はてなキーワード: リメイクとは
>ヒーローアカデミアのアニメ1~2話は良い話だったような気がしましたけど、
そういう「ナードな僕も努力したら報われました!!」みたいな話ではなくてね、
喧嘩してた太郎君と花子ちゃんが僕が仲直りのパーティ開いたら仲直りしました!!とか
腰を痛めていたおじいちゃんのための椅子を造ったら大喜びされました!!みたいな
日本人特有の和を尊ぶ精神から発生した思いやりや慈しみの心に溢れた話ってこと。
誰か悪をぶっとばしてハイ良い話、それ違う。
というか守りたい平和は調和のはずなのに何でいつの間にか己の勝利になってんのか
まあ、分析しなくても分かるんだけどね。
戦う以外にも平和を守らないといけない問題や方法は山積みなんだよ。
それは戦う以上に難しいことだったり尊いことだったり本当に必要なことだったりする。
なぜかヨイショはされてもその本質に触れる人間がいない「和」の話。
手術と悪人と戦う以外にも個人個人の心の問題も解消していってるからだ。
それぞれの人生まで治療していってるから未だにブラックジャックは多くの人に愛されていて
ドラマ化もアニメ化も何度もされるのにアトムは不人気で火の鳥も良く分からない作品扱いされてる。
三つ目が通るだって立派に面白い手塚作品なのにリメイクが少ないのも
もちろん長い目で見ればそれだけじゃないのだが。
ただそういうのは大人になって余裕ができて初めて他人を労わって別視点に立つことができる。
しかし今や大人も余裕がなくなりつつあり、子供にも勝ち組になれと他人を踏みつけろという教育が主流になった。
今の少年漫画は悪をぶっ飛ばして俺(俺ら)自己成長!の完全実利主義に帰結してるって話。
そんな漫画を正として捉えて大人になったら他人は全て悪で俺と俺らが勝てばそれでいいという目標しか立てなくなる。
全体を幸福にすることが最終的に自分の最大幸福に繋がることすら教えられずに人生を進むことになる。
ヒーローアカデミアも人助け人助けとか言いながら今のところ自分たちしか助けてないし、
能力授かる前のデクは人助けもろくにせず自分のためにノートとってばっかの精神性もナード、
今も相変わらず自分とすぐそばの人間のことしか考えられないナード精神。
能力なくても道案内とかゴミひろいみたいなボランティアで人を助けることはいくらでもできる。
今までジャンプで連載されてきた主人公の中で一番自己中でどこまでも利己的な精神と行動。
能力的な魅力がなくても、精神的な魅力・カリスマがあれば自然と味方ができる。
実際に人助けをしているオールマイトがどこをみてこいつに魅力を感じたのか理解できないご都合主義展開。
こいつの行動原理のふしぶしが弱者を救いたいという気持ちではなくて
単にオールマイトがカッコいいから真似したいっていうファン根性由来。自分がカッコつけたいだけ。
最初にオールマイトがいなければ何の価値もない正真正銘のナードってこと。
こんなのに魅力を感じるわけがない、まだサイコパス気味のルッピさんの方がカリスマ性あるだけマシ。
ヒーローアカデミアは「ナードな僕がカッコよくなれる自己犠牲マジきもちい」漫画。
共感できる人ってナードな部分に共感してるだけで自己犠牲もマジきもちいいの部分もフィクション。
○夕食:納豆ご飯、野菜ジュース、黒ごま根菜サラダ(納豆を買ってきたばかりのヤングガンガンの上に零すという絶望的なミスをしてしまい、少し呆然としてしまった)
○調子
むきゅー!
仕事は何やら遠方でトラブルがあったらしく、それが波及してくる可能性があるそうだ。
しかし、それが波及するまで時間があるので、今のうちの防波堤を作ろう、という作業をしている。
あと、たくさんお便りを頂いているので、三連休の内にゆっくり返信したいと思います。
まだリリースはされていないものの、話題になっているので色々調べていた。
が、どうもカントーのポケモンしかいない上に、メガ進化も未実装のようだ。
となると、僕が愛する悪ポケモンは、
の三匹しか登場しない上に、まだ悪がついていない。
うーん、これは残念だけど、あまり興味がもてない。
なんか悪ポケ盛り上がってるね、第7世代の悪ポケはまだ未発表だけど……
と、ここまで書いて気付いたけど、僕にとってポケモンは「キャラゲー」で、
僕が好きな悪ポケモンたちが出ないと興味が持てない。
しかも、その上それを手に入れるために、コマスターみたいに課金したり、
ポケとるみたいな期間限定だったりしても、やっぱり興味が持てないのかも。
のわりに、本編のダークライとフーパはちゃんと持ってる辺り、ダブルスタンダードかもなあ。
だから、ORASのデオキシスみたいに、DPリメイクで新月島ダークライは幻から格下げして欲しい。
参加者全員が騙してる、ってとこまでで裁判パートの一日目が終わる気がするね。
いやまだ、本当に全員が騙してるかどうかわかんないけど。
恋姫†無双、百花繚乱 SAMURAI GIRLS、戦国乙女~桃色パラドックス~、戦国コレクション (それぞれアニメ)の放送を見る前の第一印象は軽薄な萌えやエロにしか頼れないつまらないアニメになりそうというものだった。
蓋を開けてみると、それらが全て良作や名作でいい意味で驚いた。
それらの中でも戦国乙女、戦国コレクションはそれぞれパチンコとソーシャルゲームを原作としていて、キャラクターデザインはともかく、ストーリー的にはまともな原作を持たないに近い作品でありオリジナルストーリーだったので不安が大きかった。
ただ可愛いキャラが出てきそうだからチェックしとこうという程度で見たが、内容も楽しめる作品になった。
一方で恋姫†無双シリーズも、原作はエロゲーでちゃんとストーリーがあるのだが、アニメの設定やストーリー的にはオリジナル要素が強い。
原作には当然いる男性主人公を登場させずにアニメ化してしまったことによって恋愛ネタを排除した女性キャラ中心のお色気とコメディ満載のオリジナルストーリーとなり、ただでさえ三国志の武将を女体化しまくるという一発芸的ネタが売りの作品であるため、普通に考えたらこの原作の弄り方はまずいことになると予感するが、それが意外と上手いことハマって人気を博して3期まで制作されたのだった。
