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はてなキーワード: リスペクトとは

2019-06-06

anond:20190605214048

どれをどうリスペクトしたのかも不明のやつらだろ

クラ〇ドとエ〇リスをパロったキャラが脇役にいるだけだったりとか

2019-06-05

これ以上僕に希望を見せないでくれ

半年くらい付き合った元カノとは、今でもそこそこ仲良くさせてもらっている。

昨晩も電話で色々話した。


問題はだな。

彼女に、現在、僕とは別の恋人がいることなんだ。

なんでも指輪を贈り合った仲で、今度はウェディングドレスを一緒に見に行くんだとか。


へーーーーーー!!!

惚気ごちそうさま!!!

幸せ!!!!!!

……で済んでたらこんなエントリ書いてない。


あのね。

昨晩ね、彼女相談?を聞いてたんですわ。

端的に言ってしまえば「お互いのキャリアを考えると、今の彼氏結婚するのは厳しい」と。

から彼女キャリアを諦めるのか、それとも彼といつか別れるのかはまだ決められないっぽかったけど。

「仮の話だけど……」

その後、彼女がぼそりと零したこ言葉が、ずるかった。


「将来のことだけ考えると、君と結婚するのが一番いいんだよね」


ほんとずるい。

君と別れてからも、君がくれた幸せが、幸せだけは、忘れられなくて。

でも君には別の人がいるし、僕と別れた理由だって理解はしてるから、何とか、未練みたいなものを断ち切ろうとしてきて。

やっとここまで来たのに。

ここで希望を見せるだなんて、ほんとずるいよ。残酷だよ。


彼女と話をするのは楽しいし、一緒にいて落ち着くし、お互いリスペクトもしていて、最高の関係だと思っていたのになあ。

はあ。

君は「早く他の人を見つけろ」だなんて言うけれど、僕には自信がないよ。

2019-06-03

高所得者もどんどん死ぬ社会じゃないとだめだと思う

現状、高所得者って低所得者に殺されても仕方なくない?

もっと言えばさ、この日本に限って言えば、殺す権利付与してもいいくらいなんじゃないかなと思う。

政治家高所得者経団連とかね)がこの国の舵取りをしているなら、彼らの失策搾取で死んだ人、生まれることができなかった子供たちの分までカルマを背負うべきだと思うんだよね。天譴が下らないと割に合わないような社会構造になっている。それは資本主義構造問題ももちろんあるけど、この国の上位層のモラルのなさが生み出したものだ。日本金持ち寄付全然しないしな。世界寄付指数ワースト3位だそうだし。

日本はたいして宗教的でもないし、道徳心があるわけでもないし、戦略的もの見方をするわけでもないので、放っておくと上位層がどんどん醜く肥え太る。アジア太平洋戦争の時なんかがまさにそれで、今もその構造全然変わってない。政治家官僚の驚異的な自己保身と労働者から搾取でこの国は成り立っている。

特に道徳心のなさは凄い。児童生徒に妙な道徳教育を施しながら、まるでモラルがない。

日本道徳心儒教が元になっているが、その儒教をもバカにし始める始末だ。孟子が「剣で人を殺すのも、悪政で民を殺すのも、何も違いはない」って言ってたろ。あれが「道徳」だろうがよ。高所得者どもはいい加減殺人をやめろ。いいか高所得者のクソどもは孟子の恵王の章を読め。熟読しろ。お前らは恵王だ。「なんでうちら頑張ってるのに隣の国とあんま変わんないんだろうにゃあ」とか言ってるのがお前らだよ。孟子説教されろよ。2500年前の話だぞ。少しは進歩して見せろクソどもが。最低限、進歩しているというポーズを維持して見せるくらいのことをしろ政治家腐りすぎだろ。飲み屋オッサン上がりかよ。まともな知性があるフリくらいしろ

話は戻るが、高所得者底辺連中を殺しにかかるなら、正当防衛しても問題なくないか

そのくらい脅しつけないと上位層どもは危機感持たないだろ。そのくらい腐り果ててるだろ。奴らのモラルはもう2500年前のものからダイレクトに「人を殺したら祟りがあってお前死ぬぞ」くらい言わないと、そして実際にそれが起きないと目を覚まさないんじゃないのか?今はもううでかい戦争内覧も起きないから、上位層どもは死の恐怖を忘れて際限なく腐っていくだけだ。お前、腐ってるだろ?恵王は少なくとも孟子に耳を貸したが、お前らはどうよ。クズども。中国史の昏君のテンプレ妊婦の腹を裂いて、男児女児かを確かめる遊びをした」のとほぼ変わらないことしてるからなお前ら。武烈天皇でもリスペクトしてんのか?

つーか、いい加減資本主義はもう無理だろ。マルクス資本論で書いてた通りの展開になってもう何年経ってるんだ?ネットの発達で底辺連中にまで情報がいきわたったことで資本主義の壊滅は決定的だろ。お偉い学者さんらは何してるんですかね。資本主義はもう限界です。共産主義人類には早すぎました。ってなってるところで何で資本主義を加速させてんだよ。今が日本史上最高の景気なんだって?お前ら牟田口かよ。現実を見ろ。新自由主義とか言ってる場合じゃないだろ。金を回せ。高所得者モラルのなさを何とかしろ

それが無理なら、こっちにはもう選択肢は残ってないだろ。

俺はクソ底辺で今は何とか生きてるが、これ以上殺しににかかられたらそのうち武器を手にする可能性があるだろ。これってどこに声を上げりゃいいんだ?

マジで高所得者どもは死体の上で飯を食ってることを自覚しろよ。

そして責任果たせよ。

移民入れて解決かいう先送り東條ムーブかましてるとマジで滅ぶからな。

2019-06-02

ゴジラKoM※見てきたか感想書く

KoM(キングオブモンスターズ


まとめ

人間ドラマいる?

これだけ騒いでこれで終わり?

メッセージは何なの?


ここから先はネタバレあり


まー最初に言いたいのは、怪獣ブンドドしたいのか、何か意味深な話がしたいのか、人間ドラマを描きたいのか、どれかに絞れよってことです。

包み隠さずに言えばマクガフィンメアリー・スー悪魔合体させた環境テロババアを暴れさせたのがただの舞台装置しかいかもっと手短にやれ。違うというなら単なる仲直りじゃなくてしっかり描けってことです。

もっと言えば、あのババアいる?

