はてなキーワード: 内覧とは
賃貸マンションでスーモに掲載されているのに「あ、これちょっと前に決まっちゃいました」「更新にタイムラグがあって、、」って言い訳、業界外からしたら、クリック一つで更新できるのにそんなに反映が遅い訳ないだろ、あえてやってるんだろうな。って思われがちだけど、本当に悪意なくやってる事も多々ある。
原因としては貸主側の業者と、スーモに広告を出している業者が別会社で、ここの情報共有がうまくできていないことにある。そして広告を出す業者の方が立場が弱いことも要因だ。
例えば物件の貸主≒大家が不動産業者Aに賃借人募集(と月々の管理)をお願いしているとする。
Aが直接スーモに募集広告を掲載することもあるが、スーモも無料じゃないので、別の業者(業者B、業者C…)に広告掲載を許可して誰かが借主を連れてきてくれるのを待つことも多い。
そもそもAが管理だけやってて、仲介は業務としてやっていないケースもけっこうある。Aに個人客から直接内覧希望が来ても対応できないから、広告も出さないケースも多いのだ。
その後Bが連れてきたお客さんで契約が決まった場合も、AからCに「この物件は契約になりましたので広告を取り下げてください」とは連絡しない。基本、放置されており、BからAに問い合わせない限り状況を教えてはくれない。
なぜならばBやCは、Aにお願いして物件広告を「出させてもらっている」立場だから。情報元が強いのだ。
BやCは基本的に毎日または何日かに一回、Aに対して「この物件まだ募集中ですか?」と問い合わせはしているが、
Aが大手である場合は回答も早いが、地域密着のおじいちゃんがやっているような会社だとなかなか電話がつながらなかったり、電話しても担当者不在だと何回もかけなきゃ状況が把握できない。
借りる方も借りる方で、心が決まってないのに、とりあえず押さえとこ、で申し込み入れたり気が変わってキャンセルしたりするから、よけい現状の情報共有がぐちゃぐちゃになる。
よくわからない状態で掲載されたままになっている物件はこうして誕生する。
ちなみにレインズが一般公開されれば解決、みたいな意見もよく見るが、レインズには全ての物件が掲載されているわけではないし、レインズに掲載されていても電話で最新の募集状況を問い合わせるのが通常だ。(その程度の情報精度)
もし解決方法をあげるとしたら、大家と管理会社と仲介会社が全部合体して直接借主と契約すればよいが、個人大家と零細企業が多すぎるので道のりは遠いだろう。
なんだかんだ宅建業法等のルールは一応守ってる会社が多いと思う。守ってない会社もそりゃあるだろうが。
両手取引はそもそも禁止されていない。仲介手数料の上限は定められているからいくらでも取り放題というわけではない。
また売主へは仲介手数料をサービス(上限の半額など)にする会社も多くあると思う。
ところで多くの消費者は賃貸物件を借りる時に初めて不動産屋を訪れるということが多いのではないか。
不動産屋も同じ、契約が成立しないと売り上げがない。時間をかけて物件を勧めて内覧何件も回っても、ゼロ円だ。
売買はもっと酷い。売りに出すには様々な調査が必要だ。俺はあまり詳しくはないので割愛するが、謄本を取得したり現地調査をしたり、ネットに載せるならそれももちろんお金がかかる。
しかし売れなければ売主から1円ももらわないのだ。1円ももらえないかもしれないのに販売活動を頑張らないといけない。
一般媒介を業者が嫌うのはそういうわけだ。一般媒介は複数の業者に販売活動を依頼できる。どの業者も必死で販売活動しても、1つの業者でしか契約はできない。買主を見つけられなかった他の業者は損しかない。
仲介手数料を取ることでしか利益が得られないのだ。だから必死で両手取引しようとする。
だからその仕組みをまず変えない限り不動産屋だけが悪いとは思えない。ルール違反してレインズに載せない業者は悪いが、他社の広告を承諾しないのは違反ではない。
広告承諾したとして、スーモやホームズ等に何社も同じ物件を載せてなんの意味がある?ちょっと考えてみてくれ。
片手しか手数料もらえない他社の物件を必死こいて販売活動する業者はむしろ少なく、自社で売主から物件を預かり自社で必死に売るという仕組みがそんなにおかしいとも思わない。
まず売りに出したいという客から手数料を取ろう。査定料を取ろう。ただで査定してもらえると思うな。広告費は客に負担してもらおう。買いたい客からも手数料を取ろう。案内する際には交通費と案内料を取ろう。賃貸でもそうだ。内覧には手数料を取ろう。
それでいいんだね?
