静に考えて情けない話だと思います

テイスティングは家でやれ

麺を啜ることを正当化する理由の一つに、「啜ることで風味がよくなる」というものがあります

食べ物空気と一緒に口に含むことで、その空気が鼻から抜けることにより、食べ物の風味をより一層感じることができると言われていますソムリエワインを鑑定する際に、ワインを口に含みながら空気を吸うのはこのためです。この例は、麺などを啜るのを正当化するためによく引き合いに出されます

この理屈一見説得力があるように見えますが、根本的に間違っています。何が間違ってるかと言えば、「あなた食べ物を最大限美味しく味わう食べ方」と「マナー」は別の問題だということです。たとえば、「動きやすいから」といって、葬式結婚式ジャージスウェットで行っていい理由にはなりません。そもそも、例に挙がったソムリエも、品評の場以外の公の席で、ワインを口に含みながらジュルジュルと音を立てたりはしません。

「麺などをすすって食べると美味しい」というのは、単にあなたの都合であって、公衆でのマナーではないということです。

父親は世の中すべてのものマウントを取る人間

自分が好きな極々一部の人ジャンル以外は全て何かの理由をつけて貶す

とにかく何か頭で考えた気配がない

考えるより先に父親の中では「良いもの」と「悪いもの」は区別されている。

どんな内容だろうが父親先入観で良いと決めたものは褒めるし、悪いと決めたものは貶す。

2021-06-21

anond:20210621121141

今期、カバディシャーマンキングがよかった

どちらも原作未読先入観なしで見たのがよかったのかも

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