主人公気取りのオルカ一家が丸ごと不要だったとすら言えますね。ガメラシリーズゴジラシリーズにはちょくちょくああい家族が出てくることは確かにあるんですけど、それは怪獣映画子供向けであるが故になんか道徳的なシーン入れないと見せに来た親御さんがモニョるよねって要素の解消としての装置なわけでして、単におっさんオタクがうおおおおするだけのモンスタープロレスしかないならいらんのですよ。

ドラえもんでもなきゃクレヨンしんちゃんでもないんだから、ただただ怪獣が暴れてりゃいいんですよ。

AVに細やかなストーリーが求められてないのと同じですよ。

あの一家テロリスト活動を通じて何かを取り戻す過程なんてのは、映すにしても映像感をつなぐための接着剤として割り切って10分ぐらいでいいんですよ。

マジでね。

ババアいらね。

娘もいらね。

親父もいらね。

芹沢博士だけでいい。



んでまあ次に言いたいのはね、オチショボくねってことです。

ギガデストロイヤーと戦ってるわけでもないのにバーニングしだしたのはビックリしましたけどね。

でもそれやるならもうギガデストロイヤーやスペースゴジラと戦えよって話ですよ。

キングギドラが怪獣として最高なのは確かでしょうけども、この令和の時代世界中怪獣キングコングまで含めて叩き起こしてまで倒す相手としてはちょっとまだ足りないです。

結局はオーバーキルであっさり終わってましたし。

せめてメカキングギドラですよね。

最後にチラっとそんなシーンがありましたけど、あそこまでを開始1時間15分でやって、そんで最後バーニングしてたら最高だったんすよ。

ゴジラとギドラ死んだ→メカキングギドラ登場人類終わった→実はメカゴジラ作ってた→やっぱ勝てねえ→芹沢キングコングが犠牲になりゴジラ復活→メカキングギドラ+ファイヤーラドンvsバーニングゴジラ+モスラ+ガメラ

ぐらいのやりすぎ座組でやってこそのKoMでしょう。

怪獣大決戦にスタースクリームと化したラドンおまけしただけの話で終わられちゃ消化不良なんですよ。



そんでまあなんでこの映画が尺とスケールの割にオチがショボかったのかというと、ひたすら人間ドラマやってたからです。

それもまあ怪獣との共存とか未知との遭遇とか科学兵器開発とかよりもメインは、どっかの被災者家族が、頭おかしくなって暴れまわって娘がそれに振り回されてるうちになんかスッキリして和解、っていうただそれだけの話に尺を使いまくったからです。

なんですかコレ?

我々が映画館に払った2800円(3Dメガネ込み)は超弩級怪獣プロレスを見るための値段なんですよ。

突然リングに上がり込んできた裏方スタッフによる家族への手紙朗読会をブックと言い張って見せられても困るんすよ。

その時間があるなら話をもう一回り回転させろよってことです。

この映画の不満点はそこに付きます

最高クラス映像も、重量感も4DXとの完璧な相性も、原爆ゴジラ関係性へのリスペクトも、最高すぎるメインテーマアレンジや、しみったれ自衛隊なんてテーマソングすら関わらせてやらねえという割り切り方も、中学生教室でするような妄想幼稚園児がクレヨンでコンテにしたためたようなジャンクさも、全部、全部、この勿体なさが台無しにするんですよ。

なんで?なんでこんな素晴らしい映像を作れるのに安っぽい環境テロリストとヒスババアによるくだらん終末論物語の柱として居座ってるの?となってしまうんですよ!!

テロババアによる凶行なんてのは最初の1時間でかたをつけて残りは全部怪獣科学者による殺戮パーティーであるべきだったんですよ。

必要ないんです。

世界を滅ぼしたいテロリストはまだしも、愛を叫びながら地球を滅ぼしたがる頭お花畑のおばちゃんも、後悔することが仕事みたいな面した陰気なおっちゃんもいらないんですよ!


結論

映像 最高!

座組 おしい!

重量感 最高!

4DX 超最高!

リスペクト 最高!

ストーリー 💩💩💩

キャラ まあまあの💩

2019-05-30

そもそもゲームさえ上手けりゃ良い」を否定したのがe-sportsなのでは?

ゲーマー容姿関連のトピック

e-sportsゲームさえ上手ければそれが評価されるべき、なんて言ってる人が居たけどさ

しろそういうのを否定する動きがe-sportsなんじゃないの?

e-sports以前のゲーム世界はそれこそ数字が全てだったけど

お陰でトッププレイヤー人間性には誰も興味が無く、言い方は悪いがトッププレイヤーは凄い数字を出す機械くらいにしか思われていなかった。

数字を出した本人はなんのリスペクトプロップスも得られず、ただ数字けが凄いと言われるだけ。

そういうのがつまんないから、プロスポーツみたいに"人"が評価される世界にしようねってのがe-sportsなわけじゃん。

2019-05-28

anond:20190528110738

日本格闘技競技を憎んでるオールプロレスオタクオッサン反社が乗っ取ったので

競技へのリスペクトもなく、受け手を育てるつもりもなく、パンダを作って下層ミーハーます商売してる

なすかわてんしんとかいパンダモンチッチと亀のボクシングマッチとか言ってる

まり日本格闘技シーンは終わってるんだよ

2019-05-23

KEYTALKの「海」 と Meleeの「Built To Last

KEYTALKの「海」と Meleeの「Built To Last」が完全に一致してるんだが...?

「Built To Last」を元々知っていた人が、偶然「海」を聴いてパクリじゃないのかと疑いを持っている。

「Built To Last」については2007年の曲にも関わらず、名曲故にラジオでよく流れているので、

アーティスト名や曲名を知らなくても、聴いた事ある人は多いんじゃないか

比較ができる人は是非比較してみてほしい。


元ネタがバレて困るのがパクリ

バレなきゃ始まらないのがパロディ

わかる人にだけわかればいいのがオマージュ

元ネタ製作にわかって欲しいのがリスペクト

暗黙の了解インスパイア

どれ?

2019-05-18

anond:20190516151430

あいつが愛しているのはdotaを愛している自分自身だろ

あいつのゲームへの敬意はだいぶ怪しい(オチェスのクソ翻訳には原典へのリスペクトが感じられない)

ゲームを割りまくってることをブログで白状している

あいつはゲームをすぐにアンインストールしてディスクを割り、また買いなおすということを延々と繰り返している(この時点で相当ヤバいな)

その挙句ゲーム買う金が尽きて割り出すのだがそれでBANされたことを不服だと書いてあった

2019-05-17

幻冬舎社長見城徹津原泰水の刷り部数と実売数を公開するのが本当にやばいたった一つの理由

他人収入を公開した】のがやばいんですよ。

ぶっちゃけ刷り部数や実売数なんて出版社みたいな「取り次ぎのPOSデータがもらえる環境」にあればおおよその推測が立てられる半公開情報なので、別に明かしたこと自体は大したことじゃない。

でもそれ言っちゃいけないやつなんですよ。わかってても絶対に言っちゃいけない。

たとえば自分会社自分年収が○○円で、その状態新卒が入ってきたらこつの年収はおおよそ××円だなってわかるじゃないですか。あるいは同い年の派遣社員やってる知人は年収△△円だなっておおよそ推測はつく。でも、それ絶対に口に出しちゃだめでしょ。お金ことなんて軋轢しか生まないし、しかもそれ年収の話でしょ?