売り物件の査定が有料でいくらでいつ売れるかわからないのに手数料が必要となると、売りしぶりが増えるだろう。中古物件の流通が少なくなり、売らずに放置する空き家が増える。
賃貸物件の内覧に手数料がかかると、内覧せずに決めて揉め事が起きたりまた貧乏人が部屋を借りることを少し難しくするだろう。
そんな未来しか見えないが、頭いい人達はもうちょっと何かいい案があるだろうから教えてくれ。
ちょっと煽ったけど本気で知りたい。どうしたら不動産業界が反社と言われずに済む?ほんとの反社はともかく、他社の広告を断って両手取引するだけであの叩かれようは酷いと思った。
はてなあもすなる家買日記といふものを 我もしてみんとてするなり
(はてなーが最近やっている家購入記を、俺も便乗してみようと思い書いた)
・子供が産まれることになったので、それまで住んでた借家をやめて家を買うことにした。
子供が動き回るようになると床や壁を汚したり壊したりするだろうし、家のカスタマイズもしたくなるだろう。これまで数回の引っ越し・荷造り作業が非常に手間だったので、幼児の育児しながらの引っ越しはまず不可能だと予想された。
・妊娠初期からなんとなく探し始め、妊娠6ヶ月で本格的に探し始め、出産3ヶ月前に物件決定、1ヶ月前に引っ越した。
物件選定、下見、ローンや物件の契約は俺と妻二人で行い、実際の引っ越し作業は俺一人で行った。
・庭付き一戸建てを借りて2年間住んでおり、自分たちが家に求める重視したい要素と、どうでもいい要素をある程度把握できていたので、それを家探しに反映させた。
物件選定
・ネットの物件情報サイトで市町村名で絞り込み、安価順にソートして諸条件から気になる物件を20件ほどリストアップ。
中古の場合は値引きの可能性もあるので、これまでなら出せる上限価格の2割増しまでリストアップした。
リストアップした物件はぜんぶ休日に現地に行き外観や周辺環境を見た。不動産屋に連絡して内覧させてもらったのは上位5件。
・エクセルで物件比較表を作り、要素ごとに傾斜配点して点数を付けて最も高得点の物件を買った。
高配点順に、「駐車場台数」「延床面積(部屋数)」「価格」「構造」「築年数」「両実家からの距離」「校区小学校からの距離」「最も近い保育園からの距離」「バス停からの距離」「敷地面積」「土地条件」「駐車場が露天か屋根付きか屋内か」「他」
俺が比較表を作り、いちおう妻にも見せて意見を聞いてたが、ほぼ追認状態だった。
(実際に使ったエクセルファイルを晒そうかと思ったけど、増田は添付ファイル付けられないんだね。)
以下、各項目ごとに説明する。
「駐車場台数」
地方都市なので車がないと何もできん。俺バイク通勤、妻は車通勤。子供が産まれれば子の保育園への送迎のため俺の車も必要になる。なので最低2台分。駐車場無しは論外、1台分のみの場合は庭を潰して駐車場追加できるか、もしくは周辺道路に恒常的に路駐できる立地か(車庫法違反になるが、住宅街では実家で車庫証明とっていつも路駐してる人も多い・・・)で判断。
両親が子育て手伝いに来てもらえばその車を止めるスペースも必要になる。できれば3台分ほしい。
→ 3台分ある家を買った、妻車、子送迎車、残り1台分はバイクガレージとして使ってる。両親が来たときは住宅地の最奥で交通量が少ないので車庫の前に路駐してもらってる。
「延床面積(部屋数)」
リビング、俺の部屋、妻の部屋、寝室、将来の子供部屋、で4LDKが最低条件。もちろん部屋は多いほど良く、面積は広いほど良い。
→ 6LDKとなった。部屋は多いほどいいと実感している。寝室二つにしていつもは3人一緒に1Fで寝て、風邪ひいたら一人だけ2F寝室で寝たり、いろいろ助かる。
「価格」
世帯年収1700万~2200万。物件価格4000万が上限と妻と合意したので、4800万以内で探した。
(妻は公立病院勤務医で、当直・オンコール量により増減。妊娠後期から産休までは時間外一切無しなので1200万、育休明けから現在までは週2のオンコールのみなので1400万程度。ただ住宅ローン審査では前年までの源泉徴収票で判断するので、金融機関からは1700万として見られてたはず。