その戦国乙女(2011年4月~)と恋姫†無双(2008年7月~・2009年・2010年)のシリーズ構成を担当したのがそれぞれ待田堂子と雑破業だった。
そしてその2人が共に脚本として参加して21世紀を代表する作品といえるぐらいの名作となったのが戦国コレクション(2012年4月~)であり、なんとなく因縁を感じさせる。
戦国コレクションのストーリーの下敷きには古今東西の名作映画等が使われていて、元ネタを上手いこと料理し落とし込んでいて痛快である。
それでいてキャラクター描写がおざなりなわけではなく、キャラクターの魅力もしっかり引き出されている。
最終的にもシリーズ全体を踏まえてのカタルシスが得られながら、心地良い余韻の残るストーリーで締められていて言うことがない出来。
さらにTV放映時は最終話の後の原作CMのキャラの掛け合いが本編の続きのような感じがあり、合わせて楽しかった。
よくある感涙という形ではなく作品への満足感に満たされる形での感動がそこにはあった。
百花繚乱シリーズ(2010年10月~・2013年)も原作は一応ライトノベルなのだが、出版社の創業記念メディアミックス企画で原作とアニメではストーリー部分の設定は全く異なるらしい。
内容的にはアニメ版恋姫†無双、戦国乙女、戦国コレクションと違って男性主人公を中心としたハーレムラブコメ系作品である。
そうなると例によって雑な萌えアニメになりそうという不安が募るのだが、
結果的には主人公が珍しく好感の持てる有能男主人公だったこともあり、名作に仕上がってしまった。
ついでに、メインヒロイン勢に主役級豪華声優ばかり起用されていることもあって、ただキャラを騒がせてるだけでも華があった。
そうして見て行くと、当初なんとなく地雷臭がしていた安易な武将美少女化系作品だが、逆に名作率が限りなく高いことが分かる。
むしろ、武将美少女化系萌えアニメは期待できる、という法則が出来上がりつつあったのだが、逆に一番しっかりとした原作が付いていて、比較的まともな作品になりそうな雰囲気を最初から漂わせていた織田信奈の野望(2012年7月~)が一番微妙になってしまった。
上記の作品に比べるとアレンジは多少穏やかなのではとは思うが、原作をかなり改変されて原作の魅力を消されてしまったようだ。
シリーズ構成を担当したのが、SHUFFLE!、みなみけ~おかわり~、RAIL WARS!、ISUCAという歴史に残る原作レイプ作品群に構成として関わり続けてきた鈴木雅詞だけに、原作を知らなくても織田信奈は被害者になったのだろうという推測が簡単にできてしまう…。
恋姫†無双シリーズのシリーズ構成で、戦国コレクションにもメイン脚本で関わった雑破業は、基本的に前評判の高い作品にはあまり関わらないながらも原作の魅力を引き出しつつ原作を壊さない程度にオリジナル要素も加えて名作に仕上げる天才という印象だ。
0点にも100点にもなれるが並の脚本家なら40点以下にしかならない作品を高確率で80点以上に仕上げるので魔術師のようだ。
特にギャグ系やお色気ラブコメ系が得意なようで、原作は悪くないのに微妙な出来に終わってしまったラブコメ原作のアニメやエロゲー原作のアニメは、彼を構成に据えてリメイクしたら名作になるのでは…と思ったりする。
http://anond.hatelabo.jp/20160611073946
のブコメについて
まどか、ラブライブ、エヴァがファン搾取映画って言ってるのは何をもって言ってるのか不明。特典のことならそもそもガルパンのほうがえげつないと思うが。エヴァは特典とかやってたっけ?ちなみに俺は全部好きです。
リピーター特典があるか否かじゃなく、映画の内容が既存のファンから搾取する前提で雑に作られているものだからファン搾取映画という話。
リピーター特典あるから搾取映画という定義で話していたら昨今の深夜アニメ系映画は殆どそういうことになる。
(ていうか、作品内容の話ばかりしてきて何故リピーター特典商法の話だと思ってしまうのか…。)
まどかなんてアニメ放映後大した時間が経ってないのに総集編映画を前後編で作ったり、新編も元々虚淵が新作に乗り気でなかったとかいう話も聞くが、そのせいかやはり蛇足な話で軽い二次創作の延長っぽいチープさがあった。
ラブライブという作品は、本当はそんなに穂乃果中心的な作品じゃなく総合的なキャラクター作品のはずだが、アニメや映画においてはグループの活動において穂乃果が中心的な立ち位置になりすぎていて茶番化していた。
結局はライブシーンで客を呼べるからライブシーン以外の内容はおまけで作ったような映画だった。
元々新作ライブシーンが主題だから内容は雑でも無罪というのであれば、極端に言えば劇場版プリパラみたいなライブすることを目的にした構成にすればよかったのでは。
まあラブライブはアニメに限らずコンテンツ全体がファン搾取の象徴のような作品だから仕方がない。
エヴァはそもそも旧作で終わっているのに、最近のアニメがエヴァと比べてクソだからと言い訳にしながら旧作エヴァの焼き直し+αを作り始めた所が滑稽で、ファンから搾取できることを分かっていてまた作っただけなのをそう高らかに言われてもという印象がある。
実際の内容も絵的には綺麗になっているが、内容等はさほど良い意味で衝撃を受けるような変わり映えはないと個人的には感じる。
声優自体も旧作の当時から既に実力者だった人が多いおかげで、演技が格段に良くなってるとはそんなに感じなかった。
一方で劇場版リリカルなのはシリーズは完全にTVのリメイク総集編映画で、特典的にもまさにファン搾取のための映画だと思いながら観たが、作画や演出、声優の演技が進化していたので別の作品のように感じられた。