津原泰水さんは恵比寿文章教室開いてらっしゃったりするし、単純な専業作家というわけじゃないでしょうが、14年に出した本はぱっと見た感じWikipedia準拠で3冊、そのうち1冊の部数が5000部、1冊1728円(amazon基準)で印税10%としたら86万、文庫単行本の違いを無視した単純計算でも×3で250万円ですよ。

ついでに言えば、出版における刷り部数は「その人がこれまでに出版した本が、どれくらい売れたか」という情報に基づく。5000部の本が1800部しか売れなかった場合の消化率の善し悪しは単行本を作ったことのない人間にはわからないが、まあ36%というのが決して良くはないというのは肌感でわかる。そういう場合、次作の刷り部数は確実に削られるんですよ。それを出版業界人間なら一瞬でわかる。

見城がやったことは「津原泰水2014年推定年収は250万円で、今後更に下がっていくよ」と宣伝するっていう嫌がらせなわけ。 公開しようとしまいとそれは変わらないけど、言うと言わないの違いはでかいでしょ。

出版関係者がみんな「最低限のリスペクトがあれば」とか、精神論の話をしてるのはそこですよ。見城が他人年収を明かしてしまたことはピンとくるし、でもそれを指摘すると自分津原泰水年収言及する最初人間になるから明言できない。だからもやっとした精神論になる。しかし、他人年収を明かす行為がどんだけ社会人としてまずいかだってわかるでしょ?

anond:20190517143006

掃除のおばちゃんリスペクト(ただし、自分の子どもが掃除のおばちゃんにならないように高度な教育を施す)が反共リベラルからなあ。

2019-05-16

anond:20190513033723

一つ訂正がある

>礎にあるのは、異常とも言えるDota2への愛情だろう。

彼が愛してるのはDota2ではなくDotAであり、MOD文化だ。決してDota2ではない。リスペクトしているのはValveではなくDotAの初代開発者であるEulであり、MOD作者だ。

彼のblogを見るとE-sportsにおける金銭の動きに敏感な部分が感じ取れると思うが、それはDotAを開発したEulが殆ど金銭を受け取れずに権利を手放してしまったりしてしまたことが根元にある。

彼はMOD文化を愛しているので、Dota2クライアントMODとして登場したオートチェスを愛しており、そしてオートチェス開発者金銭還元したいという動機がある。

しかし残念ながら一般プレイヤーには彼の動機などどうでもいいものだし、MOD文化だって大半の人にはどうでもいいものなのである

2019-05-15

今の人間社会って、対象者の数がしきい値を超えると障碍者のようにいろいろ配慮して貰えるようになるけど、しきい値を超えない場合相手にもされない。相手にされない理由の多くは、おそらく「個別対応コストがかかりすぎる」なんだろう。

だもんで、「みんなそれぞれ自由に生きよう」と「誰もがリスペクトされる社会」ってのそもそも相性が悪いんだろうな。

2019-05-09

anond:20190509210100

そうだよ。別に本気で憎しみあってるわけじゃないし、リスペクトしあっている側面もある。

ただ、一癖も二癖もあるようなキャラクターばっかりだから喧嘩が絶えない。

2019-05-06

メルカリペイ

GWでも口座開設できるイオンできる子だし

ついでに設定まで手伝ってくれる銀行のお兄ちゃんマジリスペクト

ワークマンプラスセリアで上限5000円使い切った

ドンキ行く前に50%還元祭終わった

ドンキはQoo10のギフト券でいっか

1500円分がクーポンポイント併用で900円で買えたし40%だ

オフシールが貼られるまでまだ時間あるし図書館で水飲んでこよ

風つよいけど暑い

2019-05-05

2019年アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その3

2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2 からの続き )

 

Fairy gone フェアリーゴーン

 戦争で生まれ兵器再利用。「魔法少女特殊戦あすか」的な感じ。戦争のため、魔法によって生み出された兵器妖精兵」がテーマ戦争が終わり御役御免なっちゃったので新しいお仕事を探す羽目に。存在自体違法扱いになってるところや、体よく利用される姿は「PSYCHO-PASS」みたいな感じ?特に本作は2話から公安職員としていろんな調査に駆り出されるところも刑事ドラマっぽさを感じる。でもあっちは「一般人」と「サイコパス」がグラデーションであるという点で明確に異なる。

 なんかファンタジーモノやりたいねパーティ全員暗黒騎士って面白くね?→でも悪魔邪神)って何なん?→いっそ妖精にしようぜ→じゃあそれで とのこと。グリムガルとの関係でお世話になった十文字青シリーズ構成として参加していたり、劇伴をノーネーム担当していたりする(ちなみに制作はグリムガル:A-1 これ:PA)。作中で挿入歌を流す演出も健在。あれめっちゃかっこいいよね。こないだニコ生ライブ見たけどめっちゃ凄かった。

 世界観はグリムガルと比べてリアル寄り。「妖精にまつわる部分のみファンタジーだけど、それ以外は全部現実と同じにしたい」というコンセプトらしい。一応、ちょい昔の西欧舞台。背景はいものスタジオ・イースター美術監督は東潤一が担当。相変わらず石畳エロいキャラクターデザイン衣装小道具まですべてリアル志向。非常に印象的なのが、ボルトアクションライフルを撃つたびリロードする主人公。ほぼすべての射撃シーンにてリロードモーションまできっちり描かれている。手での操作排出される薬莢も、SEも明らかに拘ってて「ここはファンタジー世界じゃなくて、僕らの知ってる世界線なんだぜ」っていう暗示みたい。

 その妖精だけど、あんまり可愛くない(人間に宿る前は可愛いんだけど)。「あ!こいつあのゲームで戦ったやつだ!」みたいな禍々しいデザインで、それこそ妖精というより悪魔みたい。こいつダクソにいなかった?