俺は残業あっても無くても500万。県庁は時間外手当ほとんど付かない)
→ 建物の登記で持分1/2ずつ、土地は保留地なので組合の所有者台帳に連名で記載、実際の負担も1/2ずつとした。
「構造」
当時住んでた借家が築10年のプレカット工法の木造住宅だったが、壁の外板(サイディング)つなぎ目シーリングが劣化して雨水が浸入し、中の木が腐って雨漏りがあり、さらに同構造の隣家の2Fベランダが腐って半壊してて、プレカット木造住宅には不信感があり対象外とした。
両実家は築2~30年の鉄筋コンクリート造だが目立った不具合はなく、信頼感があった。
よって鉄筋コンクリート(RC)造、鉄筋コンクリートブロック(RCB)造、軽量鉄骨造の順に高評価とした。
→ RC造を買った。売主(建て主)がリフォーム業の社長で、その知識を生かして作った注文住宅ということで、内覧して一目見て質がいいとわかる造りだった。階段上り下りしても木の軋み音が全くしないとか、天井が高いとか、天井裏みたら断熱材が分厚いとか、床下も広いとか、壁収納が各所に多い(いまだ使い切れてない)とか。
「築年数」
新築のほうがもちろん良かったが、当時は型枠職人不足が顕著でRC新築坪単価が異常に高騰しており、手が出る価格の新築はプレカット木造ばかりなので、中古住宅中心に探した。
住宅ローン控除が効くのがRCだと築25年以内の購入なので、築25年が一つの基準。ただし利率負担以上に安い物件があれば築25年以上でも良い。
→築20年を買った。コンクリートのひび割れ等は全く見られない。
とても幸運なことに、俺の実家と妻の実家が車で10分の近距離で、かつお互いの職場からも車で20分以内の距離だったため(これは結婚決めてから判明)、両実家に近い位置で探した。
夫婦二人ともフルタイムで働いており、育休あけてから祖父母のサポートが絶対に必要になると予想されたため、両実家から車で30分以内の条件で探した。
妻実家のあるA市と俺実家のあるB市は隣接。AB市か隣接した市町村で絞り込んだ。
→両実家の間で妻の実家寄り(妻の両親の毎日の散歩コース)の物件となった。
中学生になれば自転車やバスが使えるから距離があってもいい。小学生(特に低学年)は徒歩通学が基本になると思われるので、子供が歩いていける距離として2km以上で足きり。できれば1km以内。
→買った家の校区小学校は崖を迂回しないといけないので延長距離4kmあり足切り対象なのだが(この家が家の造りや面積の割に安かったのはこれが第一要因だと思う)、妻の実家が市境を挟んだ隣の市にあり、妻実家の校区小学校は家から800m。これを生かす。
越境入学は同市内ならまだなんとかなるかもだが、別の市だとほぼ不可能。市民税納めてないし仕方ないね。
認可保育園であっても世帯年収から保育料が最高負担額(月6万ほど)になるので、認可外・認定保育園でもいい。車で送り迎えになると思われるので小学校ほど距離は気にしないが、あまりに遠いと渋滞もからんで勤務時間に支障する。
→結局、基準に沿って運営されてる認可保育園が安心だねとなり、家から3kmほど離れた保育園に入園できて車で送迎してるので考慮する必要はなかった項目。
子供が高校生になれば離れた進学校に行くかもしれず、そうなればバス通学となるだろうから、あまり遠くないほうがいい。2km以上で足きり。
→1.5kmほど先に本数の多い路線のバス停がある。高校生なら歩ける距離だろう。
「敷地面積」
庭は無くてもいいが、あればいろいろ使えるだろうから。ガーデニングとか、子供が歩けるようになったら庭でプールとか、小学生になれば犬を飼うとか。
→30㎡ほどの土の庭がある。興味なかったが、いろんな植物植えてデザインするのはやってみると楽しい。
「土地条件」
当時は東日本大震災から数年のちで津波の記憶が新しく、標高は確保したい。