映画のグッズでもなのは2ndとまどか前後編は同時期にやっていたのでつい比較してしまったが、パンフレットがほぼ同じ値段なのにボリュームが倍以上違った。なのはの方が豪華という意味で。
そういう意味でもまどかの映画は本当にファン搾取という感じがした。
エヴァやなのはの場合は旧TV&映画版の画質の面の問題があるので現在の技術と画質で総集編や総集編+αの新作をファンのために作ったという価値も分かるが、
まどかはTV版から殆ど時間が経ってない状態で規格等が変更されたわけでもない総集編映画化だった上に合計上映時間がTV版全話を通して見た時間とほとんど差のない前後編という構成だから擁護しにくい。
したがって、エヴァはそういう意味では搾取映画としての問題性が弱くなるから搾取というのは言い過ぎで、濡れ衣を着せてしまったかもしれない。申し訳ない。
けいおん!やガルパン、ハルヒなども結局はファン搾取目的で映画にして作ったのだろうが、ハルヒは待望の未映像化原作を映画化した新作だったし、
けいおん!やガルパンは開き直って、来てくれるファンに従来の延長線上の新たな楽しさを全力で提供しようと奉仕するような作品だった。
ラブライブやまどかはファン搾取の間に合わせ映画のくせに開き直りもせずに中途半端な内容で誤魔化して蛇足らしい蛇足に終わった所が残念だった。
そんなわけでラブライブやまどかの映画こそ売れたから売れただけの作品と感じるから、それらとは対照的なガルパン映画を売れたから売れただけの作品と呼んだ元記事の増田には思う所があった。
それぞれ元から人気があると分かって映画化が決まった作品達で、普通に作るだけで最低限以上の観客動員と興行収入は見込めると作る前から分かっていたはずなのだから、安心しながらいい作品を作ろうとしてくれたらいいものだと思うが、何故か変に焦ったような作品が出来上がることが多い。そういう意味でもガルパンやけいおん!らはそれを分かった上で、観に来るファンを喜ばせるためにノルマを超えた作品を作ってきた印象がある。
一方、ファンだからこそ考え無しの絶賛に終始せずにもっと上の作品を求めるべきという元記事の増田の意見も一理ある。
ただその中でもガルパンやけいおん!は比較的妥協が許される方の出来だったということと、他の多くの劇場版アニメはファンならファンだからこそこんな間に合わせのもので余計に金とりやがって、と怒っていいくらいの出来だったように感じた。
他に劇場版の評判がよく、かつ客観的に評価にある程度納得できる作品といえばたまこラブストーリーがある。ファンサービス映画としても出来が良かったといえると思う。
ファンの求める要望、続編を映像化するという良い意味で出来の良い公式二次創作といった印象。
ただ個人的にはTVアニメ版たまこまーけっとが嫌いではないし、たまこともち蔵のカップリングが好きというわけでもなかったので、「そうそう見たかったのはこれなんだよ」などとは思わず、まとまったいい話という程度にしか思わなかったが。
○朝食:なし
○調子
むきゅー!?
守秘義務的な奴に引っかかるとウザいから書かないけど、とあるパッケージ製品の仕様で滅茶苦茶ウザいことになった。
幽遊白書でいうとセンスイ編のラストぐらいで急に「レイガン」と「霊気を使ったパンチ」も同じ物だから、三発制限引っかかるよ、と言い出されたような感じ。
面倒なことになったなあ……
あーでも、これちゃんと調べて普遍的な内容にして技術ブログとか書いたら僕も遂に、はてなダイアリーでITの話する人の仲間入りできるかも!
いや、別になりたくないし、特定のバージョンに依存してるっぽいからその辺の検証タルいし辞めておこう。
26の10まで到達。
楽しいけど、飽きてきたな。
課金してZキャラとか手に入れたいなあ。(まだZキャラを1人も持ってない)
【先出し週刊ファミ通】『コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア』太陽系を巻き込んだ新たな戦い(2016年5月19日発売号)
http://www.famitsu.com/news/201605/17105712.html
XboxOneの文字が見当たらないんだけど、えーっと、うん。
(いやさすがに今までも、GoWのリメイクでなかったり、フェイブルレジェンド中止とか、プロスパ終わったりを散々「終わりの始まり」とか言って煽っておいてなんだけど、マジかよ感あるぞ)
僕自身はプレイしてないシリーズだから関係ないけど、さすがにこれだけのビックタイトルとなるとなあ、こうほら、コミュニティの盛り上がりとかがさあ……
かつて一時代を築いた人気成年向けアニメシリーズである『くりいむレモン』の中でも特に有名で人気作品として知られるのが亜美こと野々村亜美をメインヒロインとした『亜美』シリーズだ。
そんな亜美は段々とメインヒロインかつ主人公的な立ち位置になっていくが、基本的に「妹」キャラとして認識されている。妹キャラのシンボルにすら近いかもしれない。
亜美はシリーズ全ての始まりであり多くの亜美ファンにとっては全てと断言してもよさそうな第一作の主人公・宏の義理の妹である。
亜美シリーズはくりいむレモンシリーズの中でも派生作品や実写化を含むリメイク的展開が多いことでも分かる通り圧倒的に人気があったと推測できる。
亜美は絵に描いたような大人しめのいい娘(風)であり、お兄ちゃん大好きな理想的義妹ということからその理由も察することができる。
しかし、第一作はある意味テンプレに近い兄妹恋愛展開でありわかりやすい妹萌え作品なのに対して、第三作以降は少なくとも現代の萌え感覚を持って見たら殆ど妹ものとして機能しているか危うく、何故人気がある程度持続していたのか疑問に感じる所がある。
私は割と最近かつ、NTR属性への理解を得た後に作品を知った人間なため、どちらかといえば妹が寝取られる系の作品として魅力を感じてしまい、そういう意味で亜美シリーズが好きなのだが、