 監督が「JOJOの奇妙な冒険」でお馴染み鈴木健一なので、戦闘シーンはスタンド使い同士の戦いに近い。ただ「ダイヤモンドは砕けない」以降に見られるような「主人格の心を反映した能力」みたいなやつではなく(妖精からね)、より直接的な戦闘能力を持ってる。殴るのが強い、衝撃波でぶっ飛ばす、強力な弾丸を放つ、暗殺する、etc。作中で妖精能力は詳しく解説しないので、公式サイトを見てね。JOJOと決定的にに違うのは、人間自身戦闘に参加していること。主人公ボルトアクションライフル、バディは双剣フォーマセルときは+スナイパー、スポッター。3DCGでゴリゴリ動く妖精作画ゴリゴリ動く人間乱闘凄かった。

 公式チャンネルでは解説動画シリーズ「ふぇありーんごー」を毎週公開している。まさかいらすとやコラボである。内容はだいたいあってる。専用新素材もあり、ちょうど素材を切らしていたいらすとやフリークは要チェック。「仮にオーダーメイド素材を沢山使っても、必ず”いらすとや再現してみたシリーズ”みたいな感じになる」という知見を得た。

 

川柳少女

 もう一つの聲の形ショートアニメ制作シルバーリンクとの共同制作でよく見るCONNECT元請けは初?監督は「CHAOS;CHILD」「異世界食堂」とかでおなじみ神保昌登。ちなみに神保さんが来年アニメ「へやキャン」の監督を務める(1期のOP絵コンテ担当たよしみかな)。

 人と言葉で喋ろうとすると「はわわーっ」ってなっちゃうので、「もう一つの声」で喋る女の子お話。「GO!GO!575」よりも575してる。余談だけど先のアニメかぐや様は告らせたい」では何気にセリフを575にまとめてテンポ感を出す演出を多用してたので、チェックしてみてね。

 主人公かわいい。人前でしゃべれない割に575ならめっちゃ積極的になる感じ。あとセリフがないぶん表情で魅せてくる。笑顔かわいい。あのちょっと抜けてるとこが良いよね。声は花澤香菜ファルセットの方)。最近地声増えてきた印象。パンドーラとかよりもいとかはたらく細胞とか五等分とか。声でいうと先輩を演じる矢作紗友里矢作紗友里感が非常に強い。ここ最近で一番ツッコミがキレッキレ。

 毒島くんに限らず、口下手なキャラ主人公の対比良いよね。筆談しか文字制限あり)で思いの丈を全部喋っちゃう主人公が羨ましい。

 

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 

 はるかから語り継がれるゲーム原作エグゼクティブプロデューサー志倉千代丸。というわけで平行世界舞台にしたSFアドベンチャー制作は去年「ISLAND制作feel.SFモノにご執心なのだろうか。

 「2クール全26話のアニメでは、原作ゲームに出てくる全キャラ、全ルートを描いていく」と公式アナウンスがあった。1話伏線パート。印象としてはそれこそシュタゲみたいなガチガチSFやんのかなー、的な。「もし平行世界干渉すると、何が起こるんだろう」みたいなところを掘り下げていくお話。時空を操る系主人公の中ではトライアンドエラー方式採用してて、よくわかんないけどやってみっか!精神に溢れている。ISLANDのセツナより前のめりな主人公。その割に言い回しクレバーなところが好き。

 feelということで、キャラデザは「この美術部には問題がある!」の人。ジト目かわいい。そして何かとfeel作品と縁のある小澤亜李。この美(主人公)、ヒナまつり主人公)に続き本作で表題ヒロイン役。1話で四散しちゃったけど再登場は暫く先とのこと。

 監督は「ゼロから始める魔法の書監督平川哲生。多分本作も監督シリーズ構成兼任してるみたい。ゼロ魔でも見られるような女の子とノリの良い掛け合いすき。ちなみにゼロ魔並みに涼しい顔して下ネタ自重しないスタイル

 あと2話の「民主主義は手順の政治よ。事後承諾なんてもっての外だわ!」のパワーワード感が強い。先のクール社会派パワーワードを連発したアニメ「えんどろ~!」に引き続き、今期のMVPはこれかも。

 

KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-

 視聴者参加型総合エンターテインメントアイドルたちの青春を描く。そしてジャニーズキンプリとは関係がない。本作はプリティーリズムシリーズ系譜にある作品

・まずTVシリーズプリリズ放送(~3期)

・後継シリーズとしてプリパラ放送(~3期)

現在、その後継シリーズとしてプリチャン(2期目)が放送中。

で、プリリズTVシリーズ内で登場した男性アイドルグループを主人公とするスピンオフ作品がこのキンプリ。元々は劇場公開作品で、2016年劇場版1作目、2017年劇場版2作目、そして現在3作目が公開されている。TV版の内容としては、現在公開されている3作目を再編集したもの劇場1話TV版1〜2話相当?で合ってますか?教えてすごい人。なので、過去作を追いかけるなら劇場版を見ればいいはず。

 そういうわけで、基本的劇場版(とりわけ応援上映)として視聴者が参加することを前提に作られている。冒頭のアレとか。応援上映の様子が0話の中で取り上げられているけど、めっちゃ楽しそう。その気になればTV放送版でも同じことができるので、ライブシーンに出てくる主張の強い観客を参考に叫んでみよう。歓声の内容が具体的で草。

 1話はざっくりこれまでのあらすじを追ってるので、初見でも大丈夫だった。2話はかなりヘビーな人間ドラマになってて、オケ中心のエモい劇伴も相まって見入っちゃう。やっぱり山ちゃんマジすごい。

 すごい。あらゆる飛び道具を駆使して想像の限りを尽くした演出。というかカオス演出は他のプリリズ作品に引き続き京極尚彦(「宝石の国監督等でおなじみ)、乙部善弘、今中菜々。ショーをテーマにした作品だと「レヴュースタァライト」もミュージカル作品だけれど、あっちが舞台少女vs舞台少女オーディションなのに対して本作はショーなので綺羅びやか。2話のショーは、散々悩み倒した末に見出し自己表現するっていうシナリオの流れでめっちゃかっこよかった。

 

なむあみだ仏っ!-蓮台UTENA-

とうらぶっぽい聖☆おにいさん人間に化けて人間界で生活する仏様の日常を描く。そのとき聖☆おにいさんみたいなことが起こった。

 DMMゲーム原作シリーズ構成DMMつながりでとうらぶ(花丸)の脚本担当した吉田恵里香。なんか花丸っぽさがある。

 仏のお仕事を通して描かれる宗教観面白い。仏教勉強してないのでよく分かんないけど、基本は仙狐さんみたいに人間負の感情を祓うお仕事。が、「何でもかんでも祓ってしまうのは良くない」というバランス感覚も同時に描いてて、改めてその宗教観に興味が湧いた。2話では動物園倫理に触れてたり。でもあんまりシリアスに寄り過ぎない感じなので、日常アニメとして楽しめそう。IT音痴のおじいちゃんがいるのはまだしもデイトレはさすがに笑う。てかそのPCつのだよ!