谷地は通気性悪く水害ありそうなので避けたい。崖ぎわ地は見晴らし良いが安定性が心配だが切り土なら問題なし、盛り土は絶対不可。平坦な住宅地の中なら土地安定性やリセールバリューは良いが、道に面した1方以外の3方を他民家に囲まれていて息が詰まらないか心配(両実家も借家も、2方のみ他民家で1方は林や崖だった)
→ 数十年前に台地を切り土して造成した住宅地の南に開けた崖ぎわの物件にした。この物件を候補にしてからは県立図書館に行って明治時代以前からの古地図を見たり、国土地理院のサイトで米軍撮影の1945年前後の航空写真を見たり、県の地図サービスで災害指定区域を確認したりして、
昔と今とで大きく地形が変わってない(その間の大きな地震でも崩落等してない=地盤が強い)こと、盛り土ではなく切り土であること、敷地が急傾斜地崩落危険区域に指定(再建築時に制限がかかる)てないこと、を確認した。
眺めはいいし、日当たりはいいし、リビング先の庭の先は斜面で林なので四六時中リビングのカーテンを開けたままにしておけるし、今のところは満足している。かつてない巨大地震が来たら土地も家も無くなって無くかもしれないけど。
→ 土地区画整理事業が施工中で保留地上の物件なので、いろいろ勉強して詳しくなった。ネットバンクの住宅ローンが使えない以外はデメリットは無かった。リセールバリューには影響するかもしれんが、この家を売る頃には換地処分は終わってるでしょ。
→ 用途地域にこだわりは無かったが、小学校やバス停までの距離で足きりすると必然的に市街化調整区域は除外され、市街化区域の第一種低層住宅地域の物件ばかりとなった。
車もバイクも雨ざらしにはしたくないので最低でも屋根があったほうがいい。無ければあとからカーポートを付ければいいが費用が200万ほどかかる。できれば横風や埃も防げる屋内駐車場だといい。
→ 電動アルミシャッター付の屋内駐車場となった。ガレージとしてバイク整備に使えて最高。壁にアンカーボルト打ち込んでメッシュパネル付けて工具並べてある。密閉空間で音が漏れないので雨でも夜でもエアコンプレッサーやディスクグラインダーが使える。ぐへへ
「他」
周辺環境は閑静な住宅地の最奥で、家の前の1.5車線道路は交通量少なく(周辺家に用事のある車しか通らない)子供を道で遊ばせても大丈夫そう。家が売りに出ている理由が、売主夫婦が高齢になり介護付住宅に引っ越すための処分ということで、周辺とのトラブルが理由ではない。下見や内覧のときに両隣・道向かい・道向かい両隣の方に挨拶して少し話したが、変な人はいなかった。
→現在も、たまに顔を合わせたら挨拶してちょっと世間話するくらいで、軽い近所付き合いのみしている。
保留地のせいか自治会対象外となっており、自治会費や行事参加の負担がない。
なにより妻の両親の毎日の散歩コースにある家で、毎日周辺を見てる妻の両親から「問題ない」とお墨付きをもらえて安心できた。
県庁所在地隣接の市街化区域なので、小児科は車で10分以内に3院、大きな総合病院も車で20分以内に2院、他内科や整形外科クリニックも徒歩(車2分程度)に数院あり、医療関係に不安はない。
買い物も価格重視のスーパーからちょっと高めのデパート系列のスーパーなど車10分圏内に5~6件、ドラッグストアやホームセンターも車10分圏内にあり問題ない。
(年とって車も運転できなくなったらどうしようね?3食つき老人ホームに入るしかないか)
購入
妻は倹約家(いくつかの趣味以外には服や娯楽に金使わない)なので現金一括で買えるだけの貯蓄があったが、住宅ローン減税のおかげで利息負担無しで借りられるので、何かあったとき手持資金確保のためもあり、常識的に頭金を1割入れて残りはローンを組んだ。
均等に資金負担しようということで、持分1/2ずつの共同債務とした。
住宅ローン控除年1%よりも融資利率が低ければ、借金して金が入ってくる逆ざやとなるので、控除が効く10年間はなるべく融資残高を増やすべく、20年ローンとした。10年たったら一括繰り上げ返済する。月々の返済額が減るぶん貯めておく。
変動金利のほうが遙かに利率は低かったが、金利変動リスクを避けたくて10年固定金利にした。(でも今の状況だと変動のほうが得だったな。賭けに負けた。)