素直にオーソドックスな妹萌え目的で見てた人達にとっては唐突なシリアス&NTR展開・ビッチ化にディスク(当時はLD?)割ったりVHSのテープ切り刻んで送り返したくなりそうな内容では?と思ったりする。
ところが当時を知る人達が語る亜美の魅力を見ていても、基本的にはオーソドックスな妹萌え作品、萌え妹キャラとして扱った上での評判が多い。
第一作だけ、強いて言っても三作目までが亜美シリーズとみているからなのかもしれない。
それにしても第二、三作も今ならボロクソに批判されそうな展開である。NTR好きは歓喜するだろうが。
【物語概要】(うろ覚えだから詳細部分は違う所があるかもしれない)
第一作のラストで亜美と宏は母親に情事の現場を見られてしまう。
第二作、それが原因で母親は宏を海外に留学させて亜美と別れさせられている。大好きな兄と別れて傷心の亜美は女友達に誘われてクラブに行くが、その際に酔った勢いで遊び人で有名なイケメン河野という男にお持ち帰りされる。
酔って河野を兄と勘違いしながらのノリノリH。その時に兄のことを呼んだことを聞かれて兄との関係を河野に知られる。
そのことで脅されて素面で関係を持つ。河野に「兄のことを忘れさせてやる」と言われたことに亜美は怒る。
第三作、兄・宏が一時日本に戻ってきて嬉しい亜美だが、宏は亜美に、もうああいう関係をやめようと告げる。ショックを受けた亜美は自ら河野の部屋に行ってヤケクソH。
上記のように恋愛・エロ関係を抜き出すとなんだこれ…という感じなのだが、実際見てみると基本的にはエロ目的のOVA作品な割にパッと見て重みのある恋愛ドラマっぽく成立するような質感ある流れがストーリーにある。エロがあるというだけでなくストーリー的にも大人な内容という感じか。
その側面は第三作の続きを描き、亜美が何故かその後スカウトされてアイドルとして活動しているという設定の『それから』シリーズでも強調されていくが、それからシリーズは恐らく亜美ファンの大半には認められていない。声優が違うし(そんなに声質に差はない)、作画も不安定で亜美もあどけなさの残る妹的なキャラデザではなくなってしまう。そして内容的にも妹萌えを感知できる成分はほぼ皆無。
そんな妹萌えとして見たら内容的には第一作以降散々な状態でありながら、何故キャラの人気があったのかを推測すると、
当時は、実妹は勿論、義妹を堂々ネタにした恋愛やエロ作品も滅多に(許され)ない萌え文化的には鬱屈した雰囲気の中にある時代だったことが影響していると思う。
そんな中で可愛い義妹とのエロあり恋愛を堂々かつ詩的に描写した亜美シリーズは画期的な価値があったためカルト的に支持を得たのだろう。
また、中高生が気軽にオタクになってエロゲーすら手を出せてしまう今と違って当時はオタク文化を嗜むにはある意味ハードルが高かったはずである。
くりいむレモン以外の昔のエロ系OVAを見ても、ドラマ性やアクション性などをメインとしても売れるような作品が多く(質の高さでなく作品における重点の置き方として)、今みたいに最初から「萌えだけで売る」「エロだけで売る」ことしか考えてなさそうな作品があまりないようである。せっかくアニメーションとして作るからには、というこだわりだろうか。
逆にいえば、萌えやエロ部分は物足りないのだが、そのような背景もあって当時のオタクは多様なドラマや表現の中に光る萌えの輝きを汲み取って楽しむ見方をすることに慣れていたのだと思われる。
だから亜美シリーズの展開にも、文句言いつつも良い部分を大きくピックアップしながらそれをメインに楽しむことができていたのだろう。
あとは実際の現実の妹という存在の立ち位置に近い動き方、扱われ方をするという点もある意味でよかったのかもしれない。今だって現実で義妹と恋愛したら白い目で見られるらしいが、現代の架空作品では義妹キャラは当たり前のように兄に好意をアピールするし、それを家族や周囲も特に咎めず認めちゃう世界観が形成されているため義妹キャラは兄以外の選択肢は持たない。他の選択肢を持つと処女性重視する人に嫌われちゃうし。
そんな当時の風潮や作風の影響で作られた亜美シリーズの独特の質感ある内容は、エロとして萌えとして半端ながらも現代のエロアニメやNTRアニメには作れない独特な魅力があると自分も感じている。
特に自分は妹純愛作品も好きだが妹NTR作品も好きなため、河野という男が寝取り男として魅力的ということもありそれからシリーズも好きだったりする。
最初から続き物シリーズという前提で見てしまった場合に、第一作以降の兄の宏の存在感が薄すぎて、亜美主人公の少女恋愛アニメみたいな見方をしてしまった影響もあるが…。
そんな物理的には存在感薄かった宏だったが、作中の亜美の心の中では常に存在感十分だったおかげもあってか、
亜美シリーズの二次創作や話題を探してみると大体が宏との兄妹恋愛ネタばかりである。
妹純愛萌えに比べたらごく僅かながら河野の魅力を語る人もいるようだし、個人的には『それから』で本当に亜美が河野と結ばれる展開も見てみたかったのでそういう方向性の二次創作も見てみたいのだが。
河野はそれからシリーズで亜美に結婚を申し込み一時は受け入れられるのだが、別の愛人に「結婚なんて大した意味はない」と男として最低のことを言っていたりして本気でないアピールをしている。一方で最後の亜美の出した答えに対する宏と対照的な笑みを見ると亜美を本当に魅力的に感じていることも事実なのではと考えたりする。
2chかふたばか忘れたがくりいむレモン関係のスレッドのログを見ていたら「河野は結局亜美に夢中な奴だから」的な解釈をしてる人がいたが、そんな感じでも受け取れるよなとも思うし、そういうネタの二次創作を見たかったりする。
河野は元々遊び人で愛人いたりしながら亜美と付き合ったり求婚したりする野郎だけど、宏は宏で別れさせられても自分を慕う亜美を拒絶して、海外から婚約者連れてきておいて結局亜美を忘れられずに婚約者を失望させて亜美に求愛してしまう野郎だったりして、河野が悪で兄の宏が善ともいえなかったりする。