 音楽日常アニメですっかりおなじみ藤澤慶昌。ほぼ寺で日常生活してるだけなのに凄く風情がある音楽は「宝石の国劇伴に近いものを感じる。

 全体的に作画がかなり安定している。それこそとうらぶ動画工房)くらい。制作は旭プロダクション下請けでよく見るとこ)で、年1くらいしか元請け作品が無いようなところなんだけど、実は大手並みにマンパワーのある会社なのかな。最近だとかぐや様の千花ダンス動画で参加してたりする。アクションシーンめっちゃ動くやん。

 

八月のシンデレラナイン

 スマホゲーム原作女子校野球部テーマにしたスポ根まさかの硬式。硬球ってめっちゃかいイメージなんだけど、女子でも持てるんだろうか?

 1話のあらすじ…初心者が初めて野球に触れる→あれ、意外とおもしろい→みんなで同好会つくろ!→生徒会「不許可」→なんでー!? まで。生徒会のくだりまで1話でまとめたあたりに「王道中の王道でやってやりますよ!」という気概を感じる。

 監督は「南鎌倉高校女子自転車部」の工藤進。両作品ともスポーツものとして序盤の流れは割と似てるけど、こっちのほうがガチ感が強い。ゼロスタートな部分は一緒だけど、

みなかま:「スポーツバイクってどういうもの?」という初心者向け(そういう趣旨のCパートもある)。最終目標自転車部としての活動継続。 

ハチナイ:目指せ甲子園

 「野球を楽しもう」という角度で野球部を描く作品ってかなり珍しい気がする。 女子野球といえば「大正野球娘。」だけど、あっちは1話副題「男子がすなるという、あれ」の通り「男がするような野蛮な競技を女がするなんてとんでもない!」とか「今の時代女性学歴なんて必要ないでしょ?」みたいな時代の流れに対する反骨が一つの大きなテーマだったの対して本作はそういう路線ではなさそう。強いて言えばリトルリーグ時代の回想で男子についていけない女の子っていうシチュはあったけど、あれは「自分はみんなほど野球が得意じゃないっていうパーソナリティを持っているんだ、という自覚が芽生えるシーン」という文脈っぽいよね。男vs女という構図はあんまり前面に出さなスタイル。だからこそ敢えて硬式を選んだのかな。それにしても2話エモかった。得手不得手の話とか、自分の得意なモノを優先した結果楽しさを見失ったとか、「楽しい」という理由で集まり始めるメンバーとか。EDマッキーエモい。やっぱりいい曲だよね。先のレイトン教授の娘さんもEDマッキー作曲だったのでこれから徐々に見る機会が増えていく可能性あるかもね。

 

リラックマとカオル

Netflix独占

 癒やし全フリのストップモーション芸術ショートアニメ制作ドワーフ

 社会の中ですり減った心を癒やすリラックマ。仙狐さんで描かれている「リアル社会人(男性)」とこっちの「リアル社会人(女性)」どっちもわかり味が深い。仙狐さんがおばあちゃんなのに対して本作はむしろ立場が逆で、「あんまり言うことを聞かない息子」みたいな感じ。でも憎めない。

 ストップモーションアニメとしてはかなりヌルヌル動いている。公式ようつべ動画メイキング映像が公開されてるんだけど、それによると作品全体で約22万コマとのこと。制作に2年かかったらしい。表情も丁寧に作られててびっくりした。細かいジオラマも良く出来てるし、太陽光線の角度まで計算されている。主人公の表情も相まって夕方のシーンがエモいEDスキップめっちゃすごかった。

 

MIX

 あだち充漫画原作。冒頭からタッチネタバレがあるので注意。タッチでおなじみの高校舞台ではあるけれど、時代の変遷によってすっかり強豪ではなくなった野球部がもう一回甲子園に返り咲くために頑張るスポ根。同じ世界とはいえストーリーガッツリ絡んでくるわけでもなく、あくまフレーバー要素に留めてるみたい。2クールくらい放送するのかな。

 ナレーション日高のり子さん。めっちゃ丁寧な解説が付いてるのでタッチたことない人も安心して観てね。本作における日高のり子さんは「この世界の母」的ポジなので、お母さんに見守られながら描かれる世界全てに優しさを感じる。お母さんかわいいモブかわいい男子女子かわいいキャラデザ。強いて言えば新旧エース対決くらい?

 中の人ネタで言うと、主人公兄弟(兄と妹)を演じるのが内田真礼/雄馬姉弟最近かなり共演する機会増えたよね。自然な(コミカルな声調を抑えた)演技がリアル学生日常っぽくて好き。特に内田真礼ピーキーキャラを演じている作品が多い印象だったのでギャップを感じた。本作は(しばらく)会話劇がメインなんだけど、漫画コマモチーフにした演出時系列を行ったり来たりするシーンとかテンポよく話が進んでいく上に見てて楽しい

 回想シーンで言えば、冒頭の回想シーン。「ここは時系列的に昔の話ですよ」を表現する方法としてよく使われるようになった「16:9→シネスコサイズにアス比を変える演出」に対して、「16:9→4:3にアス比を変える演出」になってるのがエモかった。

 ここに限らず、ちょくちょくタッチリスペクトを挟んでくる。ナレーションメタネタガンガン突っ込んでくるし、吹奏楽部演奏とか(リアル世界ではありふれてる出来事なんだけど)あえてアニメ内でこれをやるっていうのがエモい演奏公式募集をかけている。2話は青学高等部吹奏楽部による演奏)。

2019-05-02

劣化パクリ地方を盛り上げようとするのはやめて欲しい

TLにこんなのが流れてきて

https://twitter.com/Kagoshimaniax/status/1123783135681032193

へー、地方番組デスソースコラボとか珍しいなと思ってよくよく読んでみると鹿児島発のデスデスソースというものらしい

いやわかる、わかるよ?方言で「ですです」って言うのに引っ掛けてるんでしょ?