土地区画整理事業地内の保留地上の物件という特殊条件のため、年利0.65%等の低金利を誇るJNBやソニー銀行等のネットバンクのローンは使えなかった。
地場の都市銀行2行に仮申し込みし、低利率のほうに本申込した。(妻がメインで使ってる銀行のほうが高かったので担当者からずいぶん引き留められたが、仕方ない)
世帯年収の2~3倍程度の物件価格、お互い安定した職業ということで審査はトントンで進んで融資決定の連絡があった。
年収(源泉徴収票)以外の金融資産も開示したが、融資担当者は俺の数百万の貯金はチラッと見ただけで終わりだった。ちょっとプライドが傷ついたぜ。
利息は0.8%台で、融資手数料等の諸費用を含めると逆ザヤは僅かとなった。
住宅ローン減税は初年度こそ税務署に行っての確定申告が必要で面倒だったが、2年目以降は年末調整で職場に用紙出すだけなので慣れれば手間でない。
・値引き
基本的に都市部の中古住宅は売り手市場だが、この物件は1年前に4800万で売りにだして売れず4600万で売られており(校区小学校が遠いのと保留地なのが原因だと思う)ちょっと強めに出てみた。
不動産屋を介して、「もともとの予算が4000万なんです、がんばって4100万なんです、保留地なので金利の安い住宅ローンが使えなくて苦しいんです、金利分まかりませんか?」と。
4400万のオファーがあり、こっちは4200万で再度要請。最終的に「4300万よりは下げられん、それで無理なら売るのは諦める」との回答で、4300万で妥結した。
近くにある小学校距離と保留地以外の広さや造りや築年数が似た物件は6~8000万で売られてるので、造りのいい広い家を安くで買えたと満足している。
・不動産屋
仲介手数料は上限いっぱい取られたが、土地区画整理組合との所有者変更のやりとりや価格交渉で駆け回ってくれたので不満はない。
・司法書士
登記関係は銀行指定の司法書士に一任した。土地は登記がないので建物分のみ。市中の方に依頼したらもっと安かったと思う。
反省点
結果論だが、保育園までの距離は考慮しなくてもよかった。それ以外は満足。
子供が産まれる前は「田舎で静かなところがいいね」と学校までの距離をきにせず人里離れた田舎の広い一軒家をネットで見た「こんなところいいね」と話してたりしてたが、子供が産まれると子供第一の選定となった。でも子供が独立したらまた判断基準が変わるんだろうな。
正確には通る見込み。なにやら入居申込書に抜け漏れがあったらしく、「その確認が取れれば審査は通ります」とのことだった。どうでもいいけど、今まで書類に不備がなかったことがねえな。
正直、絶対落ちると思っていた。
家賃安めだし、賃貸と書いたけどシェアハウスだし、積極的に外国の方を受け入れているし、一般的なアパートよりは比較的ハードルは低かったのかもしれない。
しかし高くない収入。会社には属しているけど、半年契約の業務委託。非正規に雇用すらされていない。利子が膨らみ切った借金、カードや家賃の支払い滞納も枚挙にいとまなく、納税も滞っている。水ガス電気、ネット、携帯はだいたい止まっているっていう、物件のハードルの低さを補って余りある(???)私の人間レベルの低さよ。
ただわたしには、そういう核心的な部分を隠して人前に立つと、必要以上にちゃんとした人間と思われるという最高の特技がある。
私はひとつの集団でうまく人間関係を築けたことがマジでない。ただ、その場限りの人当たりはマジでいい。まともに学校生活が送れず頭も悪かったのに、神がかり的に強運だったお蔭で良い大学を出た。就職活動では当然つまずいてニートになったけど、人づてに今の会社に入ってしまった。またこの会社の、立派なこと。給料は全然高くないけど、人に言うとだいたい褒められる。半年契約の業務委託もフリーランスと言えば聞こえよく、なんとか食いつなぐために続けている一発仕事も最近では「複業(副業)」とかいうトレンドだ。かっこい~。
でも私には何かが足りてない。