そんな観点から見ると、亜美が最後に出した答えは二人を拒絶して自分は自分、もう誰にも囚われないとか宣言する恋愛ものとしては何その終わり方と思えたりもするやつなのだが、個人的にはちょっと面白かった。そんな亜美を「コイツやっぱいい女だわ…」みたいな笑みを浮かべながら見る河野もなんかよかったりして。
■余談
亜美のカルト的人気と実際の内容の差に近いものがあるのが美少女ゲーム『With You』の乃絵美こと伊藤乃絵美だ。
彼女は亜美と違って作品のメインヒロインではないが同じくカルト的な人気を誇る妹キャラで、最近でも二次創作を作る人が一定数いるほどの人気がある。
こちらは実際に作品をプレイしたこともないのであまり内情を知らないが、基本的には亜美と同じく清楚かつ主人公である兄を慕う妹キャラ(こちらは実妹)として人気を博したことで一致する。
ところが乃絵美も今でいうようなオーソドックスなお兄ちゃん大好き妹キャラではない部分がある。
柴崎とかいうイケメンの元彼がいるという今なら処女厨にボロクソ叩かれそうな要素を持っている。よく知らないが柴崎って奴はモテるがクソ野郎らしく、昔乃絵美は何されてたんだろうみたいなNTR的な意味で妄想がちょっと捗ってしまう。
そんな今なら地雷要素を持つ妹キャラでありながら妹萌え勢に圧倒的な支持を得たという点で亜美と乃絵美はなんだか似てるなと思ったのだった。
亜美シリーズよりは最近といってもWith Youも同じく妹萌え趣味の人達にとって不遇の時代の作品だったので非攻略の妹キャラでありながら良い所がピックアップされて人気が出たのだろうし、現実感ある妹らしい設定といえばそうともいえる。
聞いた話では昔とある有名サークルが、乃絵美が柴崎に犯される同人誌を描いたらボロクソに叩かれたらしい。後から最近知った自分からするとこれもむしろそういう方向性の二次創作を見たいと思ってしまったりする。
私は同性愛者である。身体は女、性自認も女、好きになる対象も女性。いわゆるLGBTのL…レズビアンに属する。
思えば、私は中学生の頃から自分が同性愛者であるということに悩んできた。
周りの女の子たちが、恋バナに興じている中で、表面上は合わせてきたつもりだ。
誰だって爪弾き者にはなりたくない。学校という狭い社会の中で、私はセクシュアリティに蓋をし続けてきた。
するとどうだろう。私はいつも表面上だけで笑っている、仮面を被ったような存在になってしまった。
その原因は分かっている。多分、私自身がホモフォビアなのだ。同性愛者だと言ったら笑われる、貶される、という価値観を持っているからこそ、自分の存在に自信がないのだ。こんな自分を変えたくて、葛藤していた。
思い悩んでいた中高生の頃、私は書店のジェンダー関連の書籍が置いてあるところに足を運ぶようになった。
その中から選んで購入した2冊の本がある。
「カミングアウト・レターズ」と「ボクの彼氏はどこにいる?」という本だ。
同性愛者であることに悩んでいる方がいたら、是非この本に目を通して欲しい。
少なくとも、私はこの本を読んで気持ちが楽になった。
自分らしく生きるということはとても難しい。大学生活も残り少なくなった今、改めてそう思う。
でも一度自分を肯定してしまえば、新たな視点から物事を見ることだって可能になるはずだ。
ボク彼の著者である石川さんの「同性愛者は自己肯定のシャワーを浴びる機会が少ない※要約」という文章にはうんうん、そうだよねと何度見ても頷きたくなる。私はずっと自分の恋心が同性に向くということを否定してきた。受け入れられるようになり、ゲイコミュニティに足を踏み入れ始めたのはハタチを超えてからだ。馬の合う友人と好みの女の子の話をすることがこんなに楽しくて充足感に溢れるものだということを私は初めて知った。だが楽しい今だって、将来訪れるであろう孤独死の恐怖に怯えている。
同性愛者である、ということは私を構成する一要素にしか過ぎない。
でも私は自分がマイノリティーであると自覚してから、色々思い悩むことができた。
そのことが幸福であったとは断言できないが、あながち悪くはなかったなと思う。
あーー彼女欲しい!
そういえば私はセーラー服が好きなのだが、セーラームーンを見たことがなかった。
しかし、リメイク版の放送をたまたま見てエンディングに度肝を抜かれた。
気になって仕方ないので調べてみたら、エンディング映像の2人は「百合界のカリスマ」と呼ばれていることが分かった。
海王みちるさんの色気にやられた…好き!
とりあえず、同性愛者であるということに思い悩むのは当事者であれば多かれ少なかれ誰もが経験することだと思う。
しかし、案外味方はいるものだ。私も1人だけ信頼の置ける人にカミングアウトをしたが、友人関係は壊れることはなかった。
もしもカミングアウトする、と決意したら2冊の本にまた勇気をもらうのだろう。
初恋を隠し通したあの頃と、サークルの女の子に片思いしている今と。
そんなに状況は変わらないのだけど、心の持ちようで目に見える世界は幾らでも変わると思う。
少なくとも今の私は、人に恋をするって楽しいことだなと思える心の余裕がある。
○朝食:なし
○調子
むきゅー。
定時間際に予定になかったモジュールにも改修内容が影響することがわかって、てんやわんやしてた。
別に落ち着いて月曜日にやればいいんだけど、なんか上の人がやたらと作業見積もりを気にかける人だから、今のうちに改修内容の影響範囲の調査だけは済ましておいて、月曜日に打ち合わせが出来る状態にはしておきたかった感じ。
買ったのは予告していた通り
「パンチライン」
「EVE burst error R」
の二本。
パンチラインのライターさんは大大大大大大大大好きな人で、久しぶりの脱出シリーズでもinfinityシリーズでもないものなので、超楽しみだよー!(12なんとかのことはもう忘れた)
楽しみすぎてアニメ版はいっさい情報を入れてないぐらいなので、テンションアゲアゲアゲアゲアゲアゲアゲでいきますよー!