わかるんだけど、やめろやそういうサムイの

デスソースわかる層+方言知ってる層ってどんだけ狭い層狙ってのダジャレなん

つかデスソース知ってる人からしたら、単なるパクリ商品やん

絶対許可取ってないし、そもそも突っ込まれたら「ぜんぜん違う商品です」って逃げる気満々だし

100歩譲ってパクるはいい(よくないけど)、パッケージ見てくれなんやこれ、焼肉屋で売ってる秘伝のタレか

本家へのリスペクト全然いね

まあ無くて当たり前か、ぜんぜん違う商品ですって言う建前やから

1000歩譲って、全然リスペクトない商品でもいい、個人店が行っているんならリスクも怖いしな

こういうのを地域おこしと称してガンガン売っていこうっていう動きはだめっしょ

ブレイクしたらどうするん、そっから許可取るんか、訴えられたらどうするん、1億総炎上時代やぞSNS舐めんな

地方にいたらわかると思うけど、地域おこしってこんな感じの劣化パクリ多いんよ

首都圏ちょっとヤッてましたよ!って人は首都圏の事例小出しにしたら10年は食えるって話

いやちょっと言い過ぎたかもしれんけどそんな感じや、バカにされとるんやで地方

大事なことやから二回言っとくで

パクはええけど劣化すな

パクはええけど劣化すな

2019-04-28

今回のMVPは夢見りあむではなくVelvetRoseの2人である

中間発表も発表され、総選挙の一番の目玉ブーストガチャを目前に控えた今日この頃

プロデューサーの皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回の中間結果を見るとやっぱり「夢見りあむの大フィーバー」ぶりが目につきますね。喜ばしい事です。

そのキャラクター性や数少ないセリフからまれ二次創作、叩かれようが褒められようがどう料理されても面白くなる素材性。

中間3位から1位になろうが、圏外に落ちようがネタとして面白がれるアイドルというのも過去に例を見ないアイドルだと思っています

歌って踊れる本能寺とか、アイマス界のドナルド・トランプとか、誰が言い出したのか…天才的すぎるでしょそのキャッチコピー

夢見りあむについて興味深いのはモバマスで発表されてる総選挙リポートの「平均投票数ランキング」ですね

1位の北条加蓮が66票 2位の本田未央が63票 に対して 夢見りあむは6位以下・・・というレポートを見ると

重課金Pを擁する未央、加蓮に対して、恐らくログボ分程度の数票を投票者数で埋めてるりあむという風にも思えて興味深いです。

SNSの普及で求められてるアイドル像が炎上アイドルっていうのも変な感覚ですが、ぽっと出でPに衝撃を与え、勢いそのままボイスがついた

第二回総選挙アナスタシアの実績もあるだけに、今回のりあフィーバーは非常に脅威になりうる。 下手すればCGも取りかねない。

そのあたり未央・加蓮Pは理解されて投票活動を頑張っていただきたいと思います

思えば、ここ最近総選挙は図らずも「出来レース」感があったり、「ボイス付け総選挙」と揶揄されるほどマンネリ化が進んでいたと思います

順番待ちのシンデレラガールが順当に上位を取り、月末ガチャブーストはいったSR枠が次にはいり、運が良ければボイス無しアイドルにボイスが付く。

そんな風に思われる人も少なくないのでは…そう思ってるのは自分だけでしょうか

それを打破したMVP それこそVelvetRoseの黒崎ちとせ白雪千夜の2人だと思う。

彼女たちはボイス付き・曲持ち・初登場でデレステイベント報酬と超待遇で現れ、そのセリフも含め批判や叩きの対象となりました。

そこに関してはある種仕方がない。そう思う人がでてきてもおかしくないでしょう。

だがその劇薬総選挙においてカンフル剤になって…というか運営の予定通りにPが上手く動かされたんだろうな。

奮起した声無し担当pが奮起し、中間結果は過去に例を見ない面白い結果になったとおもう。

白黒双子そもそも圏内に入る必要が無い。ヘイトを集め、声なしPを煽る劇薬

総選挙へのカンフル剤になるのが仕事だった。 そういう意味では4人…とくにVelvetRoseの2人は十全の働きをしたと思う

中間に入れなかったアイドルが最終結果で上位にはいることは難しい…そういう前例からしても彼女たちが最終結果で上位に入るかはわからない。

それでもそういう環境立場になった彼女たちと、声優さんに最大の敬意を払いたいと思った。

8回目の総選挙もまだまだ中盤。だれがCGになるかはわからないけど

全てのアイドルとPがリスペクトされた結果になってほしい…難しいかもしれないけどそう思う

2019-04-27

夢見りあむは新世界の夢をみるか? ~シンデレラガールズ革命論~

 







 ここ最近シンデレラガール総選挙にみられる世論の流れは非常に興味深いものがある。

ニュージェネレーションで唯一シンデレラガールになっていない本田未央を今年こそ1位にすべく支持集団投票が行われており、先日の中間発表で1位になったことは誰もが疑いようもなく、この事実は手放しで祝福されていることであろう。

その一方で非常に面白い現象も起きている。それはあの夢見りあむが3位に鎮座しているということである。そう、“あの”だ。




 そもそも夢見りあむは平成31年2月7日に新しくシンデレラガールズの登場したキャラクターであり、特定CV実装されていない。

シンデレラガールズは人気のあるキャラクターから順番にCV実装されるという資本主義に基づいた極めて合理的かつある種残酷的な傾向がある。

しかし、登場時からその鮮烈なキャラクターオタク原始的な“好き”を掻き立てるような特徴的かつ強烈なデザインで多くのプロデューサーの心を掴み、急激な人気をもって迎合された。

私の観測下では夢見りあむの参入とともにシンデレラガールズの門戸を叩いたものも決して少なくはない。

しかし、夢見りあむのパーソナリティーは既存シンデレラキャラクター比較して、決して手放しで称賛を得られるものではない。

人間のクズ性を煮詰めたようなキャラクター自身の“推し”として公表し易いものではなく、支持していることを隠したくなるようなものであることもまた一つの事実なのかもしれない。

これはかのドナルド・トランプ氏の勝利した大統領選をどことな彷彿させるようなものである

サイレント・マジョリティ集団心理として根底存在していた現体制への不満、怒りが彼を世界最大のリーダー国のトップへと押し上げる力学としてあった。

人間というもの集団としては非常に恐ろしい存在であり、獣である

人間1人では大したことはできないが、集団となることで途端に爆発的な力を発揮し、世界を食らいつくし、そのまま世界を変える。

そうした革命が起きたことを私たちは知っている。そう、現在シンデレラ選挙とりまく状況にもそれと似た力学存在していることを“夢見りあむ3位事件”は示した。

これは1つの革命なのだ。奇しくも4月で平成という一つの時代が終わるが、今回のシンデレラガール総選挙も結果が出る頃には令和の時代へと突入する。ポスト総選挙シンデレラガールズは新時代の“シンデレラ元年”ともいえるだろう。