皆が知ってる情報をなぜか毎回キャッチアップできてないこと。そのせいで受けなきゃいけない試験や出さなきゃいけない書類をスルーして、その後の生活がどんどんガタガタになっていくこと。
近所の丘の上で転ぶ練習をやらなきゃ足がそわそわして気が済まなくて、血が出てもやめられなかったこと(なんなんだ)。
水道が止まってコンビニにトイレを借りに行き、間に合わずに屋内で全部漏らしたりしたこと(すみません)。
人の顔が覚えられないこと。何度確認しても書類に不備が出ること。人の声を拾えないこと。お金の管理ができないこと。そうして膨らんだ借金。逃し続けたチャンス。不健康。全部が中途半端になんかすごいうんち。普通にだらしない。
少し前、借金と不健康で首が回らない中、甘い考えが頭をもたげ、助けを求めに実家に帰った(飛行機なので往復数万かかる、無理すぎた)。
我が子は今日も順調そうで鼻が高いと、心底嬉しそうな両親が私を迎えてくれた。私も嬉しいよ。だから東京での、刺激的で充実した最高の生活について話して聞かせる。私は東京で楽しく元気に暮らしています。皆さんのおかげです。本当に恵まれている。ありがとうfamily。そしてまた足場が固められていく。どんどん豪華なやぐらができる。その頑丈な足場の上に乗っかってる生ゴミ。もう一人ではとても降りられないから、誰か……
しかしこうして入居審査に通ることで、自分、社会的に人権がある、終わり切ってない、全然どん底じゃない、まだまだ頑張れる、明日も明日が来る、この先も落ちていく場所があることがよくわかりました。
うんそう、絶望なんて、そんな資格はまだない。わたしにはまだ頑張らなきゃいけない明るい未来がある。当たり前じゃないですか、大人なら皆やってることですよ。甘えるのもいい加減にして。
内覧の際、物件担当の方からの印象は、志高く愛想よく、多分だけどかなり良かったと思う。
ただここまでだ。わたしが「いい人」でいられるのは。
どうせ入居したところで人の顔色を伺うばかりでまっとうなコミュニケーションなんて取れず、ニヤニヤウロウロしながらリビングを遠巻きにして、仲間に入ろうと思って発したひと言からボロを出し、今度は自分が遠巻きにされ、それでもボウフラのように気色悪くしばらくその場にとどまった末、結局耐え切れず静かにドロップアウトすることになるでしょう。
もっと言えばさ、この日本に限って言えば、殺す権利を付与してもいいくらいなんじゃないかなと思う。
政治家や高所得者(経団連とかね)がこの国の舵取りをしているなら、彼らの失策と搾取で死んだ人、生まれることができなかった子供たちの分までカルマを背負うべきだと思うんだよね。天譴が下らないと割に合わないような社会構造になっている。それは資本主義の構造の問題ももちろんあるけど、この国の上位層のモラルのなさが生み出したものだ。日本の金持ちは寄付全然しないしな。世界寄付指数ワースト3位だそうだし。
日本はたいして宗教的でもないし、道徳心があるわけでもないし、戦略的なものの見方をするわけでもないので、放っておくと上位層がどんどん醜く肥え太る。アジア太平洋戦争の時なんかがまさにそれで、今もその構造は全然変わってない。政治家と官僚の驚異的な自己保身と労働者からの搾取でこの国は成り立っている。
特に道徳心のなさは凄い。児童生徒に妙な道徳教育を施しながら、まるでモラルがない。
日本の道徳心は儒教が元になっているが、その儒教をもバカにし始める始末だ。孟子が「剣で人を殺すのも、悪政で民を殺すのも、何も違いはない」って言ってたろ。あれが「道徳」だろうがよ。高所得者どもはいい加減殺人をやめろ。いいか、高所得者のクソどもは孟子の恵王の章を読め。熟読しろ。お前らは恵王だ。「なんでうちら頑張ってるのに隣の国とあんま変わんないんだろうにゃあ」とか言ってるのがお前らだよ。孟子に説教されろよ。2500年前の話だぞ。少しは進歩して見せろクソどもが。最低限、進歩しているというポーズを維持して見せるくらいのことをしろ。政治家腐りすぎだろ。飲み屋のオッサン上がりかよ。まともな知性があるフリくらいしろ。
話は戻るが、高所得者が底辺連中を殺しにかかるなら、正当防衛しても問題なくないか?