EVEのリメイクは、父親のPC98でプレイして以来なので、十数年ぶりにプレイするので、新鮮な気持ちでプレイできそう。
1.つゆたっぷり納豆(おかめ納豆) : http://www.takanofoods.co.jp/products/detail.php?id=103
2.ねばうま納豆(おかめ納豆) : http://www.takanofoods.co.jp/products/detail.php?id=101
というわけで、ゴールデンウィーク特別企画「納豆ランキング」のスタートです!
今日食べたのは、同じおかめ納豆の製品ながらも、特徴が両極端な
ねばうま納豆の二種類です。
つゆたっぷり納豆は名前の通り、調味料の出汁が通常の二倍も入っています。(その分辛子が入ってない)
ねばうま納豆は、出汁も辛子も入っていますが、ねばねば度合いがかなり違う!
まずは、自分がどの路線の納豆が好きなのかを見極めるために、サラサラタイプのつゆたっぷりと、ネバネバタイプのねばうまを食べたのですが、
僕の好みは圧倒的に「つゆたっぷり」です。
確かに「ねばうま」は粘りが強く、辛子とよく絡んで、味のインパクトならこちらの方がイケてます。
もし納豆単体で評価するなら「ねばうま」の勝利だったでしょうが、
僕の評価基準は「納豆”ご飯”」そう、お米との相性が大切だと、食べ比べて初めて気付きました。
「ねばうま」は粘りがあり、それ単体での独立度が高いため、おかずとしての納豆、といった感じでした。
それに対して「つゆたっぷり」は、出汁が多い分サラサラで、かつそのツユ分がご飯とよく絡み、
「納豆”ご飯”」としての完成度がとてつもないです。
辛子無し出汁大目、というスタイルが、いかに優れているのかを感じさせられました。
また、出汁も所謂”ベタ”な味ながらも、ベタだからこその王道さを感じられますね。
第一食の二つを比較したところ、僕は粘りよりも、出汁と粘りが薄い納豆によって、飯と納豆が口の中で一体化する心地よさを味わった方が美味しいと思いました。
○朝食:なし
○夕食:袋麺、パン四つ(カスタード、クロワッサン、明太チーズポテト、ソーセージとタマネギ)
○調子
むきゅー?
偉い人たちが出張アンド早めのゴールデンウィーク休暇で軒並み居なくなり、
僕が一番古株でかつ、一番仕様を理解していないといけない立場、という絶妙なポジションになってしまった。
そのせいでメンバの、水曜日、木曜日、来週の月曜日、金曜日の四日間のスケジュールを組むお仕事をした。
まあ、とりあえず水曜日と木曜日は単純作業を振って、そのうちに僕が色々準備をして……
と段取りを立てつつ、自分自身に振られてる作業をこなすのはどう考えても無理そうだったので、
自分に振られてる作業をバラして、適度にメンバに振れるようにして、となんか普段使わない頭の部位を使って、滅茶苦茶疲れた。
っていうか、作業工数の見積もりってどうやってすんの!? ってかなりテンパって、仕方ないから一つ自分で実際にやってみて時間計ったりしてた。
○ゴールデンウィークの予定
金、土、日。
火、水、木。
土、日。
と飛び石な感じ。
とりあえず、最初の三連休は、パンチラインとEVEのリメイクと新作ゲームをやることにして、
次の三連休は、ずーーーっと積みっぱなしの「吹雪の山荘」っていうリレー小説があって、
○朝食:なし
○夕食:スーパーのコーンサラダ(味噌マヨネーズ)、ケンチキ(和風チキンサンド、ポテト、オレンジジュース)
○調子
むきゅー!
まだちょっとわかんないけど、六月末まで今の所でお仕事になるかも。
むきゅきゅー! って感じなので、目覚ましなるまでもう一回寝ます。
ちゃんぽんと中華丼はそれなりに野菜あるかと思うけど、餃子は「野菜入ってるし?」。た・・確かにな(量的に微妙だけどな)・・・ってなります。
ポテトサラダとキャベツやレタスやニンジンなどを総称して、ポテトサラダと呼んでいるわけです。
っていうか、CoCo壱番屋のメニューの商品名を書いただけなんですけどね。
出来る限り野菜も食べたいのですが、サラダを単品で買うのは中々割高なんですよねえ。
かといって、僕は包丁が使えないのでサラダを自炊するのはしんどいですし。
一応、今日はお財布に余裕があったので、買ってみました。
この件についてどう思われますか
ゲームニュースのコーナーで取り上げる予定でしたが、せっかくお葉書もらったので、ここで書きます。
本当おつかれさまでした。
思えば、こうして、ほぼほぼ毎日ゲーム日記を書いているわけですが、
最初はHalo1のリメイクを楽しくプレイするために書き始めたんですよね。
Haloから始まって、FableやブルードラゴンやライオットアクトやForzaやGearsやデッドラなどなど、色々なゲームをプレイしてきました。
もちろん、まだ積みゲーは大量にあるので、これからも遊んで行くつもりですので、
僕が所有している360はまだまだ現役で使い続けるつもりです。
つもりですが、さすがに最近はOneの方ばかり起動してしまいますねえ、Netflixでフルハウス見るのが日課になってますし。
何にせよ、本当に本当におつかれさまでした、
ただ、360の残した物は確実にOneに、そしてその先へ続いて行くと思います。
そしてそれには、旧箱のそれも含まれているはずです。
Xboxの今後が本当に楽しみです。
○ボーダーランズ1
同年代に比べて多分相当にゲームが下手なのだけれど、自分がどのくらいゲームが下手なのかっていうのを人に説明するのが割と難しい。
ゲームのジャンルは色々あるから求められる能力が違うのはわかるんだけど、
大体でいいからゲームプレイヤーとしての総合的な上手さ/下手さをなんかうまいこと測れないものだろうか。
操作の正確さ、操作の速さ、動体視力、反射神経、パターンや軌道予測の精度、集中力、記憶力、観察力、視覚・聴覚情報の取捨選択 とか?