人々が心の中では何らかの変化を求めているのは至って自然ことなのかもしれない。



 先ほどサイレント・マジョリティという言葉使用したが、今回の力学原動力になっている集団意識は何なのだろうか。

私はそれをあえて悪意と呼びたい。前述したようにシンデレラガールズの既存キャラクターはアクが強かったり、非常に特徴的であったりはするが基本的には“いい子”である

夢見りあむも“いい子”であるというエピソードは今後も増えてくることは予想される。

しかし、現時点ではー少なくとも登場時点で言っていることは私たちプロデューサー、ひいてはその担当アイドル馬鹿にしたような、消費物としてみたような非常に純粋な悪意で形成されたようなものである

ここでキーとなるのは夢見りあむ自身アイドルに対する悪意があるかは全くわからないものであることだ。夢見りあむのアイドルへの好意は確かにあるだろう。一定リスペクトを感じさせるような発言もある。

しかし、『アイドル使い捨て嗜好品』という純粋冒涜は誤解を恐れずに言えば狂気的で原始的な悪意に満ちている。

それゆえに夢見りあむから紡がれるアイドル論は非常に興味深く、私たちプロデューサーを尖った刃で抉るように鋭い。アイドルというもの信仰されるものである

大衆信仰対象であり、彼女らは通常、神のように純粋に君臨するものだ。その神を純粋否定すること、それは悪意以外の何物でもない。

神をも殺すような彼女の紡ぐアイドル論は純粋過ぎるが故に非常に冒涜的かつある種カルト的な魅力をもって私たちの目には映る。

そして、それらは最近シンデレラガールズに反体制的な考えを持っていたようなサイレント・マジョリティの不満や怒りを鋭敏に反映させるのかもしれない。

先に夢見りあむのプロデューサー本質として“秘密主義”を指摘したが、以上のような反体制的な考えも同様に秘匿されるべきものであろう。それは当たり前の事実である

プロデューサーは通常コミュニティを成すものであり、人間本来持つ協調性という意味では明らかに美徳とされない、全くもって迎合されない考えであるからである

そのようなコミュニティでみられる田舎村八分文化のようなものに息苦しさを感じていたプロデューサーもきっといたことであろう。

コミュニティというものは通常保守的集団であり、それは人間が持つ協調性という美徳においては当たり前の機能であるからだ。人間保守的な抑圧の中では必ずといっていいほど悪意を貯める生き物だ。

プロデューサーにおいても一度胸に手を当てて考えてみてもらいたい。

今までの環境に不満はなかっただろうか。

変化のない、いい子ちゃんごっこのような“幻想郷”は掛け値なしに素晴らしい居心地のよいものだっただろうか。

シンデレラガールズのメインストリームの中で心の中にどす黒い感情を抱いたことはないだろうか。

それらを完全に否定できる人間などおそろくいないはずだ。

そうした経験の中で悪意を貯めていったプロデューサー漠然と考えたことだろう、今回の“夢見りあむ3位事件”は変化のチャンスであると。



 プロデューサーの隠された悪意は非常に醜いものだ。どす黒く、誰にも見られないように大切に大切に醸造されていった筆舌に尽くしがたいほどに汚いものだ。

上述のように夢見りあむは“人間のクズ性”を煮詰めたパーソナリティーであり、炎上をある種好ましく考えているという都合の良さもある。

この点でもそうした悪意との親和性が高いというのも挙げられるだろう。

結果として夢見りあむはサイレント・マジョリティの悪意の代弁者足りえ、“夢見りあむ3位事件”という事実として多くのプロデューサーに牙を剥いた。純粋な人気に加えて、悪意の力学が働いた夢見りあむは本当に強い。