そのくらい脅しつけないと上位層どもは危機感持たないだろ。そのくらい腐り果ててるだろ。奴らのモラルはもう2500年前のものだから、ダイレクトに「人を殺したら祟りがあってお前死ぬぞ」くらい言わないと、そして実際にそれが起きないと目を覚まさないんじゃないのか?今はもううでかい戦争も内覧も起きないから、上位層どもは死の恐怖を忘れて際限なく腐っていくだけだ。お前、腐ってるだろ?恵王は少なくとも孟子に耳を貸したが、お前らはどうよ。クズども。中国史の昏君のテンプレ「妊婦の腹を裂いて、男児か女児かを確かめる遊びをした」のとほぼ変わらないことしてるからなお前ら。武烈天皇でもリスペクトしてんのか?
つーか、いい加減資本主義はもう無理だろ。マルクスが資本論で書いてた通りの展開になってもう何年経ってるんだ?ネットの発達で底辺連中にまで情報がいきわたったことで資本主義の壊滅は決定的だろ。お偉い学者さんらは何してるんですかね。資本主義はもう限界です。共産主義は人類には早すぎました。ってなってるところで何で資本主義を加速させてんだよ。今が日本史上最高の景気なんだって?お前ら牟田口かよ。現実を見ろ。新自由主義とか言ってる場合じゃないだろ。金を回せ。高所得者のモラルのなさを何とかしろ。
それが無理なら、こっちにはもう選択肢は残ってないだろ。
俺はクソ底辺で今は何とか生きてるが、これ以上殺しににかかられたらそのうち武器を手にする可能性があるだろ。これってどこに声を上げりゃいいんだ?
マジで高所得者どもは死体の上で飯を食ってることを自覚しろよ。
そして責任果たせよ。
無神経でタフな人だと思っていたけど、半年ほどであれよあれよと無職になった。
で、私が働きだした。
暇な時期は、社外。
言語はその時によってPHP、java、python、.NET。
現場のエンジニアとしての業務だけではなく、SEとして客の前にも立つ。
でも本当はパソコンの前でぱちぱちやってるのが性に合っている。
電話が鳴るたびにビクビクしてる。
ストレスすごい。
社外は楽。
できればずっと社外にいたい。
これで年収は450万くらい。
月6万くらい。
あとは主夫業。
ハッキリ言ってプレッシャーを感じている。
これが予想以上に重いのだ…。
パソコンの前でぱちぱちやるだけならまだいい。
でも経験を積めば積むほど、客の前に出される。
嫌だ…。
むりぃ…。
たすけてぇ…。
でも私が働けなくなったら家庭は崩壊する。
辞めたくても、辞められない。
逃げたくても、逃げられない。
すげー絶望感…。
だけどその裏で旦那は、このプレッシャーに耐えていたんだなよな…。
男は外で働くだけ。気楽でいいよな。
なんて思ってた。
もちろん独身なら、気楽だと思う。
どんなに嫌なことがあっても逃げ出せない。
レールの上から振り落とされないよう耐えて、耐えて、耐え忍ぶしかない。
耐えきれなくなった時は、家族が路頭に迷う時。
重すぎだろ…_| ̄|○
でも世のサラリーマンは、みんなこの重さに耐えているんだよね…?
すげーよ
でも狂ってるよこんな世の中。
■追記
実は3人目が生まれてから、マイホームの購入を検討したことがある。
私は買う気満々。
どうするの?買うの?やめるの?
2人目ができた時。
あの時も旦那は煮え切らなかった。
産むのか、おろすのか。
3人目はどうしても作りたがらなかったが、旦那が酔った隙にできた。
何か1つ持つたびに、責任は重くなり、逃げ道が無くなっていく。
旦那はそんな地獄にたどり着くのを分かったうえで、淡々と受け入れてくれてたんだなと。
たった一人で、この重さと戦ってくれてたんだなと。
それが巡り巡って、今自分に回ってきたんだなと。
正直、3人も産んだのを後悔している。
親として最低だと思う。
考えちゃダメなこと。
でも考えれば考えるほど、後悔という結論に行きつく。