なんか他にもいろいろありそう、できないとざっくり「要領が悪い」みたいな言葉に集約されそうな色んな能力。
どうすれば人に説明しやすくなるかなー。いいテストありませんかね?
・マリオが面白いように敵や穴に吸い寄せられる。何度も同じ場所で死ぬ。
・星のカービィスーパーデラックスの2Pをやらせてもらうが、1Pの進行速度に追いつけず常に星になって追尾。
・スマブラの99機バトルに参加させてもらうものの、みんなが60機ぐらい残ってる段階で早々に離脱。スマブラが下火になるまで家に呼ばれなくなる。
・FFⅣのアクティブタイムバトルでマゴついてる間に全滅。
・テイルズオブエターニアのウンディーネ(序盤のボス)で足止め2週間。結局友達に倒してもらう。
・ポケモン緑リメイクの四天王を回復薬ガブ飲みさせながら倒した時点でプレイ時間が200時間越え。
・バイオ5で熟練者の友人に護衛してもらって観光プレイするも、QTEが難しすぎて同じムービーを20回以上観たところで見捨てられる。
・レースゲームは事故、コースアウトが多すぎてレースどころかゲームにならない。
・エースコンバットで飛行機が海に突っ込むリプレイが流れるまで墜落したことに気付かない。
・タイムクライシスはプロアクションリプレイを使って無限弾倉・超連射を有効にしてもクリアできない。
・レゴシリーズやキャラクターものなどの対象年齢がかなり低めのゲームでも3,4回は行き詰まる。
・武蔵伝のスチーム・ナイト(最初のボス・倒すまでセーブ不可)にどうしても勝てず本編が始まらない、後日友人が代理で撃破。
・武蔵伝のスチーム・ウッドが制限時間内にどうしても攻略できず詰む。
・死んだら交代プレイという制度に恨みを持つレベルで何をやってもすぐ死ぬ。
・「あっ!あっ!あああ~!!」「なんで○○しねーのww」「いや、頭では分かってんねん!orz」
A「O君がいなくなってから、心機一転コンビでやる初漫才なわけですけどもね」
B「そうですね、仲良くやっていきたいところですな」
B「あ~、仲良いですな」
A「いや、仲悪くない?」
B「仲良いでしょう。例えばアメコミの実写ね」
A「えぇ……例えば?」
B「皆さんご存知ですけどもね、アメコミキャラと一口に言っても権利はバラバラ」
A「スタジオ、役者、その他のスタッフがバラバラになるケースもありますね」
A「監督が途中で逃げたり、入れ替わったりしても出来上がりますね」
A「ダメダメじゃねえか! 中途半端に共通している箇所があるから余計に混乱するわ!」
B「バラバラでも完走する。感動のバトンリレーじゃないですか」
B「なにその比喩表現(苦笑)」
B「俺がジャガーノートだ!」
A「違うので割り込んでくるな!……で、ZEROに出てくる主人公の因縁の敵であるセイバー
A「いや、確かにそれもZEROあるけれども! せめてアメコミに絞ってボケてくれ!」
B「似たようなもんだろ」
A「今は『X-MEN ZERO』の話!……で、このセイバートゥース、一作目とZEROでは全くキャラ設定が違うんですよね」
A「でも時系列的に繋がっているわけですから、そこはキャラ統一しようよ」
B「ZEROに出てきたデッドプールとかも?」
A「デッドプールは出てきてないから」
B「え~……みなさん、これが“大人のやり方”です」
A「どうせ『フューチャー&パスト』で全部丸く収まるからいいんだよ」
B「『アベンジャーズ』の2作目に出てくるクイックシルバーが色んな意味で別人ですけどねー」
A「仲良くないといえばね。最近のだと2015年版の『ファンタスティック・フォー』」
B「アイエエエエ! スペースニンジャ!? スペースニンジャナンデ!?」
A「宇宙忍者ゴームズじゃねえから! 2015年版! 実写の」
B「ああ、そっちね。なんだっけ、リメイク?」
A「リブートね。映画業界ではありがちですけれど、難産な作品でしたよね」
A「で、出来たのが、世に出さなかった方がマシなんじゃないかというレベル」
A「えぇ? 本当に? トーチとか黒人なんですけど」
B「でた、人種差別」
B「シングとかはほぼ統一感あるよ」
A「丸裸じゃん」
A「宇宙忍者ゴームズじゃねえから! ドゥームのデザインとか酷いでしょうが」
B「まあ、仕方ないじゃん。リブートでも作ってお茶濁さないと、作る権利を他のスタジオに持っていかれるかも」
A「ちゃんと作れないなら、いっそ権利を明け渡して欲しいと思うけどね」
B「いや~、ファンタスティック・フォーが名作にされる危険性は少しでも下げないと」
A「なんでだよ! ていうかBの今の物言い。他の2作品の実写もよく思ってないだろ」
B「いや、そんなことないよ初期のファンタスティック・フォー映画は好きだよ」
A「ホントかよ」
B「ホントホント。アクションもいいけれど、家族4人の絆が素晴らしい」
A「それMr.インクレディブルだろ!」
「「どうも、失礼しました~」」
世に出てすでに3年近くが経過しようとしているブラウザゲーム「艦隊これくしょん ~艦これ~」。
ここ最近は、ローソンやすき家とのコラボが行われたり、本家ブラウザ版ゲーム以外にもPS Vita版やアーケード版のゲームが発売あるいはロケーションテストが実施されたりと、その人気は未だ衰えを見せていないように思える。
しかしながらその一方で、Twitterや匿名掲示板などでは「艦これの人気はピークを過ぎた」という発言も見られ、首を傾げるような思いをした方は私以外にもいるのではないだろうか。
いわゆるアンチ層の発言ならばともかく、個人の区別が可能なTwitterなどで熱心なファンからもこのような声が聞かれることもあり、ファンの間でも何らかの認識の違いが生じているように思える。
例えば、新規参入層と古参層との間の単なる感覚的なずれなのか、それとも何らかの指標として数字に表れてくるものなのか。
そう思って艦これの人気動向を分析していったところ、艦これの人気はある種の「二極化」が進んでいることが判明した。
・主として艦これの版権を持つ版元が関わる公式関連(ゲーム、書籍など)
・主にファンが中心として活動する二次創作関連(pixivやニコニコ動画など)
の動向を分析する。
