ルパンIII世、正直にいってしまうと原作マンガはほぼ読んだことがなかった。
年齢的に、アニメ第1シリーズを初めて見た当時は小学生だった。
なので、原作は読んじゃいけないものだった(から、たまたま手に取れたときにこっそり見ただけ)。
それでもルパンIII世は大好きだった。厳密にはアニメのルパンIII世だけど。
また、漫画家としての活動・活躍も素晴らしいものだったと思っている。
まずここでいう「だめ」っていうのは個人の感情として受け入れられないっていう「だめ」なので、カリ城が好きな人は読む必要のない話です。
判りやすくしとくと、あれが「だめ(不出来)な作品」という話じゃないからね。
宮崎駿の代表作とかルパン映画の代表作と称してよく紹介される「カリオストロの城」、あれが昔からだめっていうか、アニメ作品に対して批判的な気持ちになった最初でないかなと思う、当時の年齢的に。
ひとことでいってしまうとあれが「ルパンIII世」の一作でなければぜんぜんOKで、ルパンであれはNGという心持ち。
宮崎さんは、ナウシカ以降売れるようになってからインタビューなどでよく「子供に見せたい作品を作るには」っていうことをいってます。
彼の中でアニメは子供のものっていうのがテーマとしてあるわけなんだろなと。大人向けと称して作った作品もあるしね。
もちろんそのアプローチはぜんぜんかまわない。
嫌だなと思うのは、彼のテーマをルパンに持ち込まれた違和感。ほんとにそこだけ。
ルパンは大人向けの漫画が原作で、アニメテレビシリーズは「アニメは子供だけのものじゃない」の端を切った作品ともいえる。当時だから制作サイドも試行錯誤という実験的試み、冒険がいろいろあって、苦労して開拓したんだろうなって思う。
つまり、子供向けの作品じゃないってことを自負して作ってたと思うわけ。時代を考えるとそれは相当な思いだなとも思うわけ。
カリ城はテレビシリーズを始めた制作陣へのリスペクトがないことにもやもやとする。あるかもしれないけどそう受け取れないんだからしょうがない。
ぶっちゃけ、今思うと宮崎駿作品じたいが個人的にだめだわ。なんかキモい。遠目で見てるとキモさが漂ってくる感じがする。
エンターテナーとして能力が高いんだろうなというのは判るんだけど、ものごとの好き嫌いにおいて嫌いと思ってしまうものはしょうがないじゃろ。
ナウシカは原作は好き
ルパン三世のテレビシリーズ1stは再放送で人気でてその後のシリーズに繋がったわけだけど 低視聴率で最初の監督が途中で降りたから半分くらいは高畑宮崎大塚のチームが作ったから 一...