このことを念頭に置かない限り、夢見りあむは強力な敵として立ちはだかり続けることを理解しなくてはいけない。








 今、私は革命前夜に似た胸の高鳴りを感じている。

今、この瞬間アイドルマスターシンデレラガールズに変化が求められている状況だ。

私たちには2つの選択肢がある。

心地よいけれども心のどこかでくだらないと思っている集団幻想の中に居続けるか、それとも変わっていくか。

これは呪詛だ。

見たくはないだろうか?破壊再生を経て進化するアイドルマスターシンデレラガールズを。

今のシンデレラガールズに食傷して離れてしまったプロデューサーにこそ、この状況を楽しんでいただきたい。

ログインしなくなったシンデレラガールズとスターライトステージログインすれば合計で2票を夢見りあむに投じることができる。

1人のアイドルに1人で入れられる票数など全体でみれば微々たるものだが、私たちが力を合わせればそれは巨大な力学になる。

きっと革命だって起こせる。ぜひ夢見りあむに投票していただきたい。

夢見りあむ、私に、いや私たち新世界をみせてくれ。君ならできる



 最後ドナルド・トランプ氏が勝利したアメリカ合衆国大統領選を分析したイギリス独立党ナイジェル・ファラージ氏の発言でこの文章を締めたいと思う。

負け犬たちが支配者層を打ち負かしたのだ』私たちクズ負け犬たちに幸あらんことを。ここまで読んでくださって本当にありがとう

2019-04-25

anond:20190425230120

あなたは、おいしいごはんをたべてゆっくりしたことがない。

疲れているだけだから

愛情ひかりにみたされてのんびりできたら

信じるべき人もわかるでしょう

笑ってても、笑いには質があることもきっとわかるよ。

あいじょうをもって怒ることも。

くつろいで、自分以外も信じること大切。

リスペクト出来る処のある人を、部分でいいので信じてみよう

anond:20190425074857

女が女を尊ぼうとすると男が邪魔するからなあ

実際は女同士って割とリスペクトし合ってるんだけど

それを認めたがらない男多数

自分が阻害された気になって不愉快になるらしい

2019-04-20

アニメ製作者の矜持とは

http://www.fujitv.co.jp/muscat/20180392.html

ファンがこわくてセリフを変えられないのかと思ったらプロデューサー希望だったと。

このプロデューサーのやったことは結局、できのわるい原作者へのファンレターだったというだけで「作品」とも呼べないものに落ちている。

クリエイトした意味を問いたい。清々しいくらいにプライドがない。

批判が怖いだけじゃん。

おまけに尺都合で必要な「間」もなく、駆け足な話の流れ。

昔話ですが。

当時つるんでた知人(5歳くらい年上だったと思う)がスラダン大好きで。アニメ化して喜んで見てた。

自分原作は読んでてそこそこ(途中まで)面白いと思って読んでたかアニメも見始めた。

そしたらあれだよ、セリフとか原作なぞるだけ。

から正直に「そのまんますぎてつまんなくない?」と知人に訊いた。

彼女はまんがそのまんまがいい、原作が大好きだから原作に声がついてるのだけが見たい、といった。

自分20歳そこそこだったけど、この意見というか気持ちがなんかカルチャーショックだった。ヤック・デ・カルチャ。

原作がある場合は、そういう思いのファンも少なからずいるんだなと認識した。

それはそれとして。

アニメ製作者としてはどうなんだろなと思うわけ。

原作あれど、アニメ化するうえでは新しい作品を作るわけじゃん。クリエイターとしての挟持とか、原作超えたるわい!ていうような自負とか、ないんかい

大人の事情

知らねーよ。

いっそゴッドマーズぐらい突き抜けたらどうなんだいと思うわけ。

逆にね。

今、JOJO黄金の風アニメもやってるわけだけど。JOJOはあの原作に対してどうやってアニメ化するのかを一部からすごい試行錯誤してて、原作へのリスペクトもすごく感じるわけで、あれはある意味原作のまま」が昇華されてるなと思う。すごいと思う。

でもスラダンはどうなのよ。

人気だから視聴率とれるしアニメ化しよ。

そっか、リスペクトか、足りないのは。リスペクトが感じられないからつまんないのかな。

BANANA FISHはでも、原作好きな人たちが作ってるんだよね。でもつまんないんですがそれは。製作者の力量かね。

カリ城だめなんだよ

モンキー・パンチ先生追悼に寄せて

先日亡くなられた。ご冥福をお祈りいたします。

ルパンIII世、正直にいってしまうと原作マンガはほぼ読んだことがなかった。

年齢的に、アニメ1シリーズを初めて見た当時は小学生だった。

なので、原作は読んじゃいけないものだった(からたまたま手に取れたときにこっそり見ただけ)。

それでもルパンIII世は大好きだった。厳密にはアニメルパンIII世だけど。

その原作を生み出した先生のことは尊敬している。

また、漫画家としての活動活躍も素晴らしいものだったと思っている。


本題、カリオストロの城はだめ(無理)

まずここでいう「だめ」っていうのは個人感情として受け入れられないっていう「だめ」なので、カリ城好きな人は読む必要のない話です。  

判りやすくしとくと、あれが「だめ(不出来)な作品」という話じゃないからね。

宮崎駿代表作とかルパン映画代表作と称してよく紹介される「カリオストロの城」、あれが昔からだめっていうか、アニメ作品に対して批判的な気持ちになった最初でないかなと思う、当時の年齢的に。

ひとことでいってしまうとあれが「ルパンIII世」の一作でなければぜんぜんOKで、ルパンであれはNGという心持ち

宮崎さんは、ナウシカ以降売れるようになってからインタビューなどでよく「子供に見せたい作品を作るには」っていうことをいってます

彼の中でアニメ子供のものっていうのがテーマとしてあるわけなんだろなと。大人向けと称して作った作品もあるしね。

もちろんそのアプローチはぜんぜんかまわない。

嫌だなと思うのは、彼のテーマルパンに持ち込まれ違和感。ほんとにそこだけ。

ルパン大人向けの漫画原作で、アニメテレビシリーズは「アニメ子供だけのものじゃない」の端を切った作品ともいえる。当時だから制作サイドも試行錯誤という実験的試み、冒険がいろいろあって、苦労して開拓したんだろうなって思う。

まり子供向けの作品じゃないってことを自負して作ってたと思うわけ。時代を考えるとそれは相当な思いだなとも思うわけ。

カリ城テレビシリーズを始めた制作陣へのリスペクトがないことにもやもやとする。あるかもしれないけどそう受け取れないんだからしょうがない。

ぶっちゃけ、今思うと宮崎駿作品じたいが個人的にだめだわ。なんかキモい。遠目で見てるとキモさが漂ってくる感じがする。

エンターテナーとして能力が高いんだろうなというのは判るんだけど、ものごとの好き嫌いにおいて嫌いと思ってしまものしょうがないじゃろ。

でもナウシカは好きだけどね。ナウシカだけはね。

そこまで言って委員会でesports

録画してたそこまで言って委員会見てたらeSportsについて話してた

普段あれだけ外交政治だって言ってるパネリスト自分の知らない世界リスペクトすることもなく

「しょせんはゲーム」ってニヤニヤしながら小馬鹿にしててがっかりした

結局こいつらも差別区別の違いがわからんやつらなんだなー

ていうか政治評論家相手にeSportsがどうたら語らせるなんてそこまで言って委員会の質も落ちるところまで落ちたなー

昔は骨のある番組だったけど

2019-04-19

小池一夫の思い出

1968年まれで、小学生のころにノストラダムスブームがあって、五島勉の本を読んでビビっていた。

中学生のころに、小池一夫劇画村塾という本を読んで「漫画ってこう書くのか!」と小池一夫に心酔。

で、高校とき小池一夫が、ノストラダムス伝説という漫画を連載してるのを見つけた。

小学生のころはノストラダムスを信じてたけど、さすがに高校生にもなると反論本とかも読んですっかり覚めていて「いまさらノストラダムス?」という印象。

ノストラダムス伝説は、ノストラダムスの伝記で、妙に立派な人として描かれてる。

作中に小池一夫本人も登場して「これを書くのが私の使命だ!」とか若者に熱弁したりしてるの。

それで、劇画村塾リスペクトが一気に冷めたのが俺の小池一夫の思い出。

2019-04-17

淫夢の何が良いの?

anond:20190415210026

タイトルの通りなんだけど淫夢の良さが全くわからない。

ホモビに出ているだけで中身はただのオッサンを素材にしたMADを作ってるだけじゃないの?

淫夢実況とかもそうだけど別に面白い操作したりしてるわけでもなくて、

みんなが普段プレイしているような出来事が発生しているだけなのに。

間に挟まる淫夢語録が面白いからって話なの?

なんかよくわからんのだよね。biim兄貴リスペクト動画も良さがいまいちわからんかったりする。

NKTIDKSGだっけ?なんかこの世の終わりみたいなパンツを履いているだけの人とか。

バラマキされている動画だけで面白さがわからない。

あとは風評被害起こして騒いでるだけのホモガキばっかりで

淫夢レスリング面白さがわからないんだよ。

追記:どいつもこいつも(四肢を)バラしたいなって…

結局、俺が淫夢否定しているように俺を否定したいだけってね。

(同類たたきとか)笑っちゃうんすよね

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