公式関連の動向を分析するにあたり、まずはブラウザゲーム本編を取り上げる。
猫予報官氏(https://twitter.com/nekoyohou)による「艦これ」登録者数の推移を表すグラフが公開されなくなって久しいが、現在の登録者数は2016年1月時点で約370万人程度となっている。
要所ごとに数字を取りだして見ると、
となっており、2014年~15年の平均月間増加数は約8.3万人/月、アニメ放映期間中の3ヶ月は倍の約16.6万人/月、その後から現在に至るまでは約7.7万人/月と、増加量はやや落ち着いたとはいえ、今なお新規登録者数は増加していることが確認された。
このペースを維持した場合、登録者数は2016年5月にも400万人を突破するものと見込まれる。
次に、DAU(Daily Active User:日間の総ユーザーログイン数)とMAU(Monthly ~:月間の総ユーザーログイン数)の検証に移る。
DAU、MAUともに運営公式からの発表は昨年以降発表されていないが、有志の検証結果(http://togetter.com/li/933974)を元に算出すると、MAUがおよそ35万~40万人/月と推定できる。(つまり、毎月40万人程度のユーザーが少なくとも1日は艦これで遊んでいる)
最盛期のMAUが100万人、DAUが50万人程度だったことに鑑みれば大分落ち着きを見せたともいえるが、絶対数として未だ40万人規模の人数が少なくとも月に1度はゲームにログインしている以上、ゲーム本編の人気はなお高いと言えるのではないかと考える。
また、このMAU:40万人という数字は、2015年に検証されたMAU:40万~45万人と比較しても大差なく、現状は新規参入と引退者の割合は拮抗してある種の平衡状態を保っているものと推測される。
一方でDAUの算出は困難であるが、ゲーム内イベントの開催頻度に大きな変化もないため、最盛期のMAU/DAU比と同一の比率を維持していると考えるならば、おおよそ18万人程度と予想できる。
しかしこれは算出根拠としてはあまりにも推測根拠に乏しく、この予想DAUは信用ある数字とは到底言えないことを記しておく。
延期に延期を重ね、2016年2月についに発売となったVita版「艦これ改」は、累計販売数が20万本を突破した。
Vita発売ソフトの平均販売数が2万程度であることから、当初経済アナリストに予想されていた50万本には届かないものの「艦これ改」はVita発売ソフトの中でも屈指のヒット作となったと言える。
○50万本台
・マインクラフト(約59万本)
○30万本台
・ゴッドイーター2(約35万本)
・ペルソナ4(約30万本)
○20万本台
・SAW -ホロウ・フラグメント-(約24万本)
となっており、DQやFFなどの息の長い人気シリーズにも次ぐレベルのヒットであったと言える。
2015年以降に発売した書籍について、POSの情報から推定累積販売数を掲載している情報サイト(http://book-rank.net/rank/rank.cgi?mode=find&word=%8A%CD%82%B1%82%EA&booktype=2)のデータを用いて検証する。
いくつかの書籍を取り上げてみると、
・ 9巻:40,650 (初週販売数:24,400 2015/03/14発売)
・10巻:34,300 (同18,150 06/15)
・11巻:37,150 (18,050 09/14)
・13巻:24,300 (10,050 2016/03/14)
・ 5巻:45,300 (29,000 2015/05/15)
・ 6巻:32,450 (22,800 10/15)
・ 7巻:24,300 (10,050 2016/03/14)
○艦々日和
・ 3巻:11,350 ( 6,250 2015/03/20)
・ 4巻: 8,150 ( 4,150 09/26)
・ 2巻:18,450 (10,250 2015/07/09)
となっており、初週販売数、累積販売数ともに下落傾向にあることが判明した。
(発行日が新しい書籍ほど累積販売数が少なくなるのは時間経過という観点から当然であるが、このような書籍は大体発売後2~3週が売り上げのピークとなる傾向にある)
2014年以前の情報をまとめているサイト(http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n338043)も確認したが、この傾向は当時からすでに緩やかに始まっていたことが分かる。
一般に巻が進むほど購入者は少なくなること、また艦これは書籍の種類が豊富で人気が分散しやすいことを考慮すればある程度の販売数下落は容易に想定されうることではあるが、果たしてそれだけに帰結できるかと問われると、大いに疑問の余地はある。
・ 4巻:33,050 (13,150 2015/08/07)
・ 5巻:29,500 (14,150 2014/12/27)
・ 6巻:26,350 (11,100 2016/01/27)
・ 6巻:28,850 (13,150 2015/08/07)
・ 7巻:22,220 (22,200 2016/3/25)
・ 1巻: 5,550 (5,550 2015/01/24)
・ 2巻:12,350 (6,250 2015/04/25)
・ 3巻: 8,450 (5,050 09/26)
・初陣:53,700 (15,000 2015/06/01)
となっており、現在の書籍販売数は東方シリーズやFateシリーズに近い数字となっていると言える。
その他、特筆すべき事項としては
・「ローソン」とのコラボにおいて、首都圏を中心にコラボグッズが配布期間の終了を待たずして配布上限に達した店舗が多数見られたこと
・「すき家」とのコラボにおいて、コラボ初日に20人程度の行列が形成される店舗があり、一部店舗ではメニューの一部が売り切れになったこと
・3周年記念オーケストラコンサートの一般発売分が、初日に完売したこと
などを挙げておく。
これらは定量的に扱うことは困難ではあるが、定性的に見てもなお客観的に検証可能であることから列挙した。
(その②に続く)